朝がくるまで今日は ξξ “ З.“)人(`_´ )
- 1 名前:きら@55 投稿日:2003/09/11(木) 09:08
- 紫版でメロン村大をかかせてもらっています、きら@55
といいます。
今回は斉大(ちょっとエロ)を書かせていただきます
同時進行していくので宜しくお願いします。
- 2 名前:きら@55 投稿日:2003/09/11(木) 09:24
- 仕事が終わって家に着いた雅恵の服は、大量の水を吸収して肌に
吸い付くくらいにびしょびしょに濡れてしまっていた。
さっきまで雲の隙間から太陽が顔を覗かせていたのに、急に天気が
一変してひどい夕立ちに襲われた。
髪の服もずぶぬれで、外は雷が鳴り出すしまつだ。
- 3 名前:きら@55 投稿日:2003/09/11(木) 09:26
- 「マジでぇ…」
雨の音も耳障りだけれど…
「ん?」
さっきから携帯電話がなっているのに気付いた。
「はい」
相手はわかっているのに、どうして何も返事をしないのだろうか…
言葉を全く発しない相手に痺れを切らして、雅恵は彼女の名前を
呼んだ。
「ひとみん?」
「…ぇちゃぁ…ん」
消え去りそうな彼女の声。
「ひとみんどうしたの!?」
心配で思わず強い声で言い返す。
- 4 名前:きら@55 投稿日:2003/09/11(木) 09:43
- 「怖いよぉ…、雷…」
「なんだ雷か…」
君はもう何歳になるんだい?そんな事を冗談まじりに聞いたけれど
、受話器の向こうからは鼻をすする音がして、彼女が本当に怖がっ
ている事が分かった。
以前にもこんなことがあったりなかったり、とっても甘えん坊で
寂しがりやで、一見気が強そうだけれど、本当はずっとか弱くて
臆病でナイーブな人間なんだって事を知っている。
「…こわいよぉ…助けて、はやく来てよぉ…」
「っっ」
無造作に投げ出されたカーディガンを羽織って、携帯片手に彼女の
家まで走った。
- 5 名前:名無しさん 投稿日:2003/09/11(木) 22:44
- お!斉大ですか!
…某主任さんが喜びそうだ。
- 6 名前:きら@55 投稿日:2003/09/12(金) 15:35
- 「ったくっもう…」
ドアが開かれるなり抱きついてきて、雅恵の胸に顔を埋める。
「はやく来てって言ったのに」
「来たじゃん、入っていい?」
「…うん」
馬鹿だなって瞳の頭を撫でて、びしょびしょになったカーディガン
をハンガーにかけた。部屋の中は瞳の香水の香りでいっぱいで、
なんだか目眩がしそうだ。
「ひとみん?おーい」
まだ怖がって震えている。普段が普段なだけに、こんな弱々しい
彼女を見るのはとても珍しくて、小学生の男の子が好きな女の子に
いたずらしたくなるような…そんな感覚が自分の中にあって、わざ
と彼女が嫌がるような事をしたくなった。
- 7 名前:きら@55 投稿日:2003/09/12(金) 15:40
- 「わぁーー!!!!」
「きゃぁー!!!」
突然叫んだ雅恵に案の定驚いた瞳が抱きつく。
「あっはっはっはっはー、はぁーおっかしい〜」
「ちょっとひどくない?雅恵ちゃん」
「ひーごめんごめん。だっておもしろいんだもん」
雅恵の服の袖をしわができるくらいにギュッと掴んで、おどおどし
ながら周りの様子を伺っているそんな姿がまた余計にかわいらしく
感じておもわずぎゅぅっと抱きしめた。
「ひとみんは弱虫さんですね」
「大声あげられたら誰だってビックリするわよ」
雅恵の服を掴む瞳の手の力が弱まった時だった、大きな音と共に
空が光った。
「きゃー!」
「わっびっくりしたぁ、これは落ちたな」
同時に部屋の電気が消えて真っ暗になる。
- 8 名前:きら@55 投稿日:2003/09/12(金) 15:50
- 更新終了です。
- 9 名前:きら@55 投稿日:2003/09/13(土) 04:06
- 「ど、何処行くの?」
「ブレーカーあげてくる」
「やだ側にいてよ」
「すぐ来るから、ブレーカーどこ?」
「洗面台の隣だけど…」
携帯電話のディスプレイの明かりを頼りに、おぼつかない足取りで
洗面台までたどり着くと、ブレーカーのスイッチをあげた。
「ん?」
何も反応しない。
「電気屋さん呼んだ方がいいのかなぁ」
「雅恵ちゃん?」
「ねー電気ついてないよねー?」
「ついてないよ」
再び瞳の所まで戻って、雅恵はある物を探して部屋の中を物色始め
た。
少しおどおどしながら瞳は雅恵の行動を目で追う。
- 10 名前:きら@55 投稿日:2003/09/13(土) 04:09
- 「何してるの?」
「ひとみんの部屋ならあるよね、ほらあった」
雅恵が取り出したのは瞳のアロマキャンドル。
「どう?明るくなった?」
「少し…」
「まったく、なんて顔してんだよぉ」
自分よりも身長の低い瞳が、いっそう小さく見える。臆病な彼女の
肩を抱いて、耳元で囁いた。
「臆病なひとみんもかわいいよ」
「こんな時に何言ってるのよ」
アロマキャンドルの明かりで照らされた瞳はとても色っぽく見えて
いつもと違う環境というのはこうも気分をも変えてしまうのだろう
か。
- 11 名前:名無し読者 投稿日:2003/09/17(水) 03:09
- 斉大ですか!期待しています!
- 12 名前:きら@55 投稿日:2003/09/19(金) 04:48
- 「ねーねー」
「んん?」
返事をした瞳の口をやや強引に塞いで舌を滑り込ませながら彼女を
味わう。
時々喉の奥から漏れる息とディープキスによるいやらしい音が、
部屋の中に響いて雅恵と瞳の耳にもはっきり聞こえた。
「ひとみん」
いいよね?って目で訴えかけられたら、素直に頷く事しかできない
のを知ってるくせに。
- 13 名前:きら@55 投稿日:2003/09/19(金) 04:51
- ちょっとだけ更新
- 14 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/01/31(土) 20:43
- 放棄?
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