READY STEADY GO
- 1 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/10(土) 17:52
-
どうもでございます。
前にseekで自分評価で駄作を書いていた者です。
今回、勝手に「リベンジ!」って事で書かせて頂きたいと思います。
よろしくお願いします。
- 2 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/10(土) 17:53
- ready steady can't hold me back
ready steady give me good luck
ready steady never look back
let's get started ready steady go
- 3 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/10(土) 17:55
- 『ZZZ・・・』
「・・・ちゃん。」
『ZZZ・・・』
「・・・ちゃんってば!」
『ZZZ・・・』
・・・ちゅっ
『ん・・・?』
「やっと起きた・・・。」
目の前に顔が・・・なんで真っ赤なんだ?
・・・ま、いっか。
『・・・なんでお前がここにいるんだよ?』
「亮ちゃんを探しに来たんだよ。」
『なんで?』
「なんでって・・・それは・・・」
『それは?』
「そのぉ・・・」
『その?』
「・・・もう、いいじゃん!そんな事!」
『そこまで言っといてお前、逆切れはねぇだろ!』
「だってうまく言えないんだもん!」
『じゃあ答えようとするなよ。』
「だって、亮ちゃんが『なんでここにいるんだ?』なんて言うから・・・」
- 4 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/10(土) 17:56
- 俺は亮。『萩嶋 亮(はぎしま りょう)』
『藤島学園高等部』の2年生。
ここは、その『藤島学園高等部』の校舎の屋上。
・・・で、俺の事を
「亮ちゃんってば!」
って言ってるのが・・・
茶髪のショートヘア。背は俺の肩ぐらい。
笑うと可愛い、すねると手がつけられない。
『安倍 なつみ(あべ なつみ)』 俺と同じく『藤島学園高等部』の2年生。
まあ・・・『ある出来事』があってから、俺にくっつく様になっちまったんだけど・・・
それは追々って事で・・・。
結構男子から人気があるらしく、よくクラスの奴からいろいろ聞かれる。
好きなタイプはどんな奴だ?
とか
好きな食べ物は?
とか
どんな下着付けてるんだよ?
とか
・・・んな事、俺が知るか!!
「亮ちゃん!!」
- 5 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/10(土) 17:57
- 『な、何だよいきなり!?そんな大声出して。』
「どうしたの?ぼぉ〜っとして・・・」
『ん?・・・別に。』
「・・・変なの。」
♪キーン コーン カーン コーン♪
『授業、終わったな。』
「そうみたいだね。」
『さってと!』
体を起こして立ち上がる・・・やっぱりなつみも立ち上がる
『めし食おう!めし!』
「もぉ・・・亮ちゃんは何のために学校に来てるの?」
『ん〜・・・めし食うため?』
「む〜・・・。」
『何ふくれてんだ、行くぞ!』
「あ〜!待ってよぉ〜!」
- 6 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/10(土) 17:59
- 本日分更新終了。
感想・苦情・意見いろいろと待ち構えてます。(爆
- 7 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/01/10(土) 21:18
- 終了希望
- 8 名前:名無し 投稿日:2004/01/11(日) 13:21
- >前にseekで自分評価で駄作を書いていた
どういうこと?
- 9 名前:名無し 投稿日:2004/01/11(日) 13:22
- ochi
- 10 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/12(月) 17:45
- >>7
じゃあ、私の名前で削除希望出して置いて下さい。
>>8
つまり>>7みたいなレスばっかりの物を書いていたって事です。
- 11 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/12(月) 17:47
- なつみと一緒に屋上からの階段を下りて、校内に戻ると・・・
学校の生徒の皆々様・・・特に男子生徒が慌ただしく行動している。
まぁ、購買部の人気商品目当てだろう。
・・・と
俺を見て立ち止まり、こっちに近づいてくる男が一人・・・。
「亮!お前今までどこ行ってたんだよ!」
『ん?・・・屋上で寝てたけど。』
「ったく・・・つくづくうらやましいよ、お前という男が・・・ん?」
今時貴重?な黒髪で、俺が身長175cmだから、180cmぐらいかな?
額に切り傷がある青年。
俺の友人の『寺崎 慎司(てらさき しんじ)』
我が『藤島学園高等部』の自慢が一つ
『常勝軍団 藤島学園高等部バスケ部』の男子バスケ部のキャプテン。
・・・だからか?こいつがモテるのは・・・。
慎司の視線がふいになつみの方へ・・・視線がこっちに戻り、怪しく笑う・・・。
『なんだよ、急にそんな顔して・・・気持ち悪!』
「そういう事かよ、おい!言ってくれればいいのによ〜!」
俺の胸を肘で軽く、何度も叩く・・・というかつつく。
『はぁ?』
今度は急に俺の腕を取り、物陰に俺を連れ込む・・・
- 12 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/12(月) 17:48
- 『いてて・・・いってぇよ!引っ張りすぎなんだよ、腕!・・・で?何?いきなり。』
「お前も大胆な野郎だなぁ、おい!」
『・・・何が?』
「授業サボって、恋人と昼間から×××や×××かぁ、おい!」
・ ・ ・ ・
ガンッ!
「いってぇ〜!!」
思いっきり頭をげんこで殴ってみました。
「何すんだよ、いきなり!」
『どこに白昼堂々と、学校の屋上で秘め事する奴がいるんだよ。』
「お前だったらやりそうだけどなぁ・・・。」
『しねーよ!』
「またまたぁ!」
慎司が肘で胸をつついてくる・・・なんでこんな奴がバスケ部のキャプテンなんだろう?
『はいはい・・・で、お前購買に用があったんじゃねぇの?』
「・・・あぁーー!!そうだったぁーー!!」
『馬鹿一人発見。』
「じゃあなぁ〜!!」
走り去っていく慎司・・・人気商品『チーズカツサンド』が目当てだろうが・・・ご愁傷様です。
『はぁ・・・無駄なカロリー消費したよ・・・。』
「・・・わっ!」
『うわぁ!!』
「あははははは・・・・」
『おどかすなよ、お前よぉ・・・。』
「ごめんごめん、あはははは・・・・で?何だったの?慎司君。」
『ん?・・・別に。』
「怪しいぞぉ〜??」
『知りたいの?』
無言で二回ほどうなずくなつみ。
『ほんとに?』
無言で二回ほどうなずくなつみ。
『はぁ・・・。』
しゃーないな。
- 13 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/12(月) 17:49
- 『屋上で、俺とお前が×××や×××してたんじゃないか?だってさ。』
「・・・・。」
案の定、顔を真っ赤にして俯いてしまったなつみ・・・。
だ・か・ら、はぶらかしたのによぉ・・・。
「・・・・。」
「(そうだ!今の内に・・・)」
購買へと向かうとしましょうか。
『おっ?』
前に進もうとしたんだけど・・・左腕が引っ張られ、体が前に行かない・・・。
「・・・どこ行くの?」
振り向くと、なつみが俺の制服の左腕の袖を引っ張っている・・・。
しかも・・・目を潤ませながら・・・上目使いで。
『い、いや、購買に。』
「置いてこうとしたでしょ?」
『えっ?い、いや、そ、それは、そのぉ・・・』
「・・・・。」
『はい、置いていこうとしました、ごめんなさい。』
「・・・ぐすっ・・・。」
あ〜・・・泣き出しちゃったよ・・・。
うわぁ・・・近くを通る女子の皆さんの、つめた〜い視線がと〜っても痛い・・・。
『いや、だから、謝ってるじゃんか、な?』
「・・・ぐすっ・・・うぐっ・・・」
『はぁ・・・まいったなぁ・・・。』
「また泣かせてる!亮は得意だねぇ、なっち泣かせが。」
- 14 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/12(月) 17:51
- 本日分更新終了。
- 15 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/16(金) 21:20
- 『あ!「圭織」じゃん!ちょうど良かったぜ。』
長身で茶髪のロング。制服姿がとてもそそる・・・もとい・・・とても似合う女子高生。
それが今、俺の目の前に立っている『飯田圭織(いいだかおり)』
『藤島学園高等部』の自慢が一つ
『常勝軍団 藤島学園高等部バスケ部』の女子バスケ部のキャプテン。
そのパーペキなプロポーションから異性はもちろん、その性格の良さから同性にも人気がある。
要は『この学園のマドンナ的存在』・・・かな?
「ちょ!ちょっと!!」
圭織の腕を掴んで、なつみから少し離れた所へ連れていく・・・。
『頼む!何とかなっちを泣きやませて!!』
「え〜!あたしが!?」
『今はお前しかいないんだよ、頼む!』
「う〜ん・・・・考えてもいいけどぉ。」
『(・・・やな予感。)』
「・・・昼食三日間おごるって事でどう?」
『うわぁ・・・きっついなぁ・・・。』
「安いもんでしょ?」
『・・・はぁ・・・しゃーない、それでお願い。』
「まいどあり。」
圭織がいまだに泣きじゃくる(?)なつみに近づいて、いろいろと語りかけている。
・・・その姿は子供と母親。
あ、泣きやんだ・・・あ、こっち来る。
「はい、泣きやんだなっち一つね。」
『人を売り物みたいに言うなよ。』
「あははははは・・・ついつい。」
圭織の家は八百屋さんで、時々、店を手伝ってるみたい。
そんな時は売り上げが通常の3倍にまで跳ね上がるらしい。
- 16 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/16(金) 21:21
- 『なつみ。』
「・・・・。」
思いっきり上目使いなんですが・・・ちょっと顔も赤いし・・・。
『なつみ?』
「・・・・。」
なんか・・・また目が潤んできたんですけど・・・?
「圭織。」
「な、何?なっち。」
「話と違うじゃん!」
「あ、いや、それは、そのぉ・・・」
上目使いで目を潤ませて、さらに頬を膨らまして圭織を見つめるなつみ。
んでもって、そんななつみに見つめられてあたふたしてる圭織。
・・・何があったんだ?
『圭織。』
「な、何?」
『お前、なつみに何吹き込んだんだ?』
「失礼ね!吹き込むだなんて・・・
私は『これから亮がなっちを恋人らしく「なっち」って呼ぶから許して!だって。』って・・・。」
『そんな事勝手に吹き込むな!』
「だってぇ、それしか方法見つかんなかった・・・。」
『はぁ・・・お前を頼った俺が未熟だった・・・。』
「・・・すんません。」
『・・・はぁ・・・もうこんな時間、早くしねぇとなぁ・・・ほら!
いつまでもすねてねぇで、行くぞ「なっち」!』
「!! 今・・・亮ちゃん・・・なんて?」
『ほら!早く行くぞ・・・「なっち」。』
なんか恥ずかしい・・・背を向けながら、俺はなっちへ手を差し出す。
「・・・うん!!」
差し出した腕に抱きつくなっち。
抱きつく強さと声のトーンから、なんとなく・・・
なんとなくだけど・・・なっちが満面の笑顔を浮かべているのが分かった。
- 17 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/16(金) 21:22
- 本日分更新終了。
- 18 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/23(金) 19:16
- あれから大変だった・・・。
なっちが何度も何度も「もっかい呼んで。」って・・・。
はぁ・・・・疲れる。
そんな今は放課後。
なぜか、な〜んにもやる事の無い俺は、
なぜか、教室でぼけ〜っとしてから家路に着く。
♪なんでだろ〜、なんでだろ〜、なんでだ、なん・・・
「亮!」
『うわぁ!』
もうちょっとで歌いきれたのに・・・って・・・
- 19 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/23(金) 19:18
- 『なんだよ、慎司・・・いきなり大声で。』
「・・・・。」
『なんだ!って聞いてんだよ?』
ザッ!
と、勢い良く頭を下げる慎司・・・嫌な予感を・・・とてつもなく感じる。
「頼む!力貸してくれ!!」
『・・・どういう事だよ?』
体勢はそのままで、顔を上げる慎司。
「実はさ・・・」
慎司の話は脱線が多くて、長くなったんで、簡単にまとめると・・・
顧問が紅白戦をすると言いだして、
さらには男子バスケ部と女子バスケ部のスキルアップを狙って、男女混合で行うらしい・・・。
で、くじびきで紅組か白組かを決めたらしいが、
男子バスケ部の主力メンバーと女子バスケ部の主力メンバーが固まってしまい、
顧問に抗議をしたが、受け入れられなかったらしい・・・。
で、それなら助っ人を連れてきていいですか?との慎司の申し入れを顧問が受け入れたらしく、
こうして俺を呼びに来たらしい・・・。
いろいろとおかしい所があるが、あえてツッコまないでおこう。
「頼むよ!あの顧問をぎゃふんと言わせてやりたいんだよ!」
『う〜ん・・・やってもいいけどよ・・・。』
「マジでか!?」
『報酬次第・・・だな。』
「えっ!?・・・・わかった!まかしとけ!」
『決まりだな!』
「頼むぜ!『シューティングスター』!!」
『・・・『元』だよ、『元』。』
慎司の掲げた手を叩き、空中でクラップさせる。普通に言えばハイタッチ。
バスケをやってた頃から仲間と意気投合する時は自然に起こす行動だ。
「シューティングスター」については、なっちが俺につきまとう事になった「ある出来事」の時にでも話すよ。
- 20 名前:ヴィンセント 投稿日:2004/01/23(金) 19:18
- 本日分更新終了。
- 21 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/03/08(月) 23:58
- 面白いと思いますよ。続きが気になるなぁ
- 22 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/03/28(日) 01:46
- 男×娘。ものは風当たり強いと思うけど、がんばって
- 23 名前:名無しさん 投稿日:2004/05/03(月) 03:27
- 保
- 24 名前:名無し 投稿日:2004/05/09(日) 13:03
- 待ち
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