川=‘ゝ‘=||<里田絡みの小説を書くスレッド

1 名前:舞浜 投稿日:2004/01/12(月) 12:00
最近、人気急上昇中の「カントリー娘。里田まい」の小説スレッドです♪
私・作者の小説他、他の作者さんの作品もうpしてください♪

まずは、私のを。
http://m-seek.net/cgi-bin/test/read.cgi/red/1046953775/
454の続編の、里田×アヤカです。

運動会萌え〜♪
2 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/12(月) 12:05


曖昧な関係にケリをつけたかった。
3 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/12(月) 12:06

親友のままで居るのか、それ以上の関係になるのか。

チャンスは今日しかないと思った。
4 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/12(月) 12:07
大切な話がしたいから、まいとベッド交代してもらえないかな?

「うん。別にいいよ、それぐらい」
「ミカちゃん助かる!ありがとう!」

移動の飛行機待ち、ロビーでミカちゃんを捕まえてお願いをした。

「ホント仲良しだよねぇ、アヤカちゃんとまいちゃん」
「まぁねー。でも、今日はちょっと真面目な話がしたくってさ」
「アハハ、まいちゃんの真面目な話ってなぁに?」

顔を覗き込むミカちゃんを、笑顔で交わす。
ミカちゃんも、それ以上何も言わず笑顔で返してくれた。
親友同士の、他愛の無い会話の延長ぐらいに思っているのだろう。
5 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/14(水) 02:09

ロビーの鏡に映る、自分の顔はいつもと変わらない表情だった。
どこまでポーカーフェイスを装ってられるのだろう。
頬が緩まないようにだけは、気をつけて。気を引き締めながら一日を過ごそうと誓う。
ウッス!と、気合のポーズを描きながら、唇を軽くかみ締めた。

今日の夜には、全ての決着がつく。

移動、リハーサル、本番と、ハードスケジュールの一日は、その思いだけで難なくやりこなせた。
ただ、神経を張り巡らせ過ぎたのか、ひどく疲れた気がする。
そんな事で負けてはられない。再び、気合のポーズを頭の中で描く。
6 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/14(水) 02:10
断った通りに、アヤカちゃんの居る部屋に向かった。

まいと同室のメンバーには、ミカちゃんが「アヤカと仲良しだから」とフォローしてくれた。
ハッキリ言って、そこまで頭が回ってなかったのし、メンバーもそこまで何も思わないだろう。
ミカちゃんは年齢よりもしっかりしてて、年の割に頼りないアヤカちゃんといいコンビだ。

「あれ?まいちゃん?」

まいが荷物を整理していたら、アヤカちゃんが入ってきた。
アヤカちゃんには何も説明しなかったので、荷物を持ったまま呆然としている。
7 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/14(水) 02:11
「あっ、交代してもらったんだ。ミカちゃんと」
「そうなんだぁ・・・」

なんで?って顔をしつつも、アヤカちゃんはかばんをベッドに置いた。
まいは、荷物を整理する手を止めると、アヤカちゃんのベッドに駆け寄った。

「あのね、アヤカちゃん…あの、今夜はちょっと、大事な話がしたいんだけど?」
「えっ?大事な話?…ごめん、今夜は」

気まずそうな顔をしながら、かばんの中から取り出したジャケットに袖を通す。

8 名前:舞浜 投稿日:2004/01/14(水) 02:17
とりあえずこの辺で区切っておきます。区切る事頭になかった_| ̄|○

勢いで書いた前作「里田×アヤカ」(タイトル決めないと)の、続編としてこの作品を上げてます。
前作を読んでいただければ分かりますが、軽くネタバレすると
結局あれから答えらしい答えをしてあげてなかったのですね、里田さんは。
アヤカちゃんもアヤカちゃんで、答えを無理に求めなかった。あやふやのままです。

なので、あの出来事はいたずらだったの?マジなの?と戸惑う里田さんが
今回は行動を起こした、と言うのが続編の内容です。
どんな風に行動を起こしたのかは、これから続きますのでお楽しみに。

作者、seek投稿はじめてですので、何かありましたら遠慮なくご指摘をば。
9 名前:名無し読者 投稿日:2004/01/14(水) 05:08
みきまい希望
10 名前:舞浜 投稿日:2004/01/18(日) 00:08
みきまいもそのうちやってみましょう。
11 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/18(日) 00:11

「圭ちゃんに食事行こうって誘われてて…まいちゃんも一緒に来ない?」

保田さんと食事。未成年はお呼びでない、大人だけの集まり。
声が掛からないのは当然だが、何も今日に限ってそんな事がなくったって。

「…遠慮しときます」

引き止めたい。だけど、引き止める理由にならない。つい、声が荒くなった。

「何怒ってるのさ」
「大事な話がしたかったのに」
「だったら先に言ってよ。それならそうで断ったのに・・・」

拗ねた声を出して、困った顔に背を向ける。

「ごめんね。程々で切り上げてくる。ちょっと遅くなるけど、出来るだけ早く帰ってくるから」

まいの背中をポン、と叩くと、アヤカちゃんはそのまま部屋を出ていった。
12 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/18(日) 00:13
一人取り残された空間で、まいは頭を抱えた。

さっきの、申し訳なさそうな声のトーンがぐるぐると駆け巡る。
ミカちゃんと話がまとまった時点で、すぐにアヤカちゃんに伝えておくべきだったし
その非を相手にぶつけてしまう事自体、見当違いな事は判っている。

激しい嫌悪感に苛まれながら、ベッドの上で大の字になって寝転がった。

「まいはうぬぼれてなんかないよね…」

左頬を撫でると、暗闇の空間、遠巻きに聞こえる歓声、そして香水の匂い。
その3つが、色褪せる事なく完璧に思い出される。
もちろん、頬に触れたあの感触さえも。思い出すたびに、胸が締め付けられる。
13 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/18(日) 00:15
答えは後でするから。

アヤカちゃんから、答えを求めない事を思えば不安が一層募る。
まいの、一方的な思い込みだったならば。特別な雰囲気から生み出された、単なるイタズラ。
だったならば、楽になれるかもしれない。でも、と引き止める気持ちと葛藤が生じる。

帰ってきたら、何から言おう。

天井の一点を見つめながら、そればっかりを考えていた。
カチカチと、音の大きな時計は、既に日付が変わっていた。
程々にしては、既に三時間以上経っている。

・・・やっぱりまいが悪いんだ。

もっと色んな根回しが出来たはずなのに。アヤカちゃんを責めるのは見当違いだ。
今回は諦めよう。大きなため息をつき、身体を起こしたその時、ドアから激しいノック音がした。
14 名前:名無し読者 投稿日:2004/01/18(日) 17:27
当方、里田さんも出演している小説を書いています。
実は特別里田さんヲタじゃないんえすが、
いろいろ里田さんに纏わる話が濃くなってきた為
里田さんに関するデータ収集の為、読みあさっていたら
ここに辿り着きました。

いろいろ楽しみにしております。
頑張って下さい。
15 名前:舞浜 投稿日:2004/01/21(水) 01:35
どうもありがとうございます〜
最近、里田さんが色んな作品に出てるので嬉しいです!
とか言いつつ、私はミキティ推しなんですけどね(w
里田さんのキャラも頑張って掴んでいきたいですね。
16 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/21(水) 01:39
「たらいまぁ」

ドアを開けると同時になだれ込んできた身体を、咄嗟に支えきれなくて
押し倒されるようにして、共になだれ込んだ。

「ったいなぁー、もぉ!」
「あのれすね、あたし、のめまへん…もー、けーひゃん…あたし、もうのめませんからぁー」

髪の毛に染み付いた、焼肉の匂い。
身体からは、ひどいアルコールの匂いを漂わせている。
大体の想像がついたと同時に、落胆のため息が漏れる。

「保田さんだな…」

一人で悩んでたのがばかばかしい。
保田さんには、今度顔を合わせる時、そこらへんビシッと注意せねば。心に誓った。
17 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/21(水) 01:41
「アヤカちゃん、起きてよ!」

一通りの考えがまとまったら、自分の身体を起こして、
アヤカちゃんの背中をゆすった。唸り声ばかりで反応がない。

例えば、矢口さんやミカちゃんぐらいならば、
背負うなりして運べるのだろうけど、アヤカちゃんとまいの体格差は無いに等しい。
しゃぁない。と、つぶやいて、立ち上がった。
両脇を抱え、ベッドまで引きずっていく方法。それしか思い浮かばなかった。
犯人が死体を隠そうとしているみたいで、笑えるような笑えないような複雑な気持ちになった。
18 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/21(水) 01:45

玄関からベッドまでの距離を、まいは一人でアヤカちゃんを運んだ。
歩けばなんともない距離を、アヤカちゃんを引きずっていく。気の遠くなるような距離に思えた。
格闘する5分少し。やっとの思いで、ベッドの上に寝かせつけた。

夜中だと言うのに、汗で前髪が額にひっついている。
息を静めながら、視線をそっとアヤカちゃんに向けた。
襟の詰まったシャツが苦しそうだった。
しばらく眺めてるうちに、備え付けのバスロープに着替えさせる事を思いついた。

風呂場からバスロープを持ってきて、大きく深呼吸して、襟に手をやった。
その気はないにしろ、服を脱がせると言う行為は、同性でもいやらしいものがある。
ボタンを外す手が汗ばんで震えているし、絶え間なく動く唇が気になって仕方がない。
19 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/22(木) 19:19

「…ん・・・まい、ちゃん…う…ん…」

重い吐息混じりの声。ハッとさせられる。
20 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/22(木) 19:22
友達、では絶対に見えないであろう。アヤカちゃんの色っぽい声。
ボタンに掛かった指を、鎖骨のくぼみに滑り込ませた。少し汗ばんだ肌の感触に
まいの心臓は爆発しそうなぐらい、ドキドキした。

何も抵抗しないのならば、いっそ一線を超えてもいい。

いや、それはいくらなんでもフェアじゃない。
一瞬でも、横切った邪な思いを断ち切るように首を横に振る。
アヤカちゃんは親友。と、言い切ってしまえそうで、しまえない。
21 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/22(木) 19:23


「…何、言ってんのさ」---まいの心の叫び。

22 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/22(木) 19:24
アヤカちゃんは、次第にぶつぶつと何かを喋り始めた。
呂律は回ってなく、何を言っているのか全く分からない。
耳を近づけてみると、英語だと言う事がわかった。もちろん、意味が分からない。
呆然としつつも、そのまま耳を済ませていると、次第にハッキリとした言葉が耳に入る。
23 名前:舞浜 投稿日:2004/01/22(木) 19:26
今回はここまで。とか書かないと感想入れづらいのかな?
他のスレッド見てて思ったのですが(苦笑)

里田×アヤカ、いかがでしょう?超マイナーですが(泣)
24 名前:名無しさん 投稿日:2004/01/22(木) 22:33
里田ヲタなので読ませてもらってます。
いいですね〜。もどかしい!
確かにマイナーですが(涙)大好きなCPです♪
続きが気になります♪
25 名前:舞浜 投稿日:2004/01/25(日) 06:57
ありがとうございます〜!
里田さん、最近ファンがどんどん増えていい感じですよね。
小説書き&読み手さんでも、人気上昇中って感じで。

このマイナーCPで、まだまだもどかしく引っ張っていきますよ(笑)
26 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/25(日) 07:17



「・・・love…you…」
「英語じゃ…分からないよ」

まるで、愛の歌を歌っているかのようだった。


27 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/25(日) 07:18

こんな素直なアヤカちゃんを見られるのも、保田さんのおかげかもしれない。

保田さんで思い出すのは、卒業式のあの日。
頬に当たった、あの感触は半年以上経った今でも鮮明に覚えている。
答えは後で言うとは言ったものの、結局ちゃんと言わないままだった。
28 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/25(日) 07:19

あれから二人が、特別な関係になったかと言うと、そうでもなく。
いつもの変わらない二人に戻ってたし、そのまま何一つ変わる事もなかった。

このまま平和な関係でいられるのが一番。

アヤカちゃんだって分かってるだろうし、まいだって痛いほどよく分かってる。
だからこそ、何事もなかったかのように振舞ってた。お互いに。

「…まいも、好きだよ?」

らしくない。震えた小さい声で囁く。低い呻き声が返された。
どう言う意味なのさ。軽く笑ったのが最後、頭の中が徐々に白くなっていった。
29 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/25(日) 07:20

あの日、頬に触れたほぼ同じ場所に、唇を寄せた。
そのまま、頬から顎へスライドさせて、ほくろの部分で少し躊躇した。
アヤカちゃんは、相変わらず平和な寝息を立てている。

躊躇していても仕方が無い。覚悟を決めて、強く目を閉じた。

感触なんて感じる余裕は無かった。自分の唇が震えてるのは分かった。
キスと言うよりも、唇を押し付けてるようなもので、
ロマンティックとか、そう言う気持ちは一切起きなかった。
30 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/25(日) 07:21
離した瞬間、唇に熱く湿った吐息が掛かった。その瞬間、無性に泣きたくなった。

悲しいような、嬉しいような、切ないような…
アヤカちゃんに対して向けられる、全ての感情が一気に押し寄せてきた。
愛してる。紛れも無い気持ちが存在するのに、お互いに見て見ぬふりをしている現実。
31 名前:幻のラブ・ソング 投稿日:2004/01/25(日) 07:21
どうして好きになったんだろう。どうしてアヤカちゃんなんだろう。

乱れた息を整えながら、まいは自分のベッドに戻った。

いくつもの?マークが脳裏を駆け巡る。
たまに寝返りをうちながら、反対側のベッドをちら見する度、熱くなる頬。
特に、あの日唇が触れた左頬。火がついたんじゃないかってぐらい、熱く火照っていた。

眠れるわけがない。何度も何度も寝返りを打ちながら、朝を迎えた。
32 名前:舞浜 投稿日:2004/01/25(日) 07:24
・・・こんな感じでいかがでしょう?
保田さんは、私の中で重要なキーパーソン。
保田ヲタさんの反応も知りたい所でございます。

次回予告なのかな?これが終わったら
リクエストのあった「みきまい」に挑戦してみたいと思います。
33 名前:名無し 投稿日:2004/02/06(金) 22:30
続きが待ち遠しい!
作者さん頑張ってくださいね
34 名前:こう 投稿日:2004/02/09(月) 16:44
里田とアヤカか、結構いけてますね。
続き気になります!
頑張ってください。
35 名前:舞浜 投稿日:2004/02/18(水) 17:12
時間がなくて放置してて申し訳ありません!
結末は用意してありますんで、必ず更新します。

>>33
申し訳ありません。近日更新しますんで!

>>34
マイナー過ぎて相手にされないかな?と思いましたが安心しました。
36 名前:名無し読者 投稿日:2004/02/18(水) 23:01
はじめまして。当方ヤスヲタ・マイナーCP大好きです。

 <保田さんは、私の中で重要なキーパーソン。

アヤカにとっては師匠であり、親友でもありって人ですかね。
昨日・一昨日の「よろしく!センパイ」でもリスペクトして
ますしね。里田さんはヤンタンで、カラミがある以外は、あまり
思いつかないかな。

 それにしても、ここの里田さん切ねぇーーーよーーーー
37 名前:こう 投稿日:2004/02/19(木) 02:11
おお!続きますよね?よかった〜w
のんびり待ってますよ。
頑張ってください。
38 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/02/21(土) 15:21
里田×後藤が読んでみたいです。
39 名前:名無しさん 投稿日:2004/03/21(日) 07:53
保守
40 名前:名無し読者 投稿日:2004/04/19(月) 21:47
いつまでもお待ちしていますよ。
41 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/05/04(火) 00:37
waiting
42 名前:名無しさん 投稿日:2004/05/08(土) 13:26
43 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/05/15(土) 10:54
44 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/06/26(土) 21:17
期待
45 名前:   投稿日:2004/07/11(日) 21:13
う〜ん、待ってます。
46 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/13(金) 01:33
待ってます

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