a&a

1 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:09
はじめましてxaviといいます。
ROMってたんですが、書きたくなったので書かしてもらいます。
2 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:09
まだ自分の中で気持ちの整理がついていない

愛は そんな自分を落ち着かせようと一人楽屋を抜け出し自動販売機の横のベンチで
少し落ち着く為に買ったジュースを片手にたたずんでいた
3 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:10
愛にとっては突然のことだった
コンサート前に2人の脱退をリーダーの飯田さんから聞いて ただただビックリだった
4 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:11
それは コンサートの終った今でも同じで 2人のこと モーニング娘のことが交互にグルグルと頭の中を駈けずりまわって 自分でも何がなんだかわからずにいた
5 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:12
そんな状況を変えようと思って今ここにいるのだが 愛の戸惑い 不安 悲しみは変わらなかった
6 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:12
買ったジュースを開けずに ただ呆然としていると 「ガタン」と自動販売機の音がした
その音に反応して愛が横を見ると そこには松浦がいた
7 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:13
松浦亜弥
同じ事務所の先輩でハロプロでは愛と唯一の同学年ではあるが 今まであまり話したことがない
そもそも愛は 芸能界ではモーニング娘のメンバー以外とはあまり接点がなく 話す機会もほとんどないので もちろんメンバー以外の友人もいなかった
8 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:14
松浦はジュースを取ろうと思って体を屈めた
視線を感じ取ったか顔を上げながら愛のほうを見ると お互いの視線が合った
松浦はジュースを取り上げると少し笑みを浮かべながら ゆっくりと愛の方へと歩き出し
「よいしょ」といいながら愛の隣に座る
9 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:15
そして ジュースの蓋を開け ごくりとひとくち口をつけた
愛はその様子をじっと見ていた
10 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:15
少しの沈黙がつづく
その沈黙を破ったのは松浦だった
『さっき愛ちゃん泣いてたよね やっぱり悲しいんだ』
さっきといってもコンサート前にハロプロメンバー全員の前で辻加護の卒業を発表した時である
11 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:16
『・・はい』
『辻さんと加護さんとはミニモニでも一緒ですし、仲良くしてもらってるし やっぱり悲しいですね』
愛らしい素直な答えが返ってくる
12 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:17
『やっぱりそうだよね みんな悲しそうだったしね』
松浦は特に悲しげもなく言った

松浦はさらに続ける
『でもあれだね 加護ちゃんと辻ちゃんはそうでもなかったね』
『あっ そうだ みきたんもね』
13 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:17
松浦の言葉を聞いて 愛は先程のことを思い出してみた
確かに辻と加護はむしろ嬉しそうだったし 藤本も神妙な面持ちではあったが悲しそうではなかった
14 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:18
『加護さんと辻さんは悲しくないんですかね』
愛は松浦に自分の疑問に思っていることを聞いてみる
15 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:18
『うーん まあ私にはよくわかんないけど・・』
と松浦は顔をしかめたが
『でもまあ 卒業だからね さびしいけど悲しくはないんじゃない』
『笑顔に涙だよ!!』
アハハと明るく笑って返した
16 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:19
松浦の言葉を聞いて そうなのかなと考え込んでしまう愛
そんな愛を見て苦笑する松浦
みきたんならツッコんでくれるのに・・・

しかし そんな声も愛には聞こえない
17 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:21
しばらく遠くを見て考えている愛をじっと見ていた松浦だったが 実は前から愛に聞きたいことがあったが なかなか機会がなかったので今がチャンスと話してみることにした
18 名前:xavi 投稿日:2004/01/19(月) 11:28
『ねえ 愛ちゃん』
『前から聞きたかったんだけどさ 愛ちゃんて歌手になりたくってモーニング娘に入ったの』
『それともモーニング娘になりたくってこの世界に入ったの』
19 名前:みどり 投稿日:2004/01/19(月) 13:10
もしや・・・まつたか!!
なぁんてちょっと期待しちゃってるんですが
自分この2人の絡み大好きだし、この最後の
松浦さんの質問もちょっと気になります。
作者さんペースでがんばってください☆
20 名前:1444 投稿日:2004/01/19(月) 19:00
マジ面白くてかなり期待…
21 名前:1444 投稿日:2004/01/19(月) 19:01
マジ面白くてかなり期待…
22 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:43
不意をつかれた愛は おもわず固まってしまった
どういうことだろう
・・・・・・・
しばしの沈黙が続く
23 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:44
やがて愛はゆっくりとした口調で話し出す
『最初は 歌手になりたくってモーニング娘に入ったんですけど でも今はモーニング娘のみんなと頑張ることです』
24 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:44
『ふーん そっか』
松浦は明らかに落胆した口調で 息を吐きながら言った
愛は自分の今の気持ちを素直に述べたが 松浦は気に入らなかったようだ
25 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:45
『愛ちゃんさ』
松浦は怒った口調で愛に向かってしゃべりだす

『モーニング娘って何時まであると思う』

26 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:45
『えっ』
松浦の言葉に驚く愛
27 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:48
『私ね 昔 明石屋さんまさんに「アイドル歌手の寿命は短いから松浦もあと2、3年だよ」って言われたことあってさ 今は ほんとにそうかもって思ってるんだ』
『だからね 今のこの一瞬をすごく大事にして上を上を目指して頑張ってるんだ ぜったい日本一の歌手になるって 誰にも負けないって』
『ごっちんにだって 安部さんにだって もちろんモーニング娘にだってね』
そう語る松浦の目はとても真剣だった
28 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:49
『愛ちゃんさ モーニング娘に入った頃は 一番になるんだって気持ちが外の私にもわかるぐらい頑張ってたじゃない』
『でも今は違うよね 周りのメンバーに気を使って変に怖がってるし 周りに合わせてる』
『一番になろうって頑張ってないでしょ!』
松浦の鋭い視線が愛を貫く
29 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:49
『ちがう?』
その顔はふだんの松浦からは創造できないほど怖い
怖いと評判の藤本以上だ
30 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:49
『そんなこと・・』
と愛は反論しかけたが思わず口ごもってしまった
31 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:50
突然の松浦の訳の分からない怒りに愛は言葉を返せない
松浦は愛にむかって 『貴方は頑張っていない』と言っているのに
今までの愛の頑張りや努力をすべて否定しているのに
先輩といえども当然怒ったり反論したりしてもいいのに
それでも愛の口からは何の言葉も出てこなかった
32 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:51
『ちょっと 情けないよ』
そう言うと松浦は席を立って行ってしまった

遠ざかる松浦の後ろ姿を 愛はただボーっと見つめるしかなかった

33 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:51
『おお 熱いね〜』
突然 愛の頭の後ろから声がする
34 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:55
>みどりさん
 レスありがとうございます
 すぐ入ってたのでビックリ!!
 そんなに長い話じゃないし 面白くないかもしれないけど
 暇だったら見てください
35 名前:xavi 投稿日:2004/01/21(水) 11:57
>1444さん
 ありがとうございます
 期待に副えるようがんばりますけど
 どうだろう?
36 名前:みどり 投稿日:2004/01/22(木) 15:37
更新おつかれです!
あぁー、また気になるとこで切られてるぅぅっ!!
xaviさんの文章って小説の中に引き込む力があって
面白くてどんどん続きが気になってきちゃって
大好きです☆
更新楽しみにお待ちしてます♪
37 名前:xavi 投稿日:2004/01/27(火) 09:09
『藤本さん・・』
愛が後ろを振り向くと そこには藤本が両手を首の後ろに組んで立っていた

『ねえ ここ座っていい』
藤本は有無を言わさず愛の隣に腰掛けた

『亜弥ちゃんて声おっきいよね』
藤本は笑いながら言った
38 名前:xavi 投稿日:2004/01/27(火) 09:10
『聞いてたんですか』
愛がビックリした声で言う

『聞こえちゃったんだよ』
『グループにはグループのやり方があるのにね まったく』
藤本はため息をついた

愛は松浦との会話を藤本に聞かれてたことを気まずく思い
俯いてしまった

藤本はそれ以上何も語らず ただ愛の隣に座っていた
39 名前:xavi 投稿日:2004/01/27(火) 09:11


しばしの沈黙が続く


『わたし・・・』
『わたし この世界に向いてないんですかね』
愛は今にも泣きそうな声で呟いた

実は愛にも分かっていた 今の自分が周囲に萎縮しているのを
そして そのせいで自分の力を出し切れないでいることを
でも愛には分かっていても出来なかった
40 名前:xavi 投稿日:2004/01/27(火) 09:12

怖かったのだ

あの加入当初の自分への周囲の期待の高さ
他の先輩メンバーの言葉無きプレッシャー
同期のメンバーとの間に徐々にできてきた溝

福井から上京してきて東京に知り合いもいない愛にとっては モーニング娘は唯一の仲間であり家族であったから
そして何時の間にか みんなに合わせていくようになった
41 名前:xavi 投稿日:2004/01/27(火) 09:13

メンバー皆は仲間であり決してライバルではないと

情けない・・
先程の松浦の言葉が耳にのこる

そして 思わず先程の言葉を口走ってしまった
42 名前:xavi 投稿日:2004/01/27(火) 09:15
いまにも泣きそうな愛を見つめていた藤本は そっと愛の肩に手をかけた
『ねえ愛ちゃん これから私が言うことは誰にも言わないで欲しいのだけど』
『特に 亜弥ちゃんにね』

赤い目をした顔を愛は藤本の方に向ける

43 名前:xavi 投稿日:2004/01/27(火) 09:17
『これはまだ美貴がデビューする前の亜弥ちゃん家でのことなんだけどさ』
『二人でアサヤンを見てたことがあってさ そう愛ちゃん達が「LOVE涙色」を歌ってた時なんだけど』
『まあ 亜弥ちゃんが「自分の新曲が使われているから見よう」って言いだして 見てたんだけど』

藤本にそういわれて当時のことを思い出す愛
そう ただがむしゃらに自分の持てる力を出して
楽曲に挑んでいった自分を
44 名前:xavi 投稿日:2004/01/27(火) 09:17
話を続ける藤本
『最初は亜弥ちゃん自分の歌を口ずさんでたんだけど 愛ちゃんが歌う姿を見て止めたんだ』

『すごく真剣な顔して画面を食い入るように見ていたよ そして美貴にこう言ったんだ
「すごいこの娘 絶対すごくなるよ」って 
私は「えー そお」とか言っちゃってたんだけど
亜弥ちゃんは「私の目に狂いはない」ってやけに自信満々だった』
45 名前:xavi 投稿日:2004/01/27(火) 09:18
『それに美貴が「でもライバルが増えるとまずいんじゃない?」って聞いたら
「ううん 私今まで上を目指して頑張ってきたでしょ 下からくる娘っていなかったから」
「だからうれしい 抜かれてなるもんかって頑張れるし」
「それにこの娘 私と同級生みたいだから余計に燃えるね」
ってそんなことも言ってた』
46 名前:xavi 投稿日:2004/01/27(火) 09:19
――松浦さんが私のことをそんなふうに
愛は驚いた 松浦が自分のことをそんなふうに見ていたなんて
松浦はいつも愛から少し距離を置いた態度をとっていたから
「自分は松浦から嫌われている」と思っていた
理由は分からないけど 出会った最初からそうだった気がした
47 名前:xavi 投稿日:2004/01/27(火) 09:22
>みどりさん
 レスありがとうございます
文章書くのって難しいですね 私はどちらかといえば国語等は大の苦手ですが
 書いてゆく内に上手くなればと 思っています
48 名前:みどり 投稿日:2004/01/27(火) 11:01
おぉー、藤本さんの登場ですね☆
松浦さんは高橋さんへどういう感情を抱いているのか
気になるところです。
本当にライバルだけ・・・?なぁんて思ってる私ですが。
この続きを待ってるときのドキドキ感もまた楽しめるんですよ(笑)!
次の更新ドキAしながら楽しみに待ってまぁす♪
49 名前:xavi 投稿日:2004/01/30(金) 10:07

さて、なかなか話がまとまらなくなってきたので
少し時間をください
変わりに訳の分からない短編を少々
50 名前:Cool Beauty 投稿日:2004/01/30(金) 10:09


―COOL BEAUTY―
51 名前:Cool Beauty 投稿日:2004/01/30(金) 10:09
私はCOOL BEAUTY
何時も冷静である

何時如何なる時でも冷静でいられる
そして美しい

だから私は COOL BEAUTYなのだ

52 名前:Cool Beauty 投稿日:2004/01/30(金) 10:10
常に冷静に周りを見ている
だから他のメンバーに話をきれいに振ったり
適格にツッコめる

これは出来そうで なかなか出来るもんじゃない
試してみてくれ

たまに私が冷静さを欠いている時があると思う人もいるかもしれないが
それも演技の内だ

これでも芸能人だからね ハハハ
53 名前:Cool Beauty 投稿日:2004/01/30(金) 10:11
今日も
食いたくもねえお節料理を賭けた
くだらねえゲームをしているが

クールな私は そんなそぶりも全く見せずに仕事をこなしている

いまどきイントロクイズかよ 高島忠男がでてきちゃうぞ
イェーイ
54 名前:Cool Beauty 投稿日:2004/01/30(金) 10:12
『さあ では松浦へのお題は』
『怒りながらで 大きな古時計』

えっ
55 名前:Cool Beauty 投稿日:2004/01/30(金) 10:12
見たい・

見たい・・

見たい!!(創英角ポップ体の48の大きさ)
56 名前:Cool Beauty 投稿日:2004/01/30(金) 10:13
『近くで見たい!!』
今まで全く前に出ようとしなかった私が 思わず前に出てしまった
しかもなぜか紺ちゃんをつれて

亜弥ちゃんは怒った顔も超カワイイ

ん!
紺ちゃんが不思議な顔して私を見ている

しまった!!

きっと 顔がデレデレなんだ!!
57 名前:Cool Beauty 投稿日:2004/01/30(金) 10:13

嗚呼!!
やってもうた!!(創英角ポップ体の72の大きさ)

ちがう!!
私はCOOL BEAUTYなのに!!

嗚呼 でも
亜弥ちゃんの怒った顔なんて滅多に見られないんだもん!!

私はCOOL BEAUTY
いつも冷静だ

たぶん・・

FIN
58 名前:Cool Beauty2 投稿日:2004/01/30(金) 10:14
―COOL BEAUTY2―
59 名前:Cool Beauty2 投稿日:2004/01/30(金) 10:15
私はCOOL BEAUTY
何時も冷静である

何時如何なる時でも冷静でいられる
そして美しい

だから私は COOL BEAUTYなのだ
60 名前:Cool Beauty2 投稿日:2004/01/30(金) 10:17
常に冷静に周りを見ている
だから他のメンバーに話をきれいに振ったり
適格にツッコめる

これは出来そうで なかなか出来るもんじゃない
試してみてくれ

たまに私が冷静さを欠いている時があると思う人もいるかもしれないが
それも演技の内だ

これでも芸能人だからね ウフフ

61 名前:Cool Beauty2 投稿日:2004/01/30(金) 10:18
今日も
食いたくもねえお節料理を賭けた
くだらねえゲームをしているが

クールな私は そんなそぶりも全く見せずに仕事をこなしている

いまどき大喜利かよ 誰が歌丸だ?
加護か?

微妙な引き笑いも炸裂だ
62 名前:Cool Beauty2 投稿日:2004/01/30(金) 10:19
『さあ では今年の目標を言ってください』

えっ 目標?


63 名前:Cool Beauty2 投稿日:2004/01/30(金) 10:20
言いたい・

言いたい・・

言いたい!!(創英角ポップ体の48の大きさ)
64 名前:Cool Beauty2 投稿日:2004/01/30(金) 10:20
『はい!!』

カランコロン パンパン!

『今年こそ目の前に鏡があっても亜弥ちゃんが鏡越しに私と会話しませんように』
『だっていつも鏡越しに会話するんだもん』
『キャハハハハ』

65 名前:Cool Beauty2 投稿日:2004/01/30(金) 10:21
ん!

はっ しまった!!

みんな笑ってるけど目が笑ってない
ごっちんなんてものすごい冷たい目で私を見てるよ

きっと 顔がデレデレなんだ!!
浮きまくってるんだ!!
66 名前:Cool Beauty2 投稿日:2004/01/30(金) 10:22
嗚呼!!
またやってもうた!!(はじめ人間ギャートルズの叫び声くらいの大きさ)

ちがう!!
私はCOOL BEAUTYなのに!!

嗚呼 でも
亜弥ちゃんのカワイイ顔は直に見たいんだよ!!

67 名前:Cool Beauty2 投稿日:2004/01/30(金) 10:22
私はCOOL BEAUTY
何時も冷静だ

最近自信がなくなってきた・・

FIN
68 名前:春夏秋冬 投稿日:2004/01/30(金) 10:23


―春夏秋冬―
69 名前:春夏秋冬 投稿日:2004/01/30(金) 10:24
―SPRING―

つんく!!

やっとオリジナル曲書いてくれたよ!!
正直 もう書いてくれないんじゃないかと思ってヒヤヒヤしてたよ
曲も結構イイ感じだし うれしい!!

でも・・
でも つんく!!
ひとこと言わせて!!

あの衣装はどうにかならないの!!
あんたの趣味?
あのコスプレは
70 名前:春夏秋冬 投稿日:2004/01/30(金) 10:26
―SUMMER―

コンサートもサイコーに盛り上がったし
大成功だった!!

いまノリノリって感じ!!

今度の新曲も可愛らしい私がでてるし
結構気に入ってるよ
それに衣装もカワイイし

つんくさん やっぱりあんたはスゴイよ!!
71 名前:春夏秋冬 投稿日:2004/01/30(金) 10:26
―AUTUMN―

おお!!
カッコイイじゃん!!

ついに来た!!って感じよね
これぞ私って曲!!

衣装も曲に合ってカッコいいし
もーサイコー!!

つんく大先生
一生ついていきます
72 名前:春夏秋冬 投稿日:2004/01/30(金) 10:27
――WINTER――

寒い・・
寒いよ!!

自分の歌ってる姿を見るのが・・
なんか目がチカチカするし

つんく!!

どうした?
狂ったか突然!!

年末のこの大事な時期に

それに
後ろの娘達はどこから連れてきたの?
いったい誰?

寒い
寒くて死んじゃうよ

            FIN
73 名前: 投稿日:2004/02/12(木) 10:35
高橋x松浦 いいね!
続き待ってます!

COOL BEAUTY,笑いました。
74 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:21
愛は顔を上げて藤本の顔を見た

『亜弥ちゃんはね 強く見えるけど本当はすごい寂しがりやなんだよ』
『14歳で上京してきて 他の娘には仲間とかいたけど 亜弥ちゃんはずっとひとりじゃない』
『すごく孤独でさみしかったと思うよ』
『だから他のグループだけど 同級生の愛ちゃんがハロプロに入ってくることが嬉しかったんだと思う』
『ほんの些細な繋がりだけど それでも嬉しいんだよ』
75 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:21
――私が入ってきて嬉しい
そんなことモーニング娘のメンバーにも思われたこと無いかも

『でも 松浦さん私のこと嫌ってるように見えるんですけど』
藤本の言葉を聞いて もしそれが本当なら愛も嬉しいのだが
普段の愛に対する態度を見るとさすがに信じられなかった
76 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:22
『あー 確かに傍から見ててもそう見えるね』
『でも それは愛ちゃんのことライバルだと思ってるんだよ』
『亜弥ちゃんライバルだと思ってる娘には結構冷たいの』
『もう ごまっとうの時なんか楽屋で凄かったんだから』
『美貴 間に挟まれて結構大変だったんだよ』
『だからさっきの言葉も きっとあれで愛ちゃんのことを励ましていると思うよ』
『亜弥ちゃんなりにね』
77 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:22
――あの松浦さんが私のことをライバルだと
後藤が
石川が
安部が
みんながライバル視している松浦が私のことを

松浦を誰よりも良く知る藤本にそう言われて
愛の体に熱いものがこみ上げてきた
過去に忘れてきた熱い思いが
78 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:23
――そうだ

  私がこの世界に入ってきたのはモーニング娘。になるためじゃない
  自分自身が輝くためだ

  もちろん娘。はグループだからチームワークが大事だし
大切な仲間だ
それは間違いない

でも
一人一人が輝いてこそグループも輝くのだ
79 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:24
今まで愛を支えてくれていた先輩たちも次々といなくなっていく
これまで愛は何処か先輩に頼っていた
その先輩がいなくなる
もしかしたら 先輩たちが卒業していくときの悲しさは
だだ単に今まで仲間であった人達がいなくなる寂しさもあるが
頼りにしていた人がいなくなる自分への恐れもあったのかもしれない
80 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:25
愛は気がついた
卒業の悲しさは自分への甘えでもある

強くならなければいけない

今までは逃げていた
でも これからはもう逃げられない

そして
これからは、自分がグループを引っ張っていかなければ

娘。のためにも そしてもちろん自分の為にも
81 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:28
そんな決意を持った愛は
改めて松浦の言葉の意味を考えた

松浦は愛をよく見ていてくれたのだ
だから愛を鼓舞するために あえてきつい言葉をかけたのだと

――松浦さんはやっぱりすごい
  わたしも強くならなくっちゃ
82 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:29
愛の松浦を見る目は変わっていった
そして
藤本を見る目も

愛は今までの会話で藤本と松浦の信頼関係をちょっぴりうらやましく思った
お互いの立場が変わっても変わらぬ信頼関係に
愛にもそんな関係を持てる人がいればいいのにと

そんなふうに思いながら藤本の顔をみていると
愛は ふと疑問に思うことが出てきた
83 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:29
『でもやっぱり松浦さん酷いですよ』

『えっ なんで』
突然の言葉に戸惑う藤本

『だって 私より藤本さんがいるじゃないですかライバルなら』
『松浦さんは藤本さんをライバルとして見てないって事じゃないですか』

愛が覗き込むと藤本の顔がみるみる紅くなる

『たっ 確かにそうだね』
『私も同じ事聞いたんだけどね なんかライバルじゃないらしいよ』
と答えながら当時のことを思い出す藤本
84 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:30
――ねえねえ 亜弥ちゃん私のこと忘れてない?
  美貴だって来年デビューするんだよ

  そうだね
 でも美貴ちゃんはライバルじゃないよ

  えー それって美貴はライバルになるほどじゃないってこと

  そうじゃないよ
美貴ちゃんは追いかけられるより追いかけたい存在なの

  なにそれ
全然意味わかんないよ

  いいのいいの
今に分かるよ――
85 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:31
『確かに今なら意味がわかる』
藤本は思わず口に出してしまった

『今なら意味がわかるって?』
藤本を不思議そうに見ている愛

藤本は話をはぐらかそうと
慌てて立ち上がり
愛の方に向き直した

『まあ それよりそろそろ行こう』
『みんなの所へ』
愛に手を差し伸べる藤本

『はい!!』
その手を満面の笑みで掴む愛
86 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:31
その愛の顔を見て藤本は安心した

――もうこの娘は大丈夫だ
 きっとこれからモーニング娘のエースとなるかも――

と思う一方で
また

――待てよ 私としてはこれはどうなのだろか
  喜ばしい事なのだろうか――
と考えこんでしまう藤本
87 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:32
手を握ったまま突然渋い顔をしたまま動かなくなった藤本を
愛はきょとんとした顔で見ている

『まいっか』
――私も今まで以上に頑張ればいいのだから――
あまり物事を深く考えない藤本はすぐに気を取り直すと

『それより美貴 今年は頑張るよ 邪魔者もいなくなるし』
『これからはふたりで娘。をひっぱっていこうね愛ちゃん』
と より強く愛の手を握った
88 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:33
これから卒業する大先輩を邪魔者とあっさり言う藤本に苦笑しながら愛は
『でも 石川さんもいますよ』
と言ってみた

『あー 梨華ちゃんね』
『だいじょうぶ おとめで美貴が潰しとくから安心して』

『安心してって』
藤本の言葉に愛は吹き出してしまった

――この人はまっすぐな人だ 裏表がない
周りからはキツイとか言われているが 本当はとてもやさしいのだ
あの松浦さんが心を許しているのもうなずける――
89 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:34
そう思うとなんだか急に松浦に嫉妬心を懐いてきた
そんな自分に気づいた愛は ぎゅっと藤本の手を握り返した
『わたしも潰されないように頑張んなきゃ』

『だいじょうぶだよ 愛ちゃんさくらだし』
『おとめだったら潰すけどね』
笑っている藤本

その言葉は何処まで本気かは愛には読み取れないが
なぜかやさしさは十分感じ取れた

そして仲良く手を握り合ってみんなの所に帰っていった
90 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:34


誰もいない観客席

明るくライトアップされたステージ

15人の娘が踊っている

その中で
目を輝かせ
躍動感溢れるダンスを踊る娘がひとり

その姿をステージ横でじっと腕を組み
仁王立ちでその様子を見つめている娘がひとり
91 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:34
『なんか 高橋変わったね』
その娘の横で突然声がする

声が聞こえた方へ首を動かすと 互いの目が合う

『おはようごっちん』
『おはようまっつう』

それ以上何も語らず
ステージを見るふたり

やがて
リハーサルが終わり
戻ってくる娘達

代わりにステージに向かう後藤
92 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:35
戻ってくる娘達の中のひとりが
その輪から抜け出して
松浦に向かって歩いてくる

力強い目で松浦を見つめ
まっすぐ近づいてくる

松浦の横に並ぶ


『私 負けませんから』
そう言うと仲間達の方へと帰っていく

松浦は少し笑みを浮かべたが
じっとステージ上の後藤を見ていた
93 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:35


すると後ろから


『藤本さんっていい人ですね!!』
『そっちも 負けませんよ』

その言葉に思わず振り向く松浦

その声の主は満面の笑みで松浦に手を振ると
そのまま藤本の方へスキップしていった

FIN
94 名前:xavi 投稿日:2004/02/16(月) 12:37
>桃さん ありがとうございます
 一応何とか終了しました
 またこっそりとくだらないものを書きたいと思います
95 名前:名無し飼育 投稿日:2004/02/21(土) 19:42
良かったです!
ある意味…藤本の取り合い?(w
また何か書くのでしたら楽しみです。
96 名前:名無し飼育さん 投稿日:2004/03/07(日) 02:23
藤本さんモテモテですねw
次回作もあやみきでお願いできたら非常に幸せです。
97 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:19

今回は
ドラクエな感じでいきたいと

98 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:20


―― Quest ――

99 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:21


CHAPTER 1
――― 旅立ち ―――


100 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:21
ここはペンギン村

アップフロント大陸のほぼ中央に位置し
大陸最大の火山のハロプロ火山の麓にあるこの村は
森に囲まれ とてものどかで平和な村であった

そんな村に突然ある事件が起こり
英雄達が立ち上がる

これはそんな英雄達?の冒険の物語である

101 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:22



事件は天気のよいある朝に起こった



102 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:22
『あ ピョン ピョン ピョン ピョピョピョンピョン』
『うーん 今日もいい天気だピョン』
かわいいピンクのウサギは大きく伸びをした

すると後ろから

『メエ メエ メエ メメメエメ〜』
『あやピョンおはよう』
『まだ ねむいメ〜』
青いヒツジが眠そうな顔でやってきた

『あっ みきウール おはよう』
笑顔で振り向くあやピョン

しかし

あやピョンの笑顔は一瞬にして驚きへと変わった
103 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:22
『みっ みきウール!』
『つっ 角がないピョン』

それを聞いてビックリしたみきウールは
両手を頭の角のあった部分に持っていき
悲鳴にも似た声をだした
『ほんとだメー』
『角がないメー』
『たいへんだメー』

『昨日はあったのにどうしたピョンかな』

『きっと寝てる間に誰かに盗まれたメー』
『そうに違いないメー』
『くっそ〜 誰が盗んだメ〜』
みきウールは怒り心頭だ
104 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:23
するとあやピョンが掌をポンと叩き何かを思いついた
『そうだ きっとハロプロ火山に棲む魔王の仕業だピョン』
『すごく悪いやつってうわさだピョン』

その言葉に激しく同意するみきウール
『そうだメー』
『そうに決まってるだメー』
『取り返しにいくメー』

『そうだ 取り返しにいくピョン』
あやピョンも俄然やる気だ
105 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:23
『魔王め! 必ず私たちふたりで倒してやるメー』
みきウールも燃えていた

そして2匹はお互いの腕をがっしりと組んで同時に叫んだ
『待ってるだメー』
『待ってるだピョン』

こうして魔王を倒す決意をした2匹は 自分達の家に急いで帰って行った
106 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:24


―――あやピョンの家―――


107 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:24
『ねえねえあやピョン 準備できたメー?』
みきウールは待ちくたびれている

『待ってよ みきウール』
あやピョンはというと必死に自分のリュックに入れるものを物色中だ

『おやつ何持っていくか悩んじゃって はかどらないピョン』

『もー 鮭とばだけ持てばいいメー 早くするメー』

『みきウールは鮭とばしか持たないピョン?』

『焼肉用の七輪も持ったメー 他になにが必要あるメー』
自信満々に胸を張るみきウール
108 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:25
もうちょっと待ってよと言いつつ急いで支度を整えるあやピョン

『できたよ!みきウール』

『よーし それじゃさっそく行くだメー』
オーとこぶしを上げて元気に出発する2匹であった

『ねえねえ みきウール まず何処行くピョン?』

うーん と考えるみきウール
『そだね まず村長の家に行って魔王の棲家までの道を聞くメー』

『それいいピョンあるね』
さっそく2匹は村長の家に向かうのであった

109 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:25



――― 村長宅 ―――


110 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:26

『Zzzzz・・・』
『Zzzzz・・・』
この村の村長はゴマキ村長といって1日20時間も寝るほどの寝ぼすけペンギンである
今日もいつものように自分のベッドで気持ちよさそうに寝ている

すると突然

バン!!
というものすごい音がした
111 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:27
『なにがあったのですか 村長!』
その音を聞き
別室にいたキノコ姿の秘書のやぐちキノコが慌てて村長の寝室に駆け込んできた

そしてやぐちキノコが部屋で見たものは
蹴破られて無残な姿で床に倒れているドアと2匹の侵入者であった

『なんなのですか 貴方達は!』
やぐちキノコは強い口調で言った
112 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:27
『みきウールとあやピョンだメー』

『村長に会いにきただピョン』
まったく悪びれた様子もなく答える2匹

『だからって何でドアを蹴破るのですか!』
やぐちキノコがさらに言葉を荒げる

『ドアを開けようと押しても開かないから 蹴破ったピョン』

『仕方がなかったメー』
全然まったく悪びれる様子のない2匹
113 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:28
『引けば簡単に開いたのに!!』
やぐちキノコは悲鳴にも似た声で叫んだ

しかし2匹は謝るどころか
『うちのドアは押して入るメー』

『うちのドアも押して入るピョン』

『おそろいだメー』

『おそろいだピョン』

『『うれしいねー』』
と抱き合う2匹
114 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:28
あまりのことに怒りを通り越して あきれてがっくりと肩を落とすやぐちキノコ
もはや返す言葉も見つからない

そんなうるさいやり取りがあったにもかかわらず
ゴマキ村長は寝つづけている
かなりの大物である
115 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:28
『あっ あの』
『もうドアのことはいいからさ いったい何しに来たの?』
やぐちキノコは半ば呆れ顔で恐る恐る2匹に聞いてみる

実は かくかくしかじかで・・・
2匹はこれまでのいきさつを話した

『そうだったの それは災難だったね』
やぐちキノコは2匹の話を聞いてちょっとかわいそうに思い(かなりのおひとよしだ)
まだ寝ている村長を起こすために村長のベッドの所に向かった
116 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:29
『村長 起きてください』
起きない・・・

『村長!起きてください!』
まだ起きない・・・

『村長!!おきて!!』
まだまだ起きない・・・

『起きろーーーーーーーーーー』
やぐちキノコはめいっぱいの声で叫ぶ
117 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:29
すると

『んあ』

なんとも間の抜けた声でゴマキ村長はのそっと起きだした
起こすときはいつもこんな感じである

起きた村長に
やぐちキノコは肩で息をしながら2匹のことを話した
118 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:30
話を聞き終えた村長は
『へー それは大変だね』
『でも魔王を倒しに行くとは きみたち勇気あるね』
『よし! きみたち2匹は今日から勇者としよう』
感動した村長はあっさりと2匹を勇者とした(勇者になるのは実に簡単だ)

こんなやつらを勇者にするなんて
この村長は人を見る目が
いや 動物を見る目が全く無いのである
119 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:30
『やったよ! みきウール!』
『私たち今日から勇者だよ勇者! うれしいピョン』
素直に喜ぶあやピョン

『そっか・・ みき達は勇者になったメー』
みきウールの目が怪しく光った

すると
つぎの瞬間
120 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:31
みきウールはガサガサと部屋のタンスを物色し始めた

『ちょ ちょっと何してるの!』
やぐちキノコが慌ててみきウールを止めようとする



みきウールはさも当然のごとく言い放った
『えっ だってみき達は勇者メー』
『勇者は 人の家に勝手に入って タンスとかツボとかの中身を持っていっていいのだメー』

『えっ そうなのみきウール 勇者はすごいピョン』
あやピョンも早速 壺を物色し始める
121 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:31
その様子を見ていたやぐちキノコは
『村長なんとかしてください!!』
とふたりを止める為に村長のほうに振り向いたが
村長はすでに寝ていた

頭を抱えるやぐちキノコは しばし立ち尽くしていたが
やがて自分の家に急いで帰っていった
――早く家の戸締りをしなきゃ
122 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:32
周りのことも気にせず家捜しをする2匹
様々なものを物色してはリュックに詰めていく

すると あやピョンが何かを見つけた
『ねえねえみきウール 薬草見つけたピョン』

『えー 草は嫌いメー いらないメー』

『そんなこと言わないでさ きっとおいしいから食べてみるピョン』

『いや まじ勘弁メー』
と逃げるみきウール
追いかけるあやピョン
123 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:32
やがて2匹は追いかけっこに夢中になり村長の家から出て行った
後に残ったものは無残にも荒らされた部屋と村長の気持ちよさそうな寝息だけであった

こうしてみきウールとあやピョンは勇者となりペンギン村から旅立つのであった


124 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:33
この先2匹を待ち受けているの生か死か
魔王とはいったいどれほど恐ろしい魔物なのか

その魔王を倒してみきウールの角を取り戻す旅に出る決意をした2匹
はたしてその前に立ちはだかる幾つもの困難に立ち向かって
見事魔王を倒すことができるのか

がんばれ みきウール!
まけるな あやピョン!
みきウールの角を取り返すその日まで!!
125 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:33
登場人物?紹介

名前:あやピョン
職業:勇者
特技:人の話を聞かない 自画自賛 
必殺技:??
装備:みきウールとおそろいのリュック
持ち物:おやつ類がいっぱい
    村長の家から強奪してきたもの(薬草など)
この物語の主人公 西の方の村から流れてきてペンギン村に住みついた
ペンギン村に住む前の過去についてはあまり知られていない
126 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:34
名前:みきウール
職業:勇者
特技:人の話を聞かない 人をにらみつける 高速ツッコミ
必殺技:??
装備:あやピョンとおそろいのリュック
持ち物:鮭とば 七輪 ティッシュ
    村長の家から強奪してきたもの(預金通帳や印鑑など)
この物語の主人公 北方の大陸から流れてきてペンギン村に住みついた
ペンギン村に住む前の過去についてはあまり知られていない
127 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:34
名前:ゴマキペンギン
職業:村長
特技:何処でもすぐ寝る 
必殺技:??
装備:??
かつては大陸一の勇者と謳われていて 相当強かったらしい
なぜか今は ペンギン村の村長をしている
128 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:34
名前:やぐちキノコ
職業:村長の秘書
特技:フォロー 人の視界から一瞬で消える逃げ足
必殺技:??
装備:??
かつてゴマキペンギンと一緒にパーティを組んで大陸中を旅した
なぜか今は ペンギン村の村長の秘書をしている
129 名前:xavi 投稿日:2004/03/15(月) 17:41


>名無し飼育さん ありがとうございます
 今回はあやみき?でいきます。

130 名前:名無し飼育 投稿日:2004/03/16(火) 22:05
みきウールの強奪品w
可愛い勇者達の冒険に期待してます!
131 名前:名無し飼育 投稿日:2004/04/04(日) 00:10
作者さん飽きちゃったのかな?
更新待ってます。。。
132 名前:名無し飼育 投稿日:2004/08/09(月) 23:25
放置か…

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