Snow Fairy

1 名前:雨路 投稿日:2004/02/22(日) 03:08
アンリアルです。
そんなに長くないと思いますが、良ければお付き合い下さい。
2 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/02/22(日) 03:09

毎年この時期が来ると思い出す。
冬が好きになるきっかけになった出来事を…
3 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/02/22(日) 03:12

歩いても歩いても
周りの視界はほとんどなく、ただ真っ白な世界が広がるだけ。
頼りになるのは昔から住んでいる慣れといったところだろうか。
これならば自転車で行くなと言われたのも頷ける。


しかしこうまで強く降ってくると、ただでさえ沈んだ気分がさらに悪化する。
天気予報によると、ここしばらくは過去に例を見ない豪雪らしい。
確かに生まれてこのかた、ここまで学校に行くのに苦労したことはない。
例年であれば学校が始まるこの時期、積もったりしないものである。

このどうしようもないイライラは、私が大嫌いな人間のせいにする。
人間が文明を発達させてきたからこんな異常な気象になってしまうんだ。

この年になってこんなことを考えている人間はどうかしてるだろうが、それでごまかしきれる私はもっとどうかしてる。

4 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/02/22(日) 03:13

自分を責めているうちに周りにうっすら人影が増えてきた。
門をくぐり校庭の雪をかいてある土の部分を歩く。
先生達もいつもに増して頑張ったのだろう、目に茶色の部分がはっきりと映えてくる。

校庭を半分くらい行ったところでやっと校舎の形が見えてきた。
靴箱に着くと、足をあまり冷やしたくないためさっと履き替える。

そして、いつものようにのんびりと教室に入った。
5 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/02/22(日) 03:14

休み明けだからといって私に話しかけてくれる人などいない。
小学校の高学年の時くらいからそうだったからもう慣れてしまった。

なぜか席も窓際になることが多い気がする。
友達に言われて席を替わったときも、だいたい窓際である。
私に言わせれば、教室の中で窓際ほど良い席はないと思うのだけれど。
6 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/02/22(日) 03:15

そんな繰り返しで、いつからか窓の外を眺めることが多くなった。
授業もあまり聞いていない。
ただ、みんなが放課後に部活したり休日に遊んだりしている間に1人で勉強しているため、成績は飛び抜けて高かった。

ただし今日は自分側の窓を見ても、反対側の窓を見ても景色は全く変わらない。
何もない真っ白な空間に、この教室だけが浮かんでいるように感じられた。
7 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/02/22(日) 03:15

さすがに何も見えないところをずっと見ているのも飽きたので、久しぶりに教壇の方を向いた。
すると、先生の横に見知らぬ少女が立っている。
どうやら転校生の紹介をしているらしいが、見るからに明るそうな性格である。

普通の人ならば名前くらい覚えようとするだろうが、私はそれすらしない。
どうせ覚えたとしてもそのうち他の友達と仲良くなって、クラスの中で存在感の薄い私と話したりなんかしないだろう。

一度その転校生と目があったような気がしたが、すぐに目をそらした。
8 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/02/22(日) 03:18

目のやりどころに困って再び外を見ると、すっかり雪もやんで一面の銀世界が広がっていた。
こんな白くて綺麗な景色を見るのは初めてである。
雪国に憧れている私にとっては、まさに夢の世界。
ずっとこの景色を眺めていたい、と思っているところで無情にもチャイムが鳴り響く。
9 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/02/22(日) 03:19

いつもしばらくぼーっとしてから帰るため、教室の戸締まりは私の仕事になっていた。
周りを見回して、みんな帰っているのを確認してから教室を出る。

その後、鍵を返して靴箱に行こうとしたところで後ろから誰かに名前を呼ばれた。


「紺野さん?紺野さんだよね!?」

あまり聞き覚えがないが、すごく独特な声。
振り返って見ると、どうやら声の主は朝の転校生だったようだ

「はい。そうですけど…」
「今日転校してきた小川麻琴です。よろしくね」
「こ、こちらこそ」

初対面でよく話しかけられるものだと思う。
あまりにも明るい微笑みに、苦笑いながらも久しぶりに笑った。
10 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/02/22(日) 03:20

でも、一体この人はなぜ私に話しかけてきたのだろうか。
それ以前になぜ私の名前を知っているのだろうか。
そんなことを考えていたので、呼ばれていたのに気付かなかったらしい。


「紺野さん?紺野さーん?どうしたの?」
「あ、ごめんなさい。ちょっと考え事してて」

「それより一緒に帰らない?」
「えっと…ごめんなさい。今日はちょっと用事があるので…」
「そうなんだ。じゃあ仕方ないね。これからよろしく!」


彼女のにこにこした表情を見ると少し断ったのも悪いような気がしたが、軽く礼をしてその場を去った。
11 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/02/22(日) 03:21
天気自体は良くなったものの雪は全く溶ける様子がなく、歩くのに苦労した。


その道の途中で、雲のすきまから明るい一筋の光が射し込んでいるのが見えた。
それは背景にある白い山々と見事にマッチしていて、単に「綺麗」や「美しい」といったような言葉では語れないほど。

あんな壮大な風景を見ると、自然の素晴らしさをあらためて実感する。
先ほどあれだけ憎んだ雪も、本当のところは大好きである。
あの何もかもを隠してくれそうな静けさ…

変なことだけれど、毎年私は雪に恋している。

当たり前のことだが、春になれば必ず別れなくてはいけないと分かっている。
それでも必ず好きになってしまうのだ。


友達のいない代わりに雪に恋するのかも知れない。


毎年別れてしまうときの、悲しさや寂しさ。
それをどうすることもできない悔しさや無力感。
それが私を成長させてくれている、私のためになっている、と思っているから止められないのかも知れない…
12 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/02/22(日) 03:22

またくだらないことを考えてしまった、と思った頃には家に着いていた。


今日も昼から出かける予定も何もない。
いつものように1人で勉強することになるだろう。


だから、さっきの転校生と一緒に帰ろうと思えば帰ることが出来た。
もっと言えば遊びに行くことだって出来たんだ。
なのに、無意識のうちに断ってしまった。
自分でも気付かないうちに人間というものがますます嫌いになってしまったのだろうかと思う。
13 名前:雨路 投稿日:2004/02/22(日) 03:27

今日の更新はここまでです。
読み返すと、スペースの使い方が変ですね…
次から気を付けてみようと思います。
14 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/02/22(日) 20:13
おおおおおっ!
好きな人物が主役なのかー!?
彼女がどう変わるのか、すごく気になります
続き期待してます
15 名前:名無し飼育さん 投稿日:2004/02/26(木) 00:26
面白そうですね。頑張って下さい。
16 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/03/11(木) 20:49
次の日の朝もしんしんと降る雪。
昨日ほどではなかったものの、自転車通学はとても出来そうにない。

仕方なく少し雪が積もった道を1人歩いていく。
17 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/03/11(木) 20:51
私の家の方角には畑ばかりあるため、近くにあまり人が住んでいない。
近所と言えるのは、老夫婦が2人っきりで暮らしている家くらいだろうか。

―その家はほとんど隣り合わせのようにあるのだが、特に関わり合いはない―

なのに、少し歩いていくと先に見えるのは1人の少女。
制服もうちの学校で指定されているもののように見える。
こっちから登校する人は私以外にいないはずなのに…

いったいあれは誰なんだろうか。
少し俯き加減に歩きながら考えていると、いつの間にかその少女は目の前にいた。


「おはよう、紺野さん」
「え? あっ、転校生の…」
「そう。昨日転校してきた小川麻琴。紺野さんの家はどこにあるの?」

唐突な質問に動揺しながらも、黙って自分の家の方向を指した。
昨日ならば雪でこの場所からは見えなかっただろうが、今日は辛うじて見える。

「あ、あの家?私の家の近くだね。というか近くにある家は紺野さんの家しかないみたい」


私の家がそれと知った瞬間は嬉しそうな表情を見せたが、言い終わった頃には苦笑い。
きっと私の顔も小川さんにつられて同じようになっていたことだろう。
18 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/03/11(木) 20:52
さっきの話によれば、小川さんはあの老夫婦が住んでいる家に引っ越してきたことになるみたいだ。
あんな家に引っ越してくるからにはそれなりの事情があるんだろう。
親の転勤や離婚。もしかしたら不幸なことがあったのかも知れない。


私が黙り込んで会話が止まったと思ったが、小川さんはすぐに話を続けた。

「でもすごい雪だよね。前住んでたところは雪が積もるだけで大騒ぎだったから」

そうなんだ、といった感じで軽く頷いておく。

それからも学校に行くまで小川さんが一方的に話していた。
私はずっと聞き手に回って頷いたりするだけで、何も自分から話さない。
いつも人の話を聞くことが少ない私にとっては、聞き手となることさえ珍しいんだけど。

一度聞かずにぼーっとしていると、わざわざ同じことを2回話してくれたりもした。
さすがにこうまでされると聞かないわけにいかず、渋々と耳を傾ける。


始めはとても迷惑で嫌だった。
毎朝、自然を視覚だけでなく聴覚でも楽しみながら登校する、という私の楽しみを奪われたのだから当然といえば当然である。
でも熱心に話している小川さんを見ていると、なぜか少し気分が和らいでいるような気がする。
今まで人間に持っていたイメージとは少し違うような感じがした。
19 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/03/11(木) 20:53

20 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/03/11(木) 20:53
その日の授業も全く聞いていなかった。
でも、いつものように外ばかり眺めているのではなく、目線の先にはあの転校生の小川さん。

小川さんの席はだいたい教室の真ん中当たり。
私の席が教室の前のドアから一番遠いところで、そこからちょうど右斜めに3つのところに当たる。
一番後ろの席だからじっと見ていたって誰も気付かない。

彼女は既にクラスになじんでいるようで、積極的に授業に参加していた。
まだ2日目だというのに、ムードメーカー的な存在だと言っても過言ではないくらい。

あんなに明るくて、すぐに友達が出来そうなところが羨ましい。
世界の見え方も180°変わるのだろうか。

でも、別にそうなりたいって思ってるわけじゃない。
なぜかと言われたら答えは1つ。
どうせ思ったってなれっこ無いって分かってるから。
21 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/03/11(木) 20:54
なぜこうも変な意味で大人びてしまったのだろう。

同い年の友達とかと話したりしないから?
こうやって1人で考え事をしている時間が多いから?

でも小川さんはどこか違った。
憧れと言うよりは、ただひたすら見ていたいだけ。
少し言い換えるなら見えない何かに引きつけられているような感じ。


もし、このまま時間が流れなければ、私はずっと小川さんを見続けていたのかも知れない。
しかし時は過ぎるもので、教室にチャイムの音が鳴り響く。
22 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/03/11(木) 20:55
その途端、小川さんの机の周りに大勢の人だかりが出来た。

小川さんの場合は転校してきたってのに加え、話し上手そうなのが大きいからこうなるのだろう。
やっぱり明るい性格は羨ましいかもしれない。

そう言えば小川さんはどこから来たのだろう?
朝話していたのを聞いていた限りでは、ここの方言とはかなり違ったような気がする。
でも、テレビのニュースで聞くような標準語ってわけじゃなさそう。
きっとこの地域の独特の方言に驚いているんじゃないかな。


そうこう考えながら、結果的に1人でお昼のお弁当を食べる。
いつもと同じといえば同じなのだが、何か心に引っかかっていた。

どこか寂しく、どこか虚しい。

普通の人だったら、そう感じたって変じゃない。
でも私はいつもと同じように1人でお弁当を食べているだけ。
いったい何がそうさせているのかさっぱり分からない。
23 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/03/11(木) 20:55
午後からも同じで、小川さんを見ていることが多かった。
休み時間になればみんなに囲まれて見えないけれど、授業中ならその心配もない。

それにしても、なぜこうも見ていたくなってしまうのか。
思い出せる限りでは、ここまで人間が気になったことはない。
ひょっとしてこれは世間で言われている『恋』というものなのだろうか?

一瞬そう思ったけれど、なんか違う気がする。
今まで人間にどきどきしたことなんて無いから確証はないけれど、どこか違っている。
言い換えるなら、動くものが気になって仕方がない子供のような感じ。

つまり、小川さんにはどこか珍しさがあった。
ただ単に私にとっては人間というもの自体が珍しいだけかもしれないけど…

結局、昼からもずっと小川さんを見続けて気付かれぬまま授業は終わった。
24 名前:雨路 投稿日:2004/03/11(木) 21:04
更新遅くなりました。

>>14 名無飼育さん 様
期待に応えられるよう頑張ります。

>>15 名無し飼育さん 様
応援ありがとうございます。
25 名前:名無し飼育さん 投稿日:2004/03/12(金) 01:08
何だか紺野さんらしいもの静かな人物設定ですね。
楽しみにしています。
26 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/03/13(土) 18:52
更新されてたー!
嬉しい。ただただそれだけです
27 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/04/23(金) 23:36
いつものようにみんなが教室を出るまでぼーっと待つ。
5分くらいして人の気配が無くなったのを感じてから立ち上がろうとした。

「紺野さん、いつも最後までいるの?」
「えっ、小川さんいたの!?」

人の気配がまったくなかったはずなのに、前を見ると小川さんが座っている私を覗き込んでいた。
それに驚き、焦って立ち上がった。

「そんなに驚かなくても…」
「ご、ごめんなさい…」

椅子が倒れそうなくらいの勢いで立ったのだから、驚くのも当たり前だろうかと自分の行動を反省する。

「もう誰もいないんだから早くしようよ」
「えっ?」
「だって同じ方向に帰るの紺野さんしかいないもん」
「つ、つまり、一緒に帰ろうってことだよね?」

いつもはぼーっとしていると何も聞こえないのだが、さっきの言葉は何故か鮮明に聞こえた。
それどころか、頭の中に繰り返し繰り返し同じ言葉が響いてくる。

「うん。そうに決まってるじゃん」
「分かった…」
28 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/04/23(金) 23:37
なぜだろうか。
あれだけ見ていた小川さんと一緒に帰れるのに、どこか気分が沈んでいる。

別に一緒に帰れない理由があるわけではない。
なのに体が嫌がってるような気がする。
私も小川さんも特別変なことをしたわけじゃないのに。

強いてあげるとしたら心の中で、小川さんだってみんなと同じ人間だと言い聞かせたこと…

「紺野さん、まだー?」
「あ、ごめん」
「紺野さんってぼーっとすること多いんだね」
「う、うん…」

私が考えていたことも知らず、小川さんは相変わらずにこにこしている。
さすがに少し罪悪感が湧いてきて、今更断る気にはなれない。
だけども気持ちは後ろ向き。


だが、そんな心の葛藤は、すぐに消し去られる。

「ねぇ、早く帰ろ!」
「う、うん。でも戸締まりがまだだから…」
「紺野さん今日当番だった?」
「ううん。違うけど」
「自分から進んでやってるんだ。えらいねー」

満面の笑顔で答えている小川さん。

「いや、部活に入ってないだけだから…」

こんなことを褒められても答え方に困る。
だけど私の頬は結構赤くなってるだろう…

「私も手伝うから早くしよ!」
「あっ、ありがとう」
29 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/04/23(金) 23:38
いつものように門を出て、いつもと同じ道を通る。
雪は朝に比べると弱くなったものの、まったく止む気配はない。

いつもと変わらぬ道に、いつもと変わらぬ雲。
ただいつもと1つ違うこと。

寂しく1人で帰るのではなく、隣には小川さん。
学校から1人で帰らないのは何年ぶりだっただろう…
今考えてみても、まったく思い出せない。

考えていると、何故か頭が痛くなってきたので止めた。
30 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/04/23(金) 23:38
よくよく考えてみると、学校を出てからどちらも話してない気がする。
私が考え事をして聞いてなかっただけかも知れないけれど…

「ねぇ?紺野さん聞いてた?」

どうやら後者だったみたい…
とりあえず首を横に振った。

「また聞いてなかったんだ」
「その…ごめんなさい」

謝って顔を上げると、軽く苦笑いされているようだ。

「別に良いよ。それより話続けるね」

特に意識することもなく話の区切れに相槌を打つ。

「あのね、私って都会から引っ越してきたんだ」

私が相変わらず何も喋らないのにも関わらず、小川さんの話は続く。

「だから前にも言ったけど、雪がこんなに降ってるの見てびっくりしたんだよ。
 テレビとかで雪が降ってるの見て羨ましかったけど、ここまで降ると迷惑だよね。
 天気の神様に言っておかなきゃ」
「天気の神様…」
「あ、私が勝手に信じてるだけだから気にしないで」
「う、うん…」
31 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/04/23(金) 23:39
何と言えば良いんだろうか。
自分と同じような空気を感じ始めた。

一体彼女は何なのだろう。
出会ったときからこのことばかり考えている気がする。
確かに私は物事に対して深く推測する方かもしれない。
それでもこんなに人間を、同い年の女の子を気にするだろうか。

その手がかりが出たのはつい先ほど。
彼女が発した『天気の神様』と言う言葉。

だいたい人間が神様を信じるのは、何か頼りになるものが欲しいときだと思う。
私の場合はその典型。
日常生活で足りない部分を補っているような感覚。

小川さんが神様を信じてるってことは、私にとって同じ空気を感じるには十分だった。
ってことは小川さんは…
32 名前:Snow Fairy 投稿日:2004/04/23(金) 23:39
「それじゃ、またねー」
「えっ?あっ、ばいばい…」

いつの間にやら家の前。
小川さんに聞きたいことがあったけど、既に声の小さい私では届きそうにないところ。

その後ろ姿を見ると胸が痛くなってきた。
思い出してはいけない何かがあったような…

気になって気になって仕方がない。
どうやら今夜は小川さんのおかげで眠れないだろう。
33 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/25(日) 00:41
今後の展開が気になります
34 名前:紺ちゃんファン 投稿日:2004/06/16(水) 21:31
作者さま、はじめまして。
この後の展開がとても気になります。
応援してるのでがんばってください!

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