柴田あゆみとの恋愛小説

1 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:12
始めまして
これは以前別のスレで書いたものを納得のいくよう書き直したものです
ちなみにそのスレは荒れてしまいまた…
エロがありますがその点は了承して下さい
2 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:19
届かぬ思い

この高校に入って一目惚れした娘、柴田あゆみに告白しふられてかれこれ3ヶ月。いまだ彼女を諦められない。
彼女を知ったのは一年生の10月で通学時の電車の中。この学校にこんなかわいい娘がいたのかと、胸が苦しくなって何かが破裂したような感じがした。
その日以来彼女の事が忘れられなくなった。彼女はどこのクラスでなんていう名前なのだろう…という具合に。
二年生の時彼女は二つ隣りのクラスになった。しばらくたって名前が柴田あゆみだと分かった。
クラスが近いというのもあって二年になってから顔を合わすことが多くなり彼女への思いはさらに大きくなった。
3 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:19
気持ちが押さえきれなくなったおれは話しもしたことのない彼女に告白した。向こうはおれのことを知らなかった。それもあってか結果は惨敗。
交際を断られたときおれは付き合って欲しい一心で思い返せば何であんな事が言えたのだろうという様な言葉で懇願していた。
その後振られた事を知ったクラスメイトにからかわれたり、その娘の友達に笑われたりなど気まずい思いをした。
それからおれは諦めよう、他に好きな娘を作ろうと努めたが彼女しか考えられなかった。
学校では会いたいけど会えば気まずい思いをするから会いづらいというジレンマの中彼女と廊下などで顔を合わした。
4 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:20
放課後廊下を歩いていると「ねえ」と女の子の声がして振り向いた。呼び止めた娘の顔を見て目を疑った。なんと柴田あゆみだった。
「あなた、今でも私のこと好き?」と唐突な質問
「え…?」おれは戸惑う。
「どっちよ!?」とせかす彼女。何か焦っているように見える。
何か訳がありそうだがゆっくり考える暇などない。今おれは人生で一番好きになった人に話しかけられているのだ。おれは告白の日以来彼女と話はしていない、というかその時しか話をしたことがなかった。
なんと言っても2度目になる今回は今も好きかどうかという思いっきり期待させるものだ。
渇いた口につばを浸し、それ飲み込み一呼吸おいて「好きだよ」と答えた。
「じゃあ付き合って」と流れ作業のように言い返された。
「ええ……!?」期待はしていたが怖いほどトントン拍子。あの日以来似た状況の夢は見た。目を覚ますとなんだ夢だったのかと鬱になったりした。だが今回は紛れもない現実。
5 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:20
この瞬間を出会って以来毎日のように頭の中でシュミレイションしていたが、いざ本当に起きると実感がわかない。
「どっちなの!?付き合ってくれるの?それとも駄目なの?」彼女の手が肩を掴む。
、、、あったかい…。これが柴田さんの手……。
彼女にふれたのはこれが初めてだ。おれは肩に触れた感触に全神経を奪われ質問を考える事できなかった。
「!!」怒鳴り声で我に返った。質問の返事を早く答えないので怒っていたと思われる。
「き…、君がいいというなら……」もじもじしながら答えるおれ。
「はっきり言って」ぬっと顔を近づけて来た。怒りの形相で近づかれたことより最愛の人の顔が目の前に来たことへの喜びで驚いた。近づいたことによってシャンプーと思われるいい匂いがしたので思わずうっとりしてしまった。
そんなことで感動している場合ではないと返事の言葉に悩むおれ。
「付き合いたい!今も好き!!大好き!!!」おれは思いついた言葉をそのまま並べた。
「じゃあ今から私たち恋人よ」と手を掴まれそのまま引っ張られた。
6 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:21
その後も手を引かれまま学校の外、そして街へと連れて行かれた。でもどこに行くかは全く気にならなかった。なにしろ今まで思い続けた娘の手がおれの手を握っているのだから。そのことで頭はいっぱいだった。
目もあゆみの輪郭しかとらえられずそれ以外は完全にぼやけて脳が受け付けない状態だ。
ある場所で立ち止まりそれと同時に手が離れた。余裕が出来たので周りを見るとおれは目を疑った。なんとここはホテル街。なんかの冗談だろと彼女を見るとおれの方向き両手がおれの頬にふれると顔がスッと近づき唇に何かが当たった。
イタっ…付き合って間もないのに関わらず彼女はおれにキスをしてきた。この時あゆみの出っ歯が当たり唇が切れて血が出ていることは全く気がつかなかった。
あゆみは唇を離し目を開いた。冷めた目でおれを見ながらおれの右手を両手で掴むとそのまま自分の胸に覆い被さるように押しつけてきた。やわらかい…という感触と同時に下半身が完全に反応した。
頼む!絶対下を見ないでくれと焦りながら彼女の顔を恐る恐る見た。
7 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:22
「ちょっと古い言い方だけどBまでいったわ。順番は守ったから行ってもいいでしょ?」
意味はすぐに分かった。今度は返事を待つことなくおれの腕を強引に引っ張りながら目の前のホテルに連れ込まれた。
おれはなされるがままに部屋に連れて行かれた。手が離れたと思うと彼女はそのままベッドのシーツをまくり、靴を脱いで座り込んだ。
「あのぉ柴田さん…まだこういうのはやいんじゃない?」
するとおれを睨み付け脱いだ靴を踏みつけながらこっち寄ってきた。
「あなた私を想像しながらやったことあるんでしょ!?」
「!!!」いきなりなんていうことを…。まあ確かに間違ってはいない。
「そのとき想像していたことを今からするの。想像では付き合う前からするのに本物とは付き合ってすぐは出来ないの!?」とおれの股間手を伸ばし握ッてきた。
「ほらぁここ、カチンコチンになっちゃって。体は正直ね」とマックス状態のモノを掴み冷やかな目で見ながら言った。
「うっ…」イメージとは違う行動。想像ではエッチな事をしてくれる女の子を浮かべるのに実際はそんなことするような娘じゃないと矛盾したことを考えていた。
8 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:23
それもあってかこの行為はおれを困惑させた。
「男の人ってすぐエッチなこと考えるのでしょ?あなたも私を裸にして触ったり舐めたりしてあなたの名前を叫びながら感じているのを」
それを言い終えるとおれを引っ張りながらベッドに押し倒された。
「男が押し倒されてどうするの!!さあ起きあがって」言われるがままベッドに座った。
「Hは男がリードするものでしょ」と目を閉じりょう腕をダラーンとさせた。
「じゃっじゃぁ…」とおれは上着とズボンを脱ぎキスをするため両肩に手をやった。
さすが女の子の肩、小さく柔らかい…。そしていい匂い…。香水ではない、シャンプーやボディソープの匂いだろう。
9 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:23
キスをする前に乾いた唇を舐めた。痛ッ、それと同時に血の味がした。初めてのキスで唇の切ったという話を聞いたことがあったのでこれもそれかと思った。…え!?初めて。あまりにも積極的だから彼女は処女じゃないなという諦めが起きていた。だがこれで可能性が出てきた。
おれはあゆみが出っ歯ていうとに文句はない。むしろ笑ったときに口元にこぼれる前歯が好きだった。
そんなことを考えているとあゆみが腕を揺すってきた。早くしろの合図だ。
お待たせとおれは吸い付くようにキスをした。柔らかい…そして薄い。女の子のってこんなに繊細な唇しているんだ…と感動した。
堅いものが当たった。彼女の前歯だ。彼女は負けじとおれの下唇に吸い付いてきた
唇の感触と同時に唾液の甘い味がした。時たま当たるさらさらっとこしょばす髪の感触もまたいい。
この唾液を飲み干したいと舌でかきこみ口の中に入れようとした。その行動が舌を絡めたいと思われ舌を絡めてきた。唾液の味と同時に舌の突起の感触が何とも言えない。この瞬間は舌の突起物が胸の感触より気持ちがいいという錯覚さえ生み出した。
10 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:24
長いきキスが終わり目を開けた。彼女はうっとりした目をしていた。先ほどのような冷ややかな目ではない。
おれは思った。彼女はおれと関係を持ちかがっているのは何か大きな理由があると。こんな状況でそのことを思うと冷静になって考えれた。
考え事をしていると目つきが変わっていたのに気づいた。また早くしろの合図だ。
一気にブラウスを脱がした。夢のようだ、今おれはあの柴田あゆみの服を脱がしているのだ…。そう思っている間に白い肌と白い花の刺繍のブラジャーが露わになった。
夏服に衣替えになったときあゆみと廊下ですれ違ったときブラのラインが見えたときは興奮より感動を覚えた。だが今回はブラウスごしのラインではない。生だ。
ブラウスのボタンを全開にした状態の彼女。この白い布の中には限られた男にしか見せれないモノがあるんだ…。
11 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:24
よしっ脱がすぞ…、おれはブラジャーを縁に指を入れまくし上げた。ぷるんっと朱く熟れた果実のような乳首とその周りに咲いた乳輪が現れた。
「おぉっ!!」声に出ない叫びと同時に生唾を飲み込んだ。だがのどは完全に渇ききっていて唾が気管に入ってむせてしまった。
「ちょっと」感動の余韻に浸るのを制止された。
「ブラこんなかっこうされたら苦しいの。ちゃんと脱がして」
エロマンガやビデオではありがちな格好だが実際された方は苦しい様だ。
おれは急いでブラウスとブラジャーを脱がし上半身は完全に裸になった。
「これでいいね、柴田さん」と乳首を指で押そうとしたら
「ちょっと、付き合っていてしかもベッドで名字にさん付けなの?」
「えっじゃあなんて…」
「名前で言って」
「え…」名前で呼ぶという行為にとまどいを感じるおれ。
「…わかった、じゃあいくよ……。あゆみ」その呼び方をきいてニコっと微笑んだ
そのほほえみにまた心臓に釘を打たれた様な感情になった。その笑顔は罪だよ…
12 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:25
勢いよくおれは乳首に吸い付きそして舌を乳輪に沿って弧を描きながら素早く舐めた。
「はあぁん」あゆみは声を上げる。
ちらっと顔を見ると頬を紅く染めて恥ずかしそうでも嬉しそうでもある表情を作っていた。その表情に何かしらの安心を感じたのかおれはさらに乳首を攻めた。
恋愛、キス、そしてH。これらすべて初めてなのでやることはビデオやエロマンガからの見様見真似だ。感じているみたいだがうまくいっているのか分からない。
片方の乳首を指でいじったるとあゆみはさらに声を大きくした。普段二つのことを同時に出来ないおれだがこういうときは同時に二つのことが出来てしまう。性欲とは恐ろしいものだ。
乳首の感触に夢中になっていたがあゆみの手が頭を押さえていることに気づいた。最初震えていたが次第におれの攻撃に慣れたのか頭を優しく撫でだした。
うぅ…なんだが懐かしい気分になった。何だろうこれは……。
13 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:27
あゆみのペースにはまろうとしたおれは自分を取り戻そうとキスマークがつくくらい強く乳首に吸い付いた。声とともに撫でていた手はおれの髪の毛を掴んだ。
引っ張られたことに関して特に痛みは感じなかった。おれは勝ったとほくそ笑んだ。
主導権を奪われぬよう口を腹筋に沿って移動させた。この先に行くにはスカートを脱がす必要があるようだ。
そのため起きあがってあゆみの姿勢が崩れた。するとスカートの隙間から白くまぶしいものが輝き目は閃光で焼かれたようになった。
遂に見てしまった…あゆみのパンツを。
通っている学校のスカートはチェックの折り目のあるミニが似合う様なスカートなのでたいていの人はひざより上に履いている。
さらに校舎の階段は螺旋階段なので両方とも非常に見やすい設計になっている。好きな娘がいながらも、見えそうなときは見ていた。中には堂々としゃがみながら見ている奴もいた。
14 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:27
そんな中あゆみのだけはチャンスがあっても見なかった。おれは必ずベッドで見ると心に決めていたからだ。振られた後も。
同じ下着でもパンツは非常に興奮する。ブラは夏服になれば透けて見えるがこれはめくらなきゃ見えないからだろうか。おれはあゆみのスカートをパンツのウエストラインが見えるところまで捲り上げた。
15 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:28
太股のラインを指でなぞろうと唾を飲み込みながら伸ばした。レースの形が指先から感じ取られる。そのままクロッチの方へと移動させる。あゆみは囁くように声を出している。
ここにおれのを挿れるのか…、そう思うと気が遠くなりだした。
振られてからもいつかは来ると信じ続けたこの時を。以前からあゆみのスカートに目をやる度、いつかここにおれのを挿れてやるなんて考えたものだ。
こんなところでもたもたしていてはと思い、そそくさとスカートを脱がし、パンツに手をやった。パンツを脱がせば靴下はいているということを除くと、生まれたままの姿だ。
手間どいながらもパンツを脱がし脚をMの字にした。そこにはびらびらした縦線があった。
これなのか、ずっと憧れていたあゆみのは…。パンツの時以上、目に焼き付いてきた。それで目の前が一時的に暗くなったので今回は目が完全に焼かれて失明したのかと思った。
いったんあゆみの方に目をやってみた。そこには恥ずかしそうに両手を顔に当ててこっちを見ているあゆみの姿があった。誘ってきたのは向こうだがなぜか罪悪感を感じた。
16 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:28
(いだだきます)おれはそこに吸い付いた。いままでここを舐めるのを想像してきたのかスムーズに事は進んだ。クンニをするときどういう手順で行くかを前々から考えてきたというのもあったからだろうか。
ヒダに沿って舌を動かした。すると壊れた水道管に当てたタオルからしみ出た水のように愛液があふれ出す。時にその愛液を啜りあゆみの味をかみしめた。
この時ばかりは部屋中響くような声で喘いだ。ここが家だったら近所に聞こえるのではないだろうか。
いったん休憩するためあゆみの下半身をベッドにおろし、愛液の付いた口をぬぐった。
「最高だったよ…」と言っているとあゆみは向きを変えて、顔をおれの下半身にうずめてきた。
17 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:29
「え…あっ、ちょっと」あゆみはおれの言葉に何の返事も返さずトランクスを太股まで脱がし、そのままおれのを口に含んだ。
「はあ…!?」おれは予想だしない事態に今何が起きているのか理解できなかった。
まさか初体験でフェラチオをしてもらえるなんて…。せっかくしてもらえたんだからその感触を味わおうと落ち着きを取り戻した。
指で皮を根本までむかすため引っ張りながら舐めるあゆみ。時たま歯が当たって痛いがその行為は涙が出そうなくらい嬉しかった。いや歯は常に当たっている、出っ歯というのもあって…。
初めてなのか決してうまいとは言えない、もっともおれ自身も初めてだが。もしうまかったら間違いなく逝ってしまっただろう。
18 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:30
だが表情はとても愛に満ちていた。下手なりに一生懸命と言った感じだ。そんなことを思っていると陰毛の辺りに鼻息が当たってくすぐったくなっているのに気づいた。
口を離したとき鈴口とあゆみの口から唾液かカウパーの糸が引いた。ふうっといいた表情をしたと思ったら。あゆみは再び冷めた目になった。だが今回の目は作ったように思えた。
おれは再びあゆみの脚をMの字にして指を挿れた。挿れる前にはしっかりぬらしておかなければならないと聞いたというのもあって。
まずは一本で。入った指先からはあゆみの体温が感じられた。ここって温かいんだ…とまた感動を覚えた。おれは優しく傷が付かないよう掻き回した。さらに指を二本に増やし、クリトリスをいじったりしてあゆみの声がどこまで大きくなるかなんて思いながらい挿れた。
さらに指を奥に挿れると何か抵抗するものがあった。もしかしてこれが処女膜…?
今回が初めてのおれに処女との経験は当然無いが間違いなくあゆみは処女だ。
何で処女の娘が強引に付き合って速効ホテルに連れ込んだのだろうか。それに以前振った男を…。
19 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:30
何か事情があるのは火を見るより明らかだ。さっき考えていた疑問が再び性欲を抑える。
もったいないと思われるかもしれないがこのままあゆみの処女は奪えない。
あゆみの言うとおりあゆみを何度おかずにしたか覚えていない。でもおれはあゆみを特別な存在だと思っている。今まで何人もの女の子を好きになったが、あゆみに関しては過去に例外がない様な感情が起きた。
あゆみはこんな娘じゃない。きっと無理をしている、だから…。
おれは指を抜いて手をシーツにぬぐいあゆみの下半身を再びベッドにおろした。
「ちょっともう終わり?」あゆみはつまらなそうに見る。
そんなあゆみを尻目におれはあゆみを起こした。そしておれは顔をあゆみの真っ正面に起き目をじっと見た。
20 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:30
「柴田さん」おれは強い声で言った。
「ちょっとぉ、ベッドではあゆみって…」
「なんでこんなことするんだ!?」おれはあゆみの言葉をはねのけて言った。
「えっなんでって…。別にいいじゃない、あなたもこうなるの望んでいたんでしょぉ。私がいいって言っているんだから…」
「柴田さん処女なんでしょ!?そんな娘がこんなことするなんてきっと何かあるからだよ。おれでよければ聞いてあげるから…さあ」
しばらく沈黙が続く。するとあゆみは両目から大粒の涙を出しながらおれに抱きついてきた。そのまま声を出しながら泣いたのでおれは戸惑った。月並みだが胸を貸してやり、さっきあゆみがやってくれたように今度はおれが優しく撫でてやった。
泣きやんだのでおれはティッシュを数枚取り、涙を拭いてあげた。
それからしばらくして落ち着いたのでやっと事情を話しだした。
21 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:31
「私今日学校行くとき電車で痴漢に遭ったの。それでくやしくて。
だって好きでもない人にだよ、そんな人にお尻撫で回されてスカートの中まで手入れられて…。それからお尻の穴を指でいじったり、はてはアソコをパンツの上から触られて…」
あゆみは再び泣き出した。
「くやしいよぉ!くやしいよぉぉ!!」
「そうか…そうだったのか」おれは出来る限り体を密着させ抱きしめた。
「一番悔しいのは怖くて何も抵抗できなかった事なの。顔すら見てないの…若い人か年配かそれすらも分からない。手を払うことも出来なかった。だからなされるがままだった」
痴漢に遭った女の人のほとんどは抵抗できないからとか言ってあげようかと思ったが何の慰めにもならないと思って何も言わないことにした。
「触られるの苦痛だったのにぐしょぐしょに濡れてたの。なんで好きでもない人に感じちゃったのよ、私の身体どうなってんの!?」
「分かったよ、事情は。だからといってもっと自分の身体大事にしなきゃ。こんなことしちゃいつか後悔するよ」おれはまたあゆみに顔の高さを合わせ、泣いて腫れた目を見ていった。
22 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:32
するとあゆみは恥ずかしそうに頬を朱くして
「私心の中で助けを求めたの。でその時助けて欲しくて呼んだ人があなただったの」
え!?
「私いつの間にかあなたのこと好きになっていたの。廊下であなたとすれ違うと時とか最初はどうでもよかったけどだんだん気になるようになって…」
「そっそうなの…」おれはリアクションに困った。
「それで今日一日痴漢に遭った悔しさとあなたの事で頭がいっぱいだった。授業も全然耳に入らなかった。痴漢のことを忘れようとしたらあなたの事が出てくるって感じで…。
だからあなたなら心の傷を癒してくれるかなぁって思って。ほら、告白の時私の事を本気で好きだ、絶対優しくするって言ってくれたじゃない。
だからあなたならきっと優しく抱いてくれると思って…」
23 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:32
「え…そんな事言ってたのおれ…。そうだね、おれなら柴田さんを愛情もって抱けると思う。でも今は無理、挿れれない。もっと二人の気持ちが通じ合って本気で抱き合ってもいいって気にならなきゃ。今日はもっと別の方法で慰めてあげる。いやそうさせてくれ!」
それを聞いてあゆみはいたずらっぽい笑顔をした。
「かっこいいこと言っちゃってぇ。家帰って寝る前後悔するんじゃないの?」
「そんなことない…とは言い切れないな。でも今日はダメっ」
しっくりこない思いを持っているのもあって視線をそらしながら言った
「でも恋人っていうのはこれからも続けてくれるでしょ?」
「もちろん!こちらこそお願いしますっ」
あゆみが最高の笑顔でおれを見つめる。ここから二人の愛が始まったのだとおれも喜びでいっぱいになりあゆみを見つめた。二人は唇を重ね合いながらベッドに倒れ込んだ。涙のせいかしょっぱいキスだった。
あゆみが時たま見せた優しい笑顔は本物だと確信が持てた。フェラチオの時の愛に満ちた表情も…。あゆみは見た目のかわいさ以外に母性本能をくすぐるものを感じていたがこれもおれの思い過ごしではないようだ。
24 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:33
「まだ時間あるね」
「そうだね。なんかしばらくこうしていたいな」
「結局はこうしていたいんだぁ、ふふ…」
「違うよ、そういう意味じゃなくて。じゃあ服着て抱き合おう」
「ああ待って。分かったわ、ごめん。お願いだからそのままでいて。今は一秒でも離れたくないの」
うう、なんてこと言ってくれるんだ。全身に何とも言えない感触が襲う。
「それにこっちの方があなたの体温が直接感じれていいのっ」
と自分の言葉にキャッと照れながらおれの胸にうずくまる。
さっきまでの無機質なHじゃないのでさっきからいままで味わったことのない温かみに包まれていた。おれもその体温が欲しくさらに密着した。
「じゃあ時間までお互いのこともっと知れるように話し合おう。おれ全然柴田さんのこと知らないし」
「私もあなたのことが知りたい。いろいろ教えて」
おれたちはシーツにくるまり、抱き合いながら話し合った。中学時代、家族のこと、友達のこと、趣味、好きな食べ物、誕生日はいつか、はては恥ずかしい失敗談まで。
25 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/02/28(土) 02:33
時間が来てチェックアウトした。ホテルの出口であゆみが
「今日はありがとう」
「おれこそ。ええとぉ」
「付き合っているんだから柴田さんはやめてよぉ」
「でも名前は言いづらいよ。あっそうだ柴ちゃんでいい?友達そう呼んでいるし」
「恋人って友達以上だよ」
おれにとって男があゆみに対して柴ちゃんと呼べる仲の人がとっても羨ましかった。だからこう呼べる仲になれること自体夢だった。
「おれはこうよぶよ、柴ちゃん」
「ふふっ。あっそうだ、明日お弁当作ってきてあげるから一緒に食べようね」
「本当!?じゃあ明日の昼まで断食だな」
「できるわけないでしょ」
「いきなり否定しないでくれよ。確かに無理だと思うけど」
クスッとわらうあゆみ。おれも恥ずかしそうに笑った。
あゆみが何かを思い出したように時計を見た。
「あっ早く帰らなきゃ。もう夕ご飯の時間だ、いこっ」
あゆみがおれの手を引っ張る。今度は二人の愛の門出に向かって…

おしまい
26 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/02/29(日) 00:44
イイ!このあとの話も見たいです。柴ちゃんの初H
27 名前:9NT64xD6 投稿日:2004/03/01(月) 23:11
>>26
レスありがとうございます
寸止めにしたのはおれの中では柴ちゃんは天使なので喪失させたくなかったのでそういう結末にしました
もっとも自分にいい挿入シーンは書けません
正直シリーズ物のエロの挿入シーンは2話目あたりまではいいのですが話が進むにつれつまらなくなります
残念ながらエロの続編は書くのが難しいですので新たな作者を待っています
(エロ無し純情恋愛も可)
28 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/03/31(水) 06:22
これ2chで見たよ、去年の夏ぐらいに。
29 名前:初名無し 投稿日:2004/05/29(土) 09:53
続編希望!!

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