指定席

1 名前:むいむい。 投稿日:2004/04/01(木) 22:03
はじめまして。
初めて書くんで何かとご指導いただけると嬉しいです。

でわ、みきよし(?)です。
2 名前:むいむい。 投稿日:2004/04/01(木) 22:18
移動車の窓側の1列目。
運転席の真後ろ。
そこはよっちゃんさんの指定席。

「zzz…」
よっちゃんさんは、移動中は専らお昼寝タイム。
と言うか…、

「石川キショ!」
「まりっぺひどぉい!!」
「まりっぺ言うな!!!」

…こんなウルサイとこでよく寝れるなぁ。
美貴は一人隠れて笑った。

「美貴何笑ってん?」
…隠れ切れてなっかった。ハズ。
通路を挟んで隣に座る飯田さんが話しかけてきた。
「いやぁ、よく寝れるなって…。」
誤魔化すみたいに美貴は一番前の席を指差した。
3 名前:むいむい。 投稿日:2004/04/01(木) 22:24
「ハハ。よっすぃーか。…健気でかわいいねー。」

「そぉ、…ですね。」

移動車の窓側の1列目。
運転席の真後ろ。
そこはよっちゃんさんの指定席。

美貴がモーニングに入る少し前、
ここを卒業して行ったあの娘がいつも座ってた席。
4 名前:むいむい。 投稿日:2004/04/01(木) 22:29
終わりです。

かなり短いですが…。
もっと精進いたしますのでこれからもよろしくです。
5 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/02(金) 07:12
むむ・・・みきよし(?)
頑張ってください!
6 名前:メイ 投稿日:2004/04/02(金) 14:03
更新お疲れ様ですw
みきよしキタ━(゚∀゚)━!!
大好きなんですよw
なんで、期待作ですな♪
頑張ってくださいね!応援しています!
7 名前:むいむい。 投稿日:2004/04/03(土) 00:02
レスありがとうございます!!

>>1に書き忘れてたんで書いておきますが、
短編でいろんなCPを書いていくつもりです。
ちなみに「指定席」っての、ほんとは2〜3のタイトル
なんですが焦ってスレ名のとこに書いちゃいました…(汗
だから初心者ってヤなのよねぇ〜(お前ダロ!

ってことで(?)
次はなちののです。
8 名前:つめ 投稿日:2004/04/03(土) 00:20
「ののってほんと深爪ねぇ。
 いたくないの?そんなに切って。」
 安倍さんと2人で話してたら急に手を持って聞かれた。
「のん、爪切り使わないから。」
 そう答えたら安倍さんは、爪噛んだら汚いって言ってる
 しょがぁ〜!って笑った。

「でもさ、のの知ってた?
 爪噛む子ってさ、寂しがりぃなんだよ?」

 なちみは、こんなこと知っててスゴイだろーって 
 胸を張って見せた。
「でも最近のん爪伸びたんだよっ!」
 ほれってなちみの目の前に手を近づけると安倍さんは
「あぁ〜!!ほんとだぁ!伸びてる〜!!」
 ってオーバーに驚いて、すご〜い!!とか
 ワケのわからない感動の声をあげた。

 
9 名前:つめ 投稿日:2004/04/03(土) 00:37
「いやぁ、びっくりした〜。
 てか、いつから噛まなくなったの?」
「へ?…いつからだろ?」
 のんは、んん〜と脳ミソを回転させた。

   「ののぉ♪」
   「なちみ〜!」

「あ。」
 思わず声が出た。
「『あ。』?」
 安倍さんに聞こえちゃったみたいで聞き返された。
「あ…ははは。なんでもなぁい!
 いつからか、なんて忘れちゃったぁ。」
「あぁ!のん今はぐらかしたっしょ〜!!
 ねぇ、いつから噛まなくなったのさぁ〜!?」

 言えるわけないじゃん。
 だってそのせいで寂しがり屋じゃなくなったって
 思われたらなんか悔しいじゃん。

 安倍さんと一緒に遊ぶ時間が多くなってから、
 なんて絶対言わない!

 
10 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/04/08(木) 22:07
のんちゃんかわいい!
11 名前:むいむい。 投稿日:2004/04/08(木) 23:06
次はいしよしです。
ののあい卒業の時期くらいだと思って読んでください。
12 名前:真夏のオリオン座 投稿日:2004/04/08(木) 23:28
真夏のある夜、私たちは地方のホテルの屋上にいた。

夜風がさらさらと彼女の髪を揺らす。
「ちょーきもちいー」
目を閉じて無邪気に風と遊ぶ君の姿に思わず見とれながら
私は心の奥で、風と一緒に君まで消えてしまうんじゃないかと
少し怖くなったよ。
「もう、二人だけだね。」
ウチら四期も、と言ったら彼女は私の隣に静かに腰を下ろした。
「…だね。」

「――梨華ちゃんはさぁ、…アタシを一人にしないよねぇ?」

膝を抱えたよっすぃーの声が少し曇る。
「じゃあさ、ウチらも一緒に卒業しよっか?」
思わぬ彼女の弱弱しい姿に
私は冗談の中に少し本音を混ぜて、笑った。
「ハハ。いいねぇ〜。」
そう笑って彼女は夜空を見上げた。
「あ。見て、梨華ちゃん。」
「ん、なに?」
彼女が指差した方向には今から昇って行くいくつもの星が。
「きれいだね。」
「ちがくて、あれ。オリオン座だよね?
 夏にも見れるんだぁ、知んねかったぁ〜。」
そう彼女は嬉しそうに笑って、地面にねっころがった。
13 名前:真夏のオリオン座 投稿日:2004/04/08(木) 23:42
「ねぇ、もうすぐ夜が明けるよ。」
しばらくして、オリオン座の光る東の空が白くなってきた。
「ほんとだ。…今日はきっと晴れだね。」
彼女は体を起こしてフニっと笑った。
風が二人の間を音もなく通り過ぎる。
「…うん。きっと晴れるよ。」

その日、始めて見た真夏のオリオン座は
キラキラと瞬きながら青い空へと昇っていった。
それは、あまりにも綺麗で。
きっと神様が私たちに
今日ここからガンバレ、ってことを教えてくれたんだと思う。
14 名前:真夏のオリオン座 投稿日:2004/04/08(木) 23:45
終わり。
15 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/07/28(水) 00:00
うm

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