ホントにホントに君が好き

1 名前:陽那 投稿日:2004/07/21(水) 17:34
ずっと読むだけでしたが、勇気を出してかいてみようと思います。
更新は・・・かなり遅いです、放置の可能性も大です。そこのところご了承ください。
2 名前:陽那 投稿日:2004/07/21(水) 17:43
いっつも、いっつもよっすぃ〜はそれだ。都合が悪くなるとすぐ何にもいわなくなる。
この前だって、ずっとあたしが楽しみにしてた映画先輩に誘われたからって、先にいっちゃった。
あたしが約束の日に行こうとしたらもう「もう観たからいい」とか言って
あたしと付き合ってんのに他の友達、先輩を優先する・・・
3 名前:陽那 投稿日:2004/07/21(水) 17:46
すいません、題名に名前が入ってました、「ホントにホントに君が好き」でした。
4 名前:ホントにホントに君が好き 投稿日:2004/07/21(水) 17:59
あたしの事好きなのかよっ!って聞きたいけど、いや、もう聞いたけど「うん、好きだよ。」ってフツーに返された
今思うとあたしはよっすぃ〜に尽くしすぎたのかもしれない。よっすぃ〜がお腹減ったって言えばすぐに料理作ったし、ゲームやりたいって言えば弟のゲームかっぱらってきたし・・・
これからは尽くさないで、尽くされるようになりたい。いや、絶対なってやる!
5 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/07/21(水) 19:10
はじめから放置放置言ってるようなら
辞めたほうがいいよ。
っていうか自分はそういう風なことをはじめに書いてある
スレを見たいと思うかい?
6 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/07/22(木) 03:07
素直に応援してあげようよ・・・
7 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/07/22(木) 09:00
勇気を出す気があるのなら、何年かかってでも根性で完結目指せ!
8 名前:陽那 投稿日:2004/07/22(木) 10:35
>>5名無飼育さん すいませんでした。失礼のない様に続けたいと思います。

>>6名無飼育さん ありがとうございます。頑張ります。

>>7名無飼育さん 根性見せます!応援ありがたいです。
9 名前:陽那 投稿日:2004/07/22(木) 10:42
登場人物の紹介などがまだでした、すいません
主人公 後藤真希(だと思います) 高1
恋人 吉澤ひとみ         高1
友達 石川梨香
先輩 ・・・誰になるか分かりません
ほかにも何人か出せたら出そうと思います、曖昧でごめんなさい
10 名前:ホントにホントに君が好き 投稿日:2004/07/22(木) 11:00
かくしてあたしの「よっすぃ〜に尽くされたい!」が始まった。
まずメールは自分からしない、もちろん電話も。
よっすぃ〜にベタベタくっつくのをやめる。
よっすぃ〜がほかの女の子と楽しそうにしてても、なんにも言わない。

あたしはこの憲法(?)に誓って、尽くされる女に変わることを決意した。

・・・次の日
「おはよ。」
「あ、おはよ。」
「?いつもならくっつきまわるのに、熱でもあんの?」
「そ、そんなことないよ。(効果あり!?)」
「まぁ、ラクだしいっか。」
「え・・・。」
「よっすぃ〜!!」
「じゃね。」
「ちょ・・・、そ〜じゃないんだってばぁ・・・。」
あたしは授業中も手紙交換したいのを我慢した。もちろん授業なんか聞いちゃいない。
よっすぃ〜と席は近いけど、授業中は話なんかしてくれない。(当たり前だけど)
でも、ちょっとぐらいはいーじゃんか。真面目すぎだよ。
11 名前:ホントにホントに君が好き 投稿日:2004/07/22(木) 11:22
よっすぃ〜は、頭が良くて運動もできて顔も良い。だから皆から人気がある、告白なんて性別関係無しに
腐るほどある。まぁ、彼女のポストはあたしだけど。そんなこと考えてたら顔が自然とニヤけてたみたいで、
数学担当の中澤先生に気持ち悪って顔されて保健室に行かされた。サボれたからいいけど。
授業が終わり、休み時間になってもよっすぃ〜は来ない。
普通来るだろって一人で突っ込んじゃったし。来るまで意地でも待ってやるって身構えてたら、いつの間にか
寝てたみたい。
起きたときに、よっすぃ〜が隣で寝てたから。たぶんずっと待ってたんだろうな、だってもう夜の8時。
部活・・・出たのかな?
よっすぃ〜が起きるまで待った。
「起きた?」
「ん〜・・・・、うん。」
「部活は?」
「だあぁぁ!!ヤバイ、いかなきゃ!」
「もう8時だけど・・・?」
「・・・・・・。」

結局その日はサボっちゃいました。
一日しかやらなかったけど、あたしはよっすぃ〜に愛されてることが分かったからいいかな?
だから、「よっすぃ〜に尽くされたい!」は終わり。
あたしは尽くすほうが合ってるのかも。あたしはホントにホントによっすぃ〜が好き
よっすぃ〜も言ってくれるよね?「ホントにホントに君が好き」って。ね、よっすぃ〜?
12 名前:陽那 投稿日:2004/07/22(木) 11:26
とりあえずホントにホントに君が好きは終わりです。
短すぎますね、はい、すいません。私のような未熟者が書くには早かったのかもしれません・・・。
相変わらず更新は不規則です、ごめんなさい
13 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/07/22(木) 17:49
良かったですよ。短編を何回か書いて慣れたら長編を、というのはドウですか?
いい作者さんになりそうな気もするし・・・・・。是非がんばってみてください。
14 名前:7の名無し 投稿日:2004/07/22(木) 23:41
これは続編がありそうですね。すっとぼけた二人の関係が
結構面白いです。

人物紹介の石川さんの名前は作為的なものですか?
15 名前:陽那 投稿日:2004/07/23(金) 10:24
>>13名無飼育さん
こんな駄文を良いと言ってもらえて、とても嬉しいです。
名無飼育さんの言う通り短編をいくつか書いていきたいと思います。ありがとうございました。

>>14 7の名無しさん
ありがとうございます。そして、すいません。石川さん出そうと思ったんですが、出せなくなってしまいました。
期待なんてしていないでしょうが、石川さんをだせなくて本当にごめんなさい。
16 名前:7の名無しさん 投稿日:2004/07/23(金) 13:11
>>15 そうじゃなくて、石川梨香→石川梨華。
17 名前:陽那 投稿日:2004/07/23(金) 14:53
>>16 7の名無しさん
 ごめんなさい。気づきませんでした。ご指摘ありがとうございます。
18 名前:陽那 投稿日:2004/07/23(金) 14:57
次もよしごまでいきたいと思います。タイトルは考えていません。
今回はリアルで書きます。
19 名前:陽那 投稿日:2004/07/23(金) 15:25
突然ですがごとーは迷ってます。ホテルに泊まってるんだけど、ごとーの部屋が分かんなくなっちゃった。
トイレに行って、来た道の通り戻ったハズなんだけど、なぜか部屋に辿りつかない。
やたら広いし、電気ついてんだかついてないんだか分かんないし。
思ってるよりコワイよ?
分かんないだろうけど、ごとー結構コワイのダメ。
今回はメンバーと一緒のホテルなんだから誰か連れてくれば良かったなぁ・・・。
「う〜、コワイ・・・。」

その頃メンバーは・・・
「よっすぃ〜。」
「はい?」
「ごっちん連れてきて〜。」
「・・・はぁい。」



20 名前:陽那 投稿日:2004/07/23(金) 15:50
あたしはごっちんの部屋の前に来た。
   ―コンコン
「ごっち〜ん?寝てんの?」
返事はない。
ドアノブの所には外出中の文字がかかってる。
「ん〜・・・トイレかなぁ?まさか迷ってるとか?」
さすがにそれはないと思うけど、一応探すことにした。

―後藤は・・
さっきから同じ場所ばっか歩いてる気がする・・・。
あ、ホテルなんだから当たり前か。
「でも、もう10分近く歩き回ってるよぉ・・・、いい加減誰か来て〜。」

―吉澤は・・
「いったい、ドコ行ってんだよ〜・・・。?いたっ!」
あたしってスゴイかも、ごっちんの場所わかっちゃうんだもんなぁ。
あたしはごっちんの肩をたたいた。

    ―ポンポン
「ごっち・・・」
「キャアアアァァァァッ!!!!」
  バシッ・・・!!
あたしはなにが起こったのか分からなかった。
分かった事もあった、あたしの頬がすっごく痛くなった事と、
あたしの頬に真っ赤な手形が付いた事。
21 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/07/25(日) 17:16
おもしろいです。短編だと言う事で、色々なカップリング期待してます。
22 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/07/28(水) 21:11
おもしろいよ。
23 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/02(月) 20:36
かなりおもしろいですよ。
24 名前:陽那 投稿日:2004/08/03(火) 12:53
>>21さん
おもしろいんですか?!ありがたいお言葉です。
いろいろなカプできたらいいです、はい。基本的に吉絡みなんで。

>>22さん
>>23さん
ありがとうございます。駄文を読んで頂いて光栄です。

25 名前:陽那 投稿日:2004/08/03(火) 15:10
そろそろ書き始めたいと思います。次はよしみきで。
内容が意味不明にならないことを願って書きます。
26 名前:ココロの合カギ 投稿日:2004/08/03(火) 15:25
よっちゃんはあまりココロを開かない。
よっちゃんは簡単に自分をさらけ出さない。
本当の、自分を。

いつも感じる。よっちゃんの目は、どこか冷めてる。
笑ってても、本気で笑ってない気がする。
そう、作り笑い。

そんなよっちゃんのココロのカギはよっちゃんしか持ってない。

だから、美貴は思う。無理やり力任せにカギを開けるんじゃなくて、
ゆっくり、ゆっくり、カギを開けて行こうって、
焦ったらダメ。焦るとよっちゃんはカギを増やしてしまうから。

いつかは、きっと
よっちゃんが合カギをくれるはず、
その日まで美貴は自分の感情を抑えて待ってるよ
27 名前:陽那 投稿日:2004/08/03(火) 15:29
終わりです、短いですね。いくらなんでも短編すぎます。
次は、よしたかです。たぶん
28 名前:陽那 投稿日:2004/09/17(金) 18:29
うわぁ・・・更新全然してない・・・
みている人はいないと思いますが、一週間以内にはうpします
29 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/09/17(金) 20:31
待ち焦がれています
30 名前:陽那 投稿日:2004/09/18(土) 19:19
>>29さん
ありがとうございます、こんなヘタレですいません
いまうpします
31 名前:陽那 投稿日:2004/09/18(土) 19:21
すいません明日になります
32 名前:ムードメーカー 投稿日:2004/09/19(日) 14:34
みんなのムードメーカー、あたしの大好きな先パイ
背が高くて、色白で、すっごく優しいんだ
だからずっと強い人だと思ってた

でも、話してみたらすごく弱くて、守ってあげたくなって
・・・慰めたかった。

もっと近づきたくてあたしは頑張った、
どう頑張ったかなんてよくわかんないけど伝えたかった
33 名前:ムードメーカー 投稿日:2004/09/19(日) 14:40
伝えるにはそれなりの勇気がいる
勇気だけじゃない、覚悟も


それでも伝えられなくて
有り余った愛に押しつぶされそうになった

そんな時に、

吉澤さんが優しく抱きしめてくれた

「高橋ぃ、もっと力抜いていいんだぞー・・・。」


結局、守られたのも、慰められたのも
あたしだったんだ
34 名前:陽那 投稿日:2004/09/19(日) 14:48
以上「ムードメーカー」でした。

短編です、おそらく次も短編です。
次回は吉とゴロッキの誰かです
早めにうpします
35 名前:陽那 投稿日:2004/09/19(日) 17:33
今日中にできそうなのでうpします
話は暗めになるとおもわれます・・・
36 名前:感情 投稿日:2004/09/19(日) 17:37


目の前で女の娘が泣いている


−誰が泣かせた?

−・・・あたしだ


こうなることは分かってた
分かっててやった、確信犯

女の娘は泣いている、感情があるんだ
37 名前:感情 投稿日:2004/09/19(日) 17:40

なのに、
なんであたしは何にも感じないのだろう

「辛い」って何?

「苦しい」って何?

なんであたしは感じる事ができないんだろう

どんどん自分を侵食していく闇、
まっ黒でなにも見えないくらい汚い自分


「それでもっ・・・好きなんです・・・っ」

彼女がそう言う

38 名前:感情 投稿日:2004/09/20(月) 12:31

心臓が締め付けられるような感覚

そうだ、これが「苦しい」って言うんだった

瞳からこぼれる液体

そうだ、これが「涙」なんだ

39 名前:感情 投稿日:2004/09/20(月) 12:34

あたしは気付くのが遅すぎたんだ

本当は
ただ優しい言葉で

そっと包んで欲しかっただけなのに

ずいぶん
遠回りをしたみたいだ

今度はあたしが泣いている


嬉しいという感情に包まれて

40 名前:陽那 投稿日:2004/09/20(月) 12:39
「感情」でした

次も話は暗めになるとおもわれ・・・
次回はみきよしでタイトルは「信じてもいいのかな?」で
41 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/09/25(土) 15:55
みきよし!待ってます。
42 名前:信じてもいいのかな? 投稿日:2004/09/27(月) 16:26



「スキ」



軽々しく誰にでも言うから
言葉に重みが感じられなくなる


「ミキティだけがスキ」

    嘘、

上辺だけの言葉

それでも、嬉しくなってしまう自分がいた

43 名前:信じてもいいのかな? 投稿日:2004/09/27(月) 16:32


「ほんとに?」


「ほんとに」


そう言って笑うよっちゃんさん




ねぇ、信じてもいいのかな?


信じて、後悔する

そして


嫉妬するんだ


44 名前:信じてもいいのかな? 投稿日:2004/09/27(月) 16:46


たくさん嘘つかれても

たくさん失望させられても


スキだからキライになれない
キライになりたくても、キライになれない

スキで、スキで
仕方ないから



でもよっちゃんさんの瞳は、
美貴を通り越して

いつも、

あの娘を見つめているんだ


よっちゃんさんの瞳に美貴は
映っていない

分かっているのに認めたくなくて






行為を求める
45 名前:陽那 投稿日:2004/09/27(月) 17:18
今日はここまで。
まだもうちょっと続きます


>>41さん

ありがとうございます。
励みになります(T_T)
46 名前:信じてもいいのかな? 投稿日:2004/09/29(水) 21:56


行為をしている間は美貴のことだけ考えてくれるから


でも、それには副作用がある
終わったあともの凄い虚しさに襲われる

だって



愛がないから


47 名前:信じてもいいのかな? 投稿日:2004/09/29(水) 21:58


虚しさしか残らないこの行為に

意味はあるのかな?


・・・・ある。

彼女と美貴を繋ぐ
たった唯一の行為だから


こんなギリギリの関係にでさえ


いつか


終わりが来てしまう
48 名前:信じてもいいのかな? 投稿日:2004/09/29(水) 22:00


急に
やるせなくなって

よっちゃんさんにキスをする


美貴からの


一方的な

キス


49 名前:信じてもいいのかな? 投稿日:2004/09/29(水) 22:02


それを優しく受け止めたりするから



美貴は、




もしかしたら、

なんて



思ってしまう



ねぇ、今度こそ信じてもいいのかな?
50 名前:陽那 投稿日:2004/09/29(水) 22:03
みきよしでした、
なんか暗いな自分;;
51 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/09/29(水) 23:20
いいですよ〜、暗くてもよしみきは何か良い雰囲気をかもしだしてるんですよねw
52 名前:陽那 投稿日:2004/09/30(木) 18:54
>>51さん

レスありがとうございます
自分もあの雰囲気好きですw
いいと言ってもらえて光栄です


次の話はなちよしで。
暗めになるかも・・・


53 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/10/01(金) 14:29


安倍さんはきっといっぱいいっぱいだったんだ

全てをあの小さな体では抱えきれなかったんだ

あの笑顔がなによりも寂しさを物語ってて、

すごく
切なくなった

だから、好きでもないのに
体を重ねてしまった


54 名前:陽那 投稿日:2004/10/01(金) 14:30
名前いれるの忘れてしまいました
タイトルは・・・無題です
55 名前:_ 投稿日:2004/10/01(金) 14:32

「今日だけ、今日だけだから・・・・」

安倍さんはそう言って
体をあたしに預けた

拒む理由がない
拒んだら安倍さんは

寂しさに埋れてしまうから


56 名前:_ 投稿日:2004/10/01(金) 14:35

行為は、
その日だけで終らなかった

再び
安倍さんが求めてきたから

拒めない、
あたしはそれを受け入れてしまう


終るはずがない




このままでいいのか?

いいわけがない
だって
愛情がないから  あるのは・・・


同情

57 名前:陽那 投稿日:2004/10/01(金) 14:36
今日はここまでです
本当短いな・・・

明日あたりうpします
58 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/10/01(金) 22:00
面白いですね
なんかだんだん文の書き方上手くなってますよ

間違ってたらごめんなさい!作者さんって絵とかも描かれますか?
同じHNの人を見たことがあるので…

次回の更新楽しみにしています
59 名前:_ 投稿日:2004/10/02(土) 10:41


ただかわいそうだから
すごくかわいそうだから
側にいるだけ


本当にそれだけ??

このままでいいの?


・・・・判らない


60 名前:_ 投稿日:2004/10/02(土) 10:44


同情だったはずの気持ちは


大きく、


変わっていた



これは愛情なんだろうか?


・・・・・・・判らない


そうして、今日も

体を

重ねる 
61 名前:陽那 投稿日:2004/10/02(土) 10:45
>>58さん

う、上手くなってますか?!
ありがとうございますw
間違ってませんよ、ひどい絵を描かせてもらってます
62 名前:陽那 投稿日:2004/10/02(土) 10:48
これで一応なちよし終わりです
次の更新は一週間以内です・・・たぶん(汗
63 名前: 投稿日:2004/10/06(水) 16:44


まるで波みたい

寄せては引いての繰り返し


近くに来たなと思ったら
すぐ遠くにいる

落ち着きがないんだ

よっすぃ〜は

64 名前: 投稿日:2004/10/06(水) 16:47

遠くにいると
やっぱり寂しいとか感じたり、
近くにいると
嬉しいって感じる


ん〜・・・・
相当好きなのかなぁ・・・

65 名前: 投稿日:2004/10/06(水) 16:56


「矢口さ〜ん。」


   来た。

今は寄ってる時なんだ、

もう引いて行かないように

しっかりと、
掴んでいよう


だからキス
これしかない




66 名前: 投稿日:2004/10/06(水) 16:58

結構驚いた顔してたなぁ
まぁ、その後はヤられちゃったけど


なんだかんだ言って
これが
一番バランスとれてるのかもしれない


でも、

たまには
くっ付いていたいんだ


67 名前:陽那 投稿日:2004/10/06(水) 17:02
やぐよしでした

ちょっと暗め?が多かったような気がしたので
ほのぼの系?
そこまで言えるようなモンじゃぁないんですがね
68 名前:陽那 投稿日:2004/10/06(水) 17:03
ん?
もいっこうpできそうです

ほのぼのがなんだとか言っといて
暗めです、痛めです
ちなみ石吉後
69 名前:知ってたよ。 投稿日:2004/10/06(水) 17:07

知ってたよ。

最初から全部。


だから無理して笑わないで
だから抱きしめないで
だからキスしないで

全部知ってるんだから

早く、早く
あの娘のとこに戻って


70 名前:知ってたよ。 投稿日:2004/10/06(水) 17:50

あなたの優しさが痛いの
傷だらけになってまで
あたしのこと愛さないで

本当は
あの娘のことを抱きしめたいのに、
あの娘のことを愛したいのに、

なんで無理するの?
なんで傷つくの?

はやくあたしをフってよ




71 名前:知ってたよ。 投稿日:2004/10/10(日) 13:14

そんなあなたを見ている方が辛い
あなたも辛い
あの娘も辛い


「・・・よっすぃ〜。」

「ん?」

「もう、いいよ・・・。」

「なにが?」

「梨華ちゃんの所に戻って。」

「なに言ってんの、梨華ちゃんは・・・」

「嘘つき。」

「嘘なんか・・・」

「それも嘘。」

耳が痛いくらいの沈黙
72 名前:知ってたよ。 投稿日:2004/10/10(日) 13:18

その沈黙を破ったのがあなたの言葉

「・・・ごめん。」

「・・・・・っ。」
ほら言った。絶対言うと思った

「ごめんね・・・。」


もう言わないで
言われた分だけ悲しくなるから
言われた分だけ涙が溢れるから

「ごめんね、ごっちん・・・。」

ただ泣くことしか出来ないあたし

「ごめん。」
73 名前:知ってたよ。 投稿日:2004/10/10(日) 13:21
知ってたんだ。最初から
よっすぃ〜が、
梨華ちゃんのこと好きなの
それでも好きだから
告白した
付き合った


でも、

やっぱダメだった

よっすぃ〜の気持ちは
梨華ちゃんに向いたまま

だから終りにした

お互い
辛いだけだから


74 名前:知ってたよ。 投稿日:2004/10/10(日) 13:24
これでよっすぃ〜は笑える
あたしに向けた不器用な作り笑いなんかじゃなく
本当の、笑顔

自分の気持ちを隠さないで
梨華ちゃんを抱きしめられる
キスが出来る


この涙が止まるころ
あなたはもういない



75 名前:陽那 投稿日:2004/10/10(日) 13:27

石吉後でした、初めて書いたんですけどね。
どうなんでしょう?
次は・・・何になるのかな・・・。
そろそろネタヤバイかも・・・・;;

76 名前:光の向こう 投稿日:2004/10/13(水) 14:37


77 名前:光の向こう 投稿日:2004/10/13(水) 14:37

78 名前:光の向こう 投稿日:2004/10/13(水) 14:39

光の向こうの君は、

笑っているのかな。

泣いているのかな。

前に進めばわかるのに
あと一歩なのに
それが出来ない、臆病者

前が見えないって
こんなにも怖いんだ

つまづいたり、
転んだりするもんね


79 名前:光の向こう 投稿日:2004/10/13(水) 14:43


もし、


あたしが一歩踏み出しても

光の向こうの君は、

今と変わらず笑っていてくれるの?


あたしには、眩しすぎて見えないよ



いつまでもこのままじゃダメだよね
あたしがおかしくなってしまいそうだよ


80 名前:光の向こう 投稿日:2004/10/13(水) 14:43

だから、
伝えるんだ

自分の気持ちを

81 名前:光の向こう 投稿日:2004/10/13(水) 14:46



あたしの急な呼び出しに
驚き気味の高橋。

「高橋。」

「は、はい。」

「好き。」

「・・・!!」

あたしがそう言ったその瞬間
君は泣き出してしまったんだ


あ〜ぁ、終っちゃった・・・・


82 名前:光の向こう 投稿日:2004/10/13(水) 14:50


・・・そう思ったのに


「・・・しも・・・・。」

「しも?」

霜?志茂?しも?

「・・・あたしも、好きですっ。」


抱きついてきた高橋は
涙で真っ赤になった目を上げて
ニカって笑ったんだ

そんでまた泣き出した


笑い泣き?
あぁ、泣き笑いか。


君は忙しい人だね


83 名前:光の向こう 投稿日:2004/10/13(水) 14:51




光の向こうの君は、


泣きながら


笑っていたんだ





84 名前:陽那 投稿日:2004/10/13(水) 14:52
吉高でした

高橋さんの方言完全無視です;;
85 名前:時間の流れ 投稿日:2004/10/15(金) 17:16
 
86 名前:時間の流れ 投稿日:2004/10/15(金) 17:20

いつもそばにいた
手を伸ばせばすぐに届いた
それが当たり前で、
日常だったから

寝転がりながら伸ばした手は
空しく空を切った


〜〜♪

携帯がなる

ちょっとめんどくさそうに携帯を取って
ディスプレイを見る
そこにはごっちんの文字

通話ボタンを押す

87 名前:時間の流れ 投稿日:2004/10/15(金) 17:23

「もしもーし。」

『おはよー、起きてたぁ?』

「うん。なにどうかした?」

『別にー、声聞きたかっただけー。』

「なにそれ。」

『最近会ってないじゃん。』

「メールしてるよ。」

『直接会ってないもん。』

少し起こり気味にごっちんが言う。
88 名前:時間の流れ 投稿日:2004/10/15(金) 17:47

「だからって会いに来いとかムリだからね?」

『わかってるよ。』

「・・・?珍しいね?」

『だって会いにきたもん。』

ごっちんがそう言い終わるや否や
ドアが勢いよく開いた

ビックリしてドアの方を見ると
携帯を耳にあてながら笑うごっちん

89 名前:陽那 投稿日:2004/10/15(金) 17:49

今日はココまでです。
次の更新はいつになるんでしょう・・・^_^;
できるだけ早くします

90 名前:通りすがりの者 投稿日:2004/10/22(金) 21:11
すごく感動しました。更新待ってます。

91 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/10/25(月) 17:42

「よっすぃ〜!」

「う・・・っわぁ〜・・・。」

「そんなに驚かないでよ。」

「だって、だって・・・今日オフだったの?」

「うんっ。」

「・・・・こっちおいで。」

「えへへ。」
少し照れながら近づいてくるごっちん
それを柔らかく抱きしめる
久しぶりの感覚
久しぶりの彼女の温もり

髪の香りが心地よくて、
安心する






92 名前:陽那 投稿日:2004/10/25(月) 17:43
げ・・・名前入れんのまた忘れた・・・
93 名前:時間の流れ 投稿日:2004/10/25(月) 17:53
「よっすぃ〜こそオフなのに、メンバーと約束してないの?」

「あったけど、断った。」

「なんで?」

「・・・なんでだろ?」

「なんか気付かなくても繋がってるみたいー。」

 楽しそうに笑う、そんな彼女を見て
おもわず顔が緩んだ

楽しい時間はあっという間って言うけど
なんだか今日はゆっくりだったんだ。








94 名前:陽那 投稿日:2004/10/25(月) 17:56
   
   終

よしごま・・・・うたばんでキてたなぁ・・・

>>90さん

感動ですかっ!?
こんな駄文で感動してくださるなんて・・・
こっちが感動ですw

更新遅くてすいません;;

95 名前:通りすがりの者 投稿日:2004/11/10(水) 19:59
ゆっくりで良いんで、更新待ってます。
96 名前:通りすがりの者 投稿日:2004/11/17(水) 20:16
更新待ってます。
97 名前:陽那 投稿日:2004/11/18(木) 17:47
テスト前なのにもかかわらず
誘惑に負けてパソを開いてしまった軟弱ヤローです

すいませんすいませんっすいませんっ!!
只今テスト前でして;;
更新はちゃんとします

98 名前:これもまたひとつの・・・ 投稿日:2004/11/30(火) 20:48
 
99 名前:これもまたひとつの・・・ 投稿日:2004/11/30(火) 20:50


好きだけど愛じゃない
好きだけど恋じゃない

好きだけど、
何か違うんだ


100 名前:これもまたひとつの・・・ 投稿日:2004/11/30(火) 21:02

「梨華ちゃんこれから空いてる?
皆でご飯行こうって話してるんだけど。」

「あ・・・ごめん。今日私圭ちゃんと約束してて・・・。」

「そうなの?じゃあしょうがないね。
いいよ、皆には言っとくから。」

「ごめんね。」

「いいって、」
向こうから圭ちゃんが来るのを見計らって
「それじゃ行ってらっしゃいっ!」

    ドンッ

あたしは梨華ちゃんを押した
もちろん圭ちゃんの方にね

「きゃあっ!?」

「危ないじゃない、何してるのよ。」

「圭ちゃん!?」
101 名前:これもまたひとつの・・・ 投稿日:2004/11/30(火) 21:15

「梨華ちゃんよろしく、じゃーねっ。」

なんとなく走る、急いでるわけでもないのに
そこに居たくなかったから?

そんなわけない
圭ちゃんに嫉妬なんて、あたしにはミキティがいるし
それに梨華ちゃんと圭ちゃんは付き合ってる

そんなこと知ってるし、理解してる

それなのに
変な気持ちでなんか引っかかって
少し、ほんの少しだけど

胸が苦しい

102 名前:陽那 投稿日:2004/11/30(火) 21:21

やっとのことでおっそい更新できました
こんな軟弱ヤローの更新を待ってくださっている方
本当にとってもありがたいです

そして次の更新はいつになるやら・・・・・(汗
103 名前:これもまたひとつの… 投稿日:2005/01/05(水) 19:47

少しだけ圭ちゃんに梨華ちゃんを染められるのが気になる
恋じゃないってのはわかってるのに、恋じゃないのに
梨華ちゃんの特別でいたいって思ってる自分がいる

ふと気がつくと心のどこかに梨華ちゃんがいて
いつも笑っていて欲しいって思ってる
しつこいけどやっぱり恋じゃないんだ

ヤキモチはちょっとだけあるけど
これもまたひとつの愛だよね?
104 名前:陽那 投稿日:2005/01/05(水) 19:51
かっなーり遅い更新ですが…
一応今の話しは終わりです
何と言いますか…本当に申し訳ないです;でも放置はきっとしません
はい、多分…;
次は明日あたり更新します!
105 名前:陽那 投稿日:2005/01/06(木) 17:03

>>95さん
>>96さん
あーーっ、レス遅れて申し訳ないです;;
ありがとうございます、本当に励みになります!
相変わらずこんなんですがお付き合いくださるとありがたいです
106 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/06(木) 17:16
 
107 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/06(木) 17:16
 
108 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/06(木) 17:16
 
109 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/06(木) 17:21

恋愛
っていう字を辞書で調べた
ちゃんと辞書でね
そしたらやっぱり男女ってなるわけで
結局この世の中女同士じゃ通らないって事を
変に実感しちゃってちょっとセンチメンタルになったりした

なんとなーく…あの人を想いながら

でもさ成立するんだよねちゃんと二人の想いが通じればさ
だって実際そうだもん
あたしと吉澤さん
かっこよくてきれいで可愛くて優しくて…

110 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/06(木) 17:26

あたしを抱きしめる時の腕とか、髪の匂いとか
もう最高なんだよね…


「だよねーあさ美ちゃん?」

「愛ちゃんのノロケは聞きたくない。」

「…なんでわかったの?」

「顔デレデレしすぎ。」

「あ、あはは…。」

「それに勉強するために愛ちゃんの家来たんだから、
勉強しなよ。」

「しとるよ。国語の勉強。」

「…あ、そ。じゃ頑張って。」

「あ、あさ美ちゃん冷たい…。」

111 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/06(木) 17:32

そんな時にメールが入った

あたしじゃなくてあさ美ちゃんに


…そういえば吉澤さん最近全然メールくれないな…


「誰からぁ?」

「んふふー。」

あたしの顔をみてからあさ美ちゃんは意味深な笑みを浮かべた

「吉澤さん。」

「!!」

なんであたしじゃなくてあさ美ちゃんに送るの?
あたしにだってロクに送ってこないのに
それにあたしからマメに送っても
「ああ」
とか
「うん」
とかまともな返事すら返ってこないのになんであさ美ちゃんなの?!

「なーんちゃって、…あれ?愛ちゃん?固まっちゃった?」


112 名前:陽那 投稿日:2005/01/06(木) 17:33

今日はここまでです
相変わらず更新量少な…;;
次の更新はなるべく早めに;;
113 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/10(月) 13:25

もちろんあさ美ちゃんの声なんて聞こえる筈もなく、
あたしは吉澤さんの家に走っていた

「愛ちゃーん!ちょっと待ってよ!
・・・愛ちゃんの携帯電源はいってないかもしれないから連絡するように
伝えてっていう内容なんだけど・・・。」

携帯から電話すればいいのかもしれないけど
直接会って話したかった

ホントはそんなこと頭にないんだけどね

走ってる間の記憶なんかない位あっという間に吉澤さん家に着いた
インターフォンなんか押さずにドアを開けた
鍵の確認なんかしないで

あら、あいてたわ

もう危ないなぁちゃんと鍵しめるように言わなきゃ

・・・はっ!違う違う!
まず目に入ったのは
携帯を持ちながらこっちを驚いた目で見てる吉澤さん
その次に見えたのは
ちっちゃい箱?



114 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/10(月) 13:32

「な、なんでいんの?」

「なんでいんのじゃないですよっ!あさ美ちゃんにはメール送るのに
私には全然送らないじゃないですか!
やっぱり私の事なんか好きじゃないんですねっ?!」

「は?何言ってんの?」

「だからあさ美ちゃんにはなんでメール送るんですかっ!」

「そりゃ用があったから・・・」

「じゃあ私には用がないって言うんですかっ!」

「ちょ、ちょっと待て。ストップ!」
115 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/10(月) 13:39

「なんですか!」

「いいから高橋。自分の携帯見てみろ。」

「・・・?」

「・・・電源入ってないだろ。」

「あ!ホントだ・・・。」

「わかった?連絡取れなかったから紺野にメール送っただけ。」

「はぃ・・・・。」

「んと・・・そんで、はい、コレ。」

「なんですか?コレは。」

「えーと・・・まぁ、プレゼントですよ。」
116 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/10(月) 13:50

「誰にあげるんですか?」

「・・・・あのねぇ・・・。」

「まさかあさ美ちゃんに!?」

「ち、違っ!・・・てかさぁ・・・そんくらいわかれって。」

そう言ってテーブルに頭をコツンとつけた

「・・・!・・・私に、ですか?」

「・・・違うもん・・・。」

腕で顔を隠しながら耳を真っ赤にさせた吉澤さん
顔は隠せても耳見えてます
そのストレートな意思表示で全部わかった

「ありがとうございます!すっごく嬉しいです!」

「違うもん・・・高橋にあげるのじゃないもん・・・。」

117 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/10(月) 13:59

「なに入ってるんですか?」

「(シカトかよ・・・)ピアス。」

腕の隙間から真っ赤な耳とキレイな瞳を覗かせ吉澤さんは言った

「ペアですけど、どうですか。」

また顔を一段と赤くした
感情は抑えられないみたい
なんだかすごく可愛くて愛しかった

「大好きですっ!」

「・・・知ってるもん。」

「拗ねないでくださいよ。」

「別に拗ねてないもん・・・。
てかいきなり家来ていきなりキレてなんだしね。それ。」
118 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/10(月) 14:00

「怒んないでくださいってばー。」

「怒ってもないし拗ねてもないしぃ・・・。」

私には素直に好きって思える人がいる


素直に、ね

119 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/10(月) 14:00
 
120 名前:ちっちゃい箱? 投稿日:2005/01/10(月) 14:00
 
121 名前:陽那 投稿日:2005/01/10(月) 14:01
以上、吉高でした

マンパワーで吉高マイブーム中

122 名前:陽那 投稿日:2005/01/20(木) 16:52
石川さん遅れてごめんなさい;おめでとうです
矢口さんもおめでとうです
123 名前:通りすがりの者 投稿日:2005/02/15(火) 12:31
かなりすごくよかったです!よしたかいいですね。また新作の更新待ってます。
124 名前: 投稿日:2005/02/21(月) 00:43
>>123さん
か、かなりすごくよかったなんてヽ(Д`。ヽ):。;゚・私もう泣きそうなほど嬉しいです
本当にありがとうございます
いい加減更新します(爆)
HN一発で出ないので切りました
125 名前:通りすがりの者 投稿日:2005/02/27(日) 14:01
いつまでも待ってますよー。
126 名前: 投稿日:2005/03/08(火) 19:13
>>125さん

・・・ぐはっ!!
非常に嬉しくて吐血ですよ
も、もう少しだけ待ってくださ・・・;ちゃんと更新しますんで。
今更ですが美貴様誕生日モノをうpする予定です
127 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/15(火) 19:37
 
128 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/15(火) 19:37
 
129 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/15(火) 19:42
2月26日

とうとう来た。この日が。
ミキティへのプレゼント
ずっとずっと悩んで頭抱えて絞り出した答。

『あたしをあげる』

あたしをあげることにした
もちろん本気で
コレしかないって思ったから
130 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/15(火) 19:45
あたしがもらえるなんてミキティにとっちゃ最高のプレゼントだ。うん。

え?肉のがいいんじゃないかって?
・・・・・・そ、そりゃぁ・・・まぁ・・・・・・

ってんなワケないだろっ!
いーんだよ、あたしで充分過ぎるぐらいだし
131 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/15(火) 19:48
メンバー皆からプレゼントをもらったミキティは、
まだ渡してないあたしの方をチラチラみてる
・・・いや、めちゃくちゃみてる

「帰ろっか。」

「うん。」

荷物を持って歩き出す。
いつものように体をくっつけて、手を繋いで。
132 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/15(火) 19:50

「ねぇ、よっちゃん。」

「んー?」

「・・・・・なんでもない。」

「・・・あ、そぉ。」

ミキティが何を言いたいのかなんてわかってる。
だからこそあえて気づかないフリ。

133 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/15(火) 19:56
「ねぇ、よっちゃん。」

「なんだい。フジモト君。」

「・・・なんでもない。」

「ふーん。」

こんなやり取りがあと5回繰り返された。

ミキティの家に着いて、彼女の顔を見てみる。
拗ねてるミキティの横顔が可愛かった。
そんでもってほっぺにチュー。

「なに?」

「別にー。さあさカギをあけておくれ。」

「・・・変なよっちゃん。」
134 名前: 投稿日:2005/03/15(火) 19:57
とりあえずここまで

てかホント今更って感じですね。
次の更新もなるべく早く・・・したい、です;
135 名前:通りすがりの者 投稿日:2005/03/18(金) 02:31
更新待ってましたよー。 なんだか甘い匂いが漂ってます(^.^)b 次回更新待ってます。
136 名前: 投稿日:2005/03/21(月) 12:24
>>135さん
きゃあぁぁぁ(パニック
本当にありがたいです、レスくださるおかげで更新できてます。
甘い匂いですか、漂ってますかw本当更新遅くてすいません。

てか、ハピバもんくらい1日でうpしやがれって話ですね。
とか言って今日は更新できません。今週中に・・・はい。絶対。
137 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/26(土) 13:08
ブツブツ言いながら部屋のカギを取り出す。ガチャっと音がし、ドアを開けた。
もちろん真っ暗で、電気をつけようとしたその時・・・

『おめでとーーっ!!』

クラッカーの音と、ビックリするぐらいデッカイ声。それも複数の。
あたしの脳内で分析された結果
聞きなれたメンバーの声と、某自分大好きさんの声ということがわかった。
動きが止まりかけているミキティに皆は口々にいう。

「おめでとう、みきたん。」
「おめでとうございます藤本さん。」
138 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/26(土) 13:29
「いやぁ、おめでとうおめでとう。」
メンバーの間から苦しそうに出て来た矢口さん。

「ありがとう・・・です?」

ミキティはまだよくわかってない。

「実は皆でミキティを祝い隊、結成して色々計画してたんだよね。」

「はっ!?なんで?!あたし聞いてないですよっ!?」

「そりゃそうだよ、言ってないもん。」

「な、なんでっヒドイですよっ。」

「だってよっすぃー喋っちゃうでしょ。」

「し、喋んないですよっ!」
139 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/26(土) 13:31
「顔に出るんじゃおんなじ様なもんでしょ?」

「そ、そんなぁ・・・。」

「ミキティ早く座りなよ。」

「ケーキだけじゃなく肉もありますよー。」

「肉っ!?ありがとーー!!」

それはそれはもう満面の笑みで。ちょっと、いやかなり切ない。

140 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/26(土) 13:39
「そういえばどうやってカギ開けたんですか?」

「あーカギね、あややに言ったら快くスペアをだしてくれたんだ。」

「・・・?カギ持ってるのはミキとよっちゃんだけ・・・のはず。」

「あ、あ、あや、ややどうして持ってんのさっ!?」

「よっちゃん、どもりすぎ。」

すかさずつっこまれる。

「カギですか?それはヒ・ミ・ツ。」

あややはたいへん楽しそうな顔して笑った。

「まぁまぁ細かいことは気にしないで。」

「じゃあ皆コップ持ったー?」

『はーい。』

「ちょ、まだあたし持ってな」

「それじゃミキティの誕生日を祝ってぇかんぱーい。」

『かんぱーい。』

「だからヨシザワコップ持ってないって・・・」

『おめでとー!』

141 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/26(土) 13:57
ものすごい夜だった。丸3時間は盛り上がりっぱなしで、
あたしは隅っこでいじけてた。
結局プレゼントは渡せるはずもなく、今の時刻はPM11:30

・・・やばい 26日が終わる。

も、もし渡せないまま27日になっちゃったら・・・考えるのはよそう。

とにかく、早くおめでとうとあたしをあげなきゃ。

「あのさー、ミキティ?」

「なーに。はやくよっちゃんも片付けてよ。」

「ちゃんと聞いて。」
あたしの真面目な声にミキティもこっちを向いた。

「なんですか?」

「えー、本日はたいへんおめでたい日で・・・」

「ぷっ・・・なにそれーっ、あははっ。」

「笑っちゃいかんぜ、君。」

「ふっ・・・うん、・・・はっははっ・・・」

「まあ誕生日という事でプレゼントをね、渡したいなと。」

「あ・・・そっか。まだだったもんね。」

「今年はすごいぞ、なんと・・・」

「うん。」

「なんとこの、あたしヨシザワをプレゼントしちゃいまーすっ。」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・ぶはっ、あははははははははっ!!!」

「ミキティ?」

ミキティはさっきの100万倍くらい爆笑してる。
142 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/26(土) 14:04
爆笑されて気づいた。

あたし、ものすごく恥ずかしいことをした?

顔が、熱い・・・・

「あっはは、よっちゃん顔真っ赤っ!」

「・・・・。」

「あははっ、ははっ・・・・・!!」

笑いすぎで声でなくなってるし・・・そんなに笑わなくても・・・

「じ、じゃっせっかく・・・ははっもらったし・・・っくく・・・!」

「もー笑うなっ!!」

真っ赤な顔で言ったのが悪いのか・・・・
ミキティは顔をあげられないくらい笑ってた。
143 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/26(土) 14:07
・・・2分位経ってやっとおさまったみたいで

「じゃあよっちゃんはミキの物ね。早速片付けよろしく♪」

「・・・・へ?」

「綺麗にしといてね。ミキは寝るから。」

「ちょっと・・・待っ・・・」

「おやすみー。」

「・・・・・。」

そう言い残して部屋に入ってった。

「よ・・・予想外だ。」

144 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/26(土) 14:09
あたしは夜中の3時くらいまでメンバー+αが、
騒ぐだけ騒いで汚してった部屋を片した。

今年は・・・失敗だったかな・・・。

来年・・・どーしよ・・・。

145 名前:ギリギリセーフのたんじょーび 投稿日:2005/03/26(土) 14:10



            おわり
146 名前: 投稿日:2005/03/26(土) 14:12
えらく時間かかったわりにこんな程度です。

次の更新いつになるやら・・・・
147 名前:通りすがりの者 投稿日:2005/03/29(火) 14:11
更新お疲れさまです。 よっすぃー思わぬ言葉に絶句ですね(^o^;
ミキティもある意味さすがです。
次回更新まったり待ってます。
148 名前: 投稿日:2005/04/16(土) 11:22
よっちゃんの誕生日過ぎたけどおめでたいのに、

なにそれ?

どういう意味ですか?

頭パンクしそうです。
149 名前: 投稿日:2005/05/11(水) 18:27
り、梨華ちゃんおめでとう・・・
これからも頑張っちゃってください。ずっと見守ります

4期愛永遠
150 名前: 投稿日:2005/07/27(水) 16:11
いい加減な奴ですいません。
出来れば今日、出来なければ一週間以内に更新します。
151 名前:欲張りなヤツ 投稿日:2005/07/27(水) 19:38
 
152 名前:欲張りなヤツ 投稿日:2005/07/27(水) 19:38
 
153 名前:欲張りなヤツ 投稿日:2005/07/27(水) 19:38
朝。天気が良いにもかかわらず明かりの消えた部屋にふたり。
いまいち気分が乗らない時に限って彼女は誘ってくる。

「ねぇ」
「なに?」
「こっち来て」
「んー・・・」

近付いたらギュってされてそのままベッドへ倒れ込む。

「美貴ぃ・・・今ね」
「わかってる。そんな気分じゃない、でしょ」
「さっすがフジモトくん」
「だったら美貴がその気にするまでだよ」

カーテンの隙間から差し込む光に美貴は目を細めた。

「毎回そうじゃんか」

軽く頬に鼻をくっつけあたしが言う。
154 名前:欲張りなヤツ 投稿日:2005/07/27(水) 19:39
「よっちゃん」
美貴は寝返りをうった。
天井を見ていた彼女の目にあたしが映る。

「ん?」

少しだけ心臓がはやくなったのがわかった。でも表情は変えず美貴をみる。

「その気にさせるとかじゃなくて言いたい事があるの」

「ほぅ、言ってみ」

「美貴ね、よっちゃんとならいつでも何回でもその気になるよ」

「・・・・絶倫女」

「よっちゃんこそ」

見据えられた。余りにも綺麗なその瞳に心なしか興奮した。

「まぁね」

視線を外し美貴の髪を弄る。指に巻いたり、握ってみたり

「よっちゃんはね、美貴を幸せにしてくれるんだよ」

美貴はまた視線を天井に戻して言った。

155 名前:欲張りなヤツ 投稿日:2005/07/27(水) 19:40
「一緒にいるだけでも、話してるだけでも、何をしてもね」

「・・・うん」

「だから美貴もよっちゃんを幸せにしたいの。隣にいるだけでも幸せってよっちゃんにも思ってもらいたいの」

「・・・うん」

「誰よりも・・・大切って、思ってもらいたいの」

「・・・うん」

「一瞬でも、忘れたくないの」

いつも強気でめったに涙を流さない美貴の瞳から涙が一筋流れていた

「・・・うん、それから・・・?」

美貴の頭を優しく撫でる

「もっとずっと一緒にいたいの、腕の中にいたいの」

「・・・うん」

「だから美貴のこと大事にして」

美貴の言葉に思わず笑みが溢れ、美貴の真意がくすぐったかった。
156 名前:欲張りなヤツ 投稿日:2005/07/27(水) 19:41
「・・・当たり前じゃん」

互いに向き合って額と鼻先をくっつける。

「てかさ、ちゃんと大事にしてるよ?」

美貴の目元を指でなぞる。涙は殆ど乾いていた。

「もっと」

そんな顔ずるいよ。あたしが弱いって知ってるくせに。

「・・・欲張り」

気付いたらその気になってた。ホント気付いたら。
やっぱり美貴は凄いと感じた。


「フジモトくんには敵いませんね」

157 名前:欲張りなヤツ 投稿日:2005/07/27(水) 19:45
     −END−
158 名前: 投稿日:2005/07/27(水) 19:47
ものすごく短くてすいません。
見ている人がいるのかどうかすらわからないけどすいません。

相変わらず亀更新です
159 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/07/28(木) 00:55
更新乙です。
しかも、みきよし^^おいらの好きなCPだぁ(w
ちょこちょこ覗きに来てましたよぉ!
これからも、作者さんのペースで頑張ってください!!
160 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/04(木) 16:53
 
161 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/04(木) 16:53
 
162 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/04(木) 16:55

番組収録終了後、

なんとなく誰かの視線を感じ振り向くとそいつは慌てて目を逸らす。
それ以上逸らすと首痛めるよ、って思ったけど
案の定そいつは「いたぁ・・・」と言って首を押さえてる。

ゆっくり近寄って首を押さえてるそいつに聞く。

「どうした?」

「へっ?いやっ首を、ちょっと」

「そっちじゃなくて。あたしの方見てたでしょ?」

「・・・首は首で心配して欲しいんですけど・・・」

「あぁ、ごめんごめん。てか、逸らしすぎなんだよ。・・・で?」

「あの、吉澤さん・・・今日たった今初めて喋ったんですよ?」

「・・・・まぁ、確かに。いや、高橋が来るの遅いんじゃん。だから話す間もなく収録ですよ、わかる?」

「そ、そうじゃなくて・・・・」

「んー?」

「・・・なんでもないです・・・。」

今更だけどコイツは強がりだ。
聞いた時点で無駄だってわかってた。
でも言いたいことはわかってる。
163 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/04(木) 16:57
「ごめん。電話しなかったあたしが悪い。」

「別に、心配してくれなくたっていいです・・・」

ほら拗ねた。

「拗ねんなって。」

「あたしが来るの遅くたって、吉澤さんにはカンケーありませんもんねっ」

「そんな事無いってば。」

高橋を抱きしめた。少し戸惑っていた高橋の手もあたしに巻きつく。

「あたしの事心配してください。」

この人こんな事言える人だっけ。

「うん、メチャクチャしてる。」

「じゃぁなんで今日電話してくれなかったんですか。」

「えーと・・・寝てた。」

「・・・そんなことでしょうね。」

なんでそこで君が溜め息なんだい、タカハシさん。
あなたこそもうちょい早く来ようという気はないんですか。
でも妥協。

「ほい、元気出せっ。」

「誰のせいだと思ってんですか。」

「睡魔。」
164 名前: 投稿日:2005/08/04(木) 17:00
>>159さん

ありがとうございます。
みきよしいいですよねw
しかし自分最近また吉高が激萌えでして。
しっかり更新がんばります。
165 名前: 投稿日:2005/08/04(木) 17:01
今日はここまでです(少な

明日更新できたらします
166 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/06(土) 15:53
167 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/06(土) 15:53

「取り敢えず、帰ろうよ。」

「・・・あのっ。」

「なんでございやしょー?」

「家、来てください。」

「はぁ?」

「はやくしてください。」

「へ?いや、ちょっと・・・」

躊躇ったわりには君からのお誘いが嬉しかったり、しちゃったり。
困ったフリをしながらも内心ニヤケ面で荷物をまとめる。

「はやくはやく。」

急かすにも程がある。

「なぜにそんな焦るのさ。」

急に静かになって下を向く。それからぽつりと呟いた。

「だって吉澤さん、とられちゃう・・・。」

「おぅ、君は可憐ですねぇ。」

それはもう嬉しすぎる言葉で、勿体無いくらい。
顔が赤くなってなきゃいいな。
168 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/06(土) 15:54
「だから、はやくしてください。」

顔を赤くしながら言う。あたしはどうだろう。きっと赤いや。

「はいはい。そいじゃ、さいならぁ。」

逃げ出すように楽屋を飛び出た。
タカハシも一緒に。

「しっかし、大胆になりましたね。タカハシさん。」

こんな言葉がでたのも君が腕を絡めてきたから。

「こんくらいしないと、奪われます。」

「今しなくたってとられないよ。どうせやるなら普段やってくれ。」

「そっ、そんな恥ずかしい事!」

「あのねぇ・・・・」

この人はなんなんだ?流石のあたしもうな垂れますよ。

「まぁ、いいけど。」
169 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/06(土) 15:54

久しぶりの高橋の家。ほとんどはあたしの家だから。

「吉澤さん、何飲みますかぁ?」

「君楽しそうだね。」

「オレンジジュースでいいですね?」

「聞いてんのかよ・・・。」

「はいどうぞ。」

「はいどうも。」

あたしの隣に座る高橋。
喉が渇いていたのか早速ジュースを飲み出す。

「んー、いいうなじしてんねぇ。」

「ぶっ・・・!」

「おわぁっ、出すなよー。」

「出てないですよっ、吉澤さんが変な事言うからじゃないですかっ!」

「思ったとおりの事しか言ってないですぅ。」

嘘は言ってないもん。
だから即行動。
170 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/06(土) 16:01

「たっかはしぃ♪」

「よ、よしざっ」

そこで口を塞ぐ。

「んぅっ・・・」

最初は目を大きく開けてたけど、すぐに閉じてくれた。
わかってる。あたしのシタイコト。

「物分かりいいじゃん。」

「・・・・っ、もっと・・・」

瞳を潤ませて求めてくるタカハシが可愛くて愛しくてあたしも負けずに求める。

「んっ・・・ふぅっ」

時折漏れるタカハシの声。
甘くて、切なくて、狂おしい。

171 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/06(土) 16:02

ゆっくり、ゆっくり事をすすめる。傷付けないように優しく。
そんなに回数を重ねていないあたし達はまだまだ未熟。

だから終わった後も丁寧に扱う。
そっとベッドに寝かせて、隣で彼女の顔を見つめながら髪を撫でる。

「おやすみ。」

お互い眠りにつく。君の隣で、あたしの隣で。

172 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/06(土) 16:02

君より先に目が覚めて、ひたすら寝顔を眺めてた。
君が目覚めてあたしからまず一言。

「おはよう、そしてお疲れさん。」

「・・・おはようございます。」

やっぱり恥ずかしいみたいだ。またそれが可愛くて思わず呟く。

「なぁんでそんなに可愛いかなぁ、君は。」

自分でも聞こえないくらいの声で言ったつもりだったのに、
都合が良いのか悪いのか君の耳には届いていた。

「吉澤さんのが・・・可愛いです。」

君の声も小さかったけどあたしには聞こえた。

「・・・例えば?」

微笑を含みながら君に聞いた。
君も微笑みながら言った。
173 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/06(土) 16:03

「吉澤さんは・・・顔に出るし、強がるし、隠れて泣くし・・・それに、すぐ赤くなる。」

最後だけはあたしの目をみて言った。

「お、オマエに言われたくないよっ。タカハシこそ全く同じじゃんかっ!」

そうだ、あたしたちは似てるんだ。

「あー顔あかーい。」

気付いてる。顔熱いから。

「赤くないっ!」

ムキになった。
まさかタカハシに言われるなんて、年下のタカハシにからかわれるなんて。

「可愛いー。」

タカハシは心底楽しそうだ。

「おまえー、ちゅうしてやるぞっ!」

「きゃぁー」

なんて楽しいんだろう。いつもじゃ出来ないこんなこと。
174 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/06(土) 16:06

「とにかくっタカハシのが可愛いんだよっ。」

「吉澤さんですっ。」

こんなじゃれ合いいつまで続けていけるんだろうか。
ふと考える時がある。こんな時は決まって不安になる。

「吉澤さん・・・ずっと一緒ですよ?」

心読まれたかと思ってびびった。でも同じ心境だってわかって安心。

「・・・もち。」

「んふふー。」

意味もわからず笑いだす。あたしもつられて笑う。

あぁ・・・幸せだ。こんな単純でいいのかってくらい最高の気分。
その時になんとなく目に入った時計にそんな気分は相殺。

175 名前:似たもの同士 投稿日:2005/08/06(土) 16:06

「・・・あ"ぁぁぁぁーーーっ!!」

「な、なななっなんですかっ!?!」

「仕事っ!!」

「あ"あ"あ"あ"ぁぁーっ!!」

わぉ、すごい声。
でもそれどころじゃない。慌ててシャワー浴びて、慌てて服着る。
こんな時でさえ楽しい。相当ベタ惚れみたいだ。
タカハシとあたしは似ているからきっとタカハシもベタ惚れ。のはず。


あーぁ早くしないとミキティに怒られちゃうよ。


176 名前: 投稿日:2005/08/06(土) 16:09

変な終わり方ですがこの話は一応終わりです。
番外編書けたらいいなぁ・・・書くつもりです。

177 名前:通りすがりの者 投稿日:2005/08/07(日) 18:20
更新お疲れさまです。 久しぶりに作者様の作品を拝見させて頂きました。 これからも頑張ってください。 よしあい?あいよし? とにかく題名そのものの二人でした。 次回更新待ってます。
178 名前:似たもの同士−番外編− 投稿日:2005/08/10(水) 12:17
 
179 名前:似たもの同士−番外編− 投稿日:2005/08/10(水) 12:18
正座させられているふたり。
もとい、あたしとタカハシ。

あたしたちの頭の上には仁王立ちで腕組みのサブリーダーミキティ。
そのまま見たとおり説教中。
説教っていってもミキティはあたしらの顔を覗き込んだり、
上から下になめたりとヤンキー顔負けのガンつけ。

一向に言葉は発さずひたすら睨む。
下ばかりを見つめているあたしたち。

180 名前:似たもの同士−番外編− 投稿日:2005/08/10(水) 12:19
二分かかってようやく発した言葉。

「おっせーよ」

「・・・すいません」

「なんで遅れたのか言ってみな」

「ミキティの事考えてました」

「死にたい?」

「いいえ」

「早く言え」

「寝てました」

「まさにその通りやよ」

「へぇ、となると ふ た り で寝てたのかな?」

やたら「ふたり」を強調するミキティ。この人いじめっ子だよ。

「・・・・っ」

予想通り赤くなったタカハシ。あら・・・これは完全にバレたわ。
181 名前:似たもの同士−番外編− 投稿日:2005/08/10(水) 12:20

「イチャこいて遅刻なんてミキは許さないよ」

「美貴ちゃんに許されるなんて思ってないがし」

「!っバカ、高橋!」

「ほー遅刻しといてそんな事言うか、ほーそうかそうか」

「いや、ミキティこれはね遅刻は許されることじゃないっていう意味だよ」

ミキティの恐ろしさをわかってない高橋を遮って必死に弁論

「まぁそうしといてやる」

「あのぉ・・・そろそろ収録始めるって言ってますけど・・・」

「(麻琴ナイス!)あっと、じゃぁメイクしなきゃね高橋?」

心の中でガッツポーズしながらあたしは高橋に言った。

「え、あっはい」

「おいコラ誰が行っていいつった」

「えー・・・と、・・・・麻琴!!」

そう言った瞬間高橋の手を掴んでダッシュ。
身代わりになってくれてありがとう麻琴。暫しの辛抱だから我慢して。
幸い荷物は自分たちで持ったまま。
取り敢えずトイレに逃げ込みメイクをする。
182 名前:似たもの同士−番外編− 投稿日:2005/08/10(水) 12:21

「・・・高橋は恐いもの知らずだね」

「え?そんな事ないですよ?殺人鬼とかジョンソンとか恐いじゃないですか」

「一応言っとくけどジェイソンだから。まぁあながち間違っちゃいないけど、そうじゃなくてあたしが言いたいのはミキティのこと」

「あぁ、はぁ」

「とにかく急がないと、皆に迷惑掛かっちゃうよ」

「そうですね」

バタバタとトイレを飛び出してスタジオに向かった。
皆はあっさり許してくれた。ミキティも、多分。

183 名前:似たもの同士−番外編− 投稿日:2005/08/10(水) 12:23
だって笑ってたもん、いつもみたくあたしにくっついて。

だから、許してくれたっぽい。


うん、きっとそうだ。

多分ね

うん、多分。







184 名前:似たもの同士−番外編− 投稿日:2005/08/10(水) 12:24
















ってそんなわけないよ。
あの人が許すわけないよ。
テレビ用の笑顔にだまされたよ。


収録が終わった後あたしたちはお呼び出しをくらいミキティにたっぷり叱られた。
185 名前: 投稿日:2005/08/10(水) 12:29

番外編?続編?・・・どっちでもいいか。

メイクとかってスタイリストさんにやって貰うんですよね。
・・・そこらへんは目を瞑ってやってください。

>>177さん
読んでくださってありがとうございます。
吉愛最近はまりまくって抜け出せません。
亀ですが更新頑張ります。
186 名前:ツッコミ隊長藤本美貴 投稿日:2005/08/17(水) 12:02
 
187 名前:ツッコミ隊長藤本美貴 投稿日:2005/08/17(水) 12:03
美貴的理論を話すとね、
バカはそんなにアホじゃないんだよ。
何言ってんのかわかんねーって言われたって美貴は続ける。
だからアホもそんなにバカじゃない。
結論よっちゃんはボケなんだよ。
はぁ?
なんて言ってるボケに説明する。
いいか?よっちゃんはバカだろ?でもアホじゃない訳ないからバカではない。
で、よっちゃんはアホだけど当然バカだからアホもない。
イコールよっちゃんはボケな訳。
おーけぃ?

おぅいぇ。

そう答えるよっちゃん。本当にわかってんのかコイツ。
美貴結構真面目に考えてんのにな。
188 名前:ツッコミ隊長藤本美貴 投稿日:2005/08/17(水) 12:04
ダメだ。
どうやらコイツはボケだとかバカだとかじゃ言い表せられないくらいどうしようもないアホだってわかった。
ん?違うよ。バカじゃない訳ないんだからボケだよ。
でもそうなるといろいろ都合が悪いな。
美貴の理論は取り消し。
さっきの考えもなかったことに。
取り敢えず美貴に絡んでくるコイツをどうにかしなければ。

「バカでもアホでもいいからミキティ遊んでー」

コイツはガキか?
そんなよっちゃんだろうがなんだろうが美貴はとにかくよっちゃんに甘い。
189 名前:ツッコミ隊長藤本美貴 投稿日:2005/08/17(水) 12:05

藤「よっちゃんかわいいー」

吉「ミキティのがかーいー」

高「惚気てるだけやん」

おっと、まさか美貴が突っ込まれるなんて思いもしなかったよ。しかも愛ちゃんかよ。

藤「よっちゃん美貴突っ込まれちゃったよ。どうしよう、ツッコミキティの名がすたるよ」

吉「たまにはボケてもいいと思うの」

藤「よっちゃん、そのさゆのモノマネ新作?」

吉「おぅいぇ」

藤「似てないけどさゆよりかわいいよ」

道「ちょっと待つの。聞き捨てならないの」

藤「今忙しいから後にして」

吉「たまにはボケてもいいと思うの」

藤「まだそれかよ」

吉「ほらぁ突っ込んじゃダメだってば」

藤「あーんごめんなさいよっちゃんさん」
190 名前:ツッコミ隊長藤本美貴 投稿日:2005/08/17(水) 12:06
道「さゆを見るの。娘。で一番かわいいの」

藤「違うよ美貴だよ」

亀「待ってください、絵里だって負けてません」

藤「お前出てくんなよ」

道「絵里はさゆの次にかわいいの」

高「あたし3番目ぇ?亀ちゃんより上やと思うがし」

藤「おめぇはどっからわいてくんだ。美貴が一番なんだからおめぇは4番目だろうが」

新「あ、愛ちゃんはボーフラじゃないんですから・・・」

藤「おぅガキ。おめぇもどさくさに紛れて出てくんなよ」

小「だったら藤本さんとあたしの大好きな吉澤さんはどうなるんですか」

藤「バカ!よっちゃんは神の領域だ!」

田「あ、あのぉ小春ちゃ」

藤「黙っとけ」
191 名前:ツッコミ隊長藤本美貴 投稿日:2005/08/17(水) 12:07
高「結局美貴ちゃん突っ込んでるやよ」

藤「またさりげなく喋りやがる」

道「たまにはボケてもいいと思うの」

藤「だよね、よっちゃ・・・っておい重!!」

道「藤本さん間違えたの。しかも似てないのに間違えたの。恥ずかしいの」

藤「うっせぇよ!それよりよっちゃんどこ行っちゃったの?」

田「小春ちゃんと」

藤「黙っとけ」

紺「小春ちゃんを連れて出て行きましたよ」

藤「・・・おい!もっと早く言え!」

紺「見ればわかるでしょう。皆に一々突っ込んでるからですよ」

藤「意見が尤もなんだよ!」
192 名前:ツッコミ隊長藤本美貴 投稿日:2005/08/17(水) 12:08

吉「なんだよ皆楽しそうに盛り上がっちゃって、なぁ小春ぅ?」

久「そうですね」

吉「あんな状態じゃ入れないよ。なぁ小春ぅ?」

久「そうですね」

吉「重さんのモノマネ結構自信あったのに。なぁ小春ぅ?」

久「そうですね」

吉「あたしタモさんじゃないんだよ。なぁ小春ぅ?」

久「そうですね」

吉「・・・・・そうだよなぁ」




193 名前:ツッコミ隊長藤本美貴 投稿日:2005/08/17(水) 12:09



藤「オチは?ねぇオチは何?どこにあんの?」

紺「タモさんじゃないですか」

藤「それ?それなの?美貴いまいちオチってわかんないよ」

紺「収拾がつかなくなったんですね」



194 名前: 投稿日:2005/08/17(水) 12:12
何が書きたいんでしょうね、一体。
しかも久吉初書き。
しかも短い。
しかも滅茶苦茶。

・・・どうしよう
195 名前:通りすがりの者 投稿日:2005/08/19(金) 15:16
更新お疲れさまです。 初の久吉です!! まぁなんとかなりますよ(ェ ミキティのツッコミはいつ見ても飽きませんねぇ 次回更新待ってます。
196 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/03(土) 12:57
 
197 名前: 投稿日:2005/09/03(土) 15:57
しまった。テキスト紛失したので、更新はまた後日・・・orz
今週中にはしますので・・・

>>195さん
初です。見事に失敗しました。
本当どうにかなっちゃうものなんですね。
どうにか飽きられないように頑張ります
198 名前: 投稿日:2005/09/23(金) 15:08
やっとこさ更新
199 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/23(金) 15:08
PM9:00。
メイク完璧。荷物OK。
よし、行くぞっ。

気合を入れてインターフォンを押す。

ピンポーン

『はい?』

「あっと・・・亀井です」

『は?亀ちゃん?』

ガチャ
「なにしてんの?」

「・・・家出してます」

「は?」

「泊めてください」

「何言ってんの亀ちゃ」

「入っていいですか?」

絵里知ってます。吉澤さん断れない事。
そこにつけ込んだって言っても嘘じゃない。
200 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/23(金) 15:09

「いきなりなんで家出?」

部屋の中に入れてもらって荷物をあれこれ確認していた絵里に吉澤さんがきく。
突然すぎたらしい。

「まぁ・・・色々ありまして・・・」

言い訳が思いつかなかった

「ふーん」

・・・あれ?それだけ?

「それ以上聞かないんですか?」

「そりゃあ亀井家の問題だろー?あたしが首突っ込めるような事じゃないよ」

その配慮は大人っぽいけど、少しくらい首突っ込んで欲しかったりする。
当然そんな事は言わない。

「そうですね・・・」

「じゃ手伝ってもらおうかな。ほらご飯の準備開始すんぞー」

「はぁい」
201 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/23(金) 15:09

吉澤さんの部屋に入れただけでも一歩前進。
表向き家出少女。
先輩とご飯づくり開始。

「その野菜切って」

「はいはい」

正直吉澤さんの料理あまり期待はできないかも。
言われたとおり野菜を切りながら思った。

「・・・おい亀ちゃん、なんだよそれ」

「タマネギです」

「違うよ、切り方だよ!」

出来れば吉澤さんに絵里が料理できるって思わせたい。
でも残念ながら絵里の得意料理はゆで卵。
得意と言っていいのかすらわからない。
いくら吉澤さんの大好物でも、これじゃ料理得意なんて思われない。
202 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/23(金) 16:13

「こうやるんだよ。わかった?」

「・・・はぁい」

少し不貞腐れてみた。
吉澤さんは気にもとめないみたい。
仕方ないのでまた作業を始める。

「亀ちゃん卵取って」

「はい」

「ん、ありがと」

絵里、吉澤さんといいムードです。
吉澤さんは味見とかいってつまみ食い。
絵里がそれをズルイという。
まさに絵里の理想図。

料理をする吉澤さんの隣、絵里はすっかり恋人気分。
ギリギリまで近付いて吉澤さんの顔を見上げる。

「よっしゃぁ完成」
203 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/23(金) 16:13

嬉しそうに笑った吉澤さん。

「亀ちゃんそっから皿2枚取ってくれ」

「はいっ」

「ありがと。おし、でけたーよしざーとくせーオムライスぅー」

見た目は全然いい。
おいしそうです。
ケチャップでおっきいハートがかかれている。

「おっきいハートですね」

「よく気付いた。これはリーダーの愛がつまってんのさ。それじゃいただきます」
204 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/23(金) 16:14

愛なんて。
この人が言う愛なんて。
皆に振りまくものでひとりに向けられるものではない。
わかっているのに。
そのくらい。
それでも嬉しくなってしまう自分がいて、
もしかしたら吉澤さんもなんて笑えない事考えた。
それだけじゃ足りない。
もっと欲しい。
それ以上のもの。
それ以上のこと。

「いただきます」

吉澤さんからの愛はメンバー愛。
絵里からの愛は人としての愛。
絵里の方がおっきくて。
絵里の方が重くて。
絵里の方が邪魔。
皮肉にも吉澤さんのオムライスはおいしい。
205 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/23(金) 16:15

「うめぇー」

「おいしです」

「なんせあたしがつくったからね。しかも亀ちゃんと、これは夢のコラボだよ」

「夢のコラボ、ですか」

「おぅよ」

「でも吉澤さん料理出来るんですね」

「出来ないと思ってたのか!」

「まぁ、はい」

「あたしもハタチだし・・・こんくらいはね」

「もう吉澤さんは大人ですもんね」

「あたし、亀ちゃんに頼って欲しいよ。・・・いや、やっぱ皆にも」

「??」

「亀ちゃんにこんな事言うのもアレなんだけどさ、色々あって一応リーダーじゃん。あたし」

「はい・・・」
206 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/23(金) 16:16
「やっぱり皆の事とか心配なわけよ」

「・・・」

「それ・・・で、亀ちゃんの事、さっきカッコつけて言っちゃったけど、本当は、その・・・うん」

「・・・首突っ込みたいんですか・・・?」

「まぁそういう意味にもなる」

家出っていうのは都合上の嘘。
それも知らずに本気で心配してくれている吉澤さん。

「・・・非常に申し訳ないんですけど・・・家出、してません・・・」

「・・・は?」

「・・・急に吉澤さんに会いたくなって、でも電話できなくて・・・・
だから、家出したって言って押し掛ければ断れないから泊めてくれるかなって思って・・・」

「なんでわざわざそんな事・・・」

「だってしつこく言って嫌われたらいやだから・・・」

「そんなの気にしないで言ってよ。行きたいって・・・」

「はいぃごめんなあいぃ」
207 名前: 投稿日:2005/09/23(金) 16:21
最後まで更新しろって話ですが、ここまでです。
時間かかりましたね。たったこれだけの更新に。
しかも中途半端。もう何も言いません。

まだもうちょっと続く亀吉ですが、こんなので合ってるんですかね。
亀吉ってどんなのなんでしょうね。
イマイチわかってない奴が書いちゃっていいのか?
・・・まぁ今更無駄ですが。
208 名前: 投稿日:2005/09/23(金) 16:27
てかてか。
もう吉高ではなく吉愛ですね。
愛ちゃんて呼ばせりゃよかったわ・・・

次は愛ちゃんにしよう。






てか どうでもいいしw
209 名前:通りすがりの者 投稿日:2005/09/23(金) 17:23
更新お疲れ様です。
作者様も突っ込みミキティなようで(笑

遠慮深い亀井ちゃんもまたいいですねぇ
次回更新待ってます。
210 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/28(水) 18:07
211 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/28(水) 18:08
「泣くなって。別に怒らないから。・・・時に亀ちゃんあたしの事は好きか?」

「はっ!?」

驚いた。
絵里の涙も止まるくらい。
あまりにも普通に聞くから。
食べ物何が好き?なノリでの自然さ

「嫌い?」

この人は一体何なんだ。
なんでこんな事今聞くんだ。
なんの躊躇もせずにサラっと。

「いえっ!す、すすっ好きですけどぉっ・・・?」

どもりまくったあげく語尾の声は裏返る。
こんな事聞くってことは吉澤さんもしかして・・・
212 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/28(水) 18:10

「へぇ」

「!?」

すごい事聞いといてたったそれだけ。
有り得ない。
この人有り得ないです。

「なんで聞くんですか・・・そんな事」

「ただ、なんとなく」

急に静かになる。
吉澤さんがそんな事聞くからだ。

「あのっ」

静かすぎた為か声が聊か大きく出てしまった。
でも、戸惑ってはいられない。
絵里は続ける。
213 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/28(水) 18:11

「吉澤さんは、どうなんですか」

「なにが?」

なんでわからないんでしょう。
今さらだけどこの人は鈍い。

「だから・・・絵里のこと、好きですか・・・?」

「あぁ亀ちゃんの事?好きだよ」

「!!・・・好きって・・・」

「?」

恐い。
吉澤さんがなんて答えるのか。
恐怖と期待。
214 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/28(水) 18:14

「・・・愛ですか?」

「愛?」

そのリアクションじゃ期待は無駄と判明。

「うん、愛だよ」

「愛・・・ですか」

「愛だね。これはでっかいよ」

吉澤さんの言葉にふと恐怖が消え去った。
なぜか笑ってしまった。
215 名前:家出少女、亀井絵里 投稿日:2005/09/28(水) 18:19
吉澤さんの言うこの愛がメンバーとしてなのか人としてなのかは判らない。
でもこれ以上は聞かない。
まだこの関係が続けばいいと思う。
もう少し経ってその先を聞く事が出来たとき、絵里は笑えますか?
絵里も好きです、愛してますっていえますか?

笑えなくてもいえなくても吉澤さんが今と変わらず優しく包んでくれるなら。
今と同じように笑わせてくれるなら、絵里はそれでもいいと思っちゃいます。
それだけ吉澤さんの事が好きだから。
でもまだ絵里はこの時を楽しんでいたいんです。

絵里はもう少しだけあなたを後ろから見ていてもいいですよね。
後ろからついていってもいいですよね。

ひとつだけ聞いてください。

ついていけないくらい
はやく歩かないでくださいね
216 名前: 投稿日:2005/09/28(水) 18:37
ひっでぇグダグダ・・・orz
イマイチまとまらなかった。
でももう遅い、仕方ない。
諦めます

>>209さん
レスありがとうございます。
あまりにも目に余るので突っ込ミキティにもなりますね。

実際のとこ本当ににキャメイさんよくわかりません(ェ
それも諦めます。
駄文読んでもらえてたいへんありがたいです(ノД`)




ついに日本語までおかしくなってきたぞw
217 名前:陽-i 投稿日:2005/11/04(金) 21:59
久しぶりの更新…;
218 名前:with all one's heart 投稿日:2005/11/04(金) 22:05
いつもそうやって笑う。
一回くらい迷惑な顔してよ。
何の為によっちゃんを振り回してるのかわかんないじゃん。
早く嫌いになってよ。
面倒な奴って思ってよ。

じゃないと美貴、
離れられないよ
219 名前:with all one's heart 投稿日:2005/11/04(金) 22:07
「んー…どこ行こっか?」
「よっちゃん決めてよ」
「じゃあ…んー…えーと…」
「早くしろよ。優柔不断な奴ムカツク」
「ごめん。あ、じゃああたしの家は?」
「嫌だ」
「えーミキティが決めてって言ったんじゃん」
「うっさい」
「それならどこ行くのさぁ?」
「焼肉」
220 名前:陽-i 投稿日:2005/11/04(金) 22:09
やっと更新したのはいいけれど。2て…ちょっと…orz
近々まともな更新しますので…あ、一応藤吉です
…ではノシ
221 名前:通りすがりの者 投稿日:2005/11/06(日) 00:50
更新お疲れ様です。
作者様、あまりテンパらずに、マターリいきましょうw
次回更新待ってます。
222 名前:with all one's heart 投稿日:2005/11/11(金) 17:02
223 名前:with all one's heart 投稿日:2005/11/11(金) 17:09
ほら、嫌な顔しなよ。
何回目の我が儘だと思う?
いい加減愛想尽かしてよ。

「いいよ」

また笑ってる。
美貴をその気にさせないでよ。
期待させないでよ。
どうせ何もないんだから。

「それじゃ行きますか。はいつけて」

美貴の頭にヘルメットをかぶせた。
224 名前:with all one's heart 投稿日:2005/11/11(金) 17:21
よっちゃんは二年前にバイクの免許をとった。
美貴の為って、言って笑ってた。

よっちゃんのそういう所が好きだ。
素直に喜べない美貴は嫌い。

よっちゃんの後ろに乗り、腰に腕をまわす。

走り出して5分くらい。
よっちゃんの携帯が震えた。
225 名前:with all one's heart 投稿日:2005/11/11(金) 17:37
「ミキティみて」

メットの中から篭った声が聞こえた。
仕方なくポケットに手を突っ込み携帯を取り出す。
サブディスプレイには『高橋 愛』の文字。
見たくなかった名前。
震える携帯を握ったままよっちゃんに言う。

「彼女から」

「ミキティ出て」

「はぁ?」
226 名前:with all one's heart 投稿日:2005/11/11(金) 17:44
絶対馬鹿。
自分の彼女からの電話に
仮にも親友の女に出ろなんて普通言わない。

「ふざけんな。なんで美貴が。メットかぶってるし」

「ミキティのメットぶかぶかでしょぉ・・・?
出てよ・・・怒られるんだって」

「・・・っ、わかったよ」

あぁ最悪。
他の奴の名前出せばよかった。
よっちゃんが言ったとおりこのメットは緩い。
携帯くらい軽く入る。・・・危ないんだけどね。

「ごめん愛ちゃん。よっちゃん運転中なんだ」

『あ・・・美貴ちゃんか。
わかった・・・後で電話してって伝えてくれん?』

「うん、ごめん」

ほんの20秒程度の会話にこれほど疲れを感じた事はない。
気だるさと悲しみが混ざり合った不快な疲れ。

「愛ちゃんが後で電話してって」

「あ、うん。ありがとう」

「・・・・別に」
227 名前: 投稿日:2005/11/11(金) 17:50
>>221さん
いやぁ、なんかもう・・・
テンパってますね、やばいですね。
更新くらいはまともにしたいです・・・・
そんなこんなですが次回更新も頑張ります。
ありがとうございました。


この話、いまいちまとまってないんですけどね。
どうにか更新していきたいです。
では。
228 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/07(水) 13:52
ここのカプ好きなんでマターリ待ってます^^
229 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/12(月) 04:07
突然失礼します。
いま、2005年の飼育を振り返っての投票イベント
「2005飼育小説大賞」が企画されています。よろしければ一度、
案内板の飼育大賞準備スレをご覧になっていただければと思います。
お邪魔してすみませんでした。ありがとうございます。
230 名前: 投稿日:2005/12/15(木) 19:39
あああぁあ

なんかもう申し訳ない限りです・・・
パソはぶっ壊れるし、テストはやばいし
ふんだりけったりです。

なるべく更新早めますので、もう少しだけ待ってください
231 名前:with all one's heart 投稿日:2005/12/22(木) 12:10

感謝なんかされたくない。
いろんな感情が溢れそうになりよっちゃんの背中にくっついた。

そして美貴の要望通り焼肉屋へ到着。
ずっと困らせてやろうと思っていた。
だから「行き先変更」をしようと思った。
それなのに体が口が思い通りにならなかった。
232 名前:with all one's heart 投稿日:2005/12/22(木) 12:15

「ミキティ今日体調悪いの?」

半笑いでよっちゃんは言った。

「だって電話出てくれたし、
ここ向かってる途中に行き先変更しなかったし」

「…別に」

「ふへへ。あたし電話してくるからミキティなんか頼んどいて」

なんだかわからないけどよっちゃんは楽しそうだった。
美貴は取り敢えずタン塩を頼んだ。
233 名前:with all one's heart 投稿日:2005/12/22(木) 12:20
暫くしてからだった。
美貴は気付いた。
よっちゃんが楽しそうだったのは、
愛ちゃんからの電話の催促が嬉しかったのだろう。
さっきよっちゃんにメールがきていた。
よっちゃんは何も言わなかったけど愛ちゃんからだ。
少し焦ったよっちゃんは椅子から立った時転びそうになっていた。
234 名前:with all one's heart 投稿日:2005/12/22(木) 12:27
よっちゃんへの気持ちは抑えていた間にだいぶ大きくなっていたようだ

「愛ちゃん?ごめん遅くなって。
・・・え?あぁそれなら大丈夫、美貴と一緒だから。
そうだ。外かなり寒いよ、風邪ひかないでね」

よっちゃんの声だけが美貴の耳によく届く。
聞きたくない言葉も、言われたい言葉も、全部。
相手から言うまで待つなんてしないではやく言えばよかった。

「ミキティこれだけでいいの?!たった二人前しかないし、
あとからお腹すいたとか言うよ?」

「まだ食べるから」

「・・・だよね」
235 名前:with all one's heart 投稿日:2005/12/22(木) 12:31

−−−−−−。

「じゃあ帰ろうか」

「・・・・」

「ちょっとミキティ!それティッシュじゃないよ!」

「はぁ?伝票だろ」

「なんで、どうして、ミキティが持ってるの?」

「美貴が払っちゃ悪いか」

「そんなことないけど」
236 名前:with all one's heart 投稿日:2005/12/22(木) 12:55
「ん?ミキティバイクこっちだよ?」

「美貴歩いて帰る」

「はっ!?」

「じゃあね」

美貴の家の前からよっちゃんの帰路と逆方向に
走っていくところを見るのは耐え難い。
そんなのを見るくらいならひとりで帰る。
驚いてバイク倒したんだろうな。
よっちゃんの慌てた声が聞こえる。
震える携帯には『よっちゃん』の文字。
暫く見つめてまた鞄へしまった。
そして後方からきこえるエンジン音
237 名前: 投稿日:2005/12/22(木) 12:57
今日はここまでが限界です・・・
あともう少しなんで、どうか見捨てないで下さい

238 名前:ななし 投稿日:2006/01/03(火) 08:34
もちろんお待ち致します
239 名前:with all one's heart 投稿日:2006/01/06(金) 13:24
美貴の隣にバイクに乗ったよっちゃん。

「ミキティ!送るってば!」

「いいの」

「何言ってんの?ミキティ今日変だよ」

「・・・よっちゃんの所為だから」

「意味わかんないよ。ほらメットつけて」

美貴専用のメットを持ったよっちゃんの腕が伸びてくる

「うるさいなっ!美貴はひとりで帰るの!」
240 名前:with all one's heart 投稿日:2006/01/06(金) 13:30
思わず振り払ってしまった
よっちゃんの手から美貴のヘルメットが落ちた

「・・・なんで?一体どうしたの?」

「よっちゃんには関係ない」

「あたしにとってミキティは大切な人なんだよ。
関係ないわけないじゃん」

「よっちゃんの大切な人は美貴ひとりじゃない!
梨華ちゃんだってそうじゃんか!そんな感情迷惑なの!!」

美貴にはよっちゃんのいう大切な人っていう意味はわかっていた
愛情じゃない、友情でもない
それはきっと美貴が亜弥ちゃんに感じる感情と同じだ
それがわかっていたからこそ苛立ちは声帯を震わせた

「よっちゃんなんか大嫌い」
241 名前:with all one's heart 投稿日:2006/01/06(金) 13:34

走った。
逃げたといったほうが適切かもしれない
もうエンジン音はしなかった
やっと終わったんだと
もう戻らないんだとわかった

流れる水滴が汗なのか涙なのかはわからない
でも美貴はそれを拭わなかった
242 名前:with all one's heart 投稿日:2006/01/06(金) 13:34
 
243 名前: 投稿日:2006/01/06(金) 13:38
これでwith all one's heartは終りです
変な終わり方ですがそこはスルーでお願いします

最近暗いような気がしてきたんで明るいのを書きたいです。
よしれな書きたいです、少し頑張ってみます
244 名前: 投稿日:2006/01/23(月) 15:32
またやらかした!
レスくださったお方にレス返しを忘れるという大失態
>>228さん
ありがとうございます。本当にありがとうございます。
藤吉はきっと付き合ってます。それ以外には有り得ません。
>>238さん
よっちゃんへの愛はあるんですが時間はないものですね。
言い訳を減らして更新を早くしたいです。
もう少し待ってください・・・

誕生日、大分過ぎましたね。
正直誕生日を覚えるのが苦手です。
過ぎた方々ごめんなさい。特に特別なこともしません。
でも好きです

てか、更新しろよ。みたいな
245 名前:アルペジオ 投稿日:2006/02/08(水) 19:11
 
246 名前:アルペジオ 投稿日:2006/02/08(水) 19:12
「邪魔」

「は?」

「邪魔だって」

「なんねあんた」

「ここを通りたい一般ピーポーです」

「あんた何言っとーと?
れながここにおるとが見てわかるっちゃ」

「あのね君ここはあたしの家の前なの」

まさにその通りあたしはなにひとつ間違っちゃいない。
ここはあたしの家。
家って言っても安アパートだけれど。
交通の便が不便で、都心からも離れていて、唯一のメリットはコンビにが近い事。
そんな安アパートにちっこいガキが何の用だ。
第一人の家のドアの前に座り込むなんて非常識だ。
今は10時。子供がうろついていて良い時間とはいえない。
247 名前:アルペジオ 投稿日:2006/02/08(水) 19:14
「だから一刻も早くどいてください」

「せからしか。どこにおったっちれなの自由ったい」

なんだこのガキ。いくら寛大なあたしでも流石に頭にきた。
「中坊がこんな時間までフラフラしてていいと思ってんのか。
こっちは疲れて帰ってきてるというのに」

そうだ全く、こっちはバイト帰りだぞ。

「れなは中坊じゃなか!」

驚いた。これは誰であったって当然だろう。
このガキ目つき悪いし、その目で睨まれて怒鳴られたら狼狽するのが普通だ。

「…あぁはいはいごめんね。
お姉さん疲れてるからそこをどいてもらえるかな」

「いやだ」

こいつ今いやって言った?
なんの権限があってそんな事をいってるの?
なんで?あたしが間違ってるの?
こんな理不尽な事があっていいのだろうか。
もしかして新手の嫌がらせ?
しかもこれからミキティが泊まりに来るって言うのに。
10時に来るって言っていたから、もうすぐ着くだろう。
248 名前:アルペジオ 投稿日:2006/02/08(水) 19:15

待てよ、これって好都合?
ミキティのあの眼光で睨んでもらえば誰も何も言えまい。

「よぉし待ってろ。今に帰りたくなるからな。」

「はぁ?」
「これで万事解決だ。シャバも知らないガキは帰って寝なさい」

「ガキじゃなかっち何度も言っとーたい!」

「ん?メール…げ!!」


From 藤本美貴
無題
ごめん今日行けなくなった

249 名前:アルペジオ 投稿日:2006/02/08(水) 19:17
「…」

「なんか困っとーみたいやね?」

「あんたのせいだよ」

そうだごっちんがいた。
引越ししてからまだ一度も来てないからきっと来たがるな。
早速ごっちんへ電話。

「あ、ごっちん今から家来てくれない?」

『行く!今よしこの家の近くだし』

「そうなの?じゃあ即行で」

『わかったぁ』

「うん、じゃ」

『はぁい』

「ふはは…」

「気持ち悪か人ね」

「何とでも呼ぶがいい」

「これから誰か来ると?」

「なんだよ関係ないだろ」

「その人にれなば追い払ってもらおうとか考えとるみたいっちゃけど、それ無理やけん」

「なんでそんなことがわかるんだよ!」

「今にわかるっちゃね」
250 名前:アルペジオ 投稿日:2006/02/08(水) 19:19
「よしこー」

「おぉ!ごっちん!よくきたね!早速なんだけどこの子追いは」

「こんばんわ、妹のれいなです」

「よしこ妹いたの?」

「ちが」

「暫くお世話になるんでよろしくおねがいします」

「気にしなくていいよ、ごとーはよしこの親友だし。
お姉ちゃんのように慕ってくれて構わないから」

「ちょっと!」

「なに?よしこ?」

「不自然でしょ!どう考えても!」

「肌真っ白、よしこも真っ白。完璧に姉妹だね」

「お姉ちゃんはやく入ろうよ」

「そうだよ、寒いよ」

「え、あ、あぁ…」

「もうお姉ちゃん遅い!れなが開けると!」

「んぁよしこが妹みたいだね」
251 名前: 投稿日:2006/02/08(水) 19:21
やっと出来た更新ですが、取り敢えずここまで。
この話し巧く書けるといいんですけどね・・・
252 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/02/09(木) 22:08
あんまり自虐的にならずにマターリがんがってください
253 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/02/10(金) 00:40
面白い展開ですね〜。続きが楽しみです。
254 名前:o-o 投稿日:2006/04/15(土) 11:55
ho
255 名前:作者 投稿日:2006/06/08(木) 17:59
もうこのスレなくなったと思ってました…
でもまだ存在してるので書き続けようと思います。
相変わらずの亀更新ですが、読んでくれる方々がおられるのなら頑張ろうと思います。
今までの放置ごめんなさい。
あとこのよしれなオチが見えないので断念します。
他の小説もネタは出てくるんですが何分時間がないもので…

読者さん保全ありがとうございます
更新はまた後日
256 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/02/26(月) 23:09
読みたいです

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