夏の匂い

1 名前:グミ 投稿日:2004/08/19(木) 00:46
ここでは初めて書かせていただきます。
85年組中心になるかと思います。
題名の通り夏のお話です。
気が向いたらぜひご一読下さいませ。

2 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/19(木) 00:51


八月。うだるような暑い季節。

「あ〜あっつい。」
彼女は周りに誰も居ないのをいいことに、
日陰になっているコンクリートの壁に凭れかかった。
あたしもそっと彼女に寄り添った。

壁はヒンヤリと冷たくて暑さもある程度緩和されたし、
何より彼女の傍はとても居心地がよかった。
3 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/19(木) 00:55
「暑いってば。離れて座ろうよ。」
やや早口に、眉を八の字にしながら彼女は言い放った。
「やだね。」
あたしは更に頭をくっつけた。
もちろんワザとだ。



そういう顔を見せるから、いつもあたしは
彼女を困らせたくなってしまうんだ。

4 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/19(木) 00:57
「ちょっと美貴ちゃんいい加減に」
「ならアイスでも買いに行けばいいじゃん」
知らん振りで会話をすり替えた。

「別に良いよ、買いに行っても。食べたかったし。」
「じゃあ行こうよ。」
あたしはすぐに彼女の手を取り、歩き出した。
握っている左手が汗ばんでいく。
彼女がぎゃあぎゃあ何か喚いているけど、
気にも留めなかった。


別に嫌がってなんかない癖に。
5 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/19(木) 00:58

だって彼女がこうして大げさに喚いたり騒ぎ立てたりするのは、
単なる照れ隠しに過ぎないからだ。
あたしが自信過剰な訳でもない。
ただその証拠に顔があからさまに紅潮している。
それは決して暑さの所為などではなくて。


あたしは鼓動がだんだんと高鳴っていくのを感じていた。
6 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/19(木) 01:00
ジリジリと照りつける太陽、
蝉の音、
深緑の葉が生い茂る街路樹、
わたあめみたいな入道雲、
突き抜けるような青い空。
熱気を帯びたアスファルト。

たったこれっぽっちの、
あたし達をとりまく世界。
そこに二人の息づかいだけが小さく響いていた。
7 名前:グミ 投稿日:2004/08/19(木) 01:05
短いですが今有るストックの全てを使い果たしてしまいました。
更新は週一ペースでやっていけたらと思っています。
どうかよろしくお願いします。
8 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/20(金) 21:14
拝見させて頂きました。
おもしろいっすね、「美貴ちゃん」と呼んでる
あたりだと…あのカップリングかな?
9 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/21(土) 21:55
額から頬に汗が落ち始めた頃、ようやく店に着いた。
この辺りじゃ割と評判の良いアイスクリームの専門店。
洒落たイタリアの国旗をモチーフにした大きな看板と屋根が特徴的だ。
残念ながら店の名前は分からない。
あたしには読めっこないから、イタリア語なんて。

自動ドアが開くと同時にエアコンの心地良い風が顔に当たった。
「いらっしゃいませ〜」
店員さんが実に爽やかな笑顔をこちらに振り撒いてくる。
「さ〜て何にしようかな」
アイスが並べてあるプラスチックのケース越しからじっくりと吟味する。
チョコチップ、クッキーアンドクリーム、暑いからオレンジシャーベットでもいいな。
でもやっぱいつものヤツにしとこうかな。
彼女の方を見ると、どうやらもう狙いを定めたらしく視線がイチゴミルクを捉えていた。
「ねえ、手離して」
ふと彼女がポツリと呟いた。
「なんで」
「お金取り出せないでしょ、片手じゃ」
まあ確かにそうだけどさ。
せっかく繋いでんだから離したくないって思うもんじゃん?
10 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/21(土) 22:01
「いいよ、あたし奢ったげるから、イチゴミルクでしょ?」
「え、でも悪いよ..」
遠慮する素振りを見せる様が妙におかしかった。
なんか態度がいつもより更に大袈裟っていうか不自然なんだよね。その口元が微妙に上がってるし。
コイツさっきのも演技なんじゃないか?新たな発見を今日もまたしてしまった。
「その代わり今度奢ってね。」
「...わかったよ。美貴ちゃんのケチ」
やっぱりあたしの読みは正しかった。
我ながら凄いと思う。

ジーンズの右のポケットから千円札を取り出しながら店員さんに声をかけた。
「すいません、イチゴミルクとチョコミントください、レギュラーコーンで」
「はい、かしこまりました」
四つに畳まれた千円札を引き伸ばしながら手渡す。
釣り銭を受け取ってポケットに仕舞う。
店員からどうぞ、とアイスを渡されてそれぞれ左手と右手に持った。
11 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/21(土) 22:07
店を出て歩きながらもさっそくアイスに噛りつく。
すーっとするミントの味に仄かにチョコの甘さがついてくる。
このバランスが絶妙で堪らない。
癖になる味だ。
「ん〜やっぱうまいわ!」
「うん、おいしい。」
彼女も満足そうに微笑む。
並木道の続く舗道を食べながら歩いていると一際大きな街路樹を一本見つけた。
ベンチも有るし日陰で涼しそうだ。
「あのベンチに座ろうよ。アイス溶けちゃうし」
「それもそうだね」
アイスが垂れないようにてっぺんを全部食べ終えてからベンチに腰掛ける。
やたらと生い茂った枝葉は隙間などほとんど無く、太陽の光をしっかりと遮っていた。
さてと。言っちゃおうかな。人もいないし。
「あのさ、前から言おうと思ってたんだけど。」
緊張のせいか語尾が震えた。繋いだ手をぎゅっと握り締める。
残り少ないコーンを噛っていた彼女があたしを見つめる。
普段のあたしと雰囲気が違う事を察したのだろう。
あたしも彼女を見つめ返した。
そして、深呼吸を一度ゆっくりしてから口にした。
12 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/21(土) 22:08
「好きなんだ。梨華ちゃんの事」

数回瞬きした。梨華ちゃんの表情は変わらない。
突如訪れた嫌な沈黙。ちょっと不安。さすがに。
「ね、あたしの事どう思っ...」
「バッカね〜」
いきなりクスクスと笑い出す梨華ちゃんは、あたしの魂込めたの愛の告白を嘲笑うかのように一蹴した。
だいたい馬鹿ってなんなんだよ!こんなシチュエーションでさ。
13 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/21(土) 22:11
それから耳元でこう囁かれた。
「そんなの好きに決まってるじゃない。じゃなきゃ美貴ちゃんのワガママに
好きで振り回されたりなんかしないわよ。」
あっけに取られた。
どう考えてもバッカね〜から今の言葉に結びつかない。
だけど..良かった〜。嬉しいよ。両想いだったんじゃん!
人生最良の日かも知れない。まだ、かもの段階だ。

更に最良の日にする為には..
「そんな訳で」
「うん」
「告白記念にキスしとこっか」
「ここで?」
「もちろん」
「人に見られるかも..きゃっ」

不意打ち成功。梨華ちゃんの褐色のおでこに軽く口づけた。
「美貴ちゃん!もう..びっくりするじゃない」
頬がみるみるうちに紅潮している。
か〜わいい〜。楽しい。反応がすぐ返ってくる。
悪いけど、この恋の主導権はあたしが握らせてもらうよ。
14 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/21(土) 22:11
「今度はちゃんと口にしてあげる」
「美貴ちゃん...ドキドキするからあんまりそういう事言わないでくれる?」
出たな〜キショキャラ。鳥肌が一気に立った。
15 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/21(土) 22:12
でもそこが好きです。好きになっちゃったんです。
あたしこれでも一応乙女です。
16 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/21(土) 22:13





またあの店に行って、チョコミントを買って。
ずっとこうして手を繋いでいられたらいいね。
なんてね。
17 名前:チョコミント 投稿日:2004/08/21(土) 22:14


さて、まだ夏も残暑の厳しい日々が続いていた。
八月もあと僅かという頃、あの木陰の下ベンチはすっかりあたし達の指定席となっていた。
それぞれ右手と左手にはチョコミントとイチゴミルク。そして互いの手をしっかり繋いで。
あたしは梨華ちゃんにこう持ちかける。
「どっか行きたいとこ有る?」
「海行きたい!」
いいねえ、行くとしますか。





―おしまい―
18 名前:グミ 投稿日:2004/08/21(土) 22:23
>>8どうも初めまして!
こんな駄文を読んでくださってありがとうございます。
さて、名無飼育さんの思惑通りの”あの”CPなので
しょうか?
それはまた読んでからのお楽しみという事にしておいて
くださいw

このお話はひとまず今回の更新分で終わりですがこのCPは
また書くと思います。
ただ次回は作者の一押しCPになります。
あしからず。


19 名前:グミ 投稿日:2004/08/21(土) 22:25
ラストシーン隠し。
20 名前:グミ 投稿日:2004/08/21(土) 22:25
もひとつおまけに。
21 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/23(月) 10:00
85年組イイですね。このCPってあんまり見ないような気がしますが、好きです。
次回も期待しています。
22 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/23(月) 23:41
良い!夏って感じですね。このCP好き!
23 名前:イチゴミルク 投稿日:2004/08/25(水) 00:06

明らかにリードされてる。
何だかそれが最近悔しくてたまらない。

手を繋いで引っ張って歩くのはいつも美貴ちゃん。
どこに行くか決めるのもいつも美貴ちゃん。
不意に後ろから抱きしめてくるのも。

何もかも。
その度に私は驚かされるんだ。

私だってたまには美貴ちゃんを吃驚させてみたい。
このアイスを食べ終わったら、実行に移そう。
炎天下の最中、頭の中でプランを練る。

そして、素晴らしくも且つシンプルなある計画が思い浮かんだ。
我ながらなかなかの名案だ。

傍らで「あっち〜」と片手を煽る美貴ちゃんを尻目に、
私は悟られないようにそっと微笑んだ。
24 名前:グミ 投稿日:2004/08/25(水) 00:15
>>21書き込みどうもありがとうございます。
そうですね〜、確かにあまり見ませんね。
読みたくてあちこち探してみたんですが..
結局自給自足してます(w
だけどもう少し広まって欲しいなあと思う
今日この頃です。
>>22本当にどうもありがとうございます!
私もこのCP大好きです。
ハロモニのお陰ですっかり嵌ってしまいました。
これからも頑張って執筆して行きたいと思います。



25 名前:グミ 投稿日:2004/08/25(水) 00:19
今回は突如書きたくなってしまい、前回の話の
番外編を書かせて頂きました。
このお話が終わり次第、別CPの話を書きます。

どうかよろしくお願いします。
26 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/08/25(水) 02:37
いいですねぇ。
なかなか見れないのがホントに不思議。

結局自給自足、よくわかります。
自分もあるところでこのCP書かせてもらってますから。

このCPに限らず、作者さんのこれからの物語、楽しみにしてますよ。

27 名前: 投稿日:2004/08/27(金) 20:35
番外編ありがとうございます!
私もこのCP好きで探しておりますよ〜
押しCPが他にあるとの事ですが、作者さまの負担にならない程度に
このCPを書いていってもらえたらなぁ〜なんて思ってます♪
28 名前:イチゴミルク 投稿日:2004/08/30(月) 01:41
アイスを食べ終えると、私は美貴ちゃんにそっと寄りかかった。
美貴ちゃんは被っていたキャスケットを取って、顔に向けて仰ぐ。
すかさず美貴ちゃんの手からキャスケットを掠め取る。

そして走り出した。
「ちょっと梨華ちゃん!」
後ろから名前を呼ぶ声。
加えてあたしを追いかける足音が聞こえてきた。
美貴ちゃんは結構足が速い。
本気で走らないと追いつかれてしまう。
「なんなんだよこれは〜!」
急に始まったゲームに美貴ちゃんは半分怒りつつもどこか楽しそうな口調で叫んだ。
「鬼ごっこだよ。運動不足だし丁度いいでしょ」
振り向きざまに微笑む。
29 名前:イチゴミルク 投稿日:2004/08/30(月) 01:41
アスファルトを思いきり蹴り上げるように走る。走る。
ようやく公園に着いた。
呼吸のリズムが段々と乱れてくる。そろそろ限界かも。
目の前に有る土管に逃げ込む。
私の背後から荒い息遣いが聞こえてきた。
「捕まえた」
がしっと足首を掴まれた。
そう。あっさりと私は捕まってしまったのだ。
「観念しろ!石川梨華」
振り向くと勝ち誇ったように笑う美貴ちゃんがいた。
「残念だったね」
「はい?」
「私が先に捕まえたんだよ、美貴ちゃんを」
30 名前:イチゴミルク 投稿日:2004/08/30(月) 01:46
ふわり。そんな感触だった。
私はそっと美貴ちゃんの唇にキスを落とした。
すぐに唇を離すとそこにはあっけに取られた彼女の顔。
あたしは声を上げて笑った。
してやったり。
「やられた。そういう事か」
悔しそうに美貴ちゃんは顔を顰めた。
あたしから取り返したキャスケットをやや斜めに被る。
「いいじゃない、たまには。いつも先越されてばっかりなんだもの。」
「はいはい。そりゃあ悪うござんした」
不意に抱き寄せられる。
「ごめん、そういう性分なの。」
「分かってるよ」
そして再び口づけた。何度も。何度も。
「甘い。イチゴミルクの味だ」
さっき食べたばかりだからまだ味が残ってたんだ。
「ねえ」
彼女の背中に回した腕に力を込めた。
「もう少しこのままでいたいよ」
「うん」
31 名前:イチゴミルク 投稿日:2004/08/30(月) 01:47
太陽の光が月の光に変わるまで、私達はそこに居た。
美貴ちゃんは私の肩に寄りかかってすやすやと寝息を立てている。
穏やかな表情をしていた。
どうかこのままこんな日々が続いてくれますように。

私は何かに願う訳でもなく、強くそう思った。







―おわり―
32 名前:グミ 投稿日:2004/08/30(月) 01:57
>>26書き込みどうもありがとうございます!
名無飼育さんもどこかでこのCPをお書きになられてるとは!
もしかしたら私も拝見させてもらってるかも知れませんね。
このCPはまたお目見えする事が有るかと思います。
書いてる内にますます好きになってしまったものですから。
ご期待に添えられるかどうかは別として他の話も精一杯
書いていきますんで、もし良かったら読んでやって下さい。
33 名前:グミ 投稿日:2004/08/30(月) 02:01
>>27初めまして!書き込みどうもありがとうございます。
このCPを好きだと言って下さる方がいるととても嬉しいです。
負担だなんてとんでもないです!
むしろこのCPは私にとってはかけがえのないものなんで(w
また近い内に書く予定でいます。
34 名前:グミ 投稿日:2004/08/30(月) 02:02
それではまた来週更新します。
35 名前:26 投稿日:2004/08/30(月) 03:20
まさにタイトルどおりの甘いお話。素敵です。
なんか読んでてやさしい気持ちになれます。

自分はけっこうひっそりと書いてますので、
読んでいただけていたらうれしいなぁ。

このCPはなんかひきつけますよね。
自分も見て追っかけているうちにハマリましたし。

作者さんの書くお話の雰囲気がすごくすきです。
次のお話ものんびりとお待ちしております。
36 名前: 投稿日:2004/09/08(水) 01:36


ぼんやりとした視界にライトの光が映り込む。

何であたしはここにいるんだろう。
体の内に溜まった熱を追い払うかのように寝返りを打つ。

できれば皆と同じステージに立ちたかった。あーあ。悔しい。
ファンの人がっかりしてんだろうな。
あたしのパートや台詞、誰が代わりにやってんのかな。
考えれば考える程、沸々と苛立ちと焦燥感が込み上げてきた。
馬鹿らしい。そんな事考えても何も変わらない。
気を紛らわそうとぼーっと天井を眺めた。
真っ白だ。

いっそ頭の中もこんな風になっちゃえば楽なのに。
37 名前: 投稿日:2004/09/08(水) 01:39
コンコン。不意のノックと共にドアの開く音。
パタパタとやや小走りな足音。
梨華ちゃんだった。
適当なTシャツとイージーパンツ。
普段の梨華ちゃんらしくない格好だ。
しかも汗臭い。

「美貴ちゃん、具合はどう?」
「ご覧の通り最悪です。」
つっけんどんに言い返した。
こういう時態度が悪くなるのはきっと彼女も承知の上なんだろう。
軽く受け流すように笑われた。
「ふふ、そんな憎まれ口叩けるんなら大したことなさそうだね」
梨華ちゃんは笑いながらあたしのベッドに乗っかった。
「まあ今朝よりは良くなったけど。いま37度2分」
「そっか。良かった」
おでこをそっと撫でられる。
体温が熱いせいでひんやりしてて気持ち良い。
「明日には良くなりそうだね」
「ライブどうだった?」
「うん、みんな精一杯頑張ってくれたんだけど」
言葉を選んでいるのか、間隔が空いた。溜息ひとつ。
「やっぱり美貴ちゃんがいないとダメだって、そう思ったよ」
38 名前: 投稿日:2004/09/08(水) 01:40
梨華ちゃんはちょっと困ったような恥ずかしそうな、曖昧な笑みを浮かべた。
「ふだん一緒にいるはずの人がいないっていうのは、すごく寂しいものなんだね」
今度は今にも泣き出しそうな表情。
どうしてこんなにコロコロ変わるんだよ。
ずるいとしか言いようがない。
素直というかバカ正直というか。
あたしが持ってないものをこの人はいとも簡単に
手に入れていて、相手にありのままをガツンとぶつけてくる。

お陰でかなり頑固で強情なあたしでも揺れ動かされてしまう。
おでこに乗せられた腕を掴んで彼女を抱き寄せた。
39 名前: 投稿日:2004/09/08(水) 01:44
「汗臭い」
「走ってきたから」
「何その服装?らしくない」
「簡単に着替えられる服にしたの」
「バカじゃないの?」
「馬鹿で結構」
「あたしの為になんて本当にバカだね」
「いいじゃん、あたしの勝手だし」

さて。あたしは嬉しいとか好きだとか伝えられるのに
あとどれ位かかるんでしょうか。

だけどもう少しこの人をからかってたい気もするし、案外伝わってなくもないような気もするしね。






おわり。
40 名前:グミ 投稿日:2004/09/08(水) 01:57
>>35
おお!26さんでしたか。
またいらして下さっていたとは嬉しい限りです。
まるで引き寄せられるように嵌り、
今なお惹きつけれれて止まないです。
このCPはもはや一押しCPとなりつつありますw
ありがとうございます。
かなり拙い文章ですが、単純なもんで誉められると
更に書くぞ、という気が湧いてきます。
そちらの方にもおジャマしてる可能性大です。
応援してますよ!

41 名前:グミ 投稿日:2004/09/08(水) 02:00
それではまた来週更新します。
次はあの三人で書いてみようと思っています。
42 名前:グミ 投稿日:2004/09/08(水) 02:02
ラスト隠し。
43 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/09/08(水) 10:11
イイ!
二人共すごく可愛いですね。
作者さんの推しCPも楽しみにしています。
44 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/09/08(水) 21:21
ほのぼのしてて良かったです!!
45 名前:26 投稿日:2004/09/09(木) 02:27
素敵です!
かわいい二人に思わず笑みが零れました。
46 名前:梨華ちゃんは心配症 投稿日:2004/09/21(火) 00:57
今日は普段より家を早く出て、一番にスタジオに到着した。
楽屋に荷物を置いて座布団の上に座り、来るのを待つ。
今日は復帰初日だし、きっと早く来る。

早く会いたいよ、美貴ちゃん。

毎日メールした。仕事の事とか、仲間の励ましのメッセージとか。
電話は遠慮した。負担をかけると思ったから。
返事はなかった。
必ず文末に”返事はいらないから”と入力した。
メールを打つよりもゆっくり休養をして欲しかった。
47 名前:梨華ちゃんは心配症 投稿日:2004/09/21(火) 00:58
そしたら思ってたよりも復帰日が早くて。
もしかしたら無理して今日出て来るのかもしれない。
そう思ったらいつもより2時間も早く目覚めてしまった。
昨日は夜遅くまで仕事だったというのに。
それだけ心配で仕方なかったんだと思う。

重い瞼を擦りながら携帯のディスプレイを見た。
思わず美貴ちゃんにかけそうになる。
やめた。今日会えるんだし。

そしてあたしは顔を洗って、髪を整えて、トーストとハムエッグを食べて。
出る時間までを何とかやり過ごした。
そうしてないと何かが私の中で弾けてしまいそうだった。
48 名前:梨華ちゃんは心配症 投稿日:2004/09/21(火) 00:59
などと今朝の事をぼんやりと思ってみると、涙が出そうになった。
嗚咽が出そうになるのを必死で堪える。


痛いのは私じゃない。


だけど、涙は溢れて止まりそうになかった。

こんな姿見られたら、美貴ちゃんはどう思うかな?

ごめんね。泣き虫でごめんね。

49 名前:グミ 投稿日:2004/09/21(火) 01:15
>>43名無飼育さん
どうもありがとうございます!
可愛いと思って頂けるとは正直思ってなかったのですが
(何せ美貴様意地っ張りですから..。)
そう言ってくださるととても嬉しいです。
他のCPは実は書き始めたばかりで、近くお披露目
できれば良いかなと思っております。
50 名前:グミ 投稿日:2004/09/21(火) 01:18
>>44名無飼育さん
ありがとうございます!
現実じゃあんまりほのぼの感のない二人ですけどもw
じゃれあってるだけで癒されちゃいます。
これからもっと色んなタイプの話を書いていきますので
良かったら読んでみてください。
51 名前:グミ 投稿日:2004/09/21(火) 01:24
>>4526さん
更新の度に書き込みして下さって、
本当にありがとうございます。
そういう喜んで頂けたという声を聞けるだけで
すごく嬉しいです。励みになりました。
今回は喜ばしい出来事があって、それを題材に
また書いてしまいました。

気に入ってもらえたら何よりです。
52 名前:梨華ちゃんは心配性 投稿日:2004/09/23(木) 17:12
音を立てないようにドアを僅かに開けてみる。
身を少しだけ乗り出して覗く。
案の定、梨華ちゃんだけが来ていた。




そしてなぜか泣いていた。
53 名前:梨華ちゃんは心配性 投稿日:2004/09/23(木) 17:13
もしかしてあたしのせい?
弱ったなあ。何て声かけよう。
とりあえずドアをそっと閉める。
もうすぐ他のメンバーも来てしまう。
迷ってる暇なんかない。
スーハーと深呼吸を繰り返す。
ノックを2回して、ドアを開けた。
54 名前:梨華ちゃんは心配性 投稿日:2004/09/23(木) 17:16
「おはようございまーす」

普段通りに挨拶をする。
「美貴ちゃんおはよう!」
いつもの笑顔だった。全く損なわれてなかった。
だけど顔には涙が流れた跡。
「もう体の具合は大丈夫なの?」
「おかげさまですっかり元気だよ。」
「ほんとに?」
「当たり前でしょ!あたしが梨華ちゃんに
嘘つく理由なんてあると思う?」
「ううん、そうじゃなくて」
「つうかさー心配し過ぎなんだよ」
そっと肩を抱き寄せた。
そしたら梨華ちゃんが頭をあたしの肩に乗せた。
55 名前:梨華ちゃんは心配性 投稿日:2004/09/23(木) 17:17
「そうだね。」
「正直嬉しいけども」
「はい。これからは気を付けます」
「あとさー、涙の跡バレバレなんですけど」
あたしは梨華ちゃんの頬にキスをした。
右と左に一回ずつ。
「待ち侘びてた?」
「え?何を?」
梨華ちゃんはドギマギしている。
「キスに決まってんじゃん」
56 名前:梨華ちゃんは心配性 投稿日:2004/09/23(木) 17:18
メンバーが来るまで、あたし達は何度も何度も
キスを繰り返した。
57 名前:梨華ちゃんは心配性 投稿日:2004/09/23(木) 17:19


そう言えばメール。後で梨華ちゃんにバレるだろうけど
他のメンバーには送ったんだよね。

ただ梨華ちゃんには送ってない。
何て送っていいのか分からなかったし。
上手いこと文がまとまらなかった。
それも思い浮かぶのは普段絶対言わない言葉ばっかで。

早く会いたいとか、声が聴きたいとか、触りたいとか。

恥ずかしくて死んでも言えないと思ったから。
58 名前:梨華ちゃんは心配性 投稿日:2004/09/23(木) 17:20




ごめんね、梨華ちゃん。
あたしまだまだ言えそうにないわ。






END
59 名前:グミ 投稿日:2004/09/23(木) 17:26
ようやく終了しました。
60 名前:グミ 投稿日:2004/09/23(木) 17:26
また夜にでも更新したいと思います。
61 名前:グミ 投稿日:2004/09/23(木) 17:27
それでは。
62 名前:3pieces. 投稿日:2004/09/23(木) 19:41

 また目で追ってしまう。
もう彼女は昔のようにあたしを見つめてはくれないだろう。
そんな事は分かりきっているのに。

そう仕向けたのは自分だと知っていても。

あたしはあの時からとっくに。

彼女から目が離せなくなってしまっていたんだ。



63 名前:3pieces. 投稿日:2004/09/23(木) 19:42
モーニング娘。に加入して約半年位の事だ。
その地方のコンサートツアー先のホテル。
ライブ後に四期のみんなで一部屋に集まってワイワイとお喋りしたり、
お菓子を持ち込んで食べたり、ふざけて枕投げをしていた。
「のの〜、これうまいから食べてみ!」
「うん!」
「じゃあ口あけて〜」
「何これ!辛いじゃんかあ!!あいぼんのバカ!」
また辻加護のケンカが始まった。
といってもこの二人の場合はじゃれ合いなんだけど。
ベッドの上を走り回ってはお菓子をポロポロと落っことしていく。
あたしはそんな二人を止めもせず、ゲラゲラ笑いながら傍観していた。
「あいぼん!のの!いい加減にしなさい。中澤さんに言いつけるわよ。
ほら、さっさとお菓子片付けて。部屋に戻ってお風呂に入って早く寝なさい」
「は〜い..」
二人はガクンと肩を落としながらユニゾンで返事をした。
そして渋々散らかしたお菓子をビニール袋にまとめ始めた。
64 名前:3pieces. 投稿日:2004/09/23(木) 19:43
梨華ちゃんによる入念なチェックによって二人はとことん片付けをさせられ、
ようやくお許しが出ると自分達の部屋に戻っていった。
ふ〜っとため息をつくと梨華ちゃんはソファに座っていたあたしの隣にドサッと座った。
「もう!ひとみちゃんもたまには何か言ってよ〜」
「梨華ちゃんてお母さんみたいだね」
「だって四期の中じゃあこうゆう役柄がいないと締まらないでしょ?
それにあたしが一番年上だからしっかりしないと」
真面目にそう言い放つ梨華ちゃんからは前までの泣き虫っぷりが
全く感じられなくて。正直驚いた。
「へえ〜。成長したんだ。ついこないだまであたしの胸で泣いてたのにね」
あたしはついボソッと洩らしてしまった。
「そ、それは..」
「まーいいけどね。いいお母さんになってよね」
ぽんっと梨華ちゃんの肩を叩いた。
「うん、頑張るね」
そう言って微笑んだ。
「じゃーまあ、お風呂先にどうぞ」
「そう?じゃあ入らしてもらうね」


65 名前:3pieces. 投稿日:2004/09/23(木) 19:44

梨華ちゃんがバスルームに入るなり、あたしはベッドに寝転がった。
なーんだ。もうあたしの前じゃ泣かないのかな。

そう思うとすごく残念な気がした。
だってそれはあたしだけに弱みを見せてくれる。
あたしだけの特権だったから。
自分勝手だとは思うけど、あたしは嬉しかった。
この頃からだったと思う。自分の気持ちに気付き始めたのは。


66 名前:3pieces. 投稿日:2004/09/23(木) 19:46
「ひとみちゃん」
ユサユサと肩の辺りを揺さぶられた。
どうやらうたた寝をしてしまったらしい。
「ん..」
うっすら目を開けるとあたしを覗き込む梨華ちゃんがいた。
「お風呂あいたよ」
隣で水気を帯びた黒い髪をタオルで拭く仕草が妙に艶っぽい。
思わずじっと見入ってしまった。
「どうしたの?私の顔になんかついてる?」
「ううん、別に」
目のやり場に困ってしまい、あたしは俯いた。
「具合悪いの?」
更に梨華ちゃんは心配そうにあたしの顔を覗き込んできた。
チラッと見ると目の前には柔らかそうな唇。
少し手を伸ばしたら触れられそうな距離にあった。
67 名前:3pieces. 投稿日:2004/09/23(木) 19:47

「違うよ。」
「じゃあ何?」
髪を拭いていた手を掴んだ。タオルが床に落ちる。
「キスがしたい」
予想通りに梨華ちゃんの唇は柔らかかった。
角度を変えて何度も繰り返した。
いつの間にかあたしの背中には梨華ちゃんの両腕が回されていた。
その内梨華ちゃんから求めてくるようになった。
68 名前:3pieces. 投稿日:2004/09/23(木) 19:47


あたしはどこかで優越感に浸っていたんだ。
梨華ちゃんはあたしの前でだけ涙を見せる。
少なくともあたしを慕ってくれている。
そして、もしかしたらあたしと同じように想ってくれているかも知れないと。


69 名前:グミ 投稿日:2004/09/23(木) 19:48
更新しました。
70 名前:グミ 投稿日:2004/09/23(木) 19:50
今回の話は少し前に思いついた設定を使ってみました。
今日は時間も有ったので一気に更新分まで書き上げて
みました。
71 名前:グミ 投稿日:2004/09/23(木) 19:51
それではまた来週。
72 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/09/23(木) 22:41
更新お疲れ様です。
毎回楽しませて頂いています。どのcpも、それぞれのキャラが可愛らしいですね。梨華ちゃんは心配性すごく良かったです。
今回のお話も続きが楽しみです。
73 名前:26 投稿日:2004/09/24(金) 00:27
更新お疲れ様。
「梨華ちゃんは心配性」、かわいい石川さんについ、綻んでしまいました。
今作もちょっとどきっと、だけどどっか切なく…。
続きが楽しみです。
74 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/09/24(金) 00:38
更新お疲れ様です。

もうね、ニヤッとした口元が戻りませんw
実に(・∀・)イイ!
75 名前:3pieces. 投稿日:2004/10/10(日) 21:52

何度目かのキスの後、どちらからともなく離れた。
部屋には乱れた二人の息遣いだけが響いていた。
心臓が破裂しそうな位の音を刻んでいる。

「ひとみちゃん」

あたしの名を呼ぶあなたのその声。


あたしは堪らなくなって梨華ちゃんを抱きしめた。

76 名前:3pieces. 投稿日:2004/10/10(日) 21:53
「...すき」

こんなに近くにいなかったら聞き逃してしまいそうなか細い声だった。
あたしはその分力強く答えた。

「あたしもずっと好きだった」
「いつから?」
「多分梨華ちゃんに泣きつかれたとき位からだと思う。そっちは?」
「私は..多分初めて会った時から意識してたと思う。
気付いたらひとみちゃんの事ばっかり目で追ってた」

梨華ちゃんの頭をぐっと自分の胸に抱き寄せた。
もっとくっついていたかった。
心地良い梨華ちゃんの体温。匂いに包まれて。
このままでいたかったんだ。
77 名前:3pieces. 投稿日:2004/10/10(日) 21:54
「実は伝えるつもりなかったんだ。多分報われないだろうなって思ってたから。
だからひとみちゃんがきっかけをくれてすごく嬉しかった」

いや、むしろきっかけをくれたのは梨華ちゃんなんだけどな。

「つーかそんな色っぽい唇に迫られたらねえー」

途端に梨華ちゃんがあたしの肩をポンポンと叩く。

「もう!そんなつもりじゃなかったのに。ひとみちゃんのバカ」

怒って真っ赤な顔をした梨華ちゃん。

「そんな顔してても可愛いね」

そんな彼女の頬を両手で捕まえて、再び唇を塞いだ。
78 名前:3pieces. 投稿日:2004/10/10(日) 21:56
夢心地。なんだかその晩は酔っ払ったかのように風呂にも入らずベッドに沈んだ。
擬音で表すとふわふわとかゆらゆらとか。
体の感覚がそんなだった。

「おやすみ」

梨華ちゃんんはそう言ってあたしに笑いかけると、すぐに寝息を立て始めた。

「おやすみ。」

左手で繋がれている梨華ちゃんの手の温もりを確かめるようにぎゅっと握り締めた。
その安らかな寝顔を見つめながら、あたしはゆっくりと眠りに落ちていった。
79 名前:グミ 投稿日:2004/10/10(日) 22:04
>>72名無飼育さん
どうもありがとうございます。
毎回読んで下さっているんですか!?
嬉しいです!
可愛らしいなんて言ってもらえるとは思ってもみませんでした。
あの話は空回りで泣き虫な梨華ちゃんが書きたくて書き始めたんです。

今回の話はこれまでのよりも長めになりそうなので、
よろしければどうかお付き合いくださいませ。
80 名前:グミ 投稿日:2004/10/10(日) 22:16
>>7326さん
少量ですが更新しました。
最近スランプ気味で良いと思えるものが書けずに
更新が遅れてしまいました。
だけどもう大丈夫です。
この連休を利用して書けるだけ書きます!

ありがとうございます!
喜んでくださったみたいでホッとしました。
今作の梨華ちゃんは今までとは一味違うものに
しようと思っていますので、また気が向いたら
ぜひ読んでみて下さい。


81 名前:グミ 投稿日:2004/10/10(日) 22:21
>>74名無飼育さん
ニヤッとしてしまいましたかw
嬉しい事言ってくれますねえ。

どうもありがとうございます!
82 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/10/12(火) 17:14
更新お疲れ様です。
確かにりかみきとは違う石川さんですね。
今回のお話も、とても良い雰囲気だな〜と思います。
83 名前:26 投稿日:2004/10/12(火) 19:52
更新お疲れ様です。
石川さんもかわいいけど、なんかよっすぃもかわいいですね。
これからどうなるのかな?

スランプ脱出うらやましい…。
でも、いろいろと展開考えるのは大変だと思うので、
作者さんのペースで書いてくださいね。
また更新楽しみにしてますよ。
のんびりと待ってます。

84 名前:3pieces. 投稿日:2004/10/31(日) 21:40

 それからはできるだけ多くの時間を一緒に過ごした。
仕事の合間とか、終わった後も、オフの日も。
映画や買い物にも行かずに、よく梨華ちゃん家に入り浸っては夜明けまで飽きもせず、
ご飯を作って食べたり、テレビを見たり、喋ったり、時にはキスを交わしたり。

決まって最後は二人ソファにくっついて寝ていた。

たったそれだけだけど、これ以上幸せな事はなくて。
あたしに達にとっては凄く大切な時間だった。
だけどいくら一緒にいても物足りない感覚が付き纏っていた。
85 名前:3pieces. 投稿日:2004/10/31(日) 21:41

そう。あたしは梨華ちゃんの事が好き過ぎたんだ。
86 名前:3pieces. 投稿日:2004/10/31(日) 21:56

濃密な日々を過ごしながらも別ユニットでの活動も頻繁になり、
あたし達は頻繁に会うことが少しづつ出来なくなっていった。
仕事だし仕方ないと思う反面、寂しくて会いたくて堪らなくなる時も有った。
そういう時は電話をかけた。声を聴けるだけでも全然違うから。

「もしもし、調子はどう?」
『うん、割と順調だよ。今日はもう終わってさっき家に着いたとこ。そっちはどんな感じ?』
「そっか良かった。風邪引きやすいんだから、ちゃんと睡眠とって寝るように」
『ありがとう。ひとみちゃんも体に気を付けてね』
「うん。じゃあまた電話するよ」
『・・・早く会いたいね』
「そうだね。もう少しの辛抱だから頑張ろう」
『うん!じゃあまたね』
「うん、また。」
87 名前:3pieces. 投稿日:2004/10/31(日) 22:03

早く会いたいよ。その言葉だけが頭の中で反芻していた。
梨華ちゃんの方から言われてしまった。
嬉しくてベッドの上でくるくる転がって意味もなくはしゃいだ。
88 名前:グミ 投稿日:2004/10/31(日) 22:10

>>82 名無飼育さん
どうもありがとうございます。
りかみきの石川とは違い、ちょっと大人路線な
雰囲気を目指していけたら良いかな〜等と思っています。
いかがなもんですかねえ?
89 名前:グミ 投稿日:2004/10/31(日) 22:16
>>83 26さん
いつもどうもありがとうございます。
ボーイッシュなよっちゃんではなく、
乙女心満載なよっちゃんになりそうですw

更新が遅くなってしまい、わざわざ読んで下さる読者様に
申し訳なく思っています。
納得の行く内容で最後まで書ききりたいと思うので、
どうかよろしくお願いします。
90 名前:26 投稿日:2004/11/05(金) 21:47
乙女なよっちゃん、かわいいなぁ。
なんかすごく新鮮。

どうぞ作者さんのペースで書いてください。
のんびりゆっくり待ってますよ。
91 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/02/18(金) 21:02
どの作品も大好きです。
…待ってます

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