灼熱のアスガン

1 名前:ううたん 投稿日:2004/11/03(水) 09:09
暇なんで娘小説でも書こうと思います。
題名は灼熱のアスガンです。アスガニスタンという国を
部隊した戦記物です。
2 名前:ううたん 投稿日:2004/11/03(水) 09:29
部屋には死体が錯乱していた。
俺はかって親友と呼んでいた女に銃口を押し付けた。
「私を殺せば満足か?」
「ああ。満足さ。」
長かった。ここまで来るのに。
俺はドン底からここまでのしあがった。
全ては一族を滅ぼしたお前らへの復讐のためだ。
そして今お前は栄光の絶頂で死ぬ。
「お前とはわかりあえると思っていたのに」
「分かり合える?
 俺とお前は生まれたときからこうなる運命だった。」
俺は静かに銃の引き金を引いた。
ターーン
3 名前:ううたん 投稿日:2004/11/03(水) 09:59
第1章「親友」

ハロー帝国崩壊後、アスガニスタンは南部と北部に分裂した。
南部は帝国の残党による連合軍。北部は帝国を崩壊させたイスマム
教聖職達による同盟軍。

帝国の復活をもくろむ連合と神の国の建国を目指す同盟。
両者に妥協の余地はなく激しい戦いが展開されていた。
「ねえ。よっすいこれからどこにいくの」
後藤は車を運転運転している吉澤にはなしかけた。
「んー。どこにいきたいごっちん」
吉澤は眠そうに返事をした。
「もーしっかりしてよ。よっちい」
後藤真希。彼女は黒髪のロングのエキゾチックな美少女だった。
相棒の吉澤は対照的で金髪のショートのボーイッシュな美少女だった。
だが2人とも可愛いだけの女の子ではない。
凄腕の傭兵なのだ。
4 名前:ううたん 投稿日:2004/11/05(金) 08:06
注意

この世界では科学技術が極限にまで発達しています

この世界には女しかいません。したがって恋愛も女の子同士です
5 名前:ううたん 投稿日:2004/11/05(金) 08:28
「我々は必ずや勝利を収めるだろう。
 南部の賊軍は悪しき資本主義に毒され腐敗と堕落にむしばまれている。
 神にえらばれし正義のわが同盟に滅ぼされるのは時間の問題だ。」
 北部同盟の将軍藤本美貴は巨大スクリーンから呼びかけた。
 ミキティー ミキティー将軍ばんざーい 民衆の完成がこだまする。
 藤本美貴は北部同盟の中でももっとも有望な将軍だった。
 南部との戦いでもたびたび1軍をひきいてたびたび功績をあげている。
 若く美しくそして強い。
 美しいその瞳の力強さはいかなる困難にも負けない強い意志をもつこと
 を人々に示していた。
 民衆に人気がでるのも当然だといえよう。
 そしてなにより藤本は大司教飯田かおりの娘だった。
 つまり将来大司教の地位は約束されている。
 うまくいけば教皇にもなれるかもしれなかった。
 

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