衝撃!舞が裕子で、裕子が舞で
- 1 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/11/18(木) 02:50
- 使い古しのネタにて一つ。
タイトル通りです…。
多分つまんないと思いますが、よろしく。
- 2 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/11/18(木) 02:50
- ***中澤裕子さんの場合***
まったく、可笑しいと思ったんや!
紺野と小川がケタケタ笑いながら、こっちに寄ってくるや否や、
私の胸を紺野が後ろから揉みしだくもんやから、
私もちょっと感…やなくって、紺野が私の胸をペッ…やなくて!
あかんわ、これじゃ話が進まないやないかい!
とにかく、紺野に胸を揉まれたせいなんや!
しかも紺野め、「あ、噂通りの貧乳。マコっちゃん以下」って一瞬、ほんの一瞬やで。
紺野は確かに、そう呟いたんや!
私は聞き逃さなかったね!
クソ紺野、ぶっ殺ス。
小川以下ってどういう事やねん!ムキーッ!!
「中澤さん、全然話が進んでませんけど」
「うるさいっ!アンタ、人のモノローグまで読まんといてや!」
「まぁまぁ…。それより、その姿で凄んでも怖くも何ともありませんよ(はぁと」
「ぐっ……」
───そう。
何を悲しくてか、今の私は、中澤裕子本人の身体ではなくなってしまった。
今の私の身体…それは、ハロプロキッズの萩原舞ちゃん(はぎわらまい・小3)のものになっていたのだった。
- 3 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/11/18(木) 02:50
- ***萩原舞ちゃんの場合***
………??
………????
………?????
なんだか今日は、せがたかくなった気がしましゅ。
「中澤さん、何か今日大人しいですねー」
カントリーむすめ。のあさみしゃんと里田しゃんでしゅ。
中ざーさん、よんでましゅよ?
「中澤さーん?」
中ざーさん、よんでましゅよー。
「おーい中ざーさーん」
まいも中ざーさんをいっしょによぶと、あさみしゃんと里田しゃんは
「なんだか機嫌悪いみたい…」と言って、あっちに行ってしまいました。
- 4 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/11/18(木) 02:51
- なんだかへんなかんじでしゅ。
まいがまいじゃないみたいでしゅ。
それに、中ざーさんはこのへやにはいないし…。
「裕ちゃーん」
次は、やす田しゃんがへやに入ってきました。
「あれっ、裕ちゃん。何?一人で黄昏てんのさぁ〜。
ほら、コレコレ。幻の名酒“子泣き爺”よっ!」
「……中ざーさん、いないでしゅよ?」
「へぇ…。裕ちゃんってば、つまんないギャグ言うようになったわねー」
「何を言ってるんでしゅか?まいはまいでしゅよ」
- 5 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/11/18(木) 02:51
- 「裕ちゃん…。何、もしかして酔ってるんじゃない?
ハロプロキッズの舞ちゃんの真似したってダメよ。
裕ちゃんにはもう3年も前から、一緒にお酒を飲む約束を…」
「まい、お酒なんてのまないでしゅよ」
「裕ちゃん!何をさっきからとぼけてんの!
いつもの裕ちゃんなら、
“ごめんなぁ圭ちゃん。今日はちょっと用事があるんよ。堪忍な!”って、
毎度毎度、私から逃げてくじゃない!もう3年よ、3年!
ハッ!裕ちゃんが逃げない…ッ!!!!
って、もしかして裕ちゃんじゃないッッッ!!!?」
やす田さんは、一気にそう言って、いきをぜいぜいと切らしました。
「…まい、もしかして、中ざーさんになってしまったんでしゅか…???」
まいがそう言うと、やす田さんは、目をとっても大きくしました。
いつもより2つくらい大きかったでしゅ。
「まさかッ…本当に、裕ちゃんと舞ちゃんが入れ替わったの──!?」
- 6 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/11/18(木) 02:51
-
続く。(かも)
- 7 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/11/18(木) 13:58
- 続いて!
- 8 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/11/18(木) 17:57
- ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
- 9 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/11/19(金) 08:49
- ワラタ
- 10 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/12/06(月) 00:27
- 続きを
- 11 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/12/12(日) 05:56
- …という事で、“裕ちゃん⇔舞ちゃん突然入れ替わり事件”の対策部部長になりました、
わたくし紺野、紺野あさ美でございます。どうぞよろしく」
相変わらずすっ呆けたフリを、紺野が続ける。
「ってちょっと待て!」
事務所の一室に、中澤裕子(中身・萩原舞)、萩原舞(中身・中澤裕子)、保田圭、そして紺野あさ美。
別館の一番奥という、ほとんど人気もないような部屋に、私たち4人は集まった。
テーブルを囲んで、左から私、舞ちゃん、圭ちゃんの順にパイプイスに座っているのだが…。
何故かテーブルの上に紺野が立ち、街頭演説よろしくにこやかに手を振っているのである。
私としても、ここは譲れないのでツッコませて貰おうではないか。
- 12 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/12/12(日) 05:56
- 「事件名に、華がないッ!」
ずこぉーーっと派手にパイプイスからぶっこける圭ちゃん。
…なんや、関東人には高度なツッコミやったか?やっぱり。
「裕ちゃん!あのね、そこ、突っ込むとこじゃないのよ!」
「そうかぁ…?私としても、ここは譲れないトコやねんけど…」
「ふざけてる場合じゃないでしょ!もう!」
圭ちゃんは事件が起こった事に対して、さも嬉しそうな顔をしてる。
何や、不憫な子やね…圭ちゃん。
ウチ、わかるんよ?
この奇怪な事件を解決すれば、ソロCD出せるとでも考えているんだろう。
でも、そんな事じゃCDとか出せませんから!!!!残念!!!!!
…あー、コホコホ。なんや、つまらんネタ引っ張ってしもーた。
- 13 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/12/12(日) 05:56
- 「中澤さん、いつもいつも勝手に暴走しないで下さい」
「なんや紺野。モノローグ読まんといてって言ったやないの。もー、このコは…」
「だぁ!違うの!違うでしょ!何言ってんのよ裕ちゃん!
“何で当事者のアンタが普通に司会者やっとるんやーーー!!!!!!!!”
ってのが正しいツッコミ!わかってる!?」
「ハッ…そうか、そうやった。主役に抜擢されたせいか、普通のツッコミを忘れとったわ!」
「………」
ニヤリ、と唇の端を緩ませる紺野。
その悪魔のような表情に、私も圭ちゃんも、背筋の凍るようなおぞましさを感じていた。
「報酬は、フランス料理のフルコースで結構ですから」
「あかんわぁ…今月ピンチで…」
「裕ちゃん!!!!」
…ってな感じに、対策会議は行われたのである。
「ちょっとちょっと!全然進んでないわよ!!」
- 14 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/12/12(日) 05:57
- 続く。
もちろん、何も考えないで書いてます。まる。
- 15 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/12/13(月) 00:16
- 師匠、本当に話が進んでいません
- 16 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/12/13(月) 01:26
- やばい、面白い(w
- 17 名前:ななしいくさん 投稿日:2004/12/23(木) 21:16
- 面白いです。楽しみにしております!
- 18 名前:ななしいくさん 投稿日:2005/01/10(月) 16:43
- あみん
- 19 名前:ななしいくさん 投稿日:2005/02/05(土) 15:53
- 「で、紺野…」
圭ちゃんが張り切って仕切り直した。私はもういい加減めんどくさくなって
萩原舞ちゃんとして生きて行こうと心の中で決めていた。
「ちょっと待った裕ちゃん!何爽やかな笑顔で決意決めてンの!?
まだ始まったばっかだよ!」
「あ、そかそか。若返ったんやしこれはこれでええやんとか思ってたわ」
「本当です。中澤さん、素敵です…こんなに若くなって…ハァハァ」
「紺野ッ!?あ、あんたそういう趣味が!」
あーもう圭ちゃんうっさいなぁ。この肌の張り!ツヤ!子供の肌やでぇ。
願ったり叶ったりやないか、と心の中で思った。まぁ結局私のモノローグは
全部読まれてるんやろうけど。
「読めませんよ」
紺野がニコリと笑う。ちょっと待て、お前今読んだやろ。
「裕ちゃんの事情はどうでもいいのよっ!
舞ちゃんの気持ちを考えてみなよ…」
圭ちゃん、あんたも大変やなぁ。司会進行役なんてホンマは当事者がやるもんやのに…。
- 20 名前:ななしいくさん 投稿日:2005/02/05(土) 15:53
- 三人が舞ちゃんの方へ視線を向ける。ああ麗しき中澤裕子の姿がそこにはあった。
物憂うような儚い表情を浮かべ、遠くを見つめる麗しの中澤裕子。ああ美しい。
なんや、他の人の目からも美しく完璧に映ってる私。その美しさは罪…。
きっと舞ちゃんも私のような素敵な女性になれて嬉しい、そう、そう思おう。
なぜなら私は美しすぎるから……。
「まい、おば「んだとごらぁぁぁぁ!!!!」さんのからだなんてやでしゅ…」
「裕ちゃん、ツッコミ早すぎ早すぎ…」
───川o・-・)───
- 21 名前:ななしいくさん 投稿日:2005/02/05(土) 15:53
- 「で、何で裕ちゃんと舞ちゃんが入れ替わったのか、ちゃんと説明しなさい、紺野」
圭ちゃんがようやくそれらしく事件の本題に話題を触れる。
なんや、圭ちゃんもやればできるやんか。
「ったく、最初から真面目にやればええやんか、なぁ紺野」
「まったくです。最近の保田さんは何を考えてるんだかサッパリ」
「ウッス!すいませんでした…ってふざけてんじゃないわよっ!
あんたたちが真面目にやってないんでしょーがっ!!」
圭ちゃん、大変やね。人事みたいやけど。
「つまりですね、中澤さんの胸を揉んだら、
舞ちゃんと中澤さんが入れ替わってしまったんです」
「おい、ちょっと待てその説明。訳わからん」
「私が嘘をついてるとでもっ…!?」
目をうるうるにさせて私を見つめる紺野。いや、ちょっと待て。
「なんで胸を揉んだら人が入れ替わる?」
私は自身(中身は舞ちゃん)の胸へ視線を向けた。形のいい私の美乳。
決して小さくはない、その胸が───
「なかざーさんのむね、「ぶっ殺すぞクソガキがぁぁぁっっ!」ちいさいでしゅよ」
「裕ちゃん、セリフの途中だから途中だから」
───(o・D・)───
- 22 名前:ななしいくさん 投稿日:2005/02/05(土) 15:54
- 「じゃあさ、裕ちゃんの胸をもう1回揉んでみればいいの?」
「そういうことになりますね」
紺野と圭ちゃんが目を合わせて頷く。そしてじりじりと手を私の方に伸ばし…。
「ああんっ」
思わず喘いでしまった。だって、あまりに二人が強く胸を揉みしだくもんだから…。
「…あのー、中澤さん」
「やめてぇっケダモノッ、ああそこはダメーッ」
「あの、裕ちゃん」
「ああーーっもうダメーッキャー」
「あのー…中澤さん」
「あっ…紺野、せめて優しくお願い…」
「中澤さん、胸を揉まれてるのは舞ちゃんなんで…」
ハッ。
私は咄嗟に自分の胸を見た。そ、そや。胸を揉まれてるのは中澤裕子(美人)やけど
その中身は中澤裕子ではなく、萩原舞ちゃんやっ!しまったぁ〜!
私には二人とも指一本触れてないっ!
「で、舞ちゃん。なんか変わった?」
「そうでしゅねぇ「地獄見せたろかぁぁぁぁ」なんもかわらないでしゅ」
「裕ちゃんっ。舞ちゃん何も言ってないから!ないから!」
───( `.∀´)───
- 23 名前:ななしいくさん 投稿日:2005/02/05(土) 15:54
- 「っていうゆめをみたんでしゅ」
「夢オチ!?しかも舞ちゃんが!?どんな脳だよ!」
おしまい。
- 24 名前:ななしいくさん 投稿日:2005/02/05(土) 15:55
- えー、お待たせしてごめんなさい。
このスレは実は短編スレなんでした。えへっ。
もうなんか考えるのめんどいから夢オチにしちゃいました☆
ああっ物を投げないでー。・゚・(ノ∀`)・゚・。
次回からは真面目な短編を書く予定です。
っていうかもっと皆さんほいくを活性化させましょう。では。
- 25 名前:ななしいくさん 投稿日:2005/02/05(土) 17:46
- 確かに衝撃だった・・・こんな落ちかよー!
- 26 名前:ななしいくさん 投稿日:2005/03/02(水) 21:39
- 感動した
- 27 名前:ななしいくさん 投稿日:2005/12/12(月) 05:48
- 突然失礼します。
いま、2005年の飼育を振り返っての投票イベント
「2005飼育小説大賞」が企画されています。よろしければ一度、
案内板の飼育大賞準備スレをご覧になっていただければと思います。
お邪魔してすみませんでした。ありがとうございます。
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