BAD Sisters
- 1 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:35
- 藤本。石川。高橋。田中。松浦。紺野。安倍。新垣。アンリアル。
エロ。
- 2 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:36
-
BAD Sisters
- 3 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:37
- 「結局エロだけが目当ての表現なんてのは受け入れられないんだよ」
助手席からそんな声が聞こえてきた気がする。
ハンドルを回してゆっくり駅前ロータリーを旋回した。
「そうかな?そういうの好きだけどなぁ」
MDをセットして再生ボタンを押した。
すぐにお気に入りのハードコアが流れ出した。
「ストーリーがないとだめ。ぜんっぜんだめ!」
「ストーリーとか求めると結局展開がだるくなるじゃん」
赤信号なのでブレーキをかける。
キュっと小気味のいい音がしてコクリが止まった。
「テンポだよ。テンポよけりゃストーリーなんて糞食らえ」
「テンポ?」
「そう。
少なくとも1回の更新にエロが1シーンはないとね」
「多いから」
「それと、分量の5割がエロ!それがベターだな」
「はぁ……」
- 4 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:37
- 「おっ!あのコ、あのコにしよう」
指差された先をみる。
赤いネクタイをした女子高生が歩いている。
「へぇ、かわいいじゃん」
「どこにいくかなぁ?」
信号が変わった。
ゆっくりとアクセルを踏んでコクリを走らせる。
「ここで捕まえちゃえ!」
「バカ!人が多すぎる!」
「エロはテンポなんだろ?いいじゃんストーリー無視で」
「待て……連れがいる」
「ええ?ってそっちも女子高生じゃん。ラッキー収穫2倍!」
「人通りなくなるまでつけてく」
「りょーかい!」
- 5 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:37
-
BAD Sisters
- 6 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:37
- かつかつと2人のローファーの音が響いている。
「火曜はつらいわぁ。予備校2コマはしんどい」
「はは、愛ちゃんおつかれさま」
「里沙ちゃん、ずっと待たせてすまんね」
「いいっていいって、親にも愛ちゃんと帰るって言ってあるから」
愛がくいと赤のネクタイを緩める。
ボタンは第2まで外してある。
あいかわらずのルーズソックス。
里沙は紺のハイソックスだった。
「ひあー、この辺おっかないなぁ」
いつのまにか街頭もなくなりあたりは暗い。
里沙は身をすくめた。
愛がくすっと笑って言った。
「小説の冒頭だったらうちら、何者かに襲われたりするとこやで」
「そして正義のヒーローが助けに……」
「来ないでさらわれてしまう」
「ちょっとやめてよー!今日も新聞載ってたじゃん」
里沙は立ち止まって愛を向く。
真剣な表情で言った。
「人攫い」
- 7 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:38
- 「ひとさらい。あれなー、被害者みんな若い女だっていうよね」
「攫った人をどこかに売り飛ばしてるって噂だよー。おーこわっ!」
「それとほれ、連続少女誘拐犯もまだ捕まってないしな」
「あっちは大丈夫でしょう?小学生限定で誘拐してるから」
「里沙ちゃん危ないやん!間違えられたら……」
「間違えるかよ!あたしゃ小学生か!」
2人は大声で笑った。
そこへ
2人の前に2つの大きな影が立ちはだかった。
右に金髪の男。
左はスキンヘッド。
愛が脇を通り抜けようとすると
「待ったぁ!」
金髪の男に腕をつかまれた。
「……なんですか?」
- 8 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:38
- 「ちょいと道を教えて欲しいんだよね」
「すみません、私たち急いでるんで」
「でもさぁ……」
スキンヘッドの男がよたりよたりと近づいてきた。
「ここじゃ固いだろ?お姉ちゃんたち背中痛くなっちゃうよ」
「……え?」
「せめてベッドのあるとこまで案内して欲しいんだよね」
里沙は息を呑んだ。
愛はじっと男たちを睨みつけている。
「おお怖い怖い。気の強い女は嫌いだ。こっちのコなんて怯えちゃって」
パァン
「何しやがる!」
「里沙ちゃんに触るな!」
「このやろう……」
スキンヘッドが愛に飛び掛った。
「愛ちゃん!!」
- 9 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:38
- 次の瞬間
愛の身体がくるりと回転して里沙の前まで移動した。
ターゲットを失った男はそのまま地面に倒れる。
金髪の男がポケットからナイフを取り出していた。
「……愛ちゃん」
「里沙ちゃんさがって」
里沙は言われたとおりゆっくりと下がる。
愛の背中が徐々に小さくなる。
見ると愛のちょうど真上の空に
満月が出ていた。
金髪がナイフを愛の顔面目がけて突き出す。
愛その手を左手でそらし男の下へ飛び込む。
ガッ
愛の右ひじが男の顎にヒットした。
「ぐぅ……」
金髪の男は顎を押さえて倒れた。
「愛ちゃん後ろ!」
- 10 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:38
- スキンヘッドの男が愛の背後から近づいてきた。
「身体隠して影かくさず」
愛は左足を軸にして右足をぐるんと一回転させた。
「がっ……」
スキンヘッドの頬に愛の回し蹴りが入る。
「悪意は月影に晒されり……。満月であんたの影がはっきり見えてんだよ!」
2人の男は完全にのびていた。
愛が振り返って駆け寄ってきた。
「里沙ちゃん!大丈夫?怖くなかった?」
「あっ……あっ……」
里沙の目が潤んでいる。
どこかぼーっとした目で愛を見ていた。
「なに?里沙ちゃん?どうしたの?」
「愛ちゃんかっこいい……」
- 11 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:39
-
BAD Sisters
- 12 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:39
- 「愛ちゃんありがと……マンションまで送ってくれちゃって」
「ううん。だって怖いやろ?あんなことあったあとやし」
「……愛ちゃん」
駐輪場の手前でまた里沙の肩がぶつかってきた。
あのあとから里沙との距離が妙に近い。
「愛ちゃん……あのさ……」
「うん?」
「あの……」
愛はくすっと笑う。
「里沙ちゃんかわいい」
愛は里沙へと顔を近づける。
鼻の頭がぶつかったところで止まった。
「あ……愛ちゃん?」
「里沙ちゃん、いい?」
「……」
- 13 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:39
- 無言を肯定の合図と受け取って
愛は里沙と唇を重ねた。
「ん……」
里沙は目を閉じて愛を受け入れる。
月光が2人を照らしている。
キスの途中
愛が里沙の手を取った。
指を絡めてキスを続ける2人。
ちょっと湿っぽい愛の唇のプルプルとした感触。
里沙は浮かび上がりそうな心地よさを感じた。
そのとき
しゅるしゅる
手首に異変を感じて目を開けた。
すぐ目の前に愛の顔がある。
「んんっ……むむ……」
里沙は唇をほどこうと顔をそらした。
「里沙ちゃん?」
- 14 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:40
- 里沙は自分の両手首を見た。
「何これ?」
手首が
ロープで縛られている。
ロープの端は愛の手中にあった。
「愛ちゃん?」
「里沙ちゃん、駐輪場の中に入ろうか?」
愛は拒否を許さない口調でそう言ってロープを引く。
里沙を連れて駐輪場へと入っていった。
駐輪場の奥まで行くと愛は里沙の手首をつかんだ。
「愛ちゃん、何するの?」
愛は
里沙の両手首を
ガシ
緑色のフェンスに押さえつける。
- 15 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:40
- しゅるしゅる
そしてロープをフェンスへと固定した。
「愛ちゃん!?」
愛は里沙を見て
「つかまえた!」
微笑んだ。
里沙には月光に照らされたその笑顔が
妖しい輝きを放っているように感じられた。
「もう一度、キスしていい?」
「え……ちょ……待って!」
混乱した里沙は身をよじって愛から逃れようとする。
しかし手を縛られているため上手くいかない。
愛は里沙の頬を両手でがっしりと押さえた。
里沙はあちこちに力を入れてみるがどうにもならない。
「むむっ……んん」
そして愛の唇が触れた。
- 16 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:40
- ―――やだっ……
先ほどの甘美な状況でのキスとはまるで違う。
今は不安と恐怖と混乱が里沙を支配していた。
―――!
愛が舌を侵入させてこようとする。
―――ダメ!
里沙は歯を食いしばって必死に愛を拒む。
しばらくは愛の舌はなんとか入り込もうと強い力で暴れた。
しかし里沙は歯を開かなかった。
ふと舌の動きが止んだ。
今度はゆっくり優しく
舌先が里沙の前歯をなぞっていく。
右から左。
左から右。
何往復も何往復も。
激しさから優しさへと豹変した舌に
里沙は眩暈を感じた。
- 17 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:41
- ざらざらとぬるぬるとが混じった舌の感触が
前歯を微かに刺激していくたび
里沙は指先がぴりぴりと痺れるような錯覚に陥った。
―――やだっ、気持ちいい!
徐々に
眩暈は大きく
里沙の意識は霞みのかかったように薄れていく。
月明かりの中。
舌が引っ込んだ。
愛が息を吸い込む。
里沙の口内にあった空気も全て
愛がきゅうと吸ってしまった。
唇が離れるとき
くちゅう
湿ったいやらしい音が
冷たく乾いた駐輪場に響いた。
- 18 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:41
- 「はぁ……はぁ……」
息が荒い。
ゆっくりと
里沙は意識を元に戻そうと深呼吸をする。
しかし意識が完全に戻る前に
愛は次の展開の準備をはじめていた。
―――ウソ……いつのまに
自分の太もも、ふくらはぎを
すーっと
ショーツが移動していくのがわかった。
- 19 名前:コクリ 投稿日:2004/11/30(火) 10:41
-
BAD Sisters
- 20 名前:名無し飼育 投稿日:2004/11/30(火) 13:09
- レスっていいのかな?
この二人以外に最近好きなんで楽しみです。
続きどうなっていくのか展開も…。
- 21 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/01(水) 04:45
- 愛ちゃん・ガキさん
美貴たん・亜弥ちゃんと推しメンだらけなので期待してます。作者さん、これから更新頑張ってください!
- 22 名前:名無し野郎 投稿日:2004/12/01(水) 22:25
- ガキ愛キタハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
早く続きを!!!
- 23 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:41
- 愛はしゃがみ込んで
里沙のショーツを引き下ろしていた。
「きゃあ!」
「しっ!静かに。人が来ちゃう」
「あ……愛ちゃん。やめて……」
愛は丁寧に
紺のハイソックスよりも下
里沙のくるぶしまでショーツを下ろした。
しゃがんだ愛のつむじを
満月が照らして髪が光っている。
愛は人差し指を里沙の右ひざにあてた。
「ねぇ里沙ちゃん、足開いて」
人差し指がつーっと太ももを這ってのぼってくる。
里沙は背中がぞくぞくした。
愛の指が
ショーツをはがれて無防備になったスカートの中へと入り込んできた。
「ねぇ、足!」
「ダメ!絶対ダメ!」
里沙は
愛の指を受け入れまいと懸命に足を閉じていた。
- 24 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:41
- 「そっ……」
愛はあきらめたようにため息をつく。
そうして手をすっと移動させ
里沙の陰部の茂みに触った。
愛の手が
ネコの毛をなぜるようにさわさわと里沙の毛をいじくっていく。
―――恥ずかしい……
愛はくすぐるように複数の指で陰毛を絡めていった。
「くすっ……里沙ちゃん毛深いよ」
「なっ……」
「毛が指に絡まりそうだ……」
里沙の顔が一気に熱くなった。
「わぁ耳まで真っ赤になった。
かわいい……」
そして愛は
里沙の左耳に唇を当て
はみっ
噛んだ。
- 25 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:41
- 「あっ……」
足に入れていた力が一瞬緩み
その隙に愛の手がすばやく移動する。
里沙があわてて股に力を入れて足を閉じたとき
中指は里沙の秘部に届いていた。
「ここ触ったら里沙ちゃん……」
ふぅっ
愛は里沙の耳たぶに息を吹きかけて
言った。
「もうふんばっていらんないよ」
- 26 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:42
-
BAD Sisters
- 27 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:42
- 黒塗りの車は町の中心部を外れたところに停まっていた。
スモーク貼りの窓。後ろには「kokri」のロゴ。
「で、さっきの赤ネクタイさんはどこ行った?」
「見失った……みたいだね」
「みたいじゃねぇ!テンポ悪りぃじゃん!」
「そんな大声ださないでよぉ。すぐ見つけるから」
車内にはハードコアが爆音で流れている。
「今日は意地でも一匹捕まえて帰んないと、バイクのローンが……」
「わかってます。愛しの単車ちゃんだもんねぇ」
「まったく分量の5割はエロだぁ?8割は待機時間じゃん!」
「それは小説の話だって……」
- 28 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:42
-
BAD Sisters
- 29 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:42
- 「はぁ……あぁ……愛ちゃんっ!」
満月が2人の影を地面に映している。
4つの靴。
ぽたっ
ルーズソックスと紺のハイソックス。
ぽたっ
ハイソックスを履いた2本の足は大きく開き
クリーム色のショーツが限界ぎりぎりまで引っ張られて
帆を張ったようにピンとしている。
ぽたっぽたっ
その布地の上に雫が落ちて染みを創っていく。
ぽたっ
「はぁん……あぁ……」
愛の手から滑り落ちた里沙の愛液が
ぽたっ
また一つ染みを創った。
- 30 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:42
- 愛の中指が『里沙』の中で動き回っている。
「あっ……」
指が動くたび
声が
咽を通って響く。
声を出すつもりなどまるでないのに
「あっ……」
あそこの刺激に搾り出されるように
「あっ……」
甲高い声が咽を突いて出てくる。
- 31 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:43
- 「んん……」
あそこが押し広げられた。
「だめ!入って……くる……」
中へ、さらに中へ。
「里沙ちゃんすごい、指3本入ってるよ」
愛が3本の指をぐいぐいと侵入させてきた。
穴はどんどん押し広げられる。
「痛い!」
「ごめんねちょっと我慢して。すぐ気持ちよくなるから」
「本当?本当に?」
「今、よくしてあげる」
侵入が止まった。
「ああぁぁぁっ!」
全身に電流が走ったみたいだった。
3本の指が『里沙』の中で動き出したのだ。
「だめぇ……」
快感が心臓を突く。
- 32 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:43
- 「はぁぁ……」
それぞれが意思をもったみたいにバラバラに
指たちが中で動き回っている。
動きにあわせて
ぴちゃぴちゃと
音が大きく響いた。
「里沙ちゃんすごい音。聞こえちゃうよ」
「だめだよ!……愛ちゃんだめだよぉ……」
徐々にあそこの中に何かが溜まっていく。
「あ……あ……」
―――溢れる!
里沙は全身を緊張させた。
そのとき
指がすっと引き抜かれた。
「え?」
「そう。だめなんだ……じゃあしょうがないね」
- 33 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:43
- ―――どうして?
里沙の中に押し寄せた波は
出口を失ってそのまま残っている。
「里沙ちゃんがだめだって言うなら無理やりはしないよ」
「愛ちゃん……」
愛はくるりと背中を向けて
駐輪場を出て行こうとする。
―――待って……
里沙は愛に手を伸ばそうとするが
手はフェンスに縛られて動かすことができない。
「待って!」
愛の歩みが止まった。
ゆっくりと愛が戻ってくる。
満月が顔に影をつくる中
愛は妖しい笑みを浮かべていた。
「何?里沙ちゃん」
「愛ちゃん……」
里沙は上目遣いに懇願の表情を見せる。
「何?言ってくれないとわからないよ」
ははっ、と愛は笑ってそう言った。
- 34 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:43
- 「愛ちゃん、最後まで……最後までして
中途半端は嫌だよ……」
「何?何が?」
愛は里沙の顎に手をかけて撫でる。
「ちゃんといいなさい」
「え……あの……」
「どうしてほしいの?お姉さんに言ってごらん」
里沙は膝をもじもじさせながら愛を見ていた。
「言わないなら帰るよ」
「やだ待って!」
「うん?」
「あ……触って……愛ちゃん」
「なに?はっきりいいなさい。それから私はお姉さんだよ」
「指で、私を気持ちよくして」
「ん?」
「私のあそこを気持ちよくしてくださいお姉ちゃん!」
- 35 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:44
- 愛は満足したようにうなづく。
そして
「あぁ!」
一気に3本の指で『里沙』の奥まで突いた。
「気持ちいい?」
「気持ちいい。気持ちいいよお姉ちゃん」
激しく
愛は指を『里沙』の中で前後させる。
「はぁ……はぁ……もっと動かしてください」
入れては抜く。
入れては抜く。
徐々にペースを早めながら。
「はぁぁ……あぁぁぁぁ……」
身体が震え出す。
愛が奥を突く。
- 36 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:44
- 「あぁぁぁぁぁぁぁ!」
体中がピンとこわばった。
快感が全身を駆け抜け
股間から解放されていく。
「はぁ……はぁ……」
「すごい。いっぱいでてきたよ」
「はぁ……お姉ちゃん……」
「里沙ちゃんかわいいよ」
愛がするするとロープをほどいた。
里沙はぐったりとなって
愛にもたれかかる。
「あしに……力が入んない……」
「里沙ちゃん、部屋まで連れてくよ」
- 37 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:44
-
BAD Sisters
- 38 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:44
- 里沙を部屋まで送りとどけて愛はもとの道へと戻ってきた。
狭く
月明かり以外に光源のない道だった。
―――?
道端に黒塗りの車が停まっている。
エンジンがついたまま。
「kokri」のロゴが目に入った。
一瞬迷ったが
愛は歩みを速めて車の脇を抜けることにした。
車の真横まできたとき
―――!
扉が開いて愛の行く手が遮られる。
愛が身構えるよりも先に中からのびてきた手に捕らえられた。
―――しまった!
強い力で腕を引かれて愛の身体は後部座席に吸い込まれた。
- 39 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:44
-
BAD Sisters
- 40 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:45
- 「捕獲!梨華ちゃん出発して!」
「OK!」
タイヤを軋ませてコクリが出発した。
「ひゃーやっぱりこのコかわいい!」
愛をうつぶせに寝かせて背中にのっかる。
手を後ろに回して押さえ込んだ。
「うわっ、こら暴れるな!梨華ちゃん手錠ちょーだい!」
「ええ?ミキティ持ってんじゃないの?」
「持ってないよ!」
「じゃートランクの中だ。ミキティ取ってきて」
「バカ、このコ押さえてんだから行けるわけないだろ!梨華ちゃん行ってきてよ!」
「面倒くさーい。いいじゃん。アジトまで押さえてて」
「ふざけるな!結構こいつ力強いんだよ!」
「じゃー早く着くように飛ばして行きまーす」
ブオンッ
エンジンが音を立ててコクリは加速した。
「石川殺す……」
- 41 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:45
- 「いい?おとなしくしてて!下手に動いたら腕折るから」
「えー骨折はやばいって!売れなくなるでしょう」
「バカ、脅しだよ脅し!邪魔するな……っとあ、なんかしゃべってる。梨華ちゃん音楽消して」
「だめ!今好きな曲なの!」
「そんなのどーだっていいだろ!」
「『BdL』の名曲なのに……」
梨華がボタンを押して音量を下げる。
「なに?なんだって?」
美貴は愛の声が聞こえるように耳を近づけた。
「あ……あなたたち、人攫い?」
「おーそうそう。今話題の人攫い〜……じゃないんだな。あれは別の奴。同業者」
車は曲がりくねった山道へと入った。
月が作る木陰が薄気味悪い雰囲気をかもしだしている。
「おねがい……車から降ろして……」
「だーめ!じっとしてなさい」
「じゃあせめて……」
「うん?せめてなに?」
美貴はさらに愛へと顔を近づける。
- 42 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:45
- そのとき
ゴッ!
愛の頭突きが入った。
「ってぇ……あっ!」
押さえる力が緩んだ隙に愛の手がするりと美貴の手から逃れた。
「このっ」
美貴が愛へと手を伸ばそうとしたがバランスを崩して倒れた。
梨華が急ハンドルを切ったのだ。
「ごめんなさーい」
「梨華ちゃん!」
「なーに?」
「あのコ飛び降りちゃった」
「なんだって?」
梨華は左足をクラッチから外してブレーキに移した。
ハンドルを目一杯左に切って思いっきりブレーキを踏む。
ギャギャギャギャギャ
コクリは180°スピンして止まった。
- 43 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:46
- 「80キロの車から飛び降りるなんて……」
「いや、カーブだからスピード落としてた」
「それにしても……死んだかな?」
「マジー?あっ……起き上がった」
美貴が見ると
ヘッドライトの先で愛が立っていた。
美貴は急いで車の外に飛び出した。
「ねぇ、大丈夫?」
「こっち来ないで!」
「ここ山の中だからー、逃げられないよ。誰も来ないよ」
「来るなー!」
愛が
すっと身構えた。
「へぇ……格闘できるんだ。
さっきの脱出も見事だったよ」
美貴も愛の正面まで来て構える。
「キミ、誕生日いつ?」
「9月14日」
「乙女座か」
- 44 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:46
-
BAD Sisters
- 45 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:49
- >>20
えろいから落としてるだけですので
レスはありがたいっす!
私のこのCP好きです。
>>21
ありがとうございます。
ちゃんと全員出しますので
読んでやってください。
>>22
ガキ愛最高!書いてて楽しいっす。
更新ペースなるべく止めないようにがんばります!
- 46 名前:コクリ 投稿日:2004/12/07(火) 21:53
- >私のこのCP好きです。
間違えてる。「私も」じゃんorz。
- 47 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:12
- 「闘う前の礼儀として名乗っておこうか。私は藤本美貴」
「……」
「本名だよ?」
「……高橋愛」
じりっと美貴が詰め寄る。
「私に怪我を負わせたら売れなくなりますよ」
「そーね、だから丁重にもてなしたかったんだけど、逃げられると困るのよ。顔見られちゃったし」
「言いません。誰にも言いません」
「信用できるかって!それに」
もう一歩詰め寄った。
「さっきの頭突きのお礼もしなきゃなんないし」
もう一歩
詰め寄った。
直後
愛の身体が宙に浮いた。
美貴の顔面目がけて左足が飛んでくる。
パァン
美貴は両手のひらで受ける。
- 48 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:12
- 拳を作り着地前の愛にストレートを放った。
愛は半身をひねって美貴のパンチをかわす。
片足で着地すると
身体をひねった勢いにまかせて
ガッ
美貴の即頭部に回し蹴りを入れた。
脳が揺さぶられ意識が遠のく。
その隙を逃さず愛がすっと間を詰めて
ゴッ
美貴はボディブローを喰らった。
遠のいていた意識が一気に戻る。
視界が白黒になり呼吸が詰まった。
「げほっ……げほっ……。この……やろう!」
美貴は
立ち上がると愛のネクタイを掴む。
ネクタイを引く。愛が前のめりに傾く。
膝をバネにして
倒れてくる顎にアッパーカットをかました。
愛は3歩ほどふらふらと後退して立ち止まる。
- 49 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:13
- 愛の拳が飛んでくる。
かわした。
反対側から拳が飛んでくる。
パシ
それを手で受けて弾いた。
もう一発。
―――ったく単調なんだよ
とんできた拳を手で掴んだ。
「お前は古い格ゲーのCPUか!?」
もう片方の手で同じ腕をつかむ。
愛の身体に自分の背中をあてた。
「一本背負いぃぃぃぃ!」
掴んだ手を渾身の力で引っ張った。
ふわりと
背中が軽くなった。
「なにぃ?」
- 50 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:13
- 空中で愛の身体が一回転した。
その勢いで美貴の体勢が崩れる。
バタン!
2人はもつれあって倒れた。
「私の投げを抜けるなんて……」
梨華はハンドルを握ったまま眺めていた。
「意外とてこずってるなぁ」
愛が美貴にまたがって拳を振り下ろす。
美貴は右手で受けてそらす。間を開けずに左手でパンチ。
ガッ!
愛の身体が美貴から離れた。
- 51 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:14
- 美貴が立ち上がると
ブゥン
左足が飛んできた。
「あぶなっ……」
身をかがめてかわす。
―――回し蹴り好きだなぁ
愛の足が地面につく。
そのとき
愛が一瞬だけ背中を見せた。
―――いまだ!
しゃがんだ姿勢から愛に飛び掛った。
背中から両手を回し愛の腹の前でがっちりと組んだ。
「いい加減にしろぉ!」
愛の身体を持ち上げ
自分は背中から倒れて
愛を投げ落とした。
- 52 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:14
- ドン!
「うぐぅ……」
愛は苦痛で動けない。
その隙に愛の身体を押さえつけた。
「ミキティ!手錠」
前から手錠が飛んできたのをキャッチし
愛の両手を背中に回して
カチャリ
手錠をかけた。
「ふぅ……」
「決め技バックドロップ。珍しいじゃない」
「いたたたた……」
「うん、顔に傷もなし。骨折もなし。これなら大丈夫だ」
「ムカつく……」
「まぁまぁ。獲物はちゃんと戻ったわけだし」
「あーもう。こんなにやられたの久しぶり!梨華ちゃん、帰ったら美貴、愛ちゃんにお仕置していい?」
「気の済むまでどーぞ。あーでもこのコおいしそう!ねっ私もまぜて!」
- 53 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:14
-
BAD Sisters
- 54 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:15
- 地下室につれてこられた。
いやに広い。
赤いカーペットが敷いてある。
入ったときから
部屋にはぼうとした明かりがあって周囲が見えた。
「天窓?」
「そうそう、地下室なんだけど、光が入ってくるように隅っこに細長い天窓があるの」
天窓からは青白い月光が差し込んでいた。
その薄明かりのせいで愛は異空間に連れてこられたような錯覚に陥った。
「さ、愛ちゃんこっち」
美貴が手錠を持って愛の背後についている。
愛は左右を見渡す。
細い金属が組み合わさって大きな立方体を形どっていた。
それがあちこちにたくさん置いてある。
檻だ。
床には檻の影が複雑に混ざり合い
まるで森のなかにいるようだ。
- 55 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:15
- 愛はさらに
部屋の奥へと連れてかれる。
部屋の奥にはシャンデリアと間違えるほど大きな燭台があった。
林間学校にあるキャンドルファイアー台のようだ。
その向こう。
「愛ちゃんはあそこに寝てちょーだい」
美貴が指差したのは
天窓の調度真下にある
黒いパイプが剥き出しになったベッドだった。
「な……何をするの?」
「愛ちゃんはね、私たちに抵抗したからお仕置しないと」
「おしおき?」
「そ!さぁ寝なさい」
「嫌!」
「嫌じゃないの!寝なさい」
美貴は両肩を押さえつけて愛を寝かせた。
- 56 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:16
- 「いやぁ!」
愛は膝で
「ぐっ……」
美貴の腹部を蹴り上げた。
「梨華ちゃん!愛ちゃんがまた暴れ出した!」
「はいはいはい」
愛は美貴を跳ね除けベッドの上に立ち上がる。
しかし
ドスッ
梨華にみぞおちを殴られ
そのまま愛は崩れ落ちた。
「さすが梨華ちゃん。一撃で気絶しちゃった」
「やー気を失った顔もかわいい!
ミキティ、下ごしらえはじめるよ。手錠外して」
「はいはい」
美貴はポケットから鍵を取り出して
愛の手錠を外した。
- 57 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:16
- 動かなくなった愛の首もとに手を伸ばす。
しゅるしゅる
赤いネクタイをとりはずし
ブラウスのボタンを一つ一つはずしにかかる。
梨華はスカートに手をかける。
ジッパーを降ろしてスカートを脱がせた。
水色の下着があらわになった。
肌も月明かりに照らされ青白い輝きを放っていた。
下着と柔肌。
濃淡の青が妖艶な美しさを見せている。
「きれいな身体……」
美貴はため息をつくようにそう言った。
「はやく食べたい!」
「あーっ」
「何よミキティ?」
「愛ちゃんのブラ、リアホックだ」
「いーじゃん。早く外そ」
「後ろは面倒なんだよね」
- 58 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:16
- 美貴は愛の背中に手を回した。
つーっとバンドをなぞって止め具を探る。
「どこだ?……あーあったあった」
両手をホックにかけて
カチ
外した。
「ブラきつっ。跡が残ってんじゃん」
愛の乳房にはくっきりと赤く
ブラの跡がついている。
「へぇ……」
きつい締め付けを解かれた愛の胸は
予想していたよりもはるかにボリュームがありそうだ。
そのおおきく熟れた実に
ブラの跡が朱の模様を描く。
乳房の中央に小さく、ツンとピンクの突起がたっている。
乳房の朱と乳首の桃色は
青白い月光の中で妙な存在感を持っていた。
- 59 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:16
- そのとき
「あ……あははははっ」
美貴は愛と目が合ってしまった。
「愛ちゃんもう起きたの?タフだねぇ……梨華ちゃん!!」
「はい、足は押さえてます!両手つかまえて」
「りょーかい」
美貴は愛の両手首をベッドに押し付けた。
目を覚ますと足首に重みを感じた。
両手はバンザイをした格好で美貴に押さえられている。
胸がはだけている。
下もパンツが残っているだけだった。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」
愛は全身で跳ねて抵抗するが
手足の自由を奪われていたので
状況は変わらない。
- 60 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:16
- 「ミキティ!ブラ外したでしょう?手錠しちゃおう!」
「左肩にまだひっかかってんだよ」
「いーよ、あとで切れば」
「オーケー」
美貴が手首を持ち上げて
ガン
ベッドのふちにたたきつけた。
「痛っ……」
カチャリ
手錠で両手を固定された。
その音をきいて梨華がベッドから離れる。
美貴も
愛の両手が拘束されたのを確認するとベッドから降りた。
愛はなおも
逃れようともがいている。
「ミキティおしおきしたいんでしょ?」
「うん。梨華ちゃんは、食べたいんだっけ?」
「そう。あの跡がついた胸とか舐めたいな。ミキティ下あげる」
「じゃ梨華ちゃん上ね。っとその前に、お邪魔なものが残ってる……」
- 61 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:17
- 美貴は
隣に立つ梨華をじーっと睨みつけた。
「なーんでパンツだけじゃなくて靴下まで残ってんのよ!
何してたの?」
「だってー。あんな早く目を覚ますと思わなかったんだもん。
パンツは切っちゃえばいいし、
靴下はいいじゃん、そのままで」
「は?」
「ルーズソックスしたままパンツ脱がす。
そそられない?」
「……微妙」
「ミキティ、足押さえて」
梨華は
ナイフを取り出した。
「お願いします。やめてください」
「大丈夫だよ、おしおきっても全然痛くないよ。
おとなしくしてれば」
梨華は
肩にかかったブラのバンドを切断した。
- 62 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:17
- 「ミキティ?」
「足押さえてます」
「はい、じゃパンツ切ります」
「ちゃんと2箇所切ってよ」
音がしてパンツがはがれた。
「わぁ、こっちも跡が残ってる。
苦しくなかったの?」
「……見ないで!」
「あー結構毛深いんだね」
「なっ……」
「きゃー顔が真っ赤になった!かわいい」
「まだ濡れてないなー。梨華ちゃんそっちからはじめて」
「はーい」
梨華が愛の顔を覗き込む。
「怖い?」
愛はいやいやをするように首を振った。
「大丈夫。優しくしてあげるから私にまかせて」
- 63 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:17
- 梨華は愛の乳房に手をかけた。
愛の全身に鳥肌が立った。
梨華の両手は
ペットを撫でるようにさわさわと
胸の表面を撫でていく。
丸みを帯びた丘の形を変えないようにゆっくりと。
手のひらを離すと
こんどは人差し指ですーっと
ブラの跡をなぞった。
「模様がついてる。綺麗……」
指で触って凹凸がはっきりとわかる。
それほど愛はきついブラをしていたということだ。
「なんでこんなにきついのしてるの?
胸大きく見られるの嫌なの?」
愛はそれには答えずに梨華から目をそらした。
「まだ汁はでてきませーん」
「美貴!実況しなくていい!」
- 64 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:18
- くいっ
「はぁ……」
愛の胸に圧力がかかった。
梨華が胸を揉み始めたのだ。
「あはっ、やわらかーい」
梨華の手は握ったり緩めたりを繰り返しながら
胸を上下左右に動かしていく。
「おっ、汁が出始めました」
「はっ……はぁ……やめ…て……」
「わぁ乳首立ってきた。
愛ちゃん感じてくれてるんだ。
梨華嬉しい……」
少しずつ力をいれ動きを激しくしていった。
愛は頭の中が白くなりそうだった。
愛は頭を振る。
しっかりと理性を保っていないと
「あぁ……あぁ……」
胸をいじくられる快感に
身体が翻弄されてしまう。
- 65 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:18
- 天窓の向こうの満月の輪郭が
徐々にぼんやりとしはじめた。
ツン
「あっ……」
思わず大きな声が漏れてしまった。
「きゃっ、乳首弾いたらすごい反応した!」
「そろそろこっちもいいかな?」
「いいんじゃない」
「な……なに?きゃあ!」
美貴は愛の両足を広げた。
ブウウウウゥン
「な……に?」
下から
何か小さな
機械の音が聴こえてくる。
愛は首を持ち上げて見ようとした。
しかし
梨華におでこを押されて
首を上げることができない。
- 66 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:18
- 「こら、自分が入れられるとこそんなに見たいの?」
「な……何を?」
「いっきまーす!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
あそこの刺激が電流となって
全身を震わせたみたいだった。
身体ががくがくと震えはじめる。
―――いや……こんなの……
しかし
「ひゃあ、愛ちゃんどんどん入っていくよー」
身体はどんどん異物を受け入れてしまう。
それが『愛』の中で小刻みに震えて
快感の波となって愛を襲った。
「あぁん……あぁ……」
- 67 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:18
- 「目盛りをあげてみよう」
カチカチと音がして
「ああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
あそこが痙攣しはじめたのがわかった。
「はぁぁ……でちゃう……でちゃうぅぅぅぅ!」
身体がびくびくと動き
イッた。
「はぁ……はぁ……」
- 68 名前:コクリ 投稿日:2004/12/09(木) 21:18
-
BAD Sisters
- 69 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/10(金) 09:38
- イイね。一回更新一エロ。
藤本、石川は何者?展開が気になりますね。
- 70 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/13(月) 22:36
- うおぉー…ここまでエロとは…
- 71 名前:名無し野郎 投稿日:2004/12/14(火) 20:12
- ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
- 72 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:22
- カチカチ
「はぁ……はぁぁ……あぁっ!」
美貴が更に目盛りを上げた。
放出しきったはずのあそこが
再び反応して液を流し始めた。
―――まだするの……?
「あーなんか私もしたくなっちゃったー!」
梨華はそう言って立ち上がると
バタバタとどこかへ駆けて行く。
その間も
美貴は『愛』をバイブでいじくりまわしていく。
「愛ちゃん、またすぐ濡れてきたよ。えっちなんだねぇ」
バタバタと音がして梨華が戻ってきた。
「はい、愛ちゃんあげる」
- 73 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:23
- 梨華は
「はむ……むむぅ……」
愛に何かを加えさせた。
―――これは?
「おしゃぶり。好きなだけしゃぶっていいよ」
確かに口内にはゴムのような
やわらかいものが挿入されている。
しかし
異様なのは取っ手の部分である。
異様に太く長い。
―――何よこれ……
梨華が
「よいしょ」
愛の顔にまたがった。
- 74 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:23
- 「へへ、私もパンツ脱いじゃった」
愛は
梨華の悪魔的な意図に気づいて目を見開いた。
「んんっ……んんっ!!」
「この取っ手はシリコンなんだよ」
梨華は
取っ手の先に自分の秘部をあてがった。
「ああん……気持ちいい!」
梨華はゆっくりゆっくり腰を降ろしていく。
愛の口から生えた突起が『梨華』にささっていった。
その異様な光景に愛は総毛立った。
「んんんっ……んん」
「あぁっ……そう、愛ちゃんもっと動いてぇ」
その声で
愛は動きを止めた。
自分が頭を動かすことで梨華を刺激してしまう。
「なに?動かなくなっちゃった。
ミキティ。もっとそっち攻めて」
「はいよ」
- 75 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:23
- カチカチ
「んんーーーっ!」
「あぁ、いいよ。愛ちゃんいいよぉ」
あそこをいじくられる快感と戦いながら
愛は必死に身体を動かすまいとふんばる。
しかし、
美貴は巧妙にバイブを出し入れしながら
愛を翻弄していった。
―――?
愛は異変に気づいた。
口の中に
ぬるぬるとした液体が溜まっている。
―――これ……
「あいちゃん……はぁ……この取っ手ね、小さな穴が開いてるの」
おしゃぶりの先から
梨華の愛液が
愛の口内に垂れていた。
- 76 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:23
- ―――嫌!
「どぉ、私の……おいしい?」
汁はどんどん溜まっていく。
気持ち悪さに愛の顔が歪む。
愛は飲み込まないように咽を必死に絞った。
いっぱいになった汁は歯の間を抜け口の端から垂れる。
まるで愛がおしゃぶりの端からよだれを垂らしているようだった。
「あららっ溢れてきちゃった」
梨華は
「えいっ」
愛の鼻をつまんだ。
「んんっ!」
「ほらっ、苦しくなる前に飲んで」
あそこは美貴に攻められて全身に力が入らない。
―――苦しい……
- 77 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:23
- 「ちょっと顔赤くなってきたよ。早く飲んじゃいなよー」
下腹部がひくひくと動きだした。
―――またイクっ!
愛は観念すると目を閉じて
ごくん
汁を嚥下した。
とろとろの液体がのどを通って胃に入るのがわかった。
「はいよくできました!」
梨華はおしゃぶりを
愛の口から抜いた。
「ぷはぁ、はぁぁぁあぁぁぁ……」
そうして
愛は再びイッた。
- 78 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:24
-
BAD Sisters
- 79 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:24
- 「梨華ちゃーん、取引先に電話した?」
「え?」
「1人いいのがいるって言っといた方がよくない?
ほら、最近人攫いの奴も結構売ってるみたいだし
先約取っといた方が……」
「ミキティ、私あのコ売らないよ」
「はぁぁ?」
「だってー、あのコいい感じだったじゃん!
売っちゃうのもったいないよ」
「だってもう金やばいんだよ!」
「きーめたっ!愛ちゃんは私のペットにする!」
「ふざけんなって!バイクのローン払えないじゃん!」
「私に内緒であんな単車買うのが悪いんでしょう。
あー、愛ちゃんに私のあんなとこやこんなとこ舐めて欲しい!」
美貴は下を向いてぼそっと
「舐めさせるには調教しなきゃなんないじゃん」
つぶやいた。
「今から私、愛ちゃん調教して来るね」
「するのかよ……」
再びつぶやいた。
- 80 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:24
- 梨華は燭台に乗せられたロウソクに
1本1本火を点していく。
シャンデリア大の燭台には数十のロウソクが立っている。
その他にも
梨華の慎重くらいあるポール状のものが数本あった。
「このロウソクはねぇ」
梨華は
ロウソクに火をつけながら
背後の愛に話しかけている。
「覚せい剤と興奮剤が混じってるの」
愛は
全身脱力しきって
ベッドにぐったりと横たわったまま
梨華の話が耳に入るに任せていた。
「直接吸い込むとヤバイけどこうやって部屋に充満させるでしょう?
そうするとあのとき、いい感じにトリップするんだ。
ねぇ愛ちゃん!」
- 81 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:25
- 梨華は持っていた手燭の火を消して
愛に振り向いた。
「ここに住んじゃいなよ。
毎日私と気持ちいいことしよっ!」
愛は
怯えるようにゆっくり首を横に振った。
「えー?怖い人のところに売られるより
よっぽどいいと思うんだけどなー」
「さっきみたいに……怖いのはもう……」
「ごめーん。さっきのやっぱ怖かった?ごめんね。
さっきのはお仕置だからしょうがないのよ。
逃げようとしたコにはお仕置しとかないとさ
示しがつかなくなっちゃうから……」
「示しって……誰に対してですか!?」
「そんな怖い目で見ないでよ。
誰に対しての示しかって?」
梨華はゆっくりと愛に近づいてくる。
そうして小声で言った。
「美貴よ」
- 82 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:25
- 愛は息をのんだ。
「あのコ最初捕まえた時大変だったんだから。
私、指かまれるわ顔面蹴られるわ髪引っこ抜かれるわ
もうすっごい暴れたのよ……」
「梨華さん……美貴さんをさらってきたの?」
梨華はこくんとうなづいた。
「それで一週間徹底的にお仕置したの。
両手足を縛って今みたく薬嗅がせて
毎晩毎晩イかせてあげたわ。
それで今はもう首輪なしでも逃げたりしなくなったんだけどね」
梨華は
当時を回想した。
- 83 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:25
- ……
…………。
「このやろう……」
梨華は腹部を押さえながら美貴に迫る。
鼻と口から真っ赤な血が垂れていた。
美貴は気を失って床に倒れている。
梨華はナイフで乱暴に美貴の衣服を剥ぎ取り裸にすると
ロープで手足を縛った。
「こらっ、目を覚ませ!」
平手でなんどか頬を叩くと
美貴は目を覚ました……。
- 84 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:25
- 「な……に?
え?いやぁぁぁぁ!」
美貴は自分が裸であることを悟り悲鳴を上げた。
「これからたっぷり
美貴ちゃんの身体で遊んであげるからねー」
「や……なんで?なんでぇ?」
梨華は容赦なく
美貴の身体中を弄っていった。
「あぁ……あぁぁぁ」
…………
……。
- 85 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:25
- 「あのコ、まだレズとかそういうの経験なかったらしくって
ずっと『なんで?女の子なのになんで?』って泣きまくってたのよ
それが……」
梨華は愛の目を見て言った。
「一週間ですっかり変わっちゃってさ」
- 86 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:25
- ……
…………。
「はぁ……梨華ちゃん!梨華ちゃん、抜いて!
美貴、イッちゃうよぉ……」
「いいよ、さっきから何度もイッてるじゃない」
「やだ……美貴、道具はやだっ!」
美貴は足をバタバタと動かして
自分に挿入されているバイブから逃れようとする。
「梨華ちゃんの指でイきたい。
美貴、梨華ちゃんがいいぃ」
バタバタと
まるでだだっコのように
梨華をせがんでいた。
「お願い!梨華ちゃんの指入れて!お願いします!」
…………
……。
- 87 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:26
- 「今じゃちゃんと自分で獲物つかまえられるし
私がお世話することもなくなったけどね。
ねぇ愛ちゃん?」
「何ですか?」
「私のペットにならない?
最初は檻に入ってもらうけど
おとなしく従ってくれたら首輪にする。
場合によっては美貴みたいに、
自分の好きに獲物を捕まえて来たっていい」
―――獲物?
愛は梨華の話を聞きながら考えていた。
「自分の、好きなコを連れてきていいの?」
「まぁしばらくは無理だけどね。
あと、私が寂しいときは相手してちょうだい。
でも…売られていくよりもいい待遇でしょ?」
しばらくは無理だろう。
でも
我慢していれば
自分の欲しいコを捕まえてもいい……
―――里沙ちゃん……
愛は
静かにうなずいた。
- 88 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:26
-
BAD Sisters
- 89 名前:コクリ 投稿日:2004/12/16(木) 20:28
- >>70,>>71,>>72
皆様レスありがとうございます。
書けるとこまで書いていきますので
よろしくおねがいします。
- 90 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/17(金) 00:10
- ガキサン・・・(;´Д`)ハァハァ
- 91 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/23(木) 13:16
- やべー、りかみきの絡みがもっと見たいよ
- 92 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:07
- 「梨華ちゃん!!」
美貴がバタバタとかけてくる。
「何?どうしたの?」
「愛ちゃんの荷物の中にこれ入ってた……」
「携帯?こんな機種みたことないけど……」
「これ、GPSつきだよ」
「GPS?」
「愛ちゃんの友達にここの場所がわかっちゃう!」
「マジ?
あんた、そんなもの持ってたの?」
そのとき
ガンガン!
「誰か来た……」
- 93 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:07
- 「静かに……静かにね…」
「助けて!!!助けてーー!」
愛が大声で叫ぶ。
パァン!
梨華が愛の頬を叩くと叫び声はおさまった。
「あーもう、聞こえちゃったかな?」
「聞こえたでしょ、普通に」
ギギギギ……
「何?あの音……」
「ドア…こじ開けてるんじゃない?」
バターン!
「開いちゃった…」
- 94 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:08
- 階段から2人
制服姿の少女が降りてきた。
「高橋先輩!!」
「……れいな」
「高橋先輩!れいな以外の人にされちゃったの?
そんなのやだーーーー!」
そう言って
れいなが突進してきた。
「わっ、こら待て!」
梨華がれいなの前に立ちはだかる。
「この……くらえ!」
れいなは胸ポケットからナイフを取り出して
梨華目がけて突き出した。
びゅん
- 95 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:08
- 「うわぁ……」
梨華はのけぞってスレスレのところで攻撃をかわすと
れいなの腹部を
ガスッ
蹴り飛ばした。
「っく……」
「ちょっとあんた!凶器は卑怯よ!!」
「知るか!このアゴ女!高橋先輩を返せ!」
「生意気なコね」
梨華はれいなに一歩踏み出した。
びゅおん!
れいなが横一文字にナイフを振った。
ぱさぁ
梨華の前髪が切り取られて床に落ちた。
- 96 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:08
- 「危ないじゃない!」
「うるせぇ!」
ふわっとれいなの身体が宙に舞い上がったと思ったら
ガッ
梨華のアゴにとび蹴りがヒットした。着地するやいなや今度はナイフを突き出してくる。
梨華はナイフ攻撃を左手でかわす。
「隙ありっ!」
れいなが梨華のみぞおちにボディーブローを入れた。
「ぐっ……」
梨華はよろめきながら後退する。
もう一度、れいながジャンプして回し蹴り。
れいなの体が中に浮き、スカートは遠心力でふわーっと広がる。
ガッ
梨華は両腕でキックを受け止めた。
トン
れいなが着地する。
- 97 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:08
- 「……あ」
その拍子にれいなのスカートにロウソクの火が燃え移った。
「わっ、あちっ!」
れいなはナイフでスカートを切り裂いてはずすと
梨華の目がけて
「ファイア!」
投げた。
火の塊となったスカートが梨華めがけて飛んできた。
「わっ、ちょ……あちちちちち」
梨華はスカートを地面に投げて足で踏み必死に火を消す。
「アジトが燃えちゃうじゃない!」
- 98 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:09
- スカートを脱いだれいなは
白く細い足を剥き出しにして
「あんたも一緒に燃えたらよかったのに!」
そう言って笑った。
「もう怒ったぞ……。凶器ありなのね。いいわそれならこっちだって……」
そういうと梨華はくるりと振り返って
部屋の奥へと走り出した。
- 99 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:09
-
れいなの後から降りてきた少女の行く手は美貴がふさいでいた。
「どいてください」
「ふざけんな!勝手に入ってきて!なんなのよ!」
「愛ちゃんを取り返しに来ました」
「やってみろ!」
少女は構えると
「えいっ」
美貴にパンチした。
「遅っ……!」
パシッ
美貴は右手でパンチを受け
左手で
バンッ
少女の頬を叩いた。
- 100 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:09
-
「痛いっ……。こんにゃろ!」
今度はキック。
美貴は振り上げられた脚を両手でつかんだ。
「わっ……何するんですか〜」
「はは、ピンクのパンツだぁ。かわいい」
「やっ……やだ離して」
美貴はにやりと笑って
「でぇい!」
少女をぶん投げた。
ガシャーン!
「キミ、誕生日いつ?」
「……6月25日ですけど」
「かに座か。じゃあ美貴と相性いいね。
悪いけどキミじゃ勝ち目ないわ。諦めなよ」
美貴は一歩、少女へと歩み寄った。
「私は藤本美貴、あなたは?」
「松浦亜弥」
- 101 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:10
- 亜弥は美貴から逃げるように立ち上がる。
ふらふら〜っガシャーン!
「きゃあ……」
しかしすぐに転んでしまった。
投げられたショックで平衡感覚が戻っていないようだ。
「あっ……!」
亜弥が転んだはずみでポール型の燭台が倒れている。
「あ……亜弥ちゃん。その煙、吸い込んじゃダメよ……」
「へっ?」
「わぁ、ばか吸うな!」
亜弥はロウソクの煙をもろに吸い込んでしまった。
亜弥の瞳孔が開き
バタン
倒れた。
「あちゃー。薬思いっきり吸い込んじゃった」
- 102 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:10
- 美貴が急いで亜弥に駆け寄ると、亜弥はむくりと起き上がった。
目の焦点がふらふらとあちこちを彷徨い、最後に美貴を見た。
「ねぇ、大丈夫?」
どんっ
亜弥が突然、美貴を突き飛ばした。
「うわぁ」
「きゃははははははははははははは!」
亜弥がぴょんぴょん跳ねて笑った。
「あーーーーーーーーーーーっ!!」
大きな声をあげて美貴を指差す。
「角だ!角が生えてる!美貴ウールだ!いいなぁ。あやぴょんも長い耳ほしーーい!」
「うあっ……ラリっちゃった」
美貴は冷や汗をかいて後ずさる。
「角よこせーーーっ」
- 103 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:10
- 亜弥がとんでもないスピードで飛びかかってきた。
「わぁ」
亜弥に飛びつかれて美貴は背中から倒れる。
ドシンッ
亜弥がのしかかっている。両手で美貴の耳につかむと
「角よこせーーーっ!!」
耳をぐりぐりと引っ張る。
「あだっ!痛い痛い!!やめてっ!」
「ぎゃはははははははははは」
美貴は何とか逃れようと暴れるが
亜弥にしっかりと身体を押さえつけられ逃げることができなかった。
- 104 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:10
- 「れいなちゃん!おまたせー。私も武器持ってきちゃった」
梨華の手にはインディージョーンズみたいな皮のムチが握られている。
れいなはナイフを構え一歩間合いを詰める。
ピシッ
右手からナイフがはじけとんだ。
「くそっ」
れいなが素手で構える。すると
ピシッ
頬に刺すような痛みが走り、そしてヒリヒリしだした。
「ちょ……リーチが全然違うっちゃ!!」
「嫌なら降参しろっ!」
ピシッ
「痛っ……。ひ、卑怯だ!」
「知るか!このトンコツ女!」
- 105 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:11
- 「この……」
れいなは地面を蹴って高くジャンプする。
ビシッ!
すかさず剥き出しになった脚にムチが入りれいなは落下した。
ビシッ
「痛い!」
ビシッ
「うきゃあ……」
ビシッ
「ぎゃあ」
梨華は休むことなくムチを振り続けた。
生脚に幾すじも、赤い傷が刻まれていく。
- 106 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:11
- 「やっ……やめて」
ビシッ
「ぎゃっ」
ムチを入れる度にれいながぴょこんと跳ねる。
ビシッ
れいなの顔がどんどん歪んでいく。
「痛い…。お願いもうやめ…」
ビシッ
「きゃんっ。ふ…ふぁ。うわぁぁぁぁぁん」
「……あ、泣いちゃった」
れいなはとうとう顔をくしゃくしゃにして泣き出した。
「うわぁぁぁぁぁぁ、もう、もうやめてー」
ビシッ
「うぎゃあぁぁぁぁぁ」
- 107 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:11
- それでもムチを振るうとまた身体がぴくんと跳ね、一層高い声で泣き叫んだ。
れいなは座り込んでわんわん泣く。
パンツから白い脚が投げ出されている。その脚のあちこちにムチの跡が浮かんでいた。
「やめて、やめてよー」
ビシッ
「あぁぁぁぁぁぁ、うわぁぁぁぁぁぁぁ」
いよいよ泣き声が激しくなった。
「お願い。もう、もうやめてください。もう許してくださいっ」
身体が丸まっていく。
ビシッ
「ふぎゃあ!」
れいなは身体を丸めてガタガタと震えながら泣いていた。
「痛い……痛いよぉ。痛いよぉ。もうやめてよー」
梨華はれいなの近くまで来て腕組した。
「ちょっと、かわいそうだったかな……」
「ひどい……ひどいよぉ……」
- 108 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:11
- 梨華はふぅとため息をつく。
「立ちなさい!」
「は……はいっ」
れいなはぴょんと立ち上がった。
目は怯えきっていた。
「そこの檻に入ってちょうだい」
「え……?」
ビシッ
「きゃんっ!は……入ります。入りますからもうぶたないで!」
れいなは鼻をすすって、真っ赤になった目をこすった。
檻に入ると梨華は鍵をかけた。
- 109 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:12
- れいなの手元から離れたナイフは亜弥の元に転がってきた。
「わぁ、れいなのナイフだ!借りるねーーーーー」
亜弥は美貴の首もとにナイフをあてる。
「あ……亜弥ちゃん?お、落ち着いて……」
「おちつけぇぇぇぇ?亜弥はハイテンションだもーん!」
亜弥は
「にゃははははははは」
笑いながら美貴の服をビリビリとナイフで切り裂きはじめた。
「きゃあ!」
「こらっ、抵抗するとズブッといくぞぉ」
そう言われて美貴は身体を固くする。
「にゃははははははは」
為す術もなく美貴は服を剥がれていく。
ズボンもパンツまで破り取られてしまった。
- 110 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:12
- 「ちょっと、じっとしててね」
亜弥はポケットからバンドのようなものを取り出して美貴の両手を縛った。
そして
ガッ
ナイフを壁に突き立ててバンドを固定した。
美貴は両手を拘束されてしまった。
「……美貴たんっ」
「な、何よ……」
チュッ
「…!?」
「美貴たんかわいー。ね、もう一回ちゅーしていい?」
亜弥は自分のおでこを美貴のおでこにくっつけて
ぐりぐりしながら上目遣いに……
「だめぇ?」
聞いてきた。
ぐりぐりされまくって結構痛かった。
- 111 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:12
- 「いや、あの……亜弥ちゃんいま薬でハイになっちゃってるでしょ?だから」
「だめなの?」
亜弥の目にどんどん涙が溜まっていく。
「美貴たんのバカ!
おしおきにキスしちゃうもん!」
「え?結局!?……むむぅ…んん」
亜弥の唇が美貴に吸い付いてきた。
亜弥は美貴の頬をおさえながら
むさぼるように美貴の唇を犯していく。
亜弥が口を動かすたびに2人の間からぴちゃぴちゃと音が聞こえてきた。
「んんっ…!」
美貴は思わず目をつぶった。
亜弥の手が美貴の頬から離れていった。
右手をそーっとおろしていくと
「んっ!!」
さっと美貴のあそこに触れた。
- 112 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:13
- 「んんっ」
唇をふさがれているため
美貴のあえぎが鼻腔から漏れる。
亜弥が離れていった。
「美貴たん、濡れてる……」
美貴は顔を赤くして亜弥から目をそらした。
「にゃはっ!すっごい濡れてるよぉ!」
「やだ!やめてよ!」
- 113 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:13
- ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
「な……何?」
亜弥がバイブを掲げて美貴に見せた。
「にゃははっ」
「……どこに持ってたんだよ」
こんなときでも突っ込む美貴。
「美貴たん、すぐ気持ちよくさせたげる!」
「待って待って!いやぁだ!」
「いきまーす!」
亜弥はバイブを『美貴』に挿入した。
「あぁぁぁぁぁぁ」
「わー、美貴たんどんどんくわえこんでっちゃう!すごい」
「はぁぁぁ、大きい!大きい!」
亜弥はずんずんとバイブを奥へ押し込んでしまった。
- 114 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:13
- そのとき
「ドロップキーーーーーック!!!」
ゴッ
梨華が飛んできて亜弥の体が横にふっ飛んだ。
梨華が美貴に駆け寄る。
「ミキティ、今抜いてあげるからねっ!」
「……りかちゃん」
「よいしょ」
梨華は美貴の股間からのぞいている取っ手に手を伸ばす。
「ま……まって梨華ちゃん」
「なに?」
「……抜かないで」
「はっ?」
「いま……いいかんじ…なの」
「バカ!状況わかってんの?先にあいつやっつけないと…」
ドゴッ
大きな音がして梨華の体が思いっきり後方に仰け反った。
- 115 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:13
- 梨華は目から火花が飛び出そうだった。
「にゃははははは、あご出しすぎーーーーー」
「この……」
梨華は涙をこらえて起き上がる。
亜弥はロウソクが立っているポールを手に持って構えていた。
「あぁん!…すごいっ、いい!」
「……美貴うるさい」
「くらえーっ」
亜弥がポールを振りかぶる。
ブオンッ
梨華は左に飛んで攻撃をかわした。
ガーンと大きな音を立ててポールは床に激突する。
「ちょっと、アジトが壊れる!」
ブゥン
横方向のなぎ払いが飛んできたのを
梨華は身をかがめてかわす。
- 116 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:14
- ガシャーン
ポールは勢いあまってれいなのいる檻にぶつかった。
中のれいながビクッと身を縮こまらせた。
ブオンッ
「わっ」
ブゥン
「わぁ!」
亜弥は休むことなくポールを振り回し続ける。
「……なんて速さ」
梨華は右に、左に、下に身を翻して逃げ惑う。
「はぁぁん、あんっ、あんっ。んん!」
ブゥン
「きゃっ」
ガチャーン
- 117 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:14
- 「あぁぁぁぁんっ、イクっ!イクっ!」
「……滅茶苦茶だ」
ブオン
ぴょんと後方に飛びのいた。
ガッ
背中が壁にぶつかった。
「……やばい」
「もう逃げられないぞ、くらえぇぇぇぇ」
亜弥は梨華の正面に立って思いっきり振りかぶった。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!イッちゃうぅぅぅぅぅぅ!」
「やられるっ!」
梨華は体をかたくして目を閉じた。
「はぁぁぁぁぁ!!」
………………………………………………………………。
- 118 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:14
- 「あれ?」
梨華は目を開けた。
亜弥はポールを振りかぶったままふらふらと体を揺らして
「ふにゃあ」
バターン
白目を剥いてひっくり返った。
「ありゃ……ヤクが回っちゃったか」
「はぁ……はぁ……亜弥ちゃぁん……」
「もう、バカ藤本!」
梨華は美貴のバイブを抜いた。
「このコ……やばい」
「このバイブ……やばい。はぁん」
美貴は悩ましげな声を出した。
- 119 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:14
-
BAD Sisters
- 120 名前:コクリ 投稿日:2004/12/23(木) 19:15
- >>90
>>91
リクエストに応えられんくてすみませーん
- 121 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/24(金) 01:46
- しばかれて泣き出すれいな(;´Д`)ハァハァ
- 122 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/24(金) 17:43
- いやー、痛いけどなんだか吸い込まれる。
面白いです。
- 123 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/25(土) 06:43
- 作者さん乙です!
あやみき最高!!!!この作品にハマりそう…( ´Д`)
- 124 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/08(土) 01:32
- 作者さ〜ん!
まぁ年明けは、いろいろと忙しいか・・・・
- 125 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:26
- 更新再開
- 126 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:26
- 「もう、チャーミー怒ったぞ!」
「何だよそのキャラ……」
梨華はムチを持ち直して
れいなのいる檻を開けた。
「れいな!ベッドに行きなさい」
「は…はいっ」
れいなはそそくさとベッドまで移動する。
移動が終わると梨華が言い放った。
「パンツ脱いで」
「……え?」
「早く!」
れいなの顔が
怯えてくしゃくしゃに歪む。
「お願いします。許してください!」
「だーめ。今機嫌悪いんだから早くして」
ビシッ
「ふぎゃあ」
「あっ、また泣く……」
- 127 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:26
- れいなはびーびーと泣き出した。
「ほらっ、叩かれたくなかったら早く脱ぎなさい!」
「ううっ……ひっく……」
れいなはしゃくりあげながら
自分のパンツを脱ぎ始めた。
「そうそう、脱ぎ終わったら手を出して」
「はい」
カチャリ
梨華は手錠でれいなの両手を拘束した。
「はい、よくできました」
「あ……あの、何するんですか?」
「おしおきします」
梨華は燭台をベッドまで引き寄せた。
ロウソクの灯りがれいなの脚をオレンジに照らした。
ムチの跡が痛々しい。
「ちょっと梨華ちゃん、展開早すぎだって……」
「美貴うるさい!」
「むぅ……」
- 128 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:26
- 梨華はれいなの股間に手を近づけた。
ロウソクの炎が揺らめき妖しい影をつくる。
「え?……きゃあ!」
梨華がれいなの割れ目にすっと指を這わせた。
突然の攻撃にぞぞっと鳥肌が立った。
指を
下から上。
「んんっ……」
上から下。
指は徐々に刺激を増すように力を加えながら上下する。
最初は虫が這ったような気色悪さを感じていた部分が熱を帯び濡れ始めた。
液は『れいな』に擦りつけられていた梨華の指に絡みつく。
すると秘部に押し当てられた異物が心地よくなじみ始めたように
れいなを甘い感覚に誘う。
「んっ……くはぁ」
痺れたような快感がれいなの胸をつかみ
不本意な呼気が漏れてしまった。
- 129 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:27
- すると今度は上下運動をしていた指がくっと
「ひぁぁ……」
『れいな』の中に入ってきた。
「お豆みーっけ!」
「だ……だめ!」
弱点に指をあてがわれれいなは身を硬くした。
「あそっ……」
梨華の指が一度、後退した。
と思ったら
ツン!
『れいな』の突起を勢いよくつついた。
「はふぅ……」
全身に快感の電流が走った。
身体がピクンと跳ねた。
- 130 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:27
- もう一度
ツン!
「きゃん!」
れいなは腹部に力を入れてなんとか声を出さないようにこらえようとする。
ツン!
「あぁん!」
しかしあそこをいじられるたびに
刺激が喉を突いて声となって出てきてしまう。
「もっと声だしなよぉ。我慢することないって」
「い、いや」
れいなは首をいやいやと振って梨華を拒もうとする。
「よーし」
梨華は『れいな』の突起をくすぐるように小刻みに爪弾く。
「あぁぁ……あぁぁぁ」
れいなは目を閉じてなんとか自分を保とうとするが
弱点を連続して弄くられてその快感が指の先まで振るわせる。
- 131 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:27
- ―――気持ちいいっ……
もう抵抗していられない。
甘美な攻撃に理性が抗いきれない。
れいなは全身の力を抜き
―――もうだめだ……
梨華にすべてを任せた。
「はは、いい感じに濡れてきたよ!」
心地よさが下腹部に溜まってあふれそうになる。
「イクッ……イクッ!」
その言葉を聞いて
梨華は指の動きを止めた。
「え?」
一度指を『れいな』から引き抜いた。
そして秘部の周りをそーっとなぜる。
「はぁ……石川さん。お願い…中に……」
- 132 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:27
- れいなが懇願するが梨華はその申し出を無視して
秘部と脚のあたりをさわさわと
触れるか触れぬかの微妙な力加減で刺激した。
おあずけをくらい焦らされて『れいな』から液が漏れ出ていく。
梨華はそのトロトロの汁を指ですくって
「はい、あげる」
れいなの顔のところに持っていく。
れいなは唇を固く結んで拒否した。
「しょうがないなぁ」
梨華は薬指でリップクリームをぬるように
愛液でれいなの唇を濡らした。
自分の秘部から出た愛液を湛えた唇が
ロウソクの灯りをぬらぬらと反射して妖しく輝いている。
「おいしそう……」
梨華がうっとりそういって
顔をれいなに近づけてきた。
梨華の頬がロウソクに照らされて紅みを増していた。
- 133 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:28
- ぺチャ
梨華がれいなの唇を舐めて唇は湿った音を立てた。
「んっ……れいなの、おいしいよ」
ぺチャ
梨華の舌とれいなの唇の間に
愛液が糸を引いていた。
れいなは梨華の責めを受けながらずっと脚をもじもじと動かしていた。
肝心のところを責められずに周囲を刺激されて広がった
身体の火照りが抑えきれなくなっていた。
「石川さぁん……」
「何?」
「イかせてください!」
「だめよぉ。自分だけ気持ちよくなっちゃ」
梨華はそう言って体位を変えた。
「私も気持ちよくなりたいもん」
- 134 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:28
- れいなの両脚を持ち上げ秘部を露にすると
自分の秘部をそこにぴったりと重ね合わせた。
れいなのあそこに『梨華』の温かい感触が伝わってくる。
それで『れいな』は一層熱を持った。
梨華がくいっと腰をつきあげた。
「ああんっ」
ヌチャっと音がして互いの秘部が擦りあわされる。
その刺激にれいなは全身をぞくぞくっと振るわせた。
「ふっ……ふひぃ……はぁぁ」
梨華が腰を上下させる。
徐々にペースを上げながら。
- 135 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:28
- 「れいな、私のとれいなのお豆が…はぁ……当たってるの…わかる?」
「う……うん。ぷにぷにがれいなのに当たってるぅぅ」
れいなは無意識に自分から腰を動かし『梨華』を求めた。
くちゅくちゅと音を立てて2人はお互いを擦りつけていく。
「はぁ……はぁ……イきそう!」
「わ…私も!ね、一緒にイこう」
「はいっ、一緒に、一緒に……」
「はぁぁぁぁぁ。いいよ。れいないいよぉ」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
れいなの意識が空を飛んだ。
- 136 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:28
-
BAD Sisters
- 137 名前:コクリ 投稿日:2005/01/13(木) 21:30
- >>121
今回もやっちゃいました・・・
>>122
うーん。文字通り痛そうですが・・・
これからもこういうの入れるのかな?
わかりませんがよろしくです
>>123
あやみき・・・次回あやみき入りますので!
>>124
お待たせしてすみませんでした。
その上ちょこっと更新で……;
- 138 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/14(金) 02:22
- うひょーーーーーーーー
- 139 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/14(金) 03:39
- りかれな(;´Д`)ハァハァ
- 140 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/14(金) 17:30
- ここの石川はスゲー!
- 141 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/15(土) 00:12
- りかみきキボンヌ
- 142 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/17(月) 05:08
- りかれなィィ!!りかちゃんがエロ…っ。作者さんの小説、なんか独特な雰囲気が良いです!
あやみき期待してます!!
- 143 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:31
- 「う……うぅん」
「あ、亜弥ちゃん、目ぇ覚ました?」
檻の中の亜弥が
とろんとした目で美貴を見つめてきた。
その視線に美貴はどぎまぎしてしまった。
「……何?」
「たんっ!」
「は?たん?」
亜弥の目の焦点があっていない。ろれつも回ってない。
頬が真っ赤だ。明らかに薬が回っている。
「たーん!」
「え?美貴のこと?」
檻の中の亜弥がこくんとうなづきおいでおいでをする。
捕らえた獲物に不用意に近づいてはいけない。
梨華から言われていたにもかかわらず
―――かわいい
美貴は亜弥のそばまでとことこと歩いて行ったしまった。
- 144 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:31
- 「亜弥ちゃん?どうしっ……うわっ!」
格子の隙間から亜弥の手がにゅっと伸びてきた。
美貴の手首をしっかりとつかんで引っ張る。
「わっ……ちょっと痛い!」
「にゃはははははははは!!」
美貴の右腕が格子の中まで引っ張られた。
「ひだりぃ!!」
「わぁ!」
今度は左手を捕らえてやはり格子の隙間から檻の中に引き込まれた。
美貴は両手を檻の中に突っ込んだ形になってしまった。
亜弥は美貴の顔に背を向け
捕らえた美貴の両腕を自分の両脇に挟んでがっちり固定する。
「亜弥ちゃんっ……離して!」
亜弥があまりに強く引っ張るので美貴の腕が抜けそうだった。
美貴の鼻が檻にびたっとくっついている。
- 145 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:31
- 「引っ張りすぎだって!」
「たーん♪たーん♪」
亜弥の鼻にかかった声。
背中に密着した鼻から振動が伝わってくる。
亜弥は美貴の両手を持って自分の胸のところにあてる。
「たんっ!」
「何?……美貴に触れって?」
「むふふふふふぅぅ」
亜弥がふにゃあとだらしなく笑った。
「気持ちぃぃよくして!」
「えっ?えっ?」
亜弥がぐいと手を引いた。
戸惑う美貴の手が亜弥のふくよかな胸に触れた。
「……亜弥ちゃん、熱いよ」
「ふぅぅぅん。はぁぁぁ」
亜弥が美貴の手を離した。
しかし腕は脇に固められていて引き抜くことができない。
- 146 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:31
- ―――……ったく、しょうがない
美貴は自発的に手を動かして亜弥の胸を揉んだ。
「おっきぃ……」
美貴は手をくいと握る。
「くはぁ!たん、強いよぉ」
亜弥が湿った吐息を漏らした。
美貴の両手が熱を帯びたやわらかい胸につつまれている。
美貴はその感触を咀嚼するようにたっぷりと揉みしだいていった。
「すごいっ、すごいっ」
美貴の掌中にあった突起がつんと硬くなった。
「亜弥ちゃん、立ってるよ。感じてるの?」
「……」
亜弥が首をこちらに向けて美貴を見つめた。
目はとろんと半分ほど閉じ、口がだらんと開いている。
「もっと……もっとしてぇ」
- 147 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:32
- 美貴は亜弥の言葉に操られるように
手の力を強め、やや荒っぽく乳房を刺激した。
手が亜弥の優しさを感じて美貴は夢中で亜弥の胸をいじくった。
「美貴たん!下も、下もして」
「……亜弥ちゃん…いいの?」
獲物に求められるという初めての事態に美貴は戸惑った。
しかし、
もっと亜弥のかわいい顔を見たい。
もっと感じさせてやりたい。
やわらかな胸に触れているうちに美貴にも変なスイッチが入ってしまった。
「いいの!たんにして欲しい!」
美貴は亜弥の胸から手を離した。
そして……
「ん?あれ?とどかない……」
美貴の手が限界ギリギリまで伸びるが
格子越しに伸ばした腕はどうしても
亜弥の股間までとどかなかった。
「亜弥ちゃん……とどかないよ」
- 148 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:32
- 「むぅぅ……」
亜弥が唇を突き出して不満げな声を出す。
「美貴たんもこっちに来なさい!」
亜弥が美貴の手を解放した。
身体をくるりと美貴の方へ向ける。
「いや、あの美貴たち、亜弥ちゃんを捕まえてる立場だから……」
「だめぇ?だめなの?」
亜弥が上目遣いに目を潤ませて懇願した。
「……反則だろその目」
「お願いっ!」
「わかった。但し、亜弥ちゃんの両手は手錠しておくからね。
逃げられないように」
「わんっ!」
と亜弥が両手を美貴に差し出した。
「……だから反則」
- 149 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:32
- 美貴は手錠のチェーンを格子にまわして亜弥の両手を拘束した。
キキィと檻を開けて中に入った。
中に入ったとたん、亜弥の匂いがムンと漂ってくるような錯覚に陥った。
檻といっても格子であって個室ではないから体臭がこもるはずはないのだが。
「あっ……」
「何?」
「ごめん亜弥ちゃん、身体そっち向きで手錠しちゃった」
そう。亜弥の身体は格子を向けていた。
これでは背後からすることになってしまう。
「ん……?」
亜弥が首だけ振り返って美貴を見た。
頬が上気して紅くなっている。
切なげに言う。
「後ろからでも……いいよ」
亜弥は立ちひざの姿勢で尻を美貴の方へ突き出した。
美貴はごくんと唾をのんだ。
「本当にいいの?」
「いい……美貴たんにあげる」
- 150 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:32
- 美貴は自分も立ちひざになると亜弥のスカートを捲り上げた。
ピンクのパンツがあらわになる。
「びしょびしょだ……」
美貴はパンツをつまんでずらすと『亜弥』を露にした。
「ふにゃあぁ」
恥ずかしさのせいか、亜弥が情けない声を出した。
美貴は今度は『亜弥』のヒダをつまんでちろっと広げた。
「中もピンクなんだね……」
「やぁ……見られてるだけで熱い」
「触るよ、亜弥ちゃん」
「う…うん」
美貴が人差し指で亜弥の中に手を入れてすりすりと動かした。
『亜弥』がひくひくと反応した。
「ひあっ……気持ちいい!」
美貴の指を伝って亜弥の愛液が流れ出た。
美貴は『亜弥』にキスをした。
口からじゅるじゅると亜弥の汁を吸い込む。
- 151 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:33
- 「ああっ……ああっ……」
あふれ出た液は舌ですくって飲んだ。
ぺチャ
「亜弥ちゃん、中に入れるよ」
「え?舌、入れるの?」
美貴は質問に答えずそのまま行動で示した。
「はうっうう……ああああ」
舌を付け根まで『亜弥』に突っ込む。
中で反り返したり舌先を小刻みに動かしたりして責めた。
「あんっ、んくぅ……はぁぁ」
美貴の舌が『亜弥』の熱ととろとろの汁につつまれて溶けそうだった。
「いいっ……イッちゃう!」
- 152 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:33
- パシャッ、パシャっと間欠泉が噴き出して
美貴の顔面をびしょびしょに濡らした。
「はぁ……美貴たん……」
美貴は手で顔を拭って立ち上がった。
そのとき
ガチャッ
檻の鍵が閉まる音がした。
「え?」
「やっほー!」
外から
「愛ちゃん!?」
愛が鍵をかけたのだった。
美貴は閉じ込められた。
- 153 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:33
-
BAD Sisters
- 154 名前:コクリ 投稿日:2005/01/20(木) 20:34
- たくさんレスありがとうございます!
まじ嬉いっす。
んーりかみきですね。いつになるかわからんけど
頭に入れておきます。
- 155 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/20(木) 22:13
- 萌え
と思ってたら急展開
りかみきりかみき
- 156 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/20(木) 22:26
- 待ってたよ
もっとあやみきキボンヌ
- 157 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/21(金) 07:08
- 始めから一気に読みました〜。熱いッス…!!
- 158 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/21(金) 19:43
- みきたんをかわいく
- 159 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/24(月) 00:48
- あやみきあやみき…イイ!!(´∀`)
- 160 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/24(月) 18:55
- あやみきちゃいこーですね
もっとアヤミキキヴォンヌ
- 161 名前:コクリ 投稿日:2005/02/08(火) 21:39
- 「拉致事件被疑者2名、現行犯確捕!」
「愛ちゃん!いつの間に?」
愛はしっかりと制服を着ていた。
「手錠はどうした!?」
「あんなオモチャ、時間さえかければ外せます。
亜弥ちゃん!今、応援を呼んでくるからね!」
「……お前たち、何もんだ?」
「私たちは犯罪捜査部の部員です!」
「なんだよそれ?」
「現在は連続少女誘拐事件を追ってます。
でもまさか別のやつに捕まるとはね」
「連続少女……ってあの小学生を狙った誘拐犯?」
愛はうなずいた。
「それじゃあね!」
愛は走っていってしまった。
- 162 名前:コクリ 投稿日:2005/02/08(火) 21:39
- 「……畜生」
「…た……すけて……」
美貴の耳に小さな声が届いた。
声のした方を見ると
別の檻の中に梨華が捕まっていた。
「梨華ちゃん!何やって……」
そこまで言って美貴は梨華の異変に気づく。
檻の天井から手錠でぶら下げられている。
足はつくが膝はつかないという微妙な高さ。
下を向いた梨華は下着姿だった。
「……くっ」
調度、股間部分のパンティのわきから
ピンク色のコードがのびていた。
ブブブブブブブブ
「梨華ちゃん!どうしたの!」
「愛ちゃんに……ローター突っ込まれて…」
そのまま放置……か…。
酷いことしやがる…。
- 163 名前:コクリ 投稿日:2005/02/08(火) 21:39
- 「あしに……力が……」
半裸の身体は天井からぶらさがったまま
梨華は鼻で深く呼吸をして
自分の理性を保とうとしている。
ブブブブブブブブ
声を出さぬように歯を食いしばって下を向いている。
美貴や、獲物たちの前で情けない姿を見せまいと
必死に押し寄せる刺激と闘っていた。
美貴は自分の檻を開けようとがしがししたが
扉は開かない。
「……ふぅ……んんっ……」
梨華の目が頼りなくなってきた。
気持ちよさに、耐えられないのだろう。
パンティの底が湿って変色している。
- 164 名前:コクリ 投稿日:2005/02/08(火) 21:40
- 「……んんんっ…」
梨華は歯をぎりりと噛み締めている。
「梨華ちゃん!大丈夫!?」
「……」
梨華は虚ろな眼で美貴を見た。救いを請う目で。
そのとき
ブブブブブぅん…
ローターが止まった。
恥を晒さずにすんだと
梨華は安堵に息を漏らした。
「はぁぁぁ……はぁぁぁ……」
大きく肩を震わせて呼吸を整える。
「梨華ちゃん電池切れ?」
「……わからない」
- 165 名前:コクリ 投稿日:2005/02/08(火) 21:40
- 1分程経ったとき
「あっ!」
梨華の身体がビクッと跳ね
ブブブブブブブブ
再びローターが動き始めた。
さっきよりも音が激しい。
美貴は愛の恐ろしい意図を知った。
「スヌーズ機能……」
インターバルを置いて
徐々に動きを激しくしていき梨華を翻弄する気なのだ。
「……ふぅん……ふぅ……」
梨華の鼻息が途端に荒くなった。
それでも口をしっかりと引き結び声を出すまいとする。
- 166 名前:コクリ 投稿日:2005/02/08(火) 21:40
- 次第に
絞られるような鼻声が漏れ始めた。
もう限界が来ている。
梨華は身体をいやいやと動かして刺激から逃れようとする。
しかし、ローターは動きを止めない。
梨華が身を捩るたびに手錠ががしゃがしゃと音を立てた。
顔を真っ赤にして悶えながら
「んんんっ!!」
目を閉じて快感の波に耐えている。
「……梨華ちゃん」
美貴は思わず
「……きれい」
見とれてしまった。
- 167 名前:コクリ 投稿日:2005/02/08(火) 21:40
- 身をくねらせながら目を閉じて鼻から声を漏らす梨華の姿に
美貴は興奮してしまう。
ブブブぅん……
再びローターはインターバルを置いた。
「はぁ……はぁ……はぁ……。
み…き……」
梨華は
恨めしそうに美貴をにらみつけた。
「はやく……たすけなさいよっ……」
「梨華ちゃん……無理だよ。檻が……」
「そんな……たすけて…なんとかしてよ!」
梨華はどうにもならない懇願をした。
「どうしよう……」
このままでは梨華は壊れてしまう。
- 168 名前:コクリ 投稿日:2005/02/08(火) 21:41
- !
ブブブブブブブブ
「ああっ……」
三度目の攻撃が始まった。
梨華の身体が激しく波打った。
「んん……んあぁぁ……はぁん!」
髪を振り乱して
とうとうあえぎはじめた。
「あぁぁ……はふぅ……ふわぁ………」
全身がガタガタと震え始めた。
「やぁぁ……ああぁぁぁぁぁぁ!」
ビクンと一度大きく跳ね
梨華は絶頂をむかえた。
「ふぅ……はぁ……もう、やめて……」
梨華は許しを請うが機械に声は届かない。
梨華がぐったりなってもローターは音を立てて動き続けた。
- 169 名前:コクリ 投稿日:2005/02/08(火) 21:41
-
BAD Sisters
- 170 名前:コクリ 投稿日:2005/02/08(火) 21:42
- みなさま、たくさんレスありがとうございます。
リクもいっぱいいただきましてどうもです。
のるかそるかわかりませぬが場合によっては……
- 171 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/02/09(水) 00:15
- 待ってましたぁ!
立場逆転すね
- 172 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/02/09(水) 00:16
- 更新乙です!
相変わらず素晴らしい。藤本がどう動くか…ハァハァ
- 173 名前:nanasi 投稿日:2005/02/10(木) 18:52
- 続きすんごく楽しみにしてます。作者さんガンバレ!
- 174 名前:名無し無駄 投稿日:2005/02/10(木) 19:04
- 月並みですが面白いです。これからも頑張ってください。
- 175 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/02/11(金) 01:35
- 梨華ちゃんでキターーーー!
- 176 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/02/11(金) 01:35
- ageましたごめんなさい
- 177 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/02/11(金) 03:10
- そういうときはochiやよ
- 178 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/02/25(金) 19:16
- 書かないから、あげちゃった
- 179 名前:コクリ 投稿日:2005/02/25(金) 20:22
- 待たせてごめんよぉ。書くからあげんといて〜
- 180 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/02/26(土) 16:31
- 期待しつつ、まったり待ってます。
頑張ってください!
- 181 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:25
- 「あぁぁぁ……激しいぃぃ!」
梨華が絶頂を迎えてもローターは動き続けた。
「助けて!!ミキティ!!」
「……っく」
美貴は
ガァン
自分を閉じ込めている檻を蹴飛ばしてみる。
檻はぐらつきはするが格子が外れはしない。
「畜生」
ガァンガァン
美貴は何度も蹴飛ばす。
「だめだ梨華ちゃん。この檻壊せない」
- 182 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:25
- 「そ……そんなぁ」
梨華の湿った声が美貴の耳をくすぐった。
「……梨華ちゃん」
美貴は思わず聞き耳を立ててしまった。
ブブブブブブブブブブブ
梨華を襲っているローターの音に聞き入ってしまう。
ブブブブブブブブブブブ
「…梨華ちゃん」
ブブブロロロロロロロォォォォ
そこへ異音が混じった。
外からだ
「ん!?」
- 183 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:25
- 音は大きくなってやがて
ブオオオォォォォォォォン……
小さくなっていった
「私のバイク!」
間違うはずもない。
ローンまで組んで買った単車である。
「ふざけるなぁぁぁぁ!」
美貴はキレた。
グワシャァン!!
渾身の勢いで檻を破壊する。
「ミキティ、ナイス!
早くこの手錠を……」
「待ちやがれあのオラウータン!!」
美貴は
「あー、ちょっと」
梨華に目もくれず外に飛び出していった。
- 184 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:25
- 「あーっ、いっちゃった。バカ藤本ぉーー!」
続けて梨華に聞こえてきたのは
ブオオオオオオォン
コクリのエンジン音であった。
「1人で追う気?」
とその時
「きゃんっ!」
ローターが更に激しく動いて梨華の体がぴょこんと跳ねた。
- 185 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:25
-
BAD Sisters
- 186 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:26
- ギャギャギャギャギャ
美貴は左足でブレーキングを調節しながらコクリをドリフトさせた。
ストレートに入るとクラッチに踏み変えてギアを落とす。
加速!
バッシューーーーン!
大きなバックファイアを弾かせてコクリは前進した。
しかし、愛とバイクはなかなか姿を現さない。
そもそも夜道のため、あまり視界が利かない。
「待てこのやろーーーーー!」
それでも美貴はアクセルを力いっぱい踏んづけた。
エンジンが低い唸り声をあげる。加速を全身で感じる。
!
再びコーナーが迫ってきた。
美貴はクラッチから足を離してブレーキに左足をかける。
アクセルを緩めずに一瞬のブレーキング。
瞬間ハンドルを思いっきり倒した。
ギャギャギャギャギャ
車体は大きく後輪を滑らせてコーナーを突っ切った。
- 187 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:26
- ストレートに入りアクセルを踏もうとして美貴はぎょっとなった。
「やばいっ!」
前方の道の真ん中に美貴の単車だけが堂々と停まっていたのだ。
美貴はハンドルを反対側に切り替えしてブレーキをかけタイヤをロックさせる。
悲鳴のような軋み音をさせて車は180°スピンした。
美貴はドアを開けて車から出る。
「なんでバイクだけ……」
道の真ん中。
乗り捨ててあるというよりはしっかりと停めてあるという感じ。
美貴は一歩踏み出した。
そのとき
ゴッ
後頭部に鈍い痛みが走り美貴の体は車内に押し戻された。
体の正面から運転席のシートに倒れこむ。
- 188 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:26
- 「……つぅ」
起き上がろうとしたとき
カチャリ
頭の真後ろで嫌な音がした。
「動くと撃つ」
ついで嫌な声がした。
「あ……あいちゃん」
「やっぱり引っかかりましたね」
「愛ちゃん、わざとバイクを放置して?」
「そう。そうすれば必ず車から出てくると踏んだ。
さぁ……」
愛は美貴の後頭部に銃口を突きつけた。
「あなたたちのこと、話して頂戴!」
「なんで女子高生が銃なんて持ってんだよ!」
「言いませんでした?私たちは犯罪捜査部」
「その部活は銃の携帯が許可されてんのかよ!」
「今は、特別委託の事件を捜査中だから。
連続少女誘拐事件を追うために警察から極秘に依頼を受けてるのよ」
- 189 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:26
- 愛が銃口をぐりぐりと美貴の頭に押し付けてくる。
その結果シートに顔が圧迫されて鼻が潰れた。呼吸もしづらい。
「あなたたちは?一体何者?人攫いとの関係は?」
「……この」
「本気で撃ちますよ!別にあんたを殺したって私は困らない」
「……」
「早く!」
美貴は
観念した。
「人攫い……あいつが出てくるまでは私たちしかいなかった。
若い女を組織に運ぶ、それが私たちの仕事」
「人攫いのことは?」
「なんで?なんでそんなに人攫いに拘る?」
「超一級の重要人物だもん。手柄を取るにはあんたたちだけじゃ不足」
確かにそうだ。
突如として現れた人攫いは美貴たちをはるかに上回る量の獲物を捕まえ組織に回していた。
おかげで最近はよほどの上玉以外は買い取ってもらえなくなっている。
- 190 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:27
- 「で?その組織ってのは何なの?」
「知らない」
ガクッ
背中ごしに愛の力が抜けるのがわかった。
「う……ウソついてんじゃ…」
「本当だって!電話も全部梨華ちゃんがやってたし取り引きも梨華ちゃん。
私も連れてってもらったことないんだから」
「マジ〜?」
「マジ」
「くっそ〜〜〜」
愛はますます銃口をぐりぐりやった。
「あだっ……痛い痛い!」
「つかえね〜」
「うるせぇ!」
愛は一つ、舌打ちした。
「ふんっ」
- 191 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:27
- 愛はあいている方の手を伸ばして
シートのリクライニングを倒した。
愛と美貴の体重で
バタンッ
シートが一気に倒れる。
「ぐぅ……ちょっと鼻ぶつけたじゃないのよ!」
「おっと……」
愛は銃を構えなおす。美貴はぐっと黙った。
うつ伏せに倒れたため愛の様子が見えない。
愛が再び銃口を後頭部に押し当ててきた。
「もう一度忠告。動くと撃つ」
本気で愛が警察とつながっているなら美貴を撃ち殺したところで何も差し障りはないだろう。
ここはじっとしている方が懸命だ。
「あなたたち、いつから組織とつながってんの?」
「知らない!」
「……何も知らないじゃん」
- 192 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:27
- 「本当よ!だって私は……」
「最初は石川さんだけでやってた?」
「……なんで知ってるの?」
「石川さんが話してたから。
それで……」
愛は
にやりと笑った。
「あなたは石川さんに手篭めにされたって……」
美貴の顔が一瞬で赤くなった。
「ははっ紅くなった。かわいい」
愛の手がすーっと
美貴の臀部へと伸びていく。
そして手は美貴の尻をくいとつかんだ。
「やぁ、ちょっとどこ触ってんのよ!」
「私はね、あんな屈辱を味わったのは初めて……
しっかり仕返しさせてもらいますからね」
「お前……」
- 193 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:27
- 「石川さんの方もやばかったんじゃないの?あのローター強烈だから」
愛の手が美貴の尻を撫でるように触っていく。
「いやぁ!やめて!!」
「動くなって言ってんだろ!」
「……やめ…て……ください」
美貴の声が急に弱弱しくなった。
しかし愛は声を無視して、腰ベルトをつかむと
カシャ
バックルをはずしてベルトを取った。
片方の膝で美貴の背中を押さえつけ、銃は相変わらず美貴を狙っていた。
「お願いです……やめてください!」
ひゅるる
愛は美貴のズボンをずり降ろした。まとめてつかんだパンツも一緒に降ろしていた。
「ひゃあ!」
「かわいい……」
- 194 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:27
- 遮るものを剥ぎ取られて露になった尻を愛はまじまじと見つめた。
そして手で再びいじくりはじめる。
美貴は嫌悪感と情けなさで涙を溜めていた。
「美貴ちゃん……気持ちいい?」
愛は掴んだり伸ばしたり擦ったり美貴の尻を弄んでいく。
「いやぁだ……もうやめてぇ……」
「気持ちよくないの?」
「気持ち……いいわけないでしょう!」
「そっか……」
愛の声が一段低くなる。
「気持ちいいのはこっちか」
するるっと愛の指先が尻の割れ目を伝って股間に伸びていく。
「はっ……ダメ、ダメぇ」
美貴は腿に力を入れて指の進入を拒んだ。
- 195 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:28
- 「いやぁ……」
「ほらっ、力抜けよ!」
愛は銃を美貴に押し付ける。
「やめてください。そこだけはやめてください……」
「そんなこと言わないの。気持ちよくしてあげるんだから」
そう言いながらも愛の指はぐりぐりと美貴の秘部を目指していく。
「ん?あれ?ひょっとして濡れてる?」
「いやぁ……」
「なんだ、触って欲しかったんだー」
「違うの!それは違うの!」
「何が違うのよ!気持ちよくなりたくて、もう濡れてるんでしょう?
ほらっ、足の力抜きなって」
「……だめ」
「届いた!」
愛の人差し指が美貴の秘部に触れた。
「ああっ」
ちょっと触れただけで美貴は全身が麻痺したような快感を覚えた。
- 196 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:28
- 「こちょこちょこちょ……・」
「は……ふぅん……だっ…めぇ〜」
美貴は愛の膝の下で喘いでいる。
「中に入れちゃうよ」
「え?ゆび?やだっ……そんな気持ちいいことされたら……」
「されたら?」
「美貴、いっちゃうよぉ……」
「ふぅん」
愛は『美貴』の中へと人差し指を侵入させる。
「はひぃぃぃ」
美貴の体がのけぞった。海老のように。
「いい……気持ちっ……いいっ!」
切なげな声がもれ聞こえてくる。
「ほれっ」
「はぁ……動いたっ……うごいたぁ……」
- 197 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:28
- 「どう?動かしてるのわかる?」
「動いてるぅ……愛ちゃんの指が……美貴の中で……」
「くすっ、美貴ちゃんかわいいよ」
「お願いぃ……もっと、もっと奥まで入れてぇ」
愛は指を激しくピストン運動させた。
「はっ……あぁ……いっ…いっ…イクッ!」
美貴が両手をガタガタと震わせ始めた。
「いい……もっと、愛ちゃんもっと……」
しかし
美貴が絶頂を迎えるより先に
ドガッ ガスッ ドスッ
「う……うぐぅ」
愛がうめき声を上げてのびた。
「は……はぁ……そんな中途半端な…」
「ミキティ!大丈夫!1人で追うなんて無茶よ!」
美貴が振り返った先で梨華が微笑んでいた。
- 198 名前:コクリ 投稿日:2005/02/27(日) 17:28
-
BAD Sisters
- 199 名前: 名無飼育さん 投稿日:2005/02/28(月) 02:38
- 空気を読まない石川さんが素敵ですね
- 200 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/03/02(水) 05:52
- へそに指を〜を思い出しました
- 201 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/03/15(火) 11:39
- エロおもろい!
- 202 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:41
- ブオォン!!
「わっ、ちょっとミキティ危ない!」
美貴は梨華を無視してさらに噴かす。
車体は中央分離帯に乗り上げど真ん中を突っ走っていた。
目の前にカーブが迫る。
美貴は超高速でカーブに突っ込む。
「ぎゃーーーーー!」
梨華の絶叫とともにコクリは大いなるドリフトでカーブを越していた。
BGMはいつものハードコア。
- 203 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:41
- 「やー、欲求不満のミキティて怖いぃ……」
「変な声出すんじゃねぇブリっこ!」
「……」
美貴はぶすっとした顔を正面に向けて忙しくハンドルを切っていた。
「だからぁ、いいところ邪魔してごめんってば……」
「ふんっ……」
ブオォン!!
「わぁ!こわっ……」
「大体どうやって手錠外したのよ」
「れいなに外してもらった」
「はっ?なんであのコが?」
「また気持ちいいことしてあげるからってお願いしたの」
「でも、れいなだってベッドにつながれてたじゃん」
「ほら、あのパイプベッド軽いから……」
「まさかベッドごと」
「そう。ずりずり〜って。れいなにはご褒美にローター突っ込んできた」
「あれを?梨華ちゃんのお汁がべとべと付いて…」
ゴッ
わき腹にエルボー!
- 204 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:41
- 「べとべとなんてしてないわよっ!美貴だって私の飲んだことあるでしょう?」
「うん、ちょっとしょっぱか…」
ゴッ
「うっ……」
いつのまにか2人の構図が逆転していた。
「で外に亜弥ちゃんのスクーターがあったからそれで追いかけてきた」
「なるほどね……」
「そしたらミキティが愛ちゃんにイかされそうになってたから」
ブオォン!!
梨華の言葉にせっかく収まりはじめた欲求が復活してしまった。
「きゃ!ちょっとスピード落としてよ」
「畜生……」
「美貴!マジでスピード下げろ!」
「うるせぇ」
「……もう」
- 205 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:41
- 梨華は自分の右足を持ち上げた。
レバーをまたいで
ギャギャギャギャ
美貴の左足の上を越してブレーキを踏んだ。
「ちょ…梨華ちゃん?」
美貴は突然割り込んできた梨華の生足を退けようとした。
そのとき
!!
赤色ランプを灯したパトカーが3台
わきを通過したのだった。
- 206 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:41
- 「警察?」
「このコが呼んだんでしょう」
梨華は後部座席で気絶している愛を指した。
「スピード違反でパクられたらシャレにならないわよ」
パトカーは梨華たちに気づくことなくそのままコクリを通り過ぎていった。
「ふぅ……もうあのアジト使えないわね」
「ねぇ梨華ちゃん」
「何?」
「あの……足」
「ん?」
「その……退けてくれると嬉しいんだけど」
梨華は助手席から脚を伸ばしたまま。美貴の左脚に梨華の生脚が絡まっている。
- 207 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:41
- 「えー?このままじゃだめぇ?」
「美貴、さっき中途半端で終わってつらいんだけど」
必死にそれを我慢しているのだ。
それなのに梨華は
「ミキティの脚、あったかい……」
美貴の耳元で湿った声を出す。
梨華のふくらはぎが美貴の太ももに乗っかっている。
弾力ある梨華の脚は熱を持っていた。
「だ…めだよ梨華ちゃん。今、美貴運転中」
「ミキティのやわらかい脚って久しぶり♪」
「……」
気が散る。
というか……ムラムラしてきた。
- 208 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:42
- 「ほらほらっ…すりすり〜」
「ダメだって!」
「す〜りす〜り」
「い……」
「い?」
「いい加減にしろバカ梨華ぁぁぁ!」
美貴は梨華のふくらはぎの下に手を入れひっくり返した。
「きゃあ」
梨華は脚を投げ出してごろんと転がる。
「ったく。頭の悪い素エロ小説みたく絡んだくらいでその気になんじゃねぇ!」
「なによ……美貴だって嫌じゃなかったでしょう?」
「今、運転中なの!」
「わかったわよ!
でもミキティ」
「何よ」
「素エロ小説は頭悪くないわよ」
- 209 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:43
- 「はぁ?」
「ちょっと今から素エロについて語るわ!」
「あの……それどころじゃないと思うんだけど」
今頃さっきのパトカーが自分達のアジトに到着しているはずだ。
これからのことを考えなくてはならない。
しかも気を失った愛はまだ後部座席にいる。
「堅いこと言わないの!私語る!
ウザいと思う人はこの部分とばしてちょうだい。
>>214-
それでも話はつながるから」
「もともとストーリーなんてないし……」
「うっさいわね」
ツンと乳首を攻撃!
「きゃっ」
- 210 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:43
- 「ミキティ、素エロの定義は何?」
「エロだけを目的とした作品」
「作品…あるいはネタ、ってところよね」
「はぁ……」
「ストーリー性が希薄なだけのはダメね。
それは恋愛ものに失敗してエロに落ち着いちゃったってだけ。
一方素エロは、そこにこだわりを持って全力でエロを書く!!」
しゅばっ!と梨華は手をかざした。
「こだわりって?」
「そこで、チャーミーの掲げる素エロのスーパールール!」
- 211 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:43
- 「その1
登場人物の9割がエロい」
「えー多くない?」
「みんなでムラムラきちゃった方がいいでしょう?」
「あんまバカっぽいのもどうかな……」
「で、大切なのは残りの1割ね。恥じらいを捨てきれない常識人」
「って中身はエロいんじゃん」
- 212 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:43
- 「その2
雰囲気には妙にこだわる」
「雰囲気?」
「そう、ストーリーとか滅茶苦茶なくせに演出にはこだわるの。だから文章力は問われる。
ベッドじゃなく草むらだとか、ロープより手錠だとか」
「それって…雰囲気?」
「そうよ」
「うーん、よくわからん」
- 213 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:43
- 「その3
安っぽいどんでん返し!」
「予想外のが来たな」
「素エロってもエロいばっかじゃたるんじゃうでしょう?」
「うん」
「だからといってストーリーとか恋愛とかは邪魔だ」
「わかるかも」
「そこで簡単なトリックがあると作品がキュッとしまるわけ」
「へぇ」
「それも本当、くだらなくていいのよ。
襲われてると思ってたら実は被レイプ志願者で男を雇ってたとか」
「んな無茶苦茶な……」
「そんくらいでいいの。夢オチも全然OKね」
- 214 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:44
- 「ねぇミキティ。何足もじもじさせてんの?」
「……なんでもない」
美貴は我慢できていなかった。
さっきの梨華のふくらはぎのぬくもりが未だリアルに感じられる。
左足をアクセルから外すわけにはいかないので
右足をもじもじさせてどうにかごまかしていたのだが梨華に見つかってしまった。
「ふふっ、ミキティかわいい」
梨華はそーっと美貴の耳に顔を近づけていく。
「ちょっと……耳に息かかってんだけど」
「くすくす……」
車は長いストレートに入った。
美貴は一つため息をつくとギア比を落とす。
エンジンが猛烈に回転数を上げた。
梨華は美貴の耳たぶめがけて
チロっ
舐めた。
- 215 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:44
-
バッシューーーーーーーーーーン!
クラッチが入り車が猛加速した。
「……梨華ちゃん」
さらにアクセルを踏む。
高速の快感に興奮する。
「ん?」
梨華はハードコアの音量を上げ
もう一度耳を舐める。
「ああっ……」
心地よさに美貴の意識が遊離を始めた。
梨華はペチャペチャと犬のように舌を出して美貴をいじった。
「はぁ……最高」
ブオォォン!
スピードは180を超えた。
- 216 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:44
- ハードコアの重低音が鳴り響きエンジン音と重なって身体を振動させる。
梨華はゆっくりと手を美貴の胸に伸ばしていた。
美貴の乳房がすっぽりと梨華の手におさまる。
梨華の手から美貴の鼓動が伝わってきた。
「早い……」
「こうふん…しちゃって」
「じゃあもっと」
ぎゅうと梨華は美貴の胸を握る。
「いっ……」
痛みに顔が歪んだ。
しかしその直後、
手を緩めて撫で回していくる。
「んくっはぁ……」
苦痛の中に甘い感覚が混じり恍惚する。
「だめ……事故る」
- 217 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:44
- しかし言葉とはうらはら
車は加速していく。
梨華のペースも加速していた。
「ま……マジでやばいよ……」
―――だめだ、停めよう
美貴はブレーキをかけた。
一気に踏んでしまった。
ギャリギャリギャリギャリ
高速で急ブレーキがかかりコクリのタイヤがすべりだした。
赤かった美貴の顔が青ざめる。
梨華も事態を把握して息をのんだ。
- 218 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:44
- ギャリギャリギャリギャリ
「あーっ!!!」
美貴は大声で前を指差した。
進行方向に軽自動車が停まっている。
美貴はハンドルを切ったがタイヤがロックしているため効果がない。
そして
ガシャン!
コクリは軽に追突した。
- 219 名前:コクリ 投稿日:2005/03/17(木) 20:44
-
BAD Sisters
- 220 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/03/19(土) 02:54
- 熱っぽくやっぱ頭悪いとかいってみる
町。
- 221 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/03/21(月) 08:07
- このテンポ好きっす
- 222 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/04/03(日) 21:18
- ageたいけど、sageとく…
- 223 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/04/13(水) 00:43
- 更新待ってます
- 224 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/04/23(土) 13:19
- 作者さ〜ん、まだですか〜?
- 225 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/05/03(火) 00:16
- そろそろ待てなくなりそう
ヨロ〜
- 226 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/05/06(金) 01:14
- 更新、待ってます
- 227 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/05/08(日) 20:24
- コクリさ〜ん、待ってますよ〜
- 228 名前:コクリ 投稿日:2005/05/08(日) 23:02
- 生存報告。
身辺落ち着くまで……いやいいわけです。お待たせしてごめんなさい。
もちょっとしたら再開したいです
- 229 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:17
- 「ど……どうしよう」
「に……逃げた方が」
すると、軽の中から女が1人出てきた。
顔を憤らせて一直線にコクリの運転席に向かってくる。
「ミキティ、あいつを助手席の方に回して」
「了解!」
そう言って美貴は扉を押し開けて車外に出た。
美貴の顔を見るや、女は激しくまくし立てた。
「ちょっとあなたどーしてくれんのよ!
安そうに見えるけど買うの大変だったのよこの車」
「ご……ごめんなさい。余所見してて」
「修理代ちゃんと払ってくれるんでしょうね」
「すみません。ちょっと……落ち着いて話をしましょう」
美貴は女の肩に手をかけながら歩道の方に促す。
女はぎゃあぎゃあとわめきながらも美貴に従い
2人は助手席のそばまで来た。
- 230 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:17
- そのとき
バタン!
助手席のドアが開いた。
女は突然のことに振り替えった。
しかしそれより早く
バリバリバリ!
音とともに女の身体がビクンとはね
その場に崩れ落ちた。
「梨華ちゃんナイス!」
「ミキティ助手席でそいつ見てて。私運転する」
「わかった」
美貴はぐったりとなった女を抱え上げて助手席に乗せた。
自分は女の身体に馬乗りにまたがる。
「OK!車出して!」
「了解!」
ギャギャギャギャギャギャ
タイヤを軋ませてコクリが発進した。
- 231 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:17
- 「スタンガンなんてよく持ってたね」
「ダッシュボードに入ってた」
「へぇ……」
「ねぇミキティ、その姿勢つらくない?」
美貴は助手席で気を失っている女にまたがったままだった。
フロント硝子に背中を向けたままだ。
「ちょっと……こわいかも。とりあえずこの人どうにかしないと」
「さすがに人質2人も抱えるのはしんどいわね」
美貴はスタンガンを女の首筋にあてがった状態で
女の頬をぺしぺしと叩いた。
「あのー、起きてください!」
「ふ……ふにゃ?」
目がゆっくりと開いた。
しばらく視線は宙をさまよう。
そして美貴に焦点を結んでいく。
「……え?きゃあ!!」
「おっと、動かないで!」
美貴はスタンガンを強く首に押し付けた。
「ひっ……」
- 232 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:17
- 「い…いやっ、殺さないでください」
「ねぇ梨華ちゃん、この人かわいいかも」
「んなこたどうでもいいのよ!
早く聞くべきこと聞いちゃってよ」
「はーい。
ねぇあなた」
「はいっ」
美貴が軽く声をかけただけで相手はすくみあがってしまった。
「誕生日はいつ?」
「8月10日です」
「ミキティ!何わけわかんないこと聞いてんのよ!」
梨華がアクセルを踏むと車が砂煙を巻き上げた。
「いーじゃんちょっとくらい。
で、あの車にはあなたの他に誰か乗ってた?」
「1人乗せてました」
「だって梨華ちゃん!」
「やばいね。通報されているかも」
「いえ、してません。あのコはそんなことしません」
- 233 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:17
- 「でも目撃者がいるかも知れないし……
梨華ちゃん、これからどうする?
もうアジトには戻れないし
2人抱えてどこまで逃げられるか……」
「そうねー、当面は人質を使って逃げ回るしかないなー」
「え?」
女の目が見開かれた。
「そんな……助けてください……」
「だめだめ。でも梨華ちゃん、その後は?
そんなの一時しのぎにしかならないよ」
「うーん。それじゃあ……」
梨華はじっとフロントを見つめたまま言った。
「このままテキサスを抜けてメキシコに出る!」
「ええ?」
「国境さえ越えればどうにかなるだろう。
そこを抜ける前に人質さえ片付けとけばOK。
さらば自由の国。私達はさらなる自由を求め旅立つ」
梨華はコクリの速度をさらに上げた。
- 234 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:18
-
- 235 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:18
-
- 236 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:18
-
- 237 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:18
- 「いやいや。
ここ全然日本だから。国境とかないから。
車普通に左走ってるし」
「えぇ?」
梨華が鼻にかかったすっとぼけた声を出した。
「えぇじゃなくて。そんなボケいらねぇよ」
「そーお?」
「あのさ、そのキャラ結構ウザいんだけど……」
「出た……欲求不満」
「うるさい!」
美貴は自分の下でおびえた表情を浮かべている人質を見た。
「本当……かわいい人」
「……」
美貴にじっと見られて女は息を飲んだ。
身体が強張っているのが、美貴にも伝わってくる。
「ねぇ、キスしていい?」
- 238 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:19
- 人質の顔が驚きと恐怖で歪んでいく。
しかし美貴は構うことなく自分の顔を近づけていった。
「……やめて」
小さくそう言うが、美貴にスタンガンを押し付けられて黙った。
抵抗できず身を固めている人質に美貴は唇を重ねた。
「むむっ……」
強く貪るように。唇の濡れたやわらかい感触を味わう。
女は首を捩らせながら美貴から逃れようとする。
しかし美貴は必死に
女の唇に
「く……くちゅう」
吸い付いていった。
―――やわらかくって気持ちいい……
美貴は目を閉じてキスを続ける。
- 239 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:19
- ―――舌……入れちゃおうかな
美貴が舌を突き出そうとしたそのとき
「え!?」
美貴の身体がふわりと浮かんだ。
「きゃあ!」
ドサッ
気がつくと美貴は後部座席に投げ出されていた。
慌てて起き上がろうとしたそのとき
女がのしかかってきた。
「ふふっ……隙あり」
「てめぇ」
「おっと!」
美貴の首筋に冷たい金属の感触。
「動くと電流が流れますよ」
女はにやりと笑った。
- 240 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:20
- 「……畜生」
「運転手!車を戻しなさい!!」
「ミキティ大丈夫?」
「だ……だいじょうぶ!今んところ」
「言うとおりにしなさい!!」
キッ……
梨華はコクリを停めた。
「どこに行けばいいの?」
「さっきあなた達がぶつけた所まで戻って!」
「え?」
「車の中の子を回収しないといけないわ」
「回収?」
「いいから、早く戻りなさい!」
「……わかったわ」
コクリはUターンをして走りだした。
- 241 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:20
- 「そうそう。このエロ娘を助けたかったら急いで戻ってね」
「え……エロくない!」
「いきなりキスしてきちゃって
エロいべさ!」
「このっ!」
美貴は左手でスタンガン持つ手を押さえ
右手を女の首に伸ばした。
「ぐっ……」
美貴の指が女の喉仏に食い込む。
左手も力を抜かずにスタンガンを必死に防いだ。
「梨華ちゃん!車停めていいよ!
こいつ殺すから!」
美貴はさらに指を強く押し込んだ。
喉をつぶす勢いだ。
「うぐ……ぎぎっ……」
女の顔が真っ赤になっていく。
女は空いている方の手を美貴へとすばやく伸ばした。
- 242 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:20
- そのとき
「ふぁあ!」
美貴の肩がビクンと跳ねた。不本意に跳ねた。
―――何?今の……
突然、両腕が自分のコントロールを離れたみたいだった。
それと同時に、心臓が一瞬絞られ情けない声を出してしまったのだ。
「すごい反応!やっぱりエロいわ」
―――今……触ったの?
「こう見えてもマッサージは得意なの」
「マッサージって……」
指が
美貴の胸の突起を弾いた。
ピンッ
「きゃんっ!」
- 243 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:20
-
ツンッ
「ふにゃぁ」
「どう?……もっとして欲しい?」
美貴はふるふると首を横に振った。
しかしその動きには力がまるでない。
「ふふっ、無理しちゃって」
両手が美貴のシャツを捲り上げて入ってくる。
「いやっ!」
女の手がするすると
美貴のブラの下にもぐりこんできた。
右と左の両方。
「ちょっと美貴!何してんの!?」
「だ……だって」
美貴の胸は相手の手中に収まっている。
両の乳房を包み込む手の温かさ。
- 244 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:20
- 「ふふっ……先っちょが立ってきてる」
美貴の顔が赤くなった。
うすく汗ばんだてのひらが
たまごを扱うみたいにゆっくりと撫で回してくる。
美貴は声を出さないようにぐっと歯を結んでいたが
「んんっ……んんっ……」
鼻から切なげな息が漏れてしまった。
手は乳房の形を変えないようにやさしく
すれすれの所をすべっていく。
力の加わらない刺激。
その感覚は美貴の中に変な「期待」をもたらした。
―――……もっと
自分の胸をこの人に任せてしまおう。
そう思わせる優しさが、てのひらから胸に伝わってくる。
心臓がやばいくらいに高鳴っている。
―――心地いい……
- 245 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:21
- 他の感覚がなくなっていた。
ふわぁと浮かび上がるような感じ。
手と接触している突起だけが熱を帯びていた。
「美貴!!早くそいつをやっつけなさい!」
「り……かちゃん」
梨華の言葉に、美貴はどうにか理性を取り戻すと
再び女を攻撃しようと手を伸ばしかけた。
しかし
!!
両の乳首を同時につねられた。
「ああぁぁぁぁぁぁぁ」
痛みはなかった。
しかし、全身が痙攣を起こしたみたいに痺れた。
―――やばいっ……
ほんのちょっと、ほんのちょっとつままれただけというのに
「はぁ……はぁ……」
息があがるほど感じてしまった。
- 246 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:21
- ―――濡れてる……
身体が反応してしまった。
再び指に力が加わる。
指の腹で先っちょを擦られた。
「あぁ……ん……くはぁ!」
すると今度はボタンを押すみたいにくいっと乳首を押し込んでくる。
「……んくっ」
押さえつけられて胸が苦しくなった。
……切ない。
めまぐるしい指使いに美貴は息も絶え絶えだった。
力が揺るんだと思ったら
小刻みに爪弾きが始まった。
「ふあぁぁぁぁ……あっぁあぁ!」
声を抑えることができない。
目の前が白く霞みはじめた。
―――すごい。胸をいじくられているだけなのに……
- 247 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:21
- 美貴は
あそこに溜まりはじめるのを感じていた。
―――もう出ちゃいそう
その時
攻撃が止んだ。
「はぁっ。はぁ……」
「どう?もっとして欲しい?」
美貴は虚ろな目で女を見上げると
子どものようにこくんとうなずいた。
「もっと……もっと……」
「じゃあ私のことは、なつみお姉様と呼びなさい!」
「ちょっとマッサージ師!ミキティに何してんのよ!」
「なつみおねぇさまぁ〜。もっとしてください!」
「ふふっ……わかったわ、みきつぁん。
運転手!ちゃんと前見て運転しなさい。
この子が死ぬわよ!」
「おねぇさま!美貴を殺してください!!
気持ちよくて死んじゃうよぉ!」
「……バカ藤本」
- 248 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 21:21
-
BAD Sisters
- 249 名前:コクリ 投稿日:2005/05/13(金) 23:09
- 大変お待たせして申し訳ありませんでした。
がんばります;汗
- 250 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/05/13(金) 23:30
- ワ〜イ!更新されてる
ホントに待ってましたぁ
なつみ姉さん…
次回も期待してます(笑)
- 251 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/05/14(土) 11:46
- バカ…ってwww
更新お疲れ様です。面白くて死んじゃいそーです。
- 252 名前: 名無飼育さん 投稿日:2005/05/14(土) 15:49
- やっぱエロって良いですね
kokriさんの文章好きです
- 253 名前:名無し飼育 投稿日:2005/05/15(日) 22:41
- おもしろいし作者さん大好きです!
頑張ってください!
- 254 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/05/22(日) 15:33
- 毎回おもしろいです。
エロ小説に関する掟が守られていて、とてもいいです。
- 255 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:36
- コクリは事故のあった場所まで戻ってきた。
幸い……といえばいいのだろうか、誰にも見つかっていない。
さっきのままだった。
「あの子ちゃんと座っているわね。
運転手!あの子を連れてきなさい!」
「あの子って……誰?」
梨華はバックミラーで後ろに問いかけた。
なつみはにやりとして答えた。
「私の人質よ」
- 256 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:36
- しばらくして梨華が戻ってきた。
「こんなかわいい子を……」
「あなたたちみたく乱暴はしないわよ。
ちゃんと手なづけて連れてくる。
だから私のことずっと待ってたんでしょ」
「……あなた一体」
「とっくにご存知なんでしょうね?
新聞を騒がせている希代の誘拐犯……」
そのとき
!
なつみのスタンガンが梨華に押し当てられた。
「じゃ、そういうことだから大人しくしててね」
バチッ
梨華の全身から力が抜け意識を失った。
- 257 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:36
-
BAD Sisters
- 258 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:36
- ゴム臭とシンナー臭の混ざったようなにおいが微かにした。
体がごつごつとぶつかっている。
車の振動のせいだろう。
梨華は目を開けた。
…………。
しかしいつまでたっても視界は開けなかった。
暗い。何も見えない。
ただ車の振動で体が揺れているだけ。
―――トランクにぶちこまれたか……
梨華は臭いに注意を向ける。
この臭い……おそらくコクリの後部トランクだろう。
梨華は体を起こそうとしたが
上手くいかない。
―――縛られてる
後ろ手に縛られているようだった。
- 259 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:36
- それに何かやわらかいものがあって
上手く身動きがとれない。
すると
「何?」
梨華はその感触の正体をさぐろうと
さらに肩をぐりぐりと動かしてみる。
暖かいやわらかいもの。
「……誰?」
人のようだった。
- 260 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:36
- 「んん……うんん」
その人物が小さく唸る。
梨華の肩に揺すられて目を覚ましたのか。
―――この声……
「愛ちゃん!!」
「ふえ?」
愛が起き上がって
ゴンッ!
天井に頭をぶつけた。
- 261 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:37
- 「ごめんね。コクリのトランクって小さいの」
梨華は「うう……」と唸る愛に囁きかけた。
梨華もよく知っている愛車の収納はそこまで大きなものではない。
人がよく2人も入ったなと感心してしまう。
もっともぎゅうぎゅう詰めだったが……。
「……暑い」
「ごめんね。コクリのトランクって小さいの」
「さっき聞きました」
密着している肩と肩の間に汗が溜まっている。
「ねぇ、愛ちゃんの手も自由利かない?」
「うん。縛られてます」
「……畜生」
2人とも黙った。
脱出する手段が思いつかない。
2人は沈黙。
感じるのは車の振動とトランクの臭いと
愛の鼻息の熱さだけだった。
- 262 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:37
-
BAD Sisters
- 263 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:37
- 「あの……なつみお姉さま」
美貴は助手席のなつみに聞いた。
「何?みきつぁん」
「梨華ちゃんたちも……助けてくれるんですよね?」
「ふふっ……何も心配しなくていいんだよ。
そこ右ね。事故らないように運転してて」
「……はい」
「そうそう。いい子にしてたら
家についてからしてあげるからね」
結局なつみも途中でやめてしまった。
愛のとき、梨華のとき、なつみのとき。
じらされすぎていた。
美貴はしらず、足をもじもじさせていた。
- 264 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:37
- 美貴はちらりと後部座席を見た。
「ねぇ君……」
「はい?」
後部座席の人質がミラー越しに美貴を向く。
ふっくらした感じの顔
ぷにゅぷにゅのほっぺがかわいい。
「誕生日はいつ?」
「……」
「なんとなく聞いただけ。答えたくないならいいや。
そのふっくらほっぺかわいいね。つねりたくなっちゃう」
すると助手席の少女はミラーををじっと見ながら
小さな声で言う。
「……2月7日」
- 265 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:37
- 「あっごめん。つねりたくなるって脅すつもりはなかったんだけど……」
「……」
再び少女は黙ってしまった。
「ただほっぺたかわいいなぁってそれだけ。ごめんね」
「……」
「なぁにしゃべってんのさ」
「すみませんなつみお姉さま」
美貴はフロントに目を戻した。
足はますますもじもじしていた。
- 266 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:37
-
BAD Sisters
- 267 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:37
- 「はぁ……」
梨華がため息をついた。
「私たち……殺されちゃうのかな」
「……たぶん」
愛が低い声で小さく言った。
暗くて顔は見えないがその声には絶望が漂っている。
再び沈黙になると車の振動が大きく感じられた。
その振動に混じって
密着している愛の肩が呼吸に合わせて上下している。
ふと
梨華の頬に暖かい呼気が触れた。
愛がこちらを向いたようだ。
- 268 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:37
- 梨華は愛が何か話しかけてくるかと思って待っていた。
髪の毛の2、3本がぱさぁと流れてきて梨華をくすぐる。
―――いい匂い……
梨華には肩の動きが大きく早くなったように感じられた。
気がつくと脚も触れていた。
愛の膝が梨華のふくらはぎを圧迫している。
接触している箇所にはやはり汗でじっとりと湿っているのがわかる。
「何?愛ちゃんどうしたの?」
「……」
―――ちょっときついんだけど……
近づきすぎている。
愛が自分の意志で梨華に寄りかかろうとしていた。
- 269 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:37
- おそらくこういう構図は最初のときに決まってしまったのだろう。
アジトで愛にいたずらを仕掛けたときから
抵抗もきかずにこの子を犯したときから
自分がリードしていくような関係の礎は築かれていたのだ。
愛は梨華に垂れかかろうと
無理に身体をこちらに向けようとしている。
それには死への恐怖と
狭苦しいトランクに2人という異常な状況が作用していたように思える。
愛は求めている。
―――愛ちゃんかわいい……
梨華の胸がきゅんと締め付けられる。
車には、これまで何人も攫ってきた凶悪な犯罪者がいて
自分たちの運命は
この少女の運命は
そいつに預けられている。
しかし今
愛を悦ばせるも、焦らすも、梨華の自由。
- 270 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:38
- きっと自分たちに未来はない。
でも今
ほんのちょっとだけのささやかな楽しみ……
梨華は自分も首を愛に向けた。
愛の顔が近すぎたため鼻先がぶつかってしまった。
「愛ちゃん……して欲しい?」
梨華はささやきかけるようにそういうと
おでこを愛のおでこにくっつけてやる。
愛はうなずきはしなかった。
そのかわり
「……ん」
その鼻から漏れた小さな声が肯定の合図だった。
「しよっか……」
- 271 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:38
- 梨華は身体をよじらせて器用に向きを変え
片方の脚を愛の方に投げ出した。
そのまま愛の腰をまたいで身体をひねる。
「愛ちゃん、重くない?」
梨華の身体は愛に乗っかっていた。
「だ……いじょうぶ」
愛はそういうが
梨華の背中はトランクの天井に押し付けられている。
愛も苦しいに違いない。
少し身体を動かすだけでも2人の服が擦れあう。
まして手は後ろ。
「なんか……」
愛が苦しげな、しかし切なげな甘い声で言う。
「胸がつぶれて変な感じ」
梨華の乳房が愛のに押し付けられて
2人の胸を圧迫していた。
- 272 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:38
- 「愛ちゃん……弾力あるね」
「そう?……じぶんじゃわかんない」
「やわらかくって……気持ちいい」
梨華は意図的に身体を上下に動かし胸を擦り合わせてみる。
「服の上からじゃ……あんまわかんないかな?」
梨華はそう言ったが愛の呼吸は梨華の動きに同調していた。
「……ん。なんか……安心する。こういうの」
「そう?」
「石川さん……もっとして」
「いいよ」
しばらく続けた。
直接的な刺激はなかったが
もぞもぞと位置を変える度に
愛の乳房、梨華の乳房の形がいびつなものになって
それがなんか楽しい。
「キスしよ」
梨華は愛に口を近づけていく。
すると向こうから吸い付いてきた。
- 273 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:38
- くちゃくちゃと音を立てて
梨華の口を貪るように愛の舌が入り込んでくる。
梨華も自分のを愛の舌に絡めるように。
唾液が舌を伝って愛の口内へと流れていくのがわかる。
上手く口にいかずによだれとなって流れ出たのにも気づいた。
―――私のつば……愛ちゃんのよだれみたい
梨華は今度はわざと唾液をべちゃべちゃと流した。
愛の顔を汚すために激しく舌を動かしていく。
「んんっ……むっ……」
愛の鼻から甘美の声が漏れた。
カチッ
近づきすぎて前歯と前歯が当たってしまった。
梨華は唇を離す。
唾液が糸を引いて梨華の舌先と愛の口をつないでいた。
- 274 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:38
- 「はぁ……激しい」
「石川さんっ」
愛が梨華の下で身体をもぞもぞともぐりこませようとしている。
愛の顔が徐々にさがっていく。
「愛ちゃん?何するの?」
ずりずりと身体は移動していく。
とうとう梨華の胸の中に愛の顔が埋もれてしまった。
と思ったら
―――痛っ
乳首に齧りついてきた。
「こ……こらっ」
「ごめんなさい。
気持ちよくしてあげたくって……」
そういうと愛はシャツの上から梨華の胸をぺろぺろと舐め出す。
手が使えない状況でどうにかして梨華を感じさせようとしているのだ。
- 275 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:39
- 「愛ちゃん……」
愛の舌が胸を這いずり回る。
シャツが邪魔して刺激はちょっとしか伝わらない。
「愛ちゃん。もういいよ。嬉しかったから……」
するとじゅるじゅると音がしだした。
口の中につばをいっぱいためて
シャツが濡れるほどつばを溜めて乳首に吸い付く。
水分を含んだシャツはぴったりと梨華の胸に張り付いた。
「ん……はぁ……ちょっといいかも」
- 276 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:39
- 梨華がそう伝えると愛はさらに激しくチュウチュウとおっぱいを吸う。
乳首の先端がぴりぴりと痺れてきた。
「気持ちいい……」
愛はシャツごと口内に含んだ乳首を舌先でチロチロする。
「あっ……はぁぁ……愛ちゃんすごい」
全身汗だくになっていた。
トランクは2人の熱気でサウナ状態。
体臭まで感じられるほどこもった空気の中……
―――濡れてきた……
梨華の意識に霞がかかりだした。
- 277 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:39
-
BAD Sisters
- 278 名前:コクリ 投稿日:2005/05/26(木) 21:43
- >>250
お待たせしましたぁ。
次回もその次もその次もこんな感じで
>>251
実は書いているとき死んじゃいそうです;
>>252
ありがとうございます。
エロ……いいですねぇ
>>253
読者さん大好きです!
頑張ります!
>>254
掟破りな素エロって意外とすくなかったりします。
ベタでもなんでもいいやって感じでやってます;汗
- 279 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/05/28(土) 20:46
- おもしろいです
他の作品の更新もたのしみにしています
- 280 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/05/29(日) 01:44
- 密室エロいいですねぇ
文章も上手くて最高っす
続き期待してます!
- 281 名前:名無し飼育さん 投稿日:2005/05/29(日) 17:13
- ぜひ!よっすぃ〜も参加させてください
- 282 名前:名無し飼育さん 投稿日:2005/05/29(日) 22:45
- 1にすでにしっかり登場人物書いてあるのだからそういうことなのでしょう。
リク募集型の短編スレならともかく
ここであまり読み手の個人的趣味をリクエストするのも如何かと
- 283 名前:飼育 投稿日:2005/06/08(水) 17:49
- ( ´ Д `)<後藤も参加させてよ
- 284 名前:ひろ〜し〜 投稿日:2005/07/07(木) 16:16
- ぅわぁ。。。すごぃ///
なんか全身ゾクゾクっってきました///
続きまってます!!
- 285 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:05
- 美貴はコクリの振動が強くなってきたのを感じた。
山道に入って30分、走り続けている。
シートからごつごつとした路面の感触が伝わってくる。
ラジオでは速報が流れていた。
「ねーみずがめ座ちゃん……あなたはどうして
なつみお姉様についてきているの?」
「みずがめ座?」
「2月生まれなんでしょ?」
「……はい」
「みきつぁん、おしゃべりしてないの!」
「……すみません」
<世間を騒がせている『人攫い』のものと思われる車が
○○区の路上で放置されていたのを地元の警察官が発見しました。
車内には現在行方不明の加護亜依さんの靴も見つかっており……>
「あの……お姉様。車、大丈夫なんですか?」
「別に平気だべ」
- 286 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:05
-
BAD Sisters
- 287 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:05
- 「んんっ……だめだ、愛ちゃんもうちょっと脚開かない?」
「膝がぶつかってこれ以上動かせない」
首の筋肉が疲れてきた。
梨華はもう一度、頭を押し込もうとするが
「このままじゃ狭くて頭が……」
頭を愛の股間に入れることができなかった。
「石川さんこそ無理ですか?」
梨華の脚は梨華の脚で
愛の頭を太ももの間に挟むところまではできた。
しかし
それが限界。
きつくて愛の頭は一寸も動かないのだ。
お互い歯を使って
下半身を脱がすことには成功したというのに
このままではなにもできない。
鼻息だけが股間に吹き付けてくる。
その
微妙なくすぐったさに梨華は焦らされる。
どうにかして届いて欲しいと願うが叶わなかった。
- 288 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:06
- さっきから悪路を走っているのだろう、トランク内は激しく揺れている。
2人とも汗をびっしょりにして
どうにか相手の大事な部分に自身の顔を近づけようと必死だった。
梨華は
もう一度両脚に力を入れて愛の顔の圧迫を解こうとする。
「んんんん…………」
ゴリゴリ
膝がトランクの壁面を擦った。
かなり痛かったが
―――よし!膝を曲げられる!
梨華は更に踏ん張って膝に角度をつけ
股を大きく開いた。
- 289 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:06
- 愛の顔が茂みの中に飛び込んでくるのがわかった。
「くすぐったいよ……」
愛は頭を必死に動かして
梨華の大事な部分を探っていく。
湿った舌先が陰毛をかき回す。
ナメクジの這ったような感触に梨華は鳥肌が立ってしまったが
その舌先が梨華の核心に近づいていくにつれ
―――はやく……
嫌悪感は期待へと変っていく。
そして
舌先が
「届いたよ」
愛が顔を股間に埋めたまましゃべった。
振動と生暖かい呼気が刺激となって
梨華の身体が小刻みに震えて……
- 290 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:07
- 「ごめん……漏れた」
汁が垂れてしまった。
チュルチュル
と液をすする音が聞こえてくる。
「ああん……ねぇ、愛ちゃんも……愛ちゃんも脚開いて」
「でも……引っかかって」
「ん?ここ、もうちょっとこっち。スペースある」
ゴリゴリ
愛が力を入れた刹那に
梨華は首に渾身の力を入れて頭を割り込ませていく。
「よし!」
頭が股の間に入った。
眼前に迫った愛の秘部からはじっとりとした汗のにおいに混じって
ムンと雌の匂いが放たれている。
微かな甘さを含んだ臭気が梨華の鼻腔をつつく。
梨華はその匂いを求めてさらに鼻をクンクンとひくつかせる。
- 291 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:07
- 「石川さん?何してるの?」
「んん?……」
梨華は鼻を動かすのみで返答しなかった。
「やだ…ちょっと恥ずかしい」
愛が湿った声を立てた。
股に力が入っている。梨華の辱めから逃れたいのだろう。
しかし
この密室で逃れようなどあるはずがなかった。
それがわかっていた。
梨華はじっくりと鼻を鳴らして息を吸い込んでいく。
敢えてそれ以上の刺激はしない。
「……いい匂い」
「や…だ。ほんっ……とうに……恥ずかしい……」
愛は喉から絞られるような掠れた声を震わせている。
声だけじゃない。
肩から大腿まで全身が小刻みに震えていた。
「おねがい……もう……」
何をするでもなく
ただひたすらに恥部を嗅ぎ続けられる屈辱が
愛を翻弄し震わす。
- 292 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:08
- 「はぁ……ねぇおねがい……」
愛は息も絶え絶えに懇願した。
「ふふふっ」
梨華は鼻先を『愛』に近づけていく。
ツンと、先っちょが触れた。
「ひあぁ」
愛の全身がびくんとなった。
「何よ?ちょっと触れただけなのにー」
「だって……」
匂いを嗅がれるという事実に
愛の無意識が梨華を求めていたのだろう。
そこへ梨華が鼻を突っ込んだもんだから
愛の身体が面白いくらい反応したのだ。
梨華は鼻の突起をさらに置くへと押しやった。
- 293 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:08
- 「ああっ……」
鼻腔から愛液が入り込んでくる。
梨華は息を止めて鼻先で中を擦った。
「くっ……はぁ……んん」
愛が梨華の脚にしがみついてきた。
そして自らも舌を使って『梨華』に入ってきた。
「んんん!」
梨華もあえぎを漏らす。
その刺激に後押しされるように梨華は鼻先をさらに激しくする。
「ちゃぷっ……れろ……」
愛は舌の腹で雑に、しかし大きく梨華を舐め回した。
「ああああっ!いい!」
- 294 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:08
- 梨華は思わず『愛』から鼻を抜いた。
愛の攻撃は止まない。
―――愛ちゃん……上手……
舌のザラザラした感触に下腹部がピリピリとくすぐられる。
―――やばい!
梨華は反撃とばかりに
唇で『愛』に吸い付いた。
「ぷっ…くちゅうぅ」
どんどん出てくる汁を吸い込んでいく。
愛のあそこが震えはじめた。
梨華はすかさず前歯を『愛』に立てた。
コリッ
「きゃうっ!!」
猫のような声が響いて
パチャ
『愛』の中から温かいものが飛び出てきた。
- 295 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:09
-
BAD Sisters
- 296 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:12
- >>279
応援ありがとうっす!
……他の作品、どっどれだ!?
なるべく滞らぬように頑張りまする〔マジ頑張れオレ〕
>>280
この暑い季節には密室がいい感じ(?)
>>281
>>282
>>283
ありがとうございますね〜。
どこかでリク募集もやりたいんですが
なんせ今は更新進めるのを優先で……すみません。
>>284
もっともっとゾクゾクしてくださいっ!
- 297 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:13
- 気がつくと陰気な室内にいた。
横になっていた体を起こそうとすると途端
頭痛がした。
―――さっき……
愛との行為の後、突如襲ってきた眠気に2人とも気を失ってしまったのだ。
―――ここは?
狭い部屋だった。
簡単なベッドと小さな窓があるだけで
がらんとしてはいたが、それでも狭く感じられる。
そして入り口は木の格子になっていて
暗い廊下の様子がよく見える。
―――牢屋だ……
まるで時代劇にでも出てきそうな木の牢屋だった。
- 298 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:13
- そのときコツコツと足音が聞こえてきた。
梨華は身を硬くして格子扉に目を凝らしている。
すると
片手に懐中電灯を持った1人の少女が歩いてきた。
ゆっくりと、牢屋の様子を舐めるように眺めている。
見張っているのだろう。
―――何?
梨華はその格好の異様さに呆然としてしまった。
右手に懐中電灯を持ち、左手には鍵の束。いかにも牢番らしい。
問題は服装である。
「あっ……起きた」
少女は梨華を指差して言った。
「あなたは?」
「わぁ……しゃべった」
「ちょっと何よ、人を動物みたいに」
梨華は立ち上がって格子ごしに少女の正面に立った。
改めて少女を観察する。
ふわふわとやわらかそうな髪にぱっちりとしたタレ目。
厚い唇が懐中電灯に照らされてふるふるとしている。
- 299 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:14
- 少女は大きなTシャツだった。
背景に溶け込みそうな濃い紺色のTシャツは
まるで身体に合っておらず、袖も胴もダボダボだった。
それが、膝上まで伸びている。
「あなた何て格好しているの?」
「これはお姉さまの命令です」
少女はムスっとして言い返してきた。
気が短い性格のようだ。
「そ……」
やはりこいつはなつみとかいう女の手下か。
今頃、美貴や愛はどうしているだろう?
それから人質になっていた女の子。無事でいるだろうか。
何とかして、ここから出なくてはならない。
「なつみって女……変な趣味してんのね」
「何だと!!」
少女は一歩詰め寄ってくる。
それにしても迫力のない声だった。
- 300 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:14
- 「下っ端にそんな格好させるなんてどうかしてる」
「私は下っ端じゃない!!」
さらに少女が一歩詰め寄って来た。
その瞬間
「うわぁ!」
格子の間から梨華の手がのびてTシャツを掴んだ。
そのまま乱暴に手を引き寄せる。
少女の身体が格子にガンとぶつかった。
「痛っ……」
それでも梨華はシャツを引く手を緩めない。
シャツが捲り上げられて太ももから上
白いパンツがのぞいていた。
「あ……中は白なんだ。これも『お姉さま』の趣味?」
「は……はなせ!」
「でも生地薄いね。毛が透けて見える」
「はなせ!!」
少女は顔を赤くしてぎゃあぎゃあとわめいた。
- 301 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:14
- 梨華は更にシャツを絞り上げると今度は反対の手をシャツの中に突っ込んだ。
中に入った手は腹から胸を突き上げ
「……ノーブラ。趣味悪っ……」
襟を突き抜けて少女の首を掴んだ。
「鍵をよこしなさい!」
「……ぐっ」
少女は梨華から逃れようとするが
手がシャツの中を通っているため身体を引き離すことができない。
「首をへし折るわよ!
それとも、パンツの中をいじくってあげようか?」
「ふ……ふわぁぁ」
少女の顔が怯えの色に染まる。
「お……おねぇさまぁ!!おねぇさまぁ!!!」
- 302 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:15
- するとバタバタとかけてくる音とともに
なつみがやってきた。
「あさ美ちゃん!!大丈夫」
「来るんじゃない!!」
梨華が渾身の怒鳴り声を上げる。
「まぁなんてこと……あさ美ちゃんを離しなさい!!」
「一歩でも動いたらこいつを殺す!」
なつみは立ち止まった。
「何が望み?」
「美貴をここに連れてきて!」
梨華がそういうと突然
「ふふふふふふふっ」
なつみが笑い出した。
- 303 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:15
- 「ああ、美貴つぁんね。美貴つぁん連れてくればいいのね?」
「……そうよ」
梨華はなつみの笑の正体がつかめない。
「美貴つぁんは今、あの子と遊んでいるはずだけど……」
「あの子って?」
「私の獲物。あの子かわいいから美貴つぁんも気に入っちゃったみたい。
『みずがめ座ちゃん』とか呼んで可愛がっているわ」
「遊びってまさか……
美貴にそんな趣味はないわよ!」
「……変な遊びはしてません。いくらなんでもそりゃまずい」
「人攫いが何言ってるのよ!」
「あらっ……勘違いしてるみたいね。
まぁいいわ、ちょっと待ってて。連れてくるわ」
「変なことしたらこの子を犯すからね!」
「い……いやっ、お姉さま助けて!」
「あさ美ちゃん?いい子で待ってなさい」
「ああ……お姉さま!」
なつみは行ってしまった。
- 304 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:15
- 「ああ、美貴つぁんね。美貴つぁん連れてくればいいのね?」
「……そうよ」
梨華はなつみの笑の正体がつかめない。
「美貴つぁんは今、あの子と遊んでいるはずだけど……」
「あの子って?」
「私の獲物。あの子かわいいから美貴つぁんも気に入っちゃったみたい。
『みずがめ座ちゃん』とか呼んで可愛がっているわ」
「遊びってまさか……
美貴にそんな趣味はないわよ!」
「……変な遊びはしてません。いくらなんでもそりゃまずい」
「人攫いが何言ってるのよ!」
「あらっ……勘違いしてるみたいね。
まぁいいわ、ちょっと待ってて。連れてくるわ」
「変なことしたらこの子を犯すからね!」
「い……いやっ、お姉さま助けて!」
「あさ美ちゃん?いい子で待ってなさい」
「ああ……お姉さま!」
なつみは行ってしまった。
- 305 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:16
- 「じゃああの子もそうなの?」
「そりゃそうです。あんな子に対して変なことしませんよ。
人攫いじゃあるまいし」
「……あいつの正体って」
そのとき
「あさ美ちゃん?大丈夫何もされてない?」
なつみが戻ってきた。
「お姉さま!こいつお姉さまのこと勘違いしてるみたい」
「やっぱりね。みずがめ座ちゃんを見て気づかなかったの?
私は人攫いじゃないって。
私は世間を騒がす希代の犯罪者」
そのとき美貴と、もう1人
みずがめ座ちゃんと呼ばれた少女がやってきた。
「連続少女誘拐犯だべ!」
美貴が一歩なつみに歩み寄った。
- 306 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:16
- 「なつみお姉さま。舞ちゃん連れてきました」
そう言って美貴は少女を差し出した。
「ああ、その子舞ちゃんっていうんだ。そういや知らなかった」
「そうです。
萩原舞ちゃん。
2月7日生まれ。だからみずがめ座ちゃん」
- 307 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:16
-
- 308 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:16
-
- 309 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 13:16
-
KID Sisters
- 310 名前:名無し 投稿日:2005/07/31(日) 22:30
- 更新乙!
- 311 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/07/31(日) 22:43
- すいません、>>304 と >>305 って繋がってます?
- 312 名前:コクリ 投稿日:2005/07/31(日) 23:51
- >>311
orz投稿ミスです……。あーでも訂正するほどのネタでもなく
ご想像にお任せいたします。
- 313 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/08/01(月) 20:58
- >>312
311さんじゃないけど気になるよう・・・
- 314 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:41
- 舞をどこかにやったあと、なつみは梨華に向き直った。
「さぁて、あさ美ちゃんを離しなさい!」
「まだよ!ここを開けてもらわないと……」
「ふふふふふっ……」
「なっ…なによ……」
「あさ美ちゃん、ちょっと苦しいけど我慢してね」
そう言ってなつみは壁に手をかける。
「おねぇさま!止めてください!」
「美貴つぁんのこと気に入った。
そう簡単に返すわけにはいかないわね」
なつみはにやりと梨華を見ると
壁にかけている手に力を加える。
ゴトリ
天井から音がした。
そして
紫色の煙が天井から噴出してきた。
煙はもろに梨華の顔にかかる。
梨華は喉に針を刺したような痛みを感じた。
- 315 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:41
- 「げほっ……げほっ……」
呼吸が詰まって咳が止まらない。
苦しい。息を吸い込もうとすると
とたんに煙が入り込んで思いっきり咳き込んでしまう。
梨華は思わずあさ美から手を離してしまった。
目に涙が溜まって視界が利かなくなってきた。
煙と涙のせいで牢の外の様子がわからない。
梨華は
ドサッ
その場に倒れこんだ。
それでも咳は止まってくれない。
―――畜生……
梨華は震える意識の中で
どうにか顔だけを上げる。
格子の向こうになつみと美貴、そしてあさ美がいるはずだ。
しかし涙のせいでよく見えない。
- 316 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:41
- 「約束が違う……」
ただ声だけがしっかり聞こえてくる。
「……美貴」
「梨華ちゃんには何もしないって……」
「先にあいつがあさ美ちゃんに手をだしたんだべ」
「この……」
「なにさ!あさ美ちゃんだって苦しい思いしたんだからね」
「うるせぇ」
ガァン
大きな音がしてなつみの背中が格子にぶつかるのが見えた。
「……痛い。せっかく可愛がってやってんのに」
「このやろう!」
「うわっ……ちょっと離しなさい!」
「殺してやる!」
「ちょっと待って、待って!!!
私を殺したらガスの止めかたわからないでしょう!
このまま放置したらあの子死ぬわよ!」
- 317 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:42
- 「……」
「そうそう。落ち着きなさい」
「……止めて」
「ふん……。どうしようかな」
「早く止めて!!」
ゴトリ
ガスの勢いが徐々に弱くなっていく。
梨華は床に伏したまま息も絶え絶えだった。
「次逆らったりしたら、本気でこいつを殺すからね。
さぁ美貴つぁん。こっちにいらっしゃい!」
梨華はどうにかして起き上がった。
強烈な立ち眩みがしてふらついてしまう。
「……み……き……」
「梨華ちゃん!!」
- 318 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:42
- 「美貴つぁん、早く来なさい!」
「み…き……逃げて」
「……梨華ちゃん」
「美貴1人で逃げられるでしょう!
早く逃げて」
「でも……梨華ちゃんが……」
「私なんか放って逃げなさい!!」
「梨華ちゃん……」
美貴の目から一筋の涙が落ちる。
「梨華ちゃん……ごめんね……」
梨華は思いっきり首を振る。
「なつみお姉さま。今、行きます」
「美貴!何を……」
美貴の手が格子の外から伸びて梨華の頬を撫でた。
- 319 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:42
- 「梨華ちゃん。行くなら……一緒に行こっ。
だから今は……」
美貴の手が頬から離れ、牢の外に出て行く。
美貴は梨華に背を向けて歩き出した。
「……ばか藤本」
梨華は震える声で
両手で格子を思い切り叩いた。
「バカッ!!!」
美貴は、見えなくなった。
- 320 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:42
-
BAD Sisters
- 321 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:43
- 「大丈夫。あさ美ちゃんも大好きだから」
「……」
「怖くなんかないよ」
「……でも」
「あの子、助けたいんじゃないの?」
「梨華ちゃん……」
「すぐ終わるから。それまで大人しくしてて」
「……」
「返事は?」
- 322 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:43
- 一時の快楽に身を許したのがそもそもの間違いだった。
そんなことで自分が油断をしてしまったせいで
梨華や愛を危険な目に合わせている。
自分の身体を犠牲にしてでも、梨華を守りたい。
美貴はうなずいた。
「はい、なつみお姉さま」
- 323 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:43
- 美貴となつみはほどなくして
梨華の閉じ込められている牢屋にもどってきた。
身体を硬くして、顔に恐怖と緊張を湛えた美貴のうしろに
なつみが控えている。
「美貴!」
「美貴つぁんは、私の物になる。ね?」
なつみは美貴の耳元で微笑む。
顔には残忍な笑みを浮かべている。
「……はい。お姉さま」
「今から歓迎の式を行うわ。
これが無事に済んだら、あなただけはお家に帰してあげる」
なつみがちらりと梨華を見た。
「美貴つぁんは私と一緒に暮らします」
美貴は悲しげな表情で梨華を見た。
- 324 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:43
- ―――なんてこと……
美貴は梨華を助けるために
自らをこの女に捧げるつもりなのだ。
「あなたは、この儀式の立会い人をしてもらいます」
梨華はなつみの意図に気づき、歯軋りをした。
梨華の目の前で美貴を自分の物にしようとしている。
梨華に見せ付けるため。
そして、万が一美貴がなつみを拒んだ場合
すぐにでも梨華を痛めつけて脅せるように。
悪魔のような女。
- 325 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:44
- 梨華は
「お断りします」
言った。
「そう言うと思った。でもあなたに選択権はない」
シュッ
なつみは霧吹きを梨華の顔に吹きかけた。
「ふふふふふっ……しばらくすると欲しくなってくるわよ」
- 326 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:44
- なつみは再び美貴の背後に位置を取り
その両手を美貴の脇のしたから胸にまわした。
胸をその手のひらに収めてゆっくりと上下させる。
美貴は下をじっと見たまま声も立てずに耐えている。
「……んっ」
なつみが胸をぐいと掴むと
美貴の鼻から悩ましげな声が漏れた。
なつみは美貴の背後から舌を使って
耳のうら、うなじを攻める。
なつみが舌を這わせるのに合わせて
美貴の全身が小刻みに震えていた。
なつみの舌は美貴の頬まで届いた。
ぺちゃぺちゃといやらしい音を立てて
美貴の頬を舐める。
美貴はじっと目を閉じていた。
その隙になつみの手がすっとおりていく。
片手で器用にベルトをはずし、ズボンをするすると下ろしてしまった。
美貴の引き締まった長い脚が露になった。
- 327 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:44
- なつみの薬指が美貴の背骨をつーっと上から下へとたどっていき
腰を滑り降りてパンティまでたどりついた。
手が布をめくりお尻を直に触った。
「……ん」
「気持ちいいんだから声を出していいのよ」
美貴はいやいやをするように首を振った。
梨華は格子の側まで来て美貴をじっと見ていた。
さっきまで普通だった美貴の頬がうっすらと上気しているのがわかる。
その顔を見て『梨華』がジュンと湿ってしまった。
―――やだ……さっきの薬が効いてきた……
それを自覚するともう想いは止まらなくなっていた。
乳首が自然とかたく立った。下腹部が刺激を求めて疼く。
顔が熱い。
梨華は頬の火照りをどうにかしようと必死に目を閉じたが
―――何考えてる私!!
無意識になつみに攻められ喘ぐ美貴の姿を想像してしまった。
- 328 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:44
- 目を開けるとなつみの手がもぞもぞの美貴のパンティの中を移動している。
―――美貴がやられちゃう!
梨華はそれをどうにかしたいと思うのだが
心のどこかで美貴がいじられて声を上げることを期待してしまう。
甘美な画を見たくなってしまう。
梨華はそんな自分が嫌になってくる。
なつみの指先が『美貴』まで届いた。
触れるか触れぬかの微妙な位置で待ち構えている。
「美貴つぁん……いくわよ」
なつみがそう囁きかけると美貴は消え入りそうな小さな声で
「……はい」
その返事を待って、なつみは中指を『美貴』に押し込んだ。
「ひゃうぅぅぅぅ……」
美貴の身体がぴくんと跳ねた。
さっきまで閉じられていた目がうっすらと開かれ潤んでいる。
- 329 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:45
- 中指がゆっくりゆっくり『美貴』の奥を目指して進んでくる。
同時に人差し指と薬指は敏感な突起を探り当てていた。
「ここ、いいでしょう」
「ん……っくはぁ。あああん……あああん……」
中指は更に奥まで入ってきた。
そして
「動かすよ」
「えっ……あんっ……」
指がかき回すように動き始めた。
「は……激しいっ……いいっ……」
美貴は身を不自然なくらい捩じらせて
快感に震えている。
そのあられもない姿を見ているだけで『梨華』が熱く濡れていく。
- 330 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:45
- なつみの指がずんと大きく『美貴』を突いた。
「ひあぁぁぁぁ!」
もう一度
「きゃうううぅぅ!」
なつみが突く度に美貴の身体が大きく跳ね
美貴のものとは思えぬほど甲高い声が梨華の耳を劈いた。
「ひぃぃぃぃぃぃ!あああぁぁぁぁぁ」
美貴は口をだらしなく開けて声を絞りだしていた。
舌がのぞくほど開かれた口からはよだれは垂れていた。
なつみは満足したようにうなずくとそのままパンティをずり下ろした。
美貴の秘部から垂れた愛液が糸となってパンティまでとろとろと流れていた。
- 331 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:45
- ―――ミキティ、イッたの?
陰毛までもがぐっしょりと濡れて肌にべったり貼りついている。
美貴の目は焦点が合わず虚空をつかみ
口は相変わらず開いたまま
「はぁ……はぁ……」
断続的に肩で息をしている。
ポタポタと汁を垂らしながら
額にはうっすらと汗を浮かべてトロンとした目のまま
美貴は格子に手をかけてどうにか立っている。
その妖艶な美しさに梨華は思わず見とれてしまった。
- 332 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:45
-
BAD Sisters
- 333 名前:コクリ 投稿日:2005/08/18(木) 15:47
- 投稿ミスどうしようかと思ったけど今更なので強引に進めました。
ミス箇所を訂正する労力と先に進む手間がおんなじくらいってのもありますし……
そろそろクライマックスと行きたいところです。
- 334 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/08/21(日) 23:04
- 楽しみにしてマス
- 335 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/08/23(火) 15:40
- 更新、待ってます。
- 336 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:49
- 「美貴……」
梨華は格子にぐったりとなった美貴に声をかける。
「はぁ……はぁ……」
頬を赤くそめて湿った呼気を漏らした美貴の眼が
梨華を捉える。
「梨華ちゃん……梨華ちゃんは帰れるって。よかったー」
「何言ってるのよ!」
梨華は格子の間から手を伸ばして美貴の手を取った。
美貴の手は弱弱しく握り返してくる。
「私だけで帰ったって美貴……
しょうがないでしょう。
あなたがいなきゃ……」
「梨華ちゃん」
「私1人で生きていたって仕方ないじゃない!!」
「梨華ちゃん、ごめんね。一緒に行けなくて」
梨華の目から涙が溢れた。
「お願い美貴……私はどうにか脱出するから、
今はあなたが……」
- 337 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:49
- そのとき美貴の身体が強く引かれた。
結ばれていた美貴と梨華の手が離れる。
「さぁ美貴つぁん。最後の仕上げだべ」
なつみの手には大きな注射器が握られていた。
先に針はなく、丸くなっていて
まるで性玩具を思わせる形をしていた。
「美貴に何をするの!?」
「いい薬を入れてあげるのよ。
すっごく気持ちのいいやつをね。
これを経験したら普通のエッチじゃなにも感じなくなるわ」
「そんな……」
「あとはもうこの薬を死ぬまで求め続けるのよ。
美貴つぁんは一生、私から離れられなくなる」
なつみは美貴の背後から腕を回して抱え込んでいる。
ピストンを持った右手をゆっくりと
美貴の秘部へと持って行った。
「やめて!!」
梨華は格子を叩いて叫んだ。
「美貴!!だめよそんな薬されちゃ!」
- 338 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:49
- 「お姉さま……」
美貴は不安そうな顔でなつみを見た。
なつみはにんまりと残忍な笑みを浮かべて
ちらりと梨華の方を見た。
美貴を脅しているのだ。
美貴は目を伏せて
「どうぞ……お姉さま。美貴にください……」
小さな声でそう言った。
なつみはそっと美貴の頬にキスをして
ピストンの先をよく濡れた『美貴』にあてた。
美貴の表情が強張る。
ピストンはゆっくりと浸入してきた。
『美貴』の内壁を押し広げながら少しずつ中へと入ってくる。
美貴は思わず力を入れてピストンの浸入を拒もうとした。
するとピシャと中で何かが飛び出した。
「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
一瞬遅れて美貴の景色が真っ白になった。
全身から絞られるような絶叫が響く。
- 339 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:50
- 「急に締めるから中身が飛び出しちゃったじゃない」
「ああ……はぁぁ……はぁぁ」
震える声はまだ続いている。
そして
挿入されたピストンの側面を伝って
美貴の愛液がドクドクと流れ出してきた。
「あら……ちょっとだけなのにもうイッちゃった」
美貴はぐったりとなつみに体重をあずけ
全身で汗をかいている。
「お姉さま、もうやめて……」
美貴が絞るような弱い声でなつみに懇願した。
「これ以上入ってきたら……美貴……」
「壊れていいのよ。
あなたはこれから私のオモチャとして生きていくの。
毎日、気持ちよくなれるからね」
「で……でも……」
- 340 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:50
- 美貴の声を無視してなつみは更にピストンを奥へと突いた。
「ひあぁぁ!
奥にあたってる……奥に……」
『美貴』にピストンはほぼ根元まで突き刺さっていた。
美貴の股間から小さな棒が生えているようにも見える。
「いくよ」
「い……いや……」
美貴の呼吸は荒く、すがるような目をなつみに向けている。
「ダメ……本当に無理……」
なつみは躊躇なく
中身を『美貴』の奥へとぶちまけた。
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
美貴の全身が一瞬、ピンと張り、
それから痙攣し始めた。
だらんと開かれた口からはつんざくような叫び声が続いている。
『美貴』の中から液が洪水のように飛び出してピストンを押し出してしまった。
べとべとになったピストンがカランと床に転がる。
その上にさらにパシャパシャと汁が垂れてくる。
- 341 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:50
- 痙攣がやまずに美貴は白目を剥いてドサッとその場に崩れ落ちた。
「美貴ーーーーー!」
牢屋には梨華の叫びとなつみの笑い声だけがやまずに響いていた。
- 342 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:50
-
BAD Sisters
- 343 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:51
- 美貴の意識は深いところをさまよっていた。
その間、美貴は夢のような不思議な映像を力なく眺めているみたいだった。
柔らかい波。熱くも冷たくもない、
その存在をほとんど感じさせることのない波が美貴にまとわりつく。
波が美貴の全身を覆っていく。擦られるような感覚に美貴の肌はぞくぞくした。
波に衣服を溶かされ、美貴は一糸まとわぬ姿のまま、されるがまま。
波は美貴の股間をざわめかせ押し広げて
「んん……っ」
ゆっくりと美貴の中に入ってきた。
きつくはない。痛くもない。そのかわり感じもしない。
ただなんとなく満たされていく。
いつだっていいんだ。
これからはいつだって
こうした心地よい波が美貴を満足させてくれる。
それならもう、何もいらない。
すべてをお姉さまに任せてしまえばいい……
- 344 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:51
-
「美貴!!……いやよ、美貴!!」
「もう手遅れ。あなたにできることなんて何もない」
梨華は真っ赤に腫れた目でなつみをじろりと睨んだ。
「睨んだって無駄よ。もうこうなると私でもどうしようもない。
この子はもう、死んでもあの薬から離れられないわ」
「なんてことを……」
「ふふふふふっ」
そのとき
「でぇい!!」
ガッ!
なつみの身体が腰のところでくの字に折れたかと思うと
そのまま後方へ吹っ飛んだ。
「今度こそ大手柄だぞ」
「愛ちゃん!」
愛はゆっくりとなつみのもとへと歩み寄る。
「連続処女誘拐犯!お前を逮捕する!!」
- 345 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:52
- 愛がそう言ってさらに一歩前へ進めた。
と思ったら
バタン
愛は大きな音を立ててしりもちをついた。
「痛かったじゃない!
それから『少女』誘拐犯!間違えるな!」
なつみは愛の腕を掴んで無理やりに立たせるとそのまま
「うりゃー!」
1本背負いを決めた。
ドンッ
不意の攻撃に愛は受け身も取れずに、思いっきり身体を打ち付けられた。
「っ……てて」
愛は立ち膝になって身体を起こす。
- 346 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:52
- 「愛ちゃん後ろ!!」
なつみが両の足で愛の両脛を踏みつけるように愛にのっかる。
愛の顔が苦痛に歪んだ。
「ぐぐ……」
カチャリ
一瞬でなつみは愛の両手を後ろに回して手錠をかけてしまった。
「畜生……」
足を踏んづけられ、手を拘束された愛は
なつみを見ようとどうにか首をひねったが
ドン
なつみに背中を押されてその身体を格子に押さえつけられた。
なつみは両足で愛の足を踏みつけ左手で背中を押している。
そして
「あなたも美貴つぁんみたいにしてやるわ」
- 347 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:52
- あいている右手を愛の股間へと持っていった。
「いや……やめて!」
なつみは愛の下着をずらして指をいきなり秘部に押し込んだ。
「いっ……!!」
愛の顔がさらに醜く歪んだ。
濡れてもいないあそこに突っ込まれたのだ。痛いに決まっている。
全身から汗がにじみ目には涙が溜まっていた。
なつみはその姿をみて残忍な笑みを浮かべると指をさらに奥へ突っ込む。
「ぎゃああ!!痛いっ!!」
愛の口から悲痛な叫びが漏れる。
「ひぐぅぅぅぅぅ。やめてくださいぃぃぃぃぃ」
「もう奥まで入っちゃったわよ」
なつみは恐ろしい笑顔のまま、口を愛の耳に近づけて囁くように言った。
- 348 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:52
- 「このままじゃ抜くのも痛いんじゃない?」
「……」
愛はぐっと唇を引き結んで苦痛に耐えていた。
「それでも抜いちゃっていいの?」
「……」
愛の返事がないことを確認するとなつみは指を
わざと内壁に引っ掛けるように引いた。
「ひぃぃぃ…………」
愛は中を直接擦られて痛みに悲鳴を上げてしまった。
しかし、その刺激の中に微かに、ほんの微かに甘いものが混じっていた。
「やっぱり抜くのも大変ね……」
「はぁ……はぁ……お願い……」
「何?どうしたらいい?」
「……濡らして」
「何?」
「私を、濡らしてください」
愛は情けなさで涙がでてきたが、
しかしそうでもしないとこの苦痛から逃れることができない。
- 349 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:52
- 「そ……。でも私は両手がふさがっちゃってる」
なつみは「ふふっ」と笑うと愛の手錠を左手だけ外した。
右手は格子とつなげてまた拘束する。
「自分でしなさい」
「そ……そんな」
「嫌ならこのままいじくるわよ!」
「ひっ……します。自分でします」
愛は自由になった左手を自分の口にくわえて唾液でたっぷり濡らす。
そして自分の股間へと濡れた指を持っていった。
挿入されたままのなつみの指に沿って自分の指で秘部を触った。
恥ずかしさに顔は火照ったように熱くなり体中が小さく震えている。
愛の指はなつみの指のまわりを移動し、『愛』の敏感な突起を探り当てた。
撫でるように指を動かす。
「はぁ……」
愛から甘い吐息が漏れた。
さらに擦りつけるように動かすとピリピリとした刺激が胸を突いた。
- 350 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:53
- 「どう?自分でして感じる?」
「はぁ……気持ちいい……」
「でも、まだ濡れが足りないみたいね」
愛は懸命に指を動かして見るのだが、
状況が状況だけにオナニーに集中できない。
「愛ちゃん……もっと頑張らないと」
「……はい」
人差し指と親指で豆を摘み上げてみる。
「ふぅん……」
「ふふ……いい声」
突起への刺激をしばらく続けていると
なつみの指を伝って汁が漏れ始めた。
「おっ、もうちょっとじゃない?」
「はぁ……ああ。いいっ……」
人差し指と親指はそのまま、中指をなつみの指に這わせるように
奥へと進めた。いい感じに湿った秘部は新たに入ってきた愛の指を
すんなりと受け入れた。
- 351 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:53
- 中を刺激されて更に濡れていく。
「ん?まだ抜けないみたい」
「ウソ……もう、抜けますよ」
「そう?」
なつみが中で指を動かした。
「あっ!!」
愛の全身から力が抜けた。
なつみはまだ挿入されていない指をつかって愛の手をキャッチする。
そして愛の指ごとまた奥へと押し込んでいった。
2本の指がずんずんと進んでくる。
「あああああっ」
「どう?私の指と自分の指。両方入ってるわよ」
「いいっ……気持ちいいっ……」
愛は無意識に指を動かして感じようとしていた。
「愛ちゃんも動かしてて。私も動かすから」
「はぁぁぁ……」
なつみは激しく指を動かした。
ヌチャヌチャとあそこがいやらしい音を立てている。
- 352 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:53
- 把握している自分の指の動きと
予測できないなつみの指の動きの両方が
『愛』の中で暴れまわった。
その乱れた刺激に愛の意識は天に昇っていく。
「ああんっ……イクっ!!イクっ!!」
愛の身体が大きくしなり
愛液がまずなつみの手に、続けて愛自身の手にたくさんかかった。
「はぁ……はぁ……」
なつみが愛からどいた。
絶頂を迎えたばかりの愛はぐったりと床に崩れ落ちる。
つながれた右手だけが高く持ち上げられたまま
愛はぐっしょりと汗を書いて倒れた。
- 353 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:53
-
BAD Sisters
- 354 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:54
- 今日はここまで
- 355 名前:コクリ 投稿日:2005/08/26(金) 11:54
- >>334
>>335
ありがとうございます。続き書きましたのでどうぞー
- 356 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/08/27(土) 02:26
- 読みました
愛ちゃんまで…
次回も楽しみにしてます
- 357 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:56
- 「お前にも薬をしてやる!」
なつみは愛に背を向けてピストンを探っている。
梨華は格子の中から呆然と
床でぐったりとなった愛と美貴を見ていた。
―――なんで、こんなことに……
そのとき
カチャリ
鍵の開く音がした。
「え?」
「しっ」
と口に指をあてて梨華を制したのはあさ美だった。
「何であなたが?」
「お願い……愛ちゃんを助けて」
梨華は混乱した。
なつみの味方だったはずのあさ美が
いつの間にか愛の味方になっている。
- 358 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:56
- 「お願い!」
「わ……わかった」
迷っている場合ではない。
梨華は牢から飛び出した。
なつみが振り向く。
「あら?」
梨華を睨み、続けてあさ美を見た。
「何してるの?」
「お姉さま!愛ちゃんを助けてください」
「ふん……裏切ったか」
なつみはすっと目を細めると
ガッ
信じられない速度であさ美に蹴りを入れた。
「うぐぅ……」
あさ美は低くうめいてその場に倒れた。
- 359 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:56
- 梨華は
「お前……いい加減にしろ」
なつみにゆっくりと近づいていく。
「かわいい女の子を次々と……
許さない!お前だけは絶対に許さない!」
一歩、また一歩、梨華は距離を詰めていく。
「ふんっ……犯罪者のくせに
こんなときだけ正義の味方ぶって、ご都合主義の小説じゃあるまいし」
「美貴を壊した罰はしっかり受けてもらいますからね!」
「罰を受けるいわれなんてない!身体だけの存在の方が幸せだべ!」
「なんだと!」
- 360 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:57
- 「気持ちなんてものがあるから生活がだるくなる。
感情なんて持つから素直に喜べなくなるのよ!
どんなポルノ作品だって心を描いたものなんてない。
ご都合主義にみんながみんなエロいじゃない!」
「違うわ……素エロはそんなんじゃない!」
「それじゃ……どうしてご都合主義の説明をつけた作品が一つもないの?
不自然にみんながエッチな状況をどうして誰も説明できないの?
隕石は必ず大都会に落ちるし、怪獣は何度でも日本にやってくる。
ストーリーより画がよけりゃいいのよ!
気持ちなんてなくったっていいのよ!!」
「あなたは……感情の何たるかを知らない」
「何?」
「素エロがストーリーを必要としないのは……
それでもこだわりを持って書き続ける人が現れるのは
それが、真実の愛を語れる小説だから
素エロでしか描けない愛の形があるからよ!!」
「ふんっ……奇麗ごとだべ」
- 361 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:57
- なつみは梨華に向き直し腰を低く落とした。
そしてまた目にも止まらぬ速さで
ひゅうん!
なつみが脚を伸ばす直前、
梨華はすっと一歩後退し、ぎりぎりで蹴りをかわした。
「なっ?」
なつみが慌てて体勢を立て直そうとする。
その隙に梨華は身体をなつみのもとへ滑り込ませて
鳩尾に肘を打ち付けた。
ゴッ
なつみの身体が大きく折れ曲がった。
「さっきあさ美ちゃんに攻撃したときに
あんたのリーチは見切った!」
倒れようとするなつみの顔面を
梨華は大きく蹴り上げる。
なつみは仰け反って仰向けに倒れた。
- 362 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:57
-
「私は……信じている。
いつか、ご都合主義のすべてに説明をつけた作品の現れることを。
愛を描いたエロの現れることを!」
梨華はすかさずなつみにのしかかった。
そしてなつみが片手に持っていたピストンを奪い取る。
「あっ!」
なつみが「あっ」と叫んだその一瞬の間に
ピストンをなつみの口へと突っ込んだ。
「むむぅ!んん!!」
なつみは必死に抵抗するが梨華は決してピストンを離さない。
「美貴が受けた苦しみをあんたも味わいなさい!!」
そして梨華は中の液体を
なつみに口内発射した。
その後も許さずピストンを抜かない。
さらに梨華はなつみの鼻をつまんだ。
- 363 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:57
- 「ほらっ、飲め!」
「んんーーーーっ!んんーーーー!!」
なつみは両手足をバタバタさせて暴れたが
梨華はがっしりと押さえつけて離さなかった。
なつみの顔がどんどん赤くなっていく。
ごくん!
「よし、飲んだ。
あそこに入れるよりは時間かかるけど
段々効いてくるでしょう」
梨華はそういうとなつみを解放した。
「げほっ!げほっ
飲んじゃった……飲んじゃったー」
なつみは額にびっしりと汗を浮かべ
荒く呼吸をしている。
「ああ……手足が、痺れて……」
- 364 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:58
- なつみはがっくりと床に崩れ落ちた。
梨華は美貴のもとへ駆け寄る。
美貴はうっすらと目を浮かべて
「り…か……ちゃん」
梨華を見た。
梨華の目から大粒の涙がこぼれて
美貴の頬に落ちていく。
「美貴、ごめん……ごめんね!」梨華は美貴の頬を優しく撫でた。
何度も何度も撫でた。
「美貴の身体……壊れちゃった?
美貴……」
「なんか、まだ身体の感覚がない……」
「……そんな」
梨華の背後から声がした。
「美貴さんを助けられるかも知れません」
「え?」
振り向くといつのまにか
あさ美に抱えられた愛が後ろにいた。
「どうやって?
私……なんでもするわ!」
「梨華さんが、本気で心から
美貴さんを愛してやれば
美貴さんの身体はもとに戻せるかも」
- 365 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:58
- 梨華は美貴をおぶって牢屋から出て行こうとする。
後ろではなつみが喘いでいた。
「まって……まって……
身体が、熱い!!」
振り向くとなつみは床に伏したまま
汗で衣服をぐっしょりと湿らせている。
濡れて張り付いた服は中が透けて見えた。
「お願い……助けて……」
「薬の場所はあなたが一番知っているはず。
それで一生暮らしなさい」
梨華は再びなつみに背を向けて出口へと歩き出す。
「そんな……私を1人にしないで……お願い。
ああ……変な感じ。何もしないのに濡れて……」
出る直前、グシュグシュと音が聞こえてきた。
なつみがとうとう自分であそこをビチャビチャといじくっていた。
「はぁ……気持ちいい……ああぁん」
- 366 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:58
-
BAD Sisters
- 367 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:59
- 「石川さん、もうアジトには戻らない方が……」
「わかってる」
「これから、どうしますか?」
「しばらくはどっかに隠れて……
今度はまっとうな仕事でも見つけるわ」
「え?」
「もう女の子狩りは辞め」
「そうですか」
「美貴をしっかり愛してやらないと。
他の女に目を向けてる余裕なんてないわ」
「美貴さん、助かるといいですね」
「……うん」
- 368 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:59
- 梨華はコクリの運転席。
助手席には美貴が寝ている。
「あなたたちはどうするの?」
「私とあさ美ちゃんは一緒に帰ります。
私の部屋にあさ美ちゃんをかくまってあげるの」
「そっか」
「それにしても……一つ課題が残っちゃいましたね」
そういう愛はしかしどこか爽やかだった。
「石川さんお元気で」
愛は一瞬下を向いてから
「また……してください」
「機会があったらね」
- 369 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:59
-
BAD Sisters
- 370 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 10:59
-
次回完結。
- 371 名前:コクリ 投稿日:2005/09/03(土) 11:01
- >>356
どうもありがとうございます。
悪役なっちでした。
- 372 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/04(日) 00:30
- 作者様のエロへの熱い気持ちが伝わりましたw
次回、楽しみにしてます!
- 373 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/04(日) 00:31
- sage忘れてました。
申し訳ないです。
- 374 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:05
- 美貴は手錠をガチャガチャと動かすがそんなことでははずれない。
丸裸で四つん這いにさせられたまま手足を拘束された美貴は
苦しそうに唸っていた。
「梨華ちゃん……」
むき出しのまま高く掲げられた尻は赤く腫れあがっている。
その尻に梨華はもう一度平手打ちをした。
ビシィ
「んっく……」
美貴が苦痛に呻く。
ビシィ
「はぁぁ……」
- 375 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:06
- バックから尻を攻められているため梨華の姿はよく見えない。
次の平手がいつ飛んでくるかわからないことが美貴を恐怖させた。
「ねぇ……梨華ちゃんもうやめてよー」
すると
バチン!!
「あぁぁぁぁ」
一層強い力が美貴の尻をはたいた。
- 376 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:06
-
数日前
梨華と美貴のコクリはどうにか逃げ延びた。
今は小さなモーテルに身を隠している。
美貴の意識が回復してから梨華は
美貴の身体の具合をいろいろ試した。
しかし
美貴の身体はぴくりとも反応しない。
本当に何も感じなくなってしまっていた。
キスをしても何もない。
胸を触ってもあそこをいじくっても
美貴はまるで濡れることなく
ただ辛そうにくすぐったそうにしているだけだった。
オモチャを使ったり薬を使ったり
いろいろと手を尽くしては見たが美貴の性感は元には戻らなかった。
「梨華ちゃん……やっぱりだめだ。
あの薬が欲しい……」
「そんな……待って、何とかするから」
「もう無理だよ。どこ触っても感じないんだもん。
こんなまま生きていけないよ」
「……」
- 377 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:06
- もう後がなかった。
美貴は例の薬をねだるばかり。
本当に美貴の身体はおかしくなってしまったようだ。
「ねぇ美貴」
そのときふと思いついたのだ。
「感じる以外のことはわかるんでしょう?
痛いとか熱いとか」
「……うん」
「じゃあ……」
「まさか……」
「他にないじゃない!」
梨華はとびきりの笑顔を美貴に返す。
「やだ!!美貴痛いのはやだ!!」
「こら!大人しくしろ!」
「やーーー!助けてーーーー」
- 378 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:06
-
そして今
お尻を殴られまくって涙目の美貴の背後で
梨華がロウソクに火を灯したのだった。
「もう…やめて……全然気持ちよくならないよ」
「調教が足りなかったわね」
溶けたロウを赤くなった美貴の臀部へと一滴
「熱いっ!!」
もう一滴
「ぎゃあ!」
ポタポタと熱いロウを美貴の尻へとたらしていった。
ロウが落ちてくるたびに美貴の尻はひくひくと収縮して
ふるふると震える。
その様子があまりにかわいくて
梨華は思わず何度も何度も、ロウをたらした。
- 379 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:06
- 最初は大声を張り上げて嫌がっていた美貴も
やがて観念したのか最後には
「んっ……」
ロウが垂れても鼻から苦しげな息が漏れるだけになっていた。
その表情はしかし、責め苦が早く終わることを望んでいるように
歪んでいた。
「り…かちゃん……いつまで……やるの?
もう、マジ無理……」
懇願は涙混じりの声だった。
- 380 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:07
- するとロウソク攻撃がぱたりと止んだ。
美貴はほっと胸をなでおろす。
「梨華ちゃん……お願い。
他の方法を探そうよ……」
美貴が息も絶え絶えにそう言うが
梨華からの返事はなかった。
「梨華ちゃん?何して………いっ!?」
突然美貴の股間に硬いものが当たった。
「何?何?」
美貴は首をひねって後ろを見ようとするが
いたずらっぽく笑う梨華の顔が見えるだけで
自分のあそこにあるものが見えるはずがなかった。
- 381 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:07
- 「何って……さっきとおんなじやつよ」
そういうと梨華は
ロウソクを『美貴』の中に突っ込んだ。
「やっ……。だめっ、だめぇぇぇ」
「さすが、ロウはすべりもいいわね。
どんどん入っていく」
ロウはどんどん『美貴』を押し広げて中に入ってくる。
「奥まで来た……梨華ちゃんっ!!もう入んない!!」
梨華は美貴の声を無視してロウソクをぐりぐりと押し込もうとする。
「あっ!……熱いぃ!」
ロウに込められた熱が『美貴』の中でじわじわと広がっていく。
膣内が信じられないくらい熱い。
「あぁぁぁぁぁ。熱いぃ。抜いて!お願い抜いてぇ」
- 382 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:07
- 美貴は身体を激しく捩る。
手足が拘束されているためそんなことで梨華の責めからは逃れられないが
あまりの熱さに身体を激しく動かしていないと耐えられないのだ。
「ひっ……ひいぃぃぃぃ。ひぃぃぃぃぃ」
美貴は顔を真っ赤にして悶えた。
顔だけではない。
全身が紅潮しびっしりと汗をかいている。
舌をだらんと出して目は半混濁状態になっていた。
- 383 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:07
- 「よし……そろそろかな」
梨華はようやく『美貴』の中からロウソクを抜いた。
「ああぁぁ……はぁぁ……はぁぁ……」
美貴は肩で必死に息をしていた。
汗が止まらず身体を伝ってベッドを濡らしていく。
「熱かった……」
「美貴?どう?敏感になってきたんじゃない?」
「……うっ」
「う?」
「うえぇぇ。梨華ちゃんのばかぁ!!」
「あ、泣いちゃった」
「熱かった。熱かったよ」
そこで梨華は美貴の戒めを解いてやることにした。
「お尻もロウソクでベットベトだわ。
美貴、シャワー浴びよ」
「……ぐすんっ」
- 384 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:07
-
BAD Sisters
- 385 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:08
- 美貴のすぐ前に裸になった梨華がいる。
鼻息がかかるほど近い。
乳首の先どうしがツンとぶつかって擦れあった。
「梨華ちゃんの先っちょ硬くなってる」
「だって……美貴が全然感じてくれないんだもん。
すっごく寂しいんだから」
梨華はそう言うとわざと胸を美貴の方へと押した。
梨華の突起が美貴の胸を潰して歪めた。
しかし美貴の乳首は相変わらず。
梨華はスポンジに泡を含ませて右手に持つと
正面から美貴を抱くように両手を美貴の背中に回した。
美貴の背骨に沿ってスポンジがすべるように下りてくる。
「くすぐったいよ……」
美貴は思わず身を捩らせた。
スポンジはゆっくりと美貴の臀部へと到着する。
梨華は美貴の尻を包み込むように円を描きながら撫で回す。
- 386 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:08
- お尻に付いたロウがパリパリと剥がれ落ちていく。
お尻の柔らかさを確かめるように泡立てながらスポンジが動いていく。
「あー、なんか気持ちいいかもー」
先ほどまで散々にいたぶられたお尻を包む心地よい感覚。
美貴はお尻への刺激がもたらす安心感に浸って目を閉じてされるがまま。
「あー」
だらしなく口を開けていると、そこに梨華の舌が入りこんできた。
美貴は抵抗なく梨華の舌を受け入れ、自分も舌を梨華に絡めた。
梨華の舌はぺチャペチャと、貪るように美貴の口内を走り回る。
梨華の舌先が喉まで届いて美貴は咽そうになった。
梨華は素早く舌をそらして口蓋、そして歯茎をさっと舐めていった。
たっぷり唾液を交換してからキスが終わった。
- 387 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:08
- 梨華はへへっといたずらっぽく笑うと今度は美貴の頬を舐め始めた。
ペロペロとまるで犬みたく顔を舐めてくる。
弛緩した美貴の頬を案外強い力で舌が這っていった。
そのときお尻の穴にスポンジがぐいと押し込まれた。
「んんっ……いつの間に?」
突然の攻撃に美貴は脚の力が抜けそうになった。
両手を梨華の肩に置いてどうにか体重を支える。
しかし梨華は容赦せずに穴の中にスポンジをグリグリやってくる。
「あぁぁぁ……」
梨華が力を加えるたびに脚がガクガクいっている。
「美貴の新しい弱点みーっけ!」
梨華はそう言ってスポンジをポイと捨てた。
- 388 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:08
- 「石鹸いっぱいついてるから平気だよね?」
「な……なにが?」
美貴が怯えた顔で梨華を見た。
「あっ!」
と思ったときには梨華の指がアナルへとすべり込んできた。
美貴は慌ててお尻に力を加えるが、もう指は第一関節まで入っている。
石鹸のついた指は滑るようにするすると
更に奥へと侵入してくる。
「やーっ。恥ずかしい!!もうこないで!」
美貴は梨華の肩に頭を置いて顔を隠し
全身をふるふると震わせている。
「美貴、感じてる?」
- 389 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:08
- 「か……感じてなんかないもん」
「あー、お尻で感じてるんだ!」
梨華は中でこちょこちょと指を動かす。
「も……もうだめ。力入らない」
美貴の膝がガクンといきそうになったので
梨華はあわててアナルから指を抜いた。
美貴はそのままタイルの上にへたりこんでしまった。
脚を前へ投げ出したままペタンと座り込んだ美貴。
梨華は美貴の脚にまたがるように立ち膝で美貴に向かう。
そうして美貴の頭を撫でてやった。
- 390 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:09
- 美貴の調度目線の高さには
梨華の形の良いバストがある。
「梨華ちゃん、きれい……」
美貴の両手が梨華の身体へと無意識に伸びていく。
胸を触ろうとしたが、
―――いいのかな?
美貴は躊躇してしまった。
差し出したては行き場を求めるように梨華の腰に触れた。
腰からくびれへ、するすると手を滑らせていく。
美貴の手がくびれから背中に回った。
そのとき
梨華に撫でられていた頭にぐいと力が加わって引かれた。
美貴の顔は、梨華の谷間へと飛び込んでいく。
ちょうど間に顔がすっぽりと入った。
顔を包み込むような温かく、柔らかく
それでいて弾力もある健康的なバスト。
その中に顔を包まれる心地よさに
美貴はうっとりと目を閉じてやすらいでいる。
美貴は梨華の背中で手を結んだ。
背中からトクントクンという鼓動が伝わってくる。
こんなに柔らかく細く美しい梨華。
もう梨華の身体を離したくなかった。
- 391 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:09
- 「美貴……どう」
「きもちぃぃ……梨華ちゃんてあったかい」
「ねぇ……」
美貴の頭を抱える手が緩んだ。
「何?」
「舐めて」
「え?」
美貴は上目遣いに梨華を見つめた。
梨華は切なげな表情で目を閉じてもう一度言った。
「乳首……舐めて」
その言葉に吸い寄せられるように
美貴は唇をすぼめて右の突起に近づけていく。
背中に回した手から感じられる鼓動がドキドキと早いペース。
つられて美貴の心臓もドキドキと鼓動の速度をあげた。
美貴の目の前に
小さな果実のようなピンクの乳首がふるえている。
「いいの?」
「ん……早く!」
- 392 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:09
- 美貴は一度深呼吸をして目を閉じると
チュッ!
先っちょに素早くキスをした。
ちょっとだけざらざらした感触が口の中に残る。
「あん……もっと…」
今度はゆっくりと乳首に吸い付くと
そのままちゅうちゅうとしゃぶり出した。
乳首をしゃぶられ全身がゾクゾクいっている。
梨華は小さく目を開けて見下ろした。
美貴は目を閉じて無心に梨華のおっぱいに吸い付いている。
「……美貴、かわいいよ」
梨華は再び美貴の頭を撫ではじめる。
くちゅう……ぺちゃ……
美貴が舌先で乳首を転がした。
- 393 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:09
- 梨華は靄のかかりだした意識の中で
必死に我を保とうと美貴の頭を荒々しく撫で回す。
それが合図となり、美貴の舌はさらに激しく動くのだった。
「はぁ……いい……美貴上手……」
カリッ
「あんっ!」
美貴が歯を立てた。
梨華の全身が跳ね上がるように反応した。
痛みを感じるギリギリの力加減でコリコリと歯を動かしてくる。
梨華はあそこからトロトロと流れ出しているのに気づいた。
「すごいよ……濡れてきちゃった」
- 394 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:09
- 梨華の声がだんだん甘ったるくなっている。
美貴はそれが嬉しくて必死になっておっぱいを舐めた。
梨華の手が美貴の右手首をそっとつかんだ。
美貴はされるままに手を解くと
梨華は自分の股間に美貴の手をあてがう。
あそこを包むように触れた手のひらにタラタラと
梨華の愛液が落ちてきた。
―――こんなに感じてくれてる……
美貴は指を『梨華』にたてた。
ツンと指先で押す。
「はぁぁ……はぁぁ……」
梨華の呼吸がどんどん荒く激しくなっていく。
そのまま中指を『梨華』に咥えさせ
人差し指と薬指を使ってひだを広げた。
中指を奥へと差し込んでいく。
- 395 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:10
- 「んん……あっ!……あぁぁん」
梨華が切なげに喘いでいる。
ぐしゅぐしゅと音を立てて指はどんどん入っていった。
「梨華ちゃんすごい!どんどん入っていく」
続けて薬指も押し込んでいった。
「はぁ……入ってくるぅ!」
中指と薬指を中に入れたまま
人差し指と親指を使って探り当てた
梨華の一番敏感な部分をくいと摘んだ。
「きゃんっ!」
ビクッと『梨華』が波打つように反応した。
美貴はその指に力を加えて引っ張ったり押したり
指の腹で転がしたり、梨華を翻弄していく。
- 396 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:10
- 「ああ……イッちゃうぅ……あぁぁぁぁ!」
梨華は美貴の頭をぐいと抱え込んだ。
身体を支えられずにそのまま美貴の肩にもたれかかる。
脚がビクビクっと痙攣して絶頂を迎えた。
パシャ……パシャ……と数回に分けて汁が美貴の膝にかかった。
「はぁ……はぁ……ミキティごめん。
私が先に気持ちよくなっちゃった……
こんなはずじゃ……なかったのに」
「梨華ちゃん……美貴、嬉しかったよ」
「美貴がかわいすぎるのがいけないんだからね!」
梨華はがっくりと崩れ落ちた。
「はぁ……はぁ…………」
- 397 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:10
- 徐々に梨華は呼吸のペースを取り戻していく。
梨華は自分の股間に手をやって
まだ流れ出している自分の愛液を手のひらですくいとった。
部屋の明かりの中で濡れて輝く手を
そのまま美貴の股間へと運ぶ。
美貴は体育座りの無防備な体勢だった。
「美貴、脚開いて」
梨華は美貴の返事を待たず空いている手を使って
美貴の膝をぐいと広げた。
「ああ……」
すると茂みの下からピンクの割れ目があらわになる。
梨華はそこへ自分の汁を塗り始めた。
「梨華ちゃん?」
「こうすれば、指も入るでしょ?」
「う……うん」
足りなくなると自分の秘部の中まで指を入れてたっぷり濡らし
その液を美貴の秘部に運んでいった。
- 398 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:10
- 「なんか……変な感じ」
「美貴、いくよ」
「え?」
梨華はとうとう指を中へと挿入させた。
「んっく……」
「感じてる?」
「ん、ちょっと…いいかも」
「よーし」
梨華は指をぐんぐん奥へ突いていく。
さきほど塗った汁のおかげで『美貴』は抵抗なく梨華の指を受け入れた。
そのまま
おでこを美貴のおでこにこんと押し当てて言う。
「美貴は私の物なんだから……
あんな薬で私を忘れるなんて許さないぞ」
「いいよ…美貴は梨華ちゃんの物だよ。
何でもして…」
梨華は、よーし、と言って指を抜くと立ち上がった。
美貴は座ったまま梨華を見上げている。
- 399 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:10
- 梨華の右足がすーっとタイルの上をすべるように移動して
美貴の股間に近づいていった。
足の親指が美貴のあそこにぐいっと押し当てられた。
「あっ!」
指は不器用に上下しながら浸入口を捜す。
じゅぷっ、
と音を立てて乱暴に入ってきた。
「ふあぁぁ」
手とは違って手加減のきかない力強さで
足の指が押し入ってくる。
「り……りかちゃん!」
足の指は付け根まで入っていた。
長さこそ足りないが、もぞもぞと中で動き回り
そのたびに美貴は脚やら腰やらのあちこちに力が入ってしまう。
- 400 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:11
- 「梨華ちゃん、もっと……優しく……」
「優しく?」
梨華は立った姿勢のまま美貴の髪を鷲づかみにして
顔を無理やり自分に向ける。
梨華は真顔だった。
「バカいってんじゃないわよ」
ちょん、と蹴るように指を突き上げる。
「きゃうぅ」
「あんた今、私の足で感じてんのよ!」
もう一度ちょんと蹴る。
「はぁん!」
美貴の顔が苦しげに切なげに梨華にすがるような目を向けていた。
- 401 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:11
- 「だって……だって……」
「気持ちいいんでしょう」
ちょん
「ひぃぃ!」
梨華は更に強く髪を掴んで引っ張る。
「気持ちいいって言いなさいよ!」
さらに突く。
「はぁぁ……」
「ほらっ、早く言いなさい!」
もう一度。
「ひゃうっ……はぁ…はぁ…
言う…。言います……」
ちょん
「あぁぁぁ…
気持ちいい!梨華ちゃんの足、気持ちいい!」
- 402 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:11
- 「よくできました」
梨華はようやく指を抜いた。
抜くときにじゅぽんっ、いやらしい音が鳴る。
「ご褒美をあげるわ」
梨華は右足を持ち上げてべたべたに濡れた指を
美貴の口元に突き出した。
「これ、舐めなさい」
「え?」
「何してんのよ!」
「りかちゃ……はむぅぅぅ」
梨華は指を強引に口に押し込んだ。
美貴は涙を浮かべながら梨華を見ていたがしばらくすると
ちゅぱ……れろ…ちゃぷ……
足の指を舐め出した。
梨華はすこしずつ、美貴の頬が紅潮していることに気がついた。
「もういいわ」
- 403 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:12
- 梨華は足を元に戻すと
「ほら、立って」
美貴の両脇を抱えて美貴を立たせた。
「ごめんね……本当のご褒美!」
チュッ
美貴の唇にキスをした。
梨華は両の手のひらで美貴の胸を包み込んだ。
「立ってるよ」
「う……うん……」
たまごを扱うようにゆっくり優しく胸を上下させる。
「あぁ……」
「美貴は、本当、
いじめられないと感じないんだから……」
- 404 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:12
- 「そんなこと……」
「ないの?」
「……」
「ふふっ、かわいい」
チュッ
と今度は美貴の頬にキスをする。
「どう?そろそろよさそう?」
梨華は手を胸から離して再び股間を狙う。
「やだ、びしょびしょに濡れてるじゃない」
「さっきの指……すごくよかった」
「これならちゃんと入るわね」
梨華はそういうと
一気に人差し指から小指まで、4本をねじ込もうとする。
「いっ……梨華ちゃん、さすがに……無理」
美貴の顔が歪んだ。
- 405 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:12
- 「そんなことないわよ、ほらっ力抜いて」
「はぁ……はぁ……」
「どんどん咥え込んでいくよ」
4本の指は内壁をめきめきと押し広げながら奥を目指す。
中に入ってくるたびに『美貴』の中全体が刺激されて
美貴はすでに全身が痺れるような快感の中に入っていた。
「やあぁ……すごい……」
とうとう先端が奥まで届いた。
「ヤバイ……もうイキそう」
「どう?最後まで入ったよ」
「あの薬より……やっぱり梨華ちゃんだぁ」
梨華は小さくうなづくと
4本の指で中をこちょこちょしはじめた。
「だ……だめっ!」
- 406 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:12
- 指の動きは不規則に、激しい。
美貴の意識が心地よさにふわふわ浮かび始めた。
「あぁぁん!……はぁぁん!」
もう自分が声を出しているという自覚もない。
ただ下腹部に溜まっていくのだけがわかる。
ピチャピチャ
という中で擦れあう音が部屋中に響き渡っていた。
「り……りかちゃんっ!!
もう限界っ!!
イってもいいですか?もう美貴……イっても……」
「いいよ、美貴イッちゃえ!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」
- 407 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:12
-
BAD SISTERRRRRRRRRRRRRRRRRRRS!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
- 408 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:13
- しゃあああああ
生ぬるいシャワーと石鹸の香りが2人を包んでいた。
「ねぇ美貴……」
「ん?」
湯気と使いすぎた泡が周囲に充満している。
「もう私……他の子とはしないからね」
「え?」
「もう美貴だけしか愛さないって、決めたから」
「梨華ちゃん?」
「美貴は、自分を捨てようとしてまで私を助けてくれた……
そんなに思ってくれる美貴がいるのに、
もう他に望むものなんてないよ」
- 409 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:13
- 梨華の手が美貴の背中を抱いて2人の肌が
正面から密着した。
わずかな隙間を水滴が滑っていくのがくすぐったい。
泡に包まれたバスルームの中。
美貴は
「う……うえぇぇぇりかちゃん……」
泣き出していた。
「ど、どうしたの?」
「だって……こんなに優しい梨華ちゃん、
嬉しくって……」
「じゃあさ」
梨華はふぅっと美貴の耳に息を吹きかける。
「第2ラウンドと行きますか!」
- 410 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:13
- 「わっ、ちょ……待ってまだ……」
「だーめよ。ほらほら!」
「あぁぁ、まだ心の準備が……」
「でも乳首ツンツンに立ってるもん!それっ」
「あぁぁぁぁぁ!梨華ちゃん!!!」
「何?」
「大好きだよ!」
- 411 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:13
-
BAD Sisters 完!
- 412 名前:コクリ 投稿日:2005/09/08(木) 22:21
- >>372
いえ……そんな大仰なもんではないっす;汗
ここまでお付き合いいただきました皆様、ありがとうございました。
ハイテンションジェットコースターエロ、BAD Sisters完結です!
素エロとかCPとか、構造がシンプルなだけに安易と思われがちですが
シンプルであり続けることの魅力に取り組んでみるのも面白かった。
更新に随分時間がかかりまして、その間お待ちいただいた方すみませんでした。
今度は、ほのぼのまったりエロでお会いできたらいいなと思っています。
本当にありがとうございました。
- 413 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/09(金) 14:27
- すごい。完結お疲れ様です。
素エロのなんたるかを教えられました。素晴らしい。
とりあえず最初から読み返したいと思います。
次回作も期待してます!ありがとうございました。
- 414 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/09(金) 23:59
- 完結お疲れ様です!
とにかく最初から最後までドキドキワクワク
楽しませていただきました。
次回作はほのぼのまったりエロですか〜
りかみき好きとしてはまたこのCPでお願いしたいな
なんて思います。ありがとうございました。
- 415 名前:コクリ 投稿日:2005/09/13(火) 21:10
- レス返し
>>413
はい、結構疲れましたけど私も楽しかったです。
主張はあるようでないようで……;ですけど
楽しんでいただけたら幸いです。
>>414
>最初から最後まで
嬉しいお言葉をありがとうございます。
CPリクを受け付けますのでよろしくおねがいします。
- 416 名前:コクリ 投稿日:2005/09/13(火) 21:14
- 【CPリク募集のお知らせ】
読者の皆様にご協力いただきたいと思います。
ご希望のCPをリクいただけたらと思います。
投票というわけではないので集計とかはしませんが
リクの中から作者の食指引かれるものを選ばせていただきます。
そのCPは
本スレの次回作「愛のゆらゆら」のサイドストーリーとして執筆いたします。(もちろんエロ)
尚、高橋・新垣・紺野・辻・松浦の5名は本編に出す予定ですのでそれ以外でお願いします。
- 417 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/13(火) 21:26
- さっそくリクさせていただきます!よしみきまたはれなみきをみたいです。次回作楽しみにしています!
- 418 名前:名無し飼育さん 投稿日:2005/09/13(火) 22:41
- 私もみきよし読みたいです
りかみきとはまた違ったタイプのエロスを感じるのですが
- 419 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/13(火) 22:45
- 吉澤とか出さないでほしい
女の子女の子した感じが好きなので
- 420 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/13(火) 23:10
- よしまことか…
- 421 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/14(水) 00:54
- なちみきでお願いします
BAD Sistersでの絡みが良くて・・・
- 422 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/14(水) 06:33
- いしよしを。革新的ないしよしを!
- 423 名前:名無し募集中。。。 投稿日:2005/09/14(水) 11:38
- やっぱりりかみきですよ作者さんのりかみきに惚れました
あと最近妙に気になるりかみよ色んなエロが楽しめそうで…
- 424 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/14(水) 12:19
- 「テレビでは見せないいいことあるんだもん」のよしかごを・・・
作者さんの書く”女の子吉澤”見てみたいです。
- 425 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/14(水) 12:27
- いしごまでお願いします。
- 426 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/14(水) 15:41
- みきよしがみたいです。
- 427 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/14(水) 15:47
- いしよしがみたいです
- 428 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/14(水) 16:33
- なちみきとか見たいですっ。。
- 429 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/15(木) 00:26
- なちみき姉妹でお願いします
- 430 名前:名無し募集中。。。 投稿日:2005/09/15(木) 01:21
- 亀井・藤本で
- 431 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/15(木) 10:10
- りかえりお願いします!あまり見たことないんで。。。
- 432 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/15(木) 16:59
- なちみきでお願いします。
- 433 名前:tsmiia 投稿日:2005/09/15(木) 18:38
- なちみきがいいです。
今度は逆になっちがやられるトカ
- 434 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/16(金) 19:07
- 【なちりか】お願いします!
- 435 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/17(土) 09:22
- れなさゆでおねがいします!!
かおさゆもいいかもなぁw
- 436 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/17(土) 15:22
- 敢えていしよし!お願いします!
- 437 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/17(土) 18:30
- いしよしをお願いします。
- 438 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/18(日) 12:24
- りかみよを読んでみたいです
なかなかお似合いの二人だと思うので
- 439 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/18(日) 13:10
- シンプルなエロ最高!!本編を大変楽しく拝見させていただきました。次回も期待してます。
…できれば、りかみき希望です。
- 440 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/18(日) 23:03
- 最初から最後まで興奮しっぱなしでした!えと、よしやぐ読んでみたいですw
体格差がなんともw
- 441 名前:コクリ 投稿日:2005/09/19(月) 09:28
- 【リク締め切ります】
多数ご応募ありがとうございました。
方針が決まりましたのでリクを締め切らせていただきます。
作者の独断により
比較的ご希望の多かった なちみき
少数派だけども惹かれた りかえり
以上2CPを採用させていただきます。
その他のCPについても機会があったらチャレンジしてみたいです。
貴重なご意見、本当にありがとうございました。
それにしてもこんなに読者さんいらっしゃったんですね。感激です!
新作の執筆に取り掛かることにします。
今しばらくお待ちくださいませ。
- 442 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/19(月) 12:42
- なちみき&りかえり楽しみにしています。
イイ意味で期待を裏切っていただきたい!
執筆頑張ってください。待ってます。
- 443 名前:名無し募集中。。。 投稿日:2005/09/19(月) 20:15
-
是非!
いしよしごまで!
お願いします!
- 444 名前:tsmiia 投稿日:2005/09/20(火) 00:06
- なちみき&りかえり楽しみにしてます!!!!!
- 445 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/21(水) 22:48
- なちみき。りかえり楽しみにしてますっ!
頑張ってくださいっっ
- 446 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/22(木) 04:27
- 頑ななまでに吉澤と小川を出さない作者様に炉利の真髄を見た!
- 447 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/09/29(木) 21:06
- 楽しみにしてます!
- 448 名前:ナナ資産 投稿日:2005/10/05(水) 21:04
- おもろい
- 449 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/10/05(水) 22:14
- ↑ageんな
- 450 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/10/13(木) 16:52
- 楽しみですッ
- 451 名前:コクリ 投稿日:2005/10/18(火) 21:00
- 高橋。新垣。紺野。辻。松浦。
アンリアル
ほのぼのまったりエロ
- 452 名前:コクリ 投稿日:2005/10/18(火) 21:01
- 私は……信じている。
いつか、ご都合主義のすべてに説明をつけた作品の現れることを。
愛を描いたエロの現れることを!
-BAD Sisters-
愛のゆらゆら
- 453 名前:コクリ 投稿日:2005/10/18(火) 21:01
- 胸パッドの無い小学生用のスクール水着が乳首を擦った。
火照った身体が必要以上に反応してしまう。
フローリングに押し当てられた背中はひんやり気持ちいいけどちょっと痛い。
「里沙ちゃん、行くよ」
何が行くよだかよくわかんないまま愛ちゃんが私の下腹部にまたがった。
……ってそこ圧迫しないでくれるかな?
感じるとかじゃなくて普通に苦しいんだけど……
愛ちゃんが股をのっけた下腹部は変に熱を持っていた。
愛ちゃんのあそこの熱がスパッツを通って私のスク水まで通過して
私のお腹をやんわりと温めてくる。
私は仰向けの姿勢のままのしかかった愛ちゃんを見上げる。
濡れた髪が頬に貼りついて、すっごくきれいだった。
雫が頬を伝ってこれまた濡れ濡れの白いシャツの中に入っていく。
身体をシャワーで濡らされたスク水の私を床に押し倒し、
同じく白いシャツとピチピチの黒いスパッツをびしょびしょに濡らして
貼りついたシャツからうっすらとピンクの乳首を覗かせている愛ちゃんは、
私の下腹部にまたがって見下ろしてくる。
- 454 名前:コクリ 投稿日:2005/10/18(火) 21:01
- 「ちょっと……何すんの?重たいよ」
私が股の下で身を捩らせると愛ちゃん
「里沙ちゃん行くよ」
ともう一回言った。
「だから何が?」
と私が見たとき
すでに愛ちゃんはその腕をゆらゆらさせていた。
しまった!!
私は思わず目を閉じてしまった。
- 455 名前:コクリ 投稿日:2005/10/18(火) 21:01
- フラダンスで波を表現しているわけではない。
愛ちゃんはこうして私に「女気」を送ってきているのだ。
「ああ……愛ちゃんやめてよぉ…」
さっきお風呂で散々散々……
知らず知らず、私の心臓がトクンッ、トクンッとペースを上げはじめた。
うおっ、やべぇ……さっき興奮しすぎたっていうのに
凝りもせず乳首が硬くなってツンと立つ。
キツキツのスクール水着からにょっきりと乳首が生えたみたいに主張し始める。
しかし水着はただでさえ股に食い込むほどだから、結構痛い。
それでも私の胸は、いじくられるのを求めてジンジンと疼く。
全身火照って来た。
すると不思議なことに愛ちゃんの「女」を妙に意識してしまう。
ぐじゅぐじゅに濡れたスパッツを通して『愛ちゃん』の熱が私のお腹に……
そして白シャツから透けて見える愛ちゃんのおっぱい。
- 456 名前:コクリ 投稿日:2005/10/18(火) 21:01
- 私は思わず、熟れきっていない小さな2つの果実に手を伸ばしていた。
つねったら愛ちゃんはどんな声出すかな?どんな顔するかな?
そーっと手を近づけながらも私の心臓はトクトクと小刻みに震えていた。
「こらっいたずらっこめ!」
愛ちゃんは私の両手首をはしっと捕まえてしまった。
「まだいいって言ってないでしょう!」
「でも……愛ちゃんのおっぱいが……」
「まーったくエッチなんだから」
誰のせいだよ畜生……
愛ちゃんは私の手首をぐいと床に押し付けた。
そして身体をこちらにゆっくりと倒してくる。
うわっ!キスされる!
私はびっくりして目を閉じた。
- 457 名前:コクリ 投稿日:2005/10/18(火) 21:02
- キスは来なかった。
しばらくしてコツンと、愛ちゃんは自分の額を私の額に当てた。
私は目をあける。愛ちゃんは目しか見えないくらいすぐ近くだった。
「愛ちゃん?」
キスするんじゃなかったの?
愛ちゃんはそのままじっと動かない。
私は何とかして愛ちゃんを求めようとしたが
下半身には股が乗っかっており
手は両方とも床に押し付けられ
おでこまでぐりぐりと押し返されて私は全く身動きが取れない。
私はだらしなく口をあけたままじっと待つしかなかった。
そのままじっと……じっと……
「あぁ…愛ちゃん。いじわるしないでよ」
じっと……じっと、そのまま3分間。
あまりの仕打ちに私が目を潤ませ始めた。
- 458 名前:コクリ 投稿日:2005/10/18(火) 21:02
- 愛ちゃんはまるでそのタイミングを狙ったかのように
だらしなく開いた私の口内にふーーーっと
湿っぽい息を吹きかけてきた。
「あぁぁぁ!」
私は思わず声を上げてしまった。
呼気のくすぐるような感触だけでも感じてしまうほど
私は火照りすぎていた求めすぎていた。
まるで全身の力が抜けてしまったみたい。
いくらなんでも、焦らしすぎじゃないですか?
- 459 名前:コクリ 投稿日:2005/10/18(火) 21:02
- 脱力して抵抗を諦めた私の肩に愛ちゃんの手がそっと触れた。
水着のバンドに手をかけて引っ張る。
愛ちゃんの意図にきづいて私は一気に覚醒した。
「わっ……愛ちゃんダメ!」
そう声を上げたときにはもう遅し。
愛ちゃんは両肩のバンドを外してしまった。
ビンビンに引っ張られた水着は反動でバチンッ!
腰のあたりまで一気に落ちた。
「ふわぁ!!」
私は真っ赤になって自分の胸を隠そうとする。
しかし愛ちゃんは素早く
私の手を再び捕まえて床に押し付けるのだった。
「やあぁぁ!恥ずかしいっ!」
小さな小さな私の胸のてっぺんに
愛ちゃんを求めて硬く立った乳首。
それを愛ちゃんは遠慮なくじーっと見つめていた。
それでも「愛のゆらゆら」は焦らす。
- 460 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:43
-
安倍なつみ as 安倍花子
藤本美貴 as 安倍美貴
- 461 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:44
-
「安倍さん家の美貴つぁん」
- 462 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:44
- 安倍美貴が図書館で本をめくっている。
親友の梨華とは先ほど別れ、今は恋人の袋小路と待ち合わせをしている。
待ち合わせに図書館がふさわしいとは思わなかったが
これもわけがあった。
街中での逢瀬を母親に見つかりでもしたら大変。
家に帰ってとんでもないお仕置きが待っているのだ。
「はぁ〜あぁ」
家のことを考えると憂鬱な気分になる。
それと自分の恋のこと。
ほとんど絶望的と言ってもいい恋のこと。
本の内容もろくに頭に入ってはこない。
というかそもそも勉強がそんなに好きではない。
窮屈な家柄のせいで致し方なく、
エリート女子高に入りはしたが
美貴自身は自分を学問とは遠い人間と思っている。
- 463 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:44
- そんなことをぼんやり考えていると
「美貴さん……」
小声で美貴のことを呼ぶ。
「袋小路くん!」
途端、美貴の顔がぱぁと明るくなった。
「勉強かい?」
「ううん……もういいの。
それより、あたりを散歩でもしない?」
◇
秋風の中を2人して散歩する。
腕を絡ませていた。
「美貴さん……みんなの目がありますよ」
「いいの。こうしたいの」
美貴は積極的だった。
近頃どうにも恋に必死な美貴。
「恋愛禁止」という家の掟を破っているというドキドキが
かえって美貴を煽っているかのようだ。
- 464 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:44
- しばらくとことこ歩いていると背後から声がした。
「美貴つぁん!」
振り返るとそこには
黒縁眼鏡の奥にはどこか幼さの残る目。
エプロン姿の母親が立っていた。
「お母さん!!どうしてこんなところに?」
「勉強していると思ったら、こんな男と何してるのよ?
さ、美貴つぁん。帰りますからね!」
「いやぁだ!私は家になんか帰らない!!」
「だめよ!さ、来なさい!」
ずりずりと美貴は引きずられて行ってしまった。
◇
- 465 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:44
- 「まーったく!またあんな男とイチャついて……」
板間に正座をさせられていた。
美貴はしゅんと下を向いたまま。
「男の性欲には近づいてはいけないとあれほど言ったでしょう!!」
「だって……」
「だってじゃありません!
いい?男の子の近くに行ったりしたら、
美貴つぁんの『女気』が吸い取られてあなた死んじゃうんだからね!」
「だって……梨華ちゃんは」
「よその子はよその子。うちは特別な家系なんです!」
「もーやだっ!」
バンと板を叩いて美貴は立ち上がる。
「何で私だけ恋愛できないの?
何でこんな家に生まれてきたの?」
- 466 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:45
- 美貴は自分の運命を呪う。
一生恋愛しちゃいけないなんて
そんな寂しい人生に耐えなくてはならないなんて……
目からはジンジンと涙が出てきた。
「美貴つぁん……
お母さんだって、あなたが憎くてこんなこと言うんじゃないの。
美貴つぁんが寂しくって寂しくって、
毎日自分のことを慰めているのも知ってる」
「え?は?」
不意な発言に美貴の涙が引っ込んだ。
代わりに美貴の耳まで真っ赤。
「わーーーーーーーーー!」
美貴は思わず母親の肩をバシバシと叩いた。
「何で知ってんのよ!娘の部屋覗いてんの?」
「知っているに決まってるでしょう!
美貴つぁんのシーツもパンツもみーんな私が洗濯しているんですからね!
汚れとか染みとか、すぐに気がつくわよ」
- 467 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:45
- 「染みとか言うな!変態マザー!」
「わけわかんないとこで英語使わないの!」
「そこじゃねぇだろ!」
「ねぇ美貴つぁん、落ち着いて……」
ぐいと手首を掴まれた。
美貴は押し黙る。
「まだ……満足してないんでしょう?」
美貴は下を向いてはき捨てるように
「お母さんには、関係ないでしょう!」
「部屋で待ってなさい」
「は?」
普段見せないような強い調子でそう言われて美貴は押されていた。
「どれだけ苦しいか、一度経験しておくといいわ。
そうすればもう二度と、男を欲しがったりしないでしょう」
◇
- 468 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:45
- 結局母親に押されて美貴は部屋で制服のまま待っている。
しばらくするとノックの音が聞こえて
さっきまでのエプロン姿のまま、母親が部屋に入ってきた。
但し、さっきとは違って髪をおろしている。
肩くらいまでふんわり伸びた母親の髪からは
もうずっと嗅ぎなれたいい匂い。
「お母さん?何を……するの?」
美貴は不安げに母親を見上げた。
またいつもみたく頬を叩かれるのだろうか。
母親が美貴の前に立つと
ベッドに腰掛けた状態の美貴の視界が暗くなった。
見上げると逆光になって母親のシルエットがみえる。
- 469 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:45
- 両手がこちらに伸びてきて美貴はびくっとなった。
殴られると思ったのだ。
しかし
母親は美貴の頬をやさしく包み込むように持った。
腰をかがめて、顔を美貴の方に近づけてくる。
美貴は慌てて母親から離れようとするが
「ちょ……ちょっと!……おかあさ……むむぅ」
唇が付くのが早かった。
顔を抱え込まれて逃れることもできず
美貴は思わず目を閉じてキスを受けていた。
- 470 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:46
- 美貴の頭の中は混乱で真っ白。
ただ
―――お母さんの唇だ……
久々の感触だった。
幼いころは何度か、母親にキスをしたこともある。
ほんの小さなころの話。
でも、
もう年頃になった美貴には
キスを無邪気に受け止めることはできない。
―――なんで?
疑問だけがずっと残る。
- 471 名前:コクリ 投稿日:2005/10/19(水) 19:46
- 「かわいい美貴つぁん。ずっと私のものよ」
「おかあさん……」
そして再びキス。
今度は唇が、美貴に貪りつくように激しく吸い付いてくる。
母親の体重がぐいと美貴にかかり
美貴はそのままベッドに倒れこんだ。
「ねぇ……何するの?」
母親が美貴の上にのしかかっている。
顔が近すぎて目を見ることすらできないが
母親の熱い呼気が美貴の頬を微かに湿らせていた。
母親がわずかに顔を上げた。髪がパサァと美貴にかかる。
その匂いを感じる。
美貴と共用にしているシャンプーの匂いが美貴に心地よい。
もう一度キス。
今度は舌が入り込んできた。
美貴は思わず目を閉じる。
母親は舌をねっとりと美貴の舌と絡ませた。
ざらざらした感触が美貴の舌の上を這い回る度に
美貴の呼吸は乱されていく。熱い。
母親の唾液が舌を伝って美貴の口内に溜まっていた。
「んん……ぷはぁ……。
飲んじゃったよ。お母さんのつば」
そういうと母親は満足そうにうなづいた。
- 472 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/10/20(木) 02:38
- やったぁ、新シリーズ来てる
しかも面白い
- 473 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/10/20(木) 04:27
- コクリさんのさっぱりした文章とエロはすごく合う!!・・・と思いました。
- 474 名前:N&M 投稿日:2005/10/20(木) 13:58
- 更新してるぞぉっ
しかも。なちみきが。。w
次回楽しみですっ☆
- 475 名前:ひろ〜し〜 投稿日:2005/10/21(金) 20:30
- いやぁ。
やぁやぁやぁw
えー、
簡潔に感想言わせていただきます。
エロすぎて全身ぞくぞくっ!
次回、ものすごく楽しみですw
- 476 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:17
- 美貴に異変が起こった。
自分にのしかかっている母親の
頬の丸ささ、肌の柔らかさ……そういうのが妙に意識されてしまう。
「おかあさん……さっき…何したの?」
「女気をあなたに送ったわ」
「お母さんの?」
「そう」
乳首が疼き出した。硬く張って立つのがわかる。
美貴は思わず自分の胸を抱える。
胸を手で覆ってやると少しは落ち着いた。
「美貴つぁん」
「お母さん……」
「お母さんにもいつものやつを見せて」
「え?」
母親はベッドから下りて脇に立って美貴を見下ろしてる。
「美貴つぁんが毎晩していること。
お母さんにも見せなさい」
「は?何言ってるの?そんなこと……」
美貴は恥ずかしさに赤くなった。
顔が火を噴いたように熱い。
- 477 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:17
- 「でも、結構な量の女気を送ったわよ。
美貴つぁんそのまま耐えられるの?」
母親は意地悪くそういって軽く笑った。
美貴は渇きを感じた。
体が火照って、このままではいられない。
「お……お母さん酷い」
美貴は悔しそうな表情を浮かべ顔を母親から背けた。
母親から欲求を植え付けられた。
それも美貴が経験したことのないくらい大量に。
美貴の理性は今にも消え入りそうに体は刺激を強烈に求めている。
「お母さん」
「何?」
「出てって」
「だーめ」
「もう!見られてちゃできないよ!!」
美貴は目を閉じて怒鳴った。
しかし母親からは何の返答もない。
- 478 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:17
- 美貴は毛布を手繰り寄せ自分の体を覆った。
「……見ないでよ」
「それじゃ、どうせ見えないでしょう」
母親の口調がどうにも優しい。ふざけているのだろうか。
美貴の手はもう自分の胸をいじくりはじめていた。身体が勝手に動くみたい。
美貴は目を閉じて、深く呼吸をしながら
胸に当てた手をゆっくり動かす。
美貴はなるべく
自分が感じていることを母親に悟らせまいと
表情は平静を装ったまま胸を揉み始めた。
―――気持ちいい……
声が漏れず、顔にも出ない程度の適量の快感。
これが限界だ。これ以上しては、感じているところを母親に見られてしまう。
しかし母親の目の前でしているという背徳的な状況が
美貴の欲情をいっそう煽り立てている。普段以上にドキドキする。
美貴は目をきつく閉じたまま険しい表情を作った。
この顔なら、変化に気づかれないだろう。
- 479 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:17
- 心を締め付ける恥ずかしさの中、
美貴は懸命に、しかしゆっくり胸をいじっていた。
しかし
しばらくすると、
―――やば……濡れてきた。
下の方も疼き始めた。
トロトロと汁がパンツの中に溜まり始めるのがわかる。
この程度で濡れるなんて……
「……お母さん?」
「ん?」
「また、何かした?」
「女気をちょっと増量」
「また送ったの?……マジもう無理」
濡れた股間がジンジンと刺激を求め始める。
美貴は毛布を肩までかけて包まると
顔を伏せ、自分の指をパンツの中へ入れた。
毛布の中から汁のきつい匂いがムンと鼻に届く。
陰毛をすべるように移動しそのまま秘部に到達する。
―――こんなに……濡れて……
- 480 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:18
- あそこは自分でもびっくりするくらい濡れていた。
そして突起はツンと硬く立っている。
これも母親の女気のせいだ。
先ほど胸を触ったときより敏感な部分に触れる。
それを表出しない自信がない。
きっと感じていることが顔に出てしまうだろう。
「……お……お母さん、あっち向いてて」
美貴は毛布に顔を押し当てたままのくぐもった声でそう言った。
「わかった」
母親の声が優しく美貴に届いた。
美貴は母親が背中を向けたことを確認すると
敏感な突起に指を当てた。
「ふーーん……」
声を出すまいと口をきつく閉じているため
鼻から大きく息が漏れでた。
- 481 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:18
- 美貴の指は円を描くように突起を回り
指の腹が擦れて痺れるような快感が美貴の中に充満していく。
愛液が指に絡まってぬちゃぬちゃと音を立て始めた。
―――やだ、聞こえちゃう……・
「お……お母さん耳塞いで!」
「はーい」
背中に母親の声がする。
「はっ……ふぁ……」
とうとう口から声が漏れ始めた。
下半身の感覚が鈍くなっている。
反対にあそこだけは敏感に自分の指を感じ取っていた。
耳を塞いでもらっているが、それでも美貴はなるべく音を出さないように
力を加減していじくっている。
くちゅっ、くちゅ、というかわいらしい音だけが聞こえていた。
しかしそんないじりかたではいつまで経っても満足できない。
美貴の中の女気はいたずらに膨れ上がるばかりで収まらなかった。
- 482 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:18
- そんなもどかしい行為をしばらく続けていた、そのとき
不意に毛布がばっと剥がれた。
「え……うひゃあぁ!!」
「もー、まだイッてないべさ!遅い」
「お母さんがいるからだよ!!」
美貴は母親を睨んだ。
目が合う。
………………………。
………………………………………………。
「は……お母さんやだ!!」
美貴はようやく状況を自覚した。
パンツの中に手を突っ込んで横になったまま
母親と見つめ合っている。
母親は美貴に並ぶようにベッドに横たわると
手を美貴の股間に伸ばしてきた。
そしてパンツの上から美貴の手を握る。
美貴の手はパンツの中にいたまま外から母親に掴まれた。
- 483 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:18
- 「結構、濡れてはいるのね」
「う、うわぁ……恥ずかしい……」
美貴は震えるような小さな声で必死に訴える。
「お母さん……美貴のそこ、汚いよぉ」
「今更何いっているの?
美貴つぁんの身体ならどこだって知ってるんだから」
そういってぎゅっと握ってきた。
「指は?中に入れてないの?」
「そんなこと……しないもん!」
「したことない?」
「ないってば!」
「じゃあ美貴つぁん」
耳元にふっと息を吹きかけて言う。
「やってみて」
- 484 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:18
- 「え……でも……」
「大丈夫、怖くない。
すっごく気持ちいいから」
母親の身体が背中に密着している。あたたかい。
母親がしゃべるたびに呼気が美貴のうなじをくすぐった。
それだけで美貴は全身を震わすほど感じてしまう。
もう身体に変なスイッチが入ってしまったようだ。
このまま、収まりはしないだろう。
「わ……わかった」
母親に手の甲を握ってもらいながら美貴は一つ深呼吸をする。
「ほんとに……痛くない?」
「大丈夫」
目を閉じた。心臓がばくばくいっている。ちょっと怖い。
美貴は人差し指を割れ目に当てた。胸をくすぐるような気持ちよさを感じた。
そして人差し指をさらに中へを入れていく。
内壁が擦られてビリビリと電気が流れたみたい。
「はぁ……気持ちいいっ」
「もっと奥まで」
「うん…」
- 485 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:18
- 美貴は指を第二間接まで中に入れてしまった。
自分の愛液が熱く指を包み込んでいる。
「入った?」
「うん……入った」
「中でゆっくり動かすの」
美貴は言われたとおり指を上下させる。
「はぁん……ああん……」
「もっと……指先を上手に使って」
「え……わかんない……
でも……」
―――すっごく気持ちいい
未体験の快感が美貴を優しく包み込んでいた。
その美貴を母親が見守ってくれている。
「美貴つぁん……交代」
「え?」
母親は腕を掴むとパンツに突っ込んであった美貴の手を引っ張り出した。
そして
今度は母親の手がパンツの中に入ってきた。
ちょっと冷たい。
- 486 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:19
- ぐしょぐしょになったパンツの中に
母親の手が入ってくる。
「お……かあ…さんっ」
恥ずかしいなんてもんじゃない!
身体が熱く、死んでしまいそうだ。
母親は人差し指と中指の2本を同時に『美貴』に挿入した。
「ひゃあぁ!」
美貴は甲高い声であえいだ。
「んんっく……はぁ……お…おあさん……ダメッ!」
ぐいぐいと手際よく中に入ってきた。
「お母さん……もうこれ以上は…」
「怖がらなくて平気。まだ奥まで入るんだから」
とうとう指が
さっき美貴の触れなかった領域まで侵入してきた。
「ああぁぁぁ!」
- 487 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:19
- 美貴は悲鳴にも近い声をあげた。
「どう?美貴つぁん」
「す……すごいっ……いい……」
指は激しくピストン運動を開始した。
全身が雷で打たれたみたいにびくびくいった。
「ひっ……きゃう……あん……」
ぐしゅぐしゅとあそこから濡れた音が大きく響く。
美貴は、もう何もかもを忘れて
快楽の波に翻弄されていた。
「み……みきっ……し…あ……わせ……」
もう自分で何を言っているのかわからないくらい
意識は遠くまで飛んでいた。
液があそこから溢れ出そうになる。
- 488 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:19
- 「お母さん……ダメ……もう美貴……」
そう言うと、指の動きはさらに激しくなった。
「やっ……やだやだ……本当に……」
「イキなさい。我慢しなくていい」
「ふあぁぁ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ビクビクッ!と全身が波打ち心地よさがあそこから飛び出した。
汁は何度か吹き、母親の手のひらにびしゃびしゃとかかった。
「はぁ……はぁ……」
美貴は全身で呼吸をした。
「おかあさん……美貴は……
ずっと…お母さんの娘だよ……」
「美貴つぁん」
「大きくなってもどこにも行かないからね」
全身がだるかった。
力が入らない。意識は半分夢の中にある。
- 489 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:19
- 背後で母親が美貴の後頭部に額をくっつけたみたいだった。
「お母さん……熱いよ」
その額は汗までかいている。
「ふう……美貴つぁんに女気わけすぎちゃったみたい」
「お母さん、大丈夫?」
「美貴つぁんこそ……いっぱい出しちゃったから辛いんじゃない?」
「ちょっと……だるい」
「じゃあお母さんのを、もう少しわけてあげるね」
「お母さん、無理しなくていいよ」
「だめ。自分の娘が辛いのに放っておけるもんですか」
そういうと母親は身を乗りだして再び美貴にキスをした。
―――お母さん……美貴を愛してくれてありがとう
美貴はこの上ない幸福感の中、
母親の唾液をちゅるちゅると飲み始めた。
「安倍さん家の美貴つぁん」 おわり
- 490 名前:コクリ 投稿日:2005/10/25(火) 18:23
- 「安倍さん家の美貴つぁん」完結。
次回
新シリーズ「愛のゆらゆら」再開。
多数読者レスありがとうございましたー。
こんな感じでまったりやっていきます。
- 491 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/10/28(金) 02:13
- 面白かった。次回も楽しみにしてます
- 492 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/10/28(金) 16:44
- なちみきよかったですっ
リクうけて頂いて嬉しかったですっ
- 493 名前:名無し飼育 投稿日:2005/10/29(土) 23:07
- 今度はよしごまでお願いします!
嫉妬深い母ごまで・・・
- 494 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/10/30(日) 00:07
- おとします
作者さんの文章、すごく綺麗で素敵です!
次回更新も楽しみにしております。
- 495 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/11/06(日) 20:10
- 愛のゆらゆら楽しみです。
コクリさんの愛ガキ好きですよ。
愛ガキ愛ガキ!!
- 496 名前:コクリ 投稿日:2005/11/08(火) 18:32
- 愛のゆらゆらが続きます
- 497 名前:コクリ 投稿日:2005/11/08(火) 18:32
- 愛ちゃんは女気(おんなげ)を操る。
女の子のエッチな気持ちが彼女の栄養。
男の子のエッチな気持ちは彼女の毒。
彼女は食時をしない。
捕まえてきた女の子を悦ばせては
その快楽のおこぼれを吸い取って彼女は生きている。
愛ちゃんは妖怪だった。
これまでは、町に繰り出して
いろんな女の子をとっかえひっかえしていたらしい。
彼女は蓄えた女気を人に分けることもできる。
もちろん全部与えてしまっては死んじゃうんだけど
Hな気分をちょっとだけ分けてその気にさせ
ベッドの上で弄くってその子の女気を膨らませる。
その差額分を吸い取って生活していたのだ。
- 498 名前:コクリ 投稿日:2005/11/08(火) 18:33
- 「しっかし、あーしもバカではない」
私が捕まった当日、
この妖怪は律儀にも自分の生態を私に詳しく説明してくれた。
「いろんな女の子を攫っていてはいつかつかまる。やから
人類が狩猟採集から農耕牧畜に移行していったように
あーしも、一人の女の子とじっくりたっぷり絡むことにしたわけよ」
で、その最初の犠牲者が私だったというわけだ。
愛ちゃんからたっぷり焼肉をご馳走になって栄養つけさせられた翌日から
彼女の「食時」が始まった。
- 499 名前:コクリ 投稿日:2005/11/08(火) 18:33
- 私の上にのしかかった愛ちゃんは口をくちゅくちゅさせている。
「な……何してるの?」
私の質問にも答えない。
しばらくして愛ちゃんの口から透明な液がとろーりと垂れてきた。
「わっ……うわぁ」
私はびっくりしてじたばたするが身体をがっちり押さえられている。
愛ちゃんの唾液が私の乳首の上にペトリと落ちてきた。
とろとろのつばは乳首の先から乳房へと流れて川となり……
いやね……彼女の唾液は女気の宝庫らしい。
私の乳首は更にツンと張り上がって硬くなった。
ああ、やばい。
「愛ちゃん……早くしてよぉ」
「何が?」
何が?じゃなくって……
- 500 名前:コクリ 投稿日:2005/11/08(火) 18:33
- 私は動かない身体をもじもじさせて潤んだ目を愛ちゃんに向ける。
いつの間にか呼吸まで乱れていた。
「はぁ……はぁ……愛ちゃん…ちょうだい」
「ん?どうして欲しい……」
愛ちゃんにそう聞かれて私は顔を背けた。
恥ずかしいよ。
「里沙ちゃん?どうして欲しいか言ってごらん?」
「あのね……舐めて」
「どこ?」
「ち、乳首」
ひゃーまじ恥ずかしい。
一週間前までエッチなんてまるで知らなかった女子高生ですよ。
それが乳首舐めてちょうだいなんて言っちゃってる。
「オーケー」
愛ちゃんは顔を私の胸へとゆっくり近づけてきた。
- 501 名前:コクリ 投稿日:2005/11/08(火) 18:34
- もう胸は破裂しそうなほど期待が膨らんでいる。
愛ちゃんの、濡れた口が私の突起をしゃぶるんだ。
心臓バクバクさせながら私は待った。
愛ちゃんはおっぱいのすぐ側まで顔を近づけた。
ちょっと思案した風にしてから
ペロンと犬みたく乳首を舐める。
「きゃううぅぅぅぅぅ」
私は犬みたく鳴き声を上げてしまった。
ざらりとした舌が先っちょを擦っただけなのに
全身が覚醒したみたいに沸き立った。顔が火を噴いたみたいに熱い。
「はぁ……す、ごい……」
どれだけ女気を高められてしまっただろう。
こんなに感じちゃうなんて、自分の身体が壊れたオモチャみたい。
- 502 名前:コクリ 投稿日:2005/11/08(火) 18:34
- もう一度愛ちゃんはペロリと舐めた。
「きゃんっ!」
自分でもびっくりするくらい高い声がでてしまった。
すると今度は愛ちゃん、
舌先を乳首に押し当てて、ゆっくり円を描くように突起を転がした。
熱い舌先が乳首の周りを早い周期で回っている。
私の乳首がくりくりとあっちを向いたりこっちを向いたりしているのが
私にも見えた。
すっごくいやらしい動きだ。
「はぁ、はっ、はっ……」
私はだらしなく舌を出して、乳首の上下に合わせて小刻みに息をする。
ほんっと、自分犬みたい。でも、気持ちよくって止められない。
今度はパクリと唇がしゃぶりついて来た。
舌先とは違った柔らかい熱い濡れた感触に
私の胸は包まれた。
くちゅちゅちゅちゅぅぅぅぅぅ
愛ちゃんは吸い込んだ。
乳首が引っ張られてビリビリした快感が胸から全身に広がっていく。
- 503 名前:コクリ 投稿日:2005/11/08(火) 18:34
- 反対側のおっぱいも同じように舐められてすっごくいいの。
「愛ちゃん……」
「ん?」
「触って」
「うん」
愛ちゃんは私の両手から手を離した。
しかし私はもう抵抗なんてできなかった。
「ねぇ……早くぅ」
反対に自分から愛ちゃんの手首を掴み
自分の胸を触らせる始末。もう私からは恥じらいが消し飛んでいた。
愛ちゃんはたまごを扱うようにそっと
両方のおっぱいを握っては離し、握っては離し。
胸に切なさを覚えるようなリズミカルな動きだった。
甘い感覚に私の目がトロンとなってくる。
- 504 名前:コクリ 投稿日:2005/11/08(火) 18:34
- すると今度は爪先を使って、乳首を弾くようにチロチロと弄くった。
「あっあっあっ……」
乳首の先が溶け落ちそうなくらい熱く、痺れている。
あられもない声が自然と喉からこぼれ出てしまう。
「あっああっ…ひっひぃぃ……」
私は首を思いっきり仰け反らせて乱れた。
手足もビクビクと痙攣を始める。
「いいっ……いいっ……」
たっぷり私を弄くった後
愛ちゃんはようやく私の胸から手を離した。
「あ……愛ちゃん、次は?」
- 505 名前:コクリ 投稿日:2005/11/08(火) 18:34
- 私は虚ろな目で愛ちゃんを見た。
愛ちゃんは
「へ?」
目玉を大きく私を見ると
「いや、もうお腹いっぱい」
「えーー、そんなぁ……私まだ……」
イッてない、という言葉はどうにか飲み込んだ。
わずかに恥じらいが戻ってきたらし。
「いやぁ、イッちゃうと復活に時間かかるでしょ。女の子の身体って」
「男もそうだと思うけど……」
ああ、こんなときになにツッコミやってるんでしょう。
「やから、適度に女気を高めてあーしがそれを頂戴するのが理想的なのよ」
何言ってます妖怪さん。それもう地獄ですよ。
「いや……そんなのいやぁぁぁぁ」
さてさて
私の性欲はどこへ行く?
- 506 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/11/09(水) 19:21
- 僕の性欲はここにある!!
更新乙です。続き楽しみにしてます。
- 507 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:54
- 私の女気を吸収し終えて愛ちゃんは満足してしまったらしく
床に横たわったままの私を放置して立ち上がった。
愛ちゃ〜〜ん。吸い取るならしっかり吸い取ってよぉ。
微妙にHな気分が私の中に残ったまま溜まっている。
まったく、小さいころご飯を残しちゃいけないって教わらなかったのか?
愛ちゃんはしかし
もう完全に私に興味を失くしたようで行こうとした。
「あ……愛ちゃん」
私は寝転んだ姿勢のまま(立ち上がれる気分じゃない)愛ちゃんに懇願した。
「ねぇ、最後までしてよ」
髪は乱れ広がり、虚ろな目でそうお願いする私を
愛ちゃんは立ったまま見下ろしている。
「だめやって。イッちゃったら今夜のおかずがなくなっちゃうもん」
え?夜まで残しておく気?
このまま?
こんな中途半端なまま?
- 508 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:54
- 「だ、大丈夫。夜は夜で頑張るから!」
「無理だよ。そんな元気ないでしょう?さすがの里沙ちゃんでも」
「うう……」
ええ、今さんざんもてあそばれて、
夜もまたなんてことになったら私はおかしくなってしまう。
でも
「このままでも、おかしくなっちゃうよぉ」
「だーめ。我慢しなさい!子どもじゃないんだから」
子どもはこんなおねだりしないだろうが。
愛ちゃんはもう、私をいじる気はないらしい。
……畜生。
下腹部は変に熱を持ったまま
あそこが脈打っているのが自覚できるほどだ。
とてもじゃないが……
「だめだ。我慢できない……」
私は
吐息のようにそういった。
- 509 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:54
- 「ああ……ああんっ……」
「わっ、ちょっと何してんの!?」
とうとう私は耐えられず自分の指であそこをいじくりはじめた。
水着の上からではダメだ。感じない。
私は水着をずらすと、私の女の子な部分を外気に曝した。
愛液で湿り気を持ったあそこが空気にあたってすーっとする。
愛ちゃんのばか……。
自分でしちゃうんだから。
私は夢中で、人差し指を割れ目にあてた。
「ん……んんっ……」
お豆を親指と人差し指で挟んで摘まむ。
くいくいと摘まむと甘美な波が下腹部にじわーって広がって
反対に中からは汁が垂れ始めた。
「いい……気持ちいいっ……」
- 510 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:55
- 愛ちゃんに見下ろされているのも構ってられなかった。
顔が熱いのを感じると私は目を閉じて、さらに行為に耽る。
指の腹でお豆を擦り合わせるとビリビリいって
その電流みたいな快感が喉の奥でごろごろするみたい。
「あー、……」
私は呆けた人みたいな声をだして
あそこの快感が喉まで伝っているのも実感した。
「り、里沙ちゃん。やめて」
「ふぅん……はぁ…」
爪の先を使ってお豆をピンと弾く。
「くはぁ!」
喉が無意識に鳴って高い声をあげてしまった。
今の…、いい。
もう一度弾いてみる。
「はぁん!」
- 511 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:55
- 弾くと全身がピクンとなって声が漏れる。
これはスイッチだ。私の身体をオモチャにするスイッチ。
私は何度も何度も夢中でその「スイッチ」を弾く。
「はぁ……ふぅん……あっ……ああっ……」
お豆が震えるのに合わせてあそこは
クチュッ、クチュ、クチュっと
いやらしい音をリズミカルに立てた。
「里沙ちゃん!!そんなことやめなさい!」
「で、でも……気持ちいいんだもん!」
私は目を開けられず、
上ずった声で愛ちゃんにそう言い放った。
- 512 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:55
- 突然、ぐいっと手を引っ張られた。
「わっ、ちょっと愛ちゃん!邪魔しないで!」
私は必死に抵抗するが愛ちゃんはぐいぐいとすごい力で私を引っ張る。
さすが妖怪。その力は半端じゃなかった。
「イッちゃだめだって言ってるでしょう!」
私を箪笥の前に押したおすと愛ちゃんは
なんとガムテープを取り出した。
「わっ、愛ちゃんやめて!!」
- 513 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:55
- 抵抗する私の両手をひょいと背中に回して
手首をガムテープでぐるぐる巻き。
「ちょっと!」
私は倒れたまま愛ちゃんを睨んだ。
すると今度は口を塞がれた。
「んーーーっ!んーーーっ!」
何てことしやがる!
「ちょっと頭を冷やしなさい!」
舌足らずにそう言うと
愛ちゃんは行ってしまった。
- 514 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:55
- まって……放置は酷い!
しかし愛ちゃん、見えないところまで行ってしまった。
両手は縛られ口も塞がれた。
ちなみに今の格好はというと
スクール水着が膝にひっかかったまま、
あとは素っ裸。
一人エッチの最中に自由を奪われ刺激を奪われ……
なんたる非道、愛ちゃんめ。
あの妖怪にとって私は友達でもなんでもない。
ただの餌だ。
餌だからこそこんな物以下の扱いを受けるのだ。
人間がエビのハサミを取り外すのと同じ感覚なのだろう。
効率よく栄養を確保するのみで
私の気持ちとかそういうのはどうでもいいんだ。
そう考えると悔しくって涙が溜まっていく。
- 515 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:56
- しかし垂れ流すのは涙だけじゃない……
…………
なんて下ネタしている場合じゃなかった。
いや本当に私のあそこは未だにトロトロと汁を漏らしている。
なんとかして…気持ちよくできないかなぁ。
膝を擦り合わせて
火照った感じだけはどうにか紛らわせて
「んーっ、んーっ」
でも全然、こんなんじゃ足りない。
- 516 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:56
- 私は背中から股間に手が届かないか必死に伸ばしてみた。
するとどうにか、背中をエビ反りにすれば届く。
待て待て、いくらなんでもそれは恥ずかしいだろ。
愛ちゃんの目前で一人エッチを曝してしまった私にだって
まだプライドってものが残っている。
っていうか、
愛ちゃんに攫われるまではエッチも知らない女子高生だったんだよ!
背中から必死に股間に手を伸ばしている姿なんて
たとえ誰も見ていなくたってできないよ。
ねぇ、愛ちゃん本当に来てくれないの?
私……変になってきてるのに
愛ちゃんは助けてくれないの?
- 517 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:56
- 誰も見ていないのに、この胸を震わす羞恥心。
誰も見ていないのに、いけないことをしているときのドキドキ。
結局私の手はお尻を通過して股間に手を伸ばした。
結構、体勢がきつかった。
「んん……んっく!」
私は顔を高潮させて懸命に指をあそこに伸ばす。
頑張ってみると指の先っちょだけが触れた。
「んんぅ……」
感じると力が抜けて手が元の位置まで戻ってしまう。
再び手を必死に必死に伸ばして、
ポッチ(お豆)を押す。
「んっ!」
またぴくんといって手が離れた。
口を塞がれているのでくぐもった声しかでてこない。
その運動を何度か何度か繰り返している。
- 518 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:56
- すると
いつの間にか戻ってきた愛ちゃんが私を見下ろしている。
自由を奪われてまで必死に一人エッチするみみっちい私を
哀れむような目で見下ろしている。
いたたまれなくなった私は愛ちゃんから顔をそむけた。
「里沙ちゃん?」
「……」
私はノーリアクション。
今、愛ちゃんを見たら惨めさが噴出して泣いてしまうかもしれない。
だから私は愛ちゃんを見ないようにじっと床を睨みつけたまま横たわっていた。
「里沙ちゃん……怒ってる?」
何さ、今更優しさ見せたってダメだからね。
もう愛ちゃんなんて知らないんだから。
「なぁお願いやからこっち向いて」
何だよ優しくするなってば。
もう私の身体、君には関係ないんだろ。
「なぁ里沙ちゃん」
- 519 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:57
- 何で?何でよぉ!?
私は、肩を震わせて泣き出してしまった。
愛ちゃんは自分勝手だ!
私が君を忘れようとしたところでそんな風に声かけられたら
また甘えたくなっちゃうじゃん!
バカ甘えたいよ、甘えさせてよ!!
そのとき髪の毛がぐいと引っ張られた。
愛ちゃんは髪を引いて私を起こそうとする。
痛い痛い!ほんっと、人の扱い知らない妖怪なんだから。
愛ちゃんに身を起こされた私はその場にぺたんっと座った。
「んんっ……」
顎を動かして、口のテープを剥がすように要求すると
すぐに意を察した愛ちゃんは私の戒めを解いてくれた。
- 520 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:57
- 声が出せるようになった私
「も……バカあぁぁぁぁ!!!」
でっかい声を絞り出して愛ちゃんにしがみついていた。
「わぁぁぁぁぁ。愛ちゃんのバカっ!嫌いだぁ!」
私の両腕はがっしりと抱きついたまま愛ちゃんを離さない。
愛ちゃんはおっかなびっくりの様子で私の裸の背中に手を回して
ゆっくりとなだめるようにさすった。
「里沙ちゃん……ごめん」
「出てってやる!こんな部屋出てってやる!!」
言葉と裏腹、私はさらに両腕に力を込めて愛ちゃんにしがみついていた。
もう、二度と私の元から離れていかないように。
- 521 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:57
- 「ぐすっ……ぐすん」
しばらく
そのまま。
私は愛ちゃんの肩に半分顔をうずめて泣きつづけ
愛ちゃんは不器用に背中をさすりながら謝った。
「ごめん……女の子が満足しちゃったら
しばらくしたくなくなるって聞いたから」
「そんなことないよ」
私はようやく愛ちゃんを離した。
座ったままの姿勢で言う。
「違うんだよ。
すっごく幸せなエッチをするから
また次もこの人としたいって思うんだよ」
「そうなんだ……」
それにしても妙な画だ。
- 522 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:57
- スクール水着を膝に引っ掛け、丸裸の私がしゃがみこんで
愛ちゃんにエッチについて語っている。
「満足できる素敵なエッチが
愛を育んでくれるんだよ」
愛を育むなんて洒落じゃなく、
その時の私は必死だったのだ。
私は上目遣いになって愛ちゃんのおでこに自分のおでこをくっつけた。
「ね……愛ちゃん」
「…何?」
「して。…………続き」
- 523 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:57
- きゅうぅぅぅぅぅぅ
大股開きになった私の股間に
愛ちゃんはキスをした。
愛ちゃんの唇が触れた瞬間、
悦びがゾクゾクと全身を駆け抜けて
「ああっ」
私は身体を震わした。
愛ちゃんは口を離そうとはせず
そのままじゅるじゅると吸い付いてきた。
私のあそこの中に溜まったお汁が一気に流れを得て滑る。
中でどろどろの液体が移動するのが感じら
そのくすぐるような撫でるような感覚に鳥肌が立つ。
「はぁぁ!愛ちゃんっ!!」
- 524 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:57
- ここまでさんざん待たされた私のあそこからは
溢れんばかりに次々と愛液が出てくる。
それを愛ちゃんが残さず吸ってくれる。
唇の温かさが伝わって意識に霞がかかり始めた。
自分の液か、愛ちゃんの唾液でか
陰毛はべっとりと肌に貼りついていた。
ちょっと溢れた汁を愛ちゃんは舌を出してずずっと啜った。
私の位置からそれは見えなかったが私は音で想像する。
私の下の口が垂らしたトロトロの液を
愛ちゃんが舌をでろんと出して掬っている想像。
その淫靡な画が私の胸を高鳴らせた。
「愛ちゃん……きれいだよ」
見えもしないのに、私はそうつぶやいていた。
口の周りをびちょびちょに濡らして汁を舐める愛ちゃん。
想像するだけで興奮する。
- 525 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:58
- と思っていたら
「栄養満点!」
とか言うし……こら空気読めよ!
「雰囲気ぶち壊しー」
私はくすくすと笑い出してしまった。
「おっ、笑ったなぁ」
ちょっと怒った感じで言うと愛ちゃんは
「ふあぁ!」
なんとお豆を齧った。
びくんっ!と無意識に身体は跳ね足の先までが痺れた。
「あっ……愛ちゃん!」
「ごめん痛かった?」
- 526 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:58
- 「ううん。すごく良かった」
私は愛ちゃんを見ようと何とか首だけを起こして言った。
「ね、今の。もう一回」
愛ちゃんはこくんとうなづいた。
来る!
私は目を閉じて刺激を待った。
こりっ
「あんっ!」
音と同時にあそこの中がはじけ飛んだみたいに
ぱちゃっと飛び出して愛ちゃんの顔を濡らした。
「はぁ……はぁ……イッちゃった」
- 527 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:58
- 全身を襲う脱力感の中
胸の中で一つの気持ちが形づくられていた。
もう
愛ちゃんからは離れない。
好き。
マジで好き。
脱力感は幸福感かも知れなかった。
- 528 名前:コクリ 投稿日:2005/11/24(木) 18:59
- 以上です。
レスいただきまして恐縮です。
催促レスもありがたく頂戴して
これからもちょろちょろと書いてゆきますので
よろしくおねがいします。
- 529 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/11/27(日) 01:02
- 乙ですm(__)m
やはり至高ですね
- 530 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/11/27(日) 18:49
- あいりさ、めずらしい!
作者さん、GJ!
- 531 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/11/27(日) 18:50
- sage忘れ、失礼しました
- 532 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/11/27(日) 23:54
- 更新乙です。
やっぱり愛ちゃんは愛ちゃんなんだな〜。
ガキさん可愛い。
- 533 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/01(木) 23:57
- ガキ愛はいいっすねえ
二人の会話がたまらんとです
- 534 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/12(月) 04:03
- 突然失礼します。
いま、2005年の飼育を振り返っての投票イベント
「2005飼育小説大賞」が企画されています。よろしければ一度、
案内板の飼育大賞準備スレをご覧になっていただければと思います。
お邪魔してすみませんでした。ありがとうございます。
- 535 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:54
- >>534
皆さんで盛り上げていきましょう!
- 536 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:54
-
んん……寒い。
幸せなまま眠ってしまったみたいで
いい感じの気だるさが全身に回っているんだけど
その身体はガタガタと震えていた。
あれ?私どこで寝ちゃったんだろう。
まだ寝起きで目が開けられないので手探りで
自分の寝ている場所を確認しようとする。
マットの感触は間違いなく
自分のベッド(愛ちゃんが買ってくれた)のもの。
それでも寒いと感じたのは上に何もかけていないからに違いない。
あれー?毛布かけて寝なかったのかなー?
6月とはいえ何もかけずに寝るわけないんだけどなー。
意識はまだはっきりしてこないんだけど何かがおかしいと思った。
「なーんーでー?」
自分の声の間抜けさに笑いそうになってしまう。
なんで毛布ないの?
- 537 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:54
- まさか愛ちゃんまた何か企んでるんじゃないだろうな?
そう思うといてもたってもいられず私はえいやっと身体を起こして目を開けた。
「あっ……あの!?」
「はいぃ!!?」
私は寝起きとは思えない素っ頓狂な声を上げてしまった。
「あなた……何?なんで私の部屋に?」
なんと
私の毛布にくるまった見知らぬ女の子が床に座っていた。
……誰よ?
「ちょっと、人の毛布取らないでよ!!」
私はその子から毛布を取り返そうとぐいと引っ張る。
しかし
強い力で引っ張り返されてしまって中々取れない。
「こらっ!返せ!!」
- 538 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:55
- 「やっ!だ……だめ!取っちゃだめ!」
女の子は顔を真っ赤にして目を閉じて必死の抵抗。
「寒いんだよ!返せよ!」
私もむきになって必死に引っ張る。
私はベッドから飛び降りるとガシっと毛布を掴んで
渾身の力で
「たーーーーーーーっ!」
その子から毛布を引っ剥がした。
「あーーーーーーーー」
なんと
毛布の中から出てきたのは
一糸まとわぬ壮絶のナイスバディだった!!!!
「裸かよっ!」
思わず突っ込んでしまう。
- 539 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:55
- 「きゃあああああああ!」
女の子は金切り声を上げて両手で自分の胸を隠す。
といっても隠れるのは要所だけで豊かなバストはまるで隠れていない。
でかっ!
私の目は思わず壮絶おっぱいに釘付けになる。
ああ羨ましい……じゃなくって
「やぁ、見ないでよぉ!」
女の子は目に涙を溜めて私をぷぅと睨む。
「あ、ごめんごめん」
私は毛布をその子に返してやった。
いくら何でも裸の子から毛布を奪うのは可愛そう……
…………
あれ?
- 540 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:55
- って、私も裸じゃん!!
そうだよ、愛ちゃんにイかされてそのまま寝たんだった。
「いやぁん。見ないでよぅ」
……
誰も見ないって?はいそうですか。ごめんなさいね。
あの子だって私の身体には興味なさそうに
じっと俯いたままだし。
そのとき
扉が開いた。
「おーいあさ美ちゃんどうした?悲鳴聞こえたでー」
愛ちゃんだった。
私は聞く。
「ねぇ、この子誰?」
「あさ美ちゃん」
誰だよ……
- 541 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:55
- 「里沙ちゃんのお友達やよ!」
「はぁ?」
「まっ、仲良くやってくれたまえ」
バタンッ
「ちょっと愛ちゃーん」
私は扉のところまでどたどた走って行き
扉を開けようとした。
しかし扉は開かなかった。
何度かガタガタやってみるけどダメだ。開かない。
閉じ込められた。
「愛ちゃん!!どういうつもり?」
すると扉の向こうから声がした。
「昨日話したやん。里沙ちゃんのパートナー探すって」
「昨日の……ってあの話?」
まさか本当に見つけてくるとは……
- 542 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:55
-
昨日の話。
いつもどおり愛ちゃんに優しくしてもらった私は
いつもとは違ったおねだりをした。
「ねぇ……たまには私も愛ちゃんに触らせてよ」
いっつもいっつもされてばっかり。たまにはしてあげたい。
「ダメダメ絶対ダメ!
あっしが感じたりしたら女気が噴き出して死んでしまうんやから」
愛ちゃんは妖怪だ。
彼女の養分は女の子のエッチな気持ち。女気(おんなげ)というらしい。
彼女は私にエッチなことをして女気を高めて吸い取って暮らしている。
私は彼女に飼い殺された餌だった。
「女気がなくなったらあっしの身体はうごかんくなる」
「でもなぁ……いっつもされてばっかってのもなぁ……」
「じゃあさ、里沙ちゃんのパートナー見つけてくるよ。
これからはその子とすればいい。
あっしはその横でまったり女気をわけてもらいます」
コバンザメかお前は。
- 543 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:56
-
っていう会話をしたのが昨日の話。
「ね、ちょうど朝ごはんやから里沙ちゃんあさ美ちゃんとして」
何言ってんの?いきなり?
「無理だって。私寝起きだし。そもそも初対面だし」
「はあ!」
「わっ」
突如、私の心の中で
赤い実がはじけた。
何でもないのに突然、心臓がどきどきどきどき
「今、女気送ったから」
「余計なことすんな!」
愛ちゃんは蓄えた女気を人に送ることができる。
「じゃーねー」
「わーっ、待てーー」
- 544 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:56
- 結局扉は開かぬまま、愛ちゃんは行ってしまった。
私をその気にさせたまま。
私は振り返って女の子を見た。
「あ……あさ美ちゃん?」
声をかけるとあさ美ちゃんはびくってした。
そ、そんなに怖がらなくても……
しかし
私の呼吸は乱れていたし目つきも違っていただろう。
そのくらい女気をたっぷりと送られたんだから。
ああ、誰でもいいから人肌が恋しい……
私が近づくと
あさ美ちゃんは毛布をぎゅっと握ってじりじりと後退していく。
やべ、完璧に警戒された。
- 545 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:56
- 4畳半の密室にベッドと毛布。
興奮しちゃってる素っ裸の私の目の前には
毛布でおいしそうなおいしそうな身体を隠した君。
これを我慢しろって方が無理だ。
でも
女気が高まったからといって理性や見境の機能が低下するわけじゃない。
初対面の女の子に襲い掛かかるなんて
そんなヤバイことは避けるくらいの理性はあるのだ。
だから一層たちが悪い。
だってこれじゃ一方的すぎる。あさ美ちゃん嫌がってるもん。
こういうエッチは後味悪いんだよ。
愛ちゃんのバカ!女気送るならあっちにもちゃんと送っとけよ!
あさ美ちゃんは泣きそうな顔をして私から逃げたそうなんだけど
なんせここは密室だ。逃げられるわけがない。
欲しい……絶対欲しい……
あのふっくらしたほっぺ。
柔らかそうな大きなおっぱい。
きゅっとしまった脚。
- 546 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:56
-
かくして
私の理性と本能の壮絶なバトルがスタートした。
- 547 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:56
- 今日はここまで
- 548 名前:コクリ 投稿日:2005/12/13(火) 20:57
- >>529
>>530
>>532
いやーありがとうございます!
まったり5期大好きなコクリです
- 549 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/13(火) 21:34
- 更新お疲れ様です。でもこんなとこで区切るなんて…ドキ×2
- 550 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/15(木) 22:36
- 更新乙です。
愛ちゃん…GJ!!
新しく登場した方、どうなるのか気になります…
- 551 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/30(金) 20:30
- 愛ちゃんのバカっぷり炸裂がすばらしい!
ガキさんがんばってねw
- 552 名前:コクリ 投稿日:2006/01/09(月) 15:24
- 「箪笥ん中」
私が捨てるように言うと
「へ?」
あさ美ちゃんは目を丸くして私を見た。
トロいなこの子。
「私のシャツ入ってるから、好きなの着て。
裸のまんまじゃ、……ね」
目のやり場に困る。あんたスタイル良すぎる。顔丸いくせに。
あさ美ちゃんは素のままのようだけど
私の方は女気をたっぷり受け取ってすっかりその気なのだ。
目の前にそんないい身体をちらつかせられると理性が保てなくなりそうだった。
「あ、ありがと……」
- 553 名前:コクリ 投稿日:2006/01/09(月) 15:24
- 目のやり場に困る。あんたスタイル良すぎる。顔丸いくせに。
あさ美ちゃんは素のままのようだけど
私の方は女気をたっぷり受け取ってすっかりその気なのだ。
目の前にそんないい身体をちらつかせられると理性が保てなくなりそうだった。
「あ、ありがと……」
あさ美ちゃんはいそいそと箪笥に向かった。
あさ美ちゃんは箪笥の中をガサガサしてる間も
毛布を肩にかけたまま身体を隠している。
素足だけが見える状態ってのも想像力を掻き立てられるなぁ……
……
あのチクチクする毛布が
あさ美ちゃんの弾みそうな柔肌に擦れている。
あさ美ちゃんはくすぐったいに違いない。
二の腕に、胸に、太ももに擦れる毛布の感触。
いや、あの大きさなら何よりも乳首にその擦れる感が集中しているはずで
むず痒さを覚えているに違いない
しかし恥ずかしくて、そんなことを顔に出すわけにはいかない。
擦れる乳首を懸命に落ち着かせながら……
……
- 554 名前:コクリ 投稿日:2006/01/09(月) 15:24
- とかそんな想像をしているうちに
私の乳首はコリコリに硬く張ってしまった。
先っちょがビンビン脈打って痛いくらいだ。
やばいやばい。
私は目を閉じて深呼吸をして気分を落ち着かせようとする。
するとパサッ。
私の顔に軽い布がかぶさった。
「お?」
「り、里沙ちゃんも……」
「え?」
「里沙ちゃんも、何か着たほうがいいよ」
ぬおっ、ひょっとして乳首立ったとこ見られてた?
ハズいっ!
私はあわててあさ美ちゃんが投げてきた黄緑色のTシャツを着た。
目を開けてあさ美ちゃんを見ると
あさ美ちゃんはピンクのTシャツを着ていた。
でも私のサイズだからあさ美ちゃんにはすっかりチビTで
胸のあたりは窮屈そうに布がびんびん張っている。
……
かえってセクシーかも。
- 555 名前:コクリ 投稿日:2006/01/09(月) 15:25
- 「里沙ちゃん?下に履くものない?」
あ……
「えーっと、パンツは全部洗濯して、
いや、取り込みはしたんだけど
まだたたんでなくて……
要するにこの部屋にはない」
「ええ!?」
あさ美ちゃんが顔を真っ赤にして困った。
そうして思い出したようにTシャツの前すそを下にぐいと引っ張る。
チビTを限界まで伸ばすとどうにかこうにか下の大事な場所が隠れた。
でも力を緩めたらすぐにも顕になってしまうだろう。
あさ美ちゃんが陰毛を見せまいと懸命になればなるほど
私の視線は彼女の股間に吸い寄せられていく。
ほら、隠している手の隙間からちらっと見えた。
あさ美ちゃんは手をふるふるさせて口をへの字に曲げて
「なんで?なんでないの?」
「ご、ごめん」
- 556 名前:コクリ 投稿日:2006/01/09(月) 15:25
- あさ美ちゃんは結局、毛布で身体を隠すことにしたらしい。
身を小さくして頬は紅いままで
ぎゅっと毛布を握り締めている。
……かわいい
私は、なるべくあさ美ちゃんを見ないように見ないように。
だって見たら絶対襲い掛かりたくなっちゃうもん。
毛布引っ剥がしてあの豊満なボディにがばぁ!
あー想像しただけで興奮してきた。
愛ちゃんの女気パワーは本当に恐ろしい。
私は極力意識しないように目を閉じているというのに
記憶に残ったあさ美ちゃんの身体がありありと浮かんでくる。
……
例えば、
「寒いから入れて…」
とか猫なで声であさ美ちゃんを騙し、一緒の毛布に包まる。
隙をみてそっと毛布の中から腰に手を回して…
「やだぁ、里沙ちゃんの手、冷たい!」
- 557 名前:コクリ 投稿日:2006/01/09(月) 15:25
- 私の想像の中であさ美ちゃんは身を捩じらせて逃れようとする。
それでも私は許さずにあさ美ちゃんの身体を強引に引き寄せる。
驚くあさ美ちゃんの腰から背中に手を回してギュッと抱きしめると
その肌は柔らかい。シャツの上からでもそれがわかった。
熱くなったあさ美ちゃんの身体に密着する私の腕、胸、肩。
もっちりしているようでその身体、しまるところはきゅっとしまっていて
腹筋部分の弾力が特に強い。
「あさ美ちゃん」
「り、里沙ちゃん」
「腹筋すごいんだね。硬い」
「そ、そう?」
「でも、ここは柔らかいんだね」
「どこ触って……あっ!」
突然の刺激にあさ美ちゃんは情けない顔で
私にすがり付いてくる。
「なんか、ぞくぞくしたよ……」
私は優しく受け止めて
その厚ぼったい唇にキスをする。
想像のあさ美ちゃんの唇は強い力で吸い付いている。
ぺちゃぺちゃと汚い音を立てながら頬に唾液がこぼれるけど
どっちの唾液だかもはやわからない。
私は両手でふっくらした頬を掴むと
更に強く引き寄せて舌を絡ませた。
- 558 名前:コクリ 投稿日:2006/01/09(月) 15:26
-
……
想像がすぎた;
気がついてみると私のあそこからとろーりと
一滴垂れて内腿を這い下りていた。
想像で濡れるなんて……
私は恥ずかしさに打ち震えてしまった。
すると
「里沙ちゃん?」
現実のあさ美ちゃんが私に声をかけた。
「は、はいなんでしょうか!?」
さっきまで卑猥な想像をしていた私は後ろめたさにどぎまぎしてしまう。
すると
「寒くない?」
- 559 名前:コクリ 投稿日:2006/01/09(月) 15:26
- 震えているのを寒いせいと勘違いしたあさ美ちゃんは
「一緒に、使う?」
なんと私の想像通りに毛布を一緒に使おうと言ってきた。
「え……でも、いいの?」
「だって里沙ちゃんの毛布だよ」
「そうだけど」
突如訪れたチャンス!
これを逃す手はない。
私は
そっと歩みを進めてあさ美ちゃんの毛布にくるまった。
- 560 名前:コクリ 投稿日:2006/01/09(月) 15:28
- まだ焦らす……。更新遅くてすみません。
>>549
>>550
>>551
愛ちゃんに振り回されっぱなしガキさんです。
応援ありがとうです。
- 561 名前:sage 投稿日:2006/01/09(月) 22:35
- ぐはっ…!作者さまGJです!焦らされて堪らない!
- 562 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/09(月) 22:38
- あげてしまいました!すいません!
- 563 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/09(月) 23:11
- sage 作者乙です。
- 564 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/09(月) 23:37
- とりあえず。
作者さん毎度ながら楽しく拝見させて頂いております。
- 565 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/12(木) 05:04
- マジあーざぁーすっ!w
- 566 名前:名無しの読者 投稿日:2006/01/21(土) 10:02
- 全部読みました。とてもエロいし、おもしろかったです。
特に愛ちゃんとがきさんの絡みがよかったです。
更新楽しみに待ってます。
- 567 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/21(土) 10:14
- ageるなよ
- 568 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/26(木) 18:58
- 乙です。
生殺し感が凄いです。んなに焦らさないで下さいw
- 569 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:32
- 実際こうしてすぐ近くでみると
あさ美ちゃんの肌はもっちりしていながらつやつやで
ほっぺたを眺めているだけでもその美しさにうっとりしてしまう。
毛布にくるまった2人はいい雰囲気とかじゃなく
むしろぎこちない感じで、お互いに目を合わせまいと挙動不審。
だからかといってそっぽを向くのもおかしいし
どうしても私は、あさ美ちゃんの頬とか耳たぶとかをじっと注視せざるを得なかった。
どうにか上手く話を持っていってその気にさせないと
私の理性は疲弊して役に立たなくなってしまうかもしれない。
「寒いね」
「うん」
「ねぇ、あったかくなる方法知ってる?」
自分で言ってて、なんて下手くそなんだろうと思った。
こんな話し方で警戒されたら困る。
- 570 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:32
- あさ美ちゃんは相変わらず目を合わせずに聞いてきた。
「知らない。どうやるの?」
「もうちょっと、つっくこうか」
「!?」
あさ美ちゃんがようやく私の目を見た。
その目はおかしな発言をした私を責めるようだった。
「……」
あさ美ちゃんに睨まれて私は一瞬怖気づいたが
でも、あさ美ちゃんの目の綺麗さにたまらなくなってしまった。
「あさ美ちゃんっ!」
毛布の中から、両手をあさ美ちゃんの背中に回す。
そしてぐいっと抱き寄せた。
あさ美ちゃんは無言でさせるがまま、
私の方に体を預けてくる。というか何が何だかわかってないのだろう。
- 571 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:32
- お互いカーペットの上にしゃがんだまま
上半身だけで抱きついたので、毛布の中は不自然なポーズになっていた。
それでも、シャツしか着ていないその身体を感じるには充分だ。
「……何がしたいの?」
相変わらず、私を責めるような口調で問うてきた。
さぁもう後には引けないぞ!熱そうな唇はもうすぐそこなんだ。
私は口を突き出した。
しかし
彼女は首をくっと引っ込めて私の攻撃をかわした。
「ちょっとっ!何すんの!?」
このくらいで引いてはだめだ。
彼女はもうすぐで私のものになるんだ!押して押して押し倒して……
「あ、あさ美ちゃ……。ごめん……」
しかし意識とは裏腹に
私の弱気が勝手に謝罪していた。
- 572 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:33
- だって……
もしここで嫌われちゃったりしたら
身体を触れないどころじゃなく
口もきいてもらえなくなっちゃう。
彼女を手にしたいけれど
それで彼女が今以上に遠くなってしまったら
私はどうすればいいの?
それなら今のままの
くすぐったい距離感の微かな甘さに縋っていればいい。
あさ美ちゃんが身体と身体の間に手をもぞもぞ入れている。
ああ、
私を押し戻すつもりなんだね。
私は君に拒まれるんだね。
- 573 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:33
-
私は……
泣いていた。
本当に不器用だ。情けなくなるほどに。
あさ美ちゃんの動きが止まる。
「里沙ちゃん……」
泣き落としという手もあったのかも知れない。
しかし
不器用すぎる私は、
気がついたときには自分の心のうちをすべてぶちまけていた。
愛ちゃんがどういう存在なのかということ。
私は愛ちゃんの餌として飼われていること。
そして今、女気を植え付けられて
あさ美ちゃんが欲しくて欲しくてたまらないのだ、ということ。
- 574 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:33
- 「我慢……できそうにないんだ…」
「そんな、そんなこと言われても」
「あの、お願い、私を嫌いにならないで!」
「え?」
「あさ美ちゃんが嫌がることしないから!
あさ美ちゃんがウザいっていうなら近づかないから!」
君が欲しかった。
でも、その思いまで否定されたくなかった。
ダメならダメで、君を遠くから思っていたいと思った。
私はすっと
自分の身体を毛布から引いた。
「やっぱり急にしろなんて無理なんだよね。
愛ちゃんにそう言ってくるわ」
私は涙声を隠して出口に向かう。
- 575 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:33
- 「ねぇ里沙ちゃん」
「ん?」
「その、愛ちゃんの女気って……どうすればうつるの?」
「さぁ……詳しくは知らないけど
体液交換をすると確実にうつるらしい。
愛ちゃんは空気を送るだけで女気を転送できるけどね」
それを言い終えるころには
私は扉の目の前にいた。
「じゃあ」
私が愛ちゃんを呼び出そうとしたそのとき
「熱っぽいの、病気じゃなかったんだ……」
「え?あさ美ちゃんも、そうなの?」
「う…うん。どうすれば治るの?」
えっと……治すにはもちろん、Hをするんだけど……
なんだこの展開。
まあせっかくだからいっか
- 576 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:33
-
「あさ美ちゃん、ベッドに寝て」
- 577 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:34
- 寝そべったあさ美ちゃんは半開きの目で私を見つめている。
「最初に断っておくけど、私はいつもされる側で
するのは今日が始めてだから。
愛ちゃんの見よう見真似でやるから、気持ちいいかわかんない……」
「ん、いいよ」
横になった段階であさ美ちゃんにも何が行われるのかおおよそ検討はついただろう。
ちょっと声が湿っぽかった。
あさ美ちゃんにも女気が蓄積しているなら大丈夫なはずだ。
「じゃ、始めるよ」
私はゆっくりと手を伸ばして
シャツの中からはちきれそうになっている2つの果実に触れた。
最初は触っているとわかるだけって感じで。
あさ美ちゃんはうつろな目のまま、自分の胸を触られる様子を見ている。
私の手は、乳房の表面をなでるように2,3周した。
- 578 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:34
- 心臓がドキドキいっている。
気になってあさ美ちゃんの胸元に手をあててみる。
「すごい早い……」
あさ美ちゃんは顔をゆがめてうなづいた。
「あのね、怖いの……」
「そっか。初めてなんだね」
「うん」
「痛かったりしたら言ってね」
あんまり急な刺激はまずいと考え
そのまま何度も何度も、まん丸いゴムマリみたいな感触の上を
さわさわと撫ぜ続けた。
私の手がシャツの中を移動するたびに、
ピンク色のシャツはその分盛り上がり
もともと窮屈なのがさらに引っ張られ、
あさ美ちゃんの乳房は歪に形を変える。
おっぱいは、ぐいと上を向いたり、
真ん中に手が入ったときには左右に分かれてみたり、
反対に両側から中央にまとめ上げられたり……もう気持ち悪いくらいにゆがむ。
気がつくと私は夢中になってあさ美ちゃんの胸をいじくっていた。
- 579 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:34
- ちょっと力を加えて押し上げるようにすると
それに反応して彼女の口から「んーっ」と呼気がもれた。
そっと手を引っ込めてからもう一度、同じように押し上げる。
するとやっぱり「ふぅん」とちょっと苦しそうに息を漏らす。
感じてくれてるのかな?
「あさ美ちゃん、気持ちいい?」
「……」
あさ美ちゃんは目を閉じたまま何も言わない。
懸命に口を結んで声を出すまいとしている。
「あさ美ちゃん?」
私はむきになった。この清楚なイメージを崩してやりたい。
思いっきり乱れさせてやりたい。
私はさっきよりもさらにきつく、胸を揉んだ。
- 580 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:34
- 「ん……っく」
あさ美ちゃんの表情がゆがむ。
かわいい。
私はたまらず、あさ美ちゃんのシャツをめくりあげた。
すると両の乳首にシャツの裾が引っかかった。
ちょっと強く引っ張ると、
ようやく解放されたおっぱいは勢いよく弾んだ。
「……きれい」
見事なまでに整った2つの乳房。
私は圧倒されてごくんっ、とつばを飲み込んだ。
そして、あさ美ちゃんの胸に吸い込まれるように
だんだん顔を近づけていく。
そしてツンと上を向いた突起にチュッと吸い付いた。
「あっ!」
- 581 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:34
- するとあさ美ちゃんの全身の筋肉が反応したみたいで
彼女はむず痒そうに身をよじらせた。
私は調子に乗って舌先で乳首の先端をチロチロと転がしてみせる。
「ふっ…ひぃ、は、はぁぁ〜」
あさ美ちゃんは呼吸のリズムを乱されてちょっと苦しそう。
何度か体を左右にひねったりして刺激から逃れようとしたが
私はあさ美ちゃんの乳首にしっかり吸い付いて逃さない。
「ちょ……り、さ…ちゃ……。待って……」
彼女の呼気は段々あえぎ声へと変わってきている。
私は追い討ちをかけるように強く吸い付いた。
きゅうぅぅぅぅぅ
「はぁあ〜ん、いやぁ」
喘ぎがいっそう激しくなったと思ったその瞬間、
私の顔がぐいっと胸に押し付けられた。
- 582 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:35
- !?
最初何が起きたのかわからなかった。
気がついたときには、私は彼女の谷間に顔をうずめていたのだ。
「はっ、はぁ。ま、待ってって……言ってるのに」
どうやら、予想以上の気持ちよさにテンパったあさ美ちゃんは
刺激から一瞬でも逃れようと
自分でも気づかぬうちに、私の頭を強く抱え込んだらしい。
あさ美ちゃんの鼓動がありえない速いのを顔面で感じる。
両頬はおっぱいの弾力に押されてかなりきつかった。
おっぱいに挟まれるのってこんなにきついんだ……
幸せ、と思ったのもつかの間のことだった。
おっぱいきつすぎて息ができなかったのである。
ちょっと……もう放してほしいんだけど……
- 583 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:35
- 私はじたばた暴れてみたが
あさ美ちゃんからははぁはぁ、と荒い呼吸が聞こえてくるのみ。
気づいてくれない……
ってまじでくるしいっ!
もう一度暴れてみたが、あさ美ちゃんは存外力強くて
私を放してくれなかった。
「んーっ!んーっ!」
巨乳で窒息?やばいよ!
なんとかあさ美ちゃんに気づかせないと殺されてしまう。
必死になった私は
自由が利く手を
彼女の更に敏感な部分へと伸ばした。
- 584 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:35
- 本日の更新は以上になります。
- 585 名前:コクリ 投稿日:2006/01/31(火) 20:36
- レスありがとうございます。
テンション維持に勤めて更新していきます。
- 586 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:06
- く、苦しい!
私は手をあさ美ちゃんのあそこへと伸ばす。
早く、早くしないとおっぱいに埋もれて死んでしまう。
狙いを定めている暇はない。私はもう適当に手を突っ込んだ。
すると指先は豊かに広がる「茂み」の中へ。
ざりざりした感触の毛の中に私の細い指先が侵入していった。
「は、くすぐったい」
ええい、もうここでいいや!
私は指を立てて毛の中でこちょこちょ〜
「ふあぁ」
あさ美ちゃんは情けない声を上げて跳ねた。
今だ!
私はあさ美ちゃんの手から頭を振りほどいた。
「ぷはぁ〜、死ぬかと思ったぁ」
私は勢いよく体を起こしたもんだから
両手であさ美ちゃんの肩を押さえ込む格好になってしまった。
あさ美ちゃんは痛そうにしている。
- 587 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:06
- 「ぜぇ、はぁ、ぜぇ、はぁ」
しかし私も全身で呼吸をするのに必死だったから
しばらく体重をかけたままになる。
「里沙ちゃ……」
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「毛を触るのって、そんなに興奮するの?」
「はぁ、……え?」
ち、ちがうっ!誤解だ!
「里沙ちゃんがそうしたいならいいけど
くすぐったいよ……」
だから違う!
あさ美ちゃんのせいで呼吸困難に陥ったんだよ。
陰毛いじくってはぁはぁしたわけじゃないよ!
「変わってるね」
「うーん、わしわしした感じがたまらな……ってちがーう!」
- 588 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:07
- もう話しても埒が明かない。
畜生。変態と思われちゃったよ。
あさ美ちゃんに思い知らせてやらねば。
変態の怖さ……
「だから違うって!」
「な、なにが」
「なんでもないっ!!」
「何怒ってるの?」
「もういい!」
私はあさ美ちゃんに乗っかった体勢のまま、
顔をあさ美ちゃんに近づける。
- 589 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:07
-
「んっ!」
キスがくると思ったあさ美ちゃんは
咄嗟に顔を上に向けて逃れようとする。
思わずの反応なんだろうけど、拒まれたことに機嫌を悪くした私は
そのまま突き出たあごにキスをした。
ちゅうっ
吸盤みたいに息を吸いながら離すとぺちゃっと音がした。
吸い付くキスは愛ちゃんの得意技。
そのまま今度は首もとに吸い付く。
くっちゅう
間髪いれずに喉仏、鎖骨、胸の谷間
と位置をずらしながら全身リップ。
乳首の先端にちゅってしたときあさ美ちゃんの肩がヒクンってなった。
- 590 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:07
- おへそまで到着した。
舌の先を使ってへそのへりで円を描くように舐める。
先っちょをおへその中に突っ込むと
「っくぅ…」
お腹の筋肉がこわばるのが可愛かった。
「へぇ、こんなとこでも感じるんだ」
「ふえぇ〜」
そして私は顔を
更に下へと移動させる。
股の間にそっと手を入れ開かせると
あさ美ちゃんは抵抗することなく、しかしやや控えめに股を開いた。
これでは鼻先は入っても頭は入らない。
私は迂回して太ももに舌を這わせた。
- 591 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:07
- 「はあぁ〜。あぁぁぁ」
消え入りそうな小さな声が
か細く儚げな声が喉から漏れているのが聞こえてくる。
恐るべき愛ちゃんの女気。こんなところでも感じちゃうんだな。
あさ美ちゃんの太ももは、その顔に似合わずきゅっと締まっていて
舐めるとその筋肉がふるふると震えた。
私は舌で前面を攻めながらすっと
両手を太ももの裏側に滑り込ませてさすってやる。
マッサージをするように手をすべすべと動かして
ふよふよの太ももをリズミカルに揉んだ。
その間もあさ美ちゃんは目を閉じることなく虚空を
うつろな目で、唇は半開きでトロンとしている。気持ちいいのかな?
私は更に顔を移動させてあさ美ちゃんの足の指に至った。
清潔に切りそろえられた爪が可愛い。
私はいたわるように親指の爪を自分の指の腹でさすった。
- 592 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:08
- 「んっ……」
お?声の質が変わった。もう一度こする。
「んふぅ……」
甘く湿っぽい声だ。
「弱点みーっけ」
右足の親指。反応がすごくいい。
ちゅっと軽くキスをしただけで指先がビクビクビクっと小刻みに震えている。
とうとう私は指をぱくっと口の中に含んだ。
きゅうと吸い込みながら、舌は指の腹の表面をころがす。
「ん、んん……くふぅ〜」
あさ美ちゃんはかなり激しく反応した。
足先に与えた刺激の波がうねりとなって
太もも、腹筋から肩まで伝わる。
「はあぁぁ〜」
- 593 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:08
- 声もいい感じに大きくなっている。
ちゅちゅう、ときつく吸うたびに
あさ美ちゃんはもだえて身を捩じらせた。
「エッチな身体」
咥えたまましゃべったらよだれが垂れてしまった。
おっと。よだれをずずーっと啜ると
「ああぁぁん」
声が一際大きくなった。すごい感じてる。
私はちょっといたずらしてみたくなった。
口に含んだ指の爪表面に歯を立てて、
横方向にコリコリっと擦った。
すると効果てきめん!あさ美ちゃんの身体が
「ひゃうぅ!」
ビクンっと大きく跳ねた。
- 594 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:08
- 「や、やだっ!」
バス!っと音がしたので見ると
あさ美ちゃんは顔を枕で覆ってしまっていた。
「どうしたの?」
「あ、な、なんでもない……」
なんでもなくて顔隠すか?
さっと枕を奪い去るとあさ美ちゃんは今にも泣きそうな顔をしていた。
目はきつく閉じて顔を真っ赤にしている。
「どうした?」
私は頬を撫でてやりながらあさ美ちゃんの顔を覗き込む。
あさ美ちゃんは目を薄く開けて
「なんか……」
「なんか?」
「なんか濡れてきた……」
それだけ言って目を閉じて顔をそむけてしまった。
- 595 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:09
- 足の指で濡れたのが恥ずかしいようだ。
私は手を伸ばして確認する。
すると確かに一滴、あそこから液が流れていた。
「ほんとだ」
と私が言うとあさ美ちゃん、今頃気付いたのか急に股をきつく閉じる。
ってかもう遅いし
「いやぁ!」
「キミ、身体エロいのにうぶだな」
とか私、何普通に突っ込んでるんでしょう。
「ここはこんなに熱くなってるのに、欲しくないの?」
「あ、熱くなんて」
「なってるよ」
「ふえぇ〜」
「私がもらっちゃダメ?」
「……」
- 596 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:09
- 「あさ美ちゃん、私のこと嫌い?」
しばらく
沈黙。
「……好き」
「私が最初じゃダメなの?」
しばらく
沈黙。
「……里沙ちゃんがいい」
くわ〜。かわいー!
「大丈夫、怖くないよ」
私は鼻の頭にキスをして中指で
濡れたあそこを探り始めた。
- 597 名前:コクリ 投稿日:2006/03/31(金) 12:09
- いじょうになります。
長い期間の放置すみませんでした。
- 598 名前:名無し飼育 投稿日:2006/03/31(金) 13:05
- 続きを書いてくれただけで、読者はうれしいです!
更新ありがとうございました!
- 599 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/31(金) 18:49
- なんか、エロなのにほのぼのしてしまったw
- 600 名前:コクリ 投稿日:2006/04/19(水) 21:39
- 濡れたあそこは
簡単に私の指を受け入れてくれた。
ゆっくりと
中に入っていく。
「……」
あさ美ちゃんは怯えた表情のまま
うつろに天井を見つめていた。
ずずっ、ずずっと少しずつ指を前進させていく。
中に進入していくたびにあさ美ちゃんの身体がこわばって
穴がきゅっと締まるのを感じた。
ものすごく敏感になっている。
「あさ美ちゃん、動かすよ」
「ん、うん」
中の指を優しくピストンさせる。
そのたびにあさ美ちゃんの身体はリズミカルに上下した。
「は、は、は、は」
呼吸もそれに合わせて小刻みになっていく。
わたしは徐々に指の動きを早くしていった。
- 601 名前:コクリ 投稿日:2006/04/19(水) 21:39
- 「あぁぁ、あぁぁ」
「あさ美ちゃん、気持ちいい?」
「き……ひぃ……
きも……ひいい……」
舌が回っていない。
こりゃ相当感じている。
私はさらに激しく指を動かした。
「はぁあ!ああ〜ん。んっくぅ……」
声が一オクターブ高くなった。
「あぁぁぁ……
なんか、……しびれてきらよ……」
もう全身の制御が効かないのだろう。
仰向けのあさ美ちゃんは死んだかえるみたいに手足を広げて
ただただ喘いでいる。
完全に私に全てを預けてくれているのが嬉しい。
- 602 名前:コクリ 投稿日:2006/04/19(水) 21:40
- 「力が……はいっ……ん、ない」
私はあいている方の手であさ美ちゃんの手を握ってやった。
「大丈夫だよ。あさ美ちゃん」
「り、里沙ちゃん。
もう、終わりに……して」
「ん。イッちゃいたい?」
私が聞くと一瞬目を開けてこっちを見た。
唇はきっと結ばれて開こうとしない。
「んん……んん……」
「どうしたい?ちゃんと言ってごらん?」
まだ恥じらいが残っているのか
口ではそれ以上言ってこない。
しかし潤んだ目が確実に訴えていた。
私はいじわるをした。
「言わなきゃわかんないよ。
もう終わりでいいの?」
- 603 名前:コクリ 投稿日:2006/04/19(水) 21:40
- 私はすっと
自分の指をあさ美ちゃんの中から引き抜いた。
「あー!抜かないで」
あさ美ちゃんはあわてて私の手首をつかもうとするが
まだ痺れが残っていたのかその手は空を切った。
やっぱり面と向かってじゃ恥ずかしいのかな?
私はあさ美ちゃんの頭を軽く持ち上げて両腕で抱きかかえた。
私の胸に寄りかかってくる。
「何よどうして欲しいの?」
私はゆっくりあさ美ちゃんの頭を撫でながら
できるだけ優しい声で言った。
「……最後までしてください」
「あさ美ちゃんのエッチな声いっぱい聞かせてくれる?」
「声……出しちゃってもいい?」
「くすっ。いいよ。いっぱい大きな声出して」
あさ美ちゃんは再び仰向けになった。
「脚開いて」
- 604 名前:コクリ 投稿日:2006/04/19(水) 21:40
- 私が手でぐいと開かせると
今度は抵抗なくあさ美ちゃんは大股開きになった。
私はあそこに指を2本にして侵入させた。
「ん……」
鼻から息が漏れる。
早速感じてるっぽい。
私はさっきよりも
早く激しく、中を引っ掻き回していく。
「はぁぁぁぁ」
あさ美ちゃんが身体を大きく仰け反らせた。
私の指の動きにあわせて波打つように身をよじらせる。
「んっくぅ……ふぅん〜。ああぁ!」
あそこからはたっぷりと汁が溢れて
動きにあわせてぴちゃぴちゃと濡れた音を立てている。
- 605 名前:コクリ 投稿日:2006/04/19(水) 21:41
- 「すごい音。あさ美ちゃん聞こえる?」
「へぇえ?……はぁあ……音……してる……」
「エッチなんだね……」
私は一気にペースを上げて指をピストンさせた。
「ああぁぁぁあぁぁ」
あさ美ちゃんの高い声が脈打つように響いた。
「あぁ……あ、また……しびれて……」
「ん?気持ちよすぎて血が回らなくなっちゃった?」
「苦しい……死ぬぅ!」
声に促されて更に指を奥までつくように入れる。
「ひあぁ、ああぁぁ、あぁぁぁぁぁぁぁ」
ほとんど悲鳴みたいな声になっていた。
あさ美ちゃんの身体がびくんっびくんっと波打って
ベッドがぎしぎしと音を立てて軋んだ。
- 606 名前:コクリ 投稿日:2006/04/19(水) 21:41
- 「ああん……はぁ、はぁ、はぁ、も、もう……」
しっかししぶとい。
さっきからイきそうな感じの声になっているのに
それからしばらく攻めても中々絶頂を迎えなかった。
「死ぬ……苦しいぃぃぃ……イッちゃいたい……」
私は
ぴたりと動かすのを止めた。
「り、里沙ちゃん……」
「あさ美ちゃん、今度はあさ美ちゃんが腰を動かして」
「え?ええ?」
顔は戸惑いを見せていたが
身体はもうとっくに動いていた。
M字に開いた足を使って腰を浮かせて
私の指に気持ちいい部分がこすれるように動かしている。
「Hな動き」
目を閉じて快楽を得ようと夢中で腰を動かしている。
- 607 名前:コクリ 投稿日:2006/04/19(水) 21:42
- 私はあさ美ちゃんの快感を増幅させるようにタイミングを見て
ピストン運動を再開させた。
「はぁあぁぁぁ、はぁあぁぁぁ」
再び声が高くなった。
「あぁぁぁぁぁ、……きたっ、きたぁ……」
「あさ美ちゃん、イきそう?」
「イクっ!イクぅぅぅぅ。里沙ちゃぁん!!!!」
あさ美ちゃんのあそこから
汁がものすごい勢いで飛び出してきた。
私の顔面にもろにかかった。
髪の毛まで濡らされた。
「はぁぁぁぁ……はぁぁぁぁぁ……」
あさ美ちゃんは仰け反ったままぐったりと
大きく肩で息をした。
それから呼吸が整うまで
私はずっと指を中でゆっくり動かしていた。
愛ちゃんだと急に抜くけど、それってすごく寂しいんだ。
だから私は、しばらくそのままあさ美ちゃんの中にとどまっていた。
- 608 名前:コクリ 投稿日:2006/04/19(水) 21:42
- 「り、里沙ちゃん……」
「あさ美ちゃん!?どうしたの?」
なんとあさ美ちゃんが泣いていた。
「ごめん痛かった?」
「違うの……なんかわかんないけど……
すごく、幸せで……」
あさ美ちゃんの目から
涙がぽろりと流れ落ちる。
私はそっと微笑んで
その涙をぬぐってやった。
- 609 名前:コクリ 投稿日:2006/04/19(水) 21:43
- 「あ……」
「何?」
「ごめん、私の手、ベタベタだった……」
涙を拭いてやろうと思ったら
かえってあさ美ちゃんの液で頬をよごしてしまった。
汁がついてあさ美ちゃんのほっぺは
ぬらぬらと光っていた。
「ううん。いいの。里沙ちゃん、もっと撫でて」
「もう、君は甘えんぼだな」
「うん……」
あさ美ちゃんはくすっと笑って
そっと目を閉じた。
- 610 名前:コクリ 投稿日:2006/04/19(水) 21:48
- >>598
どうもありがとうございます。
とりあえず続けられそうなときに続けてみました。
>>599
そのお言葉はうれしいっす!
- 611 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/04/21(金) 01:04
- かわいいなぁw
- 612 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/07/21(金) 02:09
- こちらの実用書の更新も楽しみにしてます
- 613 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/07/21(金) 17:34
- すべて楽しみです
- 614 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/07/21(金) 19:50
- はい、落としましょう。
- 615 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/09/27(水) 23:35
- 待ってますよぉ
- 616 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/11/16(木) 02:07
- まってます。
- 617 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:57
-
BAD Sisters ZERO -2人が出会うまで-
- 618 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:57
- 「このジャンルでありがちなのが、尻すぼみってやつなんだよ」
梨華が小指を立てながら、ワイングラスを口に運ぶ。
「尻すぼみ?」
「最初っから絡み全開でやっちゃうと、最後までテンションが持たない」
「じゃああれでいいじゃん、安っぽいどんでん返し!」
「どんでん返しはそう何度も使えないでしょう?一更新に二度以上入れたら拍手だわ。
とにかく尻すぼみをどうにかしたい。そこで運命がテーマになる」
くいっ、と傾けてグラスを空にすると、ボトルから赤いワインを注いだ。
その後、気がついたように、真里にもワインを注ぐ。
「好きな人としたときだけ感じましたー、ってやつ。
純文学なんかじゃ、よくあるでしょう?」
「そんなにストーリー重視でいいの?」
「ちょっと真里ちゃん、ペース大丈夫?」
梨華はそう言って、再び真里にワインを注いだ。
「だ、大丈夫じゃない」
「もう、目がとろーんとしてるもんね。
で、ストーリーなんていらないよ!このジャンルはテンポで勝負!」
「でも、好きな人とじゃなきゃ、感じないんでしょう?」
「テンポよく絡みシーンを入れながら、でも何か満たされない主人公。
やがて一人の女の子と出会う。ああ、これぞ運命の人!」
梨華のグラスにワインを足し、真里にもワインをやろうとして梨華は席を立った。
真里の顔が、ワインのせいで真っ赤になっていた。
- 619 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:57
- 「真里ちゃん。顔赤い……。もう髪の毛もべとべとしてきちゃった」
梨華は「ふふっ」と笑うと、真里のブラウスに手をかけた。
ブラウスもワインでぐっしょり赤く染まっている。
ボタンを上から二つはずし、その隙間にワインを流し込む。
胸の谷間に、赤い液体が勢いよく流れていくのが見えた。
「ちょ……つめたい」
「すぐ熱くなるから」
真里はいすの上でガタガタと暴れてみたが梨華の攻撃を逃れることができないのは
肘かけに両腕をテープで固定されているからである。
「り、梨華ちゃん。ごめん、お話、つまらなかった?」
「そんなことない。真里ちゃん聞き上手だから」
「じゃ、じゃあ……」
「おっと、ごめん」
梨華は、今気づいたというように、ワインのボトルを戻した。
といってもすでにワインはブラウスからスカートの中まで浸ってしまったようで
脚の上に赤い筋が何本か、滴っている。
「運命に気づくのは、片方だけ。もう片方は気づかない。
そのせつなさがさらに欲望を膨らませていく……」
「梨華ちゃん。も、もう……限界……気持ち悪い……」
ワインは真里の皮膚から大量に吸収され、真里を酔わせていた。
梨華が覗き込んだが、目の焦点がすでに合っていない。
呼吸も小刻みに荒かった。
「は、はぁ……、はぁ……、くる、しい……。
梨華ちゃん、水飲ませて!」
- 620 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:57
- 「まーりちゃん。助けてほしい?」
「はぁ……はぁ……助けて……ください」
「じゃあ、お母さんにお願いしてごらん」
「……お、……お願い……」
「んーー?昨日はちゃんと言えたのになー」
「ま……ママ!真里を助けてくだしゃい」
「お母さんの言うこと聞く?」
「ママの言うこと何でも聞きます。だから、お水をください」
梨華はワインまみれになった真里を頭をなでた。
「よくできました」
グラスに水を入れて持ってくる。
「真里ちゃん。はい、口開けて」
真里は言われるままに、口を開けた。
梨華が左手で真里の頭を抱えた。
しかし、真里が苦しげにうめいたのは梨華はグラスを置いてしまったためだ。
「ママ……早く……」
梨華は真里の頭をコツンと叩いた。
「いま、真里ちゃんの欲しいものあげるから」
- 621 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:58
- 梨華はそういって自分のシャツのボタンをはずしていった。
真里はそのとき、初めて梨華がノーブラだと気がついた。
大きな胸が、真里の目の前に差し出された。
「ほら、ミルクの時間ですよ」
真里は上目遣いに梨華を睨みつけた。
梨華はここから水を飲めというのだ。
「何、その目……ほらっ、早く」
真里は観念すると、目を閉じて、梨華の乳首にしゃぶりついた。
梨華は自分の胸に、水をゆっくりと垂らしていく。
真里は、水を逃さないよう、必死でおっぱいをむさぼった。
「あぁ……真里ちゃん……いいよぉ……」
水が流れてくる。真里はそれを、チュウっといやらしい音を立てながら吸っていった。
「んん、気持ちいい。もっと……もっと吸って……」
もう水は切らしていたが、梨華の要望に逆らうことはできない。
真里は、梨華が満足するよう、必死に乳首を舐め回した。
ワインが回っているため舌先がしびれて思うように動かせない。
真里は不器用に、舌を口から出して梨華に奉仕を続けた。
「真里ちゃん……ありがと……。じゃ、そろそろ体を拭いてあげるわ」
「ま、ママ……」
「どこから拭いて欲しい」
「ぱ、ぱんつの中が……ぐしょぐしょで気持ち悪い……」
「そっかー。あそこがぐしょぐしょなんだ〜。さーて、どうやって拭こうかな?」
梨華は軽く舌を出して自分の唇を舐めた。
- 622 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:58
- 「ママ……ママ……そこは…ふっ、はぁ〜」
「ん〜。真里ちゃんワインに混じって、なんか違う液の味がするけど?」
「は、はぁ……えぇ?」
「これは何かな〜?」
ジュルジュルと音を立てて、梨華の唇が『真里』に吸い付いた。
「ああぁぁぁぁ」
梨華は顔を股間から離すと、真里に顔を近づけてキスをした。
真里の口の中に、梨華の舌がすべり込んできた。
「んん?…む、むむぅ……」
その舌をつたって、トロトロした汁が、真里の口内に流れ込んできた。
―――これは!?
梨華が口を離すと、舌先から愛液が糸を引いた。
「どう、おいしい?」
「や……はず、かしい」
「真里ちゃん?」
「ん?」
「真里ちゃんのあそこ、もーっとちゃんと拭いてあげたいんだけどー」
梨華は言いながらすーっと真里のパンツを下ろしていく。
「……いいよ」
「いいよ、じゃないでしょう!」
「はぅ……お願いします、舐めてください」
- 623 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:58
- 「でもね……この体勢じゃやりにくいのね」
「ど、どうするの……ひぁあ!」
梨華は真里の両足首をつかんで、ぐいと持ち上げた。
脚をM字に開かせて、真里が座っている椅子の肘掛けに乗せた。
そこをガムテープで固定する。
真里は大股開きの体勢のまま、椅子に拘束されてしまった。
「あはっ、真里ちゃんのがよく見える」
「や、いやぁ」
梨華は真里のあそこの前でじっと秘部を眺めた。
指で割れ目を広げて、たっぷり奥まで観察する。
「真里ちゃんの恥ずかしいとこ、ぜーんぶ見えちゃうよぉ」
「やめっ……やめて。恥ずかしい……」
「そんなこと言って、嬉しいんでしょう?」
「う、うれしくないっ!」
ツンッ、と襞を突いた。
「ひゃっ……んっく」
「何、我慢しちゃって。声出していいんだよ」
「やっ…」
「ほら」
「ん、ふぅ……」
「ほらほら」
「ひっ……はっ……んん!」
- 624 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:58
- 「真里ちゃん!!」
「な……なに?」
「なんか素直じゃないね」
「だ、だって恥ずかしい」
「真里ちゃん今、どういう状況かわかってんの?」
「そんなのわかってるよ!!」
梨華は首をかしげて立ち上がった。
「なーんか、その態度、気に入らないわ」
梨華が真里を睨みつける。真里の顔にさっ、とおびえの色が浮かんだ。
「ごめんなさい。梨華ちゃん」
「梨華ちゃん?」
「ま、ママ……ごめんなさい」
梨華は、ワインボトルを持って真里の前に立った。
「う……うそ……」
梨華はボトルを真里の股間にねじ込んだ。濡れているためするりと奥まで入った。
「いっ!」
「痛くないでしょう!うそつかないの!」
「り、梨華ちゃんダメ……そんなことされたら私、死んじゃう…」
もう真里の身体はアルコールをとりすぎてしびれていた。
そこへ膣内に注入されたら、気絶してしまう。
「梨華ちゃんじゃない!まだわかんないの?」
ボトルをくいと傾けた。ワインが『真里』の中にトクトクと流れてくる。
- 625 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:58
- 「ま、ママ……やめて。こ、こわいよ……こわいよ〜」
梨華はレバーをおろすようにボトルを戻した。
真里の膣内から赤い液体がボトルに逆流してくる。
「あらー、お漏らししてるみたい」
「ひどい……ママ、ひどいよぉ……」
「ちゃーんとお返事できなかったら、また飲ませるわよ。いい?」
「……」
「返事は?」
「はいっ、ちゃんと答えます」
梨華はボトルを抜いた。まだ『真里』からは赤い液がだらだらと流れている。
グロテスクな赤が部屋の明かりを怪しく照り返していた。
「じゃあ真里ちゃん、今、どういう状況?」
「椅子に縛られて……脚を開いてます」
「真里ちゃんの大事なところは?」
「ま、ママに見られてます」
梨華は指で割れ目を開いた。
「奥まで見てるよー」
「ママに奥まで見られてます」
「何が?」
「あそこが……」
「私のいやらしい、でしょう?」
「わ、……私のいやらしいところを、ママに奥まで見られてます」
「もっと大きな声で!」
「私のいやらしいところを、ママに奥まで見られてます!」
「あらっ、ワインじゃなくてお汁があふれてきた。
真里ちゃん、恥ずかしいせりふ叫びながら感じちゃったんだぁ」
「ママ……ママぁ……」
- 626 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:59
- 梨華はテープをはがして真里の拘束を解いてやった。
しかし真里は四肢に力が入らず、ぐったりと梨華にもたれかかってきた。
「真里ちゃん、あそこのマットまでいける?」
「ママ……マットでしてくれるの?」
「真里ちゃんかわいかったから、今日は特別」
「でも、足が立たない……」
「ほらっ」
梨華は真里を正面から抱っこした。
真里は梨華の肩に腕をまわしてしがみつく。
「よいしょっ」
梨華は一歩一歩、ゆっくりと真里をマットまで運んでいった。
真里をマットに寝かせる。真里はすでにぐったりなっていた。
梨華はやさしく、真里の服を脱がせてやった。
「真里ちゃん疲れた?もうやめる?」
「や、やだ、最後までしてください」
梨華はローションの栓を開けると、マットに垂らしていく。
その後、真里の身体の上にもローションを注いでいく。
「自分で延ばして」
- 627 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:59
- 梨華が言うと真里は、自分の身体にローションを塗りたくった。
その間に梨華は自分の衣服を脱いだ。
準備ができると
「いくよ」
梨華は真里の身体の上に寝そべった。
梨華の全体重が真里にかかる。
「っく……」
梨華は意識して、乳首と乳首を擦りあわせる位置をとった。
2人のおっぱいが押し付けあって形が歪んでいた。
梨華がひざをつかって身体を上下に動かす。
「はぁ……はぁぁ……」
「真里ちゃん……どう?」
「気持ちいい」
胸だけじゃない。擦れ合う腹部、絡めた太もも、
梨華の体温を感じる全ての箇所が、感じていた。
「はああぁ…あぁあん……ん、あ、ふぅ……」
もともとアルコールのせいで皮膚の下がしびれる感じがしていたところへ
梨華の熱く、やわらかい身体が押し当てられ、擦りつけられる。
もう、真里は快感に全身を包まれていた。
「わたしも感じてきたよ」
「ママ……ママも気持ちいい?」
「うん、真里ちゃんの身体、気持ちいいよ」
- 628 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:59
- 梨華はペースを上げて身体を上下させる。
「は、はぁ……あぁ……はふぅ……」
「んん、ま、まり……ちゃ……あぁん。か、かわいいっ」
「ママ……ま、まぁああぁぁぁ……」
「真里ちゃん。今度は真里ちゃん上になって!」
「う、うん」
今度は梨華が仰向けになり、その上に真里が乗っかる。
身体のサイズが違うため、文字通り乗っかる形になってしまった。
梨華は下から手を出し、真里の両脇の下を持った。
そして子どもを持ち上げるみたいに、手を持ち上げる。
すると真里は梨華の身体の上をするすると滑って行った。
「う、おあぁぁぁぁぁ……」
思わず真里からのどを鳴らすようなあえぎ声が漏れた。
身体が梨華に擦りつけられ、気持ちよさがのどから突き上げてくる。
これは正直たまらない。気持ちよすぎて逆に苦しかった。
「ママ……それ、苦しい…」
「何、これ?」
梨華はもう一度、真里を身体の上で滑らせる。
「ひいぃぃぃぃ」
「ふぅぅぅん。わたしもこれ、気持ちいいっ」
「や、も、もうやめ……きゃうぅぅぅぅ!」
「はぁぁぁん。いい、やめられない」
「もうだめ、本当に、ひぁああああああ」
全身を強烈に擦り合わせる運動を続け
真里はイキそうになってしまう。
- 629 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 20:59
- 「ちょ……マジで待って!イッちゃうぅ」
「いいよ。真里ちゃん」
「やだ!フィニッシュは……入れて欲しいのぉ」
「わ、わかったよ。真里ちゃん、お母さんの横に来て」
「うん」
梨華の指がするすると、真里の股間まで伸びてきた。
「入れるよ」
「うん」
ローションのおかげで指はするすると中に入っていった。
「4本も入っちゃった」
「は、入ってきた。ママの指が入ってきたぁ〜」
「動かすよ」
「う、うん……っくはぁ……ひぃいい。
ああぁぁ、ああぁぁ……」
真里は悲鳴に近い声をあげた。
「どう?真里ちゃん」
「す……すごいっ……いい……」
指は激しくピストン運動を開始した。
グチュグチュと音を立てて真里の全身を震わす。
- 630 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 21:00
- 「ひっ……あっ……あん……はっ……はぁ……」
全身が雷で打たれたみたいにびくびくいった。
意識は遠くまで飛んでいた。
「ママ……ダメ……もう……」
そう言うと、指の動きはさらに速度を増した。
「い、イッちゃう……イッちゃうぅぅぅぅ」
「いいよ。いいよ」
「ひああぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ビクビクッ!と真里の身体が跳ねた。
『真里』から液が勢いよく何度か飛び出し、部屋の壁面にまでかかった。
「はぁ……はぁ……」
「真里ちゃん……シャワー…てまだ無理か」
「ごめん……動けないっ……感じすぎたぁ……」
- 631 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 21:00
-
BAD Sisters
- 632 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 21:00
- それから15分ほどして、梨華は真里をどうにか立たせるとシャワーを浴びさせた。
「どう?最近は……」
「最近獲物がとれなくて、さっぱりです」
「じゃあ梨華ちゃん、こっち本業にしちゃいなよー。
そしたら毎日指名しちゃう」
「ありがとうございます。でもねー私は、いろんな子をみつけたいんです。
きっと私と相性ぴったりの子が、日本のどこかにいるはず。
あ、真里さんとのSMプレイも好きですよ」
「おいらも、梨華ちゃんにいじめられるのが一番いい」
「組織の方に、よろしく言っといてくださいね」
「OK。梨華ちゃんの獲物は最優先で買い取るから
かわいい子いっぱいつれて来てね」
「はーい」
- 633 名前:コクリ 投稿日:2007/01/10(水) 21:06
- 以上になりました。
おひさしぶりです。今年もよろしくおねがいします。
- 634 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/11(木) 06:11
- 梨華ちゃん似合いすぎw
いえいえそんなこちらこそよろしくお願いいたします
- 635 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/01/12(金) 00:14
- ドSの梨華ちゃん(´Д`)ww
- 636 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/02/03(土) 12:50
- りがちゃん!!相変わらず最高ですねw
更新楽しみにしてますよ〜。
- 637 名前:くり 投稿日:2007/02/05(月) 23:51
- 作者さん、すごいです!
素エロ最高です!
今回は愛ちゃん出ますか?
ちなみに、作者さん、ほかの作品がありましたらぜひ教えてください!読みたいです!
更新楽しみにしてます!
- 638 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:42
- 「ねぇ、キミ誕生日いつ?」
「……7月13日です」
ヒュゥン!
美貴の頭上にチェーンが飛んでくる。
「へー、かに座は美貴と相性いいんだよー」
かがんでやりすごし
ヒュゥン!
もう一度かがむ。
―――パターン化してきたな。変化球で来られると避けられないかも……
美貴は、気取られぬように地面に転がる鉄パイプの位置を確認した。
そこで気絶している暴漢の持ち物だ。
暴漢はさきほどさゆみが退治していた。
―――あそこなら、届く!
ヒュォン!
チェーンがこちらに向かって飛んできた。
―――低い!!
美貴は咄嗟に前に転がった。起き上がり様に右手でパイプを掴む。
回転の勢いを利用してパイプを振りかぶった。
- 639 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:42
- ビシッ!!
音がしたので見上げると、さゆみのチェーンが鉄パイプに絡み付いていた。
さゆみがぐいっ、と一気にチェーンを引く。
美貴も踏ん張ってパイプを握ったまま離さない。
綱引きになった。
「このやろう!力比べなら負けねぇぞ!」
「ふんっ、だ!」
さゆみが腕にチェーンを絡め、腰を入れてさらに引っ張る。
―――よし!挑発にのった
ギリギリとチェーンが音を立てる。美貴は一度パイプを手元にぐいと引いた。
さゆみの引く力が強くなる、その瞬間
ひょい!
パイプから手を離した。
「え?…きゃあ!!」
ゴン!
パイプがさゆみの肩にクリーンヒット!
- 640 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:42
- 「いたぁい!」
さゆみがこちらをぎろりと睨みつける。
その横顔に、キックをお見舞いしてやった。
ガッ
「か、顔を蹴った……」
「ふんっ、隙を見せるからだよ!」
「顔を……私の顔を……よくも」
そのとき、さゆみの背後から棒のようなものが投げられた。
「お、絵里さんきゅー」
パシッ
さゆみが受け取ったのは
「に、日本刀!?」
「ふふ、藤本美貴殿とお見受け申し上げる。
お命、頂戴いたす!」
「……キャラまで」
- 641 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:42
-
BAD Sisters
- 642 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:43
- 「わぁ……あのコ、強い!」
コクリの中から梨華が2人の戦いを見物していた。
「しかも、かわいい!!って刀出してきた。
ちょっと卑怯じゃない?」
梨華はドアを開けて、表へ飛び出した。
―――よしっ、2人とも頂き!
梨華は日本刀を構えるさゆみの背中に
そっと忍び寄って行った。
美貴が一瞬こちらを見て、すぐにさゆみに視線を戻した。
「ちょ、ちょっと待って。それ卑怯じゃん」
「えー、さゆみ、みんなから小悪魔って言われてるんです」
美貴がさゆみに話しかけ、気を引きつけてくれた。
「降参するなら今のうちですよ。藤本さん」
梨華が一気に踏み込んでさゆみとの距離を詰める。
回し蹴りを入れようとしたそのとき
ガッ
瓶が飛んで来てこめかみに直撃した。
- 643 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:43
- 「きゃ、ほんとに当たっちゃった……」
「てんめぇ」
梨華が振り返ろうとしたとき
瓶を投げた絵里が梨華のふところに飛び込んできた。
バチッ
絵里がスタンガンのスイッチを入れる。
「いっ……」
梨華は
その場に崩れ落ちた。
「わ、わぁ。さゆにもらったこれ……すごい……」
「絵里サンキュー」
さゆみが絵里を向く。
その瞬間をねらって、美貴がさゆみに飛び込んでいった。
さゆみは振り返ることなくひょいと脇に退いた。
「藤本さんのリーチには、ちょっと遠かったですね。
さっき見切りました」
さゆみは日本刀のみねを返して横に凪払う。
- 644 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:43
- 「ぐっ!」
美貴のみぞおちに食い込んで
美貴も崩れ落ちた。
カランッ
「あー、刀ってやっぱ重い!」
「ごめんさゆ。こうすればそっちのお姉さんあぶり出せると思って」
「ふふっ、刀出した途端、車から飛び出して来たもんね。何者?」
「さぁ……藤本さんの知り合い?」
「…には見えなかったけどなぁ。さ、2人とも連れて帰ろ」
「ど、どうやって2人も運ぶの?」
「んーー、このお姉さんが乗ってきた車がある」
「だ、誰が運転するの?」
「絵里」
「えー無理無理!」
「だってぇ、さゆみまだ免許取れないんだもん」
「絵里も持ってないんですけど」
「いーじゃん、18歳じゃん!」
さゆみはふ、っと真顔になって絵里に近づくと
股間に手を伸ばした。
「ちょ、さゆっ!」
「絵里ぃ。運転して欲しいな」
「わ、わかりました。運転します」
絵里は慌てて、あそこに伸びたさゆみの手を払いのけた。
「シートベルトちゃんと締めてね。知らないからね」
- 645 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:43
-
BAD Sisters
- 646 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:43
- 目を覚ますと美貴はベッドに縛り付けられていた。
両手と両足を縛られ、大の字に広げられている。
天井を仰ぐと、ほこりに霞んだ天窓から
青い月明かりが室内に注いでいた。
照明と言えば月だけで、部屋のあちこちに影ができて見通せない。
室内に何人いるのかすら、わからなかった。
「起きました?」
声がした方を向くと暗闇の中から
絵里が姿を現した。
「おいっ!これ解けよ!」
美貴がドスの効いた声を上げた。
絵里はびくっ、となって目をそらした。
「おい、聞いてんのか!?」
「わ、……私も、こういうのいけないなって、
お、思うんですけど、さゆが言うから……」
絵里は美貴と目を合わせようとしない。
「あの…気持ち悪いって思わないでくださいね。
絵里も、言われてやってるだけですからね」
「何が?」
- 647 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:43
- 絵里は目をそらせたまま
手をもじもじさせて何かためらっている。
小さな声でつぶやいた。
「……やらなきゃ終わらないんだ」
そして意を決したように
目を閉じて美貴に顔を近づけてきた。
「ちょ……何を」
絵里が突然、キスしようとしてきた。
「動かないでくださいぃ」
絵里は美貴の髪をぎゅっとわしづかみにして
美貴の頭を押さえつける。
「痛っ!」
そして再び唇を近づけてくる。ゆっくりと。
―――うわっ
美貴は思わず目を閉じた。
その唇に、絵里の柔らかい唇が押し当てられる。
- 648 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:43
- 「んん……むむむ……」
美貴は抵抗してみるが両手を縛られているのでどうにもならない。
くちゅう
音がして絵里が離れる。
そして「よし」と言うとまたキスしてきた。
今度は勢い余って
カチッ
歯と歯がぶつかる音がした。
「ご、ごめんなさい」
「ちょっと……落ち着いてよ」
美貴は自分の気持ちを落ち着かせるために深呼吸をした。
しかし、混乱で呼吸が乱れてかえって落ち着かない。
絵里はしばらく両手で自分の唇を押さえていたが
「キスはもういいや」
と小声でつぶやくと
美貴のシャツのボタンをはずしにかかった。
- 649 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:44
- 「わっ、やだ!やめて!」
一瞬、絵里は躊躇したが首を横に振ると服を脱がす作業に戻った。
ボタンをすべて外して前をはだけさせる。
黒のレースのブラがあらわになった。
「な、何をする気?」
絵里がまじまじとブラに見入っている。
美貴はたまらず顔を逸らした。
女に見られて恥ずかしいものではないと自分に言い聞かせるが
こんなに顔を近づけられると妙にどぎまぎしてしまう。
絵里の息が胸にかかってぞくぞくする。
すると絵里はペンライトを取り出してきた。
「暗くて……よく見えない」
ライトをつけて再び美貴のブラを観察しはじめた。
美貴の身体が小刻みに震え始めた。
どこもさわられていないのに
犯されているような気分になる。
「おっぱいなんか見て、楽しいの?」
「ううん……あの、リアホックなんですね」
- 650 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:44
- 絵里はペンライトを放り投げて美貴の上にまたがると
手を美貴の背中に伸ばし、ホックをはずしにかかった。
「あれ。はずれない。あれ?」
背中の下で絵里の手がもぞもぞと動いてくすぐったかった。
「ちょっと……早くしてよ!」
絵里の目的がわからないが
この状態なら外さないでずらした方がいい。
どうせ両手が縛ってあるからブラは邪魔な位置にとどまるのだ。
「ごめんなさい……」
「いいよ。それより絵里……キスしよ」
「へ?」
絵里は目が点。
「今度はさ、舌入れてみて」
「い、いいの?」
「うん……早く」
絵里が胸に手を当てて呼吸を整える。
そして「いいんですか?」ともう一度確認すると、
キスをした。
- 651 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:44
- 唇を不器用に動かしているがなかなか舌が入ってこない。
美貴は自分から舌をつっこんだ。絵里の舌と絡む。
「んんっ」
絵里が何かを感じたように身をよじらせる。
唇の端から唾液があふれて美貴の顔を汚した。
美貴は舌をすこし引いた。
ちょうど先と先が触れるところでチロチロと絵里の舌先を舐める。
絵里の目がとろんとしてきた。
美貴が舌を自分の方に戻していくのに誘われて
絵里の舌が美貴の口内にゆっくり入ってきた。
美貴の舌のまわりで円を描くように舌が動き
ざらざらした感じが口内のあちこちをくすぐる。
美貴はうっとりを目を閉じかけた。
―――やば……気持ちいい
何とかして意識を現実に保つ。
美貴はかっ、と目を見開くと
絵里の舌に噛みついた。
- 652 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:44
- 「ひっ!」
絵里の目が驚愕に見開かれた。
美貴はかまわず顎に力を入れて絵里の舌をかみ切ろうとする。
「ぎゃあああ!」
パァンッ!
絵里は咄嗟に平手打ちをして引き離した。
舌からは血が滴って口の中に溜まる。気持ち悪い。
口の中の血をペッ、と美貴の顔に吐きかけた。
「い、痛い!」
絵里の目が涙で潤んだ。
「美貴様、ひどいっ」
「うるせえよ!これ以上美貴に触ったら殺すぞ!」
「ひどいっ……私だって」
パァン!
もう一度、頬をはたいた。
そしてブラを強引に引っ張る。
ホックがはじけ飛んだ。
- 653 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:44
- あらわになった胸を絵里がきつくわしづかみにした。
「きゃあ!……」
苦痛に美貴の表情がゆがむ。
それを見て絵里は、にやりと笑った。
絵里は両手で美貴の胸を乱暴に揉みしだく。
「いっ……痛い!や、やめて!」
美貴は思わず身をよじらせるが、
縛られた手足が擦れるだけで
絵里の責めから逃れることができない。
「やめて欲しいなら、きちんとお願いしてみなよ」
絵里はそう言って、一層きつく胸をつかんだ。
「ひぃぃっ!」
「ほらっ!謝れよ!」
「ごめんなさい。やめてください」
「絵里の言うこと聞いておとなしくする?」
「し、します。言うこと聞きます!」
「はははははははは!」
突然頭の上から声がした。
- 654 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:44
- 見ると、さゆみが美貴を見下ろしていた。
「だめですよ藤本さん。絵里のサドを呼び覚ましちゃった。
辛いですよー。藤本さん泣いちゃいますよー」
そのとき乳首に塗れた感触があった。
美貴の乳首を絵里が口に含んでいた。
「ほら、絵里に舐めてくださいってお願いしてごらん」
「いや……やめて」
絵里がにやりと笑った。
「噛むか、舐めるか……どっちか選んで」
「やぁ、どっちもやだ!」
美貴が頭を振って暴れる。
絵里は乳首に歯を立てた。
「痛い!何しやがる!」
「ほら藤本さん、絵里に舐めてって言いなよ」
絵里の歯がギリギリと乳首をかみ切ろうとする。
痛くてたまらない。
「お願いしないと、本当に噛み切られちゃうよ」
「わ、わかった……お願いする」
美貴は、息も絶え絶えに、言った。
A:舐めてください!
B:噛んでください!
- 655 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:45
- AかBか、多数決にて。
- 656 名前:コクリ 投稿日:2007/06/10(日) 16:46
- お久しぶりです。よろしくお願いします。
- 657 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/06/11(月) 02:34
- おー更新されてる!
迷うけどAで
- 658 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/06/11(月) 15:56
- 更新乙です
ここはAかな
- 659 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/06/29(金) 02:18
- 更新乙です。
やっぱAかな。
次も楽しみにしてます。
- 660 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/07/01(日) 10:54
- 更新乙です。
Aでお願いします。
このキャスティングすごい楽しみです。
- 661 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/07/20(金) 13:00
- 乙です!
じゃぁココはあえてのBでw
- 662 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/07/22(日) 15:45
- 俄然強め?!
のBでお願いします。
更新待ってますよ〜
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