Force colors
- 1 名前:朱月 投稿日:2004/12/28(火) 15:30
- 初めまして、朱月と申します。
長編小説にチャレンジしたいと思います!
upするのがのろくなりますがよろしくお願いします。
主なcpはあやみき
そこにかかわってくる5,6期メンバーの愛と友情の物語を目指していきますので
よろしくお願いします!
- 2 名前:始まりの元 投稿日:2004/12/28(火) 16:13
- あの時、私たちは教室で遊んでいた・・・
「だからぁー、あさ美ちゃんは食べ物の事考えすぎだよ!」
「そ、そんなことないもん!」
「あ、あと後藤さんの事もやよー」
「まこっちゃん!愛ちゃん!」
「あさ美ちゃんが怒った〜」
「美貴ちゃーん・・・何とか言ってよぉ・・・」
「えぇ〜?無理。」
「酷い・・・」
「あの・・・れーなさっきから思っとたんですけど・・・美貴ねぇは何食べとると?」
「これ?トバ。」
「トバって・・・美貴ちゃんまた・・・」
「おいしーよ?みんな食べる?」
「遠慮します」
自然に笑いが起こる
「なんだよーおいしーのにぃ・・・」
この時、あんなことが起きるなんて・・・このメンバーの誰も思っていなかっただろう・・・
ガララ
「藤本さぁ〜ん!」
「うぁっ・・・しげさんだ・・・」
「あぁ・・・私って可愛い・・・」
「絵里も来たけん・・・」
「今日も美しい藤本さん!さゆみを情熱的に抱きしめて〜〜〜〜〜!」
「う、ぅぁ!しげさん・・・!!」
あの時たしかに美貴は窓の近くに居た。
んで、しげさんは美貴に抱きついた・・・ってゆーより突進してきたんだ・・・
「ぅ?・・・ぅぁぁぁぁあああああ!!」
「藤本さん!?」
最初なにが起きたかわかんなかった。
わかったのは・・・ただ美貴の身体が風を感じていたこと・・・
「あぁぁああぁぁあぁぁ!!!」
そう、美貴は落ちてた
5階の窓から美貴の身体は投げ出されたんだ・・・
「−−−〜〜−っ!!」
もう落ちて死んじゃうって思ったときに変化がおきた・・・
まるで、まるで美貴の身体守るように・・・風が美貴を包み込んだ・・・
- 3 名前:始まりの元 投稿日:2004/12/28(火) 16:14
-
「・・・っ?」
何時までたっても身体の衝撃がこない・・・
思い切って目開けてみようかな・・・?
「あ・・・れ?」
美貴の身体はたしかに落ちてた。
落ちてた・・・んだ。
証拠に地面が目の前にある。
・・・ちょっとまて?おかしくない?
美貴の目の前には地面・・・そう地面があるんだよ?
美貴・・・地面には着いてないよ?
「・・・どーなってんの・・・これ・・・?」
ふと、さっきまで軽かった体が急に重くなった
ドサ・・・
「痛たぁ!」
・・・今、地面に着いた・・・。
怪我は・・・ない・・・
5階から落ちたのに・・・怪我なし・・・
「美貴・・・今、確かに5階の窓から落ちてぇー・・・」
混乱してきた・・・
だって5階からおちたんだよ?
なのに無傷なんて・・・美貴そんなに丈夫じゃないよ?うん、普通だよ。
毎日肉ばっか食べてるからかなぁ・・・?
いや、そりゃ関係ねぇ!・・・って自分で自分につっこみきティになってどうする?
落ち着け・・・落ち着け、幹・・・じゃなくて美貴。
「藤本さぁぁぁん!!」
「美貴ちゃぁん!」
あ、みんな来た・・・
「みんな・・・」
「ひぃ!生きとると!!」
「生きてるよ、失礼だなぁれーなは・・・」
「み、美貴ちゃん・・・怪我は?!」
「ない。」
「ぶじもどざんっ!ごめんなざぃ!!」
「いや、いーけど・・・」
ぶじもどって誰だよ・・・
「えっと・・・美貴は生きてるんだね?」
「そうですよぉ!!」
「・・・生きてる・・・」
そう、美貴は生きてる。しかも無傷。
とりあえずこの日のことはあのメンバーだけの秘密にした
なんか・・・まわりにバレたら地変なことになりそーだし・・・
この日から美貴こと藤本美貴は不思議な体験をするようになった。
- 4 名前:・・・なにこれ? 投稿日:2004/12/28(火) 16:37
- 「危ない!!」
「え?」
ふわっ・・・ボト
当たるはずのボールが美貴の前で落ちた
「あっ!」
ふわっ・・・ゴト
今、花瓶落とした。
けど割れなかった・・・
なんで?美貴に関わるもの全部おかしくなってる・・・
・・・あの日から一週間後、美貴はあの場所にいた
「あの日から何かおかしい・・・美貴が落ちたときから・・・」
美貴・・・もう一回・・・
もう一回落ちてみよう。
駄目だったらしかたない。だって本当はあの時死んでたはずなんだし・・・
「・・・はぁ・・・。よしっ!!」
美貴は・・・飛んだ
- 5 名前:・・・なにこれ? 投稿日:2004/12/28(火) 16:46
-
今度こそ・・・死ぬ!
「ぁぁあぁぁあああ!!」
ゴワァッ・・・!
美貴の身体に風がまとわりつく・・・
あ、やばい・・・飛んでから思い出しても遅いんだけど・・・
美貴いろんなもん部屋にかくしてあるなぁ・・・
あ、れーなに美貴の秘蔵のお宝本たくしてくればよかった・・・
・・・子どもには早やすぎる?
ビュゴォオー・・・!
「ぁあぁあ!
美貴は・・・飛んだ・・・
窓から落ちたわけじゃなく・・・自分で。
「は、ははっ・・・浮いてるよ・・・」
周りを見てみる
「浮いてる・・・じゃなくて・・・飛んでる?」
あの日から美貴は変わった?
いや何も変わらない。
美貴は藤本美貴16歳、ただの高校1年生。
周りの友達と何も変わらない。
変わったことがあると言うなら・・・
風を操る力があること。
ただそれだけ。
- 6 名前:朱月 投稿日:2004/12/28(火) 16:49
- とりあえず一段落着きました。
こんな感じに進めますのでよろしくお願いします。
- 7 名前:名無飼育さん 投稿日:2004/12/29(水) 04:59
- おもしろそう!
あやみき大好きなんで、更新期待してます。
- 8 名前:朱月 投稿日:2004/12/29(水) 11:08
- レスありがとうございます!
あやみき要素全開で頑張っていこうと思います〜!
- 9 名前:出会っちゃったー! 投稿日:2004/12/29(水) 11:24
- なーんてかっこよく決めちゃったよ美貴!
ハズっ!自分で言っといてハズ!
あ〜言ってちょっと後悔した・・・
がっくしみたいな?
「あぁーーーーー!」
「なんだよ・・・人が凹みチック引きこもりモードの最中に・・・ってあぁぁ!!」
き、気づかぬうちに美貴の足下にひ、人がっ!
し、しかも指差してるし!!
やばいやばいやばいぃぃ!!!
「浮いてるーーーーー!!」
「逃げっ・・・!」
たいけど・・・どーすればこれ下りれるんだよ!?
「あぁ!どーしよ!人が集まってきちゃうよぉ!!」
美貴は慌ててじたばた動くけど・・・なんか・・・段々視界がおかしくなってるよーな?
「なわぁ!逆さになっちゃったよ!美貴パンツ丸見えだよ!まだ誰にもみせたこと無いのに!
ってかそれより下りなきゃ!あわぁぁ!だ、誰か下ろして〜〜〜!」
パニックになって叫ぶとなんか知らないけどすぐに地面に着いた・・・
「た、助かった・・・」
「あのー・・・忘れてない?」
「へぇ?」
顔を上げると女の子
あらやだ、この子可愛いわねぇ・・・なんておばさんじゃないんだから!!
見られたんだよ!ど、どーしよう・・・
「あ、え、その・・・こ、これはー・・・」
ワイヤーアクションです・・・って言ってもむりだよね・・・
「パンツ見えてるよ?」
「え?のぁぁ!!」
美貴パンツ丸出しだったよ!
うわ・・・恥ずかしい・・・じっくり見られちゃったよぉ・・・
いや、多分じっくりとは見てないと思うけど・・・
- 10 名前:出会っちゃったー! 投稿日:2004/12/29(水) 11:41
- 「ぷっ・・・!」
「ん?」
「あは!ぁはははは!!」
「え・・・?」
「面白い!面白すぎるよ藤本さん!!」
目の前の女の子は美貴のこと指差して大爆笑
なに?なにが起きたの!?
しかも今美貴の名前呼んだよね!!
「わ、笑ってる場合かよ!ってゆーか何笑ってんだよ!美貴は面白くないぞ!
それにあんた誰だよ、なんで美貴の名前知ってんだよっ!?」
思わず突っ込みきてぃになってしまった・・・
「質問多過ぎ!これがうわさの突っ込みきてぃかぁー・・・ふふっ!
笑ってるのは藤本さんが慌ててるところが面白かったの!名前知ってるのは貴方が前回学校で開かれた
ランキングで『軽ヤンな人1位』『サドチックな人1位』『首輪つけて飼ってみたい人1位』
にランクインしてたからしってるの。」
「嫌なランキングだな、おぃ!意味がわからねぇよ!そ、それに最後の質問答えろよ!」
「最後?」
「あんたの名前!!」
「ん?松浦はー松浦亜弥ってゆーのよろしくね!藤本美貴さん!!」
これが彼女、松浦亜弥との出会いだった。
この人は何事も自分第一で人を振り回しまくる人物とは・・・
美貴はこの時は知らなかった・・・。
- 11 名前:それはもうジャイアントスイングレベルで・・・ 投稿日:2004/12/29(水) 11:58
-
「美貴たぁ〜ん、一緒にご飯食べよ!」
とか
「美貴たん、一緒に帰ろ!」
とか
「美貴たんちゅーして?」
とか振り回されまくった・・・
もしも美貴が
「嫌だよ!大体美貴たんって何っ?いーかげんにしろっ!!」
とでも言ったなら・・・
「放課後」
「うっ・・・」
「二人っきり」
「あっ・・・」
「パンツ丸見え」
「ご、ごめんなさい!何なりとお申し付けくださいませ、松浦様!!」
「宜しい。とりあえず亜弥ちゃんて呼んでね?」
「は、はぃぃ・・・」
美貴の高校生活めちゃくちゃだ・・・。
なんとかしなきゃ・・・って思うんだけど
「ね〜美貴たん!」
「そ、そーだね・・・」
うわぁ〜すごーい・・・上目使いって脅迫にもつかえるんだぁ〜・・・
- 12 名前:それはもうジャイアントスイングレベルで・・・ 投稿日:2004/12/29(水) 12:22
- 週末松浦家に強制お泊りさせられてるとき・・・
「ねぇ・・・松浦さん」
「亜弥ちゃんでしょ?」
「・・・亜弥ちゃん」
「なに、美貴たん?」
「なんで美貴と一緒に居るの?」
「ん〜・・・なんでだろぉ」
「は?」
「わかんない」
「わかんないのに、あんなふうに毎日迎えに来て美貴にべたべたしてんの!?」
「うん。」
「はぁ・・・」
あきれた。亜弥ちゃんにじゃなくて
亜弥ちゃんに理由を求めた自分にあきれた・・・
「あ、でもね」
「はい?」
「あの日空に浮いてた美貴たんがすっごくき綺麗で・・・こんな人と一緒に居たいなって思ったんだ!」
「なっ・・・!」
まっすぐと美貴の目を見て無邪気に話す亜弥ちゃん・・・
美貴、今同様してる・・・
「だから一緒に居させて?」
「で、でもさ!美貴は綺麗じゃないし、口うるさいし・・・それにあの日から一度も亜弥ちゃんの前で飛んでないし・・・」
「うん、でもね。なんだかんだ言って一緒に居てくれたり一緒に居てくれる美貴たんのこと一緒に居てくれるうちにますます好きになってたよ!」
「す、す、好きって!?」
「照れちゃって〜可愛い美貴たん!」
抱きついてくる亜弥ちゃんを引き剥がそうとしながら美貴は思い知った
美貴は亜弥ちゃんが美貴の力を周りに言うんじゃないかってことが恐くて一緒に居たんじゃない・・・
一緒に居たいから一緒にいるんだって。
本当は亜弥ちゃんがこうやって美貴のこと必要としてくれてること
嬉しかったてことを・・・。
- 13 名前:それはもうジャイアントスイングレベルで・・・ 投稿日:2004/12/29(水) 12:32
- 「亜弥ちゃん・・・」
「何?美貴たん?」
「空・・・飛びたい?」
「・・・飛べるの?」
「うん」
「え、でもわかんないんじゃないの・・・力の使い方?」
「実はさ、夜になってからマンションの屋上でこっそり練習してた」
「完璧?」
「うん!」
「飛びたい!!」
「おっけ!」
亜弥ちゃんと美貴はものすごい勢いで部屋から飛び出して屋上に向かった
ゴォォ・・・
風が美貴たちを包み込む
「行くよ、亜弥ちゃん!」
「うんっ!」
美貴たちは飛んだ、気がすむまで空を。
途中でふざけて落ちるふりとかしたら、
それにびっくりした亜弥ちゃんがちょっと泣いちゃったこと。
夏の夜空は澄んでいて、とっても気持ちよかったこと。
美貴は忘れない。
亜弥ちゃんと二人で空を飛んだことを。
- 14 名前:朱月 投稿日:2004/12/29(水) 12:36
- はい!一話しゅーりょぉぉ〜!
すんませんテンション上がってます(ワラ
なんかもうタイトルみたいなもんは気にしないで下さい・・・痛々しくて(泣
あやみきです。問答無用であやみきです。
あ、でもこれからいろいろでてきますから(ワラ
期待しないで生暖かい目線で見守ってください!!
- 15 名前:名無し読者 投稿日:2004/12/30(木) 19:23
- あやみきだぁ〜!!おもしろそうですねw
続き楽しみしてます。頑張ってください。
- 16 名前:朱月 投稿日:2004/12/30(木) 20:55
- レスありがとうございます!
今からキリキリ更新していきたいと思います!
- 17 名前:今年の夏は・・・ 投稿日:2004/12/30(木) 21:20
- 「あっついなぁ・・・」
美貴と亜弥ちゃんと出会ってから一週間経ったある日
美貴たちは相変わらず暑い夏を過していた
「7月だしねぇ・・・」
みんな、だれんだれん
これでもかってくらいだれんだれん・・・
「暑いです・・・でも力強く抱きしめて藤本さぁ〜ん!」
「あっつい!しげさん引っ付かないで!」
いつもとかわんない会話・・・
「本当に・・・あっついなぁ・・・」
ガラガラ
「みーきーたぁーん!」
ガシっ・・・んぎゅう
「・・・何?亜弥ちゃん・・・」
「会いたかったぁ〜!」
「50分前に会ったけど?」
「50分でも寂しいの!」
「はぁ・・・」
「美貴たんは亜弥に会えて嬉しくないのぉ?」
上目遣い・・・狙ってる?
「いや、いや嬉しいよ?でも・・・暑い・・・」
「暑いって・・・。美貴たん自分の力忘れてる?」
「え?」
「風吹かせればいいじゃん?」
「あ・・・そっかぁ〜」
「そーだよ美貴ちゃん!」
「藤本さん気づくの遅い〜」
「あぁー・・・ごめんごめん!んじゃさっそく・・・」
- 18 名前:今年の夏は・・・ 投稿日:2004/12/30(木) 21:21
- まったく風が通らなかった教室のカーテンがゆらゆらと揺れる・・・
「あー・・・涼しぃー」
「最高ー。」
「天然クーラーだlだ〜」
「かき氷食べたぁ〜い!」
「かき氷と言えば、海だよねぇ・・・」
「海・・・水着・・・絵里可愛い・・・」
「絵里?えーりー?・・・またどっかいっちょる・・・」
「あっ!海!!」
「な、何亜弥ちゃん?海がどーしたの?」
「ねぇ、みんな夏休み暇?」
「確か全員暇。」
「うわぁ・・・さみし!」
「そこ突っ込まない!」
「じゃぁさー、亜弥のおじいちゃん家泊まりに来ない?」
「おじいちゃん家?」
「そー!」
「海近いの?」
「うん!」
「あ、でも大人数でいくと迷惑じゃない?」
「ふふっ!実は亜弥のおじいちゃん家は旅館を経営してるので―す!」
「ぇえ!?そーなの?!」
「初耳やよー!」
「そーだったの亜弥ちゃん?」
「うん!だからさみんなで行こうよ?」
「お金は?」
「掛かりませーん!」
「ご飯・・・」
「お昼ご飯代だけね!」
「交通・・・」
「迎えのバス呼びまーす!」
「何泊?」
「一週間くらい行っちゃう?先延ばしOKだよ!!」
「みんな、ど〜するぅ?」
『行きまーす!!!』
こうして美貴たちは退屈だったはずの夏休みを海で過すことにした
- 19 名前:今年の夏は・・・ 投稿日:2004/12/30(木) 21:26
- 「じゃあさっそく帰って準備しなきゃ〜!」
「水着!」
「日焼け止め!」
「遊ぶぞぉぉ〜!」
「じゃ、今日はこれにて・・・」
『かいさ〜ん!!』
みんな張り切りすぎ・・・なにもダッシュで帰らなくても・・・
「亜弥ちゃんてさ・・・お嬢?」
「まっさかぁ〜」
「でも旅館・・・」
「気にしちゃだぁ〜め!ねぇ、美貴たん水着見に行こーよぉ!」
「あ、あぁいいよ!」
「はりきってれっつご〜!!」
こうして美貴たちの長い長い夏休みが始まった
- 20 名前:走り出した真夏へのバス 投稿日:2004/12/30(木) 21:54
- やってきました当日です・・・
時間の流れが速いことはあえてこのつっこみきてぃもスルーするよ。
で・も・さ・・・
「・・・でかっ!」
「でかいよ・・・」
「やっぱお嬢だ・・・」
迎えに来たバスはでかかった・・・
ってかそもそもバスが迎えにくるってどうよ?
思わず、なんの団体が乗るんだよ!って突っ込みたくなるくらいバスがでかい・・・
「やっほ〜!みんな乗り込めぇ〜!!」
「・・・9人しか居ないよね?」
「うん・・・」
「マイクロバスじゃないよね?」
「うん・・・」
「ほ−ら、早く!」
「の、のろっか?みんな?」
乗り込んで最初は遠慮がちだった美貴たち
でも、流石女子高生!ものの10分も経てば・・・
「カラオケ〜!」
「お菓子とってぇ〜」
「歌うぞぉ〜!」
こんなもんだ・・・。
あ、亜弥ちゃんの持ち歌だ・・・
「桃色〜の片思い〜!」
あぁ、亀ちゃんと重さんがマイク取り合ってる・・・
「えりり、えりーり!」
「ちょっと絵里!勝手に歌詞変えないでよぉ!!」
「絵里色〜のファンタジ〜!はぁ・・・絵里可愛い・・・」
「さゆの方が可愛いもん!」
「絵里!」
「さゆ!」
「ちょ−っとまったぁ!」
- 21 名前:走り出した真夏へのバス 投稿日:2004/12/30(木) 21:54
- ピタ・・・
お、亜弥ちゃんが珍しく止めに入った・・・
「亜弥が一番可愛いから!!」
「そこかよ!」
「違います、さゆです!」
「絵里だもん!」
「亜弥だし!」
あぁ・・・また始まっちゃったよナルシスト対決・・・
3人とも可愛いじゃん・・・黙ってれば
「「「藤本さん!、美貴たん!」」」
『誰が一番可愛い!?』
「え、ぇっと〜・・・3人ともか、可愛い・・・よ?」
『・・・。』
だ、駄目かぁ〜・・・?
「み、美貴たんがそーゆうならぁ・・・」
「藤本さんかっこいい・・・」
「藤本さん・・・絵里の次くらいに可愛い・・・」
「お、落ち着いた?そろそろ大人しく・・・」
「次は美貴たんね!」
「はぃ?」
「カラオケ」
「え?い、い〜よぉ・・・」
「だーめ!もう曲入れちゃったからね!」
「・・・わかりましたぁー」
「いぇ〜い!待ってましたぁ〜美貴たんのブギートレイン03!!」
あ〜曲始まっちゃたよぉ・・・
「・・・電話もまだこなぁ〜い、メールもまだこな〜い、走り出せない恋のブギートレェ〜ン!」
「美貴たんかっこいい!」
「藤本さん美しい・・・」
なんか聞こえた・・・うん、ほっとこう。そうしよう。
曲も進むし、バスも進む・・・
「ぶーぎぃとれいん!いぇぁ!」
「美貴ねぇ歌うまか〜」
「本当、びっくりしたやよぉ〜」
「かっこいいいですねぇ〜・・・でも、後藤さんのほうが・・・」
「あさ美ちゃん!後藤さんはいいから!」
「藤本さんラブラブ!」
バスは進む、美貴たちを乗せて
海に向かって進んでいく・・・
- 22 名前:走り出した真夏へのバス 投稿日:2004/12/30(木) 22:03
- さっきのカラオケから3時間後くらい・・・
「藤本さぁん・・・」
「やよぉ・・・」
「ごとぉ・・・さん・・・」
「ぴぃーぴー・・ぴぃー・・・まこん・・・」
「にぃ・・・」
「絵里うるさかぁー・・・」
「絵里・・・可愛い・・・」
あんたら寝言までそのまんまなんかぃ?
つっこみどころ万歳過ぎだし・・・
「美貴たん・・・起きてる?」
「うん、起きてるよ〜亜弥ちゃん寝てなかったの?」
「う、うん・・・あのね」
「うん?」
「今回の旅行費ってほとんどタダでしょ?」
「うん、そーだねぇ」
「・・・実は泊まるために条件があってね・・・」
「じょ、条件?!」
「ご、ごめん!黙ってて・・・」
「で、条件って・・・?」
「条件は・・・」
- 23 名前:朱月 投稿日:2004/12/30(木) 22:08
- はい、今日は中途半端にここまでです!(ワラ
嫌がらせではありませんので悪しからず・・・
できれば明日にでも更新しますんで
見ている人が居るならば待っててくださいな!
では、朱月でした〜。
- 24 名前:暑い、熱い!海の家!? 投稿日:2004/12/31(金) 13:34
- 「なんでこーなるんだぁ!?」
「い、いらっしゃいましてまして!!」
「紺ちゃんテンパリすぎ!」
「かき氷2っ!」
「あ、あわわ・・・」
「ご、ごめん・・・美貴たん!条件が海の家で3日間バイトってこと言わないで・・・」
「ま、いいけど?みんなもなんだかんだ楽しそうだし!」
「”すいませーん”」
「は、はーい!」
「紺ちゃん頑張ってるねぇ・・・」
「うん、頑張ってる・・・」
「にしてもみんなよくやってんじゃん?」
「あ、バイト代出るっていったらみんな張り切ってたよ」
「バイト代出んの!?」
「うん、時給950円!」
「高っ!」
「忙しいからそれくらいはだすっておじーちゃんが言ってたよ!」
「・・・やっぱお嬢だ・・・」
「ん?なんかいった?」
「い、いや!よっしゃ〜バイト代のために頑張るぞぉ〜!!」
「ありがと、手伝ってくれて」
「いーよ、どーせ美貴疲れないしさ!」
「へ?なんで?」
美貴はお盆を手の上に置いて風を使ってほんのすこーし浮かせて見せた
「重くなーい!」
「なるほど!美貴たん頭いい〜!」
「なんだったらみんなのも・・・」
ふわ・・・
「あ?軽くなった・・・?」
「藤本さん」
「はい、みんじなじゃんじゃん働いて〜」
『は〜い!』
よしよし、みんなてきぱきと動き始めた
これなら楽勝!
「ほら、亜弥ちゃんも!」
「う、うん!」
「いらっしゃいませ〜!」
いやぁ〜大変だよ海の家・・・
バイト中、紺ちゃんと重さんがコケタとか・・・
あやうく美貴の力がばれるところだった・・・
あと、愛ちゃんと亜弥ちゃんと亀ちゃんがナンパされたりとか
・・・れいなが亀ちゃんをナンパした男をぶん殴ったのは焦ったな・・・うん。
あ〜・・・騒がしい1日だった・・・
- 25 名前:玲羅 投稿日:2004/12/31(金) 13:34
- sage 小説読ませてもらいました〜!!
・・・あやみき・・・いいですね(笑)続きすごく気になります。
期待して待ってます!頑張ってください!
- 26 名前:玲羅 投稿日:2004/12/31(金) 13:35
- すみません!!下げるの失敗したらしいです!!
- 27 名前:暑い、熱い!海の家!? 投稿日:2004/12/31(金) 13:44
- 『お疲れ様でした〜!』
「いやぁ〜美貴ねぇ疲れたとね?」
「あ・・・おつかれいな」
「う、うるさかっ!なんよーとや!」
「あ、美貴に対してそーゆう口きくんだ〜?あの秘密ばらしちゃうぞ?」
「な、なんの事やけん?」
「れーなはトゥルトゥルだって!」
「ち、違っ!れーなはぼーぼーたい!!」
「トゥルトゥル〜♪」
「う、歌うな!こん、ぺちゃパイ!!」
・・・今、ぺちゃパイっていったな・・・?
美貴のこと・・・ぺちゃパイって・・・・
れーな・・・許さん!!
「このトゥルが!お子ちゃまれーな!!」
「な、美貴ねぇこそ胸れーなと同じくらいしかないくせに!!」
「トゥル!」
「ぺちゃ!」
ぐるぅぅぅ・・・
「・・・美貴たん、なんで田中ちゃんがトゥルトゥルだって知ってるの?」
「そんなん見たから知ってんだよ!!」
「れーな・・・なんで藤本さんが自分と同じくらいしか胸ないって知ってるの?」
「そぎゃん、触って調べたにきまっとるけん!」
「「ふーん・・・なんで?」」
「「・・・ぇ?」」
目の前には見たことも無いよーな顔の二人
・・・あ、あれぇ?美貴たちなんか変なこと言ったけぇ・・・?
「「浮気者ぉぉぉ!!!」」
「ちょ、ちょっと待って!美貴何時から亜弥ちゃんとそんな関係になったの?!」
「れ、れーなも右に同じたい!」
「「問答無用・・・!」」
「「ぅぎゃああぁぁぁぁああああ!!!!」」
- 28 名前:暑い、熱い!海の家!? 投稿日:2004/12/31(金) 14:05
- 「さぁ、みんなで花火しよっかぁ?」
「そーですね、松浦さん!」
「「あ、あのぉ・・・」」
「「何!?」」
「「な、なんでもないです・・・」」
殺されるかとおもった・・・マジで・・・
「ほら、二人ともはやく準備してよ?」
「「は、はひ・・・」」
「れ、れーなぁ・・・」
「なん?美貴ねぇ・・・」
「強く生きていこうな・・・」
「は、はい!」
れーなと美貴の声はかすかに震えてた・・・
「ひゃ〜きれーやよぉ!」
「ふ、振り回すと危ないよ!愛ちゃん!」
「ごとーさんと花火やりたいなぁ・・・」
「だからごとーさんはいいから!」
「花火より絵里のほーが綺麗・・・」
「よ〜しっ!ここであややスペシャルロケット花火とーじょぉ〜!」
「なんじゃそりゃ!!」
「点火!」
「あ、亜弥ちゃんやばい!!」
「あ・・・」
ロケット花火が何十本って刺さった発泡スチロールが・・・
美貴たちの方へ・・・倒れて・・・
「キターーーーーーーーーーーー!!」
「に、逃げて!!」
ヒューフユー!
「何本あんだよっ!?」
「あ、あぁ〜!」
「い、痛いやよぉ!!」
「逃げる絵里も可愛い!・・・あぅ!」
「藤本さーん!!」
どんなときでも言うこと変らんのか?君たちは?
「ま、いっか・・・よっ!」
ブァァァ・・・
「よし、全部遠くのお空へバイバイしたね」
「美貴たん・・・」
「うん?」
「最近、力強くなってない?」
「あ〜コントロールできるからねぇ・・・」
「凄い!進歩してるんだ!」
「まぁね!それにみんなだって進歩してるし・・・」
「そう?」
「そう。みんな変ってくんだよ・・・」
「そうだね・・・」
こうして長い一日は終った
次の日も美貴たちはバイトをこなし、夜は遊んだ
そしては、バイト最終日。
明日から遊ぶだけ!遊ぶぞぉ〜
- 29 名前:置いていかないで? 投稿日:2004/12/31(金) 14:14
- 3日目の夜
美貴は砂浜にいた
「さて、みんな寝ちゃっし練習しますかぁ〜」
最初は軽い練習から
風で物倒したりとか浮かしたり・・・
本当に今の美貴には簡単なものだ
「最初はなんにも出来なかったのになぁ・・・」
指の先にちっさい竜巻を作って眺める・・・
「風か・・・」
「みーきーたん!」
「あ、亜弥ちゃん!?来たんだ?」
「うん、おきたら美貴たん居ないから探しに来ちゃった!」
「そんな、探さなくても・・・」
「心配だったの・・・」
「亜弥ちゃん・・・?」
亜弥ちゃんは美貴の首にしがみついたまましばらく離れなかった・・・
「なんかあったの?」
無言で首っをふる亜弥ちゃん
そんんな亜弥ちゃんの頭を撫でてやる
- 30 名前:置いていかないで? 投稿日:2004/12/31(金) 15:13
- 「美貴たん・・・」
「何?」
「亜弥を置いて行かないで・・・?」
「亜弥ちゃん?」
「置いてかないでっ・・・!」
「置いていかないよ!どーしたの、亜弥ちゃん!?」
「みんな変化していく・・・美貴たんも・・・でも亜弥はなにも変らないっ」
美貴の腕の中で涙を流す亜弥ちゃんはとても儚くて・・・
今すぐにでも消えてしまいそう・・・
「大丈夫、誰も亜弥ちゃんを置いていったりなんかしない!亜弥ちゃんも一緒に変化してるんだよ!」
「本当に・・・?」
「本当だよ!美貴たちは絶対に亜弥ちゃんを置いていかない!」
「・・ありがと・・・あ、あのね」
「うん?」
「美貴たんが練習するところ見てていい?」
「もちろんいいよ!」
「じゃあ座ってみてるね1」
「OK!]
美貴は風を巻き起こした
「綺麗・・・」
亜弥ちゃんの声が聞こえる・・・
美貴の身体はゆっくりと空に浮かび上がる
風を感じる・・・。
美貴は思う、風って何色なんだろう?
最初は緑とか青っぽいイメージがあったけど・・・。
今は風は無色透明なんだって思ってる。
森の中にいれば緑
炎の中にいれば赤
水の中にいれば青
風は何色にもなれるんだって・・・。
「亜弥ちゃん!」
「なーに?美貴たん!」
「亜弥ちゃんの方こそ、美貴のこと置いてかないでよ?」
びっくりした亜弥ちゃんの顔がゆっくりと笑顔に変る
「手繋いで一緒に進もう!」
夜は更ける
はしゃぐ美貴たちを残して、朝がやってくる。
美貴たちはまだ子どもだからゆっくりとしか進めないけど
いつかは時の流れとともに進めたらいいな・・・
美貴っていう存在を消し去る事が無いように進んで行きたいな・・・。
夏の一夜は過ぎていく
小さな美貴たちを残して、夏の夜は過ぎてゆく・・・。
- 31 名前:はしゃいじゃってよいのかな? 投稿日:2004/12/31(金) 15:36
- 「美貴たーん!早く着替えて海にいこ!」
「うん、行こうか!」
今日から残りの日は遊びっぱなし
泳ぐもいいし、この辺探検するのもOKだ!
「うぁ〜あっつ〜!」
「泳ぐぞ〜!」
「ビーチバレーもよくない?」
「ま、時間もあるんだし遊びまくろうよ!」
『遊ぶぞ〜!!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「もー駄目だ・・・午前で体力使いはたした・・・」
「なーにいってんの美貴たん!午後はなにしよっかぁ〜?」
「ボート借りて島でも行ってみる?」
「いい考えやよ〜」
「いいねぇ〜島か〜」
「じゃ、いっちゃいますか?」
『さんせーい!!』
あ〜美貴疲れたのに・・・
もう行くんですか?そーですか・・・
「美貴ちゃん」
「なに?紺ちゃん?」
「実はお願いが・・・」
「お願い?」
- 32 名前:はしゃいじゃってよいのかな? 投稿日:2004/12/31(金) 15:36
- 「ひゃっほ〜!!」
「風が気持ち〜」
「美貴ちゃんありがと!」
「は、はは・・・どういたしまして・・・」
ボートは2隻・・・
両方とも美貴が風で動かしてる・・・
「藤本さん最高です!」
「美貴ちゃーん!こっち向いて?」
「何〜?」
パシャ
「振り向き写真Getです!」
「流石、おじゃまる今のさん!突撃レポートですなぁ?」
「そちらこそピーマコ小川さん!密着取材ですかぁ?」
「どーもぉ〜エリザベス・キャメイです!」
「あさ美ちゃーん!もっと写真撮っといてー。夏休み終ったら藤本さんのファンクラブに売って2度稼ぎするから〜!」
「OK〜理沙ちゃん!」
「おぃ!美貴売るなよ!!」
「美貴ねぇ・・・諦め?」
「れ、れいなまで!あやちゃぁん・・・」
「紺ちゃん、美貴たんの水着と寝顔写真5枚セットよろしく!」
「300円になりま〜す!」
「買うなよっ!」
「さゆみは藤本さんのきわどい写真を・・・」
「お、お目が高いですね・・・これなんかどうですかぁ?」
「や、やめいっ!!」
な、なんつー写真とってやがる!
入浴中とか何時撮ったのさ・・・
「ふふ・・・完璧です」
「ひぃ・・・!」
恐るべし紺ちゃん・・・
「あんのー・・・藤本さん?」
「何?愛ちゃん?」
「島が・・・」
「えっ・・・?あ、うぁぁぁ!!」
「きゃーーーー!!」
「やよぉ〜!」
美貴の不注意でボートは見事に吹っ飛んだ・・・
1隻壊れるほどの衝撃で・・・
- 33 名前:朱月 投稿日:2004/12/31(金) 15:41
- とりあえず・・・ここまで・・・
疲れました・・・。
玲羅さん<レスありがとうございました!
あやみき・・・こんなに仲がいいのにまだカップルではない・・・
反則な気がしてしょうがない・・・。
- 34 名前:konkon 投稿日:2005/01/05(水) 23:54
- 初めまして〜白と緑で書いてるkonoknといいます。
めちゃくちゃ面白いです!
何かゴロッキーズ+アヤヤって新鮮でいい感じです♪
続き待ってます。
- 35 名前:朱月 投稿日:2005/01/07(金) 19:41
- konkonさん<初めまして!レスありがとうございます!!
konkonさんの小説読ましていただいますよ!
嬉しいです、レスしてもらって!
ガンバリマスのでこんな小説でも読んでやってください〜!
- 36 名前:はしゃぎすぎた・・・ 投稿日:2005/01/07(金) 20:01
- 「痛い・・・」
「だね・・・」
「ボート・・・壊れちゃったね・・・」
「か、帰れるのかなぁ?」
一瞬にして沈黙
このメンバーが黙ったのはこれが初めて・・・
「だ、大丈夫だよ!ボートはあと一隻あるんだし!」
「そ、そーだよね!それに此処からなら携帯も・・・!」
紺ちゃん・・・携帯だして固まらないで・・・
こっから先の未来が見えてきそうだから・・・
「け、圏外です・・・。」
「やばいよね・・・?」
「多分」
たしかにやばい状況かも・・・
一様此処無人島だし・・・
ってかなんでこんな島が無人島なんだよ?
人、普通に住めそうだし!
「だいじょーぶ!亜弥たちには美貴たんが付いてるんだよ?」
「あ、ぁー・・・そ、そうだね、やってみますか?」
「藤本さん、お願いします!」
「悔しいけど・・・今は藤本さんのほうが可愛い!」
「じゃあ、どうやって本島に帰るか考えよう!」
美貴たちはとりあえず遊ぶことは置いといて話合いを始めた
「こんなんどうですか?」
「紺ちゃん思いついたの?」
「美貴ちゃんが向こうまで飛んで助けを呼ぶ」
「んー・・・美貴たぶんそんなに長く飛べないんだよ・・・ごめん」
「じゃあこれはどーやよ?ボートに乗って藤本さんの力で向こうへ渡る!」
「・・・やっぱり距離を考えると時間はかけられないもんね・・・やってみようか?」
『うん!!』
「みんな、ちょっとボートに乗ってみて?」
「うわぁ・・・ぎりぎりたい・・・」
「ちゃんと乗ってくれないと沈んじゃうから、しっかりね!」
「はい!」
つぎつぎと一隻の小さなボートに9人・・・
これは・・・運に賭けるしかない・・・
「みんな、乗れた?」
「OK」
「じゃあ・・・いくよ?」
風が起きて砂埃が美貴たちを包む
ゴオォオオオォオ・・・
「浮いた!」
「行けるよ藤本さん!」
いける?
・・・いや、これは・・・っ!
ドザァア・・・
- 37 名前:はしゃぎすぎた・・・ 投稿日:2005/01/07(金) 20:27
- 「これ、難しい・・・美貴の力じゃ向こうまで行けないと思う・・・人数が多すぎるや・・・6人くらいしか乗れない・・・」
「6人・・・6人って藤本さんとあと5人・・・」
「じゃあ、こうするしかないですね・・・藤本さんと5人は本島に行って助けを呼ぶ。その間残りの三人はこの島で待つ・・・。」
「3人残る・・・」
「誰が残るの?」
「それは・・・」
また・・・沈黙
重くて長い・・・嫌な沈黙
「絵里、やだよぉ・・・」
「絵里・・・」
「ふ、二人ともしっかりせんと!助かるんやから・・・ちょっと待つだけっちゃ・・・!」
れいな・・・ふるえてるよ
恐いよね・・・?
「うぇ・・・ごとー・・・さん・・・」
「あさ美ちゃん泣いたら駄目やよっ・・・」
「恐い・・・」
だめだ・・・このままじゃみんなばらばらになっちゃう・・・
でも、何も言えないよ・・・っ!
なんとも言えない時間が過ぎた・・・
此処に来て3時間はたった・・・どーすればいい?
誰か教えてよ・・・?
「亜弥残るよ。」
「亜弥ちゃん・・・?」
「だって助けに来てくれるんでしょ?」
「うん、でもっ・・・!」
- 38 名前:はしゃぎすぎた・・・ 投稿日:2005/01/07(金) 20:28
- んぎゅ
亜弥ちゃん・・・凄くドキドキしてる。
恐い・・・よね?
「美貴たん、亜弥を置いて行かないよね?」
眩しいくらいの笑顔
亜弥ちゃん・・・強いよ・・・
美貴なんかよりずっと!
「・・・さ、さゆみも残ります!」
「重さん?」
「さゆみも藤本さんとみんなを信じます!」
「重さん・・・」
「れーなも残ると」
「れーな・・・」
「そのかわり!」
れーながずんずんと美貴に近づいてくる
「美貴ねぇ・・・もしも絵里になんかあったら許さんけんね?」
「!・・・れーな・・・あんたキャメちゃんのこと・・・」
「う、うるさか!わかったと?」
「わかった、OK!]
あんたの大切な人お預かりいたします!
「ほら美貴たん!急いで?日が暮れちゃう!」
「わかった・・・亜弥ちゃん、待っててね?」
「うん、待ってるよ!」
「れーなぁ・・・」
「絵里・・・」
「待ってるからね!」
「ん。」
「じゃあ、行くよ!」
美貴たちは重さん、れーな、そして亜弥ちゃんを残して出発した
- 39 名前:朱月 投稿日:2005/01/07(金) 21:34
- 今日はここまでです!明日また更新しますんでよろしくお願いしまーす! V'γ'λつ〃終わりかよ! ビシっ。
- 40 名前:やるっきゃないっしょ! 投稿日:2005/01/08(土) 17:24
- 「三人とも平気かなぁ・・・」
「大丈夫やよ!」
「急ぐからつかまって!」
美貴は出来る限り急いだ
少しでも早く3人を迎えに行きたいから・・・
「藤本さん、本島です!」
「OK!」
美貴はだんだんと速度を落としてゆく
「・・・なんでこんなに人が?」
「・・・あの島を見てる?」
浜にボートを止めて島の人を捕まえる
「あ、あの!あの島なんかあるんですか?」
「”あぁ、知らないのかい?あの島はね島全体が平地で、不思議なことに日が沈むと同じに島のほとんどが海に沈んでしまうんだよ。あと・・・30分くらいかなぁ・・・”」
「30分!?沈むってそんなっ!ありえないよ!!」
「ふ、藤本さんっっ!」
「亜弥ちゃんがっっっっ!!」
やばすぎる
なにこの展開!ありえないよ!!
「風!」
今まで一番威力のある風を巻き起こす
・・・待ってて、亜弥ちゃん!!
「”な、なんだこの風は?!目が!!”」
「藤本さん!!」
「みんな行ってくるね!!!」
「あ、だ、だめぇええ!!」
ごめんみんな・・・無茶してるのはわかってる。
でも・・・。
美貴は飛んだ。ものすごい速さで。
だけど不思議と風が心地よい、身体に吸い付くみたいだ・・・
「亜弥ちゃん・・・っ!」
全力で力を使ったらあの島に着くのは行きの半分も掛からなかった
「夕日がっ!」
迫ってきてる・・・やばいよ!
グラァ・・・
「うわぁ!」
いきなり美貴の身体は揺れた
風の感覚が変った・・・!?
「なにこれ!?風が暴走してる!・・・急がないと!!」
身体が揺れてバランスが崩れる
- 41 名前:やるっきゃないっしょ! 投稿日:2005/01/08(土) 17:29
- 「着いた!亜弥ちゃん、重さん、れーな!」
「ふ、藤本さん!なんか変なんですこの島!」
「どんどん水か迫ってきとると!」
「美貴たん!」
ぎゅ・・・
走って美貴の腕に飛び込んできた亜弥ちゃんをしっかり抱きしめる
「いそいでこの島から出るよ!」
「え?」
「この島は夕日と共に沈んじゃうの!!」
「え!?そ、そんな・・・」
「だから・・・飛ぶよっ!」
「う、ぅあ!」
「と、飛んでる・・・!」
「・・・行くよっっ!!!!!」
ゴワァァァァァア
「うぁああ!こ、恐いぃぃ!」
「れ、れいな!つかまって!!」
「美貴たん!」
「みんな、つかまっててよ!」
美貴は必死だった、この3人を助けることで・・・。
だから、この時は気づかなかったんだ・・・
一気に力を使うことが危険だったってことに・・・。
- 42 名前:守りたい人が居る 投稿日:2005/01/08(土) 17:41
- 本島では・・・
「藤本さん・・・大丈夫かなぁ・・・?」
「大丈夫だよ・・・」
「・・・れいなぁ・・・」
ゴァァアア
「風!?」
「藤本さんやよっ!」
「美貴ちゃん!」
「あれ・・・どこに・・・」
「人が居ないとこに行くつもりなんだよ!」
「山の方?」
「そーだよ!みんな走って!!」
「風が・・・強すぎるやざ!」
「なんでこんなに?」
「来たよ!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「見えた!本島だ!」
「美貴たん、人に見られちゃう!」
「大丈夫っちゃ!山の方に向かっとるけん!」
風がゆうこときかなくなってきた・・・
ここの風はいったい・・・何?
「絵里ぃーーーー!!」
「れーなぁあー!!!」
「美貴ちゃん!れーな!亜弥ちゃーん!」
「みんな、あの灯台に行って!」
美貴はもう、なにも・・・考えられない
「美貴たん・・・頑張って!」
亜弥ちゃんがぎゅっと手と握ってくれる
もう力は入んないけど、握り返した
「もうっ・・・着くよ!」
ゴオオォォオオ
やっと、着いた・・・
- 43 名前:守りたい人が居る 投稿日:2005/01/08(土) 17:45
-
「助かった・・・!」
「絵里っ!」
「れーなぁ!!」
「美貴ちゃん!亜弥ちゃん!」
みんな抱き合って泣いてる・・・
オーバーだなぁ・・・みんな・・・
「美貴たん!」
「あ、や・・・ちゃ・・・」
美貴は亜弥ちゃんを抱きしめる・・・
はずだった
身体に力が入らない・・・
「みきたんっ!」
「藤本さん!」
ドサ・・・
美貴は意識を手放した。
- 44 名前:友情?愛情?桃色片思い中!? 投稿日:2005/01/08(土) 20:02
- 松浦亜弥視点
「美貴たん・・・」
今、亜弥の目の前には美貴たんが寝てる。
倒れちゃうなんて・・・
「ふぅ・・・大丈夫よ」
「ほんとに!おばさん!?」
「えぇ、大丈夫。」
「よかった・・・」
みんながほっと安心する
よかった、なんでもなくて・・・
「にしても・・・過労で倒れるほど遊んだの?この子。そんなことないでしょ?」
「ぁー・・・」
「おばさんにも言えない事?」
「うん・・・ごめんなさい・・・」
「まぁ、いつかは話してくれる?今は聞かないことにする。」
「ありがとう・・・」
おばさん・・・やっぱり頼りになるよ・・・
「にしても、亜弥」
「はい?」
「あんなに亜弥が慌てるって事は、すっごく大切な子なの?」
「え?」
「だって、自分大好きの亜弥が他人が倒れただけじゃあんなに動揺しないでしょ?」
「え?だって、美貴たんは友達・・・」
「美貴たん!?亜弥、何時からあんた人をそんな恥ずかしいあだ名で呼ぶようになったの!?」
「そ、それは・・・」
- 45 名前:友情?愛情?桃色片思い中!? 投稿日:2005/01/08(土) 20:02
-
そ、そーいえばなんでだろ・・・?
美貴たんって呼ぶのは恥ずかしくない・・・
あ〜顔が熱くなってきた!
「あれあれ〜?松浦さん顔が真っ赤ですよぉ〜?」
な、なんか本当に顔熱い!!
え?え?なんで!?
「ぴーまこ小川さぁ〜ん、これは気になりますねぇ・・・?」
「ですよねぇ?おじゃまる紺野さぁ〜ん!これは深く聞き出さなくては・・・」
「で、どーなん?亜弥ちゃんは美貴ちゃんのこと好きやよ?」
「あ、亜弥は・・・」
えぇ!わかんないよ!!
美貴たんは友達だし・・・でも大切・・・
「亜弥ちゃんは?」
「亜弥は美貴たんのこと・・・」
「美貴ちゃんのこと・・・?」
え〜〜〜!?わかんない!わかんないよぉ!!
こんな気持ちになったの初めてだしっ・・・!
美貴たんのことどう思ってるんだろ・・・?
ま、まさか・・・す、好き?!いやでも、女の子同士だし!
あ、ども紺ちゃんとごっちんは・・・。
え・・・?亜弥、美貴たんのこと・・・好きなの・・・?
「う・・・ん?」
「美貴たんっ!」
「亜弥ちゃん?・・・此処どこ?」
「藤本さーん!心配してたどころじゃなかったですぅ〜!」
道重ちゃんが美貴たんに抱きつく・・・・・・・・・・なんか嫌。
- 46 名前:友情?愛情?桃色片思い中!? 投稿日:2005/01/08(土) 20:11
- 藤本美貴視点
あれぇ?美貴どーしたんだっけ?
島から帰ってきて・・・?
と、とりあえず・・・
「重さん、ちょっと離れて?」
「はぁーい。」
あれ?めずらしくすぐ離れてくれた・・・。
「亜弥ちゃん」
「な、なに?」
「こっち、来て?」
「うん・・・」
亜弥ちゃんが戸惑いながらこっちの来る。
美貴らしくないけど・・・今は亜弥ちゃんの存在を確かめたくて・・・抱きしめた。
「み、美貴たん!?」
「亜弥ちゃん・・・」
「ど、どーしたの・・・?」
「もーちょっと・・・このままで居させて?」
あ、また眠くなってきた・・・
おやすみ・・・亜弥ちゃん・・・
もう少しだけ・・・甘えさせてね?
- 47 名前:友情?愛情?桃色片思い中!? 投稿日:2005/01/08(土) 20:21
- 松浦亜弥視点
「美貴たん!?」
こ、こんなときにかぎって美貴たんはーっ!
うわぁ・・・心臓ばくばくいってるぅ・・・
うわぁあん!放してよぉ!
「寝てますね。」
「え?」
「美貴ちゃん寝ちゃったね・・・」
「え、こ、こんな格好で!?」
「いーじゃん、そのままで〜」
「そーそー。これで一番売れ筋と思わしき写真も出来るわけだし・・・」
「え、写真!?が、がきさんそれはー・・・」
「”真夏のバカンスで2人の関係は急接近!いつも押し押しの亜弥ちゃんもたじたし!?”みたいな?」
「まこっちゃん題名長い!でも、許す。」
「許すの!?」
「売れるし・・・」
「そこかよっ!」
なんか美貴たんみたいな突込みになってきた・・・
- 48 名前:友情?愛情?桃色片思い中!? 投稿日:2005/01/08(土) 20:29
- 「んーじゃあ、うちらは退散しますか?」
「松浦さんも疲れてると。」
「2人でゆっくり休んでね?」
「今日は藤本さんを預けます!」
「今日の藤本さん・・・絵里よりも輝いてた・・・」
「絵里・・・それしか言えんと?」
「・・・れいなも可愛いよ?」
「えぇ!?」
か、かなりびっくり・・・
いつも自分可愛いっていってるのに・・・
田中ちゃんに可愛いって・・・
「え、絵里・・・?」
「れーなは絵里の・・・特別だから」
「はいぃ!?そ、それってどーゆー意味っちゃ?!」
「ふふ・・・教えなぁ〜い」
「これは気になる展開になってきましたねぇ紺野さん!」
「じゃ、今度はあの2人を突撃ですね!新垣カメラマンも行きますよ!」
「はいさ!」
「じゃ、また後で来るやよぉ〜」
バタン・・・
亜弥と美貴たんを置いてみんなでてっちゃった・・・
- 49 名前:桃色片苦悩中・・・ 投稿日:2005/01/08(土) 20:41
- 「・・・美貴たん・・・」
抱きついたまま寝てる。
亜弥の・・・友達?は心地良さそうに夢の中
「亜弥、美貴たんのことどー思ってるんだろ・・・?」
美貴たんの頭を撫でながら悩む・・・
「好きなのかなぁ・・・
好き?亜弥は美貴たんが・・・好き?
だんだん顔が熱くなってきた・・・
心臓も破裂しそう・・・
「亜弥が・・・美貴たんを、好き?」
「・・・亜弥・・・ちゃん?」
「み、美貴タン!?絵?今の聞いて!?え、いや、どこからおきてっ?す、好きとか言ってないよ!!」
「へぇ?好き・・・?」
「あ、う、あぁぁああ!!」
逃げた!思いっきり逃げた。
立ち上がったときに美貴たんが「あだっ!」って言いながら落ちたけど、
今はそれどころじゃない!!
ドダダダダ・・・バタン!
「あ、亜弥ちゃぁん・・・?」
- 50 名前:朱月 投稿日:2005/01/08(土) 20:44
- あい、今日は此処までです!
まつーらさんが自分の気持ち発見してしまいました(ワラ
これからあややの好きすきビームが始まる!(かも知れない
- 51 名前:konkon 投稿日:2005/01/09(日) 02:06
- ん〜、あやみきも気になるけど
田亀も何かありそうですね〜♪
美貴たんのラブラブパワーはすごいですね。
あややも突っ込みが強くて好きですねw
- 52 名前:朱月 投稿日:2005/01/09(日) 23:44
- konkonさん<またもやレスありがとうございます!
田亀・・・あるかもしれませんよ?(ワラ
あややは美貴たんにラブラブ光線送りつつそれが恋だと
気づいていなかったところがポイントです!
あややの運命やいかに!?ってところです(ワラ
- 53 名前:どうにかして!この気持ち・・・ 投稿日:2005/01/10(月) 12:21
- 藤本美貴視点
「あだ!!」
ドダダ・・・バタン!
「あ、あやちゃぁん!?」
どーしたんだろぉ?とりあえず探しに行かないと・・・
普通に人ひき殺しそうな勢いだったし・・・
「あー・・・逃げちゃった〜」
「肝心なところで藤本さんも起きちゃうんだからぁ」
「あれ?みんな何処にいたの?」
「・・・まぁ・・・その辺?」
その辺・・・。
しばし沈黙。
「まぁ、それは置いといて〜美貴ちゃん温泉でも行こっか?」
「温泉?」
「そ!温泉で心も身体もリフレッシュだよ!」
「ん〜行こっかなぁ〜・・・あ、でも亜弥ちゃんが!」
「だいじょーぶ。今、愛ちゃんが捕獲しに言ったから♪」
「・・・・・・・・・・捕獲?」
- 54 名前:愛いれば いっつ お〜るらぁいっ! 投稿日:2005/01/10(月) 12:49
- 松浦亜弥視点
「いやぁぁぁ!聞かれちゃったぁぁぁ!!」
「あ、亜弥ちゃーん!待つやよぉ〜〜〜!」
「今は待てなぁ〜い!」
「止まってもらわなきゃ困るやよぉ!」
「いやぁぁ〜〜〜〜〜!!」
今すんごい状況だと思う。
女の子が二人叫びながら走ってる・・・。
っち!なかなか速いわね!!マジになってきた・・・
「っ・・・このっ・・・亜弥ちゃんの意気地なしーーーーー!!」
「い、意気地なしぃ?」
意味わかんない。
なんで亜弥が意気地なしなの?聞き捨てならない!
よーし、止まって聞いてやろうじゃないの!
「そ−やよ!亜弥ちゃんは意気地なしやざ!好きな人に気持ち打ち明けないで、うじうじしとって・・・そんなん情けないやよ!!」
「あ、愛ちゃん?」
「あ、あーしだって、人のこと言えないけど・・・あーしだって打ち明けられないkぇど・・・」
「愛ちゃん?」
「亜弥ちゃんはいーやよぉ!可愛いし、美貴ちゃんとなかいいし!でも、どもあーしはっ・・・!」
「・・・愛ちゃん・・・」
「あーしは叶わない恋なんやよぉ!まことは、まことはっ・・・あーしじゃなくてあさ美ちゃんが好きやから!!」
「ま、まことっ!?愛ちゃんの好きな人・・・まこっちゃんなの?」
「そ、そーやよ!あーしはまことのことが大好きやざぁぁあ!!」
「愛ちゃん!モチツケ!・・・じゃなくて、落ち着いて!!」
「落ち着ける状態じゃないやよぉ!この贅沢娘!!」
「ぜ、贅沢娘って・・・」
「あぁ〜〜!腹立つやよぉぉ!」
「・・・愛ちゃん・・・ゆっくりと後ろ向いて」
「後ろ?後ろになにがっ!?−−−−−−−・・・???まことぉぉ!?」
「・・・愛ちゃん」
愛ちゃんタイミングいいのか悪いのかわかんないけど・・・
全部聞かれちゃったね・・・
- 55 名前:愛いれば いっつ お〜るらぁいっ! 投稿日:2005/01/10(月) 13:03
- 「あ、いや、まこと、今のは!」
「へーそぉなんだぁ〜。愛ちゃんあたしのこと好きなんだぁ?」
まこっちゃんはいつもより激しいニヤニヤ顔で(けしてきもいt・・げふっ!)
でへへって笑ってる・・・
あ、愛ちゃんに近づいた
「あたしはあさ美ちゃんのこと好きじゃないよ?だってあさ見ちゃんには後藤さんがいるでしょ?あたしの好きな人は別の人だよ!」
「えぇ!?だ、誰なんやよぉ!?」
「へへぇ〜、んとねぇ〜いつも元気でー、リアクションがおかしくって〜、変な訛りが取れてない変人!」
それって、もろ愛ちゃんじゃん?
なんだよ・・・見せ付けかぁ?
「だ、誰やざぁ!?そんな人知らんやざ!!」
ドザァァ
滑った〜〜〜。
小川まこと、みごとに告白滑った〜!
実況の紺野さんと中継がつながっています、どうぞ。
いやぁ〜ナイスな滑りでしたね、紺野さん。
実にいい滑りでした。高橋さんにしかできない交わし方です。
これからの人生も一緒に滑ってしまいそうですねぇ・・・。
あ〜もう、二人でとことん滑ってください。私はこの件につきましては関与してませんから。
え!?もろ関わってますよね?今!?
あ、この実況は私ではございませんので。完璧ですね。
いや、いや、完璧って言ったよね?紺ちゃん?
気のせいです。そろそろ放送に戻りましょうか?
あ、こら!・・・逃げられた・・・
- 56 名前:愛いれば いっつ お〜るらぁいっ! 投稿日:2005/01/10(月) 13:15
- おっとっと・・・やばいやばい、なんか変な世界に行ってしまった・・・
さて、亜弥がトリップしてる間に放しは進んだかなぁ〜?
「誰やよぉ・・・」
「教えてあげない!自分で気づけ!!」
「進んでねぇなおぃっ!」
「あ、亜弥ちゃん!みんな温泉にいるから亜弥ちゃんも行ってね〜。」
「う、うん・・・」
「あたしらはもう少ししたら行くからさぁ〜」
「わかった、温泉入って落ちつくよぉ・・・」
気のせいだと思うけど・・・
愛ちゃん震えてたよーなぁ・・・?
ま、まこっちゃんが怒るのも仕方ないよねぇ〜。
そーいえばなんで亜弥は走ってたんだろ?
忘れちゃったよ〜、なんだったけぇ?
- 57 名前:美貴様的には・・・どうなんですか? 投稿日:2005/01/10(月) 13:38
- 藤本美貴視点
「あったかぁ〜」
「気持ちいですねぇ。温泉・・・」
亜弥ちゃんとまっこっちゃんと愛ちゃん以外は
のぉ〜んびりと温泉のなか・・・
「あ〜、重さん。」
「なんですか?」
「そろそろさぁ〜藤本さんじゃなくて、美貴って呼んでよ?」
「え?な、名前でですか?」
「そー硬いじゃん?美貴って呼んでよ?さゆ?」
「は、はい・・・美貴・・・さん」
「さん?」
「それ以上は無理です!」
「じゃあ、いつかはちゃんと呼んでよ〜さゆ?」
「は、はぃい!」
「あ、そーいえば・・・れいなとキャメちゃん・・・どーなった?」
「え、あ、なんか・・・いつのまにか・・・付き合うことになったらしいですよ?」
美貴の視線の先には仲よさげに話してる二人
「なんだかなぁ・・・」
「あの、美貴さん」
「ん?」
「美貴さんは松浦さんのこと・・・どー思ってますか?」
「亜弥ちゃんのこと?」
「はい。」
「どうって・・・友達?」
「本当ですか?本当ひ友達ですか?」
「え?う、うん・・・」
「よく・・・考えてみてください」
「はぁ・・・?」
亜弥ちゃんは友達だよなぁ・・・。うん。
ものすっごい仲のいい友達・・・。
ほかは〜・・・亜弥ちゃんのいきなりの行動でドキっとしたことは何度かあるけどー・・・
- 58 名前:美貴様的には・・・どうなんですか? 投稿日:2005/01/10(月) 13:39
- ガララ・・・
「あー疲れた・・・」
「あ、亜弥ちゃん!」
「・・・」
あれ?なんで固まってんの?
ってか、どーゆーこと!?亜弥ちゃん胸でかぁぁ!!
さゆといい、紺ちゃんといい、亜弥ちゃんといい・・・
なんでそんなにでかいんだよ!?
・・・ちっちゃいのはあたしらだけだよ・・・れーな・・・
「これかぁぁぁぁぁ!!」
「な、何がぁ!?」
「・・・何でもない・・・」
「え・・・?」
亜弥ちゃんは美貴を見て絶叫したあと
身体を流しに行っちゃった・・・
「美貴さん、頑張ってくださいね。」
「え?さゆ?」
さゆまで亜弥ちゃんのとこに行っちゃった・・・
頑張るってなにを?
ま、まさか!さっき考えてたことがばれた!?
バストUPを頑張れってことなのぉぉ?!
・・・・・・・・もうだめぽ。
美貴は湯船の中にぶくぶくと沈んでった・・・。
- 59 名前:konkon 投稿日:2005/01/11(火) 12:32
- 何かめちゃくちゃはまっている作品です!
とにかく面白いです♪
それぞれのキャラが生かされていて
本当サイコーです!
次の更新待ってます。
- 60 名前:朱月 投稿日:2005/01/16(日) 10:09
- konkonさん<れすありがとうございます!
はまってもらってますか!?嬉しいです!
今から頑張って更新しまーす!
- 61 名前:すっかりむっちり忘れてた・・・ 投稿日:2005/01/16(日) 10:32
- 松浦亜弥視点
あぁー!逃げてたのは美木たんのせいだった・・・。
「松浦さん」
「あ、道重ちゃん、なに?」
「藤本さん聞いてなかったみたいですよ。松浦さんの告白」
「え?あ・・・そうなんだ・・・」
よかったよーな・・・わるかったよーな・・・
「・・・松浦さん、頑張ってくださいね?」
「へ?」
「・・・美貴さんは・・・っ貴方に譲ります」
「道重ちゃん?」
「さゆも・・・美貴さん好きです。でも、松浦さんには勝てないです・・・。
だから、さゆの代わりに美貴さんとラブラブになってください!!」
道重ちゃん・・・亜弥なんかに頭下げちゃだめだよ・・・
「でも・・・美貴たんは・・・」
「大丈夫です。きっと美貴さんも自分の気持ちに気づきます、だから・・・」「
あ、背中押された・・・
「頑張ってください・・・っ!!」
声が震えてる・・・。
辛いんだよね・・・好きな人を諦めるの・・・。
「道重ちゃんの気持ちわかったよ!亜弥頑張るから!」
道重ちゃんが精一杯の笑顔を見せてくれた・・・
頑張るね・・・。
亜弥は美貴たんのところへ向かった
「あ、亜弥ちゃん。さっきなんで逃げたのさ?」
思わず走りだしそうになるのを抑える・・・
もう・・逃げない!
「み、美貴たん!」
「何?亜弥ちゃん?」
「亜弥ね・・・み、美貴たんのこと・・・」
「美貴のこと・・・?」
「美貴たんのこと・・・美貴たんのこと・・・好き!!」
い・・・言っちゃった・・・
- 62 名前:LIKE or Love?どっちも一緒じゃん!? 投稿日:2005/01/16(日) 10:51
- 藤本美貴視点
好き?・・・亜弥ちゃんが・・・美貴を?
「・・・。」
「美貴たん・・・・」
「・・・。」
「美貴たん!」
「・・・好きなの?」
「・・・うん」
「美貴は・・・」
亜弥ちゃんのこと・・・好き?
好きじゃなかったら・・・
あんなふうに守りたいって思わないよ・・・
でもぉ〜あぁ〜混乱してきた・・・
あ、亜弥ちゃんが隣に座ってきた・・・
付き合ったら・・・この子が、美貴の彼女・・・?
この、超絶可愛くてきょ、巨乳の亜弥ちゃんが・・・?
も、もし、その・・・身体のか、関係を持ったら!?
この何気に厭らしい身体を好き放題できると!!
う、ぅあ〜・・・た、堪んないよぉ・・・
「美貴たん・・・答えすぐじゃなくていいからさ!ゆっくり考えて!!」
「え、あ、うん!」
や、やばい!亜弥ちゃんが真剣に告白してきてくれたのに!
美貴・・・あんなことを・・・恥ずかしい!!
「あ、あの・・・答え待っててくれる?」
「うん、ずっと一緒に居るから答え待ってるよ!」
「ありがと!」
「にしても・・・変なところで告白しちゃったよぉ・・・」
「だね、まっぱでめっちゃ真剣な顔して・・・」
「すっごい間抜け・・・」
二人してとりあえず笑ってみる。やっぱり楽しいなぁ・・・
- 63 名前:like or love?どっちも一緒じゃん!? 投稿日:2005/02/05(土) 21:05
- 「美貴さーん、松浦さーん!こっちきて紺野さんの話聞きませんかぁ?」
「どんな話〜?」
「紺野さんと後藤さんの関係がどこまでいってるか。」
「もち聞く!紺ちゃ〜ん!」
「あ、亜弥ちゃん!」
あぁ、ものすごい勢いで紺ちゃんの突っ込んでく・・・。
なんか・・・返事先延ばしにしちゃったなぁ・・・。
美貴は亜弥ちゃんのこと大切だよ?美貴から言い出す勇気がもてたら気持ちを打ち明けるね?
待っててね?亜弥ちゃん!
「亜弥ちゃ〜ん待ってよぉ!美貴も話聞く〜〜!!」
「ぁ、あわわ!美貴ちゃんまで突っ込んでこないでぇ!!」
「とぉぉぉ!」
ばっしゃぁ〜ん
「痛ったぁ〜い!美貴たん激しすぎ!!」
「やば!張り切りすぎた?」
「もー美貴たんはしゃぎすぎ!」
「あははは!!」
こうして美貴たちの夏は過ぎていく。
自分の気持ちを打ち明けるための勇気を探しに・・・。
- 64 名前:朱月 繭 投稿日:2005/02/05(土) 21:08
- 更新遅くてごめんなさい!
なんだか毎日忙しいんです・・・(汗)
今度更新する話で旅行編終了です。
とは言ってもあと3話くらいありますが・・・。
でわ、少ない更新ですいませんでした!!
- 65 名前:konkon 投稿日:2005/02/06(日) 00:35
- うおっ!?
あやみきがいい雰囲気となっておりますが、
自分的にはこんごまが超気になりますw
自分のペースでがんばってください。
次の交信、いつまでもお待ちしてます。
- 66 名前:朱月 繭 投稿日:2005/02/12(土) 10:17
- konkonさん<ごこんはどうなりますかねぇ・・・?(ワラ
期待しないで待っていてください!
とりあえず、今日の更新いきまーす。
- 67 名前:生まれたときから邪魔ばっか!完璧アヒャ美が参ります!(黒紺 投稿日:2005/02/12(土) 10:31
- 松浦さんが告白してから3日後
今日は旅行最終日
みなさん各自で好きなことをすると言うことで自由行動。
さてさて、彼女たちはいったいどんなことをして旅行の最後を楽しんでいるのでしょうか?
こーっそりのぞいて見てみましょう!
ちなみに解説、司会はおじゃま〜るしぇ紺野が独断で勝手にやらせていただきます!
でわでわ、れっつおじゃま!!
※まじめに紺野さん一人暴走です。
この件に関しては、彼女達(紺野さんを除く)
そして作者も関与したくありません・・・。(汗)
え?じゃあなんで書いてるかって?
そりゃあ・・・茶帯ですから・・・・・。
by作者
- 68 名前:隙間女と猫娘。 投稿日:2005/02/12(土) 10:45
- どーも!紺野です!
ある人達の部屋にやって参りました!
早速進入に成功した部屋のふすまから、こっそりむっちり観察したいと思いまーす!
アヒャ!!!
田中れいな視点
れーなは今、付き合ってる人がおるとです。
その人は自分中心で、ナルシストで、甘えん坊なお姉さん・・・です。
そんで、今日も一緒におるとですが・・・
「はぁ・・・絵里今日も可愛い!」
「またやけん・・・」
かれこれ1時間鏡と向かいあっとる・・・
2人っきりなんに自分見てうっとりしとる。
「絵里ー・・・」
「可愛い・・・」
「絵里!そぎゃんことやっとらんと、少しはれーなの事かまいんしゃい!」
「んふふ・・・やっと言ったぁ〜」
「は?」
「かまってだって!れーな可愛いぃ!!」
「あ、そ、それはー・・・絵里が鏡みてれーなのことほっとくけん・・・」
「ごめんね、れーな。」
ぅあ・・・抱きしめられた・・・。
ちょ!胸!胸あてすぎとよ!?
「え、えり・・・?」
「れ〜なぁ・・・」
もしかして・・・いや、もしかせんでも・・・
甘えられとると?
- 69 名前:隙間女と猫娘。 投稿日:2005/02/12(土) 11:01
- 「絵里は年上に見えんと」
「そ〜かなぁ?れーなが年上っぽいからかなぁ〜?」
「絵里・・・あんま話聞いてなかと?」
「そんなことないよぉ〜」
ん?あ、あれ?
絵里?なにしとると?
「え、絵里・・・なにしとると?」
「ん?服脱がそうとしてる。」
「なんでそんなことしとると?」
「え〜?れーなが欲しそうな顔してたからぁ〜」
「んなっ!そぎゃん顔してなか!!」
抵抗してもどんどん絵里の手が服ん中はいってきとると!
「絵里、れーなが欲しいなぁ・・・」
「ぁ、ぇ・・・?」
「駄目?」
「・・・・・・・・・よかよ・・・・・」
「やった!」
上半身まっぱにされたと!
は、はずっ!うぁ、そんなとこ触らんと・・・。
「んぅ・・・!」
「年上っぽいとこみせとかなきゃね。あと、一時間もお預けだったからいっぱいしちゃうから。」
「ふぁ!・・・そ、そんな・・・ぇりが、ぁあ!」
「口答えしないの!気持ちよくしてあげるねぇ〜。」
「ちょ!なんね?!その笑いと手にもっとるもんはっ!?」
「これ?紺野さんに借りたの!ほらぁ、大人しくしないと痛くしちゃうぞぉ〜」
「ひぃぃ!た、たすけ!もが!!」
「ふふふ・・・今日はめちゃくちゃにしてあげる・・・。」
「ふ!んんんんんん!!!(助けて!美貴ねぇ〜〜〜〜!!)」
このあとどうなったかは
おじゃまるしぇ紺野のみぞ知る・・・。
「ぅぁ〜亀ちゃんやる〜・・・」
- 70 名前:朱月 繭 投稿日:2005/02/12(土) 11:06
- はい、今日は此処までです!
・・・紺野さんが何を亀井さんに貸したかは想像にお任せします。(ワラ
田中さんごめん!そんな役割で!!
というわけで(どんなわけで?)
今度は誰が出てくるかはお楽しみです!
次回更新までお待ちください!
でわでわ、この辺で・・・。
- 71 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/02/12(土) 15:16
- うほ?!紺野さん、何あげたんだ?
んでもって、
亀井さんと田中さんはどうなんってんだ?!
本当に勝手に想像しちゃいますよ??
紺野さん、うけますねぇ。
- 72 名前:朱月 繭 投稿日:2005/02/16(水) 10:05
- 71さん<もう好き勝手妄想してください!
妄想した内容にはうちのおじゃまるしぇ紺野さんが、
亀井さんに貸したブツをもって夜中に貴方の部屋に侵入しますから!
でわでわ、更新開始です!
- 73 名前:軽ヤン娘と桃色ガール 投稿日:2005/02/16(水) 10:10
- 紺野あさ美視点
ふぅぅ・・・いろんな意味で危なかった・・・。
亀ちゃんに道具を貸すときはれいなの身体のサイズを考えて渡さないと・・・。
言われたとおりに渡したられーなが死んじゃうかもしれないし・・・。
まぁ、いい映像が取れたからいいけど〜♪
売ったらいくらになるかな・・・ふふふ。
次は美貴ちゃんと松浦さんの部屋へ・・・
れっつおじゃま!
- 74 名前:軽ヤン娘と桃色ガール 投稿日:2005/02/16(水) 10:24
- 藤本美貴視点
「へっきし!・・・なんか今トゥルの叫び声が聞こえた気がする・・・」
「美貴たん風邪?」
「いや、たぶん美貴のことを慕う何処ぞのまめおが噂してんだよ。」
「・・・まめお?」
「そーまめ・・・っとぉぉ!違う、今のは独り言だから気にしないで!!」
「ふ〜ん・・・」
やばい!前に美貴が隣町のまめお調教の専門店で女王様やってたのばれちゃう!!
あんな過去は葬り去りたい・・・
いや〜あの時は若かった!何気にNO1だったしな〜。
いまだに街中で美貴様!って呼ばれるもんなぁ・・・。
「ねぇ、美貴たん!聞いてる?」
「ん?え?のぉぉ!?あ、亜弥ちゃん何してんのさ!!」
「美貴たんの膝に座ってる〜」
「い、いや、どこうよ・・・?」
「いや。あれ〜美貴たん顔赤くなってきたよぉ?あ、そーいえば、こないだの返事まだぁ?」
「い、いや、そのぉ・・・」
上目使いで甘えてくる亜弥ちゃん・・・
あぁ〜やめてよ、その顔可愛いんだからぁ・・・。
「ねぇ、美貴たん?」
「うぁ!あ、亜弥ちゃん!?」
み、耳元でささやかないで〜!!くすぐったいし!
「亜弥ほんとに美貴たんのこと好きだよ?美貴たんがまだ気持ち見つからないんなら仕方ないけど・・・思わせぶりな態度はNGだよ・・・」
「あ、亜弥ちゃん・・・」
「美貴たんのこと好きだよ。」
- 75 名前:軽ヤン娘と桃色ガール 投稿日:2005/02/16(水) 10:31
- 美貴だって・・・亜弥ちゃんのこと・・・好きだよ。
「あ、亜弥ちゃん・・・美貴、言うね。」
「え?」
「亜弥ちゃんの返事・・・答える。」
「ほんとに・・・?え・・・どっち・・・?」
すっごく不安そうな顔で美貴を見る亜弥ちゃん
こんなときに言うのもなんだけど・・・意地悪したい・・・
「んっとねぇ・・・やっぱ秘密。」
「えぇ!?な、なんで!!」
「もー少し悩んでてよ?」
「教えて!美貴たんのバカ!!」
膝の上でバタバタと暴れる亜弥ちゃん・・・
可愛い!!
え〜い、やってしまえ!!
ちゅ
美貴は亜弥ちゃんのほっぺにキスをした
や、やわらかぁ・・・
- 76 名前:軽ヤン娘と桃色ガール 投稿日:2005/02/16(水) 10:39
- 「み、美貴たん・・・ふぇ?今のって!?」
「亜弥ちゃん・・・美貴、亜弥ちゃんのこと好きだよ」
「ほんと・・・?ほんとに?」
「うん、好き。」
「ふ、ふぇ・・・」
「な、泣かないでよぉ」
「亜弥も、亜弥も好きだよぉ!!」
腕の中に収まるこの子が美貴の1番大切な人
居なくてはならない存在になったんだ・・・
この後美貴たちは嬉しいのと混乱とお互いの顔がおもしろくて、
泣きながら笑った・・・
これからは2人で一緒に頑張っていこうね・・・亜弥ちゃん。
- 77 名前:おじゃまじゃまじゃま。 投稿日:2005/02/16(水) 10:52
- がららっ!
「あ〜・・・口から砂糖が出てしまいそうなほど甘かった・・・。」
「こ、紺ちゃん!!!」
「お腹いっぱい過ぎてげっぷもでな〜い・・・バカップルご馳走様でしたぁ。」
「ぇぇ!?突込みどころ満載すぎて、何処から突っ込めばいいかわかんないし!!!」
「んじゃ、スルーの方向で。私は今から行くトコがあるんで・・・」
「す、スルーって・・・」
「でわ、おじゃましました。あ、松浦さん」
「何?」
「美貴ちゃん昔SMクラブの女王様やってたんだよ」
「ば、ばらすなぁぁぁっぁぁ!!」
「うそぉ!?ほ、ほんとなも美貴たん!!」
「え、いや、その・・・」
「おじゃま〜〜〜。」
バタン
「美貴たんそーゆーのが好きなのね!」
「ち、ちが!!」
「変態!!」
「違うんだってばぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
この日からしばらく美貴ちゃんは松浦さんに頭が上がらなかったらしい
「紺ちゃん・・・覚えてろよ・・・」
「アヒャ!」
- 78 名前:朱月 繭 投稿日:2005/02/16(水) 10:59
- とりあえず此処までで〜す。
紺野さん恐るべし・・・
うちの紺野さんはなんでこんなに恐ろしいんでしょうか・・・(汗)
アヒャ!!
- 79 名前:konkon 投稿日:2005/02/17(木) 12:09
- 更新お疲れ様です。
マジ面白いっす!
ブラック紺ちゃんサイコーです・・・。
- 80 名前:さっさとじゃましますか・・・ 投稿日:2005/02/19(土) 20:20
- あ〜なんといいますか、暑苦しい感じでしたね・・・。
まったくこれだからあやみきCPはべたべたいちゃいちゃして・・・。
私としては後紺みたいなさっぱりしたCPが好きですよ。
1に後紺。2に後紺。3,4がご飯で、5が新高・・・っは!
私ったら何言ってるに!?愛ちゃんはまこととラブラブしてもらわないといけないのに!!
・・・とは言え・・・あのCP好きだなぁ・・・。
さて、仕切りなおして残りのあの二人の所へ行きますか。
れっつおじゃま〜!
- 81 名前:へたれ犬とやよ橋のゆくえ 投稿日:2005/02/19(土) 20:28
- 小川まこと視点
愛ちゃん・・・おもしろいなぁ・・・。
「ねぇ、愛ちゃん?まだわかんないの?」
「なっ・・・わからんやざ・・・」
「もー普通あんだけ言えばわかるじゃーん?」
「でも・・・あーしにはわからんやよぉ・・・」
「ちゃんと考えてよ?」
「・・・わかったとしても・・・あーしには関係ない話やよ。」
は?
ちょっと今の言葉むかついた・・・。
いくら落ち込んでるからってそれはないんじゃない?
「愛ちゃんさぁー松浦さんにあんなこと言っといてうじうじしてんのは自分じゃん!」
「まこ・・・」
「もし!あたしが会いちゃん以外のこと好きだったとしても、その人から奪い取る好きって言ってよ!!」
- 82 名前:へたれ犬とやよ橋のゆくえ 投稿日:2005/02/19(土) 20:38
- 「もし・・・あーし以外の人が好き・・・?」
「・・・あ!・・・」
「・・・あーし、まことが好きやよ。誰よりも愛しとる・・・」
「・・・ねぇ・・・わかってよぉ・・・。」
「へ?」
「あたしの好きな人・・・誰か気づいてよぉ・・・」
「・・・わからんやざぁ・・・」
あたしの目の前でわんわんと泣きだす愛ちゃん・・・
なんでこの人はこんなに鈍感なんだろぉ・・・?
「愛ちゃん」
両手で愛ちゃんの顔を包みあたしの方へ向かせる
「あたしの好きな人は愛ちゃんだから、どこにも行かないから。愛ちゃんのこと・・・大好きだから泣かないでよ・・・?」
「ぇ・・・ほんと・・・やよ?」
「ほんとだよ!あたしは愛ちゃんのこと・・・愛してるよ・・・」
うぁ・・・顔が熱くなってきた
愛ちゃんなんか茹でだこだし・・・
「愛ちゃん?」
「・・・。」
「ねぇ、どーしたのさ?ねぇ!」
- 83 名前:へたれ犬とやよ橋のゆくえ 投稿日:2005/02/19(土) 20:46
- 「・・・ったやよ・・・」
「はぃ?」
「やったやぉぉぉぉお!!」
「のわった!?な、なに!?」
「やったやよぉ!まことと両思いやよぉ!!3年間の片思い終了やよぉぉ!!!」
「さ、3年!?」
「嬉しいやざぁ!あ、みんなに報告せなぁ!」
え?ちょ?こいつなにしてんだ!
いきなり携帯取り出してやがる!!
「ちょっと待て!」
「なんやよ?」
「もー少し落ちつこうよ、愛ちゃん・・・」
「でも!」
「ね?」
じーっとお互いを見つめあう・・・
「わかったやざ・・・」
「じゃあ、なんか話しよ?」
「うん」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・」」
「なんかしゃべれよ?」
「ま、まことこそ・・・」
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
「・・・・ぷっ!」
「ん?」
「愛ちゃん、すっごい微妙な顔してる・・・!」
「んな!」
「だいじょーぶだよ?ちゃんと好きだから」
- 84 名前:へたれ犬とやよ橋のゆくえ 投稿日:2005/02/19(土) 20:52
- 「・・・まこと・・・」
「ん?」
「ちゅーしてえぇか?」
「!だ、駄目!!」
「ぇえ!なんでやざ!?」
「まだ早い!」
「ぇえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!したいんやよ!!ちゅ〜〜〜〜〜〜・・・」
「ぎゃぁ!近づくな!!」
「ひ、ひどっ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうして美貴たちの長い長い夏は幕を閉じた。
いろんなことが沢山あった、すっごい冒険した。
色鮮やかに残る夏の1ページが美貴たちの心に刻まれた。
- 85 名前:まだやるかっ!? 投稿日:2005/02/19(土) 20:54
- 「ねぇ、お豆〜」
「ん〜なにあさ美ちゃん?」
「・・・愛ちゃん奪ってみる気ない?」
「・・・はぁ?」
後日おじゃまるしぇがこんな話をガキさんに持ちかけていた事は
・・・・・誰もしらない。
「あひゃ!!」
- 86 名前:朱月 繭 投稿日:2005/02/19(土) 20:59
- はい、夏編終了です!!
いぇ〜〜〜〜い!やっとこさ終りました!
次からは学園編です!
学園編はなにやらいろんなことが起こります・・・
夏編なんか目じゃないくらいに(ワラ
次回は学園編第1章です!
konkonさん<いつもありがとうございます。
最後の最後まで紺野さんやってくれました・・・(ワラ
- 87 名前:konkon 投稿日:2005/02/22(火) 17:42
- 夏編が目じゃない・・・
めちゃくちゃ楽しみっす!
紺ちゃんが何を狙っているのか、ちょっと怖いとこが
サイコーですw
更新待ってます。
- 88 名前:出会いは全て必然 投稿日:2005/02/25(金) 21:21
- 今、美貴は出来事が始まった場所にいる
全てが此処から始まったんだ・・・
「此処で亜弥ちゃんと出会ったんだよなぁ・・・。」
窓の外に目をやると変らない景色がそこにあった
「時間経つの早いなぁ、あっちゅーまに1年かぁ〜色々あったなぁ〜ほんとに。」
沢山の時間をみんなと過した。
早いことにもう半年以上が経って、美貴たちは高校2年になっていた。
「今年も色々あるんだろ〜な。修学旅行もあるし楽しくなりそうだぁ〜」
みんなが集合するまでまた教室でぼーっとしますか〜
- 89 名前:出会いは全て必然 投稿日:2005/02/25(金) 21:33
- ガラッ
「あれ?誰か来たの〜?・・・誰?」
顔がよく見えないけど・・・知ってる顔じゃないな。
「貴方が藤本美貴さん?」
「え?・・・そうだけど」
「私は石川梨華、貴方に会いに来たの。」
「・・・美貴に?」
なんだろ・・・この人・・・
一緒にいると変な感じがする・・・
「そう、貴方に。・・・貴方、変った能力をもってるのね?」
「能力?」
美貴の力がばれてる?
だとしたら口止めしとかないとやっかいだな・・・
「能力ってなんのこと?」
「とぼけなくていーわよ、全てわかってるんだから。」
「えっ?」
「貴方が風の能力を持っているって事は。」
「!?」
言葉が終るかどうかのタイミングで美貴の周りに突然水の壁が出来る
なにこれ!?み、水・・・だよね?
「動かないでね?動いたら、地上にいるのにおぼれ死にするよ?」
くすくすと笑う石川とやら人物・・・
なんだよこの人?・・・まさか、これも・・・?
「わかった?私は水の能力者よ。さぁ、色々聞かせてもらおうかしら?」
「話?」
「そう、嘘はついたらだめよ?水は誤魔化せないから。」
「・・・わかった」
逃げないと・・・
どっかに隙があるはずだ・・・
- 90 名前:出会いは全て必然 投稿日:2005/02/25(金) 21:42
- 「じゃあ聞くわよ、能力に目覚めたのは何時頃?」
「たぶん半年以上前」
「きっかけは?」
「友達と遊んでてこの窓から落ちたこと」
「落ちたの?!」
あれ?
びっくりしてる・・・目覚めなんてみんなそんなもんじゃないのかなぁ・・・?
「落ちたよ。死んだかと思ったら身体が地面ぎりぎりで浮いてて助かった。」
「ふぅん・・・貴方の能力を知ってる人は?」
「美貴のグループの子達。落ちるときいたからね」
「そう・・・。」
・・・今だ!!
「ごめんね石川さん、もう話す気ないから!」
ゴワァ・・・
風の力で水を止めて美貴は壁から飛び出した
・・・よしっ、次は・・・!
「捕まえた!」
風をつかって石川さんを空中に不安定な状態で捕まえる
「きゃ!ちょ!降ろしなさいよぉ!!」
じたばたしてる石川さん見ると普通の女の子にしか見えない・・・
普段はあんな話し方しないんだろぉな・・・
- 91 名前:出会いは全て必然 投稿日:2005/02/25(金) 21:48
- 「ちょっとぉ!降ろしてよぉ!!私高いトコ嫌いなのぉ!!!」
「は・・・?」
「だからっ・・・!高い所・・・恐いのぉ!!」
「・・・ぷっ!あは、あははは!!」
「な、なによぉ?」
「さっきまであんなにクールだったのに、今は「高いとこ嫌いなのぉ」ですか?面白いよ石川さん!!」
腹抱えて笑ってる美貴、中に浮いてじたばたしてる石川さん。
どっからどーみても変人だわ
- 92 名前:出会いは全て必然 投稿日:2005/02/25(金) 21:54
- 「ぅう・・・下ろしてぇ・・・ひ、ぅう」
「あ、え?」
や、やば・・・!泣き始めた!?
そんなに嫌いなのかよ!
え、えっと・・・とり合えず降ろさないと・・・
「ご、ごめん・・・」
完璧に泣いてる石川さんを腕で受け止めると石川さんは抱きついてきた
・・・あ、あれ?どーゆーことだぁ?
「あ、あのぉ・・・?」
「こわ、かったぁ・・・ぅ・・・ひっく・・・」
「ご、ごめん!」
・・・さっきのあの状況はどこいったんだろぉ・・・?
必死で慰めてる美貴・・・
亜弥ちゃんが見たら・・・ガクガクブルブル・・・
あ、泣き止んできた・・・た、助かった・・・・
「だ、大丈夫?」
「うん・・・」
- 93 名前:出会いは全て必然 投稿日:2005/02/25(金) 22:05
- 上目使いで見られた・・・あ、今美貴ときめいた?
ドキ美貴った?!あ、亜弥ちゃんがいるのに・・・!
ってか、この人可愛いんだけど!!
これ以上抱きしめてたら・・・理性がSEXYビームで破壊されちゃうよ・・・!
手離さないと・・・って邪魔されたぁ!!
「い、石川さん?」
「なーんだ、藤本さんってぜんぜんイメージ違うなぁ・・・」
「イメージ?」
「うん、恐そうじゃん?だから最初あんなふうにしたの。なめられないように!」
「あー・・・」
うわ、今美貴軽く納得しちゃった☆えへ!
「ごめんね?いきなりあんなことして・・・ビックリしたでしょ?」
「うん、美貴以外にもこーゆー能力も照る人がいるなんて・・・」
「まだいるんだよ。」
「えぇ!?」
「えっとねぇー私の友達で、すっごい男っぽい子で声が大きくて、体育会系な感じ。顔綺麗なくせにちょっと暑苦しい。」
「暑苦しいんだ・・・」
どんな人だよ・・・?
「あ、でね、今日一緒にここに来るっていって・・・」
バァン!!
石川さんの言葉を邪魔するように開いた教室のドア
・・・ん?あれ誰だ?
「りかちゃん!!!!!」
「あ、居た。」
- 94 名前:朱月 繭 投稿日:2005/02/25(金) 22:09
- はい、中途半端なところで終了です!(ワラ
けして嫌がらせではありません!気になるところで次回に続くんです!
それ鉄則!(なんの)
konkonさん<あい、まいどどーもです!
学園編がスタートしました!!
これからがバカみたいに長いんでお付き合い願いたいと思います。
というより、逃がしませんから。 アヒャ!
- 95 名前:konkon 投稿日:2005/02/26(土) 01:17
- お疲れいな!
大丈夫っす!
逃げる気はまんざらありませんからね♪
むしろ、自分から前に進みますw
能力者が出てきましたね〜。
話しが変わるのかな?
自分的にはあの人も能力を持っているような・・・w
- 96 名前:ひろ〜し〜 投稿日:2005/03/01(火) 00:43
- 初めまして!ひろ〜し〜です!
やばいっ。
石川さん、ナイスキャラ!
なんとなく私のツボにハマル人です!
もう、めっちゃこの作品にハマリました!!
- 97 名前:出会いは全て必然 投稿日:2005/03/01(火) 15:31
- 石川さんの指差す方向には、たしかに顔が綺麗な人が居た。
金髪、白い肌、整った顔立ち・・・
やべぇ!美貴この人めちゃくちゃ好みかも!!
か、かっこいぃ〜・・・
あ、何考えてんだろ美貴!?美貴にはあやちゃんがいるじゃんか!
「おい、そこのお前ぇ!」
「え・・・美貴?」
「そうだ!りかちゃんから離れろぉ!!」
「え?」
「ひ、ひとみちゃん?これはね、別に嫌なことされてるわかじゃなくて!」
「問答無用!!」
ゴワァ・・・!
「うわっ!」
ほ、炎?!熱っ!なんだよこれ!!
と、とりあえず石川さんが危ない!!
美貴は石川さんをしっかりと抱きしめて炎が当たらないようにする
・・・熱いな・・・そうだ、風で壁を作れば!
ビュゴォォ・・・
「大丈夫?石川さん?」
「藤本さんって・・・優しいんだね・・・」
「へ?」
「おらぁ!離れろっつてんだろぉ!!」
「熱っ!」
炎の勢いがましてきた!
どーしよ・・・このままじゃ・・・!
「藤本さん大丈夫?!」
「うん、ちょっと火傷しただけだから・・・」
どうしよう・・・美貴戦い方なんかわかんないし!
ってゆうかそもそも敵なの!?
「もう怒った・・・」
「え?石川さん・・・?」
「いーかげんにしなさいよ、このばかぁ!!!!!!」
ドパァァァッァアア・・・
「!?」
ものっそい量の水が金髪の子の頭の上に振ってきた?
あ、炎も消えた・・・
- 98 名前:出会いは全て必然 投稿日:2005/03/01(火) 15:50
- 「すごっ・・・」
「ちょっと考えなさいよ!あんなことしたら危ないでしょ!」
「げほ・・・!ご、ごめっ!でも!!」
「でもじゃない!もう、ひとみちゃんのばか!!」
「そ、そんな・・・」
「ごめん、藤本さん・・・ほんとこの人馬鹿で・・・」
「あぁ、さっき言ってた人ね・・・」
「もう、ほんとに困っちゃうの、いっつもこうで・・・」
「あはは・・・」
あだ咽てるあの人を見ると・・・
あぁ、なんか不憫に思えてきた・・・
「あの人は吉澤ひとみ。私の幼馴染で見てのとおり、炎が使えるの。」
「よ、よろしく・・・藤本美貴です・・・。」
「・・・よろしく・・・あの・・・」
「何?」
「・・・・・りかちゃんとどんな関係・・・?」
- 99 名前:朱月 繭 投稿日:2005/03/01(火) 16:07
- っつぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!
ここまでです!また変な所で区切りました!
何度も言いますが嫌がらせではありません!
文句を言うと、うちの紺野さんが回し蹴りが・・・っ!
という訳で、以上です!!
konkonさん<おつかれいなです!れいなキャワw
予想していた人と一致しましたか?(ワラ
逃げる気はありませんかぁ・・・
じゃあ、近いうちに紺野さんがkonkonさんを迎えに
行きますんで! アヒャヒャ!
ひろ〜し〜さん<ども!レスありがとうございます!!
石川さんのキャラ気に入って貰えましたかぁ〜
朱月としては石川さんをこれからもっとおかしくしていく
予定なんで、よければ読んでくださいね!
ちなみの作品にはまると紺野さんが夜な夜なお迎えに
上がります!(ワラ
- 100 名前:konkon 投稿日:2005/03/02(水) 12:00
- うわぁ〜・・・よっすぃものごっついっすねw
炎かっけぇ!と思ったら梨華ちゃんに怒られて
落ち込んで・・・どんなキャラになるやらってことで
楽しみにしてます。
紺ちゃん、待ってます(爆)
- 101 名前:唐突ですよね・・・ 投稿日:2005/03/06(日) 14:19
- 「・・・・・へ?」
「さっき・・・抱き合ってたから・・・」
「いや、あれはちょっとしたアクシデント!な、なんでもないよ!!」
「そっか・・・」
ほっと胸をなで降ろす姿・・・石川さんに気があるのまるわかりだよ・・・
だから怒ったのかぁ・・・。
にしても綺麗な顔だなぁ・・・芸能人やれるんじゃない?
「ねぇ、私のこと忘れてない?藤本さん?」
「え?あ、ごめん石川さん!」
「りかでいーよ。私も美貴ちゃんって呼ぶから!」
「じゃあ、美貴もりかちゃんで」
「あ!でもみきてぃでも可愛いかも・・・」
「み、みきてぃって・・・」
「うちは好きなように呼んで?」
「よっちゃんって呼んであげて〜」
「わかったよっちゃんね!」
一通り自己紹介もすんで話が弾んできたところで
いきなりりかちゃんがくっついてきた・・・
「り、りかちゃん?」
「みきてぃ・・・可愛いね」
「そ、そぅ・・・?」
あぁ〜またこんな展開に〜!?
「りかちゃん・・・」
よっちゃんの顔が情けなくなってきた・・・
やばい、やばい!りかちゃん何考えてんのさ!!
- 102 名前:唐突ですよね・・・ 投稿日:2005/03/06(日) 14:44
- 「ん〜〜〜〜・・・私みきてぃのこと好きかもぉ〜」
「「はぁ!?」」
「な、なにいきなり!!」
「そーだよ!そんなっ!」
「うん、やっぱ好き。」
「い、いやさっき会ったっばっかだし・・・」
「そーだよ!」
「一目ぼれ。」
「ぇええ!!?」
ぅあ!顔熱くなってきたぁ・・・
一目ぼれってそんな!
「このリアクションも可愛いし、顔も好みだし、なによりさっきの目つき!!
すっごくいい目してた・・・」
「え?い、いあその・・・」
り、りかちゃんって・・・マゾ・・・?
「ふふ・・・私の下で泣かせたい・・・気の強い子っていいの・・・」
「ひぃぃぃ!!!!」
ち、ちがったぁぁぁぁぁああああ!!!!!!!
「り、りかちゃん・・・うちは・・・?」
「ひとみちゃん?幼馴染でしょ?」
「ぅぁ・・・・りかちゃんのばかぁぁぁあああああっぁぁ!!」
ガララ!ドタタタ・・・ズベシャ!
あ、今こけたな・・・
「あ、逃げた。ひとみちゃんも顔綺麗だから泣き顔見てみたいなぁ・・・」
いやいや石川さんそんなうっとりした目でこっち見ないで?
む、無理ですよ?美貴無理ですよ?
- 103 名前:唐突ですよね・・・ 投稿日:2005/03/06(日) 15:08
- 「あ、あの・・・りかちゃん・・・」
「なぁに〜?」
「は、離れて欲しいなぁって・・・」
「え〜?なんで?」
なんでって・・・そんな言えませんよ
貴方の胸が当たってるなんて!!
で、でかいし・・・やわらかいし・・・
「あ、これ?」
「をぁ!?お、おしつけないでよぉ!!」
「あはは!みきてぃかわい〜い!えぃ!」
グイっ!
「ぅへ?」
ちゅ・・・
・・・?
ん?りかちゃんの顔が・・・目の前にある・・・
唇にやわらかい感触が・・・
これは・・・世にいうキスとゆうものじゃないですか?
なぁ〜んでキスなんてしてるのかなぁ〜?
美貴わかんな〜い・・・
スルッ・・・ちゅっ
「んぅ!?」
し、舌入ってきたぁぁぁぁあ!?
し、しかもがっちり頭つかまれてるから離れられないし!!
ってゆーか初めてなんですけどぉぉ!!!
「ふぅっ・・・んん!」
- 104 名前:こんなのありですか!? 投稿日:2005/03/06(日) 15:25
- 数十秒後・・・
「ふはぁ・・・はぁ、はぁ・・・」
「はぁ、ごめん美貴てぃ大丈夫?ちょっとやりすぎちゃったかな?」
やばい・・・
美貴、りかちゃんのキスのせーで立てないし・・・
ぅあーぅあー・・・き、気持ちよかった・・・かも・・・。
「可愛い!!私の服のすそつかんじゃって!しかも・・・」
「ぇ・・・?」
また・・・する気・・・?
りかちゃんは軽く唇にキスすると
こ、今度は・・・首筋にキスを始めた・・・
「ひゃぁ!」
「声が可愛い・・・」
「り、りかちゃん!やめっ!」
「誘われてるようにしか思えないなぁ〜♪」
プチ、プチ
「ちょ!?」
「やだ〜ブラ可愛い〜!あ、キスマーク付けちゃお!」
「やぁぁ!!」
「はぁ・・・ほらもーついたよ?」
美貴の胸には赤い印・・・
美貴には亜弥ちゃんがいるのに!
でも・・・頭のどっかでは・・・
「もっと欲しい・・・?」
りかちゃんのささやきに頷こうとしてる美貴もいる・・・
「りかちゃ・・・」
もっと・・・触って・・・?
- 105 名前:こんなのありですか!? 投稿日:2005/03/06(日) 15:36
- ガタン
「え?」
「ん?」
「・・・美貴たん?」
一瞬にして美貴の熱が冷めてく・・・
ごめんなさい、今頭ん中で考えたこと嘘です!!
ってゆーかこんなシーン見られるなんて!
しかもこの声は・・・
「あ、亜弥ちゃ・・・ん?」
「美貴てぃそのこ誰?」
「亜弥は美貴たんの彼女です!・・・そーゆー貴方は誰ですか?
亜弥のみ気たん返してもらえます?」
「彼女?居たの〜みきてぃ?」
「いるよ!!あ、あの亜弥ちゃん!こ、これは!そのっ!」
うん、わかってる。
弁解してももう遅いこと・・・
今、亜弥ちゃんの顔見たことないくらいの・・・え・が・お・・・・
「美貴たんのぶぁかぁぁぁぁぁあああ!!」
「いや、待って!あ、亜弥ちゃん!!」
「問答無用!言い訳無用!くらえ!ピーチキィィィックゥゥ!!!!」
「ごはぁ!!!!!」
美しい亜弥ちゃんの足に蹴られちゃった・・・
そんな趣味ないけどちょっと・・・き・も・・・ちいか・・・も・・・
バタ・・・
美貴の意識よ・・・出来ることなら
亜弥ちゃんの怒りがやんだころに帰ってきてね・・・。
- 106 名前:朱月 投稿日:2005/03/06(日) 15:50
- konkonさん<今回こんなんになっちゃいました・・・(汗
あ、今度紺野さんが夜中に枕もとに手紙置きにいきますから。
間違っても捕獲しようなんて思っちゃだめですよ!
茶帯ですよ!気を付けて!!
すいませんいつもこんな返事でozr
それでは、レスありがとうございましたぁ〜♪
- 107 名前:最近美貴のキャラおかしい気がする・・・ 投稿日:2005/03/17(木) 13:20
-
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ん・・・ここって?・・・あ?」
目を覚ますとさっきの2人が・・・
「うりゃー!」
ぼよーん ドサ
「くぉのぉ〜!!」
ぼっよ〜ん べしゃ
「これでもかぁ〜!!!」
ぼよよ〜ん ずべしゃ ごろごろごろ・・・
「あ〜!もういい加減にしなさいよ!」
「だから諦めなさいって・・・」
「え?・・・」
今・・・目の前で亜弥ちゃんとりかちゃんが戦ってる。
・・・戦ってるっていってもりかちゃんに軽くあしらわれてるけど・・・
「あ、みきてぃー起きたぁ?」
「あ、うん・・・ってうぁあ!」
ぐにゃん・・・
「み、水!?」
美貴が寝てたこれって水!?
へぇ〜こんなことも出来るんだ〜・・・。
さっき亜弥ちゃんが蹴ってたやつもこれなんだ〜。
「寝心地いいでしょ?水のベッド!うまくやれば服も濡れないしねー」
「あ、ほんとだ・・・」
そー言えば服濡れてない・・・
亜弥ちゃんはびしょ濡れだけどさ・・・
あ、制服透けてていい感じ・・・ぴ、ピンクのブラかぁ・・・
ブラウスが身体に張り付いてて・・・やらしぃ!
見てるだけでこう・・・なんてゆーか、そそられるものがあるなぁ〜
あ、あれ?りかちゃん?なーんでそんな距離が近いのかなぁ〜?
あれ〜?今、美貴また押し倒されたよねぇ?
「どう?みきてぃこの天然ウォーターベットでさっきの続きでも・・・?」
「え?ぇぇええ!?ちょ!や、やめ!あ、亜弥ちゃぁあん!!!」
美貴、りかちゃんに汚されちゃうよぉぉぉお!!!
- 108 名前:朱月 投稿日:2005/03/17(木) 13:22
- 短いですが今日は此処までです〜。
近々また更新しま〜す。
- 109 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/03/17(木) 20:06
- 面白い、更新楽しみにしてます!
- 110 名前:名無し読者 投稿日:2005/05/10(火) 11:22
- 待ってます がんばってください
- 111 名前:朱月 投稿日:2005/05/19(木) 20:23
- 放置になっていてしまって申し訳ございません!
学生でことし受験なものですからなかなか書きに来ることが出来ません・・・
なるべく時間が出来たら書きに来たいと思っていますので、
よければ生暖かい眼差しで見守っていてください!
絶対に完結させますんで!ってゆうよりもう完成はしているんですが、
PCに向き合ってられる時間が・・・。
本当にごめんなさいでした!
- 112 名前:名無し読者 投稿日:2005/06/05(日) 01:30
- 作者さんのペースでがんばってください!
いつまでも待ち続けます!
- 113 名前:朱月 投稿日:2005/07/18(月) 11:13
- 「ちょっ!まっ!」
そんな複のボタン外しながら近づかないで!
水の上は不安定で思うように動けない・・・た、助けて!!
「こぉぉぉらぁぁぁぁあ!!」
「お子ちゃまはそこで見ててね〜」
「亜弥ちゃん!!!」
ばしゃーん!
「みきたん!!」
どうやってこっちに来たのかわからない
でも今美貴は・・・
「みきたん大丈夫?!」
「う、うん・・・」
亜弥ちゃんに抱きかかえられている
こんなに力あったけ・・・?
- 114 名前:朱月 投稿日:2005/07/18(月) 11:21
- 「あ、亜弥ちゃん、今なにしたの?」
「え?わかんない・・・」
「でも、水の壁が・・・」
「うわぁ・・・制服びちゃびちゃ・・・」
二人で話してる最中にりかちゃんが立ち上がった
っ!・・・ナイスバディ・・・!
「ねぇ。みきたん?」
「ふぁい?」
「今えっちなこと考えたでしょ?」
「!?か、考えてないよ!!」
「ふーん・・・」
「・・・ねぇ。」
「何?」
「存在いちいち忘れないでくれる?」
「あら、ごめんなさーい。」
「・・・腹立つ子ね・・・それに・・・また能力者が出てきた」
「へ?」
- 115 名前:朱月 投稿日:2005/07/18(月) 11:24
- ど〜も〜。
夏休みに向けてプチ復活しました!!
夏は更新できると思うのでまた、よろしければ読みに来てください!
待たせて申し訳ないです!
- 116 名前:名無しファン 投稿日:2005/07/18(月) 22:49
- 久々の更新お疲れ様です☆
明日は仕事だというのに、ひさびさの更新嬉しくて1からよませていただきました!!!ワラ
朱月さんゎ一人一人のキャラをつかむのがうまいっすねぇ〜。
更新頑張ってください!!受験生なので、勉強の方と両立大変だと思いますが、
応援してますので・・・(^∀^)ノシ
- 117 名前:朱月 投稿日:2005/08/16(火) 13:50
- 名無しファンさん<レスありがとうございます!
しっかり更新する予定がこんな放置の結果に・・・。
ほかの方も待っていて下さったのに・・・自分最低です・・・。
頑張って更新します!
- 118 名前:まぁ、運命って感じですかね! Byまつーら 投稿日:2005/08/16(火) 14:08
- 「へ・・・?」
「まさか・・・亜弥ちゃんも!?」
「その通りよ、しかも・・・ちっ・・・」
「え、何なんなの?舌打ちしてないで教えなさいよ!」
「ねぇ、亜弥ちゃんはなんの力持ってるの!」
「・・・風よ。」
「風?」
「みきたんと一緒?」
「似てるけど少し違うの・・・」
「違うって何が?」
「んーっと・・・みきてぃは風で身を守ったりとかする防御タイプなんだけど・・・その子は風を身にまとって戦う戦闘タイプ・・・。私嫌い・・・貴方のタイプ。」
「嫌いって・・・いちいち棘のある発言ね・・・っ」
「何で嫌いなの?」
「私は水の戦闘タイプなんだけど、そのこ水と風と火とは相性がよくてね・・・あんまり水が効かないのよねぇ・・・」
「・・・ってことは、貴方より亜弥の方が強いって事ぉ〜?」
うわっ・・・亜弥ちゃんいやな笑い方してるなぁ・・・
「違う!苦手なだけ!でも・・・二人で攻撃されたら・・・負ける可能性はあるわ・・・。」
「二人って・・・美貴と亜弥ちゃんで?」
「そう、戦闘と防御がそろったからね・・・。あ〜!!タチ悪いなぁ!!」
ばたばた、がっしゃーん、ぱりーん
・・・りかちゃん・・・そんなに暴れなくても・・・
「や〜ん!相性いいなんて・・・そんなのわかってるし〜!!」
「うひゃ!?」
んぎゅぅ
あ、ま、また抱きしめられたぁ・・・
亜弥ちゃん・・・胸で窒息しそうだよ美貴・・・
- 119 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/08/16(火) 17:21
- ミキティ死なないで!(笑
- 120 名前:いや、別に貧乳フェチってわけjないですよ? By 美貴 投稿日:2005/08/17(水) 20:13
- 「ちょっと、離れなさいよ!」
「んぎゅぅ・・・」
おいおい、りかちゃんまで参加かよ・・・。
ぐ・・・本気で苦しくなってきた・・・
あぁ、こんなときこそ・・・あのれーなの貧乳で癒されたい!
手の平におさまるあの可愛いおっぱい・・・
こんな、こんな大きいのじゃなくて・・・可愛らしいおっぱい・・・
何か美貴の頭んなかおっぱいがいっぱいだよ・・・
ガララ
「あ、居た。」
「亀井ちゃんに田中ちゃん?」
・・・れいな?
今、亜弥ちゃんれーなっていった?
・・・あぁ!れいなが居る!美貴の目の前に癒しのれーなが!!!
「れーなぁぁぁぁぁあ!!!」
「うひゃぁ!!なんしょーとね、美貴ねぇ!?ひゃっ!胸に頬擦りせんと!!」
これだ、まさにこのサイズこそ貧乳の極み!
日本全国の貧乳フェチがほっとかない美乳!!
マジでブラとか必要ない、素肌に制服とかたまらない!!!
あぁ・・・セーラー服着せたい・・・
「な、なん脱がしよるかね!?」
白い肌 やわらかいおっぱい そしてこの可愛らしい下着・・・
このレースに女はボディを包まれて、男はロマンが包まれる・・・
この下着の未知数が堪らない!
はたして本物の貧乳か!?
肉まんか?桃か?それとも洗濯居板なのか?ところがどっこいメロンサイズか!!
早くその未知数限りない中身を見せてくれぇ!!
「うひぅぅぅぅぅぅぃぃいぃぃぃぃいいぃい!!美貴ねぇの手がブラん中入ってきたっちゃぁ!!!」
「ぶつつbつぶつbつbつぶbつぶつぶつぶつb・・・・」
さぁ、れいな・・・
なんの心配もいらないよ?
おねぇちゃんに見せてごらん・・・
- 121 名前:貧乳フェチとしか言いようが無いよ・・・ by? 投稿日:2005/08/17(水) 20:26
- 「た、大変!美貴たんがどんどん貧乳の魅力に取り付かれていっちゃう!このままじゃ亜弥の豊満なボディが台無し!!」
「なにいってんのよ!」
「あの症状はどこかで見たことあるわ・・・そうよ!あれよ!ひきこもりになって悪の組織と戦ってやるって話!!」
「はぁ、なにそれ・・・?」
「そう、まさにあの光景は「NHKにようこそ!」と瓜二つ!ってことはNHKは「日本ひきこもり協会」じゃなくて美貴たんにとって「日本貧乳協会」!!!」
「まんまじゃない!ちょってゃ捻りなさいよ!!」
「このままじゃ、美貴たんがどんどん貧乳フェチに・・・そしてついにはロリコンにまで!」
「貧乳、貧乳うるさいたい!!はやくどーにかしと〜!!」
「こんなときは・・・専属ナースを呼ばないと!」
「専属ナース!?・・・ここにきてちょっとえちぃ響きね・・・」
「呼ぶわよ!・・・かもんせあげーん。」
「何それ!?」
- 122 名前:本人とは無関係ですよ?紺野アヒャ美が参ります! 投稿日:2005/08/17(水) 20:45
- 「はいは〜い、お呼びになりましたかぁ?」
「こ、紺野あさ美!?」
「違いますよ〜私は、生ませてこのかた邪魔ばっか!おじゃま〜るしぇ紺野!・・・と見せかけて紺野アヒャ美と申します!」
「紺ちゃん、頼んだわよ!」
「おまかせくださ〜い。」
あぁ、この貧乳堪らない・・・なんて触り心地がいいんだ・・・
思わずむしゃぶりつきたくなるような・・・
我慢できないっ・・・!
「美貴ちゃん、こっち向いて?」
「ん?誰・・・ってもがっ!」
な、なんだ!?
このマシュマロみたいな感触は!?
こ、これは・・・これで・・・いい
「美貴ちゃんのためにセクシーナース服まで調達してきたんだからぁ・・・」
「・・・え?紺ちゃん・・・?」
「そうだよ、恥ずかしいのに・・・こんな格好・・・」
目の前に広がるのは紺ちゃんのおっぱい・・・
や、やわらかい・・・
「美貴ちゃんなら・・・触りたかったら触っていいよ・・・?」
ずぎゅーん
「さ、触らせて!」
「やっ・・・乱暴にしないでぇ・・・?」
な、なんだこの魅力・・・
れーななんてどうでも良くなってきてる・・・
今はこの胸に埋もれたい・・・
「紺ちゃん・・・」
「ぁっ・・・そんな、そんなとこ触られちゃうと私・・・」
「どーなっちゃうの・・・?」
「っ・・・変な気分になっちゃうぅ・・・」
・・・ぶつん
あ、なんか・・・今美貴んなかで生きるために大事な理性ってゆーものが壊れた。
「こ、紺ちゃぁああぁぁぁぁぁあん!!!」
マジ押し倒して、色んなことしたい!!
この純な身体を汚したい!!!
- 123 名前:ま、人生そんな簡単なもんじゃないっすよ? byあひゃ美 投稿日:2005/08/17(水) 20:55
- 「アヒャっ!」
ごんっっっっっっ・・・
「っぅ・・・?」
あれぇ・・・?
意識がかすむ・・・紺ちゃんが微笑んでる・・・
ま、って・・・そんな・・・美味しいところ・・・で・・・
どさぁ・・・
「ふぅ・・・バカめ。調子に乗るからだ」
「・・・紺野あさ美は・・・こんな人間だったの・・・?」
「だから、ちがいますよ?あひゃ美ですって。」
「ありがとうアヒャ美ちゃん!たすかったわ〜」
「いえいえ、松浦さんの頼みならいつでもおよび下さい、でわ!」
しゅたたっと教室を出で行く紺野・・・
「ふふ・・・美貴たんは亜弥の物・・・」
- 124 名前:朱月 投稿日:2005/08/17(水) 21:05
- ・・・なんかもう・・・藤本さん、ごめんなさい・・・(泣)
こんなキャラで・・・松浦さんも・・・見てくださってる皆様にも
土下座して謝りたいです・・・(汗)
こんなあやみきいやですね。(笑)
紺野さんは・・・もっと後藤さんといちゃいちゃしててほしいっすね・・・。
ってゆーよりなにより・・・これ書いてる本人女ってとこが一番痛々しいです・・・orz。
っとまぁ、泣き言はこの辺で。
あんだかさっぱり本文から遠く離れてしまってる・・・
そろそろ軌道に戻しますね!
・・・誤字、脱字多過ぎですが見逃してやってください!
必死です、打つだけで・・・(泣)
119さん<レスをかえしてくださってありがとうございます!
藤本さんは無事に天国へ昇天しますた。(ワラ)
- 125 名前:完全に忘れられてましたよね? by亀 投稿日:2005/08/18(木) 12:54
- ・・・あぁ・・・頭が痛いなぁ・・・
まるでなにかに殴られたみたい・・・
あ、なんか見えてきた・・・
「あ、美貴たん起きたぁ!」
「・・・亜弥ちゃん?」
「そうだよぉ、心配したんだよ?美貴たん亜弥が抱きしめたら倒れちゃうんだもん・・・」
「倒れた?」
・・・じゃあ、あれは夢?あんな趣味の悪い夢見てたのか・・・
おかしいなぁ・・・あんなにリアルだったのに・・・
「ね、田中ちゃんと亀井ちゃんも見てたでしょ?」
「は、はい・・・」
「み、見てたと・・・」
・・・なんでそんなに怯えてるの?
特にれ−な・・・なんでこっちを見ないんだ?
まさか・・・本当に美貴はさっきまでれーなのことを・・・?
「あ、あの・・・ちょっといいですか?」
「ん?どーしたの亀井ちゃん?」
「さっき・・・犬を拾ったんですが」
「犬?」
「はい、でも家には猫がいるんで飼えないんですよぉ〜」
「絵里、猫なんかかっとたっけ?」
「れーな。」
「んなっ!?れ、れーなは猫じゃないたい!!」
「え〜この前猫耳つけてした時「にゃ〜」って言ってくれたじゃん?」
「あー!うぁぁ!そ、そぎゃんこといわんでよか!!」
・・・こいつらもうそんな仲なのか・・・?
負けた・・年下に負けた・・・
「んで、犬がどーかしたの?」
「あ、そうでした。誰か飼う気ありませんか?」
「どんな犬?子犬?」
「いや、こんな感じです。」
ガララ
ドアを開けて廊下から何かを引っ張ってくるきゃめちゃん・・・
・・・犬?
- 126 名前:そりゃ、犬みたいだけどさぁ・・・ 投稿日:2005/08/18(木) 13:15
- 「ま、まこっちゃん?」
「うぁぁぁん!藤本さぁん!!!」
まこっちゃんは美貴に泣きながら抱きついてた
亜弥ちゃん?いまさりげなく舌打ちしたよね?
「どーしたのさ?」
「愛ちゃんがぁぁぁぁ!!」
「愛ちゃんがどうしたのさ?」
「あたしのこと嫌いって言うんですぅー!うぁぁぁぁぁあ!!!」
「えぇ?愛ちゃんがぁ?」
「うっそだぁ〜愛ちゃんまこっちゃん大好きじゃん?」
「うんうん、まこっちゃんが家に帰るまでストーカーしてるくらいだし・・・」
「ま、まじっすか?!なんで知ってるの?」
「えっとー・・・ここにくる途中の廊下で拾いました。」
「愛ちゃんがどこいったか知ってる?」
「あ!れな見たけん!屋上に行く階段上がってたとよ?」
「屋上?」
変だなぁ・・・愛ちゃんが屋上に行くわけないし・・・。
それに屋上は立ち入り禁止になってるはずだし・・・
美貴が考え込んでいるときは亜弥ちゃんが質問を続けていた
「その時の愛ちゃんの様子は?」
「あー・・・名前呼んだのに返事してくんなかったけん、変だなぁーっておもっとったと。」
「返事しない?あの愛ちゃんが?」
なーんかおかしいななぁ・・・
「あのさぁ・・・」
「何、りかちゃん?」
「その子探しに行ったほうがいいんじゃない?・・・なんか、嫌な予感がするの・・・。」
「嫌な予感・・・?」
「うん。」
「・・・探しに行ってみようか?ね、まこっちゃん?」
「・・・はい・・・」
「んーじゃぁ・・・」
どうやってメンバーを分けようかなぁ・・・?
「待った!」
- 127 名前:訂正です。 投稿日:2005/08/18(木) 13:21
- 126の
「まじっすか!?なんで知ってるの?」
「えっとー・・・ここにくる途中の廊下で拾いました」
となっていますが・・・
「まじっすか!?なんで知ってるの?」
「ん?亜弥が美貴たんストーカーしてるときに見つけたから。」
「・・・そっか・・・。」
「んで、どこでこの子拾ったの?」
「えっとー・・・ここにくる途中の廊下で拾いました。」
です。
失礼しました。
- 128 名前:いつの間にか私馴染んでるわ・・・。by 石川 投稿日:2005/08/18(木) 13:42
- 「何、りかちゃん?」
「私とみきてぃと彼女は一緒に屋上を探しましょう」
「一緒に?」
「うん・・・美貴てぃちょっと・・・」
なにやら真剣な顔でりかちゃんは話始めた
「なんか怪しい雰囲気がするから私達は屋上に行こう?他の三人はほかを周らせて?」
「OK,わかったよ。じゃ、美貴と亜弥ちゃんとりかちゃんは屋上に行くから、三人は校内を探して?」
「わかりましたー。」
「わかったとー」
「あ、あの!」
「何どーしたの?まこっちゃん?」
「・・・あたしも屋上に行きます!」
「まこっちゃんも?」
「はい、愛ちゃんに会って話しをしたいんです!」
まこっちゃんの目・・・
仕方ない。
「わかったよ、一緒に行こう!いいよねりかちゃん?」
「んー・・・わかったわ、そーゆーことなら。」
「早く探そっか?」
「はい!」
「んじゃ、行きますか?」
「あ、えーっと、そこの訛りの激しい女の子!」
「・・・れなのことですか?」
「そう、貴方!ごめんね、貴方が田中れいなね」
「何ね?なんか用があるたい?」
「あのね、校内探してる最中に、顔が異様に綺麗で頭金髪の子がいたら「いつまでもいじけてないで、とっとと屋上こいやぁ!!」って言っといて〜」
「わ、わかったと・・・」
り、りかちゃん・・・よっちゃんに優しくしてあげようよ・・・
「じゃ、じゃあ・・・行こうか?」
美貴たちは教室を後にした・・・。
- 129 名前:「やよ」といったら? 投稿日:2005/08/18(木) 14:03
- 「まっこちゃん、愛ちゃんになんかしたの?」
「何にもしてないっすよぉ・・・話してたらいきなり「まことなんて大っ嫌いだー!!」って・・・」
あぁ、今にも泣きそうだ・・・ってか、なんか引っかかるんだよねぇ・・・何だろ?
「あぁ、泣かないで!なんか理由があるんだよ!ね、ねぇ?」
「はい・・・」
「ねぇ、美貴たん・・・なんか引っかからない?」
「あれ?亜弥ちゃんも?」
「美貴たんも?」
二人してなんかが引っかかる・・・
「何が?」
りかちゃんには何も引っかからないのか・・・。
なんなんだろ?
美貴たちにはわかって、りかちゃんにはわからないもの・・・
「ねぇ、まこっちゃん愛ちゃんはなんて言ったの?」
「え?だから・・・「まことまんて大っ嫌いだぁー!」って・・・あれ、なんだろ・・・変な感じ?」
「「それだ!!」」
「へ?それって?」
「方言だよ、まこっちゃん!」
「方言・・・訛り・・・「やよ」!」
「そうだよ!愛ちゃんなら「まことなんて大っ嫌いやよぉー!」だもんね!」
「そっか!って・・・それがわかって何になるんだぁ・・・」
「う〜ん・・・」
四人で考え込む・・・
「操られてる・・・?」
「操られてるってそんなわけないじゃん!超能力じゃあるまいしー・・・って・・・まさか・・・?」
- 130 名前:街に現れた不吉な力 投稿日:2005/08/18(木) 14:07
-
「この街にマインドコントロールの能力者は存在する。」
その言葉を聴いた瞬間、美貴達は一斉に走り出した。
- 131 名前:朱月 投稿日:2005/08/18(木) 14:17
- はい、更新ここまでです!
やっとのことで真剣な話になって参りました!
次回の更新で新キャラが出てきます!
最近やっと書く力が出てきました・・・ものすごく今更ですが・・・。
皆さん本当に申し訳ない・・・。
でわでわ、今日の更新ここまでです!
- 132 名前:konkon 投稿日:2005/08/18(木) 23:27
- 更新キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ずっとお待ちしておりました〜!
大変かもしれませんが、ゆっくりでいいので
がんばってください♪
- 133 名前:嵐がやってくる 投稿日:2005/08/19(金) 10:26
- 「マジで!?そんな反則な能力持ってる人なんているんだ?」
「ん、でも操れる人は限られてるの。それに操る人は凄く集中しなきゃだから動けないはず!」
「ってことは、本体はやっぱりっ・・・」
ガチャ
「ここに居る!!」
周りをきょろきょろと見回すとそこには二人の少女が・・・
「あの二人が・・・?」
「多分ね」
二人の少女は凄く似て居てまるで双子みたいな感じがする・・・
「来たれすね」
「れす?」
こいつ呂律回らないのか?
「こいつの仲間れすか?」
「愛ちゃん!」
二人の後ろから愛ちゃんが出てくる
だめだ・・・目が死んでる・・・
「愛ちゃんをかえせ!!」
「あ、さっき嫌いって言ったらボロボロ泣いてたやつれす」
「貴方達は能力者?」
- 134 名前:嵐がやってくる 投稿日:2005/08/19(金) 10:45
- 「そうれす。もうわかってるように、あいぼんがマインドコントロールれす」
あいぼんと言われた少女がゆっくりと目を開く
「おおきに、うちは加護亜衣。んで、そこにおるのが「のん」辻希美」
「どーもれす。」
「そちらさんは?」
「・・・こっちはあたしが藤本美貴、んで石川りか、松浦亜弥、小川まこと」
「聞きたいんだけど、貴方達はなんの目的でこんなことしてるの?」
「目的なぁ〜・・・まぁ、言うならこの世界をぶっ壊すことやな。」
「はぁ?」
「この腐った世界をぶっ壊すんや、そのために能力者が必要なんや・・・んで、ここの学校のメンバーは質がええことに気づいてな。ま、その中でもうちらが欲しいのは・・・」
加護の指先が美貴の方へ向く
「あんた、藤本美貴や。」
「はっ?・・・美貴?なんで?」
「うちのグループには風がおらんの、しかも風の能力者は珍しいんや」
「そうれす、だからうちのグループに入ってもらうれす。」
「そんなグループに入るわけないでしょ!愛ちゃんをかえして!」
美貴が二人に向かって走り出した瞬間
「風の癖に遅いれす。」
「え?」
目の前には辻の顔
早いっ!
「あっちいけ。」
美貴の身体は跳ね飛ばされた
- 135 名前:バトルスタート! 投稿日:2005/08/19(金) 10:52
- 「うぁあ!?」
投げ飛ばされた!?しかも片手で・・・?
「美貴てぃー!」
ブァァ・・・ボヨォン
「あ、りかちゃんありがと!」
りかちゃんが咄嗟に作った水のマットのお陰で助かった・・・。
ってゆーか、なんつー力だ・・・
「あいつやばいね・・・」
「え?」
「多分怖いもの知らずだからなんでもやるよ・・・あの子を守るためなら・・・」
- 136 名前:朱月 投稿日:2005/08/19(金) 10:59
- ・・・はい、ここまでです!
まった微妙なとこできってしまいました・・・。
これから戦闘シーンとか出てきますが・・・描写が下手なんでわかりにくいと思います。
精進するよう頑張ります!
konkonさん<ひっさびさにkonkonさんキターーーーーーーーーー!!
朱月嬉しくて小躍りしちゃいますよ、きょんのさんと一緒に! あひゃ!
これからなるべくこまめに更新するようにするんで!
- 137 名前:116デス☆ 投稿日:2005/08/31(水) 19:41
- 最近忙しくてPCをやる時間がありませんでした(;_;)
今日ゎ久々のお休みで、更新分&最初から読ませて頂きました(^□^)v
・・・なんというか・・・美貴様のキャラ最強ですね。笑
「日本貧乳協会」トカA(^ー^;) さすが美貴帝ですょ!!!
もっともっっと美貴パワー炸裂させて下さいな↑↑
ぉつかれさまです☆
- 138 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/11/27(日) 19:41
- つづきまだですかぁ?
- 139 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/12(月) 04:15
- 突然失礼します。
いま、2005年の飼育を振り返っての投票イベント
「2005飼育小説大賞」が企画されています。よろしければ一度、
案内板の飼育大賞準備スレをご覧になっていただければと思います。
お邪魔してすみませんでした。ありがとうございます。
- 140 名前:朱月 投稿日:2006/01/20(金) 21:31
- 更新!
- 141 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/20(金) 21:32
- 「、、、よくも、、、」
「え?亜弥ちゃん?」
「よくも美貴たんをぉー!!」
ゴァァァ、、、
「!?なんやこれ!もん凄い力やな、、、!」
「許さない!」
もの凄い風、、、亜弥ちゃんにこんな力が、、、?
「かかってくるれす」
亜弥ちゃんは一気に走り出した
風の力のせいか物凄く早速い、、、
「うりゃ!」
亜弥ちゃんが放ったパンチは辻の拳で受け止められた
「うぅっ、、、!」
バン、、、
お互いが一歩下がった
「、、、中々やるれすね」
辻はびりびりに破けた袖を破り捨てた
- 142 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/20(金) 21:57
- 「でも、、、甘いれす!」
「亜弥ちゃん!」
辻が振りかぶって走ってくる
間に合わない!
「亜弥ちゃん!!」
ブァァ、、、ドカッ、、、
「ありがと、みきたん!」
亜弥ちゃんの体の周りに風の壁を作り上げる、これで生身よりずっとましだろう、、、
「くらっぁ!!」
うわっ、、、凄まじい蹴りあいだよ、亜弥ちゃん
「軽いれすねぇ」
「このぉ!」
「そんなんじゃ痛くないれすよ?」
必死で攻撃する亜弥ちゃんを軽くあしらう辻、、、
「あれじゃやばいよ!、、、どうしよう、、、」
「仕方ないわねぇ、、、松浦さん!」
「な、、、にぃ!」
「今から貴方に力を貸すから、その子から離れて!」
「っ、、、!りょーかい!」
亜弥ちゃんは後ろの飛びのいた
「いくわよ!」
「OK!」
みるみるうちに亜弥ちゃんの手足に水がくっつく
「こっから大変だから頑張ってよ!」
「へ?」
「うぁ!なにそれ、氷!?」
亜弥ちゃんの手足にくっついてた氷が氷になっていく
- 143 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/20(金) 21:59
- 「、、、氷の鎧?」
「はぁ、、、そーよ、これやるの疲れるのよ、、、」
「、、、石川さん」
「ありがと!亜弥がんばる!」
りかちゃんはあっけにとられたよーな顔になる。だけどすぐに笑顔になり
「いってらっしゃい!」
その声と同時に亜弥ちゃんが走り出す
出た!ドロップキック!ま、亜弥ちゃん風に言うなら、、、
「ピーチキック!!」
、、、だ、そうだ、、、
「ぐっ!」
今のは効いたか!?
「痛いれすねぇ、、、それ、ちょっとやっかいれす」
「これだけじゃないわよ!」
「?何れす?」
「凍ってる!!」
亜弥ちゃんのきっくが命中したところから広がるように辻の体が凍っていく、、、
「凄い!あんなのできるんだ!!」
「なめないでね!みきてぃー達はあの子どーにかして!」
「わかった!まこっちゃん!」
「ふぇ?!」
なにがなんだかわからなくなってるまこっちゃんの腕をつかんで立ち上がらせる
「愛ちゃん取り返しにいくよ!」
「あ、、、はい!」
あたし達は加護の前へ行く
「愛ちゃん返して」
「ん〜そりゃあんさんの答えによってやろ?」
- 144 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/20(金) 22:00
- 「くっ、、、!」
どーすればいいんだ!
「藤本さんはそんな変なグループなんか入らない!」
「まこっちゃん?!」
「そんな事はどーでもいいから、愛ちゃん返せバカヤロー!!」
「、、、物分りの悪いガキやなぁ、、、ま、この子と遊んでもらおっかなぁ」
愛ちゃんがゆらりと動く、、、まさか!
気づいたときには遅くて、まこっちゃんは愛ちゃんに蹴り上げられてた
「がっ、、、!」
「まこっちゃん!」
「げっ、、、げほっ、、、ぁ!!」
「このやろー、、、」
「なんや?やるんか?ってゆーても相手すんのはこいゆやけどな」
愛ちゃんが美貴の方を向いて構える
「こいつ使いやすいなぁ、体が軽くて動き速いしなぁ」
にやりと笑う加護
「ほな、いこか?」
愛ちゃんのハイキックが美貴の肩を捕らえる
「痛っ、、、!」
「藤本、、、さん!」
愛ちゃんを攻撃するわけにはいかない、、、風で受け止めなきゃ
「甘いで」
「ぇ、、、?あ!まこっちゃん!!」
「あ?」
愛ちゃんの視線の先にはまこっちゃん
「逃げて!!!」
愛ちゃんはタックルするように肩を落として走る
「愛、、、ちゃん」
- 145 名前:愛ってやっぱすごいよね、、、。 投稿日:2006/01/20(金) 22:03
- まこっちゃんは両手うでを広げた
何する気!?
「愛ちゃん、、、おいで、、、」
「なんや?」
愛ちゃんはまこっちゃんの体にタックルをかます
それを必死で受け止めるまこっちゃん
「あっ、、、ぐぅ、、、げほっ!あ、、、ぃちゃん」
「はな、、せぇ、、、」
まこっちゃんの腕の中で暴れる愛ちゃん
「愛ちゃん、、、ごめんね、、、守れなくて、、、頼りなくてっ、、、」
「まこっちゃん、、、?」
「でも、でも!愛ちゃんのこと思う気持ちは誰にも負けないから!、、、だから!」
ポタ、、、
まこっちゃの涙が流れる
「元に戻って、、、!」
「ぁ、、、?ぅう?」
「無駄や」
「う、、、ま、、、まこ、、、とぉ」
「愛ちゃん!?」
「なんや!?なんでゆーこときかんねや!!」
愛ちゃんは目を覚まし始めてる!
「愛ちゃん、、、あたしだよ、わかる?」
やさしく微笑みかけるまこっちゃん
「ま、、、こと?」
「なんでや!うちのコントロールがきかへん!うちのコントロールが邪魔できるやつは、、、!お前まさかテレパスかっ!?」
「テレパス、、、?」
「なんや、これじゃやばいやんか!のの、いったん引き上げるで!」
「へぃ!」
「藤本!いつかあんたをもらいにくるで!あとそこのめっちゃ蹴りの強いねーちゃんもな!」
「亜弥も!?」
「首あろーてまっとれやぁ!」
「あいぼん、行くれす!」
「ほなな。」
二人は屋上から飛び降りた
- 146 名前:愛ってやっぱすごいよね、、、。 投稿日:2006/01/20(金) 22:05
- 「お、落ちた!」
下を見てみると二人は着地して走り出してた
「あ、、、ありえねぇ、、、」
美貴が呆然としてると後ろから声がした
「まこっちゃん!」
「だ、だいじょーぶだからさ、、、あ、あはは」
「ごめん、、、!ごめんな、まこと!あんなことしちゃって、、、」
「貴方、、、覚えてるの?」
「はい、、、なんとなく」
「亜弥ちゃん大丈夫?」
「ん、だいじょーぶだよ!問題なし!石川さんが頑張ってくれたから!」
「疲れた、、、」
「あ、とりあえずみんな集まって話し合わないと、、、りかちゃんにも聞きたいことがあるし!」
「バスト、ウエスト、ヒップ?」
「そうそう、りかちゃんナイスバディだから気になっててさー、、、って違う!」
「みーきーたーん、、、?」
「ちが!今のは違うんだって!」
「はいはい、みきたんはエロテロリストだもんね、気になっちゃうよねぇ〜あたし教室いこ!!」
「ま、まってよぉー!ってか、エロテロリストってなに!?」
「そうね、、、あたしにとってみきてぃはテロリストね、、、」
ぴくりと亜弥ちゃんが反応する、、、嫌な予感、、、
「どーゆー意味なんですか、石川さん?」
「いきなり現れて、、、あたしの心も体もめちゃくちゃにしたエ・ロ・テ・ロ・リ・ス・ト!」
わっけわかんないこと言っちゃったぁぁぁぁぁああああああぁぁあぁ!!!!!!!
亜弥ちゃんの目線が恐ろしいぃぃぃぃいいいい!!!!
「み・き・た・ん?」
「は、はいでございます!」
「ふふっ、、、死ね。」
「え、、、?」
「この貧乳めがぁぁああああああ!!」
「んnoぉぉぉぉぉおおおおおっぉぉっぉぉぉぉお!!!」
、、、亜弥ちゃんにぼこぼこにされた、、、
胸を踏まれた、、、美貴のちっちゃい胸が、、、、(泣)
このあと亜弥ちゃんに引きずられたままみんなと合流した
みんな、、、その笑顔が美貴には辛いよ、、、
- 147 名前:愛ってやっぱすごいよね、、、。 投稿日:2006/01/20(金) 22:09
-
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「まったく、、、あんなことがあったのにひとみちゃんは来ないし、、、」
「居なかったとですよ?」
「何処行ったんだか、、、あったらびんたしてやる、、、」
「り、りかちゃん、、、落ち着いて!」
「だってこんな大切な時に居ないんだよ!」
「そ、そーだけどさぁ、、、」
美貴は亜弥ちゃんに引きずられながらりかちゃんを宥めた
あ、教室ついた、、、
「さて座って話ししようかって!ひとみちゃん!?」
「え?よっちゃん?」
そこにはロープで縛られたよっちゃんが転がっていた
「ど、どーしたの!?」
りかちゃんは急いでよっちゃんのロープを解く
「ご、ごめ、、、ん、なんか背高いねーさんにぼこぼこにされた、、、」
「はっ?ぼこぼこって、、、ひとみちゃんを?」
「うん、、、」
「今日はなんなんだよ、、、あの二人といい、こっちといい」
「他にも居たんだ?」
「はでにやられたよ、、、あいつらに」
「りかちゃん、よっちゃん知ってることがあるなら教えて!」
「、、、わかった、みんな座って?」
とりあえずみんなは座った
まこっちゃんとよっちゃんはりかちゃんの作ったウォーターベットに寝かせた
- 148 名前:真実の追求 投稿日:2006/01/20(金) 22:11
- 「りかちゃん、まこっちゃんも能力者って言われたけど、、、、能力者ってそんなごろごろいるの?」
「そこなんだけど、人間にはみんな能力があるの。でも知らないうちに死んでしまうことが多いんだけど、能力者が近くに居ると目覚めやすくなるの。」
「美貴達みたいに?」
「ううん、こんかのは初めて、、、極めて異例のことよ。みんな危機的状態だったから目覚めたんだと思うの」
「そっか、、、りかちゃん、テレパスてなにかわかる?」
「んー、、、あんまよくわかんないけど、たしかー、、、伝えたい人に直接言葉を送り込んだりとか、あと多少は心も読めるみたい、、、」
「ふーん、だから加護は引き上げたのか、、、」
「それと、ここからが重要なんだけど」
「何?」
「能力者は今二つのグループに分かれてるの」
「二つのグループ?」
「そう、世界を壊したがってるグループと、それを阻止するグループ、、、私とよっちゃんは阻止する方のグループから来たの」
「二人が?」
「そう、貴方達をスカウトしに」
「スカウト?!ってゆーか、貴方たちって?」
「みきてぃーの周りのメンバーも」
周りがざわめいた
「ど、どうして?」
「みきてぃの周りに珍しい能力のもってる子が多いのよ」
「そうだったんだ、、、ぜんぜん知らなかったよ」
「でしょうね、、、さて、質問するわ。ここに居るメンバーは私達の仲間になってくれる?」
「、、、今みたいなことが増えるんだよね?」
「でも、仲間になれば全力で力をかすわ」
「、、、あーし仲間になる」
「愛ちゃん、、、?」
「、、、まことにあんなことしちゃったし、、、それに世界を壊すなんて許せない!」
「、、、じゃあ、あたしもなる。愛ちゃんと一緒に戦う」
「まこっちゃん、、、」
「亜弥もなるよ」
「亜弥ちゃん、、、」
「みきてぃーどーする?無理にとは言わないよ。」
「美貴は、、、正直言って怖いよ、、、でも、、、なるしかないんだよね。」
「美貴たん、、、」
「美貴も入るよ、グループに。」
「、、、Ok!ようこそ、チームHelloへ!」
よっちゃんが起き上がりにっこりと笑う
「これからよろしく、戦友!」
こうして美貴たちの長い戦いは始まった
長い長い戦いの始まり、、、、、
- 149 名前:朱月 投稿日:2006/01/20(金) 22:17
- とりあえずひと段落です、、、。
放置してしまって、本当に申し訳ありませんでした!!
今から、息抜きという形で幾つかこの物語とは関係のない短編をUPさせて頂きます!
- 150 名前:美貴とよっちゃん 投稿日:2006/01/20(金) 22:19
- 「よっちゃん、よっちゃん」
「ん?どーした美貴?」
よっちゃんの背中おっきくて頼りたくなる
ぎゅっと抱きしめてしまいたい・・・
「なんでもない」
「んなっ!・・・なんでもないのかよ・・・」
「うん」
ちょっとしたことでころころと変わる表情
凄く可愛い
「あ、美貴最近どーなの?」
「何が?」
「まつーらと。仲よくしてんの?」
「・・・あぁ」
よっちゃんは勘違いしてる
美貴と亜弥ちゃんとは何にもないのに・・・恋人なんかじゃないのに・・・・
「別に、普通だよ」
「え〜なんにもないのかよー」
「うん、なんにもない」
「秘密ってか?」
「そんなんじゃないって」
「まぁ、美貴らしいけどな」
- 151 名前:美貴とよっちゃん 投稿日:2006/01/20(金) 22:20
- 美貴らしいって何?
よっちゃんの中の美貴ってどんな人?
美貴はクールでも、軽ヤンでもないよ・・・
「ねぇ、よっちゃん」
「んー?」
「美貴が女らしかったら・・・変?」
「・・・変っちゃ変かな・・・」
「そっか・・・」
美貴はよっちゃんの前じゃクールじゃなきゃいけないのかな・・・
「でもさ」
「え?」
ぽふ
「美貴が女らしかったら、すっげー可愛いだろうなぁ」
優しい笑顔、暖かい手
なんか、嬉しくて、嬉しくて・・・
よっちゃんにぎゅっとくっつく
「あぁ、どーした?」
「美貴ね、亜弥ちゃんと付きあってないよ」
「え・・・?そーなの?」
「美貴好きな人居るもん」
「・・・そーなんだ」
「よっちゃん」
「!」
よっちゃんの唇は柔らかった
白い肌が赤く染まる、びっくりした瞳が美貴を見つめる
「美貴よっちゃんの前では女の子で居たいよ」
「!そ、それって・・・」
にっこりと美貴は笑ってまたぎゅっとくっつく
心臓の音と熱くなる体温に包まれて目を閉じる
別に返事なんていらないよ、言いたかっただけなんだからさ。
「み、美貴」
「ん」
「あ、あたしは・・・美貴の前では・・・本当に自分でいたい。」
「え・・・?それって・・・」
まさかこれって、美貴にも春が来た?
- 152 名前:朱月 投稿日:2006/01/20(金) 22:22
- 超がつくほど短編です。
甘いよしみきが書きたかった、、、。
次は暗めです、人が死にますので読みたくない方は飛ばしてください。
- 153 名前:君とあたしの夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:25
- ざく、、、
「っ、、、はぁ、、、」
ズズズ、、、
「、、、っ」
柔らかい肉からナイフが抜けて血液が流れる
手首に残る十字架、自分自身を責めるように刻みつける
意味は特にない。ただ、、、落ち着くから。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「おはよー」
「おはよ、よっちゃん」
「今日も暑いなぁー、泳ぎてぇー」
「ん〜どっか泳ぎに行く」
「あ、いいね!バイクでいつもの川いくか?」
「いいよ。」
家からバイクに乗って山ん中へ進む
ザァ、、、、
「近くなてきたなぁー」
「早く泳ぎたいね」
「おぅ!」
ずっと前からそんな気がしてた
いつか、、、してしまうんじゃないかって
「着いたーっ!うりゃ!」
ザバー、、、、
「あー、、、冷てぇー、、、」
「うっわー、、、ほんと冷たぁ〜、、、」
「見て、見て!バタフライ!」
「川でバタフライ!?」
「シンクロ」
「も、バカ、、、ふふっ」
「泳がねぇの?」
「ん、こっちで足浸けてる」
「えーっ」
「いーじゃん、ここに居るよ?」
「、、、んじゃとりあえず泳いでくるよ」
「うん」
- 154 名前:君とあたしの夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:27
- いつからなんて覚えてない、でもきっと生まれてからずっと
手首の十字架は戒め
抑えつけるため
「、、、よっちゃん、、、」
「うへーっ、、、冷てぇー、、、」
聞こえない程度に呟いてポケットに手を入れる
冷たい金属の感触
指の腹で撫でるとかきたてられる
- 155 名前:君とあたしの夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:28
-
あの人を殺したい。
- 156 名前:君とあたしの夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:30
- もう、ずっと抑えてきた
あの人じゃなきゃ駄目、あの人以外は殺す意味がない
「おーい、泳げよぉー、、、寂しいじゃん」
「よっちゃんが休憩すればいーじゃん?」
「うー、、、じゃあそっち行く」
とても美しい人
あの身体にナイフを突き立てたい
あたしの血がついたこのナイフ、あたしを縛ってきたこのナイフ
深く、深くあの身体に沈めたい
「なぁ、、、お前、、、その、、、好きな人とかできた?」
「え?」
「あ、あの、、、うち、、、できたんだ、、、」
「、、、。」
- 157 名前:君とあたしの夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:31
- 奪われる
持っていかれてしまう
「その、、、すっげー前から、、、一緒に居る人でさ、、、」
「、、、」
「あんましゃべんねぇーんだけど、言葉じゃなくて
嫌
聞きたくない
そんな知らない人間に汚されていく
耐えられない
「も、もうわかってると思うけど、、、うちさ!」
- 158 名前:君とあたしの夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:33
- ザク、、、
「、、、?え?」
「、、、。」
あの人の胸に突き刺さった銀色のナイフ
驚いた瞳に映るあたし
「え、、、こっ、、、?」
「誰のものにもなって欲しくないの」
「がっ、、、」
「愛してる」
血が流れ、白くなる肌
「みっ、、、」
「え?」
力のない腕、撫でられる頬
そして
押し付けられた唇
「、、、!?」
「が、、、はぁ、、、」
ドサ、、、
息が切れた肉体
あたしは自分の唇を指で撫でる
- 159 名前:君とあたしの夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:34
- 好き?
倒れた肉体を見つめて、頬を撫でる
「あたしも愛してるよ、よっちゃん」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ミーン、、、ミンミン、、、
「あ、、、よっちゃんのお母さん、、、」
「あぁ、、、」
「、、よっちゃん、まだ帰って来てないんですか?」
「、、、えぇ」
「、、、もう一ヶ月経ちますね、、、夏も終わり」
「ねぇ、本当にあの子がどこはいったか知らない?」
「、、、えぇ、わかりません。役に立てなくてごめんなさい」
「、、、いぇ、いいのよ、、、、」
「それでは失礼します、さようなら」
「さよなら」
- 160 名前:君とあたしの夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:35
- マンションの部屋
鍵を差込み部屋に入る
ゴォ、、、
夏の暑さとは程遠い気温
部屋の奥にある大きな冷蔵庫
ガチャ
「ただいま、よっちゃん」
ただ貴方に愛を捧げる
- 161 名前:君とあたしと私達の夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:38
- ゴォォ、、、
「この部屋寒いねぇ」
「 」
「でも、よっちゃんのためだから我慢するよ」
「 」
「よっちゃんは本当に綺麗だね、見とれちゃう」
「 」
「あ、時間だから出かけてくるね。大丈夫、浮気なんてしないからさ」
「 」
「んじゃ、行ってくるねよっちゃん」
ガチャン、、、
まだ夏
もうすぐ夏が終わる
よっちゃんが家に来てから一ヶ月
もうすぐ過ごし易くなるね
- 162 名前:君とあたしと私達の夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:39
-
「待った?」
「んーん、さっき来たよ」
「すいませーん、アイスティー」
「、、、もうよしこが居なくなって一ヶ月が経ったね」
「、、、うん」
「何処、、、行っちゃたんだろ、、、」
「どこだろう、、、」
「あたしさ、ずっと考えてたんだけど」
「何?」
アイスティーが流れ込む
「よしこはずっと近くに居る気がする」
カラン、、、
「、、、近くに?どうして?」
「気にかかることが沢山あるから」
「どういうこと?」
「家を出て行くにはあまりにも楽な格好だったんでしょ?」
- 163 名前:君とあたしと私達の夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:40
- 「うん、、、そうだね」
「最後に会ったときの様子は?」
「、、、特に目だったとこはなかった、、、」
「ねぇ、本当はなんか知ってるんじゃない?」
「、、、あたしが?」
「うん」
「、、、知らないよ」
「じゃあ、何を知ってるの?」
「、、、。」
「、、、まぁ、その話はいいとするよ」
「、、、そう」
「最近、家に人呼ばなくなったよね」
「うん」
「なんで?」
「散かってるから」
「見せれないものでもあるの?」
手首の十字架が疼く
殺したいって疼いてる
- 164 名前:君とあたしと私達の夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:40
- 「ねぇ、あたしね、よしこからメールあったんだ。居なくなる前の日に」
「!、、、なんて?」
「告白するって」
ズクン、、、
殺したい、二人の秘密なのに、、、
邪魔
「もう、わかってるんだよ」
「、、、。」
「Game Overだよ」
ガチャン、、、
倒れたコップ
平然と片付けるごっちん
「家、、、いこっか?会わせてよ、よしこに」
「、、、いいよ」
- 165 名前:君とあたしと私達の夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:41
-
殺してやる
「何でそんなことしたの?」
「何が?」
「よしこのこと」
「、、、前からそうしたかったから」
「そっか、、、よしこ、、、どう?」
「?、、、!別に、、、」
ごっちんは気付いてない
よっちゃんが死んでることに
まだあたしは終わってなんかない
「着いたよ」
「うん」
「、、、開けるよ」
ガチャ、、、、
「冷たっ、、、なににこの部屋?」
「、、、。」
「ねぇ、よしこは?」
- 166 名前:君とあたしと私達の夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:43
-
ゆっくりと指をさす
大きな冷蔵庫
「、、、!、、、まさか!?」
「バイバイ、ごっちん」
ザク、、、
「あ、、、?」
「気付くの遅いよ」
「ぇ、、、?」
「隙だらけ」
「ごふっ、、、!」
流れる赤い血液は、、、、
「バイバイ、みきてぃ。あたしは二人のこと大好きだったよ」
バタン、、、
あたしのもの?
- 167 名前:君とあたしと私達の夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:43
- 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ザッザッ、、、
「はぁ、、、これでいいかな?」
息のない二人に話しかける
答えなんて返ってこないのに
美しい二つの肉体を並べる
「二人のことほんとに大好きだった。でも、、、もう遅かったね」
二人の身体に土をかける
「あたしは二人のこと心から愛してる、ここで眠ってね」
二人の身体が見えなくなって辺りを見回す
「ここに桜の木ででも植えようかな、凄く綺麗な桜が咲きそう」
スコップを担いで家に向かう
家に帰ったらなにしよう
二人が居なくなっちゃったから、、、つまんないや。
- 168 名前:君とあたしと私達の夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:44
- 「ごとーさぁーん、、、」
「ん?」
「あ、やっと振り向いてくれた。どうしたんですか?スコップなんて担いで?」
「あぁ、紺野か」
「はい、紺野です。」
「なんでもないよ、ちょっとね」
「そうですか、、、あ!美貴ちゃん知りませんか?見当たらないんですよぉ〜」
「あー、、、そのうち出てくるんじゃない?」
「もぅ、猫や犬じゃないんですよ?」
その通り
後藤真希が殺したのは犬や猫じゃなく藤本美貴
藤本美貴が殺したのは吉澤ひとみ
どちらも人間だ
ごめんね、紺野。
美貴には二度と会えないよ、、、よしこにもね
「ごめん、、、ごめんね、、、」
「え?、、、え?ごとーさん!?どーしたんですか?!」
「ぅ、、、うぅ、、、っ」
なぜか涙が出た
何に対して涙してるのかわからないけど、、、涙は止まらなかった
「、、、紺野」
「は、はい?」
「あたしにも会えなくなるかも」
「え?」
「バイバイ、また会えたら運命だね」
「、、、ごとーさん?」
紺野はそれ以上なにも言わなかった
頭のいい子だから何か気づいたのかもしれない
- 169 名前:君とあたしと私達の夏 投稿日:2006/01/20(金) 22:44
- バタン、、、
戻ってきた自分の部屋
暗く、何もない部屋
「、、、あたし達、結局最後まで同じよーなことしてるね」
皮のブレスを外すと見える手首の十字架
「美貴がこれやってるの知ってたし、よしこにも同じ傷があることも知ってた」
美貴を刺したナイフを取り出して手首に押し付ける
「あたし達は同じだよ」
力強くナイフを引く
焼けるような熱 冷める身体
あたしは絶命した
- 170 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/20(金) 22:45
- END
- 171 名前:朱月 投稿日:2006/01/20(金) 22:48
- っということでした。
よしみきはまってるんです、、、
でも殺してしまいました(汗)
久しぶりの更新、大量更新でした!
駄文ですが、これからもお付き合いお願いします!
、、、読んでるひとがいるのか、、、?
- 172 名前:進む道に光があるの? 投稿日:2006/02/22(水) 12:43
-
あの事件から数週間、メンバーもさらに増えていた。
紺ちゃんや亀井ちゃん、れいな、がきさん、しげさんがメンバーに加入した
あの時から特に異変はないが、変な雰囲気が漂っていた、、、
「今日もトレーニングしますかぁ、、、亜弥ちゃん」
「ん?なぁに?」
「屋上いこっか?」
「そーだねぇ、いこっか〜」
屋上に向かいながら美貴と亜弥ちゃんは他愛もないおしゃべりをしていた
あ、屋上ついた、、、
ガチャ、、、
「やよぉー!」
「うぁ!愛ちゃんタイム!」
「情けないやよ!もっと頑張るやざぁ!!」
「ひとみちゃん、もっと火力強めて!」
「も、もう無理だって〜、、、」
「「このへたれ!!」」
「「ご、ごめんなさい、、、」」
あはは、、、なんだここ、、、
「あ、二人ともきたぁ!」
「遅いよ、まったくー」
「ごめん、ごめん!トレーニング頑張るからさ!」
「あれ?あさ美ちゃんとがきさんは?」
「あ〜まだ来てないんだー?」
「うん、まだ〜」
「待ってれば来るって、亜弥ちゃんやろっか!」
「うん、美貴たんよろしく!」
「OK!いくよ!」
- 173 名前:進む道に光があるの? 投稿日:2006/02/22(水) 12:44
- ブァァ、、、、
「おわ!不安定だぁ、、、まこっちゃん、石川さん手伝って!」
「はい!なにするの?」
「石川さんの心読んで!んで、石川さんは亜弥に攻撃を!」
「OK!任せてー!」
りかちゃんがこっちに向かって走ってくる
「まつーらさん、右から水!」
「とりゃ!」
亜弥ちゃんの動きは前より数段早くて、りかちゃんの攻撃をはじき返してる
「いいねぇ、、、次いくよ!ひとみちゃん!」
「何?」
「手伝って、あれやるよ!」
「松浦さん、みきてぃ!今度のは失敗したら大怪我するよ!熱湯だからね!」
「まこっちゃんどっちから?!」
「、、、真上?!」
りかちゃんとよっちゃんの水と炎が美貴たちの頭上へ現れる
「亜弥ちゃん、一回降ろすよ!そしたら走って!!」
「りょーかい!」
ブァ、、、、
亜弥ちゃんは物凄い勢いで走り出した
「いくよぉー!」
美貴は亜弥ちゃんの周りに風の球を作り出す
熱湯が迫ってくる!
「亜弥ちゃん振り向いて、手を前に突き出して一気に風ぶつけて!」
「ん!」
キュ!
亜弥ちゃんはきれいにターンして風をぶつける
「うぁー!!」
- 174 名前:進む道に光があるの? 投稿日:2006/02/22(水) 12:44
- 向こうは二人の力だから辛くなってきてる、、、
「んぁっぁぁ!!」
風で熱湯を包み込む
「う、、、はぁ、、、」
「よし、、、あとは任せて、、、」
熱湯が零れないようにゆっくりと地面に下ろし流す
「ふぅ、、、疲れた、、、」
「みきてぃと松浦さん凄いねぇ、、、もうここまで上達して!まこっちゃんも読むのが早くなったし!」
「ありがと。」
「うはぁー、、、つかれたぁ、りかちゃんベット〜」
「はいはい、よ、、、っと」
「お、でっか〜」
「みんなでねれるじゃん!」
「疲れたねぇ、、、」
「おつかれいな〜」
「そんなこといってるとまた田中ちゃん怒るよ?」
「居ないからいーんだって」
「もぅ、、、、」
「紺ちゃん達来ないね」
「どーしたんだろ、、、」
- 175 名前:進む道に光があるの? 投稿日:2006/02/22(水) 12:45
- ガチャ
「あ、来た〜遅かった、、、田中ちゃん?!」
「何その怪我は!?」
「さ、三人がつかまっとるけん、、、た、、すけて、、、」
れいなはその場に座り込んでしまった
「三人って?」
「絵里、ぽんちゃん、、、がきさんたい、、、」
「行くよ!れいなはここに居て!」
「うん、、、」
階段を駆け下りてあたりを見回す
「今度は誰だよ?」
「あ、こっち!」
「もこっちゃんわかるの?」
「うん、でも、、、三組いる、、、」
「三組!?じゃあ、、、ここで別れよう、亜弥ちゃんと美貴は中央、まこっちゃんと愛ちゃんは東校舎、りかちゃんとよっちゃんは西校舎!」
「OK、連絡はまこっちゃんに!」
「後で落ち合おう!」
ここで美貴たちは動き出した
- 176 名前:東校舎 小川、高橋チーム 小川視点 投稿日:2006/02/22(水) 12:46
-
「愛ちゃん、大丈夫?」
「ううん、大丈夫やよ」
「頑張ろうね!」
「うん!」
居ないな、、、こっちじゃないのかな、、、、
「まこと!聞こえる?」
「、、、!あいつらだ!!」
角をまがってみるとやっぱりこの前の二人
「なんや、またお前らかい、、、、」
「またあんたたちか!」
「辻、加護合わせてWや!」
「今日は何しに来たんだ!」
「今日はまだ能力が目覚めてないやつ攫いに来たんや!ま、途中で一人に逃げられてもーたがな」
「田中ちゃん、、、」
「あ、それやな。ちょっと痛い思いさせたけどな」
「お前がっ!」
「許さない、、、」
「愛ちゃん戦える?」
「任せるがし!!」
愛ちゃんは石川さんに習ったかまえを取る
- 177 名前:東校舎 小川、高橋チーム 小川視点 投稿日:2006/02/22(水) 12:47
- 「のん!」
「わかってるれす」
辻は愛ちゃんの方じゃなくあたしのほうを向く
「あいつに用はないれす、あんたを倒す、、、」
「まこと!」
「わかってるよ!」
動きがわかるからあたしはすぐ距離を置いた
「そーゆーのが甘いれす」
「え?、、、あっ!」
ゴスッ、、、
「ぐっ、、、!」
「まことぉ!!」
情けない、、、一発くらっただけで動けない、、、
「ま、立てないのも仕方ないわ、のんは肉体変化のアームポイントやからな。生身の人間じゃひとたまりもないわ。」
「ごほ!ごほっ!」
「さて、、、どないして戦う?」
- 178 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/02/22(水) 12:48
-
- 179 名前:西校舎 石川、吉澤チーム 石川視点 投稿日:2006/02/22(水) 12:49
- 西校舎 石川、吉澤チーム 石川視点
「さて、、、どこに居るのかなぁ?」
「とぼけなくていいわよ、わかってるんでしょ?
「あはは、ばれた?そこだよね?」
ヒュ、、、
ひとみちゃんが放った炎の矢
「感がいいのね」
ジュゥ、、、
「うわ、、、うちの矢を素手でつかんだ!、、、熱そ、、、」
「そーゆー問題じゃないでしょ!早く出てきなさいよ!」
人影がゆっくりと出てくる
「あ、、、うちをぼこぼこにしたのって、、、、」
「そう、私よ、、、よっすぃー」
「、、、香織、何しに来たんだよ?」
「貴方たちを貰いに来たのよ」
「、、、どーゆーこと?」
「またあたし達と手を組みましょうってこと」
「やだね。」
「そう、、、じゃあ力づくで行かせてもらうわ」
「本気でいかせてもらうよ」
「ひとみちゃん」
「やるしかないね、あれ」
「おんな状況じゃね、、、いくわよ!」
あたしとひとみちゃんは構えて気合をいれる
あたし達にできる最大の技、、、
「何をやっても無駄よ」
飯田さんも構えてる
「かおり、最後に言っとく」
「最後の言葉かしら?」
「ちげーよ、、、敵として自己紹介。うちは吉澤ひとみ」
「あたしは石川梨華」
「「あんたを倒す奴の名前だよ!」」
「、、、あたしは飯田香織、貴方達を狩る人間よ」
- 180 名前:朱月 投稿日:2006/02/22(水) 12:53
-
、、、はい、ここまでです!
こんなぐだぐだ状態でいいのがわかりませんが、、、。
ぼちぼち書いていきますね〜。
もし読んでる読者様がいましたら、感想お願いしますね!
短編も書いたらUPしていきます。
でわでわ〜。
- 181 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/09/10(日) 15:53
- たった今全部読み干しました。みきたんカッコ可愛すぎて困ります。
待ってます!!待ってますYO!
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