VAN
- 1 名前:都大 投稿日:2004/12/31(金) 04:02
- 吉澤中心に…読み切りですがよろしくお願いしますm(_ _)m
- 2 名前:都大 投稿日:2004/12/31(金) 04:09
-
【未来なんて】
●石川視点
- 3 名前:都大 投稿日:2004/12/31(金) 04:11
-
あなたに言われたの
過去にしよう?って
きっとあなたは優しいからそう言った
でもそんなの優しさじゃない
きっとあなただってわかってる
お互い不安になるの
愛せば愛すほどに…
未来が怖い
- 4 名前:都大 投稿日:2004/12/31(金) 04:16
-
***
最後の夜だった
あなたをずっとみてた
一生焼き付けるんだあなたの事
忘れないんだから
あなた以外、この先も私の目にはうつらないよ?
あなたは夢の中苦しそうにしはじめて、
涙を流した
滅多にみない涙
「どうしたの怖い夢でもみた?」
なにも言わない変わりにあなたは
その大きい瞳で私をみつめた
ちょっと小さく感じた背中に
胸が苦しくなった
どうして?私たちはお互いが必要なのに?
別れを選ぶの?
- 5 名前:都大 投稿日:2004/12/31(金) 04:28
-
***
私はよっすぃの幸せを願うよ
そう言った
あなたのためだと思ってた…
でも私はあなたじゃなきゃダメみたい
あなたが傍にいなきゃ…
私は弱いニンゲンだから
離れないで…
そういいかけた時、
あなたは私が言うより先に言った
「りかちゃんずっと傍にいて」
返事は…
少しだけ長いキス
━━━END━━━
- 6 名前:都大 投稿日:2004/12/31(金) 04:30
- うっ題名いれてない( ̄O ̄;)
石川視点でした。吉澤視点はよければまた後ほど。
- 7 名前:都大 投稿日:2004/12/31(金) 15:59
-
【未来なんて】
○吉澤視点
- 8 名前:未来なんて○吉澤視点 投稿日:2004/12/31(金) 16:02
-
君が好きなんだ
ずっと変わらないこの想いに今更気づいた
素直にもっと素直になればよかった
もっと君に触れておけばよかった
もっと…君といたかった
君に愛してると伝えておけばよかった
***
夢をみてた…もうすぐ現実になる夢
彼女を失う夢
生きてく力が一瞬でなくなった
君がいればなにもいらないって、そんなドラマの台詞が頭に浮かんだ
- 9 名前:未来なんて○吉澤視点 投稿日:2004/12/31(金) 16:48
-
***
目が覚めると彼女がいて
彼女はうちの顔をのぞきこみ心配そうな目でみつめていた
「どうしたの怖い夢でもみた?」
うちは、
汗びっしょりで
無意識に涙を流して
息を乱していた
彼女は優しく抱きしめてくれた
温かい
彼女の匂いがした
ねぇりかちゃん?君がいないとダメみたい…
独りで生きていけるって思ってた
君の幸せを願ってお互い、過去にしようと思ってた
でもきっと、君の幸せを願うより
今、うちは…自分の幸せを最優先するよ
うちは弱いニンゲンだから…
「りかちゃんずっと傍にいて」
後悔しないよこの想い
━━━END━━━━
- 10 名前:都大 投稿日:2005/01/04(火) 23:06
-
みてくれてると信じて…次はもうちょっと頑張ってみます(>_<)
- 11 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/04(火) 23:07
-
【てぃだパワー】
- 12 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/04(火) 23:09
-
季節は真夏、例年より暑さはまし今年はほんとひどい。
太陽がジリジリとさらに私をやいていく
やっぱり夏は好きにはなれないな…
私、石川梨華は現在大学2年生。
夏休みアルバイトをする事になった私。
なにかというと家庭教師、お母さんから頼まれたの、近所の女子高校生だからって。
ちょっぴり不安だったけれど…お母さんの知り合いの子っていうから引き受けたの。
- 13 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/04(火) 23:11
-
***
今日はその初日、相変わらず暑い…ほんと溶けそうなくらい
前にその子の家をお母さんに教えてもらったからすんなりその場所まで、時間通りたどり着いた。
ドアの前にたち一呼吸して・・・
ピンポーン
ドキドキ・・・
「はーい」
その声のあと
ガチャ…
ドアが開いた。
- 14 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/04(火) 23:13
-
***
「ごめんなさいねぇーもうあの子ったら…今日からっていうのに…よければ部屋で待っててください」
「はい大丈夫ですよ」
どうやらまだ帰ってないらしい。
その子の部屋に案内される。
すごーいシンプルなお部屋〜
ベットはシロクロで、見渡す限り余計なものはなかった。
「それじゃすみませんけど待ってて下さいね〜」
そういい母親は部屋からでていった。
- 15 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/04(火) 23:15
-
高校生3年生か…
部屋をみる限りとりあえずギャルとかではないみたいだし・・・
ちょっと安心ね〜
どう話したらいいのかなぁ?頭よかったりして…
あ〜ぁどうしよう?
今さら緊張してきたよ〜
とりあえず、イスに腰掛けその子が来るのを待つ事にした。
- 16 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/04(火) 23:18
-
***
5分もしないうちにそのドアは開かれた。
・・・その先をみる。
私に近寄るその子を思わず固まってみていた。
金髪のショートカットで優しい目をしてて、くっきりした輪郭にすらっとした体。
そう、まるでテレビや漫画の世界からきたような王子様?とは少し違うけど、
そんな第一印象だったの。
- 17 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/04(火) 23:20
-
この子がわたしの生徒・・・吉澤ひとみ。
わたしの真夏の不思議な思い出の始まり。
- 18 名前:都大 投稿日:2005/01/04(火) 23:25
-
うーん小説って難しいですね(^_^;)
初心者なんで・・・ある程度勘弁して下さいm(_ _)m
なにかアドバイス感想などあればよろしくです。
- 19 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/04(火) 23:47
- 見てるよー。
新作良さげなんでまじ頑張ってくださいね
- 20 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/04(火) 23:54
- すごくおもしろいですよ、続き待ってますw
- 21 名前:都大 投稿日:2005/01/05(水) 23:28
-
19、20>名無し飼育さん初感想ありがとうございます。皆さんが考えてるような作品になると思いますが…これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
- 22 名前:都大 投稿日:2005/01/05(水) 23:35
- 早速間違えました(>_<)
21>の3行目はほんとは…皆さんの思っているような作品にはなりそうもならないと思います…
が正しいです。すみません!
- 23 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/05(水) 23:38
-
私はとりあえず立ち上がる。
なに言おうとか迷ってたら…
「よろしくぅ」
そういって隣の椅子に座り私にもどうぞといい椅子をみた。
ちょっとハスキーボイスででもきれいな声…
振り向いて、にっと笑っいしゃべりだした。
「よしざーっす、よっすぃーって呼んで?ついでに初日から遅刻ごめんなさい…」
なにっなにっなに〜この子〜すっごくすっごくいいじゃない!見た目はかっこいーけど…なんか癒し系じゃない?
- 24 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/05(水) 23:40
-
「ううん、石川梨華です今日からよろしくね」
真正面をみる。えっと〜・・・『よっすぃー』と目があった
「りか先生!」
先生かぁ〜なんか変な感じだよね。でもなんかいいかも
「りか先生?」
「あっごめんね何?」
「勉強ってなにすんの?」
うーんそうよねーとりあえず…
「どこ受けるの?」
うーんとかえーとか悩み始めたよっすぃー…
なんかやっぱり…見た目と違うかも。
- 25 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/05(水) 23:43
-
じーとよっすぃーをみてたら突然顔をあげた。
「どこもいかない!」
「てことは…働くの?」
「わかんない!」
にっと笑ってピースした右手を私に向けた。
もしかして、もしかして・・・よっすぃーってば問題児だったりして
「それよかさぁ〜りか先生の事が知りたいなぁ」
その言葉でこの生徒やっぱり問題児かもと思ってしまった。
- 26 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/05(水) 23:47
-
だめよねここはびしっと注意して・・・
ってカバンあけて携帯触ってる!
「ちょっと〜よっすぃ〜」
「はい!登録したよ?」
そこにはよっすぃ〜の文字と番号とアドレス。
唖然としてる私によっすぃーはさらに続ける。
「りか先生困った事あったらよしざーに言ってよ?」
うわっカッケーこといっちゃった?
なんて1人騒いでいるよっすぃー。
唖然とみていたらよっすぃが近寄ってくる。
- 27 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/05(水) 23:49
-
「ごめんなさい騒ぎすぎちゃった…勉強だね勉強!」
それから、よっすぃーは急に人が変わったように教科書を開き、りか先生〜解き方教えて〜と言い出した。
…うんと小さくいい、私はよっすぃーの隣にうつった。
大丈夫よね?これから先・・・
- 28 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/05(水) 23:52
-
***
あれから普通に聞かれたとこを教えたり、問題だしたりと案外スムーズにいった。あっという間に約束の2時間はすぎていった。
「おわったぁ〜」
おつかれさま"
と私がいうと一瞬びくっとした。
今なにかしたっけ私?
「…先生って頭いいよね〜」
「そりゃあもちろん家庭教師だしね」
2人とも顔を合わせて笑う。
そのあと机にうつぶせるよっすぃー
- 29 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/05(水) 23:54
-
一つ気になった事をよっすぃーに聞いてみる
ずっと目についてた本立てにある写真。
「ねっよっすぃ?その写真楽しそうだね」
よっすぃーは机にうつぶせたまま何も反応しない
その写真はツーショット写真。よっすぃーと目の大きな可愛い女の子がアップでうつっていた。
顔をあげたよっすぃーはどこか寂しげで…私を一瞬みてからその写真たてをふせた
えっなに?私なにか余計なこと・・・
「なになに?そんなに気になる?まいったなぁ〜でもうれしいなやきもちなんて〜」
「違うわよ!」
も〜よっすぃーってよく掴めないわ…
ははっと笑いながらよっすぃは教科書をとじた・・・
- 30 名前:都大 投稿日:2005/01/05(水) 23:57
-
本日の更新終了です。次回は登場人物が1人増えます。
- 31 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/06(木) 01:07
- わけありよっすぃ〜ですなw
- 32 名前:都大 投稿日:2005/01/07(金) 00:54
-
31、名無し飼育さん→見守って下さい・・・これからもよろしくです!
- 33 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 00:56
-
初家庭教師?初日を終えたその夜に私は、
『柴ちゃん』に電話した
柴ちゃんこと柴田あゆみは高校時代からの同級生で親友。
現在も同じ大学に通っている。
ケンカもしたことないし、ほんとなんでも話せる仲なの。
大切な友達・・・
- 34 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 00:58
-
「もしもし柴ちゃん?」
「はーい、あっどうだったのよ家庭教師は?」
「うん不思議な子だったけど…ボーイッシュなんだけど美人でね癒し系っぽいの!やりやすかったよ〜」
「そうなんだ〜よかったじゃない!あっ明日もだっけ?」
「うん今のとこ、毎週水木だよ」
「そっかぁ〜じゃ充実するね夏休みは」
「うん遊ぶだけじゃないしね!あっ柴ちゃん忘れてないよね?」
「えっあぁ!覚えてるって!土曜日でしょ?」
「よかったぁ忘れてたらどうしようと思ったよ」
「忘れるわけないじゃん〜親友の梨華ちゃんからのお誘いなんて!」
「ふふっじゃあ柴ちゃんも頑張ってね〜うんうん、わかったぁおやすみぃ〜」
- 35 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 01:00
-
柴ちゃんは高校時代からずっとバイトを続けている。
頭もいいし、ほんとがんばりやさんで学費だって半分は自分でだしてるし、妹たちの面倒もみて料理だって作れる。
まさに女の鏡よね〜
それに比べ私は・・・勉強しかとりえがない。
高校時代はずっと塾通いで勉強が恋人だった。
柴ちゃんには高校時代一時期彼氏がいた。
でも好きになれなくて結局別れて、それからは興味も暇もなくなってしまったらしい。
街で何度も声をかけられるのに…
きっといい人に出会えるよね柴ちゃんなら。
- 36 名前:都大 投稿日:2005/01/07(金) 01:03
-
私はというと…告白だってされたり憧れの人はいたけど、どうもうまくいかない。
付き合うなんて事この先あるのかななんて思ってたら、
夏休み前に大学の食堂で…結構かっこいい先輩が声かけてくれて、
それで何度か話す仲になって今度遊ぶ事になったの。
いきなり2人は…と思って柴ちゃんに頼んで、その先輩の友達と4人で土曜日遊ぶ事になっていた
先輩は大人の男って感じの人で昔ボクシングをしてたらしく、見た目は怖いんだけどすんごく優しい人だった。
なんだろう?柴ちゃんの男バージョンみたいな…うん、仲のいい友達みたいな感覚。
柴ちゃんに会えるのも久しぶりだし、とにかく土曜日が楽しみでしょうがなかった。
- 37 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 01:05
-
***
- 38 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 01:07
-
翌日の家庭教師2日目。
よっすぃーは遅刻することなくイスに座って待っていた。
「りか先生〜久しぶり〜」
「昨日会ったでしょ〜」
やっぱよっすぃーって次元の違う人みたい。オーラがでてるっていうか…
「まぁまぁ気にしない気にしない!始めよーぜぃ?どうぞ座って」
よっすぃーに促されるまま、問題をだしたりであっという間に時間はすぎていった。
- 39 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 01:12
-
「終わったぁ」
そういうとよっすぃーは私をみる
どきっとした…なぜか固まってしまう
「なっなに?」
「来週もよろしくぅ〜」
そういうとベットにダイブするよっすぃー。
「じゃあ帰るね?」
うん、とは言ったけど私を見なかった。
なにそれ〜?慣れたからって…ちょっと失礼じゃない?
だから私はよっすぃーがいつもいうみたいにからかってみたの。
- 40 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 01:14
-
「なに〜寂しいの〜?」
…ぅん
小さく確かによっすぃーが震えてるような…そんな声だった。
どうしたんだろうと思って近寄ってもう一度声をかける。
「よっすぃ?」
返事はない。
ベットの横に座って様子をみる。
もう一度呼ぼうとしたらゆっくり私の方へ体を向けた。
- 41 名前:都大 投稿日:2005/01/07(金) 01:17
-
ふぅ〜・・・今回はとりあえずここまでです。
- 42 名前:都大 投稿日:2005/01/07(金) 03:01
-
ちょっと区切りが悪い事に気づいたのでちょっびっとだけ更新します。
- 43 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 03:02
-
振り向いたよっすぃーは言った。
「ねー先生?勉強してなにがのこんだろって思わない?」
「えっ…残るとは違うけど、うーん勉強したら夢に近づくんじゃない?」
「夢って叶ったら終わりじゃん?そのあとは?」
「また次の夢に挑戦とかじゃない?」
「ふーん」
「なによ急に〜どうしたの?」
「別にぃ〜りか先生はどう思ってんのかなと思っただけだよ」
- 44 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 03:10
-
「そう…ねぇ?よっすぃーは夢とかあるの?」
「…そんなのないよ」
そう言ったよっすぃーは表情なんてなかったと思う。
まるで別人。いつもの笑顔が嘘みたい。
声も冷たい気がした
その後、よっすぃーは立ち上がりドアをあけた
「家まで送るよ」
いつもの笑顔に戻って、私を優しい目でみながらよっすぃーはそう言った
- 45 名前:都大 投稿日:2005/01/07(金) 03:11
-
これでやっと寝れるわ〜ZZzz。。 ..
- 46 名前:プリン 投稿日:2005/01/07(金) 11:46
- 更新お疲れ様ですw
よっちゃんに何があったのかなあ…w
次回の更新も待ってますー。
良ーく眠れましたか?(w
- 47 名前:都大 投稿日:2005/01/07(金) 23:47
- プリンさん
・・・作者は夢と小説と現実をさまようほどこの作品を考えて書いています。
なので、ほんとに寝れるのはこの作品が終わった頃ですね(^o^;)
- 48 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 23:49
-
なんとなく引っかかってしょうがなかった。
今日のよっすぃ…
と、携帯が鳴る
柴ちゃんだ
「もしもし?」
「おつかれ〜どうだった2日目は?順調?」
「うん順調だったよ!でも…」
「でも?どうしたの?」
「ううん大丈夫!会った時話すから!」
「変な梨華ちゃん〜わかったぁ!あっ土曜日駅に5時でいいのよね?」
「うん!」
「わかったじゃあ土曜日ね〜バイバーイ」
そうだ土曜日!久しぶりに柴ちゃんにも会えるし!
私は土曜日を心待ちにしていた。
- 49 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 23:51
-
***
- 50 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 23:52
-
土曜日5時駅前・・・
指定した場所につくと柴ちゃんがみえた。
「柴ちゃん〜!」
「あっりかちゃん!久しぶり〜」
「久しぶり〜なんか少しだけど懐かしい感じね」
「うんうん!」
と、携帯が鳴る
「あっ先輩だ…もしもし?えっ向かいに黒のボックスカー?あっわかりました」
どうやら先輩はもう来てるらしい。
- 51 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 23:54
-
柴ちゃんと探すと簡単にわかった。
「どうも久しぶりです!あっ友達の…」
「柴田あゆみです」
「よろしく山田です、でこいつが鈴木です」
「よろしく〜」
先輩に言われ車に乗り込む。
「とりあえずドライブいこうか」
そういうと車は走り出した。
時間がたつとお互い喋れるようになって久しぶりに騒いでいた。
柴ちゃんも楽しそうだしよかったぁ。
- 52 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 23:56
-
1時間くらい走った頃、今度は怖い話しで盛り上がっていた。
「あっ今の高校みえた?ちょっと山田スピードおとして」
窓から外をみると、私立高校があった。
「ここの高校ね1年前くらい前かなぁ、生徒が先生刺してさ、驚いたあと逃げて生徒はその後自殺しようとしたらしいよ〜新聞には載らなかったけど俺の知り合いがいてさきいたんだ。しかも女の子だよ?考えらんないよね〜まぁ先生も助かって…自殺未遂におわったっらしいけど、俺先生なりたくねーな…」
- 53 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/07(金) 23:59
-
「えっ女の子が!?」
「怖いね…」
確かに…刺したとか考えらんない。最近って全国でこういう事あるらしいけど。
「うん俺も聞いたよ、先生にうらみもってたとかなんとかでそうなったらしいけど…まっこんな話しやめよう!今日は楽しまなきゃ」
そうだよね今日は久しぶりに楽しむんだから。
その後はカラオケに行っていっぱい歌っていっぱい騒いだ。
帰りは、柴ちゃんの家で降ろしてもらってそこから帰ることにした。
柴ちゃんの家は歩いていける距離だし。
- 54 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/08(土) 00:01
-
「あっそういえばりかちゃん電話のなんだったの?」
「あっ…なんかねよっすぃーが」
「またまたよっすぃー?」
「えっ?」
「車の中でもいってたじゃない〜漫画の世界からでてきたような人でぇとか、そんな話しばっかり」
「ごめん…」
「あっ誤解しないで?いやってわけじゃないだよ?ただりかちゃんがそこまでよっすぃーについて語るからさー…そういうりかちゃん初めてみたし、不思議なの」
「えっそうかなぁ?」
「ふふっまぁそこがりかちゃんらしいかな」
「らしい?」
- 55 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/08(土) 00:04
-
と、柴ちゃんは私の背中をおした。
あっいつの間にか家の前にきていた
「じゃあね楽しかった!また連絡して?」
「うんありがとう」
そういい手をふりながら柴ちゃんは歩きだした。
よっすぃーに一度会ってみたいなぁ〜
なんて呟いて帰って行った・・・
- 56 名前:都大 投稿日:2005/01/08(土) 00:07
-
うーん今気づいた・・・出てないじゃん(ToT)
今回は見逃してくださいねv(^∇^)v
- 57 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/08(土) 18:49
-
水曜日、家庭教師の日。
前と同じようによっすぃーは待っていた。
「久しぶり〜りか先生」
「久しぶりよっすぃー」
もう3日目だけあってすぐ勉強にとりかかれた。
やっぱり前と同じよっすぃーだ・・・
安心。
覚えが早いよっすぃはあっという間に問題をといていた。
- 58 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/08(土) 18:55
-
「よしっ今日は終わりっと♪」
「何いってんのよ〜まだあるじゃない」
「いいじゃんいいじゃん〜ほら紅茶でも飲んで」
もう私の方が年上なのに!…あっそうだ土曜日のあの噂ってよっすぃは知ってるのかな?高校自体知らないかな?
「ねぇよっすい?南区のはずれの偏差値高い私立の●高校知ってる?」
「●高校…?知らないなぁ〜それがなに?」
「あのね最近聞いた話しなんだけど、1年前に先生を刺して自殺未遂した子がいたんだって。しかも女の子。最近ってなんでもありになってるし、怖い世の中だよね」
- 59 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/08(土) 19:02
-
「そういう事あったんだ?知らなかった!りか先生は誰から聞いたのその話し?」
「大学の先輩とその友達かな」
「ふーん」
そういった後よっすぃーは窓の外をみたまま続けた。
「それよりさーりか先生相談したいことがあってさ」
「なに?」
「…勉強やっぱりつまんなくて、だからもう家庭教師しなくていいよ?あっ、ちゃんとバイト代はだすし安心して?うちがてきとーにごまかしておくから」
「えっ?」
「ごめんね!先生との勉強は楽しいんだけど…でも悪い条件じゃないしさいいよね?・・・あっ時間だ!このあと用あるから行かなきゃ!じゃあね先生〜!また連絡するから!ごめんね」
「えっちょっとよっすぃー!」
よっすぃーはそのまま出て行った。
やっぱりよっすぃってよくわかんないよぉ〜
- 60 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/08(土) 19:03
-
家に帰ってからもずっと考えていた。
よっすぃー・・・
私、一応先生なわけだからそういうのって私のせいだよね?
よっすぃはそうは言ってないけど・・・どうしよう?
そうだ柴ちゃん!
あっバイト中か・・・とりあえずメールだけうっておこう。
- 61 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/08(土) 19:08
-
メールをうったものの解決したわけではなくて、ずっと頭はよっすぃーの事でいっぱいだった。
しばらくしてメールが入る。
柴ちゃん?
【よっすぃ〜】
さっきは急いでたから、ごめんなさい。
ところで、明日勉強の時間に遊びにいこう?だめかなぁ?
うーん・・・気晴らしになるはずだしいいよね?
>うんいいよぉ〜でも大丈夫なの?
>やったぁ明日は家誰もいないし大丈夫だよ!
じゃ明日はりか先生ちまで迎えにいくから。バイバーイ!
こうして明日よっすぃーと遊ぶ事になった。
- 62 名前:都大 投稿日:2005/01/08(土) 19:11
-
更新終了です☆
- 63 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/01/12(水) 20:57
- 更新お疲れ様です。
よっすぃーの行動が、きになりますね。
次回も、楽しみにしてます。
- 64 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/17(月) 16:27
-
翌日
よっすぃーは私が家からでる前から門にもたれて立っていた。
「よっすぃー」
そう呼ぶと振り返るよっすぃー。
スニーカーにラフなジーンズ、白いTシャツに黒のキャップをかぶっていた。
だけどやっぱり着る人がよっすぃーだからしっくりくる。
街とかでたらすぐ声かけられそうな感じ・・・
誰もが振り返るをだろうなぁ
- 65 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/17(月) 16:28
-
「なにジロジロみてんだよ〜恥ずいって」
よっすぃーの声ではっと我にかえる。
「りか先生〜ピンク好きでしょ?」
「えっ?」
「あははーすぐわかるよなにげにピンク入ってるし、それに家庭教師の時だって毎回ピンクだし」
「別にいいじゃない〜好きなんだもん!それにねーこれでもましになったって言われるんだから」
よっすぃーは笑いをこらえながら、
うそ!これでましかよ?
とかいうもんだから・・・・
- 66 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/17(月) 16:29
-
思いっきり背中をたたいた。
バシッ!!
「いってぇ〜・・・なんだよ正直に言って何が悪いんだよ〜」
「ひどーい正直って…もう今日は奢ろうと思ったけど割り勘ね割り勘!」
「仕方ないなぁ〜ここは引いてやるよ」
勝ち誇ったようにいうもんだから余計にムキになってしまった
「年下でしょ!生徒だしやっぱり私奢るから!私の勝ちね?わかった?」
よっすぃーは唖然としながら、頷いた
先生って怖いな…
「なにかゆった?」
「いえ何でもないです!あっとりあえず駅こう駅!」
- 67 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/17(月) 16:30
-
駅まで歩く間によっすぃーはおすすめのとこがあるからといったからよっすぃーにまかせる事にした。
電車に揺られて20分もすると若者で溢れかえる駅についた。
駅をでると、若者で人気の場所だけあって夏休みも重なり思ったより人がすごかった。
先をゆくよっすぃーの後ろを歩く。
時折見失いそうになるけど振り返って私を確認してくれる。
ようやく人ごみを抜けるとよっすぃーと並んだ。
- 68 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/17(月) 16:31
-
「すぐそこだから」
そういい再び歩き出す。
裏道をぬけるとよっすぃーはここだよと指差した
そのお店は下はパン屋さんで上はおしゃれなカフェだった。
- 69 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/17(月) 16:48
-
席につくと更にひんやりとした風がきた。
「涼し〜」
「あっはい、りか先生選んで」
メニューを渡すよっすぃー
「ありがとう…えっとじゃ私今日のおすすめコースにしようかな」
そういうとよっすぃーは店員をよんだ。
- 70 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/17(月) 16:49
-
「今日のおすすめコースとポタージュセットで。」
店員が行くとよっすぃーが私をみた。
「おすすめとかいったけど来るの2回目なんだ」
「そうなの?慣れてるから常連かと思ったのに」
「あははー2回でも常連だよ」
「え〜それよっすぃーだけだよきっと」
- 71 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/17(月) 16:51
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「あっりか先生って学校とかの先生目指すの?」
「そうね…でも最近私、保育士もいいかなって思っててね」
「へぇどうして?」
「えっとねー高校からの友達で今も一緒の大学に通ってる柴ちゃんていう子がいてね…
柴ちゃんと私が高校時代に四歳の妹がいてすっごく可愛くて、
今もたまに遊んだりするんだけどやっぱり小さい時に愛情っていうか性格って決まってくると思ったのね。
柴ちゃんがずっと世話してて、それでなんていうんだろ・・・」
「いい子なんでしょ?先生の友達の柴ちゃんも妹も」
- 72 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/17(月) 16:54
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「うんうん!そうなの、だから保育士になったらね…」
「そんな子が増えてほしい?」
「うん!そう!」
「へぇ〜そっちの方が向いてるんじゃないのりか先生は?」
「そうかな〜?」
「うんそっちの方がいいよ、先生なんかになるよりは」
- 73 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/17(月) 17:00
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料理が運ばれてきた
「うまそー食べよー?いただきまーす」
「いただきます」
一口パンをちぎり口に運ぶ
「おいしー!」
「でしょでしょ?パンかなりおすすめだもん」
「うん気に入った♪」
そしてあっと言う間に食べ終わった
- 74 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/18(火) 02:34
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それからよっすぃーは柴ちゃんの事をきいてきた
「柴ちゃんてさー可愛いの?それとも美人系?」
「えーどっちだろ…」
「あっ先生みたいに黒くはないよね?」
も〜!!!よっすぃーは!!!
「冗談だって〜そんな顔しないでよ?先生綺麗だからだめだよそんな顔しちゃ」
- 75 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/18(火) 02:36
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「えっ?」
今、今…今〜!!!綺麗って言ったよね!?
よっすぃーの俯いていた顔を伺う
笑ってる・・・笑ってる!!も〜またからかったのね!
「ひどーい!!」
「なにが?別に綺麗って言っただけじゃん」
「それがひどいって言ったの!」
「え〜綺麗って言ったのに?ひどいって?いみわかんねーよ」
よっすぃーはまだ笑ったまま。
「笑ってるじゃない!」
どう?言い返せないでしょ!?
- 76 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/18(火) 02:38
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「だってさぁー照れてたじゃん?それでなんか可愛いなぁとか思ったからさ」
ボッと私は自分の顔が赤くなるのがわかった。
よくそういう事さらっと言えるよね?
でもよっすぃーはそういうの当たり前か。
あっ絶対顔あげたらまた笑われるよぉ・・・
ていうか、もうばればれかな?
「あっりか先生〜ちょっとトイレ言ってくる」
たすかったぁ〜・・・
ん?たすかった?顔みられなくてすむから?
ていうか私ってなんで照れてるの〜!?
もうわけわかんないよ〜
- 77 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/18(火) 02:39
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よっすぃーがトイレから戻ってきた
「ねぇ今度先生の友達の柴ちゃんとも遊んでみたいなぁ〜だめかな?」
柴ちゃんも会ってみたいって言ってたし…
「うん!じゃあ聞いてみるね」
「やったぁお願いね」
そういうと嬉しそうによっすぃが笑うから…
なんだから私まで嬉しくなった。
- 78 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/18(火) 02:40
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よっすぃーと遊んだ夜、さっそく柴ちゃんに電話をした。
「しばちゃーんおつかれ!」
「ほんとだよー今日は忙しかったし、で?どうしたのよっすぃー?」
「えっなんで?わかったの?」
「大体わかるよー…で、なに?」
「うんあのねー今日よっすぃーと遊んだの。それで柴ちゃんの話しになってね、よっすぃーが柴ちゃんと会ってみたいっていうんだけど…どうかな?」
「えー私の話しとかしたんだ?」
「うん!いっぱいしたよ」
- 79 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/18(火) 02:41
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「なんだか恥ずかしいなぁ」
「うふふっよっすぃーがいい人なんだっていってたよ?」
「えーほんと?やだ会いにくいじゃん!」
「どうして?」
「だってイメージと違かったらいやじゃない」
「大丈夫だよよっすぃーのイメージと一緒だと思うよ?それにね写メみせようとしたら、大体可愛いってわかるから会うときまで楽しみにしてるだって」
- 80 名前:てぃだパワー 投稿日:2005/01/18(火) 02:43
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「えーますます会いにくいよぉ」
「そんなこと言わないで〜ねっお願い!」
「うーん…わかった!」
「ありがと柴ちゃん♪」
こうしてよっすぃーと柴ちゃんと私で会うことが決まった。
予定は一週間後・・・
- 81 名前:都大 投稿日:2005/01/18(火) 07:22
-
63>名無し飼育さん
遅くなりました・・・今はマイペースが精一杯なんで気長に待ってくださいね☆
- 82 名前:通りすがりの者 投稿日:2005/02/13(日) 19:37
- 一気に読まさせて頂きました、今度の作品もかなりよろしいかと。 しかも気になるところで終わって、まったりと更新まってます。
- 83 名前:通りすがりの者 投稿日:2005/02/24(木) 20:09
- いつまでも待ってますよー。
- 84 名前:通りすがりの者 投稿日:2005/03/15(火) 12:33
- まだまだ待ってます。
- 85 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/04/01(金) 15:55
- これ面白いっす!
続き待ってま〜す!!
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