さんま
- 1 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:29
- くだらないものですが、楽しめる人がいれば幸いです
- 2 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:29
- −ウチらはアホな女子高生だ。−
−誰が見たって、アホに見えるよ−
−だけど、一生懸命なんだよね。生きるのに−
−そんなアホな女の子達の物語です−
- 3 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:29
- 『さんま』
作:なごり雪
登場人物
チーム名『B4』(ビューティー4の意味らしいが、他人はバカ4の略称としている)
加護亜依(関西人):四六時中落ち着かない1号(恋に恋してるミスプラトニック。)
辻希美(八重歯):四六時中落ち着かない2号(ひとまずセックス。相性、それからだ。)
紺野あさ美(キンギョ):ひとまずのほほん1号(お菓子があれば、男は二の次。)
小川麻琴(ぼーちゃん):そうとうトロい1号(ぼーっとさせたら世界一。手ぬるいフェラで有名。)
- 4 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:30
- こいつら一緒の学校の女子高生。
どうしょうもねぇ、どうにもんなんねぇ、アホ。
学校に居れば、キャアキャア固まって騒いでうるせぇって典型的なやつら。
そんな奴らの普段が何気ない普段が面白かったりする。
第1話『勢いだけで、なんもない』
ベランダで四人並んで外を見る。
ただそれだけなんだけ。
「あ、あの男の子超カッコエエ!!」
ときめくにんまり顔の関西人が指差す先を見る
八重歯、キンギョとぼーちゃん。
「どれーどれー!?」
「どこ〜?」
「ん〜?」
- 5 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:30
- 「あれやって!!」
「あ、あれ?ダメ、のんパス。ワイルドじゃないとダメ。」
「う〜ん…あの人お好み焼き好きかなぁ…。」
「ん〜?」
拡声器の声が遥か彼方遠くの方から聞こえた。
「ん〜…焼いもやさーん!!」
「ほんとだ!!」
瞬時に反応したのは、ぼーちゃんとキンギョだった。
「なんや?」
「焼いもやさんだって!!いこっ、あいぼん。」
既にベランダから姿を消した二人を追うように
関西人と八重歯も続く。
- 6 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:30
- ―――――
「焼芋8つください!!」
「おっちゃんサービスしてくれへん?」
「あいぼん、サービスしてもらうならサービスしてあげなきゃ。」
「ん〜…そぉだぁねぇ〜。」
「せやなぁ、ほな、まこと。いつもの。」
「そうだよ、まこっちゃんいつもの。」
「まこっちゃんごめんね〜。」
ニガワライの焼き芋屋のオッサンに
サービス桜満開。
八重歯が、ぼーちゃんのスカートを掴み、
ヒラヒラ上下。
「ほらほら、オジサンっ♪みてみて、ねっ、サービスサービス。
まことの大サービスっ♪」
「やぁめぇてぇよぉ〜。」
「おっちゃん、ここまでしとるんやから、サービスサービス!!」
「ですですぅ〜。」
- 7 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:31
- ――――
「しけとるでー!!まことがせっかくがんばっとんのに、2本増えただけってぇ〜。」
「でもうめぇーよ?」
「うん、おいしいね。」
「がんばってなぁいよぉ〜、はぁずかぁしぃよぉ〜。」
「あ、今日プリの新台はいったよ!」
「ホンマ!?いくいく〜!!」
「賛成〜。」
思い立ったが吉日。
猪突猛進。
- 8 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:31
- 「まぁ〜ってぇよぉ〜、怒ってぇるんだぁからぁねぇ〜。」
皆の後をぼーちゃんは追いかけた。
――――
プリの世界。
女性だけしか撮れないような雰囲気が今ではある。
ゲーセンの一角に5〜6台あるでっかいハコ。
とてもじゃないが、ヤロウでは行けない。
そこは異空間で、B4ワールド。
「つぎどんなん撮る〜?」
「パンチラだべ?」
「え〜、だいたぁ〜ん。」
「まぁだぁ〜おこってぇるんだよぉ〜。」
「ええな、しかし、勝負パンテーちゃうで、今日。」
「のんは、今夜やるから勝負パンテーだよ。」
「いやあん、えっちぃ〜。ののたんえっちぃ〜。」
「ひぃとぉの〜はなしぃきいてぇよぉ〜。」
「ええか?とるでっ!!」
みんなでパンチラショット。
- 9 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:31
- 「うぉっ、ののなんやねん、このいやらしいのっ!!
オカンそんな子に育てた覚えないでぇっ!!」
「ごめんなさぁ〜い、おかぁさぁ〜ん。だって今日の私…ケ・ダ・モ・ノっ、キャッ!!」
「いやぁ〜ん、でも加護ちゃんもエロイよぉ〜、紐ぉ、紐ぉ。」
「…ってか!!まことっ!!履いてないじゃん!!マジデか!!露出狂だよ、この女!
アハハハハハハハハ!!」
「だぁかぁらぁ〜怒ってぇたぁんだぁよぉ〜。」
「何で、今日に限ってはいとらんの自分っ!?」
「そうだよー、言ってくれてたら、パンチラさせなかったのにー。」
「まことのマ○コ、イモ二つですからぁ〜!!残念ッ!!アハハハハハハハハハ!!」
「今日、かれぇしぃ〜がぁ〜いちにちぃ〜こうしぃてろぉってぇ〜いったんだもぉ〜ん。」
「あは…あの変態彼氏か…しゃあないな。」
「まこっちゃん、別れた方がいいよー、あの彼氏だめだよー。
どんなところが好きなのかわからないけど、変態さんだよー?」
- 10 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:31
- 「ん〜…あたぁしのことぉ、好きぃってぇ〜言ってくれるぅかぁらぁ〜好きぃ〜。」
「誰でもいいじゃん、それ。」
「やな。」
「でもー貴重かもしれないよ?まこっちゃん好きって…。」
――――
焼芋、プリ、そしてファミレス。
ザッツ王道。
「ねーちゃん、ドリンクバー4つ。」
「あ〜、あと、カラアゲとニンニクのオイル焼き1つ。」
「ののたんお口くさくなっちゃうよ〜? チョコサンデー。」
「ん〜っとぉ、はんばーぐとライス。」
「臭くてもいいよー、精力つけないと、もたないも〜ん。」
「あ〜夜に備えてやな〜。準備満タンやな、ののは。リゾット1つ。」
だれかがタバコの火をつけた。
つられて3人も火をつけた。
- 11 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:32
- 「ウチらの死因、まっちがいなく、肺がんやな。」
「よーくかんがえよー、バカじゃん!?考えてる暇あったら刹那的に生きるべっ!?」
「まぁ〜、いいんじゃない?」
「ん〜ラークの臭いがぁすぅきぃー。」
「今日も飯田カリカリしてたべ?」
「飯田先生?なんでだろうねぇ〜。」
「あれやろ、日照りか、アノ日か、カルシウム足りてへんのやろ。」
「やだやだ、八つ当たりじゃん。」
「ん〜、そぉ〜だぁ〜ねぇ〜。」
ドリンクバーへ行くために立ち上がるぼーちゃんに、
すかさず3人が反応をする。
「あ、まことコーラね。」
「まこっちゃん、のんはコーラウーロン。」
「なに?コーラウーロンって?」
「彼氏がね作ってくれたんだ、コーラとウーロン7:3で混ぜるの。結構いけるよ。」
「じゃ、私もコーラウーロン。」
「んっとぉ〜、コーラ1つとぉ〜こ〜ろん2つぅ?」
「コーロンってなに?」
「コーラとウーロンでコーロンやろ。結構有名やで。」
「えっ!?マジかっ!!しらねー、彼氏新発見だべとか普通に言ってたよ!!アイツ頭よぇ〜!!」
- 12 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:32
- ――――
「まこっちゃん、食べるのだけは早いよね。」
「ん〜、はんばぁ〜ぐ好きぃ〜。」
――――
ファミレスで散々喋った後。
いつもはこの四人でカラオケへと繰り出すところだったが。
「わりぃ、のんはパス。今日はここまで。セックスしたくてしょうがねぇんで。彼氏ん家いくわ。」
「なんやー、付き合い悪いなー。」
「のんたん、えっちぃ〜。」
「ん〜ばぁいばぁ〜い。」
ここで、八重歯と別れをつげた。
「のの相変わらず節操ないなー。アレで今年何人目やったっけ?」
「たしか〜…18人目かなぁ。」
「たぁくぅさぁんだねぇ〜。」
「理想のチ○コ求める世界一周の旅やな…。」
「あ、あいぼん、今日、あいのりの日。」
「あかんやんかっっ!10時半やしっ!!ほななっ!!」
- 13 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:33
- ここで、関西人も脱出。
「まこっちゃん、今夜どうする?」
「あそこぉの屋台でぇ〜おでんたべよぉ〜よぉ〜。」
「うん、いいねっ。たべよたべよ。」
「だいこぉ〜んたぁべぇるぅ〜。」
――――
「おじさーん、サービスするからサービスしてくださーい♪」
「えぇ〜まぁたぁ〜?」
終
- 14 名前:なごり雪 投稿日:2005/04/15(金) 21:34
- 長く続けようかと思ったんですが、
思うようにかけなくて、森板にのせました。
どうもありがとうございました
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