中澤さん絡みマイナー小説第2章

1 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:03
お久しぶりの綿由紀です。
あいかわらずマイナーな小説しか書いていませんが読んでやってください。
2 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:07
まず書き溜めていたのを書こうと思います。
これはCSの某コント番組のお題を小説にしてみました。
なのでタイトルと内容が合ってない場合があります。
3 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:07

お客

今日もあの人来るかな?

いつもならもう少しで来るはずなんだけどな。

3時ぐらいに来るけどなんの仕事してるんだろう?

まぁいいや仕事しないと。

そんな事を考えながら仕事をしているとあの人がやってきた。

今日は3人で来てるみたい。
4 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:12

「ねぇー裕ちゃんここがこの前言ってた店?」

「そうやでココのコーヒーが美味しいんやで。」

「中澤先生はいつもこう言う所来てるんですか?」

「うん、そうやで、それよりココは大学やないんやから先生って言うなや。」

「え?なんて言えば呼べば良いんですか?」

5 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:12

「ごっちんみたいに裕ちゃんって呼べばええやん。」

「そ、そんな呼べないですよ!!中澤さんって呼びますよ。」

「しゃあないな、じゃあ中澤さんでええわ。」

へぇー中澤さんって言うんだ、

大学の先生なんだ。

あ、いけない接客しないと。
6 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:13

「お客様3名様でよろしいですか?」

「うん、そうだよ。」

「あれ?亜弥ちゃんじゃない?」

「あー!!みきたんじゃんどうしたの?」

「どうしたのって中澤さんに連れられて来たんだよ。
 あ、中澤さんは美貴が行ってる大学の先生なんだよ。」
7 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:14

「あんた藤本の知り合いやったんや、よろしくな、ウチは中澤裕子って言うんや。」

「ごとーはねぇ後藤真希って言うんだよ、」

「松浦亜弥です、よろしくお願いします。」

「いつも美味しいコーヒーありがとうな、で、ウチがいつも座っている席って今日空いてるか?」

「はい空いてますよ。」
8 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:14

中澤さんはいつも窓の近くの座わっているんだよな。

そう言えばあそこ以外の席に座ったの見たことないな。

なんであの席にいつも座るんだろう?

そう思いながら3人を席に案内した。

「中澤さんっていっつもこの席使ってるんですか、なにか理由はあるんですか?」

「理由か、あそのに桜の木があるやろ、
 あの木が一番きれいに見える席がここなんやよ。」
9 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:15

「でも今は秋だから花咲いてないじゃん。」

「花は咲いてなくてもええねん、ただあの木を見てると癒されるんやよ。」

「ふぅーん、そうなんだー、ごとーにはよくわかんないや、
 それより松浦さん待ってるみたいだから注文しよううよ。」

「そうか、ごめんな待たせて、じゃあウチはコーヒーとモンブランもらおうかな。」

「あれ?裕ちゃんって甘いの苦手じゃなかったっけ?」

「ココのケーキは甘さ控えめでおいしいんやで。」
10 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:17

「そうなんだ、じゃあごとーはそうだなー、
 ミルフィーユとミルクレープとロイヤルミルクティーをお願いね。」

「ごっちん、そんに食べて大丈夫か?太るで。」

「大丈夫だってごとーちゃんと運動してるもん、ミキティーは何にするの?」

「そうだな、亜弥ちゃんのお勧めってでいいや、お勧めって何?」

「お勧め?うーんそうだな、さっき中澤さんもたのんだモンブランかな。」

「じゃあモンブランと紅茶で。」

「わかりました、じゃあ今作りますので少々おまちください。」
11 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:17

今日はいろんな事がわかったな。

美貴ちゃんと中澤さんって知り合いだったんだ。

今度いろんな事聞いてみようかな。
12 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:17


約束


裕ちゃん遅いな。

10時に約束したのにな。

何やってるんだろう?

おかしいな。

そう思っていると向こうから中澤がやってきた。
13 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:18

「裕ちゃん遅いよ何やってるの・・・ってなんでごっちんが居るの?」

「いやな、どうしてもついて来るってきかんからつれて来たんよ。」

「今日は2人きりで会うって行ったでしょ!!」

「そんな事言ってないやん。ただ遊ぼうって言っただけやん。」

「そうだけど・・・」

「じゃあこれからどこに行く?」
14 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:19

「ごとーおなかすいたからご飯食べたい。」

「そうかじゃあどこで食べる?矢口いい店知ってる?」

「そ・そうだね・・・この間昼ご飯たべたところはどう?」

「お、そうかあそこがあったな、じゃあ行こうか。」

はぁ、せっかく裕ちゃんと2人きりで会えると思ったのに。

明日また誘おかな。
15 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:19

そんなことを思っているとごっちんがこっちに近づいてきた。

「やぐっちゃん、抜け駆けしちゃだめだよ。」

「抜け駆けってそんな・・・」

「みんなんで決めた事じゃん!!まったくもう!!」

「2人とも何してるんや?早くいくで。」

「うんわかった待って裕ちゃん。」

抜け駆けなのかな?まあ言いや次は見つからないようにやろう。
16 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:22


ヒーロー


今日もみつからなかったか、

あの人にお礼言わないとなぁ。

助けてもらったんだから。

かっこよかったなあの人。

本当にヒーローみたいだったな。

痴漢を退治してくれたんだもんな。

もう会えないのかな?

はぁ、明日は会えるかな?
17 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:24

「梨華ちゃんおはよう、どうしたの?
 暗い顔してるけどなんかあったの?」

「いや別にないよただ・・・」

「あ、あの人と会えなかったんだ」

「うん、そうなんだよね。」

「もしかしたらさぁ違う電車で来てるんじゃないの?

 あした1本早い電車に乗ってみたら?」

「そうか、じゃあ明日早いの乗ってみるよ。」
18 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:25


そして次の日。


やばい遅刻だよどうしよう昨日早く寝たはずなのに。

うわ、もう2時間目始まってるじゃん。

どうしようかな行くのやめようかな。

でも行かないと怒られるしな。

そんな事を思いながら駅まで走っていると声をかけられた。

「学生がこんな時間にどうしたんや?サボりか?」

声のする方を見ると警官がいた。
19 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:25

「違いますよ遅刻してるから急いでるんです!!ってあのときの人!!」

「あのときの?」

「痴漢から助けてくれたじゃないですか!!」

「ああ、あの子な、あの後大丈夫だったか?」

「はい、なんとか大丈夫でした。って警察の人だったんですね。」

「そうやで、あの時もおとり捜査のためにあの電車にのってたんや。」

「そうだったんですか、あ!!そうだ言い忘れてましたけれどあの時ありがとうございました。
 ずっとお礼を言いたかったんですけど会えなかったので今になちゃいました。」
20 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:26

「そんなべつにお礼なんかええよ、それより学校行かんとやばいとちゃう?」

「あ!!そうでしたじゃあさようなら。」

「気をつけてな。」

あの人って警察の人だったんだ。

あ!!名前聞くの忘れた!!

どうしよう、また会えるかな?
21 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:28


不安


どうしようちゃんと来てくれるかな?

もう少しで待ち合わせの時間なんだけどな。

遅いな、仕事が長引いてるのかな?

やっぱり会うの嫌だったのかな。

よし電話かけてみよう。
22 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:28

「中澤さんですか?」

「あ、新垣か?ごめんな遅くなって。
 ちょっと仕事が長引いてな今から帰るとこなんやよ、
 だからもう少し持っててもらってええかな?」

「じゃあ待ってますね。」

「そうや言い忘れた今日カオリも一緒に行くから」

「わかりました。」
23 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:29

よかったちゃんと来てくれるよ・・・。

って飯田さんもくるの!?

やっぱり二人っきりはいやなのかな?

はぁ、どうしよう。

ますます不安になる新垣だった。
24 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:29

一方そのころ中澤たちは、


「裕ちゃん大丈夫だったの?」

「うん大丈夫やで、ちゃんとカオリが行くって言ったし。」

「いやそうじゃなくて今日デートだったんじゃないの?」

「うん?ちゃうよ、ウチ紺野とつきあってないもん。
 それにみんなで行ったほうが楽しいやん?」
25 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:30

「はぁーもういいやじゃ行こうか。」

新垣ににかわいそうなことしちゃったな。

それにしても裕ちゃんって自分の事には鈍感なんだよな。

はぁ、なんとかしてあげないとな。
26 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:32


プロ


今日からプロの歌手になるんだよな。

でもそんな実感ないな。

まさかスカウトされるとわな。

路上ライブやっててよかったな。
27 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:32


ふぅ今日のライブも良かったな。

どれそろそろ帰るかな。

そう思いながら片付けていると声をかけられた。

「あんた一人で歌ってるんや。」

「ええ、そうですよ。」

「歌良かったで。」

「ありがとうございます。」
28 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:33

「もう一回聞かせてくれへんかな?」

「良いですよ、でもちょっと時間かかっちゃいますけど大丈夫ですか?」

「ええよ待ってるわ、いつもココにいるんか?」

「はい大体はココか駅の近くにいますよ。」

「ずーっと一人でやってるんか?」

「はいそうですね、友達で音楽やりたい人が見つからなかったから一人でやってますよ。」

「へーそうなんや。」

「じゃあ準備もできたし歌いますね。」

そう言って私はオリジナル曲歌を歌った。
29 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:33

「やっぱりええ歌声やなCDとかだしてるん?」

「いやまだ出してないですね。お金がないんで作れないんですよね。」

「ふーん、そうなんや、じゃあウチのレーベルでCD出さへん?」

「へぇ!?」

「ウチはインディーズのレーベルの社長やってるんよ。」

「しゃ、社長さんなんですか!?」

「うん、そうやで、でどうするんや?いやならええねんけど、ウチでデビューするか?」

「良いんですか?」
30 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:34

「社長のウチが言ってるんだからええに決まってるやん。」

「でもなんで社長さんがこんな所にいるんですか?」

「たまにこうして町に出てスカウトしてるんよ。」

「へぇー社長さんがスカウトするんですね。」

「他の会社は違うと思うけどウチの所は会社が小さいからウチが町に出て見つけてるの。
 それに社長さんって言うのやめてや、ウチは中澤裕子これからよろしくな。」

「よろしくお願いします中澤さん、私は吉澤ひとみって言います。」

「じゃあひとみちゃんよろしくな。」
31 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:35


あれから1ヶ月か、

今日CD発売されるんだよな。

なんだか緊張しちゃうな。

「どうしたんやひとみちゃんこんなところでボーっとして。」

「べつにボーっとしてないですよ、ただ今日からプロの歌手になるんだなって思ったんですよ。」

「アホか!まだインディーズなんやからプロとか言うなや。」

「でもCD出すんだからプロって言っても良いんじゃないですか?」

「まあええわ、はいこれあげるわ。」
32 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:36

「え?これなんですか?」

「あんたのCD、すっかりわたすの忘れてたから今わたすわ。」

「ありがとうございます中澤さん。」

これが私のCDか、

大切にしよう。
33 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:37


誘惑


今日こそ飯田さんに言わないと。

そう思って私は待ち合わせ場所に行くとすでに飯田さんはそこに居た。

「亀井どうしたの?呼び出して。」

「どうしたじゃないですよ!!飯田さん何やってるんですか!!」

「え?どうしたの?なんで怒ってるの?」

「わからないんですか!!」

「わかんないよそんないきなり怒られても。」
34 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:40

「じゃあ言いますよ!!いっつも中澤さんのそばにいたり、中澤さんに抱きついたり、
 キスもしちゃったりして!!私の中澤さんを誘惑しないでください!!」

「はぁ?何言ってるの?私の中澤さんって亀井って裕ちゃんの彼女じゃないじゃん。」

「飯田さんだって中澤さんの彼女じゃないじゃないですか!?」

「うん、そうだよ、だから裕ちゃんの彼女になりたいからデートにさそったんでしょ?」

「だから中澤さんは私の彼女になるんですって。」

「そんなの誰がきめたの?」

「それは・・・」
35 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:40

「裕ちゃんはまだだれの物でもないんだから誰が誘惑しようが亀井には関係ないでしょ。」

「そうかもしれないですけど・・・」

「わかった?裕ちゃんとなにをしようが亀井に怒られる筋合いはないの。

 で、もしかして話ってこれだけ?」

「はい、そうです・・・」

「じゃあカオリ帰るよ。今日裕ちゃんとデートなんだから。」

「へ、今日中澤さんとデート行くんですか!?私も行きます。」
36 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:43

「はぁ!?何でついてくるの!?」

「中澤さんと会いたいからです。」

「だからデートだって言ってるでしょ!?明日誘えば良いじゃん!!」

「緊張して誘えないんですよ。」

「わかった、じゃあなんとかしてあげるから今日は2人きりにさせて。」

「しかたないですね今日は我慢しますよ、そのかわり明日はお願いしますよ。」

「わかったよ、じゃあなんとかするよ、じゃあもう行くね。」

やった、明日デートできる。

今日のとことは仕方ないからゆずるか。
37 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:44


そのころ飯田は、


「あ、もしもし裕ちゃん?明日のカラオケ亀井も行くことになったから。
 ・・・うん、だから明日は裕ちゃんとカオリとなっちと矢口とごっちんと高橋と亀井の7人でやるの。
 ・・・え?藤本は仕事って言ったじゃん、あややも来れないみたい。
 ・・・そう、いつもの所ね、じゃあ今から裕ちゃんの家に行くからまっててね。」

あしたのカラオケ大会に亀井を追加っと、

大丈夫だよね二人っきりって言ってないもんな。

38 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:45



規則


今日は私は飯田さんにつれられて飯田さんさんの家に来ている。

はぁ空気が重いよ。

やっぱりあのとき帰ればよかったかな。

なんで私みんなに睨まれてるんだろ?
39 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:47


1時間前


「飯田さん!!昨日はどう言うことですか!?」

「え?なにが?」

「何がじゃないですよ!!昨日二人っきりで遊べると思ったら7人も居たじゃないですか!!
 しかも飯田さんも居たじゃないですか!!

 飯田さんはおととい中澤さんと遊んだんだから昨日は来なくても良かったんじゃないですか?」

「カオリはなんとかするって言ったんだよ二人っきりにするなんて言ってないよ、
 それにカラオケ大会は前から決まってた事だもん」
40 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:47

「それはそうかもしれれないけですけど・・・」

「まあ良いじゃん過ぎた事は、それより今日カオリの家に行かない?」

「え?なんで飯田さんの家に行くんですか?」

「亀井って裕ちゃん好きでしょ?じゃあ行こうよ。」

「は、はい行きます。」
41 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:48



あの時行くなんて言わなきゃ良かったな。

そんな事を思っていると後藤さんが話しかけてきた。

「あのさあ昨日から思ってたんだけどなんで亀井がいるの?」

「そうだよ、会員の人だけじゃなかったの?」

「亀井も裕ちゃんが好きだって言うからさあ会員に入れようって思ったんだ。
 デートする日がかぶったら嫌でしょ?だからそう言うのがないようにって思って。

「そっか、そう言うことだったんだ。」

「ま、カオリがそう言うならしかたないか。」

42 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:49

「よし、ごっちんと矢口に納得してもらえたしさっそく会議始めちゃうか、
 じゃあまずはデートする日を決めようか。」

「あのーすみません。」

「どうしたの亀井?」

「会員ってなんですか?」

「裕ちゃんの事を好きなメンバーを集めて裕ちゃんのファングラブを作ったの、
 デートの日がかぶらないようにしたりイベントを決めたりしてるんだよ。
 ほら、昨日もこのメンバーでカラオケ大会やったじゃんああ言うとこをやったりしてるの。」
43 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:51

「そうなんですか、会員って何人居るんですか?」

「今のところは8人かな今日のメンバーとあややと藤本となっちが会員だよ。」

「今日は会議なのに3人は参加しないんですか?」

「しかなたいよ、あややとなっちは仕事だし藤本は今日裕ちゃんとデートの日だもんこれないんだよ。」

「そうだったんですか。」

「じゃあ亀井も納得してくれたし会議を始めるね。
 来月のデートの日だけど希望日ある?」

「オイラは2日もらえる?」

「良いけど矢口が来月デートできる日1回だけだよ」
44 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:51

「は!?なんで?カオリ毎月3回はデートできるはずじゃん。」

「だっけ矢口ぬけがけしようとしたでしょ?しかもごっちんのデートの日に。」

「いや、あれはね違うの。」

「ダメだよ規則は規則だもん、第2条と第5条に違反してるから2回削っておいたから。
 それでごっちんの回数は増やしておいたから。」

「ありがとうねカオリ。」
45 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:52

「ごっちん!!ちくったの!?」

「そんなぁ、ごとーはただ第3条を守っただけだよ。言わなかったら同罪になっちゃうもん。」

「あのっちょっと良いですか?」

「え!?何?」

「規則って何ですか?」

「あーもーわかったじゃあとりあえず裕ちゃんとデートしたい日ある?」

「へぇ?特にないですけど。」

「わかった、じゃあこっちでカオリたちがデートのシフト決めちゃうからその間に高橋に聞いて。」

そう言うと飯田さんはなにやら書き始めた。
46 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:54

そして高橋さんがこちらに向かってやってきた。

「じゃあ何が聞きたいの?」

「規則ってどんなのがあるんですか?」

「うーんじゃあ今まで決まってるので言うとファンクラブの規則が第5条まであるのね。
 だからそれを教えるね。まず第1条ファンクラブを中澤さんにばれないように心がける。
 第2条ぬけがけはしないこと。第3条ぬけがけを見つけたら会長(飯田さん)に連絡する。
 第4条ファンクラブのイベントには極力参加すること。第5条他の人のデートを邪魔してはいけない。
 今のところはこれぐらいここまででわからないところある?」

「イベントってなにをやってるんですか?」

「昨日やったカラオケとか誕生会とかかな、来月だとクリスマスパーティーがあると思うよ。」
47 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:55

「あとデートってどういうことやってるんですか?」

「自分のやりたいことやれば良いんだよ、あたしはいつも中澤さんの家に泊まったりしてるよ。」

「え?デートするじゃないんですか?」

「決められた日は中澤さんと2人きりでいられる日だから別にデートしなくても良いんだよ。
 中澤さんの仕事が遅く終わる時とかあるからその時はデートできないでしょ?
 だからデートだけじゃなくて中澤さんの家に遊びに行くとかそう言うのでも良いんだよ。」

「そうなんですかわかりました。」
48 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:55

そんな事を話をしていると飯田さんがこっちに来た。

どうやらデートの日が決まったみたいだ、

「じゃあ今決まった事言うね、来月やる予定だったクリスマス会だけど中止ね。」

「えーなくなっちゃうの?楽しみにしてなのにな。」

「しかたないでしょごっちん、みんなのスケジュールが合わないんだから、
 だからクリスマスプレゼントはデートの時にでもあげてね。じゃあ今日は解散ね。」
49 名前:綿由紀 投稿日:2005/11/29(火) 22:55

飯田さんがそう言うとみんなは帰っていった。

「はいこれ、亀井の予定表。」

「ありがとうがざいます。」

ふーんなるほどこの日が私の日なんだじゃあ頑張ってみようかな。
50 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/12(月) 03:38
突然失礼します。いま、2005年の飼育を振り返っての投票イベント
「2005飼育小説大賞」が企画されています。よろしければ一度、
案内板の飼育大賞準備スレをご覧になっていただければと思います。
お邪魔してすみませんでした。ありがとうございます。
51 名前:綿由紀 投稿日:2006/02/12(日) 00:33
久々の綿由紀です。
最近忙しくて更新できませんでした。
今日もすこしだけ更新しようと思います。
52 名前:綿由紀 投稿日:2006/02/12(日) 00:33


ウソ


はぁどうしよう、あのことがばれたんだ。

中澤さん怒ってるだろうな。

はぁ行きたくないな。

そんな事を考えているうちに中澤さんの楽屋に着いてしまった。

「トントン吉澤ですけど、入りますよ」

「・・・」

「あの中澤さんどうしたんですか?」

「言わないとわからんか?」
53 名前:綿由紀 投稿日:2006/02/12(日) 00:34

うわ、中澤さん顔は笑ってるけど目が笑ってないよ。

「さ、さあ私なにかしました。」

「ふーんそうやって白を切るんや、ウチは高橋からいろんな事聞いてるんやけどな。」

「高橋が言ったんですか!?」

「なんや、高橋に言われちゃまずいことでもあるんか?」

「いや、ないですよ・・・多分。」

「高橋とキスしたみたいやな。」
54 名前:綿由紀 投稿日:2006/02/12(日) 00:35

「キ、キスぐらい中澤さんだってよくみんなにするじゃないですか!?」

「まあ、ウチもよくキスすけど相手に愛してるなんて言ったこと恋人以外ないけどな。
 吉澤はそう言う事するんやなあって思って呼び出したんやよ。」

「ちょっと待ってください!!私愛してるなんて言ったことないですよ!!」

「はいはい、わかりました今日のところは許すけど次やったらわかってるな?
 じゃあこれから仕事あるからじゃあな。」

「ちょっと中澤さん違うんですよ!!」

あーあ行っちゃた。

中澤さん誤解したままだよう、どうしよう・・・そうだ高橋に電話かけて誤解をといてもらおう。
55 名前:綿由紀 投稿日:2006/02/12(日) 00:35

『もしもし高橋?』

『あ、吉澤さんですか、どうでした?中澤さん怒ってました?』

『怒ってたよなんであんなウソ言ったの?』

『いや中澤さんと別れないかなって思って。』

『ふーんそうなんだ・・・へぇ!!今なんて言った!?』

『あたしも中澤さんの事好きだから別れて欲しいって思って。』

『は、何言ってるの!?絶対別れないからね!!』

56 名前:綿由紀 投稿日:2006/02/12(日) 00:36

『そうですかわかりました、じゃあまた違う方法考えますんで。』

『ちょっと高橋!!』

切れちゃったよ、

まったく高橋にも油断できないな。

これから気をつけないとな。
57 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/02/19(日) 16:39
なんか、面白い雰囲気の小説ですね。また来ますね。
58 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/02/19(日) 16:41
ありゃ。ochi
59 名前:通行人A 投稿日:2006/02/19(日) 17:12
その声が枯れるくらいにその仔に好きだって言えばいいのに
たった一言じゃん『好き』って。
どうしてそれが言えないンだろう。
難しいよね『好き』って・・・。
60 名前:綿由紀 投稿日:2006/03/15(水) 02:46
少し遅れましたがホワイトデー物ともうひとつ更新しようと思います。
61 名前:綿由紀 投稿日:2006/03/15(水) 02:48

ふぅ、今日も会社つかれたわ、

早く家に帰ってビールでを飲みたいわ。

そんな事を考えながら家に帰ると郵便受けに小包が入っていた。

あれ?誰からやろ?

あ!!なっちと麻美ちゃんからや何が入ってるんやろ?

後で開けてみるか。

そう思いながら中澤は家の中に入っていった。 

うーんやっぱり気になるな開けちゃうか。

うん?なんやろ小さい箱が2つとそれにそれぞれに手紙がついてるわ。
62 名前:綿由紀 投稿日:2006/03/15(水) 02:49

まずこの青い箱先開けてみるか。

うん・・・これはなっちからのプレゼントか。

なになに、『裕ちゃんバレンタインの時はありがとう。
 チョコ美味しかったよ。それで今日はそのお返しでこれをあげます。
 食べてくれたらうれしいな。』

あ、そうや、今日はホワイトデーだったんや、

すっかり忘れてたわ、とりあえず開けてみるか。

お!!クッキーが入ってるやん、なっちのクッキーって美味しいんやよな。

っと言う事はこっちに麻美ちゃんのプレゼントが入ってるんやな。

何が入ってるんやろ?楽しみやな。
63 名前:綿由紀 投稿日:2006/03/15(水) 02:50

うん?なんやこれ?ああ、カメラのフィルムか。

何が入ってるんやろ?あとで現像に出しておこう。

じゃあ手紙でも読もうかな。

『裕ちゃん元気?何で最近あそびに来てくれないの?
 お仕事いそがしいの?さびしいからたまには遊びに来てね。
 それで麻美の写真送ったから大切にしてね。
 あと裕ちゃんの写真おくってほしいんだけどダメかな?
 部屋に飾りたいんだ。』

ふーんじゃあ後で写真送っておくか。

そう言えば2年ぐらい向こうに行ってないもんな。

こんど有給でもとって遊びに行くかな。
64 名前:綿由紀 投稿日:2006/03/15(水) 02:52


思い出


懐かしいなココで私が告白したんだよな。

中澤さんは覚えてるかな?

「おまたせ紺野。」

「あ、中澤さん遅かったですね。」

「ごめんな待たせて。」

「良いんですよ、私も今来たところですから。」
65 名前:綿由紀 投稿日:2006/03/15(水) 02:52

「ここも懐かしいなここって紺野が告白してくれたところやよな。」

「覚えててくれてたんですか?」

「もちろん、懐かしいな、あのとき凄く緊張してたもんな。」

「そうですね、まさか中澤さんも私の事が好きだとは思ってなかったですもん。」

「まさか付き合うとは思わんかったな、またここに来れるとええな。」

「そうですね、また来ましょうよ。」
66 名前:綿由紀 投稿日:2006/03/15(水) 02:56
約1年ぶりのなっちゅ×2いかがだったでしょうか?
57さん>感想ありがとうございます。
    更新は遅いですがこれからもよろしくお願いします。
67 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:51
お久しぶりの綿由紀です、
1日遅れですが中澤さんの誕生日と言う事で少し更新します。
68 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:52

ピンチ




「裕ちゃん今日ひま?」

「うん、暇やよ」

「じゃーさあ、裕ちゃんの家遊びに行っていい?」

「ええよ、でも今日カオリも来るんやよ。」

「そうなんだ・・・」

「どうしたんや?ごっちん?」

「別になんでもないよ、でもカオリが居るだけでしょ?じゃあごとーが行っても。」

「うん別にええよ、じゃあ行こうか。」

「あ、そうだ裕ちゃん帰るときにさあコンビニよろうよ。」
69 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:53

「ええよ、なに買うんや?」

「お酒買おうかなーって思って、ほらごとーがハタチになったじゃん、
 でもまだ裕ちゃんと飲んだことなかったでしょ、だから今日飲もうかなーって思って。」

「そう言えばごっちんとまだ飲んだことなかたな、わかったじゃあ今日は飲むか。
 ごっちん明日仕事休みなんか?」

「うん休みだよ、そろがどうかしたの?」

「いやなウチも休みやから今日はとことん飲めるなって思って。」

「そっか、じゃあごとーも飲んじゃおうかな。」

「じゃあカオリも待ってると思うし早く帰ろうな。」
70 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:53

そう言って裕ちゃんの家に向かった。

「カオリ遅れてごめんな、ちょっとコンビニによって来たから。」

「そうだったんだ、なんでコンビニによったの?
 裕ちゃんいつもコンビニによらないじゃん。」

「いやごっちんがさあ酒飲みたいっていったからちょっとコンビニよったんよ。」

「そうなんだよね、ごとーまだ裕ちゃんとお酒飲んだことないから買ってきちゃった。」

「あのさぁなんでごっちんがここに居るの?」

「いやな、ごっちんが来たいって言ったからつれてきたんよ。」

「今日は2人きりで会うって言う約束でしょ!!」

「そんな怒らんでもええやん。」

「怒るに決まってるでしょ!!あれだけ言ったじゃん!!」
71 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:54

「ごめんな、でもごっちんと合うの久々やし飲みたいって言ったから家に呼んだんよ。」

「飲むのは今日じゃなくても良いでしょ!?」

「もう着ちゃったんやからええやん、それよりも飲もう。」

「うーん、わかったよ、しかたないな。」

「よしじゃあウチなんかつまみ持ってくるな。」

「え?おつまみなら買ってきたじゃん。」

「台所に美味しいのがあんねんそれ取って来るから待っててな。」

なんでカオリはイライラしてたんやろ?

って、あれ?おつまみどこにあったんやったっけ?

あ!!あった、じゃあ早く持っていくかな。
72 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:54

「おつまみもってきたで。」

あれ?なんか空気重いなどないしたんやろ?

そんな事を考えていると二人が話しかけてきた。

「裕ちゃんカオリとごっちんどっちが好き?」

「もちろんカオリだよね。」

「何言ってるの、ごとーに決まってるでしょ!?」

「ウチは2人とも好きやで。」

「だからそう言う事聞いてるんじゃないの!!」

なんで2人とも怒ってるん?、

ウチなんかしたかな?
73 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:55



修羅場



「ちょっとなんでごっちんが居るの!?」

「裕ちゃんと飲みたいからだよ。」

「今日じゃなくても良いでしょ?だから今日は帰って。」

「いやだよなんで帰らなきゃいけないんだよ〜!!」

「だって今日はせっかく裕ちゃんと2人きりになれるチャンスなんだよ、
 お願い帰ってよ、カオリが裕ちゃん好きなの知ってるでしょ?」

「うん、知ってよ、でもごとーも裕ちゃん好きだもん、離れたくないよ。」

「でもごっちんは昨日も裕ちゃんと一緒だったじゃん!!」

「いいでしょ別に裕ちゃんが好きなんだから一緒に居ても!!」
74 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:55

「ダメだよ、カオリは会うの自体久々なんだよ!!それを邪魔しなくてもいいじゃない!!」

「邪魔なんかしてないよ、ごとーは裕ちゃんと居たいだけ!!」

「それが邪魔だって言うんだよ、それに裕ちゃんはごっちんの事そんなに好くじゃないと思うよ。」

「ひっどい、なんでそんな事言うの?絶対そんなことないよ、
 裕ちゃんはカオリよりごとーの方が好きだって。」

「そんな事ないよ、裕ちゃんはカオリを選ぶよ!!」

「いや絶対ごとーを選ぶね。」
75 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:56

そんな話をしていると裕ちゃんが帰って来た。

「裕ちゃんカオリとごっちんどっちが好き?」

「もちろんカオリだよね。」

「何言ってるの、ごとーに決まってるでしょ!?」

「ウチは2人とも好きやで。」

「だからそう言う事聞いてるんじゃないの!!」

修羅場は今始まったばかりだ、

76 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:58
なっちゅー×2誕生日編


今年は何送ろうかな?

お姉ちゃんは何送るのかな?

聞いてみようかな?

でもプレゼントがかぶったらいやだから一応聞いておこうかな。

「ねぇ、お姉ちゃん裕ちゃんの誕生日プレゼントって何にした?」

「えーっとねえ、なっちはネックレスをあげようかなって思ってるんだ。」

「ね、ネックレス!!そんな高いの買うの!?」


77 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:59

「そんな高いネックレスは買わないよ、この前安い店見つけたからそこで買ったの。」

「へーそうなんだ、そんな店いつ見つけたの?」

「この前行った高校見学の時の帰りに見つけたんだ。」

「あーあの時に、で、その場所教えてよ。」

「え、嫌だよ、教えないよ。」

「はぁ!?何で?何で教えてくれないの?」

「だって裕ちゃんのプレゼントそこで買う気でしょ?じゃあダメだよ。」

「もー意地悪しなくても良いじゃん!!いいもん自分でいい店探すもん。」

そう言って麻美はなつみの部屋を出た。
78 名前:綿由紀 投稿日:2006/06/20(火) 01:59

まったくお姉ちゃんは意地悪なんだから!!

まあ良いやお姉ちゃんに頼まなくても自分でいい店を探せばいいんだもんな。

よし友達に聞いてみよう!!
79 名前:綿由紀 投稿日:2006/11/27(月) 21:22
クリスマスに更新しようと思います。
それまで少々お待ちください。
80 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/11/28(火) 00:26
あと一月足らずですね
今から楽しみに待ってます
81 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:36
久しぶりです。
では書き始めようと思います。
82 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:37


仲間


裕ちゃんって鈍感なんだよな。

カオの事仲間としか思ってないだよな。

何で判らないかな?

こんだけ愛してるのに。

知ってるのかな?カオがキスするのは裕ちゃんだけなんだよ。

この前裕ちゃんの家に行った事も、優しくしてくれたから。

『なんでさあ裕ちゃんって何でカオに優しいの?』

って聞いたら。

『あたりまえやろ、仲間なんやから』

って言うんだもんな。
83 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:38

「あ、裕ちゃん。」

「ったく、『あ、裕ちゃん』やないわ、さっきから呼んでるのに、
 まったく全然聞いてへんやんか。」

「ごめん裕ちゃん、で、どうしたの?」

「人がせっかく食事に誘ってたのに・・・、もうええ他の人を誘うわ。」

「っちょっと拗ねないでよ裕ちゃん、私が悪かったから一緒に食事に行こうよ。」

「しゃあない、判った一緒に行ってあげるわ、でもその代わりカオリの奢りやで。」

「良いけど、どこに行くの?」

「この前カオリに教えてもらった所。」

「もしかしてイタリアンのレストラン?」
84 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:39
「そうやで、楽しみやな、何頼もうかな。」

「ちょっと待って、あそこのレストラン高いじゃん、別な所にしようよ。」

「ダメや、ウチはあのレストランで食事したいんや。」

「もーわがまま言わないでよ。」

はーあ、裕ちゃんは言いくるめるのうまいんだよな。

いつになったら仲間から恋人になれるのかな?
85 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:40


2 入院


中澤さんは過労で倒れてしまったみたいだ、

だらか無理しないで下さいっていつも言ってるのに。

つらいなら私に言ってくれればいいのに、

私は中澤さんの彼女なのに相談もしてくれないんだもん。

そんなに頼りないかな?

早く病院行って中澤さんに会わないとな。」

86 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:40

え〜とたしか305号室だよな、

どこにあるんだろう・・・あ、あったここだ、

じゃあ中に入っちゃおう。

「トン・トン・トン」

「はーい」

「中澤さんお見舞いに来ましたよ。」

「ありがとうな亀井。」

「中澤さん大丈夫ですか?」

「大丈夫やでどこも痛くないし、明日にでも退院できるみたいやで。」
87 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:41

「もー無理しちゃダメですよ、みんな心配してましたよ。」

「ごめんな、心配かけて。」

「でも安心しました元気そうで、じゃあ明日また来ます、何時ぐらいに退院できるんですか?」

「そうやな、だいたい昼ころかな。」

「判りましたじゃあその時間に来ますね。」

よかった、中澤さんすぐに退院できるんだ。

今度は無理して欲しくないな。
88 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:43
エレベーター 

遅いな早く来ないかな。

「高橋おはよう高橋今日も早いな。」

「あはようございます中澤さん。」

「なんで高橋っていっつも早いん?毎回エレベーターで会うやん。」

「あたし起きるのが早いんですよだからだから一緒に時間に会うんじゃないですか?」

「そうか、それにしてもここのエレベーターって遅いよな。」
89 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:45

「そうですね、でももうすぐでつくと思いますよ。」

「なんで判るん?」

「なんとなくですよ、ほらエレベーター来ましたよ。」

「ほんまや、じゃあ乗ろうか、高橋今日もウチの楽屋に来るん?」

「はい、行きます待っててくださいね。」
90 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:45

中澤さんは知ってましたか?

実は中澤さんと一緒になるためにずっとエレベーターの前で待ってたんですよ。

だからこうやって毎週会えるんですよ。

あたしは中澤さんの事が大好きだから。
91 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:51
温泉


「今度温泉に行かない?」

「行ってもええけど都合のいい日あるん?」

「それなんだよね、休みが会う日ないんだよね。」

「じゃあどうするん?」

「うん・・・どうしようか、日帰りも出来ないスケジュールなんだよね。」

「じゃあ来月すればええやん。」

「来月じゃだめなの、今月がいいの。」

「矢口わがまま言うなや、しかたないやろ休みの日が会わないんやから。」
92 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:52

「だって最近裕ちゃんと遊ぶ時間少なくなったじゃん。
 それに泊まりにも来てくれないでしょ、だから寂しかったんだよ。」

「ごめんな寂しい思いさせて、・・・判ったじゃあこれから出来るだけ会えるように一緒に住むか。
 そうしたら温泉に行かんでも寂しくないやろ?」

「え、一緒に住むの?」

「あかんか?」

「ダメじゃないよ、一緒に住もうよ。」

こうして私たちは同棲する事になった。
93 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:54
ゲーム

今日は幸運にも私は中澤さんと同じ楽屋になった。

大好きな中澤さんと一緒に居られるだな、何の話しようかな?

そんな事を考えていると中澤さんがやってきた。

「おはようアヤカ、今日はアヤカと一緒の楽屋なんや、珍しいな。」

「そうですね、一緒になるのはたしか一年ぶりですね。」

「よう覚えてるな、そう言えば最近喋ってなかったな。」

「そうですね、そうだ、中澤さんってゲームってするんですか?」

「せいへんよ、なんでそんな事聞くん?」
94 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:55

「最近私ゲームにはまってるんですよね。中澤さんもやってみます?」

「ウチはええよ、ゲームとか苦手やもん。」

「初心者にも簡単に出来るし楽しいからやりましょうよ。」

「そうか、そこまで言うなら行ってもいいかな。」

「じゃあ今日待ってますよ。」

よし、中澤さんが今日家に来るぞ!!

今日こそ告白しないと。
95 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:57


残念


はぁ今日はクリスマスなのに中澤さんと会えないや、

せっかくプレゼントも用意したのにな。

「どうしたの亀井?元気ないよ。」

「そんな事ないですよえりは今日も元気ですよ。」

「中澤さんと会えないから寂しいんでしょ。」

「そんな事ないですよ、寂しくなんかないですよ。」
96 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:59

「へーそうなんだ、寂しくないんだ、
 残念だな亀井が寂しいと思ってこれを持って来たのにな。」

「吉澤さんなんですかそれは?」

「これは中澤さんからのクリスマスプレゼントだよ。
 中澤さんが、『亀井が寂しがってると思うからこれ渡しておいてな。』
 って言われたんだよね、でも亀井は寂しがっていないみたいだし私がもらっちゃおうかな、
 まだ中澤さんの事あきらめてないしね。」

「そんな吉澤さんにはあげませんよ、
 それに寂しいに決まってるじゃないですか強がって言っただけですよ。」

「そうなんだ、じゃあしかたないな、これ渡すよ。」
97 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 22:59

そう言って吉澤さんは中澤さんのプレゼントを私にくれた。

プレゼントを開けてみると中には携帯電話と手紙が入っていた。

『亀井ごめんな今日会われへんで、でもこれだけは渡したいから吉澤に渡したんや。
 その携帯なんやけどそれはウチ専用の携帯な、
 ウチの番号は入れてあるから他の番号は入れんといてや。』

中澤さんの専用携帯電話か、2人しか知らないんだよなこの携帯の事は。

だれにも知られないようにしないとな。
98 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:01


別れ


やっぱり別れた方が良いのかな?

中澤さん私と居るよりみんなと居た方が楽しそうだし、

みんなと居た方が私と居るより幸せだと思うし。

今日話してみようかな。

そんな事を考えていると保田さんが話かけてきた。
99 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:01

「石川何くらい顔してんの、あっちで裕ちゃん待ってるよ。」

「中澤さんがですか?」

「そうだよ、一緒に帰る約束したんでしょ?」

「そうですね、判りました行ってきます。」

「どういたの石川なんかあったの?」

「あのですね、私って中澤さんとつきあってて良いんですかね?」

「は?どういう事?」
100 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:02

「中澤さんは私なんかとつきあうより、
 他の人と付き合ったほうが幸せじゃないかなって思っちゃったんですよ。」

「あんたバカじゃないの!?そんなわけないでしょ!?
 どうしてそんな事がわかんないの?」

「え?どういうことですか?」

「はぁー、言わなきゃわかんないの?裕ちゃんはあんたの事が誰よりも大好きで、
 あんたと一緒に居る時が一番幸せなの。まったくなんで判らないかな?
 裕ちゃんがかわいそうだよ、裕ちゃんはなんでこんなのえらんだかな?」

「じゃあ別れなくてもいいんですね。」

「別れなくていいんじゃない?ま、個人的には別れて欲しいけどね、
 でも裕ちゃんの事傷つけたらゆるさないからね。」

「判りましたじゃあ行ってきます。」
101 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:03


なんで止めたかな?

別れさせたらよかったのに。

でも裕ちゃん悲しませたくないからな。

しかたない今はこのままで良いや、

・・・今はね。
102 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:05
誘惑


うわ、またやぐっちゃん裕ちゃんの事誘惑してるよ。

裕ちゃんはごとーの彼女なのにさあ、なんでみんな裕ちゃんを誘惑するかな?

昨日は圭ちゃんでしょ、おとといはなっちが誘惑してたし。

まったく、裕ちゃんは裕ちゃんでデレデレしてるし。

後で怒っておかないとな。
103 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:05

「あ!!ごっちん、居たんや、言ってくれればええのに。」

「裕ちゃんはごとーよりやぐっちゃんのほうが良いんでしょ?
 向こうに行ってたら?」

「なんやごっちん怒ってるんか?可愛いなごっちんが怒ってるの。」

「そんなこと言っても許さないんだからね!!」

「じゃあどうすれば許してくれるん?」
104 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:06

「それは・・・どうしようかな。」

「じゃあ今日ごっちんの家に行くからそれまでに決めてな。」

「え、裕ちゃん家に来てくれるの?
 判ったそれまでに考えておくね。」

どうしようかな、なにしてもらうかな?
105 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:08
誘導尋問

すっかり帰るの遅くなっちゃったな、

早く帰んないと。

そう思いならが歩いていると声をかけられた。

「高橋どうしたん?こんな時間に、」

「いやちょっとダンスの練習してたんですよ。」

「えらいなこんな時間まで練習してたんや、
 ウチもこれから帰るところやし一緒に帰るか?」

「良いんですか?」
106 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:09

「ええよ、今日は車で来てるし高橋の家の近く通るから。」

「じゃあ、お願いします。」

こうしてあたしは中澤さんの車に乗ることになった。

「最近あまり話せへんけど元気なん?」

「まあ元気ですよ、」

「高橋は今つきあってる人いるん?」

「いえ、居ないですよ。」

「そうなんや、でも好きな人ぐらいいるやろ?」

「居ないですよ。」
107 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:10

「ほんまか?誰にもいわんから言ってみいや。」

「本当に居ないですって。」

「ならええけど相談ならいつでものるで。」

「じゃあちょっと相談していいですか?」

「やっぱりあるんやん、で、どんな相談なん?」

「あの私年上の人が好きなんですけどその人とつきあっているかもしれない人が居るんですよ。」

「ふーんで、確かめたんか?」
108 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:11

「いや、確かめてはいないんですけど・・・あ、そうだ、中澤さんって今彼女居ます?」

「なんでそんな事聞くん?まあ今はいいひんけど。」

「じゃあもしあたしと同じ状態になったらどうしますか?」

「そうやな、勇気を持って言ってみるかな。」

「わかりましたありがとうございました。なんだかすっとしました。」
109 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:11

「そうか?あんまり相談にのってへんような気がするんやけど。」

「いえ参考になりましたよ。」

「ならええけど、あ、ついたで。」

「ありがとうございました、じゃあまた相談にのってくださいね。」

「じゃあな。」

よかった中澤さんつきあってる人居ないんだ。

じゃあまだあたしにもチャンスがあるよね。
110 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:16
珈琲


よし今日は中澤さんが来るんだからしっかりしないとな。

10時だからもう少しでくるかな。

「ピンボーン」

「はーい中澤さんですか。」

「そうやで、来たでだから開けてえな。」

「今開けるんでちょっと待ってください。」

「よっ、石川、なんだか石川の部屋来るの久しぶりやね。」

「そうですね、最近会えませんもんね、あ、そうだコーヒーか紅茶飲みます?」

「コーヒーで良いわ。」

「判りましたコーヒーですね。中澤さんってコーヒーに砂糖いれます?」
111 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:17

「ブラックでええよ。」

「砂糖入れないんですか?中澤さん大人ですね。」

「石川と違っておこちゃまやないからな。」

「からかわないでくださいよ、石川は子供じゃないですよ。」

「うんなことゆうても石川はブラックでは飲めへんやん。」

「そんな私だってブラックぐらい飲めますよ。」
112 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:18

「無理せんでええよ。」

「飲めますよまったくこれぐらいどってことないんですからね。」

そういいながら私はブラックのコーヒーを飲んだ。

「うわーにがー。」

「だから無理するなって言ったやん。」

「だって中澤さんがバカにするんですもん。」

「バカにしてへんよただ石川は子供やって言っただけやん。」

「それがバカにしてるって言うんですよ。」

「そうか?でもウチはそんな石川が好きなんやけどな。」
113 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:18

「やめて下さいよ照れるじゃないですか。」

「本当の事言ってるんやから照れることないやん。
 そうやこれ買ってきたんや、口直しにどおや。」

「このケーキ私が好きなやつだ。」

「そうやで、石川が好きなの買ってきたんやで。」

「ありがとうございます中澤さん。」

中澤さんは私の好きなケーキがなんでわかったんだろう?

まあいいやケーキ食べちゃおうかな。

などと考えているまだまだ子供ない石川だった。

114 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:21
変態

はー今日こそは言わないとな。

そう思いながら裕ちゃんの楽屋に入った。

「何やってるの裕ちゃん!!」

「な、なんのことや?」

「もー裕ちゃんの変態!!なんでみんなにセクハラするの?」

「セクハラなんてしてないやん、そんなただのスキンシップやん。」

「ふーん、裕ちゃんはスキンシップでキスするんだー。」

「そんないっつもしてることやん、ごっちんもつきあう前したことあるやろ?」

「まあ普通のキスだったらごとーもこんな事言わないよ。
 でも1分間も高橋とキスしたんでしょ?。」
115 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:22

「そ、そうやったかな・・・」

「それに田中や亀井にもセクハラしたんだって?
 抱きつかれて困ったって言ってたよ。それに小春ちゃんにも手を出そうとしたんでしょ?
 ほんっとに裕ちゃんは変態なんだらか、もー何考えてるの!?」

「手を出すってそんなただじゃれてただけやん。」

「じゃあ聞くけどごとーの事本当に好きなの?」

「うん、愛してるのはごっちんだけやで。」

「本当に?」

「ほんまやで。」

「じゃあ証拠見せてよ。」
116 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:23

「うんじゃあ後であげようと思ってたんやけどこれあげるわ。」

「カギ?」

「そうやでウチの家の合鍵、ごっちんやからプレゼントするんやで。」

「ありがとう裕ちゃんこれでいつでも裕ちゃんの家に行けるんだね。」

やったカギもらちゃった、これで裕ちゃんが浮気しなければ最高なんだけどな。
117 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:25
お酒


あれ?これココどこだろう?

なんだか良い香りがするな。

それにしても頭痛いな。

「なんややっと起きたんかずっと起きないから心配したんやで。」

「え?な、中澤さん!!なんで居るんですか!?」

「何で居るってここウチの家やもん。」

「じゃあなんで中澤さんの家に居るんですか?」
118 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:26

「なんや覚えてないんか?大変やったんやで。
 紺野が間違って苺の味のお酒をジュースと間違って飲んだんよ、
 それでベロベロに酔って絡んで来たと思ったら気持ち悪いって言って吐いたり。」

「え、そんな迷惑かけちゃったんですか!?すいません。」

「そんな誤らんでええよ、ウチがあんな所に置いたのが悪いんやから。」

「でもなんで私中澤さんの家に来たんでしたっけ?」

「それも覚えてないん?なんか恋の相談があるって言うから来たんやん。」

「そうだ思い出した、相談するために来たんですよね。」

「ま、相談のる前に潰れてしまったんやけどな。
 それより気持ち悪いとか頭痛いとかないか?」

「ちょっと頭痛いです。」
119 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:27

「そっかじゃあとりあえず水飲みや。」

「ありがとうございます。」

「紺野今日は休みなんやろ、ゆっくり休んだほうがええで。」

「判りましたじゃ言われたとおりゆっくりしてます。」

「じゃあウチは仕事行ってくるからな。」

「え!!中澤さんは行っちゃうんですか!?」

「そうやで、どうせ二日酔いなんやからゆっくり寝てばええやん。
 じゃあウチが帰ってくるまで安静にしてるんやで。」

そう言って中澤さんは家を出て行ってしまった。

中澤さん行っちゃったよ、

告白するために来たのになんでこんな事になっちゃったんだろう?

まあいいや今日はちゃんと相談にのってもらおう。
120 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:29
怪我


私は今日も中澤さんの料理を食べに中澤さんの家に来ている。

「今日は何を食べさせてくれるんですか?」

「うーんそうやな、うどんでええか?」

「いいですよ、中澤さんの作るものだったらなんだって。」

「吉澤はなんでいっつもウチの家に食べにくるんや?」

「中澤さんの料理が美味しいからですよ。」
121 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:30

「そんな褒めてもなにもあげへんで・・・痛!!」

「どうしたんですか大丈夫ですか!?中澤さん」

「ちょっと手を切ってしもうたんや、でもこんなんかすり傷だから大丈夫やで。」

「血が出てますよ!!大丈夫なわけないじゃないですか。」

「そんな舐めれば直るって。」

「ダメですよちゃんと消毒しないと。」

「そんなん言っても消毒液なんてないで。」

「しょうがないですね、じゃあ絆創膏だけでも貼りますね。」

「ありがとうな吉澤、じゃあ続き作っちゃうな。」
122 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:30

「もー、無理しないで下さいよ、後は私がつくりますよ。」

「大丈夫なんか?」

「私だって料理ぐらいつくれますよ。」


10分後


「どうです、やれば出来るでしょ?」
123 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:33

「たしかに料理は出来たけど散らかしすぎとちゃう?」

「それはちゃんと後で片付けますよ、それより味はどうですか?」

「うーん、まあまあかな。」

「まあまあってなんですか、美味しくないんですか?」

「味が濃いんやよな、ウチは薄味が好きやからあんまり美味しく感じないんよ。」

「じゃあ明日は薄めに作ってみますね。」

「なんや明日も作ってくれるんか?」

「たまにはそう言うのもいいじゃないですか。」

「そうやな、じゃあたのむな。」

124 名前:綿由紀 投稿日:2006/12/25(月) 23:36
80さん>いかがだったでしょうか?
次回は元旦更新する予定です。
125 名前:綿由紀 投稿日:2007/03/26(月) 02:05
元旦に更新するっと言って全然更新していなかったんで今更新しようと思います。
126 名前:綿由紀 投稿日:2007/03/26(月) 02:15
誤解

まったく裕ちゃんは人の話を聞かないんだから。

カオは裕ちゃん一筋なのにすぐ誤解するんだから。

裕ちゃんってすぐやきもき妬くんだよね。

この前も矢口と喋ってただけなのにやきもち妬くんだもんな、

自分はすぐにキスとかするのに、カオがしようとすると怒るんだよな。

今もそれも怒られてるんだけどね。
127 名前:綿由紀 投稿日:2007/03/26(月) 02:16

「カオリ話きいてるんか!!」

「聞いてるよ。」

「じゃウチはさっきなんて言ったか言ってみや。」

「矢口の事言ってたんでしょ。」

「ちゃうわ、ほんまに話し聞いてへんな、もう1回言うからちゃんと聞くんやで。
 昨日亀井とキスしてたやろなんでしたんやって聞いたんや。」

「はぁ?ちょっと待って亀井となんかキスしてないよ。」
128 名前:綿由紀 投稿日:2007/03/26(月) 02:17
「またすぐごまかして、聞いたんやからな昨日キスしてたって。」

「誰から聞いたの?」

「ごっちんから聞いたんやけど。」

あーごっちんか、ごっちんも裕ちゃんの事好きだからな。

でもウソは良くないよね。
129 名前:綿由紀 投稿日:2007/03/26(月) 02:17

「ちょっと聞いてるん!!」

「え?聞いてるよ、亀井とキスなんてしてないよごっちんの見間違いじゃないの?」

「そうか、じゃあええねんけどな、カオリってもてるからさあ。」

「そんな心配しなくていいよ、カオは裕ちゃん一筋なんだからね。」

「よかった、浮気してないんや、
 ならえんやけどごっちんが真剣な顔して言ったから信じてしまったんようたがってごめんな。」

「いいよ、誤解がとけたから。」

まったくごっちんには困っちゃうよな。

前も裕ちゃんと別れさそうとしてたもんな。

気をつけないとな。
130 名前:綿由紀 投稿日:2007/03/26(月) 02:21
今日は1本だけ上げます。
131 名前:棉結城。 投稿日:2007/07/04(水) 00:57
ちょっと改名しました棉結城。です。
あと長編を書こうと思います。
本当は中澤さんの誕生日に書き始めようと思ったんですが色々あって今日になってしまいました。
132 名前:棉結城。 投稿日:2007/07/04(水) 00:59


見える人と見えない人


一話


やばい仕事に遅刻しちゃうよ。

昨日夜更かししたのがまずかったかな。

だいたいさぁ、日曜日に働くって事自体間違ってるよね。

そんな事を考えながら後藤は走って店に向かった。

そしてしばらく走って店まであと少しと言うところで信号につかまってしまた。
133 名前:棉結城。 投稿日:2007/07/04(水) 01:00

ここの信号長いんだよな、これじゃ遅刻しちゃうよ、

そしたらまた店長に怒られちゃうよどうしようかな。

どうやって言い訳しようと考えていると赤信号にもかかわらず道を渡ろうとする人がいた。

「ちょっと危ないよ!!赤信号だよ!!」
134 名前:棉結城。 投稿日:2007/07/04(水) 01:00

「そうやったんや、ウチ目が見えないからわからなかったんよ、ありがとうな教えてくれて。」

「え!!目が見えないの!?じゃあなんで杖も持たないで歩いてるの?」

「ここらへんはいつも歩いてるから杖なんて必要ないんや。」

「でも今みたいに危ない事はどうすろの?」

「あんたみたいな良い人が居るから大丈夫なんや。」

「でもそう言う人居なかったらどうするの?」

「そんときはそんときやな、まあなんかなるって。」
135 名前:棉結城。 投稿日:2007/07/04(水) 01:01

「なんとかなるのかな?それよりさ名前なんて言うの?」

「ウチは中澤裕子って言うんやよ、なんで名前聞いたん?」

「だって中澤さん面白い人だから友達になりたいなって思って。」

「ウチ面白いか?まあええか、あんたは名前なんて言うん?あとウチのことは裕ちゃんでええで。」

「ごとーは後藤真希よろしくね。」

「じゃあなんて呼べばええかな?」

「ごっちんでいいよー、みんなにもそう呼ばれてるし。
 で、さあ、裕ちゃんはなんの仕事してるの?」

「作家かな一応。」
136 名前:棉結城。 投稿日:2007/07/04(水) 01:02

「へぇーそうなんだ、凄いんだね、ごとーはあそこの喫茶店で働いてるんだ。」

「そうなんや、じゃあこんど行こうかな。」

「今日来たら?コーヒーでも奢るよ。」

「そうか、じゃあ行こうかな。」

「あの、それでちょっとお願いしたいことがあるんだけどー。」

「うん?なんや?」
137 名前:棉結城。 投稿日:2007/07/04(水) 01:02

「あのね、ごとー今遅刻してるんだ、
 だからさあ裕ちゃん助けたから遅れたって事にしてくれないかな?」

「ええよ、本当に助けてもらったしな。」

「ありがとう裕ちゃんじゃあ行こうよ信号も青になったし。」

「そうやな行こうか。」

よかったなんとか言い訳が出来たよ。

これで怒られなくてすむな。

そんな事を思いながら後藤は店に向かった。

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