あやごまとか…(短編)

1 名前: 投稿日:2005/12/12(月) 02:42
あやごまとか書いてみます。
下手な文章だけど…
2 名前:彼女は変わった女 投稿日:2005/12/12(月) 02:46
 彼女の名前、後藤真希。
事務所の1年先輩で、年齢にしても1個上の女の子である。
東京で家族と一緒に住んでいるし、休みの日には自分で料理を作って食べている…
っていう情報とかが世間には流れている。
でも、はっきり行っとくけど、こんな表面的な情報だけじゃ彼女の変わった一面は見つけられません。
別にそんなことはどうでもいいって言うかも知らないが、彼女、
ごっちんのそんなところを何人知ってないっていうことはなんだか悔しいです。


 それに気づいたのは、ごまっとうと言うユニットをやらせてもらった時。

3 名前:彼女は変わった女 投稿日:2005/12/12(月) 03:33
 楽屋には私とごっちんだけ。こんな雰囲気は本当に気まずい。
先に到着していたごっちんは私がいくらドアを大きな音出して開いても、
カバンをうるさいくらいの音出して落ちても、わざわざとなりをガンガンしながら歩いても起きる気が全然ないみたいだ。
それで、やっと起きたなぁってしたら…


 「…あ、ミキティ?」
 「…あのさ、松浦亜弥なんだけど。」
 「あああああ、そうだ。まっつーだったね、まっつー。ごめんー」


 これにはさすがの私でもがっかりするよ、マジで。どうしたら私たち二人を間違ってるのかな。
もちろん仲良しお互いには似てゆくって言うんだけど。
軽く謝ったごっちんは、ぐしゃぐしゃになっている髪をくしけじてかばんから雑誌を出した。
あんまりする話がないからかなと思って…
とりあえず話題を作る為にごっちんのとなりで雑誌を読むつもりだったけど…


 「…ごっちん、これって何の雑誌?」
 「あ、間違えた。これはこないだもう読み終わったのに。」


 と言いながらごっちんがかばんの中に入れた雑誌は。
…いや、はっきり見えてはなかったけど。どうやら裏表紙の色がなんか…肌…の色…みたいだったし、
なんかコンビニでよく見える「Hな雑誌」の感じが!
しかも「これはこないだもう読み終わったのに。」って言ったのこの耳で間違いなく聞いたよ!
カワイイ女子アイドルがそんな雑誌買って一人で読んでどうするつもりなのよ、ごっちん!?
って私が心の中で絶叫しているうち、ごっちんはかばんの中から他の雑誌を出した。
その表紙にはなんだか美味しそうに見える果物の写真が。
4 名前:彼女は変わった女 投稿日:2005/12/12(月) 03:34
 「ごっちん、これは?」
 「うん?「フルーツトゥデー」っていう料理専門雑誌だよ。」
 「専門雑誌…あぁ、ごっちんは料理するの好きだから自分で作ってみる為に?」
 「ううん。見てるだけで満足だよ。」


 私の言った事をキッパリ不定してごっちんは、料理の雑誌…「フルーツトゥデー」を開いて真剣に読み始めた。
最初のページから美味しそうなカルビの写真が…
もうごっちんの目はライブの時とは違い感じにキラキラと輝いて来た。
本当に「見てるだけで満足」みたいな感じ。口元にはうすくほほ笑みまでも現れて来たよ!
で、惜しいそうにページをめくるごっちん。(って、なんで私ったらこんなにごっちんのことを観察しているんだろう…)
…や、あのね。17才の女の子(しかもアイドル)がランジェリーのページをそんなに長い時間じっと見ないでほしいんだけど。


 その後美貴たんがとにかく遅刻だけは避けて到着して、私はごっちんの観察がその以上出来なかった。
美貴たんはごっちんをあやしい目で見つめてる私を変な顔で見ながら普通に話をかけて来るけど…
私はそん時までも「フルーツトゥデー」を真剣な目をして読んでいるごっちんが気になって仕方がない状態だった。
さらに、私と美貴たんが前の日お揃いで買ったピアスとかネイルの話で盛り上がる時にも、
トイレに行って戻ったごっちんはなんとなく中澤さんの曲(ポロリ〜)を鼻歌で歌いながらミニモニの振り付けをマネして変なステップで楽屋の中を歩いたり…した。
誤解しないように言っておくけど、ごまっとうで私と美貴たんはごっちんから離れようとしたことは全然なかった。
ただわかったのは、やっぱり彼女の世界は凄く独特だっていうこと。
5 名前:古賀 投稿日:2005/12/15(木) 12:16
やべぇ面白い…

更新楽しみにしてます。
6 名前:rina 投稿日:2005/12/15(木) 21:47
あ、あやごまっ…!!!←めっさ反応した人
面白そうな内容で、すでにこの時点で顔が緩んでるのですが(爆

更新楽しみにしてますっ。
7 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/15(木) 23:58
あやごま!?!?
待ってました!
楽しみにしてます、頑張って!
8 名前:彼女は変わった女 投稿日:2005/12/17(土) 01:26
 …で、ソロとしてそれぞれやっているうちら二人が再び一緒に仕事する機会が来るとは思ってもなかったのに…



 …まさか、のユニット。後浦なつみ。
「後浦なつみ」っていうユニット名を聞いてただけの私は、
「なつみ」のことが安部さんのことっていうのはすぐ分かったけど
「後」が誰なのかは全メンバーが集まった後になってやっとわかった。


 「イエイーおはようございまっす、「後」です!」


 思わず、黙ってしまう私。
一体なにを考えているのか。
松浦亜弥コンサートツアーのティーシャツを着て到着したごっちんは、
私の姿を発見し嬉しそうに手を振ってくれた。
…っていうか、来ましたか、あなた。私のコンサートに。

 でもあんなに余裕だったごっちんは、
マネージャさんが来て今回のシングルの衣装とカツラを紹介してくれた瞬間
そのペースを完全に壊れちゃった。


 「赤は安部、黄色は後藤、緑は松浦のだよ。
カツラのサイズはほとんど一緒だし同じ形だから、適当に三人で分けてかぶってよ。」
 「…はい…」


 年上の余裕なのか、とりあえず冷静に答える安部さん。
そしてボーっと衣装とカツラを見つめているだけの私。
ごっちんの状態はどうかなぁってチラッと横を見たら、彼女はもう泣き出し直前の顔をしていてた。

 とりあえず着てみようか、と思って緑の衣装に手を伸びた瞬間、
後ろからゆっくり出て行く乾いた腕。その腕は細かくふらふら震えながら黄色の衣装に向えていた。
パッと見たら、さすがに涙目のごっちんがいた。
手は黄色の衣装をしっかり握りしめて、彼女の視線はカツラから離さない。
9 名前:彼女は変わった女 投稿日:2005/12/17(土) 01:29
 「ごっちん。やっぱり…嫌だよね?」
 「…好き嫌いの問題じゃないんだよ。」
 「う、うん?」
 「まっつー…あれは…アイドルの墓なんだ!」
 「………は、ハカ!?」
 「そう。うちらはきっとあのV字のカツラに埋めて死んでしまうんだよ!!」


 …
 …
 ……


 松浦亜弥、信條。
 『ボケは見て見ぬふりをしましょう。』







 レッスンやレコーディングは順調に進んで、うちらは(裏の事情はどうでも)思いっきりの笑顔で仕事をした。
今だから言えるんだけど、すぐ横でニコニコ笑いながら平気そうにV字のカツラをかぶって
コメントを言っていてたごっちんがあんなに怖かったのははじめてのことだった。
さらに、カメラが回っている途中に「ライバルはマツケンサンバです〜」って。
私そんなライバル作るつもりもありませんよ!

 それでごっちんの異常状態はそれだけで終わってくれなく、
PVの撮影するうちにもその間ほとんど、泣きながら壊れてしまいそうな顔をしていた。
カメラの前では笑顔(これもある意味怖い)、撮影が終わった後には死者の顔。
見てるこっちが死ぬぐらい怖い、ゾンビのような状態だった。









 「つんくさん!!!!」
 「…あぁ、松浦?」
 「アイドル人生18年をかけてお願いします!
ぜひあのV字カツラのコンセプトはなかったことにして下さい!!!!」
 「………いやぁ、そんな事言われても〜もう決まったことだからな。」


 むかついて来るぐらい余裕のつんくさん。
そのまんまスタジオにある全ての機械などを投げちゃいたい衝動を耐えて、
私はせいっぱいの訴えをした。
このまんまじゃ後浦なつみは爆弾(後藤真希)が付いたユニットになってしまう!と思って。
その後もいろんな形で私を説得しようとしたつんくさんだったが、
「じゃあシャ乱Qもあのカツラかぶってコンサート出来ますよね!?」っていう突っ込みで
やっとV字カツラを諦めてタイトル曲を変えてくれた。
そしてそれで、その結果でごっちんももう普段のペースに戻って来てくれた。
マジで…めでたしめでたし。
10 名前:彼女は変わった女 投稿日:2005/12/17(土) 02:24
 …あぁ、で、なんで私はごっちんとの思い出(?)を思い出したのか。
それは今から17分12秒前、後浦なつみのコンサートの楽屋で起こった事件でございます。








 「ごっちん!!!何食べてんのよっ!?」
 「何って…日本人の基本、みんなの建機にも良い…納豆。」
 「食べるなっ!」


 誰が納豆を日本人の基本なんかに決めたのよ!松浦、納豆なんかは食べません!
さらに、納豆をただ食べるだけでも満足してないのか、
どこから持って来たか分からない生卵の卵黄まで上げて、
砂糖をかけてべたべたにして食べているごっちん。
見てるだけで意識が飛び出しそう…
私が思いっきり嫌な表情で見つめてたら、不思議そうに私を見るごっちん。
いや、あなたの方が不思議なんだからね。
で、その納豆を一口に…ううぅ。見るだけでよって来たよ。
どうなったら納豆をあんなに美味しそうに食べるのかな。


 「まっつーも食べる?」
 「食べるか!!なんで楽屋でな、な、納豆なんかを食べてんだよ、ごっちん!?」
 「なんでって…でも「なっちぃ」は食べれないからさ。「なっとぉ」を食べるんだよ。」
 「……ダジャレ!?」


 …あぁ、我慢しなきゃ。
いい思い出になるかなぁと思って持って来たカメラ(一月前買ったの)を
ごっちんの頭を目指して投げちゃうところでした。
命の危機を感じてなかったのか、今でものんびり納豆をゆっくり食べているごっちん。
楽屋に広がる納豆の匂。
みんな一緒に使う楽屋なんだからちょっとぐらいのマナーは守ってよ…後藤真希さん…(マナー部の血が燃えるんだからっ!)
11 名前:彼女は変わった女 投稿日:2005/12/17(土) 02:25





 「あのね、ごっちん…外で食べたら?」
 「でもさ、外は寒いもん。で、なっちがさっき楽屋から出て
「絶対に納豆持って楽屋から一歩も出てないでよ、ごっちん!」って言ってたの。」
 「……はあぁ。」
 「そんなに納豆嫌いなの?」
 「うん。」
 「ご「まっとう」は好きなのに。ご「なっとう」はどう?」
 「くだらないダジャレやめてくれませんかぁ?」
 「ふーん。でもさ…」


 そう言いながらごっちんはやっと立ち上がった。出て行く気なんだ!
と思いきや…なんで私に近づいて来るわけ!?納豆まで持って!!


 「ご、ご、ごっちん、ごっちんー」
 「一回食べて見たら以外とはまっちゃうかもしんないよ。」
 「んなわけないっ!絶対ないって!」
 「頑固だなー」


 片手にスプーンを持って、「カワイイなぁ。」ってニヤニヤ笑うごっちん。
誰か(K野、T中など)が見るとすごく嬉そうな絵かも知らないが…私が嬉しくなるかっ!!
生で地獄に投げられた感じです。
スプーンだけ持って私に近づいて来るごっちんは、まさに箱から出てきちゃった猛獣のよう。
うわぁ…ついにピンチだよ!もうこれ以上逃げられないっ!!


 「ごっちん、やめてよー」
 「だから大丈夫だって。匂はくさいけど味はいいんだよ。」
 「うそだ!」
 「なんか、こんな言葉もあるじゃん。「ナットウとゴトウは食べて見ればその味をわかる。」って。」
 「そんな言葉ないっ!!」
 「あるあるー」
 「そんなのってどうせごっちん語でしょう!?」
 「正解♪ご褒美ではナットウとゴトウをあげますー」
 「え?…うぅーっ…」


 かなり必死で突っ込んでみましたが…
…やっぱり、力で後藤真希に勝つのは出来ませんでした。


 耳元には今でも勝利感で喜ぶごっちんの「にゃはははっー☆★」っていう笑い声が響き続いてます…
12 名前:彼女は変わった女 投稿日:2005/12/17(土) 02:27















 その話を聞き終った美貴たんがめっちゃ真剣な顔で口を開ける。


 「そ、それで!一体ごっちんに何をされたって言うのよ、亜弥ちゃん!?」
 「…そんなこと言えないよ!」
 「……」
 「はあぁ…ホントそうかも。」
 「…何が?」
 「納豆と後藤は食べて見ればその味をわかるって。」
 「……亜弥ちゃん?」










 いきなりなんですが、藤本美貴、公知します。
2005年4月18日、松浦亜弥ちゃんがごっちんワールドに入っちゃいました。
どうすればいいんでしょう…


 …もうダメかも。








 終わり。
13 名前: 投稿日:2005/12/17(土) 02:33
一応、一個終わりました。
多分次もあやごまですね…
最近のあやごまめっちゃ好き!ごっちんもう一回ANN出てくれないかなー
14 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/17(土) 22:58
おもしろいです!!
次も期待させてもらいます。
15 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/18(日) 01:58
自演は恥ずかしいね
16 名前:ななしさん 投稿日:2005/12/18(日) 13:13
何されたんだぁ!?   次、ぁゃごま期待してます!!
17 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/18(日) 17:32
>>14>>16
あやごまは好きだからまぁ頑張って
18 名前:日記 投稿日:2005/12/29(木) 09:37
濡れている足跡を一歩一歩追いかけて歩きながら、思う。
こんなにアタシを冷たくするのは雨なのかな、じゃないと君が流した涙なのかな。
残念ながらもう固くなったアタシの舌には甘さも辛さも分からない。
五感は麻痺になって君を向う感覚だけが思いっきり開けていて、
惨めなほど悽絶に君だけを追いかけている。


19 名前:日記 投稿日:2005/12/29(木) 09:38
2003年4月25日

今日、いよいよ一週に一回のデートの日〜
到着すると、予想とおりごっちんは私を待っていてくれた。
今日一日くらいは先に着いていたかったのに。
それに行く間に食べようとアップルパイまで。マナーだけは最高なんだ。
私は自分が男を選ぶことだけ上手いだと思ったけど、女を選ぶのも得意だったかも知んない。
帰り道では雨が降ってごっちんが途中買った傘を二人で被って歩いてた。
傘がちっちゃくて左肩は完全に濡れたけど、それでも幸せだった。
ごっちんの右肩の半分は仕方もないくらい濡れてたもん。なーんか愛を感じる〜


20 名前: 投稿日:2005/12/29(木) 09:41
長くはないけどまた書きます。
書きながら感じるけど、日本語おかしいな。すみません。
練習だと思って書いてみるので…
今回のものもあやごまです。
21 名前:名無飼育さん 投稿日:2005/12/30(金) 18:32
期待してます!頑張って!
22 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/29(日) 23:25
待っております
23 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/02/15(水) 01:48
亜弥美貴かいてほしいなぁ
24 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/12(日) 21:01
待ってます!!
25 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/03/30(木) 10:34
ずっと待ってます!
26 名前:亜希 投稿日:2006/07/07(金) 17:24
あやごま待ってるよ!
27 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/07/07(金) 18:09
ochi

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