LAST ESUKEPU

1 名前:クロ 投稿日:2006/01/27(金) 14:47
クロと申します。初です。
文系ではないので素人です。暇でしたら読んでくだされば幸いです。
バイオ系の小説が1.2本あったのですが、3のやつはなかったはずなので
バイオ3に挑戦したいと思います。
ただもう少しで試験なので、更新はすっごく遅いかもしれません。
2 名前:クロ 投稿日:2006/01/27(金) 15:28
「札幌洋館事件」から2年後


止まりかけていた運命の歯車が


再び動き出す。

3 名前:クロ 投稿日:2006/01/27(金) 17:08
北海道札幌市○○埠頭
「うっわー。」
今にも崩れそうなの倉庫に一つの影があった。
「こんなところにほんまにおるんかな?」
彼女の名は加護亜衣。
「ま、しゃーないか。」
加護はゆっくりと歩るき始めた。
4 名前:クロ 投稿日:2006/01/27(金) 17:26
さびかかっているドアを開け中に入ってみる。
中を見渡して加護は少し驚いてしまった。
「へー、案外中ちゃんとしてるんやな。」
見渡すと10畳以上はある倉庫の中には、テーブル、ソファー、テレビ、パソコン、
さらに大きくはないがキッチンもついていた。
「おらへんな・・・」
加護の探す人物はそこにはいないようだ。
すると突然加護は立ち止まると大きく息を吸い込んだ。



「矢口さーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!




・・・数秒後、加護の頭上で大きな音がした。
「あちゃ〜、寝てたんかな?」
加護はすぐ状況を悟ったようだ。
5 名前:クロ 投稿日:2006/01/27(金) 17:36
上を見上げてみると何やら個室のようなところがあった。
どうやら加護の探す人物はここにいたようだ。

個室のドアが開くと中から背丈の小さな女性が出で来た。
「はーい・・・。」
少々まだ寝ているようだ。
「おはようございます、矢口さん。」

「ん・・・」


「お、あいぼんか−、どしたの今日?」

「いや、矢口さんまだ起きてないじゃないですか、
 ウチここで待ってるんでとりあえずシャワーやって目覚ましてくださいよ。」


「はーい、わかりました〜。」
6 名前:クロ 投稿日:2006/01/27(金) 17:39
とりあえずこんな感じです。
何度も言いますが、小説を知っている人には文章がつまらないかもしれません。
がんばって更新していきたいと思っています。

ちなみに物語りはこれから始まっていきます。

7 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/27(金) 20:30
LAST ESCAPE ね
8 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/28(土) 20:25
素でタイトル間違えてるんか?ちょっと笑ってしまった
9 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/29(日) 06:28
亜衣じゃなく亜依ね
期待!がんばってね♪
10 名前:クロ 投稿日:2006/01/30(月) 12:04
スミマセン、素で間違っていました。(しかも二つも・・・)
ちゃんとチェックしてから投稿することを肝に銘じます。


では続き行きます。
11 名前:クロ 投稿日:2006/01/30(月) 12:14
「で、おいらになんか用?」
「矢口さん回りくどいの嫌ですよね。」
「まあね、用件をチャチャっと話してくれた方が速いし。」
「わかりました。」





「ゼティマが動き出したんですよ。」
12 名前:クロ 投稿日:2006/01/30(月) 12:49
その名を聞いた瞬間、矢口の顔つきが瞬時に変わった。
「・・・ゼティマが。」

薬品会社ゼティマ
2年前の「札幌洋館事件」
当時警視庁特殊機動隊のメンバーだった矢口はゼティマの開発した「Zウィルス」
によって機動隊の多くの仲間を失っていた。

「・・あいぼん、何でゼティマだって分かったの。」
「2週間前に大阪の○○街で男の変死体が見つかったんです。」
「その時は愉快犯による殺人だって思われたんです、
 ただ検死結果で見た事の無いウィルスが発見されたんです。」
矢口はその説明ですべてを悟ったようだ。
「それがZウィルス・・・。」
「そうです。 ただ完全に完成されていなかったようです、
 試作品段階で投与されたんで、男の方が耐え切れなくて死亡、
 だから、ゾンビにもならなかった・・、これが見解です。」




13 名前:クロ 投稿日:2006/01/30(月) 13:23
「裕ちゃんも同じ考えなの?」
「中澤さんも今のままじゃそう考えるしかないって言ってます。」
「そっか・・・・。」
「詳しくは中澤さんから直接聞いた方がいいと思います、
 明日、大阪に調査に行っていた愛ちゃんも帰ってくるのでそこで全てお話します。」











14 名前:クロ 投稿日:2006/01/30(月) 13:29
時間にして数分の沈黙だっただろうか、
「分かった、今日の最終便でそっちに行くよ。」


「ありがとうございます。いい返事聞けてホッとしました。」
加護は軽く会釈すると立ち上がり、
「お願しますね。矢口さんしか頼れる人いないらしいですよ。」
「ふふっ、わかったよ。」

軽く笑みを残すと加護は倉庫の外へと出で行った。
15 名前:クロ 投稿日:2006/01/30(月) 13:52
「ゼティマか・・・・。」
テーブルに立ててあった写真立てを持つと矢口はポツリとつぶやいた。



「やっぱ来るときが来ちゃったね、なっち。」

16 名前:クロ 投稿日:2006/01/30(月) 17:20
いちいち一言入れてスミマセン。
これから裕ちゃん登場、その後パートナーも登場しそこから
より3っぽくしていきます。
17 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/01/31(火) 13:19
更新乙です。
一つ確認なんですけど、白倉庫の作品の設定をとうしゅうしてるんでしょうか?
18 名前:クロ 投稿日:2006/01/31(火) 15:14
白版の作品を読んで書く意欲が湧いてきたので
大まかな設定をお借りしました。
細かい内容は変えていきたいと思います。
白版の作品で死んでしまったメンバーも復活させようと考えてます。
19 名前:クロ 投稿日:2006/01/31(火) 15:45
翌日、昨日の最終便で飛んだ矢口は警視庁にいた。
「あの〜特殊機動隊の中澤中尉にお会いしたいのですが。」
「はい、失礼ですがお名前をお願します。」
「あ、えっと矢口真里です。」
「承りました、少々お待ちください。」

時間にして1分ぐらいだっただろうか。
「お待たせしました4階大会議室へどうぞ。」
「あ、どうも。」
20 名前:クロ 投稿日:2006/01/31(火) 17:45
言われたとおり4階へへとやって来た矢口。
「さてと、大会議室って言ってたっけ。」
大会議室を探して少し歩いていた。  その時、
「あ、矢口さん!」
声のした方を向いてみると、髪を団子頭にした子が立っていた。
「お〜辻ちゃん! ひっさしぶり〜!」


彼女は辻 希美。
2年前のあの事件の後に特殊機動隊に新しく加入したメンバーだ。

「またたいへんな事になったんれすか?昨日から中澤さんも忙しそうれすし。」
この舌足らずの口調が何とも愛らしいのだ。
「うん、ちょっとね。 今回はちょっとばかり危なくなるかもしんないね。」
「え〜、だいじょうぶれすか矢口さん。危ないことなんれすよね。」
「ありがと辻ちゃん、心配してくれて。  でもね、


  
  これはおいらがやらなきゃいけないんだ。」


21 名前:クロ 投稿日:2006/01/31(火) 17:52
辻と分かれてからまた少し歩くと、
「お、ここだ。」
”大会議室”と書いてある。
ゆっくりとドアを開け、中に入ると見慣れた顔が待っていた。


「よ、矢口。久しぶりやな。」
22 名前:クロ 投稿日:2006/01/31(火) 19:05
「裕ちゃーん、久っしぶりだね。」
「よう来てくれたな。」
矢口と中澤は挨拶代わりにガッチリと握手を交わした。
「丸2年ぶりになるんやな、どこにいるか探すの苦労したで。」
中澤裕子
2年前の事件の際、事実上特殊機動隊の指揮をとっていた人物だ。
多くの仲間を失ったあの事件以降も彼女は特殊機動隊に残っている。
「ま、とりあえず座ってくれ、
 加護から話しは聞いているやろ?」
「だいたいね、大阪にゼティマがいるって確証はつかめたの?」
「高橋がもうそろそろ帰ってくる、あの子のことだから何かつかんできてくれるはずや。」
「そっか。」
「加護の話の中にあったとおもうんやけどあらためて話しとくな。」

23 名前:クロ 投稿日:2006/01/31(火) 19:06
ちょっとずつですみません。
試験終わったら更新のペースもう少しスピードアップしたいと思います
24 名前:クロ 投稿日:2006/02/01(水) 10:38
「大阪で男の変死体が発見された、検死の結果体内から原因不明のウィルスが発見。」
 あとで調べてみたんやけどウィルスの形態が一致したんや、
 Zウィルスと見て間違いないやろ。」
「一致したんだ・・・でもまだ完成してないんでしょ。」
「おそらくな、完成してたらあん時みたいにバケモンになるはずやろ。」
「だよね。」

25 名前:クロ 投稿日:2006/02/01(水) 10:42



「何で今なんだろう・・・2年間表にでてこなかったゼティマが急になんで・・・。」


26 名前:クロ 投稿日:2006/02/01(水) 11:02
きっととてもわかりにくいと思いますので、現在考えている設定を発表します。
登場人物です。

矢口真里

2年前の札幌洋館事件の生存者。
当時所属していた警視庁特殊機動隊を辞職。現在はフリー。
2年前の事件で親友を亡くしている。
戦闘技術は高い能力を持ち(火器系統から接近戦まで)
特殊な能力として、針金を使ってほとんどのドアを開けることの出来る
”キーピック”の力を持っている。


主人公です。
3の主役ということで、モデルはあの人です。
今回は銃だけじゃなくて他の装備も出したいと思っております。




中澤裕子
警視庁特殊機動隊中尉

もとは凄腕の隊員だったが、現場で右腕を失う(現在は精巧に出来た義手)
その後特殊機動隊の全権を与えられ、サポート役として隊員をささえることに徹している。
矢口の力を良く知る者。厄介な事件は矢口に協力をし、数々の事件を解決してきた。


”義手”っていうことを急に付け加えてスイマセン。
中核を担う人物です。
戦闘に出せない分その他のことでいろいろ出したいと考えてます。


今回はここまでです。
27 名前:クロ 投稿日:2006/02/01(水) 11:10
トントン。
ドアをノックする音だ。
「入って。」
中澤が手招きする。
「失礼します。」
入ってきたのは黒いスーツ身を包んだまだ18〜9前後の少女だ。
「おう高橋。」
「愛ちゃんおつかれ〜。」
彼女は高橋 愛、2年前の事件の生存者だ。
「今戻りました、中澤さん。 矢口さんもお久しぶりです。」
「さっそくで悪いんやけど、何かつかめたか?。」
「それが・・・。」
28 名前:クロ 投稿日:2006/02/01(水) 11:27
「ゼティマの足取りがどこにも無いんです、いろいろ探したんですけど。」
「どこを寝城にしているかも分からんかったか。」
「はい・・・。」
現在の特殊機動隊の中で高橋は優秀な隊員だ、
その高橋でさえゼティマの足取りをつかむ事が出来なかったのだ。
「クソッタレ・・・あかんなぁ。」
「ただこの人たちによく似た人物を見たんです。」
そう言うと高橋はテーブルの上に一枚の写真を置いた。
「!! こいつらは・・・。」 驚く中澤を横目に矢口は冷静に高橋に聞き返した。
「愛ちゃん、本当にこいつらだった?。」
「はい、その後つけたんですけど、車でまかれてしまったんです。」
「矢口、こいつらは・・・。」
「うん。」




「紗耶香・・・石川・・・。」


29 名前:クロ 投稿日:2006/02/01(水) 11:33
登場人物発表その2です。

高橋愛

2年前の事件の生存者の一人。
当時は新任の隊員だったが2年の間に大きく成長。
潜入操作の上手さから捜査一課にかり出されることもしばしば。高い検挙率を誇っている。
特殊機動隊ではエース的な立場。中澤も大きな信頼を置いている。

30 名前:クロ 投稿日:2006/02/02(木) 11:03
中澤が沈黙を引き裂いた。
「どうやろ矢口、大阪に行ってくれへんか。」
31 名前:クロ 投稿日:2006/02/02(木) 11:09
「正直警視庁の人間では歯が立たないねん、
 うちのやつは実戦に出せるほど経験がないし、矢口しか頼めるのおらへんねん」
「な、頼むやぐ・・・んっ」
しゃべりかけの中澤の口を矢口が手でふさいだ。
「それ以上言わなくていいよん♪ やつ気持ちなけりゃおいらここにいないよ」。
「矢口・・・」
32 名前:クロ 投稿日:2006/02/02(木) 11:13
すいません、「やつ」じゃなくて「やる」です。
33 名前:クロ 投稿日:2006/02/02(木) 11:28
「頼むな」。
「まかせろって」。
ふたりはパンと軽くタッチをした。中澤もこの時ほど矢口の小さな体が
たくましく見えたことはないのであろうか。
すると、
「かっこいーーーーーーー!!!」
側にいた高橋が急に叫んだのだ。
「なな何!愛ちゃんどうしたの?」。
「かっこいいんですよ!!お二人の何ていうかその信頼関係が!
 さすが矢口さんと中澤さん!すごいです」
ちょっと興奮しているのか文になってない部分もある。
「は・・・ははは、あ、ありがと」。
突然叫んだのでさすがの矢口もびっくりしたようだ。
34 名前:クロ 投稿日:2006/02/02(木) 11:39
「あ、そうや」。
何かを思い出したのか
「高橋!」
「あ、はい。」
高橋を呼んだ中澤は、
「・・・・」。
「・・・わかりました」。
耳打ちされた高橋は部屋から出ていった。
疑問に思った矢口が聞いてみると。
「連れっていって欲しいやつがいるんや」。
「?」
疑問に思いつつも少し待っていると。
コンコン ふたたびドアのノック音が聞こえた。
「入ってや。」
「失礼します」。
その声が矢口とってこれまた懐かしの声だった。
「この声・・・・、裕ちゃんもしかして連れていって欲しいやつって」
35 名前:クロ 投稿日:2006/02/03(金) 09:26
まことに勝手ながらこのスレは放棄します。
書いてく自信が無くなりました。
勝手でスミマセン。
36 名前:名無し飼育さん 投稿日:2006/02/04(土) 01:01
 
37 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/02/04(土) 04:05
>>35
このスレで一番笑った
38 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/02/04(土) 13:02
え?なに?放棄なの???
39 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/02/06(月) 22:36
前スレみたく誰か続き書いてくれないかなあ

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