後藤の放課後大作戦

1 名前:名無し猫 投稿日:2006/04/21(金) 19:50
後藤さん×加護さんで書かせていただきます。
エロエロになると思いますので、
sageでこっそり進めたいと思います。
それでは始めますっ!
2 名前:名無し猫 投稿日:2006/04/21(金) 19:54
ochi
3 名前: 投稿日:2006/04/21(金) 19:57
「ねえ、あいぼん、明日ってさ、ヒマ?」

ダンスレッスンの終わったスタジオ。
他のメンバーが「お疲れ〜」などと
談笑しながら部屋を出て行くのを見計らって、
後藤は加護に声をかけた。

加護は、突然後ろから声をかけられたので、
一瞬、「びくっ」とした。

「へ?! 明日? 明日は学校だよ」
「じゃ、ガッコ終わった後」
「終わった後?」
「うんっ」
「空いてる・・・けど、なんで?」

加護は、目をぱちくりさせた。
スタジオには、二人きり・・・。
4 名前: 投稿日:2006/04/21(金) 19:59
「カラオケ行こ、カラオケ」
「カラオケ? ん・・・いいけど、え? 二人で???」
「うん、二人で」

後藤は、加護にぐいっと顔を近付けた。

「え・・・、でも、よっすぃ〜とかは?」
「ああ、よっすぃ〜とかいると、疲れるからさぁ、
 後藤、たまには、あいぼんと二人で行きたいんだけど。ダメ?」

加護は、後藤の突然の誘いに、少し困惑した。
後藤とプライベートで遊ぶことは、
これまでに何度となくあったが、
「二人で」というのは初めてだったからだ。
5 名前: 投稿日:2006/04/21(金) 20:01
後藤はなぜ、突然二人でカラオケに行こうなどと言い出したのか・・・、
加護は訝しんだが、単純に先輩に誘われたことが嬉しかったので、
快くOKすることにした。

「・・・じゃあ、3時に学校終わるから、その後でいい?」
「マジぃ〜!? やったぁ! じゃ、後藤、学校の前まで迎えに行くから!」
「ごっちん、それは目立つよぉ・・・」
「だいじょぶ、だいじょぶ、ちゃんと変装して行くからさぁ」

そう言って後藤は、「にいっ」と歯を見せて笑った。

「は、ははは・・・」

加護も(よくわからないが)つられて笑うのだった。
6 名前: 投稿日:2006/04/21(金) 20:06
その夜、後藤の部屋では・・・
7 名前: 投稿日:2006/04/21(金) 20:08
後藤が一人、興奮を抑えきれずに、悶えまくっていた。

クマさんのぬいぐるみをぎゅうっと抱きしめると、
うつぶせでベッドにダイブする。

「誘っちゃった、誘っちゃった、誘っちゃったぁ!!!」

うつぶせのまま足をバタバタさせる。

「かわいい! あいぼん、超かわいい!」

仰向けになり、クマさんを、たかいたかいする。
そして、クマさんにキス、
もう一回ぎゅうっと抱きしめる。

明日は、あいぼんと・・・
むふふ・・・
ニヤニヤと、笑みがこぼれる。

「おっと、こうしちゃいられない」
8 名前: 投稿日:2006/04/21(金) 20:10
後藤は、無造作にクマさんを脇に置くと、
ベッドから降り、部屋の真ん中にあるテーブルの方に、
ズリズリと移動した。

「ふんふんふ〜ん♪」

爪切りを取り出すと、丁寧に爪の手入れを始めるのだった。

「ちゃんとお手入れしておかないとね。ふふふ」

怪しげな笑みを浮かべる後藤。
後藤の爪の手入れは深夜まで続くのだった・・・。
9 名前:名無し猫 投稿日:2006/04/21(金) 20:17
こんな感じで進めます。
少しずつですが、頑張って更新しようと思います。
よろしくお願いします。
10 名前:名無し娘。 投稿日:2006/04/22(土) 01:43
この二人好きなんで楽しみにしてます。
11 名前: 投稿日:2006/04/24(月) 21:09
次の日・・・
12 名前: 投稿日:2006/04/24(月) 21:10
(やばっ、遅れちゃった・・・。ごっちんが待ってるよぉ)

ホームルームが長引き、3時をとっくに過ぎてしまったため、
加護は、急ぎ足で階段を降り、昇降口に向かった。

急いで靴をはきかえると、マフラーを首に巻き直す。
4月とはいえ、外はまだまだ寒かった。

駆け足で、校門を出ると、キョロキョロとあたりを見回した。

(あれ、ごっちんどこかなぁ・・・)

「あーいぼん♪」
13 名前: 投稿日:2006/04/24(月) 21:12
加護が振り向くと、どこから現れたのか、
真後ろに後藤が立っていた。

「わっ、びっくりしたぁ!」

帽子もかぶらず、メガネもかけず、
茶色のジャケットにチェックのスカート姿で現れた後藤は、
どこからどう見ても、「後藤真希」だった。

「ごっちん・・・! ってか、全然変装してないし!」
「へへへ。いいのいいの。さ、行こ!」

後藤は、そう言うと、強引に加護の手をひいて歩き出した。

「あっ、ごっちん、ちょっと待ってよぉ!」
14 名前: 投稿日:2006/04/24(月) 21:14
後藤は、加護の手をひいて、ずんずんと足早に歩いていく。
小柄な加護は、走らないと、後藤に追いつかない。

「ごっちん、待ってよぉ!」
15 名前: 投稿日:2006/04/24(月) 21:16
加護は、後藤がどんどん先へ行こうとするので、
だんだん不安になってきた。
それに、二人が向かっているのは、
カラオケ店があるような表通りではなく、
人気のない裏通りのようだった。

あたりの様子がおかしいので、
加護の不安はいよいよ、頂点に達する。

「ねぇ、ごっちん、カラオケってこっちでいいの?」
「うん、いいのいいの」
「この辺って・・・カラオケあるの?」
「あるよ、ほら、着いた」
「え!? ここ!? ここって・・・」
16 名前:名無し猫 投稿日:2006/04/24(月) 21:22
>>10 名無し娘。さん

ありがとうございます!
レスもらうの初めてなんで感激しました。
ご期待に添えるよう、頑張りますっ!
17 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/04/25(火) 18:22
( ´ Д `)<イイヨイイヨー
18 名前: 投稿日:2006/04/25(火) 19:31
「ちょっと・・・、ごっちん!」
「んあ?」
「ここ、カラオケじゃないじゃん! その・・・ラブ・・・ホテルでしょ? ここって」
「そだよ」
「そだよって・・・、なんでカラオケするのにラブホテル来るの!?」

加護は、完全にパニくっていた。

「遅れてるなぁ、あいぼん」
「へ!?」
19 名前: 投稿日:2006/04/25(火) 19:33
「最近はね、カラオケといえばラブホなんだよ」
「な、なんで?」
「ラブホの方がくつろぎながら歌えるじゃん。ベッドもあるしさ」
「え・・・と、でも」
「よっすぃ〜とも、二人でよく歌いに来るんだよ、このラブホ。もう常識」
「ほんと?」

全部、嘘。

「さ、行こ」
「う、うん・・・」

加護は、躊躇していたが、吉澤の名前が出たので、
後藤の言うことを信用し、ついていくことを決めた。
20 名前: 投稿日:2006/04/25(火) 19:34
◇◇◇◇◇
21 名前: 投稿日:2006/04/25(火) 19:36
「っぶはぁ〜!!!」

後藤は、大きなベッドに仰向けに、大の字で倒れた。
ばふっ、とベッドがバウンドする。

加護は、キョロキョロと部屋中を物珍しそうに見回している。
もちろん、こんなところへ来るのは初めての経験だった。
鞄を床に置くと、ベッドの隅にちょこんと座った。

「あいぼん、こっち来なよ」

後藤がポンポン、とベッドを叩く。

「え? う、うん・・・」

加護は、ベッドの上の方に少しお尻をずらした。

「そーじゃなくてぇ、横になりな。隣おいで」
「えっ?」
22 名前: 投稿日:2006/04/25(火) 19:38
「おいで」と言われて、加護はドキッとした。

「ちょっと待って。上着だけ脱いでくる・・・」

急に胸が高鳴る。
顔が赤くなっているのを後藤に見られないように、
そそくさと加護は入り口のクローゼットの方へ向かった。

上着をハンガーにかけながら、加護は思った。
後藤は、本当にカラオケが目的でラブホテルへ来たのだろうか・・・。
鼓動が早くなっていく。

まさか・・・まさか・・・
23 名前:名無し猫 投稿日:2006/04/25(火) 19:41
>>17  さん

レスありがとうございます。
どうぞ、最後まで読んでくださいね。
24 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/04/25(火) 23:36
かごま、かなり好きです
楽しみにしてます
25 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/04/26(水) 11:43
ほんわかイイ感じですね つづきも楽しみにしています
26 名前: 投稿日:2006/04/26(水) 18:25
「あいぼ〜ん、何してんのぉ? 早く来てよぉ、後藤寂しい〜」
「う、うん、今行く・・・」

加護がベッドのそばに戻ると、後藤は、ふにゃっと笑って、
右腕を枕の上に差し出した。
腕枕、ということらしい。
27 名前: 投稿日:2006/04/26(水) 18:26
加護は、ごくり、とツバを飲み込むと、
体をこわばらせながら、おずおずと、後藤の隣に横になった。
後藤の右腕に頭を乗せるが、首に力が入ってしまう。

「ふふふ。あいぼん、かわいいねぇ」

後藤は、目を細めて、左手で加護の頭をそっとなで始めた。

甘い空気が流れる・・・。
28 名前: 投稿日:2006/04/26(水) 18:27
その空気に「マズイ」と思った加護は、バサッと勢いよく起き上がった。

「ね、ねぇ・・・、ごっちん、歌お! 今日は歌いに来たんでしょ?」
「違うよ」
「へっ!?」
29 名前: 投稿日:2006/04/26(水) 18:29
「でも、まあ、いいや、1曲くらい歌うかぁ」
「違うって・・・、じゃ、何しに来たの?」
「あいぼん、喉渇いたでしょ。ビール飲む?」

後藤は、加護の問いには答えずに、
おもむろに起き上がると、冷蔵庫からビールを取り出した。

プシュッと、音をたててビールのフタを開けると、
「んっ」と加護に差し出す。

「ねぇ、ごっちん・・・」
「じゃ、後藤、歌いま〜す」

後藤は、リモコンでカラオケの番号を入力すると、
ベッドの上に立って、自分の曲を歌い出した。
30 名前: 投稿日:2006/04/26(水) 18:31
加護は、しばらく呆然と立ち尽くしていたが、
後藤の歌が始まると、おとなしくソファに座り、ぐびっとビールをあおった。

(ごっちんは、カラオケが目的でここへ来たんじゃないんだ、
 だとしたら、一体何が目的で・・・他に目的っていったら・・・やっぱり、まさか・・・) 

どきんどきんどきんどきん・・・

胸が高鳴る。そして、緊張で喉が渇いて仕方がない。
加護は、後藤の歌を聞きながら、ぐびぐびとビールを飲み続け、
歌が終わる頃には、1缶を飲み干していた。

「終わったよん。あいぼんも歌う? ・・・あれ?」
31 名前:名無し猫 投稿日:2006/04/26(水) 18:36
>>24 さん

楽しみにしてくださっている方がいると思うと、
励みになります! 頑張りますっ!

>>25 さん

そう言っていただけると、とても嬉しいです。
ありがとうございます。
32 名前: 投稿日:2006/04/29(土) 14:07
「どうしたの? あいぼん」
「ふわぁぁぁ、なんか、気持ちよくなってきちゃった・・・」
「あいぼん、もう1缶飲み終わっちゃったの?!」
「ごっちん、続けて歌っていいよぉ」
「この酔っ払い〜」

しょうがないなぁ、などとつぶやきつつも、
後藤は、内心ニヤリとしていた。
33 名前: 投稿日:2006/04/29(土) 14:08
「大丈夫〜?」

心配な風をよそおって、加護の隣に腰をおろす。

頭がぼ〜っとして、体がふわ〜んとして・・・、
のぞきこむ後藤の顔が、ぼんやりとにじんで歪む。
34 名前: 投稿日:2006/04/29(土) 14:09
「ふゎぁ・・・、ごっちぃん」

後藤にもたれかかる。

「ねぇ、あいぼん」
「ん〜?」
「お風呂入ろ」
35 名前:10 投稿日:2006/04/29(土) 14:12
「お風呂ぉぉ〜!?」

びっくりして、加護が後藤からバッと離れる。

「お風呂に入るの? 一緒に!?」
「なんでそんな驚くの? いっつも温泉とかで一緒に入ってるじゃん」
「そ、そうだけど・・・」
「私とお風呂に入るの、イヤ?」

後藤に寂しそうな顔で見つめられ、加護は困惑してしまった。
さっきまでの加護だったら、きっぱり断っていただろうが、
ビールで酔っ払ったために、なんだか、とても気持ちがよくて、
もうどうでもいいや、という気分になり・・・、

「イヤじゃないけど・・・」
「じゃ、決まりね。お風呂入れてくる♪」
36 名前:10 投稿日:2006/04/29(土) 14:13
流れで一緒に入ることになってしまった。
後藤は、コロッと表情を変えると、ルンルンとお風呂場の方へ歩いていった。

加護は、一気に力が抜けて、ソファからずり落ちそうになった。

(お風呂ってことは、裸ってこと・・・裸ってことは・・・裸ってことは・・・)

よからぬ想像がぼんやりと浮かんでくるが、
酔った頭では、それ以上、考えることはできなかった。
37 名前:名無し猫 投稿日:2006/04/29(土) 17:02
今回の更新はここまでです。
次回から少しずつエロくなっていきます。
38 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/05/06(土) 08:54
続きまってますよ〜
39 名前:11 投稿日:2006/05/08(月) 23:30
ザーザーという音が聞こえる。
浴室で後藤がシャワーを浴びているのだ。

脱衣所では、加護が、鏡を見つめながら、
胸のリボンに手をかけたまま、止まっていた。

(本当にいいのかなぁ。一緒にお風呂なんか入っちゃって・・・)

ザーザーという音がやんだ。

「あいぼ〜ん、まだぁ?」
「う、うん・・・、ちょっと待って」

後藤の呼びかけに応えて、加護は服を脱ぎ始めた。
ワイシャツのボタンをひとつひとつ、はずしていき、
スカートのホックに手をかける・・・。
40 名前:11 投稿日:2006/05/08(月) 23:33
一方、後藤は、丸い大きな湯船につかって、
加護が入ってくるのを、今か今かと待っていた。
浴室のドアに映る、加護のシルエットが、
服を脱ぎ始めると、後藤の興奮は頂点に達した。

(やば・・・鼻血でそぉ)

ぶくぶく、と鼻まで湯船につかると・・・

ガチャ
41 名前:11 投稿日:2006/05/08(月) 23:34
体にタオルを巻いた加護が入ってきた。

「ちょっとぉ、あいぼん、なんでタオルで隠すのぉ?」
「だって・・・恥ずかしいんだもん」
「もう! 女の子同士なんだからいいじゃん!」

タオルを巻いたまま、おずおずと湯船に入る加護。
後藤は、湯船のふちにアゴを乗せて、ぶすっとしてみせた。

そして、しばしの沈黙の後・・・、

後藤が思いたったようにくるっと加護の方を向いた。

「ねぇ、体、洗いっこしよ」
42 名前:12 投稿日:2006/05/08(月) 23:36
「ご・・・ごっちん何言ってるの?」
「後藤が、あいぼんの体、洗ってあげる!」
「ダメだよ、絶対にダメ!」
「どうして?」
「だって・・・」

後藤は、さっき、お風呂に誘った時と同じ、切ない顔をして、
加護の目を見つめた。

加護は後藤にその顔をされると弱いらしかった。

「じゃぁ、電気を暗くしてくれたら・・・」
「ほんと!?」
「・・・うん」

後藤の顔がパァーッと明るくなる。

「わかった! 電気、暗くしてくる」
43 名前:12 投稿日:2006/05/08(月) 23:38
ザバーッと湯船から立ち上がると、
浴室から出て、パネルをいじり出した。

部屋の照明が暗くなり、
浴槽の中に設置されているライトだけが、
浴室をピンク色にぼうっと照らす。
幻想的な空間・・・。

(むしろこっちの方がやらしいと思うけど・・・)

と内心でほくそ笑む後藤だった。
44 名前:名無し猫 投稿日:2006/05/08(月) 23:41
>>38 さん

待っていてくださってありがとうございます!
レス嬉しいです!
45 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/05/12(金) 23:20
いいYO
46 名前:13 投稿日:2006/05/13(土) 01:32
「ほい。暗くしたよ。じゃ、あいぼん、こっち出てきて」
「うん」

湯船から立ち上がろうとした瞬間、
加護は、ぐるんぐるんと、強いめまいに襲われて、へなへなと座り込んだ。
お湯につかっていたせいで、血の巡りがよくなり、
ますます酔いが回ってしまったようだ。

「ほぇぇぇ、ごっちん、ぐるんぐるんするよぉ」
「あはは、大丈夫?」
「なんかもう、わけわかんなくなってきた・・・」
「とりあえず、ここ座って。はい、タオル取る!」

加護は言われるがままに、タオルを取って、
後藤の前に背を向けて座った。

「じゃ、洗うよぉ〜」
47 名前:13 投稿日:2006/05/13(土) 01:33
後藤はスポンジを使わず、石鹸の泡を自分の手に塗って、
加護の体を優しく洗い出した。

「あいぼんのお肌、スベスベだねぇ〜」

首から・・・

うなじ・・・

肩・・・

背中・・・

と、優しく優しく、なでるように洗う。
48 名前:13 投稿日:2006/05/13(土) 01:36
(ふわぁ、もうたまんないよぉ!)

後藤の欲求は、限界に達する寸前だった。

「あいぼぉ〜ん!!」

後ろから、きゅうっと、抱きつく。
後藤の胸が加護の背中にむにゅっとひっついた。

「ひゃあっ」
「あいぼん・・・、大好き」
「へ、へっ!?」

そして唇を耳に近付けると、優しくささやいた。

「ねぇ、気持ちいいことしよ」
49 名前:14 投稿日:2006/05/13(土) 01:38
そのまま右耳に「ちゅっ」とキス。
そして、

「ここは、舌で洗ってあげるね」

と言うと、耳の中に舌を這わせた。

「ふわぁっ!!」

加護は驚いて、後藤をはらいのけようとしたが、
思いの他、後藤の腕が強く加護を抱きしめていたので、
されるがままになってしまった。

ぺちゃぺちゃぺちゃ・・・

「ちょ・・・っ! ごっちん・・・! や・・・め・・・、はぁっ、あっ、ああん・・・」
「どう? あいぼん。耳、けっこう感じるでしょ?」

耳たぶを甘く噛んだり、舌を奥まで入れたり、
後藤は執拗に加護の耳を攻め続けた。
50 名前:14 投稿日:2006/05/13(土) 01:41
加護の頭は、もう真っ白だった。

(ごっちん、やっぱりウチとやらしいことするために・・・?!)

耳を舌で攻めたまま、
今度は首に巻き付いていた後藤の手が、加護の胸の方に伸びる。

「次はおっぱい洗うよぉ」

と言うと、
ゆっくり、大きな円を描くように、
後ろから両手で揉みはじめた。

「ああん!」
「あいぼん・・・、おっぱいおっきいねぇ」
「や・・・いやぁ」

加護は、はじめ、後藤の手から逃れようと、必死で身をよじっていたが、
しびれるような快感が全身を包み始めると、徐々に抵抗する気力を失っていった。
51 名前:15 投稿日:2006/05/13(土) 01:46
「おっぱい・・・、気持ちいいでしょ?」

後藤が耳元でささやく。
加護は、きゅっと唇を噛み締めて、小さく首を横に振ったが、
ぴんとたった乳首が、感じていることを、証明してしまっていた。

それをめざとく察知した後藤は、

「あいぼん、ここ、触って欲しいんでしょ」

と言うと、
人さし指を立てて、乳首の周りを、つつつーっと、なぞり始めた。
決して突起には触れないように・・・。

「あ、あ、あ・・・」
「言ってごらん、「触ってください」って」
「あ、あん・・・もう、やぁっ! お願い・・・、ごっちん・・・」
「んあ〜? 何が「お願い」なの〜?」

「もうやめて」というお願いなのか、
「早く触って」というお願いなのか、
加護は自分でもよくわからなかった。

ただ、ぴんとたった「それ」が、じんじんとうずく。
52 名前:15 投稿日:2006/05/13(土) 01:48
後藤は、じらすように、乳首の周りを攻め続ける。

「ごっちん、お願い・・・」
「だから何が〜?」

ただ、「お願い」としか言うことができない。

「う、うぅぅ・・・」
「よしよし、しょうがないなぁ」

そう言うと後藤は、加護の胸の前に顔をにゅっと出し、
右の乳首を「ちゅぷっ」と吸いあげた。

「はっ・・・あ!!!」

ちゅぷっ ちゅぷっ

「はああああん!!」
「もう、あいぼんってば、感じ過ぎだよぉ」
「ごっちぃ・・・ん」
「このくらいでまいってもらっちゃ困るよ」
「ふぇ?」
「さ、お風呂出よ。もっと気持ちいいコトしてあげる」
53 名前:名無し猫 投稿日:2006/05/13(土) 01:52
>>45 さん

いいですか!?
ありがとうございます!
続きも気に入っていただけるといいのですが・・・
54 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/05/14(日) 23:45
ごっちんエッチ〜
55 名前:16 投稿日:2006/05/22(月) 22:56
裸のまま、ドサリ、と後藤が加護をベッドに押し倒した。
真剣な表情の後藤。
後藤の唇が、加護の唇に接近する。
ぎゅっと目をつぶる加護・・・。

あと少し・・・、のところで加護は「わぁっ!」と言って起き上がった。

「ダメダメ! ごっちん、ちゃんと服着よ、カラオケしよ、カラオケ!」
「なんだよぉ〜、いいとこだったのにぃ〜」
「リモコンどこ? リモコン、リモコン・・・」

加護が慌ててテレビのスイッチをつけると・・・
56 名前:16 投稿日:2006/05/22(月) 22:57
『あんっ! ああん!』

大音量で部屋中に喘ぎ声が流れた。
テレビから流れてきたのは、
よりにもよって、女性同士が絡んでいるAVだったのだ。

生まれてから一度もAVを見たことがなかった加護は、
リモコンを持って、口をぽかんと開けたまま硬直し、
次の瞬間、耳まで真っ赤になった。

「ふふふ。どうしたの? あいぼん」

背後から後藤が声をかける。

「あんな風にして欲しい?」
57 名前:名無し猫 投稿日:2006/05/22(月) 23:02
>>53 さん

レスどうもです!
これからもっとエッチになります。
58 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/05/23(火) 22:00
は、は、早く続きを〜ヽ(*´∀`)ノ
59 名前:17 投稿日:2006/05/26(金) 00:26
「ふぇっ!? あ、あわわ・・・」

加護が慌ててテレビを消し、振り返ると、
後藤にぐいっと両手で顔を持ち上げられた。
そして・・・、いきなり、キス・・・

「ん、んんん・・・」

ちゅぷっ  ちゅっ  くちゅっ  くちゅっ  ・・・

脳ミソがとろけそうな、激しくて濃厚なキス・・・

理性がふっとんでいく・・・
60 名前:17 投稿日:2006/05/26(金) 00:27
長い長いキスのあと、後藤がゆっくり唇を離すと、
加護はとろんとした目で後藤の顔を見上げた。

「あいぼん、足広げてごらん」

後藤がささやくと、
加護は、抵抗するでもなく、ゆっくりと足を広げた。
61 名前:名無し猫 投稿日:2006/05/26(金) 00:35
>>58 さん

レスありがとうございます!
次回はいよいよ・・・です。
一気に更新しようと思っておりますので、
待っていてください!
62 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/05/26(金) 02:02
やばっ
めっちゃ続き読みたくなるわ
63 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/05/27(土) 17:31
うわっ、寸止めかよ!
次の更新楽しみにしてます
64 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/05/31(水) 00:30
良スレ発見(*゚∀゚)=3ハァハァ
65 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/05/31(水) 02:33
これはかなりやばい!
かなりきてるよ!
かなり続き気になるよ!
66 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/06/01(木) 23:02
ふと思ったんだけど、後藤のFOR KAGO大作戦ってかけてあったりするのかな?
67 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/06/05(月) 02:22
気になって毎日覗きに来ちゃうよ(笑)
68 名前:18 投稿日:2006/06/05(月) 18:41
「よしよし、いい子だね。後藤がいっぱい気持ちよくしてあげるからね」

そう言うと後藤は、M字に開かれた加護の両足をつかみ、
秘部へと顔を近付けた。
甘酸っぱい、いやらしい匂いが、つんと鼻をつく。

「あいぼんのアソコ、かわい〜い」

ピンク色に、ぷくっと膨れた突起を、
舌先で、軽く、つっ突く。

「ひゃあっ!」
「ふふっ、ここ、気持ちいいでしょ?・・・」
69 名前:18 投稿日:2006/06/05(月) 18:43
そのまま、下から上へ、舐めあげる。

「ああっ! あああん!」

加護の体が、びくん! と波打つ。

「い・・・、ゃ・・・、やぁっ! ごっち・・・ぃ・・・ん!」
「いいよぉ〜、あいぼん。もっとやらしい声きかせて」

後藤は、何度も、何度も、執拗に下から上へ、舐めあげる。

「あんっ! っああん!」
「感じやすいんだね。あいぼん、カワイイ・・・」
「ふえぇん・・・」
「こっちはどうなってるかなぁ?」
70 名前:18 投稿日:2006/06/05(月) 18:44
舌で突起を攻め続けながら、後藤は小さな割れ目にそっと指をあてがった。

ヌルリ

「あいぼん、やらし・・・、もうヌルヌルだよ・・・」
「いやぁ・・・」
「挿れるよ・・・」
71 名前:19 投稿日:2006/06/05(月) 18:46
右手の中指をゆっくりと奥まで差し込む。

「あっ・・・!あああああっ・・・!!!!!」
「わぁっ、あいぼんの中、超せまい・・・!」

後藤の指が、きゅうううっと締め付けられる。

(こりゃ、1本挿れるのがやっとだな)

指先をくいっと曲げると、

「ふわあああっ!!!」

加護が、ひときわ高い声をあげた。
後藤がニヤリと微笑む。

「あいぼん、ココが気持ちいいんだね」
「うぅぅ・・・っ」
「動かすよ・・・」
72 名前:20 投稿日:2006/06/05(月) 18:48
後藤は、中指をゆっくり入り口まで引き抜くと、
さっき見つけたスポットにむかって、
ずぶぶっと、一気に差し込んだ。

「あ・・・・・・・・・ん!」

絶句する加護。
後藤はその行為を何度も繰り返す。

ずぷぷっ! りゅぷっ! ずぷっ! じゅぷっ!

「はぁ・・・っ! っあぁっ! ご、ごっち・・・ん、もう、ダメ・・・」
「んん〜? どしたぁ?」
「なんか・・・、出ちゃうぅ・・・」
「なにが?」
「・・・わかんないけど、もうダメぇ・・・」
「わかった、あいぼん、イキそうなんでしょ?」
73 名前:21 投稿日:2006/06/05(月) 18:50
「へ?」
「ひょっとして、あいぼん、イッたことないんじゃない?」
「ん・・・、ないよぉ・・・」
「マジで!? じゃ、初めてなのねっ!?」

後藤は、パアーッと満面の笑みを浮かべた。
対照的に加護は今にも泣き出しそうだ。

「大丈夫、怖くないからね。すっごく気持ちいいよぉ」
「ごっちん、お願い、トイレ行かせてぇ」
「大丈夫だってば。何にも出ないよ!」

後藤は加護の後ろに回り、
ベッドの背にもたれかかると、
加護を後ろから抱きかかえた。

「足、広げてごらん」
「うん・・・」

右手の中指を根元までくわえて、
唾液をたっぷりつけるのを加護に見せつけると、
そのままその指を加護の秘部へとのばした。
74 名前:22 投稿日:2006/06/05(月) 18:52
後藤の中指が、加護の真っ赤に膨れた突起をとらえる。

「「ココ」で、イッちゃおうね」

中指を、小さく円を描くように小刻みに、こね回す。

「ふあっ、あああああっ!」
「いいよぉ、いっぱい声出して」
「あっ・・・ああ・・・ん!」
「あいぼん、気持ちいい?」
「気持ちぃ・・・ぃ・・・あ、はあぁ・・・ん!」
「もうすぐだからね」
75 名前:22 投稿日:2006/06/05(月) 18:54
後藤は指の動きを速めていく。

くちゅ くちゅ くちゅ くちゅ くちゅ ・・・

「や・・・あ・・・イッちゃ・・・」
「イキそう? あいぼん」

加護の全身が硬直しているのがわかる。

「あいぼん、イッちゃっていいよ。後藤がしっかり抱っこしててあげるから」
「んんっ! あ・・・、やぁ・・・、イッ・・・ちゃう・・・」

加護が大きく首をそらせる。
絶頂が近い。

「あいぼん、キスしよ」
「んっ・・・」
76 名前:23 投稿日:2006/06/05(月) 18:56
後藤は、首をそらせた加護の唇をふさぐように上からキスをした。

「んっ、んんんんんっ!」

ちゅぷっ  ちゅっ  ちゅぶっ

くちゅ くちゅ くちゅ くちゅ くちゅ ・・・

「ん・・・あっ・・・イクっ!・・・イッちゃうよぉぉぉ!!!!!」

加護がそう叫ぶと同時に、
後藤の中指に、ぴくっ、ぴくっ、っと手応えがあった。
77 名前:23 投稿日:2006/06/05(月) 18:57



「あいぼん、イッちゃったね」
「はぁ・・・はぁ・・・」

加護は、後藤の腕の中で、全身を朱色に染めて、ひくひくと痙攣していた。
78 名前:名無し猫 投稿日:2006/06/05(月) 19:03
>>62 さん

レスありがとうございます!
続きはいかがだったでしょうか・・・?

>>63 さん

寸止め、すみませんでしたっっっ!
今回は一気に更新しましたよ!

>>64 さん

良スレ・・・う、嬉しいですっ!

>>65 さん

「かなり」3連発!!
ありがとうございます!!
79 名前:名無し猫 投稿日:2006/06/05(月) 19:05
>>66 さん

放課後 = FOR 加護 !!!!!
その通りです!! よくお気づきになりましたね!!
(嘘です。言われて初めて気づきました・・・)

このタイトルに決めた時、
本当は加護ちゃんの名前も入れたかったんです。
でも、「後藤と加護の・・・」じゃ、変だし、
惜しみつつ、「後藤の・・・」にしたんです。

でも! 加護ちゃんの名前、なにげに入ってたんですね!
「放課後」の中に・・・!!
いいことを教えていただいてありがとうございました!
80 名前:名無し猫 投稿日:2006/06/05(月) 19:06
>>67 さん

毎日覗きに来て下さってたんですね。
ありがとうございます!

あ、まだ終わりじゃないので、最後まで読んでいってくださいね。
81 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/06/07(水) 18:58
イッタ━━━━━━(;´Д`)━━━━━━!!!!
82 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/06/08(木) 16:43
ラァウンドトゥーう・ファイッ!
83 名前:24 投稿日:2006/06/11(日) 21:32
(ん・・・あ、あれ? ここ、どこだっけ・・・)

加護がようやく目を覚ますと、
あたりはもうすっかり暗くなっていた。

(そだ・・・ごっちんにラブホテルに連れ込まれて、
 ビール飲んで酔っ払って、強引にエッチなことされて・・・)

徐々に記憶がよみがえる。

(・・・てか、ごっちん、ごっちんは!?)
84 名前:24 投稿日:2006/06/11(日) 21:34
加護がハッと隣を見ると、後藤が、すーすーと気持ちよさそうに寝息をたてて寝ていた。

「ちょっと、ごっちん、ごっちん!」
「んあ〜? なんだよ、眠いよぉ」
「ごっちん、起きてよ、ごっちんってば!」
「ふあぁ、今、何時?」
「9時だよ!」
「9時かぁ・・・ふにゃ・・・・・・・・・ええっ!? 9時ぃぃぃ!?」
「もう夜だよぉ」
「ウソ・・・! ってか、ヤバいよぉ!! 延長料金がぁああ!!!」
「延長料金?」
「後藤、2時間のつもりで入ったから、持ち合わせ全然無いんだよぉ〜!」
「へ!?」
「あいぼん、お願い! お金貸して!」
「はぁぁっ!? 何それっ! ごっちんのバカっ! 最低!」

本当に最低である。
85 名前:25 投稿日:2006/06/11(日) 21:38
◇◇◇◇◇
86 名前:25 投稿日:2006/06/11(日) 21:40
コンビニの前。
膨れっ面で腕を組んで立っている加護。

しばらくすると、自動ドアが開いて、
申し訳なさそうに後藤が出てきた。

「あいぼん、お金、おろしてきましたぁ・・・」

加護は、つん! とそっぽを向く。

「なんで、ヒドイことされたうえに、お金貸さなきゃいけないの!?」
「ごめん、ほんっとごめん・・・でも、「ヒドイこと」って言い方は・・・」
「ヒドイことだよっ!!」
「うっ・・・」
「ウチ、初めてだったんだからね!」
「ごめん・・・ほんとごめんね」

加護が横目でちらっと後藤を見ると、
後藤は本当に申し訳なさそうに眉を下げてしょんぼりしていた。

その様子を見て、加護の心が少し痛む。
加護は後藤の困った顔に本当に弱かった。
87 名前:25 投稿日:2006/06/11(日) 21:42
「・・・じゃあ、夕飯おごってくれたら許してあげる・・・」

そっぽを向いたまま、ぼそっとつぶやく。

「えっ!? ほんと!?」
「うん」
「じゃあ、たこ焼きでいい?」

がくっ

と、漫画のようなリアクションをとる加護。

(たこ焼きかよ!!)

後藤がまた眉を下げて困った顔をする。

「・・・お、お好み焼き・・・もつけてよね!」
「うん、わかった! よし! 行こう、あいぼん!」

後藤は、加護の手をとって、スキップするように歩き出した。

「あ、待ってよぅ、ごっち〜ん」

なんだかんだで、結局仲の良い二人なのでした。



おしまい
88 名前:名無し猫 投稿日:2006/06/11(日) 22:05
「後藤の放課後大作戦」完結です。

レスをくださったみなさん、
そして、読んでくださった全てのみなさん、
本当にありがとうございました。
89 名前:名無し猫 投稿日:2006/06/11(日) 22:06
>>81 さん

レスありがとうございます!
楽しんでいただけましたか?

>>82 さん

ラウンド2、期待してくださってましたか?
終わってしまってすみません・・・。

今度、別の板で新しく連載を始めたいと思っておりますので、
よければ、そちらの方を楽しみにしていてください!
90 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/06/11(日) 23:37
最後はエロ無しか・・・でもおもしろかったよ
次回作に期待する
91 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/06/12(月) 00:59
大作戦パート2
できたらお頼み申し上げます
92 名前:名無し猫 投稿日:2006/06/15(木) 23:43
>>90 さん

面白かったですか? ありがとうございます。
次回作は現在、夢板で連載中です。
是非見てくださいね。

>>91 さん

パート2ですか!?
う〜ん、どうしましょう。次は辻ちゃんを襲いましょうか・・・
とりあえず、現在連載中の新作の方にもエロがある予定ですので、
そちらを楽しみにしていただければと思います。
93 名前:名無し猫 投稿日:2006/06/15(木) 23:44
ageてしまいました・・・。
94 名前:名無飼育さん 投稿日:2006/06/21(水) 01:26
完結お疲れ様です。
ラウンド2、期待してたのですが・・・
また気が向いたら続きお願いします。できればごまかごで

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