☆華麗の王子さま☆

1 名前:ミッキーティ♪ 投稿日:2006/10/31(火) 13:34
新作で新スレ立てさせていただきます。
アンリアルとリアルの曖昧な雰囲気が出せたらなと思っています。
はたして華麗の王子さまは誰なんでしょう?
1話ずつ区切って進めたいです。

今のところ決まっているCPは州*‘ o‘リノノ|∂_∂'ル

そして从*‘ 。‘从*VvV从 
最後に川*’ー’)||c| ・e・)|

どっちが王子さまか?どこら辺が華麗なのか・・・。
そしてまた王子は増えるのか?
その辺は徐々に・・・よろしくお願いします。
2 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 13:41
新曲の振りのレッスンをしている少女達。
メンバー全員平成生まれBerryz工房・・・


その中でも最年少の現在小学6年生。

菅谷梨沙子ちゃんは今回の新曲のパートの振り分けに満足してました。



3 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 13:42


 ―甘口な王子さま―

4 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 14:12
さこ・・・りさ・・・こ・・・

誰か自分を呼んでる・・・


・・・大好きな・・・声・・・・・


「もうー!梨沙子!!」

!!

「・・・・ん、・・みや?」
「『みや?』じゃない!何でいつもすぐ寝るの!休憩終わったよ、行くよ」

「へ?あ、あぁ、うん・・・あ!待って〜!!」

5 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 14:28
『笑っちゃおうよBOYFRIEND』

この曲は3つのグループに分かれて歌う・・・アタシは・・・

アタシはみやとおんなじ♪

エヘヘ、前から・・・もうずーっと前から


ベリーズ工房になる前のキッズの頃から、みやとは一緒のお仕事が多かった♪

同じグループでもよく一緒になる・・・りーの優しいみやだもんっ♪


「梨沙子?集中・・・」
「!うんっ」


みやと一緒にこのパートがんばるんだもーん!!
6 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 14:29
7 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 14:39
レッスンを終え着替えてる時に桃がなんだかすっごい笑顔で興奮して・・?

「ねぇねぇ!モーニング娘。ツアータイトル!カレーだって!!」
「それ、『踊れ!モーニングカレー』でしょ実際にカレーとか出てくるのかな?」
「桃とちーは・・・カレー、食べたいんだね・・・」

「熊井ちゃんは食べたくないの!?」
「や、アタシは別に好きだけど・・・」
「えー!ないない!ありえない、熊井ちゃんもカレー好きでしょ!?」

桃とちーがくまいちょーを挟んでカレー、カレー騒いでる・・・
りーもカレーはキライじゃない・・・かーもっ?
だってキッズの時みやと一緒に食べたし・・・いひひひ♪


「梨沙子?何一人でニヤけてんの?今日変・・・あ、いつもか(笑)」
「変じゃないもんっ」
「ふーん、そ?今日いつも以上にボケてたから帰り転んだりしないでよ」
「転ばないもんっ」

みやは優しいけど時々りーのこと子供扱いしすぎだ


・・・そりゃあ、2個下だし一人だけまだ小学生だけど・・・


8 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 14:41
帰り道ちょっとだけつまづいた。

でも転んでないもん・・・


家に帰ると夕ご飯がカレーだった・・・

カレー・・・カレー・・・なんだっけ?


まぁ、なんでもいいや

甘口のカレーはすっごく美味しかった♪


・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・


9 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 14:42
10 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 14:45
「かもーん♪」

少女、菅谷梨沙子は寝る前に少し新曲の練習をして眠りについた・・・

・・・・・・

・・・・

・・

目を開けたらソコは森の中だった・・・

「あばっあばばばば・・・」

しばらくアタフタしちゃったけど時間をかけて落ち着いて・・・


「ここ、ドコ?」


梨沙子ちゃんは森の中一人ポツンと佇んでいました。
11 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 14:55
「りーは何でこんなとこに・・・?」

ふと自分の服を見るとドレスを着ているピンク色の・・・

「・・・?ジリリキテルの衣装に似てる・・・」


その時でした

パカラッ!パカラッ!パカラッ!

白い馬が現れました

その上には誰かが乗っています・・・

その人の顔を見て「え?」って梨沙子ちゃんは思いました。



「・・・・みや?」

「アナタ誰?ウチの名前何で知ってんの」

「?・・・みや?また、りーのことからかっ・・・」


ストン・・・
白馬から降りたその人は梨沙子ちゃんに近づきます。


「ウチの・・・国の者?」
「みやー?さっきから何言ってるの〜?それにその衣装・・・何?」
「衣装?」
「何そんなリボンの騎士の王子さまが着てたみたいの・・・」

「ウチ、王子だから」
「・・・」
「そういうアナタもこんなに綺麗なドレス姿でどこへ?」


綺麗?みやが?りーのこと?綺麗??


「あ、あばばっあばっあばばばばば・・・」

梨沙子ちゃんはまたアタフタしてしまいました。
12 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 15:06
少しポカーンとした顔でその王子さまは梨沙子を落ち着かせるよう話します。

「どうやら何か事情があるみたいだから・・・良かったら城に・・」
「城?お城??行きたい!」
「じゃあ、一緒に・・・」

王子さまはへたり込んでいる梨沙子に手を差し伸べます・・・
梨沙子は王子さま姿の雅(?)にポーっとなって手を取り立ち上がります

!?

「き、君・・・結構背が高いんだね・・・」
「昔からみやよりも、りーの方が高かったよ?」
「え?何で・・・昔?ウチ前に会った?」
「今日もあったし明日もレッスンで会うもーん♪」

「レッスン??」

「そう、ダンスレッスンライブバージョンTVバージョン沢山覚えるんだもん」
「ダンスか、そうかアナタはダンスができるんだね」
「みやも一緒だもんっ」


「アハハハハハ!おもしろーい♪よし!今夜のダンスパーティ一緒に踊ろうか?」
「ダンスパーティ?」
「さ、馬に乗って・・・そう、大丈夫?」
「(なんか今日のみや変だなー・・・いつもより少し声が低いけど風邪?)」


「しっかりつかまってて!」
「あばっ」

パカラッ!パカラッ!パカラッ!
白馬は走り出した・・・2人を乗せて・・・・
13 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 15:07
14 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 15:14
ドサッ!

「いたっ!!」


・・・・・・アレ?自分はさっきまでみやと一緒にお馬さんに乗って・・・


あぁ、夢・・・夢だったのか・・・


みやが王子さま・・・


プッ!いひひひひひ♪りーのが背高かったもーん♪

今日のレッスンでみや見たら笑っちゃいそうだなぁ・・・いひひひ♪


・・・・・・・・・・・・・・・・・


「梨沙子おはよ・・・ちょっ!何?何笑ってんの!?」
「いひひひひひひひ♪みやが、みやがあはっひゃひゃひゃひゃ♪」
「ちょっと・・・沙紀ちゃーん!梨沙子が壊れた」

「え?何、梨沙子??何そんな爆笑してんの??」
「なになに?りーちゃんどうかしたの?何か変なモン食べたぁ?」
「桃じゃないんだから・・・」
「そうそう」

その日、梨沙子は一人でずっと「笑っちゃおうよ〜」のレッスン中
みやを見る度にずっと笑ってました。
ダンスの先生には笑顔はいいけど笑いすぎと注意を受けるくらい・・・

15 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/10/31(火) 15:15


      州*‘ o‘リ<まだつづく・・・
16 名前:名無し飼育 投稿日:2006/11/02(木) 18:56
面白そう♪
個人的に皆好きなCP何で楽しみですww
17 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 00:30
18 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 00:36
レッスン終了後、ペットボトルの水を飲んでる時にいきなり名前を呼ばれた


「梨沙子!!」


・・・この声は・・みや、でも、でも・・・呼び方が


         
        絶対怒ってる・・・



「アンタねー!今日ウチと合わせるトコとかウチ見てちょー笑ってたでしょ!?」

「あ、あの、うん・・・ちょっと・・・(あばばばばばばば)」

「ウチなんか変?どっか変??そんなに笑っちゃうくらいどっかおかしい??」

そう聞いてきた雅の顔は怒りというより少し悲しそうだった・・・
19 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 00:54
「あの、あのね・・・んとね、みやはおかしくない!」
「じゃあ、今日何でズーっとウチ見て笑ってたの?」
「そ、それは(夢でみやが王子さまってあばっばばばばばばばばば)」


2人の口論を見かねて桃が口を挟む

「2人ともケンカ?みーやんどしたの、りーちゃん相手に珍しく本気で・・・」
「桃、うるさいよ!」
「あ、あば・・・」

「でもまぁ、なんとなくわかるけど・・・今日りーちゃん、みーやん見て笑ってたもんね、ずっと」

・・・確かに笑いが止まらなかった、昨夜夢でみやが王子さまだったから

考えてるところに、話にちーが入ってきた

「梨沙子、今日どうしたの。みやだって気にするよ?一日中笑われちゃぁさ」

「・・・いーよ、皆アタシと梨沙子のことだからアタシが聞く」
「え?・・・みや・・・??」
「梨沙子、帰りご飯食べてこうそん時に話して」


少し冷たく雅はそう言って着替えに行った・・・・・・

雅がレッスン場から先に出て他メンバー全員その場にいたのでキャプテンも聞く

「梨沙子?ワケもわからず笑われたら良い気はしないよ?」
「そうだね、今日はちょっと梨沙子・・・ひどかったよ」
「・・・沙紀ちゃん、くまいちょー・・・りー、今日そうだった?」


梨沙子以外の5人:「「「「「うん」」」」」


「桃はりーちゃんが笑ってたら嬉しいけど自分がワケわかんなく笑われたらイヤかも」
「アタシ、みやのこと傷つけた・・・」
「笑われた理由がわかんないから傷つくまでいかないんじゃない?」
「ママー!」

茉麻に抱きつく梨沙子・・・そうだよ、帰りご飯食べようって・・・

「よくわかんないけど、みやは理由がわかれば大丈夫だよ仲直りしといで」
「うん!みんな、ありがと行ってくる!!」

少し遅れたが雅の後を追って梨沙子は着替えに向った・・・・
20 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 01:05
着替えに行ったら雅はすでに着替え終わっていた。
更衣室に入ってきた梨沙子を見て

「梨沙子、何食べたい?」
「え、あ、うーんと・・・(あばばばばばばば)」
「・・・ファミレスとかでいっか」
「う、うん!待っててすぐ着替えるから!」

「いいよ、ゆっくりで」


最初に話しかけられたときよりいつもの・・・いつもより少し優しい
お姉さんぶったみやに戻ってる・・・えへへ♪


さっさと着替えて他のメンバーに「じゃ、また明日」とか言って二人で帰る


・・・・・・・

2人がいなくなった後

「でも、りーちゃん今日何であんなに壊れてたんだろうねー?」
「いつもボケてるけどスゴイ笑ってたよね?」
「ちー、『ボケ』とか言ったらまた梨沙子がむくれるから言っちゃダメだよ」
「あ!そーだね熊井ちゃん・・・アハハハハハ♪」

なんだかんだでグループの末っ子とそのコが大好きな雅との仲はすぐいつも通り。
みんなそう思っていた、きっとそうなる・・・か、どうかは夢の話をしなければならない。
梨沙子ちゃんはどうするのでしょう・・・
21 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 01:11
22 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 01:13


        州*;‘ o‘;リ<まだつづく・・・

23 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 01:13
24 名前:ミッキーティ♪ 投稿日:2006/11/04(土) 01:15
>>16さま
レスありがとうございます。
「華麗」になるかが微妙ですががんばります。
25 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 16:56
26 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 17:00
歩きながら、みやが「早く行こう」ってアタシの手をつかんで・・・
今アタシ達は手をつないで歩いてる状態。
だけど、みやはいつもより無口で笑顔じゃない・・・もん。


近くのファミレスに入って、夕ご飯はママが用意してくれてるからパフェを頼んだ。
みやは・・・・・・





カレーを頼んだ






何かが頭を引っかかる・・・・何だろう?
27 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 17:07
注文した直後

「で、梨沙子・・・今日のなんだったの?」
「あ、あのね、あの(阿波ばばばばばばばばばばばばばばば)」
「怒らないから、ウチがどっかおかしなトコあったなら直さなきゃだし」
「(あばばばばばばばばばば)」

少し、いやかなり様子がいつもより「あばば」ってる梨沙子ちゃんに雅は気づきました。


「・・・?梨沙子、どうしたの??怒らないから落ち着きな?」
「あばっ・・・夢で・・・」
「夢?」
「うん、今日見た夢でね、みやが白いお馬さんに乗ってきた・・・」

・・・?

「はぁ?」
「それでね、自分のこと王子だって言ってて服装もミュージカルのリボンの騎士みたいな」
「それで?」
「んっとね、りーが森にいてジリリの衣装みたいなドレス着てた」

話の順番がバラバラでまとまりがない・・・

だけども長年のつき合いでなんとなく雅は梨沙子の話を聞いていた・・・

28 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 17:23
「よくわかんないけどウチが白馬の王子さまだったってこと?」
「うん、途中でベッドから落ちてお城まで行けなかった」
「それが理由で今日ずーっと笑ってたの?(呆)」

「・・・うん・・・ごめん・・・思い出しちゃって、つい・・・」


そんなことが理由で今日のレッスンの間笑われてたのかと思ったが・・・
なんとなく梨沙子らしすぎるので怒るに怒れなかった、それに

「ねぇ、何で梨沙子の夢でウチが王子さまなの?」
「知らないよう・・・みやが勝手に出てきたんだもんっ」

1回「ごめん」と言ったせいか開き直ってる梨沙子ちゃん。
ちょうどタイミング良くカレーとチョコパフェが運ばれてくる・・・
みやは「すっごくお腹空いてた」って言ってカレーをパクパク。


アレ?


「みやー昨日アタシ夕ご飯カレーだった」
「ふーん?なんかね、桃達が『カレーカレー』騒いでたじゃん、食べたくなった」
「そういえば何であんなにカレーのこと言ってたのかな?」
「モーニング娘。のコンサートツアーのタイトルに『カレー』が入ってたからでしょ」

あ、そうだっけ?と考えてる間に、雅はカレーを食べ終えて
ポケーっと考えてる梨沙子の手からスプーンとそしてパフェを引き寄せ食べる。
その間も「そうだったっけ?カレー??」と考えてる梨沙子。

「あ、美味しいねパフェ!ウチも注文すれば良かったかな」
「え?」
「でも、コレ(梨沙子の)あるからいっか♪(パクパク)」
「あー!!りーのパフェ!!みや取ったー!まだそんな食べてないもんっ」

「いいじゃん、少ししか食べてないし。はい」
「う〜〜〜〜〜〜〜ん(考え中)」
「え?何、梨沙子??だからそんな食べてないって・・・」
「みや、パフェ一緒に食べよ、今日のお詫びだもーん!」
29 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 17:40
「え〜?何それ、いいよ一人で食べな」
「りーも食べる♪(パクッ)」

取り返したパフェを一口食べる梨沙子。
そして今度はスプーンでパフェをすくって雅に・・・

「はい、みやの番」
「ちょっ!恥ずかしいからいいってば!!////」
「だって、美味しいし・・・お詫び・・・」

差し出したスプーンを引っ込める気配はなく「食べて?」というこの
この可愛らしい顔で言われたら断れなくなってしまう。
恥ずかしいけれどパクッと一口食べた。
すると『パァッ』とか効果音がつきそうなくらいわかる表情の変化・・・

「みや、美味しい?美味しい?」
「だから、美味しいってば。さっきウチ食べたし後は梨沙子全部食べな////」
「うん♪いひひひひっ♪」
「梨沙子笑い方が可愛くない・・・」


「パフェ美味しい〜〜〜♪」

気にせずパフェに夢中な梨沙子。
ふと、雅が

「夢・・・何でウチが王子さまだったんだろうね?」
「モグモグムグ(パフェに夢中)」
「って、聞いてる?聞いてる??」
「は?」
「だから何でウチが梨沙子の夢で王子さまだったかって・・・」

「そんなの知らないもーんっ(パフェに夢中)」

確かに夢なんで本人の希望に構わず勝手に頭を流れたりするもんだ。
「知らない」なんてそりゃそーだと納得した雅ちゃん。

「あ、でもね、みやカッコ良かったよ!お馬さん乗ってね、後ろにりーも乗って(食べながら)」
「カッコ良かった?意外・・・あ、食べきったね」
「うん、美味しかった♪お城まで行きたかったなー・・・」
「夢の続き、見れるといいねー・・・ってまたウチ王子なのかな?」
「あ、そうかな・・・」

2人して顔を見合わせて笑った・・・雅が王子で梨沙子がドレス姿、ならば梨沙子は姫。
2人同じ考えでしばらく笑いが止まらなくて食べ終えてからファミレスから動けなかった。
30 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/04(土) 17:42

ノノ|∂_∂'ル<まだつづく・・・
31 名前:sappherios 投稿日:2006/11/05(日) 22:08
州*‘ o‘リノノ|∂_∂'ル の小説、初めて読んだのですが…素敵ですねv
続き楽しみにしています♪
32 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/06(月) 22:18
雅とバイバイして家に帰ると夕ご飯はまたカレーだった・・・

「ママ・・・またカレー・・・」
「カレーは次の日が美味しいのよ(汗」
「ふぅん・・・」

パクッ

「おいしい・・・みやも今日カレー食べてたなぁ」
「え?」
「ううん、なんでもないっ(パクパク)」


確かに「カレーは明日がうまいんです♪」とか
こんな歌があったような気がした・・・
実際に昨日よりもおいしかった


また梨沙子ちゃんは今日のダンスの練習を軽くしてから眠りにつくのでした。

「かもーん♪」

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・


・・


33 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/06(月) 22:18
34 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/06(月) 22:27
・・・ねぇ、ちょっと!起きてよ!!・・・


んん・・・誰?眠ってるりーを起こす・・この声・・この声?


ガバッ!!

起きると目の前にみやがいた

「あ、起きた?眠っちゃうんだもん。よく落ちなかったよね(笑」
「あばっ(昨日の続き・・・?)」
「どうしたの?寝ぼけてるの??」


アレ?昨日のみやは王子さまだったもん・・・?
何で今日はみやドレス??
・・・?

ヒョイッ

雅はドレス姿で馬から降りた。
「はい、手・・・降りれる?」
「あばばばばば(高いっ!お馬さんの上高いもんっ!!)」
「大丈夫だよ、そこに・・・そうそう足かけて・・・」

なんとか地面に降りれた梨沙子ちゃん。

「昨日となんか違う・・・」
「え?何が?ところでアナタはウチの名前知ってたけど・・・」
「みや、何でドレス着てるの?」
「へ?ウチお姫さまだから」

!?

あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば・・・・・
35 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/06(月) 22:34
昨日と言ってること違うもーんっ!!

昨日とは違う夢なんだ、きっとそうだ・・・アレ?でもなんか・・・

「アナタ、ダンスできるんでしょう?今夜ウチのパートナーになってね♪」
「あばっ?りーが??」
「うん、名前まだ聞いてないけど・・・『りー』っていうの?」
「みやにはそう呼ばれてないもんっ」

「ウチ?会ったばっかりじゃん」
「あばっ(そうだ夢の中だったもん・・・)」


「でも・・・どこの誰かは知らなくてもその格好はどこかの貴族かな?」
「え?」


昨日着てたピンクのドレスはどこへやら今夜の梨沙子ちゃんはまるで王子さま

「・・・王子みたいね、いくつ?」
「12才」
「ウチの二つ下かぁ、ん?その紋章・・・」
「?」
36 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/06(月) 22:41
紋章が何か知らないが左胸の辺りをジーっと見られている・・・

「どこかで見たような・・・」
「ねぇ、みやーお城!入りたーい♪」
「え?あぁ、うん案内するよ、こっち来て♪」


お姫さま雅ちゃんと今夜は王子?なりーちゃんはだだっ広いお城の中を
駆け回りました・・・・そして二人はおやつを食べにお庭へと・・・

「クッキーだって、はい」
「ありがとー(前に何かの番組でみやとクッキー作ったなぁ・・・)」
「このハートの大きいねー」
「あ、それ崩れやすいから一緒に食べよう(前にも一緒に食べて崩れたもん)」


「え、一緒に////」
「うん(みや顔赤いもん?)」
「で、でも(モジモジ)」
「変なみや」

「アレ?そういえば名前・・・・」

37 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/06(月) 22:49
ガサッ・・・

「雅から離れろ、よそ者が!!」
「あぁ、みやのパパだ」
「お前にパパなんて言われたくない!!ん?」

また左胸に紋章を見ます・・・

「この紋章・・・君は『スガーヤ家』の?」
「は?菅谷ですけど」
「失礼、そうか・・・では君がリーくんだね?」


「「リーくん??」」


「あぁ、ホラ雅も知ってるだろう?スガーヤ家・・・我が王国とも親しくしてる」
「もしかしてウチの婚約者の!?」
「婚約者??(あばばばばばばあば)」
「そうだよ、知らないで遊んでたのか?ずっと『年下なんてイヤー』って言ってたが」

「そ、それは・・・////」
「(年下イヤ!?みやー・・・りーは大人っぽいもん!)」
「雅と同い年くらいに見えるじゃないか、背も高いし・・・カッコイイ・・・決まりだな」
「ちょっとパパ勝手に決め・・・・あー、行っちゃった・・・////」

みやパパは可愛い王子りーちゃんを見てとっとと退散しました。
38 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/06(月) 22:55
「アナタ・・・スガーヤ・リーくんだったの?」
「菅谷梨沙子」
「え?」
「あばっ・・・りーくんみたい・・・(夢、夢だ)」

「婚約者だってウチの」
「ねぇ?」
「知ってた?知っててココの来たの?」
「ううん・・・偶然」


「ウチがドレス姿で馬に乗ってたら森でアナタがチョコンといた」
「気がついたら森だった(夢だし)」
「なんかね可愛いなぁと思ってそのまま連れてきちゃったけど」
「(みやがりーのこと可愛いって言ってるー!!あばばばばば)」

「ずっとイヤだって言ってた婚約者だったのかぁ(ため息)」
「りーが婚約者じゃ、みやはイヤ?」





39 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/07(火) 10:29
少し雅は困ったような照れたような顔をした・・・

「イヤっていうか・・・」
「婚約者なんでしょ?結婚しよ(夢だもーん♪)」


「うん、そうだね・・・・・・って、えぇえええええ!?」

アッサリプロポーズした梨沙子ちゃんに雅は驚きます
雅の驚きの大きい声を聞いて耳を塞ぐ梨沙子ちゃん・・・
大きな声は苦手です、ベリーズの時のかけ声もなるべく耳を抑える梨沙子ちゃんですから

「みや、声大きい・・・」
「でも今日会ったばかりなのに・・・」
「?いつも会ってるよ、小さい頃からずっと一緒だったもん」
「え?」

あばっ!これ夢の世界だもーんっ!!あばばばばばば・・・・・・
フッと夢の中のみやに何言ってるんだと思いながらアタフタしてたら



・・・・・チュ・・・・・



え?
40 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/07(火) 10:37
目の前にみやの顔があるもん?


今・・・「チュッ」て・・・・・




みやとキス――――――――――!!!!????


あばばばっばばばばばばば!!あばっばばば・・・・・・・・・

「あ、ごめん・・・いきなり////」
「(みやからキス?みやからキス??みやからキ(ry)」
「ヤだった・・・(恐る恐る・・・)」



首をブンブン横に振る梨沙子ちゃん、だって大好きな雅ちゃんからのキスはヤじゃない
「みやからしたからビックリしたんだもんっ」
「そうなの?じゃあ、ヤじゃなかったんだ(ホッ)」
「昔から、りーはみや好きだもんっヤなワケないもーんっ!」

「え?」

アレ?間違ったことは言ってないがなんか変なこと言った??
梨沙子ちゃんがポヤーっと考えはじめた時・・・

〜♪〜♪〜〜〜♪

・・・・・・・・・・・・

・・・・・

・・


41 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/07(火) 10:42
・・・・・目覚まし・・・夢・・・昨日の続きだたけど・・・?

内容が少し変わってた??

何でみやがお姫さま?りーがお姫さまだったのに。

りーは王子さま・・・だったのかな??婚約者だし?婚約?みやと・・・ぷぷっ

何でこんな夢見るんだろ?


・・・・・キス・・・・・・


みやに言おうかなぁ・・・

言ったらなんて言うのかなぁ?

うーん・・・レッスンでおかしくならないように話しておくもんっ







42 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/07(火) 10:43


     州*;‘ -‘;リノノ|∂_∂'ル<もうちょいつづく・・・

43 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/11(土) 17:20
起きてからメールをみやに送った


  『今日もみやが夢に出てきた』


それだけ。

タイトルなんてもちろんナシ。

この一行だけ。

今日もまたレッスンやらワンダのやらあるから準備をする・・・


・・・・・・・・・・・・・

〜♪

「・・・・・・メール・・・」

雅ちゃんは寝起きが悪い・・・というか低血圧というか・・・
メールが着たのに気づいて起きましたがいきなりは起きないようです。
二度ねしてからチェックしようとまた寝る雅ちゃん。

44 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/11(土) 17:29
・・・・・・・・・・数分後・・・?

雅ちゃんはまだ完全に起きてないボケた状態で携帯をとって

メールをチェック・・・?・・・梨沙子??

無題
・・・・
今日もみやが夢に出て
きた



・・・・・はぁ?

何このメール?また今度はどんなウチが出てきたの??

雅ちゃんは一気に目が覚めました。

梨沙子ちゃんにかけてみます・・・

5コールめで出ました

『もしもし、みやぁ?』
「梨沙子、何さっきのメール?」
『だからぁ、みやがまた夢に出てきたの、でね・・・(キス)///』
「うん?何それで??」
『あばっじゃwcにfヴぉすぅyだwl』

「はぁ?梨沙子??ちょっ・・・大丈夫・・(そうじゃないな)」

まだ電話の向うでアタフタしてる様子なカンジ。

「梨沙子、今日レッスン行く前に会おう?その時話して、ね?」
『あばばばばばばば・・・・・・ん、うん///(キス!)』

そのまま待ち合わせをして切った・・・

「相変わらず変な梨沙子・・・ふぁああああ」
45 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/11(土) 17:52
46 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/11(土) 18:02
レッスンの1時間前に近くの・・・昨日と同じファミレスで待ち合わせ。

早めに来たかな?と思っていたら意外・・・

でもないけど梨沙子が先に中でアイスティーを飲んでいた。

「早いじゃん」
「!みやぁ〜・・・おはよ///」
「おはよ・・・で、2度目のウチはどうだったの?」
「お姫さま」

・・・?

「はぁ?」
「だから今日は、みやがお姫さまだったの!」
「ウチ?じゃ梨沙子と二人お姫さま??」

元々色素の薄い梨沙子の白い肌は紅潮していく・・・え?何?何?

「・・・アタシはね、王子さまか知らないけど・・・////」
「うん?(何で顔が赤いんだろ)」
「みやの、みやのね・・・////」
「うん?何??」

「・・・こここここここ婚約者だってっ////」

どもりながら真っ赤な顔でアイスティーを見ながら早口で梨沙子が言った
?婚約者??・・・誰の?

梨沙子はウチの方を全く見ない、アイスティーの氷を見てる・・・

「梨沙子、今日何でウチのこと見ないの??」
「!!」

そのまま、うつむいて黙ってしまった・・・?またこのメルヘン娘は何を夢見たのか
47 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/11(土) 18:10
「何?あーっとウチの婚約者が梨沙子だったってこと?」

黙ったまま頷く梨沙子

「それでなんで・・・何?また何か変な感じになった?」

ストローでグラスをかき回しながら・・・

「・・・変っていうか・・・みやが・・・////」
「ウチが?」
「・・・何でもないっ////」
「はぁ?ちょっと気になるじゃん、何なの・・・もう・・・」

「あ、あの・・・うーん・・・////」
「何?言ってくれなきゃわかんないし、今日もまた集中してくれなくっても困る」
「あ、そかレッスン・・・」
「そうだよ!だから早くどんな夢見たか教えて!!」

コレくらい強気に聞かないと言わない、逆にこうやって聞くと言わない。
どっちにしろ梨沙子は結構、頑固。

でも言ってくれそうな気がするのは長年のつき合いのカン。

「・・・怒らないでよ?」
「怒らないから」

やっと話す気になったらしい・・・全くウチのグループの最年少は・・・




48 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/18(土) 05:21
チラチラと雅の顔を見ては困ったように落ち着きのない梨沙子。

それを「レッスン始まるから早く言ってよ」と半ば面倒そうに言う・・・


視線は少し下の方を見ながら、やっと口を開く

「みやが・・・」
「うん?ウチが??」
「アタシにね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

そこで黙ってしまいます

「何ー!?ウチが何!?」
「あ、あの・・・キス!!!!////」
「は?」

若干いつもより頬が薄っすら赤くなっている梨沙子、決して雅の方を見ない

「キス?キスが何??」
「だからしたの!みやがしたの!!////」
「誰に?」


鈍感なのか半分からかってるのか相手を聞く雅。
それに顔を真っ赤にさせた梨沙子ちゃんは・・・

「アタシに!!////」

そう言って立ち上がって「みやバカ!最初でみやがって言った!////」
とか雅に真っ赤な顔して怒った口調で言うけれど可愛いだけで全然怖くない
49 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/18(土) 05:31
そのままお店を出て行こうとする梨沙子ちゃん。
慌てて、追いかける雅・・・会計は自分は何も頼んでなかったけど払ってあげた

早歩きでテクテク歩く梨沙子ちゃんにすぐ追いつきます。


「りーさこ」
「みやバカバカバカバーカ」
「何でウチがバカなの」
「勝手にりーの夢に出てきて勝手に・・・////」

「・・・夢って見る人の願望とか出るっていうよね?(ニヤニヤ)」
「え?////」
「アタシが梨沙子にしたの?」
「そうだよ、急にしたんだよ?みやがしたの!バカバーカ////」


そこでどうしてバカ連発されるのかがわからない・・・


「梨沙子は何?それがヤだったワケ??」
「みやね、りーもこと可愛いとかキレイとか言ったんだよ////」
「ウチがぁ?アハハハハハハハ!!!!」
「夢の中のみやの方が優しかったもん////」

この子供をどうしよう?
無意識だろうがウチのこと好きって言ってるよーなもんだよね。
気づいてるのかな?バカとか言っても照れ隠しだとしか思えないし・・・

50 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/18(土) 05:50
歩きながら自分より少し背の高い年下を見ると・・・
ふくれっつらだけど頬がやっぱりまだ赤い

「りさこー?」
「・・・」
「もう!勝手に夢見たのは梨沙子でしょ・・・ったく」
「・・・」

黙ったまま歩く梨沙子ちゃん。


・・・あーあ・・・・

レッスン場の中に入ってすぐ更衣室へ行ったがまだ他のメンバーはきてない
黙ったまま着替えようとする梨沙子に雅は無理矢理自分の方へ向かせた
唐突に肩をつかまれグイッと振り替えされたのでちょっと驚く梨沙子



   ・・・・チュ



「現実になったね////」
「・・・・みや・・・?今の・・・」
「夢でしたんでしょ?現実にしてもいいじゃん////」
「みや、顔赤い・・・」

「赤くない////」
「・・・みや、りーのこと・・・好き?」
「教えない////」
「えー?何?何?えー!?みやとキスー!!////」

今さらながら現実のキスに驚く梨沙子ちゃん

「何、気づくの遅いんだけど(笑)」
「だってだってだって・・・えー!?////」
「もう、変な夢見ないでよ?////」
「知らないよー」

「・・・りさこ、寝る前になんかした?」
「えー・・・あ、笑っちゃおうよの練習してる、最後『かもーん』とこいつもやってる」
「変な夢見るの・・・そのせいじゃない?(笑)」
「えー?そーなのかなぁ・・・あ!カレー!!カレーも食べた!!この二日!!」


「へ?あー夕ご飯?・・・!梨沙子んチのカレーって・・・」
「アタシの家のカレー?『カレーの王子さま』だよ甘口!」

・・・。

「それじゃない?ウチも試してみよーかな(笑)」



51 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/18(土) 06:07
「そしたらみやの夢にりー出るかなぁ?(ワクワク)」
「さぁ?でも桃とか出てほしくないなー・・・」

ガチャ

「おはよー♪何なんの話?今、アタシの話してたでしょ?」
「おはよ、仲直りした?」

タイミング良く入ってくる桃と沙紀ちゃん。

「別にケンカしてないもん」
「梨沙子が笑ってたワケがわかったから、まぁ、いいかなって」
「りーちゃん昨日ずーっと笑ってたもんね、でも曲が『笑っちゃおうよ』だし」
「桃、笑われてたウチは意味わかんないんだけど・・・」

◇◇◇

その日のレッスンはみんなとても生き生きとして先生に誉められた

特に今日の梨沙子は昨日と打って変わって可愛らしくかつ可憐に華麗に踊った
ふいに先生がポロッと言葉をこぼす

「今日の菅谷は華麗だね〜」

その言葉にベリーズのみんなは一瞬「?」となり
「昨日カレー食べたんですけど匂いします?」
「梨沙子カレーじゃないよ『華麗』キレイみたいなもんだよ」

茉麻が指摘する

「桃も『りさこがカレー?』って意味わかんなかった(笑)」
「アタシもー(笑)」
「・・・二人ともそんなにカレー食べたいの・・・?」
「え?熊井ちゃんも好きでしょ??」



振り出しに戻る・・・・・・・・・・



ポツリと誰も聞こえないくらいの声で「じゃあ、梨沙子は華麗の王子さまか・・(笑)」
その王子をヒョイと横目で見てみると誉められて嬉しそうな満面の笑み・・・



「・・・・・・キス・・・・甘かったな」





52 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/18(土) 06:09


1.甘口な王子さま。


          f i n
53 名前:1.甘口な王子さま。 投稿日:2006/11/18(土) 06:11


     州*‘ o‘リ<どっちが王子だったの?

     ノノ*∂_∂'ル<・・・・華麗な人じゃない?////


    拍B ;‘ o‘;リ<!!
54 名前:名無し飼育 投稿日:2006/12/04(月) 20:52
続き楽しみにしてますw
55 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 00:37
はい、何故だか唐突にアタシ主演の映画の主題歌。
この映画に全く関係ナイけどアタシの親友で愛しの美貴たんとある意味・・・

念願?

な、ユニットを組んで歌うことが決まったわけよ。
アタシも向うもそれぞれツアーなりなんなり忙しい時にまたユニットかと。
今度は誰かと思ったら


まさかの美貴たん・・・・・いや、嬉しいんだけどさ。嬉しいんだけどね・・・



松浦亜弥で〜す♪


・・・・・

・・・



56 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 00:38


        中辛な王子さま。

57 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 00:43
明日の仕事が一緒だからってウチに泊りにくるのはいいのよ。
だけど少しこのコ手がかかるのよ。
甘やかしちゃうアタシが原因かもしれないんだけどさ。



ホラ、今だって人んチ来てすぐに部屋着に着替えて転がってるし。

つんくさんも調子ん乗って今回のユニットは異例の2ndとか出しちゃうし。
いいんだけどね、GAMとかさ〜美脚ねぇ〜・・・

・・・てか美貴たんが床に転がってTV観てる・・・・


2ndにこんな歌詞があったなー


58 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 00:48
亜弥ちゃんとユニット前から組みたいねとか言ってたけど・・・
実現しちゃうなんてねぇ。
・・・美貴、この映画出ないんだけどいいのかな?とか思ったし。
美勇伝に挿入歌くらい歌わせりゃ良かったのに。
でも2nd出したからこのユニット続くのかな?続けばいいじゃん。
続かないかなぁー・・・・

亜弥ちゃんと一緒とか、ごまっとう以来だし♪


っつか、このお笑いツマンネー・・・・ん・・?


ドスッ!!

「ぐはっ!!」


59 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 00:56
「わ〜ざ〜と〜足をのせてみた〜♪」
「イヤイヤイヤ!これ思いっきり美貴のこと踏んでるじゃん!痛いし!!」

美貴がツマンナイTV観てたらこの部屋の主にいきなりお腹踏まれました
しかも2ndのパートにある歌詞になぞってんのか知らないけど歌いながら!!!


「たん、TVおもしろい?」
「いや〜〜〜あんまり・・・・・っていうかいい加減足どけて」
「あぁ、メロディーズっぽく『えっちぃ』カンジにしたんだけど(笑)」
「・・・・どこが?(超お腹痛い・・・っつか下手したら死ぬよ?)」


今年亜弥ちゃんは二十歳んなったからお酒も飲めるワケだけど・・・
美貴が先に一人で酔っちゃうから酔えないとかなんとか・・・。
亜弥ちゃんも酔ってると思うんだけど・・・・・


シラフならこんな美貴のお腹に足ドンッ!てやら・・・・やるか_| ̄|○
でもソコに愛を感じる美貴ってバカ?
ぐっ!?

「たん〜?たん飲まないの??」
「明日仕事早いじゃん、思いっきり飲めないしー・・・ぐはっ!!」
「アタシは飲みたい気分なんですぅ〜〜〜〜」


亜弥ちゃんが・・・・ずっと・・・美貴踏み続けてます(泣
60 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 00:58


        川;VvV)<踏まれたままつづく・・・

61 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 15:06
62 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 15:11
ちょっと強く踏みすぎたかな?
たん、涙目になってる・・・・・こういう顔も可愛いんだけど。
だからちょっとイジワルしちゃうんだよねー・・・・
にゃはははははは♪


でもさすがに可哀想になったので・・・アタシが踏んでるですけど(笑)
どかしてあげましたよ。


あぁ、アタシって優しい・・・・・。




とか浸っていたらチョップされた・・・

「いたっ!」
「亜弥ちゃん今日はなんかハイだよー?大丈夫??」

「ハイ」

「そっか、大丈夫か・・・・って、今の『ハイ』は何!?」


アタシの美脚から開放された、たんに言われて気づいたアタシ今酔ってる?


63 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 15:27
親友でユニットの相棒がいつもより壊れてる気がする藤本美貴です。


「梅酒とか買ってきたのは美貴だけど―――――あぁ!」

亜弥ちゃんの部屋に来る時に適当に買ってきたアルコール類が・・・
半分以上・・・カラになって転がってる・・・チューハイやら、梅酒やら
美貴はまだ飲んでないんですけどー・・・・・・・・・・・・・・・・・_| ̄|○

「たんはさぁ、今回のユニットのことどう思ってる?」
「は?今さらそれ聞く?嬉しいってば(絡み酒?・・・・・・・意外かも)」
「ホラ、今年アタシそんなにリリースしてないじゃん」
「・・・・・・でも亜弥ちゃんバラエティとかCM出てるしミュージカルも・・・・・・」



「だから?」



私は不満です!って思いっきり顔に出した亜弥ちゃんが美貴に詰め寄る・・・。

うーん・・・珍しいかも・・・


「なんでいきなりそういう話?」
「・・・・、だってGAMが2nd出すのってコレって・・・」
「何?」


どう考えても不満を持った表情で言いながら急にフッと亜弥ちゃんは表情を変えた

「なんでもナイ・・・たんと同じユニット実現して嬉しいっ」

今度は抱きついてきた・・・2,3年前の亜弥ちゃんみたい。
ま、今も昔も2人の位置関係は基本的に変わらないんだけどさ・・・・・・・

64 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 15:29
◇◇
65 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 15:37
「あのね恥ずかしいから言わなかったんだけどさ」
「何?たんのクセにアタシに隠し事!?吐け!さぁ、吐け!!」

・・・・・迷うことなくその頭にチョップをいれる美貴。

「人がせっかく・・・もういい・・・寝よう」
「泣いてるみたいな♪声になるけどぉ♪」
「だー何?何??」


驚いた・・・・・・・・


だって




振り向いたら亜弥ちゃん唄いながらホントに涙流してるんだもん・・・・

立ち上がろうとした体勢をやめて元の亜弥ちゃんの側にピッタリくっついた。
少しだけあのPVのよう・・・亜弥ちゃんが熱っぽい・・・・・
何だろう?


とりあえず自分で拭おうともしないその涙を美貴の手でそっと拭う


また唐突に彼女は口を開く・・・・・



「たん、さっきの話の続き・・・何が恥ずかしかったの?」



そう問う彼女はいつもの亜弥ちゃんだ。





良かった
66 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 15:52
話の続き・・・美貴に話せと亜弥ちゃんは言う。

何故流れていたのかわからない涙は止まっていた


「美貴がソロで紅白出た後に決まったじゃん、娘。に入るの」
「・・・・・・うん」
「その時、『何で今さら?』って何回も思った」
「あぁ〜・・・たんかなり反発してたねメンバーに(笑)」

「だって美貴は4期で落ちて5期でもなく6期で入ったんだよ?」
「それその時期アタシに会うと必ず言ってた」
「今はもうさ、そんなの全然吹っ切れたっていうかなんかね・・・」
「それはそれでいいやって思ったんでしょ?いつだったか言ってたね」


「うん、そう。その反発してた時期に後浦なつみとかDEF.DIVAとか」
「ユニット?」
「ユニット!!アレさ、美貴がソロだったら絶対入ってるじゃん!?」
「絶対・・・とは言い切れないけど入ってるかもね・・・」


「しかも何で・・・歌姫とかに梨華ちゃんいるの?とか」
「にゃはははははは!たん、ソコなのツッコミ所が?(笑)」
「うん、歌姫じゃないでしょ梨華ちゃんは」
「で、たんは不満だったワケだ?」

そう、その通り。
ごっちんとはずーーーっと、ごまっとうから一緒で・・・遂には梨華ちゃんまで



美貴のプライドは許せなかった。確かにルックス要員としては派手だけど・・・


何故、そこに自分はいないのか?亜弥ちゃん絡みのユニットが出る度に思った。
67 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 16:12
「だから・・・何度か本当に『Thanks!』の歌詞みたいにさ」
「サンクス?」
「うん、本当に叫んだことあるんだよ美貴、アハ・・・・・////」


「叫んだ・・・・・?たん、何を・・・?」


「望みごと」


そう、いつだって亜弥ちゃんは美貴に特別優しかった
だから悔しかった
他のユニットで違う人と唄ってるのが
そして何故、美貴はこの人達と歌ってるの?とか・・・

すっごい今となっちゃ失礼な話だけどね自分のグループに対してさ。

だけど叫んだ だから叫んだ
不安定な将来と不安定なその時の自分が
青春時代とも言えるであろう時期かもしれない時期の美貴が

空に向って叫ぶなんて・・・・・・・・・・・時代錯誤だ


「たんの『望みごと』って・・・」
「叶ったから」
「それって・・・」

ただ、微笑みだけを亜弥ちゃんに返して美貴は「もう寝よう」と言った。



美貴の『願いごと』は・・・・・


・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・


・・・・・

・・



68 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/05(火) 16:49


  从‘ 。‘从<・・・つづくんだと


69 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/12(火) 17:29
70 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/12(火) 17:38
・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・?

「ねぇ?ちょっと話聞いてる!?」

ん?

・・・何

「ってか寝てるでしょ?アンタ寝てるでしょ!?」


・・・・・・・・は?

「えーっと、亜弥ちゃん?リボンの騎士はもう終わったよね?」
「はい?アタシはアヤンツですけど」
「何の冗談―――――・・・・・!」


美貴は何故こんなファンタジーな世界に・・・・あぁ、ハイ夢ですか。

「・・・はい、何でしょう?(亜弥ちゃんに変わりないし)」
「アタシってば一国の王子じゃない?」
「はぁ・・・(王子なのに『アタシ』なのね)」
「そろそろ結婚しろとかなんとかうるさいワケよ」

「はい?あー・・・・・サファイヤさんと?(流れ的にこうかな?)」
「そう!ってアタシまだ名前言ってないのに・・・」


「魔女ですから(ニッコリ☆)」


何の因果か知らないけど夢の中でも亜弥ちゃんは美貴じゃない人と結ばれるんだ


ほー・・・夢だし、ミュージカルより曖昧で適当でいいんじゃないか?

振り回してやろう、この魔女役大絶賛されちゃった美貴が♪


71 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/12(火) 17:49
話を聞いて見ると亜弥ちゃんは別にサファイヤが好きってワケでもない。

その上に好きな人がいるときた

「じゃあ、その好きな人と結婚すればいいじゃん」
「う!そ、そうなんだけど・・・////」
「何?なんかその相手問題とかあるとか?(顔赤いよ?ケッ)」

「うーん・・・問題・・・・・・ある」
「あ、そう」
「って、ちょっとアンタ魔女なんでしょー!?」
「あー訂正していい?魔女の期間はもう終わったの・・・だから普通の女の子に戻ります♪」


いやそこまでドン引きしなくていいじゃんってくらい亜弥ちゃんが引いた・・・

「ちょっと!魔女ってやめれるもんなの?」
「やめちゃダメなの?永遠に魔女は魔女なの?そんなの自由じゃん」
「悪名高い魔女のクセに・・・」


ん〜?そうなの??美貴は知らん。
亜弥ちゃんの恋話に夢ん中で付き合うなんてまっぴらゴメンよってなもんさ

そう思ってたらなんだか視線を感じるんですけど・・・

「じゃあ、もうアナタは・・・魔女じゃない・・・普通の女の子・・・」



「そぉ・・!」

肯定するやいなや凄い速さで抱きしめられた


・・・・・・・えーっと?

なんだこの夢

72 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/12(火) 18:02
何で美貴は夢の中で魔女やって王子な亜弥ちゃんに強く強く抱きしめられてるの?

「・・・・・たん、ずっと好きだった」

・・・あぁ、そうですかって・・・・・・・・はぁ!?

「えーっと?じゃ、好きな相手・・」
「一国の王子が悪名高い魔女と結婚なんて周りが認めると思う?」
「・・・・・思わん」
「良かった」


いえあのそんな抱きつかれるのとか昔はよくやられたし今でもするし・・・

「たん、結婚しよ」

そうそう、仲良いし・・・・・・ってヲイ!

「・・ハイ?」
「本当に!?やったー♪アタシ達両想いだったんじゃん!!もう、早く言ってよ〜////」
「え?あ、はぁ・・・」


どうやら幸せな彼女の頭の回路は美貴の『疑問系のハイ?』をプロポーズの肯定と・・・


「元魔女だってことは言わないでアタシが旅先で知り合ったっていう設定でいいか・・・・」


やっぱり・・・・・いいんだけどさ、夢だし・・・そう亜弥ちゃんと一緒にいれるなら
いいじゃないかってそれで結婚とかどうなの?どうなの??

コンコン♪

扉がノックされる・・・・・?ここてば魔女の館・・・なのかな?
断る理由もナイし

「どーぞー」
「たん!居留守使ってよ!!やっと結ばれたんだから!!!!」
「はぁっ!?」

ガチャ

「アヤンツおにいさま?」

ん??このコは・・・・・・・・・・

「アレ?りーちゃんじゃん。どうしたの??アタシとたんの邪魔しに来た?」
「え?あばっ!(アヤンツおにーさま魔女に抱きついてるもーん!あばばばばば)」


・・・・・・何で美貴の夢に菅谷ちゃんが出てくるんだ?


73 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/12(火) 18:04


拍B ;‘ o‘;リ<あばばったまま続くもーんっ


74 名前:名無し飼育さん 投稿日:2006/12/25(月) 00:52
続きプリーズ!
しかし、話し繋がってるんですね?w
75 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/26(火) 17:45
76 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/26(火) 17:52
ドアを開けたまま「あばっ」て言って固まってる菅谷ちゃん・・・
ちょっと!ちょっとちょっと!!
な・ん・で!美貴の夢に菅谷ちゃんが出てくるのか!?って・・・アラ亜弥ちゃん?


固まってるりーちゃんに亜弥ちゃんが美貴から離れてなんだか怖いオーラ出して近寄って

「りーちゃん何でココにいるの?ってか何でりーちゃんが来るの?」
「(あばばばばばばっばばあば魔女だもんっ魔女だもんっ)」
「?りーちゃん??アタシは別に邪魔されて怒ってるわけだけどそこまで怒ってないから、で、何で?」

怒ってる宣言しながら年下脅すなよーーーーーーーーー_| ̄|○


「あ、あの!スイマセンちょっと!!」

!?

「・・・へ?りーちゃんはわかるけどアナタ誰よ?」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま た か よ !!!!!!!!
77 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/26(火) 18:03
フリーズした菅谷ちゃんの横から夏焼ちゃんが出てきた・・・・・
おいおいおいおい何だこの夢?

「りーくんの・・・・婚約者のミヤ・ビ・ナツヤキです」
「ナスビ?」
「!!!!!SjふDMNPAIうrcもえcん:vl」

あ・・・・ちょ、確かに梨華ちゃんとはちょっと違うがアゴが少々発達してる
夏焼ちゃんにその言葉は亜弥ちゃん!しかも微妙に亜弥ちゃんもアゴ・・・いやいやいや!
つか夏焼ちゃんの憤慨ぶりが怖いというか何言ってるかわかんないんだけど・・・・・・・・・・

「みやびです!!!!!!!」
「あぁ、ナツヤキ王国だっけ?ベリーズ王国の分家?かなんかだよね」
「・・・そうですけど・・・・」
「りーちゃんの婚約者なんだ?へー・・・・・って!りーちゃん??」

!!

「りーくん!りーくん!」

夏焼ちゃんがフリーズした菅谷ちゃんを「りーくん」言いながら揺さぶってる
「りーくん」て中国人っぽくない?ってか何でこの二人が・・・はぁっ・・たく

「あばっ!あばばば(アヤンツおにーさまの父上からアヤンツおにーさまを探してこいと・・)」
「りーちゃん?ウチのパパに頼まれたの?」
「はい」

そう答えて満足そうに笑顔で頷く菅谷ちゃん・・・



ちょっと待て、今の会話・・菅谷ちゃん「あばば・・」しか言ってないよな?
夏焼ちゃんもポカンとしてるし・・・・まぁ、いいか。
78 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/26(火) 18:15
「えっと、このたびミヤと婚約が正式に決定したことを報告にゴールド国に行ったんだもん」
「そしたら、王子さま・・・・アヤンツさまがいなくなったと」
「だから前にアヤンツおにーさまが魔女のこと調べてたなーと思って・・・」
「アタシが『じゃあソコ行ってみる?』って・・・」

「「それで来たんです」」


「そっかぁ・・・・・・そりゃアタシ一応王子だしねー」
「アヤンツおにーさまは魔女が好きなんだもん?(不安)」
「あぁ、りーちゃん大丈夫!このコもう魔女じゃないから!!」

「「え?」」

またポカーンとした顔で二人に見られる何この夢・・・・・・・・


「魔女は辞めたの・・・・美貴は普通の女の子に戻ったから・・・ってまて!距離を取るな!!」

「だってもしミヤに何かしたら大変だもーん」
「りーちゃん、この『元・魔女』さんはそんなことしないよ(ニコニコ♪)」
「魔女って職業なんですか?」
「ミヤビちゃんだっけ?アタシもよくわかんないけど魔女辞めたんだって♪」


「コレで晴れてウチの国に帰れるってもんさ♪」
「はぁ?何??美貴亜弥ちゃんの国行くの?」
「結婚するんだからそんな黒いの脱いで純白のドレス着せてあげる♪」


「・・・・・わかった、それはわかった」
「何?なんかわからない??たん??」
「菅谷ちゃんと夏焼ちゃんはどういう関係?」


美貴的には何故美貴の夢にこの二人が出てくるかが謎なんですけど
79 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/26(火) 18:26
美貴のずっと気になってた疑問を投げかけると亜弥ちゃんと菅谷ちゃんが目をパチクリさせて美貴を見て一言。

「「親戚」」


「はぁ!?」
「だから親戚だってば、りーちゃんとは変な関係ないから心配いらないよ?」
「(ムッ)何言ってるんだもーん!りーにはミヤがいるもーん!!」
「いやいやいや、そういうことじゃなくて・・・あぁ、そう親戚・・・・・・」


って


信じられるかぁああああああああああああああああああ!!!!!!
お前ら二人どっこも似てないぞ!?
しいて挙げるなら色白なトコだけだ!こんチクショウ!!!!!
バッカじゃねーの?何このありえない設定!!美貴の夢なんだが_| ̄|○


「それはいいけど、りーちゃん背高くなったねー」
「成長したもーん♪」
「りーくん、おにーさま見つけたんだから・・・・」
「あばっ!そーだもーん、とっとと国に帰るんだもん!!」

「はぁ?あぁ、そうだよね。たん!さっ、アタシと行こう」
「はい?」
「素直でよろしい♪じゃあ、行こっか♪♪」

・・・今の疑問系の「はい?」だっただろっ!!??
って毒づきだいけど差し出された手を振り払うことは勿論美貴には出来ず・・・
流されたまま・・・・・亜弥ちゃんと馬に乗るとか・・・・楽しいけどさー


気がついたら菅谷ちゃんと夏焼ちゃんいないし・・・・・・・

なんな・・・の・・・・・・


・・・・・・・




・・・・・


・・

80 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/26(火) 18:27
81 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/26(火) 18:33
夢から醒めると・・・・・・・隣に亜弥ちゃんが寝てた・・・・・・

そうだ、うん


昨日亜弥ちゃんチに泊ったんだ・・・・・・・・

ブフッ!

思い出して噴出した

「何あの夢(笑)」


隣で寝ているアヤンツさんはこんな笑い声くらいじゃ起きないみたい
寝顔が少し疲れてる気がして眉間に寄ってた皺を指で伸ばしてみた。

「・・・・ん・・んん」


あ、起き・・・・・・・・・・・・・ないんだよね(笑)♪


疲れてんのかな?
美貴もそれなりに忙しいけど・・・んー・・・・・・なんとなく




疲労というか不満いっぱいなカンジがする亜弥ちゃん



だけど






美貴は・・・・・・
82 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2006/12/26(火) 18:34


   从*‘ 。‘从<言葉の途中でつづくとか・・・


83 名前:ミッキーティ♪ 投稿日:2006/12/26(火) 18:39
>>78「菅谷ちゃんと夏焼ちゃんはどういう関係?」

コレ→「菅谷ちゃんと亜弥ちゃんはどういう関係?」
の間違いですスイマセン^^;


>>74さま
はい、更新しました。
微妙にリンクしてますけど曖昧です^^
84 名前:ミッキーティ♪ 投稿日:2006/12/31(日) 04:04
途中ですが突然番外編を書きたいと思います中辛は少しおやすみです。


     『王子様と雪の夜。』


85 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:05

アナタがアタシの側からいなくなってもう1年が過ぎたのね・・・・・



86 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:06


        *ピーチ姫の章*


87 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:10
2002年にキッズオーディションでハロープロジェクト入り。



その2年後の3月3日ひな祭りにベリーズ工房として一緒にデビューしたよね。



デビュー前のレッスンで梨沙子と遅れて参加したアナタはついていけず

アタシはそんな頼りなさげなアナタをほおっておけなくて

自分も余裕はなかったけれど


あの時のアタシなりにアナタが遅れた部分を教えた・・・・・




覚えてる?



・・・・・・・・・・舞波
88 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:11
89 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:15
「もも〜?どーしもん??」
「へ?何で??」
「なんかボケーっとしてたもん・・・・・・いつもより元気ないもん」


繊細で天然なうちのグループ最年少の梨沙子・・・
普段は結構鈍いのに何でこういうときだけ気づくのかな


「・・・別にぃ?ゲームしてたから寝不足、心配?ありがとりーちゃん♪」
「なら、いいけど・・・」


納得がいまいちいかない表情をして梨沙子はアタシの側から離れた





もう



メンバーにはバレバレなのかなぁ?
90 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:17
アタシは2005年からクリスマスと紅白が少しだけ好きじゃなくなった


だって



いない



アナタは


いない



仕事でこういう行事の日、会えてたのに・・・・・・



お正月のコンサートでだって会えないんだから
91 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:19
いつからだったかなぁ?


最初は一つ下のアナタが振り付けについてこれないの見て

一緒に練習したり

練習につきあったり



いつのまにか


アタシが・・・・・・・・





本当はアナタに支えられてた



・・・舞波
92 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:21
知ってた


知ってたんだ




アナタに甘えてるのはアタシだってこと。




アナタが・・・・・卒業するとき・・・


泣かないと




決めたけど

無理だったよ・・・・・・・


ごめんね




そしてフォローありがとう
93 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:22
94 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:28
「ももー!!」

また・・・りーちゃんが来た・・・

「何?」
「そと!そと!!」
「え?何・・・」


バサッ

ガララッ!!


りーちゃんがカーテンをまくしあげ窓を乱暴に開ける・・・

「ほらっ」


・・・・・・ゆき


「雪だよ♪キレイだねー・・・」
「うん・・そうだね」


この景色アナタと一緒に観たかった・・・・・


「もも、元気出た〜・・・ももっ!?」
「え・・」
「どっか痛い?大丈夫??あばっあばばばばば(パニック」
「別にそんな何――――――・・・・・」


「じゃあ何で泣いてるんだもん!?あばばば(パニック」

え?

あ・・・あぁ・・・本当だ

アタシの頬を伝って涙が雫となって落ちていく・・・・・
95 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:34
「あばっ!ちょっと待ってて!!」

りーちゃんがダッシュで楽屋から出て行った・・・・

舞波、舞波、舞波・・・・・

あの時からだよね進む道が違ったのはアタシ達の


薄暗い中、粉雪が舞い散る様を見て



アタシは「儚い」なんて少し難しい言葉が頭に浮かんだ


気がつくと涙は止まっていて・・・

だけどまだ寂しい気持ちは止まってなかった


バンッ!

「もーん!」
「・・・りーちゃん・・・と、まーさん?」
「桃がおかしいって梨沙子が言うから・・・何かあった?」
「アタシじゃよくわかんないからママつれてきたんだもんっ」

「そっかぁ、りーちゃんありがとね。でも大丈夫だから」


ウソ

寂しい・・・


!!??

まーさんがいきなりアタシの頭を鷲掴みした!

「何?何?まーさん??」
96 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:43
そしたらそのまま抱きしめてくれた

アタシは小柄でまーさんは大柄だから・・・

すっぽりその腕の中に納まってしまう自分が少しセツナイ


「・・・・・なんとなくわかった」
「え?」
「でもアタシはどうしていいのかわかんないから・・・」

「(なんなんだもーん??)」


アタシを抱きしめる腕に少し力が・・・イヤ、ちょっ強い!強いよ!まーさん!!

「とりあえず桃は今淋しいんでしょ」
「・・・・・」
「抱きしめられたら安心しない?」
「りーはするよ?」

まーさんに抱きしめられたまま動けない状態だけど梨沙子の表情が想像できる

「ベイビーは安心するから今だけ桃もベイビーになりなよ」
「・・・桃は大人だから」
「今だけね桃」
「・・・桃はぁ、大人だから『今だけ』・・・」

そのまま、まーさんに抱きついて顔をうずめたまま・・・・・
このことは
今、泣いたことは秘密


桃とりーちゃんとまーさんだけの・・・・・



雪が降る・・・こんな夜はアナタに会いたくなるの・・・・・



97 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 04:43


        *ピーチ姫の章*



          f i n
98 名前:ミッキーティ♪ 投稿日:2006/12/31(日) 04:45
時間があればもう一つ書きたい話があったんですが。
グダグダ番外編ですねー。

もうちょっと時間が欲しかった_| ̄|○


舞波王子も出したかったwww
99 名前:ミッキーティ♪ 投稿日:2006/12/31(日) 08:47
もう一つ行き当たりばったりで書きたかったヤツを(爆)。
書きたいと・・・中辛は少々お待ちください^^;



       *愛と愛の理(ことわり)*


100 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 08:48


       *愛と愛の理(ことわり)*

101 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 08:50
2002年にキッズオーディション合格してからの付き合い



グループとか決まるまでキッズ15人は適当に仲良くやってたと思う




・・・・・・でも





アナタはもう私の側にはいない
102 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 08:54
今年、インディーズでデビューしてその後すぐメジャーデビューを果たした

アタシ達℃−ute


今年のお正月のコンサートでエッグから茉菜が入って7人から8人になった



そしてまた



アナタがいなくなって8人から7人になった

℃−uteではリードボーカルをアタシとアナタ二人で任されることがほとんどだったのに




・・・・めぐ
103 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 09:00
2003年キッズと矢口さんとでのユニットで最年少で選ばれためぐ

ZYXでがんばってた



今思うとZYXのキッズ5人中が今は℃−uteだね


そしてアタシは翌年2004年に「あぁ!」として9歳で

田中さんと雅ちゃんとユニットをしたんだ



その後・・・アタシ達一緒にユニットっていうか歌ったよね

田中さんと3人で。



今年のお正月に歌ったのがアタシ達には最後の「好きになっちゃいけない人」だ


何でアタシは今こんなこと考えてるんだろう?

104 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 09:00
105 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 09:12
「愛理ー・・・寝てるの?」
「んー・・・・・・・・寝てないよ?」
「何その長い間」

舞がアタシをつついてくる


「別にぃー」
「あれ?何それ」
「え?・・・・・写真・・・」
「あ!なつかしい!!愛理この時、顔丸いね♪」
「うるさいよ〜」

今は成長して丸いどころかゲッソリしてる感じがするんだけど
でも確かに「あぁ!」の時のアタシすっごい顔丸い気がする・・・・

「田中さん黒髪だし雅ちゃんは茶髪だね」
「え?あぁ、そうだね今は逆だよね・・・舞、細かいね」
「んー・・・アタシこの頃って小さいね〜」
「今もちっちゃいじゃん(笑」

℃−uteでもハロプロでも最年少のまいまいが楽しそうにアタシの昔のフォトブックを見る
舞はかわいいなー・・・・・


「ちっちゃくないよ身長伸びたんだから、もー」
「あはは、ウソだよ千聖もちっちゃいじゃん(笑」
「愛理は伸びてるよね、梨沙子も大きいけど」
「舞も今から伸びるんじゃ・・・・アタシより大きい舞はヤだな」

「何それ〜」

笑いながらパシパシ舞に叩かれる、カワイイな〜(笑)
ふと舞がフォトブックに収まってない1枚の写真に目をとめる・・・・・あ・・
106 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 09:19
「何でコレだけしまってないの・・・?」

不思議そうに裏返しにされたその写真を舞がヒョイと取る


『℃−ute』ってグループ名がついて初めて7人で取ったときの写真・・・・・


「わぁ・・・なつかしい」
「・・・ん」
「何でコレしまわないの?フォトブック・・・ここ一枚空いてるけど入れていい?」
「あ、うんお願い」


舞は「なんで出したの〜?」とか言いながら元あった位置に直してくれた
アタシはただ「なんとなく」とだけ言って笑ってみた



ふいに幼い舞の顔が真剣な表情になる


「・・・・・愛理、アタシはずっと一緒だよ」
「・・・何それ・・」
「ただ、なんとなく・・・カッコよかった?いひひ♪」

そう言って舞は他のメンバーのとこへ言ったのかアタシの元からいなくなった


何が言いたかったんだろう?

107 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 09:24
キッズ15人からベリと℃−uteに分けられた感じなんだけど・・・・

アタシのいるグループはリーダーの舞美ちゃんもそうだけど
えりかちゃんも天然っていうかおもしろいっていうかおかしい


ベリは佐紀ちゃんと茉麻辺りはしっかりっていうか落ち着いてる気がするけど


ウチのグループってしっかりしたコって誰なんだろう・・・
アタシはしっかりして・・・ると思う多分。


もう一人・・・・・しっかりっていうか負けず嫌いのアナタがいれば



アタシは別に・・・・・・・・別に・・・別に・・・・

108 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 09:28
特別そんなに仲良かったって言えるほどの関係じゃなかったかもしれない


だけど歌う時アナタと二人でのリードボーカルはイヤじゃなかった



楽しかった


息も合ってきた




なのに



・・・・・・・もう会えない


もう二度ときっと一緒に歌うことなんてないんだろう




アナタがいなくなってからアタシの心に隙間ができた
109 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 09:30
もしもまた


一緒に歌えたら・・・・・・




そんなことはきっとない


突然脱退したアナタ


いきなりいなくなったアナタ





今さらだけどアタシにとってアナタはとても大事な人だったみたい



でも





好きになっちゃいけない人だったわ・・・・・・・
110 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 09:30
111 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 09:39
バタン!
ダダダダダダダダダダ!!
バサッ!
ガチャ、ガラガラガラ・・・

!?

ウチの行動が不思議なリーダーの舞美ちゃんが楽屋に入ってきていきなり
っていうか走りこんできて窓を開けた・・・この人一体?

「愛理!雪!!」
「ゆき?」
「早く!ほら、ほら♪」

無邪気な笑顔でアタシに手招きするこの人はとても中3には見えない
舞の方が大人な気がしてきた・・・・一応窓の方へ行ってみた



あ!


キレイな粉雪が暗い中チラホラ白くて・・・・・・・キレイだ


「ね!雪!!降ってるの!振ってるの!!」

いや見ればわかるしそんなに興奮しなくても―――――・・・舞美ちゃんだしな

「・・・うんキレイだね」
「でしょ?でしょー♪」
「なんで舞美ちゃんが得意そうなの?」
「わかんない♪」


このリーダーやっぱり頼りになるのか意味わかんないよーカワイイけどさぁ


「あ、愛理笑った」
「は?」
「今日一日あんまり調子よくなさそうだったから・・・元気みたいだね良かった」
「そ、そうかな?」


前言撤回、舞美ちゃんコレでも結構見てるトコ見てる!!
112 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 09:53
「舞ちゃんが心配してたよ」
「・・・舞が?」

クシャッとアタシの頭を撫でて舞美ちゃんがほんわかした笑顔を見せる

「何かはよくわかんないけど・・・」

舞美ちゃんがテーブルに置かれたフォトブックに目をやる

「アタシとか他にも仲間がいるじゃん♪」
「・・・・・」
「天然が多いんだけどさ、アハハハハハハ♪」
「それ舞美ちゃんだから」
「愛理も結構天然だと思うんだけどなー」

そーかなぁ?マイペースだとは思うけど・・・


「愛理元気じゃん」
「元気だよ?」
「ならいいや」
「何それ(笑」

ちょっとおちゃらけてた舞美ちゃんの表情がスッと変って・・・

「・・・・今は前にあるソコだけをこなしていこう」
「・・・え?」
「アタシも頑張るから、愛理に負けないように(ニコッ☆)」

そのまま舞美ちゃんは窓開けっ放しで楽屋から出て行こうとしてドアの前で振り向いた


「めぐにも負けないぐらい頑張るから」
「舞美ちゃん・・・」
「だから一人でそんなに抱え込まないで、他のメンバーだって・・・特にアタシとか」

「ブフッ!アハハ!舞美ちゃん!ありがと、ごめんね心配かけちゃってアハハハハ・・・」

もう

舞美ちゃんが意味不明だから

113 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 09:59
おかしくって涙が出てきた


「アハ・・・グスッ、もー・・・舞美ちゃん笑わせすぎ・・・」

「・・・・・・今、アタシいた方がいい?」

「・・大丈夫ありがとう・・・」

「そっかぁ、フラレちゃった、テヘッ♪」


最後までおちゃらけて舞美ちゃんは楽屋から出て行った・・・・・
窓開けっ放しだから突風で涙と粉雪が混ざった

「つめた・・・」




本当に大切なものは失ってから気づくのだと




そう気づいた小6の冬


小2の頃から一緒だった仲間を失うのは



やっぱり寂しいよ・・・・・


サヨウナラ・・・・・めぐ・・・・
114 名前:王子様と雪の夜。 投稿日:2006/12/31(日) 10:00


        *愛と愛の理(ことわり)*


            f i n

115 名前:ミッキーティ♪ 投稿日:2006/12/31(日) 10:02
またグダグダで終わらせてしまった_| ̄|○
今年の更新はこれでラストです。
中辛がハンパなままなのが悔やまれますが、また来年に続きを・・・。

でわでわ良いお年を^^
116 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2007/02/14(水) 19:58
117 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2007/02/14(水) 20:01
時計を見ると美貴は結構早めに目を覚ましたんだなと知り・・・

居心地の良いまだ眠っている亜弥ちゃんにくっついて寝た。

二人くっつくと亜弥ちゃんが暖かくて・・・・・

そのまま・・・・・・

・・・・・


・・・



118 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2007/02/14(水) 20:08
・・・たん・・・ん・・・たん・・・


・・・亜弥ちゃん?起きたの・・・?
そう思い目を開けた美貴の視界に飛び込んできたのはアヤンツ王子だった・・・


「みきたんっ!もう、なーに寝てるの!!」
「え、いやぁ・・・(夢だし・・・寝るだろ)」
「もー・・・とりあえずさ、既成事実作ってから帰ればいいかなと思って♪」
「・・・あ、そう」





は?今なんて・・・既成事実?


「ちょ・・・何それ既成事実って・・・(夢の中で?何?そういうこと??)」
「あ!ホラ見えてきたよ!!」
「へ?何が・・・ってアレ何!?」
「な〜んで魔女が知らないの?ここ”リボンの岸”だって!!」

「リボンの騎士!?」
「そうリボンの岸」
「・・・だからアレ何?」
「え?リボンの岸の門番さんでしょ、そりゃあ・・・」


いやいや、確かに辻ちゃんは門番だったよ、ミュージカルでね。でもアレ・・・
119 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2007/02/14(水) 20:24
断崖絶壁って感じの岸につけてる本人よりもバカデカイリボン・・・・・・_| ̄|○
たしかに見るたびに「辻ちゃん今日も一段とデカイリボンだなー」とか
思ったりしたけどさ、さすがに自分より大きいリボン頭につけるってどうよ?
しかもなんか門番でなく牢番じゃなかったか?と今ごろ気づく


「門番さん!アタシとたん結婚します」
「お〜!ついに落としたれすか♪OKれす!アヤンツ殿♪♪そして魔女さん♪」
「あ、えーっと?ココは一体?」


とりあえず『リボンの岸』って名所ってのはわかった。
だけどココで既成事実?何するの??
不思議な顔してたら辻ちゃんが美貴と亜弥ちゃんに向って無邪気に言った

「はいはい、新婚さんはキスしちゃってくらさい♪」
「はぁ!?意味わかんなんぐ―――・・・」
「アヤンツ殿は積極的れすね〜♪この間きたりーくんはキスするまで照れたれす」

そう、菅谷ちゃんもココに来たんだー・・・じゃなくて!
美貴が反論しようとしたトコを亜弥ちゃんからいきなりのキス。
しかも離してくれない、目を閉じる前にいきなり仕掛けられたもんで
ロマンチックのカケラもない・・・だけど不思議と全然イヤじゃない激しいキス。

辻ちゃんは慣れてるのかそんな美貴と目が合ってもニコ〜♪と微笑むだけ。
亜弥ちゃんからのキスに逆らえずそのまま諦めて美貴はただされるがまま・・・


ってキスだけだぞ!!!!
人前でしかも野外でなんてそんなプレイ・・・!おぉっとー美貴ってば何考えてんだ。
しかし何でこんな岸でキスとかが既成事実??
さすが夢って意味不明。


「アヤンツ殿、もういいんじゃないれすか?」
「?」

不意に美貴の唇から離れる・・・何・・・????
そして亜弥ちゃんは嬉しそうに辻ちゃんに言う

「じゃあ、コレで二人は夫婦ってことで♪」
「OKれすよ全然OKっす!かなり熱いキス見せつけられたっす!!」
「にゃはははは♪門番さんから太鼓判だよー?たん!」
「・・・あ、そう・・・」


一体この『リボンの岸』は何だったのか?
辻ちゃんからOKもらって直後また馬に乗り城を目指す。
つか、この夢・・・何?
前の夢の続き・・・だよねコレ。

変なの。変なの・変なの――――――――・・・・・・・
120 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2007/02/14(水) 20:27


      从*・ 。.・从<なの連発しすぎなの藤本さん。そのまま続くの。


121 名前:名無し飼育 投稿日:2007/03/18(日) 13:51
密かに辛口な王子を楽しみにしてますw
122 名前:ミッキーティ♪ 投稿日:2007/03/19(月) 22:49
>>121さま
スイマセン放置してしまって^^;
中辛〜を更新させてから番外編に飛ばずに辛口にいきますからm(_)m
近い内にストーリー更新いたしますので・・・m(_)m
123 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2007/03/22(木) 18:03
◇◇
124 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2007/03/22(木) 18:11
・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・!!!・・・・・!!


―――――・・・何・・・?


「みきたん!」
「・・・はい?」

怖い顔した亜弥ちゃんが美貴の上にまたがってペシペシ頬をたた・・・って痛いし!

「ちょ・・・何・・・」
「たんのバカ!もう遅刻しちゃうじゃん!!」
「へ?」

時計を見ると時間が・・・・・一気に寝起きの頭が冴えてくる・・・

「たん!早く顔洗って!!」

寝起きの悪い亜弥ちゃんが美貴より先に起きたとゆーことは
本当に本気で急がなければならないくらいじゃないか?

「たん!」
「はいはいはい!!」

美貴は急かす亜弥ちゃんの言うままに支度を急いだ・・・
あのおかしな夢のことなんてこの時は頭になかった
125 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2007/03/22(木) 18:18
・・・・・・・・・

不機嫌な亜弥ちゃんが美貴に言う

「たん、な〜〜〜んでアタシが寝起き悪いの知っててアタシより起きるの遅いかな〜?」
「・・・なんでだろうね?いつもなら・・・」

何故?
いつもなら寝起き悪い亜弥ちゃんを美貴は叩き起こす
何故?
いつもなら亜弥ちゃんより早く起きてる

何故?何故?何故・・・・・・・・・・・


「何か忘れてる気がする・・・」
「は?たん、どした〜?」
「う〜ん、いや何か大事なことなような・・・そうでないような・・・」
「何それ?」
「わかんない」

「変なたん」
「・・・・・・確かに変だね・・・」
「え!?(反論がくると思ったのに!!)」


その日の仕事をどうやってこなしたのかもあまり覚えてないまま
丸一日モヤモヤした気分で過ごした・・・・

美貴は何を忘れてるんだろう?



その答えは意外な所から見つかる・・・・ことを美貴はまだ知らない。
126 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2007/03/22(木) 18:19
◇◇◇
127 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2007/03/22(木) 18:36
あの日から忘れたモヤモヤ・・・何だったんだろう?
そんなこと気にするのもやめかけていた年末。


紅白のリハが始まる

今年は美貴は娘。にGAMにと衣装3回変え。

バックには例年通りBerryzと℃−uteがつく。

あと着ぐるみね、ハハ(苦笑)。


「おはようございます」
「おはよ・・・・・・・・」

挨拶されて挨拶を返すそんな普通のことが出来なかった――・・・
美貴に今挨拶をした菅谷ちゃんを見たら何か・・・
何かが・・・・・


「・・・ふ、藤本さん?(梨沙子、何かやったもん?ビクビク)」
「え、あー・・・あぁ、おはよ」
「?(あ、普通だもーん♪)」
「藤本さんおはようございます、梨沙子ー行くよー」
「みや!待ってー(あばばばばばあば)」

何この


・・・デジャビュ


菅谷ちゃん、夏焼ちゃん・・・・・・・何だっけ?
美貴なんかあったっけ?あの二人と何か・・・・・・・・

あぁ、セクシーオトナジャン!・・・って夏焼ちゃんだけじゃん_| ̄|○
菅谷ちゃんは?


・・・・・・なんなんだ今のは?そんな珍しい光景でもナイけど・・・


何か引っかかる

128 名前:2.中辛な王子さま。 投稿日:2007/03/22(木) 18:37


     州*;‘ -‘;リ<ひっかかったままつづくもーん

129 名前:2.中辛な王子さま 投稿日:2007/04/13(金) 23:11
130 名前:2.中辛な王子さま 投稿日:2007/04/13(金) 23:22
紅白が終わりつかの間の休息という間もなく正月のコンサート・・・

美貴はワンダで亜弥ちゃんはエルダ。

もし美貴がソロだったらきっとエルダだったんだろうなぁ。

いいけどね終結とかでGAMで今年は一緒に歌えるし。

まだ微妙にボケた頭でトイレに行こうと楽屋のドアを開けた


ガンッ!!


!やっべー誰かぶつかった?誰だよドンくさい・・・
ぶつけた人に「大丈夫」なんて思いもなく美貴が開けたドアに運悪くぶつかった相手を確認。
痛かったのかしゃがみこんでいる・・・
横にいるコが「大丈夫?梨沙子」って・・・アラ?
少し「ん〜」とうなってから顔を上げる涙目になってる菅谷ちゃん!

「ママ・・・ちょっと痛い」

ママ!?こいつ母親同伴・・・って違うじゃん・・・えーっとこのコは・・・

「あ、藤本さんおはようございます」
「おはよ、あの菅谷ちゃんドア・・・美貴が開けたのごめんね」
「ん?あ、大丈夫ですエヘヘ♪」

一緒にいた「ママ」と菅谷ちゃんが呼んだ須藤ちゃんにくっつきながら
菅谷ちゃんはふにゃ〜っとした笑顔で去っていった・・・
しっかしベリーズは皆でけーな・・・

131 名前:2.中辛な王子さま 投稿日:2007/04/13(金) 23:37
今年の衣装のコンセプトはメイドらしいがヅラ被ってるコも中にはいて
かなり統一感のないカラフルでメチャクチャな衣装だったと思う。

衣装のことを今更どーの言うなんて・・・まぁ、本当今更なんだけど。



・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・


・・



ワンダもエルダも一緒の集結は広い会場を亜弥ちゃんと走りまくって楽しかった
娘。にいるときとGAMのときとでは美貴は大分表情が違うみたい。
そりゃそーだろってカンジだけどね。

少し気が緩むとフワフワ何か忘れてる感情に襲われる・・・

そう、舞台が終わって着替えて・・・・

もう帰る・・・・んー・・・・眠い・・・・・・・・


「あれ〜?藤本さん??・・・ガキさん藤本さん寝ちゃってるよぉ〜」
「は?ありゃ、ホントだー起こそっか、もっさん!もっさん」
「アハハハハハハ!起きた時怖そうですね〜♪」
「カーメーが起こせっていったんでしょ〜〜〜〜〜〜?」
「えりは『起こせ』とは言ってませんよ〜〜?寝ちゃったとしか・・・」


・・・・・うるさい・・・・・

「・・・・んー・・っさいよぉ」
「あ!もっさん起きた!風邪引いちゃいますよぉ〜そんなトコで寝ちゃ!」
「そーですよ〜〜〜帰りましょうよ藤本さん♪」
「・・・うん、帰るー・・・」

・・・・((あら?藤本(もっ)さんが素直!))・・・・

ガキ亀に美貴は起こされてそっからどーやって家路についたのか
ただただ美貴は眠かったんです・・・・・・


       何で?
132 名前:何無飼育さん 投稿日:2007/08/09(木) 19:36
まだかな…?
133 名前:3.辛口な王子さま 投稿日:2007/08/10(金) 01:09


もっさんの様子がおかしいなと思っていたけど・・・
まさかその後にこんな展開が待ってるなんてアタシは想像してなかった




     3.辛口な王子さま



134 名前:3.辛口な王子さま 投稿日:2007/08/10(金) 01:13
「ガキさ〜ん〜サブリーダー就任おめでとうございます〜〜〜」

ヘラヘラふにゃふにゃしながらカメが言ってくる
だけどこんな繰り上がりな形でサブリーダーになって私はどうすればいいのだろう?
不祥事を起こして自ら辞めたもっさんは清々しそう



それがなんだか・・・
だって繰り上がりリーダーは・・・
135 名前:3.辛口な王子さま 投稿日:2007/08/10(金) 01:20
「あ!いたー!!ガキさん、あーし・・・あああああーしがリリリリーダーやて・・・」
「うん知ってる、そんでアタシがサブリーダーだから愛ちゃん落ち着いて」
「やって・・・ジュンジュンとリンリンとか言葉の壁もあるやろ?」
「愛ちゃんの福井弁もすでに6年くらい壁あるから大丈夫、だいじょーぶ!!」


愛ちゃんはリーダーやれると思うけどなぁ・・・
アタシが娘。のサブリーダーになっちゃうなんてビックリだもんね

もっさんの意思ならしょーがない・・・・・・・






なぁんて思うほど大人じゃないアタシ_| ̄|○
矢口さんの時も「えぇええええええ!?」だったけど
吉澤さんて凄かったんだな〜と今更ながら思う・・・
136 名前:ミッキーティ♪ 投稿日:2007/08/10(金) 01:22
>>132
軽くすっ飛ばして進めてしまいましたorz
137 名前:3.辛口な王子さま 投稿日:2007/09/04(火) 01:35

138 名前:3.辛口な王子さま 投稿日:2007/09/04(火) 01:46
新体制になってアタシが思ったのは予想してたより・・・


まぁ いいかな・・・


アタシが娘。に加入して飯田さん・少しだけど矢口さん・そして吉澤さん・・・
もっさんは就任して活動する間もなかったから除くとして

・・・愛ちゃん


円陣組んで気合入れの時に「大丈夫やから!」って慰めから入るのはやめようよ
自分に言い聞かせてるんだろうけどさ・・・
一応リーダーなんだからその辺の自覚は持って・・・持って、はいるか・・・多分


なんだかんだでモーニング娘。10年記念隊に選ばれてサブリーダーにもなって
ずっと大好きな娘。の記念隊に選ばれるなんて光栄だけど・・・
これがまた結構忙しいんだ・・・きらりもやってる小春はスゴイと見直したり・・・

139 名前:3.辛口な王子さま 投稿日:2007/09/04(火) 02:02
「あ〜ガキさぁん久しぶりぃ〜♪ウヘヘヘ」
「久しぶりだっけ?」
「うん・・・あれ?そうでもないかなぁ〜?」
「もー、カメ適当すぎ」

「さゆもいますよガキさん♪」
「さゆみん〜?は久しぶりじゃない気がする」
「え?何で?絵里はガキさんと久しぶりなのに〜」
「この間ガキさんとさゆデートしたの♪」
「でっ!デートって普通に遊んだだけでしょー、もう」

「ズルイ、ガキさんとさゆ、ズルイ!絵里も遊びたかった」
「カ〜メ〜は家でゴロゴロしてるのが好きじゃん」
「まぁ・・・そーですけどぉ〜」


こんな他愛ない会話、平和だなって思えるね
でもなんだろうこの心の中にある焦燥感・・・虚無感?



『吉澤さんがいなくなっちゃたら私の中のモーニング娘。がいなくなっちゃうんです』



かけがえない本音だった
でもまた新しい娘。を引き継いでいく役割、今の私は色んな葛藤でゴチャゴチャなのだ
140 名前:3.辛口な王子さま 投稿日:2007/09/04(火) 02:04
141 名前:3.辛口な王子さま 投稿日:2007/09/04(火) 02:04

142 名前:3.辛口な王子さま 投稿日:2007/09/04(火) 02:08


         从*・ 。.・从<つづくの

143 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/09/05(水) 01:29
がんばれ!ガキさん

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