年下の彼女

1 名前:イチゴジャム 投稿日:2007/01/31(水) 21:45
はじめまして
後藤さんと石川さんの小説を書きます今回は。
少し大人な二人に仕上がればと思います
2 名前:イチゴジャム 投稿日:2007/01/31(水) 22:14

春の夜空に浮かび上がる大きな満月一つ
こんな夜は桜の下で花見と乗じたい所だけど蕾は固く閉じて開いてはくれなさそう。

(まるであなたみたい…)

隣で眠るあなたに視線を送ると、敏感なあなたはその眼を開けてしまいそうだから
背伸びしてそのままシャワールームへと向かった。

時刻は午前2時を過ぎたところ
少し長めのキャミソールをうっとおしく脱ぎ捨てると、バラの香りが広がる浴室のドアをそっと押した。

静寂と水の音と私の鼓動

この年になっても彼女を意識してしまう私に笑いがこみ上げてくる。
何年越しの片思い?
思わせぶりな態度をするあなたが悪いのか
それとも、それを見て見ぬ振りする私が馬鹿なのか


現実と妄想の狭間で怪しく誘うあなた…
手を差し出しても悪戯に笑うだけで、戸惑う私を置き去りにしていく


ねぇ…昔のあなたはどこへ言ってしまったの?
欲張りな私はあなたの全てを欲しがる。

まるで渇いた喉を潤すかのように

後藤真希が欲しくて堪らない
3 名前:名無飼育さん 投稿日:2007/03/05(月) 06:21

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