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「せつなくて…」

1 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時19分27秒
それは、突然の出来事だった。

彼女――市井紗耶香が、私にとって特別な感情の対象となった瞬間の事を、私は今
でも忘れる事ができない。私の中で、何かが音を立ててパーンと弾けたと思ったそ
の瞬間、私の心の中は、彼女の屈託のない笑顔に支配された。
『これは恋愛感情なんかじゃない』
否定すればするほどに、彼女への想いは日増しに募っていく。自分はノーマルなの
だと強固に気持ちを押さえつけても、独特の胸の苦しさや、常に脳裏に浮かぶ甘美
な想像が、私のそんなささやかな抵抗を打ちのめす。寒い、冬の夜だった。
2 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時20分08秒
「カオ、どうしたの?元気ないよ」
青色7のレコーディングに臨んだ際、彼女にそう言葉をかけられ、その時初めて、
他人には、私がいつもの私に映っていなかった事を知った。確かに、この頃の私は、
相当疲れていた。彼女に対する想いが日々大きくなり、いたたまれない気持ちにな
っていた事に加え、その事が原因で、レコーディングに全く集中できず、そのデキ
が最悪最低だった事が、疲れに拍車をかけていた。スケジュール過多による疲れと
は全く異質の、胸の辺りにモヤモヤが残る疲労感だった。
「カオがそんな疲れてたら、他のメンバーのテンション上がんないよ」
「解ってるんだけどね…いろいろ悩みがあって疲れちゃって…」
「……仕事のコト?」
思えば、彼女の事を―好き―になってから、こんなに間近で話をするのは、初めて
かも知れなかった。私の胸は、彼女に聞こえてしまうのではと思うくらい、大きく
高鳴っていた。
「それも…ある」
「プライベートでもあるんだ?」
「……まぁね」
「そっかぁ…」
今、この胸の内を彼女に告げたら、彼女はどんなリアクションをとるだろう。きっ
と驚くに違いない。あるいは、思いきり嫌われてしまうかも知れない…一人そんな
事を考えながら、私は彼女のつぶらな瞳を見つめ続けていた。
「…ワタシもね、実はいろいろ悩んでる事あってさ…」
不意に彼女の表情が曇ったとき、ブースの中からスタッフが彼女を呼びつけた。
「…さ、もう一仕事してくっかな…カオ、元気出して行きまっしょいっ」
私は、ソファの背もたれに身体を沈め、まだ高鳴っている胸の辺りをそっと押さえ
てみる。そして、深く、ゆっくりと目を閉じた。
「サヤカ…」
3 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時21分27秒
しかし、私のこの想いを、彼女が決して受け止めてはくれないと、最初から解って
いたのも事実で、その事が私を余計に苦しめていた。

≪後藤が市井の事を愛しているみたいだ―――≫

そんな噂を聞いたのは、プッチモニがデビューした頃だったと思う。当時、新メン
バーだった後藤の教育係として、彼女が後藤と行動を共にする機会が多くなってい
った、そんな中で聞いた話だった。ただ、当時の私は、そんな話を気に止める事も
なく、ましてや同性の恋愛沙汰なんて、夢物語のような気がして、あるいは嫌悪感
に似た感情を抱いていたものだ。ところが今になり、今度は自分がその立場となり、
逆に噂に苛まれる事になろうとは、何とも皮肉な話だった。そして、後藤と彼女の
現状を見るにつけ、彼女の方も、後藤に少なからず何らかの感情を抱いてる事は明
らかで、当時の私は、まだ東京に来たばかりの頃のように、毎晩泣き明かしていた。
そう言えば、その頃の、こんなエピソードがある。
4 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時22分15秒
「…なんかあった?」
たまたま、テレビ局の楽屋で二人だけになった時、不意に圭ちゃんが声をかけてき
た事があった。
「…別に」
「ワタシさ、さっきからずーっとココにいるんだけど、ワタシいるの気がつかなか
 ったでしょ?」
「…気がつかなかった…」
「…だから。なんかあったの?って」
「…だってそれはぁ、圭ちゃんの存在感が薄い…」
「…怒るよ」
「……それより圭ちゃん。ちょっと聞きたいことがある」
「何?」
「…こないだある人から聞いたんだけど、後藤と…」
「後藤?」
「後藤とサヤカが…その…愛し合ってる…って」
「……」
圭ちゃんは、一瞬うつむいて黙ってしまった。
「…こういうの聞いちゃマズイのかも知れないけど…やっぱ気になるし。圭ちゃん
 ならなんか知ってるかって思って…でもやっぱ、マズイよね。うん。マズイ…」
「後藤は本気みたいだよ」
圭ちゃんは、いつもよりもさらに低いトーンの声で呟いた。
「…え?」
「…ワタシ、その…レズとかって、そういうのはよく解んないんたけど、後藤のサ
 ヤカに対する気持ちは、本モノだと思う。そばにいてさ、肌で感じるよ」
ある程度予想はしていた言葉だったが、2人に近しい圭ちゃんの言葉だけに、私は
かなりの衝撃を受けていた。聞かなきゃよかったと心底思っていた。
「ワタシはね、カオリ」
ショック状態の私に、圭ちゃんが続ける。
「あの二人、暖かく見守ろうと思ってるんだ」
「圭ちゃん…」
「特に後藤のコト見てるとさ、あぁウマクいけばいいのにって思うし。女同士の恋
 愛もアリかなって思うんだ」
結局、私のこの想いが成就する事はありえない。私の心の中だけで留めておかなけ
ればならないんだなと、改めて思い知らされた瞬間。圭ちゃんの顔がガメラ…いや、
鬼のように見えたものだった。
5 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時23分04秒
結局、モヤモヤとした心の中の整理がつかないままに、私は映画の撮影に臨む事に
なった。合宿のように、メンバー全員が毎日寝食を共にする8日間。私は科白や演
技の心配よりも、彼女と毎日顔を合わせ、会話をする生活の中で、今、必死になっ
て抑えている想いの箍が外れてしまわないかという不安の方が強かった。だが、自
分でも驚く程に、撮影現場での私は冷静だった。演技もほぼパーフェクトのデキだ
と自分では思うし、多少緊張はしたものの、彼女ともごく何気なく接し合う事がで
きた。
6 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時23分58秒
宵闇が迫る海岸。強風も寒波も厭わず佇む、黒と白、2つのベンチコート。大磯の
海に吹きつける2月の風は、刺す様に冷たい。出番待ちにも関わらず、私たちは時
間を忘れ、ただじっと、その場所から動こうとはしなかった。
「ねぇ、サヤカ」
「何?カオ」
「…今、何考えてる?」
「……カオと同じコトだよ、たぶん」
「…そっか…」
「…キレイだね、海…」
「うん…キレイだね…」
喧騒と繁忙の日々。そんな日常から、ほんのひととき開放された瞬間、私の心に去
来するさまざな「想い」は、潮風に乗り、果たして彼女の心に届いただろうか。私
は、夕陽がきらめく水面を見つめながら、そんな事を考えていた。
「カオ…もしもね…」
「…何?」
「…もしも、ワタシがモーニング娘。辞…」
「え?波の音でよく聞こえなかった」
「…ううん。なんでもない」
「…そう…」
「ねぇ、カオ」
「ん?」
「この海の景色、ずっと忘れないでいようね…ずっと…ずっと…」
「…そうだね…」
その時、彼女の表情がひどく寂しげだった理由を、私はまだ解らずにいた。
7 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時24分54秒
「レッチリいいよー。最高。カオも聴いてみ」
映画撮影前半戦クランクアップ後、休む間もなくスタートしたコンサートツアー。あ
る日の楽屋で、彼女は私の耳にヘッドフォンを押し当てた。彼女の暖かさを感じ、少
し鼓動が早くなる。ヘッドフォンからは、耳慣れない英語の曲。洋楽が性に合わない
私には、いい曲かどうかの判別は難しかった。
「どう?いいでしょ?」
「…うーん。私はどっちかって言ったら日本の歌の方が…」
「そーかぁ。カオはダメかぁ」
「…かぐや姫…とか…」
「は?」
私は、自分の不器用さにつくづく嫌気がさした。そこで、嘘でもいい曲と言っておけ
ば、もう少し会話も弾んで、彼女に良い印象を与えていたのに。今まで長所と捉えて
いた、自分に嘘のつけない性格が、完全に裏目に出た。
「ゴメン…」
「…なーんで謝んのぉ!意味わかんないよー」
「だって…」
「音楽の好みなんて、人それぞれじゃん」
「そっか…」
「でも、やっぱ好きな男のヒトには、ワタシと同じ音楽聞いてて欲しいなーって思う」
彼女にとっては何気ないその一言で、私は大いに打ちひしがれてしまった。決定的に
違う音楽の趣味が、何か私と彼女の関係を暗示しているような気がして、思わず泣き
そうになってしまったのを、よく覚えている。
8 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時25分51秒
秒刻みの過酷なスケジュールの中、暦は4月になっていた。コンサートツアーはメイ
ンイベントの日本武道館など数本を残し、ひとまずは終了。残っていた映画の撮影、
駅伝への出場と、相変わらずの忙しさではあったが、私の中には妙な充実感があった。
多忙の中でも、彼女と接していられるという幸せが、この時の私の原動力となってい
たのかも知れない。しかし、そんな状況が一変した。
9 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時26分37秒
≪市井が、モーニング娘。を辞める事になったよ≫
ある日、仕事場でマネージャーが告げたその言葉に、私は咄嗟に反応する事ができず
にいた。私の中で彼女の明るい笑顔と『辞める』という単語がうまく繋がらず、あと
3週間足らずで、彼女が私たちの前からいなくなってしまうという事実を、その時の
私は受け入れられずにいた。
「ホントなの?サヤカ…」
「…ホント」
「…どうして…」
二人きりの控え室。シンと静まり返った中に、二人の声だけが響いていた。
「…悩んだんだ。ホント、ずーっとずーっと悩んでたんだ」
彼女は搾り出すように呟いた。私は、ただ立ち尽くしていた。
「…辞めるのはスゴク寂しい。迷惑もかけるって解ってる。でも…」
彼女は潤んだ瞳で私のことを真っ直ぐに見つめた。
「…辞めちゃうなんて…そんな悲しい事言わないでよ、サヤカ…」
「カオ…」
「私のこと…私のこと置いて…行かないでよ…」
私は流れてくる涙を拭おうともせず、彼女にすがりついた。
「ありがと…カオ…」
「…好き…だったんだよ…」
「……ワタシも好きだよ…カオ…」
「……違うよ…違う…」
「…カオ…」
「…愛して…たんだよ…サヤカの事…どうしようもないくらいに…」
「……」
「…こんな気持ち、初めてなんだよ…」
「カオ…」
「…でも、サヤカには後藤がいるし…この気持ちは言っちゃいけないってずっとガマ
 ンしてたの…」
「……」
「…サヤカとこれからもずっと一緒にいられるからいいやって…だから言わなかった
 んだよ…なのに…なのに…」
「…ありがとね、カオ…」
彼女は涙目のまま、いつもの笑顔で私を見た。
「…複雑だけど…嬉しいよ、すごく」
「…サヤカ…」
「…でも…ワタシなんて言っていいかよく解んないよ…」
「…ううん。何も言わなくていい。サヤカは何も言わなくても…」
「でも…」
「…私は大丈夫だから。それに、ほら…サヤカとは音楽の趣味が合わないしね…」
「…カオ…」
「…いいの。私よりもきっと後藤のほうが悲しいと思うから。だから…私が言った事
 はもう忘れて…ゴメン…」
一方的に泣き喚いて、彼女を責めたような形になった事を私は悔やみ、何か言わなく
ちゃと必死になって言葉を探したが、うまくいかず、ただ謝るしかなかった。
10 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時27分46秒
案の定というか、私の予想通りに、後藤は憔悴しきっていた。あのいつも元気な後藤
が、ここ数日は全く覇気がなく、どんな仕事場でも上の空という感じで、リーダーで
ある裕ちゃんは、そんな後藤に幾度となく発破をかけていたようだったが、その後し
ばらくは元気でも、市井紗耶香脱退の話題が出た途端、風船が萎んでいくように、ま
た元気が無くなってしまう。そんな状況だった。
「後藤」
「…?」
「もっと、シャキッとしなさい!」
メンバー全員のいる前で、私は声を荒げた。思えばこんな事は、初めての事かも知れ
なかった。
「後藤がね、メソメソしてたら、サヤカだって卒業し辛くなるでしょ」
「だって…」
あまりの私のテンションに、後藤は泣き出したが、私は続けた。
「サヤカはね…サヤカは後藤の事、本当に好きなんだよ。だから後藤は…サヤカがい
 なくてもちゃんとできますって、サヤカを安心させてあげないといけないの…だか
 ら…サヤカが笑顔で卒業できるように、がんばろうよ、後藤…」
後藤だって可哀想なのはよく解っていた。そして、そんな気持ちに追い討ちをかける
ような自分の言動が後藤を深く傷つけてしまう事も。
「……ゴメン。キツイ事言って」
私は泣き崩れる後藤の姿にいたたまれなくなり、楽屋から出た。スタッフが忙しく行
き交うスタジオの廊下をボンヤリとさまよう。
『後藤になんて謝ろう…』
『これからどんな顔して接していこう…』
「カオ…」
不意に呼びとめられ振り向くと、彼女が立っていた。
「…後藤、怒ってるだろうね。許してくれないかもね…」
私は自嘲気味に笑いながら呟いた。
「…ありがとう。ワタシも後藤には言わなくちゃってずっと思ってたの。でも、後藤
 の悲しそうな顔見てたら、なんかキツイ事言えなくなっちゃって…」
「サヤカ…」
「後藤にはワタシから言っとく。カオは後藤の為を思って言ったんだって。だから、
 気にしないでいいよ、カオ」
「…嫉妬してたのかも知れない…」
「……」
「…後藤を責めたってどうしようもないって解ってるはずなのに…サヤカと後藤だけ
 が解り合えてるって思ったら…なんか…最低だよね、こんなの…」
「…ううん。すごく嬉しいよ…」
「サヤカ…」
「そこまで私のこと想ってくれてるって思ったら…なんかすごい嬉しいよ、ワタシ」
「…」
「付き合うとかさ、そういうのはちょっと考えられないけど…カオの気持ち、少しは
 解ってあげられそうな気がするよ」
「……ありがとう、サヤカ…」
「…さ、楽屋戻ろ。差し入れのケーキ、一緒に食べよ。ね」
11 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時28分22秒
5月21日。
日本武道館でのコンサートを最後に、彼女は、モーニング娘。を卒業した。彼女はこ
れが最後などとは思えないほどに、最高のパフォーマンスを見せ、私たちが涙に暮れ
る中、最後まで笑顔を貫き通した。公演終了後、控え室でささやかな打ち上げが行わ
れた。皆、思い思いに彼女との別れを惜しんでいた。
「カオ…」
部屋の片隅のパイプ椅子で、関係者が歓談する様子を見ていた私に、彼女が近づいて
きた。
「これ…私の…気持ち」
そう言って、彼女は一通の封筒を差し出した。手紙のほかに、何か入っている。
「帰ってからさ、聴いてみてよ」
そう言って私に封筒を手渡すと、彼女はまた、歓談の輪の中に消えて行った。それが、
モーニング娘。としての彼女と交わした、最後の言葉だった。
12 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時29分09秒

  Dear 飯田圭織サマ

   まずは武道館、お疲れサマでした。
   そして、2年間、本当にお世話になりまして、どうもありがとうございました。
   思えば、カオリとはずいぶんいろんな話をしたよね。いつ、どんな話をしたか
   なんて覚えてないけど、いつもカオのトークには笑わされっぱなしでした。
   でも、時々真剣な表情で夢とか未来とかを語るカオリには、さすがセンパイっ
   ていうところを感じていました。

   …なんか、こーゆーのって照れるよね。
   本当は、面と向かって、言うのが一番いいのかも知れないけど、カオリの顔を
   見ちゃうと、泣いちゃうかも知れないし、泣くと別れが辛くなっちゃうもんね。
   だから…今の私の気持ちを表した曲を探しました。カオリにこの曲を捧げます。

   本当に…本当に…どうもありがとう。
   あの日見た海の景色、二人だけの宝物にしようね

   from いちーさやか
13 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時30分46秒
部屋に戻った私は、同封されていたMDをデッキに入れ、再生ボタンを押した。脳裏
に浮かぶのは、いつかの楽屋。その時ヘッドフォンから流れてきたのは私の苦手な洋
楽だった。しかし、しばしの無音の後、スピーカーから聞こえてきたのは、意外にも
フォークギターの懐かしい音色だった。
14 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時31分21秒
       あなたに
       さよならって言えるのは
       今日だけ
       明日になって
       またあなたの暖かい手に
       触れたらきっと
       言えなくなってしまう
       そんな気がして

       私には 
       鏡に映った
       あなたの姿を見つけられずに
       私の目の前にあった
       幸せにすがり付いてしまった


       ひとつだけ
       こんな私の
       わがまま聞いてくれるなら
       あなたは
       あなたのままで変らずにいてください
       そのままで

15 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時32分36秒
と、いう訳で、こんな感じにまとめてみました。
狛犬さん方式で、結末を隠すために、ちょっちあげます。
16 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時35分02秒
今回は、数年後の飯田が、当時の事を綴った私小説という体裁で書いてみました。
雑誌にコラムを持っているほどですから、きっと文章にも造詣が深いであろうと
思われますが、まぁ、今よりも少しオトナになって、文章力もついているという
設定とお考えください。
17 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時37分40秒
最初の構想では、もう少し登場人物もいて(矢口とかね)もう少しドラマ色の強いもの
にする予定だったんですが、あまり冗長になっても…という思いから、エピソードを削
って、スマートにさせました。ただ、宣言どおり、保田には登場願いました。やや無理
矢理ですが。よって、字数的にはそんなボリュームのあるもんでもないです。
18 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時38分48秒
字数が少なかった事もあるんですが、結局4時間ほどでザーッと書いてしまいました。
完徹になっちゃいましたが(ワラ まぁ、しょうがないでしょう。
19 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時41分21秒
今回は、みなさんのアイデアを元にして書いたと言う事で、ひょっとすると、アイデアを
くださったみなさんの中の「いちかお」像とは異なるイメージの仕上がりになってるかも
知れません。ただ、僕の中での飯田圭織のイメージは、こんな感じなんです。ボケの裏に
隠された一途さというか。
20 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時42分31秒
と、いう訳で、そろそろいいんではないでしょうか。
21 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月17日(土)05時43分21秒
それでは、また、後ほどお会いいたしましょう。
22 名前:名無しさん 投稿日:2000年06月17日(土)14時16分53秒
あまりにもまっすぐすぎるが故に不器用・・・
そんな飯田さんをうまく書いてますよ。
自分の中の飯田象はほんとこんな感じです。
ぺったんこさん素晴らしいです、ジ〜ンときました。
23 名前:名無しさん 投稿日:2000年06月17日(土)16時19分08秒
本当の飯田さんがどんなのかは誰にもわかりませんが、
多くのひとが抱いている飯田さんのイメージを見事に捉えていると思います。
さすがぺったんこさん!!という感じです。お疲れさまでした。
24 名前:会長 投稿日:2000年06月17日(土)17時39分40秒
俺はいちごまなやつだけど、飯田もけっこう好き。
よくうたばんとかで
「サヤカはダンディーでカッコいい」やら「サヤカ好き!」やら
ストレートに愛の告白(?)してましたもんね。
ホントはこの話のように"せつなくて"たまらなかったもしれませんね、飯田も。
25 名前:サンジ 投稿日:2000年06月25日(日)02時03分52秒
ぺったんこさんほんとにありがとうございました。
・・・僕はものすごくうれしいです。僕の中の飯田象とすごく
だぶってますよ。すばらしいです。
お礼がおくれて誠に申し訳ありませんでした。
26 名前:ぺったんこ 投稿日:2000年06月28日(水)04時27分25秒
感想のレスをくださったみなさん。どうもありがとうございました。
書いたことのない題材だったので、どんな評価になるんだろう…といささか不安だったんですが、
ちょっと自信つきました。これを糧に、さらに精進しますんで、よろしくお願いします。また機会
があれが、飯田モノ書きたいですね。
27 名前:サンジ 投稿日:2000年06月29日(木)10時10分21秒
いちかお、やっぱりいいなぁ。
飯田もの期待して待ってます。

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