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「アドニスの乾杯」

1 名前:クロスメ 投稿日:2000年07月07日(金)18時58分32秒
ずっと更新してない、(本当は忘れていた・・・(笑))
小説なんですが、ちゃんと最後まで書かなくちゃいかん!!と
思ったんで、若干スローペースで更新していきます。
できれば感想なんか書いていただけるとありがたいです。
ちなみに過去ログは
   ↓
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=morning&key=961585570
です。
それでは続きから書いていきます。
2 名前:クロスメ 投稿日:2000年07月07日(金)19時12分03秒
とりあえず控え室に戻ってきた吉澤であったが、
さっきの石川の発言が気になって全然冷静になどなれず・・・
(さっきのりかっちのあれ・・・やっぱ冗談か??
 でもな〜〜、あの目はマジだったぞ・・・)
「何ボーッとしてんねん、吉澤。
 姐さんがお目覚めのキスで起こしたろか??」
「ダメだってば〜、裕ちゃん。
 裕ちゃんの唇は矢口だけのものなの〜〜」
「何言ってんねん、矢口。
 うら若き乙女のエキスでも吸わな、もうやっていけんわ。」
「裕ちゃん〜〜、そうやってリアクションできないことを
 言うのはやめてよね〜〜」
「圭織、マジうけすんな。ただのジョークやわ。
 マジでへこむやろ・・・」
「ははは・・・」
メンバーのお馬鹿なトークでなんとか落ち着きを取り戻した
吉澤であった・・・
するとそこに少し遅れて石川が入ってきた・・・
3 名前:某スレの156 投稿日:2000年07月09日(日)17時33分50秒
おう、復活ですな。
4 名前:名無しさん 投稿日:2000年07月10日(月)01時18分52秒
早く書け(藁
5 名前:クロスメ 投稿日:2000年07月10日(月)20時52分14秒
だからスローペースで書いていくって
注意書きしましたけど??
いろいろレポートや試験勉強で忙しいので・・・
(言い訳に聞こえたら申し訳ない。)
6 名前:名無しさん 投稿日:2000年07月11日(火)02時48分35秒
ゆっくりでいいですよ。
のんびり続き待ってますんで…。
7 名前:龍岩寺 投稿日:2000年07月14日(金)18時38分55秒
いや―いい感じですね。
お忙しいようですが、頑張ってくださいね。
8 名前:まいのすけ 投稿日:2000年07月27日(木)13時51分21秒
いしよし、やぐちゅ〜っすか?
9 名前:クロスメ 投稿日:2000年07月27日(木)22時20分47秒
「すいませ〜ん、遅くなりました。」
「遅い!!後輩が先輩より遅いとは何事だ!!」
「かおり〜〜、時代劇の見過ぎだよ、アンタ・・・」
「よ〜〜し、ミーティング始めるよ〜〜!!」
そして中澤を中心にミーティングは始まったのだが・・・
(あれ??・・・誰かの視線を感じる??・・・)
そう思った吉澤がふと振り向くと・・・
(りかっち・・・??)
それは、普段ニコニコしてる石川とは程遠い無表情な、
しかし、目ははっきりとした視線で吉澤を見ていた。
そして吉澤を見ると、またいつもの石川の表情で
ニコっと視線を送った。
なぜだかわからないが、薄気味悪い感じを受け、吉澤は
顔を背けた。
(私・・・何かあの娘にしたの・・・)
「吉澤!!聞いてんの!!」
(ヤバ・・・裕ちゃんだ・・・)
「ダメだよ〜〜、聞いてなくちゃ〜〜」
矢口に慰めてもらいながらミーティングは終わった。
「よし、じゃ今日の仕事はこれで終わり。
 じゃ、ちゃんと寄り道しないで帰るようにね。
 私達は人気シンガーなんだから。
 危ないファンがいたら、交番にでも駆け込みなさい。」
「は〜〜〜い。」
「あ、それと明日1日はオフだからね。
 ちゃんと新メンバーは学校に行くように。
 私達は1日ゆっくり寝るかな。」
「裕ちゃんババくさいよ〜〜」
そしてメンバーは控え室から出ていった・・・・
10 名前:クロスメ 投稿日:2000年07月27日(木)22時39分43秒
(あ〜〜、終わったよ。しかし疲れるね〜〜)
そう思いながらTV局の出口まで出て来た時・・・
「よっしぃ〜〜!!」
(あれ??あいぽんとののちゃんだ。)
「あれ??どうしたの??」
「いや、りかっちとよっしぃ〜捜してたんやけどな、
 4人一緒に帰ろうと思ってたんや。」
「ののもそう思って・・・てへ。」
「いいね〜〜それ、一緒にかえろ・・・」
「ごめ〜〜ん!!よっしぃ、遅くなって!!」
(え!?、りかっち??)
「え??どうかしたんか??」
「いや、これからよっしぃと映画見に行く約束があるの〜〜」
(ちょっと待て??そんな約束してないってば!!)
「え!?、そんなや・・」
「そうなんか・・・それじゃしゃ〜ないわな。
 ののちゃん、12歳コンビで一緒に帰ろっか。
 まあ、駅までやけどな。」
「じゃ、失礼しますね。」
そして2人は帰って行った・・・
そして2人が行ったのを見届けると吉澤は何かの
怒りが収まらなくなって石川を問い詰めた。
「ちょっと待ってよ!!いつ私達がそんな約束したの!?
 せっかく4人で帰ろうと思ったのに!!」
「いや、何かよっしぃ〜と映画見たくなってさ・・・」
「そんなの理由になってないわよ!!それにさっきの
 キスだって何なの!!私をからかってるの!?」
その時空から大粒の雨が降ってきた・・・
「そんなに怒んないでよ・・・・
 よっしぃ〜私の事きらいなの・・・・」
そういうと石川は今まで見たこともない悲しそうな顔をした。
その顔を見て、少し心が痛んだ吉澤であったが・・・
(ダメだ、今ここでガツンと言っとかないと。)
「前はスキだったけど、今はキライ!じゃあね!」
そういうと吉澤は雨の中、駅に向かって走り出した・・・
11 名前:クロスメ 投稿日:2000年07月27日(木)22時54分19秒
そして駅の入り口まで着いた吉澤であったが・・・
(さっきはちょっといいすぎだったかな??
 謝るなら今のうちかな・・・)
そう思って吉澤は駅で待っていた。
(ここしか交通のアクセスはないし・・・
 待ってれば来るでしょ。)
しかし・・・1時間まっても2時間待っても・・・
石川は来なかった・・・・
(どうしたのかな・・・捜して見るか。)
そう思った吉澤は駅前で傘を買い、来た道を戻っていった。
(あれ??どこにもいないや・・・)
そして、とうとうTV局の前に戻ってきてしまった・・・
(何でどこにもいな・・・・・なっ!?)
さっきと同じ場所に立ち尽くし、雨でびしょ濡れになって
石川は立っていた・・・顔は無表情で・・・
(どうしよう・・・)
そう思って見ていた吉澤に気付いた石川はニコっと微笑み、
「うれしい・・・来てくれたんだ」と怪しげな笑みを
浮かべて言った。
(・・・・・・・・・)
その表情を見た吉澤は、底知れぬ恐怖を感じ傘を落とした事も
忘れ、一目散に駅に向かって走り出した。
走っている間も、雨の水滴ではない、背中に大量の冷や汗を
びっしょりかいていた事にもまったく気がつかなかった。
それだけの恐怖感を与えた石川の表情が吉澤の頭から
離れなかった。
そして家に着くまでなぜか後ろを振り向く事が出来なかった・・・
12 名前:クロスメ 投稿日:2000年07月27日(木)22時57分49秒
久しぶりに書くと、小説って大変ですね(苦笑)
ま、これからも超(笑)スローペースで更新していくので、
これからもよろしくです。
13 名前:名無しさん 投稿日:2000年07月28日(金)01時06分01秒
こえ〜、石川こえ〜よ。
14 名前:クロスメ 投稿日:2000年07月31日(月)22時40分54秒
チリリ・チリリ・・・・・
(あれ、いつの間にか寝てたんだ・・・・)
そして、遠くから・・・・・
「ひとみ〜〜、ご飯よ〜〜〜」
「は〜〜い」
そして・・・・・
「いつもはなかなか忙しくて学校に行けないんだから、
 いける時ぐらい、ちゃんと勉強しなきゃ。
 もう受験生なんだしね。」
「もう、わかってるってば〜〜」
いつものにぎやかな朝食風景だった・・・・
しかしそこに・・・
<ピンポーン・ピンポーン>
「あれ、誰かしら??こんな朝から・・・
 は〜〜い。今出ま〜〜す。」
(せっかちなお母さんだなあ・・・)
苦笑いしながら味噌汁を啜ってた吉澤に
聞き慣れた声が・・・
「あれ??
 あなた、石川・・梨華さんだったかしら??」
(え!?うそでしょ??何で!?)
「ええ、あの先日、ひとみさん雨の中、傘もささずに
 帰ってしまったので風邪でもひいてないかと心配で・・・
 あと、これお見舞いといっては何ですが・・・」
「まあ!!きれいな花・・・あと果物まで・・・・
 本当にありがとうございますね。
 幸い、ひとみは元気で今朝食を食べていますのよ。」
「そうですか、それはよかった・・・・
 あ、私は今日、休校日なので・・・・」
「そうですか・・・・
 あ、これから朝食でも一緒にめしあがっていって。
 大勢の方が賑やかでいいし。」
「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
(何で家の住所まで知ってるの・・・)
もう心の中はパニック状態であった。
15 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月01日(火)01時20分45秒
神奈川から埼玉だと場所にもよるけど二時間近く
かかるんじゃ……
早起きでよい子のストーカー梨華(ワラ
16 名前:クロスメ 投稿日:2000年08月01日(火)19時56分59秒
あんまり細かい所まで突っ込まれるとツライです(苦笑)
大目に・・・・・ヨロシク(笑)

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