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うたうたい 0

1 名前:十六夜の月 投稿日:2000年08月08日(火)22時12分49秒
なにが違っちゃったのかな・・・。

なにかが違っちゃったんだろうね・・・。

2 名前:市井矢口好き。 投稿日:2000年09月03日(日)21時52分31秒
この板使われてないみたいなんで、もらいます。
小説はじめて書くので、辛口でもいいので、何か書いて頂ければ幸いです。
 
それでは、さやまりいきます。
3 名前:市井矢口好き。 投稿日:2000年09月03日(日)21時55分49秒
「愛してるよ、紗耶香―。」
矢口が紗耶香に抱きつく。
「おう、ありがとう矢口。」
紗耶香ががしっと矢口を抱きかえす。
これは、いつもの光景。ジョーダン半分で遊んでいるのだ。
まわりのメンバーは見て笑っているだけ。
そして、なっちか圭ちゃんがいつも「なにやってるんだか」という感じで
とめにはいる。

しかし当の二人の心の中はジョーダンなんかでは、なかった。

矢口
(ホント大好きなんだぞ、紗耶香。ジョーダンぽくしているのはテレを
 隠しているだけなんだぞ。いつも矢口が紗耶香を抱きしめるのに、
 どれだけドキドキしているかなんて知らないんだ。でも、それでもいい。
 この時だけは、紗耶香のぬくもりを感じられるんだもん。)

紗耶香
(いつも矢口はジョーダンであたしを抱きしめる。でも、あたしはいつも
 ドキドキしている。それを隠すのにどれだけ大変か矢口はわかってないん
 だよな。でも、このぬくもりを感じられるならジョーダンでもいいや。)

こんなことを思っている二人がいつまでもこのままのはずがない。
そう、あの時から二人の関係が変わっていった。
4 名前:市井矢口好き。 投稿日:2000年09月03日(日)22時01分31秒
コンサート会場での楽屋、紗耶香が部屋に入ると矢口がソファーですやすやと
寝ている。他のメンバーはきっともう1つの楽屋の方にいるのだろう。
紗耶香がソファーに近づき矢口を見る。
ドキッ。
(かわいい。)
紗耶香はずっと矢口を見つめる。しだいに我慢ができなくなって矢口の顔に
手を触れる。
「う〜ん……。」
ビクッとして触れていた手を離す。
矢口が起きたかと思って一瞬あせる。しかし、まだ寝ているみたいなので再び
今度は顔を近づける。
(いいよね。ちょっと寝てるうちに軽くキスするくらい。いつも裕ちゃんに
 されているんだし…あ、考えてムカついてしまった。(苦笑)
 こんなにカワイイ矢口がいけないんだ。)
矢口のせいになんかしながら、紗耶香は矢口に唇を重ねる。
ほっぺにちゅーはジョーダンでしたことがあるが、唇にはまだ、したことが
なかった。
数秒して、唇を離す。
ドキドキドキ。
心臓が破裂しそうだ。
そして矢口の顔を再びじっくりと見る。すると矢口の顔が真っ赤になっている。
(え?うそ?…。)
「……や、矢口もしかして起きてる?」
声が震える。
自分でもかなり焦っているのがわかる。
矢口はゆっくりと目を開ける。
「うん。」
紗耶香の顔が青くなっていく。
「ゴメン。まさか起きてるなんて思ってなかった…っていうか寝ていても
 悪いんだけど……その…あの…。」
(何いってんだろあたし。)
しどろもどろな紗耶香。
すると矢口が
「ねー紗耶香、今のキスはただのいたずら?それとも……。」
「矢口ごめん。ホントごめん。」
ひたすら謝る紗耶香。
「そんなにあやまんないでよ。それより質問に答えて!!」
うっすらと涙目になってる矢口。
「そ、その……。」
紗耶香が答えようとしたその時。
5 名前:市井矢口好き。 投稿日:2000年09月03日(日)22時06分07秒

ドンッ。
突然ドアが開かれる。

「おーい。リハーサル始まるからステージに集合だってー。」
圭ちゃんが部屋に入ってきた。

二人ともかなり動揺しているが、精一杯それを隠す。

「う、うん、わかった。ありがと圭ちゃん。」
(あれ?なんか雰囲気へんじゃない?それに矢口泣いてる?)

「ふぁ〜。オイラいつのまにか寝ちゃったよ。あはは。」
あくびをしたふりをして涙を拭く矢口。
いつもの矢口だ。
(なんだ。気のせいか。)
「そんじゃー行きますか。今日も頑張っていこうね。」
圭ちゃんがそう言って3人でステージに向かう。

その間、ずっとしゃべりまくる矢口、そして一言も話さない紗耶香。
(うん?やっぱ、なんかあったのかな?)
そう思っている間にステージに着いた。
「裕子―――――。」
矢口は中澤に向かって走っていく。そして「あははっ」と笑って楽しそうに
何か話している。

圭が紗耶香に尋ねる。
「ねえ、紗耶香。矢口となんかあった?」
「え?な、なんで?なんにもないよ。」
「そう、それだったらいいんだけど…。」

そして少しして、リハーサルが始まった。
6 名前:市井矢口好き。 投稿日:2000年09月03日(日)22時11分19秒
う〜ん、やはり難しい。
行を空けてないからすごく読みにくくなってしまった。(苦笑)

更新とか遅くなるけど、読む人がいれば頑張るので、是非意見を聞かせて下さい。
7 名前:さやまり 投稿日:2000年09月03日(日)22時44分59秒
さやまりならなんでも読む人です。
いいですよね〜この二人。
結構いるもんだな。さやまり好きな人。
前はこの二人の小説なんかも全然なかったのに。
8 名前:さやまり 投稿日:2000年09月04日(月)00時15分30秒
書くの忘れてた。
おもしろいです、とっても。
自分的には、裕ちゃんにヤキモチを焼くいちーちゃん萌え。
9 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月04日(月)23時01分35秒
おもろい!
続き希望!
10 名前:名無し 投稿日:2000年09月04日(月)23時36分43秒
マリものはオール大好き!いっちゃん好きなのは
やぐちゅーだけど、さやまりも好き。
ライブの映像見て、市井が抜けたのはやっぱりもったいないなと
痛感するこの頃。

感想は、ブックマークしたよ。ヤグチがめちゃ可愛くかけてると思います!
11 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月06日(水)05時57分18秒
これって続きないんですか?
更新待ってます。
12 名前:ミラクルン 投稿日:2000年09月06日(水)21時37分12秒
このスレは自分が前に間違えて建てちゃったやつです。
フォローしてくれてサンキューです!!
最近はさやまりにもハマッてるので、期待してます!!
13 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月13日(水)16時18分39秒
作者さん・・・。
続き待ってるんですけど・・・。
やめるんだったらやめると一言でも言ってくれれば、
毎日ここをチェックしにこなくてもいいんだけど・・・。
14 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月15日(金)17時13分48秒
続きないの?
まってんだけどな。
15 名前:市井矢口好き。 投稿日:2000年09月15日(金)22時04分58秒
リハーサル、紗耶香は矢口とのことが気になって、失敗を連発する。
「どうしたんや、紗耶香。ミスばかりやないか。あんたらしくないで。」

「ごめん…。」

「しゃーない、ちょっと休憩や。みんな、休憩にするで。」

休憩になり、紗耶香は矢口をちらっと見る。するとさっきのことなんか気に
していないようになっちとゲラゲラ、たのしそうにおしゃべりをしている。
(矢口はキスのこと、もう、気にしていないのかな?)
「はぁ〜〜〜。」
ため息をつく。


「いちいちゃ〜ん。」
ガバッ。いきなり後ろから後藤が抱きついてきた。
「うわ!!なんだよ後藤〜。」
「あはっ。」
後藤の無邪気な笑顔、見ているとなぜか心がほっとする。
「なんか今日のいち〜ちゃん、元気ないね〜。」
「そうかな…。」
「そうだよ〜。それに、失敗ばっかしてるし。こんなんじゃ後藤の教育係り
 なんて言えないよ〜。」
「そだね。」
(そうだよね。こんなことじゃダメだよね。
 怖いけど今から矢口に自分の気持ちを話そう。
 それに、後藤にこんなことを言われるようじゃ、ホント、教育係り失格だよ。)
「よし!!」
両手でホッペタを叩いて気合を入れる。
紗耶香の表情がいつもの表情にもどる。
「あ〜、いつものいち〜ちゃんだ〜。」
「ありがとね、後藤。」
紗耶香が後藤の頭をなでる。
「へへ〜。」
後藤がニコニコする。
(ほんとうに後藤はカワイイな〜。もし妹がいたらこんな感じなんだろうな〜。)
16 名前:市井矢口好き。 投稿日:2000年09月15日(金)22時06分45秒
一方、矢口はというと、なっちとおしゃべりをしながらも紗耶香のことが気に
なってしかたがなかった。
「だから……………なんだべ。」
「アハハハハハッ。」
(紗耶香、失敗ばっかりして、さっきのこと気にしてるのかな。)
なっちと話していても紗耶香のことばかり考えてしまう。
(でも、なんで紗耶香はキスしてきたんだろう。いたずら?それとも紗耶香も
 矢口のことが好きなのかな…………なんてね。そんな都合のいいことない
 よね。はは…。)

紗耶香の方をちらっと見る。すると後藤が紗耶香に抱き付いていた。
(な、ごとーーーーー。なに紗耶香に抱き付いてるんだよ。紗耶香もなんだか
嬉しそうだし。)

「………………だべ、それでね、矢口。うん?矢口、聞いてる?」
「あ、うん聞いてるよ。それで?」
「だからね…………………。」
もうすでになっちの言葉は頭の中に入ってこない。

紗耶香が後藤の頭をなでている。
ズキッ 胸が痛む。
(紗耶香は後藤のこと好きなのかな。…嫌だよ、そんなの嫌だよ。紗耶香……。)
17 名前:市井矢口好き。 投稿日:2000年09月15日(金)22時17分45秒
読んで下さっている方、すいませんでした。
更新がかなり遅くなってしまいました。

いいわけを言わせてもらえれば、書く時間がないというのと、他の小説
を読んでいると自分の文章力のなさに嫌気がさしてくる。
そして、今回書いていて、いちごまになりそうになって書きなおしを
したっていうのも大きな理由です。(苦笑)

読んで下さっている方のレスがなかったらきっと小説のつづき書くのを
あきらめていたとおもいます。
本当にありがとうございます。
これからも更新はかなり遅くなるとおもうので、読んでくださる方は
どうか、気長に待ってもらえると嬉しいです。
18 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月16日(土)03時35分41秒
あんま周りの声は気にせず、マターリいけばいいんですよ。
19 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月20日(水)23時39分31秒
更新気長に待ってまーす。
20 名前:名無し 投稿日:2000年10月13日(金)14時51分01秒
消えてしまった青版で新作かいてませんでしたっけ?
21 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月13日(金)15時53分34秒
うお!初めて読みました。面白いじゃないですか!こういうの超好きなんですが・・。
続き気が向いた時にでも書いてくれたら嬉しいです!
小説はそれぞれの魅力がありますから、比べる事無いと思いますよ?
22 名前:市井矢口好き。 投稿日:2001年01月23日(火)22時15分17秒
えーとこれ書いていた作者なんですが、続きを書く気力がありません。(汗
すこしでも楽しみにしていたみなさん、本当にすいません。
>20
青板ですか?自分じゃないです。


えっと、そんでいきなりなんですけど、またいきなり「さやまり」を書きたく
なったので、ちょこっと載せます。
(ずっと放置してたんだけど・・・・・)
23 名前:キス 投稿日:2001年01月23日(火)22時18分11秒
「コンコン」

ドアの叩く音がする。
いつものことだ。もうそろそろ来る頃だと思っていた。
「開いてるよ〜」

ドアが開く。そしていつもの顔があらわれる。
「うぃーす」

パジャマ姿に着替えて、マクラを持った紗耶香が入ってきた。

そう、いつも紗耶香は矢口の部屋に来るのだ。
一人だと怖くて寝れないらしい。ほんと、紗耶香ってば怖がりなんだから……まあ、それで矢口の部屋に来てくれるのは嬉しいんだけどさ。

「紗耶香〜、ちょっと聞いてよ〜。今日、裕ちゃんがさー」
いつものようにたわいもない会話をする。
今日あった出来事とか、おもしろかったこと、ムカついたこと、いろんなことを話すのだ。

「え?裕ちゃんが何?」

「裕ちゃんがね〜、また矢口にキスしてきたんだよ〜。それもほっぺ
 じゃなくて口にだよ、口に。信じられる?」

「はは(笑)いつものことじゃん。」

「いつものことだけどさー。こう毎日毎日される身にもなってみてよ。
 ほっぺならまだ許せるんだけどさ〜。」

「しかたないよ。あれはもう、日課だから。あたしもされるけど、
 もう慣れちゃった。…さすがにファーストキスを奪われた時は
 泣いちゃったけどね。」
紗耶香が苦笑する。

「そっか。そうだよね。紗耶香はファーストキスだもんね」
そう、紗耶香のファーストキスは裕ちゃんがが奪ったんだ。あの時は確かエレベーターの中でだったけ。いきなり紗耶香にキスして、
見てる矢口の方がびっくりしたよ。
24 名前:キス 投稿日:2001年01月23日(火)22時19分20秒
「そう言えばさ〜。最近紗耶香もキス自分からするようになったよね〜」

「え?そうかな?」

「そうだよ。今朝だって、圭ちゃんとふざけてしてたじゃん」

「ああ、したね。そう言えば」

「ああ、したねって………簡単に言うね〜〜」
はぁ、紗耶香にとってはなんにもないことなんだろうけど、矢口にとっては
大変なことなんだぞ!裕ちゃんはまだ許せるけど、圭ちゃんとまで。
なんかすごくムカつく。

「いいじゃん別に。ふざけてるだけだし………それとも、矢口もしたいの?(笑)」

「べ、べつにしたくなんてないよ。」
いきなりの紗耶香の発言に焦ってしまう。

「なんだ、したくないんだ。市井は矢口とキスしたいけどな〜。」
ちょっと残念そうにする紗耶香。

「え!えーーー!」
あまりにもの発言に驚きを隠せない。紗耶香が矢口とキスしたい?本当に?

「なんだよ矢口―。そんなに驚かなくてもいいじゃん。」

「驚くよ〜。だって、キスしたいなんて言うんだもん」

「えーしたいから、したいって言っただけじゃん。矢口は市井とキスするのは嫌?」

「嫌じゃないよ別に………」
嫌なわけないじゃん。矢口は紗耶香のこと好きなんだから…。

「じゃあ、しようっか。」
紗耶香が笑顔で言う。

「え!ホントに?本当にするの?」
紗耶香とキス…そりゃーはじめてじゃないよ。前にも数回したことがあるけど。
でもあの時は2人ともジョーダン半分だったし、テンションが高かったから。


「うん。しよう。それとも本当はやっぱり市井とキスするの嫌なわけ?」

「そ、そんなことないよ。……わかった。そこまで言うんなら。」

「よし。じゃあ、矢口、目、つぶって。」
紗耶香が矢口の肩に手をのせる。

「う、うん。」
目を閉じる。
ドキドキしてきた。
ああ、自分の顔が赤くなっていくのがわかる。

「ゴクッ」
紗耶香のツバの飲みこむ音が聞こえる。

「じゃ、じゃあ、いくよ。」
気のせいか、紗耶香も声がうわずっているように感じる。

コク。矢口がうなずく。
そして、紗耶香が矢口の口に顔を近づける。

唇と、唇が重なる。

一秒…二秒…紗耶香の唇がゆっくりと離れていく。
目を開けると真剣な表情をした紗耶香がいた。
25 名前:キス 投稿日:2001年01月23日(火)22時20分25秒
「…………………。」
数秒の沈黙。
沈黙を破ったのは紗耶香だった。

「あの、その、裕ちゃんとした時と市井とした時って違うかな?」

「え…違うって言われても、わかんないよ」
いきなりそんなこと言われてもわからないよ。キスしてる時は頭が
真っ白だったし。

「市井は、市井は、裕ちゃんとする時と矢口とした時はぜんぜん違うよ。
 矢口とする時は裕ちゃんとする時と違ってすごく緊張する。
 まだ胸がドキドキいってるよ」

「そりゃー矢口も裕ちゃんとする時と違ってすごくドキドキしてるよ。」
ドキドキしないわけないよ。紗耶香とキスだよ。大好きな大好きな紗耶香と
キスしてるんだもん、胸が壊れるんじゃないかってぐらいドキドキしてるよ。

「そっか、矢口もドキドキしてるんだ。…ねえ、矢口。もう1回キスしてもいい?」

「え?う、うん。」
矢口も紗耶香とキスしたいよ。1回だけじゃなくて、何回も、何回もしたいよ!

もう一度目を閉じる。
そして今度はさっきより少し長めのキスをした。
             。
             。
             。
             。
             。
26 名前:市井矢口好き。 投稿日:2001年01月23日(火)22時23分57秒
ってことでほんの少しですが、載せちゃいました。(笑)

一応続きは考えてあるんだけど、自分のことだからあまり期待しないで
ください。
(ちなみに続きを書くとしたらかなりエロになるので、ここでは無理かな(苦笑)
27 名前:名無しさん 投稿日:2001年01月23日(火)22時40分33秒
エロいのぜんぜんオッケーっす
28 名前:名無しさん 投稿日:2001年01月24日(水)00時53分12秒
続き切実に希望!!
全然無理じゃないですよ!
29 名前:名無しさん 投稿日:2001年01月24日(水)07時38分48秒
続き希望です
30 名前:名無しさん 投稿日:2001年01月26日(金)20時59分10秒
むしろエロ読みたいっス。
31 名前:名無しさん 投稿日:2001年01月30日(火)20時26分05秒
続き希望〜♪
32 名前:遊園地 投稿日:2001年02月17日(土)00時13分12秒
紗耶香とキスをしてから1週間が経った。

紗耶香は矢口のこと、どう思ってるんだろう?
矢口は紗耶香のことが好き。女同士なのにヘンだとは思っている。
矢口ってそういう趣味があったのかと一時期悩んだこともある。
でも紗耶香以外のメンバーをそうゆう気持ちでみたことがない。
きっと矢口が紗耶香を好きなのって男だからとか女だからとか関係ないんだ。
紗耶香はどうなんだろう……。

 。
 。
 。
久しぶりに土曜日、日曜日と2日間のオフがとれた。
どこに行こっかなぁ〜。原宿でショッピングでもしようかな〜。
友達を誘ってカラオケに行くのもいいかも♪
なんて考えていると紗耶香がこちらにやって来た。
「ね〜矢口。オフ予定ある?もしなかったら市井と遊園地に行かない?
 スタッフの人に無料で行けるチケット貰ったんだ。」

「え?遊園地?」

「あ、予定あるんなら別に・・」

紗耶香が言い終わらないうちに矢口は答えた。
「行く!絶対に行く!!」

「ああ。よかったよ。矢口がダメなら誰を誘うか悩んでたんだよね。
 それじゃー土曜日の10時に○○駅に待ち合わせしよう。
 それでいい?」

「うん。」
紗耶香と遊園地か〜。嬉しいな〜。
あ、これってデートになるのかな?
きゃ!紗耶香とデートだって、もしかしたら今の関係から進展があるかも。

待ちどうしいな〜。はやくこい土曜日!
33 名前:遊園地 投稿日:2001年02月17日(土)00時16分02秒
待ちに待った土曜日。紗耶香とデートの日。(矢口が思ってるだけだけどさ)
朝起きたら9時だった。
ここから待ち合わせの場所まで急いで行っても1時間はかかる。
化粧とかしてたら確実に間に合わない。
「もーなんで鳴らないのよ。目覚しちゃんと7時にセットしてたのにー!」
目覚しにやつ当たりするが、今はそれどころじゃない。早く行かなきゃ。

着ていく服はもうすでに用意していた。
昨日3時間ほど迷って選んだのだ。
そのせいで寝るのが2時ぐらいになってしまったんだけど。

矢口は急いで顔を洗い服に着替えて、すこしだけ化粧をして(ホントはもっと
したかったんだけど時間がないのでできなかった。せっかく紗耶香と二人での
遊園地なのに(涙)急いで待ち合わせ場所に向かった。

駅に着いたら10時30分だった。30分の遅刻だよ〜。
紗耶香、怒ってるかな…。

周りを見わたして紗耶香を探す。今日は土曜日ということで待ち合わせの
カップルが目に付く。
一人、時計を見ながらあたりをキョロキョロしている人物がいた。紗耶香だ。
走って紗耶香のもとへ行く。そしてあやまる。
「ごめん。紗耶香。」

紗耶香はこっちを向き一瞬ほっとしたような顔をし、今度はちょっと怒った
ような表情をした。
「ごめんじゃないよ〜。30分も待ったんだから〜。」

「ゴメン。ほんとにごめん。遊園地でアイスおごるからさ、許してよ。ね?」

矢口が上目づかいで何度もあやまる。市井はこの矢口の上目づかいに弱いのだ。
「わかったよ。許す。そのかわりアイスダブルだからね。」

「うん。」
ニコっと笑顔の矢口。こんな顔されたらだれでも許しちゃうんだろうなと市井は
思う。

矢口は安心して今度はじっくり紗耶香を見た。
カジュアルな格好で下はジーパン、上はカッターシャツ。一応芸能人ということ
を隠す為に頭は帽子を深めにかぶっている。
今日の紗耶香は一段とカッコイイと思い、ついついジ〜っと見つめてしまった。
「なに?市井の顔になにか付いてる?」

「え?あ、なんでもないよ。はははは。」
見とれちゃってたなんて言えないよね。(笑)

「なんだよ。変な矢口だなぁ。」

「あはははは。」
笑うしかできなかった…。
34 名前:遊園地 投稿日:2001年02月17日(土)00時17分23秒
遊園地について早速乗り物に乗った。
乗り物という乗り物をほとんど乗った。
そして昼食を簡単に済ませて今度はお化け屋敷へ入った。
紗耶香は嫌だと言ったが矢口のわがままで入ることになった。
矢口にお願いされると断れない。紗耶香って優しいのだ

中に入ると紗耶香が手をギュって握ってきた。
紗耶香はこういうのニガテなんだよね〜。
でも怖がる紗耶香が見たかったんだ。あは。

「紗耶香、怖いの〜。こんなの作り物じゃん。」

「わ、わかってるよ。こんなの平気だよ。」
紗耶香、声がうわずってるよ。強がり言っちゃって♪
まあ、そんな所がまたカワイイんだよね。

「じゃ〜手なんて繋がなくてもいいんじゃない?はなすよ?」
ちょっとイジワルを言ってみた。

「ちょ、ちょっと待って矢口。その…そう、はぐれるといけないから。
 それに矢口が怖がるといけないから繋いだままにしといた方がいいと
 思うのよ。」
焦りながら紗耶香は言う。
いいわけなんてしちゃって紗耶香カワイイな〜。怖いなら怖いって
言えばいいのに。まあ、これ以上イジメるのもなんだし。

「わかったよ。別に矢口怖がらないと思うけどはぐれるといけない
 もんね。」
道は1本しかないからはぐれることなんて無いと思うけど、そうゆう
ことにしておいてあげよう。(笑)

お化けが出てくる度に紗耶香が「ビクッ」ってするのがわかって面白かった。
いつも矢口の方が年上なのに年下扱いされるからお化け屋敷の中では優越感
があって楽しかった。

その後ジェットコースターに乗った。3回連続で乗ると紗耶香がギブアップした。
紗耶香って見た目はカッコイイ系なのにこれだもんね。まあ加入当初は見た目も
おどおどとした感じだったけどさ。
最近はあの頃の紗耶香と同一人物かと思うぐらいカッコイイ!加入当初から紗耶香を好きだったけどますます好きになってしまった。中身はあいかわらず、怖がりでタマに矢口に甘えてくるけど。
まあ、結局どんな紗耶香でも矢口は好きなんだな〜ということか。はは。
35 名前:遊園地 投稿日:2001年02月17日(土)00時19分55秒
そろそろ空が暗くなってきた。
そして最後に観覧車に乗った。
矢口、実は好きな人と観覧車に乗るのが夢だったんだよね。

「楽しかったね〜。また来ようね紗耶香。」

「ああ、うん。」

観覧車が上がって行く。外の景色を見るとすごく綺麗でみとれちゃった。
ちょっとの間景色を眺めていたら紗耶香が言った。

「ねえ矢口。ちょっと話したいことがあるんだ。」
紗耶香の方を見ると、すごく真剣な表情だった。
なんかドキドキしてきた。

「話し?何?」

「えっとさ…その…あの…市井もヘンだと思うんだ。でもこれ以上気持ちを
 抑えるのは無理だから言うね。」
紗耶香はなにかを決心したかのように言った。

「うん。」
矢口はだんだん顔が赤くなってくる。

「矢口、その…あの…え〜と…好きなの。その、友達とか仲間とかじゃなくて。
 …なんてのかな。恋人みたいな感じで。」
紗耶香は途中から矢口をまともに見れなくなって下を向く。

「紗耶香…」

「ははっ…。ごめん。やっぱりへんだよね。女同士だもんね。
 市井のこと嫌いになった?気持ち悪いと思う?
 でも仕方ないんだ。もう気持ち、抑えれないから。
 矢口が市井のこと嫌いって言ったらあきらめるからさ。
 都合がいいかもしれないけど、これからも友達として付き合って
 いってほしいんだ。」
紗耶香は一気に話す。

「いや。」
矢口が一言いう。
36 名前:遊園地 投稿日:2001年02月17日(土)00時20分35秒
いや?友達としてもダメってこと?気持ち悪いもんね。はは…しかたない
 よね。覚悟はしてたんだ。でも…やっぱ……ツライね。」

「違う!そうじゃなくって!」

「そうじゃなくって?」

「その、矢口も、矢口も紗耶香のことが好きなの!だから嫌って言ったのは
 友達として付き合っていってほしいっていうところ。
 矢口も紗耶香と恋人同士になりたいよ。」

「ほ、本当?」
沈んだ表情だった紗耶香がだんだん笑顔になっていく。

「ホントだよ。こんなことで嘘言ってもしかたないじゃん!矢口もずっと
 紗耶香のことが好きだったの。大好きだったの!」
今まで心に思っていたことを全てぶちまける。
なんか気持ちをうちあけたら、ほっとした。
まさか紗耶香が自分と同じ気持ちだったなんて思わなくて、嬉しかった。
嬉しくて嬉しくて涙が出てきた。

「矢口……ありがとう。」
そう言うと紗耶香は矢口をギュっと抱きしめた。
矢口も紗耶香の背中に手をまわし、二人、ずっと抱き合った。
そして観覧車もう1週したのはいうまでもない。
             。
             。
             。
37 名前:市井矢口好き 投稿日:2001年02月17日(土)00時24分09秒
ふう。ちょこっと更新。

書いてるうちに思ったこと。
だんだん市井のキャラが現実から遠くなっていく(ワラ

レスをくれたみなさんありがとうございます。
みなさん、エロが希望だそうで(汗
まあ、下がったら考えます。
38 名前:初めて 投稿日:2001年02月17日(土)00時26分33秒
紗耶香と恋人同士になって数日がすぎた。
あの遊園地以来二人になるとどちらともなくキスをするようになった。
さすがに他のメンバーの前ではできないけどね。ははは。

でも、恋人同士ってことはキスだけじゃすまされないわけで…その…。



いつものように紗耶香が矢口の部屋にやって来た。
そしていきなりすごいことを言ったのだ。
「矢口がほしい。矢口を抱きたい!」

「え!!!」
突然の紗耶香の発言にビックリする。

「明日でコンサートもしばらくしなくなるよね。だから、明日コンサートが
 終わったら矢口を抱く。だから矢口も心の準備しといてね。」

「抱くって………」
はは。ちょっと待ってよ……

「じゃ、そいうことで!今日は圭ちゃんとこで寝るから。おやすみ。」
そう言うと紗耶香は出て行った。

抱くって・・やっぱあの意味だよね?ちょっとなんだよいきなり。
そんな、心の準備しといてってそんなの…どうしたらいいんだよーー!
っていうか普通そんなこと言う?あーいうのはその時の雰囲気でするもの
じゃないの?もっとロマンチックな感じで……。
これじゃー眠れないじゃん。紗耶香のバカーーーーーー!!
39 名前:市井矢口好き 投稿日:2001年02月17日(土)00時29分24秒
ちょっとだけ書いたところまで載せてみた(笑)
これから先はまだ書いてないというか考えてないので
また更新が1週間以上遅れそうだ。
もしかしたらずっと放置かも。
40 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月17日(土)07時59分53秒
続きお願いします
マジで続きが気になります。
41 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月22日(木)14時43分16秒
更新はいつでもいいのですが、
ずっと放置だけはカンベンしてください。
めっちゃ続き気になりますよ〜。
42 名前:マーチ・ヘア 投稿日:2001年04月28日(土)06時19分39秒
また、放置なのね、、、
一言断れば誰も咎めないのに。
腕のイイ作者さんだから、結構残念。
次からは辞めたいならそう言って欲しいなぁ、、、
ま、とりあえずおつかれサマってとこかしら?
43 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月29日(日)19時30分05秒
>>42
そんなイヤミなコトいうなよ(w
マターリしようぜ?
44 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月01日(火)03時27分09秒
>>43
ナイスガイ発見☆

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