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小説!?
- 1 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月20日(日)04時06分13秒
- カミソリを手に持ち腕に押しつける
恐怖感なんてものは無い、何の躊躇いもなく切りつける
血が溢れて流れてゆく、蛇口を捻り水を出す
流れる水に傷口を付けて血が流れなくなるまでずっとそうしている
水の流れるのをただ見つめる
こうすると気分が楽になれる、生きている感じがする
もっとやりたくなってくる、水の流れの途中にある腕を見てもう一度切りつける
そのまま何度も切る、何度も、何度も・・・
水道から流れている水は腕から下は赤いジュースの様だ
- 2 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月20日(日)04時07分04秒
- 「・・市井ちゃん?」
名前を呼ばれてビクッっと身体が跳ねる
心臓がドクドクと音を立てる、それは自分のしている事に罪悪感を感じるから?
蛇口をもう一度捻り水を止め冷静さを装い振り返る
「・・何?後藤」
カミソリを持った手とそれで傷ついた腕は身体の後ろに隠す
「何って・・市井ちゃん腕見せてよ」
心臓の音が大きくなる
「・・なんで」
「いいから見せて!!」
だめだ逃げられない・・黙ってカミソリを持った手を前に出す
「・・・こっちも」
私の手からカミソリを取り傷つけた方の手を見る
仕方なくそっちの手も前に出す
何カ所もある傷口からはまだ血が溢れ出てきている
「・・何でこんな事すんの?」
泣きそうな顔、なんでそんな顔するんだろう・・人事なのに
そう言えば人に傷見られたの初めてだなぁ、みんなこんな顔するのかな・・・
「・・授業が暇だったから」
そう、生きてるのが暇だから
「そんな事して楽しい?」
「分からない」
そんな悲しそうな顔で私を見ないでくれ
「何回もこんな事してたんだ」
後藤が血の流れる腕にある無数の傷跡に触れる
「・・・痛そう、痛そうだよ市井ちゃんの手。」
「別に痛くない」
そんなに悲しそうな声を出さないでくれ
「やめようよ、こんな事意味無いよ」
・・私には意味がある、生きてる事を実感できる・・やめれない
後藤が私を見つめる
そんな瞳で私を見るな 見るな 見るな 見るな・・・ ・・・
「見ないでくれ!!!」
私はそう叫ぶと後藤の綺麗な手を振り払ってトイレから飛び出し
授業中にもかかわらず学校を出て誰も居ない自分の家へとただひたすら走り続けた
- 3 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月20日(日)04時12分17秒
- 鍵は掛かっていない、乱暴にドアを開け靴を脱ぎ捨てベッドに直行する
ベッドに入って少し落ち着いてから気付く泣いている事を
・・まだ手が綺麗だった頃好きだったあの瞳を見るのが、それが今は
不快感しか感じないなんでだろ?なんで腕切ってるんだろう、
なんで他のことで生きてる実感が感じられないんだろう
・・きっと私は汚い手になった時からおかしくなったんだ
一度汚れたら二度と綺麗にはなれない、汚れていくだけだきっと灰になったら綺麗になれる・・・
いつもベッドの横に置いてある鉛の様な物が入っている小瓶を手に取り
蓋を開けて中の物を飲む、味など無い空になった小瓶を本の場所に置き目を閉じる
ドアの開く音がして玄関を見る、追いかけて来たらしく後藤が息を切らしてこっちへ来る
「後藤走るの遅ね」
目を閉じたまま言う
「・・市井ちゃん?」
息が苦しくなってきた・・もう少しで綺麗になれる、またこいつの瞳を見れる
昔に戻るために少し遠い所に行くだけだ、別に怖くは無い
目を開けて天井を見つめる
「なぁ後藤、いつかまた帰って来これるよな?・・そしたらまた会えるかな」
「?なに言ってるの」
私は最後に後藤の瞳を見る、最高に汚い目で
「・・・水銀飲んだ」
〜END〜
・・意味わかんないねこれ
もっと意味分かんないの書いていくつもりです(甘々も)
誰かこんな駄作に付き合ってやってくれませんか?
- 4 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月20日(日)04時46分16秒
- とりあえず、気になりました。
- 5 名前:ティモ 投稿日:2000年08月20日(日)15時21分16秒
- おおお〜っ!
なんか新しい感じ。新鮮でいいですね、こういうのも。
- 6 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月20日(日)23時11分37秒
- たった今あなた達に映る私はとても苦しそうに見えるかもしれない
それでもどうか殺さないでくれ 本当に目を閉じてしまうまで
どうやらつけが廻ってきたようだ
身体はすでに蝕まれている、意識もなにもかも全てが幻覚に飲み込まれてゆく
逆らう気力もないどうにでもなればいい
こんな姿を見てもどうか悲しまないで、狂ったと思っても、笑ってもかまわないから
今また身体の何かがちぎれていった感覚がした
痛み 意識 思い 光 月に 空は 闇...
もう考えることも出来なくなりそう、それでもまだ死にたくない
あなたに会いたい
名前を呟いてみるきっと声にはならないだろう、それでもかまわない
(・・後藤・・)
いつの日か生まれ変わるとしたらもっとそばにいたい、誰よりも・・・
髪に 肌に 今も 触れたくて
涙 濡れた 瞳 声に 指に 笑顔
頭の中で思い出される後藤の顔が崩れてゆく
死にゆく私は幸せだった?
私は幸せじゃなかった、いつもなにかに苦しんでいた
その苦しさから逃げるためクスリをやった、スッとしたその時だけ幸せを感じた
後藤に会うまで気付かなかった それが嘘だと言うことを
分かっていても私は嘘の幸せを求め続けた、そしてその最終地がこれだ
じゃあ本当に幸せは何?
本当の幸せかは分からない、でも・・・・・・
I love you I love you I love you
・・・I'm so happy with love
たった今あなた達に映る私はとても苦しそうに見えるかもしれない
それでもどうか殺さないでくれ もうすぐ目を閉じるから
〜END〜
・・またまた意味分かんない
次ぐらい意味分かる甘いやつ書いてみたいなー
>4さん
気になってもらえて幸いです
>ティモさん
新しい感じ、新鮮ですか?しなびないように頑張ります
内容意味不明のが多くなっていくと思いますが;
- 7 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月20日(日)23時14分22秒
- あっ、書くの忘れてた
この内容ほとんどI'm so happyって曲のパクリですはは・・
- 8 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月20日(日)23時47分53秒
- ラルクがいいのはやっぱカップリングの曲なのにね。
yukihiroには悪いけど、最近じゃあ、リミックスばっかりで
いまいち…。
- 9 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月20日(日)23時58分45秒
- これが前々からおっしゃってたシリアスな奴ですね。
ラルクは詳しくないので曲の事はわかりませんが、>>1-3は鳥肌が立ちました。
>>6のような文章も引き込まれるものがあります。
- 10 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月21日(月)02時34分38秒
- こういう雰囲気も好きですが、
甘いヤツに期待してます。
- 11 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月21日(月)03時57分55秒
- I'm so happyはいいっすね。ラルク好き。
…でも、この曲で告白された事のある私は
聞く度に複雑な気分になるのだ
- 12 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月21日(月)10時47分32秒
- 今度は「さようなら」でやって欲しいですね。
ラルクのカップリングは名曲ぞろいだと思う。
- 13 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月21日(月)23時10分33秒
- 私達はこの時が来ることを多分いつも心の何処かで感じていた
でもそんな事考えたくなくて、後藤と二人で過ごせる時間をただ大切にとても大切に過ごしていた
抱きしめ合っているだけで嬉しくて幸せで、いつまでもそうしていたくて・・・
でもその大切な時間も静かに動いて行く時代の波には逆らえられずに
波に飲み込まれてしまいそう、だから波に飲み込まれてしまう前に
自分達で大切な時間を手放そう
でもそうする事は心が苦しいとしても決して悲しいことではないから・・・
だから私はきっと笑ってさよならを言える
だから後藤も最高の笑顔でサヨナラを言ってみせて?
いつまでもそうして下を向いているだけじゃ前には進めないよ
黙っていたら泣き出してしまいそうでさよならが言えないから
だからお願い
さぁ、もう一度笑ってみせて ふるえないで顔を上げてサヨナラを言ってみせて
新しい季節が来たらまたきっと会えるから・・・
そして私は言葉の代わりに最後のくちづけをする
(ありがとう 愛してくれて・・・)
静かに顔を離す 私の瞳に映ったのは懸命に作った後藤の笑顔、
その辛そうな笑顔がゆっくりと言葉を告げる
辛そうな笑顔なのに私にはなぜかとても強く輝いて見えた
だから私も最高の笑顔で言おう、涙は溢れて止まらないけれど・・・
『さよなら』
〜END〜
>8さん
私も同感です・・リミックスはねぇ
>読んでる人さん
お久しぶりでございます、そおっす、シリアスです
また意味の分からん小説にお付き合いしていただけますか?
>10さん
甘いやつもう少しお待ちを、やっぱ甘いのもいちごまがいいっすかね?
>11さん
ラルクいいっすよね、でも実はI'm so happy聞いたこと無いんですよ;
でも歌詞だけなぜか手元にあるから、でもそれにしてもまた熱狂的な曲で告白されましたねー
>12さん
「さよなら」で書いてみました、下手だけど許して下さい
またなんかよさげな曲あったら教えて下さい
それにしても難しかった、特に(新しい季節が来たら)のとこが
(新しい季節がき鱈)になった時にはビビッタね〜(不明)
>8さん,10さん,11さん,12さん,読んでる人さん
こんな変な文章読んでいただいてほんとうにありがとうございます
まだまだ書きますのでよかったらお付き合い下さい
良い曲なんかもよければ教えて下さい
- 14 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月21日(月)23時24分08秒
- こういうのもいいですね。すごい面白いですよ。
「さよなら」は、相変わらず歌は知らないんですがとても良かったです。
ラルク知らないんですが聞いてみようかなという気になりました。
唯一「Driver's High」だけはバンドでコピーしたので知ってるのですが、
後はしらないので今度レンタルでもしてみます。
そして歌を聴きながら読んでみようと思います。
これからも楽しみにしてます。頑張ってください。
- 15 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月22日(火)01時31分52秒
- 外の世界へ出れない、亡霊に憑つかれてしまった
もう現実など忘れてしまうほどここで時を過ごした
唯一外側を見ていた夢でさえこっちの世界になってきて
眠りに着いてもどっちが夢か分からない、今はどっちなのだろう?
外につながる機械の窓と気付けば私の側に長い黒髪のかおりと言う女の子以外
ここには何もないそう思っていた、しかしある日窓を見ていると背の小さな女の子が外側の窓にいた
私に何か話しかけている、何を言っているのか分からないけど私は嬉しかった
彼女にいつも会いたいと思う様になった、そう私は彼女に恋をしていた
今日も窓に君を探す、でも今日は彼女に会えなかった
「貴方に触れてみたい、私に触れて欲しい」
でもその問いかけに返事は来ない
何日も彼女に会えなかった、もう来ないとあきらめかけていたときに彼女は現れた
彼女に向かって私は言う
「ここから抜け出せたならきっと貴方の心を奪って見せよう」
声は届くはずもない、彼女は不思議そうな顔をしてただ微笑んでいる
笑っている標的は何よりもきらめいていた
私は目を覚ました、どうやら夢だったらしい
周りを見渡す相変わらず窓だけ、後ろをみるとかおりが立っていた
「紗耶香・・窓開いてるよ」
かおりはそういって窓を指さした、その向こうには彼女がいた
この窓が閉じてしまわないように、彼女が居なくなってしまわぬように
私は急いで外へ出ようとした、・・・しかし出れなかった
何度やっても出られない、私は憑つかれているから出れないのか?かおりが離してくれないのか
「かおり、お願いここから出して」
私がそう言うとかおりは悲しそうにこういった
「まだ気付かないの?私の部屋に紗耶香が居るから私はここから出れないんだよ?」
「どう言う事?」
意味が分からない、あぁ窓が閉じて行く、彼女が居なくなる
かおりは憑つかれ疲れ切った”人”の表情でこういった
「the ghost in my room」
〜END〜
・・はいっ、意味不明!
背の小さい人は矢口です、次こそ甘いのを・・(甘いの書いてるとお笑いに・・)
これも虹のカップリングの曲です
>読んでる人さん
「さよなら」は「flower」のカップリングですおすすめです
聞きながらなんてして読んだら曲の良さが半減してしまうかも・・
これからも訳の分からん小説で頑張ります
- 16 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月22日(火)12時43分30秒
- 今度は「あなたのために」で書いてもらえませんか?
今年のシングルには一応カップリング曲入ってますね。
「get out from the shell」は結構好きです。
- 17 名前:12 投稿日:2000年08月22日(火)12時54分32秒
- >書いてる人さん
『さようなら』良かったです。
特に(ありがとう 愛してくれて・・・)
かなり鳥肌立ちました。
次は甘いのを・・・と言っても、
ラルクで甘々のやつってなかなか無いですよね。
「milky way」ぐらいしか思いつきません。
- 18 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月22日(火)16時41分45秒
- http://www1.jbbs.net/music/bbs/read.cgi?BBS=179&KEY=965991775毎回スタイルが変わる変な小説
見に行く価値あり
- 19 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月23日(水)02時22分25秒
- 一緒に歩いて来た道の途中で貴方は丁度その道見つけた
でもそれは私は貴方と別れなければならない道で
それでも貴方が行くと言うのなら私は何も言わないから
だから今はただ黙って歩いていよう
けれどいつも叫んでいたよ
(行かないで 行かないで 私を置いていかないで いつまでも側にいて)
わずかな空へ向かって
『後藤〜、だめだぞそんな暗い顔したら』貴方がそう言ったから笑ってた いつも
貴方が居たから笑っていられた、その反面少しずつ貴方に奪われていった私の心
(市井ちゃんが行っちゃったら私の心は無くなるんだよ?)
でもきっとあなたは行くんだろうその道に、それは正しい道だから
きっと貴方は去って行く その時私はどんな風にできる?
あなたは選んだ私の望まぬその正しい道を
何も言わない私を一度だけ優しく抱きしめ貴方は去る 最後まで私の心を奪って
(ねぇ市井ちゃん、私はどうすればいいの?)
もう傷みを感じない 失うことにも・・私の心は無くなった
貴方のために消えた 貴方を想う一つの正しい私の真実
貴方のために捨てた いつも願っていた一つだけの私の最後の望み
失いたくなかったこの心だけは でもあなたのために・・・・・
貴方のために歌う 今も 空っぽの歌を
何をすれば 満たされるのか?
・・・・・・機械の様な私はそびえ立つ 木々に囲まれながら
・・・・・・それでも 何かを信じ待っている
〜END〜
>16さん
「あなたのために」で書いてみました、なんかイメージと全然違うなー
この曲もまた聴いたことなかったり;CD売ってないねんなー
>17さん
甘いのを書いたらお笑いになるかもしれませんがいいですか?
ラルクじゃないやつの方が書きやすいかもしれないっすね(甘いのは)
>18さん
???とりあえず見に行こう!
- 20 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月23日(水)08時50分18秒
- >>15
やっぱりこういうのは飯田が一番似合いますね。いいキャラしてる。ちょっとゾクっとした。
>>19
せつないっすねぇ・・・私はこういう文体の小説は甘いのよりもこういうせつないのが好きです。
- 21 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月23日(水)23時37分24秒
- ”不法侵入だね”なんて言いながらビルの屋上から下を見下ろす
「おー、やっぱビルの上は高いね〜」
そう言いながら街並を眺める後藤の髪が風に揺れている
その光景に私の瞳はさらわれて・・・
「何ボーっとしてるの?市井ちゃん」
後藤が振り返る その問いに私は笑いながらこう答えた
「ん?後藤にみとれてたんだよ」
”なにそれ〜”と言った数秒後に
「・・でも嬉しい」
と言って微笑む
最近は忙しくてただ何かに追われていて
時計の針が早く感じられても 何も思う暇のない様な毎日の中でずっと忘れかけていたけど
私に向けられた笑顔を見た瞬間 また、忘れかけていた気持ちが溢れ出す
(君が笑うと明日が無くてもかまわないと思えるほどただ嬉しくて・・・)
その気持ちは素直に行動に表れる
「好きだよ」っと言ってそっと口づけをする
急なその行動を後藤は嬉しそうに受け止めてくれる
そしてずっと口づけたまま・・・・・・・・・・・・・
君がいないと苦しくて 何がおきても放さない
君が笑うと嬉しくて 明日が無くてもかまわない
君を綺麗なあの場所へ 連れて行けたら素敵だね
君の全てが・・・・・・君を誰にも・・・・・・
君のためなら・・・・・・君にあげよう・・・・・・
君に瞳はさらわれて
〜END〜
・・・甘いと思うけど意味不明このレスの題「意味不明小説!?」
にすればよかった 甘いの難しい!
ほかのカップリングで書いてみたいな、誰と誰がいいだろう・・・
>読んでる人さん
やっぱり怖い役は飯田さんっすよね!
私もせつないのとか痛いの大好き!(無限抱擁とかいいですよねー)
- 22 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月23日(水)23時53分36秒
- 途中めっちゃ切なくて、痛くて、でも最後はハッピーエンドっていうのが大好きです。
(もちろんいちごまで)無限抱擁はかなり痛いけど最後はハッピーエンドらしいので大好きです。
いちごまとまきまりとさやまりが読みたいです。ラルクのWinter fallでいちごま、
むずかしいですかね。
- 23 名前:16 投稿日:2000年08月24日(木)00時39分35秒
- 遅くなりましたがありがとうございました。
僕は市井が主人公だと勝手に思ってたんですけども。(笑)
- 24 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月24日(木)01時05分49秒
- 私も無限抱擁は今はまってます。でも飯田っていつも報われないキャラですよね?
もし良かったら飯田が報われるやつ書いてもらえませんか?いつでもいいですから。
- 25 名前:12 投稿日:2000年08月24日(木)10時54分07秒
- >>21
Caress of Venusですね。
僕は辻&飯田が読んでみたいです。
- 26 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月24日(木)22時28分52秒
- 真っ白なこの時は風にさらわれて
また新しい季節を運んでくるのだろう
今にも溶けだしそうな手の平の雪は儚くきらめいていた
白で飾られていた街も気付けばいろんな色で染まっているのに
私の心はまだ白い季節から抜け出せないでいる
そして私は目を閉じ また思い出す
「紗耶香ーなに考えてんの?」
目を閉じていた私に香織が不思議そうに聞いてくる
「あのさー冬って暖かくない?」
「な〜んだ香織の事考えてたんじゃないの?
まっいいや、でもやっぱ冬は寒いよ、紗耶香は冬が暖かいの?」
「ん〜変かな?」
「紗耶香が言うなら香織変じゃないと思うよ!」
「ははは、ありがと」
「お礼なんていいの!香織がホントにそう思ったんだから
・・そうえば香織と紗耶香が出会ったのって冬だったよね」
「うん、そうだね」
(あの子が私の元を去ったのも・・)
「香織、紗耶香と会えてよかった!」
「うん、私もよかったと思ってるよ」
(きっと私はあの子がいたから冬を暖かく感じれたんだろう あの子は去ってしまった、
でも私には香織がいるからきっと今年の冬も暖かいと感じることができるだろう)
雪原の大地の中で二人の吐息が混ざりあう
「・・いちい・・ちゃ・ん」
後藤が潤んだ瞳で私を見つめ名前を呼んでくる
私は絡めあっている手を強く握り返す その指先に大切な気持ちをおぼえていた
- 27 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月24日(木)22時38分35秒
- 「いちい〜ちゃん!」
後藤の声に振り返った、その私の顔面に雪の固まりが直撃した
「・・・・後藤」
ニッと顔をひきつらし笑って追いかける
「こらーちょっと待て、お前の顔面にも当ててやる!」
「ごめーん顔に当たると思ってなかったのー」
逃げていた後藤が急に走るのを止め振り返り、そして何かを言おうとした瞬間・・
私の投げた雪の固まりが顔面を直撃してしまった
「・・・・・・・」
「ごっゴメン」
「・・・ん〜、これでおあいこだね!」
「ホッ、・・そうえば後藤、何か言おうとしてなかった?」
「ん?別にもういい!」
そう言って笑う後藤の笑顔をずっと優しく降り続いている雪が包んでいる
(この雪のように幸せが永遠に続きますように・・)
そう思っていたのに・・・・・・
私は過ちを犯してしまった まるで自分をあざ笑うかのように・・・
「・・・なんでそんな事したの?」
後藤の肩が震えている、私にはその傷ついた心を癒やす資格さえない
私は何も言えずに冷たい雲に覆われている事も気にせずただもえている太陽を見上げていた
静寂の彼方にいる君を見つめる
何を言ってももう遅い きっと言葉は君には届かない
だから私は黙って私の元を去る君を見つめている
君は一度だけ振り返って
「市井ちゃん、私のこと好きだった?」
私に最後の笑みを魅せる その無邪気な瞳に気持ちはまだ揺れているのに
降りそそぐ雪が優しく笑顔包んでしまったから
その一瞬の君の笑顔が 私を深い嘘の中へと突き落として行く
「−−−−−−った」
「・・私は本気で好きだったよ」
真っ白な時に君はさらわれた・・・・
「紗耶香?」
香織の声にハッとして我に返る
「さっきからボーッとしてどうしたの?」
「・・別に何でもないよ」
「・・・変なの、そうだ紗耶香!外行こ外!」
「なんで?」
「いい天気だから!」
(香織らしいなー)と思いながら二人は外に出た
走り出した香織は立ち止まり穏やかな日差しに照らされながら笑顔で振り向いた
その笑顔に私は無くした面影を探してしまうけど 香織だけを見つめる時が必ず来るから
今はその時をまだ待っている
そびえたつ空に囲まれても気にせずもえていられる太陽の様に・・・
〜END〜
・・・思ったより長くなったなー
- 28 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月24日(木)22時40分59秒
- >22さんwinter fallで書いてみたけど
いちごま的にはBAD ENDになってしまいましたすいません:
>16さん私の中でも主人公は市井さんです!
>読んでる人さん飯田さん救われましたかね?
私の中では救われてるんですけど・・・
>12さん
そうですCaress of Venusです
辻さんどんな人か分からないからなー、んーテレビ見てみよう!
- 29 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月25日(金)00時04分14秒
- リクエストに応えてくださってありがとうございます!!
飯田さんは幸せなんだろうけど、市井の心にまだ後藤がいると思うと
かわいそうな気がします。でも幸せそうなので良かったです。
- 30 名前:22 投稿日:2000年08月25日(金)00時07分32秒
- ありがとうございます。いちごま派の私には痛い話やったけど、
かなりいい話だったので満足してます。またリクエストしちゃうかも。
- 31 名前:12 投稿日:2000年08月25日(金)11時18分09秒
- >書いてる人さん
今度は徹底的に悲しい話とかやってみてはどうですか?
ラルクって言うとそっち系が多いですから。
「賽は投げられた」や「In the Air」「All Dead」なんかおすすめです。
- 32 名前:ちーと 投稿日:2000年08月25日(金)14時39分30秒
- 私、ずっと名無しで感想かいてたんですがもう我慢できなくて
名前だしちゃいます。私はラルクファンなのでここの小説かなりはまってます。
Winter fallをリクエストしたのも私です。ラルクのI Wishでいちごまなんてどうですか?
これならハッピーエンドになる気が・・・
- 33 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月25日(金)20時36分18秒
- 市井の中にまだ後藤がいるからかわいそうにも思うんですが、
でも飯田さんが幸せそうなので良かったです。
また気が向いたら幸せにしてやってください。
- 34 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月25日(金)20時40分51秒
- あれ?こっちはもう>>29で書いてた。失礼しました。
今日はちょっと激しい運動をしたもので疲れてます。
今日は暑かったですね。皆さん、熱射病には気を付けてください。
私はちょっとやられ気味です。
- 35 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月25日(金)21時24分53秒
- >22さん
こんな文章でよければどんどんリクエストしてやって下さい。
>12さん
「All Dead」で書いてみようと前から思ってるんですが、難しそうで・・
よしっ!めっちゃ悲しいの書いてみよう
>ちーとさん
ラルクのI Wishは寒くなったら書く予定っすよ、
snow dropあたりは結婚ぐらいの勢いだし・・・
どんなジャンルのアーティストでもいいっすから(洋楽意外)
なんか良い曲ありますか?(自分では決められないので・・特に甘いの)
>読んでる人さん
飯田さんが幸せになれる曲・・・・なにで書こ
熱射病にやられないようガンバって下さい。
- 36 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月25日(金)21時50分17秒
- 気が付くと私は森の中を一人歩いていた
何処へ向かうわけでもなくただ引き寄せられるままに
だいぶ歩いていると古い小屋についた 壊れかけている木のドアを押し中へと入って行く
誰も住んでないらしく部屋中ほこりにまみれていた
私は隅に横たわっている人形に気を引かれ近ずいていく
目の前に立つと人形(彼女)が私に喋り掛けてきた
「なぁあんた名前なんて言うんや?」
・・・名前、私の名前は
「・・・紗耶香」
「紗耶香か、紗耶香あんたはここに何しにきたん?」
何しに来たんだろう、目的はあったはず
「・・・思い出せない」
「そうか・・・」
急に彼女は黙って急に真剣な表情になると哀しそうな でも嬉しそうな顔をして
「なぁ、うちをあの子の所に連れっててくれへんか?」
と言った、私は断る理由も無くそれを承知する
「どこに行けばいいの?」
「それはあんたが分かるはずや」
分かるわけがないそう思っているのに身体は勝手に彼女を連れて歩きだしていた
- 37 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月25日(金)21時51分32秒
- 私達は屋敷の前にいた無言で中に入って行く
さっきの小屋とは違い中はとても広かった、ほこりまみれなのは同じだが・・
私は階段を昇り抜ける、するとずっと彼女の事を待っていたかのように
光を放つ小さな少女の人形がいた
彼女は少女と互いに見つめ合い優しい表情で少女の名を呟く
「・・・矢口」
彼女が名前を呼んだ瞬間少女から放たれている光が彼女を包んだ
すると人形だった二人の姿は元の人間の姿へと戻って行く
二人は見つめ合いただ”最後の夜だね”と呟いて互いの手を取り合い踊る
月の光は踊る二人を映し出しその場面を永遠的な物にする
私はそれを見つめ自分の目的を思い出す
(そう・・その目的を果たす為にここへやって来たのだとしても
いまは黙って見守ってあげよう 哀しく綺麗なこの夜だけは・・・)
二人は何も言わずにただ熱い思いで見つめ合いながら
この夜が明けるまで踊り続ける それを見ている私は泣き出してしまいそうで・・
(でも・・綺麗で哀しい夜だから私は泣かずに笑って見守っていよう
寂しい夜だから・・最後の夜だから これからも二人を離したりはしないから)
「さあそろそろ夜が明けてしまう、終わってもらおうか」
私がそう言って立ち上がると、二人は踊るのをやめ手を取り合ったままこっちを見る
そして私は手に持つ釜を振り上げた 最後に見た二人の表情はとても不安げで・・
でも大丈夫私は二人の事を離したりはしないから
忘れたりはしないから・・・・
二人を忘れはしないから・・・・
〜END〜
・・・なんとなくMALICE
- 38 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月25日(金)22時49分57秒
- 相変わらず元ネタは分からないのですが、引き込まれる文章です。
妖しい、そしてせつない・・・
- 39 名前:Endorphin 投稿日:2000年08月25日(金)23時48分10秒
- 「月下の夜想曲」やね。
綺麗な夜だから〜♪
- 40 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月26日(土)02時05分59秒
- もう一度あの二つに別れた道へ戻れるとしたら
私は今度こそ君に触れないでこの輝く道を選べるかな?
でもそれは無理な事だから永遠に解らないけれど・・・・・
私が犯してきた罪は自分の肌を切るより心に深い痕を残してきた
それに苦しむ事を分かっているのに私はその罪を繰り返さずにはいられなかった
そう・・・私のやっている事は誰にも責めさせはしない たとえ神であろうと
(・・最愛の者を殺した奴を誰も責めなかった時のように・・)
私の目の前で刺された後藤は最後まで”市井ちゃん”と私の名前を呼んで死んでいった
後藤を殺した奴は家庭がめちゃくちゃで精神異常を起こし、こんな事をしたらしい
そんな奴をみんなは”可愛そう”と言って哀れんだ
何故だ?なんでみんなあいつを責めない?死んでいった者はどうなるんだ!?
残された者はどうすればいい?精神がおかしけりゃ何をしても許されるのか?
あいつは悪くなかったのか?殺された後藤が悪いのか?後藤に出会った私が悪いのか?
解らない 解らない 解らない 解らない 解らない!!!
どうすれば解る? どうすれば解る こうすれば解る あいつと同じ事をすれば・・・
そう思ったのに、何人も殺したのに、いっぱい殺したのに・・何も解りはしなかった
それどころか死に行く人々を見る度にあの情景が私の胸の奥を締め付けた
思い出したくないのに・・・息が出来ずもがき苦しんだ
・・・こんな私をどうか君だけは非難しないで
きっと私のこの果てない苦痛に歪まれた足跡をたどれば貴方達も解るだろう
私の心が・・・・・・・
君を今も想う日々が私の全てだとしても 会わなければよかったと思っているとしても
もうすぐそんな事想えなくなるとしても・・・
これからの日々を罪を数え生きていかなければいけないとしても
そして胸の奥に突き刺さったままあの情景が抜けずに過ちを犯した私を
どうか どうか君だけは非難しないで・・・ 私を許して・・・・・・・
・・・・そして私は罪を償う為 今死刑台に立つ
〜END〜
・・・悲しいの、曲とあまり合ってない気が
>読んでる人さん
確かに妖しい・・・と今日ので思いました
>Endorphinさん
「月下の夜想曲」です
最後の夜だから♪
- 41 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月26日(土)02時11分54秒
- Blame…
tetsuもこの曲くらいいいの書けば良いのに…。
今や…。
って,文句ばっかやね。
ごめんねラルク。
最高作者さん。
- 42 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月27日(日)03時42分37秒
- 「うわ〜、人多いね〜」
浴衣姿の後藤が人の多さにポカンと口を開けている
(おいおい、口開いてるよ・・・でもそんな姿も可愛いな〜)
「市井ちゃん早く行こう!」
「へっ?行くって何処に?」
「お祭りといったら金魚すくいっしょ!」
「金魚って持って帰らないとだめじゃん、持って帰んの?」
「うん!持って帰って飼うの!」
「ハッ、後藤に飼われたんじゃ金魚が可愛そうだわ」
「うわっ、鼻で笑った」
「うそうそ、じゃあ金魚すくいの店探しに行こっか」
「人多いからはぐれないようにしないとね〜」
「そうだね」
・・・私は後藤に差し出しかけたその手をポケットの中で握りしめていた
「また破けたよ〜、おっちゃんもう一回!」
「あいよ!」
後藤は五枚目の網を手にして気合いを入れて一匹のでめきんに狙いを定める
しかし上手く逃げられる
「あ〜また逃げた」
(そりゃ誰だって逃げるよ;)
心の中でそう突っ込むがあえて口にはださないでおこう
後藤は夢中になって金魚をすくおうとしている
(子供みたいだな〜、おい裾がぬれてるっちゅーに・・・あっ、また破けた
悔しそうな顔してんな、えっ!?まだやる気かい?・・・そんなんじゃ無理だって
・・・しかたないな〜)
「ちょっと貸してみ」
そう言って後藤の手から網を奪い取る
「・・・破かないでよ」
「六枚も破きはしないから大丈夫」
「六枚も破いた人いんの?」
「・・・お前だろ;」
一匹の金魚を素早くすくい上げる
「こうすんの、わかった?」
「うん、わかった」
後藤はそう言うとまたさっきのでめきんを見つめる、そして今度は・・・・
「やった!取れた!」
嬉しそうな顔をしている後藤の頭を撫でて
「やったじゃん」
と言うと後藤はさらに嬉しそうな顔で”うん!”と答える
(うわ〜可愛すぎ、さらって帰ろっかなー)
〜続く〜
・・・夏祭り、続きます なんか久々のほのぼのでも多分甘くない
>41さん
いや、最高なんて言い過ぎですよ
シリアス系の方が好きそうですね。
ちょっと今回はほのぼのでいかしていただきます
- 43 名前:ちーと 投稿日:2000年08月27日(日)17時45分41秒
- 「夏祭り」が終了したらaikoの「桜の時」でいちごまお願いできますか?ちょっと
季節が違うけど、幸せな感じにできそうな気がして・・・。
- 44 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月27日(日)18時02分51秒
- いしのだなつよの「温度」はどうっすか?
って『いしのだなつよ』なんて皆さん知んないっすよね・・・?
めちゃいい曲だしてんのになぜか売れないんだよな〜。
気がむいたら聴いてみて下さい。私の一押しです。
- 45 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月28日(月)00時58分33秒
- シリアス系もいいですが、やっぱりほのぼのは単純にいいです。
私は最近はシリアスにはまり気味です。しかしおもしろい。
- 46 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月28日(月)01時16分05秒
後藤は片手にさっきの金魚を持って上機嫌だ
「あっ!」
何かを見つけたらしく走り出す、あわてて後を追う
「市井ちゃん、綿菓子食べよ!」
「後藤のおごり?」
「ううん、市井ちゃんのおごり」
(なんじゃそりゃ)
と思いつつもお金を取り出す自分が悲しい・・・
「ありがと、市井ちゃん!」
そう言ってニコッと笑う
(この顔が見れるならなんだっておごるさ)
「他に食べたいものある?」
「う〜ん、ありすぎて分かんない!」
「ならもうやめとけ;それより花火しない?」
「やりたいけど何処に花火なんてあるの?」
「そこの屋台に売ってる」
「じゃあやる〜」
二人は花火を買って近くにある神社の石段に座り花火を出す
いろんな話をしてずっと笑い合っていた、気付くと最後の炎が消えていた
「あ〜あ、全部終わっちゃったね、今からどうする?」
「早く帰んないと金魚が可愛そうだね」
「う〜ん、じゃあ帰ろっか!」
後藤はそう言うと立ち上がり階段を降りて行く、その後ろ姿を呼び止めた
「後藤!!」
後藤は足を止め振り向く
「ん?何市井ちゃん」
少し笑っている顔
(好きだって言いたい 好きだって言いたい・・・)
後藤が不思議そうな顔をしている、その時向こうの方の空に花火が散った
思わず空を見上げる
「うわ〜、綺麗だね」
そう呟く横顔を見つめながら私は思った
(下手に手を出すよりきっと今のままの方がいい・・この顔が私のせいで曇るのは嫌だから
この気持ちは・・・・・・)
空に消えてった打ち上げ花火・・・まるで私の想いの様に
〜END〜
・・・ほのぼの〜なのに・・・
>ちーとさん
OKっす「桜の時」で次書きます、がんばって甘く・・なるかな?
>44さん
「温度」多分聞いたこと無いですねー、借りて聞いてみます
ほんで書きます!
>読んでる人さん
やっぱ書いてる時の自分の気分で暗くなったり明るくなったりしますよねー
なんとなくほのぼのが続きそうです
- 47 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月28日(月)01時47分02秒
- ほのぼのと思わせつつ、ちょっと最後せつないですね。
私も今日、花火を見てきました。関係ないですね、すいません。
- 48 名前:サンジ 投稿日:2000年08月28日(月)22時59分33秒
- 夏祭り売れてるよなー・・。イヤ俺も買ったんだけど・・・。
面白かったです。切ないけど。
- 49 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月29日(火)01時19分37秒
- いままで私がしてきたことの全てが間違いじゃないとは言い切れない
けど貴方と会えたことで全てがむくわれた気がするよ・・・
綺麗な青空冬の川辺を手を二人で歩く
「春が来るとこの川辺は桜がいっぱい咲き乱れるんだ」
と市井ちゃんが嬉しそうに話す、そんな子供っぽい姿に少し笑いながら私は頷く
「春になったら一緒に見に来ような!」
無邪気に笑いながら言うこの笑顔がわたしは一番好きで、おもわず足を止めて見つめてしまう
「何?」
市井ちゃんが私の顔を覗き込んだ、
条件反射とは恐ろしいもので周りに人がいるにも関わらず私は一瞬だけキスをした
「おいおい、そういうは帰ってから・・・」
私は笑って
「市井ちゃんがわるいんだも〜ん!」
と言って抱きついた
(いままでの私が覚えてきた言葉じゃ市井ちゃんへの気持ちは伝えきれなくて
歯がゆくて虚しくて苦しくなる、だから何度も触れてこの気持ちをわかってほしいの)
「いや、だから帰ってから・・・(ちょっと・・いやっかなり嬉しいけど)」
「・・・じゃあ帰る!」
「・・・・(かわいい)」
歩き出す市井ちゃんの背中を見ている
(やっぱカッコイイなぁ〜、あの背中が私の心のすべてを動かし掴んで放さないんだなー
市井ちゃんはホントに私なんかでよかったの?)
振り返る少し照れたような顔
「後藤!」
私の名前を呼んで手を差し出す
私は嬉しくて走ってその手に飛びつく、そして顔を覗き込んだ私の唇にキスが降ってくる
「帰ってからって言ったじゃん」
「嫌だった?」
「・・・・・わかんない」
「じゃあもう一回」
もし春が終わって桜の花びらが朽ち果てても今日とかわらず私を愛してね・・・
二人手を繋いでゆっくり歩いて行く、繋いだ右手からお互いの気持ちが通じ合っているように
とても優しく強く繋いで・・・
ゆっくりゆっくり時間をこえてまた違う幸せなキスをするのが貴方であるように・・・
〜END〜
・・・季節が現実とも離れてりゃ、歌詞とも離れてしまった
(すいませんちーとさん:)
>44さん
いしだなつよの「温度」みつかりませんでした、よかったら歌詞のっけてもらえますか?
>読んでる人さん
今回は甘いはずです!せつなくないっすよね?花火いいなー私も見に行きたい。
>サンジさん
面白かったですか?ありがとうございます。やっぱせつなかったですか
後からまきまりにすればよかったと後悔してました
(そっちの方が合う気がしません?)
- 50 名前:はな はじめ 投稿日:2000年08月29日(火)01時36分43秒
- ELTの“Shapes of love”をいちごまで書いてくり。
- 51 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月29日(火)09時56分53秒
- 甘いです。いいっす!!萌えっす!!
- 52 名前:ちーと 投稿日:2000年08月30日(水)14時47分36秒
- 良かったです。ありがとう、またなんかいい歌あったらリクエストします。
- 53 名前:「温度」の歌詞です 投稿日:2000年08月30日(水)16時39分47秒
- あとたった1g 何かがたりないふたり
言葉と形とタイミング ちゃんとメーター見てください
このまま平行線を たどっていくことになるのかな?
街も人も流れてく 行く先はあるのかな?
電光掲示板の明日の天気予報は晴れ
だからきっとココロの雲の吹き飛ばす
流れ出す涙はあなたのそのやさしい体温(おんど)
こぼれだすこの愛はあなたへとずっとそそがれてく
足あとひとつのこして
あとほんの1℃だけ 体温がたりないふたり
微熱以上の情熱を ちゃんと補給してください
たとえば「愛」とか「恋」とか似てるけど、微妙だ
「愛しさ」「切なさ」「心地よさ」どれもピンとこないけど
きりがないほど言葉はあるけれど もっともあなたに似合う言葉を探し続けたい
ひとつずつしもこむあなたのそのやさしい体温(おんど)
とめどなくにじみ出す
流れ出す涙はあなたのそのやさしい体温(おんど)
こぼれだすこの愛はあなたへとずっとそそがれてく
永遠に止まることなく
- 54 名前:「温度」の歌詞です 投稿日:2000年08月30日(水)16時45分58秒
- まちがいがありました
最後のへんで 「ひとつずつもこむ」ってかいてあるけど「ひとつずつしみこむ」
です。ごめんなさい。あと、体温(おんど)とかいてありますが、これは「体温」
と書いて「おんど」読みます。
ということでおねがいします。無理ですか・・・?
- 55 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月31日(木)00時48分02秒
- みんなで遊んだ帰り道二人家路へと歩く
市井ちゃんがなにか話しているけど私は言い出したい言葉で頭がいっぱいで
聞こえて無かったり・・・・
(あ〜、この気持ち市井ちゃんにちゃんと言いたいよ〜
でも緊張して言えないよ、あー、でも言いたい
も〜何でこう好きな人の前って照れてなにも言えないのかな)
「じゃあ、ここでバイバイだね」
「へっ?」
あれ?もうこんな所
「じゃあバイバイ」
「あぁ、うん・・・・」
背を向けて去っていこうとする姿
(・・・ちょっと待った!私には言いたい事があるの!!)
もう10メートルぐらい先にいる背中に叫ぶ
「市井ちゃん!!」
(あっ、振り向いた・・よーし言うぞ!)
「私、市井ちゃんの事が好きだから!」
私は言えたという嬉しさと言った事への後悔で微妙な顔になる
市井ちゃんは最初は驚いた顔していたけど数秒後に何かに納得した表情で
「・・・私も好きだよ!」
と笑顔で言ってくれたけど・・・
(あぁ〜、頑張ってやっと言えたのに・・・・違う意味で取ってるよ〜)
「じゃあね」
気の抜けた私はそう言ってまた歩き出す背中に苦笑いで手を振っていた
(・・・好きだよって言って貰えたのはやっぱり嬉しかったりして)
「はぁ〜」
ベッドの上で又ため息を付く、これで何回目だろう
”好きだよ”と言うあの笑顔が頭から離れない
(何でこんなに好きなんだろう、どうやたら振り向いてくれるのかな?
本気で好きなんだよ、・・・・考えたらきりがない、よし!もう一回頑張ってみよう
ちゃんと気持ちが届くように、友達以上になりたいから)
受話器を握りしめてダイヤルする、心臓が信じられないほどドキドキいってる
(絶対振り向かせるから、覚悟してよね市井ちゃん!)
”はい市井ですけど”
”あっ、後藤ですけど、市井ちゃん?”
”後藤?どうした”
あのね・・・・・・・・・
本気で恋したいから 勇気を出して飛び込もうこの距離が近ずくように
この恋つかみ取りたい今は片想いだけれど
貴方を振り向かせるから 真剣に話を聞いて!
〜END〜
・・・文章変だけど自分的には気に入ってたり
>はな はじめさん
ちょっと変でも許してください;
>読んでる人さん
甘いって言ってもらえてホッとしました
>ちーとさん
どんどんリクエストしてやって下さい
>54さん
歌詞ありがとうございます、では書かして頂きます
- 56 名前:はな はじめ 投稿日:2000年08月31日(木)01時59分38秒
- 片想い後藤メッチャかわいい。
このドキドキ感がたまんないっす。
- 57 名前:名無しさん 投稿日:2000年08月31日(木)03時37分46秒
- 作者さん、
竹取物語!?番外編・・・ダメ?
市井ちゃんとごまのその後の。
- 58 名前:書いてる人 投稿日:2000年08月31日(木)16時56分16秒
- 「会いたい」
「・・・ごめん今日は会えない」
言葉と形とタイミングがいつも合わない
一番会いたい時にはあえない、触れて欲しい時に触れて貰えない
キスして抱きしめて欲しいのに・・・・
いつも二人は平行線のまま交わる事は無いの?
街も人もみんな流れてく、私達も その先に終着駅はあるのかな?
電話を切ってつけっぱなしのテレビを見つめる
ニュースキャスターが明日の天気を伝えている、明日は”晴れ”
晴れたら私の心の雲は吹き飛んで行くかな いや違う、自分で心の雲を吹き飛ばさなきゃ
いけないのに・・・・そう思うのになんで涙が出るんだろう
”忙しいんだ”わかってる ”疲れてるんだ”わかってる
”時間がないんだ”わかってる ”本当は私も会いたいよ”しってる でも、それでも
「市井ちゃん、会いたいよ・・・」
涙が出るのは市井ちゃんが忙しいのわかってるのに”会いたい”なんて言ってしまった
自分の愚かさに、そう思っても会えない寂しさに、そして貴方を想う苦しさに・・・・
あとほんの少しだけお互いを想う気持ちが足りないよ
私は貴方の事を貴方は私の事を、自分の想いばかりぶつけていたら
微熱は情熱にはならずに冷めてしまうから
どんな言葉を使えばいいかわからないけど私は一つだけ貴方に何かを求めている
玄関のチャイムが鳴った、私は玄関に行きとりあえずドアを開ける、そこに立っていたのは
「・・・・あっ」
また涙が溢れ出す、視界が歪んで市井ちゃんの姿が見えなくなる
「なんだよ〜せっかく来てやったのになに泣いてんだよ後藤〜!」
そう言って私の身体を優しく包み込む
ひとつずつしみこむ市井ちゃんのそのやさしい体温、私の心にとめどなく
にじみ出して心の雲を吹き飛ばして行く・・・
涙が出るのは忙しいのわかってるのに”会いたい”なんて言ってしまった自分の愚かさに
忙しいのに来てくれた市井ちゃんの優しさに、そして貴方を想う愛しさに・・・・
こぼれだすこの愛はあなたへとずっとそそがれてく 永遠に止まることなく
そして貴方は私を想ってくれた私は・・・・・・・
その先にあるのは破滅か幸福か・・・・・・
〜END〜
・・・HAPPY END?BAD END?お好きな方でどうぞ。
>はな はじめさん
よかった、非難GO GOじゃなくて。
>57さん
竹取物語!?の番外編ですね?はい、書かしていただきます
- 59 名前:57 投稿日:2000年08月31日(木)22時21分55秒
- 作者さんありがとうっす!
番外編待ってます!
- 60 名前:読んでる人 投稿日:2000年08月31日(木)22時28分16秒
- >>55
後藤頑張れ!!って感じですね。
>>58
い、いいっす!!これは私からすればハッピーエンドです。
- 61 名前:書いてる人 投稿日:2000年09月09日(土)00時12分35秒
- あなたなんかもういらない心の奥が疼いても、きっと忘れるわ
「香織今からそっち行ってもいい?」
ほらまたそんな事言ってくるだから短くこう答えるんだ
「ダメ」
「何で?」
「ドアも窓も閉まってるから」
「・・・香織に会いたいんだ」
ふん、なにそれ?ただ人恋しいから香織の所来るだけでしょ
香織は一人で生きるの、ましてや紗耶香の愛なんてもういらない。
「香織は会いたくない」
「私は会いたいのにな〜」
はぁ?後藤にでもふられた訳?香織を捨てて出ていったくせに虫のいいこと
言わないでよ。香織の所に戻って来たい?ふざけないで
香織の気持ちも考えないで今更電話なんてしてくる奴なんてこっちからお断
り、こうなったらハッキリ聞いてやろうじゃない。
「なに?彼女にふられたの?」
「・・・いやっ、ただ香織に会いたいんだ」
ふ〜ん、じゃあその3秒の沈黙は何?やっぱりふられたんじゃない。
そんなんだからふられるのよ、顔はいいかもしれないけど
「・・・なんで会いたいの?」
「・・その、まだ香織が好き・・だから」
じゃあそんなに言いにくそうに、あの子の事想い浮かべながら言わないでよ
愛してる?そんな冷たい言葉いらない、紗耶香全然解ってないよ。
紗耶香なんてもういらない心の奥が疼いても、今にでも忘れるわ
だから私はこう言うの。
「冷え切った愛はもういらないよ、冷たい紗耶香の愛なんていらないの」
これで忘れるように捨てぜりふを言って電話を切った、そして心の中で何度
も呟くの
・・・・・・I don't need your love!
〜END〜
・・・DUB-I-DUB、苦情受け付けます;
- 62 名前:ちーと 投稿日:2000年09月09日(土)14時20分09秒
- 小柳ゆきの「be alive」でいちごまリクエストしてもいいですか?ハッピーエンド
がいいな〜
- 63 名前:書いてる人 投稿日:2000年09月15日(金)00時47分21秒
- 〜DooM〜
私は物心着いた頃から両親に言われていた事がある
”お前は一つの事をする為だけに生まれてきたのだ、
だから何があってもそれだけは成し遂げなければならない
そのためにいるのだから・・”
そう、それは私に与えられた使命
だけど両親が死んだと同時にその事は忘れ去ってしまった・・・・
もうそろそろ日にちが変わる時間なのに
絶えることのない人の波の中をすり抜け家路へと急ぐ。
途中人混みを抜け細い路地に入っていった。
(ここ通ると近道なんだけど、相変わらず暗いなー)
チカチカと点滅する街灯の下を走って行く、そして見えてくる曲がり角、
この角を曲がるとフェンスがあり行き止まりになっている。
そのフェンスを越えると自分達が住んでいるアパートに着く。
いつも通り角を曲がりフェンスを乗り越えようと思っていたのだが
いつもは何もなく誰もいないその場所には、
いかにもがらの悪そうな男が4,5人いた。
角を曲がった瞬間に男達の姿は目に飛び込んできたのだが、
走っていたので急には避けられずに紗耶香は男の肩にぶつかってしまった。
(あっ、やば)
そう思ったものの何事も無かったように男達の横を通り過ぎようとしたが、
「おい、痛いじゃねーか」
男が紗耶香の肩を掴んできた、どう対処しようかと考えていると
さっきは死角になって見えなかった場所に女の子が倒れている事に気付いた。
(あ〜ぁ、この子こいつらに襲われるのかな〜可哀相。
・・・・・ってそんな事考えてる場合じゃなかった)
「ああ、すいません」
紗耶香は愛想笑いを浮かべ謝った、だがその愛想笑いがが凶と出てしまった。
「お前もなかなか綺麗な顔してんじゃねーか
おい、こいつも一緒に襲っちまおうぜ!」
そう言うと男は肩を掴んでいた手を離し押さえ込もうとしてきた。
(おいおい、一人で十分だろ;なんで私まで
早く帰んないと鍵閉まってたらどうすんだよ!)
紗耶香はそんな事を考えながら男の手を取ると、
見事な背負い投げを決めていた。
男は頭から落とされたらしく白目を向いて気を失ってしまった。
(こういう時に武術習ってて良かったと思うよな〜、また習おっかな)
のんきにそんな事を考えていると残りの男達が殴りかかってきていた。
(おっしゃ!残り三人、楽勝だな!!)
そして紗耶香は残りの男達を気絶させていったのだった。
- 64 名前:書いてる人 投稿日:2000年09月15日(金)00時53分41秒
- ・・・なぜか長編書きます、ネタが浮かんだんで。
一回書いたのに消えてもう一回書いた(笑)
>ちーとさん
すいません;be alive書いてたんですが初めの方でいきずまってしまって。
必ず書きますんで、本当にすいませんがネタ浮かぶまで待って下さい。
- 65 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月15日(金)09時04分32秒
- その少女って誰だろう…。
やっぱりあの子? ああ、続きが見たい!
それに、市井ちゃんが一緒に暮らしてる人も知りたい。
両親は死んでるのに、鍵しまってたらどうするんだよとか言ってたから。
- 66 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月15日(金)17時11分33秒
- 市井ちゃんすげー。
少女ってだれ!?きになるぅ〜!!
- 67 名前:書いてる人 投稿日:2000年09月16日(土)00時56分59秒
- 「ふぅ〜やっと片づいたか、さっ早く帰ろう」
紗耶香は倒れている男達を踏みながらフェンスの方へ歩いて行く、
そして金網に手を掛けると思い出した様に振り向いた。
(・・・この子置いて行ったらこいつらに襲われるんだろうな〜
でも連れて帰ったら怒られそうだし・・・・・どうしよ)
一分二秒ほど考え込んだ後、連れて帰る事に決めたらしく
倒れている女の子の方へと戻り身体を揺すってみる。
「おーい、起きろ〜 もしもーし 聞こえますか〜?」
全く反応が無いので紗耶香はしかたなく女の子をかつぐ事にした。
(うおっ!?・・・重い;)
そしてフェンスの前まで来て重大な事に気が付く。
(人かついだままで登るれるわけないじゃん、・・やっぱ置いて行こっかな
・・・いや、でもこいつらの良い様にさせたくないし意地でも登ってやる!)
悪戦苦闘しながらも紗耶香はフェンスを乗り越えると、やっと着いた
アパートの裏側の地面に女の子を背から降ろし自分も座り込んだ。
(あ〜疲れた、家そこなのに歩きたくないな)
横に降ろした女の子を見てみる
(・・・可愛い顔のくせにちょっと重いんだよ)
紗耶香はなぜか女の子の髪を触ってみたくなり、手を伸ばす
その時、腕に巻かれた時計が目に入ってきた。
(・・・・・・・・・なに〜!!!一時半だと〜!?
絶対鍵閉まってるじゃんか、今日に限って鍵持ってないんだよ、
・・・・・まだ起きてる事を願っとこう!)
紗耶香は急いで立ち上がると、
また女の子をかつぎダッシュでアパートの中へと入って行った。
>65さん
たぶんその子であってると思います
一緒に住んでる人も大体想像のつく人です
>66さん
次わかりますよ。でも大体想像つきますよね
- 68 名前:書いてる人 投稿日:2000年09月17日(日)01時29分56秒
- このアパートは二階建てで202号室までしかない。
その内の102号室に私達は住んでいる、2LDKなので二人住むには丁度
良かったのだ。家賃はなぜだ管理人さんが”タダでいい”と言ってくれた、
しかも二人分の学費まで出してくれている。食費などは両親達の保険金でま
かなっているので生活には全く困る事がないので感謝しているのだが、
管理人さんはなぜか私の事をよく知っている、最近はよく
”変な夢見たら私に絶対言うんだよ”
とか言ってくるし、謎の多い人物である。
ちなみに管理人の名前は保田圭201号室に妹の香織と二人で住んでいる
その隣の202号室には吉澤ひとみと石川梨華の甘々カップルが
そして私達の隣の101号室には・・・・・・・
「いや〜紗耶香、これまた遅い帰宅やな〜、
おうっ!!なんやその背中にいる可愛い子は?あーわかったで
あんた家連れ込んで襲う気やな〜、うちも混ぜて〜な〜」
インターホンを頭で押そうとしている紗耶香に酒を飲んで帰ってきたらしく
完全に酔っぱらっている中澤裕子が絡んできた、その後ろから・・・
「ちょっとゆうちゃん、大きな声出したらだめだよ、近所迷惑でしょ!」
安倍なつみがやってきて呆れた顔で裕子に注意をする
「ええやーん、なんやなっちうちが紗耶香と喋ってるからジェラシー感じて
んのか?でも大丈夫やで!うちはなっち以外の人を愛したりせえへんから!」
「・・・なに言ってんの、とりあえず大きな声出さないでよ、
辻と加護が起きちゃうでしょ」
まんざらでもなさそうな顔をしながらなつみは裕子を引っ張って家の中へ入っ
ていった。
101号室には中澤裕子 安倍なつみ 加護亜依 辻希美の四人が住んでいる。
裕子となつみが一緒に住んでいるのはわかるが、なぜ加護と辻がいるのかは
永遠の謎である、裕子いわく
「辻と加護はうちとなっちの娘やねん」
だそうだ。しかしこのアパートの住人は謎だらけである
紗耶香は嵐のように去っていった裕子となつみを見送ると
気を取り直して頭でインターホンを押した。
(寝てるよな〜)
そう思ったがどうやら起きていたらしく、覗き穴から電気の明かりが見える。
そして少し待つとドアが開いた。
・・・前置き長っ!
- 69 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月17日(日)06時17分53秒
- おおっ! じゃあ、残っているのは……。
身長150cm未満のあの子……?
市井ちゃんとどーゆう関係なのか期待!
- 70 名前:書いてる人 投稿日:2000年09月19日(火)00時26分58秒
- 「もー、紗耶香遅いよ!もう矢口寝ようと・・・・・んん??誰その子?」
不機嫌気味な顔の真里と黒猫の桜が出てくる。
「んっ、この子?そこで拾った」
桜が足にすり寄って甘えてくる
「拾ったって・・人なんて何処で拾うんだよ!」
「まあまあ、後でちゃんと話すからそう怒らない」
そう言いながら靴を脱ぎ家の中へ入っていく
「怒らないって、猫ならまだしも今度は人間だよ?怒りたくもなるさ」
「事情はちゃんとあるから、とりあえず風呂入ってから話すよ
・・・・・・・・ちょっと桜じゃれつくなこけるだろ。」
洗面所を横切りリビングへ行く、テレビ一台とソファが一つ
隣にはダイニングキッチンとまあなんの変哲もない家だ。
ソファの近くの部屋は真里の部屋で、そのもう少し左側の部屋が紗耶香の部
屋になっている。
自分の部屋は机、その上にコンポあとはベッドとクローゼットだけという
少し殺風景で寒い印象の部屋の中へ入っていく。
部屋に入ると紗耶香は女の子を自分のベッドへと降ろし着替えを取ると
気を失ったままの女の子を残し部屋を出ていった。
リビングのソファに真里が桜を撫でながらテレビを見ている。
「風呂上がるまで起きといてよ」
「・・テレビつまんなかったら寝ちゃうかも」
桜がゴロゴロとのどを鳴らして気持ちよさそうにしている
「う〜ん寝てたら明日話す、とりあえず今日はあの子泊めてもいい?」
「身元は?」
「不明」
「名前は?」
「不明」
「なんじゃそれ・・・変な子じゃなさそうだから別にいいけど
でも起きたらちゃんと身元とか聞くんだよ?」
「うん、わかった」
そう答えると紗耶香は洗面所へと向かっていったのだった。
・・・前置き長っ長っ!!
>69さん
145pの矢口さんですが特にたいした関係でもない予定です
矢口をいいお姉さんにしていちごまか、後藤を可愛い妹にしてさやまりか
(多分いちごまだろうな・・)
- 71 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月19日(火)01時19分33秒
- 矢口と市井、たいした関係であって欲しい……。
そう思う俺ってダメ?
いや、もちろん最後はいちごまなんだけど、
それまでに二人(さやまり)になにか…。
- 72 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月19日(火)21時43分04秒
- 俺も71の意見に賛成。
やっぱ後藤にライバル欲しいなあ。
矢口は絶対市井のことを好きでいて欲しい!
・・・勝手に希望をめちゃくちゃ言ってるな自分・・・。
作者さん、無視してくれて結構です。
- 73 名前:ムーミン 投稿日:2000年09月20日(水)02時07分43秒
- >71・72
オイラも賛成!!
でも、矢口もごまも両方好きだから
二人とも幸せにしてほしいべさ。
- 74 名前:書いてる人 投稿日:2000年09月21日(木)22時52分41秒
- ”ガラッ”
紗アコーディオンカーテンが開いて風呂上がりの紗耶香が
髪を拭きながら出てきた。・・・まるでそこらのいい兄ちゃんに見える
リビングの方からはまだテレビの音が流れていた
「矢口ー起きてんの?・・・・・って寝てるか」
真里はテレビをつけたままソファーの上で桜と仲良く眠りについていた。
紗耶香はその一匹と一人の寝顔のあまりの可愛さに起こすに起こせず
(うーん、どうしよう起こすの可哀相だけどここで寝たら風邪ひきそうだし
・・・・・・・しかたないなー)
とりあえずテレビを消し、寝てしまっている真里を抱き上げた
「ニャンッ??」
抱き上げた瞬間驚いて桜が目を覚ましたが、またすぐに寝てしまった
(やっぱ寝てる時は反抗されなくていいなー、いつもなら
”矢口ーお姫様だっこしていいー?”って言うと”子供扱いすんな!”
って言って蹴ってくるし・・・・・)
部屋のドアを蹴って中に入る、真里の部屋は写真が壁にたくさん貼ってある
まぁ最近の女子中高生の部屋って感じだ。
ベッドの中に真里を寝かせると部屋を出ていきドアを閉める
(さてっ、そろそろ寝るか・・・・どこで寝よう、
まさか自分のベッドで寝る訳にもいかないし、矢口寝相悪そうだし
・・・・・・)
「桜、お前は寝相悪くないよな。」
紗耶香は桜と共にソファーで寝る事にした、寝相は悪くないが
腹が減った桜によって朝がた四時に起こされるとは紗耶香は予想もしていな
かった。
・・・もうすぐ前置き終了!
>71さん、72さん,ムーミンさん
さやまりといちごまな関係で最後はいちごまで、でも二人ともハッピー
うーんこれシリアスでファンタジー(?)な話になると思うし・・・
さやまり入れると話長ーーくなりますけどよろしいですか?
- 75 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月22日(金)00時08分00秒
- 71でも72でもないですが、作者さんが長くなってつかれないなら、お願いしたい!
でも、長くなると以外と書いてる人があきてきちゃうんですよね。
作者さんのおもうがままで・・。
- 76 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月22日(金)05時56分51秒
- いいですいいですオッケーです!
自分、矢口が好きなんですよ。だからさやまりあると嬉しい。
もちろん、作者さんが嫌だったらいいですけど。
- 77 名前:ごさんけ… 投稿日:2000年09月22日(金)23時17分28秒
- シリアスでファンタジーっすか。
ファンタジーって珍しいような気がする。
頑張ってください!
さやまりもいれて欲しい……。
- 78 名前:書いてる人 投稿日:2000年09月23日(土)23時58分07秒
- 真っ暗な闇の中私は一人ただずんでいる
(・・何処だここ)
二三歩あるくと、フッと後ろを向いた黒ずくめの人間が目の前に現れた
(誰だ・・・?)
ゆっくりと振り返る前を向いたその姿は、長く鋭い牙三つの目尖った耳
とうてい人間とは思えないその姿に私は動くことも目を離す事も出来ずに
いた。そしてゆっくりと口が動いた
(・・もうすぐ来るあの時を絶対に邪魔はさせない・・)
長い紫色の舌を出し妖しくニャッと口元だけを笑わせている
(((邪魔はさせない・・お前を殺す殺す殺せ!!)))
いつのまにかその化け物は複数に増え私の周りを取り囲んでいた
気持ち悪いぐらい白く細長い腕を伸ばし近づいて来た・・・・
”ガリガリッガリガリッ”
「うわっ!!何だぁ??・・・・・・・・・」
辺りを見回す、ソファーを引っ掻きガリガリ音を立てる桜が見える。
「なんだ桜か・・・・・なんか怖い夢見たような・・」
フゥっとため息をつき時計を見る。
(四時二分かぁ・・・)
紗耶香が起きた事に気付いた桜はそそくさとダイニングキッチンにある
テーブルの横のえさ入れと行く。
「ニャァン」
えさ入れに前に座り込み紗耶香に方を見てくる。
「こんな朝早くに人起こしてえさくれってか?」
「ニャオ」
「・・・・はいはい分かりました」
紗耶香はキャットフードを出してきて皿に入れてやる、
桜はそれをガツガツと食べ始める。
「うまいかー?」
”ガツガツガツ”
もはや桜はえさに夢中で紗耶香など無視である。
(・・・・ショック)
紗耶香はしばらくえさに食らいつく桜をボーっと見ていた。
(四時かー、もう一回寝ようかなーでもまた怖い夢見たら嫌だし・・・
・・・もう結構明るいしこのまま起きとくかなー・・・ん?
四時ってこんなに明るいもんか?真夏ならともかくもう秋近いのに?)
不思議に思い窓際に行きカーテンを開けて外を見てみる、
そこに見えた外の景色に思わず紗耶香は叫んでいた
「どこじゃここーーーーーーー!!!!???」
- 79 名前:書いてる人 投稿日:2000年09月24日(日)00時12分59秒
- ・・・・ピンチ!まったく考えてなかった方向に
どうしよう;ホントにどうしよう。
”どこじゃここー!”って書いと来ながらどこか考えてないし
まったくどうなるか・・・どうしようちゃんと書けるかなぁ。
続き遅くなる可能性大!
>75さん
大丈夫疲れないです!長くてあきても最後が決まってるから
最後まで書きます、でも途中どうしよう
>76さん
私も矢口好きです、いちごまが一番だけどさやまりも次に好き。
>ごさんけ・・・さん
ごさんけ・・・ごさんけ・・御三家書いてる人ですか??(質問)
ファンタジー・・・どうなるんだろう;
さやまり・・入れてみよう!
- 80 名前:ごさんけじゃ! 投稿日:2000年09月24日(日)16時01分38秒
- へい。残念ながらそうでございます。
御三家書いてる人です。
まったく考えてなかった方向に……。
わかります、その気持ち! 勝手に書いちゃうんですよね……。
あとのフォローが大変なのに。
遅くなっても大丈夫なので、頑張ってください!
- 81 名前:名無しさん 投稿日:2000年09月30日(土)15時03分32秒
- 作者さん頑張れ!
更新待ってます・・・。
- 82 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月01日(日)01時07分21秒
- 俺も更新が待ち遠しい。
がんばれ
- 83 名前:書いてる人 投稿日:2000年10月02日(月)02時15分49秒
- 窓の外に見えた景色はどう見ても日本の風景ではなかった
それどころか地球の中の国かも妖しいぐらいだ、
よくゲームや冒険マンガに出てくる様な街が窓の外には広がっていた。
「なんじゃ!?なんで??マジで?・・・あっ気のせいかも!」
紗耶香は何度かまばたきをしてもう一度よく外を見てみる
「はっはー・・・・・・・・・・・矢口ー!!」
困った紗耶香はとりあえず真里の部屋にダッシュで走っていった。
「矢口、外!外!外見て!!」
紗耶香の声に真里は眠そうな顔をしながら起きあがった
「・・う〜ん、なに?」
「何?じゃなくて外見て外!!」
「朝から元気だね〜・・・なに、外がどうかした?」
「いいから見ろって!!」
「ほいほい・・・」
興奮状態の紗耶香にせかされて真里は自分の部屋のカーテンを開ける
外に広がるのはやっぱりゲームに出てきそうな街並み。
しかし真里は別に驚く様子もない。
「・・・何、外がどうかした?」
「どうかしたって、どうもなにもここ何処だよ!!??」
「何処って、何が?」
「ここ!!」
「ほえ?紗耶香なに寝ぼけてんの、ずっと住んでるのにいまさら何処って」
「ずっと住んでる??」
「アハハ、朝からぼけすぎだよ!
もう一回寝た方がいいよ、矢口はもう一回寝るから、一緒に寝る?」
「・・・・・・・・・」
紗耶香は目を点にして呆然としている
「・・後で病院連れてった方がいいかな、まあとりあえず寝よ!」
動かない紗耶香をよそに真里はまた布団に入って寝てしまった
「・・・・・・・・・」
紗耶香が動かなくなって39分が経過・・・
「・・・・・ハッ!」
やっと意識を取り戻した。
(・・??矢口はなんで驚かないんだ、ずっと住んでたって何が??
意味が分からない、・・・・・・・んっ?)
紗耶香はふと真里の部屋に違和感を感じた
(・・なにかがいつもと違う・・なんだ?)
よく部屋を見渡す
(あれ!?写真がない・・)
壁にいっぱいあった写真が一つ残らず無くなっている
(おかしい、おかしい事が多すぎて混乱してきた・・・いやさっきから混乱
してるけど、・・・う〜んここは圭ちゃんに聞いてみよう)
とぼとぼと真里の部屋を出て行く、そしてリビングを通る
(・・テレビもビデオも電話もなくなってる・・・ああ〜エアコンまで・・)
朝から意味の分からない事ばっかりでブルーになりながら紗耶香は
圭の家へ向かったのだった。
- 84 名前:書いてる人 投稿日:2000年10月02日(月)02時27分17秒
- ・・・やっと続き、街並み、
ロープレとか冒険マンガによく出てくる街。こんなんで伝わるのかなあ?
>ごさんけさん
残念もなんもめっちゃ嬉しいです!楽しく読まさしていただいてます
最近ネットやってないんでよっしぃーグレタ所までしか読んでない
けど;ホントに御三家書いてる方とは驚きです!
>81.82さん
遅くなってすいませんです;高校というものはなぜに文化祭があるのでしょう?
しかもそろそろ中間テストときた、頑張れと言われるとやる気出ます!
ほんと嬉しいです、頑張ります!
- 85 名前:ごさんけ@やっと更新 投稿日:2000年10月02日(月)09時02分31秒
- 伝わりますよ、十分(街並み
にしても、さやまりいれてくれるんですね。嬉しいです。
今回の「一緒に寝る?」ってセリフ、むちゃツボです。
お互い頑張りましょう。更新も中間テストも(わら
- 86 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月02日(月)11時44分06秒
- おっ!更新されてる!
楽しみなんで、頑張って下さい。
- 87 名前:!? 投稿日:2000年10月03日(火)23時24分36秒
- 圭の家の前、またしても紗耶香は立ち尽くしていた。
(・・ない、インターホンまでもが無くなってる・・もうどうでもいいや)
インターホンが無いためドアを”コンコンッ”とノックする。
(朝の四時とかだし誰も出ないかもなぁ・・)
と思ったのもつかの間、ノックした0.27秒後に勢いよくドアが開いた
「キャー紗耶香ー!!」
「うおっ!?香織!!」
奇声を響かせて圭の妹の香織が飛び出してきた、ちなみに紗耶香命である。
「やっぱり起きてて良かった!香織ね三時半頃に目ぇ覚めたの、それでね
もう一回寝ようと思ったんだけど紗耶香に会えるの分かってたから
起きてたの、これってやっぱり運命だよね!!」
そう言いながら抱きついてくる、紗耶香はそれを紙一重でよける。
よける理由は一回捕まえると3時間は離してくれないからだそうだ。
「ある意味運命感じるよ・・・・それより圭ちゃん呼んでくれる?」
「えー香織に用があるんじゃないのー?」
(だって香織に聞いたら余計わけわかんなくなりそうだし・・・・)
紗耶香がどうしようか考えていると
「あっ!分かった、圭ちゃんに香織をくださいって言いに来たんでしょ!」
「・・・・・・・・・とりあえず圭ちゃん呼んでくれるかなぁ〜?」
「うん!わかった!!」
香織は嬉しそうな顔をして家の中へ戻っていった
(香織は好きだけどもらうまでは・・・)
・・・数分後
「紗耶香!!香織をもらいに来たって本当!?」
圭が血相を変えて飛び出してきた
「いや、違う」
「・・・・・なんだ違うの、っでどうしたの?こんな朝方から」
「変だと思わないで聞いてね」
「?・・うん」
「・・・ここって何処?」
「何処って・・・あぁもしかして起きる前変な夢みた?」
「・・・うん見た」
「そう、じゃあ今ここにいる紗耶香は昨日までの紗耶香とは違うわけだ・・」
「・・・どう言う意味?」
「簡単な話、昨日まで私、私達が会っていた紗耶香と今目の前にいる紗耶香
は違う人物って事、・・・・まぁいきなりこんな事言ってもわかんないよね、
最初から説明するからよく聞いて、ちょっとややこしい話になるけど」
圭は真剣な顔つきになるとこの世界の事から説明し始めた。
- 88 名前:!? 投稿日:2000年10月03日(火)23時34分04秒
- ・・・まだ名前さえ出ていない後藤いつ起きれるんだろう?
名前「!?」に変更です
>ごさんけさん
私は「おやすみのチュウ」にかなりグッときました。
御三家の方に書き込みたかったのですが名前のとこ
「書いてる人」だったらややこしいと思ったのでやめときました
今から「!?」に変えたんでよろしく(笑)
>86さん
楽しくなくなるかもしれませんが頑張って書くのでよろしくです。
- 89 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月04日(水)06時15分37秒
- 飯田さんの名前、間違っているような…。
「香織」じゃなくて「圭織」だったはず。
そこを直してくれれば、おもしろいので僕は何も言いません。
- 90 名前:ご、ごさんけっ! 投稿日:2000年10月04日(水)21時09分03秒
- ありがとうございます。
やっぱおやすみのチュウは必要でしょう(わら
でもホントに、いつになったら後藤起きるんだ?
さやまりと同じくらい気になります……。
- 91 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月06日(金)00時10分28秒
- かおりがカワイイ。
- 92 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月06日(金)00時29分08秒
- わずか0.27秒の束の間。すごすぎる飯田さん。
- 93 名前:!? 投稿日:2000年10月07日(土)23時46分26秒
- 圭の話を聞き終え紗耶香は話の内容を整理しようと黙り込んだ。
(・・・つまり私が居た地球とほぼ同じ物が宇宙か異次元かどこかに
存在してそれが今いるここで、地球と同じ人物がこっちにも居て
その人のたどってきた人生も性格も全く地球と変わらないのは
地球とこの世界が出来たのはまったく同じ時で、初めて生を受けた
生き物も遺伝子からなにまでまったく同じだったから、次々に増えていった
生命は地球とこの世界に同じ物が一つずつあるわけで、
だから矢口とかがこっちの世界にもいるわけで、しかも行動まで全く同じ
なのは、最初の生命が全く同じ=性格が一緒=行動も一緒になるから
出会ってきた物も体験した事も一緒って事になる・・・・)
そして心の中で一息つくと自分がここにきた理由を整理しだした。
(えっと、私がここにきた訳は・・・地球とこの世界を闇に葬る物が
覚醒するのを阻止するためで、阻止するのはこっちの世界でしか無理で
え〜っと、その理由は覚醒するはず人物はもちろん二人存在するが
なぜか覚醒出来るのはこっちの世界に居る方の一人だけだからで、
こっちの世界の私と地球に居た私がいちいち場所を変えられたのは
覚醒出来るのが一人だけなのと同時に阻止できるのも一人だけで
その一人の方が私なわけだ・・・・)
一通り整理した後に一つ疑問が浮かんだ。
「地球とここじゃあまりにも風景かが違うじゃん、建物も違うし
街もちっさいのがかなりの距離を置いていいっぱいあるみたいだし、
しかも街の外は森が続いてたし、もっのすごく遠くには城みたいなんが
小さくみえたし、電気製品は無いみたいだし、ちょっと見ただけだけど
ゲームの世界みたいで私のいた地球とはかなりかけ離てる。
つまり地球とこの世界が違う行動をとったからじゃないのか?」
紗耶香の頭の中はいままでにないぐらい急回転している。
「それが違うんだな〜、この世界もつい最近までは地球と全く変わらなかっ
たんだよ」
紗耶香の顔は”!?”って表情がもろにでている。
- 94 名前:!? 投稿日:2000年10月07日(土)23時52分35秒
- 「私はゲームの世界に一回でもいいから住んでみたいって思ってた
でも世界を変えたら環境が変わっちゃうでしょ?環境が変わると全てが変わっ
て地球と同じ運命じゃ無くなるかなーと思って変えなかったんだけど、
ある日死んだおばーちゃんが夢に出てきていったのよ
”世界の環境を変えたぐらいでこの世界が地球と全く同じという運命は変わ
らん!”って、だからこないだ思い切ってゲームの世界にしてみたんだけど」
紗耶香はますます意味が分からない
「圭ちゃんって何者?超能力者??」
「まーそんなもんかな」
「じゃあ地球の圭ちゃんも超能力者??」
「そうだと思うけど」
「なんで確信系じゃないの?」
「それは私とそっちの私は全く同じじゃないからだけど」
「?じぁあとりあえず地球の圭ちゃんまでゲームの世界に憧れてるって事は
無いんだよね?」
「たぶんね」
その言葉にホッとし、紗耶香はこれ以上混乱しない為にも質問をやめようと
した・・・・が
「圭ちゃん最後の質問だけど、なんでそんな特殊な能力持ってるの?」
一瞬圭の表情が固まったが、数秒後ゆっくり口を開いた。
「・・・私のおばあちゃん有名な超能力者だったの・・・・・その名は・・」
「その名は!?」
「・・ぎぼあいこ」
その後紗耶香は”なつかし〜”を爆笑し続けその間に圭によって
地球に居た頃の記憶とゲームの世界に変えられたこっちの世界の紗耶香の記
憶をすり替えられていた。
・・・書いてて混乱してきた、意味不明だ。みなさんぎぼあいこ覚えてます?
>89さん
あっ、ほんまや!教えて下さってあるがとうございます
今度からきおつけます。
>ごさんけさん
まだ後藤起きませんね〜、次ぐらい起きるかな?
>91さん
書いてる時はわかんなかったですけど後から見ると可愛いかも。
>92さん
そりゃぎぼあいこの孫ですから(笑)
- 95 名前:ムーミン 投稿日:2000年10月08日(日)00時13分49秒
- くはーーッ、ぎぼあいこ懐かすぃーー!!
そういえば“あの人は今!?”ってやつに出てたね。
今はインターネットで何かやってるみたいだよ。
まあ、どうでもいいことだけどさ。
- 96 名前:!? 投稿日:2000年10月09日(月)22時40分50秒
- 自分の今までの記憶が消えて行きそして、
紗耶香の記憶が紗耶香の中に入って行く・・・・・・
気が付くと紗耶香はベッドに寝かされていた。
「・・・んっ、・・・」
目を開けたその先には壁がある。
(・・なんか見覚えのあるベッドだな・・誰の部屋だ?)
そう思いながらゆっくり寝返りを打った。
「・・・うおっ!?矢口の顔アップ??」
寝返りを打ったそのすぐ先には矢口の寝顔があった。
(・・・・こうしてると可愛いよなー、かわいいなー、かわいいなー)
と思いながら抱きついてみる。
(あー、矢口の香っていいにおいだな・・・なんか変態みたい)
などと思っていると抱きしめている手に力が入っている事などには気付かな
かった、そして真里が目を覚ました事にももちろん気付はしなかった。
「・・・・紗耶香、放せやこのやろー!!子供扱いするんじゃねー!」
紗耶香の腕の中でいきなり暴れ出す。
「いでっ!・・ごめん放すから暴れるなよ」
そういって手を離す、すると矢口はすぐにそっぽを向いてしまった。
「おこんなよ〜、別に子供扱いした訳じゃないって、
矢口があまりにも可愛いから抱きついただけで・・・」
「それが子供扱いなの!」
「あっ、そっか」
妙に納得する、そしてなんでここにいるのかという疑問をふと思い出した。
「でさ、なんで私ここで寝てんの?」
- 97 名前:!? 投稿日:2000年10月09日(月)22時47分17秒
- もう怒っていないのか真里がまた紗耶香の方を向く
そのため紗耶香は抱きつきたい気持をグッと押さえる。
「なんでって圭ちゃんに”紗耶香がうちの玄関で寝るから引き取って”
って言われたからここまで引きずってきてあげたんじゃん」
「えっ?圭ちゃん家の玄関で寝てたの!?」
「覚えてないの?・・・もしかしてアルツハイマー??」
「んなわけねーだろ、なんとなく家に行った様な気はする・・・」
「やっぱアルツハイマーだ」
「違うって;まあいっか、でなんで矢口のベッドなの?」
真里がわざっとらしい声で言う。
「え〜、それはー、紗耶香と一緒に寝たかったからー」
「あーやっぱりー?・・矢口愛してるよ」
見つめ合う二人、そして紗耶香が顔を近づけていく
そしてその頭に真里の愛のチョップが・・・
”ビシッ!”
「いって〜・・・チョップかよ〜」
「あははは、ごめーん」
「・・・いつもの事だからなれたけど」
「ごめんねー、それよりもう11時なのにあの子起きてこないねー」
紗耶香の顔が涙目から疑問の顔に変わる
「あの子?」
「なに言ってんだよ〜、本当にアルツハイマーになった?
昨日紗耶香がバイトから帰って来たときに”森に倒れてた”
って言って連れて帰ってきたじゃん」
ちなみに紗耶香のやってるバイトは人に危害を加えてくる凶悪なモンスター
を始末するといった内容だ。
「ああー、そっか」
「そっかって・・・起こしてきなよ、そんでなんであんな所に倒れてたか
聞いてみてよ、行く所無いならここに住ましてあげていいからさ」
「心が広いねやぐっちゃん!」
「当たり前!」
”じゃあ起こしてくるわ”っと言って紗耶香はベッドから下り
自分の部屋へと向かった。
・・・後藤早く起きんと紗耶香が矢口にとられるぞ。
>ムーミンさん
懐かしいですねー、ボケーっとしてたらいきなり思いついたんですよー
- 98 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月09日(月)23時42分50秒
- なんで矢口はキスゆるしてあげないの?
- 99 名前:ごさんけ? 投稿日:2000年10月11日(水)22時41分58秒
- おお? 後藤、とうとう目を覚ますか?
- 100 名前:!? 投稿日:2000年10月12日(木)00時03分47秒
- (・・・・まだ寝てる、よく寝んなー)
自分のベッドの中に居る女の子はまだ眠り続けている。
(もしかして森の中に倒れてたんじゃなくて、寝てただけだったり;)
その堂々たる眠りっぷりは、思わず感心してしまうほどである。
(とりあえず起こさないとな・・・)
誰だって見知らぬ人にいきなり起こされたら驚くもんである、紗耶香は
なるだけ驚かさない様にゆっくりゆっくり手を肩に伸ばす。
そして後少しで肩を掴めると思った瞬間、
「おぉっ!?」
紗耶香はバランスを崩して女の子の身体に覆い被さる形になってしまった。
イメージ図ではそのまま肩を掴み、優しく揺さぶって起こす予定だったの
だが、不運にもゆっくり手を伸ばしている際に身体もゆっくり手と同じ動き
をしていた為バランスを崩して覆い被さってしまったのだ。
(しまった!これじゃ寝込みを襲いにきたみたいじゃん!)
慌てて身体を腕で持ち上げ少し離れる、そして恐る恐る女の子の顔を覗き込
んだ。バッチリ視線が合ってしまった、
女の子は明らかに紗耶香を恐怖の目で見つめている。
「・・おっ、お目覚めはいかが・・でっ、ですか?おっお嬢さん・・・」
焦った紗耶香は最も妖しい口調で、これ又妖しげな言葉を発してしまった
いっそう女の子の顔が恐怖の表情になった。
それはそう、まるで松本が和田あき子に”あなたが欲しい〜♪”とカラオケ
で迫られた時の表情に似ていた。
そして数秒後部屋全体に女の子の叫び声が響きわたった。
「なんかあったの!!」
叫びを聞いた真里が何事かとやってきた。
「こっ、この人がいきなり襲おうと・・・」
女の子はどうやら耳がキーンと鳴っているらしく、耳を押さえている
紗耶香を指さす、当の紗耶香は耳を押さえている為そんな事を言われている
事に気付いていない。
「・・・・・・・」
真里が怒りの表情で紗耶香に近づいてゆく。
真里のただならぬ表情に紗耶香も何事かと耳から手を放す。
「紗耶香!あんた何してんのよ!」
「へっ?何って?」
「自分の胸に聞いてみろ!!」
「!!!!?????」
そして紗耶香の顔面に真里の跳び蹴りが見事にヒットしたのだった。
・・・その後勘違いだと説明し信じてもらえるまで26分かかったという。
- 101 名前:!? 投稿日:2000年10月12日(木)00時07分24秒
- ・・・本題に全然入ってない、早く入らねば!
>98さん
矢口と市井のあの会話&行動はふざけ合ってるだけです(笑)
だからキスの代わりに愛のチョップを!
>ごさんけさん
はい、目覚めました、でも今だに名前さえ出てない;
- 102 名前:ジース 投稿日:2000年10月12日(木)00時25分22秒
- (爆)爆笑!おもしれー!!
>松本が和田あき子に”あなたが欲しい〜♪”とカラオケ
で迫られた時の表情
↑これ!(笑)これムッチャウケる!!(笑)
あれは恐怖っすよね(笑)
いや〜続き楽しみっす!お互い頑張りやしょう!俺のは暗いけど・・(苦笑)
- 103 名前:ムーミン 投稿日:2000年10月12日(木)03時00分08秒
- プーーッ、市井っち、ついてねーー!!
オイラ的には、白雪姫みたく市井王子の熱いチュウで
マキ姫を目覚めさせて、ラブラブボンバーになって欲しかったけど。
それを矢口の跳び蹴りをくらうとは・・カッカッカッ(笑)
- 104 名前:!? 投稿日:2000年10月15日(日)01時48分37秒
- あの人の後姿を見付けた、私はその後姿に向かって走って行く。
(今日こそ言ってやるぞ、覚悟しろ!)
そして私はあの人の背中に飛び付いた、
あの人は驚きながらも優しい笑みで振り返る。
抱きつかれたその感覚だけで自分だと分かってくれる、
それでもまだまだ微妙な関係、それを今崩すんだ!
そして優しい笑顔に私は告げる、いつもと変わらぬ顔をして、
それでも少しだけいつもとは違う色気を感じさせて。
「・・・市井ちゃん、私市井ちゃんの事が好きでたまらないんだ。」
その言葉にまた驚いた顔をする市井ちゃん、
でも大丈夫市井ちゃんも同じ思いでいるはず
ほら、その証拠に私の身体がゆっくり包まれていくから・・・・
〜END〜
・・・ここで一息、もうそろそろテスト。
>ジースさん
おもろいっすか?嬉しいばかりでございます。
はい、お互い頑張りましょう!暗いですか?
”革命した市井ちゃんにクラクラ来てる後藤”とか笑えるんすけど
大好きな作品の一つなんで頑張って下さい。(ここに書くなよ;)
>ムーミンさん
私も市井王子の熱いチュウがよかったんですけど、手が勝手に・・・
- 105 名前:!? 投稿日:2000年10月15日(日)02時04分22秒
- 「嫌だ、食いたくねー」
二人テーブルに向き合って座っている、紗耶香は目の前にある皿の上の
トマトを見ていかにも嫌そうな顔をした。
「そんな事いってちゃ大きくなれないよー、好き嫌い言わずに食べなさい」
真希はまるで母親の様な口調で言う。
「これ以上大きくなんねえよ・・・・、とりあえず嫌だ食いたくない
後藤だって市井がトマト嫌いって知ってんだろ、なんで出すんだよ?」
朝起きた紗耶香が食卓で見たのは皿の上にドーンと置かれたトマトだった、
これはもう紗耶香にとってはイジメとしか思えられない。
「だって好き嫌いは良くないじゃん、だからそれを直す為に出したんだよ」
「嫌だとりあえず市井は食わないから!」
そう言うと紗耶香は”ガタン”と音を立てて立ちあがった、
すると真希は部屋に戻ろうとする紗耶香に向かってこう言った。
「・・・ふーん食べないんだ、別にいいけど。
じゃあ私市井ちゃんがトマト食べるまでキス禁止にしよーっと」
その言葉に紗耶香の身体が固まった、
そしてその3.29秒後ゆっくり引きつった笑みで振り返り、
0.004秒にはテーブルに着きトマトと向き合う形になっていた。
「よーし、食うぞ!」
そう一言気合いを入れると一気にトマトを口の中に放り込んだ。
「おぉ!食べた・・」
真希は感心しながらその様子を眺めている,
一方眺められている紗耶香の方は泣き目になっている、
しかしなんとか飲み込んで食べきれたようだ。
「ングッ、・・・くっ食ったぞ。」
ほんとに泣きそうな顔をして紗耶香が真希の方を見る、
(あーあ、カッコイイ顔がだいなしだ、でも可愛いかも・・・)
真希はその姿に苦笑しながら身を乗り出し軽く唇にキスをしてやった。
「・・・ごほうび」
そしてニコッと微笑む、
その笑顔を見た紗耶香は先ほどの泣き顔など吹っ飛んで
いつもの強気な表情に戻っていた。
「・・・頑張って嫌いなトマト食ったんだ、口直しに食わせてよ」
「んっ?何を」
その言葉に紗耶香は”普通わかるだろ”と呟やくと
身を乗り出して上半身がテーブルの上に乗ってしまってる真希の身体を
そのままテーブルの上に寝かした、
そして立ちあがり真希の身体に覆い被さると
”後藤に決まってんだろ”
とだけ言ってその後は大好な真希を思う存分食べたそうだ。
〜END〜
・・・市井がカキ氷で好きなのはイチゴ味(笑)勉強しなければ!
- 106 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月15日(日)02時06分58秒
- 0.004秒とか・・東京大学物語チックですぞー(藁
- 107 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月15日(日)03時11分10秒
- 主導権を握ってるのが後藤なのがいいですね。
- 108 名前:!? 投稿日:2000年10月15日(日)23時21分36秒
- 「ホントにごめんなさい、私てっきり襲われるのかと・・・」
女の子がすまなさそうに頭を下げる、その横で真里が
「いいの、いいの、ドジな紗耶香が悪いんだから。」
と言いながら笑っている。
「”いいの”って蹴られたこっちは良くないっての」
少し頬が赤くなっている紗耶香が不機嫌気味に言う、
それを聞いた女の子はまたすまなさそうに謝った。
「あっ、今のは矢口に言っただけだから気にしなくていいよ。」
紗耶香はさっきの態度が嘘の様に爽やかな笑みで女の子に言う。
「・・・でさ、今更でなんだけど名前なんて言うの?」
紗耶香の質問に女の子はハッとした表情になる
「あっ、まだ名乗ってなかったか、私は後藤真希15才です!」
実に元気そうな自己紹介だ。
「15才?見えないね私の一つ下か。・・・まみちゃん?」
人の名前を覚えるのが苦手な紗耶香。
「真希だよ;・・じゃあ矢口の二つ下なの?大人っぽーい」
感心する二人に何か言いたげな表情の真希、それに気付いて紗耶香が
「んっ、どうかした?・・・・え〜っと、まりちゃん?」
声を掛けたはいいが又名前を間違えている。
「紗耶香違うって;まりって矢口の名前だよ、真希だよ真希!」
矢口の突っ込みに紗耶香がキレた。
「あ〜、うっさい!後藤ね、はい!もー後藤に決定!!」
とうとう名前を覚える事は諦めてしまった。
そんなやりとりを見ていた真希はおもしろかったらしく
笑いながら紗耶香達に話しかける。
- 109 名前:!? 投稿日:2000年10月15日(日)23時23分45秒
- 「ホントにごめんなさい、私てっきり襲われるのかと・・・」
女の子がすまなさそうに頭を下げる、その横で真里が
「いいの、いいの、ドジな紗耶香が悪いんだから。」
と言いながら笑っている。
「”いいの”って蹴られたこっちは良くないっての」
少し頬が赤くなっている紗耶香が不機嫌気味に言う、
それを聞いた女の子はまたすまなさそうに謝った。
「あっ、今のは矢口に言っただけだから気にしなくていいよ。」
紗耶香はさっきの態度が嘘の様に爽やかな笑みで女の子に言う。
「・・・でさ、今更でなんだけど名前なんて言うの?」
紗耶香の質問に女の子はハッとした表情になる
「あっ、まだ名乗ってなかったか、私は後藤真希15才です!」
実に元気そうな自己紹介だ。
「15才?見えないね私の一つ下か。・・・まみちゃん?」
人の名前を覚えるのが苦手な紗耶香。
「真希だよ;・・じゃあ矢口の二つ下なの?大人っぽーい」
感心する二人に何か言いたげな表情の真希、それに気付いて紗耶香が
「んっ、どうかした?・・・・え〜っと、まりちゃん?」
声を掛けたはいいが又名前を間違えている。
「紗耶香違うって;まりって矢口の名前だよ、真希だよ真希!」
矢口の突っ込みに紗耶香がキレた。
「あ〜、うっさい!後藤ね、はい!もー後藤に決定!!」
とうとう名前を覚える事は諦めてしまった。
そんなやりとりを見ていた真希はおもしろかったらしく
笑いながら紗耶香達に話しかける。
- 110 名前:!? 投稿日:2000年10月15日(日)23時24分56秒
- 「あのー、すいませんお二人の名前は?」
その声に真里が答える
「そーいやこっちも名乗んなきゃね、私は矢口真里、やぐっちゃんでいいよ
ほんでこっちのが・・・・」
「市井っす!」
真里が言う前に紗耶香が自分で言った。
「名前も言えよ、こっちが市井紗耶香・・・・・バカって呼んでいいよ」
「なんだと〜!?そんなら矢口だってチビでいいじゃん!」
「チビって言うなー!!」
二人は真希をそっちのけで口げんかをしだした。
「・・・・じゃあ、市井さんとやぐっちゃんって呼ばしていただきます・・」
「頭を撫でるな!!・・・・市井さん、・・・頭さわんなよ!・・・おっし!
さん付きだ、ざまーみろ矢口の方がフレンドリーな呼び方だってんだ!」
「なんだとー!後藤、市井・・いや、市井ちゃんって呼んでくれ!」
「・・はい、わかりました」
「ごっちん、市井さんでいいって!」
「矢口!いらない事を言うなよ!」
二人の口げんかはまだまだ続くのだった。
(・・・・・・ごっちん?)
- 111 名前:!? 投稿日:2000年10月15日(日)23時29分04秒
- 話によると後藤は両親が亡くなり親戚の家に住まわしてもらっていたらしい。
しかし、あまり良い扱いをされずにとうとう飛び出してしまい、あてもなく
歩き回ってる内に森の中で倒れてしまって、そこを私が見つけた訳だ。
それを聞いた私は昔の自分達を思い出した。
私と真里の両親は仲が良かった、
ある日私と真里が二人で遊んでいる時、私と真里の両親は
”出かけてくるから二人で留守番しといてね”
と言って出てゆき、そのまま帰って来る事はなかった。
大きな事件に巻き込まれ死んだ、確かそう聞いた覚えがある。
そして両親を失った私と真里は親類の誰かに引き取られる事になったのだが、
私達はそれがこの上なく嫌だった、そんな私達の前にこの管理人、
圭ちゃんが現れここに二人を住まし、金銭面も面倒を見てくれたのだ。
だから後藤の気持ちは良くわかった。
だから私達は迷う事なく後藤に”一緒に住もう”といった。
後藤はずっと”そんな迷惑掛けられません”と言って拒んでいのだが、
私達の長時間に及ぶ説得でやっと”うん”と答えたのだった。
(長時間の説得中に敬語はやめさせた)・・・・・んな訳で今は夜中。
・・・うわっ!?二重?やっても−た、ショック大!
>106さん
東京大学物語って?知らないんで;
>107さん
市井が主導権握ってる様で実は後藤!?みたいな(笑)
- 112 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月16日(月)01時50分56秒
- まったく関係ありませんが、たるる〜とくんは知ってますか?
- 113 名前:Gosanke! 投稿日:2000年10月16日(月)22時08分27秒
- これから三角関係が始まるんだろうか……。
やっと後藤も名前言えたし(わら
読み切り最高です。
- 114 名前:!? 投稿日:2000年10月16日(月)23時54分26秒
- (・・・・・ねれない)
寝返りを打つとそこには真希がいる、
そう思うとピリピリとした緊張感が紗耶香を包む。
真里のベッドはシングルなので
ダブルの紗耶香のベッドで真希も寝る事になったのだ。
寝れない、しかしなぜか動けずさっきから目を開けながら硬直している。
きっと真里が見たら”こえ〜よ紗耶香イースター島のモアイ像みたい”
と言って笑うだろう。
なぜか紗耶香は真里がそう言いながら笑ってる姿が頭の中に浮かんできた。
”キャハハ、紗耶香モアイみたい!”
・・・だんだんリアルになってきた、頭の中を笑う真里の姿がグルグル回る
(・・・ああ、も〜放れろって)
なかなか放れない真里の笑う姿に紗耶香はだんだん腹が立ってきた、
それでも今だ目は開いたままで身動き一つもしない、
よく見るとだんだん額に青筋が見えてきたのは気のせいか・・・・
「ああもう、放れろって!」
自分の妄想にプッツンきた紗耶香はそう言って勢い良く寝返りを打った、
(おお!?・・・・・あっそうか横で後藤が寝てたんだっけ)
笑う真里の姿で頭がいっぱいだった紗耶香はすっかり真希の事も
緊張していた事も忘れていたのだが、思い出したとたんまた硬直してしまう。
紗耶香は今度は真希の方を向いて固まっている。
(さっきので起こさなかったかなぁ、あぁ〜緊張してねれない
・・・・・・・・・・・・・んっ!?・・・んん??)
真希の身体がゆっくり紗耶香の方に近づいてくる。
(寝相の悪い奴だな・・・・・・・・・・ってどこまで寄ってくるんだよ;)
真希がどんどん近づいてくる、それに合わせて紗耶香も後ろへ下がって行く。
(やばい、心臓ドキドキいってる。頼むからこれ以上こっち来ないでくれ!)
もうすでに紗耶香はベッドから落ちかけの状態まできている、しかし
真希はまだ寄ってくる。
(なんか来て欲しい様な、来て欲しくない様な・・・・とりあえずこれ以上
来たらベッドから落ちるしかないな;)
紗耶香がベッドから落ちる決心をした時真希の方から声がした。
「市井ちゃん、逃げないでよー寂しいじゃん」
緊張して見れなかった真希の顔をよく見てみる、目が開いていた。
- 115 名前:!? 投稿日:2000年10月16日(月)23時55分51秒
- 「えっ?起きてたの」
「市井ちゃんの声で目が覚めたんだよ」
「ああ、ごめんごめん、あれは矢口が私の事をモアイとか言うから・・・・」
「??意味分かんない・・・・・・それより市井ちゃん、落ちちゃうよ」
「なにが?・・・・・・・・・あっ、ホントだ落ちそう」
真希に言われて自分がベッドの隅にいた事を思い出す。
「もうちょっとこっち来たら?」
「・・・・・じゃあもうちょっとあっち行って」
それを聞いて真希はちょっとだけ後ろへ下がる。
「・・・もうちょっと」
またもう少しだけ下がる真希。
「・・・もっと」
ふくれっ面になる真希。
「十分下がったじゃん、市井ちゃん私とひっつくの嫌?」
(嫌じぁないんだけど緊張して・・・なんでだ?)
「初対面の人とそんなにひっつくのはどうかと・・・・・」
特に思ってもいない言い訳をする紗耶香。
「初対面とかそんなのどうでもいいもん、
私は市井ちゃんとひっついて寝てみたい!
それに市井ちゃんなんか初対面って気がしないんだ、運命感じるっていうか
・・・・・・う〜ん、そうだ、運命運命、
なんせ森の中で見つけてくれたぐらいだもんね!」
暗い部屋に響く楽しそうな真希の声、よくは見えないが顔も笑っている様だ。
(・・・運命ねー、感じない事もないかもな)
そう思いながら紗耶香は、落ちないよう少し真希の方に寄る。
「もっと寄ってよ」
真希に言われてもっと寄る.もう落ちる心配はない、ただ真希との距離も近い。
「やった♪」
そう言って真希が紗耶香に抱きついてきた。
”ドッキ”
紗耶香の心臓が止まりそうな勢いで跳ね上がった。
(抱きつくな〜!!ドキドキドキドキ・・・・・)
「えへへ、もしかして市井ちゃん人に抱きつかれんの苦手?」
「・・・・・へっ?いっ、いや別に苦手じゃないよ」
やっとの思いで答える紗耶香。
「ふーん、苦手かと思った」
真希が上目遣いで見上げてくる
(おっ、ドキドキがおさまってきたぞ・・・・でもその上目遣いやめれ)
- 116 名前:!? 投稿日:2000年10月17日(火)00時00分13秒
- 「なんで?」
落ち着いてきた紗耶香は余裕が出てきた。
「固まってたから」
紗耶香はフッと笑って言う
「可愛い子に抱きつかれたら誰だって固まるよ」
余裕どころかタラシになっている。
「いや〜、市井ちゃんキザっぽーい」
紗耶香の腕中で真希がクスクス笑う、・・・いつのまに手回したんだ?
「なんか市井ちゃんの手の中落ち着くー・・・・・・・・・おやすみ」
そう言って真希は目を閉じた。
(ねちゃうか・・・もうちょと話したかったなー、
まあいいかこれからずっと一緒に住むんだし・・・・・なんか後藤の体温っ
て気持ち良いな〜・・・ホント・・・運命・・かもな・・・・・・・)
気持ち良く眠りに着いた紗耶香だったが、目覚めは最悪だった。
パチッといきなり目を開けた紗耶香、しばらく固まっていたが
やがてゆっくり腕の中の真希を起こさない様にベッドから降りた。
そしてじゅうたんの床の上に座り込む。
(またあの変な夢だ、二日連続では見たくないな・・・なんか呪われてんの
かな・・・・)
とりあえず紗耶香はそのまま起きておく事にした。
そしてその日も特に何事も無く過ぎた、その次の日も、その次も・・・・
しかし毎晩見る夢はいつもあの夢だった。
・・・一気に三日分ぐらい
>112さん
たるるーとくん?知ってますよ
>Gosanke!さん
おお!ローマ字バージョン
やっと名前出ました後藤(苦笑)三角関係どーしよ、
ならなかったらすいません;
- 117 名前:ゴサンケ! 投稿日:2000年10月17日(火)22時27分42秒
- カタカナバージョン。
いや、別に謝らなくても……。
三角関係にならなくてもいいっす。矢口が見れりゃ。
市井くんは当然のこと、二押しはやぐっつぁんなんで。
タラシの市井ちゃん、大好きです。
- 118 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月19日(木)22時19分17秒
- オイラもごさんけさんと同じで、タラシの市井大好き。
でも、キスしたりするのは本命だけっていうのが理想。
頑張って下さい。応援してます。
- 119 名前:!? 投稿日:2000年10月21日(土)02時25分44秒
- 真希と一緒に住む様になって一ヶ月が過ぎた頃・・・・
「近頃は寒うなって来ました。夜やし今なんて特に寒い
んな訳で今日は裕ちゃんのおごりや!みんなジャンジャン飲んで
暖こうなってってなー!!!」
裕子のその声を合図にみんないっせいに乾杯する、
そしてみんなそれぞれ飲んだり喋ったり宴会が始まる。
ここは裕子が経営している小さな酒場、
寒くなるとたまにこうしてアパートに住んでる者達で飲み会を開くのだ、
未成年などとかそんな事は関係ない。とりあえず喋って食って飲むべし!
「あー!辻ちゃんそれダメ、うちが食べるんや!」
「ののがさきにとったの!」
「・・・わかった、うちのこれと交換しよ」
加護は自分の皿の上のウインナーを指さす、
しかし辻の皿の上にあるのは180gのステーキだ。
「・・・だめ」
「なんであかんのや!?・・・しかたない、こうなったら強豪突破や!」
加護はそう言うとステーキをフォークで突き刺し逃げる、
「あいちゃん、かえしてよ〜」
その後を辻が追って二人で走り回る。そこに
「こら、二人とも走り回らないの!」
となつみ母さんの喝が飛ぶ、結局二人は仲良く分け合う事にしたようだ。
「もー、あの二人は・・・」
あきれ気味のなつみ
「まーまーええやんか、若い内に走り回っとかな・・・・」
「裕ちゃんみたいに少し走ると”もーあかん”って言う様になるからね!」
裕子の横にいる真里がいらない事を言う。
「・・・・またそんな事言う、もう裕ちゃん立ち直れへん・・・」
「あはは、裕ちゃん良い年してすねない!」
「・・・・矢口、・・・しまいに襲うぞ!!!」
「げっ!なっち助けてー!!」
「・・・裕ちゃん、なっちを捨てるのね・・」
「うっ、・・・・・・わかった、なっちも襲ったる!」
裕子は二人に飛びかかる、ギャーギャー言いながらも楽しそうな三人
その様子を見て笑っているひとみと梨華
「なんか楽しそうだね、・・・梨華ちゃん何食べる?」
「うーん、ひとみちゃんの好きな物でいいよ」
「好きな物ねぇ・・・・お酒とか飲んでみよっか?」
「私お酒弱いから・・・」
「大丈夫だって!」
「でも帰れなくなっちゃうかも・・・」
「そん時は抱いて帰ってあげるよ!」
梨華の顔が赤くなる
「うん、じゃあ飲む・・」
梨華がグラスに手を伸ばす、その手をひとみが止めて
「飲ましてあげるよ・・・」
と言うと自分の口に酒を含むとそのまま梨華に口付けた。
- 120 名前:!? 投稿日:2000年10月21日(土)02時34分48秒
- 「うーん、最強ラブラブバカップル」
それを見ていた、紗耶香、真希、圭、圭織の四人が口を揃えて言う。
「紗耶香ー、圭織も紗耶香とあんな事したーい!」
圭織が紗耶香の腕を取る、
「ダメ!」
真希が空いてる方の腕を取る、真希も紗耶香に好意を抱いているらしく
真希が来てからというもの圭織と真希はお互いライバル意識剥きだしである。
しかし鈍感な紗耶香は・・・・
(圭織の方はわかるけどなんで後藤まで?)
・・・・ってな感じである。
「なんで真希に”ダメ”って言われなきゃだめなの!?」
「ダメはダメ」
「だから何でなの!?」
・・・どうやら圭織も紗耶香並に鈍感のようだ、
言い合いをし始めた、二人もなんとか言いながらこれまた楽しそう。
言い合いをし始めたので少し離れた場所に移動したた圭と紗耶香。
「なんで後藤と香織言い合いしてんの?」
「・・・・・・・・・さあ、なんででしょう」
あくまで鈍感な紗耶香だった
「ところでさ、紗耶香あんた最近は変な夢見てる?」
「最近も何も、毎日見てるよ;」
「毎日・・・・・初めて見たときから一ヶ月ぐらい経ってるよね・・・」
下を向き何かを考え始める圭。そして顔を上げると
「もうすぐ奴らが行動に出る頃だわ、色々話さなきゃいけない事あるけど
とりあえず今日は楽しもっか!」
と笑顔で言うと”さぁ、飲むぞー!”と気合いを入れて立ち上がった、
それに続く紗耶香、楽しい夜になったのだが・・・・・・
・・・・・奴らはもう行動を開始し始めていたのだった。
・・・・どうしよ続き;辻&加護これしか出てこないかも;
>ゴサンケ!さん
矢口はおいしい役っすよ!(多分、予定としては、いやでもおいしくないかも;)
でも結構でてくる?いや、次のはでてこない;
>118さん
応援していただけると幸いです、キスは本命だけ・・本命以外しないはず・・
- 121 名前:118っす 投稿日:2000年10月22日(日)00時00分09秒
- 本命以外にキスしても、それはそれでよし!
やっぱ相手は矢口がいいっすぅ〜。
- 122 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月26日(木)22時08分40秒
- がんばってくれ〜。
続き待ってるぞ!
- 123 名前:!? 投稿日:2000年10月30日(月)23時40分31秒
- 午前1時過ぎ・・・
「お〜い、矢口帰るぞ〜い」
少し酔っぱらい気味の紗耶香が声をかける。
「あぁ〜!?紗耶香ぁ帰るなら矢口置いて帰らんかい!!
・・ヒック、矢口は今わしの為に踊っとんねん!」
しかし真里はオヤジ裕子に踊らされているため解放してもらえない。
ちなみになつみは加護と辻を寝かせる為11時には帰ってしまった。
「ごめーん、紗耶香さき帰っといて!」
踊りながら真里が言う。
「あいよ〜、じゃあお先に〜」
その言葉を聞いて紗耶香はドアのほうへ向かって行く、その後に続く真希。
ドアの前まで行き紗耶香はピタリと一時停止し振り返ると
「裕ちゃーん、今日はごっぁんでした〜」
と言ってそのままドアへ向かっていった。
”ゴンッ”
「いてっ、・・・・・邪魔だっつうの、このドア」
ぶつかったドアに文句を言いながら外へ出ていく。
「あははっ、ドア〜へこんでるよ〜」
その後を出ていく真希。
”バタン”という音を立ててドアが閉まる。
「・・・・うちの店のドア壊しおったぁ、・・・
・・直せぇ・・・圭織、直さんか〜い!!」
怒り出す酔っぱらい中澤。
「えーなんで圭織なの〜?紗耶香帰っちゃたし圭織ももう帰るー」
「・・・そうか、圭織・・あんたはこの写真が欲しくないのか・・」
中澤のふところから出てくる紗耶香の風呂上がりの写真。
「欲しいー!!なんで裕ちゃんそんなの持ってるの?
直す、うんドア直すからちょうだい!」
「よしよし、ちゃんとやるからドア直してんか〜、
道具はカウンターの奥にあるし」
「うん、わかった!」
急いで道具を取りに行く圭織。
「さあ、矢口続き踊ってんか〜♪」
「・・・はいはい;」
(ああー矢口ももう寝たいよー!)
ソファーで眠り込んでいる圭、頬を寄せ合って寝ているひとみと梨華を
うらやましそうな目で見ながら真里はまたしぶしぶ踊りだしたのだった。
・・・数分後圭織がドアを破壊した事は言うまでもない。
しかし写真はしっかり奪ったそうな・・・。
- 124 名前:!? 投稿日:2000年10月30日(月)23時45分43秒
- ・・・テスト終わった!
>118っすさん
矢口か後藤どっちでもいけそう、予定では後藤なんですねー
>122さん
なんか最近は読書の秋で書くより読むって感じでして;
テストも終わったし、また頑張って書きます!
- 125 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月31日(火)00時37分55秒
- この続きからいくと、部屋には市井と後藤の二人きり・・・。
後藤の積極アプローチの始まりか?!
- 126 名前:名無しさん 投稿日:2000年10月31日(火)00時46分15秒
- 続き期待♪
- 127 名前:!? 投稿日:2000年11月05日(日)23時00分38秒
- コンピュータが壊れたー!!全部消えたー!!!
- 128 名前:ま〜 投稿日:2000年11月05日(日)23時17分37秒
- >!?
どうした???
- 129 名前:名無しさん 投稿日:2000年11月17日(金)21時22分25秒
- お〜い、どうした〜?
- 130 名前:名無しさん 投稿日:2000年11月26日(日)16時09分32秒
- 何があったかわからんが、頑張ってくれよ。
待ってるからさ。
- 131 名前:ぷち 投稿日:2001年03月20日(火)09時08分43秒
- できれば、さやまり希望ですぅ・・・。
いや、もちろん、いちごまでも全然イイんですが、
さやまりって読んでると何かあったか〜くなるんですよねぇ・・・
大変そうですが、頑張ってください♪
- 132 名前:!? 投稿日:2001年06月28日(木)02時40分26秒
- 電気を消して布団に入り眠りに就くまでの空白の時間
なかなか会えないアイツの事を想う、想ったところでどうなる訳でもないのに・・・
「・・・会いたいなぁ」
そうつぶやいて携帯に手を伸ばす。メール送信を選んで文を打つ
『起きてる?』
いつも通り送るとすぐに返事が戻ってくる。
『起きてるよ、どうした?』
どうしたって言われてもなぁ
『別に何もない。今何してるの?』
ほんとは次いつ会える?って送りたい・・・・
『何もないとか(笑)今?今市井はギター弾いてる、矢口は何してるの?』
『・・・・紗耶香の事考えてた』
紗耶香にギュって抱きしめてほしい
『ははは、嬉しい事言ってくれるね〜(笑)』
紗耶香は不安になったり寂しくなったりしないの?
『・・・好き』
毎日の様にメールに打つ言葉
『ん?市井も好きだよ』
いつも好きだよって返してくれるけどなんか悲しくて苦しくなる。
『(笑)もう寝るよ、おやすみ♪』
辛い気持ちがバレない様に明るいフリをする
文字なんかで優しい言葉送られたってよけい寂しくなるから・・・・
『笑ってなんだよ(笑)寝るの?おやすみ〜』
「はぁ・・・・・」
ため息をついてボーっと真っ暗な天井を見つめる
・・・・文字で何百回好きって言われたって何十回愛してるって言われたって
やっぱり会えなきゃ不安で悲しいんです。
会って抱きしめて好きだよって言って笑顔を見せてほしいんです・・・・
「・・・・・会いたいよぉ」
心が悲しみで壊れないように・・・・・
- 133 名前:!? 投稿日:2001年06月28日(木)02時46分36秒
- コンピューターが壊れたのを機に放置しておりましたスイマセン;
あとストーリーが息詰まったのもありまして・・・。
またストーリーが思い付くまで短編の方書いていこうと思いますので
よろしくお願いします。(さやまりが多いと思いますが)
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