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まりっぺの事どうおもう？

1 名前：ディル 投稿日：2000年09月05日(火)06時02分39秒

僕はまりっぺはかわいいと思う♪
だれか電話番号知ってたらおしえて♪

2 名前：↑ 投稿日：2000年09月05日(火)12時06分31秒

削除依頼は自分でしとけよ。馬鹿野郎！

3 名前：読んでる人 投稿日：2000年09月05日(火)16時00分52秒

最悪だな。スレッド上限７０個なのに、こいつのせいで埋まってしまった。
まあ、こいつは締め出しくらうだろうからいいけど。

4 名前：便乗 投稿日：2000年09月06日(水)17時37分14秒

「矢口さんの事どう思う？」
突然、吉澤に話しかけられた。
「え・・・どうって？」
石川は突然の質問に戸惑った。
「いや・・やっぱりいいや」
吉澤はそう言って立ち去ってしまった。

5 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月06日(水)17時40分09秒

「何が言いたかったんだろう？」
石川は不思議に思った。
吉澤は矢口に敵意でもあるのだろうか？
石川は気になってそれとなく吉澤と矢口を見るようになった。
師弟関係であるだけに一緒にいる時間は長い。
石川にはただそれだけに見えた。

6 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月06日(水)17時42分49秒

石川は逆に吉澤に聞いて見た。
「矢口さんの事どう思う？」
吉澤は一瞬顔を強張らせた。
「い、いや・・別に・・・」
はっきりしない答えしか返ってこなかった。
石川はますます気になったがそれ以上聞く事はしなかった。

7 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月06日(水)17時46分38秒

他の人に何があるのか聞いてみようかと思った。
しかし、もし何か重大な事で、吉澤と矢口に問題が起きたら困る。
石川は自分の心の内にこの事はしまっておいた。
それにしても何だろう？
石川は疑問というよりも興味が沸いてきた。

8 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月06日(水)17時51分09秒

「りかっち、トーク練習してきたぁ？」
矢口はそう言ってケラケラ笑った。
いつも通りだった。
たんぽぽである石川も矢口と接する機会は多かった。
いや、むしろ最近は吉澤より接する時間が多くなってきているかもしれない。
もしかしてそれと吉澤の発言と何か関係あるのだろうか？
石川は一人色々と考えていた。

9 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月06日(水)17時55分34秒

自分が矢口とどう接するかで吉澤の態度がどう変化するのか試して見ようと思った。
石川は吉澤の見ている前で矢口と接するよう心がけた。
「矢口さーん、あの、振りの事なんですけど」
石川は積極的に矢口に話しかけた。
そして吉澤の動向を伺った。

10 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月06日(水)17時58分27秒

石川の見た吉澤の表情は険しかった。
石川は怖くなって少し矢口から離れた。
「どうした？」
矢口が不思議そうな顔で見ていた。
なぜあんなに険しい表情するのだろう？
あんな顔の吉澤は初めてだった。
石川はますます何があるのか知りたくなった。

11 名前：負け犬 投稿日：2000年09月06日(水)21時31分25秒

そうきましたか！うまいですね〜（笑）

12 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)00時08分06秒

「ね、ね、矢口さんの事どう思う？」
「うるさい！」
しつこい石川に吉澤は怒った。
何をそんなにムキになるのだろう。
石川はむしろ吉澤がムキになるのが面白かった。
石川はますます矢口に接近して行った。

13 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)00時14分11秒

「矢口さーん」
石川は矢口にべたべたとくっつくようになった。
吉澤の顔は赤くなったり青くなったり。
石川はそんな吉澤が面白くてたまらなかった。
そして、矢口を独占しているという優越感も感じていた。

14 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)00時16分57秒

「ちょっと・・・」
吉澤が険しい顔をしながら話しかけてきた。
「なに？」
石川は何もなかったかのような顔で答えた。
「や・・矢口さんにあんまり近づかないでくれる？」
「なんで？」
「いや・・・それは・・」

15 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)00時19分12秒

「とにかくなんでも！」
吉澤は急に怒り出した。
石川は反論した。
「なんで？矢口さんの事をなぜひとみちゃんに言われるの？」
吉澤は黙ってしまった。

16 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)00時25分33秒

「矢口さんはひとみちゃんのもの、ってワケじゃないでしょ」
吉澤の顔はみるみる赤くなっていった。
「あ・・や・・」
「なに？」
しどろもどろの吉澤。
ついには吉澤は怒って行ってしまった。
石川は嬉しかった。
吉澤を打ち負かした事に。

17 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)17時49分12秒

それから石川と矢口は更に接近していった。
石川にとってもう吉澤はどうでも良かった。
なんとなく、吉澤が何が言いたいのかも分かっていた。
石川の目には矢口だけが映っていた。

18 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)17時52分26秒

「もう、いいかげんにしてよ！」
吉澤がヒステリックになって石川を責めてきた。
「なんで？」
石川は冷静に答えた。
「もう、矢口さんには近づかないで！」
吉澤は涙目だった。
「だから、なんで？」
石川は聞き返した。

19 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)17時54分30秒

「矢口さんは私の・・・」
「は？」
「私のものなの！」
吉澤はそう言った後顔が真っ赤になった。
「ひとみちゃんのもの？」
石川は笑った。

20 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)17時56分30秒

「邪魔しないでよ」
吉澤は急に静かな口調になった。
「邪魔？」
石川は答えた。
「邪魔もなにも・・・いつからひとみちゃんのものになったワケ？」

21 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)17時56分32秒

黒石川いいね〜。

22 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)17時59分15秒

吉澤は黙ってしまった。
石川は更に続けた。
「ひとみちゃんこそ邪魔してるんじゃない？」
吉澤はその言葉を聞いて激高した。
「な・・・！」
吉澤は石川に飛びかかった。

23 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)18時03分06秒

「何するの！」
石川は必死で吉澤の手から逃れた。
「あんたなんか・・・」
吉澤は手にハサミを持った。
石川の背筋が凍った。

24 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)18時05分18秒

吉澤はハサミを持って石川に飛びかかってきた。
石川は必死で吉澤の手を掴んだ。
そのまま倒れこむ二人。
「や、やめてよ！」
石川は必死に抵抗した。

25 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)18時07分35秒

勢いあまってハサミが吉澤の顔に大きな傷をつけた。
「あ・・・」
二人は凍り付いた。
吉澤の顔から血がポタポタと落ちてきた。
そして、その血は石川の顔に降り注いできた。

26 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)18時11分58秒

「な・・・何やってるの！」
矢口がその場に現れた。
矢口は吉澤と石川を引き離した。
ハサミは、石川の手に握られていた。
「よっすぃー・・・と、とにかく病院へ」
矢口は吉澤を連れて行ってしまった。
石川は血のついたハサミを呆然と眺めていた。

27 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)18時19分30秒

いい展開だーねー。

28 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)22時51分39秒

程なくして矢口が戻ってきた。
石川はとっさにハサミを隠した。
「よっすぃーは病院に行ったから」
矢口の表情は険しかった。
「一体何があったの？」
矢口は石川に問い詰めた。

29 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)22時54分25秒

「まだみんなには言ってないけど・・・こんな事が知れたら」
「辞めさせられちゃうかも」
矢口はため息をついた。
「それは・・・嫌です」
石川は小さな声で答えた。
「じゃ、何があったのか話して」
矢口は強い口調で石川に迫った。

30 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)22時57分39秒

「その・・・」
石川は何も話せなかった。
少しの沈黙の後、矢口が口を開いた。
「言えないの？」
矢口はまたため息をついた。
「あ・・でも・・・辞めさせないでください」
石川は涙目になった。
「辞めさせられたら・・・矢口さんと離れちゃうじゃないですか」
石川の言葉に矢口は驚いた。
「はぁ？」

31 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)22時59分41秒

「矢口さんと離れたくないんです！」
石川は大声で叫んだ。
矢口は驚いて一歩下がった。
「何言ってんの・・・」
矢口は目を丸くしていた。
突然、石川は矢口に抱き付いた。
「矢口さん！」

32 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)23時01分38秒

「ちょっと！」
矢口は石川を突き飛ばした。
「一体何考えてるの？マジ？」
矢口はかなり怒っているようだった。
石川は悲しそうな顔をした。
「矢口さん・・・やっぱり受け入れてもらえないんですね」

33 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)23時03分43秒

「受け入れるって？何考えてるの！」
矢口は怒鳴った。
「もう、いいよ」
そう言って矢口は石川に背中を向けた。
そして歩き去ろうとした。
石川は矢口の背中を見つめていた。
ハサミを両手で握り締めて。

34 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)23時06分17秒

刃先が肉を掻き分ける鈍い感触がした。
「な・・・」
矢口はそう言ってその場に倒れた。
石川は背中にハサミが刺さったままの矢口をそっと抱き起こした。
矢口は意識を失っていた。

35 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月07日(木)23時07分35秒

石川は矢口の顔を手で撫でていた。

「これで・・・矢口さんは私のもの・・・」

おしまい。

36 名前：名無し 投稿日：2000年09月08日(金)01時36分29秒

……え？マジっすか？

37 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月08日(金)07時52分47秒

３０までは良かったのに・・・

38 名前：書いた人 投稿日：2000年09月08日(金)17時28分50秒

削除依頼出しておきました。

39 名前：名無しさん 投稿日：2000年09月09日(土)13時04分32秒

後半はちょっと雑だったけどこのスレにうまく便乗してると思います。
独特な雰囲気の中、意外な結末で面白かった。

40 名前：サンジ 投稿日：2000年09月17日(日)02時57分38秒

ってかとりあえず１は逝ってよしだな。
俺もこの結末イヤじゃないし。なんか意外でいいじゃん。
黒はいいっすねー。けけけ(わら