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Brave Love koza

1 名前:コザ青年会 投稿日:2000年11月06日(月)12時05分11秒
いしよしの沖縄バージョンであります。
2 名前:コザ青年会 投稿日:2000年11月06日(月)15時31分43秒
この作品はすべてフィクションであり実在する企業等とは無関係の物とします。
3 名前:コザ青年会 投稿日:2000年11月07日(火)12時54分39秒
出演 石川梨華 15歳 沖縄市立園田学院中学校3年。主人公。
   吉澤ひとみ15歳 沖縄市立園田学院中学校3年。主人公の親友。
   辻希美  13歳 沖縄市立園田学院中学校1年。主人公を尊敬する人。
   奥田民生 40歳 石川・吉澤の担任。体育教師。
   中澤裕子 27歳 保健室の先生。

(1)
ここは沖縄市にある園田学院中学校。
3年1組の教室では石川と吉澤が体育の支度を終えていた。
石川「ああ、球技大会の練習とはついてねぇなー…」
吉澤「でもやらなきゃいけない。」
二人は体育館へと向かった。外は雨が降っている。これでは運動場は使えない。
バスケットボールの練習である。1年生と一緒に試合のように練習している。
4 名前:名無しさん 投稿日:2000年11月08日(水)01時34分26秒
石川「ああ、球技大会の練習とはついてねぇなー…」

の石川のセリフが気になります。
小説の内容にもよるんだろうけど、石川はこんな話し方しない……
フィクションだとわかっていても気になったもんで。
5 名前:コザ青年会 投稿日:2000年11月17日(金)15時27分41秒
しかし、辻はこの日は足の調子が悪く、この時すでに感覚が無くなっていた。
よろっ…
とたんに辻は倒れこんでしまった。足を抑え、苦痛の表情を浮かべている。
奥田「大丈夫?」
先生や他のクラスメイトが駆け寄る。
希美「うん、大丈夫だから…」
奥田「しかし保健室に行った方が良い」
奥田は石川や吉澤に辻を保健室に連れて行くように指示した。
6 名前:名無しさん 投稿日:2000年11月20日(月)18時09分47秒
なっ、何故に民生(笑)。更新が楽しみです。
7 名前:コザ青年会 投稿日:2000年12月16日(土)18時13分47秒
さて、ここは保健室。
中澤「どうやら捻挫のようだ。」
中澤は首を傾げて言った。
中澤「少し冷やした方がいいな。」
希美「すいません。」
石川「次の授業に影響はありますか?」
石川は中澤に言った。
中澤「まあ、大丈夫ですね。」
中澤はそう言うと希美の足に湿布を貼った。
吉澤「大丈夫だった?」
希美「はい。すいません、心配かけて…」
吉澤「えっ?」
希美「急に倒れたので…」
吉澤「大丈夫だよ、気にしないで。」
どうやらこの場は切り抜けたようだ。


その夜。
ここは吉澤の住んでいる泡瀬高層住宅。
7階に吉澤の部屋がある。
吉澤は一人暮らしであった。
午後7時、吉澤が部屋のドアを開けた。
吉澤「ただいま。」
石川「おかえりなさい。」
吉澤「梨華っち。」
石川「おじゃましてます。」
吉澤「よくここが分かったね」
どうやら吉澤は石川と会う約束をしていたらしい。
石川「高校はどうしようか?」
吉澤「そりゃもちろん行くしかないよね。」
石川「どの高校を選ぶ?」
吉澤「美里仲原高校にしよう。」
石川「じゃあ、高校も一緒って事で。」
吉澤「そうよ。」
進学の事で話をしていたが、どうやら話がまとまったらしい。
石川「でも大丈夫?美里仲原は進学率が高いみたいだけど…」
吉澤「そりゃ大丈夫よ。」
石川「でも不合格なら安慶田開成高校か高原南商業、もしくは夜間部だね…」
吉澤「そうか…、でも受験勉強を強化すれば大丈夫」
石川「よく言った。さすが私の親友だ。」
石川は感心した。
8 名前:たけトラマン(o|o)/ 投稿日:2000年12月16日(土)20時30分09秒
見にきました(^^
がんばってください♪
9 名前:コザ青年会 投稿日:2001年01月09日(火)14時35分38秒
次の日。
二人のいる教室にはこの日から転入生が来る事になっている。
教師1「彼女は名門、大謝名中学からの転入生である。」
教師2「前の学校では無茶やったと思うがここでは通用しないと思え」
何やら教師達が話を続けている。
しばらくすると、奥田が教室に入ってきた。
奥田「はい静かに。今日は転入生を紹介する。入っておいで」
奥田がそう言うとその転入生が入ってきた。
するとどうだろう、きれいな女生徒が入ってきた。
その女生徒の名前は後藤真希と言い、前にいた学校では札付きの不良であった。
真希「大謝名中学から来た後藤真希である。皆様よろしくございましゅ」
真希を見た二人はすぐに驚いた。
石川「あれが大謝名の後藤…」
吉澤「あの娘、只者ではないみたいよ…」
奥田「じゃあ後藤さんは吉澤の隣りの席にどうぞ」
奥田は真希に席を勧めるとそれに応じた。
真希はすぐ二人に挨拶をした。
真希「よろしくね」
吉澤「はぁ…よろしく」
石川「よろしくどうぞ。」
二人はすぐに緊張感が解けた。
10 名前:コザ青年会 投稿日:2001年01月09日(火)14時49分01秒
お昼休み。
二人は真希について希美に話してみた。
希美「あの娘は宜野湾に後藤あり、言われるほどスゴイ不良だったよ」
石川「マジ?」
希美「うん、何でも一人で暴力団事務所を潰したり、暴走族を排除したり…」
吉澤「それで?」
希美「あとは30人の不良と一人で闘ったと言う噂もあるよ。」
二人はまた驚いた。
希美「だからあの娘には気をつけないと大変だよ。」
石川「大丈夫、今は何もない」
吉澤「そうだよ。」
希美「でもあの娘もここでどんな事をしでかすのか心配じゃない?」
石川「そう言われてみれば…」
吉澤「そうかも知れない」
希美「ならば確かめに行ってみては?」
希美はそう言うと立ちあがった。
吉澤「行くか?」
石川「行ってみよう」
二人もすぐに立ちあがった。
11 名前:コザ青年会 投稿日:2001年01月15日(月)19時17分29秒
三人は真希の行動を調べてみたが、結局この日は何も起きなかった。
下校時間、三人は近くの公園で再び合流した。
石川「おかしい、今日は何もなかったみたいだけど…」
希美「まだ初日だもん、そう簡単に何か起きるわけでもないよ」
吉澤「大丈夫かな?」
吉澤は心配な声で言った。
その時である。
真希「加護なんて、大ッキライ!!」
真希の声が響いた。
希美「早速何かあったみたいよ。」
石川「いってみようか」
すると三人は声のした方へと向かった。
12 名前:コザ青年会 投稿日:2001年02月01日(木)15時16分32秒
すると加護亜依が鼻血を出して倒れていた。
吉澤「大丈夫ですか?」
吉澤は心配そうな声で言った。
亜依「いえ、大丈夫ですから…」
石川「何があったんですか?」
亜依「実は…」
すると亜依は石川の耳の前で内緒話のように言った。
石川「そうだったんですか…」
石川は言った。
吉澤「しょうがない、私達が助けてあげましょう。」
二人はそう言うと立ちあがった。

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