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CRISIS ZONE

1 名前:hiro 投稿日:2000年11月26日(日)12時44分19秒
シューティング物を描きます。
いつ更新するかはわかりませんのでよろしぐございます。

(序章)
ここは、高知県高知市にできたサンエー土佐ショッピングタウン。
この店は食品館や電器館、衣料フロアや集会場などがある。
しかしこの店に、テロ軍団「OCKYA」が占拠した。
つんくは、この「OCKYA」の野望を打ち砕く為にモーニング娘。やシェキドルといったハロプロ軍
団を結成した。
「OCKYA」の抵抗が予想されるため、気を抜いてはいけないということである。
2 名前:hiro 投稿日:2000年11月26日(日)16時48分55秒
>>1
すいません。テロ軍団ではなく武装テロリスト集団の間違いでした。
訂正してお詫びします。
3 名前:hiro 投稿日:2000年12月15日(金)17時40分18秒
(第1章)
ここは、高知県警察本部武装テロリスト集団対策本部。
つんくや山下真司本部長、そして団員が会議をしていた。
山下「今回の任務はサンエーを開放し、OCKYAを鎮圧する事である。」
軍団の最高指揮者である平家みちよはこう言った。
平家「OCKYAは手ごわい相手や、決して油断するな」
全員「おう」
会議が終了すると団員たちはサンエーへと向かった。
4 名前:名無しさん 投稿日:2000年12月16日(土)19時44分22秒
がんばってください!!。
5 名前:hiro 投稿日:2001年04月25日(水)12時57分52秒
 −スタート地点−
安倍なつみ(あべなつみ) 南側出入口
中澤裕子(なかざわゆうこ) 北側出入口
吉澤ひとみ(よしざわひとみ) 衣料フロア前
飯田圭織(いいだかおり) 2階エスカレーター前
加護亜依(かごあい) 屋上駐車場
辻希美(つじのぞみ) 加護と同じ
保田圭(やすだけい) 6階集会場
石川梨華(いしかわりか) 名店街前の廊下
矢口真里(やぐちまり) 石川と同じ
後藤真希(ごとうまき) 実用コーナー前
市井紗耶香(いちいさやか) 後藤と同じ
石黒彩(いしぐろあや) 食品館側東出入口
福田明日香(ふくだあすか) 石黒と同じ
6 名前:ポルノ 投稿日:2001年04月25日(水)13時09分15秒
おお!なんか、かっこいい!
続き期待
7 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月25日(水)13時25分06秒
〜辻希美の場合〜

彼女は夢を見ていた・・・。

「ひつじがいっぴき・・・ひつじがにひき・・・ひつじがさんびき・・・ひつじが・・・よんだっけ?つぎ?・・・」
彼女の周りを、無数のひつじが飛び交っている。
そのなかに埋もれた彼女は幸せそうに、そのひつじを数えていた。
だが、そのうちそのひつじ達は、彼女に向かって、脅えるように、そして泣きすがるようになき始めた・・・。
「めぇぇぇぇぇぇぇ・・・!めぇぇぇぇめぇめぇぇぇ・・・!」
不思議に思った彼女は、そのひつじ達の後ろに目をやると、
にわかに信じ難い光景があった。
8 名前:hiro 投稿日:2001年04月25日(水)13時26分44秒
>>7
名前を入れ忘れました。
9 名前:hiro 投稿日:2001年04月25日(水)13時35分13秒
武装テロリスト集団の一人、広末涼子がパンチとキックでひつじを殺っているのである。
「・・・・!!」
その攻撃で次々とひつじは倒れていき、だんだんとその足は彼女の方へと近づいてきた。
彼女は恐怖と驚きで身動きが取れなかった。
一面真っ白だったひつじの群れは、いつしか真っ赤な絨毯と化し、
その広がった水面の上に座り込んだ彼女に広末の拳が向けられた。
「・・・やめて・・・やめてくら・・さい・・・」
涙でにじんだ視界の向こう側に映った広末の顔は、なぜか笑っているようにも見え
声を発しようとしても、もう震えた泣き声しかでなかった。

「ヒロスエパーンチ!」
「ヒロスエキーック!」

どこか冷たい声と共に、彼女の体は熱くなっていった。
自分の腹部、肩、脚部から飛び散る鮮やかな”赤いシャワー”を顔面に受けながら
彼女の意識はどんどんと薄らいでいった・・・。
(死んじゃうのかな・・・わたし・・・一度でいいから、ちゃんと”のぞみ”って言ってみたかったなぁ・・・)
10 名前:hiro 投稿日:2001年04月25日(水)13時45分25秒
・・・・・・・ぴちゃん。
「・・・・!?」
顔に落ちた滴に、驚くように目が覚めた。
「ゆめ・・・・・・らったの・・・・?・・・そうらよね・・・・」
ほっとしたのもつかの間、直後、えも言えぬ違和感に襲われた。
彼女は目を覚ました自分の周りを見渡した。
見たことのない場所・・・どうやら駐車場のようだ。

悪夢から目を覚まして、また更に理解し難い現実。
もう彼女は正常に事態を把握することは出来なくなっていた。
ただ混乱する自分の思考に突き動かされるまま、周りをキョロキョロ見回し
また、いつしかその美しい瞳も吊り上った。
そして、無意識に大声をも発していた・・・・。
「くそっ!!ののは、ののは、どうしたものか・・・・。」

その声は、彼女のいる屋上駐車場一体に広がったが
誰の言葉が返って来ることはなかった。
と、その時!!
「うぐっ!!」
彼女はこう言うと地面に倒れこんだ。
11 名前:hiro 投稿日:2001年04月25日(水)14時09分06秒
「我々にたてついたことを後悔するがいいさ」
武装テロリスト集団の一人、眞鍋かをりである。
彼女は辻の鳩尾に強烈なパンチを浴びせていたのだ。
「そうはさせないのれす・・・。」
辻はこう言うと立ちあがった。そして彼女に立ち向かっていく。
「あああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
辻は彼女に飛び掛かった。すると彼女は倒れ、手にしていたマシンガンが転げ落ちていった。
辻はすかさずマシンガンを拾うと銃口を彼女に向けた。
「や・・・やめてくださ・・・あっ!!」
彼女がこう言いかけると辻は彼女の顔を蹴り上げた。
「これで形勢逆転れすね」
――ぱららららららららら・・・・・・

辻はマシンガンを撃ちつづけた。
銃弾は彼女の体の至る所に当たっていった。
するともう彼女は虫の息となった。
辻は素早く屋上駐車場を出て、店内に入る事にした。
12 名前:hiro 投稿日:2001年05月01日(火)15時16分18秒
 〜石川梨華の場合〜

彼女も、夢を見ていた。

「バカが・・・、最初から素直に言う事を聞いていれば痛い目を見ないで済んだものを・・・。」
彼女の足元には保田圭が倒れていた。
口から泡を出しながらうずくまっている。
「お・・・まえ、あたしに・・・手を・・・出して・・・ただで済むと・・・思ったか?」
「うるさいっ!」
残りの力を振り絞って言う圭の顔を彼女は蹴り上げた。
「よっしゃ、今からこのグループはあたしが指揮を執る。文句のある者はこのようになるので忘れるな」
彼女はメンバー達にこう言うと気を失って倒れている圭を指差した。
他のメンバー達は何も言えずにいた。すると・・・
「あなたは間違っているわ!」
安倍なつみが遂にこう言い出した。
「ほう・・・いい度胸してるじゃん・・・。」
「あなたは淋しさから現実逃避しているだけよ!」
「こいつは強気な事を言うじゃねぇか・・・。」
彼女はこう言ってなつみの胸を鷲掴みした。
と、その時!!
バキィッ!!
なつみは彼女の頬に右フックを仕掛けた。
彼女は思わず倒れた。
なおもなつみは彼女に襲い掛かる。
ボコッ!バキッ・・・グシャ・・・
なつみは彼女の上に馬乗りになり、何度も殴っていた。
「なっち、もう止めて!梨華が死んじゃうよぉ〜!」
他のメンバー達がなつみを取り押さえてこう言った。
彼女の意識はだんだん薄らいでいった。
(やばい・・・あたしは死ぬかも・・・一度でいいから悔いの無い芸能人生活を送りたかったなぁ・・・)

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