インデックス / 過去ログ倉庫 / 掲示板

よしいし中心・・・。

1 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2000年12月29日(金)16時20分56秒
初めまして。紅餓唯 朧と言います。
よしいしの短編小説が中心となると思います。
文章力がないですがよろしかったらお付き合いを・・・。
2 名前:甘い時間 投稿日:2000年12月29日(金)16時25分12秒
「それでね・・・。聞いてる?ひとみちゃん。」
「あっごめん。」
「もぉ〜ちゃんと聞いてよねぇ〜。」
「ごめん、ごめん。梨華ちゃん可愛いから見とれてたんだよ。」
私は梨華ちゃんの瞳をまっすぐに見つめ微笑みながら言った。
「そうやっていっつもごまかす・・・ボ〜っとしてただけでしょ。」
少しふくれて私を上目使いで軽くにらむ。めちゃくちゃ可愛い・・・。
「本当だよ。ユニット活動中心であんまり顔会わせなかったじゃん。だからゆっくり梨華ちゃんの顔みたいんだ。」
「・・・何でそう言うことサラっと言っちゃうのかなぁ・・・。」
梨華ちゃんは目をそらして顔を赤く染めたそんな梨華ちゃんを見て私は・・・。
「好きだから」
そう言って梨華ちゃんの頬にキスをした。梨華ちゃんは私を見て
「・・・バカ・・・。」
と一言呟いて腕をからめた。

ずっとこのままでいられたら・・・。

しかし現実は厳しいもので数分後楽屋にメンバ−がそろいだし、ひとみはプッチモニの振りの確認で保田 圭に説教をくらい。梨華は加護 亜依に振り回されていた・・・。

3 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2000年12月29日(金)16時55分14秒
これは一番最初に書いた小説です。
では続いて更新・・・。
4 名前:大好きな人 投稿日:2000年12月29日(金)17時00分38秒
「なんか最近梨華ちゃん加護ちゃんと妙に仲良くない?」
「別に普通だよ・・・。」

沈黙が続く。最近2人っきりになるとこうなってしまう。
タンポポで梨華と亜依がよく話すようになりひとみは仲良くしている2人を見るとイライラする。
嫉妬が心を支配する・・・。

5 名前:大好きな人 投稿日:2000年12月29日(金)17時04分02秒
「もうすぐ撮影だね?」
「・・・分かってるよ・・・。」
「・・・・・なんか言いたいことあったら言ってよ!黙ってたってなんにもわかんな
い!」
梨華は今まで押さえてきた言葉を吐き出した。ひとみはその言葉に腹をたてた。
「梨華ちゃんに言われたくないっ!自分だって黙ってばっかじゃん!」
「じゃあ言わせてもらうけど、せっかく2人きりになってもいっつもあいぼんの事聞
いてきて一体なにがいいたいの?」
「自分だってこの前後藤さんと仲良くない?って聞いたじゃん!」
「ひとみちゃんがあいぼんの事言ってくるからでしょ?!この間だってデ−トの時、聞いてくるし。」
「そ、それは・・・。」
「私だってこんな事いいたくないよ・・・。ひとみちゃんと仲良くしたいよ・・
・。」
「梨華ちゃん・・・・。」
「私も後藤さんの話しとか持ち出して悪いと思うけど、ただ、あいぼんと遊びに行っ
たっていった時どこいったの?とか2人仲良いねとかしつこく聞いてきて・・・私・
・・信用されてない?」
とうとう泣きだしてしまった梨華をそっとひとみは抱いた。





6 名前:大好きな人 投稿日:2000年12月29日(金)17時06分10秒
「・・・・ごめん・・・。なんかさ、私・・・勝手に焼きもちやいて・・・梨華ちゃ
ん傷つけて・・・。ほんとごめん。」
「・・・いいよ、ごめんね、急に泣いちゃって。なんかたまってたみたい。」
「謝らないで、私が悪いんだから。」
「あいぼんは私の中では妹みたいな気持ちしかないよ。1番好きなのはひとみちゃん
だから・・・。」
首の後ろに手を回し梨華はひとみにキスをした。
「私は・・・ひとみちゃんのものだから・・・。」
「うん・・・久しぶりだね・・・キスするの。」
「・・・ねぇ・・・しちゃおっか?」
そう言い終わるなり、梨華はひとみをソファ−に押し倒した。
7 名前:大好きな人 投稿日:2000年12月29日(金)17時08分15秒
「り、梨華ちゃん?」
「イヤ?」
「そんなわけないじゃん・・・。」
お互いに舌を絡ませキスをした。ひとみの手が梨華の胸を揉みはじめた。
「・・・んんっ・・・・。」
唇を離しひとみは首筋にキスをし梨華の上着の中に手を入れしばらく乳首を指先で弄んでいた。
「ひゃぁ・・・やんっ・・ああっ・ぁ・・あんっ・・・。」
「そろそろ濡れてきたかな。梨華ちゃんエッチだから感じやすいんだよね。」
そう言ってショ−ツの上から秘部をなぞる。梨華のソコは熱を帯びておりひとみの指が刺激を与えるたび熱くなっていった。
梨華は一瞬ビックとしてひとみの背中に手をまわした。
「・・・くぅん・・あっ・ぁ・・・ん・・・やぁ・。」
「やっぱり、思った通りだ・・こんなに濡らして・・・・梨華ちゃんのエッチ・・
・。」
ひとみはショ−ツをおろして梨華の愛液を指先で取り自分の口にふくんだ。
「もっと濡らしてあげるよ・・・。」
耳元でひとみが囁くたび梨華はますます興奮して感じやすくなった。ひとみは下の方へ下を移動させわざと愛液を音を立てながら舐める。
「いやぁ・ん・・・音た・・・てぇ・・・ちゃっ・・・あっぁ・
・ん・ ・。」
舌で刺激を与え続けるひとみ。梨華の足の感覚は麻痺してきた。
「指・・・入れるよ・・・。」
梨華はそれに頷いた。指を梨華の秘部に挿入させていく秘部は梨華の愛液ですっかり濡れていたので簡単に入っていった。
「すごい・・・。指に吸いついてくる。梨華ちゃんの中気持ちいいよ・・。」
「はぁんっ・・・・あんっ・・ぁぁ・・・ひっ・・・とみ・ちゃんっ・・・。」
「なに?」
「も・・・あっ・・・もっ・・とっ・・・・ひゃっ・・んぁ・あっ・・。」
梨華も腰を動かし求めてきた。ひとみの指の動きもさらに激しくなってきた。
「やっ・・・・んんぁ・・・ぁい・・・い・ちゃ・・ぁん・」
指が奥をついた時梨華は絶頂に達した。ひとみが指を抜くと愛液が溢れ太股に流れ
た。ひとみはそれを舐め取り
「私もたまってたみたい・・・。久しぶりだったからなぁ。」
そして梨華の額に優しくキスをした。
8 名前:大好きな人 投稿日:2000年12月29日(金)17時10分03秒
「ひとみちゃん・・・。」
「ん?」
「大好き。」
「・・・もう一回言って。」
「ヤダ。」
「何でだよ〜。」
「こういう事は何度も言わないの。」
「え〜。」
「ひとみちゃんこそ言ってよ。私、ひとみちゃんに好きって言われてない。」
「・・・好きだよ。」
「え〜聞こえな〜い。」
「・・・好きだよ・・・大好き。」
その言葉を聞き梨華は満足そうな笑みで抱きついて言った。
「私も。」

〜収録15分前〜

「あ〜よっすぃ〜達遅いよ〜。何してたの〜?」
スタジオに真希のアニメ声が響く。
「ちょっとね。」
「めずらしいな、石川いつも1番にくるのに。」
「すいません。ちょと・・・。」
「なんかヤラシィ〜事でもしてたんとちゃうか?」
やらしい顔で石川の顔に近づいて裕子は聞いた。
「フフ、内緒です。」
笑顔で言うと梨華は歩いていった。裕子はひとみの顔に近づいて
「もしかして図星かぁ〜?」
またまたやらしい顔で聞いてきた。ひとみは顔を真っ赤にして
「ち、違いますよ。な、何言ってるんですか〜。」
「・・・吉澤・・・。」
「は、はい?」
「嘘はいかんで、嘘はねえさんにちゃ〜んと言いなさい。」
「裕ちゃんやめなよ〜。よっすぃ〜困ってんじゃん。」
真里がひとみの後ろで言った。真希はひとみの様子を見て1人で不気味な笑いをして
いる。
「聞きたくないんか〜自分。」
「知ってるからいいよ。」
「えぇぇぇ?し、し、知ってるってどういう意味ですか?」
「ジュ−ス買いにいこうと思って楽屋にお財布取りにいこうとしたらさぁ〜。・・・いっていいのかなぁ〜。」
ニヤニヤしながら真里はひとみに聞いた。ひとみがなにか言おうとしたら裕子がいい
からいいからと急かした。
「んで、楽屋の前にきたら〜。変な声が聞こえてさ〜。あっ安心して覗いたりとかしてないからさ。」
ハハッと笑い声を残し裕子をひぱって去っていった。
「なんや矢口もっと色々聞こう思ってたのに〜。ちゅ〜してまうで〜。」
「あんたはオヤジか?!」
1人固まっているひとみに真希が
「青春だね。よっすぃ〜。アハハハハ。」

今日もモ−ニング娘。の多忙な1日が始まろうとしていた。
9 名前:名無しさん 投稿日:2000年12月31日(日)07時52分45秒
後藤も絡むの?
続きを期待しています。
10 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2000年12月31日(日)09時09分27秒
ENDつけるの忘れてた・・・。
>>9
基本的にはよしいしの甘いものが中心なんで・・・。

11 名前: 投稿日:2000年12月31日(日)10時19分47秒
「ずっと一緒にいてくれるって言ったじゃない!市井ちゃんの嘘つき!大っ嫌いっ!!」
「ちょ、後藤!」

私は走った。とにかく市井ちゃんの側から離れたかった。
約束したのに・・・ずっと一緒にいるって・・・なのに・・・。
「・・・大っ嫌い・・・。」
立ち止まってそう呟いた。
娘。はどうするの?プッチはどうするの?
市井ちゃんがいたから私は娘。もプッチも頑張ってこれた・・・。これからどうすればいいの・・・。
12 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2000年12月31日(日)10時23分36秒
いしよし中心とか書いていながらいちごまです。
今冬休みなんでできるだけ更新します。
ではみなさんよいお年を・・・。
13 名前:名無しさん 投稿日:2000年12月31日(日)12時07分31秒
早速コピペされてたががんばれ。
14 名前: 投稿日:2001年01月01日(月)07時53分12秒
『シンガ−ソングライタ−になりたいんだ。』
市井ちゃんの顔は怖いくらい真剣だった。
本当は応援してあげないといけない。そんな事は分かってる。頭では分かってる。
「いっちゃ・・・やだよぉ・・・。」
私は思いっきり泣いた。今までこんなに泣いた事なんてなかった。
私は後ろから聞こえてくるはずの足音に気づきもしなかった。
「はぁはあ・・・後藤・・・。」
顔を上げると市井ちゃんが息を切らして立っていた。私が逃げようとすると腕をつかまれた。
「私の話・・・聞いてくれる?」
市井ちゃんはゆっくり、そして優しく言った。それに何も答えず、ただうなずいた。
15 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年01月01日(月)07時55分56秒
あけましておめでとうございます。あぁ冬休みの宿題が・・・。
>>13
自分もそのスレ見ました。ビックリしましたよ・・・。

16 名前: 投稿日:2001年01月02日(火)11時55分52秒
「私さ、前からの夢だったんだシンガ−ソングライタ−。娘。に入ってぞの夢、真剣に考え初めて夢で終わらせたくないって思ったんだ・・・。年内には留学して、もっと音楽のこと学ぼうと思ってる。」
少し落ち着いてきたけどまだ涙が止まらなかった私は泣きながら言った。
「今じゃ・・・なきゃ・だめなの?」
「うん、今が自分にとってもいい時期だと思ったんだ・・・。」
泣きやまない私を市井ちゃんは後ろから抱きしめた。私は振り向いて何度も背中を叩いた。
17 名前: 投稿日:2001年01月03日(水)23時56分26秒
>紅餓唯 朧さん
別に後藤を書けと催促したわけではないので、気にしないで下さい。
と思ったらいちごまですね。
なんか痛そうな雰囲気だけど、、、甘くなる?
18 名前: 投稿日:2001年01月04日(木)10時20分43秒
それでも市井ちゃんは強く強く私を抱きしめた。
私は背中を叩くのをやめて言った。
「・・・できるだけ・・・早く帰ってきてね。一緒に・・・また仕事しよ。」
「後藤・・・。」
「・・・でもやっぱり寂しいよ〜。」
市井ちゃんに抱きついてさっきよりもいっぱい泣いた。市井ちゃんはしばらく私の頭をなでていた。
「絶対大きくなって帰ってくるよ・・・だから後藤も娘。とプッチ頑張れよ。・・・私も頑張るからさ・・・。」
私はうなずく事しかできなかった。
「最後の別れじゃないんだからそんなに泣くなよな〜。」
笑いながら私の頭を軽く叩いた。
そうだよね・・・永遠の別れじゃないんだもんね。ちょ〜っと会えなくなるだけだよね。
「・・・がんばってね・・・。」
まだ涙を流しながら少し微笑んで私は言った。
市井ちゃんの分まで頑張るからね。だから・・・夢、叶えてね。
19 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年01月04日(木)10時23分30秒
あぁ〜また完ってつけるの忘れてた・・・。
>>9
甘いんですかねこれは?自分でもよく分かんないです。初めていちごま書いたんですけど難しいです。
20 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年01月04日(木)10時24分21秒
9さんすいません「さん」つけるの忘れてました。
21 名前:オ−ストラリア 投稿日:2001年01月05日(金)13時10分54秒
モ−ニング娘。は仕事のためオ−ストラリアに来ていた。仕事が終わって娘。達は夕食をすませホテルへ帰った。
「ね〜明日のオフどうする〜?」
真里が裕子に聞く。
「うちはあの砂が鳴るっていう海にいってくるわ。」
「あ〜そこカオリも行きたい!!」
「じゃあカオリ一緒いこ。」
「なっちどうする?」
「ん〜あっ!なっちゴ−カ−ト乗りたい!矢口ドライブしよう!」
「いいけどなっちの運転じゃ心配だしな〜。圭ちゃん一緒行かない?」
「別に良いけど私が運転するの?」
ちょっと困った顔で圭は言った。
「だって〜なっちじゃ怖くて乗れないよ〜。」
「ちょ、失礼ね〜。矢口に言われたくないべさ。」 「あ〜も〜分かったから,マネ−ジャ−さんもさっきゴ−カ−ト乗りたいって言ってたから4人でいこ。」
22 名前:オ−ストラリア 投稿日:2001年01月05日(金)13時12分36秒
「後藤達はどうする?」
圭は振り向いて後ろで歩いている5人に問いかけた。
真希は一緒に歩いていた4人にどうするか聞いた。
「ののはおっき〜プ−ルに行きたいです!!」
「そうやな〜オフは二日間あるし、明日はプ−ル行きたいな〜。」
「じゃあ一緒にいこっか。梨華ちゃんとよっすぃ〜はどうする?」
真希は隣で歩いている2人に聞いた。
「ひとみちゃんどうする?」
「梨華ちゃんの行きたいとこならどこでもいいよ。」
2人の周りには甘〜い空気が流れたいた。
(バカカップル・・・)
そこにいた全員がそう思った。いや全員ではないこのお子ちゃま2人組を除いて。
「じゃあ、のの達と一緒にプ−ルいこ!」
「いこいこいこ〜。」
「いや、でも2人で行きたいとこもあるだろうしさ〜ねっ2人とも。」
5人の前を歩いていた真里は希美達の腕をつかみひぱった。
何も分かっていない希美と亜依は不満そうに「え〜」と声をあげた。
23 名前:オ−ストラリア 投稿日:2001年01月05日(金)19時02分43秒
「じゃあ私達もごっちん達と一緒にいこっか。」
「いいよ。いい?ごっちん?」
希美と亜依以外は少し驚いて梨華とひとみを見た。
「えっいいけど、2人でどっか行かなくてもいいの?せっかくのオフなのに。」
「明日もオフあるし、ねっひとみちゃん。」
「うん。」
実はひとみは本当はふたりっきりで過ごしたいのだが
プ−ルと聞いて真希達と一緒に行くことに決めたのである。
(梨華ちゃんの水着姿が見れる・・・あぁ〜早く明日にならないかな〜。)
「ど〜せ水着姿が見れるから一緒にいくんやろ。」
小声で真里となつみと裕子は話している。
裕子はひとみの考えなんてお見通しのようだ。
「でも、でも今さら水着姿見てもさ〜2人ともやっちゃてるんだから裸なんて見たい放題でしょ?」
その言葉になつみは顔を真っ赤にして
「な、なんてこと言うんだべ矢口!はしたないべさ!」
どうやらなつみはこういう話しは苦手らしい。
「まだまだやなぁ〜矢口。水着ってとこがそそるんや!」
裕子は妙に力説する。「そんなもんかな〜」と真里は言った。
なつみはまだ顔を真っ赤にして黙り込んでいた。

24 名前:名無しさん 投稿日:2001年01月05日(金)20時31分36秒
なっちはなんか矢口とかがすきなのか?
25 名前:プ−ル編 投稿日:2001年01月06日(土)13時36分40秒
翌日

娘。達はそれぞれ分かれてひとみ、梨華、真希、希美、亜依はプ−ルの更衣室にいた。
「早く早く〜!もう先にいくで〜。」
着替え終わった亜依がみんなを急かしている。
「待って亜依ちゃ〜ん!」
「加護ちゃんだめだよ1人でいっちゃ〜。」
希美と真希がほぼ同時に出てきた。ひとみもその後に出てきた。
「ごめんね、あいぼん行こっか?」
ひとみの次に出てきた梨華が言った。そのピンクのビキニ姿に目を奪われているひとみ。
(・・・いい・・・。)
「よっすぃ〜行くよ〜。」
ボ〜っとしているひとみに真希が声をかけた。
「あっう、うん。」
「ねぇねぇ、この水着どう?かわいいでしょ〜。」
「うん、かわいいね。」
梨華の後ろ姿を見ながらひとみは答えた。真希の事なんて全然見ていない。
ちなみに真希もビキニなのだが全く興味ないようだ。
(ほんと梨華ちゃんにラブラブだね。)
少しあきれながら真希はそう思った。
26 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年01月06日(土)13時42分54秒
>24さん
「オ−ストラリア」ではなっちは脇役の1人なんでそういうのは決めていません。
自分的にはなっちには裕ちゃん
27 名前:27 投稿日:2001年01月10日(水)23時21分57秒
つづき期待してます!
28 名前:名無し 投稿日:2001年01月14日(日)00時24分17秒
石川にメロってるよっすぃ〜がいいですな。
続き期待してます。
29 名前:誠螢 投稿日:2001年01月14日(日)07時47分46秒
心和むお話、期待しております!!
30 名前:プ−ル編 投稿日:2001年01月27日(土)09時59分40秒
「わ〜おっきぃ〜。」
そう言って希美はプ−ルに飛び込んだ。
亜依も「きゃ〜」と言いながら飛び込む。
「私達も入ろう?ひとみちゃん?」
「え?あ、うん。」
「さっきからどうしたの?」
「いや〜その〜・・・キレイだなって・・・。」
「?」
「ほら、梨華ちゃんの水着姿見るのってハワイに言ったとき以来だから・・・新鮮というかなんというか・・・キレイだな〜って・・・。」
しどろもどろになってひとみは1人で喋り続ける。
「水着きてないとキレイじゃない?」
少し意地悪をしようと思ってわざと梨華は言った。
「ち、違うよ、そうじゃなくて・・・。」
困ったひとみを見てクスっと笑うとひとみに抱きついた。
「かわいい!」
「・・・・・・・」
急に抱きつかれて驚き半分、嬉しさ半分のひとみ。
少し視線を落とすと梨華の胸元が見え目を泳がせている。
そんな2人を見ていた真希は呟いた。
「はぁ〜さすが最強ラブラブカップル・・・私も市井ちゃんとラブラブしたい・・・。」
(でもやっちゃてるのになんであんなに照れてるんだろよっすぃ〜そういえば市井ちゃんもそうなんだよね〜)
真希はしばらく市井紗耶香の事を考えていた。一方ひとみは
(もう・・・死んでもいい・・・。)
本気でそう思っていた。 
31 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年01月27日(土)10時09分05秒
一応プ−ル編終わりです。中途半端ですいません。

>27さん
更新の遅くなりました。期待してくれるなんて嬉しいです。

>28さん
自分の書く吉澤くんはほとんど梨華ちゃんにメロメロです。
梨華ちゃんは誘い受け(爆)

>誠蛍さん
心和んでいただけたでしょうか?こんな駄作で喜んでもらえれば幸いです。

次はゴ−カ−ト編です。
32 名前:ゴ−カ−ト編 投稿日:2001年01月27日(土)10時11分58秒
5人はプ−ルで遊んだ後、ゴ−カ−トに乗ることにした。
組み合わせは真希、希美、亜依と梨華、ひとみの組み合わせだ。
「後藤さん安全運転でお願いしますよ。」
「大丈夫だよ〜。さぁ、乗ろ乗ろ!」
そう言うと楽しそうに運転席に座った。
「はぁ・・・ちゃんと帰れるかな・・・。」
希美のいつもの笑顔も消えている。
「ほらっ早く乗って!」
「・・・はい・・・。」
はしゃいでる真希とは正反対に2人は暗い表情だ。
しぶしぶ2人はゴ−カ−トに乗った。
「出発するよ〜。じゃぁお先〜。」
梨華とひとみの方を見ながら真希はアクセルを踏んだ。
そんな真希に希美と亜依は同時に叫んだ。
「よそ見しないで下さい!!」
2人はすでに半泣き状態だ。
「分かってるって、も〜、心配性だな〜。」
33 名前:ゴ−カ−ト編 投稿日:2001年01月27日(土)10時13分25秒
「・・・大丈夫・・・だよね・・・。」
「多分・・・私達も行こっか。」
「うん。」
ひとみは運転席に座り梨華は助手席に座った。
「スピ−ドあんまりださないでね。」
「分かってるよ・・・。」
そう言い終わる前にひとみは思いっきりアクセルを踏んだ。その瞬間・・・。
「イヤ〜!!そんなにスピ−ドだしちゃダメ〜!!」
顔を真っ青にしながら梨華は叫んだ。
「大丈夫だよ、このぐらい。」
ひとみは笑いながら答えた。
梨華は「止めて〜」「おろして〜」と何度も叫んだが、ひとみは無視していた。
いや、無視しているのではない、運転に夢中で聞こえていないのだ。
ひとみは不気味な笑みを浮かべて運転していた。
気つけば先に行ったはずの真希達のゴ−カ−トを追いこした。
34 名前:ゴ−カ−ト編 投稿日:2001年01月27日(土)10時16分12秒
「よっすぃ〜あんなにとばして・・・。梨華ちゃんすごい悲鳴あげてたね。」
「後藤さんが運転手さんで良かったです。」
希美は笑顔で言った。以外にも真希は運転が上手く、スピ−ドもあまりだしていないため希美も亜依も安心していた。
「梨華ちゃん生きて帰ってくるんかな・・・。」

その頃ひとみの運転するゴ−カ−トのスピ−ドは減速するどころか、加速する一方だった。
梨華は悲鳴をあげるのをやめて、放心状態だ。
(私・・・生きて帰れるのかな・・・。)
隣で運転するひとみを見ると不気味な笑みを浮かべている。
まるで何かに取り憑かれたかのように・・・。
(もう・・・イヤ・・・。)
梨華はひとみが車の免許を取っても絶対に乗らないと心に誓った。

5分後・・・

ひとみの運転するゴ−カ−トが目的地に着きひとみは背伸びをした。
「あ〜楽しかった・・・。り、梨華ちゃん!?」
ひとみが隣を見るとなにやらブツブツ言っている梨華の姿が・・・。
「イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ、イヤ・・・・。」
「梨華ちゃんどうしたの?梨華ちゃん!?」
こうしてひとみにとって楽しいオフは過ぎていった・・・。
35 名前:プレゼント 投稿日:2001年01月27日(土)10時20分12秒
「せっかくのイブなのに寂しいよね〜。明日のクリスマスも仕事だし。」
「カオリなんてねー3年連続、仕事で娘。と過ごしてるんだよ〜。
超センチメンタルな気分だよ〜。」
ステージの袖の暗隅で真希と圭織が話していた。そう、今日はイブ!
恋人同士が甘〜い一時を過ごす大事な日・・・。
しかし、悲しいかな、モーニング娘。&ハロ−プロジェクトのメンバ−は
只今コンサートのリハーサル中だった。
「まぁまぁいいじゃない、一緒に過ごす相手もいないんだから。」
突如、真希と圭織の背後に現れた圭はしんみりと言った。
二人はその言葉に心の中で同じ事を呟いた。
(何故か圭ちゃんだけには言われたくない・・・。)
「あっそうだ、ごっちん、裕ちゃんの次プッチの番だからよっすぃ〜呼んでききくんない?」
「うん、いいよ。」
真希がその場を去った後、圭織が
「パシリ?」
「失礼ね〜。最初呼びに言ったんだけど、あのラブラブモードに入っていくのはちょっと。」
「あ〜なるほどね〜。なんかカオリますますセンチメンタルな気分・・・。」
36 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年01月27日(土)10時22分46秒
とっくに過ぎたイブ物。明日終わらせます。
これが終わったらなっち主役の悲恋物です。ほんの少し痛い系かも。
37 名前:誠螢 投稿日:2001年01月27日(土)14時08分30秒
も〜、よかったです。心和みました。
これからもよしいし頑張ってください!!
38 名前:プレゼント 投稿日:2001年01月27日(土)17時15分22秒
一方、ひとみを呼びにきた真希は一階の観客席にいた。
「あっよっすぃ〜・・・と梨華ちゃん。」
ひとみと梨華は観客席に座り上海の風をBGM(というか生歌)にしてイチャついていた。
「も〜ダメだよひとみちゃん。誰かに見られちゃう。」
「誰も見てないって暗いしさ見えないって・・・。」
「ダ〜メ。家で・・・ねっ?」
(だから圭ちゃん私を使ったのか・・・。)
「ハァ。」とため息をつき真希は2人に近づいていった。
「!!」
真希は最初は暗くてよく分からなかったが近づいてみると
ひとみが梨華にキスをしようとしているのが分かった。
梨華は真希に気づいたのだが真希に背を向けているひとみは真希の存在に気がついていない。
「いいじゃんキスしていい?」
「見られてもいいならいけど・・・ね、ごっちん。」
そう言って梨華はひとみから視線を外し真希に笑いかけた。
「!!ご、ごっちん!!い、い、いつからここに!?」
ひとみは慌てて梨華から体を離し、席を立った。
「いつからって、さっき・・・。圭ちゃんに裕ちゃんの次プッチのリハだから
呼んでこいって言われて・・・。」
真希は困ったような顔で説明した。ひとみは赤面してうつむいていた。
だがこの人は全く気にしていないのか笑顔のまま。
「じゃあ早く行かないと。2人共頑張ってね。」
そう言われて2人は無言のまま歩き出した。
(なんか梨華ちゃんって余裕あるって感じいつもはなんか頼りないけど・・・。
よっすぃ〜の前ではあんな感じなのかな?)
真希は歩きながらそんな事を考えていた。
39 名前:プレゼント 投稿日:2001年01月27日(土)17時16分52秒
とりあえずリハ−サルも無事終了し解散となった。
ラジオチャリチィ−がある裕子以外は今日の仕事はこれで終わりだ。
今日はイブなのだが予定があるわけもないので全員まっすぐ家へ帰るらしい。
この2人を除いて・・・。
「中澤さんラジオ頑張って下さいね。梨華ちゃん行くよ〜。」
「うん。みなさんお疲れさまでした〜。」
「お疲れ〜。」
手をつないで帰る2人を見ながらその場にいた全員は・・・。
(うらやまし〜!!)
と思っていた。だが、カップルは梨華とひとみだけではなかった。
「裕ちゃん頑張ってね。なっちがちゃ〜んと聞いてるべ・・・。」
「なっち・・・。」
2人の距離が縮まっていく、そして一つに・・・。
「辻、加護、見ちゃダメだからね。教育に悪い。」
圭織は希美と亜依に目隠しをして「帰るよ。」と言ってその場を去っていった。
「今年のイブも家族とか・・・まっ慣れてるけどね。」
圭は呟きながらタクシ−を呼ぶために電話していた。
(あ〜ここに市井ちゃんがいたら私もみんなに見せつけてやるのに〜!)
そう思いながら真希は紗耶香にメ−ルを打っていた。
40 名前:プレゼント 投稿日:2001年01月27日(土)17時20分57秒
〜梨華の家〜

梨華とひとみは食事をすましシャワ−を浴びてベットに腰掛けていた。
そして、12時がちょうど過ぎた頃。
「梨華ちゃん、これ・・・。」
ひとみが梨華に差し出したのはシンプルなシルバ−リング。
「受け取ってもらえるかな?」
「嬉しい・・・ありがとう。はめてくれる?」
梨華はひとみに右手を出し、その薬指に指輪を・・・その時。
「あ〜!!!」
突然、梨華が大声を出した。
ひとみはびっくりして「どうしたの?」と聞くと梨華は涙目で答えた。
「今日リハ−サル行く時マネ−ジャ−さんの車に乗ってきたの
それでプレゼント途中で買いに行って・・・車の中に忘れちゃった・・・。」
泣きそうになる梨華をひとみは抱きしめた。
「私は梨華ちゃんと一緒に過ごせるだけで十分なんだから・・・気にしないで。」
「でもぉ・・・。」
抱きしめられたまま上目使いでひとみを見る。
そんな梨華を愛しく想いながら「ほら、笑って笑って。」と言って今よりも強く抱きしめた。
「あっ指輪のサイズ合ってる?」
「うん。あっ!」
梨華はひとみの体を離れてこう言った。
「今夜はひとみちゃんの好きにしていいよ。」
「えっ?!」
ニコっと笑うとひとみの首に手を回し耳元で囁いた。
「私がプ・レ・ゼ・ン・ト。」

その瞬間ひとみの理性がぶっとび梨華をベットに押し倒した。
「あっ今夜もひとみちゃんの好きにしていいよだった。」
押し倒されながら梨華は言ったがひとみの耳には届いていなかった。
41 名前:プレゼント 投稿日:2001年01月27日(土)17時22分25秒
「ひとみちゃん、ハイっ本当のプレゼント。」
包みをあけるとそこにはひとみのあげたプレゼントと同じシルバ−リング。
「これ、私があげたやつと同じ・・・。」
「そうなの、見たときビックリしちゃった。手出して・・・。」
梨華がひとみの右手の薬指に指輪をはめると「ピッタリだね。」と言って微笑んだ。
「うん。ありがと。夜のプレゼントもよかったけどね。」
「ひとみちゃんいつもより激しいんだもん。も〜腰痛い。」
「なんかあの時は考える前に行動しちゃって・・・。」
そんな2人を見ていた周りのメンバ−は
「辻、加護、聞いちゃダメだからね。教育に悪い。」
圭織は昨日と似たような台詞を言って希美と亜依の耳を塞いでいた。
「対抗してキスするか?」
「何言ってんのさ、裕ちゃん。だめだべこんなとこで。」
真里は梨華達と裕子達を見ながら
「あつ〜い〜あついよ〜。」
と叫んでいる。圭は1人で黙々とダンスの確認。
真希はやはり紗耶香の事を考えていた。
42 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年01月27日(土)17時32分04秒
暇だったんで更新&完結しました。41のやつは場面が変わって楽屋です。

>誠蛍さん
これからもよしいし布教のために頑張らせていただきます(笑)
只今信者募集中。
よしごまに負けるな!よしやぐに負けるな!
でもいしごま好き。いしかご好きです。
43 名前:ガンツ 投稿日:2001年01月27日(土)19時33分16秒
そうだ!いしよしさいこーだ〜!っというわけでこれからもいしよしかきつづけてください!
44 名前:名無し読者 投稿日:2001年01月28日(日)03時12分02秒
読んでると顔が赤くなっちゃうねえ。
でも、この位甘〜いのが好き
よしいし(いしよし?)信者になりたいんですけど、
お布施とかいりますか?
45 名前:仮面 投稿日:2001年01月28日(日)08時36分18秒
「矢口〜。今日もかわえ〜な〜。」
「もうやめてよ裕ちゃん!」
たわいもないいつもと同じ楽屋風景、聞き慣れた会話。
でも心が・・・痛い。

「なっちが電話で相談してる間、矢口は会いにいってる。」
いつか裕ちゃんが雑誌かテレビで言った言葉。
まさしくその通りだ。実際は相談してないけど、一人で悩んでた。
そしてある日・・・。

「裕ちゃんとつき会うことになったんだ。」
嬉しそうに言う矢口。
「よかったじゃん。おめでとう!」
私は笑った。
心では泣いていた。
46 名前:仮面 投稿日:2001年01月28日(日)08時37分58秒
「なっち・・・なっち!」
パッと見ると裕ちゃんの顔が私の目の前にあった。
「えっ何?」
「ぼ〜っとして考えごとか〜?交信中になっとったで〜。」
みんな笑った。
もちろん私も笑った。

笑顔は仮面。
これを被っていれば、誰にも心配されない。迷惑かけない。
でも・・・苦しい・・・。疲れる。
私は本当に笑った事があるのだろうか。

一人ずつの収録が終わって私は楽屋に戻った。
ドアを開けるとそこにはあの人の姿。
「なっち早かったなぁ〜。」
「うん。みんな撮り終わったら先に歌収録するって。」
「そうか〜じゃあ声だしせなな。人生って素晴らし〜ほらいつもと〜
同じ道だってなんか見つけよ〜あぁ素晴らしいあぁ誰かと〜めぐり会う道とな〜れ〜。」
おどけながら何気に裕ちゃんが歌い出したI WISH。
47 名前:仮面 投稿日:2001年01月28日(日)08時39分40秒
晴れの日があるから そのうち雨も降る
全ていつか納得できるさ!
人生って すばらしい ほら 誰かと
出会ったり 恋をしてみたり
Ahすばらしい Ah夢中で
笑ったり 泣いたりできる
人生って すばらしい ほら いつもと
同じ道だって なんか見つけよう!
Ahすばらしい Ah誰かと
めぐり会う道となれ!
でも笑顔は大切にしたい
愛する人の為に・・・

私もこんな風に生きれるだろうか
この仮面を剥ぎ取れば心から笑えるだろうか。
愛する人の為に・・・。
「なに泣いてんの?どうしたん?!」
泣いてる?私が?頬に手をやると涙が流れているのが分かった。
「なっちね・・・。」
心が楽になるのが分かる。結果は分かってる。
だけど、笑顔を本当の笑顔を見てほしい、あなたに・・・。
「裕ちゃんが好き。」
笑顔。

仮面はもう取れている。

48 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年01月28日(日)08時52分28秒
全然痛い系じゃないし。
次何書くか考え中なんですけどよろしければリクエストして下さい。
よしごまは否です。なぜならよしいし布教中だから(爆)

>ガンツさん
小説読んでますよ。おもしろいです!
よしいしは最高です!永遠に不滅です!お互いにがんばりましょう!
というか中1だったんですね。若っ!たいしてかわんないけど。

>名無し読者さん

自分で読んでてもはずいです。
でも甘い物好きなんでこんなんしか書けませんね〜。
いつかよしいし痛い系を書きたいです。
信者希望ですか?よしいしでもいしよしでもOKです。
とにかく信者を増やして下さい!
49 名前:名無し読者 投稿日:2001年01月28日(日)15時46分09秒
信者とかいう言葉が出てくると一気に引くよ…
50 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年01月28日(日)17時20分17秒
>>49  名無し読者さん

引いてもらってもおしてもらっても結構です。
気分を悪くしたのなら謝りますが・・・。
51 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年01月28日(日)17時25分06秒
私は今まで愛なんてくだらないと思ってた。
くっついたり離れたりめんどくさいと思ってた。
彼女に出会う前までは・・・。


「石川さんは受かりますよ。」
「えっ?」

台所で後かたづけをしていると急に言われ驚いた。
私は歌も上手くないし、ダンスも全然出来なかった。顔も彼女ほど良くない。
何言ってるの?って感じだ。

「私は無理だよ。吉澤さんこそ絶対受かると思うけどな。」

これは私の本音だった。モ−ニング娘。でもこんな美人はいないって思った。
だから私は彼女こそ今回のオ−デションに受かるだろうと思っていたのだ。

「そうですか?でもあなたは絶対受かりますよ。」

意味ありげな微笑み。

妖しく意地悪そうなそんな微笑みだった。本当に15歳?
そんな事を思っていると彼女は「じゃあ。」と言って台所から出ていった。

「?」

一体なんだったんだろう。あんな事を言うためにわざわざ?
変な子・・・。

52 名前:誠螢 投稿日:2001年01月28日(日)19時17分59秒
いいですね。もう顔がにやけちゃうほど、いいです。
私は、痛い系の方が、こういう感じのものを読むと、
ホントに心が和みます。
これからも頑張ってください。

リクエストなのですが、やすかごなんてダメですか?(笑)
53 名前:Hruso 投稿日:2001年01月29日(月)01時26分29秒
いしよし普及に自分も賛成です。(笑
リクエストは自分もよしごま以外ならなんでも。
54 名前:名無し読者 投稿日:2001年01月29日(月)02時13分47秒
いしよしはいいですね。結構普及してるとも思いますけど、いいです。

リクエストはいしかご見たいです。あんまりないような気がするし
55 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年01月29日(月)18時05分36秒
>>52 誠蛍さん

やすかごいいですよ。頑張ってみます。
とりあえず今のが終わってからなんで時間がかかってもいいのならお待ち下さい。

>>53 Hrusoさん

ここにも同士が!(笑)
こんな駄作でも読んで下さって嬉しいです。

>>54 名無し読者

TV的にはよしごまが多いんで普及活動に出ました(爆)
いしかご今のやつとやすかごが終わってからになりますけどいいですか?
56 名前:愛の中で愛のために 投稿日:2001年01月29日(月)18時14分11秒
それが彼女と私の出会いだった。
私が言ったとおり彼女は受かったし
彼女が言ったとりに私は受かった。


「ほら言ったでしょ?受かるって。」

ニッコリと笑って彼女はそう言った。とても嬉しそうな笑み。
前に見せた時の笑顔とは正反対の年相応の笑みだった。
ふ〜んこんな風にも笑えるんだ。

「私も言ったでしょ?受かるって。」
「ええ。でも石川さんは憶測で言いましたよね?私は確信して言いましたから。」
「どういうこと?」
「言葉どおりの意味です。」

意味が分からなかったせいか私は知らずに
不快な顔をしていたようで彼女はクスクスと笑いながら言った。

「そんな顔しないで下さい。あなたには笑顔が一番似合います。」

はい?今なんて言った?
耳を疑った。でも聞き間違った訳じゃない。

「私の好きになった人が受からないわけがないから。」

・・・はぁ?一瞬何を言われているのか分からなかった。
私は夢を見てるの?
じゃあオ−デションに受かったのも夢?
でも夢なわけがない現実なのだ。
そう気づかせられたのは彼女が私にキスをしたから。
触れるだけのキスを・・・。
57 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年01月29日(月)18時24分19秒
あ〜タイトル間違った。
「愛のために愛の中で」です。明日書けたら更新します。
58 名前:54 投稿日:2001年01月30日(火)03時05分03秒
>>55 作者さん
全然OKです。期待してます。
59 名前:誠螢 投稿日:2001年01月31日(水)08時42分34秒
楽しみに待ってます!
60 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年02月01日(木)22時47分37秒
漢検が近いので更新遅くなります。
ほかにもテストや食品技能検定一種もあるんで・・・。
できれば日曜か土曜に更新します。
61 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年02月03日(土)19時07分09秒
(1)出会い

私は今まで愛なんてくだらないと思ってた。
私は知っている。
愛に溺れたせいで不幸になった1人の女を。
私は人を愛さない、絶対に・・・。
そう思ってた。
彼女に出会う前までは・・・。

「石川さんは受かりますよ。」
「えっ?」

台所で後かたづけをしていると急に言われ驚いた。
私は歌も上手くないし、ダンスも全然上手くない。顔も彼女ほど良くない。
何言ってるの?って感じだ。

「私は無理だよ。吉澤さんこそ絶対受かると思うけどな。」

これは私の本音だった。モ−ニング娘。でもこんな美人はいないって思った。
だから私は彼女こそ今回のオ−デションに受かるだろうと思っていたのだ。

「そうですか?でもあなたは絶対受かりますよ。」

意味ありげな微笑み。

妖しく意地悪そうなそんな微笑みだった。本当に15歳?
そんな事を思っていると彼女は「じゃあ。」と言って台所から出ていった。

「?」

一体なんだったんだろう。あんな事を言うためにわざわざ?
変な子・・・。

それが彼女と私の出会いだった。
私が言ったとおり彼女は受かったし
彼女が言ったとりに私は受かった。
62 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年02月03日(土)19時08分43秒
「ほら言ったでしょ?受かるって。」

ニッコリと笑って彼女はそう言った。とても嬉しそうな笑み。
前に見せた時の笑顔とは正反対の年相応の笑みだった。
ふ〜んこんな風にも笑えるんだ。

「私も言ったでしょ?受かるって。」
「ええ。でも石川さんは憶測で言いましたよね?私は確信して言いましたから。」
「どういうこと?」
「言葉どおりの意味です。」

意味が分からなかったせいか私は知らずに不快な顔をしていたようで
彼女は笑いながら言った。

「そんな顔しないで下さい。あなたには笑顔が一番似合います。」

はい?今なんて言った?耳を疑った。
でも聞き間違った訳じゃない。

「私の好きになった人が受からないわけがないから。」

・・・はぁ?一瞬何を言われているのか分からなかった。
私は夢を見てるの?
じゃあオ−デションに受かったのも夢?
でも夢なわけがない現実なのだ。
そう気づかせられたのは彼女が私にキスをしたから。触れるだけのキスを・・・。

「・・・何するの?」
「何って?」
「からかわないで。」
「からかってなんかいませんよ。好きなんです・・・あなたが。」
「・・・。」

彼女は微笑んでいた。こういう状況で普通笑う?っていうか笑う所じゃないでしょ。
とてもじゃないけど私は笑えなかった。
ここで冗談とか言ってくれれば笑えるんだけどね。
だけど彼女は本気らしい。目が真剣そのものだ。
どういう返事を返せばいいわけ?
私ははっきり言ってそういう趣味はない。
例え彼女が男だったとしてもOKはださないだろうけど。
なぜなら私は恋とか愛とかそういった感情は無駄だと思っているからだ。

愛しても、愛されないのなら
愛しても、愛されても不幸になるなら。
私は誰も愛さない。
63 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年02月03日(土)19時13分20秒
題名のがHNに・・・。
ちょっと納得いかなかったんで書き直しました。
次は「夢の中」です。
64 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年02月03日(土)19時14分42秒
(2)夢の中

「別に付き合って欲しいとかそんなんじゃないんです。ただ言いたかったんです。」

それだけ言うと彼女は何事もなかったかのように
「明日から頑張りましょう。」と言って去っていった。
あぁそうか、明日から毎日顔を合わせて一緒に行動していかなくてはいけないのか。
頭痛がしてきた。
少し風邪をの引いてるせいかもしれない。後でバファリン飲も。
65 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年02月03日(土)19時15分31秒
家に帰ると母と姉と妹が迎えてくれた。
合格したことを伝えると母は涙を流し喜んでくれた。「梨華がんばったもんね」と。カメラマンの人が優しそうなお母さんだねと言った。
えぇ、とっても優しくて娘想いの母です。
今の母は。
66 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年02月03日(土)19時17分03秒
夜、私は夢を見た。

泣いている幼い頃の私。
母と二人目の父親。
快楽に溺れる二人の裸体。
キスの嵐と、軋むベット。

それに私は目を背けて唇を噛み締め涙を流している。
壁の方を向いて座っている姉。
妹は私に抱き付いて離れようとしない。

耳をふさいでも嫌でも聞こえてくる喘ぎ声。
目を閉じても脳裏に焼き付いている二人の行為。
普通子供の前でする?バッカじゃない。
狂ってる。くるってる。クルッテル・・・。

目が覚めると汗がびっしょりで、吐き気がした。急いで私はトイレにいって吐いた。

「・・・最悪・・・。」

最近は全然昔の夢なんて見なかったのに。
今日はモーニング娘。としての第一日目というのに最悪だ。
夢のせいか私は家族と顔を合わせたくなかったので着替えて荷物を持って家を出た。
67 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年02月03日(土)19時19分30秒
「夢の中」終了。
いつ更新できるかわかりませんが気長に待っていただけると嬉しいです。
しかし、こんな駄作読む人いるのかな?
68 名前:誠螢 投稿日:2001年02月03日(土)22時27分27秒
こういった感じも大好きです。
頑張ってください。
気長に待ってます!!
69 名前: 投稿日:2001年02月05日(月)02時02分26秒
ざっと読んだ。
新作はちょっと設定的に苦しくなりそうだな。
現実(に沿った)モノだけど、家庭事情が違うと言うか。
焦る事なくマイペエスに書き上げてみてください
70 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年02月05日(月)22時36分21秒
>>68 誠蛍さん
 
応援して下さる方がいるとやっぱやる気でます。
明日は学校午前中に終わるんで少しでも書いたら更新したいと思います。

>>69 某さん

あなたはあのお方ですよね?読んで下さってありがたいです。
梨華ちゃんの方の家庭事情がかなり違ってますが
姉と妹がいるのは変わってません。
自分的に現実に沿った方がやりやすいんですよね。
マイペ−スにゆっくりと書き上げてみます。

明日更新させる予定です。
サブタイトルは「意識」です。
71 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年02月06日(火)18時10分18秒
なかなか思い浮かばない・・・。
申しわけないですが今日の更新は見送り。
あ〜検定試験の勉強がぁ〜。
72 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年02月09日(金)23時36分48秒
(1)意識

スタジオの前に着いたけど、だいぶ時間があったから近くのコンビニで時間を潰し、
それからスタジオに30分前に着くようにコンビニを出た。
スタジオに入ると誰も来ていないようでスタッフの人とマネ−ジャ−さんがいた。
新メンバ−の集合時間と現メンバ−の集合時間は20分ほど差があって
もちろん新メンバ−が先に来ていなければならない。
現メンバ−の人達に会う・・・。そう思うだけで足がすくむ。
噂では仲が悪いとか聞くけれど本当にそうなのかなとか
怖いって噂もあったな〜なんて色々考えてしまう。
得に中澤さんは怖そう。飯田さんも怖そうだし、
保田さんなんて厳しそうだな〜。神経質っぽい。
私がそんな事を考えていると後ろから声をかけられた。
73 名前:誠螢 投稿日:2001年02月12日(月)10時26分27秒
ゆっくり続き待ってます。
頑張ってください。
74 名前:名無し読者 投稿日:2001年02月12日(月)15時05分04秒
今日一気に読ませてもらいました。
よしいしいいですねぇ〜。
75 名前: 投稿日:2001年02月14日(水)01時42分49秒
「・・・」を変換して「…」にしたほうが読みやすいよ。
焦らずまいぺえすにね
76 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年02月14日(水)20時16分56秒
「おはよう。」

この声は…。あ〜忘れてた。夜寝る前までは考えてたんだけど。
あんな夢見たし、これからの事考えてたらいっぱいいっぱいになっちゃって…。
はぁ、どうしよ。

「おはよう。早いね。」
「なんか早く目が覚めて。石川さんこそ早いですね。」
「私いつも30分前に来ちゃうんだよね。」

あっちが普通に接してきたからちょっと拍子抜け。
いや、そうしてくれた方がよかったからいいけど。
私達は緊張するね、とか辻さんと加護さんがくるまでそんな話をしていた。
私はなんとなく居心地が悪かった。早く辻さんと加護さんこないかな〜。
77 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年02月14日(水)20時35分27秒
72のスレのタイトルがHNのまんまだ…。

>>73 誠蛍さん

ちょっと更新しました。多分続きは土曜になると思います。
ゆっくり更新になると思いますがよろしくお願いします(謎

>>74 名無し読者さん

読んでくれて嬉しいです。
また気が向いたら読んでみて下さい。

>>75 某さん

ご指摘ありがとうございます。
某さんも頑張って下さい。

今Dir en greyの曲名を借りて小説作成中。
愛のために愛の中でとリクエストのが書き終わったら
それを更新したいと思います(今のやつがいつ終わるか分かりませんが)
愛のために愛の中でも曲名なんですけどね。分かりますかね?

 

  
78 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年02月17日(土)16時09分19秒
20分後、新メンバ−がそろいそれから現メンバ−の人達が来た。
自己紹介が終わってすぐに撮影開始。
中澤さんの肩に手を置く時は手が震えて、息を止めて頑張った。
なのに辻さんと加護さんは握手してくださ〜いなんて言ったり
飯田さんのマネを現メンバ−の人達の前でやったり
後藤さんにジュ−ス取って〜って…。
信じられない…。
吉澤さんはというといつも通りク−ルだった。
ちょっと顔がひきつってた感じもしたけどオロオロしている私に比べれば全然いい。
なんであんなに冷静でいられるのかな〜って思って撮影中の吉澤さんを見る。

この頃の私は気づいていなかったのだろうけど、確実に私は彼女の事を意識していた。
それが恋愛感情とよべるものかどうかは分からないけれど。
79 名前:ガンツ 投稿日:2001年02月17日(土)17時36分04秒
更新してますね。
最近、いしよしよりよしごまの方が多くなっているような気がするんですが、気のせいですかね?
80 名前:誠螢 投稿日:2001年02月23日(金)15時40分33秒
まだかなぁと、期待age。
頑張ってください。
81 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年02月24日(土)14時52分44秒
(4)気持ち

それから私はモ−ニング娘。としてめまぐるしい毎日を送っていた。
そんな忙しい毎日の中で私はよく昔の夢を見るようになった。
そのせいで暗い気持ちでいると必ずひとみちゃん
(いつからか私はそう呼ぶようになった)が話しかけてきた。
ひとみちゃんとはホテルで一緒の部屋になる事が多く
ラジオの出演なんかも最初の頃は2人一緒が多かった。
妙に警戒したりもしたけれどひとみちゃんはほかのメンバ−と同じように普通に接してくる。

なんだろうこの気持ちは…。
月日が経つに連れてその気持ちは強くなっている。
だけどその気持ちがなんなのか分からなかった。
82 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年02月24日(土)14時53分48秒
「梨華ちゃんもうすぐ出番だよ。」

見上げると彼女の顔。

「あぁうん。ありがと。」

あきらかにぎこちない笑顔。
それに気づいたひとみちゃんは「何かあった?」って聞いてきたけど
「なんでもない」と答えて楽屋を出た。

…やっぱりからかわれたのかな。

『好きなんです…あなたが。』

何度も頭の中で響く低い声。頭を振りその声を払いのける。

「何気にしてんの?」

1人になるとこの言葉をよく言うようになった。
私は人を好きにならない。そうでしょ?と。
今までだってそうしてきた、これからだって…。

「どうしちゃったんだろう。」

壁によりかかり呟く。まだ響く低い彼女の声。
ため息をつき歩き出そうとした時、右肩に手が置かれた。
振り向くと声の主、ひとみちゃんが立っていた。

「何?」

ちょっと冷たい言い方だったかもしれない。

「ジュ−ス買いに行こうと思って、そしたら梨華ちゃんがいてきつそうにしてたから。」
「…何でもないから。」

そう言うと歩き出そうとした私の腕をひとみちゃんが掴んだ。

「嘘でしょ?」
「え?」
「何でもないなんて嘘だ。」
「…」
「分かるよ。梨華ちゃんそういう顔してる。」

大きな瞳。その瞳に何もかもみすかれそうでうつむいた。
83 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年02月24日(土)14時59分13秒
>ガンツさん

きっと気のせいです(笑)
MUSIX!を思い出してみて下さい!
でも最近はゆうりかとか多いかも(爆)

>誠蛍さん

すいません遅くなりました。
とりあえずテストと漢検は終わったんでできるだけ更新していきたいです。
84 名前:誠螢 投稿日:2001年02月26日(月)12時40分23秒
待っていました!!
まぁ、焦らずにゆっくり更新していってください。
ではでは。
85 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年03月01日(木)14時20分28秒
「梨華ちゃんは何でも1人で抱え込むから心配だよ。」

その言葉に私は過剰に反応した。

「…いわないで…」

「?」

「私の何が分かるって言うの?何も知らないくせに知った風に言わないで!」

優しくなんてされたくなかった。苦しかった。
だからわざと…いや、本音だったかもしれない。
心を全てみすかされてるようで怖かった。
だから逃げ出した。

こんなに感情的になったのは何年ぶりだろう。
いつも優等生を演じて、みんなにいいように見られるように努力して
勉強もスポ−ツも人並み以上に頑張ってきた。
でも私のことを知ったらきっとみんな軽蔑する。
彼女だって…。
86 名前:名無し読者 投稿日:2001年03月03日(土)22時13分11秒
続きが気になります。
作者様、がんばって!
87 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年03月09日(金)19時36分00秒
走るのを止め、誰も使っていない楽屋があったので落ち着くまでそこにいようと思い楽屋に入った。

「なんでこんなになってんだろう、私」

鏡を見ながら、なぜか瞳から溢れる涙を拭いながら呟く。ヒドイ顔。
またメイクし直さないと。早く行かないと怒られちゃう。
今の私にはどうでもいいような事を頭の中で考える。(本当はどうでもよくないんだけど)

「何にも知らないのに…ね。なんで分かるんだろ」

『1人で抱え込む』
彼女が言ったことは当たっていた。当たっていたからなおさら勘にさわった。

ガチャ

慌ててドアの方を見る。

「…ひとみちゃん」
「迷惑かな?でも心配だったから…」
「別に私、心配してって言ってない。思ってもないし。はっきり言って迷惑だよ」

これでひとみちゃんは私のこと嫌いになるよね。

「早く出ってって!」

自分から望んでやってることなのに涙は流れ続ける。

「何で泣いてるの?」

近寄ってくるひとみちゃん。
その姿がぼやけて見える。私の頬に暖かい手が触れる。

「触んないで…」

どうして嫌いになってくれないの?

「ヒドイこと言ったのに…なんで優しくするの?嫌いだって言ってよ」
「嫌いになんてなれないよ。好きだから」

抱きしめられる。抵抗は…しなかった。

「嫌ってよ。じゃないと…」

今ならまだ間に合う。今までの私に戻れるよね?

「好きになっちゃうから」

88 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年03月10日(土)17時43分33秒
(5)過去

沈黙が続く。
それを破ったのはひとみちゃん。

「やっぱ女の子同士だもんね」

背中に回している手を離しながら寂しそうな笑みを浮かべながら言った。
その顔を見て悲しくなった。
だから話してしまったのかもしれない。
ううん、違う。彼女になら話してもいいと思った。
私の過去を…。

「女の子同士とかそんなんじゃないの…。
今まで絶対人を好きになったりしないって思ってた。」

少し間が空き返事が返ってきた。

「どうしてって聞いていい?」

私は頷いて話し始めた。

彼女と二人っきりで話すのはきっと最後になるだろう。

彼女から話しかけてくることもない。

なんで話してもいいって思ったのかな

嫌いになってほしいから?

知ってもらいたかったから?

私のこと
89 名前:ガンツ 投稿日:2001年03月10日(土)20時22分55秒
はあ〜〜。
よしいし最高だ〜〜。
石川の過去に何があったのか、すごく気になります。
がんばってください。
90 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年03月13日(火)15時20分56秒
「私の今の両親、本当の両親じゃないの。
本当のお父さんは顔も見たことなくってお母さんは私が中2の時死んじゃった。
お母さんさ〜4回再婚しててね、最初のお父さんは優しかったんだけど
私とお姉ちゃんがお父さんと血が繋がってないって知って暴力を振るうようになったの。
妹はそのお父さんと血、繋がってるんだけどね」
「…梨華ちゃんとお姉ちゃんは血、繋がってるの?」
「ううん。三人ともお母さんとしか血、繋がってないよ」
「…」
「二人目のお父さんはお酒にギャンブル、
ろくに仕事もせずにお母さんが仕事に帰ってきては身体を求め合ってた。
お姉ちゃんや…妹の目の前で…。最低でしょ!?
本当あきれちゃう…あの男も…お母さんも…」

ひとみちゃんはまっすぐ私の瞳をを見つめていた。
少し深呼吸し再び私は口を開いた。
91 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年03月13日(火)15時31分01秒
見にくくてすいません。しかも中途半端(苦笑)明日出来れば更新します。

>>84 誠螢さん

ありがとうございます。
できるだけ更新しようと思ってるんですが・・・。とりあえず焦らず頑張ります。

>>86 名無し読者さん

レスありがとうございます!がんばって一応更新してみたんですがどうですか?
またよければレスお願いします。

>>89 ガンツさん

よしいしはもう最高ですよね〜。
マジでよしいし小説ののHP作りたい。誰か作り方教えて下さい(笑)
92 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年03月14日(水)11時15分03秒
「でもまだそれはマシな方、三人目の…あの男…最初は優しいイイ人だって
そう思ってた。だけど私が小学5年ぐらいになってからあの男の私を見る目つきが…
おかしいって気づき始めた。6年生の…終わり頃かな…あの日誰もいなくて
私とアイツだけだったの。家を出ようと思って玄関に行こうとしたら…
アイツに腕を捕まれて、寝室に…。抵抗したけど力じゃアイツに全然かなわなかった…」

自然に震えてた体。
忘れたくても忘れられないあの男の目、荒い息、撫で回す手、舐め回す舌。
震えは止まらない。

「私、犯されたの」

急に腕を引っ張られた。私は抱きしめられているひとみちゃんに。

「お母さんと最後の再婚の相手は…今のお父さん。やっと…幸せになれたと思った。
でもね…ガンになってた。末期ガン。それで…死んだの。たった一年間だよ!
やっと…やっと本当に愛し合える人と一緒になって幸せ掴んだのに…」

「…私なら梨華ちゃんを幸せにしてあげられるよ」
「汚れてるんだよ私!自分の母親の男に抱かれたのよ!!」
「汚れてなんかないよ」
「一回じゃない…何度も…誰もいない時に…!!」

少し貪るような…優しいキス。いつしか止まっていた涙が再び溢れた。
怖かった、人を好きになることが。
母のように…愛を求め続けやっと幸せになったかと思ったら…突然の死。
そんな風には決してなりたくなかった。
汚れている自分に人を好きになる権利なんてないって思ってた。
でも…好きになってしまった。
もう戻れない人を好きにならないって誓っていた私には。

唇を離しひとみちゃんは言った。

「愛してる」
93 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年03月14日(水)11時16分47秒
「過去」終了。次の更新はラストで「愛」です。
94 名前:マッチ 投稿日:2001年03月14日(水)17時41分37秒
い・痛い…
作者さん頑張って下さい〜
95 名前:名無し読者 投稿日:2001年03月16日(金)03時16分15秒
石川の背負う不幸、それに立ち向かう吉澤。
数あるいしよしの中でも、この純愛路線はたまらないっすね。。
96 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年03月26日(月)09時51分30秒
(ラスト)愛

あの日の撮影は大遅刻だった。
マネ−ジャ−さんがほかのメンバ−の撮影を先にしてくれたおかげでなんとかなったけど
メイクはもうボロボロでものすごく怒られてしまった。

あれから私は変わった。
今まで言えなかった事を彼女に言ったおかげで楽に生きることができるようになった。嫌な夢も見ることもなくなった。

メンバ−からも

「石川最近いい笑顔見せるようになったね〜」
「なんかいいことあった?」
「変わったよね。どこがって聞かれても困るけど雰囲気とかさ」

そんな言葉を聞くたびひとみちゃんはクスクスと笑っていた。

彼女との付き合いが始まってから何ヶ月かたったある日。
私の家に泊まりにきた彼女に…私から求めた。
彼女もそういうサインを送っていたけれど私の過去を考えて行動に出さないでいてくれた。
今なら大丈夫かもと思った。

「いいよ…ひとみちゃん。私、ひとみちゃんになら抱かれてもいい」
「梨華ちゃん…。大丈夫?」
「うん…。ひとみちゃんに…抱かれたいの」

身体がベットに沈み私達は互いに求め合った。
絡まる足。塞がれる唇。歪む身体。
聞こえるのは私の小さな喘ぎと彼女の荒い息。
私はその夜、初めて愛する人に抱かれた。
97 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年03月26日(月)10時02分00秒
目が覚めると朝日がカーテンの隙間から差し込んでいて眩しくて眉間にしわがよる。
昨日の出来事を思い出そうとしてもまだよく思い出せなかった。
隣を見るとひとみちゃんがこっちを見て微笑んでいた。

「もう、何笑ってるの?起こしてくれればよかったのに」
「気持ちよさそうに寝てたから」

濡れてる髪とシャンプ−の香りでシャワ−を浴びたことが分かった。

「ねぇ今日さ、海行かない?」
「海?いいけど、なんで?」
「ひとみちゃんをお母さんに見せたくて」
98 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年03月26日(月)10時16分39秒
>94 マッチさん
3月7日の作者さんですよね?「ラブリング」楽しく読ませていただいてます。
マッチさんも頑張って下さい。またレスつけにいきます。

>95 名無し読者さん

純愛路線…なんていい響き(笑)
いや、私がそういう系しか書けないだけなんですけどね(笑)

明日できれば更新します。
これが終わったら、リクエストのものとやぐちゅ−の予定です。
自分のHPを作成しようと思いそれまで小説を書きためたいので
やぐちゅ−が終わったらここで小説書くのはやめようと思います。
勝手な事ですみません。理解していただけると嬉しいです。
99 名前:ガンツ 投稿日:2001年03月26日(月)12時36分20秒
すごいですね。自分のHPつくるんですか?
できればちょくちょく遊びにいこうと思います。
いしよしをもっとひろめていきましょう!
100 名前:マッチ 投稿日:2001年03月26日(月)20時01分22秒
>紅蛾唯 朧さん

 「3月7日」と「ラブリング」そうです♪
 ありがとうございます〜

 ホームページ作ったら教えてください〜
 紅蛾唯 朧さんの小説大好きなんで〜
101 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年03月27日(火)16時25分27秒
数時間後、私達は手を繋ぎ砂浜に座っていた。
昔と同じ様ないい天気で波も穏やかだった。

「ここでね、散骨したの」
「お母さんの?」
「うん」

散骨した後、ここに来ることはなかった。
私以外の家族は年に一回、きちんときていたけれど。

「お母さん、最後に私達にこう言ったの」

『今までごめんね、私のせいで辛い思いさせて…。でも、あんた達が私を憎んでいても
私はあんた達のこと、本当に愛してるよ。私のようにならないでね。幸せになるのよ』

それから私はお母さんと私達の間にはあまり会話はなかったことや
私は母さんを一度も憎んだことがないことなんかを話した。

「いつも憎んでいたのは男の人だけ。お母さんを憎んだことなんて一度もなかった。
そうお母さんに言いたかった。父親の暴力から私達を守ってくれたのもお母さんだった。
なのに……なんで幸せになれなかったんだろう。悪いのは全部、あいつらなのに!
もっと早く今のお父さんに出会ってれば……」

もう過ぎたこと。それでも納得いかなかったこと。
ひとみちゃんに出会ってその想いは日々、強くなっている。
102 名前:愛のために愛の中で 投稿日:2001年03月27日(火)16時26分21秒
「私、思うの。私だけ幸せになっていいのかなって」
「いいに決まってるよ。それを梨華ちゃんのお母さんは願ってるんだから。
我慢しすぎだよ梨華ちゃん。それにさ、もう遅いよ」
「えっ?」
「もう幸せじゃん。私といるんだから」

その言葉に大声で笑った。隣でひとみちゃんも笑っていた。
二人だけの空間に二人だけの笑い声と波の音が響いている。

そうだね。もう遅いね、思いっきり幸せだもん。

「ねっ、ひとみちゃん」
「ん?」
「なんでもない」
「なんだよ〜」
「ずっとね」
「うん」
「そばにいてね。」

そう言って海から視線をはずしひとみちゃんに笑いかける。
恥ずかしいけどこれが私の気持ちだから。ひとみちゃんの返事は。

「あったりまえじゃん」

繋いでた手を強く握り締めながら言った。もっと一緒に幸せになろうね。
愛の中で、二人でずっとこのまま。

お母さん、この人が私の大切な人、吉澤ひとみさんです。

END
103 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年03月27日(火)16時37分43秒
「愛のために愛の中で」終了です。読んで下さった方ありがとうございました。
次の更新は誠螢さんのリクでやすかごです。

>99 ガンツさん
え〜今年中には作りたいなと思いまして(いつになることやら)
もしできましたら遊びに来てやってください〜。

>100 マッチさん
もちろん教えます〜(いつ出来上がるか分かりませんが)
うちもマッチさんの作品大好きです!
特に「ラブリング」のよっすぃ〜が面白いです。
「3月7日」はごまいしが自分の中でツボでした(笑)


104 名前:マッチ 投稿日:2001年03月27日(火)18時24分54秒
お疲れ様でした〜
次のやすかご期待してます(^^)

>103:紅蛾唯 朧さん

 HP頑張って作ってください(^^)
 楽しみにしてます♪

 緑のありがとうございます〜
 ごまいしは…
 おっとこれ以上言うと先が…(笑)
105 名前:名無しさん 投稿日:2001年03月27日(火)23時41分58秒
最後が甘くてよかったっす!
HPがんばってください!!
やすかごも期待してます(w
106 名前:旅立つその日まで 投稿日:2001年03月29日(木)16時01分46秒
「コラ!!あんた達いい加減にしなさいよ!!」
「「すいません…」」

はぁ〜。裕ちゃんが今年は何があっても絶対怒らないなんて言うから私がこうやって
あのチビ二人に説教しなくちゃいけないじゃない。
しかもあの子ら全然言うこと聞かないし、もう毎日大変。
だけど裕ちゃんがそう言ったのは理由があった。

脱退
107 名前:旅立つその日まで 投稿日:2001年03月29日(木)16時04分18秒
ホテルの一室で聞かされた裕ちゃんの脱退。
みんな、泣いていた。チビ二人も、怪獣のような声で泣いていた。

「怒らないんじゃなくて怒れないんじゃないの……」

その日の夜、裕ちゃんから部屋に来て欲しいと頼まれ部屋に来た。

「そうやな。あんな圭ちゃん、リ−ダ−、圭ちゃんにやってもらいたいねん」
「な、何言ってんの!?無理だよそんなの!」
「無理やないよ。あんたなら十分やってける」
108 名前:旅立つその日まで 投稿日:2001年03月29日(木)16時05分38秒
それからこれからのモ−ニング娘。について色々話したが私の頭には全く記憶されなかった。

いつまでもモ−ニング娘。にいるわけにはいかない。分かっている。
だけど裕ちゃんの脱退にはこたえた。いつかは辞めなくてはいけない。
それは誰にでも言えることだ。そう考えると自然に涙が出てきた。

「保田さん?」

振り向くと加護が涙目で立っていた。
きっとまだショックで泣いていたんだろう。

「加護・・・あんた朝早いんだからさっさと寝なさい」
「泣いてるんですか?」
「め、目にゴミが入ったのよ。ほら自分の部屋に戻んな」

おやすみ。と言って加護に背を向けると服の袖を引っ張られた。

「どうしたの?」
「ののちゃんと一緒の部屋なんですけど飯田さんのとこ行ってるんです。
だから……一緒に寝てもいいですか?」
「いいよ」

特に断る理由もないから加護を部屋に入れた。
109 名前:旅立つその日まで 投稿日:2001年03月29日(木)16時10分22秒
「さ、寝るよ」
「はい」

布団をめくり加護が入ってくる。いつものように騒がない。まるで別人だ。
ベットに入り数分後、加護が口を開いた。

「みんな、みんないなくなっちゃうんでしょうか?」
「加護……」
「市井さんで最後って思ってたんです。脱退するの…」

私は天井を見つめ続け加護は泣きながら話を続けた。

「うちはいやです。みんなとずっと歌っていきたいです」

気持ちが高ぶっているせいかイントネ−ションが方言混じりになっている。

『ずっとみんなと歌っていきたい』

でもね、加護ずっとは無理なんだよ。
いつかはみんなと離れて1人で歩いて行かなきゃいけないんだよ。

「私も……前までそう思ってた」
「今は違うんですか?」
「私もほかのメンバ−も脱退しなくちゃいけない時が来るって分かったから」
「………」
「いつかは1人で自分の道、歩いていかなきゃいけなんだよ。
誰のためでもない自分のために。辞める時はタイミングがあると思う。
裕ちゃんは今がその時だってきっと思ったんだよ」

自分自身にも言い聞かす。離れなくてはいけない時があると。
明日香や彩っぺ、紗耶香の時のように。
110 名前:旅立つその日まで 投稿日:2001年03月29日(木)16時11分38秒
「モ−ニング娘。も何年後には解散って時がくる。だからいつまでも一緒にはいられないんだよ」
「イヤです!そんなの、そんなの…」
「加護にも私にも1人で歩いて行かなきゃいけない時が来る。
それが自分だけの夢が見つかった時なのか解散する時なのか分からないけど」

私や加護だけじゃない。
なっちにも圭織にも矢口にも後藤にも石川にも吉澤にも辻にもその時は来る。
芸能界を去るためかソロデビュ−のためなのか全く別の理由のためかそれは分からない。

「うち、まだよく分かんないんです。これからのことなんて考えたことなかったし
今だけで精一杯だから。でも中澤さんは見つけたんですよね自分の道を」
「だから泣いてばっかじゃだめだよ。応援してあげなきゃさ」

そう、応援してあげなきゃね。
特に裕ちゃんは泣き虫の寂しがりやだから。
加護は私の手を握りしめ。

「今は……いなくなるまでは一緒にいて下さい」

視線を天井から加護に向け

「分かってる。…さっ、もう寝な。疲れたでしょ?」

一緒にいるよ旅立つその日までは。だから安心して寝なさい。

「おやすみなさい」

END
111 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年03月29日(木)16時21分46秒
やすかご終了。
次は54の名無し読者さんのリクでかごいしです。

>104 マッチさん
やすかごいかがだったでしょうか?
ごまいしますます気になっちゃうじゃないですか!(笑)

>105 名無しさん
感想ありがとうございます!
痛い系、苦手なんで結局ラストは甘くなってしまいました(笑)
やすかごの方も感想頂けると嬉しいです(笑)
112 名前:誠螢 投稿日:2001年03月30日(金)12時50分51秒
やすかごありがとうございました〜♪
幸せです。ホントありがとうございます。
HP作り、頑張ってください。
113 名前:マッチ 投稿日:2001年03月30日(金)12時53分48秒
甘くてよかったです〜
かすかにかおののも?(笑)

二人の会話がものすっごいリアルな会話でドキドキしてしまいました…
でもいつかは…(涙)

かごいしも期待してます〜

>ごまいし

 フフフ…(二ヤッ)
114 名前:名無しさん 投稿日:2001年03月30日(金)21時08分04秒
なんか切なくていいな〜
特に「いなくなるまでは」ってのが…
うぅぅ、痛いのか甘いのか…ドキドキでした!
115 名前:名無し高校生。 投稿日:2001年04月06日(金)23時15分40秒
あんたぁ最高だよ、マジで。みんなもこれ読んだ方がいいよ〜
116 名前:名無し高校生。 投稿日:2001年04月07日(土)00時16分32秒
う〜ん、やぐよし派だけどいしよしもやっぱりいいね〜
小説でも出てきたけど旧メンと新メン初顔合わせの時に加護が後藤に「ジュースとってください」って言ったのは結構有名な話ですね。
おもしろかったっす。
115のレスはあまりにもバカ丸出しなのでちょっと補足しました、バカレスしてスマソ。
117 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年04月09日(月)18時08分10秒
>112 誠螢さん
やすかごこんなのでよかったでしょうか?
HP作りは〜・・・全然やってないです(笑)

>113 マッチさん
本当は優ちゃんの脱退の話は入れないつもりだったんですがなぜか書いてたら入っちゃいました。
いつかはみんな卒業していっちゃうんですよね・・・娘。から
でもそれは本人が決めたことなのでうちらには止められませんよね。
メンバ−であっても。その理由が本心じゃなかったとしても。って何かいてるんだろ?(笑)

>114 名無しさん
自分でもどのジャンルに入るか分かりません(痛いか甘いか)どっちなんでしょうね?
本当は甘々にしたかったんですけどね〜。
名無しさんのカキコでせつなさが伝わってるというのが分かって安心しました。

>115&116名無し高校生。さん
カキコありがとうございます。
やぐよし派だったんですねしらなかったな〜(笑)
バカレス嬉しかったですよ私にとって(爆)
またあの場所で会いましょう。てへてへ♪

かごいしはちょっとネタがないので遅くなると思いますがお待ちいただけると嬉しいです。
118 名前:名無し娘。 投稿日:2001年04月12日(木)06時06分49秒
いしよし萌え〜♪
119 名前:名無し娘。 投稿日:2001年04月13日(金)20時44分48秒
おもしろいですね〜
120 名前:SHURA 投稿日:2001年04月14日(土)13時17分32秒
紅餓唯 朧さん やっと見つけましたよ〜。

この前はレスありがとうございます。うまく返事書けなくてすみませんでした。
いしよしはイイっすね〜。やっぱりいしよしが一番です。
『愛のために愛の中で』はなんか
『You and I』を髣髴させるカンジで良かったですよ(オレだけかな・・・)。
次回作にもHPにも期待してます。
121 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年04月14日(土)21時47分16秒
PCを修理に出すのでしばらく更新できません。
レスはPCが治りしだい返しますので。。。
122 名前:ブラック 投稿日:2001年04月15日(日)18時06分17秒
どの作品もサイコ〜ですね〜
123 名前:やわらか改め「ムニュ」 投稿日:2001年04月20日(金)15時40分01秒
このハンドルでカキコするのは初です。
やすかご・・・紅餓唯さんありがとう(T▽T)
124 名前:疑似姉妹 投稿日:2001年05月04日(金)12時25分25秒
子供扱いされるのは昔からいややった。もっと大人に見られたい。
好きな人とは同じ視線に立っていたいんや。

「梨華ちゃん、うちの事どう思ってるん?」
「えっ?ん〜そうだな〜…」

梨華ちゃんのことやからうちの聞きたいこと分かってないんやろうな。

「妹にしたいな〜」

ほら、うちはもっと別のことを聞きたかったのに。

「そしたらずっと一緒にいられるでしょ?」
「………」
「あっそろそろ行かないと、いこっあいぼん」

手を繋いで一緒に走る。
一緒に笑う。

梨華ちゃんがお姉ちゃんってのも悪くないかも…。今は…ね。

「ほら、さっさと走り〜や〜」
「ちょっと待ってよ〜」

頼りないドジな姉と可愛い妹ってとこやな。
でも、妹からきっと恋人になってみせる。
それまで妹でいさせてな。
125 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年05月04日(金)12時53分48秒
遅くなってすみませんでした。ほかにも6作平行して書いてたんで遅くなってしまったんです…(言い訳)
かごいしは考えるのに時間かかったのですが話が短くなってしまいました。

>118 名無し娘。さん
いしよし萌え〜♪ハロモニの主婦の味にはやられました…。バカカップル〜♪

>119 名無し娘。さん
ありがとうございます♪やる気でました(笑)かごいしも読んでみて下さいね♪

>120 SHURAさん
カキコありがとうございます♪小説、いつも楽しく見させてもらっています。
やっぱりいしよしが一番ですよね(笑)書きやすいしバカカップルだし(爆)
『You and I』だなんてもったいないお言葉です。HPは・・・あははは

>122 ブラックさん
ありがとうございます♪自分にもっと文才があったらな〜っとここに来るといつも思います。
色んな人の作品を読んで吸収したいなと思う今日この頃(謎)

>123 ムニュさん
カキコありがとうございます♪
いや・・・いしやすも書こうと思ったんですが・・・てへてへ♪
書きましたらメ−ルでお送りしてもよろしいでしょうか?書いたらの話ですが(爆)

次はやぐちゅ−で「虜」です。

126 名前: 投稿日:2001年05月04日(金)12時55分06秒
クラブで見た1人の女性。パッキンでカラコン入れてる、すっごい綺麗な人。
一瞬目が合った時(そう感じただけかな?)その青い瞳に吸い込まれそうになった。
彼女を見たいが為に毎日のようにココに通っている。
ここでは有名な人らしく彼女の名前はすぐに分かった。

中澤 裕子。

ここの常連客でやっぱりモテるらしい。そりゃそうだ。あんだけ綺麗なんだから…。
127 名前: 投稿日:2001年05月04日(金)12時57分51秒
「ちょっとトイレ行って来るね。」
「うん。私ここで飲んでるから。」

カクテルを飲んでいると隣に誰か座ってきた。

「ここえ〜かな〜?」

何度か聞いたその声。こんなに近くで聞くのは初めてだ。

「は、はい。どうぞ。」

思いもよらなかった。中澤裕子が私に話しかけるなんて。

「あんた最近、毎日きてるやろ?」
「知ってるんですか?」
「可愛いからな〜。うち可愛い子は絶対見逃さへんから。」
「可愛いなんて・・・。」
「うちが会った中であんたが一番可愛いよ。うちの名前は中澤裕子。あんたは?」
「矢口・・真里です。」

あの中澤 裕子が自分のことを見ていてくれたばかりか可愛いなんて・・・夢じゃないよね?
128 名前: 投稿日:2001年05月04日(金)12時59分06秒
「あの子友達やろ?じゃ、うちもう帰るから。」

彼女が見ている方を見ると友達がトイレからこっちに向かっていた。
も〜なんで戻ってくんのよ!!

「明日もくるんか?」

彼女は立ちながら言った。

「はい。」
「そうか。あっうちのことは裕ちゃんって呼んでな。」
「えっでも・・・。」
「あと敬語は禁止や。」

そう言うとじゃあまた明日な矢口。と言ってドアの方へと歩いていった。


その日のことは忘れられなかった。
それから彼女は私に積極的に話しかけてきてくれて、ついに彼女から家に来ないかと誘われた。

私を抱く彼女は優しく激しく淫らで私は彼女の全てに魅了された。
こんな恋、そしてこんな行為は初めてだった。
心の底から興奮し彼女を求めた。

ずっと側にいたい彼女を見つめていたい。

私達は意識がなくなるまで快楽を求め続けた。
129 名前: 投稿日:2001年05月04日(金)12時59分51秒
次の日、私はこの世からいなくなっていました。
魂はなくただ体だけが存在している、ただの飾りに。
右眼以外壁に埋められじっと、じっと貴女を見つめています。
私は永遠に愛する人と一緒に居ることができるのです。
あぁ今夜の貴女も素敵。
淫らで美しい貴女を見つめ続ける事ができて
私以外の飾られた人もきっと幸せでしょう。
今あの人に抱かれているあの女も。

END
130 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年05月04日(金)13時17分27秒
この「虜」はDir en greyの「虜」の歌詞から考えました。ちなみに歌詞は…。

今夜君と2人といれたら 僕の夢は叶うよ
あれからもう二ヶ月 鳥籠の中で飼われていた

君の部屋に行くと 白い鳥籠の中には
両足を縛られ 生きることのできない鳥がいた

知らぬうちに蜘蛛の糸で 手繰り寄せた僕を 
悩ましげな瞳で 僕の唇(くち)を奪うのか

繰り返す闇の中で 君と2人騙し合えたら このままでずっといたい 僕の夢は君の腕の中
食い尽くしたのなら・・・

目が覚めると動けない 君の部屋の壁には 右眼以外埋められた 僕が君を見ていた
繰り返すや闇の中で 君をいつも壁から見ているよ
このままでずっといたい 僕の夢は永遠(とわ)に続いた

今夜また別の人が蜘蛛の糸に手繰り寄せられ
口づけを交わし 君の部屋に一つ二つ飾られ
鳥籠の中には・・・
131 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月04日(金)22時40分38秒
Dir!!好きです。
まさか、この歌の小説が読めるとは・・・。
機会があったらまた書いてください。
132 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年05月04日(金)22時57分09秒
>131 名無しさん
Dirいいですよね♪新曲も買ってしまいました。
本当はいしよしで「JEALOUS」や「-I`ll-」「霧と繭」も書きたかったのですが…。
「虜」が一番書きやすかったので。執筆する予定ですのでその時はHPの方に♪
133 名前:in the moonlight 投稿日:2001年05月04日(金)23時12分55秒
「…あぁ……ん…」

月明かりに照らされる恍惚な表情。なんでこんなに美しいのだろう。

「やぁ…ひと・みちゃっ…」

二人っきりの時だけに呼んでくれる名前。
もっともっと愛したくて君を責める。

「気持ちいい?」

こうすることでしか愛する事を知らなくて。

「ね…もっと声出してよ」

まだうちが幼いからこんな愛し方しかできなくて。

「イッていいよ、梨華ちゃん…」

きっと本当は別のやり方があるのに分かんなくて。

「はぁ……あっ…んぁ…あぁぁぁ!」

梨華ちゃんは体をくねらせ絶頂に達した。息を切らし瞳は潤んでいる。

「はぁはぁ…っ‥はぁ」


君を汚してる?


「なん・で泣いてる‥の?」

頬を伝う暖かいもの。細い腕が首に回され胸に引き寄せられた。
梨華ちゃんの体温と心臓の音が心地いい。

「うちって、梨華ちゃん抱いてもいいのかな?なんか…不安。梨華ちゃんキレイだから」

真っ白で純粋な君を汚してないか?今夜だけじゃない君を抱くたびに考える。
口に出したのは初めてだけど。

「私、キレイじゃないよ。ただ抱かれたいの。ひとみちゃんだから抱かれたいの」

その言葉が心に染みて涙が止まらなくなった。
今はこういう形でしか愛を表現できないけどもっと大人になったら君をもっと大切に愛せるから。

だからそれまで、この腕でうちを抱いててもらえますか?

誰よりも愛しています。

梨華ちゃん。

END
134 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年05月04日(金)23時14分14秒
これで最後です。最後にどうしてもいしよしやりたかったんで・・・。
今まで本当にありがとうございました。
135 名前:名無し 投稿日:2001年05月05日(土)11時06分26秒
お疲れさまでした。
痛め、甘め、いろいろ楽しませていただきました。
こちらこそありがとうです。
次回作も期待してますよ!
136 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年05月14日(月)14時52分26秒
>135 名無しさん
ありがとうございます。
これからもいい作品を書けるように頑張りますのでどこかで見かけたときは読んでやって下さい。

HPはまだ作っていないのですが掲示板を設置しましたのでよろしければ…。
http://tcup71.tripod.co.jp/7113/minikeijiban.html

Converted by dat2html.pl 1.0