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それゆけ裕ちゃん!〜リーダー怒涛の日々〜 

1 名前:皆夢 投稿日:2001年02月02日(金)13時50分59秒
BAD版が復活しそうも無いので、こちらで再開させていただきます。
ちなみにこの話が処女作となります。
つまらないものになるかも知れませんがよろしくお願いします。
2 名前:皆夢 投稿日:2001年02月02日(金)13時52分40秒
「ハイ、1・2!そこ少し遅い!」
夏先生の指導がダンススタジオに響く。
ツアー開始1週間前となり、練習にも熱が入っている。

「ハイオッケー!次はミニモニいくわよー」
『ありがとうございましたー!』

3 名前:皆夢 投稿日:2001年02月02日(金)13時54分31秒
「ふうー。休憩休憩。」
中澤がどっと椅子に座り込んだ。
27歳といえどもまだまだ他のメンバーと同じくらい若いと思ってはいても体は正直だ。

「はあー辻たちがうらやましいわ」
ミニモニの練習を見学し始めた。
最初は辻たちの若さをうらやましく見ていただけだが、気が付いたらしっかりとチェックしてしまう。
矢口に任せられないというわけではないのだが、リーダーとしての責任感からか、
他のユニットの様子も目が離せない。
特に新人の4人を気にしてしまい、いつも見てしまう。
しかし、加入当初に比べたらかなり安心して見れるようになってきた。
最初はダンスがなかなか飲み込めず、中澤たちについていけなかった。
だが徐々に形になってきた。
中澤たちのダンスに比べたらまだ簡単なステップを組み合わせたものだが、確実に日々進歩している。先輩としての後輩を思う目だけではなく、将来のライバルを思う目も持っているのかもしれない。

4 名前:皆夢 投稿日:2001年02月02日(金)13時56分35秒
「ハイオッケー!お疲れ様。」
ミニモニの練習が終了し、辻がこちらに向かってきた。

「おつかれさん。辻、今日は形よかったやんか。」
「ほんとうですかあ、ありがとうございます。」
中澤に誉められたのがうれしかったのかニコッと笑顔をみせた。

”カアアッ”

あれっ?なんで辻の笑顔見て顔が赤くなってんだアタシは。

「どうしたんですかあ?中澤さん」
中澤の顔を覗き込む。

”カアアアアアアッ”

わ〜見らんどって〜!もっと顔が赤くなってまう!
もうまともに辻の顔が見れなくなり下にうつむいてしまう。

5 名前:皆夢 投稿日:2001年02月02日(金)13時58分22秒
そんな中澤の姿を見て辻の顔が曇ってくる。

「すみません。またなにかしましたか〜。」
だんだん涙目になってくる。

「わーっ!なくな!何もしてへんて!泣くな、な?」

「ぐすっ、本当ですか・・・?」
「ほんまになにもしてへんから。ごめんな。」
「よかったです。またご迷惑かけたんじゃないかと思いました。」
またニコッと笑顔を見せた。

”ボンッ”
音を立ててますます血の気が上がっていく。
その時中澤に目には辻の周りに花が咲いてるのが見えたという・・・

あかん!このままじゃなんかヘンになりそうやー
「じ、じゃあまたな辻!」
ダッシュでその場を去っていった。

「・・・中澤さんどうしたのかなあ?」
6 名前:皆夢 投稿日:2001年02月02日(金)14時05分19秒
タタタタタタ・・・バタン!

「フウ−・・・・ってなんでうちが辻から逃げなあかんねん!」

思わずトイレに逃げ込んできてしまった。
だがまだ顔のほてりが収まらない。

「まだ、心臓がバクバクいっとるわ・・・。なんで辻見たらドキッとするんや
 今までこないな事なんてなかったのに・・・。」

「裕ちゃん!それは恋やで!」

突然トイレ中に声が響く。
しかし、周りには誰一人といないのに・・・

ガチャ
「裕ちゃん。それは恋や!裕ちゃんは辻にこいしてもうたんや!!」




7 名前:皆夢 投稿日:2001年02月02日(金)14時23分12秒
「み、みっちゃん!?」

開かれたドアから現れたのは平家だった。
なぜか用具入れから・・・

「あのー、みっちゃん。なんで用具入れから・・・」

「んなことはどうでもええ!」
どうでもよくない気がすると心の中でツッコむ。

「ええか?これはチャンスや!絶対辻をものにするんやで!」

「いや、あの別にそういうわけではないかとおも・・・・」

「いやあ〜もう結婚の事にはこだわらないなんて言うてたから心配してたんや。
 あっ、でもまだ14かー、いや、愛があれば歳の差なんて・・・」
8 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月03日(土)00時12分09秒
なんか面白そうな予感♪
期待してます。
9 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月03日(土)00時21分32秒
ちょっと変った小説になりそうな予感!
頑張ってください!
待ってます!
10 名前:名無し読者 投稿日:2001年02月03日(土)19時02分39秒
BADで見てました。
続きが気になってたんで再開嬉しいです!
11 名前:皆夢 投稿日:2001年02月04日(日)01時25分26秒
>8名無しさん
>9名無しさん
期待におこたえできるか不安ですががんばります!

>10名無し読者さん
BAD板でみててくれたのですか〜!ありがとうございますう!!
12 名前:皆夢 投稿日:2001年02月04日(日)01時46分09秒
「ちょっとまてみっちゃん!」

平家に勢い押されてた中澤もようやく我に返る。
このままじゃどんなになるかわかったもんじゃない。

「勝手に話進めんといてくれ!
 大体なんでウチが辻の事を好きにならなあかんねん。」

しかし平家の勢いは止まらない。

「何ゆうてんの?さっきの裕ちゃん見とったらわかるわ。
 さっき辻の笑顔見たときどないやった?」

「・・・・どきどきして、顔があつうなった・・・」

さっきの事を思い出したのか顔を真っ赤にしてうつむいてしまう。

「ほらみてみい! ええか?裕ちゃんは辻に惚れたんや。早ようものにせんと!」

「せやかてそんな・・・・」

13 名前:皆夢 投稿日:2001年02月04日(日)02時16分49秒
『そうやで中澤!!』

またトイレで中に声が響く。
しかも今度は男の声・・・

バン!
「なに迷っとんのや?リーダーならドンといかんかい!」

「つ、つんくさん!?」

勢いよく開けられた洗面所の棚から現れたのはつんくだった。
どこかで同じような光景をみたような・・・・ん?棚?

「あのー・・・なんで棚の中から・・・・?」

「そないなことはどうでもええ!」
いや、よくないって!なんてさすがにつんくにはつっこめない。
14 名前:皆夢 投稿日:2001年02月04日(日)02時39分15秒
「中澤、それは恋やで!絶対辻をものにするんやで!!」

「は、はい・・・」

「よういった! オレも協力したるで!」

「いや、別にそんなことしてもらわんでも・・・」

「いやあ〜最近やぐちゅうばっかりであきあきやったんや。KUもなかなかないしなあ、
 のの裕!これはいけるでえ〜!なあ、平家?」
まったくきいちゃいねえ。またひとり平家が増えたのと変わらない。

「でしょでしょ?いやあ、話がわかるわ〜さすがつんくさん」

「あったりまえや。オレはプロデューサーやで!ピーンと電波がきたわ」
それはやばいです。つんくさん・・・なんて言えない中澤。
だが、ふとある事に気づく。
15 名前:皆夢 投稿日:2001年02月04日(日)02時48分05秒
「ところでつんくさん?」

「ん?なんや?」

「さっきの話全部聞いてはったんですか?」

「おう、ばっちりきかせてもらったで!」

「棚の中から出てきましたよね・・・ここ・・・女子トイレなんですけど・・・」
中澤の額に青筋が浮かんでいる

「うむ!男子トイレではないな!」

ガッシャーン!!

『わー!5階から人が落ちたぞー!』

『つ、つんくー!!しっかりしろ!
 救急車!救急車だー!!』

下で和田マネージャ達の悲鳴が響き渡っていた・・・
16 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月04日(日)09時00分58秒
うん、おもろいね。
がんばってつずけてね
17 名前:名無し娘 投稿日:2001年02月05日(月)00時23分10秒
リーダー中澤頑張れ!!
ストーリもいい感じ!頑張って下さい!
18 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月08日(木)15時10分40秒
おもしろーい!!
早く続きみた〜い!!
19 名前:名無し娘 投稿日:2001年02月11日(日)02時27分19秒
先が読みたいー!
待ってまーす!!!
20 名前:皆夢 投稿日:2001年03月07日(水)12時16分57秒
久々に続きを書こうと思ったんですが・・・・
まさか中澤ねえさんが脱退するなんて・・・・
申し訳ありませんが、またちょっとしばらくお休みさせていただきます・・・
21 名前:カキMAX 投稿日:2001年03月08日(木)02時22分23秒
おお!元BAD板の方ですか。懐かしい。私もBADで別ハンで途中まで書いてたのに
JBBSはシャレにならないっすよね〜……おっと、私信になってしまいました。
中澤脱退もいきなりでシャレになんないけど、更新がんばってください。
22 名前:黒猫 投稿日:2001年03月15日(木)01時40分07秒
作者さん!中澤脱退は・・・鬱だが
ポジティブに頑張って下さい!

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