書いて行きたいとおもってます。
コンセプトはいい意味でチープなお話！…でありたいです。
15分後にスタジオ入りしておねがいモーニングの収録。んで、移動して
歌番組に出て。そんで、その後は…
…えーっと、なんやったやろう…とにかく、今日はえらい忙しいはずやねんけど。
あかん、ちゃんとウチが把握しとかんとこの子らにメーワクかかるやん、
しっかりせな！
なんせマネージャーが少ないっちゅうねん、ウチら10人おるねんで。
任せっきりにはできへんのが現実や。
でも、まあ予定こなしてたらそのうちスケジュール思いだすやろ、15分くらい
ゆっくりさせてーな。
みんなが言いよる通り、もう若くないねんから。……ふんっ！
それにしても、この楽屋に散らばっとる面々を見とると、ホンマ改めて
不思議な気分になるわ。
だって、せやろ？ガキは走り回っとる、その横で静かに詩集よんどる奴もおる、
他人様のお菓子くすねて食っとる奴と、それに気付かんと爆睡しとる奴…
…ハァ、てんでバラバラやもんな。このまとまりのないグループに
ウチも入ってるんよな…。
はっきりいって、まともに喋れるんはごくごく限られたメンバーだけや。
しょうがない事やけど年齢的に話合わせるのんキツいねん。マジで。
一番会話しやすいんは、矢口なんかな。アレで結構気ぃ遣いやからな。
悪い思いながらも、やっぱりたいがいは矢口んトコに行ってまうねん。
なっちとか吉澤とかともっと喋りたいねんやろうけどなぁ、
そっち行ってもうたら、ウチさみしーやん？
だから、何の用もなくても呼び戻したりしてな。
そら、見た目もちびっこいしむっちゃかわいいで～。
でもな、ウチがホンマにかわいい思てるんはもっと、なんてゆうか、中身の面や。
…ウチもなぁ、そこそこ人生重ねてきとるわ。それなりに挫折もあったし、
苦労もしてきとる。
ましてや、恋愛沙汰に関しては浪速のジョーもびっくりの不死身っぷりや。
ウチなんか何回K.Oされたことか…ええっちゅうねん、んなことは。
頑張ってください！
日常ぽいの大好きです！
矢口見てたら、そんなごたごたがあった前のウチを見てるようでなぁ…
なんや、文句あるか、ゴルァ!?
はんっ、ゆうとくけどな、この裕ちゃんかて昔はそりゃオクテな乙女やってんで？
…だから、言いたいことあったらゆうてみんかい、ゴルァッ!!
ふっ、信じんかったらそれでもええ、とにかくそうやってんや。
母子家庭ってのもあって、そこそこ荒れてる時期はあった。
ああそうさ、ちょっとばかりグレてたりもしたさ。
ウチのビール愛好歴は長いからな。
そんでもな、やっぱ母親の苦労しとる姿は嫌でも目に付くやん？そういうのん
無意識に頭に入っててんやろうな、どうも恋愛にのめり込むってのが
上手くできんかった。
誰か好きになっても自分の置かれてる現状がふっと掠めてな、
うつつ抜かしてていいんやろか、とか理想通りにはいかへんのやろうな、
とか思い始めて…ええムードになってもそっから先にはいかれへんかってん。
石川風にはネガティブ思考、ってやつやな。
その反面理想はどんどん膨らんでいくし、恋に恋する状態やったわ。
…おいそこ、笑うな！
まぁ、育った環境は矢口と全然ちゃう。
あいつはそこそこええトコの家の娘やし、賢い高校に通ってたらしいからな。
そんでもな、やっぱり思うねん。
傷んでるかしきりに気にしてるくせにやめへん金髪。
ギャルになる、とか宣言していきなり変えたファッション。(あの厚底は
別の理由があって履いとる気もするが)
ウチを「中澤さん」呼んでた頃もあったのになぁ。
昔のおぼこい矢口はどこへやら…。
昔の方が良かった、って言いたいんじゃないねんで。
あの子らが入ってきた当初は、なんやねん、て感じで別に仲良うならんでええ
思てたかられっきとした距離があったわけやけど。大人げないゆわれたもんな。
しかし、あの頃の3人…
ウチより年くってそうな変な貫禄ある奴
(…スマン、でもあくまで昔の話やで、圭坊)
指一本触れたら号泣されそうな弱っちそうな奴
(強くなりすぎたな、紗耶香…)
いかにも世渡りうまそうなチビ。
(ああ、死んでもこれだけは口に出せん)
こいつらとどない接しろっちゅうねん思たわ、正味な話。
これからは裕ちゃんの妄想ワールドです。でも、矢口がそれを許すかどうか…。
そちらの小説もよくみせて頂いてますんで、頑張って下さいね。
＞６さん
ありがとうございます。ツボにはまるよう精進します。
ただ、裕ちゃん視点の少々歪んだ日常になりそうですがね～。
酒に酔った勢いでウチのこと「裕ちゃん」て呼べって言うたんか、あの子らが
勝手に言い出したんか、きっかけははっきり覚えてへんけど。
その辺りからやな、一緒のグループでやってるんやって感じだしたんは。
ウチが勝手に決めつけてた印象より、ほんまはずっとおもろいし
ええ奴らやって解かりはじめた。
だから、気ぃ張って壁作るのん、やめてん。
…いつやったか、楽屋でなんとなく矢口に話かけた時。
矢口は人あたりよくてたいがい誰かとおるからな、それまであんまり2人で喋る
機会なかってんけど。どういうわけか、そん時は一人で何かしとった。
突然ウチから話しかけられて一瞬ギョッとした顔してたっけ。
まったく、失礼な奴やと思ったわ。
ところが、話しはじめたら不思議とめっちゃ楽しい。
やっぱ上手なんやろなぁ、対人関係築くんが。
そういえばこういうキャラはおらんかった。ウチの寒めのボケにここまで
ちゃんと乗って来てくれるんは、矢口ぐらいちゃうかな。
せやから、まぁとりあえずこいつとは仲良くしとこうって、そんなもんやった。
それ以来、予想外なことになんやかんやむこうの方から
ちょっかいかけて来るようになったんよな。
まじで嬉しいです。どうもありがとうございます。
ところで、上げのままでいいんですかね…？
勿論OKです！頑張ってください！
面白い！
嬉しがりやから、そんな風に寄って来てくれたら調子のってまう。
つい、オトナな会話持ちかけてセクハラ～！てゆわれたりもしたな、そういや。
でも、矢口も年頃の女の子やから、きゃはは、とか笑った後にちゃんと
のってきよる。そん中にはいわゆる恋バナ、っちゅうもんもあったりして…。
ウチらは恋愛ご法度な身分のわけで、リーダーとしてはそういう噂が
世間に流れる前にメンバーへ注意すべきなんや。
でもなぁ…できひんのんや、裕ちゃんには。
(そんなんやからなっちとか後藤とかが…ああ、頭痛いわ！)
とくに矢口に対しては、注意どころか、つい励ましてまうねんや。
ほんま甘いわぁ、ウチって。
…なぁ？今、矢口の恋路を邪魔して我が物にしたろ思てるクセに、て思ったやろ？
思ってんやろ、あ？
アホ！その通りじゃ！悪いかっ!?
ウチは頂けるものはみんな頂くで～。頂きません、なんて生保かー、ちゅうねん！
…まあ、落ち着こうや。ん？なんや、熱なっとるんはウチだけかい。
いやな、そらそう思うって。傍にあんなかわい～奴おるねんで。
でも、実際ウチはセクハラまがいの事より以上の事はしてへんねんで、マジで。
だってな、そういう話してる時の矢口、瞳ぇキラキラさせて
ほんま楽しそうやねん。
理想の告白のシチュエーションとか、デートのコースとか、
そういえばこないだのラジオで同じようなん喋ってたな。
そんな表情見せられたらなぁ…反対できん。
頑張りや～、って言わざるを得んのや。
ただ、やっぱり表沙汰になって矢口が傷つくような結果には
なって欲しくないと思ってた。
心強いレス、感謝です。今回もはりきって上げで行かせて頂きました。
しかし、実はボタン押す時、微妙に恥ずかったり…。
やはり赤の沈み生活が長いせいでしょうか。
これから先のストーリが気になります！
赤板のどれか分かりませんが良かったらヒントください！
赤板の深海魚（笑）？
頑張って下さい！
ことある毎に「矢口はウチのもん」って言い触らしてるんは
そのネタをスケープゴートにしてうまいこと恋愛せぇ、って思いが
あっての事やねんで。半分はな。
もう半分は言葉そのままの意味や。矢口はウチのもん。
カレが出来ようがウチより先に結婚しようが一向にかまへん。
きっと矢口はそれからも慕ってくれるやろうから。それでええ。
恋愛はいずれ醒めるんかも知れんけど、こういう絆は長持ちするもんや。
人間関係は色恋だけやない。友情が愛情に勝るときもある。
小難しいこと考えてるみたいやけど、ただずっと側にいたいだけやったりして。
もちろん矢口がいいって言うんならウチが恋愛革命起こしたるんやけどな…。
裕ちゃんなかなか優しいやろ？(誰も言いよらへんから自分からゆったる)
でも折角のこの思い遣りもイマイチ活かせてないねんな。
なんでかって？
矢口が意外とヘタレやからや。
ガンガン攻めて行くタイプやと思っとってんケドなぁ…。なんや肩透かし
くらったみたいやったで。
禁じ手の合コンにもめっちゃ行ってそうやん？
ウチも後５年遅く生まれてたら今ごろ絶対行きまくってたね。
若さは無限やないねんでぇ、今のうちに楽しんどかなアカン！
せやのに、矢口ときたらウチがどないや？ってきいても別にとか
分からんとか抜かしよる。
時々はごっちんやらとつるんで男の子と遊んでるみたいやけど、
そこから発展せえへん。
ホンマどんだけ理想高いねんこいつは、思ててんけどひとつ気付いたんや。
ウチもこういう時あったんちゃうんか、って。うん、確かにあったわ。
あと1歩が踏みだせんで行ったり来たり…
周りに何言われようがアカンかったもんなぁ。
だから、矢口もああ見えてもそっとしといたる方がええのやろな、って。
それからウチはあんまりけしかけるような真似はせんようになった。
いつか矢口が自分で踏みだせる時が来るまで…ただ見守っといたろって決めた。
そん時までは、悪い虫に騙されん為にウチのかわいいペット
っちゅう事にさせといてもらうで～。
（オイシイ思いその間に一杯させてもらうつもりや。役得っちゅう奴よな）
ま、そうやって何回か止まりながら成長していくもんや。(背はアレ以上
望めんやろうケド…)
辻と加護も、そう遠くない先に色々悩む事が出来るんやろうな。
矢口が一番気にかかってるけど、他のメンバーかて見てるつもりやで。
それぞれの問題を自分らなりに解決して、幸せになってくれたらな、と思う。
ほんっの少しだけ前に生まれたウチがなるだけ応援したるさかい、
がんばりや、みんな……
……って、おいっ!!!
なんでいつのまにか人っこひとりおらへんねん!?
ウチを…このリーダー様をほったらかしにするとはなんちゅう奴らや！
血も涙もないんか、あいつら…裕ちゃん悲しいで、ほんま。
ああ～腹立つ…仕返しじゃ、手始めにチャーミーの分の弁当食っといたんねん。
あいつ、何が好物やったかな、それ全部食ってまえ！
あとは、…矢口！裕ちゃん置いていくとは許さんで。罰としてミニモニのＴシャツ
ウチが着てのばしといたるからな。
あとであんたが着たらＬサイズになっとるわ。ふはは!!
…なんか虚しい、かも。ああ～矢口ぃ、戻って来てぇな…。
ゆうちゃん、語る語るってカンジです。
赤のヒントは１９さんが出してますね（ｗ 自分からもひとつ、「♪」
＞１９さん
バレバレですな～。海底からやってきました。
こっちではゲロ甘路線めざしてます。
＞２０さん
ヒットっすか、ありがとうございます。やぐちゅう、一度でいいから
書きたかったんです。
「おい、ゆうこ！さっきから何やってんだよ～」
おぅっ!?
この脳髄に直撃するしかしまったりとした風味の効いた声は…
マイラヴァー矢口やんか
うんうん、アンタはやっぱええ子やで、戻って来てくれてんなぁ。
ん？でも、ドアから誰も入ってこーへんかったような…ちゅうことは…
「…なんで石川の弁当開けて食ってるんだよ？」
どきっ。
思わず箸にはさんどったイチゴ落としてしもた。まぁええわ石川のやし。
楽屋をぐるっと見まわしたら、隅っこの鏡の前で矢口が化粧してた。
こっちは向かんと鏡ごしに喋りかけたみたいやな。
さっきは風景に同化しとって全然存在に気付かんかったわ。
すまんすまん…。
「圭ちゃんが声掛けてたけど全く応答ナシじゃん、気味悪がって
みんな行っちゃったぞ」
気味悪いやと？心配しようと思わんか、普通はっ？
矢口が化粧しとった手を止めて、つつっ、とこっちに寄って来た。
はぁ～ほんまにペットみたいや、ごっつかわええわぁ
げしっ
……痛っ！ ちょおっ、いきなし蹴るか!?
げしっ、げしっ
痛い、痛いって！どないやねん、堪忍してぇな～。
でも…
「ばーか、ゆうこ。またボーっとしてるんじゃねぇよ！
もう時間ないんだから行くぞ！」
…なあ矢口、このローキックの嵐も、きっと愛情の裏返しやんな…？
なんやかんや言っても残っててくれたんやから。
スタスタとドアへ向かう矢口に追いついて後ろから覆い被さるように抱き着いた。
いつも通りもがく矢口。
「やーめーろって！時間ないって言っただろ～」
時間あったらええねんな？裕ちゃん聞いたで、この耳でしっかりとな。
くくっ、矢口の反応があまりにおもろいから、つい調子のってまうわ。
見ててみ、顔真っ赤にしてジタバタしよるで。
蹴り入れられるんはもう勘弁やけどな。
お？今日は大人しいやん。
なんや、マジギレしよったんか？裕ちゃん、ちょこっと反省…。
矢口の前に回り込んで、いかにも申し訳無さそうに顔を覗き込んだ。
うわっちゃあ～、こっちを見てる表情が素ぅやで…どないしまひょ…。
そ、そんな睨まんといてぇな。ゴメンって、だからそんな怖い顔して
近づいてこんといて…
んん!?近づいてくる？
ななな…!!?
「…先行ってるからね」
がちゃ、ぱたん
只今、放心状態。
…まさか矢口からちゅ～してくるとは、思わへんかった。
なにげにディープやったし。されてる間なんもできんかったわ。
これじゃいつもと反対やんか。ちゅ～出来たんは嬉しいねんケドな…。
気分は複雑や。矢口がやたら怖い顔しとったのも気になる。
…なんぼ考えようが、わからんわ。
まだまだ矢口のことわかってへんのやろうなぁ。
さ～て、ウチもはよ行かな！
忘れてるのか？っと思って待っていました！
この独り言いいな！
これからは矢口に任せます。
＞２８さん
忘れてないYO！（w
これからは矢口の毒舌独り言ワールドです。引かないで下さいね…。
＞２９さん
ぜひ期待にお答えしたいですね。いや、しよう！
ばーかばーかばーか
ゆうこのばーか。
スタジオに着くまで何回でも言ってやる、ばーか。
誰も聞いちゃいないけどさ。
なんてカオするんだよ。蒼ざめてんじゃねーよ。
いっつも自分からしてんじゃん。
矢口の気持ちなんてお構いなしに。
なのに反対になったらそれかよ。
ねーねー、前から聞きたかったんだよ。
矢口がキスされてどう思ってるかわかってんの、って。
実際に聞いたりしない。どーせわかってないし。
それか、変な勘違いしてるに決まってる。
おちゃらけたリーダーさん、矢口はあなたにキスされる時
死ぬホド憂鬱なんです。
キスなんて好き合ってるモノどーしがするんだ。
一方が好きでもう一方がそうじゃないんだったら、するなってカンジ。
こんなのゆうこに訴えたって無駄だけどな。
『そんなん、ウチが矢口好きやねんからしゃーないやろ』
何十回も聞いたようなセリフ、言いやがるんだ、きっと。
どれだけ腹が立ってるか気付けよ。最近、絶対態度にでてるから。
な～～～にが「好きだから」だよ。
おい、引っ付いてくるな！絡み付くなよ！
収録中のほうがやりたい放題じゃねーか！
さっきの引きつったカオ、全国中に見せてやりたいよ。
これも営業用の演出か。
大人は大変だね、裕ちゃん？
もう矢口ついてけないよ。こんなのやだ。
ムシャクシャする。
あーもう、帰ろ。とっとと帰るぞ。
楽屋でテキトーに挨拶して切り上げる。
TV局を出ようとしたら、１階のロビーによっすぃーがいた。
「あっ、矢口さん。早く出て来てくれてよかった～。どっか食べに行きません？」
予定変更。
行こうぜよっすぃー。ぱぁ～っといきましょ。
あ…
「おっ、まだ帰ってへんかったんや～矢口……と吉澤」
そうだよな、こういうパターンだよな。心の隅で読めてたよ。
いっつもさぁ！謀ってるんじゃないの、このタイミングは！
「んじゃ、お疲れ。あんまりおそなったらアカンよ」
え…
ハイヒールをカツカツいわせて、ゆうこは自動ドアの向こうに消えた。
……なんだよ、らしくねーじゃねーか…。
昨日はよっすぃー付き合わせちゃって悪かったかな。
矢口飲むペースはやいから…。
あ～あ、よっすぃーまだポーっとしてるよ。二日酔いしてる？
これからリハーサルだぞ、大丈夫～？
あ、やっぱり注意されてる。
ゆうこ、そんなに怒るなって。責任感じるなぁ…。
今度はこっちに来たよ。怖いカオして。
オニって言われてもしょーがないんじゃないの？
「…アンタらなぁ、程ほどにしときーや。未成年やねんで？
自分の立場わきまえてるんか」
すれ違いざまに低い声で言われた。
…誰のせいだと思ってんだよ。
それから１日、ゆうことは会話らしい会話もせず終わった。
よっすぃーは誘えないから圭ちゃんの家にお邪魔して飲んだ。
さすが保田圭、この晩、矢口以上の酒豪＆酒乱だってことが判明した。
あくまでも甘めなやぐちゅーにしたいと思っとります。
＞３３さん
アラお見通しかしら（w うん、この先はひねらないのできっと
合ってるんじゃないでしょうか。
＞３４さん
ありがとうございます。ちょっとずつですが続けていきます。
それはそうと、これ以上ひねられたら分かんなくなりますよ。いや、元に戻ってそのままになるのか？
最近はもう、いろいろ仕掛けるのが好きな作者さんだってのが、先にこっちの頭にもありますからね。（笑）
よっすぃーはさすがにヤバいか（w なんだかレス読んでて思いついたので、
飲んでる時の模様かきます。名作集ではやり(?)のコント風っす。
赤見たらややこしいのケーカイしますよね、確かに(w
こちらはいい意味でチープなのを目指してるんで、簡潔にいきたいっす。
じゅーじゅー…
ヤグチ 「おらっ、よっすぃーもっと食え！飲め！氏ぬマデ飲め吐け！
ってか、キャハハハ」
よっすぃー「あああ、す、すいません…（肉系は苦手なの忘れてる…？）」
ヤグチ 「いやぁ～しっかし、いいね～よっすぃーは！ 梨華ちゃんやら
ごっちんに モテモテだよなー」
よっすぃー「はぁ…（矢口さんって意外と鈍感…あたしの本命は待ち伏せまで
してるあなたなのに…いつになったら告白できるんだろ…悶々…）」
ヤグチ 「おらおらっ、電パってんじゃねーよ！ほいっ、タン！！」
よっすぃー「（ビクッ） えっ…あう……ぎゅ、牛！！」
ヤグチ 「はぁ!? いきなりゲームか!? じゃ、オイラはタンだな」
よっすぃー「（なにやってるんだ、あたし…）…タン」
ヤグチ 「おお～負けねーぞ、牛！
あ、おにーさん生中ね～やぐちゅーと似てる～ってか、キャッハハ」
よっすぃー「（やぐちゅー!? 忌々しい響き、負けるもんか！）タン!!!」
ヤグチ 「ノッてきたね～キャハハハ、タ～ン♪」
よっすいー「（そうだ勝ったら『やぐよし』に変更させよう！ナイスよっすぃー）
…タン!!!!」
－－－－－－
翌日
中澤 「おいコラ吉澤、ふ抜けた顔してんなや！（酒くさっ！
…他人の事いえんケド）」
よっすぃー「…… ←無反応」
中澤 「もぅしも～し、吉澤??」
よっすぃー「…… ←宙を見ている」
中澤 「あかん逝ってもぉてる…」
よっすぃー「（…タン、タン……やぐちゅー絶対許さない…やぐよし…
タン、タン、タン、タン…）」
頭イタ～イ！
２日連続で深酒はキツいぜ。今日オフでよかった。
圭ちゃんに愚痴でも聞いてもらおうってつもりが
逆に散々プッチのこと聞かされた。
よっすぃー、矢口の前じゃあんなにいい奴なんだけど…。
圭ちゃんも辛いよなー。
次第に荒れ始めた圭ちゃんの介抱とかで、結局
矢口の悩みは打ち明けずじまい。
ふぅ…出かける気になんかならねーや、ゴロゴロしとこ。
あ～ねむ…。
～♪
くぁっ!? 誰だ誰だ誰だっオレの眠りを妨害する奴は!!?
着信は…なっち!?
さすがに今日は飲み食いできないべ、てなワケでシカト。
わりーね、なっち。
さ、改めて…
～♪
あちょおっ!? どうなってんだよ、次から次に!!?
誰だ…よっすいー!?
よっすぃーなら出ちゃおうか……あ、切れた。ひっで～な、おい。
もう、頼むから安らかに眠らせてくれよ…
～～♪
ぐぅがあぁ―――――!!! い～かげんにしろっ
ピッ
「ぁあん!? どーちら様でっしょおかぁっ!?」
「………」
こんな時にイタ電かよ。殺すぞ？
「キャハッ、喋んないなら切るよ～めちゃイラついてるから！んじゃね！」
「えっ、ちょ、ちょっと待って～よ矢口」
この、この訛りは……しまった。
今、一番話したくない奴の電話をとっちゃうなんて。
着信音が違うのに気付くべきだった。
今日更新して下さいよマジで
眠れないよー
この作品だーい好き！！
「荒れとんなー…圭坊もえらい無愛想に切りよったし、なんやの一体」
それは多分ほんとに気分悪いだけなんじゃないかな。
「…なんの用だよ？」
「ホンマつれへんなぁ～。オフやで？むっちゃ天気ええねんで？わかってる？」
「…起きたばっかで外なんか見てない。矢口はダルいの。またね」
わかってる、矢口は逃げてるんだ。ゆうこから…
ううん、ゆうこの瞳に映ってる自分からいつも目を背けてる。
それはきっと情けない表情で。
「…切るなや」
ケータイのボタンに進めてた指が止まる。
「なぁ元気ないやん、最近。体しんどいんか？それとも…」
あんたのせいだって…。
「なんか悩み事、あるんちゃうの？」
思わず目を閉じた。
絶望的にわかっちゃいない。
「ウチに言えへん事なん？それやったらしゃあないケドな」
言って…やろうか？矢口が苦しんでる理由。
それは裕ちゃん、あなたのそういう優しさなんだ。
「…なぁ、気晴らしに今日どっか行かんか？裕ちゃんの奢りでええし」
そういう…優しさなんだ…
あぁー翌日になってしまいました…
なるべくサクサクキリキリ書いていきたいです。
そう言って下さると一層やる気が出ます、ありがとうございます。
＞４４さん
続きを見ると、牛タンゲームにもどぉやら負けたみたいですね～。
『やぐよし』は夢のまた夢か、よっすぃー…
ものすごく先が気になります。イヤ気がさした矢口がなんとも…（わら
実際はこんなカンジなのかも。なんかイヤだなぁ…
でも、この作品はダイスキです。期待してます。
やりきれねぇよ
ピッ…
間抜けな音と一緒に、またひとつ矢口は卑怯者になった。
さっきよりヒドイ脱力感に見舞われベッドに転がる。
もうあの着信音は鳴らなかった。
あれじゃ本格的に嫌われたかもね…
矢口的には望むとこじゃないか。
明日からはきっと矢口に纏わりついて来ない。
少しは機嫌悪いだろうけどさ、上っ面は涼しいカオして仕事してるよ。
裕ちゃんはそういうヒトだ。わりと冷めたトコあるもんね。
……けっこう薄情だよね。
って、違うぞ、何考えてんだ、もうっ！
ワケわかんなくなって、とっさにベッドから飛び出ようとした。
ゴチッ
ぬぉ!? アイタタタタ!!
小指、小指がっ！足の小指うっちまった！
ジ～ワジワいってぇよ～！折れてんじゃねーのか？
…それならそれでいっか。
堂々と、明日はや～す～み♪できるな。
てゆーか矢口はミカ2号かよ。あ、じゃあ休ませてくれねーんだ…
ほ～んと矢口はバカだな～ハハ…
イテテなんか泣けてきたぜ、ぐしゅ…
涙はいったん溢れたらストップがかからなくなった。
なんということだ…
スズメがさえずってるし太陽が東にあるぞ。
あ～た～らし～いあーさがきたっ、ってか？
キャハハハ…
嘘だっ！
矢口の貴重なオフが終わってる!?
どーしてだよっ。オイラの貴重な半日を返してくれ～。
くそぅ…もう9時かよ。
てゆーか納得できねー、大体いつ寝ちゃったんだろ？
ん、もう一度確認、今何時？
ああ9時だった、そーだね～。
今日は10時に集合、昼から収録だったっけ？
…矢口の家は横浜だよな？ え～、東京までは…
キャハッ…!?
ぜってぇ～間にあわねーじゃんか！ どーすんだよ、おい！
あっ、そ～だ小指！ 折れてたら休む口実にできるって、うん。どうよ？
……
くそっ、ちゃんと動くし！
あきらめよう。
ソッコー用意しなきゃ…。
まさかお目にかかってたとは…オロオロ…
以前からFANTASISTAさんのん全部読ませて貰ってます。隠れファンだから(w
矢口は、実際はどーなんでしょう…この話通りだと問題ありまくりですが…。
またイイトコで止めて…先が気になりますよ…
…なるほど。あなただったんですね…この作品は…（わら
しかもかなり前から俺の隠れファンをしているヒトだ（わら
また、ここで書いていたんですね。確か他にも名作アルバ…げほっげほっ（わら
「で、何時にご到着の予定ですか、お嬢様？」
ガタン ゴトン…
「…じ、じつは、今最寄りの駅を出ました」
「バカッ電車じゃ埒あかないわよ。次で降りてタクシー拾って。
高速使って来なさいよ、とにかく早くね！」
「…へい」
不覚。なっち並みの大遅刻するとは。
娘。入ってから、矢口の新記録だろーな。
昨日のコトがあるから、普段かける相手じゃなくって圭ちゃんに連絡した。
着いたらどっちにしろ顔合わせなきゃいけないんだけどさ。
なにもこんな日にサイアクなドジするなんて。ツイてないよ。
圭ちゃんの言い付けのまま次で降りてタクシーに乗った。
そういえばメイクすらせずに来たんだっけ。
ああ、それで電車乗ってて声掛けられずに済んだのか。
…素直に喜べないな。
タクシーの車中でメイクしてたら、ケータイが鳴った。
圭ちゃんだ。
「もしもし圭ちゃん、今首都高に入りましたー！」
「あはは…急かしといてアレなんだけどさ、収録遅れるらしーわ、3時間ほど」
「げ…マジで言ってる？」
「ま、みんな来てるし、矢口も早く来るに越したコトないって」
「…とりあえず、よかったよ。助かった」
見捨てちゃいないね、神様は。
みんなからはからかわれるんだろうケド。
仕事にはそんなに影響が出なさそうでホントよかった。
それからは落ち着いてメークを再開できた。
お、着いたみたいだね。
チケット無いし領収書書いてもらわなきゃ。
「あの～領収書を…」
「あれっ!? あなたモーニング娘の…いやぁ、乗った時は気付かなかったよ！」
…しばくぞ運転手。
楽屋の扉を開ける前に深呼吸して…
ガチャ！
「大遅刻の矢口、只今到着しました。ゴメンナサ～イ！」
できるだけ元気よく。半分ヤケ入ってるんだけどね。
ま、こういう時は勢いで押し切っちゃうのに限るんだって。
「やっと来た～おっせ～んだよっ！」
そう言って、圭織にすぱん、と頭をはたかれた。
でも収録がずれたせいもあってその顔は笑っている。
みんなもしょ～がないな～ってカンジで見てる。
ただ、裕ちゃんだけ…真面目なカオして矢口を見つめてた。
今日はロクに目も合わせないだろうと思ってたから…意外。
やっぱ矢口は引け目があるから先に視線を逸らしてしまう。
すると腰かけてたイスから裕ちゃんが立ちあがった。
そして足早に矢口を目指してやってくる。
な、なんだよ!? 遅刻のお小言かよ…。
それとも昨日の矢口に腹立ててんの？
裕ちゃんはもう目の前に立っている。
矢口の手首をそっと握り、そのあと何も言いださない。
ふたりの間に流れる妙な空気を、何人かは感じているみたいだ。
…ちょっとよっすぃー、なんであんたがそんなソワソワしてるのさ？
当の矢口に感染るだろっ！
あ～なんか血圧上がってきた…
いたたまれなさでぶっ倒れそうになった頃、裕ちゃんの声がした。
「やぐちぃ…」
イエ、わたくしめはその方ではないです…。紛らわしくてすみませんでした。
そういえばその方のも読んでましたね～。また書いて頂きたいっすけど…。
かなり前からの隠れファン、これはその通りです。ただ、怖くてレスしたこと
無いんですよね、他のスレに。今度、こっそりといいっすかね？(w
矢口、アンタが素直にならんと話が終わらんのやで～！
「素直に喜べない」、から「しばくぞ運転手」って過激になってるとこなんか特に。
なんかホントっぽいところが＾＾；
裕ちゃんって、なんか変な所でにぶそうな気がします。
でもやっぱ矢口と仲良しでいて欲しいなぁ。
声に反応してぱっと見上げてしまった。
3日ぶりにちゃんと見る裕ちゃんの顔。
悔しいけど矢口より上品な金髪と、彫りの深い顔立ち。
それと、お疲れ気味らしい気だるそうな目が矢口に向けられていた。
真顔の裕ちゃんって今もやっぱ怖いな…。
矢口達が入りたての頃、3人でいつもビビってたのを思いだす。
「…寝坊したんか？」
うっ…そ、そうだよ！
な、なんか言い訳させてもらえなさそうなフンイキだねー。
ここはひとつ、おとなしく怒られましょうか…。
「うん…ゴメンね」
「ホンマか？」
ホンマかって、何に対して言ってるんだ？
ホンマに寝坊してホンマにゴメンって思ってるぞ、矢口は。
「あのね裕ちゃん、ホントにゴメンなさ…」
「…よかった～!!!」
ふぎゃ!?
「もうなぁ、裕ちゃんどんだけ心配しとった思てるんよ～。
ちっちゃいから連れ去られたんちゃうかって気が気でなかったんやで！」
ちっちゃいから、は余計だろうが…。
矢口を抱きかかえたまま、裕ちゃんは喋繰りつづける。
「圭坊のアホがさっきまで電話あったんウチに言うの忘れとってな。
そんなん、誘拐やと思うやん？」
誘拐って、いきなり飛躍しすぎだろ…。
向こうからの圭ちゃんの「アホですって～!?」って抗議も虚しく、
裕ちゃんは矢口に抱き着いたまま離れようとしない。
…これって、いつもと変わらない絵じゃないか。
裕ちゃん、昨日のこと綺麗サッパリ忘れ去ってるのかよ!?
矢口の考え過ぎだったってコトかよ…
矢口の涙と半日を返せ～～!!
「んなワケないでしょっ！ 離れてよ、矢口もさっさと着替えなきゃ」
腹立ってきてたから、ちょっとぶっきらぼう過ぎたかもしれない。
「ああ、せやな…」
そう言ってぱっと矢口から離れた。
それから少し寂しそうに笑って、イスへ戻っていった。
そのうしろ姿が矢口の心を妙にじくじくと痛ませた。
さっきの矢口はヒドイよな…
着替えながら、時間がたつにつれ後悔してきた。
裕ちゃんは多分本気で心配してたんだろう。
ああやっていつも子供扱いしやがるのは気に食わないケド。
矢口が悪いのに結局お小言のひとつもなかった。
なのに、こっちが逆ギレしちゃってるし。
…こんなんじゃいけない。
ホントは、矢口がホントに裕ちゃんに伝えたいのは…
裕ちゃんのために、ううん、自分自身のために…
……もう、逃げない。
化粧ネタは矢口にとって地雷、いや核ボタン…
メンバーはそれをわかってても運転手さんはねぇ(w
＞５９さん
現実の世界はエライことになっちゃいましたね。
こうなったら結末大幅にかえてやる～。はっはっは…ねぇ笑って？(涙)
＞６０さん
６０さんのゆう通りやで～。もぅ、矢口は素直やないねんから！
そこがカワエエねんけどな～
はよせな裕ちゃんおらんくなるで？聞かしてくれんと安心して卒業できひんわ。
…うう、鬱鬱です。
はぁー、ホントに裕ちゃんの卒業はショックです(泣)
最初決めてたラストも気になります。
こうなったら、2種類のラストを読みたい！！ってダメっすか？＾＾；
着替え終わって、矢口から裕ちゃんのトコに行った。
なんかやっぱりしょんぼりして見える。
たった今固めた決心を携えて話しかけた。
「ゆ、裕ちゃん、きの…」
「いやぁ～～ん
私服も可愛いケドその矢口もっとエエわおいコラ、チャーミー！お前もピンクばっか着とらんとセンス磨かんかいっ。
見習え、矢口を！」
「いやーっコワ～イ、中澤さんったらぁ」
「うっさいわ脱がすぞ！」
「キャッ、やめて下さいよ！助けて～よっすぃー」
最近よく見るこの二人のドタバタ喜劇が始まった…
…バカゆうこ。
なぁよっすぃー。そろそろ梨華ちゃんを助けてやりなよ…
矢口に負けないくらい冷たい目で見てるよね。
あのアホ、梨華ちゃんのワンピースのホック外しかけてるじゃん。
こ～のセクハラリーダー、いやただのエロオヤジがっ!!
あっ…
背後から何者かが裕ちゃんに踵落とし食らわせて、その場は収まった。
あまりの衝撃で元に(？)戻ったらしい。
何事も無かったかのように再び矢口のトコへきた。
「で、どうしたん矢口？」
バーカバーカ今更言えるかよっ。
矢口の決心、中止だ！
やってらんないっつーの。
「なぁ～や～ぐ～ち～」
うるせぇよ！
「なぁーて～。裕ちゃん、昨日のコトは気にしてへんでぇ？」
げ…
ただのバカじゃないのね、ゆうこさん…
てゆうか、それならそうと早く言えよっ！
「え、でもさ…」
「ほんなら今日おわったらどっか行こ、な、決まり～」
「いいケドさ…」
「ところでさっき蹴りくれたんはどのアホじゃ!?
後ろからとは卑怯な、名乗り出んかい！」
自業自得だ、バーカ。犯人はね…
教えてやらねーよ。
終わったら話したいって裕ちゃんに言うつもりだったんだけど…
結局そういうコトになったんだから、ま、いっか。
＞６５さん
「大丈夫やで！ちょこっと卒業ネタを入れるだけで、大筋は変わらんみたいや。
まぁ、どない転んでも矢口はウチのもんっちゅうのは決まってるしな。
なぁ矢口、アンタも本望やろ～カッカッカッ！」
「…バカゆうこ！（どうしよ、間にあわね～ぜ…）」
もう逃げないと決めたこれからの矢口が気になります。
しかし姉さんの卒業は、各板のお話たちに結構な影響を与えそうですな。
それにしてもチープなお話でゲロ甘路線てことだったのに、初手からいきなり
卒業ネタに。（笑・・・っていいものかどうか・・・）
とにかくテンションはこのままで、続き期待してます。矢口はどう出る？
ばっ!! （中澤、右を振り返る）
「最近弁当の量減ってないかい？ こんなんじゃ足りないべ！」
（量は変わってへん。アンタの食欲が更に変わってんやろ…）
「最近やっとあったかくなってきたな～、のの～」
「最近はそのせいで梨華ちゃんの勢いが弱いのれすね」
（穏かに天気の話で終われんか？ でも…石川は冬将軍…ﾌﾟﾌﾟ、言えとる）
（う～む…今のなっちにはあの踵落としのキレ、無理やろな。
チビ二人は…石川をかばうワケ無いし…ということは）
ばっ!! （中澤、左を振り返る）
「最近アンタ、リーダーに狙われてるわよ。隙が多いの！ わかる？」
（イヤ、たとえアンタに隙があっても狙いはせえへんケドな）
「最近いいカンジじゃん。もっと仲良くなりなって、梨華ちゃん！」
（こいつ…絶対ハラに一物持っとるで。油断できん）
「細菌!?‘＠0；＆＄＝」
（ヤバ…ようわからんケド）
「Zｚ……」
（なんでお前がソロなんや!!?）
（全然わからん。…圭坊、教育係やっただけに怪しいな。
吉澤には石川関係なしで恨まれてる気がする…なんで？
意外とカオリかも…コイツの行動が読めん。
後藤…ところでなんでお前がソロなんや!!? この時期にっ！）
「なあ矢口、誰やねん～？」
「最初からきけばいいのに。てゆーか、知らない方がいいかもね」
「なんやそれ？」
「事務所的イチ押しとニ押し（矢口的推測）のバカップル…」
「ってことは…（汗）」
「さすが大物、寝ながら思いっきし振り落としてたよ、足」
「ぅう～ん…」
「ごっちん、お、き、て
」「…むにゃ、梨華ちゃ～ん（ひしっ）」
「うふっ、さっきはありがと」
「…なんやろ、この切ない気持ちは…」（中澤、その場にへたりこむ）
「はい、OKでーす！」
「お疲れ様でしたー」
「お疲れ様～！」
機材の故障で3時間遅れで始まった収録。
みんな、やれば出来るんじゃん…
終わったのは元々の予定の2時間後。
いつもこうなら1時間は節約できるんだろうな。ね、辻・加護？
これから矢口にはもうひとつの大仕事が待ってる。
…裕ちゃんに、きちんと、矢口のコト、わからせるんだ…
「おや、こんなとこに矢口が落ちてるわ～」
…あんたが寄り道して戻ってこねーから座ってるだけだろ。
「一応アイドルが廊下で、地べたに…」
「はいはい、ど～せ一応だよっ！ 行くぞ、待ち疲れちゃった」
ぱん、とお尻をはたいて立ちあがる。
「すまん矢口…実は、場所決めてへんねん」
「な～ん～だ～とぉ？」
そんなに怒っちゃいないケドさ。場所なんかどこだっていいもん。
そうだ…
「ごめんなぁ誘っといて…」
「しょーがねーな、んじゃ、ゆうこの家で我慢してやるよ」
ふっふっ、我ながら役者だな。
「へっ？ ア、ア、アカンッ！ それだけはアカン…」
な、なんでそこまで焦って拒否するんだよ!?
怪しい…まさか、オトコがらみかよ？
やめてくれ、凹むぞ…。
「…わかったよ、裕ちゃん…矢口、今日は…帰る!」
「えっ、な、なんでぇ～!?」
「だってなんか用事あるのに無理に付き合わせてるみたいだしっ…」
「そない目ぇ潤ませんでも…用事ないし。あ、あのな、30分だけ時間くれ。
部屋…片付けさせて…」
「…ホントに行ってもいいの？ メーワクならいいんだよ？」
「も、もちろんやっ！ 可愛い矢口のためや、ぱぱっと掃除するから先帰るで～」
変に焦ったまま裕ちゃんは走り去って行っちゃった。
しかし、矢口もこの先は演技派で行けそうだな。
…女優でも目指しとくか。
「悪かったな、待たせてもぉて。上がって、上がって～」
コンビニでテキトーに買い物やら立ち読みして、裕ちゃんの家に向かった。
立ち読みした雑誌にウチらのコトも載っていた。
やれ解散だとか脱退だとか、よくもまぁデタラメを…。
ちょっと気が悪い。でもそれ所じゃないからさっさと閉じた。
「なんだよ、いつもどーりキレイにしてんじゃん？」
「いやぁん、そんなん照れるやんかぁ～」
「……イヤ、部屋のことなんですけど…」
「わかっとるがな…素ぅで切り返さんといて」
軽口を叩きながら、裕ちゃんは飲み物とか手際よく入れてる。
こんな些細な仕種でもかなり年上なんだって感じる。
普段がコドモっぽく振舞ってたりするから、余計に。
そう。
普段のは、きっとホントの裕ちゃんじゃない。
矢口に抱き着くのも、キスするのも、本気じゃないんだろうね…
ねぇ…
ふざけてじゃなくってさ、裕ちゃん…
矢口を…
…愛してるって言ってくれますか？
犯人は、番外編で明らかにっ！もしや、よしいしがよかったっすか？
うぅ…考えたものの…できなかったっす。
＞７２さん
つづきいくっす～これからも宜しくっす！
＞７３さん
「ウチと矢口のひたすらゲロ甘物語になるはずやったのになぁ…おかしーなぁ」
「（現実の）あんたのせーでしょおがっ!!!」
事務所的イチ押しとニ押し（矢口的推測）のバカップル
の事かいてくれませんか？
＞うぅ…考えたものの…できなかったっす。
いえ問題ないです！
事務所的イチ押しとニ押し（矢口的推測）のバカップルも自分大好きなんで（笑）
まちゃさんと同じくバカカップルのお話が読んでみたいです。
この小説気になるでござる。
やぐちゅーは不滅である。
ソファの上で三角座りして、ぐるぐると同じ問いかけを繰り返す。
心の中で。
……中澤さん、裕ちゃん、ゆうこ。
今まで矢口が見てきた色んなカオ。
どれがホントの中澤裕子？
もし矢口が本心を打ち明けたら、どのカオが出てくる？
矢口はね…どんなあなたも大好きだけれど…
「ホンマ元気無いでぇ？ここんとこ、ずっとちゃうんか？」
超至近距離で覗き込まれる。
普段ならここでふざけてキスしてくるよね。
でも今は眉間にシワ寄せてじっと矢口を見つめるだけだ。心配そうに。
これは、多分リーダーとしてのカオってとこかな？
そう、勘違いしちゃ、いけないんだ。
「どうしたんよ…そんな矢口…見たないわ…」
「…ゴメンちょっとさ…色々…悩んでるんだけど。きゃはっ、大丈夫だよ
仕事はきっちりするってなんたって矢口もプロなんだぞてゆーか今日遅刻したっ
つーの説得力ねーなきゃはははは…」
止め処なく流れ続けるどうしようもない言葉。
「矢口…!!!」
カラダまでも一緒に溶けて流れ出しそうな、どうしようもない矢口を
「……痛い…チカラ緩めろよ…」
「アカン…矢口、消えてまいそうやもん」
裕ちゃんは、しっかりと抱きとめていてくれました。
まるで自分のことみたいに痛々しいカオで俯きながら。
ずっと、背中を撫でてくれる。
矢口は、こんなあなたの優しさをつい履き違えそうだよ。
優しさにつけこんでると言われてもいいから…
「ね、裕ちゃん…キス、してよ」
「イヤや、できへん。こんな時にそんなん…できへん」
根は真面目で小心者だもんね。
できないって言うと思ったよ。
「そんなんで誤魔化したらあかん…何に悩んでるんか知らんケド、
目ぇ逸らして逃げてても解決せえへんよ…」
「矢口は逃げてなんかないよ！」
「あんたいま現実逃避してるやんか!? ウチを利用して。
こっちかて自分のことで一杯一杯やねん、そういう相手してられんわ！」
…とことん鈍感だね…
「ぬぅぅ…憎たらしいあの二人のハナシやって!? ウチは認めへんでっ！
ここは矢口とウチのあまーい世界やねんからな！」
「（今までのどこが甘いんだよ…）まあまあ、このバカが落ち着いた頃に
こそっと矢口があの二人を調べてお知らせしますんで」
「誰がバカやねん、誰がっ!?」
「あんたに決まってるでしょうが!!!」
「…すんません…（シュン）」
＞名無し君さん
自分もやぐちゅうは不滅であって欲しいです。
なかざーの二面性を上手く書けるかどうか…あーむずかしーっす、マジで。
続きが気になります。
作者さん！！続きお願い！！
「えー？なんのコトやろ？」
「すっとぼけてんじゃねーよ。このオニ！アクマ!!」
「そ…そんなにゆわんでも…矢口ぃ～」
「♪おんなのこ、りか～い、してよね♪」
「うっさいわ!! おまえはすっこんどれっちゅーねん!!」
＞８８さん
「ホラ早く続き行けよ、バカ裕子！」
「それは…ウチのせいとちゃうかな…なんて…」
＞８９さん
「誰かさんがハッキリしないし、全然よくねーよ。矢口的には（ｷﾞﾛ）」
「ぅぅぅ…甘いてゆーたのは嘘なんか…」
「ウチからも…そろそろ進んでくれな…針のムシロや…」
「なんか言った？裕ちゃん？」
「イエ…わたくしめには何も言う権利なんぞございません…（泣）」
＞９１さん
「裕ちゃんよかったね、ageてくれたぞ。キリキリ行けよっ！」
「せやから…ウチに言われても…（くそっ、掛け持ちしてるアホのせいや）」
＞９２さん
「とうとう続きやで！ やったな～矢口!? 裕ちゃんもうれしーわ
」「………」
「ん～？ どーしたん、矢口～？」
「……喜ぶのは、まだ早い（ｽﾀｽﾀ）」
「えっ!? ちょ、どこ行くのん、待ってぇな～」
なに熱くなってんのさ？
怒んなよ、怖いから。怖過ぎて…泣いちゃいそうだ…
「ばっかやろぉ…っく…矢口は…逃げてねぇって…言ってる…だろっ」
「や…ぐち!?」
「もう…もうゆうこに保護者ヅラされるのも、
おもちゃ扱いされるのもうんざりなんだよっ!!」
いつかみたいにみるみる蒼ざめたカオになっていく。
今まで抱いてくれてた腕が離れてだらんと下がった。
手の先が微妙に震えてる。そうとう動揺してるんだろうな…。
「なんてカオするんだよ…ちゃんと見ろよ、矢口のコト…
対等に…見てくれよぉ…」
「ふ…はは…なんやイキナリ…あんた…いーかげんにしぃや…」
「いい加減にして欲しいのはこっちだよ！
普段は散々好きだの愛してるだの言って、矢口に気ぃ持たせといてさ!!」
勢いに任せて…言っちゃったよ。
こんなのじゃなくて、もっと優しい気持ちで伝えたかったのに。
…矢口はバカじゃないよ。
だから、わかった。
あなたの言った「好き」は矢口のあなたに対する「好き」とは違う。
なのに…
オイラは滑稽なくらいバカでした。
「…矢口の勝手な思い込みで迷惑かけてゴメン。帰るよ」
実は未練たらたらなんだよ。
呼び止めてくれるのを願ってる。
バカゆうこは一言もかけてくれない。
なんてみじめなんだろう。
…いいんだ、今日は失恋記念に朝までヤケ酒してやるさ…
行け！！行くんだ！！ねーさん！！
更新楽しみに待ってまーす
「…行けっ（どん）」
「うをっ!?（どかっ）」
「きゃ!?…あ、中澤さん…イキナリは石川も恥ずかしいですよぉ～」
「ちゃうっちゅーねん!! 誰かがウチを…あ…」
「ふうぅ～～～ん、そーいうコトするんだ…」
「や、矢口?? ちゃうっちゅーねん、マジ、マジでぇ～～!!」
「くふふ…（やぐよし計画、まだまだ諦めませんよ）」
＞９８さん
「行け、ねーさん（どん）」
「ンなっ、またかいっ!?（再びすっ飛ぶ）」
「ぎゃっ!? なんなのよ、裕ちゃん。やっぱりあたしに気があったのね…」
「違うわ!!! アンタだけは違うっちゅーねん!! あ…」
「裕ちゃん…圭ちゃんにまで…辞めるからって節操なさすぎだよ…」
「ごーかーいーやー……!!!」
「くふふ…（保田さん、お役にたててウレシゥィ～です♪）」
＞９９さん
「はよ、はよう続きを…」
「あのーもう石川は出てこないんですかー？」
「アンタねー、あたしなんて一回も出てないのよ？ムカツクー！」
「それは誤解です！ ほんとの矢口さんはこのよっすぃーとラブラブなんです！」
「んなことあるかい。なー、矢口？」
「ごめんねよっすぃー、ここはこういうお話だから、ね？」
「はい、わかってます。あくまで『ここは』ですよね？」
「『ね？』てなんやねん、『ね?』て!!?」
＞猫 さん
「ほれみぃ、二人もゆうてくれてるねんで？」
「ふっ、あくまで推測でしょう？」
「な、なんやねん、その余裕のかまし方は…（動揺）」
＞１０２さん
「あ～ageや、age！ とっとと続き行かんかい!!」
「くふふ…（焦ってる焦ってる）」
「続きがイイものかもわかんないのにねー」
「や、矢口…なんてコトを…（涙）」
このお気にの厚底ブーツも、今は履くのに手間取って只々ムカツクばかり。
だって、いつまでも玄関にいたくないし。
どうせ奴は奥の部屋で溜息でもついてるんだろうから。
「ばいばい、裕ちゃん…」
聞こえるはずもない小さな声だけど。
ドアを開ける前に、そっと呟きました。
それはホントに独りごとのつもりだったんだけど…
「せやかて矢口、電車、なくなってるんちゃうの？」
部屋からひょっこり顔だけ出してそう言いやがった。
いざとなりゃタクシーがあるでしょ。
今朝も乗ったケドさ。
だから、曖昧に笑いかけてドアを開けた。
…なんだかなぁ。
最後の最後まで裕ちゃんらしいっていうか…
優しい無神経さがどれだけツライか、きっと一生わかんないんだろうな。
エレベーターホ－ルで待っている間、思わず苦笑いしてしまう。
…まったく矢口もとんでもない相手に片想いしてたものだね…。
ガチャ
さっき矢口が出てきたドアが、再び開いた。
そして、つっかけを引っかけた裕ちゃんがパタパタとやって来る。
なんだよ、もう帰らせてくれよ…。
「やっぱりアカンって、こんな時間に出歩かせられへんよ」
「…帰るだけでしょ。タクシー乗るからさ」
「でも…」
「子供扱いしないでっていったじゃん！」
揉めていると丁度エレベーターが来た。
裕ちゃんの言葉を無視して乗りこむ。
すると裕ちゃんまで乗ってきて矢口を連れ戻そうとする。
矢口は必死になって裕ちゃんを押し返す。
…ぎぎぎ…がっちょん…
「ぐえっ!!? あたっ、あいたた…っ!!」
予想できた事だけど…
エレベーターの扉に見事なまでに挟まれた裕ちゃん。
細いカラダが海老反りになって折れそうになってた。
扉はちゃんとまた開いたけれど、裕ちゃんは端のほうにへばり付いたまま。
この隙に押し出しちゃえばいいんだろうケド。
さすがにちょっと無慈悲すぎるかな。
…ぎぎぎ…
「あっ…」
ヤバいっ、裕ちゃんまた挟まれちゃうぞ！
ああ～もう、いつまでへばり付いてんのさ!?
ががっ…
「○×☆△◆…!!!」
ふぅ…矢口がとっさに扉を押さえてセーフ♪
…って、どうして挟まってないのにヘンな声出してんの、裕ちゃん？
なんだか涙目だし。
そんなすがり付くようなカオされてもねぇ…。
ん…なんか足元がヘン。
ナマコでも踏んだかな？んなわきゃーない。きゃはは。
「あっ…!!!」
裕ちゃんの靴は裸足に近いつっかけ。
その上には、矢口のお気にの厚底ブーツがしっかりめり込んでいた…。
「だいぶ…腫れちゃってる…」
「まぁ、な。冷やしといたら大丈夫やろ、多分」
…ここは、またまた裕ちゃん家。
ヘロヘロのボロボロになった（しちゃった、か）裕ちゃんを
置いてなんて帰れない。
「あ、内出血してる…ほんとにゴメンね、裕ちゃん」
「ほんまやで～、大人しゅうゆうコト聞いてくれてたらよかってん」
「だって…」
それは…できない相談でしょ。
ヒトの告白をフイにしておいてさ、酷いお言葉だね。
矢口はつくづく思う。
…なんで好きになっちゃったんだろう。
…そして、なんで今でもこんなに好きなんだろう…。
「あ～もうエエから。とにかく今日はちゃんと泊まりぃよ。ええな？」
これ以上反抗する気力も失せきってた。
素直に頷く。
「ほんなら、お先に寝かして貰うわ。さっきのんでごっつ疲れた…」
「え～!? 寝ちゃうの??」
「スマン、眠とうてたまらんねん…
あっ、でも裕ちゃん寝たからってこそっと帰ったらアカンで～」
「……帰らねーよ」
特大のあくびをして「それならえーわ」と言い残し、寝室に消えて行った。
矢口はまだ眠れない。
こんなぐちゃぐちゃな気持ちのまま、寝れるワケねーだろ！
置いてけぼりかよ…。
セッカクもどって来たってのに。
はぁ～、退屈だな…。
がちゃ
「あ、矢口っ！ 大事なコト言い忘れとった！」
ひぇ!?
お、驚かせるなっつーの。
何だよ、大事なコトって？
「やっぱこれ言わんと…ウチ…寝れへんわ…」
来たっ!!!……のか!?
鈍感で無神経でタラシでへたれな裕ちゃんだけど、
とうとう、とうとう気持ちを言ってくれるんだね？
「『おやすみ』」
「…これゆうとかな、何となく気持ち悪くてなー」
「………は？」
「は？ やあるかい。 挨拶っちゅうのは大切なんよ？
仕事以外でもしとかんとな」
「……そうですか…どうぞおやすみなさって下さい…」
「まだ起きてるんー？ テキトーに雑誌なりお菓子なり出してエエからな。じゃ」
ぱたん
…はいはい、期待した矢口が愚かでしたっ!!
ホント、こっそり帰りたい気分だよ！
くっそ～さらにブルーになっちまったよ…。
かちゃ…
「……さっさと寝ろよ」
「なっ、なんつー冷たいコトを…かまへんやろ、ウチの家やねんから！」
「まだ用事あるの？」
「せや。もひとつ言い忘れてたんよ」
「大丈夫だよ…朝はちゃんと起こしてやるからさ。
まったく、寝起き悪過ぎなんだから」
「うっさいわ！ って、ちゃうっちゅうねん。
…あんな、何でも漁ってくれてエエねんケドな、
そこの引き出しあるやろ？
そう、そこや。
あの２段目は開けたらアカンで。
鍵かかってへんけど、アカンで。
茶色い封筒入ってるケド、取り出したらアカンで。
そん中に書類入ってて大事なコト書いてあるケド、読んだらアカンでぇ～」
「…言いたかったんはそれだけや。そんじゃ、今度こそおやすみな～」
それって…矢口はどーすりゃいいんだよ…
ドアが閉まる間際にまた声が聞こえた。
顔は隠れて見えなかったけれど。
「……なぁ、矢口。
朝、まだ矢口の気持ちが変わってへんかったら…キスしたるわ」
最後の一行は！！……ついにか？
そして謎の茶封筒とは……
続き期待してます…
やっぱり脱退からむのでしょうか？
ていうか、素直じゃないのかな。
しかし何なんだろ、封筒の中身。矢口の気持ちを変えちゃうようなもの・・・？
「よっしゃ～!! 遂にだぜっ、待ちくたびれたっつーの！」
「（矢口、キャラが…）そ、そやね、裕ちゃんも待っててん」
「あれ、裕ちゃん辞めたのにどーして居るのぉ～？」
「そんな…ひ、ひどいわ…」
＞１１４さん
「やっぱね～時期的には抜けないでしょ、脱退ネタは♪」
「なんで活き活きしてるねん!?（しかもネタばらしすんなや…）」
「そういや、大阪で最後の最後にトチっちゃったね～」
「それは…封印や…」
＞１１５さん
「…ほんと回りくどいよな!!（怒」
「だって…（もう少し、もう少しの辛抱や）」
＞１１６さん
「そーやんな、ありがとう～。続き、行きましょ」
「…でさ～、暫く気付いてないんだよ、キャハハ」
「ん???」
「気付いて、すましたカオで続けてたけど…折角感動の場面だったのにね～」
「うっさいうっさい！封印せぇゆうとるやろーがっ!!」
裕ちゃんはもう寝ただろうか。
時間がどれだけ経ったのかよくわからない。
ソファーから立ちあがり、引き出しの前まで来た。
……やめときな、って矢口の本能が訴えかける。
よくわかんないケド、とっても大きな危険が待ち構えてる。
そう警告している。
落ち着かせようと吐き出すため息までもが小刻みに震える。
裕ちゃんは…どこまで矢口にむごいのだろう。
この先は、見ても見なくてもきっと、後悔するんだろうね。
なら…
静かに封筒を取り出した。
そしてこの夜、どのメンバーよりも先に…
裕ちゃんの脱退を知ることになりました。
……さっき泣きまくったからね、もう涙なんか出ないよ。
封筒の中身は小難しい約款が延々つづられていた。
オトナの世界の決め事。
これ以上見たくもない。
…中澤裕子がモーニング娘。を脱退する？
それを、こんな紙切れで無味乾燥に知らしめられるなんて。
紗耶香たちの時、その伝えられ方に納得がいかなかった。
どうして本人が言ってくれなかったのだ、と。
裕ちゃんは、それをイチバンこぼしてたんじゃないか！
抑えきれない悲しみと怒りがこみあげる。
でも、泣きわめいたってどうにもならない。
わかってる。
弱虫なゆうこは今も寝室でそっと起きているだろうけれど。
矢口の泣き声なんかが聞こえたら、きっと飛び出てくるんだろうケド。
…悔しいから涙は見せない。
こんな書類、ほんとは燃やしてやりたかった。
でも現実の矢口は、とん、と端を整えて封筒に戻そうとしていた。
一応タイセツな書類だろうから。
くしゃっ…
丁寧に入れたつもりなのに何だ、この耳障りな音は!?
もうどんな些細なコトでもむかついてくる。
「…ったく」
一旦取り出して、封筒の中を覗きこむ。
書類とは違う、薄い紙が皺くちゃになってるのが見えた。
「…なんだろ？」
『ダイスキな矢口へ
アンタ、今めっちゃムカついてるやろ？まあ、落ち着き。
っちゅうか、裕ちゃん読んだらアカンってゆってたやろ～？
やのに悪い奴やで～、これバレたら事務所からしばかれるわ。
しばかれてもええ…矢口だけには先に知っておいてほしかってん。
でも、イザとなったらビビってもうてなー。
結局こんな風にしかできんくてゴメンな。
ウチを一番理解してくれてる矢口やから、
今回の事も分かってくれると信じてる。
…オトナの事情はどうでもええ。上が勝手にしよる事やしな。
とにかく、せっかくのチャンスや。ウチはソロで絶対成功したるねん。
ウチが３年間おった時間は無駄やなかった、ってそれで証明したる。
…ま、そんなワケでわたくし中澤裕子は、
近々あなた達の側には居なくなります。
リーダーでもなくなってしまいます。
同じ事務所にいる歌手の一人に過ぎません。
でも、これからもあなたを大好きな気持ちは変わりません。
例えこの脱退で、あなたの気持ちが冷めてしまったとしても…
きっと、ずっと大好きです。
キレイな裕ちゃんより』
「……ゆ…うちゃん…ほんとは…起きてんでしょ!?」
しんとした部屋は、矢口の小さな呼びかけでもよく響かせる。
だからきっと聞こえてるハズ。
ドアの向こうで狸寝入りしてる小心者にも。
…反応なし。
じれったいな～！
「…っ！ わかってんだぞバカ裕子!! 来いよこっちに!!」
近所迷惑なんか省みない夜中の大怒声。
やっと観念したらしく、しばらくしてドアが開いた。
その裕ちゃんの表情と言ったら…
ごっちんに盗み食いがバレた時のなっちより情けないものだった。
もうねぇ…ものすごーく腹が立ってきた。
「分かってくれると信じてる」んだろ？
自分で決めた道じゃん、どーして堂々と矢口に胸張って言えねーんだよ？
「なんや文句あるんかい？」ぐらいの威勢で返してよ。
…そんな半端な態度されたら…さすがの矢口もキレるぞ!!!
次の瞬間、手近にあったクッションを思いっきり投げつけてやった。
裕ちゃんは避けようともしなかった。
肩口に当たって、ぽすん、と落ちた。
「ごめん」
「…なんで謝るんだよ。ワケわかんねーよ。説明して！」
「…ごめんな」
「矢口は…裕ちゃんが決めちゃったコトなら…
脱退はしょーがないと思った。…イヤだけどさ。
夢なんでしょ、ソロでやるのが？
なら応援してあげよう、って思ってる…のに!!」
「でも…矢口、怒ってるやん…」
「怒るよ！ そんなふっ切れない態度でいられたら」
「ウチかて色々悩んどるんや！」
思わず声を荒げてしまったんだろう。
「……」
しまった、って表情をして俯いた。
「…手紙と随分ちがうじゃん？
今の裕ちゃんには正直、ガッカリだね…」
あの手紙を見た時、本当に辞める気なんだって
悲しかったケド嬉しかったんだ。
信頼してくれてるんだ、って。
矢口は裕ちゃんの特別なんだ、って。
だから、今度は口で言ってくれると思ってた。
「好き」って。
夜があけてなくても、キスしてくれると思いこんでた。
…バカゆうこ。
「一生悩んでろ！」
そう言って踵を返す。
なんだ、結局帰ることになるんじゃん。
アホらしい！
え…!?
一体矢口に何が起きたんでしょうか…
すいません、もうちょい先になりそうです。先にあっちを…。
テンション違いすぎて同時に上げられなかったり。ああ、不器用…。
待ちきれないよー！！！
もしよろしければ場所教えていただければと思います。
作者さんの文章にハマってしまいました…
＞１３２さん
从#~∀~#从 ＜ホンマや、どこじゃあ～!! お陰で進まへんやんけワレェ！
～＾◇＾；～ ＜裕ちゃん…酒が入ると強いね…
＞１３３さん
（ ｀.∀´） ｷﾘｷﾘいけなくて悪いわね！因みにワタシのせいじゃないわよ！
…再びワタシの出番はあるのかしら？
＞１３４さん
＠ ＠
（ ´д｀）＜ウチがひっそり教えたるわ。赤に「さっ、地味に書いてくで♪」
とかゆうフザケたスレあるさかい、探してな。底の方やで～。
||Д ｀）ﾇﾎﾞｰ＜……言ったね、加護ちゃん…
＠ ＠
∑（ ´д｀） ＜ひっ!? し、師匠っ!!?
||Д ｀）ﾇﾎﾞｰ＜こっちのアタシの方が幸せなのに…
＠ ＠
；´д｀）)) ＜す、すんません…あ、用事思い出したんで、ほな…
||∀^ノﾁﾗｯ ＜(グッジョブ、加護！)
（＾▽＾；） ＜zzz…
「……ん…いて…」
裕ちゃんに後ろからしがみつかれた。
「…帰らへんってゆうたやんか！」
身動きが取れないほど、がっちりと。
「……なぁ…行かんといて…矢口…」
腕にこめられた力と反比例して、語調が弱くなっていった。
それは涙声のようにも聞こえる。
「…でも…とりあえずさ、お互い頭冷やしてからまた話そ？ だから…」
矢口も今は興奮してるし、ちょっと話し合いにはならなさそう。
きっとまた傷つけるコトバ言っちゃうよ。
「…やっぱりアカンの？」
ふっ、という溜息混じりの吐息のあと、裕ちゃんはこう言った。
その言葉が何を意味してるのか測りかねた。
「…そらアカンよなぁ。もう役に立たんくなるもんな、ウチ…。
メリットもなんも無いっちゅうねん、なぁ？」
わかんない。
さっぱりわかんねーよ。裕ちゃんの考えてるコト。
混乱しまくりの矢口を尻目に、自嘲めいた乾いた笑いを残して離れていった。
そして、一直線に冷蔵庫に向かうとビールを取り出してあおり始めた。
矢口が唖然としてるうちにどんどん本数が増えていってる。
いくらなんでもペースが早過ぎる。ヤバいって…。
「ね、ねぇ、無茶だよ。やめなって…」
矢口の声に一度手を止めたけれど、また同じペースで飲みだす。
口で言ってもきかねーのかよ、もう！
こーなったら最終手段だ。
裕ちゃんに歩みよって持ってた缶を強奪。
「やめろって言ってるだろ、バカッ！」
「…うっさいねん…もう放っといて…」
一体何本ストックしてるんだか…
冷蔵庫から新たなビールを出してプルタブ上げてやがる。
でも、いつもと違って全然おいしそうに見えない。
ヤケ酒なんてみっともないぞ！
しかも、なんでヤケになってるかわかんないし。
「裕ちゃんっ！ 放っとけないに決まってんじゃん、ねえってば！」
無視かよ。
最後は酒でしか解決できないなんて、アル中かっつーの！
裕ちゃんはそれで良くったって矢口は認めないよ、そんなの。
「なんだよ、言えよ！ 矢口に逃げんなって怒ったのはどこの誰だよ！」
本日2本目のビール取り上げに赤い目で不満を訴えてくる。
酔っぱらい特有の気だるそうな視線が矢口に突き刺さる。
「……うっさい、ちゅーてるやろぉ…
帰りぃや、ええから。
もう矢口はウチに気ぃ遣わんでもええねんで？
リーダーでも何でも無くなるねんから…」
「は？ どーいうコトだよ、それ!?」
「せやから…ウチはもうちょいしたら脱退するって…」
「わかってんだよ、んなコトは…!!
矢口が気を遣ってるってどーゆうコトだ、って聞いてんだよっ！」
「…だって…ホンマはあんた、他の子らともっと一緒におりたいねんやろ？
やのにウチがしょっちゅう呼ぶし時間潰されて…
それでも笑っとかなあかんかったもんな…」
な……!?
コトバも出ねーよ…。
超ゴカイしてるんじゃねーのか、このお人は…
それはそうと、ねーさん…悲しい… 石川よりネガティブ入ってそうだよ。
矢口はやく誤解をといてやれ！
裕ちゃん痛すぎる・・・
やぐちゅー・・・頑張れ（ｗ
今日、最初から読ませていただきましたが・・・
作者さんアナタの皮肉ったやぐちゅーは最高です！！（ｗ
このスレには、関係ないけど
裕ちゃん卒業発表は、非常に鬱でしたが・・・
ゴルフのマスコットガールの裕ちゃんを見て、
可愛いなって・・・（自分より１０歳ぐらい上の人なんだけど）
等身大の裕ちゃんになれたんだなー
裕ちゃん的には良かったんだーと思えました
何といっても、ここのやぐちゅーを楽しんで読める自分が・・・（ｗ
関係ないスレしてすみませんでした
ところで関係無いんですが、『楽しい中澤一家(だっけ？)』の作者と
これのスレの題名とこれのある板はどこでしょうか？
それ聞くとこまちがってねーか？
緑板、Dear Friends、すてっぷさん、のことかと。
（ ｀.∀´） 今日もｷﾘｷﾘ答えてやったわよ！
すんません。まちがってましたね。
（ ＾▽＾） 保田さん、ありがとうございます
続ききぼーん
||Д ｀）ﾇﾎﾞｰ ＜加護ちゃん許さないよ…
（ ＾▽＾） ＜中澤さんはダメ！ネガチブは石川の専売特許なんです♪
＞１４０さん
从#~∀~#从 ＜飲まなやってられるかい！
ビールサーバーごと持って来いや！
＞１４１さん
从#~∀~#从 ＜え、ゴルフの？知らんかったわ、それ…
～＾◇＾～ ＜自分の事だろっ！知らないってなんだよ!?
（ ;｀.∀´）＜ マスコットガールの裕ちゃん…ﾊァﾊァ
（ ｀.∀´）＜このアタシが光の速さでお答えしたわ！
（ ＾▽＾） ＜保田さんはこういうのしか出番が無いですもんねー
（ ﾒ｀.∀´）＜なんですって!!寒い上に失礼天然な子ねっ！
＞１４３さん
（;´ⅴ｀) ＜たしかに…ののはここれはせんせいれはないのれす…
＞１４５さん
（ ｀.∀´） ＜この石川はいい奴ね！お安いご用よ！
＞１４６さん
（ ｀.∀´） ＜上手くまとめたわね！さあ、ｷﾘｷﾘ行って頂戴！
（０＾～＾０） ＜(…悲しい位に張りきってますね)
＞１４７さん
从#~∀~#从 ＜学研の～♪
～＾◇＾～ ＜キャハッ、最近の子はわかんねーぞー
（ ＾▽＾） ＜知ってますよ～。おばちゃんまだかな～♪ですよねっ
从ﾒ~∀~从 ＜あん!?誰がおばちゃんじゃ!?ゴルァ!!
「…知っててん。
ウチがふざけて抱き付いたりしたら矢口、
微妙に引きつったカオしてたのも…全部気付いとったんよ」
ここで止めなきゃ…ゴカイは一生解けない。
そんな気がしたから、俯いてぶつぶつ呟いてる裕ちゃんの肩を掴んだ。
「違うっ！ …それは違うよ、裕ちゃん…
矢口がそういうカオしてたのは、裕ちゃんが
ふざけて抱きついてると思ってたからなんだ。
矢口の気持ちも知らないで…ってすごい複雑な気分だった」
「…構ってくれるのは嬉しかったケド、
裕ちゃんはきっとお遊びのつもりなんだから、って
心の中では必死に言い聞かせてた…」
わかってよ、裕ちゃん…。
全然難しいことなんて無いじゃない。
そんな怪訝そうにしないでくれよ。
だからね、もっと…
もっと簡単に言うとさ…
「……矢口はずっと裕ちゃんが好きだった。
今も、これからだって。
裕ちゃんが好き…それだけなんだよぉ…」
もっと早くこう伝えられればよかったのかな…
でもそうするには矢口も臆病すぎて。
切羽つまるまでストレートに出せなかったよ。
それでも、とうとう矢口は引き返せないほどハッキリと告白したよ？
だから裕ちゃんも…ハッキリ教えてよ。
「…ウチな…気持ちがバレて嫌われたくなかったんよ。
本気やってわかられたら…矢口にだけは嫌われたくなかった…」
矢口は嫌わないよ。
だって好きなんだもん。
「ねぇ、今裕ちゃんがどー思ってるか…ちゃんと聞かせて？」
ビールのせいなのか、それとも…
すごく目を潤ませている裕ちゃん。
一度ためいきをついてから矢口をしっかり見据えた。
そして…
「………矢口の事、めっちゃスキ…やで…」
…やったぜ。
ありがとう、裕ちゃん。
もうこれからは抱き締めてくれる時に、素直になっていいんだよね…？
これから先の展開を、期待しつつ、更新お待ちしています。
続きたのしみっすよ
～＾◇＾～ ＜おう、待たせたなっ、やったぜ！キャハハハ
从;~∀~从 ＜エラいハイテンションやな…
＞１５３さん
～＾◇＾～ ＜なんだよ～笑うなよ～キャハハハ！
从；~∀~从 ＜（アカン…暴走し始めとる…）
＞１５４さん
～＾◇＾～ ＜オイラもうれしーぜっ、オイゆうこ、酒持ってこーい♪
从；~∀~从 ＜矢口…前に未成年やて怒られてたやろ…
＞１５５さん
～＾◇＾～ ＜キャー、えっちぃ!!……で、どっちがどっちを？キャハッ♪
从；~∀~从 ＜（手に負えん…そしてそこはかとなく身に危険を感じるで…）
＞１５６さん
从；~∀~从 ＜………え、ええかな…？
（０｀～´０）＜なんだかんだ言ってやりたいんじゃないっスか!!
＞１５７さん
（ ＾▽＾） ＜大丈夫ですよー。スレ自体がネタ続きみたいなものですから♪
～＾◇＾～ ＜キャハッ梨華ちゃ～ん、邪魔すると田舎に永住してもらうよ？
（；＾▽＾） ＜（この人の笑顔ほど裏の見えるものはないわ…）
＞１５８さん
（ ｀.∀´） ＜ここで期待を裏切るのがこのスレのパターンよね！
～＾◇＾～ ＜キャハッ師弟揃って旅立つか？ん～？
（ ;｀.∀´）＜（石川はともかく、ワタシはどこに連れて逝かれるの!?）
「…ふが…うぅ…ん」
おーおー、
やっとお目覚めですか？
「っんや…!? ごっつカラダ痛いわ…」
そうでしょう、そうでしょうとも。
「ん？ ここは…どこ？」
なに言ってんだか。自分の家だろ。
ただし、普段起きた時に見る風景じゃあないだろうケド。
「…おわっ!! ここキッチンやんけ！
こんな床で寝てもーたら、そら痛なるわ…」
そろそろアナタのおそばにいる矢口のコトも
気付こうね、裕ちゃん…。
「…あ、矢口…アンタもこんなトコで寝てたんかい？
っちゅーかベッドまで運んでくれたらよかったのに。
裕ちゃん体中ギシギシゆうとるがな」
!!
なんだと!?
いけしゃあしゃあと…
そんなコト言うんなら、矢口も黙っちゃおけねーな。フッ。
「…裕ちゃん…ま、まさか昨日のコト覚えてないワケ…無いよね？
…そりゃイキナリでちょっと驚いたケド、裕ちゃんになら……」
「…!! なん、なんやてっ!!?」
「矢口、あんなの初めてだから…すごい痛かったんだよ？
マジ泣きそうだった…でも裕ちゃんとだからいいんだ、後悔してないよ」
「あ、あぅ…」
「な～に、裕ちゃん、今更はずかしくなったとか？
キャハッ、でもよかったでしょ？」
口をぽかんとあけて、床に座ったまま2、3歩後じさりして行く裕ちゃん。
なにか言いたいみたいだケド、言葉が出てこないみたい。
じりじりと獲物を追い詰める矢口。
「ね～っ？ ゆ、う、ちゃ、ん
」「ひぃっ…!!
…あの…そ、そやね～、矢口がよかったならウチもよかったわぁ………多分」
最後のつぶやきを聞き逃してないぞ、矢口は。
案外ウソつけない人なのかねー。
年甲斐もなくあたふたしちゃって。
まったく…
…かわいーじゃねーか。
そろそろイジめるのやめてやるか。トドメをさしてからね。
「うんっ、矢口はとってもよかったよ！
裕ちゃんが敷布団がわりにずーっと下から抱きついてくれてて♪」
「ほぁっ???」
「酔っ払ってスグ寝入っちゃってさ。
裕ちゃんったら離してくれなかったんだも～ん。
でも寄っかかられた時は背中うっちゃって凄い痛かったんだから！」
「て…ゆうコトは…
…ウチとアンタは、つまり、その…
…なんも無かった、ちゅうワケ？」
「なんも、って何だよー。
やぁだ裕ちゃん、勝手に妄想してんじゃねーよ！ キャハハハハ！」
矢口の高笑いが響く中、裕ちゃんは風船がしぼんでいく様に
ヘナヘナとへたりこんでいった。
「キャハハ、ざーんねんだったなっ、裕子～」
残念なようなホッとしたような、複雑な表情を浮かべてるカオに
カオを近づけて、我ながら憎たらしい笑顔で言ってやった。
目と鼻の先の裕ちゃんは憮然とした表情になった。
そして、眉間にシワをよせて「別に全然残念ちゃうわ」と言い返してきた。
…それはそれで、矢口は残念だったりするぞ!?
二人ともがふてくされて、でも見つめあってるこの状態、
なんか笑えるね。
そう思ったら、矢口が作った難しいカオはすぐに崩れてしまった。
目前の裕ちゃんも微笑んでいた。
「だってなぁ…」
そう囁くと、矢口の頭に手を回して自分の方に引き寄せた。
…至近距離で喋っていた二人の間は、一瞬で無くなる…
「いくよー、そーれっ！」
「うわ～飛ばしすぎだってば、手とどかないよ～」
…収録の合間の休憩時間。本日は珍しい事にごっちんが元気です。
さきほどからよっすぃーとバレーに興じています。共に力の有り余る二人、
スタジオの中では少々狭すぎるかもしれません。
ボールがあっちこちに飛んで、今にもセットを破壊せんばかりです。
そんな二人を見守るのは、気が気ではないスタッフの人々と、
ニコニコ笑顔の梨華ちゃん。
梨華ちゃんは椅子に腰かけて、二人のやりとりを眺めています。
ここの話の流れからして、視線の先はきっと愛するごっち…
「きゃあ～!! すっごーい！ カッコイ～よっすぃー
」なぬ!?
どゆこと!!? 梨華ちゃんはごっちんとバカップルなんじゃ…
そんなんじゃ、ごっちんに怒られちゃうよ？
ちょっとおいで梨華ちゃん、こちらへ一緒に下手はけ～だっ！
「…なんですかぁ？」
なんですかぁ、じゃなくって…キミはごっちんの事どう思ってるんだね？
この前、（矢口の）裕ちゃんの魔の手から救ってもらってたじゃん、
しかもそのあとイチャイチャしやがって…あ、いーんだけどさ。
で、何さ、今の「カッコイ～よっすぃー
」ってのは!?「え～だってぇ、よっすぃーってほんとカッコイーじゃないですかぁ？
大体、ごっちんと石川はそーゆー仲じゃないですよぉ～」
え…そうなの？
…そういえば、あの時以外でこの二人が絡んでるとこ見てないよな…。
なんだよー矢口の早とちりだったってわけぇ？
まーね、梨華ちゃんは誰に対してもあんなカンジだし、
ごっちんも寝ぼけてたのかな、きっと。
「…うふふ、そうですよ。あ、矢口さんったら、ホントは
よっすぃー狙いで石川を引き離そうとしてるんでしょう？」
んなわけあるかっ！ 矢口は裕ちゃん一筋なんだぞ！
あーもう、結局バカップルじゃなかったんだ、あの二人…つまらん。
ぎえっ!!?
ちょっと裕ちゃん、そんなズッシリもたれ掛かってこないでよ！
いつもに増して重たいっつーの！
「…誰が重いって？ やぐっつぁん」
そ、その声は…ごっちんじゃないですか…いやぁ、失敬失敬。
「マッタクマッタク失敬だね。…で、さっきは梨華ちゃん引っ張り出して
何を話してたのかなぁ～？」
あー…あのね、矢口が変な誤解してたんだよね。
てっきりキミ達はデキてると思ってたんだけどなー。
どうやら梨華ちゃんはよっすぃーラヴみたいだね。
ぎぅぅぅぅっ…
ん゛…ぐるじ…い…
なぜ締め上げる、ごっちん。!? マ、マジで苦しいです…。
「そぉなんだ…でもよっすぃーはやぐっつぁんしか眼中にないもんね。
梨華ちゃんも早くそれに気付かなきゃ…ん～可哀相な梨華ちゃん…
やっぱごとーが救ってあげなきゃ！ おっしゃ！」
あ、足が…矢口の足が宙に浮いてるんですけど…
はぁぁ…お空の彼方から、カオリが呼んでる…
…待っててカオリ、もうすぐそっちに行けそう…だよ…。
もはや忘れ去られたであろうこの二人のお話です。
次の更新で完結します。
とまれ、またしてもいいところで引きなので、完結編を期待しつつ。
キャハキャハ
すっげーカオリってそんなこともできるんだ～
ねぇねぇ矢口にも教えてよ～。
なんか楽しいな～。次はなにして遊ぼっか？
…えっ、どこ行くの、カオリ!? もっと遊ぼうよ～。
待てー、矢口も連れてけー!!
――あなたはこの世界にいてはいけない人。
もとの世界で誰かがあなたを呼んでいる…サヨナラ、ヤグチ――
やだ、行かないでカオリ――!!!
「矢口、矢口ぃ～!!」
……あれ、裕ちゃんだ。矢口はどうなってたの??
「ヒック、グスン…よかったぁ…
廊下でぶっ倒れてたんやでぇ、アンタ…一時は息もしてへんかったんや…」
………後藤よ。
そんなに矢口が憎かったんかい!?メンバーをこれ以上減らすんじゃねーよ!!
あんにゃろう…心配してやってたのに…許さん!!
「どうしたんや？まだジッとしとかな。
後の撮りは休んでもええように伝えといたからな～」
それに比べて裕ちゃんはなんて優しいんでしょ。
愛してるよ～裕ちゃ～ん
「…しかし、今日はケッタイな事が続くなぁ。吉澤も急に
気分が悪い言い出すし、石川なんかトイレでボロボロに泣いとったで」
あぁ。それは、きっと…
すべての原因は後藤のバカやろうです。矢口には言いきれるぜ！
早急にあの暴走弾丸列車を止めない事には、被害者が続出しそうだな。
「…うえぇ…キモイ…や、矢口さぁん、助けて下さいよ…」
よっすぃー!?大丈夫かっ？
傷は浅いぞ、しっかり気を持って！
よっすぃーもやられたんだね、ごっちんに。
「…は？いいえ、うちは盗み食いした
加護の手作り粟おこしに中っちゃったんですよぉ」
…は？
加護、アヤシイもん作って来んなよ…。
っつーか、それならいいや。アディオスよっすぃー！
「えー！マジきついんですよぉ～矢口さぁん…」
ま、辻の寄り目かニワトリでも見りゃ、ショックで治るでしょ。
ってなワケでよっすぃーを放置して、梨華ちゃんを探すことにした。
「…ふぇっ、しくしく…ふぇ～ん…」
やっぱり！楽屋から声がするぞ…これは梨華ちゃんの泣き声だ！
「そんなに泣かないで、梨華ちゃん」
なに!?ごっちんも中にいるのか？ってか泣かしたのはてめーだろ!!
「…うん、ごっちん。ごめんね…」
「そうだよ、笑ってるほうがカワイイんだから…
ごとーも今日はずっと笑顔でいれそうだよっ」
なんとなく話が見えてきたような、まだわからないような…。
「ねぇごっちん、その…本当にわたしなんかの事、好きなの？」
「ホントのホントに好きなのっ！控えめながら
アプローチかけてたつもりなんだけどなぁ」
「だって…もしわたしの思い違いだったら、嫌じゃない…
わたしなんて、寒いし、地味だし、黒いし、
アドリブ弱いし、左遷されかけてるし…」
「あ～～～ネガティブ、ダメッ!!
…も～、これからはごとーが梨華ちゃんを改造したげる！
だ、か、ら、ごとーと付き合おーよ、ね？」
「…うん。夢みたいだよ、ごっちんと付き合えるなんて…」
「梨華ちゃん…
」「ごっちん…
」あは、あはははは……
よかったね～。おめでとー、御両人。
はっはははは!!!
どばんっ!! ﾍﾟｼｬ
「さー、ポジティブになったところで、行くよっ、梨華ちゃん
」「あーん、廊下は走っちゃだめだよ～ぅ
」………
本日二度目のカオリの来迎を受けた矢口。
しかし10分後には、再び愛しの裕ちゃんの人工呼吸で蘇生しましたとさ。
めでたしめでたし
………じゃねーよ!!!
＞１６７さん
そーですね、丁度赤のスレが倉庫逝きになったし、sageスレにしようかと。
そんで、いずれあっちで書く予定だったやつを、こっちに書きます。
なんか赤の方過去ログに行っちゃいましたね。Why?
また赤にたてちゃってもいいと思うんですけど、まあその辺は作者さんに。
それより赤の方の読者さんたちが、みんな気付いてるかちょっと心配だったり。
まずは完結編と、気は早いですが吉澤さんに期待しつつ。
…裕ちゃん…矢口に、キスしてくれてる…
初めてじゃない。
今までだって何度も何度もしたけれど。
今日からのキスはきっと意味が違うはず。だよね？
昨日のあのコトバ忘れてたりとか…しないでしょ？
ねぇ、裕ちゃんは矢口を好きだって、言ったんだぞ？
でも、もし覚えてないって言われたらどうしよう…。
こんな近くにあなたはいるのに。
こんな優しいキスをしてくれてるのに。
…矢口はまだ不安なんだ。
そして、その唇が離れたら、もっともっと不安になってしまいそう。
ずっとキスしててよ。
どうか、このまま…
「あっ…」
突然、裕ちゃんは顔を離してしまった。
思わず声が漏れた。
そんな矢口をさもうれしそうにニヤニヤ見つめる裕ちゃん。
「ん～？ 今の矢口のほうが残念そうやでぇ？ ｸｽｯ」
「う!! …うるさいよ！」
「おーおー、素直になり～や。もいっかいチューしたろか～？」
「いらん!!」
「…なんや、さみしーなぁ…裕ちゃんは何回でもしたいのにな～」
「……」
「さっきのは、昨日の約束の分や…気持ち、変わってへんやろな～？
っちゅうか、もうキスしてもーたケドな」
…ああ。
昨日そんなこと言ってたよね。
（なぁ、矢口。朝、まだ矢口の気持ちが変わってへんかったら…キスしたるわ）
…律儀な奴。
約束を果たしたってワケか。
…そりゃ嬉しいよ、でもさ
なんかフクザツな気分なんだよだな、それって…
もしかして矢口は、どんどん高望みしちゃってる？
「…せやから、もいっかいしような。
今度は、矢口を好きやからするキスやねんケド…アカンか？」
いいよ、って答えたいのに、ぽかんと口を開けてるだけの矢口。
だってあまりにも矢口が求めてたコトバのままだったから…。
あーだこーだ考えてできちゃってた心の隙間が、一気に埋まった気がした。
人間って幸せすぎても絶句しちゃうものなんだね…。
ちょ、違うんだって、嫌だから黙ってるんじゃないよ！
ネガティブにとらないでくれよ裕ちゃん。
そんな悲しそうに…ごめんよ～！
「…い、いいケド、い、一回だけで…いいのかよっ」
しかし、やっぱり素直になれない矢口。
どうしてフツーに「いいよ～
」ってカワイく言ってあげられないんだよっ。
ぐぉ～矢口のバカ――!!
「…最初で最後や言われたら、キッツイな…
ウチは…
横でアンタがめっちゃかわいく笑ってたり、
どっかで独りしょげとるの見つけてもうたり、
ケンカしてウチと話してくれへん時とか…
……どんな時でも、きっとキスしたくなると思うねん。
せやから、一回なんかじゃ全然アカンわ」
耳元でそう囁いて、ぎゅっと抱き締めてくれた。
夢でも見てんのカナ…
もぉどう言って良いのかわかんないぐらい
「…うれしー」
ハズカシさが混じってたから、ぼそぼそっ、としか呟けなくて。
裕ちゃんの肩へ顔を押し付けた。
＞１７１さん
||Д ｀）ﾇﾎﾞｰ＜…ここでも一方通行気味なのが気に食わないケドね
～＾◇＾～ ＜うるさいっ！ゼイタク言うなー!!
（ ＾▽＾） ＜ところで、赤のスレ見て下さってたみなさーん！
気付いて下さ～い
これからも石川をよろしく～（ ｀.∀´） ＜そうじゃないでしょッ!!…アタシも宜しくね（ﾎﾟｯ
＞１７２さん
（;´ⅴ｀) ＜へい…ただいま…まっていてくれてありがとうれす
＠ ＠
（ ´д｀）（このスレで一番オトナなんは、実はアンタやな、のの…）
と思っていて下さった方がもしいらっしゃったなら、申し訳無いので…。
そして、これからは再びsageでやってこうかと。勝手ですいません…（汗）
このスレを今までとは違った気持ちで読みそうな
自分がいる…もう言うまい
え～と、本編とは関係ないことをダラダラとゴメンなさい。
あちらの表情は覗えないケド、くくっ、ていう笑い声と
矢口の髪をクシャクシャ撫でまわす手で、ちゃんと伝わってる事が確認できた。
あー、きっとめちゃくちゃニヤけてるんだろうな、裕ちゃん。
な～んかシャクだけどさ。
いいもん、これが、矢口の本心なんだから。
超うれしーんだもん。
「んじゃ、えーやろ？
ホラ、目ぇつむって～や。見られたらよけい緊張してまうがな…」
裕ちゃん、それは歳に合ってなさ過ぎなセリフでは？なんて
ツッコミは入れられない。
矢口も今は一杯一杯なんだよ！
心臓がバクバク鳴ってるっつーの。
瞼を微妙に痙攣させながら（何でもっと美しく出来ねーんだろ…）
ゆっくり閉じた。
…１、２、３、４
胸の中で４つ数えた時、裕ちゃんの唇が触れた。
ついさっきもしたというのに、
まるでファーストキスの様にぎこちなく止まったまま。
…実は矢口、ちょっとだけ焦れったかったりして。
いやいや、多くは求めません。
それにしても、想像してた裕ちゃんのイメージとはかけ離れてるんだよね。
絶対がばーって押し倒されて舌入れられて
あわよくばその先まで…とかかと思ったんだけどな。
…なんてコト考えてるんだろ。もしや矢口の方がヨコシマ!?
反則かな～とも思ったケド、薄目をあけてこっそり相手の様子を覗った。
どアップな裕ちゃんの顔は、長い睫毛が微かに震えていて、
とても切なそうだった。
…もー、堪えられねー。
何とでも言ってくれ、ヨコシマで結構だぴょん♪
腰へ回していた腕にぐっと力を入れて、もっとくっついた。
裕ちゃんはどうしたん？と言いたげに少し目を開ける。
視線が合う。
戸惑っているのがよくわかった。
なんだよ、今更…矢口の気持ちは確認済みだろーよ？
ほんっとイザとなったら押しが弱いんだね。
しょーがねーな、ったく！
今度は引かないでよ、裕ちゃん!?
（ ＾▽＾）／＜チャーミーに気付いて下さってありがとうございまーす！
从 ~∀~从 ＜おのれはすっ込んどれっちゅーとるやろ!!縁起悪いねん！
||Д ｀）ﾇﾎﾞｰ＜裕ちゃんが梨華ちゃんをいぢめてる…許さないよ
～;＾◇＾～ ＜逃げろ、ゆうこ!!（ごっちん暗いキャラが定着し始めてない？）
＞１８０さん
～＾◇＾～ ＜だよね～♪ で、どこまでお伝えするか悩み中なんだよな～。
||Д ｀）ﾇﾎﾞｰ＜そんな事言って、このまま順調にいくかどうか…
～＾◇＾～ ＜だぁ――!!ウルサイ！もうキミ達は帰ってよ！
（;＾▽＾） ＜…帰るトコがないんです…
～;＾◇＾～ ＜……
…なんつって、読んでるこっちが壊れちゃいそうな展開だ（笑）
まだこっちをじーっと見つめてるケド、
矢口はさっさと目を瞑った。
だってさ、視線を絡ませながらなんて度胸は矢口にもちょっと、ねぇ…。
裕ちゃんの反応を警戒しつつ、そぉっと舌を入れてみた。
おいおい、コラ！
…もぅ～逃げるなよ～。
ゼッタイ離れてやんねーからな！ 覚悟しろっての。
床に手をついてズルズル後退する裕ちゃんと、
それに引っ付いて離れない矢口。
もちろんキスはしたままで。
…ハッキリ言って間抜けだよな。
ふいに裕ちゃんがバランスを崩して後ろに倒れてしまった。
…って、これって…
…矢口が押し倒しちゃってるんでないかい!?
自分でも思う。
ヤバい、人格とゆーかキャラが変わってきてるぜ…。
しかし、これで止めちゃうとよけいに気まずいような気もする。
そうさ、何事も中途半端はよくないよね、うん。
…やっちゃえ、まずやっちゃえ、ってか。名言だな。
頭の回転がはやい矢口は一瞬にしてそういう結論をまとめあげた。
ってなわけでキスは止めない。
裕ちゃんを組み伏せてるこの状況に妖しい興奮さえ覚える。
『この先までいってしまえ』と矢口の心のアクマが囁きはじめた。
反論する理由はない。
裕ちゃんのシャツのボタンをひとつひとつ外した。
半分ほど外し終えた時、漸くそれに気付いたらしい裕ちゃんが
焦った様子で抵抗してきた。
ジタバタして、しまいには床を叩いて
タップする裕ちゃんに仕方なく唇を離した。
「ふぁ、ハァ、ハァッ…や、ぐち…アンタ…」
「…イヤなの？」
「っちゅうか…ゼェ…えらい大胆やし」
「…イヤだった？」
「……」
裕ちゃんは顔を赤くしたまま押し黙ってしまった。
イケイケ状態だった矢口も、一気にネガティブモードに引き戻される。
う～ん…調子に乗り過ぎちゃったかなぁ…。
（ ｀.∀´） ＜そうね、だぴょん♪…フフッこれでさらに萌えたかしら
（；ﾟ皿ﾟ）」 ＜pipi-gagagaga…za---
（;＾▽＾）／ ＜い、飯田さん!?しっかりして下さいぃ～～
＞１８５さん
（＾▽＾） ＜飯田さんも壊れちゃいましたー
（０｀～´０）＜ウチもある意味壊れそうっす！
～＾◇＾～ ＜キャハハ、やぐちゅー万歳！
＞１８６さん
＼（＾▽＾）／＜ありがとうございますぅ♪石川は関係ないって？いや～ん
～＾◇＾～ ＜マジたまんねーっての。そーいや裕ちゃんどこ行った？
（０｀～´０）＜さ～、どうしたんでしょぉねー（ニヤリ）
裕ちゃんは相変わらず喋ってくれないし、矢口はすっかりブルーだし。
で、でも…やっぱひとこと謝っとくべきなんだろうか…？
男の子の気持ち、理解しちゃいました！ってカンジだよ。
はぁ…。
「……えっと…なんてゆうか…」
「ん…」
短い返事と同時に、裕ちゃんがやっとこっちを見てくれた。
特に怒ってるとかはなさそうなんだけどな。
ちょっとだけ安心した。
「…あ゛～…さっきは」
｢｢ゴメン｣｣
「へっ？」
間の抜けた声が思わず出ちゃった。
だって二人ともが謝ってたんだもん。
矢口はトーゼンかもしれないケド、なんで裕ちゃんが？
謝られちゃったら余計に気まずいんだけど…。
…とにかく何でもいーから喋っとけ！
じゃないと間がもたねーよ。
「ちょっとね～チョーシ乗り過ぎちゃった。
いやぁ～ゴメンね裕ちゃん！あはっ、あはははは…」
トレードマークのキャハハ笑いもできねーや。
ごっちんみたいな笑いになってるし…。
かなり空回りしてるよな。そりゃもう、石川並みに。
無意味なハイテンションを装いつつ
そ～っと裕ちゃんから離れて行こうと目論んだ。
…そんなのはお見通しだったみたいで。
がっちりと腕を捕まえられた。
う、うごけねー…
「もう、ドコ行くねん…ったく…」
「い、いやぁー…えへへへへぇ…」
「アンタは吉澤か…訳わからん奴やな。
さっきまで突っ走っとったクセに」
…だって、だってさ！
確かに矢口は突っ走ってたよ。
そのままゴォ～～ル！しちゃえ、てな勢いでさ。
だけど、裕ちゃんが望んでないなら止めとこうと思ったんだぞ。
…良く知らないケドさ、こーゆうのって
勢いなくすとすっごい恥ずかしくならない？
妙に自分自身を冷静にふり返っちゃったりしてさ。
先ほどの矢口、今から思えば、
海馬がカンペキに破壊されておりました…
あぁなんて居心地が悪いんだろう。
こんなに裕ちゃんが近くにいるのに。
あれ、裕ちゃん笑ってる!?…もしかして矢口に呆れちゃったの？
＼（＾▽＾）／ ＜やっちゃった♪
～＾◇＾～ ＜キャハハハ、やっちゃった♪
＞１９１さん
～＾◇＾～ ＜裕ちゃん、うれしーよねっ！…あれ、ゆうこ？どこ？
（０｀～´０）＜…しばらく旅に出るって言ってましたよ～(ﾆﾔﾘ
＞１９２さん
（;´ⅴ｀) ＜へ、へんたいさんれすか…!?
（；ﾟ皿ﾟ）」＜コラ!!シツレイデショッ!!
＞１９３さん
＼（＾▽＾）／＜…電話待ってます！なんちゃって
（ ﾟ皿ﾟ） ＜イシカワハ…コンドハメロンニシュッコウシタイノネ…
(；＾▽＾） ＜!!?
「あははぁっ、矢口ぃ…アンタな…」
……い…
い゛やだ―――!!!
キレる!? キレるのか!?
待って裕ちゃん、話せばわかるよ！
聞いて！ あれは若さ故のアヤマチだったんだよ～。
…あっ矢口は別に若いのを強調して裕ちゃんにケンカ売ってる訳じゃあ
ないんだよ、いや、しかしまぁ矢口もまだまだ人生経験が浅いもんでして、
ついついグァーとなってバッっとやっちまったんですよ、
っとにスミマセンねぇ～、
でもでもそんだけ矢口が裕ちゃんに惚れてるってことで、
どうでしょう中澤さん、ここは一つ穏便にコトを済ませてみては…ね？
「…ね？」
「………はぁ…」
どぉぅあっ!!!!?
矢口の心の懺悔トークがっ口の外へみーんな
放出されてんじゃない!? じゃないっ!!?
「…なぁ、アタマわいてるんちゃうか？…マジで」
「てへてへ…」
やぐちゅー最高！おもしろいっす。
続きが楽しみです♪
＞１９８さん
～＾◇＾～ ＜そのままゴォ～ル！したいんだけどな…
＼（＾▽＾）／ ＜なんだか前途多難っぽいですよね～
～＾◇＾～ ＜うっせーよ!!黙ってろ!!
(；＾▽＾） ＜ヒィ!?(矢口さん、ＴＶでも最近こういう地がでてますよぉ)
＞１９９さん
（ﾒ´ⅴ｀) ＜やぐちさんはぱくったのれす！
(；＾▽＾） ＜そうじゃないんだよ～ねぇ飯田さん？
（ ﾟ皿ﾟ） ＜ﾔｸﾞﾁﾀﾞｹｽﾞﾙｲ…ﾃﾍﾃﾍ､ﾃﾍﾃﾍ…ｱﾄﾓｳｼﾞｭｯｶｲ…
＞読者の名無し。さん
～＾◇＾～ ＜２００ＧＥＴ平家みちよ！おめでと～
＼（＾▽＾）／ ＜さすが矢口さん！ユニット仲間をさりげにアピールですね！
～＾◇＾～ ＜てめーと加護に言われるとなんかムカツクな…
(；＾▽＾） ＜ヒイッ!?え、えっと、続きもお楽しみに、チャオ…
＞２０１さん
～＾◇＾～ ＜やった♪やぐちゅーなのに最近裕ちゃんはレスに来ないよな…
＼（＾▽＾）／ ＜…そういえばごっちんも来ないですよね？
（０｀～´０） ＜中澤さんは知りませんけど、ごっちんは引越ししたＹＯ！
(；＾▽＾） ＜え!!?いつ？どこへ？
（０｀～´０） ＜梨華ちゃんとウチもそっちに行った方がいいんじゃないかな
「矢口って…けっこー壊れてる子やったんやな…」
だから誤解なんだぁ～～～!!
…ダメだ
…どつぼにはまりつつある。
もう、折角の良い雰囲気だったのがすっかり台無し。
ジタバタした末にこの顛末。カッコ悪すぎ。
自分の情けなさに悔し涙ぽろり…。
「うわ!? うっそ、泣かんといてぇや。どないしたん？
やぐちぃ～…ウチなんか気に障る事してもうた？」
そうじゃないよ…一種の自己嫌悪って奴。
ほんとカッコ悪いね。
挙句の果てに泣いちゃってさ。
…でもお願いだよぉ。冷めないでくれよぉ。
頭がおかしくなっちゃうぐらいスキなんだよ。
ううん、スキなんて言葉じゃ足りない。
今の矢口には、裕ちゃんは全てなんだ。
もし裕ちゃんに白い目で見られたりしたら、
きっと本当に矢口は壊れてしまう…
でも。
裕ちゃんは白い目でなんて見なかった。
困りはてた顔をして、なんとか矢口をなだめすかそうと、
必死にあれこれ話しかけてくれていた。
そんな裕ちゃんの優しさが心に沁みた。
「…ゴメン、やっぱウチが悪かってん。
途中でストップゆうたもんやから、矢口に
いらん心配させたみたいやな…ちゃうねんで、
矢口にされたんが嫌とかやないねん…ホンマやで～」
そう言うと、膝の上で固く握っていた両手を、裕ちゃんの両手で包んでくれた。
白くってほっそい、ほそい指。
それと、今日はおとなしめのネイルアート。
不健康そうかも知れないけれど、オトナの女の人の手、って感じがした。
「やーぐちっ！ ほらもぅ～泣かんといてぇな…どないしよ…」
「ううん…もうだいじょぶだよ。それに、裕ちゃんのせいじゃないから…
なんか、矢口、自分がなっさけなくなってさ、へへ…」
「……ん～、ホンマ何てゆうたらええんか…さっきのんはな～、ウチの…」
「いいの！ 矢口がちょっとおかしかったんだから！
裕ちゃんが悪いなんて思う必要ないから…
…だからなかったことに…してほしい…」
裕ちゃんは優しい。
矢口が無理に迫っても、呆れはてもせず、怒りもしなかった。
だから、きっと許してくれるよ。
無かった事にして、リセットして、やり直してもらおう…。
「…なんやて？」
裕ちゃんの表情が、サーッと『中澤さん』の顔になった。
ワケもわからないまま条件反射的に怯えて肩がすくんでしまう。
「アンタはおかしなってたからウチとヤりたなった、ゆうのん？
…なんやねん、それ…めっちゃそれって、酷いやんか!?」
ヤメテ、そんな怖い瞳で矢口を睨まないでくれよ。
さっきから歯車が噛み合いかけて、狂って、の繰り返し…
そして、今では取り返しつかない程に狂いかけてる。
今は最大級にヤバい。
『中澤さん』がとてつもなく怖くて固まっちゃってるけど、
弁明ぐらいすべきだと思った。
「矢口、は、矢口は…裕ちゃんがスキなんだけど、で、でも
嫌がってる裕ちゃん無視して自分の気持ちだけ
ぶつけちゃったから…イケナイじゃない？
後で冷静になったら、自省しなきゃって思った、んだよ…
裕ちゃんは矢口の、大切な相手だから……だから…
…ふぇ…ふぇ～～～ん」
うぅ…
さらに泣いちまった…
くそぅ、矢口はどこまで行っても情けない奴です…
昨日から落としてなかったメイクは
見る跡もなくなっているハズだ。
そんなの、もうこの際気になんかしない。
苛立たしさに任せて、指でごしごし目を擦りまくった。
絶対パンダ目だな。きゃはは…
一体裕ちゃんはどんなカオして見てるんだろう…
「……な、矢口…
ウチも矢口の事、あの…めっちゃスキ…やしなぁ…
…ウチら両想いやってのに、こんな風になってるんは
多分、お互いに自分に自信ないからやと、思うねん」
優しい口調だった。だからきっと元の裕ちゃんに戻ってるんだろう。
でも、まだ顔を合わす勇気は湧いてこなかった。
「アンタは自信もってエエねんって。裕ちゃんは矢口のもんやで、ってな。
せやから、ウチのさっきの話、続き言わしてくれへんか？」
こくっと小さく頷いた。
そうしたら、細い手が頭を撫でてくれた。
「……あのな、裕ちゃんはやなぁ、ハッキリゆうて～
…矢口とキス以上のコトをやね～…したいな～、とか
思てたんや……ぶっちゃけた話、けっこう前から。…あ～それでやな、
もしも、それが実現する時が来たらや。
やっぱ初めての時にはこう、ムードっちゅうか、
ベッドの上でやね、矢口と…ぐはぁっ！ 何ゆわすねん!!」
いきなり撫でていた手でこづかれた。
知らねーよ、矢口はただ聞いてただけじゃねーか!!
「ゴホンッ…要するに、や。ウチが嫌やったんは矢口やのうて、
このカッタイ床やったわけや。こんな台所のフローリングでなんか、
矢口と…初めてしたくなかったし。折角やのに、それはえらい無粋やろ？
それに、裕ちゃん、体中いわしてまうやんか…」
こづいたと思ったら、頭をぎゅうっとかかえこんで抱き寄せた。
矢口の目の前には、はだけた裕ちゃんのシャツとその奥の胸。
顔を埋めながら、たどたどしく言ってくれた言葉を噛み締めていた。
やっぱ、よかったよ…
矢口は裕ちゃんに会えてよかった。
裕ちゃんをスキになって、本当によかった…
自然と泣き顔が緩んでいった。
「こら、なに笑てるねん!? 肩震えててバレてるねんで!?
まったく、ゆうたコトわかってくれとるんかいな…
…ちょっ、なんやそれ!!?
アンタ、マスカラが悲惨になってるやん！
金髪のパンダみたいやわ……わはっあははは…」
わかってるよ、いーんだよ！
裕ちゃんだってあんましひとのコト言えないじゃんか。
暫くの間、お互いの顔を見て笑いあっていた。
笑いながらも、メーク落としでちゃんと
キレイにしてくれたんだけれどね。
「…さってと、ほな、行こか？」
すっと立ちあがって、そう言った。
どこ行くんだ？
仕事にはちょっと、いやかなり早過ぎる。
しかも、諸事情あってスッピンじゃ出歩きません、矢口は。
「どこ行くんだよ？ 用意するのに暫くかかるよ～」
矢口の質問に、裕ちゃんはちょっと意地の悪い笑みを返した。
わりと矢口はその表情がスキなんだけどさ。
なんだかんだいっても、似合ってるしちょっとカッコいいから。
「そんなん決まってるやん。ベッドに行こう、ゆうてるねん」
真っ赤になった矢口は、カッコよく笑ってる裕ちゃんが差し出した手に
おずおずと手を伸ばした。
しっかりと握られて、矢口も立ちあがる。
やっぱさ～…
結局は敵わないんだよねー。
少し続きますが、ｴﾛではありません。時間が飛ぶので。
変な終わり方ですいません…
だって他に上手い人がいっぱいおるねんも～ん。
～＾◇＾～ ＜イヤ、隙を見てヤグチがｴﾛを…
从 ~∀~从 ＜やめんかい!!
かっこいいねーさん久しぶりに見たよ！！（w
続き楽しみです！
かっこいい姐さんの続きに期待！！（w
いつまでも待ってますので、どうか…
待っていてくれた方がいたというのに、なんと申し訳ない事を。
実は「21世紀の憂鬱な日々」は、矢口が幸せになれたようなのでここで
一旦終わりだったんです…。きちんと申し上げるべきでした。
番外編みたいな感じで、またｺｿｰﾘ書こうカナ、と
のーんびりしていたもので…あ、あと矢口の出来心次第ではこの後の事も
ｺｿｰﾘうｐするかもしれませんが…。
从 ~∀~从 ＜ウチは矢口と二人暮しするねん！子犬でも飼うか？
（；T▽T） ＜最近赤板ばっかり行ってて気付けませんでしたー(泣
こちらは終了ということで、お疲れ様でした。
矢口さんはしあわせになれたんですね、よかった。
もう一度、はじめから読んでみます。
いけるなら、再びひっそりと活動開始させて頂きます。
しかし、片方が暗い話だと、反動で㌧㌦話書いてしまうんですよ。
と、いうことは…。かつてのﾔｯｽｰ話に負けず劣らずの(以下自粛
＞223 さん
～＾◇＾～ ＜なんの、マダマダ！
从#~∀~#从 ＜やめないよ♪
||Д ｀）ﾇﾎﾞｰ＜ふぅん、じゃあごとうも遊びに来るね
～＾◇＾～ ＜遠慮しとく。てゆうか来るな
＞224 さん
～＾◇＾～ ＜矢口が続けようとしたのに…
从#~∀~#从 ＜だって順番からしてウチやんか～
～＾◇＾～ ＜ふざけたﾊﾅｼにしたら承知しないよ？
从#~∀~#从 ＜……手遅れや
ぬっふふ、ふっ、むは、むふふふ…
うはははっははは!!
いやぁ神様っちゅうのんは居るもんやねんね～
いやいや、むしろこのっ！
裕ちゃんことウチの日頃の行いのよさ、コレが
あらゆるツキをよんどるんやわ、うんうん。
おらっ、おんどれADがッ！ なにジロジロ見さらしとるねん!!?
カッ謝るんやったら最初っから見んなーゆうねん、けったくそわる～。
なんや他の奴らも、変態ながめとるみたいにしやがって！
この後のラジオで3分間黙りこくったろか？
放送事故やで、放送事故～。
ジングルだけが流れ渡る～、みたいな…
そりゃ勘弁してやと？
ほなウチを変人扱いすんなや、ぁん？
ふふん、わかったらえーねや。
ほな、ぼちぼちブースはいろか。
☆ここでは、中澤裕子、人生最良にして最狂の日々を清清しくお送りします☆
…まだあるん、あと何分？
うっそ、次でエンディングちゃいますのん!?
あ～あ、今日はながかんじるわぁ。
かえろーぉかなかえろっかな～♪
…ん、鼻歌の邪魔すんなや。
もうすぐCMあけるやて？ 知るかヴォケ！
全国で電波受信中のモーオタの皆さーん
とっくに娘。卒業してんねんで～ウチ。
それでも日曜の夜を有意義に過ごせずなんとなく聴いてる、
そんな君達に、裕ちゃんのスンバラシイ鼻歌をお届けするで。
ラストまでな。心行くまで聴き！
は、FAX？
つまらんネタ読むよりウチの美声聴かせたった方が
オタは泣いて喜びよるっちゅうねん。
それでは聞いてくださ～い
………どえらい剣幕で怒りよってからに、あのくそPは。
絶対おおウケやっちゅーねん。
器の小さい男やでまったく。
お望み通り帰ったるわ、ダボッ！
どうせ裕ちゃんかてはよ帰りたいねんからな。
家には…ククク。
待っとるんや、『愛しいあの人』が。
毎日、レス数チェックしてた甲斐がありましたぁ～♪＼（＾▽＾）／
>>230までで135KBくらいだから容量的にはまだまだ大丈夫（たぶん。）
今後ともﾋｿｰﾘｺｿｰﾘ楽しませてくらさいなのれす！
とにかく期待してまっせ♪
更新嬉しすぎっす！！
あ、ここでええです。ありがとうさん。
釣りはいらんで、とっといてや。
エエってことよ、ふはは、この中澤裕子はんなケチな
タマやないでぇ～。ふっははは！
しかし、ここのエレベーターはホンマのろいのぉ。
『↑』のトコ連射したら速なるって真剣そうなんやろか？
えい、とぉっ、ほいっ、
…オラオラオラオラオラオラオラァァ…ッ!!!
ふっ、こう見えてもウチ、昔は『ス○ーソ○ジャー』で
純正パッドで16連射の嵐を起こした女やねん。（無論２コンマイク無、や！）
URYYYYYYYYYYYY!!!!!
（かちょかちょかちょかちょかちょかちょ…）
…ぴんぽょん、カラカラカラ…
あ、来てもうた。
…夢中になりすぎて効果あったんかわからんかった。
また明日やろっと。
さてさて、家の中には、むふふ…。
ただいまやで～やぐちぃ～
実は誰もおらんくて、裕ちゃんはひとり寂しく部屋で佇む…
なんぞ予想しとったらいてまうぞコラ？
これまでのウチとはちゃうんや。
今のウチはやる事成す事バイセコー大成功！の女やで？
「おかえりぃ
」ほれっ、奥からかぁいい声と姿！
おおぅっエプロン付けとるやん、むっちゃエエで、矢口っ。
その格好は…この裕ちゃんの為に晩メシ作って
くれとったんか、くれとったんかあぁ～!?
「へへ、丁度出来たトコ。だからちょっと遅くなったのは許してやるぞ」
…ダボPがウダウダ抜かしよったせいで
あやうくウチの矢口のご機嫌が悪うなる所やったやんけ！
さささ、んなコトはどーでもいいねん、手料理手料理
「ちょっと、裕ちゃん!!」
なななにさ、矢口？ そない大きい声だして。
「もぉ…忘れんなよな……
先に『ただいまのチュ
』だろっ！」ぐほぁっ!! ウチとした事がなんというミスを。
そうや、何をおいても先に
『ただいまのチュ
』やんか！言わばコレはやぐちゅうに於ける黄金律、鉄の掟。
ハァ～堪忍や矢口、お詫びのしるしに今日は特濃でやったるからな♪
从#~∀~#从 ＜一番乗りやな、裕ちゃん嬉しいわ
あと、みっちゃん、ホンマはうらやますぃねんやろ、ん？
（;´ⅴ｀) ＜ののはこんなのゆるさないれすよ、てんちゅうをくらすのれふ！
＞読んでる人 さん
～＾◇＾～ ＜いちお続きですが…もはや別ものな気がします
＼（＾▽＾）／ ＜石川もそう思いまーす！でも矢口さん、ﾎﾟｼﾞﾃｨﾌﾞにね♪
从#~∀~#从 ＜…我関せずか石川？さて、いつまでそう言ってられるかな？
＞233 さん
（ ｀.∀´） ＜何ですって!?てゆうか知ってたｱﾅﾀ、誉めてやるわよ
从#~∀~#从 ＜ゴーマンな礼の言い方やな…
～＾◇＾～ ＜それでも圭ちゃんがﾏﾄﾓに思えてきた…キショッ
＞234 さん
从#~∀~#从 ＜そうかそうか、裕ちゃんのこと待ち焦がれとったんやね～
（０｀～´０）＜いいンすか!?こんなんでマジＯＫなんスかっ!?
从#~∀~#从 ＜どうどう、ヘタレ君は黙っとり～
（０Ｔ～Ｔ０）＜ちくしょー！みんな苛めやがって～
ある意味すでにトナカイ師弟を超えてるかも？な
暴走バカップル（笑）の相乗効果に、今後も激しく期待♪
やっぱり、他メンも相変わらずなんでしょうかね…？（ｗ
ある意味すでにトナカイ師弟を超えてるかも？な
暴走バカップル（笑）の相乗効果に、今後も激しく期待♪
やっぱり、他メンも相変わらずなんでしょうかね…？（ｗ
申し訳ありませんでした……！！！m(_ _)m
やぐちゅーにおける黄金律、鉄の掟…
素敵だぁ～…
暴走気味の裕ちゃん最高！
愛しています。保田さん！矢口さんの次に…あっ、暴走裕ちゃんも素敵です（ｗ
「そうやったな、ゴメンゴメン。
ただいま、矢口…」
「まったくもぉ～…おかえりっ」
う～んええもんやねぇ～、至福の時間ってやつやね。
こりゃもう、チュ
だけで済ませたらアカンやろ！まだ離さへん、まだや。
「ぁ、ん…裕ちゃ…だめだよぅ、ゴハンが……」
なーにをゆうとんねん、いっぺん火がついたら
裕ちゃんはとまらへんで～。
…実はちょこっとハラ減ってるねんけどね。
かまへん、かまへん♪
引き続きそんままソファーに押し倒して、ぐふふ…。
「ダ～～～～メって言ってんだろ！ バッカゆうこ!!」
アラ？ …逃げられてもーた。
しかもまたキッチリ蹴りくれて逃げよった。なんで蹴るねん…。
ほんでも実際は満更でもなさそうなカンジやったけど。
矢口って見た目ギャルやけど、
ホンマはこういうのに関してすっごい照れよるんや。
…フッ、うい奴じゃ。
手料理の後はゆっくり…
ぐっははははは!!!
ギシ、ギッ…
…がばっ！
「うあっ！ ま、待って～、心の準備が…」
「今更なにを…服、邪魔！」
「イヤッ、自分でっ自分でやるから～。こらっ剥ぎとるな!!」
「ｸｽ、照れ屋さん。じゃ、早く脱ご？」
「うん…でも…」
「な～に～!? 焦らしてんのか？」
「違うって…だから、その…」
「ん～？」
「……あっち向いててぇな、矢口…」
……なんや？
なんやねん!? 文句あるんか、ｺﾞﾙァ！
くそっ、笑うな笑うな笑うな～～!!!
どうせこーゆう場面は矢口の方が強いわい！
从#~∀~#从 ＜10代にはわかり辛いネタ出してもうたわ
＼（＾▽＾）／ ＜ですよね！石川には全然わかりませーん！
从#~∀~#从 ＜おまえは…ホンマいらんこと言いやな
（ ´ⅴ｀) ＜ようりょうのことおしえてくれてかんしゃれす。
にじゅうとーこーはさくしゃがいちばんしくじるから
きにしないでくらさい
＞読んでる人 さん
从#~∀~#从 ＜存分に萌えてちょーだい
～＾◇＾～ ＜…実はそーとー恥ずかしいです
＞名無し読者。 さん
（０Ｔ～Ｔ０）＜あんな人サイテーだ！オトナなんて大っ嫌いダＹＯ！
＠ ＠
（ ´д｀） ＜おーよしよし。そないヤケにならんと、ウチらが遊んだるわ
（０Ｔ～Ｔ０）＜おまえ年下のクセに！関西人なんか嫌いだ～!!
＞233,245 さん
（ ｀.∀´） ＜またひとりアタシの魅力に溺れた人間が…罪な女ね
～＾◇＾～ （矢口の次に、って言ってるじゃんかよ…）
（ ｀.∀´） ＜溺れなさい、そしてどっぷりと浸かってしまいなさい！
～＾◇＾～ （タチ悪いな～。も、ほっとこうっと）
‘やぐちゅう’の看板に偽りなし♪ってことですか？（ｗ
いやっ！わろてません！ぜんぜん笑ってませんで姐さん！！
てゆーかＰＪ見忘れましてん。深夜のテレフォンＰＶ（関西ローカル）も
思いっきり寝てもーて見逃したし…ゴメンよ、やぐっさん。。（泣
‘やぐちゅう’の看板に偽りなし♪ってことですか？（ｗ
いやっ！わろてません！ぜんぜん笑ってませんで姐さん！！
てゆーかＰＪ見忘れましてん。深夜のテレフォンＰＶ（関西ローカル）も
思いっきり寝てもーて見逃したし…ゴメンよ、やぐっさん。。（泣
うちのネスケがなんかおかしいんやろか？？？
ともかく、度重なるミス＆レス数etc.浪費すんません！（平伏
http://mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=blue&thp=1001477095&ls=25
む、ぅ～ん……眩しいな…朝やん。
ウチ、きのう…
………
そのまま寝てもうたんか？
あー…
つまりな、わかりやすく言うとや。
…昨日の夜、矢口にイかされてそんまま今まで
寝てもうたん…やろうな。
はぁ、毎度ながら不覚やわ。
こんな…横で『くぴー』ゆうて健やかな寝息たてとる子に、
最後はさらわれてしまうんやから。
でもな、言い訳させてもらうと
アノ時の矢口って人格変わるねん、ほんまに。
矢口オタの皆さんが知ったら
卒倒しそうなくらいの…イヤ、むしろ萌えるか？
……とにかく、これ以上はウチの沽券に関わるからな、
何と言われようが昨日の夜んコトにはもう言及せえへんで！
あぁ～ちょっと、寝相悪い奴やなぁ、
ちゃんと布団かぶらなアカンって。
あられもないカッコしてんねんから…
ま、見てるんはウチだけやからまだええねんケド。
なんかウチの精神衛生上よろしくないのよ。ほれ、足直さんかい。
ちょ、ちょっ……
無意識に抱きつくな!!
矢口の顔が…ウチの胸に当たってるんよ…。
や、やめんかい、裕ちゃんこの若さで
まだ高血圧で逝きとうないんや～！
「…ふぁ、ん～…あれ、裕ちゃん……朝から元気だね～」
う～ん
今朝も天使のようなかわいらしさやな、矢口…って、コラ待ちぃ！
矢口、絡まってきたんはアンタや、ア・ン・タ！
大体世間のイメージもな、ウチの本来の…
「ゆうべの裕ちゃん超きれーだったよ～
矢口ねぇ、すっごい頑張っちゃった
でもぉ裕ちゃんがマダ足りないんなら
もっともっと頑張ってやるぞ？ キャハッ♪」
おおぅ…
…なんか背中につめたーい汗が…
一筋流れたような気ぃするわ…
从#~∀~#从 ＜なんや、ｳﾁが二十代『後半』やって言いたいんか？
（ ｀.∀´） ＜うふふ、ｱﾀｼなんてﾊﾀﾁよ、ﾊﾀﾁ!
从#~∀~#从 ＜うっさい、なっちならまだしもｱﾝﾀなんか羨ましーないわ！
～＾◇＾～ ＜あわわ…なんだか雰囲気わるっ！こーいう時は、それ！
＠ ＠
（ ´д｀） ＜加護ちゃんでっす！ ちょっとおふたりさん、ｳﾁら的にはな～
（ ´ⅴ｀) ＜辻ちゃんでっす！ 『おなじあなのむじな』なのれすよ～
＞パク＠紹介人 さん
（ ´ⅴ｀) ＜こちらもしょうかいしてくれてありがとーれす
||Д ｀）ﾇﾎﾞｰ＜こっちにもそろそろ後藤の出番が…
＼（＾▽＾）／ ＜しないよ♪ …あれ、なんか間違ってますかぁ？
某らぶらぶえんじぇるずよりある意味ｺﾜｲぞ矢口（ｗ
まぁ…あらゆる点から見て相性最高なようで何より
今後とも暴走ﾊﾞｶｯﾌﾟﾙ全開で。ひとつよろしくなのれす！
こっこっこっこんなんでビビってたらアカンやろ、
しっかりせい、ウチ!!
そ、そや、こういうケジメは年上であるウチがちゃんとつけてやらんと。
矢口は今まで経験もなかってん、こんままほっといたら
暴走した矢口は快楽を貪ることに夢中になって…
―→やがてイヤがるウチに目もくれず、所構わず手篭めにしはじめる矢口
―→ウチは矢口にすっかり惚れてもーとるから、
もはや歯向かう事もできんくなって
―→いけない、いけないと思ってるうちに
すっかり矢口の肉奴隷へ堕ちてゆくんや…
―→そしてめくるめく二人の愛欲の日々へ…!!
う゛おおおお!!
あかんっ、あかんよ！
もしあっちの世界に溺れてもうたら、戻ってこられんくなってまうかも…
只でさえプライベートが侵されやすい身分やねんから、
万が一バレたりしたらエライこっちゃ。
だからな、ウチがビシッと止めな…
止めな………
ああ…
でも。
……そーゆう未来もアリかしら？ なーんて。思ったり、思わんかったりして…
ぽっぽ～
「やっだ～まだ矢口何にもしてないのに、顔赤くしちゃって。
ほんとスケベなんだからー。キャハッ。
……期待してていいよ
」あっ!!!?
ちゃ、ちゃうんや、そーでなくて！ …いやまぁ期待してたかもしれんけれども。
朝っぱらからンな濃ゆ～いキスされたら刺激が過ぎるねん。
しもたっ、昨日のままやから服着てへんやん！
あっちゅう間に胸に手伸ばされてるし。
矢口、あんたいつからそんな手が早い子になったん…。
濃厚なキスからウチを解放した矢口は、妙にあやしく輝く唇を
ちろりと舐めてから、耳元へ顔を寄せてきた。
部屋にはもちろん二人しかおらんから、ひそひそ声で
会話する必要なんてないのにな。
矢口の囁く度に息がかかるのん、ちょっとこしょばいねん。
「ねぇ、さっきから矢口ばっかり喋ってるじゃん。
なんか言ってよ…不安になっちゃうじゃない…
矢口は裕ちゃんの気持ち、大事にするから。ダメならもうしない」
でも、くすぐったいのは苦手なはずやのにイヤやのうて。
ちゃんと矢口のゆうたコト、聞いとったで。
や～っぱりカワエエなぁ。
ええよ。もっかい、しよ。
そんな顔せんといて、好きやで、矢口…
＞名無し読者＠231 さん
＼（＾▽＾）／ ＜某らぶらぶえんじぇるず？ダレですかー？
～＾◇＾～ ＜この先甘くなるかはゆうこ次第だな
从#~∀~#从 ＜相性は最高や！これは定説やで。
（ ｀.∀´） ＜ま、歳考えて程ほどになさい…（ﾌｪｰﾄﾞｱｳﾄ
从#~∀~#从 ＜おんどれは…みっちゃん、気にしたらアカンよ～
＞259 さん
～＾◇＾～ ＜ゆうこがﾍﾀﾚだから…もーしわけないなぁ～（ｷﾞﾛ
从；~∀~ 从 ＜くそっ…!!せや、ﾍﾀﾚじゃ!!ムリじゃ!!だからもう放…
～＾◇＾～ ＜滅!! 怨!! 呪!! 罰!! 恨!! 暴!! 死!!!
从；~∀~ 从 ＜あああ、冗談やがな…（それじゃ岡○あー○みんやで、矢口）
気付きました…たったいま。
本当に申し訳ないです…お気を悪くされてないっすかねぇ。
そして、もう一つ保田より速いお詫びを。↑のレス、○が
伏字になってへんのです。ボケボケですわ、もう。
从#~∀~#从 ＜ぐぬぅ…もはやこれまで、年貢の納め時や
＞２６５ さん
＼（＾▽＾）／ ＜ストーカーですかぁ、きゃ～
||Д ｀）ﾇﾎﾞｰ ＜……梨華ちゃんってストーカー気質だよね
（ ´ⅴ｀) ＜そういうごとーさんもれすね
～＾◇＾～ ＜そんな二人なんかい～から続きいきましょ
読んでる人 さん
～＾◇＾～ ＜もうね、月イチ以下のペースに成り下がってます…
（ ｀.∀´） ＜遊びすぎよ!!
从#~∀~#从 ＜オトナはなぁ～なんやかんや忙しいもんなんよ
＼（＾▽＾）／ ＜赤いカオして言っても説得力ありませ～ん
「…裕ちゃんの感じてる表情、大スキ
ぁん、隠さないで、ちゃんと矢口に見せて？」
やー、できん相談ですなぁ、それは。
めっっっ…ちゃハズいねんからな!!
まぁ「大スキ」って言われるのは素直に嬉しいねんけどな～。
でも、矢口がこんなウチの態度を許すわけはなく。
「えへへ、今、感じたでしょ？」
「ココ、熱いよ裕ちゃん…」
「ねぇ…イイ？」
etc…
耳元で言葉責め。
もちろん手は休めることなく、
それでそんなん言われ続けたら、もう…。
甘く濡れた囁きの数々は、カラダだけじゃなく脳の奥までトロトロにさせる。
でも、必死に理性を保って矢口に委ねるのを躊躇ってた。
そうやで、さっきまでは理性はあってん、芥子粒ほどでもな。
でも、もぉやめや。
心の中でそう呟いたら、カラダがすぅっと軽くなる。
ずっと抑えてた声を、吐息を解放させる。
奥の疼きは矢口を貪欲に求めつづけてる。
あぁ…矢口がまた何かゆうてる。
なに？ なんかよう聞こえへんわ…。
…やがて薄らいでゆく意識…
のぼりつめる時に見えた最上級で幸せそうな矢口の笑顔が
ぼやけた残像になって脳に焼きついていた。
…ふぐぁ……
あ、再び目覚めのシーンになってるやん。
どれだけ経ってんやろう。
めっちゃカッタルイねんケドね、仕事にはちゃんと行かんとなぁ。
なかなか開いてくれない目を擦りながら、矢口も
起こさなあかんことに気付いて、手を動かして矢口の体を探った。
…………………ありゃ？
な、なんで???
矢口!? ヤグチ??
やぐっつぁーん!!?
や――――ぐ―――ちぃ―――――――
…おらん、矢口がおらへんねん!!!
風呂にもトイレにも、念の為クローゼットの中も探してんけどな、
どっこにもおらんし。
ちゅうか、矢口の居た痕跡が見当たらんのよ…
え…!?
まさか、まさか…
しかしな…
ありうる気がすんねん。
よぉ考えたらここまでのウチって、ヤバイぐらい
エエ事ばっかりやったんちゃうか？ 不自然なぐらいに…。
出来過ぎやし、ありえへんって程に幸せ三昧やったよなぁ。
これってもしや…
イワユル……
夢オチですか～～?????
…イヤや。絶対イヤやで。
そんなん認められるかっちゅーねん!!
どっからがウチの妄想ワールドやったとゆーの？
黄金の指を復活させて16連射したのんも、ありゃ夢か。
考えたくないけど…そもそも矢口とウチがお付き合いをしてる、
っちゅうこのハナシの大大前提さえも、儚い一夜の夢の前に崩れてまうんか??
愕然としてるのはウチだけやないで！
全国、いいや世界中でヒッソリささやかに萌えとる
皆々様方がこんなオチに納得する訳ないやろーが!!
どないやねん、えぇ!?
このオトシマエをどないする気やねん!!
…ひぐ…えっ…く…ぐず………チュ～ン!!!
あほ、ぼけ、カス…
ええわ、も、ええねん。
世の中なんてこんなモンやねん。わかってたで、ウチは。
やる気なくした。もぉ生きてくユウキもうせました。
…は、仕事？ たわけ。
んなモンしとる場合やないわ。
ウチは寝る。ほんでな、さっきの夢の続き見んねん。
ずーっとずーっと眠り続けてな、もう現実なんかどうでもエエもん。
さよなら、現実の世界のみんな。
ウチは虚構やったとしても矢口との愛の世界で過ごしたいねん。
…ZZZ…
…うふ、むふふ…や～ぐちぃ～…
……いやん、矢口はホンマいきなりやわ～
そない焦って押し倒さんでも、裕ちゃんどっこも逃げへんから。
むぐぐ…コラ、ほっぺた引っ張るなって。
大人で遊んだらダメやって～。
あぁ、ｲﾀｲがな、ｲﾀｲがな……
「テメェ!!! 起きろってゆってるのが聞こえねーのかよ、バカ裕子!!!」
なん？ 起こさんといてくれるか。
ウチは夢の住人になるって決めてん。
マッタク、どちらさんですのん？
「寝ぼけてんじゃねーよっ今スグ秒速で着替えろ。
3分以内に出る支度しろ!! オラ、早く早く早く」
………うっさいねんマスミ。
そうゆうて0．5秒後、
ウチは再び意識を飛ばされる事になる。
今度は地獄へ、やったけどな…
（ ‘д‘）＜らぶらぶぅ～♪
（ ´ⅴ｀）＜えんじぇるぅ～♪＜嘘臭
逃亡裕ちゃん捕獲ご苦労様っす！お待ちしてました！！（ｗ
ちゅーかなんで逃げてんねん姐さん…あ、夢オチの悪夢からか？
にしても、マスミの方は３分で支度できるんですかね…。
相も変わらず素敵なテンションのバカップルに会えて嬉しいっす♪
放○だなんて思ってないので今後ともﾏﾀｰﾘﾋｿｰﾘｺｿｰﾘ末永く（藁
けどやっぱり、できたら早めに地獄から戻ってきてな～裕ちゃん。。
＞………うっさいねんマスミ。
もう、オオウケ！笑いすぎて腹痛いっス！
次回は一月後などと言わずに、早めに更新
してくれると嬉しいです。
（０｀～´０）＜平家さんとはあくまでビジネスライクなお付き合いでね
从#~∀~#从 ＜みっちゃんはエエヤツやで～
～＾◇＾～ ＜裕子、もう逃げるなよ！ってゆうか、マスミって（怒
矢口、めちゃ怒ってます!!
（ ´ⅴ｀） ＜ただのちわげんかれす
＞２６５ さん
～＾◇＾～ ＜笑わないで…
（ ｀.∀´） ＜うふ、アタシと同類ね、ヤグチ
～＾◇＾～ ＜イヤ、それだけは違うから…
＼（＾▽＾）／ ＜これからも不意討ちで更新していきます～
――あのあと、かつて矢口が助けてもらったという「冥界のカオリ」
に救いだされ、今ウチは楽屋におる。
ひとり～ぼ～ぉっちぃですこしぃ～
たいくぅつ～な……本番前。
矢口は遊びに来てくれへん。隣りにいるはずやのに。ま、当たり前か…。
手の施しようもないぐらい怒っとるわ。
朝、矢口がおらんかったんは、先にでとったかららしいねん。
最近は二人のスケジュールがバラバラやからね。
ちゃんと起きてるかなと思って連絡よこしても全然でぇへんから、
ビックリして空き時間に戻って来てくれたんやって。
……って事は、化粧しとったんやな、矢口!?
もっとも、してへんかっても言うたらアカン名詞やったが…
…寝ボケとったんや、いやホンマ。マジで。
ふぅ…許してくれへんやろうなぁ～～
一気にブルーやわぁ。独りやと余計気が滅入るねん。
気分転換や、トイレ行って、戻りしなに飲みもんでも買おうっと。
とぼとぼ…
…ふぅ……ウチの人生って、ほんまアップダウン激しすぎると思わん？
なんでやろ？ ウチになんか問題あるんやろか。
ホラな、今かて奈落に落ちてるやろ。
スコーンって、ヒュ～って…
ありゃ？
……ぐっほぁ～～～～～～～!!!???
落ちてる、マジで落ちてるやん!!
床が…どないなってん!? 暗い、なんも見えへんし怖いよ～
うわ～ん矢口ぃ～～
ひぃっいややぁ――!!
額になんか触れた、今ピトッて触ってん!!
感触からゆうて布っぽかったで。細長い布がペタンって
……一反もめんの先っちょみたいなカンジやった。
実際に一反もめんとお会いした事ないけど。
「あ～～～っひゃひゃひゃ、違うば～い♪
おはようございまーっす！」
ウチがはまった穴の上方から、能天気すぎて腹立たしい声がかかった。
お前の仕業か…？
ウチを色んな意味で陥れてるんはお前か!?
「どぉですか～謹製ハンドメイドの落とし穴の居心地は～？」
このクソガキ…!!
布の正体が解かったウチは、ソレを力一杯引っ張ってやった。
「くぇ～～!!? けほけほけほっ!!」
ふっははは、どや？
無闇やたらに長いネクタイなんぞしとるからこないなるんじゃ！
こんまま窒息したくなかったら、おとなしゅう引っ張り出さんかい！
「…げほっ…さ、さすがライバルなだけは…あるね…
でも…甘い甘い甘い甘い～～～～っす!!!!!」
ぷちん
!?
切りよった!? このガキ、自分の衣装のネクタイを…。
「くっふふ、ではではウチはこれから矢口さんとピタッとブチュっと
して来るっす
中澤さんはこの穴の壁でヒヤッとでもしていて下さいね☆」
…がこん
おいおいおいｺﾞﾙｱ!!!
蓋閉めんなや!!
189と196の吉澤の台詞は伏線だったんですね？
発見されたときは、グチャグチャに泣いてる
であろう、姐さん、頑張れ！
ちゅーかマジで敵に回したらアカン女NO.1って感じやな。。
とりあえず今回も笑いどころ多すぎ…１読者としては幸せ一杯れす♪
はぁぁぁぁぁぁぁ…
……ウチ…もうどのくらいここにおるん？
暗い。狭い。最悪やわ。
トイレはどないしててん？（しないよ♪ な訳ないやろがｺﾞﾙｱ!!）
風呂は？ メシはっ!?
シャレならんで…
なんで生き延びてるのか小一時間問い詰めたい。
自慢の二の腕も削げ落ちるっちゅーねん。
こりゃええ、エルセーヌいらずやがな。ふぁっはははっ…はは…
しかし、だれも救出に来んのはどーゆうことや。
事務所も冷たいな。ピンになったウチの値打ちなんぞこんなもんなん？
カオリ…なっち…みんな…同じ釜のメシ食ってた仲間やんか。
昨日のメンバーも今日は他人ってか？
切ない。ごっつぅ切ないわ。
何よりも…矢口。アンタにまで放置されてんな、ウチ。
最後に見たんが怒ってる顔やなんて、悲しいやん。
まだ怒ってるんやろうか？ しょうがないか。
今頃はウチをこんなトコに幽閉しよった極悪人と
ピタッとブチュッとしてるんかもなぁ。
ええで、それで矢口が幸せな日々を送ってるんやったら…
なんか…センチメンタル南向き。
幻聴が…聞こえる。
あの某ホスティなネクタイ野郎のリズム感より危なっかしい
８ビートが聞こえる…
ガンゴンうっさいわ。頭おかしなりそうや、なんやねん。
徐々に音がでっかくなってるのは気のせいか？
……ぃ……ぃっ！……ほぃっ！…ほいっ!!! ほいっ♪
へ？ 補遺??
聞き覚えのある掛け声がひずんだ８ビートにのって近づいてくる。
ガン！ ゴン！ ゴィン！ ズゴォッ！
ほいっ♪ ほいっ♪ ほいっ♪ ……ほい…
うわぁ～～～～～!!!
めっちゃ近づいて来てるやんか!? 怖い、マジで助けてぇ～～！
ピシ…ズズズ…
ドゴーン!!!
「ラリホ―――♪ チャーミー石川で～す
」「……らりほー…」
ぎゃあああああー!! 横壁から巨大な鎌が!?
ｻｸｯとウチの脳天刺さってまうトコやったやんけ！
な、な、なんじゃあお前らは!? 川口探検隊みたいな格好してからに！
「こーら紺野、もっと『ほいっ♪』は元気よくしなきゃ。
『ラリホー♪』も決め台詞なんだからバシッと！」
「…はい…すみません…ダメですね、私、補欠だから…」
「ちがうよっ！ 紺野は補欠なんかじゃないの、13人がかりで
モーニング娘。なのっ！ 立派なメンバーだよ！」
……あー、美しい青春ドラマの最中申し訳ないんやが。
質問に答えろや…
なんじゃお前らは!? どーゆうこっちゃねん？
「どーもこーも…私達は、迷える中澤さんを捜索する愛の救世使！
チャーミー石川と！」
「あ…紺野あさ美…です。…最近はまってるのは…」
じゃかーしいわい、この道産子イモッ子2号が!!
あやうくお前の大鎌で昇天するトコやったわ。
何が救世使じゃ、どっちかっつーとDEATH13やないか!!!
「ぁ…ヤバイです、それ…」
きゅ、急に場の空気が変わったで。
チャーミー、蒼ざめてるんはナゼ？
紺野、無言で訴える目つきは一体…
「…ですよね。『13』って、やっぱり不吉ですよね。
私はモーニング娘。にいてはいけないんです…」
「あ、あやや、謝って下さいぃ！ 紺野に『13』は禁句なんです。
チャーミーより泥沼ﾈｶﾞﾈｶﾞになりますよぉ～…」
わかった、わかったから！ そのバナナをどけて、石川っ。
謝ったらえーねやろ、ったく。
すんまへんでしたー。
ま、深く考えんな。今までのメンバー通算したら
13人目は石川らの時におるねんし。
「えっ…そっかぁ。まさかチャーミーじゃないですよねぇ」
さーなぁ。（十中八九アンタやろ）
そーゆうわけで、この話は終わりに…
「あ、チャーミーは～、きっとののだと思うんです。13人目はのの！
やだ～やっぱりロクな数字じゃないですねぇ～。
紺野、だから大丈夫だよ、ポジティブに生きよう。ファイッ♪
あれ…どうしたの？
危ないよ鎌を振り上げたら？ なに、なに、なんなのなによ…っ!!?」
从#~∀~#从 ＜吉澤、人として間違ってるで
（０｀～´０） ＜愛のためなら鬼になるっす！
从#~∀~#从 ＜長い間放置されて…うぅ
川o･-･） ＜…とりあえず出られてよかったですね…
＞名無し読者＠231 さん
（０｀～´０） ＜ふっ、俺は危険な奴さ。平家さんも惚れたら火傷するぜ
～＾◇＾～ ＜あっれぇ、豹柄ネクタイは～？
（０＾～＾０） ＜Ohマリー、キミの為に新調したのさ！
～＾◇＾～ ＜マジで～うれすぃ～キャハハ
从#~∀~#从 ＜こらーー騙されるんやない!!
＞286 さん
川o･-･） ＜…おまたせしました…私が出ててもいいですか？
～＾◇＾～ ＜イチ押し？キャハ、やったね！
＼（＾▽＾）／ ＜矢口さんあっちもこっちも出ててズルイです
||Д ｀）ﾇﾎﾞｰ ＜……梨華ちゃんもだろ
大鎌持ったネガテブ探検隊、怖すぎやし。。
これで助かったとは到底思えず（笑）誰の差し金なんでせう。
それより何より…裕ちゃんの幸せはどっちだ！？（ｗ
にしても。もう、やぐっさんも１９かぁ。早いもんやね。
てゆーか今、来年は成人式かぁーとか思ってつい振袖姿を
想像してしまって、ちょっと笑ってもた。ゴメンやでぇ～(^o^;;
今頃、エキセントリックなキャットファイトショーが
繰り広げられてるんやろな。ちょっと見物したかったわ。
そーっと置いてきたけど、キッツイ奴らやった。
あいつらの出現は凶兆以外の何もんでもないで。
狭くうねりまくっとる坑道を、さっきから
15分は歩いてる気がする。やっと広くなってきたな。
…なんや今度は？
地鳴りみたいな低い音と…子供のすすり泣く声…!?
うわ、こういう系は苦手やゆーとるやろ！
手足のすくむ思いで聞こえる方に
ライト（元は紺野私物）を向けてみる。
その地面には目を覆いたくなる程汚い『止まれ』の文字。
は？ わけわからん。
さらに奥を照らしてみると…
「らって自慢するんらもん…」
…辻かいっ！
「…自慢するんれす。道路にほんものの『止まれ』作ったんだぞーって。
いいだろーって。辻にはできっこないだろって。
くやしかったら中澤さんを辻の『止まれ』で止まらせてみろって。
…ちなみにだれにかは言えません。口止めされているのれす」
辻…アンタ、天然のノータリンか？
誰のさしがねかバレまくってるやないか。
もっと構ってやりたいんやが、急いどるねん。
また今度ゆっく…あべしっ!??
「行かせないのれす！ 辻のぷらいどとちょこちっぷべーぐるをかけてっ！
先へはけして行かせないのれす!!」
コイツ、飛びかかってきやがった。
やめっ、やめんかい!! 痛いんじゃトムトム！
ウチには雑魚キャラに手間取ってるヒマはないねん！
なぁ辻ぃ～待ってーや、ちょお…
……おんどれ話聞けちゅうとんのが分からんか!!
大阪湾の岸壁にコンクリと一緒に沈めたるぞアホンダラが。
舞洲のフナムシと戯れとけヴォケ!!
おっと…ついつい言葉が過ぎたみたいやね。
まぁ、大人の言葉にはしっかり耳を傾けなアカンよ、
って事を裕子おねーさんは言いたかっただけやねん。
どしたん、涙目になってるで？
で、や。
辻ちゃんは、とある頬袋に唆されてこーゆう事をしてるんやんな？
「……違いまふ」
んー？ 辻ちゃんは咲洲のフナムシさんのほうがええのカナ？
…で、や。
辻ちゃんはとあるホクロマンに魂を売ってしもた、と。
チョコチップベーグルと引きかえに。
「ううううぅ～～～…」
あっ、そうや。次のハロプロのコンサートで大阪行ったら
ごっつ美味いお好み焼き屋連れて行ったろうと思てたんよ。
でも～若い子はベーグルとかの方がええんかな～
残念やわ…
「…中澤さんのお導きで、辻はたった今目が醒めました。
全てはあのホクロ豚が原因です。中澤さんの大切な矢口さんを
我が物にしようとあれこれ画策してるんです。さ、早く矢口さんの元へ！」
エエ子や、素直な態度がこの業界一番大切やからね。
ふん、やはりミスターXはあのガキやったか。
許さんで、首洗って待っとけ！
(；＾▽＾） ＜凍えさせてから暖めてあ・げ・る なんちゃって…
(ё) <ｷｼｮｲ...
从 ~∀~从 ＜コラ新垣、思っててもゆーたらアカンよ
～＾◇＾～ ＜キャハッ、マジキショいって石川～ってか寒っ！
(；＾▽＾） ＜ｱﾊﾊ…（来年の振袖姿、ゼッタイ爆笑してやる…）
てゆーかマジなハナシ、辻って元々頭は悪くないっすよね。たぶん。。
こないだ、うたばん初出演時のゲーム見てて記憶力にビックリしました。
まぁ、そんなことはどうでも良いんですが。
坑道の先には何が待ってるんでしょうねぇ？(^_^;;
これからどう『全員一緒に明るうぃ未来に☆』向かって行くのか
めっちゃ楽しみにしてます。てか、やぐっさんは何してんだべ～！？