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小説書きます。
- 1 名前:らびっと 投稿日:2001年02月10日(土)14時31分28秒
- 書かせていただきます。
- 2 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月10日(土)14時50分28秒
- がんばれっ!
- 3 名前:らびっと 投稿日:2001年02月10日(土)15時06分57秒
- 「ここ・・だよね」
新築のマンション。3LDK。今日からここに住むことになった。
玄関のドアを開ける。すでに家具は置かれてある。
3つの部屋がある。ピンク系、シンプルな感じ、人形とかがあって
子供っぽい感じ。
「部屋は・・2人が来てから決めよっかな・…」
そのまま彼女はリビングのソファーで深い深い眠りについた。
- 4 名前:らびっと 投稿日:2001年02月10日(土)15時16分27秒
- 父親は生まれる前に死んで、写真でしか見たことがない。
兄弟も居なくて、ずっと母と2人で生きてきた。
それなのに…
貧しい生活をしていた訳ではない。一般的な生活は送れていた。
だけど、母は無理をし過ぎていた。お金はあった。なのに毎日毎日
働いて働いて・・・
お母さんは過労で死んだ
私1人を残して…
死ぬ間際に封筒を渡された。その中にこの家のカギと、長い手紙が
入っていた。そして、初めて知ったんだ。
『あなたには2人妹がいます』
- 5 名前:らびっと 投稿日:2001年02月10日(土)15時28分37秒
- 1人はお父さんが他の女性と愛し合って生まれた子。
もう1人はその子の妹だけど、父親が違う子。
年下の方のお父さんも死んじゃって、その子達と母親と3人で暮らしていた
みたいだ。だけど、うちと同じように過労で死んだ。
住むところとお金を残してくれたお母さんに感謝している。
でも、こんなにたくさんのお金が出来るほど働くなんてバカだよ。
しかも、見ず知らずの妹と一緒に暮らせだなんて…
その子達のお母さんと相談して決めたって、
それじゃあ、自分たちが死ぬの分かってたみたいじゃん。
- 6 名前:らびっと 投稿日:2001年02月10日(土)15時31分11秒
- 初めまして。『ラビット』といいます。
もうすでに意味分からないですね・・。
簡単に言うと母親が違う妹と一緒に暮らすってことです。
その妹たちも自分も父、母両方いないという設定です。
- 7 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月10日(土)16時38分05秒
- おおー期待してます。
- 8 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月11日(日)03時28分06秒
- 誰が出てくるのか楽しみ!?
- 9 名前:らびっと 投稿日:2001年02月12日(月)03時24分28秒
- 「ん・・・」
カーテンの隙間から朝日が差し込んできて私は目を覚ました。
いつのまにか、床に寝ている。
落ちたのだろうか…でもそんな事はどうでもいい。
おかしい。体が重い。どう考えても抱き着かれてる。しかも両側から。
自分でもビックリしている。
私が寝ている間に来た2人の妹になぜか抱き着かれている。
なのに、全然嫌じゃない。顔もまだ見ていないのに分かったんだ。
仲良くなれるって。
それにしても重い…
- 10 名前:らびっと 投稿日:2001年02月12日(月)03時43分24秒
- どうしようか…
どうやって起こせばいいんだろう?
とりあえずこの腕を解こうと思って行動に出る。
でも逆にもっと強く抱きつかれた。
重い…
「あ、あの・・起き、て?」
「ん…」
少し反応はしたけど起きてはいないみたいだ。
でも、起きたらなんて言えば良いの?
しばらく悩んだけどそんなこと悩む必要なかった。
だって、向こうから話しかけてきてくれたから。
「お、おはよ〜…朝、だよ?」
「ん・・んぁ?もう朝?」
1人起きた。その子と目が合う。
「あ、おはよ〜『お姉ちゃん』」
「あ、おはよう…」
その子はホントに普通に話し掛けてきた。
そして、依然として私から離れないでいる。
「あの・・」
「え?あ〜、ごめんね。ほら起きろ」
「ん・・おはよ〜『お姉ちゃん』」
そして、もう1人の子も起きて、これまた普通に話しかけてきた。
っていうか、離れてよ…
- 11 名前:らびっと 投稿日:2001年02月12日(月)13時28分26秒
- 少しうろたえてる私を見てやっと気付いてくれた。
「あ・・ごめんね、勝手に抱き着いてて。ほら、あんたも離れて」
「はあい」
やっとのことで開放された私は立ち上がった。
そして、ソファーに座る。
「あなた達いつ来たの?」
「えっとねぇ、夜の〜…1時?かな」
「そう…」
2人も私を挟んでソファーに座る。
ちっちゃい方の子は手を繋いできた。甘えたい時期なのかな?
「あ、そうだ。名前。聞いてなかったよね」
一番重要なことに気付く。
「名前?そっか、言ってないね、まだ。あたしは真希。後藤真希」
「加護亜依で〜す」
姉妹なのに名字が違い、私は首をかしげる。
「あ〜、名字?ほら、お父さんが違うからさ。で、そっちは?」
真希ちゃん・・とはお父さんが一緒。それは手紙に書いてあった。
でも、私はお母さんの方の姓だから名字が違うんだね。
「私は・・石川梨華。よろしくね真希ちゃん、亜依ちゃん・・」
- 12 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月19日(月)21時20分49秒
- この三人大好き。続きまってま〜す。
- 13 名前:らびっと 投稿日:2001年02月21日(水)17時24分33秒
- 2人ともいい子で良かった…
私は久しぶりに心から笑えた気がした。
「「おいし〜い!!」」
「ふたりとも、大袈裟だなぁ〜(笑」
まだ食材が揃ってないので、朝食は食パンとココアだけ。だけどすっごく
美味しそうに食べてくれる。
「だってね、真希ちゃんいっつも焦がしちゃうんだもん」
「亜依!そんなこと言わないでいいの!恥ずかしいでしょ〜」
「いいじゃ〜ん。姉妹なんだから〜。ねぇお姉ちゃん」
「なんかお姉ちゃんって言われるの恥ずかしいなあ・・」
「じゃぁ、『梨華ちゃん』って呼んでもいい!?コイツも『真希ちゃん』って
呼んでるし」
「コイツって言うなよぉ〜!!」
「笑)うん、いいよ。じゃ、私は『真希ちゃん』『亜依ちゃん』って呼ぶね?」
こうして、呼び名もそれぞれの部屋も決まって私達3人の生活は始まったんだ。
- 14 名前:らびっと 投稿日:2001年02月24日(土)13時52分36秒
- 【三女 亜依の場合】
加護亜依。1988年2月7日生まれ。13歳。中学一年生。
中3の姉。真希の事もあり、先輩達に可愛がられている。
甘えん坊なため、家では面倒見のいい梨華にくっついている。
「じゃあ、あたし学校行くから。亜依ちゃん戸締りお願いね?」
「はぁ〜い!いってらっしゃ〜い!」
梨華の通う高校は亜依達の中学より遠いため少し早めに家を出る。
だから亜依はだらしない真希を起こして、戸締りをする係りになっている。
梨華に頼られていると思うとなんだか嬉しい。
「真希ちゃん!起きて〜!!」
そう言うと真希のベットにダイブする。
「うっ・・う〜ん。おはよぉ…」
「おはよ〜!!早く着替えて!」
「う〜・・まだ眠いよ…バス一本遅らせようよ」
「ダメ〜!!早く!時間ないよ!!」
「もー、分かったよ」
すぐに着替えさせて、顔洗わせて、髪をセットする時間を少し与える。
朝ご飯も適当に食べさせる。
「あ!もうこんな時間だ〜。真希ちゃん行くよ!」
「はいはい・・」
「も〜早く〜!!」
戸締りをして、玄関のカギをかけて、真希の手を引っ張って走る。
「走らなくても間に合うから、歩かせてよ〜」
「だ〜め〜!!」
そしてバス停まで走って行く。
- 15 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月24日(土)21時23分57秒
- マジでこの先楽しみ〜。頑張って下さい!
- 16 名前:らびっと 投稿日:2001年02月25日(日)01時25分47秒
- 亜依が決まってこの時間のバスに乗るのには理由がある。
先ほど真希が言ったように一本ぐらいバスを遅らせても充分間に合う。
実際、この時間生徒は少ない。
「あ、いた〜!!」
亜依はある人物を見つけると真希から手を離してその人物に抱きつく。
「おはよ〜」
その人物はその亜依の行動に慣れているらしく驚かない。
「おはよ〜。苦しいよ・・加護ちゃん。ごっちんも、おはよ」
「おはよー」
「あ、バス来たよ。乗ろっか」
「うん!」
この三人には指定席がある。
後ろから2番目。真希とひとみが座って、亜依がひとみの膝の上に座る。
空席状態なのにいっつもこうだ。
ひとみ、とは真希の親友の吉澤ひとみ。
バレー部だったがもう引退した。引退後は放課後よく真希と遊んでいて
お姉ちゃんっ子の亜依も一緒に遊んでいる。
ついでに言っておくと、真希も亜依も以外とシスコンなのだ。
で、そうやって一緒にいるうちに亜依はひとみのことを好きになった。
だからひとみの乗るバスに合わせているのだ。
- 17 名前:らびっと 投稿日:2001年02月25日(日)01時39分58秒
- 「はぁ・・やっと一息つけるよ」
真希が深く腰掛ける。
「なんか大変そうだね(笑)」
「そうなんだよね〜。亜依がすっごいね、なんかね、そうなのよ〜」
「なにそれ(笑)」
「梨華ちゃんに戸締りとか任されてるから張り切ってるんだよね〜。亜依」
「うん!!」
ニコ〜っと笑って答える亜依に二人も顔が緩む。
「その梨華ちゃんだっけ?お姉さんも大変そうだね〜」
「でもね〜、なんか可愛くって『〜しなさい』って言われたら宿題でも
なんか、こうね、徹夜できる勢いだよ。って意味分かんね〜」
「へ〜。会ってみたいな〜」
「ホント!?じゃあ今日家来てよ〜、よっすぃ〜」
亜依がすばやく言う。
「いいの?なら行くけど・・ごっちん、いい?」
「よっすぃ〜がいいなら、って言うか来てよ」
「じゃあ、行こっかな」
「ほんと!?やった〜!!」
バスが壊れるんじゃないかってくらい飛び跳ねて喜ぶ亜依。
加護亜依、13歳。お姉ちゃんの友達に恋してます。
- 18 名前:すなふきん 投稿日:2001年02月26日(月)17時14分32秒
- 加護ちゃん、可愛いですね〜♪
- 19 名前:まだ名無しです@ごめんなさい 投稿日:2001年03月13日(火)14時47分50秒
- すっごい楽しみです!
続き期待してます♪
- 20 名前:らびっと 投稿日:2001年03月15日(木)01時49分18秒
- レスありがとうございます。
今、いろいろと忙しくて…
近いうち更新しますので、ぜひ読んでくださいね〜。
- 21 名前:らびっと 投稿日:2001年03月18日(日)19時22分03秒
- 「よっすぃ〜、ここだよ〜!」
「へ〜、結構キレイじゃん」
「でしょ〜!!」
学校が終わってすぐ、3人は真希と亜依の家に来た。
「あれ?開いてる」
亜依がカギを開けようとしたら既に開いていた。
ドアを開けてみる。
「あ、お帰り〜」
「あれー?梨華ちゃん部活は〜?」
「今日休みだったの」
梨華はテニス部に所属している。いつもは七時過ぎに帰ってくるのだが
今日は偶然にも早かった。
「お友達?」
ひとみに気付く。
「うん、よっすぃ〜って言うの〜」
「初めまして。吉澤ひとみです」
「石川梨華です。上がって?ちょうどケーキ買って来たんだ〜」
「ホント!梨華ちゃん大好き〜!!」
亜依が梨華に抱きつく。
「よっすぃ〜も大好き〜!!」
ひとみにも抱きつく。
「真希ちゃんは…ふつう。」
「なんだよ、その差は(笑)まあ、いいやよっすぃ〜そこに座ってて」
「うん」
梨華は台所に、真希と亜依は部屋にカバンを置きに行った。
- 22 名前:名無し読者 投稿日:2001年03月22日(木)11時57分40秒
- 忙しい中での更新、ご苦労さまです。
つづきも楽しみ、ゆっくり待っております。
- 23 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月16日(月)19時48分00秒
- ひそかに待っております。
- 24 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月25日(水)17時03分09秒
- すいませんが続きが気になりすぎなんでageます
- 25 名前:和希 投稿日:2001年07月26日(木)18時51分02秒
- 多分お忙しいんでしょうね…
でも、僕も続きが気になってます(苦笑)
できればでいいので、頑張ってください!(笑)
あっいいわすれてましたが…はじめまして(苦笑)
- 26 名前:らびっと 投稿日:2001年07月27日(金)02時21分40秒
- どうも、作者です。
4ヶ月も空いてしまってすみません…
夏休みも8割は、補習で…
なるべく早く更新します!
待っててくれる方がいるなんて、嬉しいかぎりです。
- 27 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月27日(金)02時34分12秒
- ずっと待ってます!
- 28 名前:らびっと 投稿日:2001年07月28日(土)04時04分08秒
- 『ひさぶり』なのでごっちんとよっすぃーがまだ
中学生だ…
- 29 名前:らびっと 投稿日:2001年07月28日(土)04時28分21秒
- 「ひとみちゃん紅茶でいいかな?」
梨華がテーブルの上を軽く片付けながら話し掛ける。
「え?あ、はい!」
ひとみは緊張してるのか声が裏返る。
「ひとみちゃんておもしろいね(笑)」
梨華はひとみに微笑むとキッチンに立った。
ひとみはその後姿をじっと見つめる。
と、横から視線を感じて振り向くと、真希がニヤニヤして自分を見ていた。
「な、何?ごっちん…」
「いや、別にぃ〜」
ひとみの横に座って、なお、嬉しそうにしている。
「何さ?気になるじゃんかよー」
真希はキッチンの梨華を見ながらひとみに言う。
「大したことじゃないんだけどねー…よっすぃ〜って、ふ〜ん」
「だから何だよー」
「何の話?」
そこに亜依も加わる。
「いやね、よっすぃーは〜、梨華ちゃんみたいな子が好きなんだな〜って」
「「え〜〜!?」」
ひとみと亜依の声が見事にハモる。
「ごっちん!何言ってんのさ!?」
「え〜?よっすぃー顔赤いよ〜?」
そこに、梨華が紅茶とケーキを運んできた。
「はい、どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
恥ずかしそうにしているひとみの姿を見て亜依は不満そうな顔をする。
- 30 名前:夢追人 投稿日:2001年07月29日(日)00時48分05秒
- そぉ〜とぉ〜待ってました!
マイペースで頑張ってくださいね!
- 31 名前:名無し読者 投稿日:2001年08月27日(月)15時45分27秒
- 作者さん待ってます。
- 32 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月01日(月)14時27分54秒
- らびっとさん待ってますよー。
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