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purple the orion

1 名前:島の華 投稿日:2001年02月17日(土)09時56分06秒
この作品はある事件がきっかけで娘。が解散された直後のメンバーの様子を描いております。
日本全国に離れ離れになったメンバーの心の中を見ていきます。
まず最初はゆうのので「いつもと変わらぬ愛」です。
2 名前:島の華 投稿日:2001年02月17日(土)10時20分58秒
 −いつもと変わらぬ愛−
出演:中澤裕子、辻希美

(1)
神奈川県横浜市。
裕子は娘。が解散されてからは職を転々としてきた。
でも今は「スリーエフ」というコンビニで店員をしている。
「いらっしゃいませ」
「ありがとうございました」
この挨拶を一日中続けている。
午後9時45分。
一応裕子はこの時間で仕事が終わる。
店長「お疲れ様」
店長が挨拶すると裕子はこう言った。
裕子「お疲れ様」
そう言うと裕子は店を後にした。
裕子の自宅マンションは山下公園の近くにあり、外からは海が見える。
裕子「ただいま」
裕子がドアを開けるとこう言った。
希美「お帰りなさい」
玄関前には希美が迎えに来ていた。
解散の夜、裕子が希美の両親に対し、
「必ず面倒を見てやります」
と必死に頭を下げて以来一緒に暮らしているという。
希美「中澤さん、今日の体育の成績ね、良かったんだよ」
希美は明るい声でこう言った。
裕子「それはよかったやん」
裕子はこう言い返した。
希美は娘。解散直後は家業を継ぐ事になっていたが、裕子の説得で芸能界に残ることになったのだ。
そして東京から横浜に引越しすることになったのだ。
しかしどの事務所も厳しく、子役の枠は置いていないという。
それでも芸能界に残るためなら、と言うことでタレントに転身したのだ。
裕子「あっそうや、希美ちょっと話が…」
裕子は希美を呼んだ。
希美「何ですか中澤さん」
裕子「明日な、ウチの店に来ぇへんか?」
希美「何でですか?」
裕子「そこでCM撮影があるんや」
希美「それで?」
裕子「そのCMにおめぇの名前があってな…」
希美「出演ですか?」
裕子「そうや」
希美「いいですよ」
希美は楽しそうな声で裕子に言った。
3 名前:名無しさん 投稿日:2001年02月18日(日)17時40分10秒
ゆうののですか?
期待してます
4 名前:島の華 投稿日:2001年04月16日(月)17時22分32秒
2ヶ月ぶりに再開します。
5 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月16日(月)17時34分24秒
待ってました。
6 名前:島の華 投稿日:2001年04月16日(月)17時35分30秒
(2)
翌日。
CM撮影は滞りなく進んでいった。
裕子「どう?調子は…」
裕子は希美に話し掛けた。
希美「いいみたい」
裕子「もっと頑張っていけ」
裕子はそう言って希美を励ました。
こうしてCM撮影は無事に終了したのであった。


その夜。
ここは裕子の自宅マンション。
裕子「どうやった?」
裕子は希美に尋ねた。
希美「素晴らしかったよ。やはりタレントに転身してよかった」
裕子「明日も頑張ってな」
裕子はまた希美に言った。
結局、希美はタレントとして大成功を収めたという。
 −終−
7 名前:島の華 投稿日:2001年04月16日(月)17時39分12秒
次はいちごま書きます。
タイトルは「いつも心に…」です。
8 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月17日(火)04時05分26秒
やった〜♪次はいちごまですか!!
期待しております!!
9 名前:島の華 投稿日:2001年04月18日(水)12時56分15秒
 −いつも心に…−
出演:後藤真希、市井紗耶香
特別出演:石黒彩

(1)
かつて、こんな最強的な組み合わせがあったのだろうか…
真希と紗耶香は娘。解散後も歌手として頑張ってきた。
二人は「羽衣」というユニットを組んでいた。
そのプロデューサーと言えばなんと石黒彩なのであった。
マネージャー兼任として現場復帰を果たしていたのだ。
ラジオの声「ガッ…羽衣の…お二人でした、ありがとう…ございました…」
電波が届きにくかった為か、ラジオの声は聞き取れなかった。
真希「よかったね、市井ちゃん…」
真希は紗耶香に言った。
紗耶香「何がですか?」
真希「こうやって歌手活動を続けられるなんて」
紗耶香「うん、あたしもよかったと思ってるよ」
二人が話していると部屋の電話が鳴った。
真希「もしもし?」
真希は受話器を取るとこう言った。
電話の相手は石黒からであった。
石黒「明日は朝7時から生放送の番組収録があります」
真希「わかりました」
石黒「場所は赤坂の日東テレビです」
真希「はい。」
石黒「確かに伝えておきましたので忘れないようにお願いします。」
真希「どうも」
真希はこう言うと受話器を置いた。
紗耶香「電話誰からだった?」
真希「マネージャーからであった。」
紗耶香「そう?」
真希「何でも明日の朝に生放送番組の収録があるようで…」
紗耶香「それで?」
真希「出演するように言われたようだね。」
紗耶香「じゃあ、今日はもう寝ようか」
真希「そうしよう」
真希はこう言うと寝室に行くため居間を後にした。
紗耶香「おやすみなさい」
紗耶香は真希に言った。
真希「おやすみ」
真希も紗耶香に言った。
10 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月19日(木)04時07分40秒
確かに最強の組み合わせですな〜!!
「羽衣」・・・今、現実に在っても売れそうだな。(w
11 名前:島の華 投稿日:2001年04月19日(木)16時36分12秒
男性アナ「…今朝は羽衣の二人をゲストに迎えておりますが現在出演中の舞台は大変人気ですね」
真希「はい、『星は見ていた』という題名ですけど私が不幸な少女役として頑張ってます。」
紗耶香「私はその少女を助ける先生役です。」
男性アナ「その内容はどのような物ですか?」
真希「明治時代の東京を舞台としたストーリーになってます。」
紗耶香「普通の少女が教師になっていく姿を描いた話となっています」
こうして二人のトークは進んでいった。
番組もそろそろ終わる頃になった。
男性アナ「はい、本日のゲストは羽衣の二人に来て頂きました」
アナウンサーがこう言って収録は終了した。
そこで二人はわき目も振らず次の仕事へと向かった。
12 名前:島の華 投稿日:2001年04月20日(金)15時05分37秒
しかしそんなある日、「羽衣のボーカル後藤真希緊急入院の謎!!」という記事がゴシップ雑誌に掲載された。
過労のため精神に異常をきたした羽衣のボーカル後藤真希は、酒を飲みすぎて倒れていた所を、訪ねて来た相方の市井紗耶香が発見し110番通報、病院に収容された、と記事には書かれていた。
石黒「…すまなかった」
石黒はその雑誌の記事を読むとこう言った。
真希「いいんですよ」
真希は病室のベッドの上でこう言った。
紗耶香「あたしがあと少し来るのが遅かったら手遅れだったのよ」
紗耶香は真希に言った。
真希「本当にごめん、心配かけて…」
紗耶香「後藤は、いつ復帰できるんですか?」
紗耶香は石黒に言った。
石黒「大丈夫だよ、一週間で退院できるって医師が言っていた。」
紗耶香「そうですか」
紗耶香は言った。
しばらくすると二人は病室を後にした。
13 名前:島の華 投稿日:2001年05月30日(水)12時57分17秒
真希の退院後も相変わらず忙しさは変わりなかった。
しかし、そんな二人にも大仕事がやってきた。
「J-POP FESTA IN TAKAMATSU」というイベントに参加依頼が出て来たのである。
このイベントには「花*花」や「0930」も出演するらしい。
真希「あたし達がこんな大きなイベントに出られるのか…」
真希は言った。
紗耶香「娘。は解散したけどあたし達ってまだハロプロにいるよねぇ?」
真希「そうだけど…」
紗耶香「って事はハロプロから唯一の出場じゃないかな?」
真希「多分その通りだと思うけど」
紗耶香「じゃあ出来るよ、これ…頑張っていこう」
紗耶香は言った。
14 名前:パク@紹介人 投稿日:2001年07月18日(水)21時53分50秒
こちらの小説を「小説紹介スレ@黄板」↓に紹介します。
http://www.ah.wakwak.com/cgi/hilight.cgi?dir=yellow&thp=995445727&ls=25

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