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短編集はじめました

1 名前:ま〜 投稿日:2001年02月28日(水)21時16分40秒
ども!『ま〜』です。
短編をいろいろ書いていこうと思ってます。
2 名前:関係 投稿日:2001年02月28日(水)21時17分40秒
あたしがメンバーになってから、もうすぐ一年が過ぎようとしてます。
この一年・・、いろいろ有りました。
最初はすごくドキドキしてました。
憧れの人たちと一緒のステージに立ったり、
一緒にテレビに出たり・・。
でもそれは最初だけでした。
段々、あたしがメンバーの中で浮いてるような気がして来たんです。
確かにあたしは、いつものあたしじゃありませんでした。
すこし無理していたのは分かっていました。
でも、10人もいるメンバーの中で、自分のキャラクターを出すために努力するしかありません。

それでも、いわいる『オリジナル』と言われるメンバー達とは、
なかなか話が出来ませんでした。
特に中澤さん・・・。
あの頃は、まさかその中澤さんとこんな関係になるとは思ってませんでした。
ただ怖い人。
それ以外の感情は持っていませんでした。
3 名前:関係 投稿日:2001年02月28日(水)21時18分42秒
その中澤さんとの関係が変わってきたのは、
あたしがチャレモニの司会をするようになってからだと思います。
それでも最初のうちは、どうしても溶け込めませんでした。 
でもあの時、あたしが花飾りを頭につけていた時、
『どこで流行ってるの!?』
そう中澤さんに言われた時。
『若い子に!!』
あたしは思わずそういい返してしまいました。
『うわ!』

あたしは言ったそばから、『まずい!』って思いました。
だって中澤さんを挑発するような言葉を言ってしまったんですもん。
きっと怒るだろうと思いました。
でも、予想に反して、中澤さんは言葉は怒ってましたけど、
顔は笑っていたんです。
その時、あたしは中澤さんとの間にあった壁が、
少しずつ少しずつ壊れていくのに気づきました。
4 名前:関係 投稿日:2001年02月28日(水)21時28分34秒
あれだけあたしに壁を作っていた先輩メンバー達の中で
最初に壁が無くなって行くのが、まさか中澤さんだとは思ってもみなかったです。

すごく嬉しかった・・。
あの時から、中澤さんがあたしを見る眼が違ってきました。

「おい!チャーミー!」
そう言って、あたしをいじめました。
でも別に陰湿ないじめじゃなかったんです。
それはまるで、男の子が好きな女の子をいじめる、
そんな感じでした。
マゾって言うんでしたっけ?
いじめられるのを喜ぶ・・、そういう趣味はありません。
でも、中澤さんにいじめられるのは好きでした。
他の先輩達も一緒になって、あたしをいじめるんですけど、
中澤さんの顔は、やさしい笑顔でした。
5 名前:関係 投稿日:2001年02月28日(水)21時29分45秒
あたしは分かりました。
中澤さんが求めていた物が。
『言い返してくれる人。絡んでくれる人』
ただそれだけだと思います。
だって良く考えたら、中澤さんが特に仲がいい人、矢口さん、安倍さん・・・。
二人とも、普通に、そして中澤さんが怒った顔をしたときでも、
『裕子〜!』
『裕ちゃん、こわいこわい♪』
そういう風に返しが出来る人です。
多分そうだと思います。
考えてみれば、一番歳が近い人でも7歳も離れているんですよ・・。
ある意味、中澤さんって可愛そうな人だと思いました。
まだあれだけ綺麗なのに、『おばさん』とか言われるし・・。
それに同世代の人間がメンバーにいない・・。
その時から、あたしが中澤さんを見る眼も少し変わったと思います・・・・。
6 名前:名無しさん 投稿日:2001年03月01日(木)04時07分43秒
お、こんなところで始めちゃってんですね(w
しかも、予定のりかちゅー(w
待ってました!しかもリアルっぽくていい感じ!!
いつか気が向いたら「なかよし」も書いて下さい!お願いします!


7 名前:ま〜 投稿日:2001年03月01日(木)21時23分40秒
>>6 名無しさん
そうなんですよ。
ちょいと書きたかったんでここで書かせてもらいます♪
青も赤も新規が立てられないんで。
今回は、予告したとおり『りかちゅ〜』で逝かせてもらいます。
石川の視点から書きます♪
宜しくお願いします〜。
8 名前:ま〜 投稿日:2001年03月01日(木)21時24分37秒
それからしばらくして、地方のコンサートに行った時。
ダンスのなかで、安倍さんを突き飛ばすところがあるんですけど、
あたしは思わず、いつもより強く安部さんを押してしまったんです。

すこし睨まれました。
あたしは顔の表情であやまったつもりだったんですけど、
安倍さんは、プイッと観客のほうを向いてしまいました。
『まずいな〜・・・。』
安倍さんなら、後で謝れば許してくれます。
安倍さんも優しい人ですから。
でもこの時は、さすがにまずい気がしました・・・。

あたしがそう思った時でした。
あたしの横から、スッとひとり影が踊り出たかと思うと、
その人は安部さんの頭をポンポンっと叩いてました。
そして、あたしの方に来ると、
ニコっと笑って、あたしのお尻を軽く叩きました。
「気にすんな!」
その人は、あたしの耳元で小さく囁いたんです。
中澤さんでした。

コンサートの途中。
ダンスの途中。
そんな中、周りを見回し、そして自分に気遣ってくれました。
涙が出るほど嬉しかったです。
9 名前:ま〜 投稿日:2001年03月01日(木)21時26分01秒
作者です。
8に題名を入れ忘れました・・。
鬱だ・・・。
ちなみにタイトルは「関係」です。
10 名前:関係 投稿日:2001年03月01日(木)21時27分16秒
その日のコンサートは2公演。
終了後に控室で、あたしは安倍さんに謝りに行きました。
安倍さんは笑って許してくれました。
あの時は、ただ単にコンサート中で、
真剣だったので、怒ったように見えたそうです。

それからもちろんのこと、中澤さんにもお礼を言いに行きました。
「気にすんなって。そんなことより、たまには飯でも食いに行かんか?」
正直びっくりしました。
まさか中澤さんから食事に誘ってくるなんて、夢にも思って無かったですもん。
あたしがろくに返事もせずに、もごもごしてると、
「じゃ、9時にホテルのフロントに集合な。」
そう言ってあたしの頭をくしゃくしゃなでると
さっさと着替えて控室から出て行ってしまいました。
11 名前:関係 投稿日:2001年03月01日(木)21時28分11秒
そうなんです。
コンサートは今日だけじゃなく、明日もここのホールでやるため、
今日は近くのホテルに泊まることになっているんです。
あたし達4人の新メンバーは最初は2人一組で一つの部屋だったんですけど、
最近はやっとひとり一部屋になったんです。
だからあたしもひとり部屋。
9時まで時間があるため、あたしはシャワーを浴びることにしました。
なにしろコンサートが終わって汗だく。
にもかかわらず、まだシャワーを浴びてなかったから。

あたしは着替えをバックから出すと、
バスルームに向かいました。
来ていたTシャツ、それから下着を脱ぎました。
汗がまだ渇いていなかったため、ちょっとべたべたして脱ぎづらかったですけど。

シャワーの蛇口を開くと、勢い良くお湯が出てきました。
丁度あたしの頭より10cmくらい高いところにシャワーの口があったんで
あたしは頭からシャワーのお湯を浴びました。

洗顔フォームで顔を洗い、そして、シャンプーとリンスで髪の毛を流しました。
そして体。
12 名前:関係 投稿日:2001年03月01日(木)21時29分14秒
体を洗っているとき、あたしは今日のコンサートのことを思い出しました。
中澤さんがあたしをかばってくれたこと。
嬉しかったです。
そんなことを考えながら体を洗っていました。
腕、上半身・・、そして下半身・・・。
思い出してしまいました。
中澤さんが軽く叩いた、あたしのお尻・・・。
なんか変な気分になってしまいそう。
あたしの顔が赤くなっているのはシャワーのお湯のせいだけじゃなかったと思います。
こんな気分になるなんて・・。
なんでなんでしょう?
はぁ〜・・・。

だめだめ!
あたしは女の子なの!
中澤さんも女の人!
そんなことない!

あたしは心の中に湧き上がってきた気持ちを必死に否定しました。
13 名前:関係 投稿日:2001年03月01日(木)21時30分11秒
シャワーを浴び終わると、約束の時間まであと20分しかありませんでした。
急いで体を拭いて、ドライヤーで頭を乾かし、
それからすこし化粧をすると、もう9時でした。
中澤さんを待たせるわけにはいきません。
せっかくの中澤さんからのお誘いのデートなのに・・・、
ん?
デート?
デートなの?
二人っきりとは限らないのに・・。
きっと中澤さんのことだから矢口さんとかいるんだろうな・・・。
ちょっと寂しいな・・。
あたし、やきもち妬いてるのかな?
ん〜・・・。
まあいいや!

あたしは急いで部屋を出ると、エレベーターホールまで走っていきました。
ドキドキした気持ちで。
エレベーターを待つ時間がすごく長く感じました。
14 名前:関係 投稿日:2001年03月01日(木)23時05分16秒
フロントに着くと、すでに中澤さんは待っていました。
あたしは急いで中澤さんのところまで走っていったんです。

「おそいで!石川!」
案の定、中澤さんに怒られてしまいました。
「ごめんなさい・・。」
まさかシャワーを浴びてる時、中澤さんのことを考えていたから遅くなったなんて言えません。
あたしはただ謝るだけでした。

「よっしゃ!行くで!」
その時あたしは気づきました。
あたしと中澤さん以外誰もいないことに。

「あれ?中澤さん?他の人は?」
「何言ってんや。うちと石川だけやで!」
そうなんだ。
「うちと石川の、ひ・み・つ・のデートやで♪」
中澤さんがニヤリといたずら小僧のような顔で笑いました。
あたしの顔はきっと赤くなっていたと思います。

「?どうしたん?石川?」
「な!なんでもありません!行きましょう♪」
あたしは思い切って中澤さんの腕を組むと、中澤さんを引っ張るように歩き出しました。
バレバレの照れ隠しでした。
15 名前:関係 投稿日:2001年03月01日(木)23時06分19秒
「うちラーメン食べたいんやけど、石川は?」
中澤さんが行くところなら何処でも着いて行きます。
危うくあたしはそう言いそうになってしまいました。
「いいですよ・・。」
あたしは結局それしか言えませんでしたけど。

「うちは・・、チャーシューメンと、生中一つ!」
「じゃあ・・、あたしもチャーシューメンで・・。」
ラーメン屋さんに入って、若いお兄さんが注文を取りに来ると
中澤さんは、あらかじめ言葉を用意していたかのように注文しました。
あたしは良く分からなかったんで、中澤さんと同じ物を注文しましたけど。

2分とたたずして、ビールが来ました。
「じゃ、かんぱーい!」
「かんぱ〜い!」
中澤さんと乾杯しました。
もちろんあたしは未成年なんで、お冷で乾杯でした。

「ここはチャーシューがうまいんや。」
中澤さんの説明によると、以前にコンサートでこのあたりに来たときに
このラーメン屋さんを発見したそうです。
それ以来このあたりにコンサートで来ると、必ずこのお店に寄るそうです。
あたしにそんな秘密のお店を紹介してくれるなんて、
ちょっと嬉しいな♪
16 名前:関係 投稿日:2001年03月01日(木)23時07分01秒
しばらく色々話していました。
言われるとは思ってましたけど、やっぱり『チャーシュー石川』って
中澤さんに言われてしまいました・・。

「あっ!中澤さんだ!」
「あれ?石川さんもいる〜!」
あたしたちに気づいた中学生くらいの女の子がこっちを指差してます。
中澤さんは、その女の子達に笑顔で手を振りました。
さすがだな〜、って思いました。
あたしなんかまだ笑顔が引きつってますもん・・・。

「中澤さんと石川さんって仲いいんだね・・。テレビだとそう見えないけど・・。」
あの女の子達の声が聞こえてきました。
そうか・・、やっぱりあたしと中澤さんって、
あんまり仲良さそうに見えないのかな・・。

「うちと石川はラブラブやで〜♪」
どうやらその声は中澤さんにも聞こえていたようです。
あたしに聞こえるくらいだからあたりまえなんですけど・・・。

「な〜、石川〜♪」
「は、はい!」
あたしの返事ってぎこちなくなかったかな・・・?
今のあたしの顔、真っ赤なんだろうな・・・・。
そうか・・、ラブラブなんだ・・。
えへへへへへ♪
17 名前:関係 投稿日:2001年03月01日(木)23時07分39秒
間もなくチャーシューメンが二つ来ました。
二人でラーメンをすすりました。
中澤さんの言う通り、このお店のチャーシューは美味しかったです。

あたしは左手で髪の毛を掻き揚げながらラーメンをすすりました。
そんなあたしを面白そうな目で中澤さんが見てるのに気づきました。

「ほんと、石川って女の子しとるな〜。」
そうなんでしょうかね〜?
あたしは普通に振舞ってるつもりなんですけど。
中澤さんが言うには、あたしの髪の毛を掻き揚げながら
ラーメンを食べてるのが面白いそうです。

「ほんま、石川はかわいいな・・。」
中澤さんは何気なく言ったんだと思います。
でもあたしにとっては衝撃的な発言でしたよ。
いままでも中澤さんに『かわいい』って言われたことはあります。
でもそれは、必ず誰か一緒にいるときでした。
矢口さんとか、飯田さんとか、よっすぃ〜とか・・・。
二人きりの時に『かわいい』って言われるなんて・・・。
あたし、また顔が赤くなってそう・・。
血圧上がっちゃうのかな?
18 名前:アリガチ(←HNです(笑)) 投稿日:2001年03月02日(金)00時21分56秒
りかっち可愛い!
ねーさんいい人!!
続きが楽しみッス♪
19 名前:ま〜 投稿日:2001年03月02日(金)23時59分14秒
>>18 アリガチさん
ありがとうございます。
最近、石川と中澤の良好そうな関係が気になるんですよ〜。
TVで手を繋いでたり、やけに絡むし・・・。

続きはエロっぽくなりますよ〜♪
期待してくらさい♪
20 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)00時00分31秒
ラーメンを食べ終わって、しばらく話してからお店を出ました。
時間はすでに10時半を回っていました。
まだ季節的に肌寒いです。
あたしは思い切って中澤さんの左腕にあたしの右腕を回しました。
中澤さんは、あたしの方を見て、ニコリと笑うと
やさしく受け入れてくれました。

もうちょっとくっついちゃおうかな。
あたしは中澤さんに寄り添いました。
中澤さんは、すこし驚いた顔をしてましたけど、
にっこりと笑うと、中澤さんも寄り添ってきてくれました。
あったかい♪
まるで彼氏と彼女みたいですね。
中澤さんが彼氏で、あたしが彼女なのかな?
まあいいや。
ホテルまでこのままずっとくっついていたい。
寒い時じゃないと、こんなこと出来ないもんね。

そんなことを考えていると、あっという間にホテルに着いちゃいました。
すごく短く感じた時間。
もっと長い間、中澤さんと寄り添っていたいな・・・・。
21 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)00時01分21秒
ホテルに着いて、中澤さんが口を開きました。
「じゃあな。石川。おやすみ。」

え!?
それだけなんですか・・・。
いや、別に、することなんて無いかもしれませんけど・・・。
それともあたし何か期待してるのかな・・?
でも、たったこれだけで、せっかくのあたしと中澤さんの
『ひみつのデート』を終わりにしたくないな・・。
もっと中澤さんと一緒にいたい。
だって、明日には東京に帰ってしまう。
そうしたら、こんな機会そうめったに無いような気がするんだもん・・・・。

「中澤さん!部屋に遊びに来てください!」
あたしは思い切って中澤さんに言いました。
この一言を言うのにすごく疲れました。
今日のコンサートよりも疲れたような気がします。
あたし、人に告白したこと無いから・・・。
すごく緊張しました。
え!?
告白?!?
別に告白とかじゃなくて、ただ単に『遊びに来て』って言っただけだよ・・。
今日のあたし、変・・・。

「ああ。」
中澤さんは、ただ一言言うと、部屋に帰ってしまいました。
22 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)00時02分08秒
あたしも部屋に戻りました。
中澤さん・・、来てくれるのかな・・・。
曖昧な返事だったもんな・・・。

でも別に中澤さんが来たからって、すること無いんだけどね・・。
話をするって言っても、あたし話とか上手じゃないし、
さっきだってラーメン屋さんで、あたしは中澤さんの話を聞いてるだけだったもん。
はぁ〜・・。
とりあえず、シャワーでも浴びようかな・・・。
さっき出かけてきたし。

あたしはバスルームに入りました。
ゆっくり服を脱いで下着も脱いで、シャワーの蛇口をひねりました。
あったかいお湯。
はぁ〜。
中澤さんの温もりを思い出してしまいました。
ほんとに、今日のあたしは変だよ。
中澤さんにドキドキしてる・・。
あたし女の子だよ。
中澤さんも女の人。
そして仕事仲間・・・。
リーダー・・。

そんなことを考えながら頭を洗って、体を洗って、顔を洗って・・・。
そうして風呂を出ました。
23 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)00時03分07秒
髪の毛を拭いて、大きなバスタオルを体に巻きました。
あたし、また胸が大きくなったかな・・?
みんなうらやましいって言うけど、大きいのも大変なんだよね・・・。

『とんとん』
あれ?
『とんとん』
なんだろう?
ドアが鳴ったんです。
でもあたしはまだ裸同然。
出れるわけ無いじゃありませんか。

「お〜い!石川!」
声が聞こえました。
!!
中澤さんじゃないですか!!
あたしの胸は高鳴りました。
ほんとに中澤さんが来てくれるなんて!!
あたしは自分の格好も気にせずにドアを開けてしまいました。
中澤さんはびっくりした顔してましたけど・・・。
24 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)00時04分05秒
「別に石川に会いに来たわけや無いで。暇やから来たんや。」
そうなのかな・・・。
照れ隠しだったら嬉しいんだけどな・・。
でも、照れ隠しっぽいな。
中澤さんの顔を見ると。

「ビールもらうで。」
中澤さんはそう言うと、冷蔵庫からビールを出すと
あたしのベットに腰掛けました。

プシュっと音がすると
中澤さんは一気にビールを飲みました。
上を向いている中澤さんの喉をビールが通過していくのが見えました。
中澤さんの首筋って色っぽいですね・・・・。

「なんや、石川。人のことじろじろ見て。」
「ごめんなさい!」
「いや、別に謝らんでもええって・・。」
中澤さんは、ばつが悪そうに俯きました。
そして中澤さんは近くのテーブルにビールを置いたんです。

「ごめんなさい・・。」
あたしは中澤さんの横に座りました。
自分がどんな格好をしているかも忘れて・・。
それだけあたしは中澤さんが来てくれたのが嬉しかったんだと思います。
25 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)00時05分32秒
「石川・・・。あんた・・。見えてるって・・。」
中澤さんは右手で自分の目を隠すようにしながら言いました。
あたしは気づきました。
あたし、胸、はだけてるじゃないですか!!!
体に巻いていたバスタオルが、何時の間にかほどけてるぅ!!!
ああああ!
あたしは顔を真っ赤にして、急いで胸を隠しました。
ものすごく恥ずかしかったです!!

「別に隠さんでもええやん。」
え〜〜!!!
そんなわけには行きません!!!
中澤さんに見られてしまいます!!
恥ずかしいです!!
あたしは真っ赤になって俯いてしまいました。

その時、あたしは視界が突然回るのに気づきました。

あたしは・・・、中澤さんに・・、ベットに押し倒されていたんです・・・。
26 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)00時07分59秒
え〜・・、作者でございます。
いちいち名前のところを『関係』(タイトル)つけるの面倒になったんで、
自分のHNをそのまま入れます・・・。
27 名前:talenotes 投稿日:2001年03月03日(土)00時48分23秒
こんなトコでりかちゅーが!! あ、分かりますね、俺です(わら
ちょこっと出てきたラーメン屋ってまさか…イヤ、そんなハズは…(わら
自分の書いてるりかちゅーより気になりますよ。続きが楽しみです♪
28 名前:名無し読者 投稿日:2001年03月03日(土)04時07分27秒
りかちゅーいいですね。個人的に一番好きな組み合わせです。
続きも期待してます、頑張ってください
29 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)23時46分57秒
>>27 talenotesさん
まさか・・・、あなたはFAN○ASIS○Aさんですか・・?
ちなみにラーメン屋とかは、
一応「恋をしちゃいました」をテーマにしたつもりなんです・・。

>>28 名無し読者さん
りかちゅ〜いいっすよね!
最近自分の中では最高のペアです♪
30 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)23時47分38秒
「びっくりしたか?石川かわええな〜♪そんなに照れて♪純情やな〜。」

何時の間にか、あたしはベットに仰向けになっていました。
あたしの上には中澤さん・・・。
あたしと中澤さんの顔の距離はわずかに10cm位・・・。
でも、中澤さんの顔は笑っていました。
中澤さんは冗談であたしを押し倒したんでしょうか・・?

「ほんま、うちもそんな頃あったのかな〜?」
中澤さん・・、冗談なんですか?
あたしを押し倒したのは冗談だったんですか?
あたし、すごくドキドキしましたよ。

「冗談で、押し倒したんですか・・・。」
もう、あたしは訳がわからなくなっていました。
ただひたすら心の中で、
そして言葉に出してしまいました。
「冗談なんですか・・・?」

その言葉は中澤さんにとって衝撃的だったようです。
「ごめん・・・。」
中澤さんは素直に謝りました。
でも・・、あたしは・・・、あたしは・・・。
あたしは自分の目が熱くなってくるのがわかりました。
きっとあたしの目は真っ赤だったと思います。
冗談で、あたしを押し倒すなんて・・・。

あたしが体に巻いていたバスタオルはすっかり解けてしまい、
あたしは完全に『産まれたままの姿』でした・・・。
31 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)23時48分12秒
「ごめん・・・、石川・・・。」
仰向けに寝ているあたしの真上に中澤さんの顔。
その中澤さんが、申し訳なさそうな顔をして、
あたしとの視線を逸らしました。

「ご、ごめんなさい・・・、中澤さん・・。あたし・・・、あたし・・・・。」
あたしがそこまで言ったときでした。
突然あたしの唇に、なにかやわらかい物が触れるのに気づきました。
それは中澤さんの唇・・・・。

「ごめんな・・・。石川・・・。うち・・。」
中澤さんはあたしの唇から唇を離すと、つぶやきました。
「うち、石川の気持ち知っとった・・。でも自分の気持ちが分からんくて・・。」
まだ濡れているあたしの髪の毛を、優しくなでてくれました。

「でも、今分かった・・。うち、石川のこと・・・、好きやで!」
32 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)23時49分05秒
あたしは耳を疑ってしまいました。
『好きやで!!』
頭の中で、何度も何度もその言葉が回りました。
なぜか涙が止まりませんでした・・・。
嬉しいはずなのに、涙が止まらない・・。

中澤さんが優しくあたしの涙をぬぐってくれてる・・・。
そして、頬にキスをしてくれました・・・。

あたし、中澤さんを抱きしめてしまったの・・・。
自分の意識に反してか、それとも欲望のままになのか・・。

中澤さんの唇が、再びあたしの唇に重なりました。
そして、中澤さんの舌が入ってくるのが分かります。
あたしはそれを素直に受け入れることが出来ました。
だって、中澤さんのだもん・・・。
しばらく中澤さんとのキスが続きました。
何度も何度も舌を絡めあったんです。
中澤さんがあたしの唇から唇を離すと、二人の唾液が糸を引いてました。
汚い感じはなかったです。
むしろ心地よい感じでした。
33 名前:ま〜 投稿日:2001年03月03日(土)23時50分08秒
中澤さんの唇は、あたしの唇から離れると、あたしの首筋に触れました。
あたしの首にで中澤さんの唇と舌が動いてます。
「あん・・・。」
あたしは思わず声を出してしまいました。
そんなあたしを見て中澤さんは、ニコリと笑って言いました。
「かわいいで・・・。」
嬉しかった・・・。
中澤さんの一言一言、そしてその行動が、あたしの理性を失わせます。

首筋から、鎖骨、そして胸で止まりました。
「ひゃぁ!!」
あたしはまたまた声を上げてしまったの・・。
だって、中澤さんの舌が、あたしの胸で動いてるんですもん・・・!
こんな感覚、初めて・・・。
あたしはおもわずシーツを掴んでしまいました。
でもそれだけじゃありませんでした。

あたしは自分の下半身に、あたしの『秘密の場所』に何か触れるのを感じました。
中澤さんの指。
それがあたしの『あそこ』を触っているんです。
「あ・・・、あん・・、中澤さん・・。」
あたしは、喘ぎ声っていうんでしたっけ?
つい、声を出してしまいました。

中澤さんの唇は、まだあたしの胸で動いています。
上と下と・・・。
あたし・・、変になりそう・・・。
34 名前:アリガチ(HN) 投稿日:2001年03月04日(日)02時34分56秒
おー!
エロが!!(笑)
このまま最後まで行くですか?
35 名前:ま〜 投稿日:2001年03月04日(日)19時37分04秒
>>34 アリガチさん
エロは基本!(w
って言うか、エロいの書きたかったんです・・。
36 名前:ま〜 投稿日:2001年03月04日(日)19時37分53秒
中澤さんは自分が着ている服を脱ぐと、
自分の唇をだんだんとあたしの下半身の方に向かって動かしていきました。
まさか・・・!
「あん!!!!」
あたし、すごい声をあげちゃいました。
だって・・、中澤さんの唇が・・・、あたしの『あそこ』で・・!

「石川・・。ここ、綺麗やで。」
中澤さんは、それだけ言うと、あたしを舌で弄び始めました。
「!!!!」
声にならない声をあげるあたし。
いままで生きてきて16年。
味わったことの無い感覚です・・・。
これが・・・。

あたし、恥ずかしくて両足を閉じようとしました。
閉じたくても閉じれません。
体が動かないんです。
あまりの・・・・、その・・・、快感に・・・・。
あたし、あたし・・・。

そんなあたしを見て、中澤さんの舌の動きはさらに増して来たんです・・。
37 名前:ま〜 投稿日:2001年03月04日(日)19時39分50秒
ふと、あたしの目の前が暗くなりました。
気づくと、なんと、中澤さんの『あそこ』があたしの目の前にあるんです。
びっくりしました。
中澤さんは、あたしを責めながら
自分のをあたしの顔の前に持ってきたんです。
いわいる・・・、69ってやつですか?
あたしだって、それくらい知ってます・・。
でも、まさか中澤さんがあたしにそれを求めてくるなんて・・。
中澤さんの両足の間から、中澤さんの顔が見える・・。
目が合いました。

「いやなら・・・、ええで・・・。」
そう言うと、中澤さんは再びあたしを責め始めました。
嫌なわけ無いじゃありませんか・・。
あたしは、あまりの快感で自由にならない体を、やっとの思いで動かすと、
中澤さんのに顔を近づけました。

こんな風になってるんだ・・。
知るわけ無いじゃないですか・・、あたし、自分のなんて見たこと無いですもん・・。
あたし、思い切って舌で触れてみました。
変な味がしました。
あたしもこんな味なのかな?

あたしも見様見真似で中澤さんに舌を這わせました。
自由にならない体で・・・。
38 名前:ま〜 投稿日:2001年03月04日(日)19時40分44秒
「ん・・・、石川・・。」
中澤さんの声が聞こえました。
あたしの舌で感じてくれてるのかなあ・・。
だとしらた嬉しい。
そんな間も中澤さんの舌は、あたしの『あそこ』を弄ぶ。
あたしも同じように中澤さんを・・・。

「石川・・。ええか?」
中澤さんの声が聞こえる・・。
その言葉の意味は理解してるつもりです。
「はい・・。」
中澤さんなら・・・。いいです・・・・。
あたしの初めてを・・・、あげます・・・。

少し痛い・・。
中澤さんがあたしに入ってくる・・。
わかる・・。
中澤さんが・・・。
中澤さんの指が・・・。
「中澤さん・・!」
一瞬の痛みと、すごい快感・・・。
中澤さんの指が動いてる・・。
あたしの中で動いてる・・・・・!!!
39 名前:ま〜 投稿日:2001年03月04日(日)19時41分30秒
中澤さんはあたしの中に指を入れたまま、
ふたたび体勢を入れ替えて、あたしの顔の上に自分の顔を持ってきました。
中澤さんの口の周りが濡れています。
あたしの・・・。
間違いなくあたしのです・・。
あたしので濡れてるんです・・・・。

中澤さんは、あたしので濡れている唇をあたしの唇に重ねました。
不思議と不快感はありませんでした。
むしろ、より一層、あたしの理性を失わせていく・・・。

そして、意を得たと言わんばかりに、中澤さんの指の動きが激しくなってきました。
あたし・・。
なんだか・・・。
あたしの中から、何か、すごい突き上げて来るような感覚。
段々と・・。
すごい・・。

その直後、あたしは痙攣するような快感を襲いました。
何度も、何度も・・・。
あたしは・・・、果てたんです・・。
これが、『イク』っていう感覚なんですか・・・・。
40 名前:ラヴ梨〜 投稿日:2001年03月04日(日)22時17分05秒
こんなトコにエロ梨華が!!嬉しいです次の話とかでも石川中心にしてほし〜な〜!
41 名前:名無し読者 投稿日:2001年03月05日(月)00時43分24秒
りかちゅーいいですね。
出来れば長く続いて欲しいです。
続き期待してます。
42 名前:ま〜 投稿日:2001年03月05日(月)23時30分49秒
>>40 ラヴ梨〜さん
いかがですか?エロ梨華♪
次の話は、『なかよし』を書こうかな〜って思ってるんで
その後にでも、書きましょう!

>>41 名無し読者さん
最近りかちゅ〜も、いいな〜って思ってます♪
長くですか・・。短編なんで、もうすぐ終っちゃうと思います・・。
申し訳無い!(w
43 名前:ま〜 投稿日:2001年03月05日(月)23時31分45秒
あたしは、しばらくベットの上で動けませんでした。
疲れたわけではないんですが、
動けなくなってしまいました・・。
中澤さんもベットの上に横になると、
「どやった・・?」
って、あたしの耳元で囁きました。
「・・・・。」
答えられるわけないですよ・・。
恥ずかしい・・。

あたしが顔を真っ赤にして答えられないでいると、
中澤さんは
「よっ!」っと声をあげると
あたしの頭を軽く持ち上げて、腕枕をしてくれました。
そこであたしはやっと喋れたんです。

「中澤さん・・。嬉しかったです・・。」
そう言うと、あたしは中澤さんの腕枕の中で
中澤さんにもたれ掛かりました。
そんなあたしを見て中澤さんは、あたしの額に軽くキスをしてくれました。

よく考えたらあたし、中澤さんにされるがままで
中澤さんに何もできなかった・・・。
それでも中澤さんは
「はじめてなんてそんなもんや。」
そう、やさしく言ってくれました。
44 名前:ま〜 投稿日:2001年03月05日(月)23時32分42秒
それから多分30分くらい、二人とも無口で
余韻を楽しんでいたような気がします。
あたしも、中澤さんの腕の中、目を閉じてじっとしていました。
このまま寝たいんですけど、なんだか興奮して眠れない・・。

「なあ、石川・・。」
突然沈黙を破って中澤さんが口を開きました。
「寝たん?そんならいいや・・・。」
あたしはすぐに中澤さんの方を向きました。

「いつからやろな・・。うちが石川に特別な感情を持つようになったの・・。」
中澤さん。それは多分あたしといっしょのじきだと思いますよ♪
そう言いたかったですけど、なんとなく言いませんでした。
むしろ中澤さんは、あたしに話し掛けるというよりも
独り言を言いたい、そんな雰囲気だったんです。

「知らん間に石川のこと気になっとった。何時の間にか手をつなぐようになったり・・・。」
そうでしたね・・・。
何時の間にかTVの前で絡むようになりましたね・・。
あたしは心の中で答えました。
「最初は変な奴って思とったけど、何時の間にか気になってしょうがなかったんや・・・。」

中澤さんは喋りつづけました。
あたしはただ聞いてました。

でも何時の間にか、あたしは寝てしまっていたんです。
中澤さんはそんなあたしを一番中、腕枕していたのかな・・・?
45 名前:ま〜 投稿日:2001年03月05日(月)23時34分51秒
朝、カーテンから光が差し込んでました。
いつもと違う朝。
その光がすごく明るく、そしてさわやかに感じました。

あたしは気づきました。
中澤さんがいません。
もしかしたらシャワーかな?って思って、覗いて見ましたが、
いませんでした。
ベットの下にも、トイレにも、
この部屋に中澤さんはいませんでした。

夢じゃないよね・・・。
あたしはテーブルを見ました。
その上には、昨日中澤さんが飲んだ飲みかけの缶ビールが置いてありました。
ただそれだけが、中澤さんが昨日この部屋にいたって証し。

あたし・・・、中澤さんと朝を迎えたかったな・・・・。
46 名前:アリガチ(HN) 投稿日:2001年03月06日(火)00時06分05秒
ねーさん、マジで男前ッスね!
もうすぐ終わっちゃうんですか。
なんかもっと見ていたいッス(笑)
47 名前:ラヴ梨〜 投稿日:2001年03月06日(火)01時02分51秒
ベットの下まで探す石川になぜかキュンとしちゃいました(笑)リアリティが あってすごく良いですね!!なかよしも期待してます♪(もちろんエロを)
48 名前:名無し読者 投稿日:2001年03月06日(火)01時06分09秒
一番中×
一晩中○ ですよね。ほんのちょっことだけ気になったもので。
49 名前:第二小隊後藤隊長 投稿日:2001年03月06日(火)04時43分59秒
梨華ちゃんいいな〜!こういうの大好きです。
50 名前:ま〜 投稿日:2001年03月06日(火)23時06分19秒
>>46 アリガチさん
中澤を男っぽくしてみました。
でも、相手が石川だと、自然と男っぽくなってしまうかな?
石川編は終りますけど、また始めたら読んでください♪

>>47 ラブ梨〜さん 
ありがとうございます。
今回リアリティを目指したんです。
誰かの視点に立って書くのは初めてなんですよ。
もちろん次回もエロを書きます!(w

>>48 名無し読者さん
はい・・。おっしゃる通りでございますです・・。ハイ・・。
間違ってました・・。鬱だ・・!
また読んでくらさい・・。

>>49 後藤隊長(特車二課?)さん
ありがとうございます!
最近石川がいいですよね〜。
51 名前:ま〜 投稿日:2001年03月06日(火)23時07分14秒
今日もコンサート。
リハーサルの関係もあり、朝7時にホテルのレストラン集合でした。
でももう6時半です。
すぐに着替えていけば間に合うんですけど、
なにしろ、昨日中澤さんとあんなことしちゃって、
しかもそのまま寝ちゃったんで、シャワーを急いで浴びることにしました。
シャワーを浴びてる間にも、昨日の中澤さんとのことを思い出してしまって
変な気分になっちゃいそう・・。

いけないいけない!
みんなを待たせちゃう!

あたしは急いで体を洗うと、バスタオルを体に巻きつけ、
出れる準備をしました。

やっと支度が終わったときには7時をすでに回っていたんです。
あたしは急いで部屋を出ると、エレベーターに乗りレストランに向かいました。
52 名前:ま〜 投稿日:2001年03月06日(火)23時08分44秒
レストランにはどうやらあたし以外はほとんどいました。
入ろうとしたとき、中澤さんの声が聞こえました。
あたしは思わず立ち止まって聞き耳を立てちゃいましたよ・・。
どうやら矢口さんと喋っているようです。

「裕ちゃん昨日どこ行ってたの〜?」
「ラーメン食いに行っとったんや。」
「え〜!だって12時ごろ裕ちゃんの部屋に行ったのに、誰もいないんだもん・・。」
「寝とったんや!」
「へ〜〜〜♪」
あれ?なにやら矢口さんの何かを知ってるような口ぶり・・・。

「よっすぃ〜が言ってたよ。今朝梨華ちゃんの部屋から裕ちゃんが出て来たって♪」
「・・・・・」
ありゃ!!ばれちゃってる・・。
中澤さん何て言うのかな・・・。

「ええやん何でも!」
「え〜・・、ムキになっちゃって♪怪しいな〜。」
「何々?どうしたの??」
ありゃりゃ・・。
安倍さんたちまで参加してきちゃったよ・・・。
どうしよう・・。
入りづらいな・・・。
53 名前:ま〜 投稿日:2001年03月06日(火)23時09分32秒
「梨華ちゃん!」
あたしは突如後ろから声を掛けられました。
ごっちんでした・・。
「何やってんの?入らないの〜?」
そう言うとごっちんは、あたしを無理やりレストランに押し込みました・・。
もちろん矢口さん達に見つかっちゃいました。

「あ〜〜!!疑惑の梨華ちゃん登場だぁ〜〜!!!」
まずいなぁ・・。
どうしよう・・・。

「はいはい!!うちは石川の部屋に泊まりました!!」
みんなを静めるためでしょうか?
中澤さんが大声で言いました。
言ったって言うより、怒鳴ったって感じだけど・・。
54 名前:ま〜 投稿日:2001年03月06日(火)23時10分14秒
中澤さんは、あたしを手招きして、隣の椅子に座らせました。
そうすると突然、
「石川はうちのもんや〜〜!」
何を思ったのか、突然言いました。
あたしびっくりしちゃいましたよ・・・・。
みんなの前でそんな事言うなんて。

でもそれだけで終らないのが中澤さんです。
「矢口もうちのもんや〜〜!!」
そう言うと中澤さんは矢口さんに抱きつきました。
「やめろ〜〜!!」
矢口さんは拒否してましたけど、満更でもないようです。
なんか妬けるな・・・。

「なっちは〜?」
今度は安倍さんが自分を指差して言いました。
「なっちもうちのもんや〜〜!!!」
55 名前:ま〜 投稿日:2001年03月06日(火)23時11分20秒
もう・・・。
何言ってるんですか中澤さん。
あたし、何でこんな人好きになっちゃたの?

そう思っていたら、
「本当は、石川だけやで・・。」
あたしの耳元で中澤さんが囁くと、
立ちあがってレストランを出ていってしまいました。

あたし、また顔が真っ赤ですよ。
もちろんのこと、安倍さん達に
「何て言われたの〜〜??」
と、興味津々の顔で言われました。
答えられませんでしたよ・・・。

「ところで、気持ち良かった〜?」
矢口さんの問いに、あたし思わず、
「はい・・。」って答えちゃったんです。
みんなが歓声を上げました。
あたしってバカ〜・・・!!!
よけい顔が真っ赤になっちゃいました・・・・。

もう!!
中澤さん!!
あたしの大好きな中澤さん!!!
どうしてくれるんですか!!
助けてくださいよぉ〜〜!!!





おわり
56 名前:まちゃ。 投稿日:2001年03月07日(水)04時01分18秒
おもろい!!
最高!!
続き希望です。
57 名前:名無し読者 投稿日:2001年03月07日(水)10時09分30秒
さやまりのエロ書いて欲しいんですけど…。
58 名前:ラヴ梨〜 投稿日:2001年03月07日(水)17時29分00秒
やっぱり梨華ちゃん良いですね♪作者さんはグッとくる石川の書き方を心得ていらっしゃる。しかし中澤ね〜さんが脱退してしまうとは・・
59 名前:アリガチ(HN) 投稿日:2001年03月08日(木)00時19分44秒
あぁ…終わられてしまった。
大変面白かったです。
ラブ話なのに今日は泣きそうになってしまいました(TT
ねーさん・・・。
60 名前:第二小隊後藤隊長 投稿日:2001年03月08日(木)00時22分26秒
裕ちゃん、やさしいですね・・・梨華ちゃんがうらやましいです!
ハロプロに残れば、まだ裕ちゃんとのからみを小説に出来ると思うんです・・・(泣)

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