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Someday,sometimes

1 名前:Revolution 投稿日:2001年03月20日(火)13時45分23秒
こんにちは。緑板にいるみなさん。僕は昔2CHで小説を書いていました。
しかし向こうでは荒らされまくりやる気がなくなったものです。
ここでは荒らしがないということでこっちに移動してきました。
少しストーリー構成など下手ですが、多くの人に見てくれたらうれしいです。
たくさん更新できませんし,更新日もまちまちですが,
長い目で見ていただければ光栄です。
2 名前:Revolution 投稿日:2001年03月20日(火)13時48分18秒
  〜Someday,sometimes〜
(1)
 「あわわわわ、ち、遅刻しちゃうよ〜〜。」
 「あぁ、亜依ちゃん、おはよう。」
 「お、おはようござ・・・、なんだ、売店のおばちゃん、急いでるんや、遅刻しそうや
  ねん。」
 「あらあら、ごめんね。」
 急いで、挨拶を振り切って3階へ走る。
 実の所を言うと、もう始業時間は過ぎている。もう間に合わないのは分かっているが、一応走ってる所は、誉めたい事だ。
 教室についたときは、息は乱れきっていた。息を整えて、教室へ入った。
 「おはようございま〜す。また、遅刻してしまいましたわ。」
 教室の扉を開けつつ、笑って謝って入った。すると、
 「亜依ちゃん、十秒セーフよ。」
 「え?」
 ふと自分の腕時計に目をやった。すでに八時五十八分を指している。
 「でも先生、うちの時計九時近いで。」
 「何いってんの?ちゃんと時計を見なさい。」
 よ〜〜く目を凝らして見ると
 「あれ、うちの時計・・・。とまっとる。」
 時計の秒針は動いてなかった。すぐに教室中爆笑の渦に巻き込まれた。

3 名前:Revolution 投稿日:2001年03月20日(火)13時49分48秒
更新しました。
ちなみに質問や感想なども受け付けています。
4 名前:Revolution 投稿日:2001年03月20日(火)13時58分27秒
(2)

 「なんや、そんなに笑わんでも良かったやん。」
 「あぁ、ゴメンゴメン、あまりにもおかしくって、おかしくって。」
 「もお、ええわ。」
 「ところで時計直したの?」
 「電池が切れとった。時計屋持ってかんといけんわ。」
 一時限目の後、友達の石川と話した。この子は、石川梨華。加護の友達だ。ちなみに、どっかの会社の社長って言ってたけど、加護は、よく知らなかった。別に興味の欠片もなかった。
 「そういえば、亜依ちゃんの関西弁も直らないね。」
 「別に直そうって気も無いけどな。」
 加護は、奈良県から、四ヶ月前に引っ越してきた。理由は、加護も知らなかった。というか教えてくれなかったといったほうが正しい。急に、親から、引っ越すという事を伝えられたのだった。
 「でもさあ、やっぱ目立つよ。」
 「ええんや、目立っても。」
 石川はたまに加護が言ってる事の意味が分からなかった。
 「あ、そうだ、後で売店に行こう。新しいお菓子が入ったみたいだから。」
 「そうやな、ちょうど弁当忘れたしな。」
 「え?お弁当忘れたの?」
 「ああ、そうや。」
 加護は普通にうなずいた。

5 名前:Revolution 投稿日:2001年03月20日(火)14時03分08秒
更新です。ここでちょっと自分の作品をフォローしときます。
主人公は加護です。2で出てきた石川は一応(無理があるんですが)加護と同い年という事になっています。
舞台は芸能界ではなく普通の学校の生活。設定上は中学か高校という事になっています。
そういうところはあいまいな所が多いのです。
まあ,とりあえずそんなとこです。

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