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いちごまといしよし
- 1 名前:かんかん 投稿日:2001年03月27日(火)20時57分03秒
- ここにある小説を読んで自分も書きたくなったので書いてみたいと思います。
どんな小説にしようかはっきり決めていないのでこんな風にして欲しいとかあったらなんでも
どんどん受け付けます。
- 2 名前:名無し読者 投稿日:2001年03月27日(火)21時27分14秒
- ハッピーエンドお願い。
- 3 名前:かんかん 投稿日:2001年03月27日(火)22時03分40秒
- 入れて欲しいカップリングとかあったら書き込んでください。
- 4 名前:読む人 投稿日:2001年03月27日(火)22時16分21秒
- タイトル「いちごまといしよし」になってますけど
それ以外のカップリング書いちゃって良いんですか?
- 5 名前:かんかん 投稿日:2001年03月27日(火)22時35分31秒
- 別にいいですよ。ただ単にすきってだけですからね。
リクエストお願いしますね!
- 6 名前:かんかん 投稿日:2001年03月27日(火)22時51分50秒
- 悩んだ結果いしよしでいきたいと思います。
甘々でいきたいと思います。
- 7 名前:まちゃ。 投稿日:2001年03月27日(火)22時54分53秒
- いしごまで黒ごまに石川がせまられてるようなやつで星を継ぐ者みたいなので
最後には石川が黒ごまを受け入れてバカップルになるが吉澤が石川に迫る。
しかし、いしごまには勝てず。
吉澤は前から付き合ってた矢口のところへいく。
みたいなのがいいな〜。
どう?
- 8 名前:かんかん 投稿日:2001年03月27日(火)23時08分57秒
- 「ちょっときいてる?」
と少し怒り気味の梨華が言った。
「あ、あごめんごめん。聞いてなかった。」
少しわびた感じにひとみが言った。
「どうしたの?」
「ううん。なんでもないよ。」
(どうしちゃったんだろう今日のひとみなんか変)
おかしいと思った梨華は軽くキスしてみた。ひとみが真っ赤になるのは梨華には手にとるように分かった。
しかし、ひとみはまた心ここにあらずといった感じだった。
もう一度どうしたの?って聞こうとしたら他のメンバーが楽屋に入ってきてしまった。
- 9 名前:読む人 投稿日:2001年03月27日(火)23時15分34秒
- えっと、じゃあリクエスト書いてもいいですかね?
自分はやっすーファンなんで、とにかくやっすーをお願いします。
絡ませるのは・・・梨華ちゃんかよっすいーでお願いします。
この二人も大好きです。ハイ。(* ̄ー ̄*)
- 10 名前:かんかん 投稿日:2001年03月27日(火)23時18分23秒
- 結局、何も聞けなかった梨華はひとみと一緒に帰ろうとしたが先に
後藤と帰ってしまった。
一人不安な梨華は部屋のベットで考えていた。
(どうしちゃったんだろうひとみちゃんわたしなんか悪いことしたかな?)
そんなことを考えてるうちに深夜になってしまっていた。
「明日も早いし寝るかな」
不安に思いながらも眠りについた。
- 11 名前:読む人 投稿日:2001年03月27日(火)23時18分26秒
- あ、割り込んじゃいました。ごめんなさい。>かんかんさん
私の投稿は無かった事にして頂いて結構ですので・・・ご容赦を・・・
- 12 名前:かんかん 投稿日:2001年03月27日(火)23時20分39秒
- 甘くしようとしたのだが痛い系になるかも
- 13 名前:名無しさん 投稿日:2001年03月27日(火)23時45分37秒
- 痛くてもいいです!
でもやっぱ甘いのもいい…
もうどっちでもいいです(w
- 14 名前:かんかん 投稿日:2001年03月28日(水)00時46分20秒
- ひとみのことで寝られなかった梨華は一番に楽屋にきていた。
ちょっと早くきすぎてしまったこともあって、20分ぐらいは誰も来なかった。
次にやってきたのはひとみだった。
昨日から何も話していない2人は少々気まずい空気が流れていた。
その空気を破ったのは梨華だった。
「どうして昨日から話してくれないの?」
ひとみは何も答えなかった。
「どうして?」
梨華は強く言った。
するとひとみが口を開いた。
「理由なんてないよ。話したくないだけ。」
「だから何で話したくないの?」
梨華は泣きそうだった。
しかしひとみは何も答えなかった。
「おっはよー!」
元気よくやってきたのは矢口だった。
「どしたの2人とも。元気ないよ」
「そうですか?そんなことないですよ。」
と言ってひとみは矢口と話し始めてしまった。
そうこうしてる間にメンバー全員が集まり今日のハードスケジュールが始まったのである。
- 15 名前:かんかん 投稿日:2001年03月28日(水)00時56分50秒
- 梨華は今日もほとんどひとみと話さなかった。
そんな異常にきずいたのは、梨華の教育係でもある保田だった。
楽屋でたまたま2人になった。
保田はひとみと話さないわけを聞いた。
「石川なんで昨日ぐらいから吉澤と喋ってないの?」
「分からないんです私にも何でって聞いても答えてくれないし」
梨華は泣きそうだった。
そういわれては何も保田は言うことができなかった。
- 16 名前:かんかん 投稿日:2001年03月28日(水)01時08分39秒
- そんな話しをしているとひとみが戻ってきた。
すると、保田は
「吉澤、ちょっと石川と話し合いしなさい」
そう言って保田は楽屋から出て行ってしまった。
「ひとみちゃん?」
「なに?」
「朝も言ったけど何で話してくれないの?」
「理由なんてないって言ったじゃん」
少し怒り気味にひとみは言った。
すると、梨華は泣いてしまった。
「もう嫌なんだよ、梨華ちゃんのことがもう嫌いなんだよ」
ひとみはそういうと楽屋から出て行ってしまった。
- 17 名前:かんかん 投稿日:2001年03月28日(水)01時19分48秒
- 梨華はただ泣くしかなかった。
そのころ、ひとみも泣いていた。
「嫌いなわけないじゃん。好きに決まってんじゃん。
でも、もうだめな気がするんだよ私たちは」
誰も使ってない楽屋で一人ひとみは泣いていた。
「もう、戻れないんだよあんなラブラブには・・・戻れないんだよ」
「梨華ちゃんなんでだろうね、こんなに好きなのに空回りばっかだよ」
ひとみもまた悩んでいたのだった。2人のあり方について。
- 18 名前:かんかん 投稿日:2001年03月28日(水)02時14分48秒
- 涙が完全にとまったのを確認してひとみは楽屋へと戻った。
矢口以外のメンバーはもう楽屋にいた。ひとみは近くのいすに腰をかけ
加護や辻たちと楽しく話している梨華をじっと見つめていた。
そんなひとみに後藤が寄ってきた。
「どしたの?元気ないじゃん」
「そうかな?元気だよ」
「なんか悩みでもあるの?私でよかったら聞くよ。」
「あっそうだ、明日昼からだからうちおいでよ話聞いてあげるからさ」
「いいの?」
「全然OKだよ」
仕事が終わり2人はタクシーで後藤の家に向かっていた。
- 19 名前:かんかん 投稿日:2001年03月28日(水)08時30分21秒
- 真希の家のつくと2人は早速真希の部屋に行き話し始めた。
真希にひとみは梨華との事を全部打ち明けた。
梨華と話せないことも自分が苦しんでいることも。
話終えると真希が
「うーん、梨華ちゃんは繊細だからな。ちょっとしたことがすっごい
苦しみになってるかもよ。」
「繊細かーそうだよねちょっとした事で泣いちゃうもんね梨華ちゃんは」
「って言うか嫌いって言われたのは傷ついたと思うよ。」
「それはかなり反省してんだけどな。やっぱ自分だけがつらいって思っちゃだめだよね
向こうもつらいんだもんね」
「あっ、でもやばいかもよ。2人で帰ってきちゃったから変な風に誤解
されちゃうかもしれないよ」
するとひとみはいきなり立ち上がって
「私、梨華ちゃんとこに行ってくる!」
「えっ、今から?」
真希は驚きを隠せない
「そうだよ、行ってくる」
そう言ってひとみは後藤家を後にした。
- 20 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月01日(日)06時43分33秒
- かんかんさん、緑板ともども楽しく読ませて頂いてます。
こちらも楽しみにゆっくり更新まってま〜す。
- 21 名前:かんかん 投稿日:2001年04月01日(日)11時38分52秒
- 真希の家を出るとひとみはタクシーに乗りこんだ。
「横須賀の田浦って分かります?」
ひとみは運転手に行き先を告げる。
「ああ、分かるよでもちょっと時間かかるけどいい?」
「は、はいできるだけ急いでくださいね」
「あいよ」
ひとみはタクシーの中で梨華のなんと言おうか必死に考えていた。
(いきなり行ったんじゃ怪しまれたりするしなうーん、ごっちんのこと言われるんだろうな
なんか自分が情けなく思えてきたよ)
- 22 名前:かんかん 投稿日:2001年04月01日(日)12時34分27秒
- そんなことを考えているうちに梨華の家まで来てしまった。
ひとみはタクシーからでて梨華の家の前で玄関のベルを押せずにいた。
(なんか緊張するな、うーん、よっしゃー行くか)
おそるおそるベルを鳴らす。
『ピンポーン』
「はい」
「あ、あの吉澤といいますけど梨華さんはいらっしゃいますか?」
「ひとみちゃん?」
「え?梨華ちゃん?」
一瞬わけのわからなくなったひとみが玄関先でボーとしていると
梨華が出てきた。
「ひとみちゃん・・・・何しにきたの?」
「は、話あるんだけど・・・・入ってもいい?」
「うん、早くはいって」
意外にも梨華はすんなり家に入れてくれた。
家に入ると梨華のお母さんが出迎えてくれた。
ひとみは軽く挨拶をして梨華の2階の部屋へ向かった。
何度か来たことのある部屋でもなぜかひとみには落ち着けなかった。
ひとみはカーペットの上に腰をおろして座った。
梨華は自分の勉強机のいすに座ってひとみのほうを向いている。
「話しって何?別れ話だよね私なんかに愛想尽かしちゃったんでしょ
私なんかよりごっちんとの方がひとみちゃんはお似合いだもんね」
「ち、違うよ別れ話なんかじゃない!」
梨華は見当はずれの答えにかなり驚いている。
「じゃあ、なんなの?」
「あ、あのさ私ここ2,3日悩んでたんだこのままでいいのかなってね。
梨華ちゃんとこんな関係でいいのかなって思ってた。
それで、梨華ちゃんのこと無視してたのかもしれない。嫌いって言ったのは
なんか自分自身が訳わかんなくなっててそれで、苦し紛れっていうか
なんていうかさ・・・・でもやっと考えがまとまった私やっぱ梨華ちゃんのことが
大好き、スキでスキでたまんない」
それまで黙っていた梨華が口を開いた。
「ひとみちゃん・・・・私も私もひとみちゃんのこと大好き、でも、ごっちんは?
昨日も今日も一緒に帰ってたじゃん・・・」
「ごっちんにはいろいろ話し聞いてもらってたのだからなんでもない応援してくれるって言ってたし」
梨華はすでに泣いている。
「ごめんね、ごめんね疑ったりして・・・・」
「いいの、私も悪いんだからさ」
ひとみは立ち上がって泣いている梨華の唇に優しいキスをした。
「ねぇ、ひとみちゃん?」
「ん?何?」
「泊まってけるの?」
「うん、大丈夫だよ」
そう言ってひとみは梨華を押し倒した。そしてまた梨華に口付けをした。
今夜は甘ーい夜になりそうです。
- 23 名前:かんかん 投稿日:2001年04月01日(日)12時37分22秒
- なんかちょー長くなってしまいましたね。まあいっか。
>20さん
レスありがとうございます。ご期待に添えるよう一生懸命がんばります。
次からはちょーいしよしを甘く仕上げるつもりです。
後藤はあの人とラブラブです。
- 24 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月02日(月)00時07分29秒
- あの人って誰だ? あのお方だとうれしいけど…
- 25 名前:かんかん 投稿日:2001年04月02日(月)02時22分13秒
- 真希の部屋
「よっすぃーうまくいったのかな?うーんでも今電話するのはやばい気がするな。
市井ちゃんにでもメール打ってみるか」
真希はメールを打ち始めた。しかもかなり長い。
『市井ちゃんへ
最近連絡できなくてごめんね。かなり忙しくてさ。でも市井ちゃんは私のこと
嫌いになったりしないよね?ずっとスキでいてくれるって約束したよね?
私は守ってるよ市井ちゃんとのアノ約束を・・・。
今度のOFFは一緒にどっか行こうね!私的にはうーんそうだなどこでもいいや
市井ちゃんとならどこでも行くよ。じゃあ、またこっちから連絡するね!
お休みなさい 真希より』
- 26 名前:ラヴ梨〜 投稿日:2001年04月02日(月)03時38分00秒
- いしよし大好きだ〜!!しかも甘い!!作者さん頑張って♪ちょっとエロい展開にも期待。
- 27 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月02日(月)03時57分34秒
- 市井が絡むと何故ごまはこんなに可愛いのか
続き期待
- 28 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月02日(月)04時50分39秒
- ラブラブないちごま?大好物です。(笑)
- 29 名前:かんかん 投稿日:2001年04月02日(月)21時26分36秒
- >26さん 感想ありがとうございます。一生懸命がんばります。
でも、私は13歳の女の子なんでエロいのはちょっとかけません。
すいません。
>27さん ごまきかわいいですね。きっと素直になったりするんだろな。
>28さん ラブラブないちごま期待しててください。
あと、市井ちゃんとのアノ約束にはちょっとすごい秘密があるんで
その辺も期待しててください。
- 30 名前:かんかん 投稿日:2001年04月05日(木)20時52分17秒
- 紗耶香の部屋
「よーし寝ますか」
紗耶香はそう言って布団にもぐりこむ。と、そこへメールが入った。
「ん?なんだメールか?」
紗耶香は携帯を取り出して見る。
「あ、後藤からじゃん、」
ニコニコしながら紗耶香はメールを見ている。
「アノ約束か・・・・懐かしいな。ちゃんと守ってるのか。偉いな後藤は
あたしも守ってるよ、後藤とのアノ約束、それともう一個の約束もね!」
紗耶香はめちゃめちゃいい気分で深ーい眠りに付いた。
きっといい夢を見たに違いない
- 31 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月06日(金)05時00分44秒
- 二つの約束??
いったい、なんなんだ〜〜!!
- 32 名前:かんかん 投稿日:2001年04月06日(金)13時56分58秒
- 私と梨華ちゃんは次の日一緒に現場行った。手をつないで仲良く。
私たちがちょっと仲悪そうにしてたから、仲良くやって来た私たちに
みんな、驚いてる。
私はごっちんに梨華ちゃんは保田さんに昨日のことを話す。
両方にお世話になったからね。
私たちは必ず移動の時は手をつないで移動する。バカップルと言われ手も仕方ない
くらいにいつも一緒にいていちゃいちゃいしていた。
「ねえ、ひとみちゃん好きな色は?」
「うーん、そうだなー赤」
「なんで?」
「これの色だから」
そう言って私は梨華ちゃんの唇にキスを落とす。これはメンバーの前でのこと
梨華ちゃんは案の定おもいっきり赤くなっている。私は別に何ともおもはないけどね
「これも赤だな」
私は梨華ちゃんの頬にキスをする。梨華ちゃんはまた、一段と赤くなってる。
「ははは、かわいいねえ、梨華ちゃんは」
「も、もう・・・・」
「はははは」
他のメンバーはうらやましそうに見てる。なんかいい気分
私も市井ちゃんがいればな・・・・・と思う真希でした。
- 33 名前:ラヴ梨〜 投稿日:2001年04月06日(金)18時08分05秒
- なんと作者さんは女性だったんですか!無理言ってスミマセン。これからもひとみちゃんと梨華をイチャイチャさせてください!!期待してます
- 34 名前:かんかん 投稿日:2001年04月06日(金)18時43分11秒
- 番外編(紗耶香と真希の約束)
あたしは今日後藤に言うつもりあたしが脱退することを・・・・
今日は仕事が早い目に終わったから後藤が家に来ていた。
あたしがご飯を作って後藤はおいしそうに食べている。その笑顔があたしは好き
片づけを済ませ2人でいろんな話をする。メンバーの話とかいろいろ。
そんな時後藤がこんなことを言った。
「市井ちゃんは、ずっと後藤と一緒だよね。先に辞めちゃったりしないよね?」
多分後藤はそんなことあるわけないじゃんっていって欲しかったに違いない。
「・・・・・・」
あたしは何も答えることができない。
「え?辞めたりしないよね?」
「そのことなんだけど・・・・・・あたし辞めようって思ってる娘を!」
「な、なんでなんで辞めちゃうの?後藤は一人っきりになっちゃうの?」
後藤は泣いている。涙をおもいっきり流している。
「・・・・・」
「なんとかいってよ!黙ってちゃわかんないよ」
後藤は少し怒ってる。
「あ、あたしね、夢があるの。その夢かなえるには今この時がいいチャンスなの」
あたしは必死に後藤を説得した。1時間ぐらい掛かったけど時間の問題じゃない。
結局、後藤はあたしの夢を理解してくれた。
その時、後藤とこんな約束を交わした。
一つ目は 絶対に他の人とキス以上のことをしない。
まあ、これなら絶対守れる。
二つ目は 後藤が中学を卒業したら一緒にどっかの国で暮らそう。
その為にお金を貯金すること。誰にも言わないこと
中学卒業と同時にモーニングを辞めること。
これがあたしと後藤の交わした約束。
- 35 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月06日(金)21時45分21秒
- 2人ともキャワイイ!!
- 36 名前:かんかん 投稿日:2001年04月06日(金)23時22分04秒
- えーっとこれからはいちごま中心になってきます。
いしよしは所々出てくると思いますが、かなり少ないです。
- 37 名前:かんかん 投稿日:2001年04月07日(土)00時16分18秒
- メールのあった次の日後藤から電話があった。再来週の土曜日OFFがあるから
どこかにいこうというものだった。何故か後藤の声は弱々しかった。
後藤は大丈夫だっていってたけどなんか気になる。まあ、いっか
今日は後藤との約束の日あたしはヘルメットをかぶってバイクに乗り込む。
あたしは娘。の卒業と同時に免許を取った。
今日は後藤を後ろに乗っけて海にでも行く予定。
快調にバイクを飛ばし後藤の家まで向かう。
『ピーンポーン』
「はーい」
「市井ですけど・・・」
「あ、市井ちゃんちょっと待ってて」
後藤は元気に家から出てきた。
「おはよー市井ちゃん!」
そう言ってあたしに抱きついてくる。一旦あたしから離れてあたしの姿をじーっと
見てる。
「どうかした?」
「うーん、今日はボーイッシュって感じだね。なんかかっこいい」
確かに今日あたしはビンテージのジーパンに男物のボタンシャツを着ている。
「そ、そう?あんまうれしくないな」
「かなり男前だよ」
「まあ、いいや早く乗って」
あたしは後藤にもう一個のヘルメットを渡す。
「うん」
後藤はヘルメットをかぶるとバイクに乗り込む。
「じゃあ行くよ」
あたしはエンジンをかける
「うん、GO−行け行け」
かなりはしゃいでる。
「わーったって。」
あたしはバイクを走らせる。後藤はしっかりあたしに抱きついている。
「ねえ、ところでどこへ連れてってくれるの?」
運転中のあたしに話し掛けてくる。
「あ、そういや言ってなかったね。海に連れてってやるよ。」
「えー寒いじゃん」
「いいの、いいとこ知ってるから」
それでも後藤は駄々をこねる。って走ってるとこから逃げ出せるわけないのにね
ホントバカだな後藤は
- 38 名前:かんかん 投稿日:2001年04月07日(土)00時43分26秒
- 一時間ぐらい走ってあたしのとっておきの場所にたどり着いた。
そこはちょっとやそっとじゃ見つけられない場所にある。
あたしと後藤は砂浜に腰をおろした。いろんな話しをした。誰と誰が仲が悪いとか
次の曲はこういうのだとか(これって関係者以外に言っちゃいけないんじゃ・・・)
今の近況を詳しく話してくれた。聞いてなかったわけじゃないけど
あたしにとって話の内容はほとんど関係ない。楽しそうに話してくれる後藤の顔を
見てるだけものすごくうれしかった。
その後2人でずっと海を見てた。2人だけの世界それだけでうれしかった。
お昼も近くなっておなかが空きはじめたころあたしは後藤に
「さ、ご飯でも食べに行こうか」
「・・・・・・」
「って寝てんのか」
後藤はすごく疲れきった感じであたしにもたれ掛かって寝ている。
「しばらくこうしてようか」
どれだけ経ったろうかもう日は沈もうとしてる。後藤をもっと早く起こせば
よかったんだけど気持ちよさそうに寝てる後藤を起こすことはできなかった。
でも、かなり寒くなってきてる。そろそろ起こさないと風邪引いちゃうよ。
「おーいご・と・う、起きろー」
後藤の体をさすってみる。
「・・・・ん・・・ん、あ、寝てんだ」
「たっぷりとね」
「ご、ごめん、ずっと一緒にいてくれたんだよね。」
「いいの、いいの気にするなって」
「う、うん・・・あ、あのさ・・・・」
「何?」
「ア,アノ約束覚えてる?」
「覚えてるよ。それがどした?」
「あ、あれ早めることできないかな・・・・・」
「一緒に暮らそうってやつ?」
「うん」
「だめだよ。まだ、卒業してないじゃん。学校」
「いやなの、今日一緒にいて思った。やっぱずっと一緒にいたい。離れたくない。
もう、娘なんか辞めてどっか行きたいよ。誰も知ってる人のいないとこに」
「覚悟は出来てるの?」
「うん!」
「お母さんや弟やお姉さんにはもう会えないんだよ、それでもいいの?」
「私は、市井ちゃんとあの約束した日から覚悟は出来てたよ。」
- 39 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月07日(土)02時05分27秒
- ご、後藤・・・(感涙)。
一途で可愛いです。
続き期待
- 40 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月07日(土)03時44分32秒
- なんと、すごい約束をしてる二人なんだ!!
- 41 名前:かんかん 投稿日:2001年04月07日(土)19時06分36秒
- 「じゃあさ、今日家においでよ。じっくり話さないとこのことは、
簡単に出来るとこじゃないからね。今日、だいじょうぶ?」
「全然平気だよ。」
「よっし、じゃあ帰るか」
あたしはそう言って後藤の腕をつかみ立ち上がった。
バイクが置いてあるとこまで歩いて後藤にヘルメットを渡す。
「はい、しっかりかぶってよね」
「うん」
後藤はヘルメットをかぶってバイクに乗り込む。
「早く、市井ちゃんも乗ってよ」
後藤に見惚れていた。
「あ、うん」
帰りに近くのコンビニでお弁当やらお菓子やら買い込んだ。
あたしの家に着くと、早速、話し合いを始めた。
「ねえ、後藤はどこに行きたいの?」
「うーん、そうだな、私たちの関係が認められるとこがいい」
「アメリカとか?」
「そうそう」
「いつ行く?」
「出来るだけ早くがいい」
「うーん、じゃあ来月の2日でいい?」
「なんでその日なの?」
「ちょっとね」
「私は構わないよ」
「よっしじゃあ決定ね。あ、後お金のほうは自分の通帳から全額引き落としてくること
わかった?それぐらいナイト生活できないからね」
「ぜ、全額落とすの?」
「当たり前じゃん」
「わかったよ・・・・モーニングのほうはどうすればいい?」
「そうだなー今から言っても簡単には辞められないよ、あ、そうだ駆け落ちでもする?」
「いいよ」
あたしはまさかいいと言うなんて思ってなかった。
- 42 名前:かんかん 投稿日:2001年04月08日(日)02時40分46秒
- 「じょ、冗談だよ駆け落ちなんて出来るわけないじゃん。」
「えーいい案だと思ったのにな・・・・ところで市井ちゃんなんでそんなに落ち着いてるの?」
「なんでってそりゃあ覚悟ってやつがあるからだよ」
「ふーん、よくわかんない」
「ところで、ホントにどうすんの?モーニング」
「だ・か・ら、駆け落ちしていや失踪って言ったほうがいいかな2人で姿を消すの」
「いいかもね」
「じゃあ、決定ね。2日の日に2人でアメリカに行くってことでいいよね?」
「OK、チケットあたしが取っとくから」
「ありがと,頼むね」
「任しとけって、ところでアメリカのどこに行くの?アメリカって言っても
広いよ」
「うーん、うーんうーん、あっ、シカゴに行こう」
「なんで?」
「いいから」
「教えろよー」
あたしは後藤のおなかをくすぐる。
後藤はこれに弱いんだよね。
- 43 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月08日(日)15時32分30秒
- ほほえましい2人ですね。
- 44 名前:かんかん 投稿日:2001年04月08日(日)18時14分00秒
- 2人で約束した2日まで後、1週間まで迫ったとき、市井ちゃんから電話があった。
最終的な打ち合わせをするってことで私は市井ちゃんの家までいった。
「えーっとさ、飛行機は12時12分発のやつだからね。じゃあ、この日は
朝、9時にあそこの喫茶店でいい?」
「OK、でもちょっと早くない?」
「早くないよ、ちゃんと起きろよ、遅れたらほっといていくからね」
「わかった、絶対遅れない」
「よし、いい子だ」
市井ちゃんは私の頭を乱暴に撫でる。
「で、お金は大丈夫?あたしは親があたし専用に通帳作ってくれてるから
どうにでも出来るけど、あんたは?」
「私も大丈夫」
「貯金はいくらぐらいあんの?」
「えーっとねこの前見たときでね2000万近くあったよ」
「い、いやそんなに要らないかも、あたしで1500万ぐらいあるよ」
「ってことは二人合わせて3500万もあるんだー、すごいね」
「やっぱ全額落とすってのは無しでいっくらぐらい要ると思う?」
「えっとね全部」
「いや、3500も要らないでしょ」
「いるの」
「要らない」
「いる」
「わかったよ、全部持ってくよ」
「ねえ、市井ちゃん?」
「ん?」
「キスして」
色っぽい声と顔を使ってみる。
「なんで?」
「いいから、早く」
目をつぶってみる。私と市井ちゃんの唇が重なる。そしてさりげなく舌を入れてみる
そして、私たちの舌が絡み合う。市井ちゃんは私をベットに押し倒して、
なおもキスを続ける。
こうして、私たちの夜が始まっていく・・・・・
- 45 名前:かんかん 投稿日:2001年04月08日(日)21時18分44秒
- 決行の前の日・・・・
今日は予定よりも早く終わった。私はもうみんなに会えないんだって思って
全員を食事に誘った。
「ねえ、みんなこれからご飯食べにいこよ、私のおごりでいいからさ」
「えーいいの?後藤」
と裕ちゃん
「いいの、もうあえないんだし・・・・」
「え?後藤なんか言った?」
「ううん、なんでもないよ。それよりみんな行く?」
「行く行く」
みんな大喜びで行くって言ってくれた。なんかうれしいな
「何処がいい?」
「うーんとね。この前のとこ」
遠慮という言葉を知らない裕ちゃんはすごく高いとこを言う。
でも、お金は昨日全部おろしたからかなり持ち合わせはある。
「だめだよ裕ちゃん。高すぎじゃんそこ」
と、やぐっつぁん。
「いいのいいの、どこでも連れてくよ」
「じゃあ、決定!レッツゴー」
はしゃぎまくりのかおり
裕ちゃんとかおりとやぐっつぁんは先に出て行ってしまった。
「さ、みんな行こうよ」
みんなを促す。
みんなすごく楽しそう。ちょっとセンチメンタルな感じ。
- 46 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月09日(月)18時01分35秒
- 15歳の子におごってもらう27歳…
センチメンタルな感じです…
- 47 名前:かんかん 投稿日:2001年04月09日(月)21時30分55秒
- 今日はすっごく楽しかった。裕ちゃん圭ちゃんかおりなっちやぐっつぁん
梨華ちゃんよっすぃー辻ちゃん加護ちゃんみんなすごく楽しそうにしてくれた。
ま、その分お金はかかったけどね。
かなり遅くなったから家族はみんな寝てた。私は部屋に静かに部屋まで行って
明日の用意をはじめた。市井ちゃんがトランクをくれたからそこに入るだけの
下着と洋服をつめる。そのトランクは持ってても目立たない形のもの。
目立つと困るからって言ってた。大きさだってかなり小さい。
服やら何やらをつめるともうほとんど何も入らない。とにかくいりそうな物
をつめた。もう一個カバンを出してきて財布とか化粧品とかを入れた。
あと、パスポートもね。これ忘れたらどこもいけないよね。
現金はトランクの隠しポケットみたいなとこに入れた。
私は家族全員の寝顔を見に行った。やっぱり寂しかったけど、市井ちゃんには
かえられない。
私は明日のことも考えて早くに眠りに付いた。興奮してあんま寝れないかったけどね。
- 48 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月12日(木)00時43分12秒
- しっかし二人とも15や16で貯金しすぎ!!(w
当たり前だけど。
幸せな感じなんで続き期待
- 49 名前:かんかん 投稿日:2001年04月13日(金)14時28分12秒
- 次の日・・・
私は時間に間に合うようにちゃんと起きて、市井ちゃんと約束した喫茶店に向かった。
時間よりも早く来たつもりなのに、市井ちゃんはすでに私を待ってた。
「おはよーいち・・」
市井ちゃんは私の口を手で抑えた。
「こ、こら名前出すんじゃない。ばれるでしょーが」
そう言って私の口から手を離した。
「いいじゃん別に」
私は席に座る。
「よくないよ。そんなことしたらすぐに足が付いちゃうじゃん」
「そっか、ごめん」
「わかればよし」
市井ちゃんは私の頭を乱暴に撫でる。
「ところで、今日って何時から?」
「えーっと今日は、9時に事務所だ。」
「ってことはもうみんな集まってんだ。じゃ、早く行かないと。
じゃあ、行くか」
市井ちゃんは立ち上がった。
「うん!」
私も立ち上がり、2人とも大きな荷物を持って喫茶店を後にして、
タクシーで空港へと向かった。
- 50 名前:かんかん 投稿日:2001年04月13日(金)14時46分19秒
- 事務所で・・・・
時計が9時30分を指している。後藤はまだこない。
他のメンバーは少しキレてる。そこに、マネージャーが走ってやって来た。
「ちょ、ちょっとみんな聞いてくれるか?」
みんなは一斉にマネージャーのほうを向く。
「あ、あんな、後藤が・・・」
「ごっちんがどうしたんですか?」
ひとみが大声を張り上げて聞く。
「後藤が・・・失踪した。」
みんな、声が出ないほど驚いてる。そこに、裕子が詳しいことを聞く。
「ちょ、ちょっと、どういうことですの」
「そ、それが後藤のお母さんの話によるとちゃんと時間どうりに出たそうなんだ。
けど、なんか大きなカバン持ってておかしいと思ったらしいけど
何も聞かず送り出したそうだ。後藤の携帯はもちろんつながらない。
とりあえず、マスコミには風邪でダウンしてることにするから、
このことはばらさないように。みんなも心当たりを探してくれないか?」
「わかりました。」
と、裕子。
そこに、マネージャーの携帯がなった。
何かを話してる。電話を終えるとまた話し始めた。
「後藤のパスポートがなくなってるらしい」
「え?それってまさか・・・」
- 51 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月14日(土)03時53分34秒
- 果たして2人の駆け落ちは成功するのか!?
続きが気になります。
- 52 名前:かんかん 投稿日:2001年04月14日(土)20時28分04秒
- >46さん
少し笑っちゃいました。
>48さん
なんかの本に娘。の年収みたいなのが書いてあったのでそれを参考にしてみました。
>51さん
出来たら成功させたいけど・・・・どうなるかはお楽しみってことで
- 53 名前:かんかん 投稿日:2001年04月14日(土)20時53分23秒
- 「多分、そのまさかだ。」
「ごっちんは外国に行っちゃったってことですか?」
梨華が聞く。
「そういうことになるな。と、とにかくだ3日ぐらいはマスコミを防げる。
その間に事務所としても探してみるから。無理かもしれんがな。」
裕子は立ち上がって
「わかりました。任せてください。9人でとりあえずやってみますわ。」
といった。
「じゃ、じゃあ、頼むで。俺は今から成田に行く。後のことはサブマネに
やってもらうから。じゃあな」
そう言ってマネージャーは事務所の一室を後にした。
「後藤は何やってんだか。全く」
と、裕子があきれた口調で言う。
「ホントだよ。人迷惑かけんなって感じだよ。」
圭はかなりのご立腹である。
亜依と希美は訳がわからなくて、放心状態である。
真里は誰かに電話を始めた。
「矢口、やめなよ。今、そういうふいんきじゃないでしょ!」
圭織はすごく苛立っている。
「ちょ、ちょっと待って今喋んないでよ」
電話口を押さえて真里が言う。少し話をして真里は電話を切り全員のほうを見て話し始めた。
「今さ、紗耶香の携帯に電話したんだけど、繋がらないからさ実家に電話したのね。
紗耶香今実家に戻ってるから。そしたら、お母さんが出てさ紗耶香今日、大きい荷物
持って、朝方家を出たんだって。パスポートもなくなってたって。」
「じゃあ、まさか市井さんとごっちんは・・・・」
「駆け落ちした・・・・と思うよ。私は」
- 54 名前:かんかん 投稿日:2001年04月15日(日)01時50分19秒
- 空港・・・・
道が込んでた為に到着が遅れて空港に着いたのが11時30分だった。
市井ちゃんは相当あせってたけど大丈夫じゃん。
私たちは手をつないで搭乗手続きのカウンターまで歩いた。
私の目にある人物が飛び込んできた。マネージャーだ。
「市井ちゃん?」
「ん?なした?」
「あ、あそこにさ、髭のおじさんいるじゃん。」
「いるね。それがどした?」
「あれ、マネージャー」
「う、うそマジで?」
「うん、マジ」
そんな話をしてるうちにマネージャーとすれ違った。
全然気づいてなかった。
「気づかれなかったね」
「マジでビビちゃったよ。さ、急ぐよ」
市井ちゃんは私の手を引っ張って、走り出した。
そして、私たちは誰にもばれることなく飛行機に乗り込んだ。
- 55 名前:かんかん 投稿日:2001年04月15日(日)02時50分28秒
- 一個でもレスあるとすっごいやる気が出ます。
- 56 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月15日(日)05時20分41秒
- >>55 ご要望にお答えして。
楽しみに読ませてもらってます。
- 57 名前:かんかん 投稿日:2001年04月15日(日)17時17分58秒
- 事務所の一室・・・・・
「か、駆け落ちってそんなバカな・・・・」
ひとみは半放心状態で真里に言う。
「で、でも2人の関係は知ってんでしょ。みんな」
全員黙ってしまった。沈黙が続く・・・・・
「と、とにかくや今は仕事が大事やで紗耶香たちのことは後や。
わかったか?そんな簡単に切り替えできんかも知れんけどな。」
裕子がリーダーらしいとこを見せる。
「そう・・・だね」
圭も言う。そしてみんな口々に言い出した。
そんな中にサブマネがやってきて、真希のいない仕事が始まった。
- 58 名前:かんかん 投稿日:2001年04月16日(月)02時39分21秒
- ここまでの感想レスくださいな。
- 59 名前:かんかん 投稿日:2001年04月16日(月)02時41分51秒
- 番外編として、ちょっと短い、いしごまを書いてみたいと思います。
ちょっとHな展開の予定です。
- 60 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月16日(月)04時15分46秒
- Hな番外編、期待してます!!
いちごまにもHな展開を入れて欲し〜い!!
- 61 名前:かんかん 投稿日:2001年04月17日(火)19時39分06秒
- すいません!いしごま、ノートに書いてたら、長くなっちゃいました。
ということで、緑板で書きます。こっちは行き詰まってましたけど、
続き書けそうなんで、行き詰まってる緑板で書きたいと思います。
ごめんなさいね
- 62 名前:かんかん 投稿日:2001年04月17日(火)19時41分28秒
- あ、いやまたまたすいません。緑板のほうはシリアスな展開なんで
雰囲気変えちゃうから、銀板の方に書きます。
ごめんなさい
- 63 名前:かんかん 投稿日:2001年04月17日(火)22時37分32秒
- 飛行機の中・・・・
平日のせいか、私たちが見回しただで20人ぐらいしかいない。
私たちの周りに誰もいないことを確認にて帽子とサングラスを外した。
市井ちゃんは髪を男っぽくかきあげる。かっこいいなーって見惚れてると
「ん?どうかした?」
「い、いやかっこいいなーって思って・・・・」
「そうか?」
「やっぱ市井ちゃんはボーイッシュだね」
「だから、うれしくないって。かわいい!とか言えよな」
「かわいいよ。い・ち・いちゃん!」
耳元でささやいてみると、市井ちゃんは顔を真っ赤にして照れてる。
「やっぱり市井ちゃんはかっこいいけどやっぱ女の子だね。」
「当たり前だろうが、たっく、もう」
こんなくだらない話が何時間も続くはずはなく、市井ちゃんは2時間後には
爆睡してた。市井ちゃんの寝顔はいつ見てもかわいいな。
私の目に市井ちゃんの唇が入ってきた。たまらなくキスしたくなって
そっと口付ける。めちゃ柔らかい。
私は満足&余韻に浸りながら眠りについた。市井ちゃんにもたれてね。
- 64 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月18日(水)04時27分28秒
- 市井ちゃんもごまちゃんも、どっちもカワイイよ!!
- 65 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月18日(水)11時34分16秒
- 愛の逃避行ですな。
- 66 名前:かんかん 投稿日:2001年04月22日(日)20時20分15秒
- >64さん かわいいですねー両方とも
>65さん そうですな。
この後はあの人が大活躍します。期待のほどよろしくお願いします。
- 67 名前:かんかん 投稿日:2001年04月26日(木)01時20分51秒
- 黄板正直行き詰まっております。
あの人の登場シーンとごまたちをどうやって絡ませようか
悩んでおるんでちょい更新遅れちゃいます。
すませんなー。
- 68 名前:かんかん 投稿日:2001年04月30日(月)03時55分01秒
- 「おい!後藤起きろー」
「ん?・・・・・何市井ちゃん?」
「ご飯だよ。さ、起きて」
「うん・・・・」
「後藤はお肉でよかった?私は魚にしたんだけどよかったら変えるよ」
「ううん、お肉でいいよ。」
私達はしばしのご飯タイムの後これからのことを話し合った。
「市井ちゃん?」
「ん?どした」
「向こうに着いたら、どうするつもり?」
「ま、とりあえず住めるとこ探して、働き口見つけることが最優先だね。」
「働くの?」
「当たり前じゃん。お金ってやつはすぐになくなるモンなんだから。」
「そ、そうだね。でも、私達に何が出来るかな?」
「後藤だったらスタイルいいんだからモデルとか?」
「む、無理だよ日本とアメリカじゃレベルが違うよ。」
「ま、それもそうだね。」
「あーひどーい、市井ちゃん。」
ちょっと拗ねてやる。私が拗ねると市井ちゃんはご機嫌取りに大忙し。
「ちょ、ちょっと機嫌直してよー。許してよー許してくれないとキスしちゃうぞ」
「へ?な、なにいって・・・・」
私の唇が何かにふさがれた。それは紛れもなく市井ちゃんの唇。
「な,なにすんのよ!」
「嫌だった?」
ちょ、ちょっとそんな目で見ないでよ。許しちゃうじゃんもう・・・・・。
「嫌じゃないよ・・・・・・」
「ハハハ、やっぱ後藤はかわいいねー」
「バカ・・・・」
「許してくれる?」
「うん・・・・・」
もう一度市井ちゃんがキスしてくれようとしたのに・・・・・・・
「オギャー・・・・オギャー・・・」
赤ちゃんの泣き声。あーあもう雰囲気最悪。
「たっく、うるさいなー。せっかく市井ちゃんがキスしてくれようとしたのに」
「まあまあ、赤ん坊は泣くのが仕事みたいなモンなんだよ」
赤ちゃんのお母さんらしき人が赤ちゃんを抱えてトイレのある私達の方へとやってきた。
その人はよく見るとなんと・・・・・・・
- 69 名前:かんかん 投稿日:2001年04月30日(月)03時57分49秒
- めちゃ久しぶりの更新です。
今、金の方最優先でやってきたんですが、
これからは黄もちょくちょく更新していきます。
- 70 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月30日(月)06時46分42秒
- ひょっとしてあの人が登場なのかな。
市井と後藤はちゃんと暮らしていけるのだろうか。続き期待します。
- 71 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月30日(月)16時01分17秒
- 『いちごま、愛の逃避行』う〜ん萌える!
- 72 名前:かんかん 投稿日:2001年05月03日(木)06時29分56秒
- 「彩っぺ・・・・・・」
「彩さん・・・・・・・・・・」
彩さんを見てた私達とそれに気づいた彩さんの目が合った。
「紗耶香?後藤?」
「しーーーーーっ」
市井ちゃんは彩さん引っ張って私達の座席に入れた。
「ちょ、ちょっとなんであんた達がここに?」
「彩っぺ静かに!」
「え?あ、うん・・・・・ってか説明しなさいなんでここにいるの」
市井ちゃんは少し考え込んで話し始めた。
「私達・・・・・・駆け落ちの途中なんだ」
「はぁ?!」
「こ、声がおっきいよ・・・・・・私達付き合ってんだよねそんで・・・・」
「そんで駆け落ち?」
「うん・・・・・・彩っぺ聞かないの?なんで女同士なんだって」
「なんでそんなこと聞くの?」
「え?だって・・・・」
「聞かなくても分かるよ。あんた達の場合はね」
「え?何それ」
「ま、それはそれとして・・・・・・」
「話し変えないでよ」
「いいの。」
「よくないよー」
「裕ちゃんにばらされたい?」
「え?あ。いやそれはちょっと・・・・」
「ないしょにしてほしいんでしょ?」
「うん・・・・頼める?」
「任しときなって、その代わり・・・・・・・」
彩さんが市井ちゃんに耳打ちした。
「えーホントにやるの?」
「出来ないんだったら裕ちゃんに電話かけるよ。」
「わ、わかったよ・・・・・・やればいいんでしょ」
「紗耶香ものわかり早いじゃん」
彩さんが市井ちゃんの頭を撫でた。市井ちゃんはすごいうれしそう。
なんか、私の知らない世界が2人の中にある気がした。
ちょこっとジェラシーかも。
「じゃあ、私はもう行くから紗耶香ちゃんとやるんだよ」
「わかってるよー」
「それから、そこの膨れたやつをどうにかしてやりな。じゃあね」
そう言って彩さんは元の席に戻っていった。トイレ行くんじゃなかったのかな?
「え?膨れたやつ?」
市井ちゃんがこっちに振り向いた。
「あ、後藤・・・・・・ごめん」
「許さないからね。絶対」
「許して、ね?真希ー真希ちゃーん」
絶体絶命のときに市井ちゃんが使う手。上目遣いで真希って呼ぶ。
もう、そんな目されたら許しちゃうじゃん。
「許してくれる?」
「・・・・・うん。その代わりキスして」
市井ちゃんの返事も聞かないまま私は目を閉じ唇を尖らせて市井ちゃんのキスを待った。
市井ちゃんはキスしてくれた。優しくてどことなく甘いキスだったな。
- 73 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月03日(木)06時44分04秒
- あやっぺがいい感じっすね
市井ちゃんは何を頼まれたんだろう
なんか市井も後藤も可愛らしくて良いです!
- 74 名前:かんかん 投稿日:2001年05月03日(木)12時38分49秒
- >>70
後藤たちはどうなるんでしょうね。まあ、悪いようにはしないつもりです。
>>71
萌える。うーんこの言葉これ書いてもらうの目標だったんすよ。
いやーマジでうれしいですよ。
- 75 名前:かんかん 投稿日:2001年05月04日(金)07時51分13秒
- 「ところで市井ちゃん、彩さんに何頼まれたの?」
「え?あ・・・・いや・・・・」
「言えないの?」
「あ・・・う、うん。ゴメン。でも絶対いつか言うから」
「分かったよ。市井ちゃんのキスに免じて許してあげる」
「ありがと。」チュッ
市井ちゃんが頬にキスしてくれた。うーん幸せ!
「後藤まだ時間あるから寝といたほうがいいよ。」
そう言って市井ちゃんは毛布を掛けてくれた。
「うん・・・・・そうするよ。おやすみ」
私も市井ちゃんの頬にキスをした。
「おやすみ・・・・・zzz」
(視点変更)
「たっく相変わらず寝るの早いなー」
しっかし彩っぺはなんであんな事・・・・ダンナさんいるじゃん・・・・・
ま、やらないとわたしがやばいから仕方ないか。
「後藤・・・・アメリカで頑張ろうね。ずっと一緒だよ。」
後藤にキスして私も眠りについた。
- 76 名前:かんかん 投稿日:2001年05月04日(金)23時37分38秒
- 娘。楽屋編 よっすぃー視点
ごっちんのいない今日一日の仕事は、はっきりいってやる気が出なかった。
梨華ちゃんがいろいろ励ましてくれたけど、親友がいないってのは
こんなにも寂しいモンなんだと改めて思った。
今は楽屋に誰もいない。だからみんな気が緩んでごっちんの話しをし始めた。
「後藤はどこ行ってんだよ。たっく(怒)」
保田さん怖すぎますよ。辻加護怯えてんじゃないですか。
「ほんまに後藤はどこ行ってしもたんやろな。まぁ、紗耶香も一緒やろうから
大丈夫やおもうけどな・・・・」
やっぱり中澤さんはリーダーだ。ちゃんと心配してくれてる。
ごっちんは愛されてるんだね。
そこにマネージャーさんがやって来た。
「後藤の行き先が判明した。市井も一緒のようだ。行き先はシカゴ」
「シカゴってアメリカのですか?」
矢口さんが遠慮がちに聞く。
「ああ、そうだ。市井の名前で航空会社に予約があったそうだ。もちろんチケットは
2枚。とにかく、スタッフを2名を次の便で向かわせた。
それと、もう一つ後藤たちと同じ便にある人物が乗ったそうだ。
それは石黒の一家だ。」
「え?彩っぺだべか?」
「ああ、そうだ。間違いなく3人はコンタクトがあるはずだ。ま、今日の
情報はこんなもんだ。それじゃあ、もう解散」
マネージャーさんは頭を抱えて楽屋を出て行った。
「じゃ、じゃあ梨華ちゃん帰ろうか?」
「う、うん・・・・」
そして、私達娘。の9人は家路に着いた。
- 77 名前:名無し読者 投稿日:2001年05月06日(日)16時20分52秒
- いちごまかわいい。この先、どうなることやら。
- 78 名前:かんかん 投稿日:2001年05月06日(日)19時19分23秒
- 「市井ちゃん!起きてー」
私は市井ちゃんの体を思いっきり揺らした。
「・・・ん・・ん?あ、後藤」
「もうすぐ、着くから起きて」
「あ、・・・うん分かったよ。起きる」
そう言って市井ちゃんは目をこすりなが起き上がった。
「あ、そうだ。これ・・・・」
さっき彩さんに預かった手紙を市井ちゃんに手渡す。
「あ、これねハイハイ。分かったよもう」
「なんて書いてあったの?」
「後藤には関係ないよ」
「あーひどーい。教えてよ」
「また今度教えるよ。これで機嫌直せって」
そう言って市井ちゃんは私の頬にキスした。
「こんなんじゃだめ。」
プーっと膨れてやる。そして目をつぶると・・・・
市井ちゃんは口にキスしてくれた。
「機嫌は直りましたか?姫」
「直ったよ。ありがとう」
「おっし、じゃあ、用意しますか!」
「うん!」
私達は散らかしたお菓子やら飲み物やらいろんなもの片付け出した。
そして・・・・飛行機はアメリカ、シカゴへと着陸した。
空港で私達は荷物を受け取って、両替所で持ってきたお金を少しだけ両替して
案内所みたいなとこで街への行き方を聞いて、バスに乗り込んだ。
ここまでの誘導は全部市井ちゃんがしてくれた。もちろん全部英語で聞いて
英語で返ってくる。市井ちゃんはなんの違和感もなくそれをこなしてる。
やっぱ市井ちゃんは凄いよ。
- 79 名前:ちーっす 投稿日:2001年05月07日(月)22時28分17秒
- いやーいいですね。
こういう感じの好きですよ。
これからも頑張ってください!
- 80 名前:名無し読者 投稿日:2001年05月08日(火)02時03分10秒
- 英語が話せる市井ちゃんカコイイ!
ふたりには逃げ切って幸せになってもらいたい、、、
- 81 名前:かんかん 投稿日:2001年05月12日(土)09時33分32秒
- 街に向かう(市井ちゃんが言ってた)バスの中で私と市井ちゃんはこんな話をした。
「市井ちゃんが後藤のために捨てたものって何?」
「え?なんだよ、急に」
「答えて!」
私のちょっと大きな声に市井ちゃんは凄い驚いてる。
「わ、わかったよ。言えばいいんでしょ。」
「うん」
「まずは家族かな。で、次に友達とか仲間だね。」
「後悔は?」
「何でそんなこと聞くんだよ!」
よくわかんないけど市井ちゃん怒っちゃった。
「後藤が行こうって言ったんだろ!」
「そうだけど・・・・・・」
「だったらそんなこと聞かないで!」
「ごめんなさい・・・・・・・・・・・」
市井ちゃんマジ切れしてるよ。怖い、怖いよ・・・・・・・。
- 82 名前:かんかん 投稿日:2001年05月12日(土)09時36分17秒
- >>79
応援ありがとうございます。
頑張って精進したいと思います。
>>80
やっぱりごっちんが英語って言うより市井ちゃんだからそうしてみました。
確かにかっこいいですね。
ちょっと市井ちゃんとごっちんの間に確執が・・・・・・
- 83 名前:かんかん 投稿日:2001年05月13日(日)15時56分35秒
- 楽屋で解散の後、私は梨華ちゃんと食事に行った。
私の気に入ってる小さな洋食屋さん。
常連になってる私達はいつも決まって奥の窓際の席に何も言わなくても
案内してくれる。
席につくとごっちんのこともあってかいつもより疲れちゃったから
スタミナ満点のハンバーグを注文した。
梨華ちゃんはいつもどうりにあさりのリゾットにサラダといった
かなりシンプルな料理を注文した。
注文を終えるとごっちんのことを梨華ちゃんと話し合った。
「羨ましいね。ごっちんと市井さんが・・・・・」
梨華ちゃんの思いがけない言葉に少し驚いてしまった。
「え?どうして?」
「だって、ごっちんはメンバーや家族や友達よりも市井さんを選んだんだよ。」
「それがどうして羨ましいの?」
「自分の気持ちに素直になれるって事だよ。ひとみちゃんできる?
今の現状をすべて捨てることが出来る?私には出来ないよ。
ごっちんはみんなが思ってた以上にいろいろ考えてたんだね。」
「わ、私は出来るよ・・・すべてを捨てて梨華ちゃんといることが出来るよ。」
「ホントに?」
「うん!約束できるよ。」
「ありがと・・・うれしいよ」
梨華ちゃんは顔を真っ赤にして照れてる。やっぱ梨華ちゃんはかわいい。
不意に梨華ちゃんにキスしてみた。
案の定、梨華ちゃんはさっきにも増して顔を赤くしてる。
「も、もう・・・・バカ・・・・」
そう言って梨華ちゃんは外を見だした。
私も外をいっしょに見る。
- 84 名前:かんかん 投稿日:2001年05月13日(日)21時48分34秒
- 窓の外で信号機につかまってる埼玉ナンバーのトラックに見入ってしまった。
埼玉って文字を見るとお母さんやお父さんを思い出す。
最近都内のマンションに引っ越したからほとんど会ってない。
ちょっと寂しくなっちゃったよ。
そんな、私の口に柔らかいものが当たったそれは紛れもなく梨華ちゃんの唇。
「梨華ちゃん・・・・」
「さっきのお返しだよ。」
梨華ちゃんはぺろっと舌を出して意地悪っぽく笑った。
「ありがとう・・・・」
「あ、もう料理来るよ。」
梨華ちゃんが指差した先には料理をもった顔なじみのウェイトレスさんだった。
ウェイトレスさんは料理を置き、軽く話をした後もとの場所に戻って行った。
「さ、食べようよ。ひとみちゃん」
「うん!今日もおいしそうだ」
40分ぐらいで食事を終えた私達は店を後にした。
今日は私のおごり、梨華ちゃんは払うって言ったけど無理やり私が全額払った。
たいした額じゃないし、別に全然かまわない。
「ひとみちゃん、受け取ってよ。」
梨華ちゃんは2千円札を手に持って私に突き出してくる。
「いいって、言ってるでしょ。気を使わないでよ」
「わかった・・・・。」
「さ、送るよ。タクシー拾うね。」
道路の方向に行こうとした私の服の袖を梨華ちゃんが掴んでいた。
「今日・・・・家に行っちゃ迷惑かな・・・・」
聞き取りにくい寂しげな声で梨華ちゃんは言った。
- 85 名前:名無し読者 投稿日:2001年05月14日(月)02時14分19秒
- この話いしよしも主役だってことすっかり忘れてた。(w
久々の二人のラブラブぶりを見て思い出しました。
さあ、このままHシーンまで行くのか!?(w
- 86 名前:かんかん 投稿日:2001年05月22日(火)15時38分41秒
- 「え?なんか言った?」
一応、聞こえたけどちょっと意地悪してみよう。
「う、ううん、なんでもないよ・・・。」
うーんやっぱ梨華ちゃんはかわいいや。でも、もうちょっと意地悪。
私は梨華ちゃんと手を繋いで(正確には引っ張って)タクシーを拾うために
道路の方向までやって来た。
しばらく、空車と書いたタクシーを無言のまま捜し続けた。
と、そこへ眩しいぐらいに光ったライトの空車と書かれたタクシーを見つけ
私が手をあげた。
私を見つけてタクシーは私たちのすぐそばの道路脇に車をつけた。
ドアが開き梨華ちゃんの手を引っ張ってタクシーに乗り込んだ。
ちなみに私と梨華ちゃんの家は全く反対の方向にある。
一緒に乗り込んだタクシーのなかで梨華ちゃんは相当驚いてた。
「あ、○○○○まで行ってもらえますか?」
運転手さんは無言でタクシーを走らせた。
行き先はもちろん私のマンション。
梨華ちゃんはさらに驚きの顔を見せた。
でも、何も言ってこない。なんでかな?そんなに驚いたのかな?
車内は無言のまま目的地に到着。
私はお金を払って梨華ちゃんの腕を掴みタクシーから出た。
「ひ、ひとみちゃん?」
やっと梨華ちゃんは口を開いた。
「ん?どしたの?」
話しながらもどんどんマンションの中に入っていく。
「どしたのって・・・・」
「全然迷惑じゃないからさ」
「あ、ひとみちゃん聞こえてたの?」
「ん?そだよ。」
「「ひっどーい。聞こえてない振りするなんて」
「じゃあ、帰る?タクシー呼ぶよ」
私はカバンから携帯を出すそぶりをしてみる。
「意地悪・・・・」
マンションのオートロックの前まで来ると私はカギを差し込んで
暗証番号を打つ。
暗証番号は『1444』4ばっかでちょっとあれだけどまあ、私と梨華ちゃんってことだから
マンションの内部に入ると入ってすぐのエレベーターに乗り込んで自分の階を押す。
- 87 名前:ななしのごんべい 投稿日:2001年05月23日(水)05時37分46秒
- 1444…?
あ!そういうことですか〜
- 88 名前:まちゃ。 投稿日:2001年05月23日(水)06時34分04秒
- そういうことって
どーゆーこと?
- 89 名前:チャーミーブルー 投稿日:2001年05月23日(水)19時55分54秒
- いしよしで1444。うまいですね!
- 90 名前:かんかん 投稿日:2001年05月25日(金)11時46分03秒
- >>85
そうですよーこの2人も主役なんすよ。
書いてて絶対忘れてる人いるよなーとか思ってました(w
>>87
そうです、そういうことです。
>>88
本編で解き明かします。
>>89
うまいっすか?ここかなり悩んだんですよ。
どっちかの誕生日だとある小説をパクることになっちゃうんでね・・・・。
自分的にはかなり下手だと思うのですが・・・・・・。
- 91 名前:名無し読者 投稿日:2001年05月26日(土)23時43分26秒
- 続き期待してます!
- 92 名前:かんかん 投稿日:2001年05月30日(水)15時24分30秒
- 「さ、入ってよ。」
マンションの自分の部屋に梨華ちゃんを通した。
梨華ちゃんが来るのは何回目だろう?忘れちゃった・・・何回も来てるからね。
私と梨華ちゃんは玄関で靴を脱いで部屋のソファーに腰掛けた。
何故か相変わらず無口な梨華ちゃん。
「あ、なんか飲む?」
「・・・・ううん・・・いらない・・」
さっきから気になってたけどやっぱなんか変だなー。
ごっちんのことかな?それとも私なんかした?
「ねぇ、梨華ちゃん・・・度したの?なんか変だよ?」
「そ、そんなことないよ!だ、大丈夫・・・・」
絶対なんか変だ!梨華ちゃんおかしいよ。
「大丈夫じゃないんじゃないの?」
「・・・・・・・・・・・」
梨華ちゃんはなにも答えない。
「言ってよ!隠し事はしないって約束じゃんか」
「わ、わかったよ・・・・・言うよ・・・。」
梨華ちゃんは何故かソファーに正座してまっすぐ私の目を見て話し出した。
- 93 名前:かんかん 投稿日:2001年05月30日(水)15時26分56秒
- >>91
励みになります!
頑張りまっせーーーー!
今の更新はここでストップです。
時間があればまた更新しますね!
- 94 名前:パク@紹介人 投稿日:2001年07月19日(木)09時32分46秒
- こちらの小説を「小説紹介スレ@黄板」↓に紹介します。
http://www.ah.wakwak.com/cgi/hilight.cgi?dir=yellow&thp=995445727&ls=25
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