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出逢い、別れ、そして・・・。
- 1 名前:名無しさん 投稿日:2001年03月30日(金)15時50分39秒
- 痛いんだけど甘く。
甘いんだけど切なく。
を目標に、書いていきたいと思います。
どうぞよろしく。
- 2 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月03日(火)08時55分22秒
- これはまだ始まらないのかな?
始まって!(ドキドキ)
- 3 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月03日(火)21時29分47秒
あれは、暑い暑い日のことだった。
アスファルトが、太陽の熱をいっぱいに蓄え。
下から上から、熱気がガンガンときて、暑いそんな日だった。
- 4 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月03日(火)21時30分58秒
カシャッ、カシャッ
フラッシュがたかれる。
もの凄くまぶしくてそれでも私は、笑顔を作った。
「「「「「「「おはよーございまーす!」」」」」」」
来た!
足が震える。
「撮影してるんだ。」
「あ、ちょっと見えるよ。」
「え、どこどこ?」
どうしよう、どうしよう、どうしよう!!!
と、そこで、カメラマン横にマネージャーさんがきた。
何か話してる。
そして、私にこっちに来るように言った。
「あっ、こっち来るみたい。」
誰かが言った。
私は、恐る恐るみんなの前に来た。
- 5 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月03日(火)21時31分54秒
マネージャーさんが、私のことを紹介した。
ちょっと引きつり気味に私は笑った。
「後藤真希、13歳です。」
ここで、ざわめきが起こった。
「え〜13歳?」
「矢口より年下!?」
いろんな声がした。
「あ、あの・・これから一緒に活動させていただきます。
よろしくお願いします。」
ちゃんと言えたかな?
「おねがいしま〜す。」
ばらばらだったけど、私の仲間になる先輩達はそう返してくれた。
私は心の中で、ちょっとほっとした。
- 6 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月03日(火)21時32分47秒
そして、マネージャーさんが、着替えのためみんなを楽屋にと向かわせた。
「はぁ〜、緊張した〜。」
姿が見えなくなったとたん、私はその場に座り込んだ。
カメラが、私をとらえた。
また、曖昧に笑った。
心臓がバクバクいっている。
と、少しして、すぐに今度はばっちりと化粧をして、
もうまさにプロって感じの先輩達が入ってきた。
そうして、全員によるジャケット撮影が始まった。
- 7 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月03日(火)21時33分27秒
私は、こんなとこに居ていいのかな?
って、思うような真ん中の位置に立たせてもらった。
ドキドキドキドキ・・・。
分からないことだらけで、胸がドキドキうるさくて、
だけど、何とか無事撮影も終わった。
- 8 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月03日(火)21時34分05秒
そして、ミーティングなるものが、行われた。
そこで、中澤さんが言った。
「後藤には、教育係決めたねん。」
「え、あ、はい。」
突然のことでビックリしたけど、私がいない時どうやら話し合ってたらしい。
「紗耶香、こいつの面倒頼んだで。」
「はいよ、裕ちゃん。後藤、分からないことあったらなんでも聞いてね。」
私は、すぐ隣を見た。
短い髪が、ボーイッシュでちょっとかっこいいと思った。
「あ、はい、よろしくお願いします!」
「あはは、そんな硬くなんなくっていいよ。
あ、だけど、礼儀はきちんとね!」
そう言って笑った。
- 9 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月03日(火)21時34分36秒
暑い、暑い、暑い・・・。
夏の日の出来事。
まさか、こんなに好きになるなんて思わなかった・・・。
- 10 名前:まこと 投稿日:2001年04月03日(火)21時41分19秒
- おっと、続くを入れるの忘れてしまった。
と、こんな感じで。
今となっては懐かしい感じのいちごまです。
まぁ、いちごまだけではつまらないので、色々と絡ませていきます。
どうぞよろしくお願いします。
次の更新は、未定ですが、今抱えている赤板の更新がすべて終わったとこで、
ぼちぼち書き始めようと思っています。
ではではこの辺で。
あ、2の名無しさんレスありがとうございました。
- 11 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月04日(水)03時19分39秒
- 甘く切ない、いちごまですか・・・
作者さん、あまり泣かさないでくださいね。
- 12 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月21日(土)16時57分50秒
- 続き期待
- 13 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月26日(木)01時31分18秒
- いちごまの初期の頃からですか
作者さんのペースで頑張ってください。
- 14 名前:第一章 投稿日:2001年07月02日(月)23時38分51秒
「なんか分からないとことかない?」
市井が、後藤に声をかけた。
後藤は、トコトコと、市井に駆け寄り。
身振り出振りして一言。
「この後が少し不安で・・・。」
「分かった。ちょっと見てて。」
ちゃっちゃっちゃっと、市井は、後藤のふりをやって見せた。
一度普通の速度でやり、次にゆっくりと。
後藤もそれに合わせる。
「・・・大丈夫?」
「あ、はい。」
しっかりした返事に、市井は納得して次にとうつる。
「他に分からないところは?」
「はい、あの。」
「うん・・・。」
・・・という風に、あるだけの時間を費やしていった。
- 15 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月02日(月)23時39分40秒
- 今日は、横アリでの後藤真希初のお披露目であった。
特に難しい振り付けではないが、やはり緊張する。
「うん、よく出来てるよ。」
軽く通してみる。
すると市井が言った。
「ありがとうございます。」
「まぁ、細かく言えばまだまだだけどね。」
ちょっと小さく言ってからまた、でも、よく出来てるよ自信もっていきな。と、続けた。
市井は、後藤の緊張を少しでも和らげようと勤めていた。
しかしやはり不安そうな顔の後藤。
「はい、笑顔!」
ペチッと、軽く後藤の頬を両手で叩くように包み。
額が触れるスレスレくらいまで顔を近づけて、市井は、にっこりと微笑んで見せた。
「えっあ・・・はい。」
後藤は、ひどく鼓動が早まるのを感じた。
包まれた頬が、熱くなるのを感じた。
なんだか分からないけど、後藤は少し引きつりながらも、にこりと笑った。
「OK。後藤なら、できるよ。緊張しないで、がんばっていくよ!」
「は、はい!」
- 16 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月02日(月)23時40分13秒
市井さんの言葉が、私の心の隙間に入り込む。
柔らかな手の平が、温かくて安心する。
不安と緊張が、ちょっとづつ消えていく感じがした。
- 17 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月02日(月)23時40分53秒
- ちょっとして、スタッフの人が楽屋に私たちを呼びにきた。
「よっしゃっ!いつものやつやるでー。」
リーダー中澤さんの、声が掛りまるでスポーツ部のように、円陣を組む。
手を合わせていく。
「いつものようにな。」
柔らかく、でもはっきりした力強い声で、中澤さんが言った。
「うん、緊張しないで。」
安倍さんが言った。
うんうん、みんな頷く。
「後藤、大丈夫?」
「え?あ・・・。」
飯田さんが私に振ってきた。
言葉に詰まっていると。
「大丈夫だよな、後藤?」
市井さんが、すぐ隣で微笑みかけてくれた。
「はい。」
私は、コクコクと頷いた。
「よーし、ほな行きますか。」
それを見届けた中澤さんが、ぐるりとメンバーのみんなを見回した。
こんなの目がキラキラと、すごく輝いて見えた。
「せーの」
「がんばっていまーしょい!」
わーと、盛り上がり、パンパンと手の触れ合う音がした。
- 18 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月02日(月)23時45分23秒
そうして、準備万端で私たちは、ステージ裏にと集合した。
ステージの方から、たくさんのお客さんの声援が聞こえてくる。
「・・・・・・・・。」
私は、また一気に緊張した。
「後藤。」
すぐ近くにいた市井さんが、私の手を握ってくれた。
「大丈夫。」
「・・・は、はい。」
「よーく見てるんだぞ。」
それに、また、はいと答えこくりと頷いた。
納得したように、市井さんは、私の手を離し、ステージ袖にと向かった。
私は、その後姿を見た。
ドキドキドキドキ・・・・。
なんかとてつもない高潮感。
そして、なんとも言えないような、感覚。
その頃の私は、その感覚が、何なのか良く分からなかった。
- 19 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月02日(月)23時46分23秒
みんながステージにと、次々と出て行く中、
私は、市井さんの感触の残る手を胸の前に持っていき、そして、力強く握り締めた。
ちょっとの不安、激しい緊張。
でも、大丈夫。
私は、心の中でそう思った。
そうして私は、初のお披露目を無事終わらせることができた・・・。
またこれが、モーニング娘。後藤真希の苦悩と葛藤の始まりでもあった・・・。
−つづく−
- 20 名前:まこと 投稿日:2001年07月02日(月)23時50分27秒
- どうも、作者です。
待ってくれていた方は、多分いないでしょうが、更新しました。
次の更新は、また忘れた頃に行うでしょう(爆)。
とまぁ、そんなこと言わずに、早め早めに更新して行きたいです(希望)。
ではでは、レス下さった方、遅くなりましたが、
有難うございました。
これで、失礼します。
- 21 名前:11 投稿日:2001年07月03日(火)03時14分35秒
- ずっと待ってました・・・なんて(爆)
ごめんなさい、すっかり忘れてました。(w
でも更新されてうれしい限りです。
これからはもう少し早めの更新でお願いしますね。(w
やっぱり、いちごま最高〜!!
- 22 名前:名無し読者 投稿日:2001年07月04日(水)13時40分11秒
- 王道いちごまの予感(わくわく
がんばって!!!
- 23 名前:パク@紹介人 投稿日:2001年07月08日(日)10時29分02秒
- こちらの小説を「小説紹介スレ@金板」↓に紹介します。
http://www.ah.wakwak.com/cgi/hilight.cgi?dir=gold&thp=994402589&ls=25
- 24 名前:1‐2 投稿日:2001年09月21日(金)00時09分02秒
- 1999年8月29日
私にとって、初になるCDシングル−ラブマシーン−の発売記念イベントだった。
目まぐるしく変わる私を取り巻く世界。
着いて行くのがやっとで、無我夢中・・・その言葉がよく合うと思う。
初めてのレ−ディング。
いきなりソロパートがもらえた。
嬉しかった・・・けど、やっぱり不安で・・・。
でも、そんな時。
「後藤。もっと自身持っていいんだよ。一緒にガンバロ!!」
いつも傍で、励ましてくれた。
市井紗耶香さん・・・私の教育係。
・・・大切な人。とても、大切な人。
それは、昔からずっと変わらない。
きっと、初めて出逢った時から・・・。
- 25 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月21日(金)20時35分32秒
- いつも忘れたころに更新する作者さん萌え(w
- 26 名前:1‐2 投稿日:2001年09月21日(金)23時35分13秒
数日前・・・多分一週間くらい前だった。
ASAYANの収録の日。
「はぁぅぅぁぁぁぁ・・・。」
ばたばたと駆ける。
まだ、集合の時間には、十分間に合う時間だ。
それなのに、早く起きてしまった後藤は、いつもより早く家を出て、
集合場所にと、そわそわそわそわと向かったのであった。
なんか、とにかく落ち着かないようだ。
何と言っても、自分にとって、娘。に入って初めての番組収録。
お寺合宿真の時は、朝のお経で居眠りなんかもしちゃったけど。
やっぱり緊張するものは緊張する・・・。
パタパタパタパタ・・・。
いつの間にか、目的のにとやってきてしまっていた。
「あ、ここだぁ・・・。まだこんな時間あるよぅ。」
うー、扉の前でにらめっこ。
「コンビに行くのもめんどくさいし・・・もう入ってよ。」
約一時間も早いが、後藤は、楽屋でメールでも打っていればいいや
と言う考えのもと、楽屋にと向かった。
- 27 名前:さくしゃ。 投稿日:2001年09月21日(金)23時37分18秒
- >25さん
そこがチャームポイントってことでよろしく(笑)
まぁ、とりあえず、昔のビデオなどを見つつ書いてます。
ぼちぼちと・・・。
では、この辺で。
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