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このやろう!
- 1 名前:名無しさん 投稿日:2001年03月31日(土)02時08分46秒
- 誰かエロ小説かけこのやろう!
うそ。
書かないでね。
お・ね・が・い!ウフ
- 2 名前:名無しさん 投稿日:2001年03月31日(土)02時24分58秒
- !?
どういうスレなんだ?
- 3 名前:どっかで書いてる人 投稿日:2001年03月31日(土)02時37分57秒
- 書いていいの?ダメなの?
- 4 名前:名無し読者 投稿日:2001年03月31日(土)04時55分14秒
- >>3
全然OKっすよ。
>>1
スレは無限にたてられるわけじゃないんだよ。削除依頼してきたら?
- 5 名前:どっかで書いてる人 投稿日:2001年03月31日(土)22時26分00秒
- >>4
しかし、スレタイトルがアレなだけに書きにくい。
- 6 名前:どっかで読んでる人 投稿日:2001年04月01日(日)14時27分33秒
- お願い止めないで。(涙
- 7 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月02日(月)02時30分26秒
- 書いてぇ〜。
- 8 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月02日(月)03時01分34秒
- >>3 さん
書いてくれぇぇぇぇ!
- 9 名前:名無しさん 投稿日:2001年04月07日(土)13時49分48秒
- まだですか!?
- 10 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月07日(土)14時39分27秒
- >>9 さんへ
>>3 はほかで書いている人だと思うので、
ここで書くという話ではないと思う。
だから、このスレは、実際書く人以外は上げないでほしい。
sage
- 11 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年04月22日(日)15時17分26秒
- レスしっぱなしでほっといてスミマセン。
>>10さん 確かにどこかで書いてますけど、それはココとは関係ないです。
そして、他でエロを書く気は一切ないです。
始めは遊び半分でレスしたんですけど、少し責任感じたんでエロ書きます。
実はエロ書くの初めてなんで、表現おかしくなるかもしれませんけど、一応、頑張ってみます。
タイトルは『伝えたい気持ちがあるから・・・』です。
作者の都合上、小説書く時のHNは控えさせてもらってこのHNでいきます。
- 12 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年04月22日(日)15時34分03秒
- 「これで上〜がりっ!」
そう言って吉澤はハートのAとダイヤの3を同時に床の上に置いた。
「え〜、よっすぃ〜、もうちょっと待ってよ〜」
手元にまだ2枚のカードが残ってる後藤が少し不満そうに言う。
コンサートツアー先のホテル
最近は1人1部屋になることが多かったが、
今日は石川、吉澤、辻、加護の4人は2人で1部屋ということになった。
部屋割りは石川と加護、吉澤と辻、というふうに割り当てられた。
午後11時をまわった頃、ヤングチームの5人は石川と加護の部屋で『大貧民』をしていた。
かれこれ1時間も・・・。
今回のゲームでは既に辻と加護の2人が1位・2位の順で上がり、たった今吉澤も上がった。
「次、梨華ちゃんの番だよ」
(残りのカードはあたしが2枚、梨華ちゃんが4枚、この勝負もらったね!)
後藤は心の中で小さくガッツポーズをする。
だが、石川はなかなかカードを出そうとしない。
「梨華ちゃん、早くカード出しなよ。もしかして、あたしに負けるのが恐いとか・・・」
(どっちにしろ負けるんだから、早く出しなよ・・・)
「ごめんね、ごっちん」
そう言って石川はスペードの4、ハートの4、ダイヤの4の3枚を同時に床に置いた。
(え―――っ!)
石川は後藤を待たずに、スペードの3も出した。
「あ〜、また後藤さんやな」
「13連続なのれす」
「あ〜、うるさい!そこの2人!もう1回やるよ!」
後藤は床に散らばったカードを集め始める。
「ね〜、ごっちん、このゲームもう飽きたよ〜」
吉澤が自分の傍に置いていた飲茶楼を1口飲んで言った。
「そこもうるさい!大貧民から抜け出すまでは止められないの!」
こうして5人の『大貧民』の夜は過ぎていった。
- 13 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年04月22日(日)15時42分54秒
- 「もう1時だよ、明日のこともあるし、もう寝た方がいいんじゃない?」
あくび混じりに吉澤が口を開いた。
「うん、そうれすね。じゃあ戻りましょう」
「じゃああたしも戻ろ」
「ののちゃん、よっすぃ〜、後藤さん、おやすみー」
「よっすぃ〜、つ〜じ〜、ごっちん、おやすみー」
「「「おやすみー」」」
最終的には吉澤が後藤に勝ちを譲る形で長かった大貧民は終了し、3人はそれぞれの部屋に戻っていった。
そして、部屋には石川と加護の2人だけが残った。
「ね〜、あいぼん、先にシャワー浴びてきていい?」
「うん、ええよ」
「ありがと、じゃあ先に使わせてもらうね」
そう言って石川は下着を持ってバスルームに消えていった。
- 14 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年04月22日(日)15時50分54秒
- 1人になった加護の視線の先には、さきほど吉澤が飲んでいて忘れていったペットボトルの飲茶楼があった。
中身はまだ5分の1位残っている。
実はさっきからそれが気になって仕方がなかった。
おもむろにそれを手に取ってみる。
(これ、さっきまでよっすぃ〜が飲んでたヤツ、よっすぃ〜が飲んでたヤツ・・・)
キャップを開ける。
そしてゆっくりと口に近づけていく。
あと数ミリとなったところで、慌ててそれを床に置く。
(ウチは何をしとんのや、そんな・・・よっすぃ〜と間接・・・キス・・・なんて・・・、
それに、よっすぃ〜がこれを取りに戻ってきたら、何て言ったらええねん・・・)
少しの間、考え込む・・・
(でもな・・・こんなチャンスめったにあらへんし・・・。
・・・・・・そうや、戻って来たって、
『これよっすぃ〜のやったん?ゴメンな〜、知らずに飲んでしもたんや〜』
って言えば大丈夫や。うん、きっとそうや)
加護ののどがゴクリと音をたてた。
(いくで・・・)
ボトルの口にゆっくり口を付けると、あとは一気に飲みほした。
実はというと飲茶楼の味はあまり好きじゃないけれど、そんなこと気にならなかった。
(おいしいやん、なんか飲茶楼が好きになれそうや)
- 15 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年04月22日(日)16時00分24秒
- 加護は吉澤のことがずっと好きだった。
本当は部屋割りも吉澤と一緒がよかった。
その想いが芽生えたのはいつ頃からなのか自分でもよく分からない。
ただ、気付いたら、吉澤を目で追ってる自分がいたのだ。
吉澤は優しくて、と言っても他のメンバーも十分優しいのだが、
吉澤の場合は他のメンバーと違って、ずっと欲しかったお姉ちゃんみたいで、
一緒にいるとスゴク楽しくて、どんどん好きになっていった。
でも、加護にはライバルが2人いた。
後藤と石川だ。加護が吉澤のところへ行こうとすると、その傍には必ずと言っていいほどこの2人のどちらかがいる。
加護の目から見てもすぐに分かるくらい2人は積極的に吉澤にアプローチをしていたのだが、
当の吉澤は鈍感なのか2人の気持ちには気付かないでいるようだった。
加護はと言うと、自分も後藤や石川と同じように吉澤に甘えたり、ベタベタしたりしたいのだが、
吉澤と2人になれたとしても、いざとなると恥ずかしさのあまり、
つい、いたずらのような事をしてしまう。
その代表例が正月の番組で行ったサイパンだった。
その時は後藤も石川もおらず、加護にとっては絶好のチャンスだったのだが、
吉澤の気を引こうと張り切りすぎたあまり、それが裏目に出て、結果的に嫌な思いをさせてしまった。
(やっぱ、ナマコ捨てたんは、あかんかったかなぁ、そ〜と〜怒ってたしなぁ・・・)
後悔の思いが未だに根付いている。
せいぜい加護にできたコトは、さっきの『大貧民』で、加護が貧民、吉澤が富豪になった時に、
もっと強いカードがあったのだが、わざとハートのAを吉澤に差し出したことぐらいであるが、
吉澤はそんなこと気にもしなかったようだった。
加護もそんなことで自分の想いが届くとは思っていなかったのだけれど。
(よっすぃ〜はウチのことどう想ってるんやろ? ただの同期のメンバーとしてしか見てへんねんやろか?
他人の目から見ても、ウチより後藤さんや梨華ちゃんとの方が仲良さげに見えるんやろなぁ・・・。
やっぱり叶わん想いなんやろかなぁ・・・)
加護はこれまでも幾度となく考えた。諦めたほうがいいのではないかと。
このことを考えると自然と涙が込み上げてくる。
- 16 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年04月22日(日)16時04分40秒
- 涙を堪えながら自分のバッグからピンク色の手帳を取り出す。
この手帳は番組で吉澤が使っているのを見て、お揃いの物を買った物だ。
その手帳に挟んである1枚のポラロイド写真を抜き出す。
誰にも見せたことの無い自分と吉澤の2ショットの写真。
グラビア撮影の時に撮ったものを、カメラマンに頼み込んで貰ったものだ。
この写真を見ると、不思議と涙が止まり、自然と笑顔になれる。
辛い時もこの写真で乗り越えてこれた、加護にとっては魔法の写真だった。
そして、この写真を見る度にどれだけ自分が吉澤を好きなのか思い知らされる。
(けど・・・、やっぱり諦められへんねん、こんなにもよっすぃ〜のことが好きなんやもん)
写真の吉澤に触れるだけの軽いキスをして、それを手帳に戻し、手帳を再びバッグに入れる。
- 17 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年04月22日(日)16時08分26秒
- 最初はこんなカンジで・・・
自分としてはソフトエロにしたいと思っています。
次から徐々にエロくしていきます。
- 18 名前:10 投稿日:2001年04月22日(日)18時12分09秒
- ほう、この人が書いてくれるとは………
1さんに逆に感謝しなければいけなくなった。(笑
- 19 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年04月23日(月)19時09分18秒
- >10さん 早速、読んでくれましたか、
思いつきで書いているので所々変かもしれませんが、
最後まで付き合ってくれたら幸いです。
1、4、6、7、8、9の人は読んでくれてるのかな?
読んでたらレスほしいんですけど・・・
- 20 名前:4 投稿日:2001年04月24日(火)04時49分43秒
- 読んでます。面白そうなんでかなり期待してますよ
ageてもいいのかな?
- 21 名前:伝えたい気持ちがあるから・・・ 投稿日:2001年04月24日(火)22時13分54秒
- (それにまだ結果は分からへんねん。
そうや、さっきの『大貧民』だって、よっすぃ〜はウチがあげたハートのA最後まで持っててくれたんや、
よっすぃ〜かて、ほんまはウチのことが大好きやけど、正直になられへんねん。
マイナスに考えたらあかん。梨華ちゃんちゃうけどポジティブや。常にポジティブに考えな)
そう思って立ち上がった加護の視界をある物が掠めた。
クッションだ、数分前まで吉澤が膝の上にのせてた。
その黄色く四角い形をしたクッションを手に取る。
そしてそれを抱きしめた。
吉澤がそのクッションから離れて間もない為に、まだ温もりが残っている。
(よっすぃ〜の温かさや・・・)
その温もりが加護を吉澤以外の誰といる時よりも落ち着かせていった。
力いっぱい抱きしめると胸の中がスゴク切ない気持ちになった。
頭の中は吉澤のことしか考えられなくなっていく。
オーディションで初めて会った時のクールな吉澤、
モーニング娘。に入ることが決定して嬉しさで涙ぐんでいた吉澤、
夏先生に怒られて落ち込んでいる吉澤、
それを励みにして真剣にダンスの練習をしている吉澤、
ライブではつらつと歌っている吉澤、
自分に満面の笑顔を見せてくれる吉澤、
加護がこれまでに見てきたいろんな吉澤が脳裏に浮かんでくる。
(よっすぃ〜、よっすぃ〜・・・)
頭の中で何度も愛しい人の名前を呼んだ。
- 22 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年04月24日(火)22時16分03秒
- その人に対する愛おしさが高まっていってだんだんと加護の胸が熱くなってくる。
加護は今着ている黄色のパジャマの上から右手で自分の左胸を触り出した。
「んっ・・・あっ・・・んっ・・・」
その快感で、加護の口から小さく声が漏れた。
強弱をつけながら乳房を揉んでいく。
呼吸が次第に荒くなったいく。
パジャマのボタンを乱暴に上から4つ外し、その中のブラもずり上げる。
右手は左胸を、
そして、左手は下の方に・・・
(!?)
ふと正気に戻り、加護は自分のしていた行為を深く考え、そして後悔した。
(ウチはまた何をしてんねん。よっすぃ〜のことを考えて・・・1人・・・えっち・・・なんて)
バスルームの方に目を向ける。シャワーの音がかすかに聞こえる。
(それに・・・すぐ傍のバスルームには梨華ちゃんがおんねんで、いつ出てくるか分からんていうのに・・・)
(でも・・・・・・)
1人ですることを覚えたての加護には、その自分の欲求を抑える術をまだ知らなかったのだ。
(でも、大丈夫かもしれへん。梨華ちゃんはシャワー浴びに行ったら20分は戻ってけぇへんねん。
まだ5分しか経っておらへん。あと15分で終わらせればええねん。
・・・よっすぃ・・・、こんなウチをどうかキライにならんといてや)
- 23 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年04月24日(火)22時23分37秒
- >4さん 期待通りのものが書けるかは分かりませんが
頑張らせてもらいます。
全然ageちゃってイイですよ。
- 24 名前:10 投稿日:2001年04月24日(火)22時49分35秒
- あっ、よく見たら6もわたしだった……
- 25 名前:ポルノ 投稿日:2001年04月25日(水)13時27分51秒
- ひさしぶりに、ここ来たら小説はじまってるじゃん。
おもしろいので続き期待
- 26 名前:9? 投稿日:2001年04月26日(木)18時08分04秒
- 俺たしか9だった気がする。
作者さん、ありがたう…。
- 27 名前:名無し読者 投稿日:2001年04月29日(日)14時09分00秒
- 続き期待してます。
- 28 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月06日(日)03時14分10秒
- 更新待ちage・・・
どっかで書いてる人。だから忙しいのかな。
- 29 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年05月06日(日)21時11分45秒
- >読んでくれてる皆さん
ほんっとにすみません。もう少しだけ待っていてください。
GWは大量の宿題で書く暇がない状態です。
今週中には更新するつもりなんで、それまで待っていてください。
- 30 名前:9 投稿日:2001年05月09日(水)02時26分38秒
- 羊のスレで見かけた。
- 31 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年05月09日(水)17時44分45秒
- 遅ればせながらレスをさせていただきます。
>10さん まさか同一人物だったとは・・・。
>ポルノさん 『おもしろい』励みになりますねー。
>9さん 戻ってきてくれましたか。
『ありがたう』なんて・・・。こちらこそ読んでくれてありがとうです。
>27さん 期待に応えられる続きがかけたかな・・・?
>28さん ・・・忙しいですね。この他にも2つやってるし・・・(羊のはナシで)
2週間も空いちゃいましたが、続きです。
- 32 名前:伝えたい気持ちがあるから・・・ 投稿日:2001年05月09日(水)17時45分57秒
- 「ふぁ・・・んっ・・・」
左手はパジャマに手を入れて、下着の上から敏感な部分を少しずつゆっくりと撫でる。
未熟ながらも少しでも多くの快楽を得ようと加護は精一杯に指を動かす。
パジャマの下を脱ぎ去り、下着の中に手を滑り込ませる。
下着の上から触るよりもそこは熱を帯びていた。
(うわー、もう濡れ濡れや)
中指をその辺りでしばし泳がせた後、ゆっくりと中に入れていく。
「んっ・・・・・・」
溢れていた愛液のおかげでスムーズに根元まで入った。
中からその表面を指の腹でそっと撫でる。
(ココがええねん)
「ふぁ・・・んっ・・・」
指がその部分に触れる度に、背中からお尻の辺りまでに快感のかけらのようなものが走っていく。
それを繰り返すうちに頭の感覚が麻痺していくのをいくのを加護は確認した。
更に多くの快感を求めるうちに指は出し入れを繰り返していた。
始めはゆっくり、次第に強弱をつけて突き上げる。
「んっ・・・ああ、ん・・・んっ・・・」
強く突き上げる度に、体中をものすごい速さで快感が駆け抜けていく。
静かな部屋の中に出し入れする音だけが響いていた。
視界がだんだんとぼやけてきて、頭の中も真っ白になっていく。
もうすぐ来るであろう頂点を感じて、加護は一層手に力を込める。
「よっすぃー・・・よっすぃー・・・よっすぃー・・・」
頂点が近づくにつれ、何度も吉澤のことを呼んだ。
(あぁ・・・ウチ・・・イってまう・・・)
「・・・あい・・・ぼん・・・?」
(えっ?)
普段の声のトーンよりほんの少しだけ低いトーンで彼女は呼びかけた。
手を止めて振り返った加護の視線の先には、
ピンク色のジャージの上に七分袖のTシャツを着た石川がタオルを胸の辺りに構えたまま立っていた。
- 33 名前:どっかで書いてる人。 投稿日:2001年05月09日(水)18時06分43秒
- これで起承転結の『承』まで終わりました。
エロは難しいです。はっきり言って下手だ・・・。
>9さん
やっぱ羊のスレで見つかっちゃいましたか。
あの小説は仮タイトル『想い出に消えなくて・・・』っていうヤツなんですけど、
あそこで書く気はもう一切ないです。
>ポルノさん
羊のヤツにもレスくれましたが、ゴメンナサイ・・・。
気が向いたら『想い出に―』はココで書くかも・・・。
- 34 名前:10 投稿日:2001年05月09日(水)22時16分25秒
- いや、洒落だと思ってああかいたらさいごにああなっちゃたんでああかいたんだけど、
最終的にこうなったんだから結果オーライでしたね。(w
再開大変嬉しく思っております。
追記。これからは、名無しにもどります。
- 35 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月27日(水)21時27分56秒
- 再開します。
>>34 待たせてすみませんでした。
- 36 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月27日(水)21時30分11秒
- ウソ・・・やろ・・・。
その姿を見つけた加護は今まで動かし続けていた手も止め、その姿に見入っていた。
2人の間に静寂がほんの少しの間流れた。
「あいぼん・・・」
特徴的なあの声で石川は今一度呼びかけた。
その声で我に帰った加護は慌ててそばにあったシーツで自分の下半身を隠した。
「あ、いや、その・・・ウチは・・・」
石川のいる位置からその部位は見えていないのかもしれないが、
加護がブラをずり上げ、下半身も露出させていたこと、そしてそれが何を示すのか、おそらく石川は分かっているだろう。
何を言っても弁解できない。それはただの言い訳にしか過ぎないから。それを加護は意識的に理解していた。
そんな加護を目前にしている石川は、その加護の姿をただ見下ろしていた。
でも、その石川の顔に微かに笑みが浮かんだことに加護は気が付かなかった。
- 37 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月27日(水)21時30分50秒
- 「聞こえちゃった」
「え? 何が・・・」
「『よっすぃー、よっすぃー』って、あいぼんが言ってるのが」
え? 加護は次第に鼓動が早まっていくのを感じ取っていた。
それは先ほどの吉澤を想っていた時のものとは明らかに違う、焦りを含んだものだった。
「あいぼんって」
ちゃう
「よっすぃーのこと」
ちゃうねん
「好きだ・・・」
「ちゃう!」
石川が言い終わるのも待たずに加護の叫びにも似た声が部屋の中に響いた。
それは一瞬で部屋の真っ白な空間に吸い込まれて再び静寂が訪れる。
「ウチは・・・、ウチは別にそんな目でよっすぃーのこと見てたわけちゃうねん、ウチは・・・ウチは・・・」
ホントはどう見ていたか分かっている。だけど言えない。
「好きやった」いっそのこと言ってしまった方が楽になれること、加護は分かっていた。
だけどそれができなかった。
「じゃあ何だって言うのよ? あたしがシャワー浴びてる間、よっすぃーのこと考えて1人でしてたんでしょう。
それって好きだってことじゃないの? そうじゃなかったら何だって言うのよ?」
「それは・・・」
いつもの石川とは違う、言葉に覇気が含まれている。
それは吉澤が絡んでいるから?
それとも歳上として自分の不注意を注意してる?
全然分からなかった。
加護の頭は何も考えられなくなってしまっていた。
- 38 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月27日(水)21時31分37秒
- 「ねぇ、答えてよ」
「・・・・・・」
「分かった」
覚悟を決めたように石川は言った。
「よっすぃーの部屋に行ってくる。そうしてあいぼんがよっすぃーのこと考えてひとりHしてた、って言ってくる」
言い終わるとさっそく石川は部屋の出入り口へと歩み出した。
石川は普段おっとりしているけど、時々暴走することがある。
加護もそれを知っていた。だから今の石川の言葉が嘘ではないと直感で判断していた。
「ちょっ! 梨華ちゃん。待って」
その加護の静止も無視してなお石川は部屋を出ていこうとする。
「好きや! ウチよっすぃーのことが好きや! だから・・・だから、よっすぃーには言わんといて・・・」
シーンと静まり返る2人の部屋、その中で加護の頭の中では今の言葉が何度もリピートしていた。
何度も言おうとした言葉、伝えたかった想い、
言いたかった人でも、伝えたかった人でもない。だけど言えた。
そのことで加護は少し嬉しくなっていた。
そう、ほんの少しの間だけ・・・
- 39 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月27日(水)21時33分40秒
- 更新です。
- 40 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月27日(水)22時02分27秒
- わ〜い再開だ〜。
待ってました。がんばってください。
- 41 名前:9 投稿日:2001年06月30日(土)23時29分52秒
- もーずうっと待ってたYO!
- 42 名前:パク@紹介人 投稿日:2001年07月07日(土)23時00分33秒
- こちらの小説を「小説紹介スレ@金板」↓に紹介します。
http://www.ah.wakwak.com/cgi/hilight.cgi?dir=gold&thp=994402589&ls=25
- 43 名前:JAM 投稿日:2001年08月04日(土)01時56分03秒
- 1ヶ月たちましたが,まだですか??
- 44 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月11日(火)19時41分38秒
- もしかして、もう書かないのですか?
- 45 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月12日(水)03時53分39秒
- 「知ってたよ」
「え?」
振り返った石川が放った言葉の意味が加護にはよく理解できなかった。
「だから〜、あいぼんがよっすぃーのこと好きなことなんてとっくに知ってた、って言ってるの。
それに、別にあたしだけじゃないよ。ごっちんも知ってるし、あと矢口さんも知ってるんだから。
もしかして知らないとでも思ってたの?」
石川の言葉のひとつひとつが加護の心をえぐっていく。
自分の想い。大切に胸の中にしまっていたもの。その大事なものを盗み見られた気がした。
鼻の奥にツンとこみ上げてくるものを、必死に耐えていた。
涙は見せたくなかった。
- 46 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月12日(水)03時55分50秒
- 「よっすぃーはね、あたしのなんだから」
普段と変わらないトーンで淡々と話す石川、それがかえって加護には不自然に思えて仕方ない。
少しずつ加護へと歩み寄ってくる石川、加護はその石川に恐怖心を抱きつつも声が出せず、動くこともできなかった。
加護の隣、距離のほとんどないところに腰を降ろした。
「あたしに黙ってよっすぃーのこと好きになるなんて許さないんだから」
笑顔で笑いかけるその顔に潜むのは天使、それとも悪魔? 加護には測りかねない。
- 47 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月12日(水)03時56分28秒
- 「だから・・・、押し置き」
そう聞こえたかと思うと、加護の両肩に石川の手が置かれ、一気に押し倒された。
「梨華ちゃん、何すん――んんーッ!」
やっと出たと思ったその言葉は、最後まで言い終わらないうちに、石川の唇によって妨げられる。
「んんんーッ! んッ! んッ!」
石川は僅かな隙間を縫うようにして加護の口内に舌を送り込む。
塗れた舌先は丹念に口内を舐めまわす。
粘膜と粘膜が擦れあい、小さく音を立てる。
加護は生まれて初めての感覚に抗う術も無いまま、ただなにもない宙を眺めるだけだった。
- 48 名前:JAM 投稿日:2001年09月12日(水)17時31分58秒
- ひさぶりの更新ですね。
ずっと待ってたです。
- 49 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月13日(木)20時11分53秒
- 作者さん頑張って。
更新待ってます。マイペースで続けていってください。
- 50 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月16日(日)01時34分26秒
- 待ってました。
頑張ってくださいね♪
- 51 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月22日(土)14時48分26秒
- 石川が唇をゆっくり離すと、ふたりの唇を糸が伝った。
加護は焦点の定まらない目で石川を見ていた。
そんな加護を石川はいつもと変わらない表情で見下ろしている。
微かに震える加護を見て石川は、
「そっか、あいぼんこういうのは初めてなんだ。つ〜じ〜とするのとは違うでしょ」
昨日のテレビの話でもするみたいにサラっと言う。
- 52 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月22日(土)14時48分59秒
- 小さく頷く加護に石川は「ふふ」と笑いかけると、視線をはだけたパジャマに向けた。
「い〜なぁ〜あいぼんは、お肌が真っ白で」
と、加護の頬に手を寄せる。
「わたしって地黒だからずっとこういうのに憧れてたの」
指先で撫でるようにその手は下に下りていく、頬、首筋、肩・・・。
加護はその軌道を目で追う。少しずつ指先は頂に近づいていった。
「んっ・・・」
先程の自慰のせいで加護の身体は敏感になっていた為、小さな刺激でもそれが表に出てしまう。
石川がそれを見逃すはずがなかった。
「ふふ、あいぼん、もう感じちゃってるの? えっちなんだね、カワイイ」
「違っ、ウチは・・・あっ」
その言葉は石川の愛撫によって遮られる。
パジャマの上から乳房を揉まれ、もう片方の手で乳首を弄ばれる。
ブラは既に引き上がっていた為、直に触っているのとほとんど変わらない。
「んっ、ぃやぁ・・・」
抵抗をしようとするが、下半身に力が入らない。
それ以上に、抵抗しようとすればするほど、責められている箇所に神経が集中していくのが分かる。
石川はそんな加護の反応を手に取るかの様に強弱をつけながら責め続けた。
- 53 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月22日(土)14時57分15秒
- >>39-41 >>43-44 >>48-50
レスありがとうございます。
これからもマイペースですが、よろしくお願いします。
それと、アダルティな表現が出てくる為、
これからはsageで行きますので、ご協力お願いします。
ここで、作品名を変更したいと思います。
「伝えたい――」から
「危ない遊戯〜加護亜依の場合〜」
に変更します。
- 54 名前:JAM 投稿日:2001年09月25日(火)17時18分07秒
- あれっ?
加護亜依の場合ってことは
他のメンバ〜もあるのですか?
Converted by dat2html.pl 1.0