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1 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)11時12分21秒
私の久々の作品です。
2 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)11時57分51秒
この作品は最初のシーンからいきなり交通事故であります。
3 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)12時00分17秒
ひとみ「助けてお願い…痛いよぉ…」
ひとみは力を振り絞って言った。
実はひとみはスクーターに乗っていて交通事故を起こしていたのである。
しばらくすると救急車が来た。
ひとみの顔は既に血まみれになっていた。体も全体が痛む。
ひとみは担架に乗せられて病院へ運ばれた。


同じ頃、なつみは自宅マンションに帰ってきた。
部屋のカギを掛けて中に入ると電話が鳴った。
なつみ「はい、安倍です」
なつみが電話から出るとこう言った。
電話の相手は亜依からだった。
亜依「大変よ、よっすぃーが…」
亜依は泣き声で言った。
なつみ「えっ?よっすぃーが、どうかしたの?」
亜依「とにかく来て…」
なつみ「わかった!すぐ来るから…」
なつみはそう言うと電話を切った。
するとなつみは身支度をすると家を飛び出し、病院へと向かった。
しばらくしてなつみは病院へ到着した。
なつみ「どうしたの?よっすぃーは…」
保田「なんでも帰宅途中に事故に遭ったんだって…」
圭は詰まった声で言った。
真希「あぁ…よっすぃー…」
真希は泣き声で言った。
しばらくすると医師が出て来た。
なつみ「どうなんですか?」
なつみは医師に言った。
医師「なんとか峠は越えました。しかし…」
なつみ「どうしたんですか?」
医師「ここ2〜3日は昏睡状態が続くでしょう…」
真希「じゃあ、吉澤は大丈夫なんですね?」
医師「一命は取り留めました。」
医師はそう言うと去っていった。
真希「あぁ…よかったぁ…」
真希は喜んだ。
結局なつみ達は病院に泊まる事になった。
4 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月13日(日)13時31分12秒
翌朝。
なつみたちは目覚めるとひとみの方を見てみた。
しかしまだ昏睡状態である。
なつみ「よっすぃー、もう帰ろうね。」
なつみはそう言ってみるが聞こえない。
それでもなつみは病院を後にした。


その日の夜。
ここは希美の家。
斎藤瞳はここに来ていた。
瞳「あの〜…」
瞳は希美に言った。
希美「何ですか斎藤さん?」
瞳「よっすぃーは、どうなったのかな?」
希美「大丈夫よ、きっと生きてるって」
瞳「どうしよう…きっとあたしのせいなんだわ…」
希美「えっ?」
瞳「ほら、昨日虫ゼリーウルトラを食わせたからよ…」
希美「そんな事があったの?」
瞳「ふざけて食わせたのかもしれない…それで気分が悪くて…」
希美「だから大丈夫だって、それぐらいで死ぬことはないのよ」
希美は優しい口調で瞳に言った。すると…
瞳「うっ…」
瞳は大粒の涙を流した。
希美は心配そうに瞳に言った。
希美「斎藤さん、どうしたんですか?」
瞳「よっすぃー、ごめんね…あたしが…あたしがふざけてたばっかりに…」
希美「そうだったの…斎藤さん、おいで」
希美はまた優しく言った。
瞳「えっ?」
希美「泣けば楽になるよ…」
瞳「……」
希美「全部忘れて希美の所においで…」
希美は言った。すると…
瞳「うっ…あああああん…」
瞳は希美の心で泣いた。
泣いて、泣いて、泣き崩れた。
希美はすぐに瞳を慰めた。
瞳「ごめんね…よっすぃー…」
瞳は泣き声で呟いた。
希美「もう夜も遅いからあたしの部屋に泊まりに来て?」
瞳「いいの?あたしなんかが来ても…」
希美「うん。あたしが慰めてあげるから…」
瞳「ありがとう…やはり希美は優しいんだね…」
瞳はそう言うと泣き疲れたのか寝てしまった。
希美は瞳の顔に付いてる涙の跡を見つめるとすぐさま圭織をベッドに連れて行った。
5 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月22日(火)12時01分33秒
翌日。
ここは真希の家の庭先である。
真希「これでよし、と」
真希は月見会の支度をしていた。
6 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月22日(火)12時06分58秒
真希「あとはみんなが来るのを待つだけね」
真希は言った。
しばらくすると車のクラクションの音が聞こえてきた。
真希「早速誰か来たみたいだね」
真希はそう言うと庭を出た。
すると圭織達がツーリングワゴンから降りてきた。
真希「いらっしゃい」
真希は言った。
7 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月22日(火)12時50分56秒
圭織「手ぶらではやばいと思ってビール買ってきたよ」
梨華「鉄板がある、ということはもしかして焼肉するの?」
真希「よく判ったね…って、立ち話も何だから中に入って。」
真希はみんなを中に入れた。
しばらくすると月見会は始まった。
保田「それにしても、今夜はきれいな満月だね」
圭は言った。
真希「わざわざ今日のために支度していたの」
真希はそう言うと焼肉を作り始めた。
しばらくすると焼肉は出来上がり、みんなの分を入れ始めた。
保田「みんなの分も出来たからそろそろ乾杯しようか」
圭は真希に言った。
真希「そうだね」
真希はそう言うと缶ビールをみんなに手渡した。
そしてそれを開けると乾杯をした。
真希「たくさん食べてね」
真希はみんなにこう言った。
8 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月22日(火)18時42分08秒
しばらくすると月見会の方はいい盛り上がりを見せていた。
圭織はなつみに言った。
圭織「なっち、ビール取って」
するとなつみはビールを取り、圭織に手渡した。
そしてこう言った。
なつみ「かおり…ちょっと飲み過ぎじゃないの?」
圭織「大丈夫だよ、少しぐらい…」
圭織は言った。
なつみ「じゃあ、いいけど…」
なつみは呆れた口調で言った。
もうすでに月見会の方も終わりに近づいて来た。
真希はみんなにこう言った。
真希「裕ちゃんはいなくなったけどこれから9人で頑張っていこうね」
梨華「うん、これからも一緒に頑張るよ」
保田「みんなは強いんだからこれくらい何ともないのよ…」
真希「じゃあ、最年長者の3人は片付けするよ。残りはもう引き上げてね」
真希は言った。
すると希美は、寝転がっていた圭織を起こす。
希美「飯田さん…もう帰るみたいよ…」
しかし圭織は起きない。そればかりか静かな寝息を立てていた。
希美「あれ?飯田さん寝ちゃってるよ…」
真希「しょうがないな…」
真希はそう言うと圭織を背負い、真希の部屋まで連れていった。
そして圭織をベッドに寝かしつけた。
9 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月27日(日)11時10分39秒
翌朝。
目覚まし時計の音で圭織は目覚めた。
圭織「あれ?あたしどうしたのかな…」
圭織がそう言って部屋の辺りを見回すと部屋の雰囲気が違っていた。
すると圭織はこう言った。
圭織「ここはどこ?あたしは一体どうして…」
真希「やっと目が覚めたね」
真希はこう言うと圭織の前に来た。
圭織「真希ちゃん…」
真希「おはよう」
圭織「どうして?」
圭織がベッドから出ようとすると頭がズキン、と痛み出した。
真希「あっ、だめよ寝てなきゃ…圭織昨日飲み過ぎたんだから」
圭織「えっ?カオリ昨日飲んでたの?」
真希「そうよ。みんなが帰るときには圭織酔いつぶれて寝てたの」
圭織「はぁ…」
真希「あっそうだ、今朝ご飯作ってるからちょっと待っててね」
真希はそう言うと台所へ行った。
しばらくすると真希が圭織の前に来た。
真希「朝ご飯出来たよ」
真希はそう言うと圭織を起こした。
圭織「うん、今行くから」
真希「待って、一緒に行こう」
真希はそう言うと圭織を抱えて居間へ連れて行った。
10 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月27日(日)11時20分43秒
二人は黙々と朝食を食べていた。
そこで真希は納豆をかき混ぜながらこう言った。
真希「圭織、今日はよっすぃーが退院するらしいから一緒に病院へ行こう」
圭織「うん。」
真希「よっすぃーが圭織の顔を見たらどうなるか…」
真希は言った。
しばらくして朝食が終わると二人は身支度をして、病院へと向かっていった。
11 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月27日(日)11時45分09秒
さて、ここはひとみのいる某病院。
205号室にひとみはいた。
ひとみは早い回復力でこの日のうちに退院することになっていた。
真希「どう?怪我の様子は」
真希は言った。
ひとみ「もう大丈夫だよ」
ひとみは元気そうな声で言った。
圭織「よっすぃー…どうしたのその傷…」
圭織は心配そうな声で言った。
ひとみはすぐにこう言った。
ひとみ「あのコンサートの帰り道にスクーターを飛ばしてたら車が突然飛び出してきてね…」
圭織「うん、それで?」
ひとみ「避けようとしたらスリップして飛ばされたの。」
圭織「大丈夫だった?」
ひとみ「今はもう大丈夫」
ひとみはこう言って二人を安心させた。
圭織「じゃあ、あたしがカバンを持ってあげるよ」
圭織は言った。
ひとみ「そう?じゃあお願いね」
ひとみはこう言った。
そして圭織達は病院を後にした。


その夜。
ここは瞳の部屋。
そこには希美と真里が来ていた。
希美は瞳に言った。
希美「どう?少し落ち着いた?」
瞳「うん…」
希美「よかった」
瞳「そうだ、今度のオフみんなでモーニング娘。展を見に行ってみる?」
真里「えっ?」
瞳「娘。達の歴史を見てみようよ」
希美「いいね」
希美は言った。
瞳「じゃあ、よろしくね」
瞳はこう言った。
12 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月27日(日)13時11分15秒
翌日。
みんなに会うためにひとみはなつみの部屋に行く事にした。
ひとみ「早くみんなに会いたい」
ひとみはこう呟いた。
しばらくするとひとみはなつみの部屋に到着した。
早速ひとみはドアをノックした。
するとドアが開き、中からなつみが出て来た。
なつみ「退院おめでとう」
なつみはひとみに言った。
ひとみはみんなの顔を見てこう言った。
ひとみ「ただいま。」
久しぶりに見る娘の顔は変わりなかった。
希美「おかえり」
梨華「次は気を付けてね」
みんなは喜びの声でこう言っていた。
すると斎藤瞳はひとみに言った。
瞳「あの時はごめんね、あたしのせいでこんな傷作っちゃったの」
ひとみ「瞳ちゃんのせいじゃないよ。あれはあたしが悪かったんだから…」
なつみ「じゃあ、みんな揃ったことだしそろそろ回復祝いしよう」
なつみはみんなに言った。
こうしてひとみは久しぶりのみんなとの再会を楽しんだという。
13 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月27日(日)13時40分10秒
数日後。
ここは真里の自宅アパート前。
ピッピーッ…
真里はワゴンのクラクションの音で目が覚めた。
真里「誰?」
圭織「あたしだよ」
圭織は車の窓から顔を出して真里に言った。
真里「かおりん?ちょ、ちょっと待っててね!」
真里は慌てて身支度を始めた。
しばらくすると真里は圭織の前に現れた。
圭織「おはよう。」
真里「どうしたの?」
圭織「ほら、前に瞳が言ったじゃない?娘。展に行くって」
真里「あっ、ああ…そうだったね」
圭織「立ち話も何だから車に乗ってね」
真里は圭織に言われるままに車に乗った。
しばらくすると車は他のメンバーの自宅へと向かって行った。


一時間もすると圭織の車は満員となった。
圭織「あたしは高速道路から行くからみんなは先に行ってて」
圭織は言った。
しばらくすると車は羽田空港に到着した。
娘。達は次々と車から降りて行く。
すると圭織はみんなに言った。
圭織「じゃあ、先に行ってるね」
真希「わかった」
真希がそう言うと圭織の車はみんなの元から去っていった。
そして真希達は飛行機に乗り込む事にした。
14 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月27日(日)13時53分39秒
数時間後。
娘。達の乗った飛行機は無事に岡山空港に到着した。
飛行機から降りて、空港を出ると圭織が車の中で待っていた。
真希「早かったね」
圭織「15分前にはここに到着していたよ。」
真希「よし、じゃあ乗るか」
真希はそう言うと圭織の車に乗り込んだ。
すると車は倉敷市内へと向かって行った…
15 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月27日(日)16時45分44秒
車は倉敷市内に到着した。
そこで車は「娘。展」が開催されているジャスコ倉敷店へ向かった。
圭織「さあ、もうすぐだよ」
圭織は言った。
しばらくすると車はジャスコ倉敷店に到着した。
駐車場に車を停めるとみんな一緒に降りて行き、店内に入っていった。


萌「真希ちゃん、お久しぶりだね」
会場に入ると“Folder5”のメンバーである石原萌が真希に話し掛けた。
真希と萌はMステで共演以来仲良しになったのだ。
16 名前:パク@紹介人 投稿日:2001年06月11日(月)01時12分10秒
はじめまして。
唐突ではありますが、こちらの作品を、「小説紹介スレ@紫板」↓にて紹介しました。
http://www.ah.wakwak.com/cgi/hilight.cgi?dir=purple&thp=992180667&ls=25

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