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頑張っていきまっしょい!

1 名前:夢追人 投稿日:2001年05月14日(月)17時58分07秒
はじめまして。
学園モノを書きます。
よしいし中心で、イロイロ書く予定です。

とりあえず予告。PC不調なんで、更新は不定期になりそうです。
すいません。

あと、金板でも書いてるので暇があれば読んでみてください。
2 名前:まちゃ。 投稿日:2001年05月14日(月)21時20分43秒
がんばって行きまーっしょいっ!!!

おーえんしてるよ〜ん。
金の方もがんばってね!!
3 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月14日(月)21時28分59秒
いちごまも脇でいいから出して
4 名前:夢追人 投稿日:2001年05月16日(水)16時33分19秒
ただ今某無料体験コーナーからカキコしてます(笑)
さすがにここで書くわけには・・・

>まちゃ。さん
ありがとうございます〜。
とりあえずはPCがつながらないと・・・

>3さん
ご安心を。いちごま出ます!

娘。9人+姐さん+みっちゃんでます。

5 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月17日(木)20時59分41秒
「・・・・でや、ここがポイントやで。よく聞きや・・・・・」
目を覚ますと中澤先生が関西弁で熱く語っている。
寝てたからよくわからないけど、多分寝る前にやっていた『円の方程式』について語ってるんだろう。
何て熱心な先生なんだ。
「・・・・こう、顔を斜めにしてな、距離を測って一気にブチュ!や。」
・・・・前言撤回。何てエロい先生なんだ。
ほんの20分前まで『円の方程式』について熱く語っていたはずなのに、今は『上手なキスの仕方―実践編―』を熱く語っている。
もっかい寝よっと。おやすみなさ〜い・・・・
「コラァ!吉澤!うちの熱い授業が聞きたないんか!」
うぉう!何だよ、急に。さっきまでは何も言わなかったのに。
「いえ、全くもって聞きたいです、はい。」
「ほしたらちょっと実践の相手になってぇな。」
「・・・・・は?」
「だぁかぁらぁ、あ・い・てに・・・」
心の底までエロさが伝わってくる目をして先生が近づいてきた。
どうやったらあそこまでエロい目になるんだろう?
「お断りします。」
「何やとコラ!」
ああもう、どうにかしてくれよ、もう・・・・
6 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月17日(木)21時00分50秒
キーンコーン・・・・・・

救いの聖なる鐘が鳴り響いた。
「た、助かったぁ・・・」
「ちっ、しゃーないな。」
何ですか、その口惜しそうな顔と言い方は・・・・
「明日は『上手なキスの仕方―応用編―」からいくから、予習しとくように。」
おいおい、違うだろ。何だよ、予習って。
「お、違う違う、34ページからな。」
あんたもしかしてホントに忘れてた?何て教師だ・・・・
「今日はこれで終わり、そのまま帰ってええで。」
そう言って中澤先生は教室から去っていった。
中澤先生は私のクラスの担任で、数学教師。
普段は生徒の事をよく考えてくれる真面目ないい先生なんだけど、さっきみたいにエロモードに突入すると、止まらない。
暴走セクハラ教師だ。あと、かなり適当。髪は金髪で、目は時々カラコンを入れてたりする。
真面目でエロくてセクハラでパツキンでカラコン・・・・・どんな教師だよ。
7 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月17日(木)21時02分13秒
私の通う学校は中高一貫の女子校。
今年高校部に上がった私には、気になることが一つあった。
それは、私の後ろの席。学校が始まってもうすぐ一ヶ月になるのに、まだ私の後ろの席の人は来ていない。
8 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月17日(木)21時02分57秒
「よっすぃ〜、今日部活?」
そんな事を考えていると、後ろから誰かがが抱きついてきた。
「ご、ごっちん、苦しいっす・・・」
抱きついてきたのは後藤真希。通称ごっちん。
私の中学からの親友で、陸上部のホープ。
すごく可愛くて、ナイスバディー。
今も、私の背中にはごっちんの大きな胸の感触が・・・・って何考えてるんだ、私は。
「ん?どうしたの、急に頭振り出して・・・・」
「え?いや、別に。アハハハハ・・・」
「変なよっすぃ〜。で、今日部活?」
ちなみに『よっすぃ〜』というのは私の愛称。
「うん、そうだよ。ごっちんは?」
「私も。じゃあ、一緒に帰ろう。」
「うん、じゃあ校門のところでね。」
「わかった、頑張ってね〜」
「ごっちんもね〜」
そうしてごっちんと手を振り合って別れた。
9 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月17日(木)21時05分03秒
バレー部の部室に行くと、矢口さんと辻ちゃんが居た。
「お、よっすぃ〜じゃん。」
「ども〜」
矢口さんはバレー部の先輩で、私の幼馴染でもある。学年は高三。
家が隣同士で、小さいころから一緒に遊んでいた。
身長が145cmという小ささなので、あまり年上には感じられない。でも時々、すごく大人な色気が出てる時がある。
校内では結構人気者で、『よっすぃ〜』というニックネームを付けたのも、何を隠そう矢口さんだ。
辻ちゃんは、中学部の二年生で、バレー部の後輩。
舌足らずなしゃべり方が可愛くて、妹みたいに思っている。
「よっすぃ〜聞いて、今日ね、亜依ちゃんとね・・・・」
『亜依ちゃん』というのは辻ちゃんと同じ中二の『加護亜依』の事だ。
通称『あいぼん』という、いたずら好きの可愛い子だ。
小さいころ関西に住んでいたらしく、関西弁を話す。
中澤先生と喋っている時なんて、漫才してるみたいに聞こえる。
そこに平家先生が加わるとものすごい事になる。
平家先生は陸上部の顧問で、中澤先生の酒友達(らしい)。
平家先生も関西弁なので、3人で話していると、もうそこは異次元空間と化す。
辻ちゃんは加護ちゃんととても仲が良く、『亜依ちゃ〜ん』『のの〜』と言い合う仲だ。
なぜか加護ちゃんは私になついていて、よく辻ちゃんと三人で一緒に帰ったりする。
ちなみに加護ちゃんは陸上部で、ごっちんとも仲がいい。
10 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月17日(木)21時05分42秒
三人で話していたらドアが開いて女の人が入ってきた。
「そろそろ練習始まるよ。早く準備しな。」
顧問の保田先生だった。とても厳しいけど、とても優しい先生だ。
バレーの腕は超一流だけど、他のスポーツは・・・・・いや、秘密、秘密。
照れ屋で、不器用だけど、時折見せる女らしい顔は、すごく綺麗で可愛い。
ついこの前も『可愛いですね』ってふざけて言ったら『な、何言ってんの?』って照れながら言ってた。
あ、思い出したら笑いが・・・・
「何ニヤついてんの?早くしなよ。」
「はいぃ!」
そして、練習が始まった。
11 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月17日(木)21時06分25秒
・・・・・いつも思うけど、練習・・・・・キツイ!
まあ、楽しいからいいんだけどね・・・・・
「吉澤ぁ!何サボってんの!吉澤だけ腹筋200回追加ね!」
「ええええええええ!?」
ちょっと待て。腹筋200回って。ここは軍隊か?
「ほら、つべこべ言わずにやる!」
「ふぇぇぇ、わかりましたぁ・・・・」
・・・・・・鬼。この一言が私の頭の中に浮かんできた。
12 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月17日(木)21時07分12秒
やっと練習が終わって、私は校門に向かっている。
か、体が・・・・・痛い・・・・・・ぐぇ・・・・・
「あの腹筋200回が効いたな、こりゃ・・・」
「あ、よっすぃ〜!」
「ぐわぁぁぁ!いてぇぇぇ!」
全身筋肉痛の体に誰かの全体重がのしかかった。
それにしても、「ぐわぁ」だの「いてぇ」だのうら若き乙女が言うようなセリフじゃないよね・・・・
「ど、どうしたの?よっすぃ〜?」
のしかかってきたのは加護ちゃんだった。
加護ちゃんは体が小さい割には胸が大きい。私より。
その胸が私の背中に押し付けられている。
いくら加護ちゃんが軽いといっても今の私には小錦と曙が同時に落ちてきた後、アントニオ猪木にストンピングをくらわせられたかのような衝撃だった。
「い、今体がすっごく痛いんだよね・・・・・」
「ご、ごめんよっすぃ〜。」
「いいよ、大丈夫(なわけないけど)だから。」
「どうしたのさ?」
ごっちんが不思議そうな顔で聞いてきた。
「ん、さっきまで腹筋200回やってたから。」
「に、200回!?軍隊かよ、ここは。」
あ、一緒の事考えてる。私とごっちんって考え方とか似てるんだよねぇ。
「あ、よっすぃ〜、今日うちも一緒に帰んねんけど、ええかな?」
「いいに決まってるよ。ごめんね、待たせて。んじゃ、帰ろうか。」
そうして私たちは、帰路の途についた。
足を踏み出すたびに体に激痛が襲ってきたため、いつもよりゆっくり歩いた。
いつもより30分も余計な時間がかかった。なぜかお母さんに怒られて、ご飯抜きになった。
保田先生を呪った。
13 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月17日(木)21時07分54秒
いつもと同じような日。
いつもと同じメンバー。

次の日からそれが変わるとは、当たり前だけど、まだ私にはわからなかった。
14 名前:名無し読者 投稿日:2001年05月17日(木)23時30分19秒
よっすぃ〜しっかり青春してますね。
さていよいよ、あの人の登場ですか?
それにもまして、残りのメンバーの役が気になる。
15 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月19日(土)00時36分59秒

続きに期待。
本当に残りのメンバーの役回りが気になる……
16 名前:第一章―出会い― 投稿日:2001年05月22日(火)07時44分01秒
次の日。

中澤先生が教室に入ってくると、教室内は静かになった。
みんなを見回して、先生は言った。
「ほいほい、今日はお知らせがあんで。」
お知らせ・・・?何だろう?
「実は、今まで吉澤の後ろの席があいてたやろ?」
全員が頷く。
「その席の人は、実は留学しててな。」
何ぃ!?留学だぁ!?どこのお嬢様だよ?
「それで、本来ならいっこ上の学年のはずなんやけど、まあそれで、この学年におるわけや。」
・・・・説明がめんどくさくなったな。最後のほうよくわかんなかったぞ。
「仲良くしたってや。特に吉澤、イロイロ教えたれよ。」
「あ、はい。」
「入ってき。」
扉が開いて、一人の女の子が入ってきた。
「石川梨華です。みんな、よろしくね。」
ドキ―ン!
私の胸が高鳴った。心臓がいつもの3倍(当社比)早く動いている。
口から心臓が出そうだ。
17 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月22日(火)07時45分11秒
これは、『一目惚れ』ってヤツなんだろうか・・・・?
18 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月22日(火)07時45分51秒
「席は、あの男女の後ろや。」
「誰がですか!」
何考えてるんだ?あの教師。
「よろしくね、えっと・・・・」
石川さんが席について、私に話しかけてきた。
顔が赤くなっていないだろうか?
「あ、吉澤。吉澤ひとみ。」
「よろしくね、ひとみちゃん。」
頭がクラクラした。
「よ、よろしく。」
ぎこちなく笑う。
19 名前:プロローグ 投稿日:2001年05月22日(火)16時58分59秒
吉澤ひとみ、16歳。
石川さんにノックアウトされました。
20 名前:訂正 投稿日:2001年05月22日(火)17時00分15秒
ミ、ミスった・・・・
↑題名はプロローグじゃなくて第一章―出会い―です。
21 名前:第一章―出会い― 投稿日:2001年05月22日(火)17時01分04秒
昼休み。
「ねぇねぇひとみちゃん、お弁当一緒に食べよ〜」
「いいよ、でも私いつも部室で食べてるんだ。」
「え、そうなんだ。ひとみちゃん、何部?」
「バレー部。梨華ちゃんは、何か入るの?」
そのころにはもう私は、『梨華ちゃん』と呼ぶようになっていた。
梨華ちゃんは最初から『ひとみちゃん』だったけど。
「じゃあ、今日は屋上にでも行こうかな。」
「え?屋上って、立ち入り禁止じゃ?」
「秘密の入り口があるの。私と、私の友達数人しか知らないとこなんだ。」
「そんなとこに、私行ってもいいのかな?」
「当たり前だよ。梨華ちゃんだったらバッチグーだよ。」
梨華ちゃんは嬉しそうに顔を赤らめて『ありがとう、ひとみちゃん』と呟く・・・・・

・・・・・あれ?言わないなぁ。
「ひとみちゃん、『バッチグー』って死語だよ?」
「・・・・・」
いっそ小説にでもした方がいい級の私の妄想を見事に潰してくれた笑顔の梨華ちゃんは、子悪魔に見えた。
22 名前:第一章―出会い― 投稿日:2001年05月22日(火)17時02分50秒
>14さん、15さん
レス、ありがとうです〜
長くなりそうなんで、お付き合いいただけると嬉しいです。
23 名前:名無し読者 投稿日:2001年05月22日(火)22時51分36秒
吉澤くんの心の声が『グンバツ』(w
24 名前:名無しさん 投稿日:2001年05月27日(日)11時39分08秒
こういうキャラのよっすぃ〜が一番好きだ(はぁと
25 名前:夢追人 投稿日:2001年05月29日(火)02時11分29秒
>23さん
ありがとうございます〜
これからも『グンバツ』なよっすぃ〜にします(w

>24さん
ありがとうございます〜
自分も書いてて楽しいです
26 名前:夢追人 投稿日:2001年05月29日(火)02時12分06秒
屋上に着いた。
案の定、誰も居ない。二人だけの、空間。
「うわ〜、気持ちいいね、ココ」
「でしょ?お気に入りの場所なんだよね」
「嬉しいな、そんなとこにつれてきてもらえるなんて」
あんた、どこまで可愛いんですか。
「お弁当食べよっか?」
照れ隠しで私は言った。
「うん、食べよ」
楽しい時間だった。でも、楽しい時間は長くは続かなかった。
昼食後、話をしていると、秘密の入り口のほうから聞きなれた声が聞こえてきた。
「よっすぃ〜居るかな?」
「私はココだと思うんだけど・・・」
27 名前:夢追人 投稿日:2001年05月29日(火)02時13分01秒
「ん?誰だろ?矢口さんとごっちん・・・?」
予想通り矢口さんとごっちんが姿をあらわした。
「あ、当たり〜。やぐっつぁん、オゴリね」
「何でさ!んな事言ってないじゃん!」
「あ、そうでした」
矢口さんとごっちんは仲がいい。ごっちんの何だかボケ〜っとした感じが矢口さんは好きらしい。
私はこの二人を心の中で『漫才コンビ』と呼んでいる。いやそんな事はどうでもいい。
「ひとみちゃん、知り合い?」
ハイテンションな二人に少々戸惑っているのか、梨華ちゃんの声は心なしか震えていた。
「あ、うん、あの小さくて金髪の人が、バレー部の先輩の矢口さん。矢口さん、転校生の石川梨華ちゃんです」
「よろしくね〜」
「あ、はい。よろしくお願いします」
「んで、その隣の乳デカ娘が後藤真希、ごっちんね。ごっちん、梨華ちゃんと仲良くしてね」
「よろしくね、梨華ちゃん。でさぁ、何かそのよっすぃ〜の言い方悪意がこもってるなぁ。よっすぃ〜だって胸・・・・無いね。」
「ちょっと、そんなしみじみ言われたら悲しくなるでしょ!」
「クスクスクス・・・・」
「な、何笑ってるんだよぉ、梨華ちゃん!」
「ご、ごめんね、ひとみちゃん。可笑しくって・・・・・」
ガーン。ひとみショッキ―!
多分今の私は『ちび○る子ちゃん』のごとく目は白目をむき、顔には縦線が何本も入っている事だろう。
そして、『ひとみ心の俳句』とかを詠んじゃったりするんだ。ああ、もうイヤだ・・・・・
28 名前:夢追人 投稿日:2001年05月29日(火)02時13分51秒
「ひとみちゃん?」
「んで、キートン○田のナレーションが、『こうしてひとみは”乳無し女”の十字架を背負って生きていく事になった』なーんて入るんだろうなぁ・・・・」
「何かとてつもない妄想してるみたい・・・・」
「おーい、よっすぃ〜、帰ってこ〜い」
「ほっといて行こっか?」
「え?でも・・・・」
「よっすぃ〜は一度ああなると止まらないからねぇ」
「ほら、行こ、梨華ちゃん、ごっちん」
「え?え・・・・?」
「うん、わかった。せっかく一緒に遊ぼうと思ったのに。バカよっすぃ〜」

10分くらいして気が付くと、私は一人だった。
29 名前:夢追人 投稿日:2001年05月29日(火)02時15分15秒
眠くてテンパってます。
証拠に↑は夢追人じゃなくて第一章―出会い―のはずなのに・・・・
30 名前:名無し読者 投稿日:2001年05月29日(火)06時40分56秒
吉澤くんのキャラ。自分的にツボに入ってます(w
このままいくのかな?
次も楽しみにしています。
31 名前:夢追人 投稿日:2001年06月02日(土)23時30分19秒
普通にレス返しても何だか普通なのでこれからはダーヤスで返してもいいですかね?
不快なら止めますが。何でダーヤスかと言うとダーヤスの顔文字がすごい好きだから(w
32 名前:夢追人 投稿日:2001年06月02日(土)23時37分43秒
>30さん
( `.∀´)<そうね、この吉澤は妄想爆走野朗で滑稽だわ!作者はこのままの吉澤でやるつもりだから楽しみにしてるのね!
作者<そんな高圧的にならなくても・・・・レス下さったんだから・・・・
( `.∀´)<うっさいわね!私のコーナーなのよ!ここは!
作者<コーナーってあんた・・・
33 名前:30 投稿日:2001年06月03日(日)04時03分56秒
不快なんてとんでもないうれしいです。
保田さんキリキリ更新させてやってください。
お願いします。(w
34 名前:夢追人 投稿日:2001年06月03日(日)23時07分36秒
>30さん
( `.∀´)<また私のトリコが一人増えたわね!問題なしよ、これから作者は更新するわ!
作者<ところでまた一人って、ほかに誰が?
( `.∀´)<決まってるじゃない。アンタよ。
作者<・・・・それでわ続きをどうぞ。
( `.∀´)<無視ってんじゃないぞ、コラ。
作者<(おいおい、おっさん口調になってるよ)
35 名前:第一章―出会い― 投稿日:2001年06月03日(日)23時09分53秒
「置いていく事ないじゃん!」
放課後の廊下で、私は怒っていた。
「もう、許してよよっすぃ〜」
「そうだよ、早くクラブ行こうよ〜」
「ひとみちゃん、ゴメンね・・・・・」
「梨華ちゃんはいいの。わかってる。この二人に連れ去られたんでしょ?」
「何だよぉ、その言い方。まるで矢口らが梨華ちゃんを拉致ったみたいに言っちゃってさ!」
「その通りでしょうが!」
「違うもん、よっすぃ〜がいつもの妄想ワールドに突入したから梨華ちゃんを避難させたんだよ」
「・・・・・」
何だかごっちんの言ってる事が正しい気がしてきて怒る気が失せた。
いやでも何か違ってる気も・・・・いやいややっぱり・・・・・
「はぁ、もういいや。何か馬鹿らしくなってきたし。矢口さん、クラブ行きましょう」
「はいはい。早くいかないと圭ちゃんに怒られるもんね」
「ありゃ怒ったら怖いからねぇ」
「ごっちんもそんなしみじみ言ってる場合じゃないんじゃないの?」
「ああ!そうだった!今何時?・・・・・・うわ!完璧遅刻だ!じゃ!」
そしてごっちんは風になった。100m5秒はいったんじゃないか?
大会であれができたらいいのに。
「そういえば梨華ちゃんは何かクラブ入るの?お昼に聞いたけど結局答え聞いてなかったし」
「んっとね、テニス部に入るつもり。向こうでもやってたしね」
「そうなんだ。じゃあ、またね」
梨華ちゃんのテニスウェア姿を妄想していたから、返事がそっけなくなってしまった。
「うん、また明日ね。矢口さんもさようなら」
「うん、バイバ〜イ」
こうして梨華ちゃんと別れて、私と矢口さんは部室へ向かった。

部活も無事終わり(ただし遅刻の罰に腕立て30回を命じられたが、こんなもん昨日の腹筋200回に比べたら鼻でうどんを食べるよりも楽勝だった)矢口さんと辻ちゃんと一緒に帰った。今日はいつもより遅かったのでごっちんや梨華ちゃんはもう先に帰っていたみたいだった。

寝る時に今日も平和だったな、と思った。
36 名前:第二章―戸惑い― 投稿日:2001年06月03日(日)23時10分54秒
毎日は、平和に流れていった。

梨華ちゃんは相変わらず可愛い。

でも、私は・・・・・・・私の気持ちがわからなかった。確かに、最初は一目惚れかな、と思った。
けど、冷静になって考えてみたら、わからなくなった。
ごっちんも、矢口さんも可愛いと思う時がある。でも梨華ちゃんのはそれとはまた違う。

わからない。わからない。わからない。

私は、梨華ちゃんを・・・・・好き?

最近そればっか考えていて、何も手に付かない。
授業も、クラブも、何もかも。怒られてばっかだ。
37 名前:第二章―戸惑い― 投稿日:2001年06月03日(日)23時12分02秒
そして、今日も怒られる事だろう。
そんな事を考えつつ、家を出た。

家を出て10分くらいしてから、お母さんがチャリで追いかけてきた。
何かあったのかな?もしかして弟が事故?

「ひとみ!」
「え、やっぱり事故!?どんな怪我?」
「はぁ?」
「寝ぼけてて足を踏み外して階段から転げ落ちたとこにちょうど柱があってそれに頭をぶつけてその衝撃が原因で虫歯が痛み出して今にも死にそうなの?」
「・・・・・何言ってるの?」
「え?」
「あんた、カバン忘れてるわよ。」
「・・・・・あれ?」
よく見たら私は何も持たずに学校へ向かっていた。
「全く、最近おかしいわよ、アンタ」
「・・・・」
いつまでこんな大ボケをかますのだろう、私は。
原因はわかってるけど、解決するのはまだ先の事になりそうだ。
38 名前:第二章―戸惑い― 投稿日:2001年06月03日(日)23時13分19秒
学校でも私の大ボケは続いていた。
社会のテストで
「KDDとは何の略か?」
という問いに
「今日も どこかで デビルマン」
とかいうわけのわからん解答を書いていた。
当の私は、いつ書いたかすら覚えていなかった。
39 名前:名無し読者 投稿日:2001年06月04日(月)02時22分37秒
>KDD・今日も どこかで デビルマン
声に出るほどワラタYo!
40 名前:名無し読者 投稿日:2001年06月04日(月)04時01分04秒
所々に笑わせられるような表現が入っていて、読んでいて
飽きないですね。更新楽しみにしています。頑張って下さい!
41 名前:第二章―戸惑い― 投稿日:2001年06月05日(火)00時11分12秒
>39さん
( `.∀´)<全く吉澤ってバカよね!どう考えたらKDDが「今日も どこかで デビルマン」になるのかしら!
作者<それに関しては何も言えませんね。
( `.∀´)<もしかして、アンタ・・・・・
作者<・・・・・・・
( `.∀´)<まあ、私も今回は黙っててあげるわ。

>40さん
( `.∀´)<らしいわよ、よかったわね、こんないい読者の方がいて。
作者<全くです。ありがたい限りです。誰かとは全然違いますね。
( `.∀´)<誰かって誰よ?そんなひどい奴なの?
作者<・・・・・・
( `.∀´)<全くそんな人見た事無いわよ?
作者<・・・・(アンタだよ)
42 名前:第二章―戸惑い― 投稿日:2001年06月14日(木)23時09分31秒
「よっすぃ〜、最近おかしいけど、大丈夫?」
『あなたが原因です』
などと言えるはずもなく、私は
「大丈夫、ちょっと最近クラブ忙しくて」
とごまかしていた。
「そう、ならいいんだけど・・・・・」
「うん、じゃあクラブがあるから」
「うん、頑張ってね」
梨華ちゃんは私のことを、「よっすぃ〜」と呼ぶようになっていた。
それがいっそう、私を悩ませている。
43 名前:第二章―戸惑い― 投稿日:2001年06月14日(木)23時12分02秒
私はどうしたらいいんだろう?
私は何なんだろう?
私は・・・・・・
44 名前:第二章―戸惑い― 投稿日:2001年06月14日(木)23時12分42秒
誰かに相談したい。誰にしよう?
私の頭の中に選択肢が浮かんできた。

1、中澤先生
2、梨華ちゃん
3、お母さん
4、矢口さん
5、辻ちゃん
6、子供電話相談室

1は、ダメ。相談にのってくれた後、『んじゃあ受講料としてその唇をもらうで』とかやられそう。ていうか、やられる。
2は論外。何考えてるんだ、私は。梨華ちゃんのことで悩んでいるのに。
3も論外。何言われるかわからない。下手したら殺される。
4はいいかも。一番確実だなぁ。
5は大穴かも。でもなぁ、言いふらされそうだし・・・・・却下。
6・・・・私はアホか?
45 名前:第二章―戸惑い― 投稿日:2001年06月14日(木)23時13分50秒
矢口さんに相談しよう。
決定するまでの道のりは限りなく無駄だったように思う。
私はとことんアホだ。

家に帰ってから、ご飯を食べてすぐ、私は矢口さんの家に行った。
行き方は簡単。まず矢口さんの部屋の窓をあけてもらう。
そして、私の部屋の窓から矢口さんの窓に飛び移る。
これだけ。さあ、実践してみましょう。

「せーの・・・・・ウリャ!」

ほら簡単!わずか3分で矢口さんの部屋に到着です。
みなさんもお試しください。
46 名前:第二章―戸惑い― 投稿日:2001年06月14日(木)23時15分34秒
「何を?」
「え?」
「いや、飛び込んできたかと思うと急に『みなさんもお試しください』とか言い出すから・・・・」
げ。口に出してたのか。症状はだいぶ進行している。危険だ。早くなんとかしなければ。
「それで、相談って何?」
「えっと、あのぉ、実は、そのぅ・・・・」
「うんうん」
「だからぁ、そのぉ、実は・・・・」
「・・・・・」
「何ていうのか、その、ああ、やっぱり言えないかも・・・・」
「・・・・帰ってくんない?」
「い、言う、言います。実はですね・・・・・」
47 名前:第二章―戸惑い― 投稿日:2001年06月14日(木)23時16分18秒
・・・・・・・・・・

「で、どうしたらいいかって?」
「そう」
「じゃあ、梨華ちゃんが他の誰かと一緒にいるとこを想像して」
「はぁ」
「想像した?」
「はい」
内心私はムカムカしていたけど、それを顔に出す事は無かった。
「その二人がキスしてるとこ想像して」
「・・・・」
「さらに梨華ちゃんの胸をそいつが・・・・」
「てめぇ何さらしとんじゃコラァ!耳から手ぇ突っ込んで脳みそガタガタ言わすぞクラァ!」
「・・・・・よっすぃ〜・・・」
はっ!わ、私は何を・・・・・
「わかったでしょ?」
「え?」
「よっすぃ〜は、梨華ちゃんを誰よりも好きなんだよ」
「・・・・」
「誰よりも、私よりもね・・・」
自分の気持ちを再確認できた事は嬉しかったけど、嬉しかったけど・・・・・・・何だか矢口さんは悲しそうだった。
「・・・・」
「じゃあ、そゆ事。私そろそろ勉強するから・・・・」
「あ、うん。ありがとうございました」
「いつでも相談してね」

自分の部屋に帰った私は(モチロンあの方法で)ベッドに横になった。
何かが心にひっかかっていた。
48 名前:名無し読者 投稿日:2001年06月16日(土)01時39分46秒
○カはバ○なりに、感じるとこが、あったのかな?
悩み事が増えただけかも。
49 名前:紅餓唯 朧 投稿日:2001年06月17日(日)20時23分24秒
>「てめぇ何さらしとんじゃコラァ!耳から手ぇ突っ込んで脳みそガタガタ言わすぞクラァ!」
に笑いました(w
これからの吉澤さんの行動や周りもどう動くのか続きが楽しみです。
マイペースに頑張って下さい♪
50 名前:夢追人 投稿日:2001年07月06日(金)01時15分10秒
>48さん
ありがとうございます!
妄想突撃馬鹿野朗のよっすぃ〜をこれからもよろしく(w

>紅餓唯 朧さん
マイペースもマイペース過ぎるくらいです(w
長い話の予定なのに、いきなり躓く私を許してください(w
51 名前:夢追人 投稿日:2001年07月16日(月)21時38分18秒
はう、そういえばダーヤスでレスるはずが・・・

鬱だ(w
52 名前:第三章―シアワセ― 投稿日:2001年07月16日(月)21時41分30秒
矢口さんのアドバイスとかを考慮に入れて、私が出した結論は

「行動あるのみ!」

これだった。
そして、私の「梨華ちゃんに告白するぞ!」大作戦は、このとき始まった。

予想に反して、私の苦悩の日々は続いた。
53 名前:第三章―シアワセ― 投稿日:2001年07月16日(月)21時42分17秒
「言うは易く、行なうは難し」

とはよく言ったものだ。
いざ告白しようとなると、緊張して言葉がでなくなる。
でも、今日こそは。
54 名前:第三章―シアワセ― 投稿日:2001年07月16日(月)21時42分53秒
放課後。
梨華ちゃんの属するテニス部はもうテスト休みに入っている。
バレー部は、今日からテスト休み。
だから今日、一緒に帰ろうと誘った。

「テスト勉強進んでる?」
「全然。さっぱりわかんないよ、あはは」
「よっすぃ〜って、成績いいの?」
「自慢じゃないけど、悪いよ」
「・・・・・ホントに自慢にならないね」
「あのさ、一緒に勉強しない?教えて欲しいところとかあるんだよね」
「うん、いいよ。でもわからないって何の教科?」
「数学」
「そうなんだ、中澤先生に聞いてみた?」
「それは無理だよ、梨華ちゃん」
「え?何で?」
「教えてはくれるだろうけど、その後のセクハラが怖い」
「もう、ちょっとキスされるとかでしょ」
「甘い!甘いよ、梨華ちゃん。あの先生はね、『何で教師になったんですか?』って聞いたら『可愛い子を周りにはべらしてはべらして、ありおりはべりいまそかり、って感じなハーレムを作るためや』って、真面目に答えるようなセクハラ教師なんだよ」
「・・・・・」
「油断してたら、やられるよ」
55 名前:第三章―シアワセ― 投稿日:2001年07月16日(月)21時43分52秒
その後、『中澤先生はいかにエロいか』ということを熱く語りつつ、梨華ちゃんの家に向かった。

「ここが、私の家だよ」
「・・・・・」
そこには、『豪邸』という言葉にふさわしい、とてつもなく大きい家(屋敷?)が建っていた。
マジですか、石川さん。
56 名前:夢追人 投稿日:2001年07月16日(月)23時50分31秒
( `.∀´)<久々の更新ね!
作者「はぁ、すいません」
( `.∀´)<あんたなめてんの?
作者「いえ、そんなことは!これからはバンバン更新しようかと」
( `.∀´)<ウソついたらどうなるかわかってんでしょうね?
作者「(ビクッ!)・・・・・・マターリやります(ボソ)」
57 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月18日(水)00時34分06秒
『豪邸』に住んでる梨華ちゃん萌え〜(w
作者さんのペースで更新頑張ってください!
でも放置だけはご勘弁を…
58 名前:夢追人 投稿日:2001年07月19日(木)00時57分38秒
>57さん

( `.∀´)<放置したら私が作者をしばくわ!
作者「シャレに聞こえませんよぅ」
( `.∀´)<私はマジよ。
作者「・・・・」
59 名前:パク@紹介人 投稿日:2001年07月19日(木)21時43分43秒
こちらの小説を「小説紹介スレ@黄板」↓に紹介します。
http://www.ah.wakwak.com/cgi/hilight.cgi?dir=yellow&thp=995445727&ls=25
60 名前:夢追人 投稿日:2001年07月19日(木)23時29分52秒
>パクさん

( `.∀´)<こんなヘボ小説が紹介されるらしいわよ
作者「ありがたいことです。少しでも多くの人に読んでもらいたいですね」
( `.∀´)<『おもしろくない』って感想きたらどうするのよ?
作者「グサ!・・・ま、まあパクさんはメール欄で『結構笑える』と言ってくれてますし」
( `.∀´)<お世辞に決まってるじゃない
作者「・・・・(涙)」
61 名前:第三章―シアワセ― 投稿日:2001年07月22日(日)23時10分18秒
「適当に座っててね。私、着替えてくるから」
そう言って梨華ちゃんは部屋の奥に消えていった。
まぁ、予想はしていたけど、それ以上に梨華ちゃんの部屋は広かった。

入ってすぐの右手には本棚。私には読めそうにない文庫がたくさんあった。
その奥には机が置いてあり、キレイに整理されていて、清潔感があふれている。
私の机とは大違いだ。いや、マジで。
部屋の真ん中には小さなテーブルがあって、その横にはソファがあった。
見るからにフカフカのソファだった。クッションもまたフカフカそうで、そそられる。

数え上げればキリがないので、梨華ちゃんの部屋の描写はここで終了。
それにしても信じられない部屋だ。

大体、部屋に入って、まだその奥に部屋がある事が信じられない。
しげしげと部屋を眺めていると、着替え終えた梨華ちゃんが出てきた。
白いワンピースで、梨華ちゃんに良く似合っていた。
梨華ちゃんは勉強道具一式を持ってきて、私の隣に座った。
座る時、いい匂いがして、ちょっとドキっとした。
「じゃあ、勉強始めようか」
そう梨華ちゃんが言った時、部屋のドアがノックされた。
梨華ちゃんが立ち上がってドアのところまで行き、ドアの外に顔を出した。
「あ、ありがとう、彩さん」
彩さんというのは、梨華ちゃんの家で働いているお手伝いさん。
つまりは梨華ちゃんのねえやさん。
鼻ピアスをしていて、一見怖そうなんだけど、話してみたら全然話しやすくていい人だった。
でも、ねえやさんがいるとか、もはや次元が違うよ・・・・・

梨華ちゃんがジュースとお菓子をのせたお盆を持って戻ってきた。
彩さんはこれを持ってきてくれたらしい。
タイミングバッチリだ。
「じゃあ、気を取り直して、始めようか」
「うん」
62 名前:第三章―シアワセ― 投稿日:2001年07月22日(日)23時11分08秒
それから、梨華先生に数学を教えてもらった。
勉強が終わって、わかった事はふたつ。
ひとつは、梨華ちゃんは教えるのが上手いという事。
もうひとつは、私はやっぱり梨華ちゃんが好きなんだという事。

たまに、梨華ちゃんに見とれて、話を聞き逃してしまった。
63 名前:第三章―シアワセ― 投稿日:2001年07月22日(日)23時11分39秒
勉強が終わった後、私たちは雑談をした。
中学時代の話、留学していた時の話などなど。

会話が一段落したとき、何気なく部屋を見回すと、壁に賞状が飾ってあるのが目に入った。
「梨華ちゃん、あれ何の賞状?」
「あれ?あれはね、テニスの大会で優勝した時の賞状」
「優勝!?スゴイね・・・」
「私、その大会の次の週に留学する事になってたの。つまり、最後の大会だったわけ。
ペアを組んでた子が、その大会はダブルスだったんだけど、『最後だからさ、優勝で梨華を送りだしたいんだ』
って言ってくれて、嬉しくて私すごく一生懸命がんばったんだ」
「・・・・・」
「こんだけ練習したんだから負けるわけないだろ、ってくらい頑張ったんだ。それで、大会出て、優勝したの」
「そう、なんだ」
「すごく嬉しくてね、その子と抱き合って、泣いたんだ」
「ふうん」
「思い出の賞状なんだよ」
64 名前:第三章―シアワセ― 投稿日:2001年07月22日(日)23時12分14秒
私は、素直に『いい思い出だね』とは言えなかった。
梨華ちゃんのペアだった人に、嫉妬した。
そんな自分が、イヤになった。

そんな私の気分に全く気づかず、梨華ちゃんは話しつづけた。
内容は覚えていない。
ずっと、自己嫌悪に浸っていた。

その後、夕飯を一緒に食べようという誘いを断り、私は重い足取りで家に帰った。


「疲れた」
私はベッドに倒れこんだ。
それくらい疲れたのだ。人の家にいてこんなに疲れたのは初めてだった。
そのまま、眠りに落ちた。
65 名前:夢追人 投稿日:2001年07月22日(日)23時14分02秒
何だか第三章だけ長くなりそうです(w

いつ「シアワセ」になるんでしょう。
作者にもわかりません(w
66 名前: 投稿日:2001年07月24日(火)17時54分06秒
長くなっても全然いいです!
67 名前:夢追人 投稿日:2001年07月25日(水)00時16分33秒
>玲さん

( `.∀´)<嬉しい事言ってくれるわね
作者「全くです。これを励みに頑張ろうかと」
( `.∀´)<ところで後藤や矢口はどこに逝ったのかしら?
作者「(ドキッ)」
( `.∀´)<まさか・・・・忘れてたとか言うんじゃないでしょうね
作者「・・・・ダ―――!(逃亡)」
( `.∀´)<おい!逃げんな!
68 名前: 投稿日:2001年07月25日(水)13時13分23秒
まぁ保田さんそんなに怒らなくても…
ごっちんと矢口はまた後でって方向で(w
69 名前:夢追人 投稿日:2001年07月26日(木)00時12分16秒
作者「・・・・ハァ、ハァ・・・・何て、優しいんで、しょうか、どこかの、ハァハァ・・・・誰かさんとは違いますね、ゲホッ」
( `.∀´)<何息切らせながら喋ってんの?
作者「・・・・」
( `.∀´)<大体、そのどこかの誰かってどんな奴よ?
作者「自己中で、いつも高圧的な人です」
( `.∀´)<裕ちゃん、呼ばれてるよ?
中澤「何でやねん!」
70 名前: 投稿日:2001年07月29日(日)00時03分22秒
保田さんから逃げるの頑張ってください…(笑
しかも本人気づいてないのがすごいですね(w
71 名前:第三章―シアワセ― 投稿日:2001年08月13日(月)01時20分35秒
「ねぇねぇよっすぃ〜、今日はよっすぃ〜の家で勉強しよ?」
「え・・・・ウチ?」
「そう」
「そ、それは・・・・」
「ダメなの?」
「いや、ダメってわけじゃないけど・・・・」
「ないけど?」
「いや・・・ウチ・・・・狭いし」
「そんなの全く気にしないよ、っていうか、ウチもたいして広くないし」
何言ってるんですか、石川さん。
あなたの家に比べたらウチなんかジャイアント馬場から見た矢口さんくらいのモンです。

なんだかんだで、ウチで勉強する事になった。
ああ、庶民なウチにおじゃうさまの梨華ちゃんを入れていいのだろうか?
72 名前:第三章―シアワセ― 投稿日:2001年08月13日(月)01時21分52秒
「おじゃましま〜す」
「はいよ〜。お母さん、お客さんだよ」
「は〜い、どうもいら・・・・」
「・・・・・?お母さん?」
「初めまして、石川梨華と申します」
「あああああ・・・」
「あ?アラーキー?」
「アホかーー!」
「いてーーー!!」
急に「あああ・・・」と言い出したかと思ったら、私をスリッパで殴りやがった。
なんちゅう親だ。

「こ、こんなお嬢様をウチみたいな汚い家にあげるなんて何考えてるの!!」
「はぁ?」
「いかにも『夏休みとかは別荘で過ごしてます』風のお嬢様じゃないの!」
「もう、何わけわかんない事言ってるの!恥ずかしいからもう部屋行くね!」
私は梨華ちゃんの手を引いて自分の部屋に駆け込んだ。
まだ後ろで『アンタ!訴えられても知らないわよ!』とか言ってるのはほっておこう。
たまにあれと血がつながっている事を恥ずかしく思う。
ウチに遊びに来たコは良く、『よっすぃ〜はお母さんソックリだね』と言うけど、それってものすごく失礼だと思う。
73 名前:第三章―シアワセ― 投稿日:2001年08月13日(月)01時22分25秒
「ご、ゴメンね、梨華ちゃん。ウチの家族みんなヘンでさぁ。アハハ」
「え?全然気にしてないよ、楽しいお母さんでいいなぁ」
「た、楽しい?そうかなぁ・・・・(私からしたら恥ずかしい以外の何物でもないんだけど)」
「さ、勉強しよっか」
「あ、うん」

勉強は、順調に進んだ。
ただし、途中でお母さんの乱入はあったけど。

そして、一息入れてる途中に、事件は起こった。
74 名前:夢追人 投稿日:2001年08月13日(月)01時25分25秒
>玲さん

( `.∀´)<何に気づいてないのかしら?
作者「それは知らぬが仏というものでしょう」
( `.∀´)<何かひっかかる言い方ね
作者「気のせいです」
( `.∀´)<ところで久々更新ね
作者「・・・・・ダー――!(逃亡)」
( `.∀´)<またかーーー!!

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