インデックス / 過去ログ倉庫 / 掲示板

重荷負う者われに来たれ

1 名前:BEAT 投稿日:2001年05月23日(水)16時30分03秒
2ちゃんで娘。小説を書いてたのですが荒らしに遭遇したのでここに移ってきました。
ここでは未来の娘。を書いていきます。
2 名前:BEAT 投稿日:2001年05月23日(水)16時55分02秒
2001年8月×日、千葉県総合武道館。
ここではモー娘。のメンバー達がコンサートをしていた。
「この星は〜美しい、二人出会った地球〜♪」
メンバー達は「恋愛レボリューション21」を歌い上げていた。
しかし、メンバーの一人である吉澤ひとみは今一つ精彩さがなかった。
ひとみはこの日、足の調子が悪く、すでに感覚がなくなりかけていたのだ。
曲が終わり、メンバー達が舞台裏に引っ込んだその時である。
・・・よろっ
ついにひとみは床に倒れ込んだ。転んでしまったのである。
「大丈夫ですか?」
メンバー達がひとみに駆け寄り、心配な口調で言った。
「あっ・・・大丈夫ですよぉ・・・どうもすいませんでしたぁ・・・」
ひとみはこう答えた。
「誰かひとみを医務室まで連れてって」
安倍なつみは他のメンバー達にこう言った。すると・・・
「あたしが行きます」
矢口真里がこう言いながら立ち上がった。
「じゃあ、お願いね」
「わかった」
なつみはこう言うと真里はこう返事した。
「行こう?よっすぃー・・・」
真里はこう言うとひとみを背負い、医務室へと歩いていった。
3 名前:BEAT 投稿日:2001年05月23日(水)17時15分15秒
そして、ここは医務室の中。
「どうやら、これは捻挫のようです」
医者はこう言った。
「直るまでどれくらいかかるんですか?」
ひとみは医者にこう尋ねた。すると・・・
「今日一日安静にしていれば翌日には直ります」
医者はひとみにこう言った。
「・・・わかりました。」
ひとみはこう言うと一礼した。
そして真里と一緒に医務室を出た。
そこで真里はひとみを呼んだ
「よっすぃー・・・」
「何ですか矢口さん」
「今日はあたしの部屋で寝るか」
「はい・・・でもいいんですか?」
「いいのよ、あたしがよっすぃーのことみててあげるから」
「ありがとう・・・」
ひとみは言った。
すると真里はタクシーを拾うとそれに乗り込んだ。
そしてタクシーは真里の部屋へと向かっていった。
4 名前:BEAT 投稿日:2001年05月23日(水)18時30分26秒
さて、ここは真里の部屋。
すでにひとみはここに来ていた。
「よっすぃー・・・」
真里はひとみを呼んだ。
「何ですか?矢口さん」
「まだ痛む?」
「うん・・・でも少し大丈夫」
「そう?また何かあったらあたしを呼んでね」
「はい・・・ありがとうございます・・・」
ひとみは真里に言った。
こうして、ひとみの長い夜は深けていった。


翌日。
ひとみの足は全快した。
「おはよう」
真里はひとみに言った。
「おはようございます」
ひとみは言った。
「さぁ、今日も頑張ろうね」
真里はこう言ってひとみを元気付けた。
5 名前:BEAT 投稿日:2001年05月23日(水)18時40分22秒
「Hello!Project2001夏」の二日目の公演。
メンバー達は次々と会場の千葉県総合武道館へ集まった。
楽屋の中はモー娘。以外に他のユニットも来ていた。
「どう?調子は」
平家みちよがひとみにこう話し掛けた。
「はい、お蔭様でもうよくなりました」
「それはよかったな・・・あっそうだ。」
「何でしょうか?」
「今日は精一杯頑張っていってね」
「はい」
ひとみは言った。
こうして、コンサートは開演した。
6 名前:BEAT 投稿日:2001年05月23日(水)18時55分24秒
このコンサートはミニモニ。がトップを務めた。
しかしひとみのいるプッチモニはこの後二番目の出番であった。
そこで後藤真希がひとみに話し掛けた。
「今日は大丈夫でしょ?」
「うん、大丈夫だから」
「じゃあ頑張ろうね、悔いのないステージにしようね」
「はい」
ひとみはこう返事した。
こうして、プッチモニの出番がやってきた。
「みんな〜っ!げんきか〜っ!プッチモニですぅ!!」
その声が会場全体に響くとファン達は物凄い声援で答える。
「BABY!恋にKNOCK OUT!行くぞぉぉぉぉっ!」
ひとみの声は高くそして華麗に響いた。
演奏が始まった。三人はそれと同時に踊り出した。
「だってだってBABY!愛愛会いたいわ〜♪」
ひとみは楽しい声で歌い始めた。
7 名前:BEAT 投稿日:2001年05月24日(木)12時53分29秒
コンサートは何の動きもないままアンコールへと突入した。
「さあアンコールだよ、頑張っていこう」
飯田圭織がメンバー達にこう言った。


再びメンバー達がが舞台にやってきた。
「今日は私達のコンサートに来てくれてどうもありがとう」
辻希美が観衆に向けてこう言った。
「最後の曲はやはりこの歌です」
なつみは言った。
すると「LOVEマシーン」の前奏が流れてきた。
(フゥウゥ〜ウ〜ウ〜)
スポットが、中央の二人を照らす。
(ハァアア〜アアア〜)
真里となつみが重なり、離れていく。
その奥に、仁王立ちになった圭織が叫ぶ。
ディア〜〜〜〜〜〜〜〜〜
圭織が回転しながら横へ移動、真希がポーズを取る。
ディスコ!
LOVEマシーンのイントロがきらきらと輝きながら観客席に降り注ぐ。
そこでメンバー達は一列に、LOVEマシーンを踊る。
8 名前:BEAT 投稿日:2001年05月24日(木)13時01分56秒
「あんたにゃ もったいない(fu−fu−)
 あたしゃホント ナイス バディ(×3)
 自分で 言うくらい
 タダじゃない! じゃない?」
そこで希美が二人の間に入って
「じゃない!」
真希がそれを継いで
あはぁ、と歌う。
「熱けりゃ 冷ませばいい(ふーふー)
 淋しけりゃ エブィ バディ(×3)
 誰にも 分からない(fu−fu−)
 恋愛っていつ火がつくのか
 ダイナマイッ!
 恋はダイナマイッ!」
真希が、トコトコと移動する。
「どんなに不景気だって
 恋はインフレーション
 こんなに優しくされちゃ」
そこで保田が表情を作る。
「み・だ・らはぁ」
加護が満面の笑みで
「あかるぅい!未来に
 就職希望だわ
(U WOW WOW WO!)」
9 名前:BEAT 投稿日:2001年05月24日(木)13時26分03秒
「日本の未来は(Wow×4)
 せっかいがうらやむ(Yeah×4)
 恋をしようじゃないか!(Wow×4)
 Dance! dancin' all all of the night !」
観客達はみんな目前に広がるステージに見入っていた。
しばらくするとハロプロのメンバーが一斉に舞台に現れた。
そこでみんな一斉に「日本の未来は〜」と歌い出した。


曲も終わりに近づき、メンバー達は最後の踊りに突入した。
前の列にいたメンバーは首を横に振りながら横に進んでいく。
そこで全員一緒に手足を軽く上げながら半回転。
そしてモー娘。のメンバー達は元いた場所に戻り、決めポーズを取る。
踊りが終わって真里がため息のような声でこう歌った。
「ラブマシーン」
すると観客席からものすごい声援と拍手の嵐が起こった。
こうしてコンサートは閉演した。
10 名前:BEAT 投稿日:2001年05月24日(木)15時15分17秒
さて、ここは圭織の部屋。
そこにはなつみと希美がいた。
「はらへった・・・圭織・・・何かない?」
なつみは圭織にこう言い出した。
「大した物はないようです」
「ふーん・・・」
なつみは圭織の言葉に少し頷いた。
「食べ物でも買ってきて?近くにコンビニあるから」
「あ、はい!」
圭織は嫌な顔一つせずむしろうれしそうにコンビニに出かけた。
11 名前:BEAT 投稿日:2001年05月24日(木)15時37分38秒
数十分後。
居間ではなつみがコンビニで買ってきた食べ物を食べていた。
「よく食うね…これで3個目だよ」
希美は言った。
「よほど腹減ってたんだね」
圭織もそう言った。
「出る時少ししか食べてなかったからはらへって堪らなかったの」
なつみは喜んだ声で言った。
そこで希美は圭織にこう言った。
「しかし今日のコンサートは今まででいい出来だったね」
「そう?」
「それも最後の曲が一番よかったよ」
「次も今日よりも精一杯頑張ろうね・・・」
「はい」
希美はこう言うと圭織は返事をした。
12 名前:パク@紹介人 投稿日:2001年07月18日(水)21時53分02秒
こちらの小説を「小説紹介スレ@黄板」↓に紹介します。
http://www.ah.wakwak.com/cgi/hilight.cgi?dir=yellow&thp=995445727&ls=25
13 名前:BEAT 投稿日:2001年07月31日(火)11時31分50秒
今日の午後にも再開します。
14 名前:BEAT 投稿日:2001年07月31日(火)13時18分46秒
2週間後。
「Hello!Project2001夏」の追加公演の日。
娘。達は会場となる沖縄県立郷土劇場に来ていた。
ここは楽屋の中。
ひとみは真希に話しかけた。
「悔いのないステージにしようね」
「はい。」
真希はこう返事した。
こうして、コンサートは開演した。
15 名前:BEAT 投稿日:2001年08月02日(木)09時34分08秒
このコンサートは三人祭がトップを務めた。
前回同様、真希の出番は二番目であった。
「真希、しっかりね」
真希は心の中でこう呟いた。
そして、真希の最初の出番はやってきた。
2回も出演機会があるので油断は出来ない。
まずは7人祭である。

Converted by dat2html.pl 1.0