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Forever Love
- 1 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月02日(土)19時39分11秒
- いしよしです。
不慣れなので上手く書けないと思いますが
よろしくお願いします。
- 2 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月02日(土)20時08分47秒
- 「ねえ〜、付き合ってよ〜」
「嫌です!」
地元では有名なお嬢様学校。
おしとやかにお勉強…なんて、今時そんなに甘くはないようだ。
「ひとみ〜、あんたも懲りないね〜」
「梨華もいい加減OKしてあげればいいのに〜」
茶髪にピアス。膝上20センチのスカートにルーズソックス。
お嬢様とは言っても、格好は普通の女子高生ばかりだ。
そんな学校の中でも一際うるさいクラス。1年A組。
このクラスには(ある意味)中心人物が2人いる。
「ねえ、梨華ってば〜。あたし達絶対お似合いだと思うんだー」
「あたしは思いません!」
毎日休み時間の度に『告り告られ』を続けている2人。
吉澤ひとみと石川梨華。
- 3 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月02日(土)20時29分27秒
- 「ごめんね、あたしが付き合うの梨華だけなんだ」
この台詞を言われた女子生徒は今までどれくらいいたのだろう?
ひとみと梨華は中学から女子校に通っていた。
そのせいもあり、外見も中身も男っぽくバレー部のキャプテンで
エースアタッカーであったひとみは今まで幾度となく告白されてきた。
「よっすぃ〜いつまでアタックする気〜?」
また振られてしまって落ち込んでいるひとみに、隣の席の真希が声を掛ける。
「ん〜?梨華がOKしてくれるまで…」
それ程モテるひとみだが実は付き合った事が一度もない。
ずっと梨華に片思いで梨華以外の子を絶対に受け入れない。
「あたし、ファーストキスは梨華って決めてるんだ」
真希に強くその思いを伝える。
「その言葉、よっすぃ〜ファンに聞かせてやりたいよ」
ともかく、ひとみは梨華にべた惚れなのだ。
- 4 名前:かんかん 投稿日:2001年06月02日(土)21時58分41秒
- 頑張ってくださいね!
おもしろいっす。
- 5 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月02日(土)22時07分38秒
- がんばってください。
続き期待してます。
- 6 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月02日(土)22時11分04秒
- 一途なよっすぃー、かたくなな梨華ちゃん。
今後の展開が楽しみです。
- 7 名前:ラヴ梨〜 投稿日:2001年06月03日(日)00時54分24秒
- はたして、よっすぃ〜は、これからどうやって梨華をふりむかせるのですかね〜
期待です
- 8 名前:レイコ 投稿日:2001年06月03日(日)03時08分19秒
- なんか今までにないいしよしですね!期待してます!!
- 9 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月03日(日)12時15分45秒
- ふたりが初めて出会ったのは中学の入学式の前日…
友達と遊び終えたひとみは家の近くの公園の前を歩いていた。
もう辺りは真っ暗で月まで出ている。
「どうしよう…もうこんな時間だ……」
少し足早に、公園を通り過ぎようとした時、小さな声が聞こえてきた。
(…おばけ!?)
今すぐにでも逃げ出したかったが、好奇心から公園を覗いてみる。
「あ…女の子……」
そこにいたのはブランコに乗っている女の子。手足があるから
少なくともお化けではないだろう。彼女は泣いていた……
ひとみは影からじっと彼女を見つめた。
「…紗耶香ちゃん……」
微かではあるが彼女は確かにそう言った。
(さやか?誰だよそれ!)
ひとみはなぜか腹が立った。理由はよく分からないが、多分、彼女が
泣いているのはその『紗耶香ちゃん』のせいだと思ったからだろう。
- 10 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月03日(日)12時34分00秒
- いつの間にか彼女はいなくなっていた。
ひとみは何とも言えない気持ちで家に着いた。
夕食の時もお風呂に入っている時も、ずっと彼女の泣き顔が
頭から離れなかった。
「紗耶香って…誰だよ……」
ベットに潜りこんでからもその事ばかりが気にかかり
結局、ひとみが眠りについたのは2時過ぎだった…
- 11 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月03日(日)12時40分40秒
- レスありがとうございます。
皆さんの小説はいつも呼んでいるので、感想をもらえてうれしいです。
あと、明日からテストなので2日ほど更新できないかもしれません。
- 12 名前:バービー 投稿日:2001年06月03日(日)22時50分51秒
- お〜、かなりいい感じ!!
最近、いしよしをあんまり見かけないので
楽しみなのが一つ増えました。
期待してます。
- 13 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月04日(月)18時32分44秒
- そして入学式当日。空は見事なまでに快晴だ。
「はぁ〜、眠いよ〜…」
しかしひとみは昨夜なかなか寝付けなかったこともあり眠そうだ。
中一になりたてのひとみにとって『2時』はあまりにも遅過ぎた。
お母さんに手を引っ張られて、なんとか学校に着いた。
「ひとみ、あんたちゃんと教室行きなさいよ。途中で寝たらダメだからね」
「分かってるよ…」
お母さんに念を押されて教室に向かう。
「B組…ここか……」
教室に入るとまだ先生は来ていなくて、同じ小学校出身の者同士固まって
話したりしている。ひとみも何人かの友達に挨拶を済ませると、側の机に
座り眠る体勢に入る。
(まだ時間あるから寝とこ……)
と、誰かに肩をたたかれた。
- 14 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月04日(月)18時43分05秒
- (も〜、誰だよ〜……)
寝よう。という時に呼ばれたのでつい無意識のうちに睨んでしまう。
「あ……」
ひとみは目の前の少女の顔を見て、すっかり目が覚めた。
「あの…ごめんなさい……ここ、あたしの席……」
目の前の少女はおどおどと話す。
「へ!?あ、ごめんなさい!あ、ホントだ。黒板に名前書いてるね!」
ひとみは慌てて立ち上がりその少女を座らせる。
(こんな事って…あるんだ)
ひとみは意を決して話しかける。
「あ、あの…名前聞いていい?」
自分でも顔が真っ赤になるのが分かる。
「え…あ、石川…梨華です。えっと…」
「え!?あ、吉澤ひとみです!」
これがふたりの初めての出会い。
ひとみにとっては2度目の出会い…
- 15 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月04日(月)18時44分23秒
- ちょっと文章変かな?
もうテストは諦めました…
早く帰るとつい、パソコン付けてしまう
- 16 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月04日(月)19時56分36秒
- いえー、雰囲気ちゃんと伝わります。
・・・テストお疲れ様です。
パソコンつける気持ちよ〜くわかります。自分もそうですもん。
- 17 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月18日(月)00時57分22秒
- そろそろ続きを……
- 18 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月24日(日)14時00分36秒
- それから2人は自然と一緒にいることが多くなった。
親の仕事の都合で引っ越してきたことや、小学生の頃からテニス
をやっていたことなど、梨華の些細な話でひとみは幸せを感じていた。
梨華のひとつひとつの発言や行動がひとみにとっては新鮮だった。
「ぷっ…梨華ちゃん小指立ってるよ〜?」
「た、立ってないよ〜」
ひとみの家で一緒にケーキを食べている間、小指に神経を集中させている
梨華が可笑しくて笑ったりしていた。
そんな、普通の生活の中でひとみは自分の気持ちの変化を感じていた。
(あたしに告ってくる女の子のことちょっと軽蔑してたけど…こんな気持ち
だったんだね…)
ひとみは、親友に…女の子である梨華に恋愛感情を抱き始めていた。
- 19 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月24日(日)14時18分07秒
- たまたまひとみがお弁当を忘れた日があった。
仕方ないので、購買部でパンを買って食べていたが隣にいる梨華の
お弁当があまりにもおいしそうで、つい、見入ってしまった。
「…ん?何、ひとみちゃん?」
そんなひとみに気がつき梨華が話しかける。
「な、何でもないよ」
さすがに『そのゆで卵ちょうだい』とは言えず、あわててパンにかぶり付く。
食いしん坊だと思われたくないというひとみのささやかなプライドである。
でも、梨華はそんなひとみの気持ちが分かり笑う。
「ふふ…ひとみちゃんゆで卵大好きだもんね」
ゆで卵を一口大の大きさに切ってフォークに刺す。
「はい、あ〜ん」
そしてひとみの顔の前に持って行く。
所詮ひとみのプライドなんてかわいいもので、うれしそうにそれを食べる。
「おいし〜!!ありがと、梨華ちゃん。大好き!!」
「卵全部食べていいよ」
その梨華の言葉に『え〜、悪いよ』と返答しながらも、ひとみはゆで卵を
平らげてしまった。
2人の様子を近くで食べていた数人の友達がニヤニヤしながら見ていた。
彼女達の一言が、現在のひとみと梨華の関係のきっかけにあたる。
- 20 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月24日(日)14時41分42秒
- 久々の更新です。
この間オーストラリアに修学旅行にいってきました。
芸能人も見ましたよ。矢口となっちが登った橋を通った時、
『この景色テレビで見た〜!!』と一人で騒いでました。
- 21 名前:ラヴ梨〜 投稿日:2001年06月25日(月)01時11分19秒
- めっちゃ待ってましたよ〜♪
いや〜続きが楽しみです!
ところでオーストラリアではどんな芸能人を見たんですか?
- 22 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月25日(月)02時21分22秒
- この前ハロモニに出てた『角田』(?)を見ましたよ〜!
飛行機も一緒でした。あと、東京でサムエル見ました。
田舎者なのでみんなすっごい見まくってました。
お恥ずかしい限りです…
- 23 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月25日(月)07時40分22秒
- よっすぃー可愛い
- 24 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年06月27日(水)16時38分37秒
- 「よっすぃ〜と梨華ちゃんってさぁカップルみたいだよね」
突然そう言われたふたりは始め、その意味を理解できなかった。
「カップル?」
ふたりで首をかしげて友人の顔を見る。
「そう!なんかさ〜、夫婦とかじゃなくて、付き合いたての初々しい
かんじでさー、ラブラブっぽいよ」
更に他の友人も言ってくる。
「ボーイッシュなよっすぃーと女の子してる梨華ちゃん!身長のバランスも
良過ぎだよ〜」
やっと内容を理解したひとみ。隣を見ると梨華は顔を真っ赤にして
「そんなんじゃないよー」
とか言ってる。
- 25 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月27日(水)23時44分34秒
- >「よっすぃ〜と梨華ちゃんってさぁカップルみたいだよね」
激しく同意!!(w
- 26 名前:ラヴ梨〜 投稿日:2001年06月28日(木)00時21分42秒
- 「二人はカップルみたい」と
いろんな番組で言ってますよね。
それがまた妄想をかきたてるんですよ
作者さんの書き方がまた、それを引き出してくれるというか・・
ホント大好きです。この小説
- 27 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年07月01日(日)19時42分30秒
- 「そうだよ。な、何言ってんのさ!行こう、梨華ちゃん」
「え?きゃぁ!?」
ついにやけて声に出して喜びそうになったので、その前に梨華を引きずって
逃げるようにして教室を出る。
そしてふたりのお気に入りの場所、屋上へとやって来た。
「はぁ、びっくりしたよ。急にあたしの腕掴んで走り出すんだもん」
梨華は「疲れたよー」と言いながらフェンスにもたれる。
「ご、ゴメン。冷やかされるの好きじゃなくてさ…(ホントはめちゃくちゃ
嬉しいんですけどね……)」
ひとみも梨華の隣に行き、ふたりで空を見上げる。
「あ!見て〜ひとみちゃん。あの雲ベーグルみたいだよ。あ!ウサギも〜」
「ホントだね〜(かわいいなぁ…)」
空を眺めながらはじゃぐ梨華とは対照的に、ひとみはその梨華の横顔に
見とれていた。
- 28 名前:名無し 投稿日:2001年07月04日(水)14時51分18秒
- 速くくっついてしまえ!(w>いしよし
楽しみにしてるので更新ガンバッテ下さい。>作者さん
- 29 名前:一読者 投稿日:2001年07月08日(日)10時30分36秒
- ほ、放置じゃないよね?(汗) 更新期待して待ってるよ〜
- 30 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年07月08日(日)17時13分38秒
- 「どうしたの?ひとみちゃん」
ひとみの視線に気付いた梨華がひとみを見る。
お互い見詰め合う格好になる。
「あ…の……」
ひとみは密かに自信があった。
「みんなに言われたから言うんじゃないからね!」
「?」
いやらしい言い方だが、今までひとみを振るような子はいなかった。
(実際、告白したことはないが…)
「前から思ってたことだからね!」
「どうしたの?ひとみちゃ……」
梨華の言葉を遮るように言った。
「あたし…梨華ちゃんが好き!」
一瞬の静寂の後に予鈴が響き渡った。
- 31 名前:ごなつよっすぃ〜 投稿日:2001年07月08日(日)17時21分00秒
- 「ひとみちゃん、授業始まっちゃうよ……」
しかし、ひとみの自信とは裏腹に梨華はそれだけいうとひとりで屋上の
入り口へと歩き出した。
それは『失恋』を意味していた。
(ウソだ……振られた!?)
ひとみの頭の中に公園での出来事が浮かび上がってきた。
(梨華ちゃん…ひとり…泣いてた……!)
「梨華ちゃん!」
梨華はゆっくりと振り返った。
「ごめんね、ひとみちゃん…嬉しいけど……」
「紗耶香って誰だよ!?」
梨華の表情が大きく変わった。
「なんで…知ってる…の?」
- 32 名前:一読者 投稿日:2001年07月09日(月)21時32分10秒
- おお〜!!更新されてるー。待った甲斐があったよ!
とりあえず、チャムの正体が気になるところ・・・
これからもガンバッテ下さいね\(^▽^)/>作者さん
- 33 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月31日(金)23時05分24秒
- 更新ぷり〜〜〜〜〜ず〜!
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