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友達→→→→

1 名前:あやな 投稿日:2001年06月17日(日)11時12分47秒
はじめてです。 
一応、吉澤中心です。
感想つけてくださると嬉しいです。

1 バスの中で

「ふぁ〜ぁ・・・」
(うぅ〜、あくびがとまんないよ。昨夜は、全然寝てないからな〜・・・
 寝ちゃおっかな・・・いや、だめ!そんな事したら学校前のバス停通りすぎちゃうっ
 おきろぉ。ベーグルパワーだ!ひとみぃ、おき・・・・)

(ふ〜、入学式か〜。なんか緊張するな〜・・
 あれ?隣の人、私によっかかって寝ちゃった・・・うわぁ、すごく美人だ・・・
 どうしよう・・・ま、いいや、気持ち良さそうだし、寝かしといてあげようっと。)

5分後。

「(うぅ〜ん・・・・ねちゃった・・・)あれ?!」
「あ・・・起きた?」
「あの、すいません。肩によっかかっちゃってたみたいで・・・
 (うわっかわいい♥)」
「あ、別にいいよ。気にしないで。気持ち良さそうだったから・・・」
「え?あ・・・(うそ、寝顔見られた?!恥ずかし〜〜)」
2 名前:チャーミーブルー 投稿日:2001年06月17日(日)11時23分13秒
美人な彼女は誰なんでしょう。気になりますぅ。
頑張ってくださいね。私もがんばろう(笑)。
3 名前:あやな 投稿日:2001年06月17日(日)11時23分38秒
2 再会
 
 −−−吉澤 視点−−−
 
 「・・・以上がうちの高校の校則だ。君たちも今日から、
  ハロー女子学院高校の生徒なんだから、きちんと守るように!いいな!」
 「はぁ〜い」
 あまりやる気の無い返事が聞こえる。そっか。今はHRの最中だった・・・
 はぁあ。高校生にもなって校則なんてちゃんと守るわけないじゃん。
 早くおわんないかなぁ。
 こんな事考えてたから、先生に呼ばれてる事にも気づかなかった。
 「・・・しざわ?吉澤ひとみ!!」 
 「ほぇ?あ、はいぃ!!」
 「ぼーっとするな。自己紹介。次はお前の番だぞ。」
 「え?あ、はい、すいません。
  えっと、吉澤ひとみ、バレーボールが得意でべーグルとゆで卵が好きです!」
 「じゃ、次。」
 「渡邉さやか・・・・・・」
 ふぅ〜、またやっちゃった・・・ 
 ついぼーっとしちゃうんだよなぁ・・・
 おかげでマイペースマイペースってからかわれてさ・・・
 ま、気にしてないけどさ。
 でもな〜、入学式の日からはヤバかったかなぁ・・・
 ま、いいや。
4 名前:あやな 投稿日:2001年06月17日(日)12時22分07秒
ふう〜・・・やっと帰れる〜、って、あれ??
 前を向くと、今朝のかわいい子が立っていた。
 「あれ?今朝の・・・なんでここにいんの??」
 「なんでって(笑)私ここのクラスだもん。吉澤さんっておもしろいねぇ〜」
 「へ?そ、そうなのぉ??(気付かなかった・・・)今朝はよっかかっちゃってごめんね!ほんとに。」
 「だから、それはいいってば(笑)それより、私、石川。石川梨華。よろしく。」
 「石川、さん?(くぅ〜、かわいぃ〜!!!)」
 「あ、あのさ、バス同じだよね?一緒に帰らない?あ、いやだったらいいからっ」
 「ううん。いやじゃない!!一緒に帰ろ!」
 「うんっ!」

 それから、私と石川さんはバスでもいっぱいおしゃべりをして、親友になった。
 石川さんは、中学時代、テニスをやってたらしい。
 私は、テニスをする石川さんの姿を想像して、思わずニヤけてしまった。
5 名前:チャーミーブルー 投稿日:2001年06月17日(日)13時13分44秒
おぉ、いしよし!
楽しみにしてます!!!!!
6 名前:名無し読者 投稿日:2001年06月17日(日)14時23分55秒
また、いしよしか・・・・・・。
7 名前:名無し読者 投稿日:2001年06月17日(日)14時41分27秒
↑気にしないで書きたいものを書いてね。
がんばれ!!
8 名前:09696 投稿日:2001年06月17日(日)17時07分35秒
吉澤なんか空回りしてますね。
それにくらべると石川がものすごい大人に見える!
9 名前:あやな 投稿日:2001年06月19日(火)22時08分04秒
家に帰ると、早速妹の亜依に自慢した。
 「ちょっと亜依〜、聞いてよ〜。すっごくかわいい子と仲良くなっちゃった〜。
  石川さんってゆうんだけど、もう、マジでかわいいの〜。すくなくとも亜依の100倍♥」
 「お姉ちゃん、それどういう意味だよ〜!!ま、でも亜依の100倍なら、
  お姉ちゃんの10000倍だね〜。(笑)」
 「なにぃ(笑)ま、でも今日は許す。石川さんに免じて♥石川さんね〜、中学時代、テニスやってたんだって。テニス・・・いいよねぇ・・・
  女の子っぽくって、かわいくてさ。」
 「はいはい。(笑)1人で言ってろ!っていうか、ニヤけてるとオヤジっぽいよ。(笑)」
 「それとさ〜、石川さんって、今日の入学式で、1年の代表で挨拶したんだよ〜。ってことは、入試で1位だったってことだよねぇ〜?
  かわいくて、スポーツもできて、おまけに頭も良いんだよ〜・」
そのあとも私は石川さん自慢(?)を延々とした。亜依もさすがに呆れてたけどね。えへ♥
10 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月20日(水)02時19分08秒
あやなさんは何歳ですか?
なんか読んでてほのぼのしてきますよ
(一方的に歳きくと変態っぽいので…私は16です)
11 名前:あやな 投稿日:2001年06月23日(土)14時40分05秒
あ・・・感想いっぱい。
嬉しいです、すごく。
ちなみに、あやなは15歳です。
これからもがんばるのでよろしくお願いします。 
12 名前:あやな 投稿日:2001年06月23日(土)14時41分24秒
 それから4月いっぱいは、私と石川さんはすごく仲がよかった。
 お互い”よっすぃ〜”、”梨華ちゃん”って呼び合うようになったし。
 4月いっぱいは・・・
 5月のはじめ頃から、私たちはあまり話さなくなった。
 それというのも、こんな事件があったからだ。

 −−−−4月29日火曜日−−−−
 
 その日も、私と梨華ちゃんはいつものように一緒にお昼を食べていた。
 そして、ふと梨華ちゃんがある人のことを話し始めた。
 「そういえば、よっすぃ〜の前の席の、後藤さんって人、どうしたんだろうねぇ・・・ずっとこないよね。」
13 名前:あやな 投稿日:2001年06月23日(土)14時43分24秒
 そういわれてごっちんのことを考えた。
 ”ごっちん”こと後藤真希は私の幼なじみだ。家も歩いて1,2分のところにある。
 最近はギャルっぽい格好をしてるけど、昔から甘えん坊で、同い年だけど”いもうと”みたいだった。
 今はさすがに高校生っぽくなったけど、泣き虫はまだ治ってないみたい。
 今もよく、「彼氏とケンカしちゃったの〜〜〜」って、泣きながら家に相談しにきては、泣きつかれて、泊まっていく。
 わたしはそんなごっちんがかわいくてしかたない。そういえばごっちんのこと、まだ梨華ちゃんにいってなかったっけ。
 今度3人で買い物とか行くのもいいかも。
 そんなことを考えていると、梨華ちゃんがいった。
 「後藤さんてさ〜、いっちゃ悪いけど、なんのためにこの高校はいったのかな?
  だって・・・入学式と始業式のときしか来てなかったし・・・それに格好も“ギャル“ってかんじだったし。え?よっすぃ〜、どうしたの?」
 私はキッと立ち上がった。
 −−パシッ
  「痛っ!ちょっと、よっすぃ〜?いきなりたたくなんて・・・ひどいよ・・・」
  「ごっちんは、後藤真希は、見た目はギャルだけど、根はすっごくいいやつなんだよ!!
  よく知らないくせにごっちんを悪く言わないで!」
 一気にそう叫んだあと、はっと我に返った。
 周りを見渡すと、クラス中がこっちに注目していた。前には、ほっぺたをおさえて泣きそうな顔をした梨華ちゃんがいる。
 なんとなくここに居づらくなって、教室から逃げるように出た。とにかく走った、屋上まで。
14 名前:名無し読者 投稿日:2001年07月03日(火)01時43分38秒
続き楽しみにしてます…
15 名前:あやな 投稿日:2001年07月04日(水)21時00分16秒
屋上のはじっこで、「なんで梨華ちゃんたたいたりしちゃったんだろ・・・」なんて考えていると、後ろから声をかけられた。
 涙で視界がぼやけてよく見えない。明るい金髪・・・身長がやけに低い・・・あ、矢口さんだ・・・
 矢口さんは1コ上で、ごっちんのギャル仲間。ごっちんを通して仲良くなった・・・
 「やっほ〜、よっすぃ〜♪1人なんてめずらし・・・あれ・・・泣いてんの?矢口でよかったら、話聞くよ。そのほうがスッキリするよ」
 そういうと、矢口さんは優しく頭をなでてくれた。なんだかほっとした。
 私は矢口さんの肩に顔をうずめて、10分くらい泣きつづけた。こんなに泣いたのは久しぶりかもしれない。
 少し落ち着くと、私はさっき教室であったことを、全部矢口さんに話した。
 矢口さんは、時々うん、うん、とうなずきながらすごく真剣に私の話を聞いてくれた。
 「そっか・・・よっすぃ〜、幼なじみのごっちんのこと悪く言われて、思わずたたいちゃったんだ・・・
  よっすぃ〜とごっちん仲良かったもんね・・・」
 「そうなんですよ・・・考える前に思わず手が出ちゃって・・・今はすごく反省してるんですけど・・・」
 「そっか・・・あ、やば!授業始まる!矢口でよかったら、いつでも相談のるからね。元気だして!じゃ、ごめん、ばいばい!」
 「あ、はい、ありがとうございますっ、さよなら!」
 次は担当の保田先生が怖いことで有名な数学だったから、私も急いで教室に戻った。けど、学校は5階建て。
 1年は1階だから、走ってる途中でベルが鳴っちゃって、結局授業には遅刻してしまった・・・
 お仕置きとして、タダでさえ数学苦手なのに、1番難しい問題であてられてしまった。
 もちろんできるわけもなく、みんなに笑われてしまった。覚えてろよ、保田!!!
16 名前:あやな 投稿日:2001年07月04日(水)21時08分56秒
そういうわけで、梨華ちゃんは私をなんとなく避けるようになった。私のほうも、なんとなく気まずくて梨華ちゃんから逃げている。
 時々、勇気を出して謝ろうと決心しても、いざとなると話し掛けられないでいた。
 
 −−−石川 視点−−−

 はぁ。なんでよっすぃ〜あんなに怒っちゃったんだろう・・・確かに私、ひどいこと言ったけど、
 あそこまで怒るなんて、他になんか理由あるのかなぁ・・・
 そんなことを考えていると、同じクラスの松浦さんに話し掛けられた。
 「石川さん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・」
 「え、あ、うん。(なんだろう・・・松浦さん、あんましゃべったことないし・・・)」
 「あのさ、さっきよっすぃ〜、“後藤真希を悪く言わないで!”みたいなこといってなかった?」
 「うん・・・わたしが、後藤さん、学校こないのになんで高校はいったんだろうね、みたいなこといっちゃって・・・
  でも、よっすぃ〜後藤さんと中学違ったし、あんまり知らなそうだし・・・なんであんなに怒っちゃったのかわかんないの。」
 「やっぱり・・・あのね、私、真希と同じ中学で、小学校はよっすぃ〜とも一緒だったんだけど、中学は、よっすぃ〜私立中学いっちゃって・・・
  あ、真希と私は公立ね。それで、よっすぃ〜と真希、確か幼なじみなの。家も歩いて1,2分だし、すごく仲良かったの。
  それは中学はいってもあんまりかわんなくて。お互いの家に泊まったりしてたみたい・・・」
 「え・・・幼なじみ??」
 「うん。それでね、よっすぃ〜が真希のことで怒ったこと、前にも1回あったの。確か小6の2,3月くらい。
  
17 名前:ラヴ梨〜 投稿日:2001年07月05日(木)00時30分44秒
更新されてる!嬉しいです
期待&楽しみにしてますから頑張ってくださいね、あやなさん
18 名前:ドッキドキLOVEよしこ 投稿日:2001年07月05日(木)04時18分08秒
更新されてるYO!
しかもあやや出てるし
あやなさん更新頑張れ!
19 名前:あやな 投稿日:2001年07月07日(土)00時28分37秒
  クラスで1番かっこよくて、人気ある男子に真希が告白されてさ、真希はあっさり断ったの。他に好きな人がいるからって。
  そしたら一部の女子がそれに嫉妬して、聞こえるように悪口言ったり、足引っ掛けたり、結構ひどい嫌がらせしてたのね。
  1週間くらいは、真希、もともと気ぃ強いし耐えてたんだけど、とうとう真希泣いちゃって・・・
  私とかよっすぃ〜とか、真希を慰めるとき、『平気だよ!私たちがついてるし!』とかいってたんだけど、
  いざとなると、やった子たちの中に、クラスのリーダー格みたいな子がいたから、私たち注意できなくて・・・
  でもそのときは、よっすぃ〜が、ガタッって立ち上がってね。その子たちにむかって、
  『ごっちんはなんにも悪いことしてないでしょ!ただの嫉妬でそんなことして、あんたたち嬉しいわけ?
   そんなに嫌がらせしたいなら、ごっちんの代わりにあたしがいつでもさせてあげるよ!!!』
  ってどなったの。背も高いから、すごい迫力で。
  小学校の6年間で、よっすぃ〜が怒鳴ったのはその1回だけ。ふだんは、結構のんびりしててマイペースだから・・・」
 「え・・・そうなの?わたし、ひどいよね?どうしよう・・・よっすぃ〜とは申し訳なくてもうしゃべれない・・・」
 「大丈夫。ちゃんと謝れば許してくれるよ。よっすぃ〜はそういうヤツだよ。」
 大丈夫とはいわれても、さっき松浦さんに聞いた話で、よっすぃ〜がいかに後藤さんを大切に思ってたかがよくわかる。
 それからは、何かあるたんびに亜弥ちゃん(いつからかそう呼ぶようになった)に相談にのってもらった。1番事情とかわかってくれてるし。
 いつも、亜弥ちゃんがよっすぃ〜はきっと許してくれるって励ましてくれた。
 それでも、やっぱりネガティブになって、よっすぃ〜から逃げてしまう自分がいた。
20 名前:あやな 投稿日:2001年07月10日(火)21時50分53秒
あぁあ・・・なんかよっすぃ〜がいないと、心にぽっかり穴があいたみたい・・・(って、ちょっとクサいかなぁ・・・)
 今まで友達とけんかしたときより、ずぅっと大きい穴が。
 はぁあ・・・中学のとき、彼氏に別れようって言われた後もこんな感じだったなぁ・・・
 え?ちょっと、まさか・・・
 でもでも、女の子同士だしぃ、ダメよ、梨華っ。よっすぃ〜に迷惑だよ、きっと。
 でも・・・やっぱり好き・・・


 −−−−−−−−−−−

 梨華ちゃんとケンカしてからは、ごっちんと私の立場が逆転して、私がごっちん&矢口さんに相談することがどんどん増えていった。

 「ごっち〜ん、矢口さ〜ん、聞いてよ〜(泣)今日の朝、勇気出して梨華ちゃんに話し掛けようとしたら、
  ちょうど携帯に亜依からかかってきちゃってさぁ・・・もう梨華ちゃんとは友達になれないのかなぁ・・・(泣)」
 「よっすぃ〜、泣かないで。矢口が手伝ってあげるから!ほら、ごっちんもっ。」
 「よっすぃ〜、いつも泣き虫ってバカにしたくせに自分が泣くなよ〜。」

 いつもマックでこんな会話が繰り返された。それで私が落ち着くと、家に帰る。もうお決まりになっていたある日・・・
21 名前:あやな 投稿日:2001年07月10日(火)21時53分17秒
 「ねえ、よっすぃ〜、やぐっつぁん。今日私バイトあるの。だからごめん!途中だけど先かえるね!ばいばい!」
 「はいよ〜。じゃあね〜〜〜〜!!」
 そんなわけで、途中から、私と矢口さん2人になった。
 「よっすぃ〜、ごっちん帰っちゃったね〜。どうせだし、これから家に遊びに来ない?」
 「え〜いいんですか?じゃあ、お言葉に甘えて。もう5時だし、おいしい夕ご飯もお願いします〜(笑)」
 「よぉし!矢口の料理の腕を見せ付けてやろうじゃないか〜!!」
 「いいましたね〜。じゃあ、ロールキャべツもいいし、パスタもいいし・・・・・・・・・」
 そうやって考え事をしていたら、つい手が滑って、飲んでいたアイスティをこぼして、やぐちさんにかけてしまった。
 「うわぁ!よっすぃ〜、冷たいよ〜・・・あ、スカートが・・・」
 あ〜・・・矢口さん”お気に”のピンクのミニスカにしみが・・・やばい〜・・・
 「矢口さんごめんなさい!も〜、今晩は、何でも言うこと聞きます。パシリでも何でもやりますから許してください〜」
 「別にいいけど・・・でも、ほんとに言うこと何でも聞いてくれんの?じゃあ、なんにしよっかな〜♪」
  まずひとつ!明日休みだし家に泊まって!今晩家族でかけちゃって、1人だから寂しいの〜。」
 「はい・・・」
 ってなわけで、その日は矢口さんの家に泊まることになった。
 このときは、そのあとあんなことがおこるなんて、思ってもなかった・・・



 「ふぅ〜ごちそーさまっ矢口さん、なにげに料理上手いじゃないっすかぁ〜」
 「へへん。見直したぁ?」
 「はい!このくらいですけどねぇ〜(笑)」
 私はそういって親指と人差し指でつまむようなジェスチャーをしてみせる。
 「なんだよぉ〜。」
 「あははっ」「きゃははははっ」
 お互いに笑いあう。矢口さんってホントちっちゃくってかわい〜よなぁ〜こんなこといったら怒られそうだけどさ。
22 名前:あやな 投稿日:2001年07月10日(火)22時10分31秒
 そのとき、矢口さんが思い出したように話し出す。
 「あ、そーいえばぁ、梨華ちゃんって、矢口の後輩じゃん?テニス部の。だからこのまえさりげなぁ〜く聞いてみたんだけどねぇ」
 「え!そうなんすかぁ。それで、何て言ってました?仲直りしたいなぁ〜とかは・・・」
 「あのね、その前に、よっすぃ〜って、女の子同士の恋愛どう思う〜?」
 「はぁ?いきなり何言うかと思えば・・・別に、いいんじゃないっすかぁ?自分は経験ないですけど。」
 「そっか・・・あのね、梨華ちゃん、けんかして気付いたらしいけど、よっすぃ〜のこと好きになっちゃったんだって。LOVEのほうで。
  だから、仲直りはしたいみたいだけど、でも・・・」
 「え・・・?梨・・華・・ちゃんが?」
 「うん、そう・・・」
 「え?でもっ、私女の子同士は好きになったことないです・・・そういうのわかんないし・・・」
 「そうだよね。でも大丈夫!矢口もよっすぃ〜のこと好きだったしぃ。けど今は梨華ちゃんを応援する!
  梨華ちゃんの気持ち分かるから。矢口にまっかせっなさ〜い!」
 「へ?」
 すっごく明るい雰囲気でいう矢口さんに、一瞬面くらった。
 矢口さん今なんて?わ、私のこと好きだったって・・・はぁ!?どうなってんのぉ??
23 名前:あやな 投稿日:2001年07月21日(土)18時04分43秒
 「へ?」
 すっごく明るい雰囲気でいう矢口さんに、一瞬面くらった。
 矢口さん今なんて?わ、私のこと好きだったって・・・はぁ!?どうなってんのぉ??
 「よっすぃ〜が、女の子を好きになれるようにしてあげる。ほらっ」
−−ドンッ!!
 いきなり矢口さんが、今まで並んで座っていたベッドに押し倒してきた。
 「いったぁ!ちょ、ちょぉっと矢口さん!なにすんですかぁ・・・矢口さんには、彼女が・・・3年の飯田先輩がいるじゃないですかぁ!」
 「うん、いるよ?圭織好きだよ?けど、そんなの関係ないじゃん。」
 「ちょっとぉ・・・離してくださいっ。ふざけないでくだ・・・んん!・・・やぁ!なにすんですかぁ!?」
 「ダメ?キスくらいいいじゃん。」
 「ダメに決まってるじゃないですかぁ!もう、矢口さんったら何考えてるんですか!マジで離してくださいっ!」
 「へぇ・・・こんなことされてもそう言える?」
 そういうと、矢口さんは、なれた手つきで私のきていたTシャツを捲り上げ、首筋や胸のあたりを舌で・・・・・・・・・
 「ひゃぁ!あ、やぁ・・・・ちょぉ・・・・やめ・・て・・・・くだ・・・さいぃ・・・」
 「ふぅん、じゃぁやめる。」
 そういうと、矢口さんはパッと手を離した。
 「なんだぁ・・・よっすぃ〜、女の子でも感じるんじゃん?」
 「・・・矢口さんって、好きでもない人にこんなこと平気でするんですか!?軽蔑します!!」
 「え?ちがっ・・・矢口、ほんとによっすぃ〜のことが好きだったのにぃ・・・」
 

 自分の家に帰る途中、もうどうしていいかわかんなかった。信頼してた矢口さんに、あんな事されるなんて・・・
 がまんしたけど、涙がこぼれた。
24 名前:名無し読者 投稿日:2001年07月22日(日)13時42分45秒
もうちょい、一行ごとの文字数を少なくして
改行してもらった方が読みやすいんですけど。

うるさい事言ってすんまそん。
25 名前:ラック 投稿日:2001年07月22日(日)17時57分12秒
↑まあまあ、初めての小説ですから、
温かく見守りましょうよ。
僕も続き期待してますよ、頑張ってくださいあやなさん♪
26 名前:あやな 投稿日:2001年07月22日(日)21時32分25秒
>>24
はい、気をつけます。
未熟者ですいません。

他の方も、アドバイスとかあったら教えてください。
私にとっては、すべてが勉強なんで、遠慮せずにお願いします。
27 名前:あやな 投稿日:2001年08月07日(火)16時02分44秒
−−そして次の日の朝−−

 −−−後藤 視点−−−

 あぁ、眠いよぉ・・・
 けど、昨日、私が帰ったあとどんな話したのか聞いとかなきゃね〜。
 気になるし。えへ
 お、さっそくよっすぃ〜発見!
 よし、突撃〜!!
 「よっすぃ〜〜!おっはよ〜!!」
 「・・・ごっちん・・・おはよう・・・」
 ありゃ?なんか元気ない?どうしたのかなぁ・・・
 「元気ないね〜、なんかあった?」
 「うん・・・まぁ・・・」
 「ごっちんがいつでも相談にのるよ〜」
 「うん、ありがと・・・やっぱごっちん、いい人だよね・・・」
 へぇ?なんか、やっぱおかしい・・・
 どうしたらいいんだぁ〜・・・・・・
 あれ?よっすぃ〜の目がだんだん潤んでくる・・
 へ?うそっ、ちょっと待ってよ・・・なんでよっすぃ〜泣くのさぁ〜
 やばい・・・クラスのみんながこっち見てるし・・・
 「ちょっとよっすぃ〜?どうしたの?泣き止んでよぉ〜。
  と、とりあえず屋上行こっか、ね、そうしよ」
 「・・うん・・ごめんね・・」
 
28 名前:あやな 投稿日:2001年08月07日(火)16時28分51秒
 何とかよっすぃ〜をなだめて屋上へ行く。
 途中でベルがなったけど気にしない。
 サボるのは慣れてるし。
 っていうか、数えるほどしか授業には出てないんだけど。
 それによっすぃ〜目がはれちゃって授業どころじゃないし。
 それにしても・・・よっすぃ〜とやぐっつぁん。
 なにがあったのかな・・・

 −−屋上にて−−

 「それでさ、やぐっつぁんと何があったの?
  ごっちんでよければ話してよ。そのほうが絶対ラクだと思うよ。」
 「・・・うん・・・あのさ、昨日ごっちんが帰ったあと、
  いろいろあって矢口さんの家に行くことになって・・・
  そしたら、矢口さんってテニス部じゃん?
  で、梨華ちゃんは後輩だから、私のこと怒ってるかどうか、
  とか聞いてくれたんだって・・・そしたら・・・」
 そっか、そういえばやぐっつぁん、見た目はギャルだけど、
 しっかり部活やってんだよね・・・私は面倒だから帰宅部だけど・・・
29 名前:あやな 投稿日:2001年08月07日(火)16時29分57秒
 「うんうん・・・そしたら?」
 「梨華ちゃんが・・・私のこと怒ってないけど、でも・・・」
 「でも?・・・今は言いたくない?」
 「・・・ううん、平気・・・私のこと・・・好き・・・だって・・・」
 「はぁ?・・・ま・・・マジで・・・?」
 「うん・・・私さ、正直そんなこと考えたことなかったし・・・
  最初はごっちんと同じで、すっごくびっくりした。
  でさ・・・びっくりしてたら、矢口さんが・・・
  『矢口も前好きだったから』とか言い出して・・・」
 「えぇ?やぐっつぁんが?」
 やぐっつぁんがねえ・・・知らなかった・・・

 そのあとよっすぃ〜に聞いたことは、すごくびっくりする内容だった・・・
 突然キスされるよっすぃ〜・・・やぐっつぁんに襲われるよっすぃ〜・・・
 想像したくもなかった・・・だって・・・だって2人とも女の子だし・・・
 あのやぐっつぁんがそんなこと・・・
30 名前:あやな 投稿日:2001年08月07日(火)16時31分25秒
一度に更新しました。
感想とか、どんなことでもいいんでお願いします。
31 名前:JAM 投稿日:2001年08月07日(火)17時10分40秒
ひさびさの更新ですね。
いろいろと忙しいと思いますが頑張ってください!!
32 名前:あやな 投稿日:2001年08月07日(火)23時22分23秒
>>31
レスありがとうございます。
とても嬉しいです。
これからもがんばりますよ!!

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