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マイナー×マイナー

1 名前:先行者 投稿日:2001年06月18日(月)23時02分00秒
あみあゆいきます。すいません
2 名前:先行者 投稿日:2001年06月18日(月)23時02分33秒
「あの…ちょっといいですか?」
「なぁに?」
「明日なんですけど、ヒマですか?」
「えっとねぇ、ラジオの収録終わったら時間あいてるかな」
「じゃ、いいい、109いきませんか?」
「109?渋谷にあるあれかい?」
「はい!あ、あの、明日仕事終わったらケータイに電話ください。
あたしはオフなんでいつでも大丈夫です!電話待ってますから」
3 名前:先行者 投稿日:2001年06月18日(月)23時03分11秒
言えた。
ついに言えた。
アミさんとデートだ!
柴田あゆみは小躍りした。
4 名前:先行者 投稿日:2001年06月18日(月)23時03分42秒
柴ちゃんすごい喜んでいたけど、どうしたんだべ?
内地の人が考えることはよくわがんねーなぁ。
メロンと言えば、北海道つながりの大谷ちゃんがいたっけ。
後で聞いてみるか。
北上アミはそう思った。
この後この2人がどうなったかは、誰も知らない。

FIN
5 名前:先行者 投稿日:2001年06月18日(月)23時04分48秒

調子にのってひとみ×あやです。やっぱりマイナーでいきます
6 名前:先行者 投稿日:2001年06月18日(月)23時05分31秒
「あのさ、アタシ、大検受けようと思ってるんだ」
「あ、そうなんですか。がんばってくださいね」
斉藤瞳(メロソ記念日)と松浦亜弥の間にそれ以上会話が生まれる事はなかった。

FIN
7 名前:代理人。 投稿日:2001年06月19日(火)00時51分47秒
諸事情のため代理人としてこちらにUPさせて頂きます。

(いしやす)
「キスの意味」By 名無し龍。

先行者 さん、スレ提供ありがとうございます。
8 名前:「キスの意味」 投稿日:2001年06月19日(火)00時56分22秒
「今…なんて言ったの?」
 いつも以上に瞳を大きくして、保田さんが私を見つめてました。
(え? 私、今なんて言ったの?)
 特に意識して言葉を発したわけじゃなかったんです。
 ただ、ふっと浮かんだままに言ってみただけで……。

9 名前:「キスの意味」 投稿日:2001年06月19日(火)00時58分53秒
 きょうは、新曲の振り付けをおさらいしようと、いつもより早めに来て、そうしたら、もうレッスン場には保田さんが来ていて……。
「わたし、振りを覚えるの時間がかかるから……」
 照れくさそうに笑う保田さんの笑顔が、窓から射す光の中でまぶしくて。
 私は、胸の奥がカッと熱くなって……。
 それで……私、なんて言ったんだろう?

10 名前:「キスの意味」 投稿日:2001年06月19日(火)01時01分28秒
「石川…それって……」
 保田さんは、これまで見たこともないほど真っ赤な顔をして、言葉を失ってました。
(可愛い!)
 私は引き寄せられるように、ふらふらっと保田さんに近寄って……保田さんの真っ赤な頬に触れたんです。
(熱い!)
 保田さんはビクッと体を振るわせてて。
 それにかまわず、私は指先を頬から唇へと、なでるように滑らせました。
(同じだ。私の胸の奥と同じ熱さだ!)
 その熱さが重なって、私の思いを閉じこめていた自制心を溶かし去ったんです。

11 名前:「キスの意味」 投稿日:2001年06月19日(火)01時03分23秒
 怯えたように後ろに下がろうとする保田さん。
(いや! 離れたくない! 離したくない!)
 夢中になって抱きついてました。
「石川…あんた……」
 そこで保田さんは口をつぐんだんです。戸惑うように……。

12 名前:「キスの意味」 投稿日:2001年06月19日(火)01時05分27秒
 保田さんは悪い人です。
 みんなに優しいから。優しすぎるから。
 保田さんは、私だけの教育係。誰にもあげない。渡さない。
 私だけを見ていてください。
 私だけのことを考えてください。
 私だけに笑いかけてください。
 いろんな思いが、私の胸を駆けめぐって……。

13 名前:「キスの意味」 投稿日:2001年06月19日(火)01時07分31秒
(あぁ…そうか……)
 やっと思い出しました。
 さっき私はこう言ったんです。
「保田さんを…愛しています」って。
14 名前:「キスの意味」 投稿日:2001年06月19日(火)01時10分50秒

 気がついたら、抱きついて涙を流している私の髪を、保田さんがなでてくれていました。
 優しく、なだめるように。
「石川……」
 耳元で保田さんの声が聞こえたんです。
「……ありがとう」
(え? それって……)
「こういうとき、なんて言ったらいいか…よく分からないけど……ありがとう」
 その言葉の意味を確かめようと、保田さんの顔を見上げたら……。
 真っ赤なままの保田さんの顔が、目の前にありました。
 私の胸をキュッとさせる、あの大きな瞳が私をみつめて……。
 私の唇が感じてました。保田さんの唇の柔らかさを。

15 名前:「キスの意味」 投稿日:2001年06月19日(火)01時14分11秒
 ゆっくりと二人の顔が離れて、保田さんはニッコリ笑って。
 それから……その後すぐに、ほかのメンバーが来て普通にレッスンをして……。
 その間も保田さんはいつも通りで……。
 私は何だか夢の中みたいにふわふわしてて……。
(保田さんがキスしてくれた……)
 そんな状態で家に帰って気がついたんです。
 保田さんからは、はっきりした返事をもらってないって。
 保田さん、あのキスは…あのキスの意味は何ですか?

16 名前:「キスの意味」 投稿日:2001年06月19日(火)01時17分20秒
取りあえず以上です(笑)。
ものすごく中途半端な終わり方ですが。それも狙いってことで。
それでは!
17 名前:「キスの意味」 投稿日:2001年06月19日(火)01時36分52秒
「キスの意味」UP終了です。

 名無し龍。 さん
勝手に移動してごめん。
メール欄はおバカだし・・・
不愉快なら「総合案内」の「削除依頼」スレへ行ってください。
このレスごと一気に。

 先行者 様!
スレ提供、ホントありがとうございました。
自分的に捨てたくは無かったので、マジありがたかったです。
ただ、気がかりが一つ
先行者さんの作品が埋もれてしまいました・・・
更新、お待ち致します。
18 名前:N@代理人 投稿日:2001年06月19日(火)02時12分46秒
先行者 様!
なんだかタイトルを物語ってますね・・・
すごい。

名無し龍。 さん
Nの書けない甘〜い(いしやす)いい感じです。
今度は自分でスレを立てて頑張ってください。
19 名前:名無し龍。 投稿日:2001年06月19日(火)11時01分24秒
> N@代理人様 および 先行者様
 移動していただいてありがとうございます。
 重ねてお詫び申し上げます。お手数をおかけしました。
 そうですね。今後書くことがあったら新規スレで頑張ります。
20 名前:ムニュ 投稿日:2001年06月19日(火)17時01分18秒
やすいし激萌えっす♪
つーか、最初のあみあゆが凄すぎます(w
私も見習いたいっす。
21 名前:名無し圭坊。 投稿日:2001年06月21日(木)15時11分37秒
まだまだバリエーションあるけど、もう終わりかい?
りんね×村田めぐみ とか、
あさみ×アヤカ とか、どうだろう?
22 名前:先行者 投稿日:2001年06月22日(金)02時04分40秒
続くですよ。
会社にデータ置きっぱなしだから明日(もう今日か)の夜に。
うけけけ。
23 名前:名無し龍。 投稿日:2001年06月22日(金)09時42分49秒
やたっ!
期待しつつ・・・うひょひょひょ
24 名前:先行者 投稿日:2001年06月22日(金)23時34分51秒
続・あみあゆです。

最初に書いたとき、鈴木某さんと浜崎某さんの組み合わせと間違えて
読んでくれる人がいるかなと淡い期待を寄せていた事を自白します。

…そんなに怒らないでください。
25 名前:続・あみあゆ 投稿日:2001年06月22日(金)23時36分19秒
「はぁ、楽しかったぁ」
隣に座った柴ちゃんが言った。
109に始まりいろんなとこを引っ張り回されたあたしは、あまりの人の
多さに正直疲れていたけど、彼女の笑顔を見ていたら疲れなんて飛んで
いった気がした。

「ホントに楽しかった?」
柴ちゃんが気をつかっているようには見えなかったけれど、
思わずそんな言葉が出てしまった。
「あたりまえですよぉ。アミさんと一緒なんですから」
そう言って、柴ちゃんはクスっと笑った。

か、かわいいなぁ…
26 名前:続・あみあゆ 投稿日:2001年06月22日(金)23時41分37秒
「あ、あのさ」
「はい?」
そう言って小首をかしげた柴ちゃんはやっぱりかわいい。
ヤバ。鼻血でそう…

「柴ちゃんは知ってるかどうかわからないけど、実はあたしも
あゆみって言うんだよ」

「??????」

柴ちゃんの目が「?」マークを点滅させている。
「ハレ?だってアミさんはアミさんでしょ?」

「アミっていうのは芸名なんだ。柴ちゃんとかぶるからって、
芸名をつんくさんがつけてくれたんだ。あたしのホントの名前は
柴ちゃんと同じ、あゆみ」

「そうなんだぁ。うわーっ、ますます運命を感じちゃうなぁ♪」
さっきまで?マークだらけだった柴ちゃんの大きな瞳が、ハートマーク
だらけに変わった気がするのは、あたしの気のせいじゃないよね?

「それじゃぁ同じ名前同士がめぐりあった記念にプリクラとりにいきましょ!」
そう言って、柴ちゃんはあたしの手を引っ張った。

「え?まだ行くの!?」


そんなあたしの悲鳴は、青空にかき消された。


あゆみとあゆみの物語は、まだはじまったばかり…
27 名前:続・あみあゆ 第2話 FIN 投稿日:2001年06月22日(金)23時43分17秒

この物語はフィクションです。
おそらく。
28 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月23日(土)00時54分34秒
あゆあゆか
29 名前:やすよし!? 投稿日:2001年06月27日(水)22時57分37秒
「あれぇよっすぃー、もう帰り?なんだよー最近ずっと早いじゃん」
ダンススタジオを出ようとしたところで、吉澤は保田に会った。

「あ、はい。お疲れ様です〜 オ・ケ・イすわぁ〜ん」
「なんだよぉ、よっすぃーはそればっかだなぁ。いー加減圭ちゃんって
呼んでよね〜」
そう言って保田は笑うと、何気に吉澤がめかしこんでいるのに気付いた。

「あ、さては石川とデートだな?」
吉澤は手を振って否定した。
30 名前:やすよし!? 投稿日:2001年06月27日(水)23時06分50秒
「違いますよ〜。梨華ちゃんとは大分前に別れたの保田さん知ってる
じゃないですか」

「じゃごっちんとヨリ戻したの? でもごっちんはなっちと渋谷行くっ
て言ってたしなぁ」
保田は考えこんだ。
「まぁいいじゃないですか。それじゃお先で〜す」
「よしざわぁ〜、たまにはあたしとも遊べよ〜」
保田が叫んだ。半分冗談、半分本気だ。

「いいですけどぉー、秋葉原とネットカフェはカンベンしてくださいね〜」
そう返事がして、吉澤の姿は地下鉄乗り場に消えた。
31 名前:やすよし!? 投稿日:2001年06月27日(水)23時07分31秒
吉澤は地下鉄を乗り継いで、新宿駅で降りた。
駅の時計を見る。
「うん。ぴったり」
自動改札を抜けると、そのまま階段を一段飛ばしで駆け上がり、待ち合わせ
の場所へ向かう。

「お待たせ!待った?」
「ううん、あたしも今来たトコ」
「じゃ行こっか、ひとみ」
「うん。瞳ちゃん」


2人は手を繋いで歩き出した。
今日も暑くなりそうだ。
32 名前:先行者 投稿日:2001年06月27日(水)23時11分32秒

つーことでひとみ×ひとみした。
33 名前:パク@紹介人 投稿日:2001年06月29日(金)20時54分37秒
こちらの小説を「小説紹介スレ@紫板」↓に紹介します。
http://www.ah.wakwak.com/cgi/hilight.cgi?dir=purple&thp=992180667&ls=25
34 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月30日(土)06時30分12秒
はい、鈴木あみ×浜崎あゆみと思いました!
・・・ちくしょう、踊らされちまった・・・中華キャノンめ!
35 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月01日(日)14時51分32秒
やっべ!大好きな瞳とひとみが主人公だ♪
瞳×ひとみの続きを激しく希望!!
36 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)15時37分50秒
まだ薄暗い早朝。
朝もやが漂う中、坂道をタっタっタっタっと、誰かが駆け上がって来る。
一気に坂の頂上までのぼってきたその少女は、大きく深呼吸すると、眼下に
広がる街を見渡す。

「ハァ、ハァ、やっぱりここからのながめが、いちばんいいのれす」
ツジ・ノゾミは、軽い動作でガードレールに座ると、あげぱんを取り出し
パクついた。

「むしゃむしゃ。!むぐぅ、つ、つまったれす…」

ここから物語ははじまる。
37 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)15時38分39秒
21世紀半ば。人類が宇宙へ進出するまでに進歩した未来。
しかし、地球はかつてない脅威にさらされていた。
謎の宇宙生物が、とほうもない数で地球に攻撃をかけてきたのである。
知能はそう高くないようだが、攻撃力は抜群に高く、また、その固い外骨格
に支えられた防御力は通常兵器ではかすり傷一つ与えられなかった。
この脅威に対抗する為、人類はもてるテクノロジーをフル稼動させ、ついに
無敵のロボット兵器を生み出す事に成功した。

その名は「ガンバスター」。
38 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)15時39分50秒
―――
――


「おね〜ちゃ〜ん、まってくらさ〜い」
幼いノゾミは、先を歩く姉アヤコを追い掛ける。
「あっ」
地面のくぼみに足をひっかけ、派手にすっころぶノゾミ。

「うぅ…、うわ〜〜ん!!」
数秒のち、子供特有の大音量でびーびーと泣き出す。
そのノゾミの泣き声で、アヤコが振り向いた。
39 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)15時40分46秒
日焼けサロンでこれ以上ないというくらい焼いた肌。
目のまわりと唇だけが白い、見る人が見れば確実に「ひいて」しまうメイク。

まるで昔話に出てくるヤマンバじゃ

近所の人にそう言われていた。

泣きわめくノゾミの所にアヤコは戻って来た。
「ほら、女の子はそのくらいの事で泣かないの」
と言い、ノゾミのスカートについた泥を払うと、幼い妹の手を引いて歩き出した。
40 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)15時41分16秒
「ぐすん、だっておね〜ちゃんどんどんさきへいっちゃうんだもん…」
姉と手を繋いでいるのが嬉しいくせに、ちょっとぐずってみせるノゾミ。
「のの、のどがかわいたれす」
「もー、ののは甘えん坊だなぁ。母さんにはナイショだよ?」
「うんっ」
妹のノゾミから見てもそのメイクは「どうれすかね…」というものであったが、
外見に似合わず優しいアヤコがノゾミは大好きだった。
41 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)15時42分25秒
そんな姉が、『宇宙怪獣』と戦うために地球連合軍のパイロット養成学校に
進学すると言ったときは、ノゾミを始め、両親も驚きを隠せなかった。
アヤコはそういったものには興味を示さないと思っていたからだ。

しかし、両親が大反対してもアヤコの決心は固かった。
当然、ノゾミもものすごくごねた。その学校は全寮制だったので、姉と
会うことが難しくなる事を知っていたからである。

それでも結局進学したアヤコは、そこで思わぬ能力を見せる。ダントツの
トップで卒業し、希望通り宇宙軍のパイロットになった。
42 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)15時43分20秒
その後、テレビのニュースでツジ・アヤコの名は世界中に広まっていく。

たった1機で宇宙怪獣44体もの宇宙怪獣を撃破。
絶望的な火星戦線からの奇蹟の帰還。
アヤコ、ついに通算撃破数が前人未到の500を突破。

いつしかアヤコは、地球連合軍きってのエースとしてあがめられるように
なっていた。

「ツジ“ヤマンバ”アヤコ」

いつの間にかついたその名は、前線にいる兵士たちを勇気づけ、民間人に
希望を与えるほどの存在になっていた。

自慢の姉を持ったノゾミは、学校でもヒーローだった。
友達はおろか、先生達にまで敬語を使われた。
姉がときどきくれた手紙は、ノゾミの宝物になった。
43 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)15時46分43秒
そして2年後。
ある作戦で出撃したアヤコが、ついに未帰還機になった。
僚機が宇宙怪獣に飲み込まれそうになったとき、咄嗟にアヤコは自分の
ガンバスターを身替わりとして間に割り込んだ。宇宙怪獣の鋭い牙が、
アヤコのガンバスターを捕らえ、動力経路を引き裂いた。

完全に機の自由を失ったアヤコは、最後の手段として次元ワープを作動
させた。到達ジャンプ座標が未決定のまま発動したワープゾーンは、宇宙
怪獣数十体と共にアヤコのガンバスターを未知の世界へと引きずり込んだ。
アヤコは、自身の運命と引き換えに、味方全員の無事を約束した。


後日、アヤコに助けられたパイロットが、ノゾミの家を訪れ泣きながら
訃報を知らせた時、ノゾミは自分の部屋で声にならない嗚咽をあげ続けた。

いつもアヤコの後をちょこちょことついていたノゾミは、この時自分の
進む道を決めた。

「ののも、がんばすたぁのぱいろっとになるれす!」
44 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)15時48分54秒
中学三年になったノゾミは、絶対無理と言われたパイロット養成学校への
進学を希望し、寝る間を惜しんで勉強にはげんだ。
元々運動能力だけは余裕で合格ラインに達していたノゾミにとって、勉強が
最大のネックだったが、その必死の努力のかいあって、どうにか補欠合格で
はあったが、入学を決めた。

ノゾミが進学するのは、アヤコも通ったモーニング女子宇宙高等学校。
日本唯一の、パイロット養成学校である。

「ののもついにここまできたれす。いや、ここからはじまるのれすね…」
ツジ・ノゾミはそう言うと、門をくぐった。
45 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)15時50分29秒
「キャァ〜♪」
ノゾミが歩いていると、向こうの方から突然黄色い声がこだました。
「な、なんれしょう…?」
ノゾミが見ると、どうやらその声は1人の女生徒に送られているらしい。

アホみたいにぼーっと見ていると、その女生徒と目が合った。
170cmくらいある身長、艶のある黒髪、そして何よりも、その瞳がノゾミ
の心をとらえた。
ノゾミを見てニコっと笑いかけると、彼女は校舎の中に入って行った。
46 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)15時51分03秒
「き、きれいなひとなのれす……」
その女生徒の名をノゾミが知るのは、それからさして時間はかからなかった。


彼女の名前はイイダ・カオリと言った。
「薔薇の女王」と騒がれるモーニング女子宇宙高等学校の成績ナンバー1を
誇る才女。
最も、本人は「薔薇よりタンポポがいい」と事あるごとに言っていたそうだが。
47 名前:先行者 投稿日:2001年07月07日(土)16時02分29秒
モーニング女子の授業はなかなかに厳しかった。
補欠合格だったノゾミには学科はさっぱりわからず、いつも補習を受け
させられていた。

ただ、体育の時間だけはノゾミの独壇場だった。
100mを10秒08。
10km走ではいつもぶっちぎりの1位。
ソフトボール投げでは前人未到の115mを投げた。

しかし、ロボの操縦という実技にはいるとダメなのは相変わらず。
48 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)16時03分02秒
いつものように放課後、一人で居残りさせられていたノゾミ。
「は〜、やっぱりののにはむいてないのれすかねぇ」
と、一人ため息をつく。

「辻さん、だったかしら?」
突然、背後から声をかけられた。
「そうれす」
振り向くと、そこには天才と呼ばれるイイダが立っていた。
「あきらめちゃダメよ」
「そうしたいのれすが、ののにはさいのうがないみたいれす」
ノゾミは下を向いた。
49 名前:トップをねらえ! 投稿日:2001年07月07日(土)16時03分42秒
「カオもここに入った頃は、学年で一番できなかったのよ」
「いいらさんが…?」

「大切なのは努力よ。出来なかったらとにかく10回やるのよ」
「10回れすか」
イイダはその美しい髪をかきあげた。
「やればできるってカオは思うの。だから辻もあきらめないで」
笑いかけるとイイダは教室を後にした。

「10回れすね。10回れすね。やってみるのれす」
ノゾミは単純だった。
50 名前:先行者 投稿日:2001年07月07日(土)16時04分36秒
つ、続かないかも(汗
51 名前:ダブルバスターコレダ〜〜 投稿日:2001年07月07日(土)20時35分04秒
ずいぶんストレートだな。ヒネリはないのか(w
52 名前:ホーミングレー(略 投稿日:2001年07月07日(土)20時57分23秒
>>51
俺の妄想とは違うキャストで面白いぞ。

作者頑張れよ!

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