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Hot Cake

1 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月20日(水)18時48分57秒
とりあえず、小説っぽいのが書けてしまいそうなので・・・
1週間続けて様子をうかがい、反応がよかったら続けようかと思います。
批判等々もおおいに書いてください(笑)
影ながら凹みますが、そういう意見も大事なので・・・

基本的に毎日投稿予定です。・・・多分(爆)


2 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月20日(水)18時50分29秒
出会い

それはホントに偶然だった。
娘。コンサ終了後、近くの焼肉屋で帰宅のため腹ごしらえをしてる時に
偶然、石川、安部、矢口、飯田が店にいたのだ。
俺のちょっとした不注意で(騒ぎすぎて箸が飛んでいった方向にいた)
会話をすることになった。
俺「すみません(汗)」
飯田「ちょっと、気を付けて下さいね!」
俺「!?い、飯田圭織・・・!?」
矢口「あれ?ばれちゃったよー」
石川「飯田さん、ばれすぎですよ〜(笑)」
俺「・・・ま、まじか・・・」

そんなこんなで俺達、野郎2人ぐみと娘。達と交流が生まれた。
どんないきさつだったかは想像にお任せします(爆)


俺はなんとか矢口の携帯番号をGETした。
矢口「ぜっっったいに誰にも教えないでよ!イタ電で困るんだから」
俺「大丈夫!なんなら俺にイタ電かけてよ!」
矢口「バカ!意味ないジャン!(笑)」

なぜか俺と矢口は意気投合してその後も連絡を取れる仲になった。

内容は「これからロケ!楽しみ〜」とか、「ちょっとさ〜○○で困ってるんだけど・・・」
どうやら友達っぽくなってるみたいだ。

俺も社会人。そうそう連絡は取れず、もっぱらメールでのやり取りだった。

そんな中、「明日休みなんだ!遊ばない?」
俺は目を疑った。
あの天下のモーニング娘。の矢口真里が誘ってる・・・

俺「うそ〜ん。からかってる?ってか、仕事だし、もし本気だったら夜8時過ぎね♪」
メールをとりあえず返信したが返って来ない。
ちょっぴり期待した自分がバカらしくなり、もくもくと仕事をこなした。

ピリピリピ〜♪(自分のメール着信音だと思ってね♪)
矢口「ごめん!忙しくてメールできなかった。いいよ♪んじゃ、明日の夜8時過ぎに○○でね♪」

俺「まじか〜!?嘘くせ〜」
変に期待しないように、とはいうものドキドキでその夜、なかなか寝付けなかったのは言うまでもない・・・
3 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月20日(水)19時59分45秒
いいなあ、こういうの
4 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月20日(水)20時28分59秒
展開はや!でもいいね
5 名前:かんかん 投稿日:2001年06月20日(水)20時30分39秒
安部じゃなくて・・・・・安倍・・・・。
6 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月20日(水)21時35分52秒
>かんかんさん
すみません
いきなり出だしから失敗です(汗)
次からは投稿前にチェックします
7 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月20日(水)21時37分25秒
次の日、けだるい仕事を終えた俺は妙にソワソワしている。
理由は昨日のメールだ。
あの矢口真里が「遊ぼう!」といってるのだ!

俺はなんの取り柄もない普通の社会人。
相手は超人気グループの「モーニング娘。」の矢口真里。
こんな組み合わせ、あっていいのか?

色んなことを考えつつ、車で家路に着いた。

PM:8:30 メールが鳴る。
「今から○○に向かうね♪」
矢口からだ。

いまだに信じられない俺は返信をせず、期待もせず
約束の場所に向かって車を走らせた。

5分後、目的地に到着。
とりあえず、散歩がてらにその辺をぐるぐる歩いてみる。

・・・いる。本人(矢口真里)だ。
ベンチに腰掛け、帽子をかぶり変装しているつもりか
俺にはわかった。
どうやら携帯で何かしてるみたいだ。

次の瞬間、俺の携帯が鳴る。
と同時に矢口が振り返る。

!!涙目だ!
8 名前:KEI 投稿日:2001年06月21日(木)01時39分07秒
いきなり、涙目。アイドルにそういうことをされると・・・。
この続きに期待!!です。
9 名前:名無し読者 投稿日:2001年06月21日(木)04時31分53秒
すごい妄想だな(w
10 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月21日(木)18時41分46秒
矢口「なんで連絡くれないのよ〜ぐすっ…」
!!!
やばい!泣かせてしまった!
男とは女の涙に弱い生き物である。
俺は必死に慰めようとした。

俺「いやっ、ごめん。って、冗談だと思った(汗)」
矢口「なんでよ〜?そんなことしないよ〜グスッ…」

なんとか泣き止んでもらおうと必死に弁解してみる。
しかし、努力は報われず、数少ない周囲の目線が突き刺さる。

!きたっ!これは行ける。
何かを確信し、俺は最高のギャグを言ってみる事にした。

俺「落ち着いて、ネ?ほら、あそこの木に小さい鳥がいるじゃん?」
近くの木を指差し、暗闇で見えるはずのない(ってか、いないし)
鳥を指差した。
矢口「ヒック…」
俺「あれが落ちたらどうなると思う?」
矢口「グスッ…鳥なんかいないし、落ちても音なんかしない〜」

う…真っ当な意見(汗)
この際気にしちゃいられない。

俺「・・・・・・・コトリ(耳元で小声で)」
矢口「…ヒッ…ック…」

げ!外した(大汗)俺の中で最高のギャグが通じない…
確か矢口は笑い上戸だったはず。
TV番組ではいつも笑っているのに、このギャグが通じない…

矢口「ク…ククッ…」
きてる!あと一押し!
俺「小さい鳥=小鳥 落ちた時の音=コトリ
どうよ!いけるべ!」
矢口「クハッ…キャハハ・・・」

成功!笑った。泣き止んだ。よかった。
不思議な達成感とともに充実した気持ちで胸が一杯になる。
俺はゆっくりと矢口の隣に座った。
11 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月21日(木)19時09分33秒
矢口はまだ笑っていた。
とりあえず俺は話を進めた。

俺「な〜?遊ぼうって何する?夜だし。あっ、飯食いにいく?」
機嫌を損なわないように1つ1つ言葉を選んで話しかける。
矢口「ハイ!(挙手)ご飯食べに行きましょう♪」
俺「・・・」

さっきまでの涙はなんだったんだ?
あっけに取られてる俺を尻目に矢口は
矢口「焼肉♪やきにく〜♪」
ご機嫌だ…

俺「わ、わかったよ。遅れたお詫びだ。死ぬほど食え。」
矢口「ん〜ん。死なない程度に食べる♪」
俺「・・・やれやれ・・・」
矢口「ん?何?」
俺「なんでもない。んじゃ車に乗れ」

たわいもない会話をしながら矢口お勧めの焼肉屋へ誘導される俺
しかし、この後に訪れるピンチを俺は知らなかった…
12 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月21日(木)19時35分14秒
これは・・・すごいギャグだ(w
がんばって更新してくれー。
13 名前:ななっしー 投稿日:2001年06月22日(金)09時37分36秒
ある意味、天才的(w
自分の路線を外さずに突っ切ってください!(w
14 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月22日(金)19時04分55秒
焼肉屋へ到着

俺「とりあえず、ビールと…」
矢口「これとこれと…これ下さい!」
俺「…(汗)そんなに食うのか?太るぞ?」
矢口「ふとんないもん!ってゆーか、車運転なのにビールなんていいのか?」

16の子供に注意されてしまった…>今から2年前だからね♪(笑)
話によると、中澤姉さんがすごい酒豪らしいのだ。
乱れっぷりも相当なものらしい(笑)
その姿を見て矢口なりに『アルコールは危険』とインプットされてるみたいだ。

俺「1杯しか飲まないよ。大人にしかわかんね〜んだ。
焼肉にビールはつき物だって。(笑)」
矢口「子供でいいも〜ん。あっこれも頼んでいい?」
俺「まじ!?いいけど、残すなよ」
矢口「残さないよ〜ん。今日お昼からなんにも食べてないからおなかペコペコ」

やはり相当ハードな仕事らしい。
歌と踊り、それにTV収録やらロケやら1日にいろいろな仕事をこなさなければならないらしい。
それをこんな小さな女の子がこなしてるって言うのだからスゴイ。
それに比べて俺は…

そんな劣等感に浸っていると
矢口「どうした?食わないの?もらっちゃうぞ!」
俺「食うよ!考え事してただけ!」
矢口「ふ〜ん、あっ!おいし〜♪」

全然食のことしか今は頭にないみたいだ。
ま、俺も今は世間の人から見れば信じられない人と食事をしているのだから
まんざらでもない。

〜〜楽しい食事に時間は流れ〜〜

俺「存分に食ったか?」
矢口「もうお腹一杯!ふ〜」
俺「じゃ、出るか。」

会計のため、明細書を取り、金額を確認する。
24300円・・・
俺「高いな。ま、その分食ったしな」

ポケットから財布を取り出し、金を出そうとする…
俺「!!(滝汗)…18000円しかない」
15 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月22日(金)19時28分45秒
俺「あの、すみません。カードって使えますか?」
店員「はい、つかえますよ。」

よかった。普段はめったに使うことのないカードを持ってきていたのだ。
俺「これで・・・」
店員「少々お待ち下さい…」

なにやらカードを機械にとうしているみたいだ。
自慢じゃないがカードを使うのは今回が始めてだ。
確か、サインをすればOKだったはず。

店員「お客様、このカード期限が切れているため使用できませんが…」
俺「!!ウソ!?」

困った。弱った。金が足りない。
食い逃げ?逆切れ?最悪、ここで皿洗い?
ふだん使わない脳がこの時ばかりはフル回転した。
しかし、ろくな答えが出てこない…
困り果てた俺は矢口の方に目をやった…

矢口「ん?どうかしたの?」
俺「いやっ…その〜…」
言葉に出せない。まさか「お金が足りないです。貸してください。」
なんてことは口が裂けても言えない。
ましてや相手は矢口真里16歳。年下の、しかも女性から借りるなんて…
男として、いや、人間として最低である。

矢口「な〜に〜?…あっ!」
気づかれた。終わった。最低だ。ダメ人間決定だ。
しかし、矢口からは意外な言葉が出てきた…
16 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月22日(金)19時36分39秒
マジ、おもしろい。俺にはない才能だ。
17 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月23日(土)22時01分00秒
矢口「肩にごみついてるよ?取ってあげる♪」
俺「あ、サンキュ〜…」

何してんだ俺は。金が足りないというこの状況で
ほのぼのするようなことをしている…
しかし、ごみを取ってもらってる間の数秒間で俺の脳は信じられない、
いや、最初から気づかなければいけない事を俺に指示してきた。
脳「おまえ、バカか?こんなこともあろうかと車に万券準備してるだろうが!
しかも、2枚も!」

!!!うかつだった。なにか緊急の事体に陥った時の為に、
車の中に金を隠していたことを思い出した。

俺「すみません。ちょっと待っていただけます?」
店員にそう言うと、俺は矢口の手を取り車にダッシュした。

矢口「なっ、何?」
俺「車で待ってて。すぐ戻るから!」
矢口「??うん。来るまで待ってる♪」
俺「・・・(汗)」

なんともイカしたキャラだ。俺がどんなに恥ずかしい思いをしているのかは
矢口真里にはわからなかったらしい。わかってほしくなかったが…
俺「天然だな…」
ボソッと言うとダッシュボードの中から金を取りだし、矢口に見えないよう
手の中に丸めこんだ。

急いで店員に3万円を渡す。
店員「ありがとうございます。お釣り、5700円です。」
俺「あっ、このガム下さい。」
別に必ず必要ではないが、矢口に「どうしたの?慌てて」
って言われた時の為に、いいわけの手段としてガムを選んだだけだった…

店員一同「ありがとうがざいました〜」
俺は振り返ることなく、車に戻った。
もう2度といく事のない焼肉屋。ってか、いけない焼肉屋。
ありがとう。おいしかったよ。

そう心の中で叫び、満天の星空を見上げた
キラキラと、眩いばかりの星が俺の荒んだ心を癒してくれそうだった…
18 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月23日(土)22時02分51秒
ダッシュで車に到着。
が、顔が火照って赤面していることに気づき
煙草を取り出して一息つける。

矢口「…うん。もう帰るよ。…うん。じゃ〜ね〜♪」
電話中のようだ。
俺は顔が火照っているのがおさまったことを確認し
車に乗り込む。
俺「帰るか。送ってくよ。」

渋く決めたが、先ほどの失態が知られていたら意味がない。
なるべく気づかれないよう、平静を保つ。

矢口「なっちの所に泊まるから、そこまでお願いね♪」
俺「OK。わかった。ガム食うか?」

先ほど買ったガムで気を紛らわす。
しかし残念だ。なっちの住んでるところは都内。
俺はてっきり神奈川まで送るものだと思っていた。
そうすれば綺麗な夜景を見ながらのドライブ。
ここで一気に矢口との中が進展すればと思っていた。

俺「なっちの住んでるところは?俺に教えてもいいのか?」
当然の事を聞いた。
普通、アイドルは自分の住所は隠しておくものだ。

矢口「大丈夫。さっき電話で聞いたら『いいよ』だって。
信頼してるからね♪」
俺「そうか…それならいいが…」

安倍なつみのマンションに向けて車を飛ばす。
車内での会話は弾み、時間の経過が早い。
目的のなっちのマンションまで早くも着いてしまった。
19 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月23日(土)22時04分14秒
マンションの前に安倍なつみは立っていた。
どうやら心配で様子を見に、外に出てきていたらしい。
矢口は車から降りると
矢口「ありがとう♪また今度ね♪」

そう言い残すと小走りで安倍の方に行ってしまった。
俺はクラクションを1回鳴らし、その場を去った。

帰宅途中、メールを確認すると1件入ってた。
待ち合わせの時に鳴ったやつだ。

『遅い!何してんだよ〜』
文章から寂しさが伝わってくる。
俺は罪悪感を覚え、返事をすることにした。

『待ち合わせ、送れてゴメンな。今度から気を付けるよ。』
今度があるかわからない。しかし、最低限のこととして
これだけはしておかなければと思った。

すぐさま携帯が鳴る。
『今度は送れんなよ♪今日はありがとう♪オヤスミ〜♪』

俺は舞い上がった。『今度は』と入っていたのだ。
車の中で控えめにガッツポーズを取り、家路についた。

BGMは『THE BLUE ○EARTS』の「キスしてほしい」
最高の気分で俺は車を飛ばしたのだった…
20 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月24日(日)16時30分05秒
それからというものの、俺と矢口の仲は相変わらずだった。
彼氏、彼女の関係ではなく、1歩引いた、
そう、『友達以上、恋人未満』こんな感じだ。

連絡はメールがメインで電話はほとんどしてない。
掛けても留守電、あるいは俺が仕事中などとすれ違いが多くなっていた。

しかし、この状況を打破するメールが届いたのは以外だった。
矢口からのメールで『28日、午前中でお仕事終わるから
そのあとあえないかな〜?』

俺は迷った。28日は平日。仕事はある。
断ろうと思ったが、仕事より矢口、普通の答えである。
上司を説得し、28日に休みをもらった。
俺「28日に実家で法事があるので休ませてください。」

ごく一般的である。
なぜ人は理由がなく休みを取る時、『法事』『葬式』『結婚式』
このようなことをいうのか?
はっきり行ってバレバレである。

幸いに俺の上司は頭が弱いらしく、あっさりOKをくれたのだった。
ペコリと一礼し、すぐさま矢口にメールを打った。

『休み取れた。思いっきり遊ぶぞ!覚悟!』
このメールに対しての矢口からの返事は、俺を震え上がらせた。
21 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月24日(日)16時31分28秒
『ほんと!うれし〜♪ディズニーランドに行こうね♪』

俺はこのメールを見たとき、休みを取り消そうかと思った。
なぜなら乗り物、特に絶叫系は死んでも乗りたくない
肝の小さい男なのだ。

間違いなく絶叫系を指差し『つぎ、これのろ〜♪』
などといってくるのだ。

だが、久々に矢口に合うのに矢口の提案を否定することは出来ない。
『了解。集合時間と場所を指定してくれ。今度は遅れないから。』
文面では恐怖は伝わらない。
メールっていいね♪(笑)

この後、俺は仕事が終わってからの時間を
薬局屋で過ごすことになる。

俺「乗り物酔いっていうか、絶叫系の乗り物に強くなる薬ってありますか?」
・・・あるはずがない。
4〜5件回ったが店員に失笑されて追い返されるのがオチだった。

だが俺にとっては大問題。愛しの矢口の前でヒ〜ヒ〜言うのは避けたい。
情けない、弱い、頼りない。こんなことを思われたくないのだ。

しかし、特別な解決策も見当たらないまま、28日は来てしまった・・・
22 名前:名無し読者 投稿日:2001年06月25日(月)03時07分20秒
おもしろい。ただひとつだけ言わせてくれ。
二年前に石川はいねえ。
23 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月25日(月)18時33分20秒
>22さん
素で気づきませんでした!(爆)
報告ありがとうございます(汗)
こんな作品ですが、読んでやってくださいませ。
24 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月25日(月)18時35分06秒
集合時間の15分前に約束の場所に到着する。

前日は緊張と不安でなかなか寝つけなかった。
緊張は久々の矢口とのデート。
不安は絶叫系の乗り物。

結局、絶叫系の乗り物に対しての打開策は見当たらないまま。

・・・遅い。約束の時間を20分過ぎている。
待たされるのがこんなに苦痛だとは思わなかった。
前回の矢口の気持ちが痛いほどわかる。

矢口「ごめ〜ん!待った?」
それから5分後、やっと来た。
俺「全然。俺も今来たところだし」

かなり待ったが『遅い!何してたんだ!』と怒れるほど偉くもない。
前回は俺が待たせた方だからだ。

しかし、気を利かせていったつもりが思わぬ反感を買うことになる。
矢口「なに!?今来たばかりだと!?せっかくわざと遅れたのに…
前に会った時の仕返しをするつもりだったのに…この〜(怒)」
俺「え・・・!?あ、いや・・・(汗)」

誤算だった。『遅いよ!待たせるなよ!』と言ってしまったら
前の自分に言ってるようなので却下。
『ん〜ん。全然待ってないよ♪』これは俺のキャラじゃない。

結局、『全然。俺も今来たところだし』これが妥当であるはず。
しかし、矢口には不服だったらしく、結果として機嫌を損なうことになった。
25 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月25日(月)22時20分05秒
矢口は膨れっ面でぶ〜ぶ〜文句を言っている。
俺としては妥当な答えを言ったつもりだった。

・・・が、怒っている。
俺が悪いのか?矢口が悪いのか?
1歩引いた目線で見ると、どっちもどっちである。

前回は俺が遅れた。これは反省している。
今回は矢口が『わざと』送れた。
・・・甲乙つけがたし!(爆)

俺も男、ここは100歩譲ってみる。
俺「いや、ゴメンな。正直、20分以上待ってるんですけど、
『待ったぞ!』などと言える訳もなく、嘘つきました。」

正直者だ。いや、正確には偽善者かな?
でも、これで機嫌が直れば安いもんだ。

矢口「なんだ〜、そっか〜、矢口の方こそゴメンね」
俺「ま、お互い様ということで。よし、早速出発だ!」

誤解の解けた2人。良い感じである。
そう、ディズニーランドにつくまでは…
26 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月26日(火)19時00分11秒
千葉県浦安市にある「東京ディズニーランド」
なぜか『東京』がつく。千葉なのに…

園内は平日のためかそれほど混んでいなかった。
入り口で入場券を買うため、係りの人に
俺「大人1枚と子供1枚」
と言ってみた。

係員「はい。○○円です。」>値段がいくらだかわかりません!お許しを…(汗)
あれ?冗談で言ったのに矢口が『子供料金』で通ってしまった。

急いで中に入る。呼び止められたらシャレで通用するかどうか。
矢口「なんて事してんの〜、ダメじゃない!」
とは言ってるもののまんざらでもなさそうだ。

俺は値段的に、矢口は精神的に癒される。
係員さん、ありがとう。12分に楽しませてもらうよ。

2人は満面の笑みで園内に突入する。
だが、俺の笑顔はすぐに引きつった…
27 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月26日(火)19時01分42秒
矢口「あ!あれ乗りたい!」
いきなり絶叫系を指差し、輝く目で訴える。
しょっぱなからですか?キツイっす。

俺「いきなりか?まずはこう、ユッタリ系にしない?」
動揺を見破られないよう、平静を装う。

矢口「そっか、そうだね♪じゃ、あれ♪」
よかった。今度のやつはまともそうだ。

キャーキャーはしゃぐ矢口。所詮は16歳の女だ。
俺はというと、あまりうかない。
次に乗るのは絶叫系かと思うと顔が青ざめる。

1時間ほど遊んだ頃だろうか?ついに
矢口「そろそろこれ乗ろうよ!」
先ほど断った絶叫系を指差す。

ついに来てしまった。ここでは断れない。
俺「OK!並ぶか…」
動揺を悟られないよう、矢口の顔は見れない。

自分達の番が刻一刻と近づいて来る。
俺の鼓動は増すばかり。
心音が隣にいる矢口に聞こえても不思議じゃないくらい
最速のリズムでビートを刻む。

係員「どうぞ。足元に気をつけてお乗り下さい。」
ついにきてしまった!
28 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月27日(水)20時39分03秒
さてさて、1週間経ちました。
『やめろ!』『うぜぇ!』等々の批判が出なかったので
これからも随時更新していきたいと思います。

自分の小説を見直して思ったこと…
当初の企画と大幅にずれている(笑)

最初は感動系を目指したんですけど…
ギャグをいれた事、反響が良かった事が幸いして
主人公がクールな3枚目になってしまっております

モーヲタとしてのLv不足…
安倍を『安部』と間違えたり
2年前に石川が存在したり…
そこに気がつき、レス下さった方、ありがとうございます。
そして、すみません…(汗)

で、募集♪(笑)
そろそろ主人公に名前をつけないと話がややこしくなります。
いつまでも『俺』じゃ〜ね〜(爆)
候補としては1つ、ANN-Sでプーさんの名前になってる『しげる』

作者的にはTOKIOのリーダーと名前がかぶってるのでなんとも…( ̄ー ̄
いい案がありましたらレスをお願いします。
読者の皆様、ROMってる方、少ないと思いますが
なにとぞ協力を…(切実)

あ、ギャグの方も募集してます♪
物語の流れで入れていきたいと思います。>ギャグ

結局、お笑い系に…(爆)
でも、最後は胸がキュンとなるはずです。
それまでお楽しみに…
29 名前:ジョニー 投稿日:2001年06月27日(水)22時28分20秒
「たかし」とか・・・あっ、うちのおやじの名前だ(w
いつも更新楽しみにまってるよ〜ん
30 名前:名無しさん 投稿日:2001年06月28日(木)11時49分55秒
今さら名前出ると違和感でちゃうかもなあ。
別に自分に置き換えているわけでもないけどね(笑)
31 名前:名無し読者 投稿日:2001年06月28日(木)20時09分15秒
自分はしっかり置き換えてま〜す。(笑
だから、「俺」のままきぼ〜ん。
32 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月29日(金)19時20分50秒
>>29さん
>>30さん
>>31さん、レスありがとうございます。
DVD見てたため更新遅れました(汗)
で、結果♪
『俺』のままでいこうかと思います。
この小説は読んでる人が主人公になれる(はず?)ように
しているので、そのままがいいと思いなおしました(笑)
>>31さん、脅迫って…(滝汗)

でわ、更新スタァ〜トォ〜♪
33 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月29日(金)19時23分11秒
矢口「ドキドキするね?たのしみ〜♪」
俺「そ、そうだね。」

精一杯の返事だった。
本当は今すぐこの場所から逃げ出したい。
お家に帰ってゴロゴロしたい。

だが、隣には愛しの矢口がいる。
情けない部分は見せたくない。
男らしくいきたいのだ。

心の中で、葛藤が続くが時の流れは止められない。
シートベルを装着して、いざ戦慄の世界へ!

ゆっくりと頂上を目指し、動き出す。
もはや逃げ場はない。覚悟を決めた。

・・・が、恐怖に絶えられなくなり、ついに口走ってしまった!
俺「い、いやぁ〜!!!」

何たる失態!この後に及んで怖気づいてしまったのだ!
だが、幸か不幸かその声は矢口には届かなかったらしい。
矢口「きゃ〜♪たのしいぃぃぃ〜〜〜♪」

下降していたのだ。耳を裂く轟音と回りの絶叫の声。
その騒音に俺の叫びはかき消されていたのだ。
34 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月29日(金)19時24分48秒
矢口「たのしぃぃぃ〜〜〜!」
俺「・・・ぅ」
矢口「さいこぉぉぉ〜〜〜!」
俺「・・・(絶句)」

長い…実際の時間としては5分かそこら。
俺にとっては永遠とも思える時間が流れる。

プシュ〜、キッキ〜
薄れゆく俺の意識をブレーキ音が呼び覚ます。
係員「お疲れ様でした。足元に気をつけて降りてください。」
ようやく開放された瞬間だった。

降り際、ふらつく足元を気力で持ち上げる。
顔は蒼白、脂汗、冷汗、鼻水、よだれ、涙。
ありとあらゆる物が全身の毛穴から噴出す。
・・・多少の失禁とともに

矢口「最高だったネ♪…あれ?どうかしたの?」
うつむいた俺に気づき、優しく声をかける。
急いで色んな汁(しる)を拭い去り
俺「ああ、爽快だったね。」
優しく、そして引きつった笑顔で答えた。
35 名前:パク@紹介人 投稿日:2001年06月30日(土)15時21分46秒
こちらの小説を「小説紹介スレ@銀板」に紹介します。
http://www.ah.wakwak.com/cgi/hilight.cgi?dir=silver&thp=992877438&ls=25
36 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月30日(土)19時53分35秒
俺「ちょっと1息つけないか?ジュースでも飲まない?」
矢口「そうだね♪」

近くにあるベンチに腰掛け、俺はジュースを買いに自販機へ…
なんとか第1関門は突破した。
しかし、また絶叫系に『乗ろう!』といってくるかわからない。
次に乗せられたら失神してしまうかもしれない。
不安と葛藤が続く…

ジュースをグイっと1飲み。喉ではじける炭酸。
生き返る。普段飲むものより何倍もおいしく感じられた。

が、その後は色んなアトラクションを回って行く事になった。
矢口が俺の心を悟り、そうしたのか?又は矢口の方も疲れたのか?
真相はわからないが俺にとっては悪くないことだった。

〜〜時間は流れ、日は沈み…〜〜
矢口「もうそろそろ終わりだね。最後に観覧車乗ろうよ♪」
俺「そうだね。」

この楽しい時間も終わりが近づいた。
次に会えるのはいつになるか?会えるのか?
そんな不安を振り払うべく、俺は矢口との時間を大切に過ごした。
37 名前:せくし〜男 投稿日:2001年06月30日(土)19時55分35秒
観覧車の中では2人きり。
いいムードが流れる。

矢口「きれ〜い…」
外の景色を見つめ、ウットリしている。

この時ほど『君の方が綺麗だよ…』と言いたくなった事はない。
しかし、言ったら最後、嫌われるのがオチである。
逆に『ほんと!彼方も素敵よ…』などと見つめあうのはバカップルだ。

俺「な〜?俺達って、なに?」
!!自分でもビックリである。なぜそのようなことを聞くのか!
今のままで十分じゃないか!

が、言ってしまったのだから後の祭。(シャッフルユニット♪(謎))
急いで弁解を試みる。

俺「いや、ちがっ、あの…(滝汗)」
言葉が見つからない。
矢口はうつむいたままだった。

いや〜な空気が流れる…
観覧車はまだ動き出したばかり…
38 名前:せくし〜男 投稿日:2001年07月01日(日)20時35分08秒
思い沈黙が続く…
俺は何をあせっていたのか?
自分でもわからない。とりあえず思い切ってみた。

俺「俺は矢口…いや、真里のことが好きなんだ!」
言ってしまった。だが、なにかいい訳っぽい。

矢口「…ホントに?」
俺「もちろんだ。嘘じゃない。俺の本心だ」

矢口がゆっくり顔を上げる。
!!!
またしても、目に涙を貯めている!

俺は友人の嫌な言葉を思い出した。
『観覧車で告ると失敗するぜ。』

この涙は何を意味するのか?
もしや永遠の別れなのか?

・・・矢口が小刻みに震えている…
39 名前:せくし〜男 投稿日:2001年07月03日(火)20時18分09秒
矢口「うっ…ヒック…」
またしても泣かせてしまった!

俺「ごめんな!突然で…迷惑だろ?忘れてくれ…」
終わった…もう俺と矢口は元の関係に戻れないだろう。
このようにデートすることもない。
メールを送っても帰ってくるかどうか。

矢口「違うの…」
小声でよく聞き取れなかった。
俺「は?いや、ごめんって(汗)」
とりあえず謝ってみた。

矢口「嬉しいの…矢口も…好き…だったから…」
俺「は?何?」
聞き取れなかったのだ。
が、次の瞬間、矢口に抱きつかれ意識が飛びそうになる!
40 名前:せくし〜男 投稿日:2001年07月03日(火)20時19分13秒
矢口「うっ…ヒック…」
またしても泣かせてしまった!

俺「ごめんな!突然で…迷惑だろ?忘れてくれ…」
終わった…もう俺と矢口は元の関係に戻れないだろう。
このようにデートすることもない。
メールを送っても帰ってくるかどうか。

矢口「違うの…」
小声でよく聞き取れなかった。
俺「は?いや、ごめんって(汗)」
とりあえず謝ってみた。

矢口「嬉しいの…矢口も…好き…だったから…」
俺「は?何?」
聞き取れなかったのだ。
が、次の瞬間、矢口に抱きつかれ意識が飛びそうになる!
41 名前:せくし〜男 投稿日:2001年07月03日(火)20時20分32秒
矢口「矢口もね、ずっと好きだったの…
でも、その事を女の子から言わせようとするなんて…」
意外だった。矢口も俺を思っていてくれたのだ。

鈍感な俺はそこに気づかず、結果、泣かせることになった。

俺「なっ!!まじで!?」
矢口がコクリとうなずく。

俺の胸の中で小刻みに震えながらしくしく泣いている。
強い罪悪感が胸に去来する。
いくら鈍感だったとはいえ、女の子、しかも年下の子に
告白『させてしまった』のである。

男たるもの、女に告白されるのは大変名誉なことである。
が、それと同時に女性の気持ちを理解できてないという
情けない一面を露呈することになる。

相手が自分の意中の人ならなおさら…

俺は矢口の肩を取り、面と向かって話し始めた…
42 名前:せくし〜男 投稿日:2001年07月03日(火)20時22分23秒
俺「ごめんな?矢口…いや、真里の気持ちを理解できなくて…」
真里は黙ってうなずく。

俺「改めて…真里、ずっと好きだった。付き合ってくれ」
真里の涙が一気に溢れ出す。

真里「はい…お願い…します…」

念願が叶った瞬間だった。
俺は真里をもう1度抱き寄せた。
俺「正直、驚いている。いいのか?俺なんかで?」
真里「いいに決まってるじゃん…矢口が選んだ人だよ?」

俺は強く抱きしめた。
俺「ありがとう…これからもよろしくな。」

こうして2人は正式に恋人同士になった。
43 名前:せくし〜男 投稿日:2001年07月03日(火)20時28分08秒
とりあえず第1部出会い編が終わったようです(笑)
まだまだ終わりではないので楽しみに…
更新ペースは鈍ると思いますが、勘弁を…(願)

第2部はまだ考え中…(汗)
44 名前:名無し読者 投稿日:2001年07月04日(水)01時27分44秒
もうちょっとまたーりなところが続いてほしかったけど。
でも、いいです。楽しみです。
舞台を2年前にしているところが気になりますねー。
45 名前:ジョニー 投稿日:2001年07月05日(木)00時06分27秒
第2部きたーい!
46 名前:名無し読者 投稿日:2001年08月24日(金)12時47分50秒
待ってま〜す。
47 名前:せくし〜男 投稿日:2001年08月30日(木)19時03分00秒
恋の季節

8月某日、俺は真里に呼び出された。
かなり久しぶりに会うのでちょっとドキドキしていた。

1週間ほど前に、俺の携帯がなった。
内容は『スゴイ!マジスゴイ!』という
わけのわからない内容だったが、とりあえず会うことにした。

所定の喫茶店で待つ俺。
約束の時間ちょうどに真里が現れた。

真里「おまた〜♪ねぇねぇ、紹介したい人がいるんだ♪」
いきなりである。
普通、久々に会うんだから他にもっと言う事があると思うんだが…

真里「ちょっと!入ってきて!」
入り口の方にいる少女に向かって真里が呼んだ。

そう言いながら、そさくさと俺の隣に座る。
久々の真里の匂い…小さい体…
何もかも新鮮に見えた。
48 名前:せくし〜男 投稿日:2001年08月30日(木)19時05分18秒
……と、入り口にいた少女が恐る恐る入ってきた。
!!!
金髪の髪、ちょっと日に焼けた体、真里より少し大きな身長。
はっきりいって、かわいい…(素)

ボーっと見とれている俺に気づいたのか知らないが真里が切り出した。
真里「紹介します♪今度『モーニング娘。』に新加入した…
ほら、自分で言いなさい!」

少女「始めまして。後藤真希です」
俺「あっ、始めまして。え〜っと、真里の彼氏です。」
自分のことをどう表現したらいいのかわからず、
とりあえず、彼氏といってみた。
となりの真里は満面の笑みを浮かべている。
どうやら彼氏と表現したのが嬉しかったらしいのだ。

……あれ?新加入?
ちょっとしたパニックに陥りそうになる俺。
事情を真里に聞いてみる。

俺「な〜、真里、どういうこと?」
真里「えっとね〜…後藤、説明して!」
後藤の口が開く…
49 名前:せくし〜男 投稿日:2001年08月31日(金)22時20分12秒
後藤「え〜とですね、『モーニング娘。第3期追加メンバーオーディション』
を受けてですね、え〜っと、合格して新メンバーになりました。」
俺「うそ!?スゴイじゃん!」

そう言うと後藤さんは少し照れながら笑った。
…かわいい。
真里には無い、なんとも形容しがたい不思議なフェロモンを出している。
ポーっとなっている俺の足に激痛が走る。
……真里が踏んづけたのだった。

俺「痛っ!な、なんだよ〜」
真里「うっさい!」
小声でのやり取り。
真里はごまかすかのように話を進めた。

真里「後藤は私の後輩になるんだ〜♪まだ13歳だしね♪」
俺「13歳!?」
素で驚いた。
ファッションやら髪の色からして15〜6歳くらいだと思ってた。

つんくも思いきったことをする人だな、と改めて思った。
50 名前:せくし〜男 投稿日:2001年08月31日(金)22時21分06秒
いろいろ聞きたいことが出てきたので、とりあえず
メニューを見て注文する。

俺「えっと…アイスティーだな。」
真里「う〜ん…っと、カレーと…」
俺「な!!!ちょっと違うんじゃない!?真理ちゃん頼むよ〜…(涙)」
真里「え!ダメ?んじゃ〜私もアイスティー♪」

たわいもないやり取り。
久しぶりに会うのだから自然とボケ、ツッコミが成立していた。

俺「あ、後藤さんもどうぞ!なにか注文して。」
後藤「じゃ〜アイスコーヒーを。」

あらら…
飲み物まで大人チックだよ。
カレーなどとぬかす真里とは大違いだ。

真里「ん?なに?」
視線が気づかれたみたいだ。

とりあえずほっといて後藤さんにいくつか質問してみた。
51 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月08日(土)20時07分11秒
更新されないんでしょうか・・・
結構楽しみにしてるんで頑張っちゃって下さい
52 名前:せくし〜男 投稿日:2001年09月10日(月)19時46分47秒
>>51名無し読者さん
がんばります♪(笑)
けしてネタが無いわけではありませんよ(嘘)
53 名前:せくし〜男 投稿日:2001年09月10日(月)19時48分01秒
俺「今回の応募者は何人いたの?
  たしか真里の時は……何人だっけ?」
真里「う〜んっとね…忘れた♪」
後藤「私もハッキリとは覚えてないです…」

………終わっちゃったよ(涙)
会話になんね〜よ(泣)

俺「あっ、そう……」
真里「ね〜ね〜、ゴッチンはお寺で合宿したんだよね?
   どうだった?」
真里が間髪いれずに口を開いたので、重たい空気になるのは免れた。

後藤「はい!合宿しましたよ。あれは……」

真里「……へ〜そうなんだ!で?で?」
後藤「それでですね……」
真里「うっそ〜!最悪じゃん!それから?……」
後藤「はい。それで……」

あ、あの〜お二人さん、俺のこと……(汗)
すっごい勢いで話をする二人に、付け入る隙はなく、
一人虚しくたそがれていた…
54 名前:せくし〜男 投稿日:2001年09月10日(月)19時48分56秒
んな話は楽屋でしろYO!
俺はどうなるんだYO!
 
……言葉に出して言えずに、たそがれ続けること数分後

後藤「あっ!もうこんな時間!帰らないと…」
真里「あ!そうだね。んじゃ、一緒に乗っていきなよ♪」
というと、真里は俺のほうを見てニッコリ微笑んだ。

俺「へ?あ、ああ。いいよ。」
断ることなんて出来ずに、素直に従う俺。
俺はアッシ〜(古!)かい!

……とはつっこめず、
俺「んじゃ、表に車まわしてくるよ。
  これで会計しててね。」
そう言うと5千円札を真里に手渡し、車を取りに行った。

店の前に車を持ってくると、二人が店の前で待っていた。
改めて二人を見るとどっちが年上なのかわからない。

くだらないことを考えているうちに、二人が乗ってきた。
55 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月17日(月)19時13分45秒
続きを期待してます。

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