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モー宇宙探検隊!!
- 1 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月12日(木)06時38分54秒
- ここのページで小説を読んでたら書きたくなったので、書きます!
とりあえず今は時間がないので帰ってきてから書きたいと思います。
- 2 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月13日(金)00時35分48秒
- タッタッタッタッタ・・・・バタっ
勢いよくドアが開かれると同時に机の上に一つの書類を叩きつけた。
「リーダー、リーダー大変ですよ!」
「・」
「リーダー、リーダー」
「・」
「カオリ、大変なんだってば!!」
「えっ・・・ああサブリーダー、ごめーん今交信してたの、でなんか用?」
「なんか用じゃないですよ!とうとうここに探検依頼がきたんですよ!」
「マジで!で、どこの星?」
「モーニング星です・・・・」
時は2100年。科学の発達により豊かな生活が送れるはずだった・・・が、
19世紀の産業革命から、地球の自然環境の破壊が進みつづけていた・・・。
人々は新たな土地をめざして、宇宙の開発があちこちで行われていた。
これは、その開発の前に、星の事を調べるある探検隊の物語である・・・。
- 3 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月14日(土)22時17分17秒
- 会議室。
宇宙探検隊メンバーがこれからある話を聞くために集まっていた。
「みんなに話があるの」
二代目リーダー飯田の口が開かれた。
「実は、このモー隊にも調査依頼書がきました〜!!」
この一言で、沈黙は解かれた。
「やったー!これでモー隊に入った意味があるってもんよ」
メンバー最小?の矢口が口を開いた。
「そうですよ、矢口さん。加護もよかったです。ね、のの」
「うん、よかったね、あいぼん」
モー隊唯一の中学生コンビの辻と加護だ。
「やったべさ。北海道から上京してきてよかったべさ」
リーダー飯田の唯一の同期の安倍は興奮のあまり北海道弁が出てしまっていた。
「よっすぃ〜、梨華ちゃん、やっと宇宙にいけるね〜」
「そうだよ、ごっちん!宇宙にずっとあこがれてたんだ」
「でも、宇宙って危なくないかなぁ?」
「何いってんの梨華ちゃん!だいじょうぶっだって、吉澤が守ってあげるから」
「よっすぃ〜、かっこいい〜」
高1コンビの吉澤と後藤、高2の石川である。
メンバーは盛り上がっていたが、なぜか保田、飯田の顔はさえなかった・・・。
「でも〜、どこの星なんだろ〜?」
後藤のこの言葉で沈黙が再び訪れた。
「そうだカオリ、いったいどこになったの?」
矢口が問い掛けた瞬間、飯田の口が開いた
- 4 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月14日(土)22時18分36秒
「モーニング星・・・・・。」
しばしの沈黙があたりを包み込む・・・
「モーニング星ってあのモーニング星ですか?」
「そっ、石川の言うあのモーニング星」
メンバーの中にざわめきが起こった。そんな中保田はこう言った。
「みんなも知ってると思うけど、モーニング星って言うのは地球にそっくりの
星で、人類移住計画の明るい未来を握っている・・・・。
そして、こことは比べ物にならないほどの世界的なチームがあの星の
調査をしにいったの。けど、帰ってきたチームは一つもない・・・。
でもなぜか、今回その星の調査にここが選ばれたってわけ」
「えー!そんなん無理だよー!矢口まだ死にたくないよー!」
「辻もまだ死にたくないれす〜」
「加護も死にたくない〜」
「よっすぃ〜、どうしよー!危ないかもしれないよ」
「吉澤もちょっと心配かも・・・」
「よっすぃ〜がその調子じゃ後藤も心配だよ」
「そっ、それって危ないってことだべ」
ざわめきの中から保田が付け加えた。
「我が探検隊は、これが最初の依頼だ。しかしこれを断れば、最初で最後の
依頼になるだろう。
今回の探検が危険なことはわかっている。しかしこの依頼を断るわけには行かない・・・
そこで、ここはみんなの判断に任せようと思う。
もし、行きたくないのなら来なくてもいい。
もし、みんなが協力してくれるならこの時間にここに来てほしい・・・」
そういうと保田は皆に資料を配りだした。
メンバーはそれを受け取ると、会議室を静かに出て行った・・・。
「みんな来てくれるかな?」
「リーダーが心配してどうすんの!どうにかなるでしょ」
「ホントに。でもサブリーダーはホントに恐くないの?」
「恐いよ、ホントに恐い。けど、これが私の夢だから」
「そっか、じゃあカオリもがんばろうかなぁ」
「とにかく、みんながくることを祈りましょう・・・」
出発の日。
集合場所にはまだ、飯田、保田しかいなかった・・・。
- 5 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月15日(日)21時06分48秒
- こんな小説ともいえない程のものを、どなたか読んでもらえてるんでしょうか?
- 6 名前:名無し読者 投稿日:2001年07月15日(日)23時07分17秒
- 大丈夫。とりあえず粘って更新してたらそのうちレスも増えてくよ。
ちゃんと読んでるよ
- 7 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月16日(月)21時15分47秒
- レスありがとうございます!!こんなものでも誰かが読んでると思うだけで
書く気が倍増してきます!
- 8 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月16日(月)21時35分46秒
- 集合時間5分前・・・
「誰も来ないねぇ・・・」
「リーダーがそんなこと言ってどうするんですか!きっと来ますよ!」
集合1分前・・・
「ホントに誰も来ないんじゃ・・・」
「来ますよ!たぶん・・・」
集合時間10分後・・
「もう10分も過ぎてるよ、もう来ないよ・・」
「大丈夫ですって!電車でも遅れてるんですよ、たぶん・・・」
集合時間20分後・・・
飯田の携帯のベルがけたたましく鳴った。
「ハイ、飯田ですけど、はい・・・、はい・・・はいわかりました・・・。」
「リーダー一体どうしたんですか?」
「いろいろ準備とかあるからもう待てないんだって・・・」
「とうとうここまでですか・・・・・」
二人がその場を去ろうとして、後ろを振り返った・・・その時、
「遅れてごめーん!私、宇宙に行く!もう絶対逃げない!」
どこかで聞いたことのあるような声が辺りに響き、一人の少女が立っていた。
「なっち・・・」
「矢口だって逃げないよ!せっかくここに入ったんだからね!」
明らかに小さい影がひょこっと現れた。
「矢口・・・」
- 9 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月16日(月)22時13分38秒
- 「加護だってやりますよ〜!」
「辻もがんばって宇宙に行くのれす〜!」
二つの影が元気よく飛び出してきた。
「加護・・・、辻・・・」
「石川だってがんばります。ちょっと恐いけど、よっすぃ〜が守ってくれるから」
「もちろん♪よっすぃ〜に任せとけって!」
「よっすぃ〜カッケー!」
三つの影が現れた。
「石川・・・、吉澤・・・、後藤・・・・」
待ち望んでいた七つの影がそろってこちらに向かって歩いてきた。
「みんな・・・、来てくれたんだ・・・」
「あたりまえだべさリーダー、ここまでいっしょにやってきたんだべ!」
安倍が泣きそうな飯田の肩を抱きながらなぐさめた。
「ホントに・・・、みんなホントにありがと・・・」
メンバーたちは、笑顔で答えていた。
保田もそれを無言で見つめていたが、その目には光るものがあった。
もちろんメンバーは、そのことに気がついていた。
メンバーはそろった。
出発時間は遅れていたが、これで宇宙にいける。
少しの不安と、大きな期待を胸に抱いて・・・
いざ、モーニング星へ!!
- 10 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月16日(月)22時16分15秒
- やっと、出発するとこまで行きました。これからの事は考えてませんが
ちゃんと続けていこうと思います。
それと、感想などがあったらどんどんレスください!
- 11 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月17日(火)22時12分55秒
- 主人公はカオリですかね?
それぞれの見せ場、楽しみにしてます。(ちなみに後藤好きっす!)
- 12 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月18日(水)23時40分01秒
- 主人公っていうのは特に決まっていません・・・。
いろいろな視点で書いていきたいと思います。(ちなみに僕も後藤好きっす!)
- 13 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月20日(金)09時29分37秒
- モーニング星・・・。956万光年に位置する。
ほぼ地球と同じような星。大気、海なども同じようにある。
しかし、この星について研究を始めてすぐに、なぜかこの星に妨害電波が
発生する・・・。
その後、調査機を送るも、モー星に入るとすぐに、通信不能になってしまう。
そこで、研究者達はさまざまな探険団に調査を依頼した・・・が、
調査に行って帰ってきた者はいなかった。
宇宙船。
「辻、加護!遊んでないで早く座りなさい!」
「は〜い、すいません矢口さん。座ろうのの。」
「うん。すいませんれした、矢口さん」
宇宙船に入ったメンバーたちは、それぞれのイスに座った。
しかし、育ち盛りの中学生二人組みは、普段見たことのない宇宙船の
内部を見てはしゃぎまわっていた。
それを、矢口が注意したのだった・・・。
「みんな、そろそろええか?」
大型スクリーンに、青いサングラスの男が現れた。
「あ、つんくさん!」
「おー、飯田。リーダーがんばっとるやないか。で、準備はできたんか?」
「はい、ちゃんとみんな座ってます」
「そんじゃ、行くか。20分おしとるからな。」
つんくと呼ばれているこの男。実はモー隊のプロデュー・・・・・ではなく
モー隊の創設者でもあり、リーダーよりも偉い人なのだ。
ウィーン、ガチャン。
音と同時にイスの左右から、シートベルトがでてきた。
「くすぐったいのれす^∇^」
- 14 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月20日(金)09時48分12秒
- 「5!」
発射のカウントが開始された。
「ドキドキするべ」
「4!」
宇宙船下から大きな音が出ている。
「大丈夫かなぁ、心配・・・」
「3!」
カウントと同時にみんなの鼓動は激しくなっていく。
「・・・・・・・」
リーダーは相変わらず交信中だった。
「2!」
宇宙船から炎が噴出している。
「楽しみだね〜、のの」
「ね〜、あいぼん」
「1!」
大きな音はいっそう大きくなる。
「あ〜、もう一回ヒス買いに行きたかったなぁ。」
発射!!!!!
発射のカウントが終わると、体にものすごいGがかかった。
地球の重力の約5倍の力にも及んだ。
そんな事をしてかしらずか、宇宙船はぐんぐんと上に上がっていく。
宇宙船は地球の大気圏を突破すると、一番下の燃料タンクを切り離した。
「おー、成功や。無事にすんでよかったなぁ」
つんくが通信塔から宇宙船に向けて話し掛けた。
しかし、メンバーはその声に答えることはできなかった・・・。
5Gという、大きな衝撃を受けたメンバーたちは、気を失ってしまっていた・・・。
- 15 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月23日(月)01時44分19秒
- >>8-9
(〜^◇^〜)<遅刻多すぎだろ!
>>14
(〜^◇^〜)<気絶してんのかよ!危ねーよ!!
- 16 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月23日(月)06時39分51秒
- 「おい!みんな起きろ!」
つんくの声が宇宙船の中に響き渡る。
「はやくこの宇宙船を軌道にのせな大変なことになるんや!」
その時、一人のメンバーが目を覚ました。
「あれっ、私は一体・・・」
つんくがそれに気づく。
「石川!目が覚めたか。」
「はい。つんくさんどうかしたんですか?」
「どうかしたんですかやない!ちょっと話を聞け!
今、その宇宙船は手動で動いてるんや!
つまり、お前が操作するしかない」
「えっ!?!?私には無理ですよ!?」
「大丈夫や!な〜に簡単なことや。もうすぐ迎えるポイントで、
この宇宙船を軌道に寄せればいいだけや」
「無理ですよ!?私が操縦なんて!?自動にできないんですか?!」
「自動にするためには、最低五分はかかる。そのポイントまでは
あと三分で到達してしまうんや!」
「無理ですよー!?」
「お前がやらなかったらその宇宙船は墜落してしまうぞ!」
墜落・・・。ここに乗ってるみんながいなくなっちゃうってこと・・・・。
もう・・みんなに会えなくなるの・・・・・。
いやだ!みんなを私のせいで失いたくない!!!
私がやらなくちゃいけないんだ。みんなのために。
「つんくさん」
「ん、どうした石川?」
「私、やります!!大切なみんなのために!!」
- 17 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月26日(木)22時49分55秒
- 「ええか、ポイントに達したら、まずそのレバーを引いて、
そこのボタンに・・・のパスワードをいれて、それを・・・・・」
「つんくさん、もう一回お願いできませんか」
「ああ、ええけど。ポイントの達したら、そこのレバーを・・・・・・・・
わかったか?」
「すいません、もう一度・・・」
「石川、落ち着け。お前が落ちつかなあかん。」
「はい、すいません・・・・」
- 18 名前:てうにち新聞新入社員 投稿日:2001年07月28日(土)22時12分47秒
- 石川ファイト〜
頑張ってくださいね〜
一日一回は見に来る事にします。
宇宙か〜いきたいな〜
sageなくて良いんだよね?
アドを乗せるのは危険だと思うんですが…
- 19 名前:アキヒロ 投稿日:2001年07月29日(日)00時01分25秒
- レスありがとうございます!
アドを載せるのは危ないですか〜、やっぱウイルスとかはやってますからねぇ。
あと、sageしなくてもぜんぜんいいですよ。
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