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私立モーニング学園。

1 名前:ゆきんこ 投稿日:2001年07月14日(土)19時05分28秒
なっち「おはよー!君が新入生の○○君ねっ
    ここは 〜私立モーニング学園。〜
    私たち娘。が通う、中高一貫の私立学校なの
    えっと君は高等部からの入学だったわね 
    それじゃ早速 一緒に学園生活を送る
    メンバーのプロフィールを紹介するねっ
            [profile] 
    安部なつみ:高等部三年 本編の2ndヒロイン
 学園のアイドル 創立者の娘
    飯田香織 :高等部三年 宇宙と交信できちゃう?
 電波系生徒会長
    矢口真理 :高等部二年 元気いっぱいのギャルっこ
 ミニモニ部部長
    保田圭  :高等部三年 努力家でしっかりしている
 副生徒会長
    後藤真希 :高等部一年 本編のヒロイン あなたの
 おさななじみ 学園のアイドル
    吉澤ひとみ:高等部一年 自分は男だと信じこんでいる
 美少女 バレー部
    石川梨華 :高等部一年 超お嬢様 弱気な性格のせいか
 友達がいない テニス部
    辻希美  :中等部二年 あなたの妹 くいしんぼう
 バレー部 加護とは双子
    加護亜依 :中等部二年 あなたの妹 愛らしい笑顔を
 持つ 胸が大きい 辻とは双子 
2 名前:名無し読者 投稿日:2001年07月18日(水)10時00分02秒
たて逃げはいただけん。
はやくかきたまえ
3 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月21日(土)17時34分10秒
いっしょういっしょにいてくれやぁ〜〜〜
4 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月23日(月)10時15分40秒
立て逃げみたいなので私が代わりに作ります。
5 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月23日(月)12時15分30秒
4月。
私は晴れて「モーニング学園」の生徒となった。
今日から3年間、この学園に通うのだ。

「おはよう、今日も早いのね」
「ああ・・・」

私の幼馴染である真希がやって来た。
この方とも3年間一緒に学園に通うのである。

「早く行かないと遅刻するらしいよ」
「わかった。」

真希は私にこう言ったのだった。
6 名前:JAM 投稿日:2001年07月23日(月)18時43分21秒
>>4 作者さん
期待してますよー
ガンバッテ!!
7 名前:名無しさん 投稿日:2001年07月27日(金)18時04分18秒
>>5
設定が好きだったのでうれしいなー楽しみだー
8 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月10日(金)13時56分54秒
入学式が終わると私は早速一年の教室に入る。
私は二組になっていた。
その二組には石川梨華というご令嬢も一緒である。
私は早速梨華に声を掛けた。

「はじめまして。」
「ええっ?あなたは・・・」
「私を知ってるんですか?」
「新潟向陽中の○○君でしょ?」
「はい。」
「こんな有名人と一緒のクラスなんてラッキーだ」

梨華は驚いていた。
そしてこう言い続けた。

「あなたって特待生として入学したんでしょ?」
「はい。」
「籠球部に入部してみない?」
「この学園にあるんですか?」
「そう。」
「じゃあ入部します」

私は梨華の言葉に納得した。
そして放課後、部活の時がやってきた。
9 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月10日(金)14時08分11秒
さて、ここは体育館の中。
籠球部部長は次々と新入部員を紹介していた。
そして私の紹介の時が来た。

「新潟向陽中学出身○○○○です。ポジションは何所でも出来ます」

私は力強く言った。
そして部長はこう言った。

「私達の学校はこの通り弱小チームである。○○のような有名人が入部したから強くなれそうであります。頑張りましょう」

他の部員達もこう思っていた。

「○○は全国大会でベスト4まで駒を進めたから結構心強いです」
「今年こそ1勝は堅いぞ」

しばらくすると練習は始まった。
10 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月10日(金)14時24分19秒
5月。
私が入学して1ヶ月が経った。

「明日は始めての練習試合であります。」

部長は部活終了後に私達にこう言った。
1ヶ月間すごく練習を重ねてきた成果を見せる時が来たのだ。

「相手は神奈川の芽諭農業高校である」
「何でも向こうは総体常連校だって」

部長の話に部員全員が驚いた。
こうして、この日の部活は終了した。


所変わって、ここは私の部屋。
ここには真希が来ていた。
真希は私にこう言った。

「もう練習試合まで来たの?」
「うん。」
「頑張ってね」
「わかった・・・あっそうだ」
「なに?」
「この試合勝ったらマネージャーをやってくれないか?」
「いいよ」
「じゃあ、決まりだ」

私は真希の言葉に喜んだ。
そして試合の日はやってきた。
11 名前:レイン 投稿日:2001年08月11日(土)22時05分41秒
ここの掲示板で同じく学園物をやっていますレインです。
僕のとは感じが違うので楽しみです
12 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月14日(火)11時44分57秒
練習試合結果

芽諭農高 77−90 モーニング学園高

私としてはまずまずの内容だったが上手く出来た。
しかし私には少ししか出番はなかった。
この反省を踏まえて私は帰ることにした。
13 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月20日(月)12時42分34秒
数日後。
私は部活中に突き指をしてしまったので保健室に行く事にした。
中に入ってみたが誰もいない。

「すいません・・・」

私がこう言っても誰一人返事が返ってくる事はなかった。
しかし、奥にあるベッドには人がいた。
どうやらここの生徒らしい。
私はそこに向かうことにした。

「すいません・・・」
「わあっ、びっくりしたぁ・・・」

女の声だ、と私は思った。
そこで私はこの女生徒に話し掛けた。

「ここの先生はいないんですか?」
「少し席を外しているのです」
「私は怪我したのでここに来たのだが・・・」
「貴方はもしかして新入生?」
「はい。」
「君はどうしてこの保健室に?」
「あたしは見ての通り不登校児ですので・・・」
「そう?」

私は不登校児なるものを初めて見た。
そして女生徒は私にこう言った。

「私は斉藤瞳、貴方は?」
「○○○○です。」
「○○君ね・・・、よろしく」
「こちらこそ」

私は瞳にこう言って自己紹介をした。
すると瞳は起き上がった。

「ねぇ、○○君・・・」
「なに?」
「友達にならない?」
「いいよ」

私はこう言ったのである。
しばらくすると先生が戻ってきた。

「先生が来たみたいなので私はこの辺で失礼するよ」
「そう・・・じゃあ明日も来れる?」
「出来れば来るよ」
「じゃあ、また明日ね・・・」

私は瞳に別れを告げるとベッドを出た。
14 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月20日(月)13時59分25秒
翌日。
この日は部活が無かったので私は保健室へと向かっていった。
中に入ってみたがやはり誰もいない。
すると私は奥にあるベッドへと向かう。
カーテンを開けるとやはり瞳はいた。

「今日も来てくれたんだね」
「ああ・・・」

瞳は私にこう言ったのでこう答えた。

「私が瞳の不登校を治してあげるよ・・・」
「ほんと?」
「ほんとだよ」
「ありがとう・・・じゃあよろしくね」
「わかった」

私は瞳の不登校の癖を治す事にした。
しばらくすると瞳は起き上がった。
そして私にこう言った。

「あたし、○○君の事好きになっちゃったのかも知れない・・・」
「そう?」
「○○君の顔を見るだけでドキドキするの」
「・・・」

私はしばらく言葉を失った。
すると瞳は私の手を掴む。
そして、瞳の胸に私の手を押し付けてこう言った。

「ほら、こんなにドキドキしてる・・・」
「確かに・・・」

私はこう言った。

「ねぇ、○○君・・・今日はあたしと一緒に帰らない?」

すると瞳は私にこう言った。

「いいよ」
「じゃあ、裏門の方で待ってて」
「わかった」

私はこう言った。
そして保健室から出ると裏門へと向かっていった。
15 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月20日(月)14時40分59秒
さて、ここは裏門である。
私はここで瞳を待っていた。
しばらくすると瞳が裏門にやってきた。
そして瞳は私にこう言った。

「待った?」
「いや・・・全然大丈夫だから」
「じゃあ、行こうか」
「ああ・・・」

私はこう返事すると裏門を後にした。
そして二人一緒に歩き出した。

「ねぇ、○○君・・・」
「なに?」
「あたしの部屋に来ない?」
「いいけど、君は一人で暮らしてるのか?」
「うん・・・」
「じゃあ、行ってもいいよ」
「よかった・・・」
「でも、一旦私の部屋に帰ってから来るよ」
「じゃあ、待ってるから・・・必ず来てよ」

瞳はこう言うと私の元から離れた。
そして私は自分の部屋へ帰っていった。
自分の部屋に到着してから着替えて荷物を置くとすぐに私は瞳の部屋へと向かった。
16 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月20日(月)14時59分15秒
そしてここは、瞳の部屋である。
私はここに来ていた。

「よくここが分かったね」

瞳は私にこう言った。

「マンションの名前で分かったんだよ」
「そうなの?」
「うん・・・」

そこで私は瞳に不登校について話をしてみた。

「どうして不登校児になったのか?」
「うん、あたしは校舎までは行けるんだけど・・・」
「それで?」
「教室の前に来ると頭が熱くなるの・・・」
「瞳は何組になってた?」
「二組だけど・・・」
「じゃあ私と一緒のクラスだね」
「そう?」
「その通り、私が二組を面白くするから安心して」
「ありがとう・・・」

瞳は何か照れくさそうに私にこう言った。
17 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月20日(月)15時25分24秒
「○○君・・・」
「なに?」
「あたしは○○君の事大好きです・・・」
「そうか・・・私も瞳の事大好きだよ・・・」

瞳は私に告白をしていた。
私も瞳に同じ言葉を言った。

「明日からあたし教室に入ってみる」
「そうか、やっと入ってくれるのか・・・」
「うん、○○君がいるから」
「がんばってね」

私は瞳にこう言ってエールを送った。
と、その時である。
瞳は私の肩を掴むとすぐ口づけをした。
そして私の元から離れてこう言った。

「今日は本当にどうもありがとう」
「そんな、当然の事をしたまでだよ・・・」
「明日から○○君と一緒に教室にいられるね」
「そうだよ、それも隣の席だからね」
「ありがとう」

瞳は私にこう言いながらお礼をしていた。
私は瞳に別れを告げると自分の部屋へと帰っていった。
18 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月24日(金)13時50分41秒
翌朝。
ここは教室の中。
私はここで瞳を待っていた。
朝早いからか教室内には私しかいなかった。
しばらくすると教室のドアが開いた。

「おはよう」

瞳が教室の中に入ってきた。
私は瞳にこう言った。

「やっと来たね」
「○○君がいるから早く来たのよ」
「そうか・・・」
「○○君一人しかいないの?」
「うん・・・」
「じゃあ、退屈だから何かしようか?」
「そうだね」

私は瞳にこう言った。
すると瞳は私の手を握り返してこう言った。

「ねぇ、○○君・・・」
「ん?」
「ちょっとだけ目を閉じて」
「いいけど」

私は言われた通りに目を閉じた。
すると瞳は静かに口づけをするとそのまま舌を入れた。
私はビックリして瞳を引き離してこう言った。

「あの・・・」
「これで2回目だね、○○君と口づけするの」
「ああ・・・」

私はこう言うしかなかった。
19 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月27日(月)00時28分55秒
主役が女!?
ヒロイン斎藤!?
ハァ?
20 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月27日(月)13時24分45秒
>>19
(T▽T)/<もう、名無しさん驚きすぎ…
21 名前:パク@紹介人 投稿日:2001年08月31日(金)03時23分54秒
こちらの小説を「小説紹介スレ@黄板」↓に紹介します。
http://mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=yellow&thp=995445727&ls=25
22 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月06日(木)13時41分58秒
さらに数日後。
私のパソコンにメールが届いていた。
内容は次の通りである。

TO:mari.yaguchi@dream.com
FROM:xxxxx@dream.com
SUBJECT:お願いします。

こんにちは。
突然で申し訳ないですが貴方に頼みたい事があるのです。
あたしの部屋に来てください。
では

私はこのメールを見るとすぐに用意をした。
そして部屋を出るとある場所へ向かった。
23 名前:名無しさん 投稿日:2001年09月13日(木)13時38分56秒
そしてここは、真里の部屋があるマンション。
私はここに来ていた。
私はドアのチャイムを鳴らした。

「はい。」
「私、○○ですけど」
「○○君?ちょっと待っててね」

するとドアが開いた。
部屋の中には真里がいたのだ。
真里は私にこう言った。

「よく来たね」
「メールを見て来たよ」
「とりあえず中に入って」

すると私は部屋の中に入った。
24 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月15日(月)21時57分19秒
私は真里の部屋の中にいた。
真里は単刀直入に私に話し掛けた。

「○○君って、瞳と付き合ってるんだって?」
「別に、あれはただの友達」
「そうかも知れないけどあの人は止めといた方がいいよ。」
「何で?」
「あの人は普通の人とはちょっと違うの」
「そうなんですか?」

私は真里の言葉にビックリした。
さらに真里はこう言い続けた。

「あの人はものすごいトラウマを持ってるの」
「それは・・・?」
「あの人に聞いてみれば?何でもこの前は自殺騒動も起こしたらしいので」
「わかった。」

私はこう言った。
25 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月15日(月)22時08分00秒
翌朝。
私は自分の部屋で登校の支度をしていた。
制服に着替えるとカバンを持って部屋を出た。
スクーターのエンジンを掛けると私は学校へと走らせた。
しばらくすると学校へ到着した。
駐輪場にスクーターを停めるとそこに瞳がいた。

「○○君、今朝も早いのね」
「ああ・・・」
「一緒に教室に行こうか」
「そうだな・・・」

私はそう言うと二人で教室へと向かっていった。
26 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月15日(月)22時17分23秒
そしてここは、教室の中である。
私はこの中にいた。
そこで私は瞳に話し掛けた。

「あの・・・」
「何?○○君・・・」
「瞳は何かトラウマを持っていたって本当か?」
「えっ?それ誰から聞いたの?」
「真里って言う人から聞いたんだけど・・・」
「そうなの・・・実はあたしいじめられてたの・・・」
「そうか・・・」

私は言った。
さらに瞳はこう続けた。

「あたしって中学時代は目立たなかったの」
「それで?」
「それでよく周りからいじめられてたのよ・・・」
「そうか・・・」
「だから同じ中学の人がいない高校を選んだの」

瞳は言った。
27 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月15日(月)22時49分15秒
放課後。
私は部活をしていた。
すると体育館に瞳がやってきた。

「また見に来たみたいね」

私はそう思った。
しばらくすると部活は終わった。
私は瞳の近くに来るとすぐ話し掛けた。

「今日も見に来たんだね」
「うん、○○君ってかっこいいんだね」
「ありがとう」

私はこう言った。
さらに瞳はこう続けた。

「今日この後時間空いてるかな?」
「大丈夫だよ」
「じゃあ、あたしと何処かに行かない?」
「いいよ」
「じゃあ、裏門の方で待ってるからね」

瞳はこう言うと体育館を後にした。
28 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月23日(火)19時37分25秒
私は部活が終わると裏門へと向かっていった。
すると瞳は裏門に立っていた。

「もう終わったの?」
「うん。」
「じゃあ行こうか」
「わかった」

私はこう言った。
そして2人一緒に裏門を出た。
*そして、ここはとある公園。
私と瞳はここに来ていた。
そこで、瞳は私に話し掛けた。

「○○君」
「何?どうした?」
「あたしを立ち直らせてくれてありがとう」
「当然の事をしたまでだよ」
「○○君って彼女いるんですか?」「幼馴染ならいるけど・・・」
「そうなんだ・・・」
「でも友達ならOKだよ」
「わかった・・・」

瞳は言った。
29 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月23日(火)19時47分10秒
その夜。
ここは私の部屋である。

ピンポーン・・・

部屋のチャイムが鳴った。

「誰なのかな?こんな時間に・・・」

私はこう言うとドアを開けた。
するとドアの前には真希が立っていた。
30 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月23日(火)20時57分11秒
>>28
「Netscape 6.1」で作成すると一部で改行が無視される…
31 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月25日(木)10時35分12秒
「真希ちゃん・・・」
「・・・・・・」
「泣いてんのか?」
「あたし・・・親と喧嘩して飛び出して来ちゃった・・・」
「とりあえず、中入れよ・・・」
「・・・・・・」

部屋に入るやいなや、真希は私の心に飛び込み、泣き崩れた。

「おい・・・ちょ・・・ちょっと・・・」

私は突然の出来事にこう言うしかなかった。
32 名前:名無し読者 投稿日:2001年10月25日(木)10時48分31秒
ひとしきり泣いて、少し落ち着いた真希は、私から身体をそっと離す。

「ごめん・・・」
「そうだ、夕飯まだだよな?私が作ってあげるからちょっと待っててな?」
「うん・・・」

複雑な心境の私はとりあえずキッチンに立ち、夕飯の用意に取り掛かった。
時々居間にいる真希の様子を伺うが、話す事無くじっと座っているだけだった。
しばらくすると夕飯は全部出来上がり、私はそれを居間に運んでいった。

「ほら、出来たよ・・・真希ちゃん、これ好きだっただろ?」
「ありがとう・・・」

真希はこう言うと皿を取った。
この日のメニューはカレーだったのである。
私と真希は黙々と夕食を食べ始めた。
そこで真希は私に話し掛けた。

「○○君・・・」
「何だ?」
「今夜、○○君の部屋で寝ていいかな?」
「うん、いいよ・・・でも親に連絡しなくていいのか?」
「いいんです・・・あんな親はほっといてもらっても・・・」
「わかった・・・」
「じゃあ、○○君と一緒に寝ようね」

真希は言った。
33 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)10時16分31秒
翌朝。
真希は目覚し時計のベルの音で目が覚めた。
そして一回背伸びをするとベッドから出て洗面所へ向かった。
真希は顔を洗うと台所にいる私に声を掛けた。

「おはよう」
「うん、おはよう・・・」
「○○君、昨日はありがとうね」
「いや、気にしなくてもいいよ」
「うん・・・」
「今朝食を作ってるからテーブルに座って待ってて」

私はこう言うと真希を居間に連れていった。
34 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)10時37分07秒
しばらくすると朝食が出来上がった。
私はそれを運ぶと真希と一緒に食べ始めた。
そこで私は真希に話し掛けた。

「真希ちゃん」
「なーに?○○君・・・」
「私の隣の部屋に住んでみない?」
「いいんですか?」
「いいよ、隣の部屋は空き部屋だから」
「やってみようかな・・・」
「じゃあ、私が管理人さんに話をしておくよ」
「ありがとう」

真希は言った。
さらに私はこう続けた。

「さあ、もうそろそろ学校に行くか」
「うん。」

真希はこう言うと私と一緒に部屋を出て、学校へと向かっていった。
35 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)14時04分22秒
ここは教室の中。
私と梨華は雑談をしていた。

「え〜っ?本当ですか?」
「しっ・・・声がでかいよ・・・」
「でも・・・あなたが瞳さんとつきあってたなんて信じられなくて」
「あれは・・・ただ不登校を直しただけだよ・・・」
「って事は・・・?」
「ただの友達。それに私にはちゃんとした彼女がいるんだよ」

二人が話していると、瞳が教室の中に入って来た。
そして瞳は梨華に話し掛けた。

「何だか楽しそうね」
「瞳さん・・・あなた○○君とはどういった関係なの?」
「それはあたしを立ち直らせた人なの」
「じゃあ、どこまで進んだの?」
「キスまでしか進んでないけど?」
「言っとくけど○○君はちゃんとした・・・」
「彼女がいるんでしょ?もうわかってるよ・・・」
「そうだけど・・・」
「じゃあ、あたしやる事があるから・・・」

瞳はこう言うと自分の席に座った。
36 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)16時09分58秒
その日の放課後。
私が帰ろうとすると瞳に呼ばれた。

「○○君・・・」
「どうしたのか?」
「今夜、○○君の部屋に来ていいかな?」
「どうして?」
「話したい事があるの・・・」
「わかった、来てもいいよ・・・」

私は瞳にこう言った。すると・・・

「よかった・・・じゃあまた後でね・・・」

瞳はこう言うと足早に私の元を離れた。
37 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)16時21分03秒
その夜。
ここは私の部屋の前である。
瞳はその部屋のドアをノックした。

「どちら様ですか?」
「あたし、瞳だけど」
「そうか?ちょっと待ってて」

私はそう言うとドアを開けた。

「へへへ、○○君・・・来ちゃった。」
「瞳、よく来たね・・・さあ入って」

私はこう言うと瞳を部屋の中に入れた。
38 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)16時41分09秒
そこで私は瞳に話し掛けてみた。

「私に話って一体何だろうね?」
「二人きりでないと駄目な話なんだけど・・・」
「いいよ、今二人きりだから思い切り言っても」
「あたしと・・・」
「なんだ?」
「あたしと一緒になって?」
「えっ?」

私は瞳の言葉に少し戸惑った。
なぜなら私には真希がいるからである。
私はその事を瞳に言ってみた。

「でも私には幼馴染がいるので」
「あの娘の事なんて忘れちゃって」
「うん・・・わかった、瞳を信じるよ」
「よかった・・・駄目ならどうしようかと思った・・・」

瞳は言った。
と、その時である。
瞳は突然私の頬に口づけをした。
39 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月10日(土)16時50分12秒
瞳は私から離れてこう言った。

「今日はどうもありがとうございました」
「ううん、全然大丈夫だよ」
「これからも○○君と一緒にいたいね」
「うん・・・でも終電は大丈夫かな?」

私は瞳にこう言った。
すると瞳は時計を見てみた。
時間は夜の10時を少し過ぎていた。

「間に合わないみたいなので今日は泊まっていくかな」
「うん、その方がいいよ」
「じゃあ今夜は○○君と一緒にいられるね」

瞳は言った。
こうして私の長い夜は終わりを告げた。
40 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月17日(土)13時36分48秒
翌日。
私は教室の中にいた。
そこで瞳は私に話し掛けた。

「○○君・・・」
「なに?」
「今日、学校終わったら公園に行こう」
「いいけど、何かあるのか?」
「○○君に渡したい物があるの」
「わかった。」
「じゃあ、後でね・・・」

瞳は言った。
41 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月17日(土)13時49分52秒
そして放課後。
私と瞳は郊外の公園に来ていた。
この公園は人通りが全くない寂しい所だった。
そこで私は瞳にこう言った。

「渡したい物って何?」
「ちょっと手を出してみて」
「うん、いいけど・・・」

私はこう言うと手を差し出した。
すると瞳は私の手を自分の胸の上に置いてこう言った。

「○○君、あたしと・・・したい?」
「えっ?何言い出すんだよ・・・」
「触るだけならここでしてもいいよ・・・」
「でも・・・」
「大丈夫、ここはあまり人こないから」
「わかった・・・」

私はこう言った。
42 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月17日(土)14時01分17秒
すると瞳は私の口元に深く口づけをした。
そして私は瞳の制服のスカートを捲り上げると大切な部分を撫で始めた。
だが私はすぐに手を止めて、瞳から離れた。

「ごめん、私には少ししか出来ないよ」
「そうなの・・・」
「瞳の渡したい物ってこれだったんだね」
「うん・・・」
「でも充分うれしいよ、ありがとう・・・」
「喜んでもらえてよかった」
「じゃあ、私はこの辺で失礼するよ」
「うん、ありがと・・・」

瞳は言った。
すると私は公園を後にして、自分の部屋に帰る事にした。
43 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月26日(月)10時44分43秒
と、次の瞬間である。

ドスン・・・

こんな音が聞こえたかと思うと背中が熱くなってきた。
勿論、私には何が起こったのかわからない。
私は瞳に話し掛けてみた。

「瞳・・・どうして・・・?」
「お前も甘い言葉に引っかかったね」
「それは?」
「本当言うとあたしはお前なんか嫌いだったの・・・」
「・・・って事は裏切ったな?」
「甘い言葉につられるお前が悪いのよ・・・じゃあ、あたしは帰るね」
「ちょっと待てよ・・・」

私はこう言うが力が出ない。だんだん血が溢れてきた。
薄れ行く意識の中で私はこう呟いた。

「ああ、私はもう死ぬんだな・・・一度でいいから素直になりたかったな・・・」
44 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月26日(月)10時58分38秒
「・・・○○さん」
「?」

遠くで誰かの声が聞こえてきた。
私はこの声で目覚めた。

「ここは・・・?」
「病院だよ」

私は病室のベッドの上にいた。
ふと、自分の体を見てみると包帯が巻かれていた。

「○○さんを病院まで運ぶの大変だったんだからね・・・」
「貴方が運んでくれたんですか?」
「うん・・・塾からの帰りに○○さんが倒れてたから」
「ありがとう・・・それでお名前は?」
「あたしは飯田香織といいます」

香織は言った。
45 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月26日(月)11時04分54秒
そこで、私は香織に話し掛けた。

「それで、私はどうなったのか?」
「大丈夫よ、一週間で退院できるって」
「ごめん、私がゆっくりしてたばっかりにこんな事になって・・・」
「○○さんのせいじゃないよ」

香織は言った。すると・・・

「○○君!」
「真希ちゃん・・・」

真希が病室に入ってきた。

「大丈夫?○○君、刺されたって聞いたよ」
「心配かけてごめん・・・でも一週間で退院できるって」

私は真希にこう言った。
46 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月26日(月)16時03分23秒
そして1週間後。
私は無事に退院できた。
私は自分の部屋で何かを考えていた。

「あの裏切り者はどうやって退治しようか・・・」

そう思っていると一本の電話が掛かってきた。
私は思い切って受話器を取ってみた。

「○○君」
「真希ちゃん。」

電話の相手は真希だったのである。
真希は私にこう言い出した。

「○○君を刺した犯人が見つかったよ」
「どこにいるのか?」
「友達と一緒に近くのバーに行ってるらしいよ」
「わかった」

私はこう言った。
47 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月26日(月)16時12分50秒
そして私は受話器を置くと自分の部屋を出て、近くのバーへ向かっていった。

「あの裏切り者は絶対許さない・・・」

私はこう呟きながら歩いていった。


所変わってここは、とあるバーである。
瞳は中学時代の仲間とここに来ていた・・・

「今度の相手も上手く騙せたね」
「さすが、瞳ちゃんのウソは凄いね」
「チョー演技派じゃん。」
「さーて、今度は誰を騙すかな?」
「創立者の娘でも騙してみては?」
「それいい考えだね」

瞳は言った。
48 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月26日(月)16時19分29秒
私はとあるバーの前に到着した。
ドアを開けて中に入るとやはり瞳がいた。
私は瞳にこう言った。

「お前・・・こんな所で何をやっている?」
「○○君?」
「まさか、お前に裏切られるとは思ってもみなかったよ・・・」
「いや、違うの・・・それは・・・」
「うるさい!これから俺がお前を成敗してやる!」
「○○君、信じて!悪気はなかったの・・・ただ・・・」

私は瞳の言葉を遮って強烈なパンチを腹部に放った。

「うぐっ」

瞳はこう言って倒れた。
49 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月26日(月)16時34分56秒
私は瞳の髪を掴んでこう言った。

「俺の心の傷はこれだけでは癒えないんだ・・・責任を取ってもらうぜ」
「ねっ・・・話そう?○○君・・・本当に悪気はなかったの・・・」
「だめだ・・・もうお前だけは許すことは出来ない・・・」

私はこう言うと右フックを瞳の頬に打ちこんだ。
私はなおも瞳を殴り続けている。すると・・・

「もうやめて!」
「もう気がすんだでしょ!」

瞳の友達が二人私を引きとめた。
柴田あゆみは瞳にこう言った。

「大丈夫?」
「・・・あゆみ?」
「あ〜あ、こんなに殴られて・・・」
「瞳・・・もうお前とはこれっきりだ・・・」

私はこう言うとその場を去っていった。
50 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月28日(水)10時47分32秒
そしてここはとあるコンビニの前である。
私はここの公衆電話で話をしていた。
その相手は真希であった。

「真希ちゃん・・・」
「何?どうしたの○○君・・・」
「悪いけど近くのファミリーマートに来てくれないか?」
「うん・・・」
「ちょっと話があるんだけど・・・」
「わかった・・・」

真希がこう言ったのを最後に電話が切れた。
私は静かに受話器を置いた。
51 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月29日(木)11時00分07秒
しばらく待つと真希がやってきた。
そして真希は私に話し掛けた。

「○○君、あたしに話があるの?」
「うん・・・」
「何なの?」
「私はたった今犯人をやっつけて来たよ」
「そう・・・」
「あーあ、私はダメな男さ・・・あんな女に裏切られるなんて・・・」
「ダメじゃない!」

私の言葉に真希は思わず悲鳴に似た声を出した。
52 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月29日(木)14時53分26秒
「真希ちゃん・・・」
「○○君がそんな弱気でどうするのよ・・・」
「・・・・・・」
「あたしの好きな○○君は弱くないの・・・」
「・・・・・・」
「ねぇ、元気出してよ・・・○○君・・・他の女に裏切られて落ち込まないで・・・」

気が付くと真希は涙声になっていた。

「わかった・・・」
「あたしがいるでしょ?だから元気を出して・・・」

真希の目から涙が落ちてきた。
すると真希は私の心に飛び込み、声を押し殺して泣いた。
私はすぐに真希を慰めた。
53 名前:名無し読者 投稿日:2001年11月30日(金)16時31分12秒
再びここは、私の部屋の中である。
真希はここに来ていた。
そこで私は真希に話し掛けた。

「真希ちゃん・・・」
「なに?○○君・・・」
「さっきはごめん」
「ううん、いいのよ・・・」
「やっぱり真希ちゃんが一番いいよ」
「そう?」
「そうだよ」
「あたしもさっきは急に泣いちゃってごめんね」
「いいよ、気にしてないから」

私はこう言った。
54 名前:名無しさん 投稿日:2001年12月04日(火)17時03分01秒
交信してくれ!あ、間違えた。更新してくれ。
55 名前:名無し読者 投稿日:2001年12月08日(土)10時44分27秒
翌朝。
ここは教室の中である。
そこで梨華は私に話し掛けた。

「また瞳さんが来なくなったね」
「そうだな・・・」
「ねえ、一体どうしたのかな?」
「実は・・・」

私は思い切って今までの事を梨華に話し掛けた。
すると、梨華は驚いた声でこう言った。

「何?瞳さんは○○君を裏切ったの?」
「うん・・・」
「絶対許さない・・・仕返しに行ってやる・・・」
「でも私がやったからいいよ・・・」
「でもあたしがやらないと気が済まないの!」

梨華は言った。
56 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月03日(木)11時14分06秒
ここは、梨華の自宅の部屋である。
私は安倍さんとここに来ていた。
私達はいろいろと話し合いをしていた。

「さて、あの人をどうするべきか・・・」
「○○君を裏切った上に刺したからね」
「そうだ、ここはひとつOBに頼んでみては?」
「いいね。」

安倍さんはこう言っていた。
57 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月03日(木)13時10分47秒
梨華達はOBである中澤裕子の部屋に来ていた。
梨華は早速裕子に話し掛けた。

「あの・・・」
「南でしょう?」
「実はあたし達の仲間が裏切られたんです」
「誰に?」
「同級生の方にですよ」
「そうか?ならばその事を詳しく話して」
「はい。」

梨華はそう言うと今までの事をすべて裕子に話した。
すると、裕子はこう言った。

「裏切った方と一度話し合いをすれば大丈夫」
「わかりました」
「丁度今日の夕方から夏祭りがあるのでそこに誘ってみては?」
「はい。」

梨華は言った。
58 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月04日(金)21時52分05秒
籠球てなに?
59 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月07日(月)22時16分40秒
籠球=バスケットボール
昔、リングの変わりに籠を使ってたことから、この名前になったらしい
60 名前:名無し読者 投稿日:2002年02月24日(日)22時14分47秒
早く続きを。
61 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月06日(土)10時51分36秒
どうした?早く続きをどうぞ・・・
62 名前:名無し読者 投稿日:2002年04月11日(木)21時30分55秒
川o・-・)<・・・





川o・∀・)<!! 



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