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DRIVEN−ドリヴン−
- 1 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月22日(水)10時49分33秒
- −プロローグ−
2001年9月×日、モーニング娘。のメンバーである辻希美は学業専念の為に脱退を表明した。
- 2 名前:作者。 投稿日:2001年08月22日(水)10時54分48秒
- この作品は映画「DRIVEN」とは少し異なります。
未来のモー娘。を描いていくと思うのです。
- 3 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月22日(水)11時12分03秒
- −1−
モーニング娘。のコンサート最終日。
1ヶ月間続いたコンサートも石川・小松ドームで終了となる。
希美はモー娘。としては最後のコンサートとなった。
ここは楽屋の中。
飯田圭織は希美にこう言った。
「どうして?」
「なにが?」
「どうしてモー娘。を辞めたりするの?」
「・・・」
「娘。にいても勉強は出来るのに・・・」
「仕方がないのれす」
「でも・・・」
「飯田さんといた1年半楽しかったのれす」
「・・・」
「あたしの分までがんばるのれすよ」
「わかった・・・」
圭織は泣くまい、と涙を堪えていたのであろう。
こうして最後の挨拶を終えると希美は芸能生活に別れを告げた。
他のメンバー達はすでに泣いていたが圭織だけは我慢をしていた。
しばらくするとメンバー達は宿舎へと向かっていった。
- 4 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月22日(水)11時25分56秒
- 「希美ぃ・・・希美ぃ・・・」
圭織は泣いている。人前では泣けないから隅の方でこう呟いていた。
すると吉澤ひとみは圭織に話し掛けた。
「圭織・・・」
「よっすぃー・・・あたしはどうしたらいいの・・・」
圭織は泣きじゃくる。あの人を想って。
すると圭織の1年半の思い出が走馬灯のように浮かんできた。
「圭織・・・大丈夫だよ・・・」
「うぅ、ひっく・・・うぇぇ〜〜。」
「また会えるし、それに私がいるから・・・」
「よっすぃー?」
「私がいるから・・・」
「そうだよね・・・ありがとうよっすぃー・・・。」
圭織は言った。
こうして圭織の長い夜は終わりを告げた。
- 5 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月22日(水)11時36分30秒
- 翌朝。
圭織は時計のアラームの音で目が覚めた。
「おはよう」
ひとみは圭織に言った。
「うん・・・」
「もうそろそろ立ち直ったほうがいいよ、いつまでも落ち込んでないでさ・・・」
「わかった・・・」
「がんばってね」
「ありがとう・・・あたしもリーダーとしての自覚を持たないとね・・・」
「そう、その心意気よ」
ひとみは明るい声で圭織に言った。
圭織は元気を取り戻してこう呟いた。
「希美・・・あたし希美の分まで頑張るからね・・・」
−END−
- 6 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月22日(水)11時43分38秒
- −2−
コンサートを終えて東京に帰ってきたメンバー達。
そこではまた普通の日々が続いていた。
しかし精彩さが欠けているメンバーがいた。
それは、安倍なつみ。
なつみは床に座り込むとこう呟いた。
「あぁ、もう駄目だ・・・」
「ほら・・・もっとがんばって・・・」
矢口真里はなつみにこう言った。
- 7 名前:名無しさん 投稿日:2001年08月22日(水)13時08分34秒
- 「希美がいなくなって寂しいのは判るよ。」
「うん・・・」
「でも何時までも悲しんでたら駄目なの、わかった?」
「わかった・・・」
真里はこう言ってなつみを慰めた。
こうしてこの日の仕事はすべて終わった。
そこで真里はなつみにこう言った。
「今日は一緒に帰ろうか」
「うん・・・」
なつみは言った。
そして二人一緒にスタジオを出た。
- 8 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月10日(水)13時34分33秒
- しばらくすると二人はなつみの部屋に到着した。
なつみはドアを開けるともう一つ靴があるのを見た。
そして中に入るとひとみが居間にいた。
「よっすぃー・・・」
「なっち・・・」
無言の二人。
しかし、なつみの方から話し掛けてきた。
「どうしてここに・・・?」
「なっちに話があって来たのよ・・・」
「わかった、今何か飲むのを入れてくるから待ってて」
するとなつみは台所へと向かった。
- 9 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月10日(水)15時46分41秒
- しばらくして、なつみはひとみに話し掛けた。
「あたしに話って何なの?」
「何とかして圭織を慰めてやりたいけど・・・なっちなら何かいい方法ない?」
「ないこともないけど・・・」
なつみは曇った声でこう言う。
と、そこでひとみは言った。
「どんなのですか?」
「集会でもしようか?」
「それっていいかも・・・」
ひとみは言った。
- 10 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月20日(土)19時59分56秒
- 数日後。
なつみは圭織と一緒に都内某所の歩道を歩いていた。
そこで圭織はなつみに話し掛けた。
「あたしに用があるって、一体何なの?」
「ついて来れば分かるよ」
「それより、どこに行くの?」
「いい場所に・・・ね?」
なつみは言った。
しばらくするとなつみ達は『花知会館』に到着した。
「ほら、付いたよ」
なつみはこう言うと早速中に入っていった。
- 11 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月23日(火)11時37分33秒
- なつみが階段を上っていると一人の男性に出会った。
その男性はなつみに話し掛けた。
「おお、安倍ちゃんじゃないか・・・」
「どうもお久しぶりです」
「今日はまたどうしたのか?」
「今日はここで集会があるの。」
「娘。の激励集会か?他の関係者はあまり出たがらないけど・・・偉いの〜安倍ちゃん、この集会に顔出して損はしないぜ」
「はい、ありがとうございます・・・」
なつみは言った。
するとなつみはホールの中に入っていった。
- 12 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月23日(火)11時47分09秒
- ホールには他のメンバーが席に座って待っていた。
なつみは右側の席に座ると隣に座っていた保田圭に話し掛けた。
「集会はまだ始まらないの?」
「あと5分すれば始まるよ」
「わかった」
なつみは言った。
するとなつみは舞台の方を見てみた。
舞台にある看板には「モーニング娘。激励集会 平成13年10月8日」と書かれており、周辺には色鮮やかな造花が飾られていた。
しばらくすると集会の方は始まった。
- 13 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月23日(火)19時02分42秒
- 司会者であるつんくは挨拶の言葉を語っていた。
「モーニング娘。は先月末に1人脱退して12人になりましたが・・・」
その話も聞かず、圭織はなつみに話し掛けた。
「あたしを慰めるためにここに連れて来たの?」
「そうよ」「ありがとう」
圭織は言った。
しばらくすると集会は司会者の乾杯の音頭で盛り上がり始めた。
- 14 名前:名無しさん 投稿日:2001年10月26日(金)15時52分01秒
- しばらくすると石川梨華は圭織に話し掛けた。
「飯田さん」
「なに?」
「今日は時間気にしないで楽しんでね」
「わかった」
圭織は言った。
すると圭織はグラスに残ったビールを一気に飲み干した。
- 15 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月20日(火)11時02分28秒
- しばらくすると集会の方は盛り上がってきた。
圭は圭織の側に座るとこう言った。
「どうです?楽しんでます?」
「うん・・・」
「ほらほら、もっと飲んで飲んで・・・」
「うん、ありがと・・・」
圭織はこう言うとグラスを持った。
そしてそのグラスに氷を入れ、ブランデーを注いだ。
- 16 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月21日(水)10時15分14秒
- しかし楽しい時間というのは早く過ぎて行く物である。
激励集会はもうすぐ終わりの時間となった。
そこで、司会者のつんくが舞台に登場してこう言う。
「本日の激励集会は終了致します。お帰りの際は足元にお気をつけて下さい」
「えっ?もう終わりの時間?」
司会者の話に圭は驚いた声で言った。
そしてすぐに外に出る事にした。
娘。達は席を立つと一斉に外に出ていった。
- 17 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月21日(水)10時23分03秒
- ここは、『花知会館』の出入り口前である。
娘。達はここで軽いお喋りをしていた。
「圭織はどうする?」
「だからね・・・帰りが心配だけど・・・」
「そうだ、仲のいいメンバーに送ってもらえば?」
「それがいいね」
「じゃあちょっと待っててね」
なつみはそう言うと公衆電話の方に向かった。
圭織はこの様子を黙って見続けていた。
しばらくするとなつみが戻ってきた。
そこで圭はなつみに話し掛けた。
「どうだった?」
「OKだって」
なつみは言った。
- 18 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月21日(水)10時34分03秒
- しばらくすると会館内に一台のワゴン車が入ってきた。
そしてワゴン車から一人の女性が降りてきた。
その女性は斉藤瞳(メロン記念日)であり圭織達とは祭ユニットで一緒だった。
「なっち久しぶり、祭ユニット以来だね」
「こちらこそ無理に頼んで悪いね」
「で、今日はどうしたの?」
「圭織を送ってもらいたいんだけど・・・」
「大丈夫だよ、今日はあたしの部屋に泊めてあげる・・・もう時間も遅いし」
「そうですか・・・」
なつみは言った。
するとなつみは圭織をワゴン車に乗せた。
「じゃあ、あたしはこの辺で帰るね」
「うん、瞳ちゃん・・・圭織の事よろしくね」
「わかった」
瞳は言った。
するとワゴン車は瞳の部屋に向かうために走り出した。
−END−
- 19 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月22日(木)11時09分56秒
- −3−
「飯田さん」
「希美?」
「ののは、勉強の甲斐あって私立の高校に合格出来たのれす。」
「よかったじゃん・・・」
「れも、ののは知ってるのれす・・・もう飯田さんとは会えないって」
「どうして?」
「全寮制なのれす」
「そんな!休みの日だけでも一緒にいようよ」
「それは無理なのれす・・・」
「希美ぃ・・・」
「じゃあ、ののはそろそろ行くのれす」
「待ってよぉ・・・希美ぃ・・・あたしを置いてかないで・・・」
- 20 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月22日(木)11時29分31秒
- 「・・・飯田さん?」
「?」
瞳はこう言って圭織を起こした。
どうやら今までのは夢だったらしい。
「目が覚めたのね」
「あれ?ここは・・・?」
「あたしの部屋よ」
瞳はこう言うと自分のポジションに戻ってPCを再びやり始めた。
圭織は早速瞳に話し掛けた。
「あの・・・」
「何よ?」
「昨日あたしはどうなったの?」
「飯田さんは昨日飲み過ぎたのよ・・・」
瞳はPCのオンライン・ゲームをしながらこう言った。
「じゃあ、どんなしてここに来たのかな?」
「あたしが車で送ってあげたのよ」
瞳は言った。
- 21 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月22日(木)11時36分43秒
- 「どうもすいません・・・瞳さんに送ってもらって・・・」
圭織はこう言うと少し頭を下げた。
「いいのよ、そんな事は・・・あっそうだ、飯田さん今日オフだよね?」
「うん・・・」
「だったら他の娘達と何処かに行こうか?」
「いいんですか?」
「うん、あたしも行くから」
「わかりました・・・じゃあ一緒に行きましょう・・・」
圭織はこう言うと布団から出た。
- 22 名前:名無しさん 投稿日:2001年11月27日(火)11時34分52秒
- ここは、渋谷の街である。
圭織達はこの場所に来ていた。
そこで、瞳は圭織に話し掛けた。
「ねぇ、他に誰が来るの?」
「さあ・・・」
圭織は言った。
すると懐かしい声が聞こえてきた。
「圭織ちゃん、久しぶりだね・・・」
「市井ちゃん?」
市井紗耶香が圭織達の前に来た。
- 23 名前:名無しさん 投稿日:2002年01月15日(火)11時19分01秒
- 「ちょっと待って、あたしも一緒に行こう」
ある場所から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
圭織はその場所へ振り向く。
すると梨華が立っていたのである。
梨華はガムを噛みながら圭織達に話し掛けた。
「飯田さんはどうしてるのか気になって来たの」
「そうですか」
「さあ、早く行きましょう」
梨華は言った。
- 24 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月09日(土)11時49分04秒
- ここは、後楽園遊園地である。
梨華達はここに来ていた。
そこで、圭織は早速紗耶香に話し掛けた。
「市井ちゃん・・・」
「ん?なあに?」
「市井ちゃんが復帰するまであと1ヶ月だね」
「うん、長かったな今まで・・・」
「裕ちゃんと一緒に歌うんだよね?」
「そうよ」
紗耶香は言った。
- 25 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月11日(月)14時18分11秒
- ここは、渋谷某所にあるゲームセンターである。
真里は慌ててこの中に入った。
「あ〜あ、矢口さん・・・ノックだけでもしてと言ったでしょ?」
戸田鈴音は真里を見てこう言った。
真里は早速こう言い出した。
「それが大変なんですよ・・・」
「どうして?」
「加護がいなくなったらしいのよ・・・」
「そんなのあたし達に関係あるの?」
鈴音はこう言うとポケットからセーラム・ライトを出した。
そしてそれを一本取り出すと口にくわえて火をつけた。
「煙草吸ってる暇あるんですか?」
真里がこう言っても鈴音は聞かないフリをした。
すると木村麻美が真里の前に来た。
「何をそんなに焦ってるの?」
麻美は真里にこう言った。
先ほどまで奥でビリヤードに興じていたらしく、麻美の顔は少し汗ばんでいた。
- 26 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月12日(火)14時10分02秒
- 「ああ、麻美・・・大変なのよ・・・」
「どうかしたの?」
「加護が・・・いなくなったらしい・・・」
「それは大変だ・・・」
麻美は声を詰まらせてこう言った。
すると麻美は立ち上がって、公衆電話のあるカウンターへと向かった。
「今知り合いに聞いてみるからちょっと待ってて」
麻美は真里にこう話し掛けた。
- 27 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月12日(火)15時17分35秒
- 麻美は受話器を取るとコインを入れてある所へダイヤルした。
「もしもし」
しばらく待っていると聞き覚えのある声が聞こえた。
「あたし、麻美だけど・・・」
「ああ、麻美さん?どうしたんです?」
電話の相手は柴田あゆみだった。
麻美は、あゆみにこう話し掛けた。
「亜依ちゃんがいなくなったみたいで・・・」
「それなら中澤さんと鎌倉に行ってるよ」
「そうですか・・・でもあゆみちゃんは今どこにいるの?」
「新宿の映画館にいるよ」
「わかった、どうもありがとう」
麻美はこう言うと受話器を置いた。
そして、また真里達の所へ戻っていった。
- 28 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月16日(土)10時12分53秒
- 「どうだった?」
真里は麻美にこう言って話し掛けた。
すると、麻美はこう言った。
「慌てる事はないよ・・・」
「?」
「中澤さんと一緒に鎌倉へ行ってるのよ」
「どうして?」
「オフを楽しんでいるらしいの」
麻美は言った。
- 29 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月23日(土)10時50分06秒
- その夜。
なつみは自宅の浴室の中にいた。
浴槽に浸かりながらなつみはぼんやりと天井を見つめていた。
なつみは第4期追加メンバーとして、娘。に入って来た希美を想っていた。
幼い言葉が魅力的だった彼女はもう娘。には帰ってこない。
くううううっ、となつみは涙を堪えると浴槽の湯で顔を洗い、浴室を出た。
なつみは服を着替えると居間にやって来た。
するとなつみは居間の電気をつけてみた。
帰宅時に蛍光灯を取り替えたために昼間のように明るかった。
そこでなつみは夕食を作るために台所へと向かった。
- 30 名前:名無しさん 投稿日:2002年03月25日(月)13時48分48秒
- しばらくすると、なつみの部屋の電話が鳴った。
なつみは電話を取るともしもし、と言った。
その電話の相手は中澤裕子であった。
「なっち、今何をしてたん?」
「夕食を作っているところ」
「そうか・・・なっちに言いたい事があるんけど・・・」
「?」
「ちょっと、なっちの部屋に来てもええか?」
「いいよ」
「じゃあ、すぐ来るから待ってて」
裕子がこう言った途端、電話は切れた。
なつみはすぐに受話器を置いた。
- 31 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月18日(木)19時37分11秒
- しばらくするとドアをノックする音が聞こえてきた。
「来ましたよ・・・」
なつみはこう言うとドアを開けた。
すると玄関前には裕子が立っていた。
裕子はなつみに話し掛けた。
「夕食時に来て悪いね」
「気にしないよ」
「どうしても言いたいことがあって・・・」
「じゃあ、中に入って」
なつみはこう言うと裕子を中に入れた。
- 32 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月18日(木)19時49分39秒
- 「そうだ、裕ちゃんは夕食はまだだよね?」
なつみは裕子にこう話し掛けた。
すると、裕子はこう言った。
「まだですよ」
「じゃあ、一緒に食べません?」
「ええよ」
「ちょっと待っててね・・・今入れてくるから」
なつみはこう言うと台所へと向かった。
*
しばらくして夕食が終わるとなつみは裕子に話し掛けた。
「今日の夕食が冷凍食品で悪かったね」
「いや、充分おいしかったよ」
「ところで、言いたいことって何です?」
「実は・・・加護のことなんやけど・・・」
「亜依ちゃんがどうかしたんですか?」
「少しの間だけ活動を休みたいと言ってきたんや・・・」
裕子は言った。
- 33 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月18日(木)19時51分06秒
- 「そうだ、裕ちゃんは夕食はまだだよね?」
なつみは裕子にこう話し掛けた。
すると、裕子はこう言った。
「まだですよ」
「じゃあ、一緒に食べません?」
「ええよ」
「ちょっと待っててね・・・今入れてくるから」
なつみはこう言うと台所へと向かった。
*
しばらくして夕食が終わるとなつみは裕子に話し掛けた。
「今日の夕食が冷凍食品で悪かったね」
「いや、充分おいしかったよ」
「ところで、言いたいことって何です?」
「実は・・・加護のことなんやけど・・・」
「亜依ちゃんがどうかしたんですか?」
「少しの間だけ活動を休みたいと言ってきたんや・・・」
裕子は言った。
- 34 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月18日(木)19時51分40秒
- 「そうだ、裕ちゃんは夕食はまだだよね?」
なつみは裕子にこう話し掛けた。
すると、裕子はこう言った。
「まだですよ」
「じゃあ、一緒に食べません?」
「ええよ」
「ちょっと待っててね・・・今入れてくるから」
なつみはこう言うと台所へと向かった。
*
しばらくして夕食が終わるとなつみは裕子に話し掛けた。
「今日の夕食が冷凍食品で悪かったね」
「いや、充分おいしかったよ」
「ところで、言いたいことって何です?」
「実は・・・加護のことなんやけど・・・」
「亜依ちゃんがどうかしたんですか?」
「少しの間だけ活動を休みたいと言ってきたんや・・・」
裕子は言った。
- 35 名前:名無しさん 投稿日:2002年04月18日(木)19時52分15秒
- 「そうだ、裕ちゃんは夕食はまだだよね?」
なつみは裕子にこう話し掛けた。
すると、裕子はこう言った。
「まだですよ」
「じゃあ、一緒に食べません?」
「ええよ」
「ちょっと待っててね・・・今入れてくるから」
なつみはこう言うと台所へと向かった。
*
しばらくして夕食が終わるとなつみは裕子に話し掛けた。
「今日の夕食が冷凍食品で悪かったね」
「いや、充分おいしかったよ」
「ところで、言いたいことって何です?」
「実は・・・加護のことなんやけど・・・」
「亜依ちゃんがどうかしたんですか?」
「少しの間だけ活動を休みたいと言ってきたんや・・・」
裕子は言った。
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