移転しました。
実際の娘の年齢とは、まったく異なってます。
学園モノです。
「今日！石川に告白するぞ！この朝日に誓って！」
時は『春』
窓から朝日に指を指して矢口は叫んだ。燃えている。
矢口真里。○○女子高校二年生。A型。（～＾◇＾～）
ただいま石川梨華に夢中である。
「絶対、成功だ～！！」
そういって 矢口は学校に向かった。気合いをこめてダッシュで。
っというより走らないと遅刻する。
「あ、矢口先輩！」
「んん？」
矢口は声が聞こえた方に振り向く。
「よっすぃ～！」
「おはようございます。矢口先輩。」
吉澤ひとみ。矢口のひとつ下の一年生。（Ｏ＾～＾Ｏ）
男前！っと学校で評判だ。
中学の時は今と同じ女子校だったのでよく後輩に告白されてたらしい。
しかし今は恋人（女）がいる。
「ちょうど良かった！後ろ乗せて！」
「あ、はい。いいですよ。」
「やった～！ありがとよっすぃ～！これで遅刻はまぬがれた！」
こうして矢口は２ケツで学校に向かった。
「…せんぱ～い、なにを成功したいんですか～？」
「ありゃ、聞こえてたか……。う～ん、成功したら教えてあげる♪」
「むむむ、秘密ですか」
「ほら、よっすぃ～とばしてとばして！」
「ダメですよ～、ただでさえこの２ケツ、先生に見つかったら怒られるのに。そろそろ学校だし…」
「ぶー…。」
そして学校についた。
スポーツを盛んとし、生徒数2000人のマンモス学校。
学力はいまいちなので入ろうと思えば誰でも入れるような（男以外）学校である。
キーンコーンカーンコーン…
「んじゃ、よっすぃ～ありがとね！またあとで！」
「はい、また！」
矢口は吉澤と別れ、自分の教室へ。
ガララララ
「よかった、間に合ったみたい。。」
「矢口、おはよ～。」
「おう、なっち、おっは～。」
安倍なつみ。矢口のクラスメイトであり、良き相談者でもある。（●´ ー ｀●）
小さいころは北海道で暮らしていたらしい。
「え？…あ！まさか…。」
「そう！今日！石川に自分の気持ち伝えるんだ！」
「うわあ！矢口、やっとその気になったんだ！」
この時安倍には矢口が輝いているように見えたらしい。
（●´ ー ｀●）＜・・・・・ ☆（～＾◇＾～）☆
「うん！ヤグチがんばるよ！」
「なっちも影ながら応援するべさ！」
「ありがと、なっち。」
こうして矢口の学校での一日が始まった。
エロはない（予定）です。
これｵﾓｼﾛｲﾈ
「えっとな～、これがこうやからな～」
先生の声が教室に響くなか、矢口はいつ、どこで告白するかを考えていた。
「（う～ん、一回目のチャンスは昼休みのランチタイムだね…）」
「じゃ、この問題を～…にやってもらおか。」
「（石川を誘って屋上いくか…なんとか二人っきりにならないと…）」
「ん？コラ！矢口！」 ビュ！
先生の手から投げ出された何かが宙を舞う。
コン！
「いて！？こ、これって…チョ、チョーク…」
矢口にチョークが当たった。
「さっきからなにボーっとしてんねん。」
「裕ちゃん、だからってチョークは…」
「え～！」
教室に笑いが起きる。
「文句いわずいく！」
「は～い・・・（もう、今どき廊下に立たす教師なんていないよぉ…）」
矢口はブツブツ言いながら廊下に出ようとした
「…！こら、矢口。」
「ん？なに裕ちゃん？」
「コレも持っていき。コレ」
「コレって…」
「見てわからんか？『バケツ』や。」
中澤が矢口に『バケツ（水入り）』をわたす。
「重い・・・・・・（こんなサザ●さんのカ●オみたいなこと…）」
「ウチが良いでっていうまでやで。」
「へ～い。。」
矢口廊下ではバケツを持って中澤の良いでという言葉をまっていた。
しかし、中澤の良いという言葉は授業が終わるまで出なかった。
「こら！アホ裕子！授業おわったじゃん！」
「裕ちゃんのありがたい授業を聞かん矢口が悪いんや。あとの授業はちゃんと受けや。今みたいになんで。」
「ぶー。」
矢口はこの後の授業はちゃんと受けたようだ。告白のことは心の隅において。
そして矢口待望の昼休み！
ありがとうございます。
これからもがんばりますので、是非見守って下さい！
>>名無し男さん
そういうのもたびたび使っていこうと思います。
頑張ってください！！応援してます！！
「じゃ、いってくるよ、なっち。」
「うん！がんばってね、矢口。」
「もし成功したらなっちにまっ先に報告するね！」
そう言って矢口は石川の教室へ走った。
「矢口なら大丈夫だべ～！良い報告を期待しとくべさ～！」
後方から安倍の声が響いた。
石川の教室。
ドアからひょいっと顔を出す矢口。
「（石川どこかな～？）」
矢口はキョロキョロと教室を見渡した。
「（…………え～！？なんでいないの～！？も～！）石川～！」
叫ぶ矢口。とその時後ろに…
「はい？なんですかぁ？矢口さん。」
・・・・・・・・・・・。
数秒見つめ合う二人…お～い矢口さ～ん？
「…！！！ワーッ！！！！石川どぁ～！！！！！」
廊下にいる人全員がこの声にビックリする。
「・・・・っ！矢口さんが呼んだんでしょ～？」
耳をふさぎながらいう石川。
「あ、ああ。そうだった。アハハ…」
「何か用ですか？矢口さん。」
テニス部所属。
小学校時代からずーっとやってるので実力は上等。
いまやスーパールーキーである。
「えっとね…お昼一緒に食べない？」
「あ、はい。もちろんいいですよ。」
よっしゃ、と影でガッツポーズする矢口。
「じゃ、よっすぃ～とかも誘って…」
「あ！ちょっと待って！二人っきりで…話したい事あるし…」
「え？あ、そうですか…。でもいいですよ。」
「じゃ、屋上行こう♪」
『ナイスだべさ。矢口！』っと安倍の声が聞こえそうな矢口であった。
ありがとうございます！
（●´ ー ｀●）＜がんばるべさ～。
（ ＾▽＾）＜是非最後まで見て下さ～い。
（～＾◇＾）＜いつ終わるか未定だけどね！キャハハハ！
ハロモニで梨華女王にボールが落ちる時、最初は手を叩いてからかっていても
予想以上の勢いに「あー、ダメ！危ない。大丈夫？」と焦る矢口に妄想（ｗ
あと、ツッコム時は『石川』で普通に話し振る時は『梨華ちゃん』なところとか…
いしやぐ萌え！
「（お、ラッキー♪誰もいない♪）」
幸いにも誰もいなかった。
「じゃ、座って食べましょうか♪」
「うん！」
矢口と石川は近くにあった、座れるとこで食べ始めた。
（ ＾▽＾）＜♪ お腹へった～。＞（＾◇＾～）
「あ、矢口さんのお弁当おいしそ～！いいなあ～。」
「え？そうかな？食べる？」
「悪いですよ～。私の分ちゃんとあるのに。」
そういうと石川は売店で買ってきたと思われる、パンと牛乳を取り出した。
石川の両親は石川が小さい時、
石川ひとりを残して他界してしまったのだ。
原因を石川が知ったのは亡くなってずっと後だった。
その時の石川には泣くことしか出来なかったのだ…。
「イイよ！イイよ！食べて。ヤグチダイエット中だし！」
「え～？良いんですかぁ～？じゃ、いただきます。」
もちろんウソだ。
矢口はダイエットなんてしていない。
「この卵焼きおいし～！」
「そ、そう！？これヤグチがつくったんだよ～！」
これは本当である。
「本当ですかぁ！？マジでおいしぃ～ですよぉ。」
「うれし～♪」
「作り方教えてくれます？」
「いいよ～、まずね～…」
「（ハッ！！な、なっち！？）」
天の声が…いや安倍の声が矢口の頭に走った。
矢口が真の目的を思い出す。
「・・・・・・・・・・・・・。」
「ん？矢口さん？」
矢口の顔を覗き込む石川。
矢口の心は決まった。
「あ、あのさ、石川、ちょっとマジな話しするんだけどさ…。」
「はい？なんですかぁ？マジな話しって？」
「あ、あのね…」
・・・・・・・・・・。
「矢口は……矢口は石川のことが…」
（ ＾▽＾）＜？ …＞（#＾◇＾～#）
いしやぐイイっすよね！いしやぐ萌え！！
ハロモニといえば、あの（#＾▽＾）＜新婚さんみたい
が個人的に上半期ベストヒット賞だった（w
これからもがんばりますので、よろしくお願いします！
顔文字効果は絶大じゃのー。
顔を極限まで赤らめながら、矢口が最後の一言を言おうとした時…
「や～ぐちさ～ん、梨華ちゃ～ん。いる～！？」（Ｏ＾～＾Ｏ）
！？
「あ！よっすぃ～！ここだよ～！」
石川が呼ぶ。
（（（（（Ｏ＾～＾Ｏ） お～い＞（＾▽＾ ） …＞（・◇・～；）
「あ、いたいた～！私も混じってい～い？」
「もちろん良いよ、ね、矢口さん？」
「え？あ…う、うん。も、もちろん大歓迎だよ…ハハハ…」
「良かった～。」
その後、三人で仲良く笑顔のたえない昼食を食べたそーな。
矢口は表面でしか、笑ってなかったが。
（～・◇・）＜キャハハ…
三人での昼休みはそのまま終わってしまった。
矢口は二人と別れ、自分の教室に向かう。
「やーぐち！どうだった！？」
安倍だ。
「え～、どうもこうもないよ～…」
「え？まさか…」
「むー、っていうかね…」
矢口は今のことを安倍に話した。
「もう、笑い事じゃないよ～、なっち～！」
「ご、ごめんごめん。でも良かったべさ。失敗じゃなくて…。」
「そ、そうなんだけどね…。」
苦笑いする矢口。
「しかし、よっすぃ～も悪気は無いんだろうけど、間が悪いっていうか…なんというか…。」
「まだ告白のチャンスはいっぱいあるべさ。次、ちゃんとやればいいべさ。」
「ヤグチはちゃんとやってんだけどね…。」
キーンコーンカーンコーン…。
「さ、授業始まるべさ。朝みたいにボーっとしたらダメだよぉ？」
「う、うん」
そして、午後の授業が始まった。
「（う～ん、次のチャンスは…部活の時かな？テニス部になんとか潜入するか…）」
矢口はもちろん部には入っていない。
「（よし、作戦は完璧！あとは時間が過ぎるのを待つだけ！）」
今回は怒られなかったようですな。
そして時間は過ぎていき、部活の時間へ。
矢口にとって、この時間はとても長く感じたという。
ありがとうございます！
楽しんでいただけたら幸いです！
>>レイクさん
ありがとうございます！
これからも顔文字などを巧み（？に使ってがんばります！
顔文字が好評みたいですな。
まぁ、シリアスなシーンっていうのもこの小説にはあるですね。
そんときはさすがに顔文字は使いません（w
（ ＾▽＾）＜矢口さんの顔文字可愛い♪
（#～＾◇＾）＜え～、石川も可愛いよ…
（ #＾▽＾）＜矢口さ～ん…
ー ｀●）＜………… （ #＾▽＾）＾◇＾～#）
応援していますので頑張って下さい。
http://mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=silver&thp=989858054&st=140&to=167&nofirst=yes
矢口は走っていた。
こんなに走ったのは体育祭のころ以来だ。
「ハア…ハア…（石川はうまいっていっても一年だし、自由な行動できないよね…だから着替えの時にケリ
つけないと…）」
三三三三（～＾◇＾）
テニス部の更衣室前。
矢口はなんとか、石川ひとりだけがいることを願った。
ガラララッ
「ちょっと失礼～。…あ！」
矢口が見たものは…
石川が着替え終わった姿で一人でいる。
「えっと…石川一人だけだよね…」
「はい、そーですけど？」
本日二度目のガッツポーズ。
「あ、あのさ。昼の話しの続きなんだけど…」
「ん？昼？・・・・・あ～！はいはい！」
「思い出してくれた？」
「覚えてません！」
ドカーン。ベタなボケ炸裂。
ボケっていっても天然ですが（笑）
三村！＞（＾◇＾～；）
「なんでしたっけ？」
「じゃ、じゃあ。もう一回話すね。」
「はい、どうぞ。」
改めて話し出す矢口。今度は直球で。
「だ、だからね…矢口は石川のことが…！」
いしやぐスレなくなりましたねぇ。
（～＾◇＾）＜石川さ～ん…
（ ＾▽＾）＜あ？なんだ？
（～＾◇＾）＜石川さんは、ヤグチのことどー思ってます？
（ ＾▽＾）＜下僕。
（；～＾◇＾）＜・・・・・・
>>32
さっそく読んじゃいなしたよ（w
う～む、自信が…
顔文字劇場マンセー！
小説の合間でいいですのでぜひ続けて下さい。
「あ～！リストバンド忘れちゃった～！」（ ´ Д ｀ ）
・・・・・・・・・・・・。
チーン、御愁傷様です…。
「あ、ごっちん！今から持って行こうと思ったのに。ハイ、これ。」
「ん、ありがと。あれ？やぐっつぁんだ。」
後藤真希。一年生。（ ´ Д ｀ ）
実をいうと吉澤の恋人というのはこの後藤である。
ハッキリいってテニス部に入ったのも吉澤がいたからであって
本気でやってるわけではない。
「そうだ、梨華ちゃん！遅いから先輩方怒ってたよ？」
「え～、本当！？でも矢口さんの話しが…。」
「あ、いいよ石川、いって。いつでも話せるし…。ハハ…」
精一杯の笑顔を作る矢口。
「そうですか…、本当にごめんなさい！じゃ！」バタンッ
「は～い、がんばってね～…ハハハ…」
矢口真里、ただいま燃え尽きました…。
明日の●ョーならぬ、明日のマリー。。。
（；～＝◇ー）＜燃え尽きたよ…おやっさん…
Д ｀ ）＜んあ～
部活に入っていない矢口は下校中だった。
天気は矢口の心のように曇っており、
今にも雨が降り出しそうである。
風は～センチメンタル南向き～
「はあ…」
なんども溜め息がもれる矢口。足どりも重い。
と、その時。
ポツッ ポツッ ポツポツッ ザーー！！！！
雨が降ってきた。
うっそ まじ？ 雨だよ
SMやぐいしスレでネタやってたポルノです。
確かにあのスレ消えたのは結構ショッキーですな。
小説の合間に、ちょっとだけでも顔文字劇場、やっていきたいと思います。
（ ＾▽＾）＜石川梨華です♪ウフッ
（～＾◇＾）＜キショ！
本番後
（ ＾▽＾）＜お前さ～、このごろのツッコミ「キショ！」ばっかじゃねーか。
（～＾◇＾）＜え、そーですか？
（ ＾▽＾）＜もっと違うパターンねーのかよ。
（～＾◇＾）＜違うパターンですか…？
（ ＾▽＾）＜ああ。
（～＾◇＾）＜私…実はあんまり石川さんにそういうの言いたくないんですよね…
（ ＾▽＾）＜はあ？なんでだ？
（#～＾◇＾）＜だって・・・私・・・石川さんのこと・・・キャッ
（#＾▽＾）＜・・・仕事なんだからしゃーないじゃんか…なんでもいいから言やあいいんだよ？
（#～＾◇＾）＜石川さん
・・・なんでもいいんですか？（#＾▽＾）＜ああ、ちょっと言ってみろ。
（～＾◇＾）＜黙れアニメ声のゾマホンが！キショいんじゃクソが！！
お前見てるとこっちまで黒くなるじゃねーか！
早くこのヤグチ様の前から消えねーと、
頭カチ割ってノー味噌チューチューすんぞゴラア！！！！
・・・・＞（ ＾▽＾）＝＝＝＝＝●T◇T～）＜ナンデ…？
今思えば名スレだった（藁
あのスレは大好物でしたので（w
小説もがんばってください！
このあたりは雨宿りできるとこはないようだ。
「（ぶーっ、もういいや。濡れて帰ろう…）」
矢口はそのまま歩いた。
ザーーー。
天からの水が矢口の体を濡らす。
「（はぁ～あ、ヤグチもついてないな…石川には告白できないし…雨はふるし…）」
ザーーー。
雨の音だけが鼓膜に響く。
ツーッ…
？
矢口の頬に目から生まれた一筋の『水』が流れた。
矢口は泣いていたのだ。
「（あれ？なんで泣いてんだろ…まだチャンスはあるよ？雨かな…？わかんないや…ハハ…）」
「（神様はヤグチのこと嫌いになっちゃったかな…？）」
矢口は今日、告白が出来なかったら、
何故か、もう絶対成功しないような気がしてきた。
雨の中、矢口は泣きながら笑った。
自分が泣いているのを否定するかのように…。
神は矢口をどう思っているのかは誰にも分からない。
神というのは気まぐれだから。
地球をつくっておいて、後はなにもしない。
だから今、地球は壊れ始めている。
神は気まぐれ…
「矢口さん、なにしてるんですか？風邪引いちゃいますよ？」
そう…神は気まぐれなのだ…
「い、石川…。な、なんで…？」
「雨降ったから早く終わったんですよ～。あ！ホラ、この傘の中入ってください！」
「え、いいよ…ヤグチもう濡れてるしさ…。それにヤグチが入ったら石川も濡れちゃうじゃん。」
矢口は泣いてるのをバレないためか、下を向きながら答えた。
「ダメですよ！ホラ！」
石川は矢口の腕をぐいっとつかんで無理矢理傘の中いれようとする。
「あ、いしかわぁ！悪いって！」
矢口は石川から放れようとした。
…が、さすがに運動部、矢口をいとも簡単に傘の中に入れた。
「体は大事にしなければ駄目ですぞ！」
こうして、矢口と石川は雨の中、傘一本で歩いた。
名スレでしたね（w確かに。
今となっては迷スレに（藁
>>44
ありがとうございます！
大好物でしたか（w
私も大好物でした（w
がんがってください。
期待です！
「でも雨強いですね～…」
「・・・・・・・。」
「ウチの学校にもテニス部専用の体育館みたいのがあったらな～。」
さっきから石川は何度も矢口に話し掛けてるのだが、矢口は下を向いたまま何かをいっている。
その声は雨の音で聞こえない。
「？？…どうしたんですかぁ？矢口さん？」
さすがにいつも元気な矢口がこれだけ静かだと石川も疑問に思う。
石川は矢口の顔を覗き込んだ。
「んん～？矢口さ・・・・！！！」
矢口が・・・・・矢口が声を出して泣いていた。
「や、矢口さん？どうしたんですか！？お腹でも痛いんですか！？」
首を横に振る矢口。
「え？じゃ、じゃあ、なにが？」
「ゴメ…ひっぐ…ゴメン…」
矢口はさっきとは違う『感情』で泣いていた。
傘一本にふたりで入ってるせいか、
矢口は濡れてないのだが、石川が濡れている。
矢口がはいったので石川の肩がはみでてしまったのだ。
でも、石川はそのことには触れず、矢口にふつうに話している。
矢口が濡れていないのは傘がすこし矢口に寄っているからだ。
もちろん傘を持っているのは石川。
これ以上、矢口を濡れないようにしているようだ。
そう、矢口は石川の『優しさ』に触れて泣いている。
本当は泣くようなことでもないかもしれないが
さっきまでの矢口の傷付いた心には
十分すぎるほどの優しさを
石川が与えてくれたのだ。
そして、そんな矢口に石川がある行動をおこした。
「矢口さん…」
ギュッ
！？
「い、石川？」
なんと石川が傘をほって、矢口を抱きしめていたのだ。
ありがとうございます！がんがります！
顔文字もこれから使っていきたいです！
>>50
期待してくれてありがとうございます！
期待を裏切らないようにがんばります！
がんばってくださいね
ホント顔文字がカワイイです♪
更新期待♪
顔文字期待♪
数秒の沈黙
矢口と石川以外、この空間にはいない。
動くのは雨のみだが、
この瞬間、二人には雨の音さえも耳からきえていた。
・・・・・・・・・・。
その沈黙を破る言葉を発したのは石川だった。
「矢口さん…。」
「な、なに…？」
「あまり泣かないで下さいよ…。こっちまで悲しくなってきます…。」
石川の腕に力が入る。
「だって私…矢口さんのことが好きなんですから…。」
！！
「迷惑ですよね…。こんな女に抱きしめられて、告白されたら…。」
「え…？」
「すいません…離れます。」
石川は離れようとした刹那
逆に矢口が石川を抱きしめていた。
「離れないでよ…石川…。」
「矢口さん…」
「ヤグチだって石川にこと、誰にも負けないぐらい好きなんだから…。」
待望の告白。
「！・・・・・大丈夫です…何処にもいきませんよ。私は。」
そういって石川もまた矢口を抱きしめた。
「本当？一生ヤグチのそばにいてくれる？」
「はい、もちろん…！。」
周りは人の気配もない。
雨の音だけが鼓膜を支配する。
その中石川と矢口は抱きしめあっていた。
恋人の存在を確かめるかのように…。
こうして今年最高の降水量を記録したこの日にひとつのカップルが生まれたのだった。
ずっと ずっと いっしょに いよう
ずっと ずっと………。
They are lovers now.
第一話 完
おお、９９さん！
これはこれは懐かしい（w
ここで続いてました！これからもよろしくお願いします！
>>56
ありがとうございます！
顔文字にはこれからも気を使っていきたいです！
第一話終わりました・・・ふう
いっきにどどん！と書いてしまったんですが
なんか話しが雑になった感じが残る気がしますが・・・（＾◇＾；～）
良かったら第二話も読んで下さい！
おそらく石川主体でいきます。
ネタもちりばめながらで、面白かったです。
第二話も読ませていただきます。
いい感じで顔文字が散りばめられてて、かなり好きっす！
第二話は石川主体という事で楽しみです。
これからもガンガッテ下さい！！
がんばってください！
いや～ビバ！やぐいし！って感じです！
ありがとうございます！
やぐいし（いしやぐ）は良いですよね！（断言
恋人になって数日後
（ ＾▽＾）＜矢口さ～ん、私の事「梨華ちゃん」でいいですよ～？
（#～＾◇＾）＜え？・・・でもなんか恥ずかしいし・・・
（ T▽T）＜私のこと嫌いですか～？
（；～＾◇＾）＜お、おいおい・・・わ、分かったよ～・・・
（ ＾▽＾）＜ワクワク
（#～＾◇＾）＜・・・・・梨華ちゃん・・・・
（#＾▽＾）＜キャ～
（#～＾◇＾）＜人形・・・
（；＾▽＾）＜え？
波乱ですかぁ。まだ未定です・・すいません。
第二話ではなさそーです。
（ ＾▽＾）＜矢口さんとはケンカとかしませんよ～
（～＾◇＾）＜当たり前だのクラッカー♪
（；＾▽＾）＜いつの世代ですか・・・・
>>62
読んでいただけるって分かると凄く嬉しいです！
第二話でも是非お読みいただけると嬉しく思います！
（ ＾▽＾）＜二話では私主体なんですって～♪
（～＾◇＾）＜そーみたいだね。
（ ＾▽＾）＜おのれら！ウチの活躍、よー見ときやぁ！
（#～＾◇＾）＜関西弁の梨華ちゃん可愛い・・・
ありがとうございます！
学園モノは私も大好きでして（w
がんがりますのでこれからもよろしくお願いします！
（ ＾▽＾）＜学園モノって良いですよねー
（～＾◇＾）＜じゃあ、このセーラー服着て。
（；＾▽＾）＜そーいう趣味かよ！
>>64
ビバ！やぐいしです！
やぐいしが好きな人がもっと増えたらいいなぁ…
と日々思っております。
（ ＾▽＾）＜ビバ！ですよね～
（～＾◇＾）＜ところで、梨華ちゃん。ビバの意味知ってる？
（ ＾▽＾）＜知ってますよ～、こう、チーズとかハムとかのってる…
（～＾◇＾）＜それ、ピザ。
（ ＾▽＾）＜じゃあ、この足のところの…
（～＾◇＾）＜それヒザ。
（ ＾▽＾）＜じゃあ、ピ●チュウが鳴く時…
（；～＾◇＾）＜全然違うよ…
（；＾▽＾）＜・・・・・●～カ～チュ～！
（#～＾◇＾）＜可愛い…
現在、一人暮らし。
両親は…………自殺した…………………。
第二話『INNNERVISIONS』
時は『夏』である。
今年の夏は本当に暑い。
雨も降らないわ、紫外線はくるわ…。
しかし、そんな中でも矢口と石川の仲はあつかった。
実は石川も矢口も中学からずっと両思いだったのだ。
そんなわけで、中学からの恋が実った二人。
ちょっとやそっとじゃ冷めたりはしない。
今日もふたりで海へ。いわゆるデートである。
梨華ちゃんに惹かれるようになって、
（ ´ Д ｀ ）＜（Ｏ＾～＾Ｏ）＜（ ＾▽＾）＞（～＾◇＾）
みたいな展開になることを勝手に祈ったり祈ってみなかったりしてます。
まぁ、それはともかく楽しく読ませてもらってるんで、ガンガレ～♪
「（石川まだかな～。）」
荷物をもった矢口がいた。
「（もう～、結構待ってるんだけどな～）」
矢口はずっと待っている。っというより矢口が予定していた時間より早く来ていた。
なんせ、初めての石川との遠出。
それまでは近くの所でしかデートはしていない。
「あれ？矢口か？」
「え？」
誰かが、矢口を呼んだ。
「あ、裕ちゃ～ん！」
「うわ～、こんなトコで矢口と会えるなんて！」
ギュッ 从 #~∀~#从＾◇＾～；）
「エエやないかぁ。減るもんでもないし。」
「そーいう問題じゃな～い！」
これは学校では日常茶飯事の光景である。。。
矢口はいつも嫌がっているのだが。
すると、二人の後方からピンクの服を来た人が…
ドン！
从 #~∀~#从＜！ ＝（；＾▽＾（＾◇＾～；）
「い、石川？」
「中澤さん！…矢口さんは…私のモノです！誰にもわたしません！」
なんと石川が中澤を押し退けた。
「エエやないかぁ。減るもんでもないし。」
「そーいう問題じゃな～い！」
これは学校では日常茶飯事の光景である。。。
矢口はいつも嫌がっているのだが。
すると、二人の後方からピンクの服を来た人が…
ドン！
从 #~∀~#从＜！ ＝（；＾▽＾（＾◇＾～；）
「い、石川？」
「中澤さん！…矢口さんは…私のモノです！誰にもわたしません！」
なんと石川が中澤を押し退けた。
「アーハッハハ！冗談やて！冗談！も～、このクソ暑いのにおアツいなあ。」
おもわず、中澤が笑う。
「あ…、（赤面）。スイマセン…。」（＾▽＾#）
「ま、エエて。これからどっか行くんか？」
「うん、海いくんだ。」
「ほ～、ま、楽しんでこいや。」
「あ、矢口さん！もう時間ですよ！」
「え？じゃ、じゃあ行こ！じゃあね、裕ちゃん！」
「おう、土産買ってきてや～」
そして、石川と矢口は海に向かう電車に乗った。
>>69
アイディア提供ありがとうございます！
そーですねぇ…そーいう展開もおもしろそーですね。
ちょっと考えてみたいです。
（ ＾▽＾）＜いいですね～、ネタのない作者には嬉しいレスですねえ
（；～＾◇＾）＜いや、良くないよ！いしよしかよ！
（；＾▽＾）＜わ、私は矢口さん一筋ですよ！でも作者はいしよしも実は好きだったりなんかしちゃって・・・
（；～＾◇＾）＜ど、どーなるんですか～
雨の中、矢口を抱きしめる石川…良い、良いっス！そして、最後の
ずっと ずっと いっしょにいよう が甘くって最高です
ハロモニのカラオケデュエットみたいので、石川に段々寄り添う矢口をそっと抱き寄せた
石川を見たときから、いしやぐ萌えなので、矢口を抱きしめる石川の図は！グハァv(≧∇≦)v
しかし、自分のいしやぐ決定打は『恋をしちゃいました』の間奏での見つめ合う二人（ｗ
ぬ～「いしよし」ですか・・・実は自分もちょっと好きだったりします（＾＾；
でもやっぱり「いしやぐ」がいいかなぁ、最終的にはそうなることを祈ります
引き続きがんばってください
石川は走って疲れたのか、寝ていた。（＝▽＝ ）＜zzzzz
「（フフフ、可愛い寝顔だな～。）」
矢口はそれを見て微笑む。
ガタンゴトンガタン…
矢口の目線は空。
『ある事』を思い出していた矢口。
その『ある事』というのは昨日の夜の安倍との電話だった。（●´ー｀●）（～＾◇＾～）
「なっち、明日ねえ～石川と海いくんだ！」
『へえ～、いいねえ～。じゃ、アレもすますんだ。』
「アレ？…って！な、なっち！日帰りだって！」
顔を真っ赤にしながら答える。
『あ、なーんだ日帰りだべか、つまんないべさ～』
「もう、まだキスもしてないのに…。」
『え！？キスもまだなの？』
「う、うん…、そうだけど？」
『じゃ、明日、それはすますといいべ！』
「ええ！？で、でも…」
『も～、矢口ももっと積極的にいっちゃいなよ。きっとできるべさ！』
「う、うん…。」
『じゃ、また良い報告ができるようにがんばるべさ！矢口！』
「わ、分かった…がんばってみる…」
…という会話だった。『ある事』
「（は～、どうしよ～…。今、寝てるスキにやっちゃおっかな…いやいや！そんな卑怯なことは…）」
考えがまとまらない矢口。
その横で石川は静かに寝息を立てていた。
そして電車は目的地へ。
ありがとうございます！
やっぱりいしやぐはサイコーですよね！完璧です！
（ ＾▽＾）＜矢口さんってちっちゃくて可愛いから抱きしめたくなるんですよね～
（#～＾◇＾）＜そ、そう…？
（ ＾▽＾）＜可愛いですよね～、矢口さん。
（#～＾◇＾）＜…石川も可愛いよ…
（# ＾▽＾）＜・・・・・・じゃ、じゃあ抱きしめて下さい…
（#～＾◇＾）＜え？・・・・・い、石川
～あとはご想像におまかせします（w～
>>75
いしよしですか～、まあ僕的には『アリ』なんですが
いしやぐは『アリアリ』なんですよね～（w
（ ＾▽＾）＜よっすぃ～ですか・・・
（～＾◇＾）＜まぁ、この作者のことだし…
（ ＾▽＾）＜結局はいしやぐということになりますかねぇ～
（～＾◇＾）＜でも、確かによっすぃ～かっこいいもんね…
（；＾▽＾）＜え？や、矢口さん…まさか…
（；～＾◇＾）＜え？い、いやそんなよっすぃ～がかっこいいからって好きとかじゃ…
（；T▽T）＜そ、そんなぁ～！矢口さんの浮気者ー！
（；～＾◇＾）＜だ、だから違うってー！
楽しみにしてます。ガンガッテください。
「ほら～！石川！海だよ～！海！！！」
「見れば分かってますよ～。矢口さ～ん。」
久しぶりの海にハシャぐ矢口。
「泳ごう！さっそく泳ごう！」
「ダメですよ～。まずは食堂にいかないと。」
「あ～そうだった、着替えないといけないね。」
「矢口さ～ん、子供みたいなこと言わないで下さいね。」
「ブーッ」
食堂まで手をつないで歩く矢口と石川。
「そーですね～。」
周りには家族連れで来たひとや、友達、矢口たちと変わらない恋人たちでにぎわっていた。
海の家が必要以上に並んでいる。
ここには岬につづく道に、土産屋もあるみたいである。
「・・・・・・ここも昔とあんまり変わらないな～」
「あれ？梨華ちゃんは前にここ来たことあるの？」
「はい、もっとちっちゃい頃ですけど…」
「へ～。」
「私にとって思い出深い場所なんです。それで矢口さんと一緒に来たくて…。」
１０年前の夏の日も子供だった石川は、今は亡き両親に手を引かれてこの海岸を歩いたのだった。
………………
……………
…………
………
……
…
時は１０年前にさかのぼる。
それは、いしやぐに共感してくれたととっていいんでしょうか？（w
レスありがとうございます！
（ ＾▽＾）＜嬉しいですよね～、いしやぐ派が増えたら。
（～＾◇＾）＜っていうか、こんなに仲良いのに増えないのがおかしいよ～
（# ＾▽＾）＜矢口さん・・・・
（#～＾◇＾）＜梨華ちゃん・・・・
>>80
ありがとうございます！
私も甘いの大好きです！（w
これからもがんがります！
（ ＾▽＾）＜出ました！よっすぃ～の羨ましいキャラ！
（ O´～｀）＜いいなぁ～
（ ＾▽＾）＜そんなに羨ましい？
（ O´～｀）＜イイデスネェ～
（；＾▽＾）＜外人さん！？
（ O´～｀）＜良ろしおすなぁ～
（；＾▽＾）＜ハッ！京都美人！？
これから回想シーンですね、ガンガッテください！！
おもろいです！
いしやぐ良いっすねえ～
なにげにいしよしも期待（w
ある家族が海に。
「ママ～、お腹減ったよ～。食堂ってまだ～？」（＾▽＾）
当時６歳の石川梨華。
「もうすぐですよ、ほら見えてきた…。」
「え、本当？」
「ハハ、梨華は食いしん坊だな～。」
「も～、パパのバカ。」
「「アハハハハ」」
浜辺を梨華と父親と母親、三人で歩く。
一見、どこにでもいそうな幸せそうな家族である。
食堂。
「ビールと焼きはまぐり下さい。」
「は～い。」
「梨華は何がいい？なんでも好きなもの頼んで良いのよ。」
「わーい！ほんと？」
「ウフフ、本当本当。」
「じゃ、リカね…サザエのつぼ焼きとラーメン…えーとそれにアイス！」
「そんなに食べてお腹壊さないでね。梨華。」
「ハハハハハ」
親子の笑い声が食堂に響く。
梨華は幸せだった。
普段、梨華の父親は仕事であまり家にいない。
だから父親と一緒にどこかへ行くというのは本当に久しぶりなのだ。
それから梨華たちは浜辺へいった。
泳いでるのは梨華。
父親と母親はビーチでくつろいでいる。
「ほら、パパ！おっきな貝だよ！」
「ほんとだ。」
「はい、あげるね。」
「ハハ、ありがとう。」
この時、両親も楽しそうな顔をしているように少なくとも梨華には見えた。
楽しい時は早くすぎるものである。
日が暮れて、周りにも人がいなくなってきた。
父親は梨華に泳ぐのをやめて、服に着替えるように言った。
この時の両親の顔は…なにもしてないのに…疲れたような…
そんな顔をしていた。
梨華はそれが不思議だった。
梨華は、服を着替え始めた。
「……そろそろ、岬にいこうか…」
「そうですね…」
「岬？なんで？」
「行けば…行けば分かるよ梨華。」
梨華と両親は夕日に照らされながら岬へ向かった。
周りにはもう人はいない。
梨華はこの日に見た夕日を忘れないだろう…
ありがとうございます！
回想シーンも気合いいれていきたいです！
（ ＝▽＝）＜zzzzzzzz
（～＾◇＾）＜あ、梨華ちゃん寝てる・・・
（ ＝▽＝）＜むにゃむにゃ・・・・矢口さん・・・・
（#～＾◇＾）＜可愛いなあ・・・ヤグチの夢みてるよ・・・
（ ＝▽＝）＜この雑巾、牛乳臭い・・・
（；～＾◇＾）＜ハ！？
>>85
古文は苦手でござる！（w
レスありがとうございます！
（ ＾▽＾）＜古文なんてわからんでござるぅ！
（；～＾◇＾）＜ござるって・・・・
（ ＾▽＾）＜バザール・デ・ゴザール♪
（；～＾◇＾）＜古い・・・・・のか？
ありがとうございます！
いしよしですかぁ～（w
まぁ、どーなることやら（w
（ ＾▽＾）＜そーいえば、よっすぃ～の写真集がでるらしいですね♪
（～＾◇＾）＜そーみたいだねぇ。ヤグチのはでないのかなぁ？
（ ＾▽＾）＜矢口さんのだったら、私、５冊は買いますよ♪
（；～＾◇＾）＜（ヤグチは石川の写真集１０冊買っちゃったよ・・・）
>>87
ありがとうございます！
続きを気にしてくれるっていうのはとても嬉しいことです！
（ ＾▽＾）＜続きはそーなるんですか～？
（～＾◇＾）＜この話しはヤグチあんまり出ないらしいね・・・・
（ ＾▽＾）＜え？そーなんですか？作者はまだ全然考えまとまってないらしいですよ？
（；～＾◇＾）＜それって行き当たりばったり小説ってことじゃ・・・
（；＾▽＾）＜続きはどーなるんですか～？
岬へ行く途中の道には、お土産屋がたくさんあった。
「あっ、おもしろいなぁ。あれ。」
梨華は母親の手をほどいて、お土産屋にいってしまった。
「コラ、時間がないからいきましょう。梨華。」
「もう少し見せてよ～。こんなの見たの初めてだもの。」
「・・・・。しょうがないわねえ。それじゃ好きなものを買ってあげるから早くしなさい。」
「わーい、ホント！？じゃあ、コレ買って！」
「ハイハイ。」
しょうがないわね、といわんばかり顔で母親は梨華に『コレ』を買った。
実際、父親も良い顔はしていない。
梨華は買ってもらったものを持ちながらまた歩き出した。
両親はこれで岬にいけると思った。
…が。
また新しいものを見つけて走り出す梨華。
「これ、梨華……」
楽しそうにお土産を見ている。
「・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
それを見て、両親はなにかを言い合うに見つめ合う。
言葉のないconversation.
両親はなにを話し合っていたのか…
それはこの時の梨華には考えもつかないことだ。
そして結論に辿り着く。
「梨華…。」
「？なにママ？」
「梨華、それじゃ、ママとパパは岬に行くけど…………………………
すぐ戻るから、ここでゆっくり見てなさい。
一人で待っていられるわね。」
「うん、いいよ。」
そうして、梨華の両親は梨華を残し、岬へいった。
？？？
と、とりあえずレスありがとうございます（w
（ ＾▽＾）＜毎度！
（～＾◇＾）＜岩本かよ！
（ ＾▽＾）＜近鉄マンセー！
（；～＾◇＾）＜日本ハムじゃないの？岩本・・・
梨華ちゃんついていってたら大変なことに・・・
梨華ちゃんすごいね～
20時12分の時点ですでに今夜の劇的な優勝を予測していたんだ～(w
2年連続最下位から一転、磯部とか水口とか川口とか・・・
今年になって大化けした選手多いからなあ近鉄は。
店員さんが話しかけてきた。
「うん！パパとママ帰ってきたらこれ買うからね。」
キラキラ光っているキーホルダー。
梨華はそれを持って両親の帰りを待った。
「（あ～、パパとママ早く帰ってこないかな～？）」
数時間後
周りの店はもうすでに店を閉め始めていた。
梨華のおめあてのモノが置いてある店も閉め始めようとしていた。
しかし、梨華の両親は帰ってこなかった。
梨華はさすがにべそをかきはじめた。
店員さんは梨華に気をつかってか、まだ店は完全には閉めない。
「おじょうちゃんのパパとママ遅いねえ。もう三時間もまってるのにねぇ。」
店員の一人が梨華に話しかけた。
「パパたち、どこ行くって言ってたの？」
「…ぐす…岬の方だって……。」
！！
店員の顔が一気に青ざめた。
まるでお化けでもみたかのように…
「…み…岬の方って…………まさか○○岬じゃ…………あそこは自殺の名所だけど………」
「？」
……………
…………
………
……
…
警察官が電話をしている。
「えっ、岬で心中があったらしいって…………！靴が二足と遺書……ですか。」
この時、梨華は疲れて眠っていた……。
父親の工場が倒産して多額の借金をかかえ…………
覚悟の心中の旅に出た両親に、親戚から捜索願いまで出されていたのだった……。
子供の梨華も道づれに死ぬつもりだった両親がなぜ直前に
彼女を残していったのかはわからない……。
残された梨華は親戚の間を転々としながら苦労をなめて育ったのだった……。
やばいですな・・・・
先が読める小説になってる（w
（；＾▽＾）＜これはやばいですね・・・
（～＾◇＾）＜やばいよやばいよ
（；＾▽＾）＜で、出川！！
>>98
っていうか元ネタそれですね（w
結構好きなんですよ、三丁目（w
（ ＾▽＾）＜鈴木といったら？
（～＾◇＾）＜一平
（ ＾▽＾）＜茶川といったら？
（～＾◇＾）＜龍之介
（；＾▽＾）＜読んでない人にはわからないですよね・・・
近鉄ファソです私（w
北川最高！
（ ＾▽＾）＜近鉄優勝！やった～♪
（～＾◇＾）＜ビールかけ見たかったな～
（ ＾▽＾）＜日本一になったらできますよ！がんばれ近鉄！
（～＾◇＾）＜北川の背番号は４６
>>100
これこそミラクルですよね～
まるで映画のワンシーンのような逆転サヨナラ満塁ホームラン・・・
（～＾◇＾）＜そーいや、長嶋監督やめるそーだね
（ ＾▽＾）＜あんだけ選手集めて、優勝できないから当たり前やろ！
（；～＾◇＾）＜（辛口になってる・・・）でもあのキャラはいいよね～
（ ＾▽＾）＜ああ？あんなガッツ石松みたいなキャラがか！？
（；～＾◇＾）＜（ガッツとはちがうよーな・・・）と、とりあえず原さんがんばって～
鈴木っつったら啓二やろが！
元近鉄の大投手やぞ！！
｢啓示｣だよ。
投手としては偉大だったけど、監督としては…(以下自粛)
うわっ！！やってもうた！！はずかしっ！！
今耳まで真っ赤なっとる！鬱・・・
ってことで明日小松行ってきますわ
っていうかお前らあんまり小説に関係ないことレスすんな。
ポルノさんがんがって
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
「梨華ちゃん？どうした～？」
「・・・・・・・あ、いや別に。」
「ボーっとしちゃって～。」
「すいません……」
「ホラ、食堂いこう！」
「はい。」
それから石川と矢口は偶然か運命か…
あの時、石川の家族と同じトコロを訪ねていった。
「おいし～！このサザエ！」 パクパク
「このへんでとれた、新鮮なモノですからねぇ～」
「この焼そばも！」 ズズズズー
子供の様に食べる矢口。
（～＾◇＾～）＜んまい♪
「あ、も～、矢口さん、ほっぺ、ついてますよ。」
「ん？なにが？」
「ホラ」
「え？」
ピト…パク
なんと石川が矢口のほっぺについた食べカスをとって口へ運んだ。
「ん♪これで綺麗♪」
「・・・・・・・・」
「・・・・？どーしたんですか？矢口さん。」
「あ、いや別に…」
いぃしかわあああ！！かわいすぎるよぉおおお！！！
（ ＾３＾）＜もぐもぐ… （～#´◇｀#）＜ちきしょ～…
・・・・矢口、心の叫びでした。
何故か石川の水着姿を直視できない矢口。
「（石川～、なんでビキニなの～？）」（#´◇｀#）
石川は普通に接してるつもりなのだが
どーしても矢口が石川の肌に触れるたび敏感に反応する。
「矢口さん、矢口さんホラおっきな貝♪」
「あ、ホントだ～。」
「この下の方にいっぱいありますよ♪」
「矢口もさがそ・・・ってうわ！」
「ん？矢口さんどーしました？」
「え！？い、いやなんでもないなんでもない！アハハハ…」
実は今、矢口は見た。
石川が貝を取ろうとかがんだ時に…
「（石川の胸の谷間が…）」
矢口さん矢口さん、それじゃ変態ですよ～
（ ＾へ＾）＜？ （～#´◇｀#）＜石川～
そして、日が暮れようとする時間。
ふたりは浜辺にいた。
ふたりは浜辺にいた。
「夕日に照らされて海が綺麗だね～……人も全然いないし。」
「そうですね…」
石川はあの時、両親と見ていた夕日を思い出していた。
時はすべてを明らかにする。時は聞かれもせぬのに喋る饒舌家である。
石川の両親は岬から海へ自殺した…
そのことを知ったのは両親が自殺してからすぐだったのだが
その時の石川にはその事実を受け入れられなかったらしい…
だが、今、石川は、この両親がいる海に…………
この綺麗な海のなかに私の両親がいるんだ……。
『パパ、ママ。梨華です。
となりにいるのは私の恋人です。』
いつの間にか石川は矢口を抱きしめていた。
「いしかわ…」
『パパ、ママ。
私、絶対にこの人と幸せになります。
どうか見守っていて下さい。』
そして二人はなにを言うわけでもなく
自然に、キスをしていた。
レスありがとうございます！
すいませんが、今回は色々あって顔文字感想劇場？は中止です…
本当にレスをもらうと嬉しくなって励みになります！
これからも見守って下さい！
甘い展開が最高！
俺も関係無いレスつけてもて反省した！
めちゃ×２可愛い！！
これからも頑張ってください！
うらんでいた石川だったが……………
成長した今、両親の苦しい胸の内も分かるような気がするのだった……………。
悲しみは他人にいうことではない。
悲しみは心に植えられた清らかな種子。
私は悲しい心がおさまった時
代わって優しさが生まれてくるようにしたい…
今、石川と矢口は天に見守られながらキスをしている………………。
What do you see the innervisions?
第２話 完
いや、レスもらうってすごく嬉しいことなんですよ！
（～＾◇＾）＜近鉄好きですからねえ。作者。
（ ＾▽＾）＜ローズ！あと一本打てええ！！！
（；～＾◇＾）＜ローズは記録がかかってるそーで
（ ＾▽＾）＜あ！ゴルァ！ストライク投げろや！ボケエ！！
（；～＾◇＾）＜こ、こわい・・・
>>116
感動してもらえると本望です！
（ ＾▽＾）＜石川って感動屋さんなんですよぉ～♪
（～＾◇＾）＜感動した時飲んでた、缶どうした？
（ ＾▽＾）＜速急にシャレをつくれる矢口さんに感動した！
ありがとうございます！
これからもがんばります！
（ ＾▽＾）＜2話終わりましたねえ。
（～＾◇＾）＜そーだね。次はどんなんだろう？
（ ＾▽＾）＜3話目はもちろん矢口さんと私のラブラブ（笑）な・・・
（～＾◇＾）＜ん？次は番外偏？石川は出てこないって？
（；＾▽＾）＜・・・・
次はちょっとした番外編です。
すごく短いです。
是非読んで下さい！
オリックス最後まで勝負してくれだでええけどやな
ダイエーは何やねんな王者ならちゃんと勝負せえやﾀｺ！
ほんまﾁｷﾝな奴って嫌やわ俺
（気を害された方がおりましたらすいません）
はい、番外編楽しみにしてます！
最後のシーン、サイコーです！！
番外編楽しみです！
今日のオソロはやぐいしでしたねー♪
うーんとね…いつだったけかな…？
ヤグチは、小６の時にこの地域に引っ越してきたんだ。
だから…、あ、思い出した。
小６のクラス委員長を決める時のホームルームだ。
時は、ヤグチが転校してきた小６の時のホームルームにさかのぼるんだけど
その時、投票でクラス委員長を決めることになっていたんだけどさ、
転校してきたばかりで、あまり事情のわかってなかったんだヤグチは。
でさ、教壇の前のおっとりした様子の女の子の名前を書いたの。
なんだかやさしそうに見えたからさぁ。
でもそのことが、まるで重大事件のように扱われるとは予想もしてなかったんだけどね…。』
開票が進み、その女の子の名前が呼ばれた時、黒板に向かって、正の字を書いていた生徒は
信じられないという様子で後ろを振り返った。
クラス全員の子たちが、くすくすと笑いはじめた。
ヤグチはなにがどうなってるのやら、さっぱりわからずに、あたりえおきょろきょろと見渡した。
その瞬間、担任の教師は立ち上がり、大声でどなった。
「だれだ！安倍なつみの名前を書いた奴は！」
皆、くすくす笑うばかりだった。
ヤグチは、すっかり仰天してしまったのと、腕力の強そうな男の教師におびえたのとで
返事をする機会を失ってしまった。
「だれだか手を上げろと言ってるんだ！ふざけるにも程があるぞ！」
ふざける？ヤグチは、混乱して、その言葉を頭の中で反芻した。
安倍なつみの名を書くことは、ふざけたことなのか？
クラス全員が委員長になり得る、そういうことから
投票で決めることになっていたのではなかったのだろうか。
肩が震えているように見えた。
ヤグチは、小声で隣の席に座っている女子生徒に尋ねた。
「ねえ、どーして、安倍さんの名前書いちゃいけないの？」
彼女は迷惑そうに答えた。
「馬鹿だから。」
その瞬間。教師は、ヤグチやちに目を止めて、再びどなった。
「そこ！何、しゃべってる。もっと真面目にならんか！」
隣の生徒は、ヤグチに向かって舌打ちした。
ヤグチは肩をすくめていた。
教師は腹立だしげに音をたてながら、教室じゅうを歩き回った。
それをふざけた態度で、馬鹿にするとは。
投票はやり直しだ。二度目は、自分の名前も書くこと。
委員長、副委員長、書記、その横に、自分の名前を書いて、記入すること。
わかったね。」
「わかりません。」
教師の足が、ヤグチの言葉で止まった。
ヤグチは、小さくつぶやいただけのつもりだったのだが
その反対を主張する言葉は予想以上に響いてしまったようだ。
教師は額に筋を浮き立たせて、振り返った。
「だれだ！今、わかりませんと言った奴は！立て！」
仕様がなくヤグチは立ち上がった。クラスじゅうがざわめいた。
レスありがとうございます！
（～＾◇＾）＜日本リーグの相手、ヤクルトみたいだね。
（ ＾▽＾）＜ああ？ヤクルトなんざイチコロじゃあ！！
（；～＾◇＾）＜で、でもヤクルトには古田とかペタジーニが・・・
（ ＾▽＾）＜なんじゃワレ・・・近鉄が負けるいうんか？
（；～＾◇＾）＜（野球の事になったら人格変わりすぎだよぉ・・・）
>>122
ありがとうございます！
番外編はちょっと文字が多くなってますね・・・読みにくいかも・・
（～＾◇＾）＜番外編はなっちとの出会いのシーンだよ。
（ T▽T）＜石川は出ないことが確定しました・・グス・・・
（；～＾◇＾）＜ていうかこの話し、次の更新で終わるし・・・
え？マジっすか！！？？しまった・・・聞き逃した・・・・
（ ＾▽＾）＜いしやぐってもっと増えたらいいですよねぇ
（～＾◇＾）＜大丈夫だよ！いつかもっといしやぐ愛好家（？増えるよ！
（ ＾▽＾）＜新メンバー増えたから、もっとヤバくなりそう・・・
（；～＾◇＾）＜・・・・・・・
はじめだけだけど面白いです♪
>>129
やぐいし最高！
ﾎﾞｶｽｶやってもて小っさい小っさい若松監督を更に小っさくしたらな気がすまんわ、わしゃ
（何かﾔｸﾙﾄと巨人は生理的に嫌いのようです）
ﾀｲｶﾞｰｽファンの俺としては同じ近畿勢のﾊﾞﾌｧﾛｰｽﾞに何としても勝って欲しい！
わかっとらんくせに。
で、どうして、わかりませんと答えた？それを説明してみなさい。」
「だって、安倍さんの名前を書いたのは、ヤグチだからです。」
一斉に驚きの声があがった。
信じらんなぁい。そういう叫びにも似た声が、ヤグチの耳に突き刺さった。
「……………おまえだったのか。
しかし、何故だ？
転校して来たばかりとはいえ、だれを選んで良いのか、お前にも区別がつくだろう。
それとも茶化してみたかったのか。」
「そうではありません。」
「じゃ、トモダチができなくて、事情を飲み込めなかったんだな。」
「そういうんでもないんです。」
「じゃ、何なんだ。」
「安倍さんが、クラス委員長でも良いと思ったからです。」
「なにぃ？」
再び、笑いの渦が起こった。
「なめてません。どうして、安倍さんではダメなんですか？」
教師は、言葉に詰まって唇をゆがめた。
「………じゃ、おまえは、なぜ、安倍がふさわしいと思ったんだ？」
「親切そうだからです。」
だれもが笑い転げた。中には、机をたたいているものもいた。
ヤグチは、憮然としたまま、教師をにらみつけていた。
わけのわからない怒りが、ヤグチの心に急速にわいて来たのだった。
矢口は、転校生で何もわからんのだ。
皆、投票をやりなおす必要はない。
どうせ一票ぐらい無効があったって、結果は変わりないのだ。
おい、残りのやつを開票しなさい。
矢口は座ってよろしい。今後気をつけるように。」
そうはいかなかった。ヤグチは、伊達に１０年以上生きて来たのではなかった。
ここで引き下がるのは恥だ。ヤグチの母は、いつも
格好の良い女になるのよ、と、ヤグチを諭してくれたのだ。
「先生は、ヤグチの質問に答えてません。」
「何？」
「どうして、安倍さんではいけないんですか？」
「…………………」
「勉強ができないからですか？」
ヤグチを完全に無視したまま、残りの票を読みあげるように促した。
安倍なつみの名は、もう呼ばれる事はなかった。
ヤグチは仕方なく腰をおろしたが、気持ちが悪かった。
前に目をやると、机に伏せて鼻をすすっている安倍なつみの姿が見えた。
ヤグチは、この時、初めて、大人を見くだすことを覚えた。
ホームルーム終了後。
「あの…」
「うん？……あ、安倍さん…。」
「さっきさ、なんかなっちのせいで怒られたみたいで…。」
「え？安倍さんのせいじゃないよ！あのムカツクセンコーが馬鹿なんだから！」
「アハ、ありがとう。」
「じゃ、これからヨロシク。」
「うん、ヨロシク。」
矢口と安倍はガッチリと握手した。
中学の時にはもう『親友』になるまで友情というものが育った。
そして今があるのだ。
・
・
・
・
『ま、こんなことがあったんだよね。今から考えてみたらなっちとは
５年以上の付き合いなのかぁ。でも親友になるまでは時間はかからなかったんだけどね。
う～ん、はい！これでヤグチのなっちとの話しはおしまい。
え？もっと話したい？え～、・・・・やっぱダ～メ。これからなっちと遊ぶんだもん！』
番外編 完
毎度レスありがとうございます！
（ ＾▽＾）＜安倍さんと仲良いですよね…矢口さん。
（～＾◇＾）＜え？うん、そらそーだよー。親友だもん。
（ ＾▽＾）＜・・・（時々妬いちゃうんだけどなあ…）
（～＾◇＾）＜あっ！今度ANNSでなっちと企画やるからね～！
（ T▽T）＜（理解して下さいよ～）
>>131
こちらも毎度レスありがとうございます！
いじめ、カッコ悪いよ、最低だよ。
（w
（ ＾▽＾）＜え～、なんですかなんですか？今の！？ものまねですか～？
（～＾◇＾）＜じゃあ、梨華ちゃんはできるの？
（ ＾▽＾）＜トモダチナラアタリマエー
（；～＾◇＾）＜・・・・・・古っ
>>137下段
そう、イジメは最低。だから、現実の矢口も、あまり梨華ちゃんイジメないでね（ｗ
しかし、前園もアルシンドも、古っ！
>>138
そのいじめはいつまでも見ていたい（ｗ
期待してます。
続編期待age
やっぱ日テレ、嫌い。
レスありがとうございます！
現実の矢口は石川に対して『ツッコミ』をしてるんです（W
（；T▽T）＜キショいとか言わないで下さいよ～
（；～＾◇＾）＜な、泣かないでよぉ…あれはさ・・・ツッコミだよ！
（ ＾▽＾）＜やっぱりそーですよね！こんな可愛い石川に対してイジメなんて…
（～＾◇＾）＜自分でいうな！キショッ！
>>139
矢口はかっこいい女です！（w
（ ＾▽＾）＜矢口さん、かっこいい！
（#～＾◇＾）＜いや～、そんな～照れるよ～
（ ＾▽＾）＜マーク・ハントみたい！
（；～＾◇＾）＜は？
>>143
毎度レスありがとうございます！
（ ＾▽＾）＜あ～、あん時は腹煮えくりかえっとったわ！なんで巨人の・・
（；～＾◇＾）＜まあまあ、良いじゃんか。東京ドームにも入れたし・・・
（ ＾▽＾）＜あ！そうや！今日から日本シリーズやんけ！
（；～＾◇＾）＜う、うん。大阪ドームで近鉄VSヤクルト戦が・・・
（ ＾▽＾）＜よし！！今から大阪ドーム行くぞ！
（；～＾◇＾）＜えー！無理だよ～！
（ ＾▽＾）＜あほか！ウチが応援せんと近鉄勝てへんのじゃ！
（；～＾◇＾）＜そんな～・・・
>>141
レスありがとうございます！
レイクさんの小説も読んでるんでがんがって下さい！
（ ＾▽＾）＜レイクエンジャル！
（～＾◇＾）＜レ！
（；＾▽＾）＜ぃいい・・・イィ！
（ ｀.∀´）＜ク！
（；＾▽＾）＜！（；～＾◇＾）＜！
いえーい！！！いしやぐタイタニック！！相合傘！！！！！
最高！！！
（ ＾▽＾）＜I am a King of the world！
（～＾◇＾）＜じゃあ、私はQueenかな？
（ ＾▽＾）＜フレディ？
（～＾◇＾）＜I was born to love~
（ ＾▽＾）＜2点。
レスしてくれた皆さんありがとうございます！
３話は明日には更新したいです！
いろんなカタチの恋人ばかり。
でもそんな恋人達に共通してること…
恋人の中で一番大切なことってなんだろう…
ヤグチにはまだ分かんないや…
第三話『二人のカンケイ』
時は『秋』である。
矢口はなぜか石川とふたりっきりで石川の部屋にいた。
理由は安倍との電話であった…。（～＾◇＾～）（●´ー｀●）
…………………
………………
……………
…………
………
……
…
『…でさ、矢口、最近梨華ちゃんとはど～なの？』
この時いつものように矢口は、安倍と電話していた。
「え？何なっち、いきなり。」
『だ～か～ら～、まだキスまでしかしてないの？』
！？
一瞬時が止まった。
「はあ！？」
『キス以上はまだやってないんだよね？』
「…そ、そりゃそーだけど…」
顔を赤らめながら矢口が答える。
『じゃさ、今度誘ってみたらいいべ？』
「な、なにを？」
『もう、分かってるクセに～。アレだよ、アレ。』
「え～！ダメだよ～…。っていうかヤグチが誘うなんてムリ…。」
『矢口も石川と×××してみたいっしょ？』
「×、×××ーーーー！？」
矢口の顔真っ赤。
さすが横浜の林檎さん（笑）（●´ー｀●）＜横浜で林檎？
『アハ、正直になるべさ、矢口。』
「正直って………」
『じゃあ、矢口はしたくないんだ、ふーん。』
「え…………いや………」
『んん？なに？』
「……たいけど……」
『聞こえないべさ～』
「も～！分かったよ！したいよ！悪いか！？」
誘導尋問。 大胆発言。矢口は壊れました。
『フフ、正直でよろしい！』（●´ー｀●）＜単純～♪
「…………………。」
『じゃ、このなっち様がそれが出来るように協力してやるべ！』
「へ？」
『名付けて！』
【矢口と石川に×××してもらうぞ～作戦！】
「…………………（失笑）」
安倍の【矢口と石川に×××させるぞ～作戦！】
『違うベ！【…してもらうぞ～…】だべ！』（●´へ｀●）＜怒
（訂正）
【矢口と石川に×××してもらうぞ～作戦！】
……………………………意外にも上手くいった。
呪 1安打完封負け… 呪
完封負けがなんぼのもんじゃい!!明日勝つで相手が１勝ぐらいしたって別にかまわんわい
照れてるやぐっつぁんも・・・（ｗ
この２人最高に面白い♪
ははは。秀美と脇山と伊藤友子のクラス投票ですか。
全文山田詠美の｢僕は勉強ができない｣ですね。
いいとこつくと思います。
でも、最初だけ使うならともかく長くダラダラとパクルのは
たんに芸がないように見えちゃうからよした方がいいと思いました。
他人のふり見てなんとやらですね。人の作品を見るのは勉強になります。
これは多分どこでも当たり前のことだと思うんですが、文の引用などが
あったらとってきた本の名前くらいは書いたほうがいいと思います。
まして名前以外全てパクッてるんですからね。
これを読んで｢こんな文章いいなぁ｣と思える人がいたら、その人に
新しい本との出会いをさせてあげることができるかもしれないですしね。
さすがここの常連さんだけあって博学でらっしゃいますね。
そうですよ。皆さん、山田詠美さんの本名は双葉さんとおっしゃいます。
知っていてもあまり意味はないかもしれませんが、覚えておけば
名無しさんのようにこっそり自慢ができるかもしれませんね。
しかし名無しさんは山田詠美の本名は知っていても作品はお読みでなかった
んですか？
ここの文章こそ山田詠美の本名よりツッコミがいがありますからね。
残念です。
悪いけどちょっと黙っといてくれんか？
ちょっとくらいパクったって俺は別にかまわんと思うけど
まあ、あんたの考えじゃサンプリングもパクリになるみたいやけどね
らっしゃるから何故か論点まで変えて怒ってらっしゃるんですよね？
いやな気分にさせてごめんなさい。
たぶんあなたの中の私は｢自分たちの小さな世界をかき乱す者｣としか
うつってないんですね。
だから勘違いしたところにこだわってられるのですね。
自分だけの小さな世界を荒らしてしまったようで可哀想なことをしてしまい
ましたね。ごめんなさい。
自尊心を大事にしてあげて下さい。
作者の方はまだ見られてないのでしょうか？
こういったことに疑問を持っている人は私だけではないはずなのですよ。
ひとつお伺い致してよろしいでしょうか？
すごい面白いこと思いつきますね！すごい！！
こういうところでは普通の手なのかな？初めて見ました（感動）
わずか２時間ほどでレスしてるね
＞こういうところでは普通の手なのかな？初めて見ました（感動）
こういうところを頻繁にチェックしてるんですか？
作者の意見を聞きたいんじゃなくて、パクリ論争を続けたいなら、
ちょうど「名作集で書いてる人の雑談スレPart２」
でやってるから、そこでやれば。
言いたいんですよね？私もそれには同感です。
はいはい。そうですよ。
名無しの読者さん＞
パクリ論争をしたいのではなく、作者さんの意見を聞きたいのですよ。
パクリ論争っぽくなっているのは、名無しの読者さんが最初のレスで
わたしの発言とは無関係な発言をなさったから方向が変わってしまったんね。
オレオさん＞
その通りです。最初からパクリが悪いとは一言も言っていませんよね。
「名無し読者」というのは、名前欄に何も記入されていないと勝手に入るものです。
名無し○○系の名前は、個人ではなく複数の人が使っている可能性があるので
誰からの発言かと特定するのは難しいですよ。
>>162
のように、発言番号に対して返した方が適当だとおもいます。
俺はここで発言したのは160が最初ですのであしからず。
山田さんの書き方は毒がありますが、最初の一言目の内容自体には同意です。
以後のやりとりはここでは相応しくないと思うので、
作者さんの発言を待ちましょう。
分りました。ご指摘ありがとうございます。
164>>
パクリ論争に話をもっていってしまった方々に問題があると思います。
自分に非はないか、言い方はこれでよかったかなど少しは考えられることをお勧めします。
自分の小さな世界を荒らされたくないのはわかりますが。
同意
パクリも腹立ちますが、それ以上に山田氏の態度に一番腹が立ちました。
山田氏の態度にパクリの問題以上の問題を感じましたんで、
最初は山田氏に賛同してましたが、今はもう…
１６６さん同じく、自分からももう一度考えられる事をお勧めします。
今から言ってはなんですが、あの時初めてやぐちの問題のシーンを見た時、
違和感を感じました。（自分はその山田という人の本を読んでないので知らなかったのですが）
今までのポルノさんの面白いトコが一つもなかった事に…
はっきり言って、ポルノさん…
あんな面白くない文章をパクらなくても、十分ポルノさんの話は面白かったのに…
（あれから言われた本をよんだのですが、面白くもない）
読んでたモノとしては残念でした…
自分は楽しみに読んでましたんで、もしよかったらまた書いていただければ…
それと、このスレをもう荒らさないで欲しいです…
お願いします。
考えておきます。
167>>
153の発言より前にあなたが発言すれば問題はなかった。
どーでもいいけど、そういうのはsageでやってくれないか？
それと「自分たちの小さな世界」がどうとか言うなら
はじめからこんなとここなければいい。
ここはそのとおり閉鎖された小さな世界だよ。
場の空気を読めないやつはそれだけで問題視されるんだ。
下らないことでスレの容量減らさないでくれ。
べつにパクってもその名前書かなくたっていいじゃん。
最後にポルノさん書くかもしれんのだし最後まで黙って見てろよ。
喧嘩はよそでやらんかいやボケが！作者さん気まずくて続き書きにくくなってまうやろうが！
お前ら醜過ぎるわ！まあ、俺も人の事言えんけど
言えないから、他のところでやれ。これ以上無駄なレスつけるな。
以上。
作者さんももう十分楽しんだでしょうから、そろそろ↑の方々の
ためにもでてきたらどうでしょうかね。
「そんなに面白いんでしょうか？これ。」だとぉ？
面白いよ！悪いか！面白いと思って！
↑の方々のためってお前が一番出てきて欲しいと思ってるんだろうが！
お前はいい加減だまっとれ！
あなたバカでしょ？冷静になりなさい。
いいから放置しとけ
（分かってるよな？お前だよ？？）
とりあえず予想通りの反応だったでしょ？
十分楽しませてあげられたと思うのでこれで良いと思っています。
ああそう。私とあなたからの伝言を付け加えなきゃいけなかったね。
160の作者さんの発言を待ちましょう発言は優秀でした。
それ以降の方々の発言は160効果を薄れさせてしまいヒドイ
ものでしたが、だからこそ今160は輝いています。
ｶﾞｶｰﾘです。
続きはないのかなぁ……。
そしてあなたはｿﾞﾝﾋﾞのように腐っています。
お前が出てきたから続きが読めなくなったじゃないかこら！
責任とりやがれ！！
反応するから増長するんだよ
単なる寂しい厨房だろ？
まぁ、どっちにしろ作者さん待ちだろうね。
から
半年間R（略
というか181から書き込みがないのを見るともう見てないのか
ROMってるんじゃないの。
前はすごいレスポンスで返事してたみたいだし。
よっぽど寂しかったんじゃないの？
でもそこまで悪質な嫌がらせってわけでもなかったよな。
まぁ、ここだと嵐になるんかな？
いちいちageるんでうざかったんだよな（w
阿呆は放置ｹﾃｰｲ!!
悪質じゃなくても奴のレス見て作者さん書く気が無くなっちゃったかもよ。
最近更新どころかレスもついてないし。
ホント心配だ．．．。
盗作しといて謝りもしないなんて最低だぞ！
すごい文章力のある人だと思ってたのに騙されたよ。ホント。
人なんてそうそう信用するもんじゃないね。ガッカリした。
近況でも良いので何かしらの報告求む!!
ずっと楽しみにしてますんで！！
気を悪くさせてしまった方々、同じ板で連載している方々、本当にすいませんでした
本当はもっと早く謝罪レスしたかったのですが
先日パソコンが急に調子が悪くなって壊れてしまいました・・・
小説の続きに関してはまだ未定です・・・でも続きを希望してくれる方々がいるので
なんとか続けたいです。もちろんsage進行で・・
最後に気を悪くなされた方々、本当にすいませんでした。
続き期待しています。
能力の無い者ほど人を批判するからな。
パクリはダメなことだという人もいるでしょうが、
パソコンに文入れるのも、それなりの作業ですし
何より文に顔文字を入れたり、レス返しを顔文字で
面白おかしくしてるとこも、ポルノさんの特筆すべき点ですし……
そういうのを含めて、僕はこの小説期待してます。
応援してますので、頑張ってください！！
続き待ってます
ショックでした。
あと、どーでもいいけど
作者は逃げてんか？
ひっきょーモンやなぁ。
ちゃんとみんなに謝らなぁアカンでぇ。
作者さん気にせずに頑張って下さい！
人の借りなくても作者さんのは十分面白かったですから＾＾
期待してまってます＾＾
てめーの書いた小説をパクられたわけでもね―のにうぜぇんだよ
口ばっかのクセに批判してんじゃね―っての
人のこという前に自分で小説書いてみろｺﾞﾙｧ
臆病モンが山田でレスしろ
てか、むしろ逝け。
山田さんやっちゃえやっちゃえ。
どうせここにいる連中なんてろくな奴いないんだから。
娘が好きできたら腹の立つこと言われるし、ここ最低よ。
どうせ自分で書いたエロイ漫画とか小説とか売ったり読んだりしてる
狭い世界に生きてる人間ばっかりなんでしょ？キモイ！
人を腹立たせるのと自分のをたたせるのが日々の唯一の楽しみ！？
そういう閉鎖空間に来てる以上そこのしきたり
に従わない者が文句を言える立場じゃないって
ことすらわからないんだねぇ。
＞どうせ自分で書いたエロイ漫画とか小説とか売ったり読んだりしてる
＞狭い世界に生きてる人間ばっかりなんでしょ？キモイ！
＞人を腹立たせるのと自分のをたたせるのが日々の唯一の楽しみ！？
何も自分の事をそんなに卑下しなくても・・。
とりあえずsageろって！
ポルノさんが続き書けないだろ！
お前がageてんだろ。氏ね
同人の何が悪いってんだよ！！ムカつくわ！！！氏ね！
たしかにそんなこともあったけど本気になってるあんたが
アホなんだろが。
放置しとけばいいんだよ
どうしてもやりたきゃ案内板なりなんなりいけ
どうせ211は山田だろうけど言うとく。
＞久しぶりに来たらすごく荒れてる！
荒らしてるのは山田だ。
よく読んでみろ。
ポルノさんのﾌｶｰﾂを願ってます。
では、案内板に逝くよ...
スレ汚しｺﾞﾒｿ。
人のせいにしてんじゃねーよ。
自分らのやったこと覚えてねーのかよ。マジ腐ってんよ。ここのやつら。
お前らこそ氏ね。
とりあえず復活きぼん。
言ってる奴はなんでここに来るの？
そんなこと言うならここに来なくていいじゃん。
そんなこともお前らわからんのか？
頭大丈夫か？
しかもこう書くとまたわけわからんこと言う奴おるけどもう書くな！
というわけでポルノさん！いつでもいいので復活して下さい！！
待ってます！
もうこれ以上余計な事すな！
http://mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=imp&thp=1005379821&ls=50
信じてますんで！！
頑張って下さい！！
お前は覚えてんのか。
そりゃあんだけたたかれたら忘れられないわな。
だいたい２１１の言ってることは矛盾しすぎてんだよ。
＞久しぶり
ということはここを前から見てるってことだよね
＞ここ最低
自分も前からきてんのにバカかコイツ。というか
＞腹の立つこと言われるし、ここ最低よ
山田じゃん(w 自分でバラしてんなよ
とりあえず２１１のレスは突っ込みどころ満載。
山田で書くとたたかれるからってばれまくりなことするな。
荒らすなよｳﾞｫｹ
以上。２度とくるな嫌われモン
sage進行っていってんのにこんなにあがってたら作者も始められんだろ。
とりあえずsageろ
はっきりいって他のスレにも迷惑だ
これ以上やりたきゃ案内板いけってば
http://mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=imp&thp=1005379821&ls=50
妄想がお友達だもんね。
自己紹介はすんだか？
あんまり自分の素性明かさない方がいいと思うぞ。
そんなに相手にされなくて生きるのにつらくなったか？
作者さんの代わりに山田が
ここに通うようになってるししマジで死ねよ山田。
それでも、オレは待ってるよ。
安部の【矢口と石川に×××してもらうぞ～作戦！】略して【×××作戦！】（；～＾◇＾）＜・・・
なんて行わなくても矢口が石川に「泊まらせて」と頼べば良いのではないか？
と、思うのだが、それは矢口自身が嫌がった。
（#～＾◇＾）＜だって、下心がみえみえなんだもん・・・（ﾃﾚ
そんなこともないような気がするが・・・どうせ目的は（略
【×××作戦！】の内容・・
それは矢口が三つの嘘をつくことがすべてなのである。
その三つの嘘とは
・鍵をなくして家に入れない
・明日まで家にだれも帰ってこない
・他に行くところがない
この三つの嘘をつけば石川の家へなんの問題もなく泊まれる（ﾊｽﾞ
（●´ー｀●）＜なっちの作戦は完璧だべさ～♪
あと矢口の親には、矢口は安部の家に泊まっていると伝える。
なにかあって、電話されてしまった時も
安部がなんとかごまかすことができるからだ。
う～ん、シンプル。
おそろしい作戦名の割には単純な作戦である。
注）この作戦はあくまで矢口と石川が、一つ屋根の下、二人っきりで
寝るようにするためのもので、×××ができるかできないかは
結局、矢口次第なのである。
あとは、まさに矢口次第である。
（●´ー｀●）＜作戦成功だべさ～！がんばれ～、やぐちぃ～！
石川宅
「ごちそうさま～♪やっぱ梨華ちゃん料理うまいね～♪（ちょっと少ないけど）」
「そーですかぁ？ありがとうございますぅ♪」
ただいま、二人は夕食を終えたばかりである。
石川はだてに一人暮らしをしているわけではないので
料理の腕は良いのだ。
「矢口さん、お風呂わきましたから先に入ってください。
その間に、食器片づけときますから。」
「（梨華ちゃんのエプロン姿だ
）あ、梨華ちゃん先に入って良いよ。これはヤグチがやっとくからさ。」
「え？良いですよぉ～、先に入ってください。」
「良いじゃん。全部梨華ちゃんがやるっていうのも不公平だしさ。」
「う～ん・・・じゃあ、お言葉に甘えて・・」
「はい♪ごゆっくり♪」
石川は風呂場に向かった。
矢口は台所に向かう。
カチャカチャ・・・
「・・・・・ハア・・・・・」
どこかしら疲れたようなため息。
もちろん矢口のものだ。
（；～＾◇＾）＜ふう・・・
「（作戦成功しちゃったよ～・・やっぱりしないといけないのかな・・・？）」
しなきゃいけないってわけでもないんだけどいね・・・
「（でも、やっぱここでやらないとなっちに悪いっていうか・・・
矢口自身も・・・やっぱり・・・）」
矢口自身もなんなんでしょうかね？
「う～・・・・」
カチャカチャ・・・
この石川宅には矢口と石川がふたりきり・・・
矢口は悩んでいる。
石川の気持ちはどうなんだろうか？
相手の気持ちが分からない・・・誰もが苦しむ問題だと思う。
だけどそれが逆に面白いのかもしれない。
矢口にとっては悩むもとなのだが・・・
矢口に聞こえるのは、食器を洗う音と、ちょっとだけ聞こえるシャワーの音。
あとたまに聞こえる自分のため息。
・・・・
とその時！
「キャーーーーー！！！」
！？
このままsage進行でやっていきたいです
やっぱりいい＾＾
これからも頑張って下さい＾＾
ずーっとポルノさんの復活を待ってました。
色々ありましたが、とにかくお帰りなさいませ。
続き期待しています。
復 活 お め で と う !!
ちょっといろいろあったけど
これからも頑張って！！！！
とりあえず、いしやぐマンセー！
これで一安心ですね。
上の見て思ったんだけど、２１１叩いてるやつ（山田だろって言ってるやつ）
こいつも山田？
まわりあおって書き込み増やして荒らしてるように見えるよ。
おいおいお前も山田かい。
そんなつもりじゃなかったんだけどね。
ただ、作者さんの味方はいるってことを言いたかったんだよ。
煽りを見て面白がってた奴とかもいたじゃん。
だからつい腹が立って。
荒らすつもりはなかったのです。ｽﾏｿ
作者さん、復活おめでとうございます。
マンガでいうと、アパートが飛び跳ねるぐらい。
その声の主は、洗いものをしている・・矢口だった。
「矢口さん！？」
風呂場にいる石川にも、もちろんその叫び声がとどく。
ちょうど石川は湯船に入っていたところだ。
「ｳﾜｯ!!!キャーー！！」
矢口の大音量の叫び声はまだ聞こえてくる。
もうこうなったら石川は、いてもたってもいられない。
「矢口さん！今すぐ行きますから！」 ザバーーー！！
石川が矢口のもとに走る。石川発動！
石川の家はそう広くないので、すぐに矢口のもとに行ける。
恋人のピンチに助けに走る、嗚呼、なんてすばらしいのか・・・
「矢口さん！どーしたんですか！？」
「あ・・・り、梨華ちゃん・・・あ、あれ・・」
「あれ！？」
石川は矢口の指差す『あれ』に目をやった。
『あれ』は床で息を潜ませるようにじっとしていた。
小さく、ｶﾌﾞﾄﾑｼをやらかくしたような・・・『あれ』。
そう・・・ゴキブリである。
反感をかうかもしれないが、同じ生物である。
しかし・・ゴキブリというのは・・・・
気持ち悪いのである。
あの動きや、形。じっとしている時の触角の動き・・・
すべてが・・（；～＾◇＾）＜キショ！
（これはあくまで、作者個人の意見です。ゴキブリさん、ごめんなさい）
「こ、こいつが矢口さんをぉ～・・！！」
石川は新聞紙を丸めて敵の前に立つ。
石川は一人暮らしなので、ゴキブリを殺るのは慣れっこなのである。
（；～＾◇＾）＜な、なんか意外・・・
石川ｖｓゴキブリ
「り、梨華ちゃん・・がんばっ・・・！！！」
あれ？矢口さん？石川さんへの応援はどーしたんですか？
・・・あー、その顔は気づきましたね。
そうです。石川さんは今、全裸なのです。
「（わ～・・や、やばいよぉ～！まるみえだよぉ・・・）」
矢口がそんなﾌｼﾀﾞﾗな考えをしている（当たり前かな？）を
している間、石川は「矢口さんの敵は私の敵！」と言わんばかりに・・・
「え～い！！！」
バシッ！！！！
ものすごく嬉しいです。かなり励まされました。
これからも、出来る限り更新していきたいです！
（ネットカフェからだと、結構しんどいですが笑）
風呂場 水攻めで排水溝へカップイン作戦
部屋 ゴキジェット死ぬまでかけてやる作戦
(ゴキジェットが無い場合はバットでミンチ作戦)
更新はいつでもいいですので待ち続けます。
ﾎｾﾞﾑ
(＃＾▽＾)＜ﾏｯﾊﾟなんて恥ずかしい…。
「あ・・・やった・・・。」
見事、石川（全裸）は、ゴキブリ（敵）をしとめた。
「やりました！殺りましたよ！矢口さん！」
矢口に近づく石川。
「う、うん。あ、ありがと・・・（うわっちゃー！ちょっと石川さん！
そんな、そんな格好で近寄らないでー！）」
「？どーしたんですか？」
「え、え？なんでもないよ（もうー、まともに顔見れないよ・・・・）」
「見て下さい！ホラ！敵の亡骸！」
「あ、うん。すごいね・・なんかバラバラになった肉片とか体液が・・・ん？」
・・・・（ゴキブリを潰した時を思い出して下さい。）
キャーーー!!!!!！！！！！！
本日２叫び目
「どうしたんですかぁ？ホラホラ！」
これはゴキブリ嫌いな矢口にはたまったものではない。
それにしてもなんと奇妙な光景だろう・・・
全裸の女の子が潰れたゴキブリをもって女の子を追い回している。
安物のコントか？
全裸 ｺﾞｷﾌﾞﾘ
↓ ↓
三三（ ＾∇＾）／● 三三（；～＾◇＾）
「ちょっ！近寄らないでよーーー！！！」
「え・・・・・・・」
その声と共に立ち止まる石川。
顔は下に向いている。
この異変に矢口も気づく。
「・・・ど、どしたの？急に？」
「・・・・・ひっく・・・ひっく・・・」
！？
「矢口さん・・石川のこと・・嫌いになっちゃたんですね・・・ひっく・・」
「・・・・（なんでそうなるのーーーー？）ち、違うよ！」
「ほ、本当ですか？」
「う、うん。もちろん！」
「神様に誓って？」
「うんうん！キリスト様でも阿弥陀如来様でもなんでも！」
「じゃあ、愛してるって言って下さい。」
・・・・・
ﾊﾟｰﾄﾞｩﾝ?
「う・・じゃあ、やっぱり石川のことが・・・」
「・・・・・・・・・・」
この性格、別に石川が悪いわけではない。
生まれもっての性質、考え方など、それらの和が
『人に嫌われるのがコワイ』『大切なものをなくすのがコワイ』
などという心を常人以上につくりだしているだけである。
もちろん矢口だってこの石川の性格、把握しているはずである。
そしてその矢口がとった行動は本能的に・・・・
「・・・ひっく・・」
「梨華ちゃん・・・」
「はい？・・・」
愛してる・・・愛してるよ・・・
！！
『愛してる』という言葉程、気軽に言ってはいけない言葉はない。
矢口は、マジだ。
「矢口さ～ん・・・・」
石川に近づく矢口。
子供が親にすがるような顔をする石川。
「ほらぁ！笑って笑って！敵を倒したんでしょ？」
石川の涙を指で拭きながら言う。
「ありがとうございます・・・」
「勝者は笑わないと！ほらあ！」
「は、はい！そーですよね！」
石川の顔が朝日のように輝く。
『やっぱり梨華ちゃんは笑った方が可愛い』
心底思う矢口であった。
「あははは！そ、その笑顔をヤグチはまってた！」
「じゃ、これ記念にあげます」
「うん・・・ん？この新聞紙って・・・」
・・・・・・
ギャーーーーー!!!！！！！！
三叫び目。
石川さんがおとしてくれました(笑)
ゴキブリは個人的に苦手です・・・（ｗ
（ ＾∇＾）＜頼もしいですねぇ～
（～＾◇＾）＜（あんたも十分頼もしいよ）やっぱり一家に一人はそういう人いないとね
（ ＾∇＾）＜一家に一人！名無し男さん！なんと×××万円！
（；～＾◇＾）＜売るのかよ！
ごめんなさい（ｗ
>>254
（～＾◇＾）＜更新をまってくれてる人がいるって幸せだよね
（ ＾∇＾）＜こんなしょーもない小説を・・・
（；～＾◇＾）＜この小説にあんたも出てるって・・・
（；＾∇＾）＜私出てないですよ～・・
（～＾◇＾）＜じゃあ、あんた誰？
（；＾∇＾）＜ちゃ、ちゃ～み～で～す♪
（；～＾◇＾）＜現実逃避はよそうよ・・・
保全ありがとうございます！
（～＾◇＾）＜ﾎｾﾞﾝ♪
（ ＾∇＾）＜なんばしよっとかぁー！
（～＾◇＾）＜なにそれ？
（ ＾∇＾）＜ﾎｳﾍﾞﾝ
（；～＾◇＾）＜無理があるね・・・
（；＾∇＾）＜はい・・・
>>256
今もネットカフェでがんばってます！（ｗ
（ ＾∇＾）＜ネットカフェでムカツクやつっていますよね～
（～＾◇＾）＜うるさいやつとか？
（ ＾∇＾）＜まあ、それもあるんですけど、作者的にいわせると
（～＾◇＾）＜？
（ ＾∇＾）＜いちゃつく奴。
（；～＾◇＾）＜（寂しい。。。）
全裸でゴキブリと戦う石川。有りですか？
個人的には有りです（ｗ
（ ＾∇＾）＜あの時は、矢口さんを助けるために必死だったんですよお
（～＾◇＾）＜おお～、嬉しいなあ。
（ ＾∇＾）＜矢口さんのためなら、地獄の底まで全裸で行けます！
（；～＾◇＾）＜（全裸じゃなくても良いけどね）
俺の場合さすがにゴキブリの残骸はグロいから
極力そのままの形で始末する様に心がけてます（こびり付いてるやつとか取れんし）
それから羊の方のスレが復活？したみたいなので気が向いたらいらしてくださいな
「（～＾◇＾）^▽^）～やぐいし大好き～」
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1006533908/
湯船には、さっきの冷や汗をすっかり落とした矢口がいた。
「ふう・・・」.｡o○
矢口は、さっきの石川の行動にうれしい反面、ちょっとした疑問を感じていた。
『ヤグチは、あーいう時になりふりかまわず、梨華ちゃんを守ることができるのかな？』
ﾌﾞｸﾌﾞｸﾌﾞｸ・・・（泡の音）
『ここに来たのは・・・梨華ちゃんとの関係を深めるためだけど・・・・
梨華ちゃんは・・・・
－－－－－－－－
恋人には・・・Ｈは必要なのかな・・・』
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
「あ、矢口さん。あがったんですか？」
「・・・・・うん。」
この時、矢口は心に決めていた。
『もう、進むしかない、進まないとなにも始まらない』のだと
・
服を着ても
髪をかわかしても
テレビをみても
歯磨きをしても
石川と笑いあっても・・・・
ふっきれた矢口の心は変わらなかった。
そして・・・・・
「－－！・・・うん、いいよ」
「じゃあ、私はソファーで寝ますんで・・・－－－－」
「あ！いいよいいよ！一緒に寝よ！」
「え？いいんですか？」
「うん！恋人じゃん、ウチら」
・・・・よく、言ったべ矢口。(●´ー｀●)
最初は、とまどったようにみせた石川も
ニコっと笑い「いいですよ」と言った。
・
ベットに入る二人。
「じゃあ、電気消しますよ～」
「はーい」
パチ
・・・・・・
「友達」としてではなく「恋人」として・・・
自然に胸が高まる。
自分でもわかるぐらいに心臓が活性化。
まるで、大舞台に立つ直前のような緊張感。
緊張しぃの矢口にはたまらない。
一つのベッドに二つの身体。
しかし、2人の背中はお見合いをしていた。
やぐちぃ～、しっかりぃ～・・・・(●´ー｀●)
「（・・・・ってか、ヤグチ緊張して身体が動かないよぉ・・・
せ、せめて・・・・この固まってる足でも伸ばして・・・・）」
グググググ・・・
「（う・うごかない・・・・・もう・・・・・こんなんじゃ・・・・）」
暗闇と静けさが2人を包む。
おれは残骸は極力見ないようにしてます・・・
（ ＾∇＾）＜このごろ、ゴキブリの変わりにネズミが出始めました。
（～＾◇＾）＜天井裏で運動会してるよね。
（ ＾∇＾）＜開会式とかあるのかな？
（～＾◇＾）＜う～ん、メルヘンチックぅ
>>266
ありがとうございます！あのスレ復活ですか。ネタは前のスレで出し尽くした
気もしますが（Ｗ。思いついたら書きたいですね。
（～＾◇＾）＜なつかしいなぁ
（ ＾∇＾）＜ネタがないので寝た。
（～＝◇＝）＜ＺＺＺＺＺ・・・
（；＾∇＾）＜ああ！矢口さんが寝てどうするんですかぁ～！
ヤグチがんばれって感じですね。
この先は長い 時間はまだまだあるから
ﾏﾀｰﾘ ﾏﾀｰﾘ
ﾏﾀｰﾘﾏﾀｰﾘ
・
・
・
「・・・・・・・」
どれだけの時間が過ぎただろうか？
ベッドの中でなにもできず、ただじっとしている矢口にとっては
とてつもなく長く感じる時間。
やはり、こういう経験をしたことがない二人が
初めの一歩を踏み出すのには、なにか抵抗があるのだろう。
（といっても石川の気持ちは分からないが）
「（こんなんじゃ・・意味ないじゃんか・・・
でも・・身体動かないし・・・・）」
食べたことのないものを
食べないと味が分からないように、
このまま何もしなければ
なにも変化がないのだ・・・
それが、美味しくても、不味くても・・・
もちろん、さっきの決意とは裏腹に
このまま何もせずに過ごしても良い。
でも矢口は・・・
「（ドキドキしてるのと、色んなのが合わさって
落ち着かないよ～・・・・）」
矢口にとって、石川に寝られてはもちろん困るのだが
気が楽になるのは確かだ。
「ん・・・（ちょっと、確かめないと・・・）」
考えたり、悩まないですむ
決定打になるのだから・・・・
「り・・・梨華ちゃん・・・？」
心なしか震える声。
「・・・・・・・もう、寝たの・・？」
返事がない。
矢口たちに聞こえるのは、かすかな時計の動く音だけなのだから。
「（・・・・・・・・もう寝たかな・・？じゃ、じゃあ
ヤグチもさっさとあきらめ・・――――）」
「起きてますよ・・・？」
！！
石川は・・・起きていた。
「梨華ちゃん・・・・」
矢口は、石川の方に身体を向けた。
すると、今まで矢口に背を向けていたと思っていた石川は
実は矢口の方を見ていたのだった。
>>274
ありがとうございます！
保全ありがとうございます！
やる気全開です！（ｗ
（ ＾∇＾）＜ぅおおおーー！！！！！！！！！！！
（；～＾◇＾）＜な、なに！？
（ ＾∇＾）＜やる気全開ーー！！！！
（；～＾◇＾）＜静かになりなさいって！
（ ＾∇＾）＜のび太くーん
（；～＾◇＾）＜そら「しずか」やろ！
>>273
ﾏﾀｰﾘﾏﾀｰﾘ
毎度あいがとうございます！
（ ＾∇＾）＜この先長いっすねぇ・・・
（～＾◇＾）＜うん、２００２年も始まったしね。
（；＾∇＾）＜うーん・・・・
（～＾◇＾）＜・・・・・
（；＾∇＾）＜話しありませんね・・・
（；～＾◇＾）＜ネタ切れ必死・・・
>>276
ありがとうございます！
プラスどんまいです！
（ ＾∇＾）＜あ、そーいや２００２年ですね
（～＾◇＾）＜う、うん。そだね。
（ ＾∇＾）＜なんかこの頃、大食いの番組が多いですね。
（～＾◇＾）＜多いよね～。
（；＾∇＾）＜（はぁ・・・オチが思い浮かばない・・・）
更新ガンバです
とても面白いお話しで続きが気に成ります
途中、色々有ったようですが無事存続できて良かったです
これからもがんばってくださいね。
一応、保全ｓａｇｅときます。
一応保全sage
正直、矢口は一瞬、まるで幽霊でも見たような表情をした。
あるはずのない事、と思っていたことが、あったからだ。
そして、さっきまで抱いていたモノが
一気に吹き飛び、今、矢口のなかにあるのは
驚きという感情だけであった。
一方の石川は、なにを思っているのかが分からない上に
表情は、まるで仔犬のような、なにか訴えるようなもの。
それでいて、目には意味不明の涙が溜まっていた。
二人、なにかを話しだそうともせず
見つめ合っていた。
胸が熱くなるようなジカンを壊したのは
石川であった。
石川のなかで、なにかが弾けたかのように
矢口の胸で声を出して泣き出したのだ。
「うああぁぁ！！」
今まで目に溜まっていた涙は、その衝動で、流れ
顔をつたい、シーツへ、また矢口のパジャマにも
いき届いていた。
矢口は理由もわからず、
泣いている石川に対して何もできなかった・・・
矢口はただ、さっき石川が寝ていたところを見ていた。
気が抜けたように・・・
梨華ちゃん・・・？
なんで泣いているの？
その涙のワケはなに？
わかんないよ・・・恋人なのにさ・・
なにをしたらいいの・・・？
なにが梨華ちゃんをそんな風に・・・？
わかんないよ・・・
わかんない・・・
そして矢口もまた、
自分がコイビトを理解できない
はがゆさに
涙を流した。
保全等、レスしてくれた方には感謝しております。
>>282
（ ＾∇＾）＜なんのスタンバイですかねぇ・・？
（；～＾◇＾）＜え？さ、さぁ？？？
（ ＾∇＾）＜スタンドバイミ～♪
（；～＾◇＾）＜（梨華ちゃんが鈍感で良かった・・）
>>283
>>285
（ ＾∇＾）＜保全とかけまして、消費税３㌫とときます。
（～＾◇＾）＜その心は？
（ ＾∇＾）＜「やってくれると嬉しい」
（～＾◇＾）＜・・・安易・・・
（～＾◇＾）＜ありがとうございます。
（ ＾∇＾）＜まぁ、矢口さんのファンの方ですか。
（#～＾◇＾）＜いやぁ、嬉しいっすねぇ。
（ ＾∇＾）＜あはは、実は私ファンですよ。
（；～＾◇＾）＜なにを根拠に言ってんの？
>>286
（～＾◇＾）＜すいません。大丈夫です。ありがとうございます。
（ ＾∇＾）＜帰ってきたぞ♪帰ってきたぞ♪う～るとら～ま●ん～♪
（～T◇T）＜梨華ちゃん・・赤白帽をそんな風に・・・痛いよ・・・
やっと読めましたー！
長かったー！
そういえば、
>>999
みたいなのがありますけど、
なぜか、２つ前のレスにジャンプしちゃうんです。
なぜなんでしょうか？
と、問う。
その答えは万人共通なわけがないだろう。
ある者は、「それなしでは生きられない」と答えたり
ある者は、「恋は多くの愚かさにすぎない」と答える。
この矢口、石川が、どういう価値観を恋愛に抱いているかは
さだかではないし、おそらくはそんなに深く考えたことは
ないだろう。
『愛の光なき人生は無意味である』
戯曲や詩・評論・歴史書も数多く著した
シラーの愛の名言である。
一見、この言葉を聞くと、「愛」「恋愛」というものを
明るい、華々しいものだと考えてしまうが
例によって光には影ができてしまう。
けして、楽しい「恋愛」など永遠にできるわけがない。
愛することによって落ち込んだり、苦しんだりするのだ。
今、矢口は、「影」の中にいる。
恋によって悩むことは素晴らしいことだ、という考えは
できないのだろうか・・・・？
>>294
>>296
あ、本当ですね（ｗ
気にしないでおきましょう（ｗ
（；～＾◇＾）＜いいかげんな・・・
（ ＾∇＾）＜dat落ちしたらどうしましょうかね。
（～＾◇＾）＜でも、これ相当放置しないと落ちないよ。多分。
（；＾∇＾）＜相当してるよーな・・・
（；～＾◇＾）＜すいません！がんばります！
>>295
毎回ありがとうございます！
（～＾◇＾）＜しかし、こんなプチ更新は良いのかね。
まってくれてる読者がいるだけで
すごく感謝しなければならないのに。
すいません。まじで。
ついやっちゃうんだよな、コレ。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
すこし肌寒かった。
周りは明るかった。
鳥の声が聞こえた。
そう、朝を迎えたのである。
あのまま、いつの間にか眠りにオチテ・・
矢口が先に目が覚めたらしい。
胸のなかにはコイビトが寝息を立てている。
今日は日曜日である。学校はない。
ベットから出る。
石川の泣き疲れた顔が目に入った。
思わず見入る。
胸が熱くなった。
また泣きそうになった。
「帰ります。昨日はありがとう。」
とだけ紙に書いて目につく場所に置いて
石川が起きないよう、出て行った。
――――――――ごめんね、梨華ちゃん・・・・
そう、呟いて。
まだ、早朝と呼べる時間なので
家の中は、静かで誰も起きてないようだ。
自分の部屋に戻った。
いつもと同じ、見慣れた部屋。
ちょっと散らかった服、ベットにいる大きなプーさん。
昨日と何も変わらない。
変わっているのは自分の気持ちだけだった。
矢口は思わず、プーさんに抱きついた。
「しげるぅ・・・・」
名は『しげる』
「ヤグチ・・、なんか、わかんないよ・・・。
昨日の涙が、なんなのか・・・。
コイビトなのにだよ？
まだ梨華ちゃんとの間に壁があったのかな・・？」
しげるに話し掛ける。
だが、しげるはあの愛らしい表情のままだった。
？
なにかが光っていた。
「・・・・・・・・携帯・・・・」
そう携帯電話だった。
着信メールがあると、合図がある。
矢口は石川の家に携帯電話をもっていかなかった。
二人だけの空間
二人だけの時間
を携帯電話があると創りにくいと考えたからだ。
「・・だれだろ・・・・？」
折りたたみ式の電話を開け
着信メールを見る。
「なっちからだ・・・・・」
このメールから、矢口はあの『涙』のワケを知った。
石川、来月からある、アメリカへのテニス遠征
の誘い受けてるんだって！
しかも、その遠征２年以上あるらしいよ！」
出会い、別れ、
笑顔あり、涙あり、感動ありの季節である。
この季節、ある女の子がある場所にいた。
ある女の子とは矢口である。
「もしもーし、なっちぃ？」
『おう、矢口？』（●´ ー ｀●）
安倍なつみ。矢口のクラスメイトであり、良き相談者でもある。
『今、そこにいるの？』
「うん。当たり前じゃん。」
『あんたも良く我慢したねぇ、偉いべさ。』
「いや、偉いとかじゃなくてさ・・・」
『愛の力だべか～♪』
「ち、ちが・・・わないけど・・・。」
『あはは♪やっぱ正直だねぇ、矢口は。』
「ヤグチだってあの日がなかったら、無理だったよ・・・」
『あの日？・・・・あぁ・・・
・・・
・・
・
矢口が走って、石川の家に戻った日。
・
「ハァ・・・・ハァ・・・・」
走っている間、矢口の中で今までの出来事すべてに
一本の線が通った。
おそらく石川は悩んでるのだ。
テニスをとるか
コイビトをとるか・・・・
もちろん馬鹿げた選択かもしれない。
大抵の人は後者をとるかもしれない。
しかし、石川にとって
テニスがどんなに楽しく、好きなことであるかを
矢口は知っていた。
息があがっている。
肩で息している。
久しぶりに走った。
そんなことは、今の矢口の頭の中になかった。
ピーンポーン
音が部屋中に伝わる。
「梨華ちゃん・・・・」
・
出てこない。
まだ寝ているのかもしれない。。。
それとも他に理由があるのかもしれない。。。
「梨華ちゃん！梨華ちゃん！」
今はまだ朝だ。
大声を出しては周りに迷惑になる。
やはりそんなことは、今の矢口の中にない。
しかし、段々声が小さくなる。
涙が邪魔をする。
「梨華ちゃん・・・・お願いだからさぁ・・・
出てきてよ～・・・。」
「そんな・・・自分だけで、解決しようとかさ・・・
思わないでよ・・・。
矢口たちコイビトじゃんかぁ・・・・ひっく。。。
コイビトだったら、悩みとか苦しみ、
色んなことをさ・・・分け合おうよぉ・・・」
・・・・
・
ガチャ・・・
！
扉が開いた。
石川が立っていた。
「梨華ちゃん・・・。」
石川が矢口を抱きしめた。
ちょっと強く、ギュっと。
まるで、二人の中にまだある
お互いの知らないところを
埋めているように。
矢口が泣き止むまで・・・・
ちょっと静かになった。
矢口も泣き止んだ。
周りはさらに明るくなっている。
「矢口さん。私、決めました。」
「え？」
「私、アメリカへは行きません。」
「――――――！！」
・
「私、昨日実はすごく落ち込んでて、
矢口さんにこのまま、黙ってて良いわけないなって・・・
でも、言おう、言おうと思っても
矢口さんの笑顔、に遮られたっていうか・・・
この笑顔が見れなくなるのを思うと・・・
とても言いだせなくて・・・・
それで夜あんなことに・・・
馬鹿ですよね、ホント。」
「梨華ちゃん・・・・」
矢口はこの時、自己嫌悪した。
あの夜、あの時、自分はなにを、
なんのことで頭がいっぱいだったか・・・
（ヤグチが馬鹿だよ・・・）
自分のことばかり考えてた。
カラダのつながりばかり考えてた。
石川の本当の気持ちがわからなかった。
本当は苦しんでいたってことを・・・
！
「アメリカへは行きません。
コイビトを置いては行けませんもん。」
「―――梨華ちゃん、、、」
そういえば、矢口は石川が「行くか、行かないか。」
について、自分の希望を考えてなかった。
そりゃあ、矢口にとっては石川にそばにいて欲しい。
毎日会いたい。毎日話したい。
毎日笑い合いあい。。。。
（でも・・・でも・・・なんか・・・）
「え？」
「だめだよ。アメリカに行きなって！」
「矢口さん！？」
（なに言ってんだろ、ヤグチ。）
「石川・・・石川はテニス好きなんでしょ！？
だったら・・・行かなきゃ・・・。」
（梨華ちゃんには、ずっとそばに居て欲しいハズなのに。）
「で、でも―――。」
「大丈夫だよ。。。２年かそこらぐらい。
メールもする、電話もする。」
（本当に良いのかな・・・ヤグチ。）
「矢口さん・・・・」
矢口の『優しさ』に触れたから。
矢口が石川に抱きついた。
「それにさ・・・・」
（あぁ、そうか・・・・）
『恋人の夢を、応援しない恋人なんていないじゃん？』
そう聞いたら
石川はまた、昨日のように矢口の胸で泣きだした。
涙の理由はまったく違うが・・・
この時、矢口は『恋人』の意味が
ほんのちょっと分かった気がした。
・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
あれから、あの日から２年経った。
「あの日がなかったら、もしかしたら
後悔してたかもしれないよ。
ヤグチも、梨華ちゃんも。」
『・・・・ふふ♪なんか大人になったね！矢口！』
「もうっ！ちゃかさないでよー！」
『いや、本当だべさ。』
「・・・・・・・もう・・・。」
『あは♪可愛い。』
「あ、もう時間だよ！」
『！、そう。んじゃね。がんばって。』
「うん、アリガト・・・」
・
安倍との電話を切る。
そして、石川を出口で待つ。
（あ～、なに最初に話そうかなぁ・・・
ドキドキするよぉ～！）
ドキドキする。緊張する。
だが、嫌な緊張感ではない。
むしろワクワクする。
矢口は『恋人』っていうのは
なんなのかついて考えていた。
答えは出なかった。
しかしそれでも良い。
二人はまだまだこれからなんだ。
一人で考えてないで、二人で考える。
これが『恋人』への第一歩ではないか。
それでからでも、答えを出すのは
遅くない。
そう、二人は。
（あ・・・！）
二人はこれから色んなことに
喜び、悲しみ、悩むかもしれない。
でも良いじゃないか。
それが恋愛であって、『恋人』への
神が与えた試練なんだ。
向こうから、女の人が走ってきた。
手を振っていた。
矢口も、いつの間にか走り出していた・・・・
春。ある恋人の１シーンである。
いしやぐ小説【Century Lovers】 完
2001年08月28日(火)から2002年04月29日(月)まで
連載です。
途中に色々問題がありました。
その点については本当に申し訳ないです。
しかし、この作品は色んな人に読んでいただきたい気がします。
>>299
哲学ですか。そんなたいそうなモンじゃないっす（W
（ ＾∇＾）＜「てつがく」ってなんですか？
（；～＾◇＾）＜えっーーーと・・・・
（ ＾∇＾）＜「てつがく」ってなんですか？
（；～＾◇＾）＜ぼうや哲の麻雀論だよ！
>>300
おめでとうございます！（W
（ ＾∇＾）＜ナイスゲット！
（～＾◇＾）＜ずざー
本当にご愛読ありがとうございました。
また、会う時まで。
（ ＾∇＾）＜（～＾◇＾）＜いしやぐ！
思えば長かった８ヶ月…
ってウソです（ｗ
ネットを初めて２ヶ月ぐらいなので（ｗ
でも…(・∀・)＜ヨカタ！
May their days be bright!
一時期はどうなるかと思ったけど
ｶﾑﾊﾞｯｸ賞ものの鮮やかな復活!!
( T▽T)＜感無量ですぅ～
いろいろあったようですが、最後までこの作品が読めて嬉しいです。
音楽でも聴いてﾏﾀｰﾘしてください（ｗ