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朝中吹奏楽部!
- 1 名前:圭子 投稿日:2001年08月31日(金)23時45分23秒
- 初めまして、
娘。の部活モノを書きます、相当の駄作ですが、書かせて頂きます。
マイペースなので更新は遅い方かもしれませんが。よろしくお願いしまふ。
- 2 名前:圭子 投稿日:2001年08月31日(金)23時53分33秒
- 朝娘中学校。全校生徒約300人 という小さな中学校である。
運動部に力を入れており、野球部は試合負け無しと言われるほどの成績。
一方文化部は、文化祭くらいしか活躍する場がなく肩身も狭い。
そんな学校に不満を持つ少女達がいたり・・・?
−朝娘吹奏楽部。
『部長』
部員9名。ホントにこんな部でやっていけるのか迷ってた、退部だって考えたし。
ましてや部長なんてさぁ。
「今日から部長になります。飯田です・・・えっとぉ、1年生も入ってきて私なんかに出来るかどうか分かんないけど。
と・・・とにかくよろしくお願いします。」
なんか気分のんないなぁ。好きで部長なんかなったワケじゃないし・・・・・。
『副部長』
部長になんなかっただけでもまだマシだけど、何か嫌だなぁ。
副部長なんて微妙だし。
「えと、副部長になりました。保田です。色々あると思うけどよろしくお願いします。」
ありきたりだしさ〜。
- 3 名前:圭子 投稿日:2001年09月02日(日)14時05分33秒
- 『顧問』
部活中に金髪のおじさんがやって来て、こんな事を言った。
「はい、皆さんこんにちは。新しくこの朝中吹奏楽部の顧問となりました、
つんくです。変な名前思たやろ?まっええわ。とりあえずよろしくな。」
・・・・本当にこんな人が顧問なのぉ?
部長としてやっていく自信がますますゼロに近づいてる気がした。
『新入生』
前から吹奏楽部って憧れやったん。
顧問も同じ関西の人やし、先輩もいい人そうやし、楽しくいけそうやん?
「これからクラリネットをする事になりました加護亜依です。
まだよく楽器の事は解らないけど、これから頑張っていくのでよろしくお願いします!」
標準語もバッチリやな。我ながら完璧や。
へへっ、楽しみだなぁ。亜依ちゃんとおんなじ部だし・・・。ふふっ。
パーカッションっていろんな楽器できるんだよね〜♪
「えとぉ、パーカッションをすることになりました。辻希美です。
一生懸命がんばるのでよろしくおねがいします☆」
がんばるぞぉ〜!
・
・
・ こうして2001年の朝娘中学校吹奏楽部の活動が始まった。
- 4 名前:説明。 投稿日:2001年09月02日(日)14時19分00秒
- これから出る楽器などの説明をします。
クラリネット。
吹奏楽の中では一番一般的な楽器???です。
全体が木でできている(プラスチック製もあり)木管楽器で、色は主に黒。
日や水に弱く、あまり長時間日光にあてると変色したり割れたりすることもあるそうな。
パーカッション
主に打楽器系。小太鼓(スネアドラム) 大太鼓(バスドラム) シンバルなど
たくさんの楽器を使用するのでする人は色んな楽器をマスターしなければいけません。
簡単に見えてムズカシイです。
パーカッションの友達は入部4ヶ月目にして9つの楽器担当したとか。
- 5 名前:圭子 投稿日:2001年09月06日(木)00時13分18秒
- クラリネットパート。
矢口「えと、これが*グリスっていって、この楽器を繋げる部分のこのコルクで出来てるところに塗るの。」
薬用リップのような形をしているグリスを持って、先輩の矢口は加護にクラリネットの説明をしていた。
「じゃ、これ加護ちゃんのグリスね。」
加護は矢口の持っていたグリスを手渡された。
加護「ハイ。ありがとうございます。」『これホントにリップと間違えそうやわ。気ィつけな。』
制服のポケットに入れた。
矢口「じゃさっそく練習行こっかね。安倍せんぱーい!?」
矢口が楽器庫から呼ぶと、安倍が走ってやって来た。手にはクラリネットを持っている。
「何ぃ。やぐちぃ。」小柄であまり3年生には見えない。
矢口も2年生にしてはずいぶん小柄な方だが・・・。
- 6 名前:圭子 投稿日:2001年09月06日(木)00時14分47秒
- 人が来ないっす〜。(T▽T)
とりあえず今夜も更新。
- 7 名前:説明。 投稿日:2001年09月06日(木)00時17分28秒
- グリス
管楽器に必要な道具。
楽器の接続部分にぬる本当にリップみたいなモノです。すべりが良くなります。
- 8 名前:芥龍 投稿日:2001年09月07日(金)15時04分36秒
- パーカッションって大変ですよ。(中高とやってました)
吹奏楽での位置付けは、『他のパートがやらない楽器全部』ですからね(苦笑)
曲によっては「目覚し時計」「タイプライター」「ビールジョッキ」「手拍子」とか
平気で譜面に出てくるしね……
辻ちゃんが出来るか見守っていきたいと思います。
(感想じゃないなぁ……ゴメンなさい)
今後も期待してますよ
- 9 名前:圭子 投稿日:2001年09月08日(土)01時12分43秒
- >芥龍さん
目覚まし時計とかも使うんですか?かなり驚きました。
パーカッションってかっこいい感じで、ブラスの中では一番好きなパートです。
これからも頑張っていくのでよろしくお願いします。
( ´ v`)<一生懸命がんばります!!
- 10 名前:読んでる人 投稿日:2001年09月09日(日)10時48分54秒
- なんかおもしろそう
期待してます
- 11 名前:圭子 投稿日:2001年09月20日(木)20時40分08秒
- 期待に応えられるよう頑張ります!!
- 12 名前:圭子 投稿日:2001年09月20日(木)21時17分13秒
- 小柄な加護・安倍・矢口のクラリパート。
矢口「そろそろ練習行きましょー。」 安倍「あぁ。そうだね。行こっか☆」
安倍「加護ちゃん。えーと、水飲み場のトコね。」 加護「はぁい。」
安倍と矢口の後ろを加護がサクサクと歩いて付いていく。
加護には疑問があった、『矢口先輩・・・なんで髪金パツなんに怒られへんのやろ。
3年にも目ぇ付けられてないみたいやし。羨ましい限りやわ』
矢口の髪型に見とれていると・・・・ゴンッ! 誰かにぶつかってしまった。
- 13 名前:説明。 投稿日:2001年09月20日(木)21時18分06秒
- 「いっった・・」加護が見上げるとぶつかった相手は3年生くらいの男子だった。
これから部活なのか、野球部のユニフォームを着ていた。
「てめぇちゃんと前見て歩けよ。ブラスはこれだから困るよなぁ。」そう言って加護の睨みつけて去っていった。
『・・・・なんやねんあれ。調子狂うわ、腹立つー。』男の後ろ姿にガンをとばす加護の表情には、やはり関西っ気があった。
「加護ちゃん大丈夫?あんま気にしない方がいいよ。野球部って調子のってるからさ。」
加護の様子を見て安倍が声をかけた。
「あっハイ!大丈夫です。」『いかんいかん。うっかりやってしもたわ。気ィ抜けへんな。』
そんな事を考えながら、練習場の水飲み場へ向かった。
- 14 名前:圭子 投稿日:2001年09月20日(木)21時20分13秒
- 水飲み場にて。
加護たちよりも早く練習場に来ている生徒がいた。
髪はショートでボーイッシュな感じだが、目はぱっちりとした二重で美少女顔をしている。
手に持っている楽器はクラリネットよりも大きく、地面に直接ついている。
持ってきたパイプイスに腰掛け、加護たちを待っていた。
「まだかなぁ。先輩たち・・・・。」
- 15 名前:圭子 投稿日:2001年09月20日(木)21時22分50秒
- 訂正
13のところ名前が「説明。」になっているけれど、
本当は「圭子」です。
というわけで今夜久々に更新。
- 16 名前:名無し読者 投稿日:2001年09月21日(金)15時22分20秒
- クラリネットより、サックスとかトランペットの方が
一般的だと思うけど・・・
更新、がんばってください。
- 17 名前:芥龍 投稿日:2001年09月22日(土)15時26分27秒
- >作者殿
別に目覚まし時計を叩くのでなく
いわゆる「ジリリ」となるベルのスイッチを入れるパートなんです。
ちなみに時計が無い時はトライアングルでと指示もかいてあったりします。
- 18 名前:パク@紹介人 投稿日:2001年09月26日(水)14時59分37秒
- こちらの小説を「小説紹介スレ@青板」に紹介します。
http://mseek.obi.ne.jp/cgi/hilight.cgi?dir=blue&thp=1001477095&ls=25
- 19 名前:圭子 投稿日:2001年10月07日(日)17時39分20秒
- >16
サックス&トランペットはこれから出していく予定です。
とりあえず今は「加護クラリ編」って感じですね。更新がんばります(^〜^0)
>17
この前電話を使ってる曲を聞きました(多分「007」だったかな?)
パーカッションってほんとに色んな楽器しててすごいなぁ、と思いました。
憧れます。(作者はサックス担当してます。)
最近「ザ☆ピ〜ス」を演奏する機会があって楽譜をもらったんですけど、
かなり難しかったです・・・・。
- 20 名前:圭子 投稿日:2001年10月23日(火)19時22分21秒
- 加護はさっきの野球部の男子の事ばかり考えていた。
『文化部が肩身狭い言う話は聞いとったけど、あれはないやろ。ったく。』
【ブラスはこれだから困るよなぁ。】
その言葉だけが頭の中をグルグルと巡っていた。
眉間にしわを寄せ、唇の先をとんがらせる加護の顔は可愛らしくもあった。が、
やはり今時の中学生からはどこか違うオーラが漂っていた。
「先輩達おそいですよぉ〜。」
すこしトーンの低い声が耳に入ってハッとした。
気がつくと水飲み場に着いていたのだ。
「ごめんよっすぃ〜。加護ちゃんに楽器の説明しててさぁ〜。」
矢口がそう言うと、「よっすぃ〜」は加護の方に目をやった。
「加護ちゃん?えっとぉ私2年の吉澤ひとみっていうの。よろしく。」
感じの良い人だった。誰からも好かれそうな人だなと一目見てよくわかった。
「まぁ〜今日はそだね。加護ちゃん来たばっかりだしさ。今日は練習ナシで、
話しよーよ!」安倍がにこにこ笑いながら言った。
「キャハハッ♪それいいですね〜。」賛成する矢口。
「ん〜とぉ。じゃぁ〜。亜依ちゃんなんか質問とかある?」と吉澤。
加護は質問する材料を探した。その材料は案外と近くにあった。
- 21 名前:圭子 投稿日:2001年10月23日(火)19時23分40秒
- 加護は質問する材料を探した。その材料は案外と近くにあった。
「あのぉ吉澤先輩の楽器って何て言うんですか??」
吉澤の楽器は加護が初めて見る楽器だった。
「あぁ、これ?これね〜バスクラっていうのバスクラリネット。一応クラリの仲間。
かっけ〜っしょ?音とかも超かっこいいんだよ〜。」
吉澤はとても自慢気に話していた。
『バスクラなぁ・・・確かにかっこええかも・・・・。』
加護はそう思った。
- 22 名前:圭子 投稿日:2001年10月23日(火)19時27分23秒
- なんかつまり過ぎて見にくいですね・・・
今度から気をつけます。ごめんなさい。
なんかかぶってる所あるし・・・。(T_T)
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